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2012-02-11 00:24
 地球の大きさは有限です。有限の容器の中での無限の成長は物理的に不可能です。化石燃料について無機成因説があり、地球の内部で無限に作られていると考える人々もいますが、掘り出すにもエネルギーがいることを考えれば、成因は大きな問題ではなく、拡大再生産可能であるかが問題となるでしょう。近年の石油等の開発状況から考えると(海面下1550mから更に5500m掘ってやっと油田があった等)、化石燃料は枯渇すると考えて対策を取っておくべきでしょう。無機成因説が正しくて閉鎖された油井からまた石油が取れるにしても、現代の人類かほしいだけの石油が取れるとは限りませんし、地球の大きさが無限ではない以上、いつかは無くなると考えておくべきでしょう。存在があるのが確認できても、取り出すためのエネルギーが多すぎて、エネルギー産出比的に意味がない可能性もあります。そこで化石燃料に頼れなくなった後の人類社会について考えてみたいと思います。
現在、文明を支えるエネルギーは石油起源ですが、石油が使えない場合、このエネルギーは全て太陽エネルギー起源のエネルギーになるでしょう。現在、自然エネルギーとしてさまざまな方法が提案されていますが、風力発電、太陽熱発電、太陽電池発電はエネルギー産出比的に考えて文明を支える役には立たないでしょう。水力、地熱についても動力としての利用ならまだ可能性がありますが、蓄積ということを考えれば、文明を支えるエネルギーにはならないと考えます。文明を支えるエネルギーとしては、産業革命以前の太陽光による光合成になると考えます。薪を使う代わりに、ソーラークッカー、太陽熱温水器を使う等、いかに効率的に太陽エネルギーを利用できるかによって、人類の生活のレベルも、文明の規模も変わってくるでしょう。
社会の生産システムは江戸時代等の産業革命以前の状態に近いものになるでしょうし、経済システムも当然産業革命以前を参考に組み立てなければならないでしょう。政治システムは特に問いませんが、拡大再生産をしない(資源、エネルギー的な制約から拡大再生産は不可能ですが)システムで、永続できるものとなると、資本主義だけは採用できないでしょう。
 江戸時代に我々の祖先は文明崩壊を回避し、自然環境を破壊しない生産システムを作り上げましたが、経済システムとしては完全なものにはならず、徳政令を出さざるを得ず、生産システムに釣り合うほどのものは作り得えませんでした。ちなみに大岡越前の時代には、貨幣経済が発達して現代と同じく、両替商が経済を牛耳り、暴利をむさぼっていたようです。以下に大岡越前が、両替商と戦った経緯が書かれています。
~大岡越前 白熱裁判~その2 大岡越前最後の戦い
以上を踏まえて、現代の知識を基に、化石燃料枯渇後の経済システムを考えてみたいと思います。

