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2015-10-11 18:45
貧しい家に生まれ子供の頃に辛い思いをしたので、努力して貧困を抜け出し金持ちになった・・・と言う「夢の実現」はアメリカンドリームのステレオタイプでしょう。貧困を抜け出して金持ちになった彼や彼の家族は物質的に豊かになったかも知れませんが、社会の貧困問題は何も解決していません。それどころか、彼のような「努力によって貧困から抜け出せた例」によって、「努力すればだれでも貧困から抜け出せる、だから貧困は自己責任」と言う理屈をバックアップさえするかも知れません。曰く「金持ちになったのは本人の努力の賜物。逆に貧困は怠け者の代償・・・」。アメリカの財閥、富豪たちは、そのようなアメリカンドリームの話を歓迎することでしょう。(その実、「成り上り者」として、軽蔑して利用価値が無くなれば足を引っ張る事でしょう。・・・自分達もかつての「成り上り者」であった事を棚に置いて・・・)頑張って努力して、自分達富豪の仲間入りを目指しなさい・・・と貧困層に上から目線で呼びかけます。貧困層に限らず庶民がみんなアメリカンドリームを夢見て追いかける限りにおいては、金持ちは目標であり、憧れであり、不公平による非難の対象ではありません。階級闘争は起きませんので、富裕層は安泰です。

それに対し、貧しい労働者階級に生まれた者達が、何の生産性も無い労働をしない「資本家階級」によって搾取されるのはおかしい、もっと自分達の労働の対価に見合った報酬があって然るべきだ・・・と、貧しい労働者同士連帯してブルジョア階級により多くの(当然受けるべき)報酬を要求して、闘い、権利を獲得してある程度まで豊かな生活が出来るようになる事を目標にする・・・と言うのが階級闘争でしょう。これこそ貧困問題を根本から解決する一つのまともな方法ですしょう。

ただ、実際の歴史では、「ブルジョア階級と闘うプロレタリア階級」と言う事は稀で、マルクス主義を実践しようと階級闘争を起こしたのは第3の階級・・・「リベラルな知識層」であったとも言われています。
兎も角、誰が階級闘争を起こして来たかは別として、階級闘争とは、資本を持たざる労働者階級が搾取される社会構造、社会的格差を克服する為に起こされる闘争であり、労働者が資本家に搾取される構造を克服する闘争と考えられます。


今の時代、「階級闘争」と言う言葉にはネガティヴな印象が出来上がっているようです。・・・階級闘争を恐れる財閥、資本家;搾取階級が広めた、プロパガンダでしょう。「左翼か共産主義者か・・?」等と言う表現も、侮蔑の表現として使われています。共産主義、「階級闘争」と言う言葉への多くの日本人の拒否反応は、アメリカ政府や自民党など、搾取階級の代理人達によるプロパガンダ、扇動によるところが大きいでしょう。

  
近代以降起こされて来た様々な国家間の対立・・・日本対アメリカ、日本対中国・・・、日本と他国間との対立に限らず、世界中の国家間の対立の多くは、【黒幕】にも書いたように、実は利権を狙っている財閥、投資家・・・いわゆる搾取階級者達によって推進され、多くの国民は彼等のプロパガンダに踊らされて来たのでしょう。

最近の例を挙げればTPP。日本の労働者も農民も、アメリカの労働者も農民も、実は反対多数です。それでも推進し続けて来たのは、TPPでお金が儲かると考えられる企業、日本で言えば経団連の、アメリカで言えば様々な大企業の・・・・経営陣、株主・・・ごく一部の搾取階級でしょう。それに、彼等の傀儡政権やマスコミによるプロパガンダやバックアップ、様々な工作により、TPPによって多くの企業の利益が上がり、国民の多くの生活も良くなる・・・と信じた一般市民、ちょっとだけ投資している小株主も一緒になってTPPが推進されて来ました。
ほんの数十年まえ前まで一億総中流と言われた日本社会は、21世紀に入り格差社会になりました。ここ数年でかなり酷くなりました。戦後の高度経済成長時代以降改善されていった労働条件も、ここのところどんどん改悪されています。安倍政権での労働者派遣法改正(改悪)が典型例です。(企業の人件費を浮かせて、政治献金を増やし、与党の議員を人件費を削る方向に動かした・・・と言われています。)非正規雇用もどんどん増え、ブラック企業も沢山存在し、戦前の日本の「女工哀史」や「蟹工船」のレベルにまで来てしまった感があります。


年々酷くなる日本社会の格差問題の解決策として、経済を活性化して、株価を上げて、貧困階級にまでお金を回そう・・・と言う話が溢れています。いわゆる滴下理論[Tricle-down effect] です。アベノミクスはそのステレオタイプでしょう。これらは、あくまで富裕層が更に儲けたら、貧困層にもおこぼれを回す・・・と言う「効果」です。セイフティネットとは程遠く、富裕層がお金を使ったときに貧困層にもお金が回る機会が増えるだろう・・・と言う事のみです。つまり滴下理論なんて所詮ただの金持ち優遇策に御用学者が社会的意義を付けた裏付けのない空論でしょう。

 ならば格差問題を本当に解決するにはどうするか・・・と言えば、富の公平分配と言う事が当然の帰結でしょう。現在の労働者階級は更に、正規と非正規に分断されてしまいましたが、契約社員、派遣社員等、非正規雇用の待遇改善こそ先決でしょう。(安倍内閣が成立させた労働者派遣法改正によって、非正規雇用者は非常に窮地に追い込まれています。)同一労働同一賃金の原則が全く機能せず、非正規雇用の人々は、正規雇用の人々と同じ仕事をしても賃金は遥かに少ない・・・と言う状況です。その差額は明らかに不公正に搾取されていると言えましょう。そう、非正規社員の安い賃金から不公正にお金を搾取して、富裕層は金銭的に潤った生活しているのです。この「富裕層」はそれまでは資本家の経営陣を指していたのでしょうが、現代の日本では、しっかり待遇が安定している高給取りの正規雇用の社員も含まれるでしょう。労働者間でも不公正な搾取が行われているのです。

