-------- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

2014-01-11 00:01
以前、【欲望を数値に変換する装置】という文章を書きましたが、その後、さまざまな書籍で新しい知識を得たことから、もう一度考え直すことにしました。
 欲望を数値に変換する装置とは貨幣のことですが、世界で初めて貨幣を作ったのは、現在のトルコにあったリディア王国でした。ただし、リディア王国のコインは国内だけの利用にとどまり、国をまたいでの利用はされませんでした。貨幣を現在のように国境を超えて普及させたのはギリシャのアテナイです。貨幣が発明されるまでは世界各地で様々な物が原始貨幣として利用されていましたが、この地域では主に銀が原始貨幣でした。

 貨幣が発明されるまでは、鋳造された銀隗をそのまま利用、または交換したい物の価値に見合うだけの重さに切る等をして使っていました。そして、貨幣が発明されるまでは、銀隗の重さも品質もバラバラでした。ギリシャ人の発明は、この品質と重さを保証し、取引ごとに品質、重さをチェックする不便を解消したことです。
 この発明品の機能は「エンデの遺言P250」によると、
① 交換の媒体
② 価値の尺度
③ 価値の保存
④ 投機的利益の道具
⑤ 支配の道具
とのことですが、この当時の人々にとって、価値の保存という点で画期的でした。貨幣は人々の目には、それまでの原始貨幣と異なり、家畜のように死にもしないし、穀物のように腐りもしない、永遠に価値を保存できるものに見えたのです。貨幣の発明により「もっと貯め続けて無限の富を築こう」との考えが生まれました。貨幣は人々の心に「もっとほしい」という欲望に火を付けたのです。この欲望を「ヒューマン なぜヒトは人間になれたのかp381」では人間本来の欲望ととらえていますが、私は、「エンデの遺言」の、古代エジプトの穀物の引換証、中世ヨーロッパの「ブレクテアーテ」と呼ばれる貨幣の改鋳、ゲゼル理論の実践例から考えても間違いと断言します。人間の理性から生まれた道具に合わせて発生した欲望が、本能から来る欲望(本来の欲望)であるはずがありません。これはむしろ、気がつかないうちに、【暴走する文明】に記述のあった『道具の反乱』に会い、完全に道具(貨幣)の奴隷にされていると言ったほうが正しいでしょう。
 ともあれ、発明された貨幣は人間の心に、『欲望を数値に変換する』という重大な変化をもたらせましたが、その変化の結果が「ギリシャ悲劇」です。「ギリシャ悲劇」とは、貨幣発明の前には人々が助け合い、類縁関係、儀式などによってかかわりあっていた社会が、貨幣によってもたらされた無限の欲望により無残に破壊された、まさしく「悲劇」を描いたものなのでしょう。
 以前、【化石燃料のなくなった後の経済システム】を書いた頃は、ゼロ金利はかろうじて許せると考えていましたが、この貨幣発明による人間の心の変化を考えると、ゼロ金利も許すことはできないと考えるに至りました。この人の心に現れた変化は、絶えず変化し、最終的には必ず滅びる物質の集合である世界に、不滅のものを導入してしまった歪みそのものでしょう。このいびつな物は、文明に挿入された破滅の因子であると考えます。
このギリシャの繁栄を支えた銀貨は、ギリシャの森林を破壊しで作られました。この結果、人間の生存に都合のよい生態系が破壊されつくし、土壌侵食により、土砂が海や河口に堆積し、マラリアが風土病になったそうです。銀山の枯渇が滅亡の原因の一つでしょうが、銀がまだ採掘できても、精錬をするのに欠かせない森林(燃料)がなくてはやはり結果は同じであったでしょう。
現在、ギリシャでは木がほとんど育ちませんが、これは古代ギリシャ人の環境破壊の結果、表土がほとんど無くなっているからなのです。これは現代ギリシャ人が、2000年以上たった現代でも、アテナイ人の愚行の付けを払わされ続けていると言えるでしょう。
さて、ギリシャ人は貨幣には出来るだけ純粋な銀を使うことを心がけていましたが、ローマ人は時代が下るに従い、鉛の含有量を増やしました。最終的に三世紀の終わりには銀の含有量は2%まで低下したそうです。貨幣的にみると、貨幣を物質から切り離したと言えるでしょう。現代の管理通貨制度は信用によって価値が保証されていますが、この原型は、ローマ時代に発明されたのです。金本位、銀本位等の物質による制限のない貨幣システムは、無と有を交換することを可能にします。ローマ帝国は、その収入以上の生活をするために無と有を交換しながら無理やりその命を延ばしましたが、最終的には、その支配域の生態系を破壊しつくし、滅びました。現代社会も金融資産額と、総生産額の乖離は1995年の2倍から2005年の3.45倍と拡大を続けています。【膨らみ過ぎた世界の金融資産と金融負債


そして現代、一時のことを考えると改善されているとは言え、依然として森林破壊は進行しています(改善しているとの統計もありますが、かなり信用できないところがあります。・・・)。【森林減少の原因


現代の文明崩壊はおそらく、発展途上国から始まると考えます(発展途上国では森林破壊が顕著)。収奪する森林のなくなった発展途上国から人口が急減し(食料不足のため)、途上国との取引のある国の通貨の信用が無くなり、それが連鎖的に拡大し、貨幣の価値がなくなり、貿易の壊滅、その結果としておそらく日本等の食糧輸入国の人口急減、工業製品の消滅に近い打撃等の形になると予想します。

参考
「ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか」
「エンデの遺言」
「暴走する文明」
槌田エントロピー論



以上、ここの常連であるguyver1092さんに書いて頂いた記事です。


スポンサーサイト
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2014/01/11 00:01】 | Economic Fascism トラックバック(0) |

貨幣=欲望を数値に変換する装置
雑草Z
貨幣の歴史の事から、貨幣の位置づけについてまで色々良く分かりました。

>「もっとほしい」という欲望

を、件の書が

>人間本来の欲望

ととらえているのに対し、guyver1092さんは、真っ向から否定し、貨幣も道具の一つとして

>完全に道具(貨幣)の奴隷にされている

と捉えているところが非常に興味深かったです。guyver1092さんの御説明を読めば確かに、お金の発明によって欲望がエスカレートしていったと言う方が正しいと思えます。
それによって「ギリシャ悲劇」が起こったと言うのは初耳でしたが納得致しました。槌田敦さんの本などにもギリシャの山が禿山なのは、木を切り尽くしてしまったからだとありました。その根本原因は貨幣の発明だったとは・・・そして、その付けを2000年後の今現在も払わされ続けているのは凄いお話です。
 関連でちょっとお話は脱線しますが、原発の付けはどのくらい長きにわたって子孫が払わされ続けるのでしょうね。・・・人類の破滅まででしょうか?

