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2010-10-05 00:01
どの時代もその時代時代の価値観に縛られるものです。封建時代も軍国主義の時代もその時代に生きた人々はそれらの価値観に拘束されてきました。そして、後の世からは、不合理な事、モラルに反する事、非人道的な事もその時代にはまかり通っていたものが沢山あります。例えば、第二次世界大戦以前の日本の軍国主義、ドイツのナチズム等もその典型例でしょう。
アメリカの正義と言うものも非常に独善的である事は多くの人の指摘するところです。なにせ彼らにとっては、先住民であるNA(インディアンやインディオ)を、率先して虐殺して、彼らの住んでいた土地を略奪してきました。絶滅させた部族も枚挙に暇が無いにも関らず、ずっと、キリスト教の新住民(ヨーロッパからの移民=侵略者)が正義で、先住民を悪玉扱いして来たのですから・・・。勝てば官軍の諺通りです。16世紀あたりからの大航海時代からはヨーロッパのキリスト教徒が横暴を働き、そのキリスト教徒が乗っ取った国のアメリカがその横暴を引き継ぎました。20世紀後半からは非常に独善的なアメリカの正義に世界中が翻弄されてきました。きっと後の世からは、「アメリカの独善による横暴」と評される事でしょう。(・・もう既にそう評価されている事例も沢山あります。)

そう、人類は時代の価値観に翻弄され、理不尽な事も常識としてきました。時代時代の偏った価値観は避ける事が出来ない事なのかも知れません。・・・・絶対的な価値観と言うものも存在しませんから・・。

近年はどうでしょう。新聞、ラジオ、テレビなどマスメディアの発達した20世紀には、特定少数発信源からの一方的な情報伝達で、やはり偏った価値観が形作られてきました。第二次世界大戦中の日本の大本営発表の例が特異な例という訳でもなく、メディアを支配した企業、団体、個人によって、情報が操作されて特定方向に仕向けられた例も枚挙に暇が御座いません。
 現代はどうでしょう。ネットの発達によってマスメディアで無い小さな個人がどんどん情報を発信できるようになりましたが、それでも大きなマスメディアの力はまだまだ影響力大です。ネットで情報、意見を発信する者も、かなりマスメディアに影響されています。

 科学的で民主的な社会、時代に生きていると自負している現代の人々も、後の世から見れば非常に理不尽な価値観に振り回され翻弄されているのです。その代表が資本主義と経済成長主義でしょう。理不尽で不公正、矛盾だらけの非常に特異な主義の中で生まれ育った現代人の多くは、生まれた時からその主義、思想にどんどん洗脳されてきています。そして、成人した頃には、多くの人間がその時代の価値観を代表するかのような企業戦士に育ってきました。
 資本主義社会[Capitalist Society=資本家の社会]は簡単にいえば、投資家=ギャンブラー&金貸し が支配する社会です。そんなものがまともであると考えるのが異常です。間違ってはいけないのは、自由主義と資本主義は抱き合わせで述べられていますが、それらは別物です。共産主義を批判する為に、意図的に発せられたプロパガンダでしょう。
 例えば、会社が、実質全然会社で働いていない 大株主=資本家 のものとされて勝手に売り買いされては従業員はたまったものではありません。そんな理不尽がまかり通るのが資本主義です。資本主義社会では、労働者は生産手段の道具と同等にみなされているのです。
 経済成長主義が破局に向かう事もここで何度も記事としています。私は経済優先主義、経済成長主義を エコファシズム [Economic Fascism] と定義していますが、その表現は全然大袈裟ではないでしょう。それどころか、第二次世界大戦頃のドイツやイタリアのファシズムよりも巨大なファシズムでしょう。人類史上類を見ない最大のファシズムです。何せ世界の大多数の人々が信じているのですから。・・そう、深い洞察無く単に「信じて」いるだけです。

 日本では、お隣の国が民主的で無いとか、中南米が、アラブ諸国が、色々な国や組織が異常だと思っているいる人が沢山いますが、資本主義と経済成長主義を妄信している現代人の大多数こそが異常なのです。その異常さを異常とも感じないくらい洗脳されているだけ始末に負えないような異常さなのです。

 しかし、その異常さに気付いている人は増えています。・・・私の手ごたえでは、その数が指数関数的に増えています。・・・来るべき、ポスト資本主義社会では、現代の大多数派の資本主義肯定者、経済成長主義者は、非常に愚かな大馬鹿者であった・・・と評価される事になるでしょう。
そしてそのような時代は遅くとも今世紀中には実現するでしょう。・・・経済成長主義のなれの果てとして人類が滅びなければのお話ですが・・・これは希望であるとともに社会の潮流として実感している部分でもあります。
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【2010/10/05 00:01】 | Economic Fascism トラックバック(0) |

時代の常識
上々
インターネット上には色々な話題に意見を書き込める掲示板があり、その中の一つを良く見ております。(仕事が暇なんで)
そこに最近、「残業が続き激務で身体を壊すと言うが、それは労働基準法に違反しているのでは」という極めてまともな提議がありましたが、それに対する反応のほとんどは、「それが現実」「世間とはそんなもの」「首切られるよりまし」といったものでした。
世間の今の常識と言うのはそんなものなんでしょう。

