-------- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

2013-01-05 00:01
 電車(やバス)での長旅はとてもいい読書の時間です。家にいるときよりも遥かに読書のモチベーションが高くなり一気に読む事が出来ます。東京へ行くのに、遅くて時間がかかる会津鉄道をわざわざ利用して読書するのが好きです。安いし、混んでないので2人掛け(もしくは4人掛け)の席を一人で使えるし、窓から見える風景も非常に魅力的です。・・・
昨年の暮れに、東京に出掛けるとき、前に読んでいた本が読み終わったところで、バッグに本が入っていませんでした。いつものように列車時間ぎりぎりになり、本をしっかり見繕う事が出来ませんでしたので、以前気に入って沢山購入していた石川英輔の本の一つ「2050年は江戸時代」をバックに詰めて家を飛び出しました。石川英輔が江戸時代を研究して書いた『大江戸事情』シリーズのファンでしたので、この本だけは小説と知りながらも、以前大江戸事情シリーズと一緒に試しに購入して置いたのです。間一髪で列車に乗り込んでから、本を読もうとした時に後悔しました。「2050年は江戸時代」は小説です。ここのところ長い間、作り話の小説を読む気は失せていました。大江戸事情シリーズのような文明論などのノンフィクションのほうが遥かに魅力的です。・・しかし、持ってきた本はこの本だけだったので、しぶしぶ読み始めたら、直ぐに入り込みました。小説がこんな面白く読めたのは久し振りです。

1995年に初版本が発行された本書を作者はSF小説と位置付けていますが、その内容をごく簡単に紹介致します。

生活に必要な資源の大部分を外国に頼っていた、もろい「豊か」な社会であった日本は、2,000年代前半には多くの企業が沈滞し、工業も東南アジアの新興工業国に追い越され、外貨も稼げず、食料も石油も輸入出来なくなってきて、それまでの大量生産大量消費社会のシステムが次から次へと破綻して日本は収縮期に入る。大部分の政治家や官僚は、日本を経済大国、工業大国へ戻そうと努力したが、国民の多くは村落へ移り住み、日本はなし崩し的に自給自足社会に移行していく。・・・この移行を『大刷新』と呼んでいる。・・大刷新以降、人々は、二度と経済効率第一の「東京時代」(・・20世紀の経済優先の社会をこう呼んでいる・・)に戻れないし、戻りたいとも思わなくなったし、戻ってはいけないと考えている。

以上のような内容を、物語としても引き込まれる面白い読み物に書きあげてあり、非常に楽しみながら興味深く読めました。著者石川英輔氏の「大江戸えねるぎー事情」等を読めば、彼が循環型社会を理想とし、大量生産、大量消費社会を批判しているのは明らかですが、ここまで徹底して、現代の工業化、経済優先社会からの脱却を考えているであろう事に、今まで以上に強い共感を持ちました。

2010年代の現代でも、既に起こっている事がここかしこに記述され、石川英輔氏の洞察力の深さに感心致します。
この物語は紛れも無く、経済成長主義、工業優先社会からのスローランディングの成功例です。餓死者が出るなどの犠牲があったなどと言う事も描かれてはいますが、かなり理想的なスローランディングです。これ以上のスローランディングはなかなか望めないでしょう。
ただ、一つ大きくすっぽりと抜けているのが、原発の事です。大刷新後の日本では、廃炉になる事は明らかでしょうが、石油が入って来ない状態で冷却もままならず、政府が小さくなってしまった状態で、廃炉処理、管理はどうするか?・・・と言う大問題が残ります。放射能は漏れ出すし、メルトダウンの危機も続くでしょう。その意味でも、再稼働などせずにこのまま廃炉処理を早急に始めなければ、日本はこの物語のような理想的なスローランディングは望めないでしょう。頭の痛い問題です。

私の読んだのは1998年に発行された文庫本です。文庫版のためのあとがきに、その3年前に発行されたハードカバー本を読んでの読者からの意見や感想がまとめてあり、そこに「青少年に日本の未来がこんな形になると言う誤解を与えるから良くない。」と言った批判の意見があったと書かれています。それに対し、石川氏は「SF小説である架空の未来の内容が気に入らないと言って叱られても、作者としてはただ困るだけだ」と述べています。これはうっちゃった返事でしょう。とんでもない滅茶苦茶な未来像を描いたSF小説が山ほどあるのに、様々なデータを使って描かれた本作品の描く未来像にクレームをするのはお門違いです。批判した人々は、もしかしてそこに「実現の可能性」を感じて怖くなったのかも知れません。私は本作品を批判する気はあまり御座いませんが、敢えてクレームをつけるとすれば、前述の方々の批判とは逆に「制御不可能になってなし崩し的にはスローランディングは出来ない。もっとハードランディングになるだろう」・・という、もっと悲観的な立場からの批判になるでしょう。