もっと他の部分にもコメントがありますが、先ずはここまで・・。話題を拡散したくないので、分けてコメントさせて頂きます。

ギリシャ悲劇
guyver1092
 ギリシャ悲劇は、貨幣が導入された直後に現れたそうです。そして、その題材は、お金で何でもしようと言う人の存在を意識して作られているそうです。ちなみに、私もこの本を読むまで知りませんでした。
 木を切ってしまったことは、私も槌田敦さんの本でも読んだ記憶がありますし、テレビ番組で見た記憶もあります。ただ、木を切った理由まではこれまで知りませんでした。件の書で初めて知った次第です。ギリシャは、穀物を生産するには不適な地勢だそうで、代わりに銀貨を作り、外国から食料を輸入する戦略だったそうです。銀貨を作るのにどれだけの木炭が必要かは書かれていませんでしたが、銀山全体では、5000平方キロメートルの森林を燃やしつくしたそうです。
 原発の付け。・・・・ 想像もつきません。最大は100万年でしょうね。

文明崩壊はどこから始まるか?
雑草Z
>ギリシャ悲劇は、貨幣が導入された直後に現れたそうです。

これまた一瞬驚きでしたが、良く考えてみれば確かに貨幣が導入された直後から「もっとほしい」という欲望は始まるでしょうね。
これは現代社会でも同じです。利権が見出せそうなものには直ぐに多くの人が群がります。ゴールドラッシュみたいな事ですね。原発利権もその典型例でしょうね。人々の心は荒み、環境も破壊されていきます。まさしく同じ構造です。
本文にも言及されている現在の金融マネーもその延長と言えましょう。


 本文最後のguyver1092さんの予測

>現代の文明崩壊はおそらく、発展途上国から始まると考えます(発展途上国では森林破壊が顕著)

もなるほどと感じました。ある意味大胆な予測ですが、根拠もしっかりしていますね。
私はどの国からとかはあまり考えた事がありませんでしたが、居住困難となるのは大都会から始まると考えていましたので、漠然とですが日本やアメリカや中国などの大都市を想定していたかも知れません。

現在中国を途上国に入れるかどうかは分かりませんが、もっと工業化がされていないアフリカの国々から始まる可能性もありそうですね。

>途上国との取引のある国の通貨の信用が無くなり、それが連鎖的に拡大し、貨幣の価値がなくなり、貿易の壊滅、その結果としておそらく日本等の食糧輸入国の人口急減、工業製品の消滅に近い打撃等の形になると予想

かなり具体的ですね。参りました。

破滅の因子
guyver1092
 有限の寿命の物の中に(製品等の物質)、寿命の無い物を(約束としての貨幣)を導入すれば、不死である貨幣を誰もが欲しがります(現実の社会を見れば一目瞭然)。前者は現実の物理法則にしたがい、後者は妄想によって無限に膨らみます。妄想が実現するとだれもが信じている間は、うまく回るでしょうが、物理的制約のある物質と言う制限により、いずれ妄想であることが明らかになります。不滅の貨幣と言う発明品は、現実の物質の集合体である世界を見えなくする破滅へ至る因子と考えるようになりました。

 歴史的に見て、森林を失って文明崩壊するのですから、森林を失っているのは途上国なので、こちらから始まるのだと予想しています。外れるシナリオとしては、起こしかけた国が潰れたら困る利権を持つ先進国が援助をし、植林等の対策が成功する、と言うのを考えました。
 当たるかどうかは、その時がこなくては分かりませんが。
 なお、最近のアフリカあたりの政情不安は、破滅の前兆ではないかと心配しています。

Re:破滅の因子
雑草Z
>有限の寿命の物の中に(製品等の物質)、寿命の無い物を(約束としての貨幣)を導入すれば、不死である貨幣を誰もが欲しがります

なるほど、説得力のある御説明です。永遠とか不死とか言うものに対する人間の憧れですね。人工的な妄想ですね。

>妄想が実現するとだれもが信じている間は、うまく回るでしょうが、物理的制約のある物質と言う制限により、いずれ妄想であることが明らかになります。

なるほど、この妄想が経済成長神話の根本にもあるのでしょうね。貨幣は不死であると妄想を抱いたが為に経済優先主義が蔓延り、経済成長神話が独り歩きして、経済成長に加速がついて、超指数関数的に経済成長して成長の限界を迎え、文明が崩壊していく・・・貨幣は正に現代文明を短命化する麻薬ですね。

>不滅の貨幣と言う発明品は、現実の物質の集合体である世界を見えなくする破滅へ至る因子と考えるようになりました。

はじめて目にする貨幣に対する解釈です。guyver1092独特の見解ですね。貨幣が危険な幻想を産み出したと言う事ですね。
今回のguyver1092 さんのコメントの前半部分は、記事本文と同じように非常に参考になりました。コメント欄では勿体ないです。少し肉付けして頂いて、是非記事にして頂きたいと感じます。

>近のアフリカあたりの政情不安は、破滅の前兆ではないかと心配しています。

世界中の多くの文明が西洋文明と言う強欲略奪文明に翻弄されて来ましたが、アフリカもいいように利用されて来ましたね。やっと国家として独立しても、経済的には支配されて来ましたね。言われてみれば、アフリカやアラブの混乱が世界に広がって文明崩壊にまで至る可能性も低くなさそうで怖いですね。世界中の大きな事件が、破滅の前兆かも知れないと感じる今日この頃です。


表現
guyver1092
>有限の寿命の物の中に(製品等の物質)、・・・は「エンデの遺言」に書かれていた、減価貨幣のエントロピーがらみの表現を、インパクトのあるように文学的に書いてみた物です。
>不滅の貨幣と言う発明品は、・・・こちらは、「経済成長考」に書いた、
>現代社会は会計基準をはじめとした法律上には、人間社会の入れ物である自然環境の状態を表す方法が何も無く、全く無価値であることと対照的です。
と同趣旨のつもりで書いています。こちらも、文学的に書いてみました。
 破滅の因子で、記事を書く必要があると感じておりました。書いてみます。

お金に代わる何か。
でなしNo.146
非常に読みごたえのある記事で、たくさん勉強になりましたし、新しい気づきを得ることができました。

>貨幣は人々の心に「もっとほしい」という欲望に火を付けたのです。
この部分、非常に同意いたします。

実際、価値の保存と交換が便利になり、お金を多く持つことは「欲望」を満たし、「安心」を手に入れる簡単な方法だと思われるようになったと思います。

本当はお金を多く持っても、それだけでは幸せも安心も手に入らないのですが、現代でも多くの人はお金をたくさんもらえたら人生あがり、と思っていると感じます。

個人的には、まだ「資本主義」がスタンダードになっているこの世界を変えるには、お金に代わるものが必要だと考えています。
(代わりのシステムというかモノというか。。。)