石油枯渇後の経済システムには、文明崩壊を回避する自己制御性を持たせたいと考えます。文明崩壊の原因の一つである森林等の破壊、すなわち永続可能な豊かな生態系の破壊を回避するシステムを経済の中に組み込む方法はないでしょうか。そのためには、現在の文明の危機を招いているものが何かを考え、この危機に対して制御がかかるような仕組みを考えなければなりません。
現在、資本主義の根本原則による拡大再生産が環境破壊を促進しています。「貨幣進化論」によると、紀元一世紀から十九世紀初頭までも世界経済は一応成長していたのですが、一人当たりの所得に換算するとほとんど成長していないそうです。現代の言うところの著しい経済成長が始まったのは早く見積もって十八世紀の終わり、手堅く見積もれば十九世紀初頭頃で、この頃にプラス金利を教会さえもが認めるようになりました(それまでは自然利率のみ認めており、ゼロ成長の中世はそれすらほぼゼロ)。第二次世界大戦前世界恐慌の真っただ中、マイナス金利の地域通過を発行して、一時は世界恐慌の影響を克服したドイツのヴェルクルの例、また、江戸時代の両替商と大岡越前の戦いから考えて、安定した社会システムの構築のためには、最低でもほぼゼロ金利、よりよいシステムとするならマイナス金利、即ち、ゲゼルの主張する減価する貨幣の採用が妥当でしょう。その他マネー経済(お金を商品とみなしてお金自体を売り買いしたり、株を売買したりすることで、実際のモノ、サービスの何倍にもお金の額だけが超指数関数的に増えていくこと)の暴走を食い止めるために金本位制復活を主張する人々もいます。貨幣には暴走しないための錨が必要との考え方からです。しかし、ゲゼルによると、金本位制は不況を増幅し、遂には戦争さえ起こすと主張します。
これらを参考に貨幣のあり方を考えると、貨幣は物質及びサービスの量と一致している必要があると考えます。では、何を貨幣発行の基準とすればよいでしょうか。私は固定出来た太陽エネルギーを基準に発行すべきと考えます。具体的には農産物、水産物、森林からの薪炭を考えています。実際に歴史上でも古代エジプトで穀物等を倉庫に納めた際に発行される引換証が貨幣として使われていたそうです。この貨幣は、自然から切り離された物を基準に発行するので、エントロピーの法則に従い、常にマイナス金利とします。これ以外に森林、農地等の生きた生態系の豊かさ(どれだけ太陽エネルギーを固定できるかの能力を基準にする)を基準とした貨幣も発行すべきと考えます。この貨幣は、これらが豊かになっていく間はプラス金利、損なわれればマイナス金利として総額を森林等の豊かさに一致させます。
このような2種類の貨幣を発行する理由は、貨幣の機能の中に、交換の媒体としての働きと、富の蓄積としての働きがあることによります(他にも機能はありますが)。この二つの機能は互いに相反し、現代社会の歪の原因にもなっています。この二つの機能を別々の種類の貨幣に割り当てると、より破綻の起きない、すぐれた経済システムになると考えます。交換の媒体の貨幣は、大地から切り離された生産物を基準にした貨幣を利用し、蓄財は生きた森林等の生態系の豊かさを基準にした貨幣を利用します。つまり、人間が強欲であればあるほど森林等が豊かになる、自己制御性を持った貨幣システムにしようとの提案です。
これを破綻なく運用するためには、江戸時代のような入会のような権利の制限及び、森林等の生産力が豊かになるように積極的に行動するよう強制するシステムが必要でしょう。例として、森林から生産物を収穫する場合はそれに見合う栄養分を補給することを義務付けるようなシステムです。たとえばし尿はメタン発酵させ、ガスは人間の燃料に使い、発酵残渣液は風車等を利用し、山へ還元する。この風車等のメンテナンス費用を負担しない者は山からの収穫が出来ないなどです。その他、北方の落葉樹の極相林はとても豊かだそうですが、常緑樹の極相林は意外と生態系が貧弱だそうで、このような地域はもっとも豊かな生態系になるよう樹種、本数を計画的に伐採するような強制力を考えなければなりません。また、森林等を損なうような行動を直接規制する、森林保護法等の法律も作る必要があるのではないかと考えます。その他、自然のシステムによる養分の循環を阻害するダムはそれまでに撤去しておくべきでしょう。
このような経済システムを使えば、よりよい生活をしようとすると、生態系をより豊かなものにしようという社会的圧力が発生し、文明崩壊しない文明になるのではないでしょうか。

+  +++    +++++     +++++++      +++++    
以上、ここの常連、guyver1092さんに依頼して書いて頂いた記事です。
前半の導入部は、当方もよく書く共通認識の部分ですが、後半の本題部分は当方が考えた事のなかった、マイナス金利などの提案です。
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【2012/02/11 00:24】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

拡大再生産をしないシステム
雑草Z
 現代石油文明は、石油が使えなくなるのが先か、石油によって文明崩壊するのが先かと考えた場合、後者の可能性が高いと思います。兎も角化石燃料を使わない経済システムの構築が大切でしょうね。その為の必要条件が、
>拡大再生産をしないシステムで、永続できるもの

ですから、金融資本主義は真っ先に却下ですね。

>産業革命以前の太陽光による光合成

が基本になる事は明らかでしょうが、そこが分からない人が多過ぎますね。(個人的には自然エネルギーの中では地熱の可能性を大きく評価しています。)

>江戸時代等の産業革命以前の状態に近いものになるでしょうし、経済システムも当然産業革命以前を参考に組み立てなければならないでしょう。

この部分も全く同感です。共通認識の部分ですね。

さて、多くの人が難しいと考えるのが、人間の欲望がそれを抑えられるか、知ってしまった蜜の味(実は麻薬の味)に対する欲望を抑えきれないだろうという点ですが、

>人間が強欲であればあるほど森林等が豊かになる、自己制御性を持った貨幣システム

と言う解決策があった訳ですね!!・・これは画期的です。そういう解でなければ実現が困難でしょうし、持続も出来ないでしょう。

>よりよい生活をしようとすると、生態系をより豊かなものにしようという社会的圧力が発生

なるほど!それは非常に効果的な解決策です。この辺りの具体例、もう少し御説明頂けますか?

