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2011-02-05 00:02
~降りた後の楽しみはいくらでもある~

登山では登るときの方が降りるときよりも遥かに体力が必要です。物理的に考えても、登る時は重力に逆らって上に登って位置エネルギーを貯えるわけですから、エネルギーを必要とします。体力の消耗も登りのほうが大きいでしょう。自動車や自転車で走れるいい道であれば、登りはそれなりにエネルギーを要しますが、下りは殆どエネルギーの投入は必要ありません。登りに対して下りは時間も掛かかりません。同じ道なら下りは上りの半分以下の時間の場合もよくあります。
危険という意味では登りと下り、どちらが危険かは一概には言えません。時と場合によるでしょう。降りるときは、崖から足を踏み外さないように、斜面を滑り落ちないように、転ばないように注意することが必要な場合もありましょう。でも、一端下まで降りてしまえばあとは危険もありません。ひと安心で楽チンです。

ゲーム(・・ギャンブルやスポーツなども含んで広い意味での『ゲーム』・・)の場合を考えてみましょう。ゲームをやり続けて勝ち続けることは難しい事ですが、ゲームから降りる事、即ちゲームの参加を止めることは非常に簡単です。ただ、抜けて止めればいいだけです。負けている場合は、勝たなければ借金を払えない、勝っているときはもっと勝ちたい・・・もっとゲームを続けたい、と勝っていても負けていても、もっと続けたいと精神的に止めたくない理由は色々あるでしょうけれど、物理的には非常に簡単なことです。精神的に止めることに抵抗感があるのは、麻薬のような依存性 [addiction]があるからでしょう。その精神は経済成長を続けようとする精神に共通するものでしょう。

ゲームによって大儲けをする主催者や胴元、ゲームが強い人、団体がゲームから抜けようとする人を、飴と鞭を使い分けてゲームに踏みとどまらせようとします。曰く、
「ゲームから抜けたらもう戻れないぞ、ゲームは面白いぞ、今は負けていても、我慢して粘り続ければ勝てるぞ、さあ、勝つ為の方法を教えよう・・だからゲームを続けましょう・・。」・・・どれもこれも実際は主催者や胴元自身が儲ける為の方策です。経済成長志向にも似たような事が言えるでしょう。
経済成長の為には新たな製品を昨年よりは今年、今年よりは来年と、より多く買わせ続ける策略を練り、努力を続けるのです。その為には現在使っていてまだまだ使えるものさえ廃棄させる努力をするのです。他の会社の製品よりも魅力があってコストパフォーマンスもある製品を開発し続けようと努力するのです。自分の会社なり個人が経済的に成長(=膨張)を続けようとすることは、大きなストレスがあるのです。それに比べて降りる事は何の努力も要りません。ただ止めればいいだけです。・・・降りると困るのは、生活していけなくなるからです。そしていわゆる「負け組」という烙印を押されるのです。負け組の烙印を押されない為、そして、いわゆる“いい生活”をしていくために人間はひたすら経済という山の、より高いところを目指して登り続けようとするのです。
経済成長で儲ける金融資本家や、彼らに洗脳されて経済成長が大切だと考えている連中が、経済成長が止まること、経済が後退することの危機を煽り続けているのです。
でも、資源に限りのある有限な地球では、当然山の高さにも限りがあります。そして、既に経済の山の山頂に近づいているのです。これから先、もっと高い位置まで登る為には、山を高く積み上げてから登るという、とんでもない労力をかける必要があるのです。それが、国家が行ういわゆる「経済刺激策」の本質でしょう。もしももっと簡単に更に上に登る余地があるのなら、国家が経済対策などを行う必要はありません。国家が経済対策を行った時点で、自由資本主義経済の理念に反する事になりましょう。

そんな無理な努力をするよりも、山を下って、持続可能な平らな土地まで降りて、そこに落ち着いたほうが遥かに楽でしょう。つまり、無理のない高さまで降りて、そこで定常状態を保つのです。そう、山もゲームも経済も、降りることは辛くはないのです。無理しなくても理性で考えれば明らかです。
「人間は常に成長を続ける生き物だから、そんな同じレベルの場所にずっと留まってはいられない。人間は目標に向かって成長を続けるものだ・・・」と言うステレオタイプの反論は沢山あるでしょう。
でも、経済成長の実態は経済膨張です。膨張が素晴らしい事とは言えないでしょう。ただ漫然と食べ続けてぶくぶく太ることが目標なんて愚かな発想です。同じ事をするのに、より少ない資源、より少ないエネルギー消費で行うことのほうが、よっぽどやり甲斐のある挑戦でしょう。
経済成長路線を降りる事がさも大変に感じるのは、そのように思わされている事と、そのような仕組みに社会が作られてしまったからです。そんな構造を改革することこそが、永続可能な社会への真の構造改革と言えましょう。