少し想像してみたんですが、たとえば物々交換の方が環境負荷が少なくて済むはずですし、所有しないというメリットもあります。

野菜→ お金 → お肉、という交換の順番より
野菜→ お肉、というダイレクトな方が取り過ぎるという状態も解消できますし、負荷は少ないかなぁと。

もしくは自産自消みたいな感じかもしれません。

いずれにしても、お金が普及した本質をうまくとらえて、それに代わるものが提示できれば、新しい価値観を持った世界に導けるかもしれないと思いました。

Re:お金に代わる何か。
guyver1092
 本文にも書いた、お金の機能ですが、① 交換の媒体機能と、③ 価値の保存機能は相反する機能です。お金から価値の保存機能を取り除くのが、減価する貨幣です。もうひとつ、保存機能を強化した貨幣を何とか工夫し、両方流通させれば、世の中の矛盾もかなり解消されると考えています。保存する機能の貨幣に自然環境と連動機能を組み込めば、人間が欲張って貯めれば貯めるほど自然環境が回復することになります。
 どうやら失敗したようですが、ドイツで、お金を使わず、通帳に記帳することによる、交換支援の仕組みがありました。本文①~③の機能は必ず提供する必要があるような気がします。
 ちなみに、現代の経済システムでお金をいくら貯めても、いざ、お金を使って自分だけが助かろうとしても、役に立たないと予想しています。理由は、本文の最後のほうにリンクを張りましたが、金融資産が、実際のGDPの3.5倍にもなっていることから、何らかの理由で、生産物が激減した場合、最低でも3.5分の一まで貨幣価値は下がることになるでしょう。実際はハイパーインフレになり、自分が妄想をためていたことに気がつくのが落ちだと考えています。

Re:Re:破滅の因子
guyver1092
 本文で書いた、「ゼロ金利も許せない」は間違いではないかと言うことに気がつきました。必ずマイナス金利だけの貨幣のみの社会を作るとなると、森林をプラス金利にすることも不可と言うことになります。金利そのものよりも、不死の貨幣を許してはいけないのだと訂正します。森林の貨幣は、プラス金利でも、木の寿命により、必ず消滅することとすれば、不死にはなりませんので、欲望の暴走は回避できるのではと考えなおしました。

Re:Re:Re:破滅の因子
雑草Z
不死の貨幣はそのままにして、収入なり資産の上限を決める方法はどうでしょうか?人間の感覚は対数関数的であるし、そこそこの金持ちはあとは儲けない方が世の為人の為だと考えるからです。
【収入上限(収入打ち止め制度)】2008-4-9
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-286.html

【対数関数的感覚】2008-4-5
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-284.html

をご覧になり、ご意見いただければ嬉しく思います。


Re:Re:Re:Re:破滅の因子
guyver1092
 現代の拡大再生産経済を理解しきっているわけではありませんから、断言するようなおこがましいことはできませんが、過去の例から近いことは思いつきますね。かつての拡大再生産が最もうまくいっていた最高税率70%の時代の日本のように、再分配がうまくいくのではないでしょうか。また、支配者の言うように、収入が約束されないなら、金持ちが頑張らないということが本当なら、経済成長もある程度までは抑えられる気がします。
 ただ、本文①と③のコンフリクトはある程度残ると思います。

Re:Re:Re:Re:Re:破滅の因子
雑草Z
>支配者の言うように、収入が約束されないなら、金持ちが頑張らないということが本当なら、経済成長もある程度までは抑えられる気がします。

十分にお金があるのに、更なる収入が約束されないと頑張らないような金持ちは頑張らないほうが世のため人の為でしょう。・・・金持ちになる過程で社会や生態系にに多大な迷惑をかけた金持ちが大多数だと思います。
収入上限制がうまく機能すれば、強欲による文明崩壊の抑止効果があるでしょうね。

ところで、

>本文①と③のコンフリクトはある程度残る

が、よく理解できなかったのでご説明願います。

コンフリクト
guyver1092
 収入の上限を決めれば、無限に貯めることは不可能になりますが、反対に考えると、上限までは貯めようとして、貨幣の交換機能は損なわれるのではと考えました。

Re:コンフリクト
雑草Z
>上限までは貯めようとして、貨幣の交換機能は損なわれる

おそらく多くの人が上限まで貯めようとするでしょうが、それはそれでいいではないでしょうか?・・例えば上限を老後の生活の為の必要最小限を目安に決めるとかして、多くの人が、投資などせずとも真面目に労働すれば達成出来る金額とすればいい目標にもなるでしょう。そして、貯め込んだお金を使わない方が資源の節約になるでしょう。現在の経済学とは相反する考え方でしょうけれど、貨幣の交換機能は損なわれても、お金は無理に回さないほうがいいのではないでしょうか?。セイフティネットをしっかりすればいいでしょう。

許せるコンフリクト
guyver1092
 なるほど。許容できる範囲のコンフリクトと言うことですね。確かに、石炭文明が始まるまでは、ギリシャ起源の、不滅貨幣を使っていましたね。この収入に対して上限を定めることは、メソポタミアで言うアマギ(日本で言う徳政令)を経済の制度に組み込むこととなる気がします。
 私の知識の範囲では、成功するかどうかまでは断言できませんが。

Re:許せるコンフリクト
雑草Z
>収入に対して上限を定めることは、メソポタミアで言うアマギ(日本で言う徳政令)を経済の制度に組み込むこととなる気がします。

の意味が最初計りかねましたが、上限を超える部分の収入(お金のやり取り)がチャラになると言う意味でいいでしょうか?・・・そこまで考えが及びませんでしたがこれは必然的な流れになるでしょうね。上限以上の仕事はボランティアになるのでしょうね。一理あるいい方法だと思いますが・・。

中国一子制
地下水
年平均の森林の減少率と、世界人口には、ほぼ比例関係があります。
1700-1850 0.05% 6億人
1850-1920 0.09% 17億人
1920-1950 0.18% 29億人
1950-1980 0.22% 37億人
1980-1995 0.43% 57億人
森林が人口を支えていると言えそうです。
もう中国一子制の様にして人口を減らすしか、助かる道は無さそうです。(^^;;;

Re:Re:許せるコンフリクト
guyver1092
 収入の上限を定めると言うことに似た過去の例は?と考えたところ、徳政令があると思いついたのです。
 ちなみに、現代のプラス金利の社会では、ある一定以上の収入のある世帯と、それ以下の収入の世帯で、利息収入および支出を比較すると、一定以上の世帯は、利息の収支がプラスで、それ以下の世帯は、マイナスだそうです。この事実は、ゲゼルの貨幣と金利に対する主張のほうが正しいことを裏付けていると考えます。

