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2012-02-23 00:01
エネルギーに関する外れた未来予測の中でも最悪な予測が何かと問われれば、私は原発に関する様々な予測と答えます。今から考えればどうしようもない愚かなものばかりです。予測と言うよりも推進派の願望、大げさな嘘八百、更には詐欺とさえ思えてしまいますが、原発導入時の頃は、情報もあまりなく、プロパガンダと予測の区別もつかず、原発推進派の情報を垂れ流していたマスコミも多々ありました。無知から来た予測と言えましょう。

原発に関する詐欺的とんでも未来予測は枚挙に暇がありませんが、特に酷い例をいくつか挙げてみます。

先ずは「核の平和利用」としての原発の導入時に為された予測です。
「夢の技術」ともてはやした「核の平和利用」のプロパガンダ・キャンペーンはアメリカに始まり、世界中にマスコミを使って喧伝されました。
以下は原発の宣伝広告ではない、日本の新聞の報道内容です。
・電気料金は2000分の1になる。
・火力発電所のように大工場も要らない。
・燃料を運び込んだり廃棄物を捨てる為の輸送機関も要らない。
・密閉式のガスタービンが利用できれば、ボイラーの水すら要らない。
・山間僻地を選ぶ必要はなく、ビルディングの地下室が発電所になる。
以上、1955年12月31日付けの東京新聞の内容要約です。東京新聞と言えば、今や大手新聞社の中ではまともな原発論を展開し、脱原発運動もしっかり取り上げてる数少ない新聞の一つですが、その東京新聞でさえ当時はこんなとんでもない嘘を書いていました。嘘と言うよりも、(御用)学者の説明を受けて、記者が信じて書いたのでしょう。これが原発に関する当時の一般的な予測だったのかも知れません。勿論当時からこんなプロパガンダには騙されないしっかりした物理学者もいましたが、中曽根康弘や正力松太郎などの推進派に押し切られてしまった歴史があります。つまり、この「予測」は実はプロパガンダ的要素が多分にあったのです。

核燃料サイクルに関する予測も本当にどうしようもない酷い予測でした。
核分裂の連鎖反応を起こさないウラン238に中性子をぶつけて、核分裂性のプルトニウムを作り出すことを目的とする「高速増殖炉」は、使用済み核燃料から新たな核燃料を作り出すと言う事で、核燃料サイクルの大きな『売り』でした。
高速増殖炉は、当初は「甘い見通し」により世界の原発設置国で実用化が期待されたのですが、アメリカもフランスもイギリスもロシアもとっくの昔に撤退しています。中国やインドはこれから計画しているようですが、基本的には無理である事は関係者の常識でしょう。現在は、「とんでも予測」の域を出て、完全に詐欺の領域に来ていると感じます。「稼働出来る」と言い続けないと原子力神話は崩れ(・・とっくに崩れていますが・・)使用済み核燃料の最終処分の問題と言う非常に深刻な問題が浮き彫りになるからです。
 原子力委員会が最初に高速増殖炉の実用化について書いた、1967年の「第3回原子力開発長期計画」では、1980年代前半に実用化できるという見通しでした。この時の見通しは、「本気」だったのかも知れません。つまり良くわからないものに対する無知な期待感だったのでしょう。結果的にはただの見通しの甘さだった事になります。5年後の1972年では、実用化見通しは1990年前後、さらに5年後の1977年には2000年前後に実用化すると明記されています。更に次の1982年には2010前後の実用化、その後2020年から2030年の実用化・・・とだんだん後にずれて行きました。石油の採可年数みたいなものです。そしてついに1990年頃には、実用化と言う表現を改めて「2030年に技術開発の目処を立てたい」に変更しました。さらに2005年の改訂では、実用化どころか、目処の年度を示す事さえ止めました。「原子力開発長期利用計画」の名も「原子力政策大綱」に変更して、「2050年、兎に角1基目の高速増殖炉を造りたい」という願望のような表現に変わっています。
 日本は、原子炉による商用利用以外にプルトニウムを保有する事を核拡散防止条約によって禁じられています。だからこの「高速増殖炉燃料サイクル」の破綻によって、狗肉の策として、ウランとプルトニウムの混合燃料=MOX燃料をウラン用の原子炉で使用する「プルサーマル方式」という費用対効果もEPRも破綻した原子力発電を行う事にしました。
 因みに高速増殖炉が万が一稼動出来たとしても、放射性廃棄物の問題は全く解決しないばかりか、放射性廃棄物・・死の灰 のレベルも超高レベルになり、今でさえ手に負えない放射性廃棄物が、更に手をつけられない状態になってしまうのです。とんでもない負の遺産を後世に残す事になるのです。


