-------- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

2006-10-26 00:25
(本日は、件の友人にならって、『です、ます調』で書いてみます。)

 中国で空中鬼、または空中死神 、 
ヨーロッパで、緑のペスト(植物に対するペストと云う意味) 
と呼ばれているものが何だかご存じですか? 私もその単語は最近知りました。

 酸性雨の事です。経済成長と酸性雨はアバウトに比例関係があるのですが、
何故か奇跡的にここ日本では、被害が顕著に出ていない、ので日本人の中には、「対岸の火事」的に思っている人が多いように感じます。(日本の土壌は酸性雨に耐えうる素晴らしい何かがあるのでしょうか?ご存じの方、推測でも構いませんので、是非教えて下さい。)
 
 確かに日本の「対岸である中国の火事」は大変です。最近酸性雨の被害が最も顕著になっているのは、中国だと思われます。中国は酸性雨を多く排出する石炭が、まだエネルギーの主役であるからです。だから、中国では、「空中鬼」とか「空中死神」と呼んで恐れているわけです。あの中国の奥の秘境にも酸性雨が降って枯れ始めるのかと思うと気持ちも真っ暗になります

 石油や石炭のような化石燃料は、完全燃焼して水とニ酸化炭素になる水素原子Hと炭素原子C以外に、タンパク質だった体の構成元素として窒素Nや硫黄Sが含まれてます。だから燃焼すると、窒素酸化物NOx や硫黄酸化物SOxも出します。これらが雨水に溶け込んだりして酸性雨となります。つまり、酸性雨の原因は、元をたどれば現在の経済発展の象徴「化石燃料」の浪費です。

 北欧では1970年代はじめにすでに湖沼で被害が出ています。旧東ドイツ、チェコスロバキア、ポーランドの「黒い三角地体」では、樹木の新芽も出ず、小鳥のさえずりも聞こえないそうです。
 デンマーク、スエーデンは、工業国でないのにドイツなど他のヨーロッパの工業国から気流にのってやってきた酸性雨の被害に遭っています。

 まさに中国の隣国、日本の置かれた状況。違いは日本も工業国で自動車も多く、化石燃料を浪費していると言う事。それに、最悪の化石燃料消費国として台頭してきた新たな酸性雨大被害国家、中国の酸性雨が加われば、これまで奇跡的に少ない被害で済んでいた日本の樹木もひとたまりもないでしょう。
 
 pHは7が中性で、それ以下のpHは酸性ですが、普通の雨でも空気中のCO2が溶け込んで pH5.6の弱酸性になります。だから、この値までの雨は中性雨と呼ばれます。現在の日本の各地で降る雨はpH5未満。4.8 とか4.5といった値の完全な酸性雨です。

 今、日本の樹木や土には、酸性雨のストレスが積もりに積もっているところです。針葉樹の被害ははっきりわかるけれど、広葉樹は毎年落葉するから気付かないということです。土に降った酸性雨も土壌中のカルシウム、マグネシウムなどのアルカリ土類金属などですぐに中和されるけれど、もう中和する土の金属成分も少なくなっている筈です。それに、それらの元素は植物の成長にも必要なのです。

 寒波や台風などで突然枯れ始める「アシド・ショック」や、木食い虫による立ち枯れも、酸性雨によって木が弱っているからです。

 限界を越えて日本の樹木が一斉に枯れてゆく姿はみたくありません。
政府は今すぐ非常事態宣言をだし、化石燃料の使用を必要最低限にすべきです。具体的にはやはり現在の10分の1のレベルです。
 世界中の政府がすぐにそうすべきです。CIA等はそのデータと予測を大大的に公開すべきです。そしてみんな騒ぐべきです。そうじゃなければ、企業癒着の政府は動きません。一刻を争います。
 
スポンサーサイト
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2006/10/26 00:25】 | 化石燃料 トラックバック(0) |

日本に酸性雨の被害が少ないわけ
坂番
まず最近は写真もアップせずすみません。

ということで、ここでは土壌の面からお話したいと思います。これは前期の授業で習ったことです。(サクッとですが)ポイントになる単語をノート書き込んだだけなので、その間は私の推測による言葉でつながれています。

原因は土壌の緩衝性。つまり、アルカリ度(H2SO4適定)。
日本の土壌は石灰石(CaCO3)が多く、
 CO3 + H2O → HCO3- + OH-
という反応が起こっている。
これにより、森林破壊の原因である土壌微生物の死滅と、湖沼の酸性化が防げると考えられます。

大変いい情報有難うございます
雑草
 日本は海の中にあったから、貝殻が堆積した石灰岩が多いのですね。そういえば、中学生の頃、まだ細かい貝殻とわかる石灰岩を縦横無尽に掘った洞窟で散々遊びました。酸性の土地を中和するのに使ったと言ってました。
北欧の酸性雨による死の湖も炭酸カルシウムで中和している筈です。そのカルシウムの緩衝能力があるうちに、酸性雨を止めないと大変です。 雑草が地面を突いて出てくるうちに・・・

コメントを閉じる▲
コメント
この記事へのコメント
日本に酸性雨の被害が少ないわけ
まず最近は写真もアップせずすみません。

ということで、ここでは土壌の面からお話したいと思います。これは前期の授業で習ったことです。(サクッとですが)ポイントになる単語をノート書き込んだだけなので、その間は私の推測による言葉でつながれています。

原因は土壌の緩衝性。つまり、アルカリ度(H2SO4適定)。
日本の土壌は石灰石(CaCO3)が多く、
 CO3 + H2O → HCO3- + OH-
という反応が起こっている。
これにより、森林破壊の原因である土壌微生物の死滅と、湖沼の酸性化が防げると考えられます。
2006/10/26(Thu) 01:13 | URL  | 坂番 #-[ 編集]
大変いい情報有難うございます
 日本は海の中にあったから、貝殻が堆積した石灰岩が多いのですね。そういえば、中学生の頃、まだ細かい貝殻とわかる石灰岩を縦横無尽に掘った洞窟で散々遊びました。酸性の土地を中和するのに使ったと言ってました。
北欧の酸性雨による死の湖も炭酸カルシウムで中和している筈です。そのカルシウムの緩衝能力があるうちに、酸性雨を止めないと大変です。 雑草が地面を突いて出てくるうちに・・・
2006/10/26(Thu) 01:28 | URL  | 雑草 #SAV8FvZY[ 編集]
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。