こんなものが「正しい」常識のはずはなく、ほんの数十年前は中小企業は判りませんが大企業では不当であったはずです。
しかし、それでは国際競争に勝てず企業が潰れてしまうという言い訳の前に、なし崩しに認められるようになってしまいました。

「現在の常識」などというものはせいぜいその程度の根拠のものに過ぎません。社会が変わればすぐに常識も変わってしまいます。戦後に軍国主義から民主主義に変わりすぐに態度を替えてしまった人達を非難する人も居ますが、一般人としてはそれが「常識的態度」です。

しかし「このまま行けば大変なことになる」という見通しと言うのはそのような「今の常識」とは相当違い、また軋轢を伴うものです。そのようなことを言わずにはいられない人のことを私は以前から「預言者」と呼び、昔のヘブライの預言者の例を挙げて必要性を強調してきました。

預言者にとっては時代の常識など何の意味も持ちません。正しいか正しくないか、それが神の正義か、科学の真実かはその人それぞれでしょうが、言わずにはいられないことは言って行くということです。

RE:時代時代の価値観
guyver1092
 エネルギー及び資源的なことに限定して考えれば、人間は時代ごとに最も手に入りやすくて扱いやすいものを基準に、生産、消費を常識にしてきましたが、その時代の常識を疑いもせず、次の時代にその常識を否定されているにもかかわらず古い常識にこだわり続けた者は、すべて文明崩壊で破滅しているようです。次の時代に合う常識を作った文明は生き延びています。
 賢く長生きをしようと思えば、正しく次の時代を予測して、その時代に適合する常識を作り上げていく必要があります。これからは石油がない、成長する空間のない時代に向けての常識を作り上げていく必要がありますが・・・  人類を滅ぼしたい者たちが、石油の浪費をあおっています。(資本主義、経済成長という古い常識にこだわる者とも言います)
 過去の歴史から考えると、気違い沙汰ですが。

Re:時代の常識
雑草Z
>国際競争に勝てず企業が潰れてしまうという言い訳

世界中の企業がこのような理由を付けて労働者を安い給料で残業までさせていると言う事は、結局資本家が労働者を安く使い、使い捨てにしてさえも自分達がもっともっと儲けたいと言うその欲望の為のグローバル化という事になりましょう。20世紀の後半に、段々勝ち取られていった労働者の権利は、グローバル化や市場原理主義によってまた剥ぎ取られてきましたね。

>「現在の常識」などというものはせいぜいその程度の根拠のものに過ぎません。社会が変わればすぐに常識も変わってしまいます。
>すぐに態度を替えてしまった人達を非難する人も居ますが、一般人としてはそれが「常識的態度」です。

このあたり、私が本文で書こうとした事を非常に上手くわかりやすく表現されていますね。記事本文と差し替えたいくらいです(笑)

 予言の類には興味がなかった自分ですが、
上々さんから以前より、「予言者」と「預言者」の違いを教えて頂き、「預言者」の価値を感じてきたところです。そして、今回の御説明で(上々さんの定義されるところの)「預言者」の意味がはっきりわかりました。そのような予言者はパラダイムシフトが必要な現代にこそ必要ですね。
お互いこれからも言わずにはいられない主張を言って行きましょう。


Re:RE:時代時代の価値観
雑草Z
>次の時代にその常識を否定されているにもかかわらず古い常識にこだわり続けた者は、すべて文明崩壊で破滅しているようです。次の時代に合う常識を作った文明は生き延びています。

なるほど、鋭い洞察ですね。その通りかと思います。

>これからは石油がない、成長する空間のない時代に向けての常識を作り上げていく必要があります

そう、それが今、真っ先にすべき事でしょう。成長の限界に近づいてきたのに、それを無理に推し進めようとするのは愚行です。いい加減、それが破局への道である事に気が付いて、ポスト成長路線にシフトすべきでしょう。

予言者と預言者
上々
Wikipedia情報によると、預言と言う訳語を使ったのは中国が先だったそうですが、中国語では予言も預言も意味が違うわけではない(というか当時は予と言う字がない)だけだったそうです。
ところが日本では預の字には「あずかる」という意味を付け加えていたために、預言は「神の言葉を預かる」予言は「未来のことを話す」という風に使い分けてしまったようです。

その使い分けが極めて鮮明だったためにそのまま使い続けられているということだそうです。

まああまり言葉にこだわらず、今の解釈通りにやって行った方が判りやすいでしょう。

しかし、私の言っていることの中には「こうなってほしくないから言っておく」と言うことが多数を占めますが、「こうなってほしくなくてもたぶんそうなる」ということであれば、予言でも預言でも一緒になります。
蟷螂の斧であっても少しでも食い止めることができ、「そうならなくて良かった」ということになれば良いのですが。

guyver1092さんの書かれた「成長する空間のない時代」というのは私の思考に抜けていました。無意識に地球全体を限界と考えてしまっていて、すでにフロンティアはどこにもないと言うことを暗黙の了解としていましたが、しっかりと再認識する必要があります。