RE:拡大再生産をしないシステム
guyver1092
 言い方はいろいろですが、入ってくるエネルギーの上限が決まっているのですから、拡大再生産したくてもできないシステムと言っても間違いではないでしょうね。このあたりは共通認識ですが、一般的には認めがたいものでしょうね。

 産業革命以前も太陽エネルギー本位制であると言えばそうだと考えています。しかし太陽エネルギーに生かされていることを意識して経済システムを構築すれば、それ以前のものより、優れたシステムにできると考えます。
 そのために、貨幣の機能のうち、蓄積を担当する貨幣を森林、農地等の生産力の永続性に結び付ければ、放っておいても、強欲な人間はそれらの生産力を上げるための努力を行うであろうとの考えです。別の言い方をすれば、預けている者の努力によって利息が変わる定期預金とみなすこともできると考えます。現代の知識により、鉄分等の微量元素も重要な栄養素であることが分かっていますが、これは産業革命以前にはない知識です(何となく経験則で解っていたかもしれませんが)。このような肥料の質、施肥のタイミング等の工夫、資源を使っても、それを適切な次のサイクル(食料を消費するとし尿が出るが、これをメタン発酵で燃料にし、発酵残渣液は肥料にする等)に回す等をすればするほど、預金元本も大きくなるし、それにつれて、利息も大きくなるでしょうとの考えです。個別には私自身の知識不足もあり、とことんまでは突き詰めていません。

Re:RE:拡大再生産をしないシステム
雑草Z
 お返事有難う御座います。

>入ってくるエネルギーの上限が決まっているのですから、拡大再生産したくてもできないシステム

拡大再生産は一時的なものしか出来ませんね。ここの部分は大切で、みんなそこを大前提に議論すべきです。

>人間が強欲であればあるほど森林等が豊かになる、自己制御性を持った貨幣システム

は環境問題のパラドックス(のように思える部分)を解決する非常に大きな糸口になると思います。突破口が見えた感じです。

>よりよい生活をしようとすると、生態系をより豊かなものにしようという社会的圧力

このシステムの構築こそ、環境問題の根本的な解決になりそうです。困難な問題の出口かも知れません。有難う御座います。是非一緒に煮詰めていきましょう。

さて、マイナス金利とインフレは、ともに貨幣価値が相対的に物の価値と比べて下がる点では一緒ですが、似て非なるものと感じます。guyver1092さんんは、どんな点が大きく違うと考えておられますか?


Re:Re:RE:拡大再生産をしないシステム
guyver1092
>是非一緒に煮詰めていきましょう。

こちらこそよろしくお願いします。

森林の貨幣について思いついたこと。
発行年が記載されていて、樹齢何年の材木と交換できる貨幣とし、金額は二階建てとする。
一階部分は、切りだして材木とした価値とする。
二階部分は、生きた生態系分加算とする。
生態系を最良に保つ努力を払い、それが成功すればするほど二階部分の加算をする。
木を材木として切りだしたた場合は、一階部分のみの受け取りとなり、加算部分は消滅する。その場合、他の森林貨幣全体でも二階部分の減額を行う。
このような運用にすれば、貨幣として利用するほうが得ということになり、森林の消費は最小限になるのではないかと考えました。

 マイナス金利とインフレについて

 インフレについて、他人に講義できるほどの知識はありませんが、ネット上の文章を読んでの私の理解では、人の利用できるようになった商品の量に対して、貨幣の総量が相対的に増えてゆくのがインフレと理解しています。理解しやすいようにこの世の商品が米のみと考えて、一年に生産できる量が1万トンであると仮定した場合、インフレが起きる前に貨幣の総額が百万円だったとすると、十倍のインフレが起きた後は、米の生産量は1万トンであるのに対して、貨幣の総額は1千万円になっているとの理解です。
 減価する貨幣に対する理解は、米一万トンの新米時の価格が百万円で、古米の価格が九十万円である場合、1万トンに対して百万円の貨幣があった場合、新米が取れた時分にお金を発行し、一年後にはお金の価値も九十万円に減っていると理解しています。商品はエントロピーの法則に従い、価値が減少していきますが、この減少に合わせて、貨幣の価値も減少してゆくのだと考えています。
 私はインフレは貨幣価値が者の価値に対して減少するが、マイナス金利は者の価値と同じ速度で貨幣の価値が下がり、物と貨幣の相対的な価値は変わらないと理解しています。