多くの人が本書を読んで、現代経済成長の呪縛からの(スロー)ランディング、『大刷新』をしっかりと考えて欲しいと願います。
スポンサーサイト
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2013/01/05 00:01】 | 都市/文明 トラックバック(0) |

これは“油断”に匹敵する作品かと…
ST
だいぶ昔、多分35年以上前の「油断」と言うSFを思い出しました。
2050年は江戸…というSFノベルは仁(JIN)ににた感じでしょうか?
諸外国とは全く違うとすればどうも「鎖国に近い状態」となって
いる設定にならざるを得ませんね、「鎖国政策」ねぇ…、本当???
それが実現出来るのか、否、「第一次産品の輸出植民地化」か、
何か「明治維新」で“開国 or 攘夷”再来? 似だとしても違いが、
どっちにしても現在の状況では核の脅威ならぬ核汚染の脅威が残る…

Re:これは“油断”に匹敵する作品かと…
雑草Z
「油断」と言う小説は存在を知りませんでした。タイトルが掛け言葉で上手いですね。ネットで調べてみたら、書評には「予測小説」とか「シミュレーション小説」とかカテゴライズされて概ね好評でした。
「2050年は江戸時代」は「油断」に対する石川英輔氏のアンサー小説かも知れませんね。「油断」は日本に石油が入らなくなったら、どのような危機に陥るかが中心のようですが、「2050年は江戸時代」は、日本の国力が落ちて輸出入が極端に落ち込んだ場合のスローランディングが主題だと考えます。「危機」を煽っているのでは無く、肯定的に受け止めて来るべき「大刷新」の成功例を示しているのでしょう。

仁(JIN)については、現代の医師が江戸時代にタイムスリップする物語・・くらいしか知りませんが、原作者の村上もとかの他の漫画は、面白く読んだ記憶があります。仁(JIN)は、江戸時代をある種の理想社会として描いているのでしょうか?・・・・SFでもタイムスリップものは、荒唐無稽で矛盾が多過ぎて、私の許容範囲外です(笑)。タイムスリップ自体荒唐無稽ですが、過去に行って歴史を変えるとかそれ自体矛盾の塊です。百歩譲ってタイムスリップ出来たとして、「過去を変え無いように注意しなければならない。」なんてストーリーが溢れていますが、タイムスリップしただけで、他の事は特に何もしなくても、バタフライ効果は半端なく膨大でしょう。・・その時点でそこに存在した物質はどうなるのでしょう?核反応を起こさないのでしょうか?そしてその「過去」を踏まえて歴史は動いているのだから、現在が変わる筈もありません。・・などと矛盾を突きだしたら止まりません(笑)。・・・かく言いつつも、石川英輔氏も「大江戸神仙伝」などタイムスリップものを描いているようなので、購入して読んでみようと思っています(笑)。

>諸外国とは全く違うとすればどうも「鎖国に近い状態」となっている設定

諸外国も、石油は手に入りにくい状況になりつつある設定です。日本の貿易は、ピーク時よりも桁違いに減っている状況ですが、まだ特殊な技術をもった企業は輸出もしている設定です。そして、諸外国は、資源も少なく、工業も衰えている日本は、利用価値が無くなってきているとの評価設定です。
諸外国が鎖国をさせてくれるのならば、鎖国に向かって社会構造を変えることは有意義だと思いますが、それが出来るでしょうか・・?原発の廃炉も・・・。問題が山積みです。 ST さんのおっしゃるように、鎖国状態が実現出来るかが大きな問題ですね。


お返事はまだまだ色々したいところですが、長くなりましたので、ここらへんで一先ず終わりにさせて頂きます。

 +  +++    +++++    +++  +

昨年末からSTさんのコメントの頻度が多くなってきて嬉しく思っております。これからもどんどん貴重なコメントを戴ければ幸いです。

不満
guyver1092
 この本は、興味のある部分を立ち読みし、結局は買いませんでした。ちなみに興味があったのは『大刷新』の現在進行形のところです。ここの部分は、データから考えて最も起こり得そうな未来予測では、小説が違う結論になってしまいそうなのでごまかしたのかな?と思ったような記憶があります。(江戸時代にしたいのに、イースター島の生活を書いていたのではタイトルに偽りありです。)
 あと、廃車が村の貴重な財産であるくだりは強烈な皮肉を感じましたね。いつぞや、ゴミ屋敷の住人がお金持ちになるとのブラックジョークを書いた気がしますが、これが頭のどこかに残っていたのかもしれません。