変化の兆し
でなしNo.146
私の周りでは、この資本主義の世の中が永遠に続くような感覚でいる人はまだまだいますが、エネルギーや人口やら食料を例えに出して言うとだいたいわかってくれるようになってきました。
(たまーに意味のわからない反論もありますよね。代替エネルギーは原発とかw)

そして、その後に続くのが、「じゃあ、どうなるんだ?」という…こちら側に回答の責任を丸投げする輩が多いこと。

少しは自分で考えようと思ったりしますが…
(だからマスコミなどに簡単にだまされるんです。)

まぁ、常識では考えられないのでしょうね。資本主義以外の世界は^^

ただ、話をしていると、この資本主義&成長主義では将来頭打ちになりそうな(自分が幸せになれなそうな?)機運は世間に徐々に浸透しているような感じも受けます。

いずれにせよ、人類が生き残るには脱成長の路線にシフトするしかありませんし、シフトしたならば、資本主義の時代はバカなことをしていたと言われることだと思います^^

ローマクラブ
上々
変化の実際が判らない人には説明するのは難しいですが、兆しは至る所に出ていると思うのですが。
ローマクラブが成長の限界と言う提言をして大騒ぎになったのは1970年とのことです。そこで順調に?見直しが進められればここまで大変な事態にはならなかったと思いますが、その後大規模な油田の発見(とはいっても今から見れば最後の発見)が相次いだために完全に忘れ去られてしまったということです。
これも将来から見れば歴史の皮肉と評されることでしょう。

まあ70年の時点で見直しがされたとしてもまだ米ソ並立で旧来の先進国が強大な時代ですから、相当変な形の修正でしかなかったでしょうが。

Re:予言者と預言者
雑草Z
>日本では預の字には「あずかる」という意味を付け加えていたために、預言は「神の言葉を預かる」予言は「未来のことを話す」という風に使い分けてしまった

 このあたりの使い分けは上々さんに教えられて初めてなるほどと思った事です。一般の人々は知っているのでしょうかね?・・・今度色々な人に確認してみようと思います。
 言われてみれば確かに

>使い分けが極めて鮮明

ですね。

 先にも書いたように私は予言にはあまり興味がなかったのですが、

>「こうなってほしくなくてもたぶんそうなる」ということであれば、予言でも預言でも一緒になります。

にどきりとしました。ここで私が描いている事の中には、
「こうなって欲しいわけではないけれどもならざるを得ない事」
が沢山含まれています。そしてその事に関してかなりの割合で確信を持っています。つまり、一緒の部分が大きいのかもしれません。

 しかしそれは裏返せば、
「こうならざるを得ないから、そうなったときに対応した社会を築く」ということにもなりましょう。
 脱石油文明、脱原発、脱資本主義、脱経済成長・・・
全てこれから起こる事ですから、それを温存しようというような無理、無駄な努力はやめて、それに対応した社会を築いて行くべきでしょう。
どれも今世紀中に起こる事でしょうから。


Re:変化の兆し
雑草Z
    でなしNo.146 さん

>常識では考えられないのでしょうね。資本主義以外の世界は^^

これを洗脳と言わずして何と呼びましょうか?資本主義社会も経済成長戦略も人類の歴史から見ればほんの一世紀のオーダーの打ち上げ花火なんですけどね。勿論打ち上げ花火が、ずっと空の上に輝いている筈が御座いません。現在は、散った火薬が消え始めて、火の粉が落ち始めている状態でしょう。

>話をしていると、この資本主義&成長主義では将来頭打ちになりそうな(自分が幸せになれなそうな?)機運は世間に徐々に浸透しているような感じも受けます。

そうです。指数関数的(ジグモイド関数的?・・笑)に増えているでしょう。それを相変わらず経済対策だの新成長戦略だのと言っている政府などの指導者は、guyver1092 さんの言うところの
>古い常識にこだわり続けた者
という事でしょうね。国会中継などを見ると、あまりにも刹那的な現代社会の価値観に縛られ過ぎていてお話になりません。民主党も自民党も社民党も○○党も・・・みんなお話になりません。21世紀に耐えうるイデオロギーを持っていません。もっと利口な一般市民は沢山いますから脱成長路線の政党が台頭してくるでしょう。

 総括すると問題は唯一つ・・成長の限界による崩壊が先か、脱成長へのシフトが先か・・これに尽きます。
実際は両方絡まりながら起こるでしょう。既に始まっている崩壊の兆しをしっかり認識して、脱成長路線がどこまで崩壊を防げるかです。

Re:ローマクラブ
雑草Z
>兆しは至る所に出ている

その通りですね。この兆しを感知できない人はかなり現代的価値観に洗脳されていると言えましょう。

>ローマクラブが成長の限界と言う提言をして大騒ぎになったのは1970年

そうですね。既にこの時代にこのような事を発表したのは評価に値するとともに、これは理性で考えれば至極当然の事です。私もどこかの記事で書きましたが、この時にはっきり脱成長へ向かえなかったのは人類の愚かさですね。