Re:中国一子制
guyver1092
 お久しぶりです、地下水さん。有益な情報ありがとうございます。どこかのページで見つけたのでしょうか? それとも、データを探して、自分で計算されたのでしょうか? どこかのページにあったのなら、ぜひとも紹介していただきたいです。
 人類の態度で森林の減少率がどの程度変わるかは知りませんが、何も考えずに木を切って生活する限り、地球の定員は6億以下と言うことですね。江戸時代の日本の政策と同じ政策を全世界で取ることが出来れば、定員は6億人と言うことはない気がしますが。

Re:Re:中国一子制
地下水
「森づくりコミッション・ポータルサイト「森ナビ」」の「森林の減少と人口の増加」のグラフから概数を読み取って作りました。
 雑草Z管理人が、「森林を破壊して銀貨が作られた。」、「今途上国で森林破壊がすすんでいる。」と指摘されたので、もしやと思って調べてみました。
 すると森林の減少と人口の増加に高い相関があってビックり。小手先の対策では変えられない、人間の業だと思ってしまいました。(^^;;;

Re:Re:Re:中国一子制
雑草Z
>森林が人口を支えている

と言う地下水さんやguyver1092さんの御指摘は、御もっともだと思います。もっと大きく言えば、生態系が人口を支えているのは明らかです。現在のように森林(生態系)の限界を超えた環境負荷で、人口を増やすと言う事は、それこそ人類の自殺行為に等しいでしょうね。人間一人あたりのエコロジカルフットプリントにも依るでしょうが、人口規模は一桁小さいくらいが限界でしょう。

地下水さん、お久し振りのコメント有難う御座います。感謝致します。このところ常連であった地下水さんのコメントがないと、寂しく思っておりました。・・・ときどきでも、今回のように核心を突くコメントを戴ければ幸いです。今後ともよろしくお願い致します。

デンマーク
地下水
 森を守り、リサイクルし、リサイクルする物しか使わない、江戸時代の考え方は凡そ適切なものでしょう。

 現代でも、脱原発に成功したデンマークの考え方や法律は大変今後の日本の参考になるでしょう。社会民主主義で、高福祉、医療教育費無料、高度経済社会、高い国民総生産、自然エネルギーの比率が大きい、高度科学教育社会、などを実現しています。
 アンデルセン童話、電磁気を見つけたエルステッド、量子論を考えたボーア、C++の作者のビャーネ・ストロヴストルップのふるさとです。

地下水さん感謝です
guyver1092
 自分でも予想したことですが、図をみると衝撃的ですね。別のページて最新と思われる図を見つけました。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/shiryo/attach/1287193.htm

ここ数十年の森林の減り方はすさまじいという言葉でも不足ですね。
 いくつかの森林破壊のページを見てたのですが、中国は自国の森林破壊を食い止めたのではなく、外国の森林破壊に切り替えただけであるとか・・・
 先進国は全く危機感を持っていないようですね。文明崩壊は、もうすぐそこまで来ていると、改めて実感しました。

デンマーク2
地下水
 デンマークは社会全体意見を聴いて、脱原発に成功しました。社会全体の力を使って自由権と呼ばれる法律で個人の自由を助け、人権、福祉、教育、老人の保護、幼児の保護、傷病者の福祉、失業者の保障、失業者の職業訓練、学習者の保障、言論の自由、個人の保護、プライバシーの保護、などを実行している様です。
 充実した福祉で、人々の意見を大切にして、誤まった政策を行う事を防いでいる様に思えます。


Re:地下水さん感謝です
雑草Z
>文明崩壊は、もうすぐそこまで来ていると、改めて実感しました。

そう言われれば、確かに猶予はないですね。景気対策だとか原発再稼働だとか、オリンピックだとか、そんな事やってる場合じゃないですね。制御不可能になる前になんとかしたいところですが、そろそろ制御不可能な衰退、崩壊が始まりそうで怖いですね。


Re:デンマーク,デンマーク2
雑草Z
>充実した福祉で、人々の意見を大切にして、誤まった政策を行う事を防いでいる様に思えます。

日本ではとんでもない政策が行われて来ましたし、現政権はこれから更なる愚行に走りろうとしていますが 、何の差でしょうね?

>人々の意見を大切にして

具体的にどのようなシステムで一般人の意見を吸い上げ、取り入れているのでしょうか?気になります。

Re:デンマーク
guyver1092
 日本も、現在のデンマークのように、または享保時代の日本のようになる必要がありますね。江戸時代は、実は相当、民主的なところがあったそうです。明治維新で、このよき伝統は完膚なきまで破壊されてしまったようですね。
 なんとか戻ってほしいのですが。

Re:Re:デンマーク
地下水
 そうなんですよguyverさん。雑草Zさんのスレにも前に一度デンマークについて述べたところがあって、それで少し調べてみたのです。
 するとデンマークのエネルギー省が、市民団体の意見を聴いて、市民アンケートをとって、市民投票をしたのです。
 それからの頑張りが凄くて、ちゃんとその結果の意見とリサーチにのっとって脱原発に政策を変えて、今ではエネルギー自給率が120%を超えているのです。農業自給率も数百%に及ぶと言われています。
 社会民主主義がちゃんと機能していて、人々を大切にして、人々の意見も大切にして、福祉も教育も経済も充実している様なのです。

 官邸前で10万に集会が何度も起きているのに、政策を変えない今の我が政府とはかなり違うのですね。(^^;

Re:Re:Re:デンマーク
雑草Z
>デンマークのエネルギー省が、市民団体の意見を聴いて、市民アンケートをとって、市民投票をした
>結果の意見とリサーチにのっとって脱原発に政策を変え

なるほど、それは素晴らしいですね。おっしゃるようにしっかり民主主義が機能してますね。

>今ではエネルギー自給率が120%を超えている

現在の日本と比べると遥かに素晴らしいですね。原発に依存していてエネルギー自給自足を目指すのは愚の骨頂ですね。核燃サイクルは破綻していますし、出来たとしても超高レベル放射性廃棄物が増えると言う恐ろしい結果が待っています。

何よりも

>農業自給率も数百%に及ぶ

と言うのが素晴らしいです。デンマークは鎖国出来るかも知れませんね。鎖国出来る事が理想の主権国家の状態だと考えています。

地下水さん、色々参考になる有意義な情報有難う御座います。

Re:Re:Re:Re:デンマーク
地下水
 デンマークは、前に雑草Zさんや皆さんが議論されていた、あのバイオマス発電が発達している様です。
「デンマークに学ぶ脱原発市民運動」は「命の記」さんの「2011-05-18」が詳しいようです。
どうか政府が、これも参考にして日本の脱原発への道のりを考えられます様に。(^^;