そう、難しく考えなくても、山だろうがゲームだろうがギャンブルだろうが経済だろうが降りることは全然難しいことでは無いのです。成長し続けなければならないと言う膨張志向の強迫観念を捨て去ればいいのです。登り続ける事が目標とされた洗脳時代が終わりを告げようとしています。その後に来るべき時代のほうが遥かにまともで住みやすい社会でしょう。降りた後の楽しみ、気楽な生活はいくらでも考えられるでしょう。
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【2011/02/05 00:02】 | Sustainability トラックバック(0) |


y.suzuki
 ご無沙汰していました。(多忙&体調不良のた)
そして、ブログのコメントありがとうございました。

 ちょうど、いま取り組み始めたブログテーマとも重なっているテーマだと思います。洗脳と気づかないように洗脳させられてしまっている=常識あるいは定説が崩れ始めだ時代になりつつあるのを感じています。そういう洗脳を解くのは可能性がありそうな事実です。

 ツイッターなどでも環境、政治の矛盾に対してのつぶやきが多く、世界適にもウィキりークスの外交文書暴露事例があるように、普通の人が事実に基づく認識を構築できる基盤ができてきたようです。

 この普通のひとのまともな実感を集積していく仕組みができれば、つまり知の結集ができれば可能性はもっと多高くなると思います。 


草の根的なネットの情報網
雑草Z
    y.suzuki さん

 お久し振りのコメント有難う御座います。

>普通の人が事実に基づく認識を構築できる基盤ができてきた

 鈴木さんがこのコメントを投稿した丁度その頃、私もそちらの記事のコメントに、草の根的なネットの情報網の大切さを書き込んだところです。お互い同じ事を考えていて、ほぼ同時に相手にコメントしたわけです。
 そう、ITの発達によって、マスコミでなくとも一般の人々が情報を発信できる環境になり、マスコミとは違って検閲やタブーのない情報を発信できるようになりました。勿論それだけいい加減な情報も溢れていますから、今こそ情報の本質を見抜く眼が大切ですね。

>この普通のひとのまともな実感を集積していく仕組みができれば、つまり知の結集ができれば可能性はもっと多高くなると思います。

その通りだと思います。そして、その仕組みはもうあちこちに出来ていますね。 るいネット こそまさにその重要な先駆者のひとつですね。期待しております。 


y.suzuki
ありがとうございます。多次元中継のようでそこが空間を越えたネットのすごいところですね。

 この「ゲーム」をおりることは、全方位的に自然の摂理に則った生活がもとめられますので、そこを創っていく楽しさというか、充実がまた可能性の一つになるのだろうと思います。



登るための努力
guyver1092
>これから先、もっと高い位置まで登る為には、山を高く積み上げてから登るという、とんでもない労力をかける必要があるのです。

 同感です。現在の政府の行っている経済対策はまさにこれで、最も素晴らしい比喩ではないでしょうか。
 この山は無理して積み上げたものですから不安定で、積み上げる努力を止めれば特に努力もしなくても自然に崩れていくでしょう。気をつけなければいけないのは、大規模な崩壊です。一番良いのは崩れる前に、降りることでしょうが、登っているのが60億人ですから簡単ではありません。
 以前にも書きましたが、準備を行ってから降りる必要があるでしょう。余裕はあまりないでしょうが。

>この「ゲーム」をおりること
雑草Z
    y.suzukiさん

 経済成長政策は、もう限界に近いところまで上り詰めているます。さらに高いところに登ろうと苦しい挑戦をしてますが、その挑戦する事自体が社会を崩壊させる原動力になるのですから、これから降りる道を選ぶべきである事は、火を見るより明らかでしょう。