 原発に関して、何もかもが明らかになっている21世紀になっても原発が動いている事が信じられません。原子力に関する「夢の未来予測」はことごとく外れ、「悪夢の現実」になった事は、紛れもない事実なのですから、一刻も早く原発は撤廃しかあり得ません。


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【2012/02/23 00:01】 | 原子力 トラックバック(0) |

高速増殖炉
tomomi.k
こんにちは!

産経新聞出版から、「それでも日本は原発を止められない」という本があります。(昨年10月11日発行)
山名元、森本敏、中野剛志の対談方式です。少し内容を記載します。

《高速増殖炉は技術原理としては確立されているのですが、経済性を上げることが依然厳しい課題として存在しているわけです。(中略)
軽水炉が「使い残した」プルトニウムを燃焼して減らすこともできるし、意図的に増殖することも可能です。(中略)
高速増殖炉は軽水炉が中途半端に残す、プルトニウム等の毒性物質を引き受けて有効に燃やして高い自由度で使用することができるわけです。》
 理由として、鉱物資源が少ない我が国にとってはエネルギー資源確保上必要である。
私が思うに、上記の方たちは、原子力の、原子力による、原子力のためのエネルギー資源確保であって、核分裂生成物の汚染による生態濃縮の連鎖等は一切記載されていません。
 経済性重視、安全性軽視が国益に繋がる、だそうです。
 
 Pu同位体を減らすことができる、と山名氏はおっしゃいますが、28万kw高速炉で核兵器級Pu239とU233を抽出する場合、RETFでの臨界事故の危険があります。





Re:高速増殖炉
雑草Z
    tomomi.kさん

初のコメント有難う御座います。情報も有難う御座います。3.11以降にとんでもない本が出たものですね。tomomi.kさんは高速増殖炉に関する知識が色々おありですね。色々知らなかった事があり、参考になりました。

>高速増殖炉は技術原理としては確立されているのですが、経済性を上げることが依然厳しい課題として存在しているわけです。

には笑うしかないですね。
>技術原理としては確立されている
と言うのは、理論上可能だと言う事でそんな事は当初から分かっている事ですね。技術的に安全に、そして費用対効果、EPRも満たせるかが問題です。

>経済性を上げることが依然厳しい課題として存在しているわけです。

これは費用対効果とEPRが割に合わない・・つまりやればやるほど赤字になり、エネルギーも無駄遣いになると言う事です。
さらにもっと重要な事が議論から抜けています。それはウランの核分裂による一般の原子力発電所の原子炉よりも遥かに危険だと言う事ですね。

>Pu同位体を減らすことができる、と山名氏はおっしゃいますが、

このように一つの核反応物質のみに限定して論じる方法は非常に悪質ですね。高速増殖炉において、増殖比が高くなれば、いわゆる「死の灰」は全体として増えて、本文に書いたように、手に負えない超高レベルの放射性廃棄物が増える事になります。

>経済性重視、安全性軽視が国益に繋がる

これは確かにとんでもない話ですね。そして彼らが言う「経済性」も破綻している事は事実が証明しています。


余談ですが、「高速増殖炉」と言う言葉自体、非常に語弊のある言葉です。仮に高速増殖炉が技術的に完成したとしても、天然ウランが保有しているエネルギー(私はこれもポテンシャルエネルギーの一種だと考えます。)が増える訳ではなく、無理してウラン238を使う事によって、石油及び特殊金属類の投入が増えて、産出電力以上のエネルギーを浪費する事になるでしょう。そして、ウラン238は最終的には高レベル放射性廃棄物になるだけです。