 「外れた成長の限界の予言」等の反論は沢山出ていますが、どれもお門違いな低レベルな議論です。「成長の限界」を(故意に?)読み違えています。

「成長の限界」は続編は、1992年と2004年に出ています。
こちらは二つとも読みましたが「名著」の評価を致します。
シリーズは後になるほど厚い本になっています。
1970年の「成長の限界」は古くて、続編ほどの内容でもないような感じがして買う気がしなかったのですが、最近ネット販売で中古で見つけて購入しました。
まだ読んでませんが、内容は続編とそれほど変わり無いようです。成長の限界3部作について、記事にしたいと考えています。

>70年の時点で見直しがされたとしても・・・相当変な形の修正でしかなかったでしょうが。

言われてみればそうですね。地球温暖化対策のようなお門違いなものになっていたかも知れません。

ローマクラブ続
上々
ローマクラブの直接の動機にはオイルショックは含まれていないかもしれません。
しかし、その直後に起こったことで、人々に改めて危機感を募らせたものと思います。
70年代のオイルショック自体は原油供給力そのものには全く問題が無かったこともあり、またちょうどその時代は油田発見のピークに近かったと言うことが急激に関心を失わせた理由と思われます。

油田発見のピークと言っても探査技術(地形に関する科学も含む)の発達により、非常に効率的に見つかるようになったためで、その直後から発見数は激減しています。つまり見つかるべき油田はすべて短期間の間に見つけてしまった。したがって、産油量も減少方向になります。
今頼っているのは以前から操業している中東の巨大油田です。

この辺の経緯は歴史の皮肉と言うべきものの連続のように見えます。
言ってみればそういった科学の発展自体が皮肉の一つなのかもしれません。

Re:ローマクラブ続
雑草Z
>探査技術(地形に関する科学も含む)の発達により、非常に効率的に見つかるようになったためで、その直後から発見数は激減しています。つまり見つかるべき油田はすべて短期間の間に見つけてしまった。

なるほど、そういう事情があったのですね。御説明有難う御座います。やはりオイルピークは近い、若しくはもう過ぎてしまった・・と言う事になりましょうか?石油文明の終焉も近いのでしょうか?・・結局のところ、石炭文明よりも短命で終わるのでしょうか?今のところ石油の有効な代替は存在しませんからその後は極端な省エネルギー社会になるしかないでしょうね。

>歴史の皮肉と言うべきものの連続
>科学の発展自体が皮肉の一つ

う~ん、奥深い表現ですね。この皮肉によって、石油は浪費され、石油文明の終焉に向かう速度は加速され、成長の限界も早くやってきたと言えましょうか。

 それを「吉」と出来ればいいですね。  

成長の限界
上々
ローマクラブの成長の限界自体を見てはいないのですが、資源の枯渇とともに環境の汚染も取り上げていたと言う話です。
環境汚染の防止に対しては当時からこれまで科学技術の総力を挙げて?取り組まれており、単に工場などからの排気・排水については非常にきれいにされたと思いますが、全体としてはやはり悪化していると思います。
それは工業以外の分野、家庭や農業・交通等、真剣な取り組みができない分野からの汚染が止められないからでしょう。

いまだに公害防止というと工場が目標にされている感がありますが、実際の環境悪化防止のためにやるべきことは異なります。

さて、科学の発展についてですが、発展したから悪いかどうかとは断定はできませんが、人間の持つ悪い一面が現れると言う動きを促進したと言うことはあるでしょう。
金融をめぐる現在の終末的状況もこれまで進められてきたIT技術の進化なしにはこれほどは進まなかったかもしれません。
経済のグローバル化と言う点でも情報技術の高度化とともに流通手段の効率化が促進しています。

科学自体に悪い一面があったということではないのでしょうが、使うのが悪魔なら優れた技術も凶器になります。

Re:成長の限界
雑草Z
成長の限界というと資源の枯渇ばかりに目が行きますが、限られた領域内という意味で、廃棄場所の問題も大きい要素です。これらの問題は明瞭に分けて考える事は出来ないと思いますが、一般に深刻と考えられている資源の枯渇の問題よりも廃棄場所の問題のほうがシビアかも知れません。環境汚染の問題は廃棄物の問題と一緒で、人類の存亡がかかった問題でしょう。石油ピークも問題ですが、それ以上に石油製品の廃棄物問題が非常にシビアです。

 先ず工業による汚染ですが、工場からの廃棄廃水に関しても科学物質のたれ流しはまだまだ続いています。中国などは酷過ぎます。 
それから、工業の原料の地下資源の採掘場所の汚染は酷いものがあります。出来てくる製品の何倍何百倍の廃棄物が出てきます。これらの問題も解決していません。

 さて、家庭や農業等の汚染ですが、これは家庭や農家が取り組んだからといって止められるものではないでしょう。糞尿や生ゴミの汚染等は自然に循環するから大した問題ではありません。
 やはり、洗剤や農薬、ビニールやプラスチックなどの廃棄物が問題でしょう。
 つまり、作る側にも問題があるわけで、製品の廃棄まで考えればやはり工業の問題と考えられるでしょう。
 勿論使う側の意識も大切ですが、どんなに環境汚染の酷いものでも合法ならば使う輩はいるものです。その意味でも環境汚染物質の製造の規制の強化は必要でしょう。・・・勿論CO2発生などは二の次です。