>「ゲーム」をおりることは、全方位的に自然の摂理に則った生活がもとめられますので、そこを創っていく楽しさというか、充実がまた可能性の一つ

人々は、降りる事の恐怖を煽られ続けていますが、それは愚かな洗脳である事を認識し、登り続ける事の恐怖をもっと認識するべきでしょうね。

降りた後の生活は無理のない生活ですから、登れないところを無理に登ろうとする暴挙よりも遥かに楽しく、充実させる事が出来るでしょうね。

Re:登るための努力
雑草Z
    guyver1092 さん

>この山は無理して積み上げたものですから不安定で、積み上げる努力を止めれば特に努力もしなくても自然に崩れていくでしょう。

そうですね。現状はもうあちこちで崩れ始めているのを応急修理しながら、(登っている場合ではないのに)更に高いところまで登ろうと山を積み上げている状態です。その積み上げる為の材料を山の下の方から取っているから、下部はもっと不安定になる・・と言う悪循環・・

>気をつけなければいけないのは、大規模な崩壊です。一番良いのは崩れる前に、降りることでしょうが、登っているのが60億人ですから簡単ではありません。

そうですね。お互い今までにも何度も論じたように、崩壊は免れ無いでしょうが、その崩壊を最小に食い止めるように降りなければなりませんね。沢山の人間がみんな精一杯高いところまで登っているので、みんなで安全に降りる事は至難の業です。降りてしまえば楽なのですが、下りる途中に崩れる恐怖が大きく横たわっています。 

降りることの大切さ
power
雑草Zさん


経済成長だけでなく、勝ち続けることを止めることが必要ですよね。

人間は本能的に競争意識を持つせいか、完全なる趣味のスポーツであっても勝敗を物凄く気にする人が多い様に感じますが(以前は私もそうでした)これも気にしない様にすることが必要です。

プロスポーツ選手ならともかく、完全なる趣味のスポーツまで勝敗をいちいち気にしていたらそれだけでストレスが増えます。

これぐらい楽?にならないと、行き着く先は「破滅」でしょうね。

完全なる趣味のスポーツほどではないですが、生涯学習(ここでは、通信制大学や趣味としての資格取得を指します)であっても試験の成績(ABC評価や点数など)を物凄く気にする人もいるほどですからね・・・



Re:降りることの大切さ
雑草Z
    powerさん

>勝ち続けることを止めることが必要ですよね。

そうですね。なかなか核心を突いていると思います。私もその通りだと思います。
確かに勝つことに拘るのは、人間、動物の本能の部分も大きいと思いますが、みんなが勝つことばかりに固執し過ぎると生きにくい世の中になるでしょう。他人は大部分敵になってしまいます。勝ち負けは相対的なものですから、勝てば必ず負けるものがいます。そして負けるものがいるからこそ勝ったものが光る事が出来る訳で、敗者の存在と言うのも大切ですよね。現代社会は、名誉などばかりでなく、経済的にも勝者と敗者の格差が大き過ぎますね。天国と地獄ほどの差があるものも沢山あります。
自由経済と言う名の資本主義社会の弱肉強食の本質でしょうね。プロスポーツの中にもこの競争社会の本質が見えますね。人々も極端な勝者賛美は止めるべきだと思います。
競争は全否定は出来ませんが、極端な競争社会は決していい社会とは言えませんね。
 


ぴのこ
(上の方々に続けて・・)
そもそも何をもって、勝ちなのか?
何のための勝負なのか?というのも、疑問です。

例えば、お金(経済)もその指標のひとつですが、みんな、それだけを求めているのか?
本当に求めているのは何なのか?

勝負する、闘う、その目的と本当に得たいものが、大衆レベルの実感ではお金ではなくなっていますよね。

それをもっと、社会の場で明らかにしていきたいな~って思います♪


真の構造改革。
でなしNo.146
>経済成長路線を降りる事がさも大変に感じるのは、そのように思わされている事と、そのような仕組みに社会が作られてしまったからです。そんな構造を改革することこそが、永続可能な社会への真の構造改革と言えましょう。