>山名元、森本敏、中野剛志

の名は知りませんでしたが、おそらく原子力邑のまわし者でしょうね。彼らに、高速増殖炉を続けて、事故または経済性の破綻がより深刻になった場合、責任を取るかどうか尋ねるべきですね。きっと、その時には雲隠れするでしょう。責任は取れる筈もありません。どうしようもない奴らですね。

これからも宜しくお願い致します。 

覚えています
guyver1092
 そうでしたね。原発反対派の本で、過去にこのような宣伝がされたと書かれているのを読んだことがあります。リアルタイムでは記憶にないですが。

 高速増殖炉について、核燃料の再処理は設計図を作るのも難しいと読んだことがあります。放射線がきつすぎてとの理由だったと思います。高速増殖炉の再処理は、兵器級プルトニウム生産が真の目的で、たぶん他は必要ないのでしょう。

Re:覚えています
雑草Z
    guyver1092さん

>原発反対派の本で、過去にこのような宣伝がされたと書かれているのを読んだことがあります。

私の手元にある本では、室田武さんの本と小出裕章さんの本に載っているのを確認出来ました。ネット上でもきっと見つけられるでしょう。

>高速増殖炉について、核燃料の再処理は設計図を作るのも難しいと読んだことがあります。放射線がきつすぎてとの理由だったと思います。

この辺りも室田武さんの「原子力の経済学」には踏み込んでしっかり議論されています。
 再処理後の燃料に中性子を照射してプルトニウムを照射する事も、その再処理後の核燃料からプルトニウムを抽出する事も、放射能が高過ぎてその為の設備の青写真さえ作るのが難しいとの事です。

>高速増殖炉の再処理は、兵器級プルトニウム生産が真の目的で、たぶん他は必要ないのでしょう。

その洞察は当たっているでしょうね。その(見え見えの)意図がばれないように色々やってるのでしょうね。
付け加えるならば、日本の使用済み核燃料のの最終処分場の目途が立っていないので、一応再処理用の一時保管場として、使用済み燃料プールや六ヶ所村が使われている訳ですが、この「問題の先送り」は非常に深刻な問題です。・・とんでもない事態になるでしょうね。



反国家まで言い出す
tomomi.k
最後の責任追求は絶対必要と同感です。

東京電力福島第一原発事故によって、雲隠れした御用学者がいる一方、開き直る人間のなかには事故前に言っていた内容と同じことを事故後の現在も言っていることに憤りを感じます。

《それでも日本は原発を止められない》の目次の中に、
<反原発の背景にある反国家>というタイトルがあります。
 彼らはリスクを多少理解してもその責任を負うどころか、左翼批判として反原発に責任転嫁までしています。
 恐ろしい本です。


Re:反国家まで言い出す
雑草Z
    tomomi.kさん

 更なるコメント返し、有難う御座います。

多くの人々の警告を無視して、福島で深刻な事故を起こしてしまったのですから、本来、日本で原発を推進してきた人々はみんな重い責任・・・中心人物達は切腹ものの責任があるでしょう。

>事故前に言っていた内容と同じことを事故後の現在も言っている

原子力村の人々は、この期に及んでも原発を客観的に評価するのではなく、ひたすら原発の生き残りを画策する事が目的となってしまっています。「洗脳」と呼べましょう。
>《それでも日本は原発を止められない》
はその典型例でしょう。彼らの本性を端的に表した本とも言えましょう。

>左翼批判として反原発に責任転嫁までしています

ちょっと前の記事【脱原発運動と他の運動の連携について】http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-614.htmlにも描きましたように、基本的な理念に於いて、原発の賛成反対と左翼右翼は関係のないものです。左翼で脱原発派を括って批判するのは議論のすり替えですね。

「反国家」と言うならそれは原発推進のほうでしょう。エネルギーと資源の浪費になる最低の発電方式でかつ、大事故一つで国家の存亡に関るのですから。さらに放射性廃棄物の問題は半永久的に人類を苦しめ、それだけでも人類や生態系を大きく破壊し、地球の生態系の危機となります。「反人類」とも言える狂気の沙汰と言えましょう。この事は、将来歴史が証明するでしょうが、その時までに原発が主因で文明崩壊に至るかも知れません。



原発はあまり詳しくありませんが、思ったことを。
2lyuna5
原子力発電は、発電で一番効率的な方法だったと記憶しています。(じゃないとリスクを冒してまでこんな発電方法はしないはずでから)