>科学の発展についてですが・・~・・人間の持つ悪い一面が現れると言う動きを促進した

 鋭い洞察ですね。ここの部分重大に感じます。結果として、環境問題も経済の問題も広く社会の問題が、科学技術によって極端に助長されてしまったと言えるでしょうね。
 

Re:Re:成長の限界
地下水
 時々、洗濯機の下水管から洗剤と汚水の臭いがします、下水処理場は大変汚いことになっているでしょう。
 ある農地を見に行くと、鼻が曲がる程、農薬を散布してあります。ビニール等の農業資材もドラム缶で燃やしており、猛毒臭で、近くでは息ができませんでした。この灰が毎年土に残ると思うと怖いです。
 川に面したある工場を見に行った時には、1キロ以上先からツーンと猛毒の化学臭がして頭が痛くなりました。汚染物質は下水や農薬の比では無いかもしれません。働いている方は慣れているのでしょうか、癌が死亡原因の第一であるのが、うなずける様な気がしました。

>それから、工業の原料の地下資源の採掘場所の汚染は酷いものがあります。
 鉱業は、さらに桁違いに酷いかもしれませんね。

Re:Re:Re:成長の限界
雑草Z
 地下水さんのおっしゃるように、田舎町でも下水は変な臭いのところが多いし、川も汚染が酷いところが沢山ありますね。 

 下水処理も問題が多いですね。糞尿や生ごみと化学物質は一緒に流すべきではないですね。その意味でも大規模下水処理は駄目でしょう。
 先ず、生態系に循環する物質は個人や小自治体(町内会など・・)毎に(・・エネルギーの投入無しで・)堆肥化などの処理をすべきでしょう。そして、化学物質は処理といっても中和などの無毒化作業でしょうし、それは他の資源も大量に消費しますから、原則流すべきではない・・つまり使うべきではないでしょう。合成洗剤や化学農薬の類です。石油製品は全般ですね。

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この記事へのコメント
時代の常識
インターネット上には色々な話題に意見を書き込める掲示板があり、その中の一つを良く見ております。(仕事が暇なんで)
そこに最近、「残業が続き激務で身体を壊すと言うが、それは労働基準法に違反しているのでは」という極めてまともな提議がありましたが、それに対する反応のほとんどは、「それが現実」「世間とはそんなもの」「首切られるよりまし」といったものでした。
世間の今の常識と言うのはそんなものなんでしょう。

こんなものが「正しい」常識のはずはなく、ほんの数十年前は中小企業は判りませんが大企業では不当であったはずです。
しかし、それでは国際競争に勝てず企業が潰れてしまうという言い訳の前に、なし崩しに認められるようになってしまいました。

「現在の常識」などというものはせいぜいその程度の根拠のものに過ぎません。社会が変わればすぐに常識も変わってしまいます。戦後に軍国主義から民主主義に変わりすぐに態度を替えてしまった人達を非難する人も居ますが、一般人としてはそれが「常識的態度」です。

しかし「このまま行けば大変なことになる」という見通しと言うのはそのような「今の常識」とは相当違い、また軋轢を伴うものです。そのようなことを言わずにはいられない人のことを私は以前から「預言者」と呼び、昔のヘブライの預言者の例を挙げて必要性を強調してきました。

預言者にとっては時代の常識など何の意味も持ちません。正しいか正しくないか、それが神の正義か、科学の真実かはその人それぞれでしょうが、言わずにはいられないことは言って行くということです。
2010/10/05(Tue) 09:40 | URL  | 上々 #-[ 編集]
RE:時代時代の価値観
 エネルギー及び資源的なことに限定して考えれば、人間は時代ごとに最も手に入りやすくて扱いやすいものを基準に、生産、消費を常識にしてきましたが、その時代の常識を疑いもせず、次の時代にその常識を否定されているにもかかわらず古い常識にこだわり続けた者は、すべて文明崩壊で破滅しているようです。次の時代に合う常識を作った文明は生き延びています。
 賢く長生きをしようと思えば、正しく次の時代を予測して、その時代に適合する常識を作り上げていく必要があります。これからは石油がない、成長する空間のない時代に向けての常識を作り上げていく必要がありますが・・・  人類を滅ぼしたい者たちが、石油の浪費をあおっています。(資本主義、経済成長という古い常識にこだわる者とも言います)
 過去の歴史から考えると、気違い沙汰ですが。
2010/10/05(Tue) 22:02 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
Re:時代の常識
>国際競争に勝てず企業が潰れてしまうという言い訳

世界中の企業がこのような理由を付けて労働者を安い給料で残業までさせていると言う事は、結局資本家が労働者を安く使い、使い捨てにしてさえも自分達がもっともっと儲けたいと言うその欲望の為のグローバル化という事になりましょう。20世紀の後半に、段々勝ち取られていった労働者の権利は、グローバル化や市場原理主義によってまた剥ぎ取られてきましたね。