Re:Re:Re:RE:拡大再生産をしないシステム
雑草Z
>森林の貨幣について思いついたこと
>金額は二階建て

これは、かなり独創的な発想ですね。一種荒唐無稽な事のようですが、このような事は考えた事がありませんでしたが、江戸時代の武士の給料や貨幣価値が米の値段に直結していた事を考えると、かなり実現可能な事かと思えます。

>このような運用にすれば、貨幣として利用するほうが得ということになり、森林の消費は最小限になる

という事が画期的です。

>マイナス金利とインフレについて

は、想定外に差別化の認識出来るご回答でした。マイナス金利に関して、

>商品はエントロピーの法則に従い、価値が減少していきますが、この減少に合わせて、貨幣の価値も減少してゆくのだと考えています。

は、非常に的を得たご回答であると感じました。つまり、あくまで物に対する貨幣の相対価値は下がらずに 、古くなって商品価値が下がるのに連動して貨幣価値も下げるという発想ですね。非常によく分かりました。有難う御座います。

>物と貨幣の相対的な価値は変わらない

という事ですね。

>生態系をより豊かなものにしようという社会的圧力が発生し、文明崩壊しない文明

は理想型です。あとは、大航海時代の欧米のような征服志向の征服欲をどう押さえるかですね。


征服志向
guyver1092
 以前、何かの小説で読んだことなので、本当かどうかは分かりませんが、アレクサンダー大王の侵略以外は、何らかの経済的な圧力があったから戦争になったと読んだことがあります。今回、ネットで検索したところ以下のページを見つけました。

http://www.raitonoveru.jp/howto/212a.html

歴史を研究している人が近くにいれば、確認もできるのですが。

Re:征服志向
雑草Z
歴史的解釈としては
>何らかの経済的な圧力があったから戦争になった
場合が大部分かも知れませんし、庶民のレベルではそう感じている(感じさせられている)場合が大半かも知れませんが、実際は(軍事的若しくは経済的に)征服志向の指導者の野心をすり替えられて、経済的圧力と思わされていた部分もあるのではないでしょうか?
 例えば、第一次世界大戦も第二次世界大戦も、保護貿易云々とか経済的な原因が言われていますが、胡散臭く感じます。財閥等の経済支配目的の要因も大きいでしょう。(それも含めて「経済的要因」と言うのでしょうが、金持ちが更に儲ける手段ですから、庶民から見た「経済的圧力」とは違いますね!?)最近の多くのアメリカ等の(侵略)戦争も、経済的側面は大きな要因ですが、財閥等の経済支配と言う意味合いが大きいでしょう。・・・まあ、私は経済に疎いので、あくまで「推測」の域ですが・・・。
近代、現代の戦争、経済競争は、財閥等の経済支配の要因が強いと感じます。その意味でも「征服志向」と言う言葉を使いました。

すり替え
guyver1092
 すみません。ちょっとずれた返事をしてしまったようです。理由はどうあれ、支配力をなるべく広くしたいとの欲求を如何したらとのことですね。
 第一次及び第二次世界大戦については、資本主義の構造による(限界による)経済的衝突と理解しています。もちろん自分で考えたことではなくて、「21世紀は警告する」で報道されたことが頭に焼き付いているのです。報道の内容は「資本主義は実体と枠とがあって、それぞれが成長する。しかし枠よりも実態の成長のほうが早く、いずれは枠を超えてしまう。超えてしまった場合は、実体が枠を押しつぶして、混沌状態になる。これが世界大戦である。」でした。保護貿易とか、近隣窮乏策とか言っていますが、あれは本質ではなく、実体が枠を押しつぶした付けを他国に押し付けあう手段だと考えています。本質はあくまでも資本主義の構造的欠陥と理解しています。他国に押し付けようとしたのは、当然資本家で、自国国民にも当然押し付けていますから、ここで経済的圧力は国民の中からも出てきたのでしょう。(資本主義を採用している以上、その枠の中で経済活動していれば必ず圧力は国民の中からも発生すると考えてはいますが)物事の本質を理解できない国民がほとんどだったからと考えますが、資本家の他国のせいで我が国が窮乏するとの宣伝に乗せられたのでしょうね。
 最近のアメリカ等の戦争は、経済的支配をさらに広げるためであるとの分析は、私も読んだことがあります。現在すでに、貨幣により世界を支配しているのに、まだ足りないとは強欲も極まれりですね。ただ、現在の先進国の支配欲は、資本主義と、プラス金利の貨幣により増幅されている面もあると考えていますので、世界のすべてがマイナス金利と、森林との兌換貨幣になれば、欲望はあるにしても、実際にことを起こすまでにはなかなかならないのではないかと考えています。起こらないとの意味ではありません。現在より小さいと考えているだけです。