地震が起こって、放射能漏れなど人間以外にも影響がすごいのに、原子力発電を廃止して別の方法を考えることをしないのであれば、どうかしていると思います。

原子力発電が危ないなら、危なくないようになればいいんでしょ?みたいな感じが以前ニュースを見て感じました。思い切って廃止がいいかと思うんですが。

※最近、ニュースで原発のことを見なくなった気がするのですが、気のせいでしょうか?そのせいか、原発を廃止する気があるのかこのまま稼動させるつもりなのか分からないです。
ただの時事に疎いだけですいません…。

Re:原発はあまり詳しくありませんが、思ったことを。
雑草Z
>原子力発電は、発電で一番効率的な方法だったと記憶しています。

おそらくその記憶は、原発推進派のプロパガンダに乗せられた「洗脳」の部類でしょう。原発は費用対効果もEPRも破綻した、抜群に効率の悪い発電方式です。やればやるほど、経済的には赤字になって資源の浪費になります。

>じゃないとリスクを冒してまでこんな発電方法はしないはずでから

そう考えるのが一般には理性的でしょうが、残念ながら世の中の人々みんなはそのように動いていません。「核の平和利用」は、アメリカの軍事利用の為の原子力産業の温存目的ではじまりました。「割に合わない」から、税金を湯水の如く投入しています。電力会社は地域独占企業であり、国は原発を行わせる為の「総括原価方式」で電力料金を決めさせているので、最も資金のかかる原発を行っているのです。

>原発はあまり詳しくありませんが

そうですね。もう少し実情を御調べ下さい。原発は発電効率が破綻しているだけでなく、他の発電方式に代替となるまともなメリットは見つかりません。

もしよろしければ・・・
2lyuna5
>おそらくその記憶は、原発推進派のプロパガンダに乗せられた「洗脳」の部類でしょう。

小学校か中学校のころに、発電所についての授業がありましたが、火力、水力、原子力の中で、どれが一番いいかをクラスで討論したことがあります。

ちょうどその時期に、被曝事故があって放射能が怖いというのがあり、原子力は危ないから止めたほうがいいとまとまりました。

その結果を受け、先生が「事故を起こさないように十分に配慮すれば、原子力が一番発電できるので、考えようです。」のようなことを言われたのを覚えています。

この時の授業で、原子力は管理さえすれば大丈夫と思って、今に至っています。

これも、洗脳ですね。調べないで人の話を鵜呑みにしているのですから。小さい頃にこのような教育をされると、疑わないのが怖いところです。

原子力発電について少し事情を調べようと思うのですが、もしよろしければ、原発反対派の人が書いた"本"で参考になるものがありましたら紹介していただけるとありがたいです。サイトは雑草の言葉で参考になります。(反対派でないと真実が分からないと思うので)

よろしくお願いします。

Re:もしよろしければ・・・
雑草Z
勿論喜んで、ご紹介いたします。

>先生が「事故を起こさないように十分に配慮すれば、原子力が一番発電できるので、考えようです。」のようなことを言われた

それはその先生の責任大ですね。その先生自身が原子力推進のプロパガンダに騙されていたのでしょう。3.11以前までは、小中学校で原発が安全で優れていると言う教育もされていたと聞きます。良識的な子供たちの「結論」を台無しにしたと言えましょう。

では、原子力関連の情報の御紹介を致します。
先ず、私の<雑草の言葉>ですが、左欄外のカテゴリー【原子力】をご参考になさって下さい。3.11以前に描き尽くした積りでしたが、3.11以降、さらにかなり追加して、原発に関して大概の知識が描かれています。これでも十分かと思います。分かりやすく描いた積りですが、各記事で質問等あればいつでもコメント欄にどうぞ。
特に原発についてまとめて描いた記事は、
【狂気の科学技術】http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-550.html  と 
【議論は終わってる・・推進派のプロパガンダの嘘】http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-591.html