Re:不満
雑草Z
    guyver1092さんの不満も理解出来ます。十分に伝わりました。
私が、本文で

>「制御不可能になってなし崩し的にはスローランディングは出来ない。もっとハードランディングになるだろう」・・という、もっと悲観的な立場からの批判

と書いたところの不満がもっと強く、許容できなかったのですね。

>江戸時代にしたいのに、イースター島の生活を書いていたのではタイトルに偽りあり

つまり、資源や食糧の不足はもっと深刻になり、もっともっと餓死者が出て、人類はかなり貧しくなると言う事ですね。イースター島の物資、食料不足に加えて、もっと酷い環境汚染も起こるでしょうから、更に酷くなりそうですね。

>廃車が村の貴重な財産であるくだりは強烈な皮肉

これは、書き出し部分から描かれていますが、やはり私も疑問に思えましたし、廃車は資源と言うよりも環境汚染をもたらす廃棄物的要素が大きいと思いました。でも、このような発想の転換も有りかとも思いました。


かなり理想化し過ぎの「大刷新」かも知れませんが、工業や経済の縮小を肯定的に捉え、理想的なスローランディングの例を描いて見せたと言う意味で、大きく評価致しました。来るべき縮小期を「大刷新」として肯定的に捉えることは必要な事かと思います。

SF
guyver1092
 小説ですから、厳密な未来予測を書く必要もありませんし、予言する必要もありませんが、「なるほど」と思える理屈を作ってほしかったのです。
 昔の話ですが、アメリカのSF小説家が、原子爆弾がどのようなものかを想像し、自分の小説に書いたところ、どこから原爆の機密が漏れたかと捜査しに来たことがあったそうです。
 石川氏の作った理屈どおり事実が推移すればそれは素晴らしいことですが。

希望・・・
雑草Z
>「なるほど」と思える理屈を作ってほしかったのです。

確かに、制御出来ない崩壊が始まったら、もっと悲惨になるでしょうね。でも、『2050年は江戸時代』にも、餓死者が大量に出たり、食物の略奪があったりの「移行期」があった事が述べられています。これでも、非常に上手く行った「大刷新」を描いていると思いますが、
「日本がこんなになってしまったら大変だ」と言う、guyver1092 さんや私と逆の危惧を持った読者もいたようです。困ったものです。
私のようにもっと悲惨なランディングになると予測している者から見れば希望の『大刷新』かも知れません。

「大江戸えねるぎー事情」は、原子力文化財団のPR誌「原子力文化」に連載した記事であると石川氏が書いています。そんなわけで、原子力批判がすっぽりと抜けていたならば非常に残念な事です。しかし一方大きな発電所で発電して電気を浪費する事に対する批判はしっかりと為されています。

素晴らしい記事です。
ほとけの提言
私は、とても小さい政党(政治団体)の代表をしていますが、「2060年には1955年(昭和30年)2080年には江戸時代の生活に戻る」が基本政策です。冗談では有りません。この記事を見ましてとても驚きました。うれしくなりました。その時代が来ると確信しています。今は誰も理解してくれませんが・・・・・雑草さんの、多くの記事を党の綱領にしたいと考えています。ところで雑草さんはどんな職業の方ですか差し障りがなければお教えください。よろしくお願いします。又雑草さんの記事をフエイスブックに投稿してよろしいですか、お教えください。

Re:素晴らしい記事です。
雑草Z
>「2060年には1955年(昭和30年)2080年には江戸時代の生活に戻る」が基本政策です。

それこそ、素晴らしい政策です。現在はその政策を「冗談」のレベルでしか捉えられない人が多いでしょうが、一方その「素晴らしさ」を理解できる人もこれからどんどん増えてくるでしょう。
 私は現在の経済システムはかなり早い時期に破綻すると考えておりますので2060年よりも前倒しになると考えますが、時期については今はアバウトでいいでしょうね。

>その時代が来ると確信しています。

制御不可能でそうなるか、自らの意思でスローランディングに近づけるか・・・でしょうね。

>ところで雑草さんはどんな職業の方ですか

 特に公言するほどのものではありませんが、私も、ほとけの提言さんの政治団体の事を知りたいので、メール頂けますか?このコメント欄下段の投稿者名「雑草Z」の所をクリックして下さい。