Re:Re:Re:Re:Re:デンマーク
雑草Z
「命の記」さんの「デンマークに学ぶ脱原発市民運動」を読ませて頂きました。期待為に以上にを遥かに上回る為になる内容でした。

 OOAも素晴らしいと思いましたが、

>フォルケホイスコーレ(国民高等学校)

の存在が凄く素晴らしいと感じました。

>試験を拒否し、資格も与えず、全寮制で教師と学生が共同生活をして教養や社会性を学び、助成金は受けていても国家の干渉を受けない自由な学校

と言うのが素晴らしいです。学校の理想の形かと思います。
日本や中国、韓国やアメリカ、イギリス・・・等のように「学歴」に資格のような価値を持たせる事は、主客転倒だと思います。「学歴」とそれに付随するペーパーテストの結果のみに価値を置くから、シロアリ官僚のような自分をエリートだと思っている国家の寄生虫が大手を振って利権を作っているのでしょう。早い話、ペーパーテストが出来ると言う事は、クイズが得意と言う事とあまり変わりがありませんね。
官僚の価値は、どれだけ国民の福祉に貢献したかにある筈です。

>どうか政府が、これも参考にして日本の脱原発への道のりを考えられます様に。

現政権では無理でしょうから、先ずは脱原発都知事を生み出す事から行きたいものです。
兎も角「高度経済成長時代の遺物」的政治家はみんな引退させるべきでしょうね。

地下水さん、いいHPの御紹介有難う御座います。「命の記」さんのサイトが、2011年以来更2年以上更新されていない事が残念です。

デンマークの民主主義
guyver1092
 デンマークの民主主義は素晴らしいですね。「デンマークに学ぶ脱原発市民運動」私も読みました。地道に長く、教育して、責任が自分にあることを解らせて、現在の結果があるのですね。日本も、これを参考にすべきですね。

コメントを閉じる▲
コメント
この記事へのコメント
貨幣=欲望を数値に変換する装置
貨幣の歴史の事から、貨幣の位置づけについてまで色々良く分かりました。

>「もっとほしい」という欲望

を、件の書が

>人間本来の欲望

ととらえているのに対し、guyver1092さんは、真っ向から否定し、貨幣も道具の一つとして

>完全に道具(貨幣)の奴隷にされている

と捉えているところが非常に興味深かったです。guyver1092さんの御説明を読めば確かに、お金の発明によって欲望がエスカレートしていったと言う方が正しいと思えます。
それによって「ギリシャ悲劇」が起こったと言うのは初耳でしたが納得致しました。槌田敦さんの本などにもギリシャの山が禿山なのは、木を切り尽くしてしまったからだとありました。その根本原因は貨幣の発明だったとは・・・そして、その付けを2000年後の今現在も払わされ続けているのは凄いお話です。
 関連でちょっとお話は脱線しますが、原発の付けはどのくらい長きにわたって子孫が払わされ続けるのでしょうね。・・・人類の破滅まででしょうか?

もっと他の部分にもコメントがありますが、先ずはここまで・・。話題を拡散したくないので、分けてコメントさせて頂きます。
2014/01/11(Sat) 03:26 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
ギリシャ悲劇
 ギリシャ悲劇は、貨幣が導入された直後に現れたそうです。そして、その題材は、お金で何でもしようと言う人の存在を意識して作られているそうです。ちなみに、私もこの本を読むまで知りませんでした。
 木を切ってしまったことは、私も槌田敦さんの本でも読んだ記憶がありますし、テレビ番組で見た記憶もあります。ただ、木を切った理由まではこれまで知りませんでした。件の書で初めて知った次第です。ギリシャは、穀物を生産するには不適な地勢だそうで、代わりに銀貨を作り、外国から食料を輸入する戦略だったそうです。銀貨を作るのにどれだけの木炭が必要かは書かれていませんでしたが、銀山全体では、5000平方キロメートルの森林を燃やしつくしたそうです。
 原発の付け。・・・・ 想像もつきません。最大は100万年でしょうね。
2014/01/11(Sat) 19:47 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
文明崩壊はどこから始まるか?
>ギリシャ悲劇は、貨幣が導入された直後に現れたそうです。

これまた一瞬驚きでしたが、良く考えてみれば確かに貨幣が導入された直後から「もっとほしい」という欲望は始まるでしょうね。
これは現代社会でも同じです。利権が見出せそうなものには直ぐに多くの人が群がります。ゴールドラッシュみたいな事ですね。原発利権もその典型例でしょうね。人々の心は荒み、環境も破壊されていきます。まさしく同じ構造です。
本文にも言及されている現在の金融マネーもその延長と言えましょう。


 本文最後のguyver1092さんの予測

>現代の文明崩壊はおそらく、発展途上国から始まると考えます(発展途上国では森林破壊が顕著)

もなるほどと感じました。ある意味大胆な予測ですが、根拠もしっかりしていますね。
私はどの国からとかはあまり考えた事がありませんでしたが、居住困難となるのは大都会から始まると考えていましたので、漠然とですが日本やアメリカや中国などの大都市を想定していたかも知れません。

現在中国を途上国に入れるかどうかは分かりませんが、もっと工業化がされていないアフリカの国々から始まる可能性もありそうですね。

>途上国との取引のある国の通貨の信用が無くなり、それが連鎖的に拡大し、貨幣の価値がなくなり、貿易の壊滅、その結果としておそらく日本等の食糧輸入国の人口急減、工業製品の消滅に近い打撃等の形になると予想

かなり具体的ですね。参りました。
2014/01/12(Sun) 20:03 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
破滅の因子
 有限の寿命の物の中に(製品等の物質)、寿命の無い物を(約束としての貨幣)を導入すれば、不死である貨幣を誰もが欲しがります(現実の社会を見れば一目瞭然)。前者は現実の物理法則にしたがい、後者は妄想によって無限に膨らみます。妄想が実現するとだれもが信じている間は、うまく回るでしょうが、物理的制約のある物質と言う制限により、いずれ妄想であることが明らかになります。不滅の貨幣と言う発明品は、現実の物質の集合体である世界を見えなくする破滅へ至る因子と考えるようになりました。