この不公正を正すには、労働者派遣法を改悪して、弱い立場の非正規労働者を更に追い詰めた現政権には全く期待出来ません。政治に期待するなら、共産党や社民党(若しくは生活の党)などに政権交代しなければ無理でしょう。
そして、政権交代以外に残された方法が、階級闘争です(階級闘争の最終目的も政権交代と言えるでしょう。)現在は非正規雇用者の組合も作られていますが、まだまだ影響力は大きくありません。非正規の大変な労働環境の中で、更に労働争議を行っていく事も困難を極めるでしょう。直ぐに首切りされてしまう危険性もあります。色々なパワハラもあるでしょう。(その為の派遣法改悪でした。)だからこそ、この階級闘争には、派遣階級の人々以外の多くの支援が必要です。その支援者達が「リベラルな知識階級」と呼ばれる人たちでしょうか?・・・この呼称には、あまりいいイメージは湧きません。・・・正規雇用や個人事業主、政治家・・・様々な人々が「公正」の為に団結して活動しなければならないでしょう。

格差問題を国家間の紛争にすり替えられて、戦争に行かせられ、犠牲にされるのはいつも搾取される貧困階級です。それぞれの国で搾取されて、貧困に甘んじさせられ、挙げ句の果て、「国の為」と言う大義名分で戦争に行かせられるのです。不公正極まりない事態です。搾取する富裕層は戦争による利権を求めて戦争を起こしはするけれど、戦争には行かず、代わりに搾取して貧困層にした人々を戦争要因として戦場に送るのです。今や戦闘要員も員混ビジネスで供給しているのです。そんなアメリカを真似て、日本でも経済的徴兵制が行われる危険性が増しています。
近代以降の戦争は、イデオロギーの対立に見せかけていますが、実質は利権の為の戦争であった・・・・と言う陰謀論は、陰謀論の範疇を越えて、実際に本当である事が多いのではないでしょうか。・・建国以来の90%以上の年月を戦争に明け暮れてきた国家アメリカも、それぞれの戦争には「大義名分」を立てて来たわけですが、そこには必ず、利権の為に戦争を推進した戦争利権屋の暗躍もあったものと想像します。
兎も角、搾取されて貧困層に落とされた人々が戦争にも行かせられると言う不条理は是正されるべきです。
そのような事も含めて、広義の階級闘争は必要でしょう。
労働者対資本家階級と言うステレオタイプの階級闘争を「狭義の階級闘争」とした場合、
「広義の階級闘争」とは、正規と非正規の格差是正も含めた、正当な労働報酬の権利獲得の為の闘争と定義します。勿論、現代資本家の不当な搾取構造は是正すべきです。
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【2015/10/11 18:45】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

階級社会
爽風上々
現在の日本が階級社会かと言われるとそうだとも言えないのですが、極めてそれに近い状態になっているのかもしれません。まだ完全な固定化はされていないものの。

どうも階級闘争というと共産主義の用語と思われるために触れることがはばかられるような雰囲気ですが、「日本の景気を良くする」なんていう言葉がなんの反省もなく使われている状況ではこれをきちんと見直すことが必要でしょう。
ただし、昔のロシアなどのように、農民や労働者という階級があり、それが為政者となるような闘争というものだけが階級闘争ではないでしょう。
企業経営者と労働者はそのままの関係でも、その利益配分を劇的に変化させるとか、下請け中小企業の取り分を増やすとかいった活動も実はそれぞれの階級の闘争であるかもしれないのです。

経済成長政策などこれ以上取らずにいても、大企業に溜まりすぎた利益をきちんと配分するだけで十分に多くの国民が実感できるだけのものはあるはずです。
それを実現するためにも、自らの階級というものを改めて見直し、その同じところに属する人たちとの連帯を強め、自分たちの利益を高めるような政策を実施できる政党に結集するという行動が必要であり、ばらばらに地元利益ということだけを主張する自民党公明党議員を減らしていかなければなりません。

貧困救済
東京珈琲
国のトップを貧困経験のある人物にやらせる。安倍さんは貧困対策を「持続可能な質の高い成長」というよく解らない事を言っている。
本当に困っている人に漏れなく生活保護を受給させれば良い。不正受給はしっかり対策する。その点においては国民総背番号制は役に立つかも。ベーシックインカムを考えても良いのでは。財源は預金に税をかける。特別会計の見直し。
問題は国民の投票率が低い事。投票にも行かない人達に階級闘争は出来ない。
パチンコ競馬その他のギャンブルを無くす。酒タバコの増税もしくは禁止。貧困層はこれらにお金使いすぎ。
格差固定対策は教育費を無くす。また、大学の質の向上。今の大学は遊び場と化している。
後は社会からの離脱。自給自足で豊かな暮らしを。