>雑草さんの記事をフエイスブックに投稿してよろしいですか

はい、どうぞよろしくお願い致します。

コメントを閉じる▲
コメント
この記事へのコメント
これは“油断”に匹敵する作品かと…
だいぶ昔、多分35年以上前の「油断」と言うSFを思い出しました。
2050年は江戸…というSFノベルは仁(JIN)ににた感じでしょうか?
諸外国とは全く違うとすればどうも「鎖国に近い状態」となって
いる設定にならざるを得ませんね、「鎖国政策」ねぇ…、本当???
それが実現出来るのか、否、「第一次産品の輸出植民地化」か、
何か「明治維新」で“開国 or 攘夷”再来? 似だとしても違いが、
どっちにしても現在の状況では核の脅威ならぬ核汚染の脅威が残る…
2013/01/05(Sat) 08:59 | URL  | ST #oTy1E5II[ 編集]
Re:これは“油断”に匹敵する作品かと…
「油断」と言う小説は存在を知りませんでした。タイトルが掛け言葉で上手いですね。ネットで調べてみたら、書評には「予測小説」とか「シミュレーション小説」とかカテゴライズされて概ね好評でした。
「2050年は江戸時代」は「油断」に対する石川英輔氏のアンサー小説かも知れませんね。「油断」は日本に石油が入らなくなったら、どのような危機に陥るかが中心のようですが、「2050年は江戸時代」は、日本の国力が落ちて輸出入が極端に落ち込んだ場合のスローランディングが主題だと考えます。「危機」を煽っているのでは無く、肯定的に受け止めて来るべき「大刷新」の成功例を示しているのでしょう。

仁(JIN)については、現代の医師が江戸時代にタイムスリップする物語・・くらいしか知りませんが、原作者の村上もとかの他の漫画は、面白く読んだ記憶があります。仁(JIN)は、江戸時代をある種の理想社会として描いているのでしょうか?・・・・SFでもタイムスリップものは、荒唐無稽で矛盾が多過ぎて、私の許容範囲外です(笑)。タイムスリップ自体荒唐無稽ですが、過去に行って歴史を変えるとかそれ自体矛盾の塊です。百歩譲ってタイムスリップ出来たとして、「過去を変え無いように注意しなければならない。」なんてストーリーが溢れていますが、タイムスリップしただけで、他の事は特に何もしなくても、バタフライ効果は半端なく膨大でしょう。・・その時点でそこに存在した物質はどうなるのでしょう?核反応を起こさないのでしょうか?そしてその「過去」を踏まえて歴史は動いているのだから、現在が変わる筈もありません。・・などと矛盾を突きだしたら止まりません(笑)。・・・かく言いつつも、石川英輔氏も「大江戸神仙伝」などタイムスリップものを描いているようなので、購入して読んでみようと思っています(笑)。

>諸外国とは全く違うとすればどうも「鎖国に近い状態」となっている設定

諸外国も、石油は手に入りにくい状況になりつつある設定です。日本の貿易は、ピーク時よりも桁違いに減っている状況ですが、まだ特殊な技術をもった企業は輸出もしている設定です。そして、諸外国は、資源も少なく、工業も衰えている日本は、利用価値が無くなってきているとの評価設定です。
諸外国が鎖国をさせてくれるのならば、鎖国に向かって社会構造を変えることは有意義だと思いますが、それが出来るでしょうか・・?原発の廃炉も・・・。問題が山積みです。 ST さんのおっしゃるように、鎖国状態が実現出来るかが大きな問題ですね。


お返事はまだまだ色々したいところですが、長くなりましたので、ここらへんで一先ず終わりにさせて頂きます。

 +  +++    +++++    +++  +

昨年末からSTさんのコメントの頻度が多くなってきて嬉しく思っております。これからもどんどん貴重なコメントを戴ければ幸いです。
2013/01/06(Sun) 14:57 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
不満
 この本は、興味のある部分を立ち読みし、結局は買いませんでした。ちなみに興味があったのは『大刷新』の現在進行形のところです。ここの部分は、データから考えて最も起こり得そうな未来予測では、小説が違う結論になってしまいそうなのでごまかしたのかな?と思ったような記憶があります。(江戸時代にしたいのに、イースター島の生活を書いていたのではタイトルに偽りありです。)
 あと、廃車が村の貴重な財産であるくだりは強烈な皮肉を感じましたね。いつぞや、ゴミ屋敷の住人がお金持ちになるとのブラックジョークを書いた気がしますが、これが頭のどこかに残っていたのかもしれません。
2013/01/06(Sun) 21:09 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
Re:不満
    guyver1092さんの不満も理解出来ます。十分に伝わりました。
私が、本文で