まさにその通りだと思います。
経済成長路線を支えている一つの大きな要因が石油ですが、現在では石油なしでは1ヶ月も生きれないような社会だと思います。

最近、ガソリンもジリジリと値上がりはじめましたね^^
食品の値段も上がってますし。

年始に予想してた事態が早くもやってきたかという感じですが、これで終わりではありません。

早く石油に依存しない仕組みを作る必要があると思います。

何もしなければ事態は悪い方向(いや、むしろ気づき始める人が増えるからいい方向?)に行くでしょう。

「なんでガソリンがあがってんのか?」という問いに行く前に「高くなった!」と煽るマスコミのせいで思考停止に陥らないように注意ですね。

原因は石油だけではありませんが、現実を見てみると今の世の中の雰囲気は閉塞感が加速してると思います。
新しい価値感が浸透する下地が整ってきているのではないでしょうか^^

古い構造を廃して、本当の意味で持続可能な社会となるような構造改革を進めていきたいものです。

ギャップ
雑草Z
    ぴのこさん

>勝負する、闘う、その目的と本当に得たいものが、大衆レベルの実感ではお金ではなくなっていますよね。

大衆と言うか一般庶民は、普通に生活して行けて生活の心配がなければそれ以上のお金には固執しない人が増えているようですね。(・・ただ、「今は仮の貧しい状態だけれども、将来的には大富豪になるぞ!」・・とお金に執着している人もまだまだ沢山いますね。アメリカ人がその典型でしょう。)
 最も金儲けに執着しているのは金融資本家、財閥とか大富豪かも知れません。労働者の給与水準を下げたり大量解雇して儲けて、そのお金で投機に走り、バブル経済などを作り上げては株を売り逃げして大儲けして、恐慌を作り出して来ました。

>何のための勝負なのか?というのも、疑問です。

そうですね。人間社会の様々なゲームを「喰うか喰われるかの真剣勝負」なんて比喩が蔓延っていますが、そんな弱肉強食ばかりの社会にはしたくないですね。スポーツも真剣勝負と言うよりもエンターテインメントの一つと考えた方がいいと思います。

 『山の頂上に立つ』と言う目標は多くの人間が抱いてきた目標でしたが、それは崇高な事ではなくて「エゴ」に過ぎない、と言う価値観に移行しつつあるのかも知れません。




 

 

Re:真の構造改革。
雑草Z
    でなしNo.146さん

>原因は石油だけではありませんが、現実を見てみると今の世の中の雰囲気は閉塞感が加速してると思います。

もう成長の限界に達するところで、これから先に登るには山を積み上げるところからやらなければなりませんので、閉塞感はつよう筈です。・・解決策は一つ・・・降りる事です・・・簡単です。登ろうとするから石油も必要になって高騰し、環境も破壊されていきますから登ろうとすれば辛くて悪い事ばかりです。・・そしてもっと辛いところに登るのです。

>新しい価値感が浸透する下地が整ってきているのではないでしょうか^^

そう、経済成長に洗脳された人のほうがまだまだ主流ですが、その価値観を翻す下地が整いつつありますね。

>何もしなければ事態は悪い方向(いや、むしろ気づき始める人が増えるからいい方向?)に行くでしょう。

この文、非常に意味深で言い得て妙です。 

「弱肉強食」社会
Nowhere
マスコミ等が、「世の中は競争社会だ、弱肉強食なんだ」とさかんにアピール
することにはやはり意図的な狙いがあるのかな、と思います。
そのように扇動されると人々は不安な心理状態に陥り、
自己防衛のための生存競争のみに徹するようになり
社会を全体的に見つめなおす心の余裕を失くします。
この世の中を「弱肉強食」という単純な構図(一面的には真実だとしても)で捉える
視野しかもたなくなり、その結果
勝者を賛美する一方で経済的弱者に対しては厳しい目線を向け、
巨大な格差の存在を容認していく方向に向かうのだと思われます。
そうして結果的に経済成長主義は生き長らえることになります。

また勝者賛美と言えば、例えば映画スターや芸能人、スポーツ選手が
年収何十億稼いでいるとか、そういうニュースがテレビでよく取り扱われますが
こういった情報を繰り返し見聞きすることによって、格差を容認する考えが培われる、
もしくは格差に対する正常な感覚が麻痺していくのではないかと思われます。
(彼ら自身に罪はないのかもしれませんが)

「彼ら成功者は決してあきらめず、たゆまぬ努力を続けてきた結果
今の成功を掴んだのだ。だから世の中における勝者が普通の人の何十倍、
何百倍といった富を得ることがあってもそれは当然のことなのだ」
といった考えを自然と持つようになっていくのです。