階級
guyver1092
 最近の階級の作り方は、マルクスの時代よりもはるかに巧妙で、持株会社とか、労働者派遣会社等を使い、支配者が直接、被支配者とは接触しない仕組みが作られ活用されています。このような中間緩衝材を作るだけでは飽き足らず、偽装請負等も横行しているようです。更に巧妙なことに、小口の株を広く被支配階級にバラまき、自分達が支配者階級に食い込んでいるとの幻想も植え付けています。実際は、情報量の圧倒的な差により、カモられているだけですが。
 このような状況では、マルクス時代の階級闘争では全く対応できないと私は考えています。
 現在の巧妙な仕組みを跳ね返す方法として、私が真っ先に思いつくのは、減価する貨幣の導入です。現在の支配の仕組みは、不滅の貨幣の仕組みを前提に構築されているので、この土台である不滅の貨幣を否定すれば、この仕組みは意味を失うであろうと考えるからです。

Re:階級社会
雑草Z
>完全な固定化はされていない

そうですね。本文に書いたように固定化されていないから、チャンスがあると感じさせ、、「努力すればだれでも貧困から抜け出せる」と言うアメリカンドリーム的な「希望」を持たせる事が財閥の支配者層の戦略でしょうか。

>企業経営者と労働者はそのままの関係でも、その利益配分を劇的に変化させるとか、下請け中小企業の取り分を増やすとかいった活動も実はそれぞれの階級の闘争であるかもしれない
>自らの階級というものを改めて見直し、その同じところに属する人たちとの連帯を強め、自分たちの利益を高めるような政策を実施できる政党に結集するという行動が必要

 私が「広義の階級闘争」と定義して漠然と書いたものの具体例を色々示して頂き有難う御座います。

>経済成長政策などこれ以上取らずにいても、大企業に溜まりすぎた利益をきちんと配分するだけで十分に多くの国民が実感できるだけのものはあるはずです

これが大きなポイントですね。強欲な搾取階級の優遇策が本当の問題なのに、経済成長政策等に問題をすり替えていますね。経済成長政策は、ある意味富の再分配から目を逸らす姑息な手段ですね。今更ながらの経済成長策は、実は環境破壊、資源の浪費であり、今から無理やり高度経済成長をさせようとすれば、逆に分配できる富も枯渇してしまうでしょう。

Re:貧困救済
雑草Z
東京珈琲さん、様々な理想論を並べて下さいましたね。

>ベーシックインカムを考えても良いのでは。財源は預金に税をかける。特別会計の見直し。

他に財源は、重い累進課税、企業の税率、相続税率を上げる事でしょう。税金の集め方にも大きな不公平があります。

最後の

>社会からの離脱。自給自足で豊かな暮らしを。

この最後の一節いいですね。階級闘争と言うよりも、一種のアナキズムでしょうね。

Re:階級
雑草Z
>最近の階級の作り方は、マルクスの時代よりもはるかに巧妙で、持株会社とか、労働者派遣会社等を使い、支配者が直接、被支配者とは接触しない仕組みが作られ活用されています。

なるほど、勉強になります。

>小口の株を広く被支配階級にバラまき、自分達が支配者階級に食い込んでいるとの幻想も植え付けています。実際は、情報量の圧倒的な差により、カモられているだけですが。

これは私も思っておりました。バブル以降小口の株主は、全体として損をしているのではないかと考えています。その手のデータ(投資額によって分けた損得額)を公開すれば、小口投資家が如何にカモられているかよく判るでしょう。「自分も投資家で資本家である」と言う幻想を抱かせるだけでは無く、彼等からお金を絞り取っているのですね。

>現在の巧妙な仕組みを跳ね返す方法として、私が真っ先に思いつくのは、減価する貨幣の導入です。現在の支配の仕組みは、不滅の貨幣の仕組みを前提に構築されているので、この土台である不滅の貨幣を否定すれば、この仕組みは意味を失うであろうと考えるからです。

これまた、guyver1092 さん独特の方法ですね。私は、guyver1092さんのこの手のお話はこの場で何度も御説明頂いたので、理解は進みましたが、それでもまだ多少曖昧な感じが残ります。普通の人では思いもよらない方法でしょう。
 もう少し詳しい御説明を読みたいところです。

自分探しの旅
団塊親爺の遺言
日々、殺戮や胸糞の悪くなるニュースの飛び交う現在

人間性が失われて行く 世界に成っていますよね・・

自分も善く今迄生きて来られたものだと思います
社会へ出てからの他人様の造ったシステムが嫌で 何度仕事を
変わった事か・・あの儘、我慢をしていたら生きては居なかった 我儘な自分の性格・・片田舎から東京で生活している自分
が居ます 気の合う仲間たちと仕事をこなし その仕事に見合う対価を貰う人生 不満は在りません 全て自分の責任です
自営業ですが幾人かの若者たちを育て送り出しています

こんな世の中で理不尽な仕組に流され無い様に生きる事は
若者たちも大変です 今の大企業や国の政策は何も完成された
ものでは無く我慢すると身体に悪い 人の役に経ち喜ばれる仕事を探す人生は永かったが 何とか・・先が見えて来た


階級という社会構造
爽風上々
すでに確実に存在している階級というものを考えずに「景気を良くする」などという文句に引っかかっているのが今の日本の有権者です。

階級間の配分というものに手を付ければ比較的簡単に得られるものが、日本全体の経済成長などという夢物語をしなければ得られないかのように思わされてしまい、結局儲けることの上手な連中(=政権中枢部)の思うがままにされています。

アベノミクスで輸出大企業、投資家といった連中には莫大な富が転がり込みました。それを公正に再配分するだけでかなりのことができるのに、何やらおかしな理屈をこねて逆方向に向かうのが政府とその応援団たちです。

法人税の減額などではなく増税、累進課税の緩和などでなく強化、さらに企業の利益だけに課税するような現行法制を改めて企業活動自体に課税できる制度を設けること。
さらに為替取引にも課税できるようにすれば相当な財源が得られます。
これを推進できる政党は今のところありません。それが必要なのかもしれません。