です。一通り目を通して見て下さい。

書物はお薦めは沢山ありますが、にわか反原発の方ではなく、3.11よりずっと以前からの脱原発派の方の書物がいいでしょう。
ポピュラーでお薦めは、小出裕章さんの書物です。3.11以降も何冊か出されていて、どれも読みやすく、直ぐに読み切れます。3.11以降の3冊ご紹介いたします。このうち1冊でも読めば、原発の虚構は大体つかめるでしょう。
①原発のウソ  ,   ②原発はいらない  ,
③原発が許されない理由 (これは子供から読めるように書かれています。)

もっと専門的には、槌田敦氏や室田武氏等の書物がお薦めです。マニアックにどの分野と言うのがあればまた御相談下さい。

ありがとうございます
2lyuna5
原発についての本の紹介ありがとうございます。

意図的にコメントしなかったわけではありませんが、きちんとお礼のコメントをすべきでした。

参考にさせていただきます。



Re:ありがとうございます
雑草Z
御礼のコメントは要りませんが、どれを読んでみようかとか、読んだ感想を書いて頂けると嬉しく思います。
小出裕章さんの3.11以降の著作をどれか読んで戴ければいいと思いますが、その前に当方の<雑草の言葉>のお薦めの記事2つ読んで戴ければ原発の酷さが分かると思います。




アルテミス^^
おはようございます

ちょくちょく覗いておりましたがコメント欄がこんなになっていたなんて・・・。

ぴかちうさんは知識は結構ある方だと感じますが、エネルギーを使うところが間違っていると思います。
雑草さんのことをカルト呼ばわりするなんて、見えない相手に対しての礼儀を知らないように思えてしまいます。

本当に学生さんだとしたら、大人になるまでに、まだまだ伸びしろがありそうですね。是非、その知識、エネルギーを未来の子供たちの為に使って下さい。

Re:
雑草Z
    アルテミス^^さん

こんばんは。
3.11までに色々やる事があり家も空けている事が多く、お返事が遅れました。

ここのコメント欄に書く事でもありませんが、ぴかちう氏は、最初にお門違いなコメントをした事をたしなめられて狂犬になったのでしょうが、ひまで、何でもありの人だったので相手にしてたら時間の無駄だと思っただけです。
まあ、誰にも相手にされていなかったから吠えたかったのでしょう。

アルテミスさんのコメントには温かみがありますね。

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コメント
この記事へのコメント
高速増殖炉
こんにちは!

産経新聞出版から、「それでも日本は原発を止められない」という本があります。(昨年10月11日発行)
山名元、森本敏、中野剛志の対談方式です。少し内容を記載します。

《高速増殖炉は技術原理としては確立されているのですが、経済性を上げることが依然厳しい課題として存在しているわけです。(中略)
軽水炉が「使い残した」プルトニウムを燃焼して減らすこともできるし、意図的に増殖することも可能です。(中略)
高速増殖炉は軽水炉が中途半端に残す、プルトニウム等の毒性物質を引き受けて有効に燃やして高い自由度で使用することができるわけです。》
 理由として、鉱物資源が少ない我が国にとってはエネルギー資源確保上必要である。
私が思うに、上記の方たちは、原子力の、原子力による、原子力のためのエネルギー資源確保であって、核分裂生成物の汚染による生態濃縮の連鎖等は一切記載されていません。
 経済性重視、安全性軽視が国益に繋がる、だそうです。
 
 Pu同位体を減らすことができる、と山名氏はおっしゃいますが、28万kw高速炉で核兵器級Pu239とU233を抽出する場合、RETFでの臨界事故の危険があります。



2012/02/23(Thu) 15:38 | URL  | tomomi.k #xHucOE.I[ 編集]
Re:高速増殖炉
    tomomi.kさん

初のコメント有難う御座います。情報も有難う御座います。3.11以降にとんでもない本が出たものですね。tomomi.kさんは高速増殖炉に関する知識が色々おありですね。色々知らなかった事があり、参考になりました。

>高速増殖炉は技術原理としては確立されているのですが、経済性を上げることが依然厳しい課題として存在しているわけです。

には笑うしかないですね。
>技術原理としては確立されている
と言うのは、理論上可能だと言う事でそんな事は当初から分かっている事ですね。技術的に安全に、そして費用対効果、EPRも満たせるかが問題です。