Re:すり替え
雑草Z
>保護貿易とか、近隣窮乏策とか言っていますが、あれは本質ではなく、

guyver1092さんもやはりそうお考えですか!・・・広くいわれている保護貿易とか近隣窮乏策と言うのは、経済学者の後から取って付けた理由、若しくは「大義名分のこじつけ」のようなイメージです。

>実体が枠を押しつぶした付けを他国に押し付けあう手段だと考えています

なるほど、そのような解釈のほうがより実態に近い感じが致しますね。

>本質はあくまでも資本主義の構造的欠陥

はい、私もそのように考えています。

>現在の先進国の支配欲は、資本主義と、プラス金利の貨幣により増幅されている面もある

確かにプラス金利あっての金融資本主義ですから、プラス金利が無くなれば、金融業も社会の中心には居れなくなりますね。・・・と言うよりも消えるでしょうね。金融業が消える世の中のほうがまともで持続可能と言えそうですね。

>世界のすべてがマイナス金利と、森林との兌換貨幣になれば、欲望はあるにしても、実際にことを起こすまでにはなかなかならないのではないか

なるほど、マイナス金利にはそのような作用も考えられる訳ですね。「持続可能な循環型生活をしている民族が、持続不可能な資源浪費型他民族支配型生活をする連中に滅ぼされると言うパラドックスの解決の糸口かも知れませんね。

人口増加
guyver1092
 産業革命以前の侵略戦争は、人口増加による勢力圏拡大の圧力だったかと記憶していますが、森林の兌換貨幣により、森林の面積を増やそうという圧力があれば、人口抑制に働くのではないかと考えています。
 また、「自然の摂理から環境問題を考える」の中に、「都会は人口のゴミ箱」との記事を読みましたが、むごいようですが、人口の処分も文明の中に組み込まれている必要もあるのかもしれません。

貨幣の意味を考え直す時ですね
2lyuna5
>貨幣は物質及びサービスの量と一致している必要があると考えます。

今は貨幣を投機の対象にしたりして、金儲けのためのお金になっていて、貨幣の存在意義がいつの間にかすりかえられたように思います。モノがあっての貨幣だと思いますから、貨幣と物質及びサービスの量が一致していることは必須でしょう。

>人間が強欲であればあるほど森林等が豊かになる、自己制御性を持った貨幣システムにしようとの提案です。

これはとてもいい考えだと思います。人間の欲を逆手に利用することで、今の金儲けの欲望をそのままにして自然を元に戻すことができるかもしれませんね。



Re:貨幣の意味を考え直す時ですね
guyver1092
 私が最初に、貨幣について考えたのは「欲望を数値に変換するシステム」を書いたときです。その時はあまり深くまでは考えていなかったのですが、その後、「エンデの遺言」、「貨幣進化論」、「シルビオ・ゲゼル入門」等を読んで、現在の考えに至りました。
 科学技術の発達も、欲望を満たすためだったそうです。森林の貨幣について、うまく回ればいいのですが、石油が豊富にある間はする意味がないと感じています。

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この記事へのコメント
拡大再生産をしないシステム
 現代石油文明は、石油が使えなくなるのが先か、石油によって文明崩壊するのが先かと考えた場合、後者の可能性が高いと思います。兎も角化石燃料を使わない経済システムの構築が大切でしょうね。その為の必要条件が、
>拡大再生産をしないシステムで、永続できるもの

ですから、金融資本主義は真っ先に却下ですね。

>産業革命以前の太陽光による光合成

が基本になる事は明らかでしょうが、そこが分からない人が多過ぎますね。(個人的には自然エネルギーの中では地熱の可能性を大きく評価しています。)