Re:自分探しの旅
雑草Z
>人間性が失われて行く 世界に成っていますよね・・

 強欲な富裕層の資本家階級が、労働無しにより多くの富を求め、モラルハザードが起こっていることが大きな要因の一つでしょう。一般人が持っている「良心」の感覚の欠如かと思われます。

>こんな世の中で理不尽な仕組に流され無い様に生きる事は若者たちも大変です 

このままの資本主義が続けば、21世紀は夢の世紀からは程遠い過酷な世紀になるでしょう。どこかで大転換があるでしょうね。
団塊親爺の遺言様もそこまで見届けて欲しいと思います。

Re:階級という社会構造
雑草Z
>階級間の配分というものに手を付ければ比較的簡単に得られるものが、日本全体の経済成長などという夢物語をしなければ得られないかのように思わされてしまい、結局儲けることの上手な連中(=政権中枢部)の思うがままにされています。

経済成長推進は、成長の限界を認められない愚者の政策かと考えていましたが、実は格差社会是正の方向に世論が行かない為に掲げた偽りの目標である面も大きいですね。
今回の爽風上々さんのコメントを通して明確化してきました。

>法人税の減額などではなく増税、累進課税の緩和などでなく強化、さらに企業の利益だけに課税するような現行法制を改めて企業活動自体に課税できる制度を設けること。 さらに為替取引にも課税できるようにすれば相当な財源が得られます。

その通り!これらも広義の階級闘争ですね。

階級闘争と社会変革
爽風上々
先に述べたような政策をとる政党に政権を取らせたとしても社会体制自体には変化はありません。それが正しいのかどうかはわかりません。おそらくそのような資本主義体制は間違っているのでしょう。
しかし、労働者階級が政権を取って作る経済が共産主義というのでは芸がなさすぎます。その欠点もいやというほど見ているわけですからそれを超えるものがほしいと思います。

ただし、今のところ具体的な考えがあるわけではありません。
そんなわけで、資本主義の大企業はそのまま操業を続けてもらって上前だけを撥ねる?ことしか思いつきませんが、当面はそれでも進んでいくと思います。それでよいという大企業があるかどうかは知りませんが。

Re:階級闘争と社会変革
雑草Z
>おそらくそのような資本主義体制は間違っているのでしょう

ここの記事でも以前書いた事がありますが、資本主義と自由経済は本来違う概念です・・・資本主義は、自由経済の中の資本家優遇のごく特殊な不公正な形態でしょう。・・・自由経済を否定しなくても資本主義は否定すべきだと考えます。

>労働者階級が政権を取って作る経済が共産主義というのでは芸がなさすぎます。その欠点もいやというほど見ているわけですからそれを超えるものがほしいと思います。

これは、権力を握った強欲なサイコパス等に問題があるのだと思います。アメリカの富裕層から色々ネガティヴな事がプロパガンダされますが、キューバは社会主義、共産主義では成功した例だと思います。それは、指導者自らが清貧をアピールし、私有財産を肥やさない事も大きな要因でしょう。アメリカや日本よりもキューバのほうが公正な社会だと思いますが、爽風上々さんはどう考えますか?


キューバ
爽風上々
キューバについては何冊か本を読んだ程度でほとんど知識はないに等しいのですが、その限りでいえば「公正」についていえば他の「民主主義国家」と比べても高いレベルにあるのかもしれません。
ただし、公正でありさえすれば良いのかと言うと決してそうではないとも思います。

しかしやる気を押し出すような人はたいてい公正さというものとは真逆というのはどういうものでしょう。人間の本性の持つ業というものを感じざるを得ません。

とはいえ、キューバもアメリカとの国交回復という深い落とし穴に踏み込んでしまいました。ひとたまりもないかもしれません。

Re:Re:階級
guyver1092
 エンデの遺言で紹介されていましたが、お金には支配のための道具という機能があります。よく札束で頬をたたくと言いますが、お金の支配力を良く表していますね。アメリカでは以前からあり、日本でも採用しようとしている経済的徴兵制もお金の力で兵隊にならざるをえないよう支配する仕組みです。このお金の支配力の根源は、この世の物質はエントロピーの法則に従い、古くなる、壊れる等の価値の減少が起こりますが、お金は、見掛け上、不滅であるばかりか、増殖もするという物理法則を無視した優位性にあります。そして、階級とは、お金を支配する者が、その他の者をお金の力で支配する仕組みです。
 減価する貨幣は、このお金の優位性をなくしてしまうのです。現代の社会の支配力の根源はお金です。いつぞや大臣が「所詮金目でしょ」と言ったのは正しいことなのです。この時も、結局はお金を余分に出して終わったように記憶しています。結論は、減価する貨幣を採用することは、支配力の根源を消去するということなのです。

Re:キューバ
雑草Z
>キューバについては何冊か本を読んだ程度でほとんど知識はないに等しい

そんな事を言われれば、私もキューバに関して知識が豊富なわけではありませんが、アメリカを中心とするキューバに対する様々なネガティヴキャンペーンにも関わらず、多くの人から他の共産主義の独裁国家とは一線を画する評価がされています。そして、それらの評価には理があると感じます。
 指導者が私腹を肥やさないのも評価の大きな要因だと思います。