 歴史的に見て、森林を失って文明崩壊するのですから、森林を失っているのは途上国なので、こちらから始まるのだと予想しています。外れるシナリオとしては、起こしかけた国が潰れたら困る利権を持つ先進国が援助をし、植林等の対策が成功する、と言うのを考えました。
 当たるかどうかは、その時がこなくては分かりませんが。
 なお、最近のアフリカあたりの政情不安は、破滅の前兆ではないかと心配しています。
2014/01/12(Sun) 22:38 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
Re:破滅の因子
>有限の寿命の物の中に(製品等の物質)、寿命の無い物を(約束としての貨幣)を導入すれば、不死である貨幣を誰もが欲しがります

なるほど、説得力のある御説明です。永遠とか不死とか言うものに対する人間の憧れですね。人工的な妄想ですね。

>妄想が実現するとだれもが信じている間は、うまく回るでしょうが、物理的制約のある物質と言う制限により、いずれ妄想であることが明らかになります。

なるほど、この妄想が経済成長神話の根本にもあるのでしょうね。貨幣は不死であると妄想を抱いたが為に経済優先主義が蔓延り、経済成長神話が独り歩きして、経済成長に加速がついて、超指数関数的に経済成長して成長の限界を迎え、文明が崩壊していく・・・貨幣は正に現代文明を短命化する麻薬ですね。

>不滅の貨幣と言う発明品は、現実の物質の集合体である世界を見えなくする破滅へ至る因子と考えるようになりました。

はじめて目にする貨幣に対する解釈です。guyver1092独特の見解ですね。貨幣が危険な幻想を産み出したと言う事ですね。
今回のguyver1092 さんのコメントの前半部分は、記事本文と同じように非常に参考になりました。コメント欄では勿体ないです。少し肉付けして頂いて、是非記事にして頂きたいと感じます。

>近のアフリカあたりの政情不安は、破滅の前兆ではないかと心配しています。

世界中の多くの文明が西洋文明と言う強欲略奪文明に翻弄されて来ましたが、アフリカもいいように利用されて来ましたね。やっと国家として独立しても、経済的には支配されて来ましたね。言われてみれば、アフリカやアラブの混乱が世界に広がって文明崩壊にまで至る可能性も低くなさそうで怖いですね。世界中の大きな事件が、破滅の前兆かも知れないと感じる今日この頃です。
2014/01/13(Mon) 01:44 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
表現
>有限の寿命の物の中に(製品等の物質)、・・・は「エンデの遺言」に書かれていた、減価貨幣のエントロピーがらみの表現を、インパクトのあるように文学的に書いてみた物です。
>不滅の貨幣と言う発明品は、・・・こちらは、「経済成長考」に書いた、
>現代社会は会計基準をはじめとした法律上には、人間社会の入れ物である自然環境の状態を表す方法が何も無く、全く無価値であることと対照的です。
と同趣旨のつもりで書いています。こちらも、文学的に書いてみました。
 破滅の因子で、記事を書く必要があると感じておりました。書いてみます。
2014/01/13(Mon) 22:46 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
お金に代わる何か。
非常に読みごたえのある記事で、たくさん勉強になりましたし、新しい気づきを得ることができました。

>貨幣は人々の心に「もっとほしい」という欲望に火を付けたのです。
この部分、非常に同意いたします。

実際、価値の保存と交換が便利になり、お金を多く持つことは「欲望」を満たし、「安心」を手に入れる簡単な方法だと思われるようになったと思います。

本当はお金を多く持っても、それだけでは幸せも安心も手に入らないのですが、現代でも多くの人はお金をたくさんもらえたら人生あがり、と思っていると感じます。

個人的には、まだ「資本主義」がスタンダードになっているこの世界を変えるには、お金に代わるものが必要だと考えています。
(代わりのシステムというかモノというか。。。)

少し想像してみたんですが、たとえば物々交換の方が環境負荷が少なくて済むはずですし、所有しないというメリットもあります。

野菜→ お金 → お肉、という交換の順番より
野菜→ お肉、というダイレクトな方が取り過ぎるという状態も解消できますし、負荷は少ないかなぁと。

もしくは自産自消みたいな感じかもしれません。

いずれにしても、お金が普及した本質をうまくとらえて、それに代わるものが提示できれば、新しい価値観を持った世界に導けるかもしれないと思いました。
2014/01/14(Tue) 21:15 | URL  | でなしNo.146 #89zBIK8s[ 編集]
Re:お金に代わる何か。
 本文にも書いた、お金の機能ですが、① 交換の媒体機能と、③ 価値の保存機能は相反する機能です。お金から価値の保存機能を取り除くのが、減価する貨幣です。もうひとつ、保存機能を強化した貨幣を何とか工夫し、両方流通させれば、世の中の矛盾もかなり解消されると考えています。保存する機能の貨幣に自然環境と連動機能を組み込めば、人間が欲張って貯めれば貯めるほど自然環境が回復することになります。
 どうやら失敗したようですが、ドイツで、お金を使わず、通帳に記帳することによる、交換支援の仕組みがありました。本文①~③の機能は必ず提供する必要があるような気がします。
 ちなみに、現代の経済システムでお金をいくら貯めても、いざ、お金を使って自分だけが助かろうとしても、役に立たないと予想しています。理由は、本文の最後のほうにリンクを張りましたが、金融資産が、実際のGDPの3.5倍にもなっていることから、何らかの理由で、生産物が激減した場合、最低でも3.5分の一まで貨幣価値は下がることになるでしょう。実際はハイパーインフレになり、自分が妄想をためていたことに気がつくのが落ちだと考えています。
2014/01/15(Wed) 20:09 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
Re:Re:破滅の因子
 本文で書いた、「ゼロ金利も許せない」は間違いではないかと言うことに気がつきました。必ずマイナス金利だけの貨幣のみの社会を作るとなると、森林をプラス金利にすることも不可と言うことになります。金利そのものよりも、不死の貨幣を許してはいけないのだと訂正します。森林の貨幣は、プラス金利でも、木の寿命により、必ず消滅することとすれば、不死にはなりませんので、欲望の暴走は回避できるのではと考えなおしました。
2014/01/15(Wed) 22:28 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
Re:Re:Re:破滅の因子
不死の貨幣はそのままにして、収入なり資産の上限を決める方法はどうでしょうか?人間の感覚は対数関数的であるし、そこそこの金持ちはあとは儲けない方が世の為人の為だと考えるからです。
【収入上限(収入打ち止め制度)】2008-4-9
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-286.html