>江戸時代等の産業革命以前の状態に近いものになるでしょうし、経済システムも当然産業革命以前を参考に組み立てなければならないでしょう。

この部分も全く同感です。共通認識の部分ですね。

さて、多くの人が難しいと考えるのが、人間の欲望がそれを抑えられるか、知ってしまった蜜の味(実は麻薬の味)に対する欲望を抑えきれないだろうという点ですが、

>人間が強欲であればあるほど森林等が豊かになる、自己制御性を持った貨幣システム

と言う解決策があった訳ですね!!・・これは画期的です。そういう解でなければ実現が困難でしょうし、持続も出来ないでしょう。

>よりよい生活をしようとすると、生態系をより豊かなものにしようという社会的圧力が発生

なるほど!それは非常に効果的な解決策です。この辺りの具体例、もう少し御説明頂けますか?
2012/02/13(Mon) 22:55 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
RE:拡大再生産をしないシステム
 言い方はいろいろですが、入ってくるエネルギーの上限が決まっているのですから、拡大再生産したくてもできないシステムと言っても間違いではないでしょうね。このあたりは共通認識ですが、一般的には認めがたいものでしょうね。

 産業革命以前も太陽エネルギー本位制であると言えばそうだと考えています。しかし太陽エネルギーに生かされていることを意識して経済システムを構築すれば、それ以前のものより、優れたシステムにできると考えます。
 そのために、貨幣の機能のうち、蓄積を担当する貨幣を森林、農地等の生産力の永続性に結び付ければ、放っておいても、強欲な人間はそれらの生産力を上げるための努力を行うであろうとの考えです。別の言い方をすれば、預けている者の努力によって利息が変わる定期預金とみなすこともできると考えます。現代の知識により、鉄分等の微量元素も重要な栄養素であることが分かっていますが、これは産業革命以前にはない知識です(何となく経験則で解っていたかもしれませんが)。このような肥料の質、施肥のタイミング等の工夫、資源を使っても、それを適切な次のサイクル(食料を消費するとし尿が出るが、これをメタン発酵で燃料にし、発酵残渣液は肥料にする等)に回す等をすればするほど、預金元本も大きくなるし、それにつれて、利息も大きくなるでしょうとの考えです。個別には私自身の知識不足もあり、とことんまでは突き詰めていません。
2012/02/15(Wed) 00:15 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
Re:RE:拡大再生産をしないシステム
 お返事有難う御座います。

>入ってくるエネルギーの上限が決まっているのですから、拡大再生産したくてもできないシステム

拡大再生産は一時的なものしか出来ませんね。ここの部分は大切で、みんなそこを大前提に議論すべきです。

>人間が強欲であればあるほど森林等が豊かになる、自己制御性を持った貨幣システム

は環境問題のパラドックス(のように思える部分)を解決する非常に大きな糸口になると思います。突破口が見えた感じです。

>よりよい生活をしようとすると、生態系をより豊かなものにしようという社会的圧力

このシステムの構築こそ、環境問題の根本的な解決になりそうです。困難な問題の出口かも知れません。有難う御座います。是非一緒に煮詰めていきましょう。

さて、マイナス金利とインフレは、ともに貨幣価値が相対的に物の価値と比べて下がる点では一緒ですが、似て非なるものと感じます。guyver1092さんんは、どんな点が大きく違うと考えておられますか?
2012/02/15(Wed) 23:01 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re:Re:RE:拡大再生産をしないシステム
>是非一緒に煮詰めていきましょう。

こちらこそよろしくお願いします。

森林の貨幣について思いついたこと。
発行年が記載されていて、樹齢何年の材木と交換できる貨幣とし、金額は二階建てとする。
一階部分は、切りだして材木とした価値とする。
二階部分は、生きた生態系分加算とする。
生態系を最良に保つ努力を払い、それが成功すればするほど二階部分の加算をする。
木を材木として切りだしたた場合は、一階部分のみの受け取りとなり、加算部分は消滅する。その場合、他の森林貨幣全体でも二階部分の減額を行う。
このような運用にすれば、貨幣として利用するほうが得ということになり、森林の消費は最小限になるのではないかと考えました。