>公正でありさえすれば良いのかと言うと決してそうではないとも思います。

先ず公正さがなければ、自由競争も何も成り立たないと思います。公正さは基本でしょう。

>やる気を押し出すような人はたいてい公正さというものとは真逆というのはどういうものでしょう

頑張った分、他の人よりも評価され、富を得たいという欲望は程度の差こそあれ、人間は持っているでしょうが、現代資本主義社会はその格差が酷すぎます。どんなに努力しても時間で考えれば、せいぜい普通の人の2倍程度でしょうが、それで収入が何十、何百倍以上に違うというのはどう考えても不公平です。システムエラーでしょう。・・・それに、投資は努力とはあまり関係ない不公正なシステムです。

>キューバもアメリカとの国交回復という深い落とし穴に踏み込んでしまいました。ひとたまりもないかもしれません。

そうですね。キューバとアメリカの国交回復は多くの人が評価していますが、私も非常に危惧しております。昨年末の記事【アメリカとキューバの国交正常化交渉】2014-12-29に描いた通りです。

Re:Re:Re:階級
雑草Z
>現在の巧妙な仕組みを跳ね返す方法としての減価する貨幣の導入

に関しての解説、ご説明有難うございます。なるほどよくわかりました。この独特の方法は他の方々にも広めたいので新たに記事にしたほうがよいかと考えますが、どうでしょう?

>お金の支配力の根源は、この世の物質はエントロピーの法則に従い、古くなる、壊れる等の価値の減少が起こりますが、お金は、見掛け上、不滅であるばかりか、増殖もするという物理法則を無視した優位性にあります。そして、階級とは、お金を支配する者が、その他の者をお金の力で支配する仕組みです。

ここまで考えが及ぶ人は殆どいないでしょう。この独特な考え方を改めて紹介したいものです。

階級の認識
爽風上々
最後にもう一度、「階級」というものをはっきりと認識しなければならないという理由を強調しておきます。

アメリカでもドリームはもう無く99%の人は決して浮かばれないということが認識されだしていますが、日本はまだまだかもしれません。
しかし、いくらバブルを膨らませても自分たちの暮らしが良くならないのはそのような社会体制であるからということを認識しなければ何をするべきかという目標が見えません。

いつ可能になるかもわからないような成長戦略の成功を待ち続けるつもりでしょうか。
そんなことをせずとも、大企業に溜まり続ける収益を吐き出させれば社会保障も消費税増税なしに可能になります。

階級闘争と言っても古い時代の用語のように共産主義革命のためのものではなく、現体制を活かしながらも虐げられた階層の人たちに金を回す政策を実現させるという意味で使うならば十分に今日的な価値があると思います。

そしてそれを実現させるための政党が必要になるところです。

Re:階級の認識
雑草Z
>「階級」というものをはっきりと認識しなければならないという理由を強調

日本は、階級が他の国・・・欧米や中国、インドなど・・・よりも曖昧だったのではないでしょうか。一億総中流と言われた戦後の昭和ばかりでなく、昔からそうだったのかと思います。江戸時代の身分制度を表すと言われた「士農工商」も最近はそれは誤認で、「武士も農民も職人も商人もあまねく全ての人々」と言う意味と訂正されました。

 だからやはり現代の広義の階級とは、「資本家と労働者」ばかりでなく「正規と非正規」のような不公正に基づく「搾取する階級」と「搾取される階級」となりましょう。

>アメリカでもドリームはもう無く99%の人は決して浮かばれないということが認識されだしていますが、日本はまだまだかもしれません。

そうですね。アメリカの富裕層でない人の多くは「今のところ貧困に甘んじているが、将来は富裕層に入る、貧困は取り敢えずの姿・・・」と言う「楽観主義に基づく希望」こそがアメリカンドリームの本質でしょう。そんなアメリカでさえまだまだアメリカンドリームを夢見る人はかなり多いと感じます。アメリカンドリームが色々なところでプロパガンダされ、ばら撒かれています。

これからの
>成長戦略
は、得た物よりも遥かに大きな代償を払わなければならないのですから、愚の骨頂ですね。その典型例がアベノミクス。

>大企業に溜まり続ける収益を吐き出させれば社会保障も消費税増税なしに可能になります。

この事を広めるべきですね。

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コメント
この記事へのコメント
階級社会
現在の日本が階級社会かと言われるとそうだとも言えないのですが、極めてそれに近い状態になっているのかもしれません。まだ完全な固定化はされていないものの。

どうも階級闘争というと共産主義の用語と思われるために触れることがはばかられるような雰囲気ですが、「日本の景気を良くする」なんていう言葉がなんの反省もなく使われている状況ではこれをきちんと見直すことが必要でしょう。
ただし、昔のロシアなどのように、農民や労働者という階級があり、それが為政者となるような闘争というものだけが階級闘争ではないでしょう。
企業経営者と労働者はそのままの関係でも、その利益配分を劇的に変化させるとか、下請け中小企業の取り分を増やすとかいった活動も実はそれぞれの階級の闘争であるかもしれないのです。