>「制御不可能になってなし崩し的にはスローランディングは出来ない。もっとハードランディングになるだろう」・・という、もっと悲観的な立場からの批判

と書いたところの不満がもっと強く、許容できなかったのですね。

>江戸時代にしたいのに、イースター島の生活を書いていたのではタイトルに偽りあり

つまり、資源や食糧の不足はもっと深刻になり、もっともっと餓死者が出て、人類はかなり貧しくなると言う事ですね。イースター島の物資、食料不足に加えて、もっと酷い環境汚染も起こるでしょうから、更に酷くなりそうですね。

>廃車が村の貴重な財産であるくだりは強烈な皮肉

これは、書き出し部分から描かれていますが、やはり私も疑問に思えましたし、廃車は資源と言うよりも環境汚染をもたらす廃棄物的要素が大きいと思いました。でも、このような発想の転換も有りかとも思いました。


かなり理想化し過ぎの「大刷新」かも知れませんが、工業や経済の縮小を肯定的に捉え、理想的なスローランディングの例を描いて見せたと言う意味で、大きく評価致しました。来るべき縮小期を「大刷新」として肯定的に捉えることは必要な事かと思います。
2013/01/07(Mon) 00:06 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
SF
 小説ですから、厳密な未来予測を書く必要もありませんし、予言する必要もありませんが、「なるほど」と思える理屈を作ってほしかったのです。
 昔の話ですが、アメリカのSF小説家が、原子爆弾がどのようなものかを想像し、自分の小説に書いたところ、どこから原爆の機密が漏れたかと捜査しに来たことがあったそうです。
 石川氏の作った理屈どおり事実が推移すればそれは素晴らしいことですが。
2013/01/07(Mon) 22:25 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
希望・・・
>「なるほど」と思える理屈を作ってほしかったのです。

確かに、制御出来ない崩壊が始まったら、もっと悲惨になるでしょうね。でも、『2050年は江戸時代』にも、餓死者が大量に出たり、食物の略奪があったりの「移行期」があった事が述べられています。これでも、非常に上手く行った「大刷新」を描いていると思いますが、
「日本がこんなになってしまったら大変だ」と言う、guyver1092 さんや私と逆の危惧を持った読者もいたようです。困ったものです。
私のようにもっと悲惨なランディングになると予測している者から見れば希望の『大刷新』かも知れません。

「大江戸えねるぎー事情」は、原子力文化財団のPR誌「原子力文化」に連載した記事であると石川氏が書いています。そんなわけで、原子力批判がすっぽりと抜けていたならば非常に残念な事です。しかし一方大きな発電所で発電して電気を浪費する事に対する批判はしっかりと為されています。
2013/01/08(Tue) 07:05 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
素晴らしい記事です。
私は、とても小さい政党(政治団体)の代表をしていますが、「2060年には1955年(昭和30年)2080年には江戸時代の生活に戻る」が基本政策です。冗談では有りません。この記事を見ましてとても驚きました。うれしくなりました。その時代が来ると確信しています。今は誰も理解してくれませんが・・・・・雑草さんの、多くの記事を党の綱領にしたいと考えています。ところで雑草さんはどんな職業の方ですか差し障りがなければお教えください。よろしくお願いします。又雑草さんの記事をフエイスブックに投稿してよろしいですか、お教えください。
2013/01/18(Fri) 16:43 | URL  | ほとけの提言 #-[ 編集]
Re:素晴らしい記事です。
>「2060年には1955年(昭和30年)2080年には江戸時代の生活に戻る」が基本政策です。

それこそ、素晴らしい政策です。現在はその政策を「冗談」のレベルでしか捉えられない人が多いでしょうが、一方その「素晴らしさ」を理解できる人もこれからどんどん増えてくるでしょう。
 私は現在の経済システムはかなり早い時期に破綻すると考えておりますので2060年よりも前倒しになると考えますが、時期については今はアバウトでいいでしょうね。

>その時代が来ると確信しています。

制御不可能でそうなるか、自らの意思でスローランディングに近づけるか・・・でしょうね。

>ところで雑草さんはどんな職業の方ですか

 特に公言するほどのものではありませんが、私も、ほとけの提言さんの政治団体の事を知りたいので、メール頂けますか?このコメント欄下段の投稿者名「雑草Z」の所をクリックして下さい。

>雑草さんの記事をフエイスブックに投稿してよろしいですか

はい、どうぞよろしくお願い致します。
2013/01/19(Sat) 09:16 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。