 マイナス金利とインフレについて

 インフレについて、他人に講義できるほどの知識はありませんが、ネット上の文章を読んでの私の理解では、人の利用できるようになった商品の量に対して、貨幣の総量が相対的に増えてゆくのがインフレと理解しています。理解しやすいようにこの世の商品が米のみと考えて、一年に生産できる量が1万トンであると仮定した場合、インフレが起きる前に貨幣の総額が百万円だったとすると、十倍のインフレが起きた後は、米の生産量は1万トンであるのに対して、貨幣の総額は1千万円になっているとの理解です。
 減価する貨幣に対する理解は、米一万トンの新米時の価格が百万円で、古米の価格が九十万円である場合、1万トンに対して百万円の貨幣があった場合、新米が取れた時分にお金を発行し、一年後にはお金の価値も九十万円に減っていると理解しています。商品はエントロピーの法則に従い、価値が減少していきますが、この減少に合わせて、貨幣の価値も減少してゆくのだと考えています。
 私はインフレは貨幣価値が者の価値に対して減少するが、マイナス金利は者の価値と同じ速度で貨幣の価値が下がり、物と貨幣の相対的な価値は変わらないと理解しています。
2012/02/16(Thu) 23:09 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
Re:Re:Re:RE:拡大再生産をしないシステム
>森林の貨幣について思いついたこと
>金額は二階建て

これは、かなり独創的な発想ですね。一種荒唐無稽な事のようですが、このような事は考えた事がありませんでしたが、江戸時代の武士の給料や貨幣価値が米の値段に直結していた事を考えると、かなり実現可能な事かと思えます。

>このような運用にすれば、貨幣として利用するほうが得ということになり、森林の消費は最小限になる

という事が画期的です。

>マイナス金利とインフレについて

は、想定外に差別化の認識出来るご回答でした。マイナス金利に関して、

>商品はエントロピーの法則に従い、価値が減少していきますが、この減少に合わせて、貨幣の価値も減少してゆくのだと考えています。

は、非常に的を得たご回答であると感じました。つまり、あくまで物に対する貨幣の相対価値は下がらずに 、古くなって商品価値が下がるのに連動して貨幣価値も下げるという発想ですね。非常によく分かりました。有難う御座います。

>物と貨幣の相対的な価値は変わらない

という事ですね。

>生態系をより豊かなものにしようという社会的圧力が発生し、文明崩壊しない文明

は理想型です。あとは、大航海時代の欧米のような征服志向の征服欲をどう押さえるかですね。
2012/02/18(Sat) 13:04 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
征服志向
 以前、何かの小説で読んだことなので、本当かどうかは分かりませんが、アレクサンダー大王の侵略以外は、何らかの経済的な圧力があったから戦争になったと読んだことがあります。今回、ネットで検索したところ以下のページを見つけました。

http://www.raitonoveru.jp/howto/212a.html

歴史を研究している人が近くにいれば、確認もできるのですが。
2012/02/18(Sat) 21:39 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
Re:征服志向
歴史的解釈としては
>何らかの経済的な圧力があったから戦争になった
場合が大部分かも知れませんし、庶民のレベルではそう感じている(感じさせられている)場合が大半かも知れませんが、実際は(軍事的若しくは経済的に)征服志向の指導者の野心をすり替えられて、経済的圧力と思わされていた部分もあるのではないでしょうか?
 例えば、第一次世界大戦も第二次世界大戦も、保護貿易云々とか経済的な原因が言われていますが、胡散臭く感じます。財閥等の経済支配目的の要因も大きいでしょう。(それも含めて「経済的要因」と言うのでしょうが、金持ちが更に儲ける手段ですから、庶民から見た「経済的圧力」とは違いますね!?)最近の多くのアメリカ等の(侵略)戦争も、経済的側面は大きな要因ですが、財閥等の経済支配と言う意味合いが大きいでしょう。・・・まあ、私は経済に疎いので、あくまで「推測」の域ですが・・・。
近代、現代の戦争、経済競争は、財閥等の経済支配の要因が強いと感じます。その意味でも「征服志向」と言う言葉を使いました。
2012/02/19(Sun) 17:24 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
すり替え
 すみません。ちょっとずれた返事をしてしまったようです。理由はどうあれ、支配力をなるべく広くしたいとの欲求を如何したらとのことですね。
 第一次及び第二次世界大戦については、資本主義の構造による(限界による)経済的衝突と理解しています。もちろん自分で考えたことではなくて、「21世紀は警告する」で報道されたことが頭に焼き付いているのです。報道の内容は「資本主義は実体と枠とがあって、それぞれが成長する。しかし枠よりも実態の成長のほうが早く、いずれは枠を超えてしまう。超えてしまった場合は、実体が枠を押しつぶして、混沌状態になる。これが世界大戦である。」でした。保護貿易とか、近隣窮乏策とか言っていますが、あれは本質ではなく、実体が枠を押しつぶした付けを他国に押し付けあう手段だと考えています。本質はあくまでも資本主義の構造的欠陥と理解しています。他国に押し付けようとしたのは、当然資本家で、自国国民にも当然押し付けていますから、ここで経済的圧力は国民の中からも出てきたのでしょう。(資本主義を採用している以上、その枠の中で経済活動していれば必ず圧力は国民の中からも発生すると考えてはいますが)物事の本質を理解できない国民がほとんどだったからと考えますが、資本家の他国のせいで我が国が窮乏するとの宣伝に乗せられたのでしょうね。
 最近のアメリカ等の戦争は、経済的支配をさらに広げるためであるとの分析は、私も読んだことがあります。現在すでに、貨幣により世界を支配しているのに、まだ足りないとは強欲も極まれりですね。ただ、現在の先進国の支配欲は、資本主義と、プラス金利の貨幣により増幅されている面もあると考えていますので、世界のすべてがマイナス金利と、森林との兌換貨幣になれば、欲望はあるにしても、実際にことを起こすまでにはなかなかならないのではないかと考えています。起こらないとの意味ではありません。現在より小さいと考えているだけです。
2012/02/20(Mon) 23:08 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
Re:すり替え
>保護貿易とか、近隣窮乏策とか言っていますが、あれは本質ではなく、