経済成長政策などこれ以上取らずにいても、大企業に溜まりすぎた利益をきちんと配分するだけで十分に多くの国民が実感できるだけのものはあるはずです。
それを実現するためにも、自らの階級というものを改めて見直し、その同じところに属する人たちとの連帯を強め、自分たちの利益を高めるような政策を実施できる政党に結集するという行動が必要であり、ばらばらに地元利益ということだけを主張する自民党公明党議員を減らしていかなければなりません。
2015/10/12(Mon) 08:24 | URL  | 爽風上々 #-[ 編集]
貧困救済
国のトップを貧困経験のある人物にやらせる。安倍さんは貧困対策を「持続可能な質の高い成長」というよく解らない事を言っている。
本当に困っている人に漏れなく生活保護を受給させれば良い。不正受給はしっかり対策する。その点においては国民総背番号制は役に立つかも。ベーシックインカムを考えても良いのでは。財源は預金に税をかける。特別会計の見直し。
問題は国民の投票率が低い事。投票にも行かない人達に階級闘争は出来ない。
パチンコ競馬その他のギャンブルを無くす。酒タバコの増税もしくは禁止。貧困層はこれらにお金使いすぎ。
格差固定対策は教育費を無くす。また、大学の質の向上。今の大学は遊び場と化している。
後は社会からの離脱。自給自足で豊かな暮らしを。
2015/10/12(Mon) 10:11 | URL  | 東京珈琲 #A1vz8dvw[ 編集]
階級
 最近の階級の作り方は、マルクスの時代よりもはるかに巧妙で、持株会社とか、労働者派遣会社等を使い、支配者が直接、被支配者とは接触しない仕組みが作られ活用されています。このような中間緩衝材を作るだけでは飽き足らず、偽装請負等も横行しているようです。更に巧妙なことに、小口の株を広く被支配階級にバラまき、自分達が支配者階級に食い込んでいるとの幻想も植え付けています。実際は、情報量の圧倒的な差により、カモられているだけですが。
 このような状況では、マルクス時代の階級闘争では全く対応できないと私は考えています。
 現在の巧妙な仕組みを跳ね返す方法として、私が真っ先に思いつくのは、減価する貨幣の導入です。現在の支配の仕組みは、不滅の貨幣の仕組みを前提に構築されているので、この土台である不滅の貨幣を否定すれば、この仕組みは意味を失うであろうと考えるからです。
2015/10/13(Tue) 21:46 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
Re:階級社会
>完全な固定化はされていない

そうですね。本文に書いたように固定化されていないから、チャンスがあると感じさせ、、「努力すればだれでも貧困から抜け出せる」と言うアメリカンドリーム的な「希望」を持たせる事が財閥の支配者層の戦略でしょうか。

>企業経営者と労働者はそのままの関係でも、その利益配分を劇的に変化させるとか、下請け中小企業の取り分を増やすとかいった活動も実はそれぞれの階級の闘争であるかもしれない
>自らの階級というものを改めて見直し、その同じところに属する人たちとの連帯を強め、自分たちの利益を高めるような政策を実施できる政党に結集するという行動が必要

 私が「広義の階級闘争」と定義して漠然と書いたものの具体例を色々示して頂き有難う御座います。

>経済成長政策などこれ以上取らずにいても、大企業に溜まりすぎた利益をきちんと配分するだけで十分に多くの国民が実感できるだけのものはあるはずです

これが大きなポイントですね。強欲な搾取階級の優遇策が本当の問題なのに、経済成長政策等に問題をすり替えていますね。経済成長政策は、ある意味富の再分配から目を逸らす姑息な手段ですね。今更ながらの経済成長策は、実は環境破壊、資源の浪費であり、今から無理やり高度経済成長をさせようとすれば、逆に分配できる富も枯渇してしまうでしょう。
2015/10/13(Tue) 23:02 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re:貧困救済
東京珈琲さん、様々な理想論を並べて下さいましたね。

>ベーシックインカムを考えても良いのでは。財源は預金に税をかける。特別会計の見直し。

他に財源は、重い累進課税、企業の税率、相続税率を上げる事でしょう。税金の集め方にも大きな不公平があります。

最後の

>社会からの離脱。自給自足で豊かな暮らしを。

この最後の一節いいですね。階級闘争と言うよりも、一種のアナキズムでしょうね。
2015/10/13(Tue) 23:14 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re:階級
>最近の階級の作り方は、マルクスの時代よりもはるかに巧妙で、持株会社とか、労働者派遣会社等を使い、支配者が直接、被支配者とは接触しない仕組みが作られ活用されています。

なるほど、勉強になります。

>小口の株を広く被支配階級にバラまき、自分達が支配者階級に食い込んでいるとの幻想も植え付けています。実際は、情報量の圧倒的な差により、カモられているだけですが。

これは私も思っておりました。バブル以降小口の株主は、全体として損をしているのではないかと考えています。その手のデータ(投資額によって分けた損得額)を公開すれば、小口投資家が如何にカモられているかよく判るでしょう。「自分も投資家で資本家である」と言う幻想を抱かせるだけでは無く、彼等からお金を絞り取っているのですね。

>現在の巧妙な仕組みを跳ね返す方法として、私が真っ先に思いつくのは、減価する貨幣の導入です。現在の支配の仕組みは、不滅の貨幣の仕組みを前提に構築されているので、この土台である不滅の貨幣を否定すれば、この仕組みは意味を失うであろうと考えるからです。

これまた、guyver1092 さん独特の方法ですね。私は、guyver1092さんのこの手のお話はこの場で何度も御説明頂いたので、理解は進みましたが、それでもまだ多少曖昧な感じが残ります。普通の人では思いもよらない方法でしょう。
 もう少し詳しい御説明を読みたいところです。
2015/10/13(Tue) 23:33 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
自分探しの旅
日々、殺戮や胸糞の悪くなるニュースの飛び交う現在

人間性が失われて行く 世界に成っていますよね・・

自分も善く今迄生きて来られたものだと思います
社会へ出てからの他人様の造ったシステムが嫌で 何度仕事を
変わった事か・・あの儘、我慢をしていたら生きては居なかった 我儘な自分の性格・・片田舎から東京で生活している自分
が居ます 気の合う仲間たちと仕事をこなし その仕事に見合う対価を貰う人生 不満は在りません 全て自分の責任です
自営業ですが幾人かの若者たちを育て送り出しています