【対数関数的感覚】2008-4-5
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-284.html

をご覧になり、ご意見いただければ嬉しく思います。
2014/01/16(Thu) 06:54 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re:Re:Re:Re:破滅の因子
 現代の拡大再生産経済を理解しきっているわけではありませんから、断言するようなおこがましいことはできませんが、過去の例から近いことは思いつきますね。かつての拡大再生産が最もうまくいっていた最高税率70%の時代の日本のように、再分配がうまくいくのではないでしょうか。また、支配者の言うように、収入が約束されないなら、金持ちが頑張らないということが本当なら、経済成長もある程度までは抑えられる気がします。
 ただ、本文①と③のコンフリクトはある程度残ると思います。
2014/01/17(Fri) 23:57 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
Re:Re:Re:Re:Re:破滅の因子
>支配者の言うように、収入が約束されないなら、金持ちが頑張らないということが本当なら、経済成長もある程度までは抑えられる気がします。

十分にお金があるのに、更なる収入が約束されないと頑張らないような金持ちは頑張らないほうが世のため人の為でしょう。・・・金持ちになる過程で社会や生態系にに多大な迷惑をかけた金持ちが大多数だと思います。
収入上限制がうまく機能すれば、強欲による文明崩壊の抑止効果があるでしょうね。

ところで、

>本文①と③のコンフリクトはある程度残る

が、よく理解できなかったのでご説明願います。
2014/01/18(Sat) 14:47 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
コンフリクト
 収入の上限を決めれば、無限に貯めることは不可能になりますが、反対に考えると、上限までは貯めようとして、貨幣の交換機能は損なわれるのではと考えました。
2014/01/19(Sun) 20:53 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
Re:コンフリクト
>上限までは貯めようとして、貨幣の交換機能は損なわれる

おそらく多くの人が上限まで貯めようとするでしょうが、それはそれでいいではないでしょうか?・・例えば上限を老後の生活の為の必要最小限を目安に決めるとかして、多くの人が、投資などせずとも真面目に労働すれば達成出来る金額とすればいい目標にもなるでしょう。そして、貯め込んだお金を使わない方が資源の節約になるでしょう。現在の経済学とは相反する考え方でしょうけれど、貨幣の交換機能は損なわれても、お金は無理に回さないほうがいいのではないでしょうか?。セイフティネットをしっかりすればいいでしょう。
2014/01/19(Sun) 21:52 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
許せるコンフリクト
 なるほど。許容できる範囲のコンフリクトと言うことですね。確かに、石炭文明が始まるまでは、ギリシャ起源の、不滅貨幣を使っていましたね。この収入に対して上限を定めることは、メソポタミアで言うアマギ(日本で言う徳政令)を経済の制度に組み込むこととなる気がします。
 私の知識の範囲では、成功するかどうかまでは断言できませんが。
2014/01/20(Mon) 22:30 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
Re:許せるコンフリクト
>収入に対して上限を定めることは、メソポタミアで言うアマギ(日本で言う徳政令)を経済の制度に組み込むこととなる気がします。

の意味が最初計りかねましたが、上限を超える部分の収入(お金のやり取り)がチャラになると言う意味でいいでしょうか?・・・そこまで考えが及びませんでしたがこれは必然的な流れになるでしょうね。上限以上の仕事はボランティアになるのでしょうね。一理あるいい方法だと思いますが・・。
2014/01/21(Tue) 21:53 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
中国一子制
年平均の森林の減少率と、世界人口には、ほぼ比例関係があります。
1700-1850 0.05% 6億人
1850-1920 0.09% 17億人
1920-1950 0.18% 29億人
1950-1980 0.22% 37億人
1980-1995 0.43% 57億人
森林が人口を支えていると言えそうです。
もう中国一子制の様にして人口を減らすしか、助かる道は無さそうです。(^^;;;
2014/01/22(Wed) 16:25 | URL  | 地下水 #4Fa3Cym6[ 編集]
Re:Re:許せるコンフリクト
 収入の上限を定めると言うことに似た過去の例は?と考えたところ、徳政令があると思いついたのです。
 ちなみに、現代のプラス金利の社会では、ある一定以上の収入のある世帯と、それ以下の収入の世帯で、利息収入および支出を比較すると、一定以上の世帯は、利息の収支がプラスで、それ以下の世帯は、マイナスだそうです。この事実は、ゲゼルの貨幣と金利に対する主張のほうが正しいことを裏付けていると考えます。
2014/01/22(Wed) 22:06 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
Re:中国一子制
 お久しぶりです、地下水さん。有益な情報ありがとうございます。どこかのページで見つけたのでしょうか? それとも、データを探して、自分で計算されたのでしょうか? どこかのページにあったのなら、ぜひとも紹介していただきたいです。
 人類の態度で森林の減少率がどの程度変わるかは知りませんが、何も考えずに木を切って生活する限り、地球の定員は6億以下と言うことですね。江戸時代の日本の政策と同じ政策を全世界で取ることが出来れば、定員は6億人と言うことはない気がしますが。
2014/01/22(Wed) 22:16 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
Re:Re:中国一子制
「森づくりコミッション・ポータルサイト「森ナビ」」の「森林の減少と人口の増加」のグラフから概数を読み取って作りました。
 雑草Z管理人が、「森林を破壊して銀貨が作られた。」、「今途上国で森林破壊がすすんでいる。」と指摘されたので、もしやと思って調べてみました。
 すると森林の減少と人口の増加に高い相関があってビックり。小手先の対策では変えられない、人間の業だと思ってしまいました。(^^;;;
2014/01/23(Thu) 10:23 | URL  | 地下水 #4Fa3Cym6[ 編集]
Re:Re:Re:中国一子制
>森林が人口を支えている

と言う地下水さんやguyver1092さんの御指摘は、御もっともだと思います。もっと大きく言えば、生態系が人口を支えているのは明らかです。現在のように森林(生態系)の限界を超えた環境負荷で、人口を増やすと言う事は、それこそ人類の自殺行為に等しいでしょうね。人間一人あたりのエコロジカルフットプリントにも依るでしょうが、人口規模は一桁小さいくらいが限界でしょう。

地下水さん、お久し振りのコメント有難う御座います。感謝致します。このところ常連であった地下水さんのコメントがないと、寂しく思っておりました。・・・ときどきでも、今回のように核心を突くコメントを戴ければ幸いです。今後ともよろしくお願い致します。
2014/01/24(Fri) 06:50 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
デンマーク
 森を守り、リサイクルし、リサイクルする物しか使わない、江戸時代の考え方は凡そ適切なものでしょう。

 現代でも、脱原発に成功したデンマークの考え方や法律は大変今後の日本の参考になるでしょう。社会民主主義で、高福祉、医療教育費無料、高度経済社会、高い国民総生産、自然エネルギーの比率が大きい、高度科学教育社会、などを実現しています。
 アンデルセン童話、電磁気を見つけたエルステッド、量子論を考えたボーア、C++の作者のビャーネ・ストロヴストルップのふるさとです。
2014/01/24(Fri) 11:08 | URL  | 地下水 #4Fa3Cym6[ 編集]
地下水さん感謝です
 自分でも予想したことですが、図をみると衝撃的ですね。別のページて最新と思われる図を見つけました。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/shiryo/attach/1287193.htm