guyver1092さんもやはりそうお考えですか!・・・広くいわれている保護貿易とか近隣窮乏策と言うのは、経済学者の後から取って付けた理由、若しくは「大義名分のこじつけ」のようなイメージです。

>実体が枠を押しつぶした付けを他国に押し付けあう手段だと考えています

なるほど、そのような解釈のほうがより実態に近い感じが致しますね。

>本質はあくまでも資本主義の構造的欠陥

はい、私もそのように考えています。

>現在の先進国の支配欲は、資本主義と、プラス金利の貨幣により増幅されている面もある

確かにプラス金利あっての金融資本主義ですから、プラス金利が無くなれば、金融業も社会の中心には居れなくなりますね。・・・と言うよりも消えるでしょうね。金融業が消える世の中のほうがまともで持続可能と言えそうですね。

>世界のすべてがマイナス金利と、森林との兌換貨幣になれば、欲望はあるにしても、実際にことを起こすまでにはなかなかならないのではないか

なるほど、マイナス金利にはそのような作用も考えられる訳ですね。「持続可能な循環型生活をしている民族が、持続不可能な資源浪費型他民族支配型生活をする連中に滅ぼされると言うパラドックスの解決の糸口かも知れませんね。
2012/02/21(Tue) 22:14 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
人口増加
 産業革命以前の侵略戦争は、人口増加による勢力圏拡大の圧力だったかと記憶していますが、森林の兌換貨幣により、森林の面積を増やそうという圧力があれば、人口抑制に働くのではないかと考えています。
 また、「自然の摂理から環境問題を考える」の中に、「都会は人口のゴミ箱」との記事を読みましたが、むごいようですが、人口の処分も文明の中に組み込まれている必要もあるのかもしれません。
2012/02/21(Tue) 22:44 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
貨幣の意味を考え直す時ですね
>貨幣は物質及びサービスの量と一致している必要があると考えます。

今は貨幣を投機の対象にしたりして、金儲けのためのお金になっていて、貨幣の存在意義がいつの間にかすりかえられたように思います。モノがあっての貨幣だと思いますから、貨幣と物質及びサービスの量が一致していることは必須でしょう。

>人間が強欲であればあるほど森林等が豊かになる、自己制御性を持った貨幣システムにしようとの提案です。

これはとてもいい考えだと思います。人間の欲を逆手に利用することで、今の金儲けの欲望をそのままにして自然を元に戻すことができるかもしれませんね。

2012/02/21(Tue) 23:30 | URL  | 2lyuna5 #j0rLZRog[ 編集]
Re:貨幣の意味を考え直す時ですね
 私が最初に、貨幣について考えたのは「欲望を数値に変換するシステム」を書いたときです。その時はあまり深くまでは考えていなかったのですが、その後、「エンデの遺言」、「貨幣進化論」、「シルビオ・ゲゼル入門」等を読んで、現在の考えに至りました。
 科学技術の発達も、欲望を満たすためだったそうです。森林の貨幣について、うまく回ればいいのですが、石油が豊富にある間はする意味がないと感じています。
2012/02/22(Wed) 22:17 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
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