こんな世の中で理不尽な仕組に流され無い様に生きる事は
若者たちも大変です 今の大企業や国の政策は何も完成された
ものでは無く我慢すると身体に悪い 人の役に経ち喜ばれる仕事を探す人生は永かったが 何とか・・先が見えて来た
2015/10/14(Wed) 06:12 | URL  | 団塊親爺の遺言 #-[ 編集]
階級という社会構造
すでに確実に存在している階級というものを考えずに「景気を良くする」などという文句に引っかかっているのが今の日本の有権者です。

階級間の配分というものに手を付ければ比較的簡単に得られるものが、日本全体の経済成長などという夢物語をしなければ得られないかのように思わされてしまい、結局儲けることの上手な連中(=政権中枢部)の思うがままにされています。

アベノミクスで輸出大企業、投資家といった連中には莫大な富が転がり込みました。それを公正に再配分するだけでかなりのことができるのに、何やらおかしな理屈をこねて逆方向に向かうのが政府とその応援団たちです。

法人税の減額などではなく増税、累進課税の緩和などでなく強化、さらに企業の利益だけに課税するような現行法制を改めて企業活動自体に課税できる制度を設けること。
さらに為替取引にも課税できるようにすれば相当な財源が得られます。
これを推進できる政党は今のところありません。それが必要なのかもしれません。
2015/10/14(Wed) 11:16 | URL  | 爽風上々 #-[ 編集]
Re:自分探しの旅
>人間性が失われて行く 世界に成っていますよね・・

 強欲な富裕層の資本家階級が、労働無しにより多くの富を求め、モラルハザードが起こっていることが大きな要因の一つでしょう。一般人が持っている「良心」の感覚の欠如かと思われます。

>こんな世の中で理不尽な仕組に流され無い様に生きる事は若者たちも大変です 

このままの資本主義が続けば、21世紀は夢の世紀からは程遠い過酷な世紀になるでしょう。どこかで大転換があるでしょうね。
団塊親爺の遺言様もそこまで見届けて欲しいと思います。
2015/10/16(Fri) 06:20 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re:階級という社会構造
>階級間の配分というものに手を付ければ比較的簡単に得られるものが、日本全体の経済成長などという夢物語をしなければ得られないかのように思わされてしまい、結局儲けることの上手な連中(=政権中枢部)の思うがままにされています。

経済成長推進は、成長の限界を認められない愚者の政策かと考えていましたが、実は格差社会是正の方向に世論が行かない為に掲げた偽りの目標である面も大きいですね。
今回の爽風上々さんのコメントを通して明確化してきました。

>法人税の減額などではなく増税、累進課税の緩和などでなく強化、さらに企業の利益だけに課税するような現行法制を改めて企業活動自体に課税できる制度を設けること。 さらに為替取引にも課税できるようにすれば相当な財源が得られます。

その通り!これらも広義の階級闘争ですね。
2015/10/16(Fri) 06:29 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
階級闘争と社会変革
先に述べたような政策をとる政党に政権を取らせたとしても社会体制自体には変化はありません。それが正しいのかどうかはわかりません。おそらくそのような資本主義体制は間違っているのでしょう。
しかし、労働者階級が政権を取って作る経済が共産主義というのでは芸がなさすぎます。その欠点もいやというほど見ているわけですからそれを超えるものがほしいと思います。

ただし、今のところ具体的な考えがあるわけではありません。
そんなわけで、資本主義の大企業はそのまま操業を続けてもらって上前だけを撥ねる?ことしか思いつきませんが、当面はそれでも進んでいくと思います。それでよいという大企業があるかどうかは知りませんが。
2015/10/16(Fri) 21:12 | URL  | 爽風上々 #-[ 編集]
Re:階級闘争と社会変革
>おそらくそのような資本主義体制は間違っているのでしょう

ここの記事でも以前書いた事がありますが、資本主義と自由経済は本来違う概念です・・・資本主義は、自由経済の中の資本家優遇のごく特殊な不公正な形態でしょう。・・・自由経済を否定しなくても資本主義は否定すべきだと考えます。

>労働者階級が政権を取って作る経済が共産主義というのでは芸がなさすぎます。その欠点もいやというほど見ているわけですからそれを超えるものがほしいと思います。

これは、権力を握った強欲なサイコパス等に問題があるのだと思います。アメリカの富裕層から色々ネガティヴな事がプロパガンダされますが、キューバは社会主義、共産主義では成功した例だと思います。それは、指導者自らが清貧をアピールし、私有財産を肥やさない事も大きな要因でしょう。アメリカや日本よりもキューバのほうが公正な社会だと思いますが、爽風上々さんはどう考えますか?
2015/10/17(Sat) 09:33 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
キューバ
キューバについては何冊か本を読んだ程度でほとんど知識はないに等しいのですが、その限りでいえば「公正」についていえば他の「民主主義国家」と比べても高いレベルにあるのかもしれません。
ただし、公正でありさえすれば良いのかと言うと決してそうではないとも思います。