ここ数十年の森林の減り方はすさまじいという言葉でも不足ですね。
 いくつかの森林破壊のページを見てたのですが、中国は自国の森林破壊を食い止めたのではなく、外国の森林破壊に切り替えただけであるとか・・・
 先進国は全く危機感を持っていないようですね。文明崩壊は、もうすぐそこまで来ていると、改めて実感しました。
2014/01/25(Sat) 00:00 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
デンマーク2
 デンマークは社会全体意見を聴いて、脱原発に成功しました。社会全体の力を使って自由権と呼ばれる法律で個人の自由を助け、人権、福祉、教育、老人の保護、幼児の保護、傷病者の福祉、失業者の保障、失業者の職業訓練、学習者の保障、言論の自由、個人の保護、プライバシーの保護、などを実行している様です。
 充実した福祉で、人々の意見を大切にして、誤まった政策を行う事を防いでいる様に思えます。
2014/01/25(Sat) 21:26 | URL  | 地下水 #4Fa3Cym6[ 編集]
Re:地下水さん感謝です
>文明崩壊は、もうすぐそこまで来ていると、改めて実感しました。

そう言われれば、確かに猶予はないですね。景気対策だとか原発再稼働だとか、オリンピックだとか、そんな事やってる場合じゃないですね。制御不可能になる前になんとかしたいところですが、そろそろ制御不可能な衰退、崩壊が始まりそうで怖いですね。
2014/01/26(Sun) 21:25 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re:デンマーク,デンマーク2
>充実した福祉で、人々の意見を大切にして、誤まった政策を行う事を防いでいる様に思えます。

日本ではとんでもない政策が行われて来ましたし、現政権はこれから更なる愚行に走りろうとしていますが 、何の差でしょうね?

>人々の意見を大切にして

具体的にどのようなシステムで一般人の意見を吸い上げ、取り入れているのでしょうか?気になります。
2014/01/26(Sun) 21:33 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re:デンマーク
 日本も、現在のデンマークのように、または享保時代の日本のようになる必要がありますね。江戸時代は、実は相当、民主的なところがあったそうです。明治維新で、このよき伝統は完膚なきまで破壊されてしまったようですね。
 なんとか戻ってほしいのですが。
2014/01/26(Sun) 22:00 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
Re:Re:デンマーク
 そうなんですよguyverさん。雑草Zさんのスレにも前に一度デンマークについて述べたところがあって、それで少し調べてみたのです。
 するとデンマークのエネルギー省が、市民団体の意見を聴いて、市民アンケートをとって、市民投票をしたのです。
 それからの頑張りが凄くて、ちゃんとその結果の意見とリサーチにのっとって脱原発に政策を変えて、今ではエネルギー自給率が120%を超えているのです。農業自給率も数百%に及ぶと言われています。
 社会民主主義がちゃんと機能していて、人々を大切にして、人々の意見も大切にして、福祉も教育も経済も充実している様なのです。

 官邸前で10万に集会が何度も起きているのに、政策を変えない今の我が政府とはかなり違うのですね。(^^;
2014/01/27(Mon) 10:37 | URL  | 地下水 #4Fa3Cym6[ 編集]
Re:Re:Re:デンマーク
>デンマークのエネルギー省が、市民団体の意見を聴いて、市民アンケートをとって、市民投票をした
>結果の意見とリサーチにのっとって脱原発に政策を変え

なるほど、それは素晴らしいですね。おっしゃるようにしっかり民主主義が機能してますね。

>今ではエネルギー自給率が120%を超えている

現在の日本と比べると遥かに素晴らしいですね。原発に依存していてエネルギー自給自足を目指すのは愚の骨頂ですね。核燃サイクルは破綻していますし、出来たとしても超高レベル放射性廃棄物が増えると言う恐ろしい結果が待っています。

何よりも

>農業自給率も数百%に及ぶ

と言うのが素晴らしいです。デンマークは鎖国出来るかも知れませんね。鎖国出来る事が理想の主権国家の状態だと考えています。

地下水さん、色々参考になる有意義な情報有難う御座います。
2014/01/27(Mon) 22:44 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re:Re:Re:Re:デンマーク
 デンマークは、前に雑草Zさんや皆さんが議論されていた、あのバイオマス発電が発達している様です。
「デンマークに学ぶ脱原発市民運動」は「命の記」さんの「2011-05-18」が詳しいようです。
どうか政府が、これも参考にして日本の脱原発への道のりを考えられます様に。(^^;
2014/01/28(Tue) 15:15 | URL  | 地下水 #4Fa3Cym6[ 編集]
Re:Re:Re:Re:Re:デンマーク
「命の記」さんの「デンマークに学ぶ脱原発市民運動」を読ませて頂きました。期待為に以上にを遥かに上回る為になる内容でした。

 OOAも素晴らしいと思いましたが、

>フォルケホイスコーレ(国民高等学校)

の存在が凄く素晴らしいと感じました。

>試験を拒否し、資格も与えず、全寮制で教師と学生が共同生活をして教養や社会性を学び、助成金は受けていても国家の干渉を受けない自由な学校

と言うのが素晴らしいです。学校の理想の形かと思います。
日本や中国、韓国やアメリカ、イギリス・・・等のように「学歴」に資格のような価値を持たせる事は、主客転倒だと思います。「学歴」とそれに付随するペーパーテストの結果のみに価値を置くから、シロアリ官僚のような自分をエリートだと思っている国家の寄生虫が大手を振って利権を作っているのでしょう。早い話、ペーパーテストが出来ると言う事は、クイズが得意と言う事とあまり変わりがありませんね。
官僚の価値は、どれだけ国民の福祉に貢献したかにある筈です。

>どうか政府が、これも参考にして日本の脱原発への道のりを考えられます様に。

現政権では無理でしょうから、先ずは脱原発都知事を生み出す事から行きたいものです。
兎も角「高度経済成長時代の遺物」的政治家はみんな引退させるべきでしょうね。

地下水さん、いいHPの御紹介有難う御座います。「命の記」さんのサイトが、2011年以来更2年以上更新されていない事が残念です。
2014/01/28(Tue) 19:11 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
デンマークの民主主義
 デンマークの民主主義は素晴らしいですね。「デンマークに学ぶ脱原発市民運動」私も読みました。地道に長く、教育して、責任が自分にあることを解らせて、現在の結果があるのですね。日本も、これを参考にすべきですね。
2014/01/28(Tue) 21:00 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。