テレビでよく取り上げられる成功者は、実際に才能や実績があり
人々の目にも魅力的に映しだされるため、彼らの莫大な収入に対し
文句を言うような人は殆どいません。
しかし実はこういったことが世の格差を全面的に容認していく風潮に
繋がっているのではないか?と感じています。


Re:「弱肉強食」社会
雑草Z
    Nowhereさん

 マスコミ等は格差問題も盛んに取り上げています。しかしその一方おっしゃるように、あからさまな勝者賛美がありますね。

>勝者賛美
はおっしゃるようにこの大きな格差を容認する事になっているでしょう。その矛盾にマスコミ関係者の多くは気づいていないのか、または気づいていても踏み込んで発言していませんね。

>勝者を賛美する一方で経済的弱者に対しては厳しい目線を向け、巨大な格差の存在を容認していく方向に向かうのだと思われます。

の洞察通りでしょう。

>映画スターや芸能人、スポーツ選手

を賛美し、彼らの(普通の人に比べて)非常に多い収入を是認する風潮は、結局資本主義社会の肯定に繋がり、財閥や富豪の賛美にも繋がるでしょう。そして弱肉強食の競争社会を容認している事にもなりましょう。

>人々は不安な心理状態に陥り、 自己防衛のための生存競争のみに徹するようになり 社会を全体的に見つめなおす心の余裕を失くします。

私もそう思います。競争社会からの脱落を恐れて、競争に負けないように頑張ることに精いっぱいで、ちょっと余裕が出来てもリフレッシュと称してレジャーに明けくれ、社会の構造に目がいかなくなるのでしょう。それが今日の社会に非常に理不尽な事が沢山在る大きな一因でしょう。

>実はこういったことが世の格差を全面的に容認していく風潮に繋がっているのではないか?

そうだと思います。人間の競争心は否定出来ませんし、弱肉強食的な側面も否定しませんが、そればかりでは生きにくい世の中になってしまいますね。結局弱肉強食の論理も、社会の強者が(マスコミなどを通して)発信して、格差を容認・・「容認」どころか「肯定」している現状でしょう。

>勝者賛美

と言うものに対して、私が常日頃感じていた事をしっかりまとめて頂いたような感じです。共感致します。


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コメント
この記事へのコメント
 ご無沙汰していました。(多忙&体調不良のた)
そして、ブログのコメントありがとうございました。

 ちょうど、いま取り組み始めたブログテーマとも重なっているテーマだと思います。洗脳と気づかないように洗脳させられてしまっている=常識あるいは定説が崩れ始めだ時代になりつつあるのを感じています。そういう洗脳を解くのは可能性がありそうな事実です。

 ツイッターなどでも環境、政治の矛盾に対してのつぶやきが多く、世界適にもウィキりークスの外交文書暴露事例があるように、普通の人が事実に基づく認識を構築できる基盤ができてきたようです。

 この普通のひとのまともな実感を集積していく仕組みができれば、つまり知の結集ができれば可能性はもっと多高くなると思います。 
2011/02/06(Sun) 13:33 | URL  | y.suzuki #-[ 編集]
草の根的なネットの情報網
    y.suzuki さん

 お久し振りのコメント有難う御座います。

>普通の人が事実に基づく認識を構築できる基盤ができてきた

 鈴木さんがこのコメントを投稿した丁度その頃、私もそちらの記事のコメントに、草の根的なネットの情報網の大切さを書き込んだところです。お互い同じ事を考えていて、ほぼ同時に相手にコメントしたわけです。
 そう、ITの発達によって、マスコミでなくとも一般の人々が情報を発信できる環境になり、マスコミとは違って検閲やタブーのない情報を発信できるようになりました。勿論それだけいい加減な情報も溢れていますから、今こそ情報の本質を見抜く眼が大切ですね。

>この普通のひとのまともな実感を集積していく仕組みができれば、つまり知の結集ができれば可能性はもっと多高くなると思います。

その通りだと思います。そして、その仕組みはもうあちこちに出来ていますね。 るいネット こそまさにその重要な先駆者のひとつですね。期待しております。 
2011/02/06(Sun) 16:10 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
ありがとうございます。多次元中継のようでそこが空間を越えたネットのすごいところですね。