>経済性を上げることが依然厳しい課題として存在しているわけです。

これは費用対効果とEPRが割に合わない・・つまりやればやるほど赤字になり、エネルギーも無駄遣いになると言う事です。
さらにもっと重要な事が議論から抜けています。それはウランの核分裂による一般の原子力発電所の原子炉よりも遥かに危険だと言う事ですね。

>Pu同位体を減らすことができる、と山名氏はおっしゃいますが、

このように一つの核反応物質のみに限定して論じる方法は非常に悪質ですね。高速増殖炉において、増殖比が高くなれば、いわゆる「死の灰」は全体として増えて、本文に書いたように、手に負えない超高レベルの放射性廃棄物が増える事になります。

>経済性重視、安全性軽視が国益に繋がる

これは確かにとんでもない話ですね。そして彼らが言う「経済性」も破綻している事は事実が証明しています。


余談ですが、「高速増殖炉」と言う言葉自体、非常に語弊のある言葉です。仮に高速増殖炉が技術的に完成したとしても、天然ウランが保有しているエネルギー(私はこれもポテンシャルエネルギーの一種だと考えます。)が増える訳ではなく、無理してウラン238を使う事によって、石油及び特殊金属類の投入が増えて、産出電力以上のエネルギーを浪費する事になるでしょう。そして、ウラン238は最終的には高レベル放射性廃棄物になるだけです。

>山名元、森本敏、中野剛志

の名は知りませんでしたが、おそらく原子力邑のまわし者でしょうね。彼らに、高速増殖炉を続けて、事故または経済性の破綻がより深刻になった場合、責任を取るかどうか尋ねるべきですね。きっと、その時には雲隠れするでしょう。責任は取れる筈もありません。どうしようもない奴らですね。

これからも宜しくお願い致します。 
2012/02/23(Thu) 19:24 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
覚えています
 そうでしたね。原発反対派の本で、過去にこのような宣伝がされたと書かれているのを読んだことがあります。リアルタイムでは記憶にないですが。

 高速増殖炉について、核燃料の再処理は設計図を作るのも難しいと読んだことがあります。放射線がきつすぎてとの理由だったと思います。高速増殖炉の再処理は、兵器級プルトニウム生産が真の目的で、たぶん他は必要ないのでしょう。
2012/02/23(Thu) 20:34 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
Re:覚えています
    guyver1092さん

>原発反対派の本で、過去にこのような宣伝がされたと書かれているのを読んだことがあります。

私の手元にある本では、室田武さんの本と小出裕章さんの本に載っているのを確認出来ました。ネット上でもきっと見つけられるでしょう。

>高速増殖炉について、核燃料の再処理は設計図を作るのも難しいと読んだことがあります。放射線がきつすぎてとの理由だったと思います。

この辺りも室田武さんの「原子力の経済学」には踏み込んでしっかり議論されています。
 再処理後の燃料に中性子を照射してプルトニウムを照射する事も、その再処理後の核燃料からプルトニウムを抽出する事も、放射能が高過ぎてその為の設備の青写真さえ作るのが難しいとの事です。

>高速増殖炉の再処理は、兵器級プルトニウム生産が真の目的で、たぶん他は必要ないのでしょう。

その洞察は当たっているでしょうね。その(見え見えの)意図がばれないように色々やってるのでしょうね。
付け加えるならば、日本の使用済み核燃料のの最終処分場の目途が立っていないので、一応再処理用の一時保管場として、使用済み燃料プールや六ヶ所村が使われている訳ですが、この「問題の先送り」は非常に深刻な問題です。・・とんでもない事態になるでしょうね。

2012/02/23(Thu) 20:59 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
反国家まで言い出す
最後の責任追求は絶対必要と同感です。

東京電力福島第一原発事故によって、雲隠れした御用学者がいる一方、開き直る人間のなかには事故前に言っていた内容と同じことを事故後の現在も言っていることに憤りを感じます。

《それでも日本は原発を止められない》の目次の中に、
<反原発の背景にある反国家>というタイトルがあります。
 彼らはリスクを多少理解してもその責任を負うどころか、左翼批判として反原発に責任転嫁までしています。
 恐ろしい本です。
2012/02/23(Thu) 23:40 | URL  | tomomi.k #xHucOE.I[ 編集]
Re:反国家まで言い出す
    tomomi.kさん