しかしやる気を押し出すような人はたいてい公正さというものとは真逆というのはどういうものでしょう。人間の本性の持つ業というものを感じざるを得ません。

とはいえ、キューバもアメリカとの国交回復という深い落とし穴に踏み込んでしまいました。ひとたまりもないかもしれません。
2015/10/17(Sat) 10:53 | URL  | 爽風上々 #-[ 編集]
Re:Re:階級
 エンデの遺言で紹介されていましたが、お金には支配のための道具という機能があります。よく札束で頬をたたくと言いますが、お金の支配力を良く表していますね。アメリカでは以前からあり、日本でも採用しようとしている経済的徴兵制もお金の力で兵隊にならざるをえないよう支配する仕組みです。このお金の支配力の根源は、この世の物質はエントロピーの法則に従い、古くなる、壊れる等の価値の減少が起こりますが、お金は、見掛け上、不滅であるばかりか、増殖もするという物理法則を無視した優位性にあります。そして、階級とは、お金を支配する者が、その他の者をお金の力で支配する仕組みです。
 減価する貨幣は、このお金の優位性をなくしてしまうのです。現代の社会の支配力の根源はお金です。いつぞや大臣が「所詮金目でしょ」と言ったのは正しいことなのです。この時も、結局はお金を余分に出して終わったように記憶しています。結論は、減価する貨幣を採用することは、支配力の根源を消去するということなのです。
2015/10/17(Sat) 21:52 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
Re:キューバ
>キューバについては何冊か本を読んだ程度でほとんど知識はないに等しい

そんな事を言われれば、私もキューバに関して知識が豊富なわけではありませんが、アメリカを中心とするキューバに対する様々なネガティヴキャンペーンにも関わらず、多くの人から他の共産主義の独裁国家とは一線を画する評価がされています。そして、それらの評価には理があると感じます。
 指導者が私腹を肥やさないのも評価の大きな要因だと思います。

>公正でありさえすれば良いのかと言うと決してそうではないとも思います。

先ず公正さがなければ、自由競争も何も成り立たないと思います。公正さは基本でしょう。

>やる気を押し出すような人はたいてい公正さというものとは真逆というのはどういうものでしょう

頑張った分、他の人よりも評価され、富を得たいという欲望は程度の差こそあれ、人間は持っているでしょうが、現代資本主義社会はその格差が酷すぎます。どんなに努力しても時間で考えれば、せいぜい普通の人の2倍程度でしょうが、それで収入が何十、何百倍以上に違うというのはどう考えても不公平です。システムエラーでしょう。・・・それに、投資は努力とはあまり関係ない不公正なシステムです。

>キューバもアメリカとの国交回復という深い落とし穴に踏み込んでしまいました。ひとたまりもないかもしれません。

そうですね。キューバとアメリカの国交回復は多くの人が評価していますが、私も非常に危惧しております。昨年末の記事【アメリカとキューバの国交正常化交渉】2014-12-29に描いた通りです。
2015/10/18(Sun) 20:05 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re:Re:Re:階級
>現在の巧妙な仕組みを跳ね返す方法としての減価する貨幣の導入

に関しての解説、ご説明有難うございます。なるほどよくわかりました。この独特の方法は他の方々にも広めたいので新たに記事にしたほうがよいかと考えますが、どうでしょう?

>お金の支配力の根源は、この世の物質はエントロピーの法則に従い、古くなる、壊れる等の価値の減少が起こりますが、お金は、見掛け上、不滅であるばかりか、増殖もするという物理法則を無視した優位性にあります。そして、階級とは、お金を支配する者が、その他の者をお金の力で支配する仕組みです。

ここまで考えが及ぶ人は殆どいないでしょう。この独特な考え方を改めて紹介したいものです。
2015/10/18(Sun) 20:20 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
階級の認識
最後にもう一度、「階級」というものをはっきりと認識しなければならないという理由を強調しておきます。

アメリカでもドリームはもう無く99%の人は決して浮かばれないということが認識されだしていますが、日本はまだまだかもしれません。
しかし、いくらバブルを膨らませても自分たちの暮らしが良くならないのはそのような社会体制であるからということを認識しなければ何をするべきかという目標が見えません。

いつ可能になるかもわからないような成長戦略の成功を待ち続けるつもりでしょうか。
そんなことをせずとも、大企業に溜まり続ける収益を吐き出させれば社会保障も消費税増税なしに可能になります。

階級闘争と言っても古い時代の用語のように共産主義革命のためのものではなく、現体制を活かしながらも虐げられた階層の人たちに金を回す政策を実現させるという意味で使うならば十分に今日的な価値があると思います。

そしてそれを実現させるための政党が必要になるところです。
2015/10/19(Mon) 13:46 | URL  | 爽風上々 #-[ 編集]
Re:階級の認識
>「階級」というものをはっきりと認識しなければならないという理由を強調

日本は、階級が他の国・・・欧米や中国、インドなど・・・よりも曖昧だったのではないでしょうか。一億総中流と言われた戦後の昭和ばかりでなく、昔からそうだったのかと思います。江戸時代の身分制度を表すと言われた「士農工商」も最近はそれは誤認で、「武士も農民も職人も商人もあまねく全ての人々」と言う意味と訂正されました。

 だからやはり現代の広義の階級とは、「資本家と労働者」ばかりでなく「正規と非正規」のような不公正に基づく「搾取する階級」と「搾取される階級」となりましょう。

>アメリカでもドリームはもう無く99%の人は決して浮かばれないということが認識されだしていますが、日本はまだまだかもしれません。

そうですね。アメリカの富裕層でない人の多くは「今のところ貧困に甘んじているが、将来は富裕層に入る、貧困は取り敢えずの姿・・・」と言う「楽観主義に基づく希望」こそがアメリカンドリームの本質でしょう。そんなアメリカでさえまだまだアメリカンドリームを夢見る人はかなり多いと感じます。アメリカンドリームが色々なところでプロパガンダされ、ばら撒かれています。

これからの
>成長戦略
は、得た物よりも遥かに大きな代償を払わなければならないのですから、愚の骨頂ですね。その典型例がアベノミクス。

>大企業に溜まり続ける収益を吐き出させれば社会保障も消費税増税なしに可能になります。

この事を広めるべきですね。
2015/10/20(Tue) 23:05 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
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