 この「ゲーム」をおりることは、全方位的に自然の摂理に則った生活がもとめられますので、そこを創っていく楽しさというか、充実がまた可能性の一つになるのだろうと思います。

2011/02/06(Sun) 18:45 | URL  | y.suzuki #-[ 編集]
登るための努力
>これから先、もっと高い位置まで登る為には、山を高く積み上げてから登るという、とんでもない労力をかける必要があるのです。

 同感です。現在の政府の行っている経済対策はまさにこれで、最も素晴らしい比喩ではないでしょうか。
 この山は無理して積み上げたものですから不安定で、積み上げる努力を止めれば特に努力もしなくても自然に崩れていくでしょう。気をつけなければいけないのは、大規模な崩壊です。一番良いのは崩れる前に、降りることでしょうが、登っているのが60億人ですから簡単ではありません。
 以前にも書きましたが、準備を行ってから降りる必要があるでしょう。余裕はあまりないでしょうが。
2011/02/06(Sun) 19:42 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
>この「ゲーム」をおりること
    y.suzukiさん

 経済成長政策は、もう限界に近いところまで上り詰めているます。さらに高いところに登ろうと苦しい挑戦をしてますが、その挑戦する事自体が社会を崩壊させる原動力になるのですから、これから降りる道を選ぶべきである事は、火を見るより明らかでしょう。

>「ゲーム」をおりることは、全方位的に自然の摂理に則った生活がもとめられますので、そこを創っていく楽しさというか、充実がまた可能性の一つ

人々は、降りる事の恐怖を煽られ続けていますが、それは愚かな洗脳である事を認識し、登り続ける事の恐怖をもっと認識するべきでしょうね。

降りた後の生活は無理のない生活ですから、登れないところを無理に登ろうとする暴挙よりも遥かに楽しく、充実させる事が出来るでしょうね。
2011/02/06(Sun) 19:51 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re:登るための努力
    guyver1092 さん

>この山は無理して積み上げたものですから不安定で、積み上げる努力を止めれば特に努力もしなくても自然に崩れていくでしょう。

そうですね。現状はもうあちこちで崩れ始めているのを応急修理しながら、(登っている場合ではないのに)更に高いところまで登ろうと山を積み上げている状態です。その積み上げる為の材料を山の下の方から取っているから、下部はもっと不安定になる・・と言う悪循環・・

>気をつけなければいけないのは、大規模な崩壊です。一番良いのは崩れる前に、降りることでしょうが、登っているのが60億人ですから簡単ではありません。

そうですね。お互い今までにも何度も論じたように、崩壊は免れ無いでしょうが、その崩壊を最小に食い止めるように降りなければなりませんね。沢山の人間がみんな精一杯高いところまで登っているので、みんなで安全に降りる事は至難の業です。降りてしまえば楽なのですが、下りる途中に崩れる恐怖が大きく横たわっています。 
2011/02/06(Sun) 20:08 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
降りることの大切さ
雑草Zさん


経済成長だけでなく、勝ち続けることを止めることが必要ですよね。

人間は本能的に競争意識を持つせいか、完全なる趣味のスポーツであっても勝敗を物凄く気にする人が多い様に感じますが(以前は私もそうでした)これも気にしない様にすることが必要です。

プロスポーツ選手ならともかく、完全なる趣味のスポーツまで勝敗をいちいち気にしていたらそれだけでストレスが増えます。

これぐらい楽?にならないと、行き着く先は「破滅」でしょうね。

完全なる趣味のスポーツほどではないですが、生涯学習(ここでは、通信制大学や趣味としての資格取得を指します)であっても試験の成績(ABC評価や点数など)を物凄く気にする人もいるほどですからね・・・