 更なるコメント返し、有難う御座います。

多くの人々の警告を無視して、福島で深刻な事故を起こしてしまったのですから、本来、日本で原発を推進してきた人々はみんな重い責任・・・中心人物達は切腹ものの責任があるでしょう。

>事故前に言っていた内容と同じことを事故後の現在も言っている

原子力村の人々は、この期に及んでも原発を客観的に評価するのではなく、ひたすら原発の生き残りを画策する事が目的となってしまっています。「洗脳」と呼べましょう。
>《それでも日本は原発を止められない》
はその典型例でしょう。彼らの本性を端的に表した本とも言えましょう。

>左翼批判として反原発に責任転嫁までしています

ちょっと前の記事【脱原発運動と他の運動の連携について】http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-614.htmlにも描きましたように、基本的な理念に於いて、原発の賛成反対と左翼右翼は関係のないものです。左翼で脱原発派を括って批判するのは議論のすり替えですね。

「反国家」と言うならそれは原発推進のほうでしょう。エネルギーと資源の浪費になる最低の発電方式でかつ、大事故一つで国家の存亡に関るのですから。さらに放射性廃棄物の問題は半永久的に人類を苦しめ、それだけでも人類や生態系を大きく破壊し、地球の生態系の危機となります。「反人類」とも言える狂気の沙汰と言えましょう。この事は、将来歴史が証明するでしょうが、その時までに原発が主因で文明崩壊に至るかも知れません。

2012/02/24(Fri) 06:46 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
原発はあまり詳しくありませんが、思ったことを。
原子力発電は、発電で一番効率的な方法だったと記憶しています。(じゃないとリスクを冒してまでこんな発電方法はしないはずでから)

地震が起こって、放射能漏れなど人間以外にも影響がすごいのに、原子力発電を廃止して別の方法を考えることをしないのであれば、どうかしていると思います。

原子力発電が危ないなら、危なくないようになればいいんでしょ?みたいな感じが以前ニュースを見て感じました。思い切って廃止がいいかと思うんですが。

※最近、ニュースで原発のことを見なくなった気がするのですが、気のせいでしょうか?そのせいか、原発を廃止する気があるのかこのまま稼動させるつもりなのか分からないです。
ただの時事に疎いだけですいません…。
2012/02/26(Sun) 01:31 | URL  | 2lyuna5 #j0rLZRog[ 編集]
Re:原発はあまり詳しくありませんが、思ったことを。
>原子力発電は、発電で一番効率的な方法だったと記憶しています。

おそらくその記憶は、原発推進派のプロパガンダに乗せられた「洗脳」の部類でしょう。原発は費用対効果もEPRも破綻した、抜群に効率の悪い発電方式です。やればやるほど、経済的には赤字になって資源の浪費になります。

>じゃないとリスクを冒してまでこんな発電方法はしないはずでから

そう考えるのが一般には理性的でしょうが、残念ながら世の中の人々みんなはそのように動いていません。「核の平和利用」は、アメリカの軍事利用の為の原子力産業の温存目的ではじまりました。「割に合わない」から、税金を湯水の如く投入しています。電力会社は地域独占企業であり、国は原発を行わせる為の「総括原価方式」で電力料金を決めさせているので、最も資金のかかる原発を行っているのです。

>原発はあまり詳しくありませんが

そうですね。もう少し実情を御調べ下さい。原発は発電効率が破綻しているだけでなく、他の発電方式に代替となるまともなメリットは見つかりません。
2012/02/26(Sun) 09:40 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
もしよろしければ・・・
>おそらくその記憶は、原発推進派のプロパガンダに乗せられた「洗脳」の部類でしょう。

小学校か中学校のころに、発電所についての授業がありましたが、火力、水力、原子力の中で、どれが一番いいかをクラスで討論したことがあります。

ちょうどその時期に、被曝事故があって放射能が怖いというのがあり、原子力は危ないから止めたほうがいいとまとまりました。

その結果を受け、先生が「事故を起こさないように十分に配慮すれば、原子力が一番発電できるので、考えようです。」のようなことを言われたのを覚えています。

この時の授業で、原子力は管理さえすれば大丈夫と思って、今に至っています。

これも、洗脳ですね。調べないで人の話を鵜呑みにしているのですから。小さい頃にこのような教育をされると、疑わないのが怖いところです。

原子力発電について少し事情を調べようと思うのですが、もしよろしければ、原発反対派の人が書いた"本"で参考になるものがありましたら紹介していただけるとありがたいです。サイトは雑草の言葉で参考になります。(反対派でないと真実が分からないと思うので)