>「現在の常識」などというものはせいぜいその程度の根拠のものに過ぎません。社会が変わればすぐに常識も変わってしまいます。
>すぐに態度を替えてしまった人達を非難する人も居ますが、一般人としてはそれが「常識的態度」です。

このあたり、私が本文で書こうとした事を非常に上手くわかりやすく表現されていますね。記事本文と差し替えたいくらいです(笑)

 予言の類には興味がなかった自分ですが、
上々さんから以前より、「予言者」と「預言者」の違いを教えて頂き、「預言者」の価値を感じてきたところです。そして、今回の御説明で(上々さんの定義されるところの)「預言者」の意味がはっきりわかりました。そのような予言者はパラダイムシフトが必要な現代にこそ必要ですね。
お互いこれからも言わずにはいられない主張を言って行きましょう。
2010/10/05(Tue) 22:27 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re:RE:時代時代の価値観
>次の時代にその常識を否定されているにもかかわらず古い常識にこだわり続けた者は、すべて文明崩壊で破滅しているようです。次の時代に合う常識を作った文明は生き延びています。

なるほど、鋭い洞察ですね。その通りかと思います。

>これからは石油がない、成長する空間のない時代に向けての常識を作り上げていく必要があります

そう、それが今、真っ先にすべき事でしょう。成長の限界に近づいてきたのに、それを無理に推し進めようとするのは愚行です。いい加減、それが破局への道である事に気が付いて、ポスト成長路線にシフトすべきでしょう。
2010/10/05(Tue) 22:38 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
予言者と預言者
Wikipedia情報によると、預言と言う訳語を使ったのは中国が先だったそうですが、中国語では予言も預言も意味が違うわけではない(というか当時は予と言う字がない)だけだったそうです。
ところが日本では預の字には「あずかる」という意味を付け加えていたために、預言は「神の言葉を預かる」予言は「未来のことを話す」という風に使い分けてしまったようです。

その使い分けが極めて鮮明だったためにそのまま使い続けられているということだそうです。

まああまり言葉にこだわらず、今の解釈通りにやって行った方が判りやすいでしょう。

しかし、私の言っていることの中には「こうなってほしくないから言っておく」と言うことが多数を占めますが、「こうなってほしくなくてもたぶんそうなる」ということであれば、予言でも預言でも一緒になります。
蟷螂の斧であっても少しでも食い止めることができ、「そうならなくて良かった」ということになれば良いのですが。

guyver1092さんの書かれた「成長する空間のない時代」というのは私の思考に抜けていました。無意識に地球全体を限界と考えてしまっていて、すでにフロンティアはどこにもないと言うことを暗黙の了解としていましたが、しっかりと再認識する必要があります。
2010/10/06(Wed) 14:14 | URL  | 上々 #-[ 編集]
変化の兆し
私の周りでは、この資本主義の世の中が永遠に続くような感覚でいる人はまだまだいますが、エネルギーや人口やら食料を例えに出して言うとだいたいわかってくれるようになってきました。
(たまーに意味のわからない反論もありますよね。代替エネルギーは原発とかw)

そして、その後に続くのが、「じゃあ、どうなるんだ?」という…こちら側に回答の責任を丸投げする輩が多いこと。

少しは自分で考えようと思ったりしますが…
(だからマスコミなどに簡単にだまされるんです。)

まぁ、常識では考えられないのでしょうね。資本主義以外の世界は^^

ただ、話をしていると、この資本主義&成長主義では将来頭打ちになりそうな(自分が幸せになれなそうな?)機運は世間に徐々に浸透しているような感じも受けます。

いずれにせよ、人類が生き残るには脱成長の路線にシフトするしかありませんし、シフトしたならば、資本主義の時代はバカなことをしていたと言われることだと思います^^
2010/10/06(Wed) 20:01 | URL  | でなしNo.146 #89zBIK8s[ 編集]
ローマクラブ
変化の実際が判らない人には説明するのは難しいですが、兆しは至る所に出ていると思うのですが。
ローマクラブが成長の限界と言う提言をして大騒ぎになったのは1970年とのことです。そこで順調に?見直しが進められればここまで大変な事態にはならなかったと思いますが、その後大規模な油田の発見(とはいっても今から見れば最後の発見)が相次いだために完全に忘れ去られてしまったということです。
これも将来から見れば歴史の皮肉と評されることでしょう。

まあ70年の時点で見直しがされたとしてもまだ米ソ並立で旧来の先進国が強大な時代ですから、相当変な形の修正でしかなかったでしょうが。
2010/10/07(Thu) 08:28 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:予言者と預言者
>日本では預の字には「あずかる」という意味を付け加えていたために、預言は「神の言葉を預かる」予言は「未来のことを話す」という風に使い分けてしまった

 このあたりの使い分けは上々さんに教えられて初めてなるほどと思った事です。一般の人々は知っているのでしょうかね?・・・今度色々な人に確認してみようと思います。
 言われてみれば確かに

>使い分けが極めて鮮明

ですね。

 先にも書いたように私は予言にはあまり興味がなかったのですが、

>「こうなってほしくなくてもたぶんそうなる」ということであれば、予言でも預言でも一緒になります。

にどきりとしました。ここで私が描いている事の中には、
「こうなって欲しいわけではないけれどもならざるを得ない事」
が沢山含まれています。そしてその事に関してかなりの割合で確信を持っています。つまり、一緒の部分が大きいのかもしれません。