2011/02/08(Tue) 01:10 | URL  | power #3un.pJ2M[ 編集]
Re:降りることの大切さ
    powerさん

>勝ち続けることを止めることが必要ですよね。

そうですね。なかなか核心を突いていると思います。私もその通りだと思います。
確かに勝つことに拘るのは、人間、動物の本能の部分も大きいと思いますが、みんなが勝つことばかりに固執し過ぎると生きにくい世の中になるでしょう。他人は大部分敵になってしまいます。勝ち負けは相対的なものですから、勝てば必ず負けるものがいます。そして負けるものがいるからこそ勝ったものが光る事が出来る訳で、敗者の存在と言うのも大切ですよね。現代社会は、名誉などばかりでなく、経済的にも勝者と敗者の格差が大き過ぎますね。天国と地獄ほどの差があるものも沢山あります。
自由経済と言う名の資本主義社会の弱肉強食の本質でしょうね。プロスポーツの中にもこの競争社会の本質が見えますね。人々も極端な勝者賛美は止めるべきだと思います。
競争は全否定は出来ませんが、極端な競争社会は決していい社会とは言えませんね。
 
2011/02/08(Tue) 21:54 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
(上の方々に続けて・・)
そもそも何をもって、勝ちなのか?
何のための勝負なのか?というのも、疑問です。

例えば、お金(経済)もその指標のひとつですが、みんな、それだけを求めているのか?
本当に求めているのは何なのか?

勝負する、闘う、その目的と本当に得たいものが、大衆レベルの実感ではお金ではなくなっていますよね。

それをもっと、社会の場で明らかにしていきたいな~って思います♪
2011/02/10(Thu) 11:44 | URL  | ぴのこ #-[ 編集]
真の構造改革。
>経済成長路線を降りる事がさも大変に感じるのは、そのように思わされている事と、そのような仕組みに社会が作られてしまったからです。そんな構造を改革することこそが、永続可能な社会への真の構造改革と言えましょう。

まさにその通りだと思います。
経済成長路線を支えている一つの大きな要因が石油ですが、現在では石油なしでは1ヶ月も生きれないような社会だと思います。

最近、ガソリンもジリジリと値上がりはじめましたね^^
食品の値段も上がってますし。

年始に予想してた事態が早くもやってきたかという感じですが、これで終わりではありません。

早く石油に依存しない仕組みを作る必要があると思います。

何もしなければ事態は悪い方向(いや、むしろ気づき始める人が増えるからいい方向?)に行くでしょう。

「なんでガソリンがあがってんのか?」という問いに行く前に「高くなった!」と煽るマスコミのせいで思考停止に陥らないように注意ですね。

原因は石油だけではありませんが、現実を見てみると今の世の中の雰囲気は閉塞感が加速してると思います。
新しい価値感が浸透する下地が整ってきているのではないでしょうか^^

古い構造を廃して、本当の意味で持続可能な社会となるような構造改革を進めていきたいものです。
2011/02/10(Thu) 22:00 | URL  | でなしNo.146 #89zBIK8s[ 編集]
ギャップ
    ぴのこさん

>勝負する、闘う、その目的と本当に得たいものが、大衆レベルの実感ではお金ではなくなっていますよね。

大衆と言うか一般庶民は、普通に生活して行けて生活の心配がなければそれ以上のお金には固執しない人が増えているようですね。(・・ただ、「今は仮の貧しい状態だけれども、将来的には大富豪になるぞ!」・・とお金に執着している人もまだまだ沢山いますね。アメリカ人がその典型でしょう。)
 最も金儲けに執着しているのは金融資本家、財閥とか大富豪かも知れません。労働者の給与水準を下げたり大量解雇して儲けて、そのお金で投機に走り、バブル経済などを作り上げては株を売り逃げして大儲けして、恐慌を作り出して来ました。

>何のための勝負なのか?というのも、疑問です。

そうですね。人間社会の様々なゲームを「喰うか喰われるかの真剣勝負」なんて比喩が蔓延っていますが、そんな弱肉強食ばかりの社会にはしたくないですね。スポーツも真剣勝負と言うよりもエンターテインメントの一つと考えた方がいいと思います。

 『山の頂上に立つ』と言う目標は多くの人間が抱いてきた目標でしたが、それは崇高な事ではなくて「エゴ」に過ぎない、と言う価値観に移行しつつあるのかも知れません。




 

 
2011/02/11(Fri) 17:57 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re:真の構造改革。
    でなしNo.146さん

>原因は石油だけではありませんが、現実を見てみると今の世の中の雰囲気は閉塞感が加速してると思います。

もう成長の限界に達するところで、これから先に登るには山を積み上げるところからやらなければなりませんので、閉塞感はつよう筈です。・・解決策は一つ・・・降りる事です・・・簡単です。登ろうとするから石油も必要になって高騰し、環境も破壊されていきますから登ろうとすれば辛くて悪い事ばかりです。・・そしてもっと辛いところに登るのです。