よろしくお願いします。
2012/02/26(Sun) 12:14 | URL  | 2lyuna5 #j0rLZRog[ 編集]
Re:もしよろしければ・・・
勿論喜んで、ご紹介いたします。

>先生が「事故を起こさないように十分に配慮すれば、原子力が一番発電できるので、考えようです。」のようなことを言われた

それはその先生の責任大ですね。その先生自身が原子力推進のプロパガンダに騙されていたのでしょう。3.11以前までは、小中学校で原発が安全で優れていると言う教育もされていたと聞きます。良識的な子供たちの「結論」を台無しにしたと言えましょう。

では、原子力関連の情報の御紹介を致します。
先ず、私の<雑草の言葉>ですが、左欄外のカテゴリー【原子力】をご参考になさって下さい。3.11以前に描き尽くした積りでしたが、3.11以降、さらにかなり追加して、原発に関して大概の知識が描かれています。これでも十分かと思います。分かりやすく描いた積りですが、各記事で質問等あればいつでもコメント欄にどうぞ。
特に原発についてまとめて描いた記事は、
【狂気の科学技術】http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-550.html  と 
【議論は終わってる・・推進派のプロパガンダの嘘】http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-591.html

です。一通り目を通して見て下さい。

書物はお薦めは沢山ありますが、にわか反原発の方ではなく、3.11よりずっと以前からの脱原発派の方の書物がいいでしょう。
ポピュラーでお薦めは、小出裕章さんの書物です。3.11以降も何冊か出されていて、どれも読みやすく、直ぐに読み切れます。3.11以降の3冊ご紹介いたします。このうち1冊でも読めば、原発の虚構は大体つかめるでしょう。
①原発のウソ  ,   ②原発はいらない  ,
③原発が許されない理由 (これは子供から読めるように書かれています。)

もっと専門的には、槌田敦氏や室田武氏等の書物がお薦めです。マニアックにどの分野と言うのがあればまた御相談下さい。
2012/02/26(Sun) 13:44 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
ありがとうございます
原発についての本の紹介ありがとうございます。

意図的にコメントしなかったわけではありませんが、きちんとお礼のコメントをすべきでした。

参考にさせていただきます。

2012/03/04(Sun) 15:23 | URL  | 2lyuna5 #j0rLZRog[ 編集]
Re:ありがとうございます
御礼のコメントは要りませんが、どれを読んでみようかとか、読んだ感想を書いて頂けると嬉しく思います。
小出裕章さんの3.11以降の著作をどれか読んで戴ければいいと思いますが、その前に当方の<雑草の言葉>のお薦めの記事2つ読んで戴ければ原発の酷さが分かると思います。

2012/03/04(Sun) 20:59 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
おはようございます

ちょくちょく覗いておりましたがコメント欄がこんなになっていたなんて・・・。

ぴかちうさんは知識は結構ある方だと感じますが、エネルギーを使うところが間違っていると思います。
雑草さんのことをカルト呼ばわりするなんて、見えない相手に対しての礼儀を知らないように思えてしまいます。

本当に学生さんだとしたら、大人になるまでに、まだまだ伸びしろがありそうですね。是非、その知識、エネルギーを未来の子供たちの為に使って下さい。
2012/03/06(Tue) 08:08 | URL  | アルテミス^^ #-[ 編集]
Re:
    アルテミス^^さん

こんばんは。
3.11までに色々やる事があり家も空けている事が多く、お返事が遅れました。

ここのコメント欄に書く事でもありませんが、ぴかちう氏は、最初にお門違いなコメントをした事をたしなめられて狂犬になったのでしょうが、ひまで、何でもありの人だったので相手にしてたら時間の無駄だと思っただけです。
まあ、誰にも相手にされていなかったから吠えたかったのでしょう。

アルテミスさんのコメントには温かみがありますね。
2012/03/13(Tue) 23:12 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
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