 しかしそれは裏返せば、
「こうならざるを得ないから、そうなったときに対応した社会を築く」ということにもなりましょう。
 脱石油文明、脱原発、脱資本主義、脱経済成長・・・
全てこれから起こる事ですから、それを温存しようというような無理、無駄な努力はやめて、それに対応した社会を築いて行くべきでしょう。
どれも今世紀中に起こる事でしょうから。
2010/10/07(Thu) 15:58 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re:変化の兆し
    でなしNo.146 さん

>常識では考えられないのでしょうね。資本主義以外の世界は^^

これを洗脳と言わずして何と呼びましょうか?資本主義社会も経済成長戦略も人類の歴史から見ればほんの一世紀のオーダーの打ち上げ花火なんですけどね。勿論打ち上げ花火が、ずっと空の上に輝いている筈が御座いません。現在は、散った火薬が消え始めて、火の粉が落ち始めている状態でしょう。

>話をしていると、この資本主義&成長主義では将来頭打ちになりそうな(自分が幸せになれなそうな?)機運は世間に徐々に浸透しているような感じも受けます。

そうです。指数関数的(ジグモイド関数的?・・笑)に増えているでしょう。それを相変わらず経済対策だの新成長戦略だのと言っている政府などの指導者は、guyver1092 さんの言うところの
>古い常識にこだわり続けた者
という事でしょうね。国会中継などを見ると、あまりにも刹那的な現代社会の価値観に縛られ過ぎていてお話になりません。民主党も自民党も社民党も○○党も・・・みんなお話になりません。21世紀に耐えうるイデオロギーを持っていません。もっと利口な一般市民は沢山いますから脱成長路線の政党が台頭してくるでしょう。

 総括すると問題は唯一つ・・成長の限界による崩壊が先か、脱成長へのシフトが先か・・これに尽きます。
実際は両方絡まりながら起こるでしょう。既に始まっている崩壊の兆しをしっかり認識して、脱成長路線がどこまで崩壊を防げるかです。
2010/10/07(Thu) 16:20 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re:ローマクラブ
>兆しは至る所に出ている

その通りですね。この兆しを感知できない人はかなり現代的価値観に洗脳されていると言えましょう。

>ローマクラブが成長の限界と言う提言をして大騒ぎになったのは1970年

そうですね。既にこの時代にこのような事を発表したのは評価に値するとともに、これは理性で考えれば至極当然の事です。私もどこかの記事で書きましたが、この時にはっきり脱成長へ向かえなかったのは人類の愚かさですね。

 「外れた成長の限界の予言」等の反論は沢山出ていますが、どれもお門違いな低レベルな議論です。「成長の限界」を(故意に?)読み違えています。

「成長の限界」は続編は、1992年と2004年に出ています。
こちらは二つとも読みましたが「名著」の評価を致します。
シリーズは後になるほど厚い本になっています。
1970年の「成長の限界」は古くて、続編ほどの内容でもないような感じがして買う気がしなかったのですが、最近ネット販売で中古で見つけて購入しました。
まだ読んでませんが、内容は続編とそれほど変わり無いようです。成長の限界3部作について、記事にしたいと考えています。

>70年の時点で見直しがされたとしても・・・相当変な形の修正でしかなかったでしょうが。

言われてみればそうですね。地球温暖化対策のようなお門違いなものになっていたかも知れません。
2010/10/07(Thu) 16:43 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
ローマクラブ続
ローマクラブの直接の動機にはオイルショックは含まれていないかもしれません。
しかし、その直後に起こったことで、人々に改めて危機感を募らせたものと思います。
70年代のオイルショック自体は原油供給力そのものには全く問題が無かったこともあり、またちょうどその時代は油田発見のピークに近かったと言うことが急激に関心を失わせた理由と思われます。

油田発見のピークと言っても探査技術(地形に関する科学も含む)の発達により、非常に効率的に見つかるようになったためで、その直後から発見数は激減しています。つまり見つかるべき油田はすべて短期間の間に見つけてしまった。したがって、産油量も減少方向になります。
今頼っているのは以前から操業している中東の巨大油田です。

この辺の経緯は歴史の皮肉と言うべきものの連続のように見えます。
言ってみればそういった科学の発展自体が皮肉の一つなのかもしれません。
2010/10/08(Fri) 14:12 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:ローマクラブ続
>探査技術(地形に関する科学も含む)の発達により、非常に効率的に見つかるようになったためで、その直後から発見数は激減しています。つまり見つかるべき油田はすべて短期間の間に見つけてしまった。

なるほど、そういう事情があったのですね。御説明有難う御座います。やはりオイルピークは近い、若しくはもう過ぎてしまった・・と言う事になりましょうか?石油文明の終焉も近いのでしょうか?・・結局のところ、石炭文明よりも短命で終わるのでしょうか?今のところ石油の有効な代替は存在しませんからその後は極端な省エネルギー社会になるしかないでしょうね。