>新しい価値感が浸透する下地が整ってきているのではないでしょうか^^

そう、経済成長に洗脳された人のほうがまだまだ主流ですが、その価値観を翻す下地が整いつつありますね。

>何もしなければ事態は悪い方向(いや、むしろ気づき始める人が増えるからいい方向?)に行くでしょう。

この文、非常に意味深で言い得て妙です。 
2011/02/11(Fri) 18:06 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
「弱肉強食」社会
マスコミ等が、「世の中は競争社会だ、弱肉強食なんだ」とさかんにアピール
することにはやはり意図的な狙いがあるのかな、と思います。
そのように扇動されると人々は不安な心理状態に陥り、
自己防衛のための生存競争のみに徹するようになり
社会を全体的に見つめなおす心の余裕を失くします。
この世の中を「弱肉強食」という単純な構図(一面的には真実だとしても)で捉える
視野しかもたなくなり、その結果
勝者を賛美する一方で経済的弱者に対しては厳しい目線を向け、
巨大な格差の存在を容認していく方向に向かうのだと思われます。
そうして結果的に経済成長主義は生き長らえることになります。

また勝者賛美と言えば、例えば映画スターや芸能人、スポーツ選手が
年収何十億稼いでいるとか、そういうニュースがテレビでよく取り扱われますが
こういった情報を繰り返し見聞きすることによって、格差を容認する考えが培われる、
もしくは格差に対する正常な感覚が麻痺していくのではないかと思われます。
(彼ら自身に罪はないのかもしれませんが)

「彼ら成功者は決してあきらめず、たゆまぬ努力を続けてきた結果
今の成功を掴んだのだ。だから世の中における勝者が普通の人の何十倍、
何百倍といった富を得ることがあってもそれは当然のことなのだ」
といった考えを自然と持つようになっていくのです。

テレビでよく取り上げられる成功者は、実際に才能や実績があり
人々の目にも魅力的に映しだされるため、彼らの莫大な収入に対し
文句を言うような人は殆どいません。
しかし実はこういったことが世の格差を全面的に容認していく風潮に
繋がっているのではないか?と感じています。
2011/02/14(Mon) 22:19 | URL  | Nowhere #-[ 編集]
Re:「弱肉強食」社会
    Nowhereさん

 マスコミ等は格差問題も盛んに取り上げています。しかしその一方おっしゃるように、あからさまな勝者賛美がありますね。

>勝者賛美
はおっしゃるようにこの大きな格差を容認する事になっているでしょう。その矛盾にマスコミ関係者の多くは気づいていないのか、または気づいていても踏み込んで発言していませんね。

>勝者を賛美する一方で経済的弱者に対しては厳しい目線を向け、巨大な格差の存在を容認していく方向に向かうのだと思われます。

の洞察通りでしょう。

>映画スターや芸能人、スポーツ選手

を賛美し、彼らの(普通の人に比べて)非常に多い収入を是認する風潮は、結局資本主義社会の肯定に繋がり、財閥や富豪の賛美にも繋がるでしょう。そして弱肉強食の競争社会を容認している事にもなりましょう。

>人々は不安な心理状態に陥り、 自己防衛のための生存競争のみに徹するようになり 社会を全体的に見つめなおす心の余裕を失くします。

私もそう思います。競争社会からの脱落を恐れて、競争に負けないように頑張ることに精いっぱいで、ちょっと余裕が出来てもリフレッシュと称してレジャーに明けくれ、社会の構造に目がいかなくなるのでしょう。それが今日の社会に非常に理不尽な事が沢山在る大きな一因でしょう。

>実はこういったことが世の格差を全面的に容認していく風潮に繋がっているのではないか?

そうだと思います。人間の競争心は否定出来ませんし、弱肉強食的な側面も否定しませんが、そればかりでは生きにくい世の中になってしまいますね。結局弱肉強食の論理も、社会の強者が(マスコミなどを通して)発信して、格差を容認・・「容認」どころか「肯定」している現状でしょう。

>勝者賛美

と言うものに対して、私が常日頃感じていた事をしっかりまとめて頂いたような感じです。共感致します。
2011/02/15(Tue) 22:09 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
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