>歴史の皮肉と言うべきものの連続
>科学の発展自体が皮肉の一つ

う~ん、奥深い表現ですね。この皮肉によって、石油は浪費され、石油文明の終焉に向かう速度は加速され、成長の限界も早くやってきたと言えましょうか。

 それを「吉」と出来ればいいですね。  
2010/10/08(Fri) 20:13 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
成長の限界
ローマクラブの成長の限界自体を見てはいないのですが、資源の枯渇とともに環境の汚染も取り上げていたと言う話です。
環境汚染の防止に対しては当時からこれまで科学技術の総力を挙げて?取り組まれており、単に工場などからの排気・排水については非常にきれいにされたと思いますが、全体としてはやはり悪化していると思います。
それは工業以外の分野、家庭や農業・交通等、真剣な取り組みができない分野からの汚染が止められないからでしょう。

いまだに公害防止というと工場が目標にされている感がありますが、実際の環境悪化防止のためにやるべきことは異なります。

さて、科学の発展についてですが、発展したから悪いかどうかとは断定はできませんが、人間の持つ悪い一面が現れると言う動きを促進したと言うことはあるでしょう。
金融をめぐる現在の終末的状況もこれまで進められてきたIT技術の進化なしにはこれほどは進まなかったかもしれません。
経済のグローバル化と言う点でも情報技術の高度化とともに流通手段の効率化が促進しています。

科学自体に悪い一面があったということではないのでしょうが、使うのが悪魔なら優れた技術も凶器になります。
2010/10/09(Sat) 09:18 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:成長の限界
成長の限界というと資源の枯渇ばかりに目が行きますが、限られた領域内という意味で、廃棄場所の問題も大きい要素です。これらの問題は明瞭に分けて考える事は出来ないと思いますが、一般に深刻と考えられている資源の枯渇の問題よりも廃棄場所の問題のほうがシビアかも知れません。環境汚染の問題は廃棄物の問題と一緒で、人類の存亡がかかった問題でしょう。石油ピークも問題ですが、それ以上に石油製品の廃棄物問題が非常にシビアです。

 先ず工業による汚染ですが、工場からの廃棄廃水に関しても科学物質のたれ流しはまだまだ続いています。中国などは酷過ぎます。 
それから、工業の原料の地下資源の採掘場所の汚染は酷いものがあります。出来てくる製品の何倍何百倍の廃棄物が出てきます。これらの問題も解決していません。

 さて、家庭や農業等の汚染ですが、これは家庭や農家が取り組んだからといって止められるものではないでしょう。糞尿や生ゴミの汚染等は自然に循環するから大した問題ではありません。
 やはり、洗剤や農薬、ビニールやプラスチックなどの廃棄物が問題でしょう。
 つまり、作る側にも問題があるわけで、製品の廃棄まで考えればやはり工業の問題と考えられるでしょう。
 勿論使う側の意識も大切ですが、どんなに環境汚染の酷いものでも合法ならば使う輩はいるものです。その意味でも環境汚染物質の製造の規制の強化は必要でしょう。・・・勿論CO2発生などは二の次です。

>科学の発展についてですが・・~・・人間の持つ悪い一面が現れると言う動きを促進した

 鋭い洞察ですね。ここの部分重大に感じます。結果として、環境問題も経済の問題も広く社会の問題が、科学技術によって極端に助長されてしまったと言えるでしょうね。
 
2010/10/09(Sat) 15:06 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re:Re:成長の限界
 時々、洗濯機の下水管から洗剤と汚水の臭いがします、下水処理場は大変汚いことになっているでしょう。
 ある農地を見に行くと、鼻が曲がる程、農薬を散布してあります。ビニール等の農業資材もドラム缶で燃やしており、猛毒臭で、近くでは息ができませんでした。この灰が毎年土に残ると思うと怖いです。
 川に面したある工場を見に行った時には、1キロ以上先からツーンと猛毒の化学臭がして頭が痛くなりました。汚染物質は下水や農薬の比では無いかもしれません。働いている方は慣れているのでしょうか、癌が死亡原因の第一であるのが、うなずける様な気がしました。

>それから、工業の原料の地下資源の採掘場所の汚染は酷いものがあります。
 鉱業は、さらに桁違いに酷いかもしれませんね。
2010/10/09(Sat) 16:29 | URL  | 地下水 #4Fa3Cym6[ 編集]
Re:Re:Re:成長の限界
 地下水さんのおっしゃるように、田舎町でも下水は変な臭いのところが多いし、川も汚染が酷いところが沢山ありますね。 

 下水処理も問題が多いですね。糞尿や生ごみと化学物質は一緒に流すべきではないですね。その意味でも大規模下水処理は駄目でしょう。
 先ず、生態系に循環する物質は個人や小自治体(町内会など・・)毎に(・・エネルギーの投入無しで・)堆肥化などの処理をすべきでしょう。そして、化学物質は処理といっても中和などの無毒化作業でしょうし、それは他の資源も大量に消費しますから、原則流すべきではない・・つまり使うべきではないでしょう。合成洗剤や化学農薬の類です。石油製品は全般ですね。
2010/10/09(Sat) 19:24 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
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