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2010-09-23 00:02
科学が発達した社会に暮らしていると自負している現代人は、往々にして昔の人の無知さ加減を上から目線で評価します。そして自らは客観的に評価している積もりです。
「科学の発達していなかった昔は、迷信を信じていた」、「天動説を信じていた」、「熱素説を信じていた」、「病気になっても非科学的なお祓いで直そうとした・・」(・・お祓いなどは現在でも広く残っていますが・・)などと言って昔の人の無知を鼻で笑います。・・・・
曰く、「昔は野蛮で無知であった・・・・。非科学的な迷信を鵜呑みにしていた・・・」

 しかし、かく言う現代人の多くが、昔の人よりも賢いと言えるでしょうか?大抵の現代人は、少なくとも知識に関しては、昔の人よりも豊富なものを持っていると思っているでしょう。現代は情報化社会で沢山の情報を手に入れている訳ですから。しかしその知識が、昔よりもまともな理性的な知識と言えるかと言えば、そうでもありません。現代人の大半も、何の根拠も裏付けもない事を漠然と信じています。絶え間なく垂れ流される情報の中で「権威」が発表した不合理な事を、「常識」として捉えている人間が何と多いことでしょう。現代人が、昔の封建制度なり迷信を愚かな思想と笑う事は出来ません。現代人の多くがより始末の悪い事を盲信しているからです。

 一例を挙げます。
 電力会社関係者、原発従事者に限らず一般の人々の中にも原発が現代の科学技術の結晶、最高の発電方法だ・・・なんて思い込んでいる人間が沢山いるのではないでしょうか。だから原発が見切り発車されてしまったし、いまだに廃止されません。原発についてのしっかりした知識があれば、科学技術が生み出した最悪の負の遺産、失敗例の典型であることには直ぐに気付いて然るべきでしょう。二酸化炭素排出を減らすために原発を推進するという事は世紀の愚策です。・・・それはあたかも銃刀兵器を削減する為に核兵器を作るようなものです。主客転倒の論理です。

 バベルの塔は架空の建物とされていますが、仮にそれが本当に存在していたとして、実現不可能な天まで届くバベルの塔をどんどん高く作り続けようとした古代メソポタミア人の姿は、現代人には愚かに映るでしょう。しかしそれでも経済成長を続けようと躍起になっている現代人よりは遥かにまともに感じるのは私だけでしょうか?バベルの塔を限界以上に高く積み上げて崩壊したとしても、被害を受けるのは塔が崩れた周辺地域だけです。それに対し、グローバルな経済成長路線は、地球全体の資源が枯渇に向かいますし、環境もグローバルに破壊されてしまいます。挙げ句に限度を超えて無理に続けようとして崩壊すれば、世界中が巻き込まれて、大打撃を被るでしょう。世界中の政治家から経済学者、・・大多数の一般人までが「経済成長、経済成長」と唱えるさまは、カルト宗教の信者達よりも異様な光景にも感じますが、それが現代の日常です。集団で洗脳されていると言えるのではないでしょうか?経済成長志向によって世界は崩壊に向かって加速しているのに、更なる経済成長を望んでいるのです・・。
永遠に成長を続けられるものなんて無いのに、ゴールのない「経済成長論」を信じている時点で、現代人は愚の極みではないでしょうか。
  現代の経済成長路線は人類の愚行だったと評される時代が来るでしょう。これだけ科学技術が発達して、沢山の知識が集積されているにも関らず、経済成長主義に支配されている社会は、史上最悪の時代と言えるかも知れません。
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【2010/09/23 00:02】 | 都市/文明 トラックバック(0) |

たしかに
上々
どこかにそういったことを言う人が居そうですが、実際は現代人が科学的・合理的思考ができているなどと言うのは妄想に過ぎません。
新たな迷信に過ぎない疑似科学に簡単に取り込まれているように見えます。
文明の利器?というのも使うことだけは長けていても原理も何も分かりません。

人間が知識の発展を成し遂げられたのは先人の成果を簡単に学ぶ方法を見つけ、利用できたからです。成果とは失敗も成功も含めた努力の結果と言うことです。
それがあるので一から始めなくて良くなり、その積み重ねで結果的に長足の進歩が遂げられたのであり、先人の失敗を笑うものは何も付け足すことができない者です。

それにしても先人の失敗例というのはこれほど多くあるのになぜ同じ失敗をしてしまうのか。

社会全体で貯めた知識
guyver1092
 科学技術の発展により、過去の社会とは比べ物にならない知識を貯めたのは間違いないでしょうが、知識を活用する情報処理能力は低下していると考えます。文明崩壊の原因を突き止めているにもかかわらず、現在の自分たちの経済活動が文明崩壊を促進していることを認められないのですから。

知識の集積
上々
自然科学分野での知識の集積は一部おかしなものはあるにしてもかなりストレートなのに対し、人文社会科学分野ではそれが正(成功)なのか負(失敗)なのかも明らかではなく、どのように活かすかも曖昧なものが多いからではないでしょうか。
まあ正にも負にもなり得る物ばかりなのかもしれませんが。

ただし、科学技術も使うのは人間であるということから、その使い方の良し悪しも曖昧であると、暴走に向かうということも間違いないところで、人間本来の性質と言えるのかもしれません。

現代人の脆弱性
雑草Z
 人間も生まれた場所、時代の環境に大きく支配されるのは当然の事でしょう。生まれた時から人工的な環境に住んでいる人々は、それが自然な姿だと勘違いし、科学の進歩と共に経済成長もずっと続くと漠然と思い込んでいるのでしょう。

>実際は現代人が科学的・合理的思考ができているなどと言うのは妄想に過ぎません。
>新たな迷信に過ぎない疑似科学に簡単に取り込まれている

その通りですね。マスコミ等のプロパガンダに簡単に取り込まれていますね。時代が作り出した薄っぺらな価値観に踊らされています。

>現在の自分たちの経済活動が文明崩壊を促進していることを認められない

これが非常におかしな部分です。多くの過去にも学べるはずですし、理性でも十分にわかる部分でしょう。
「経済成長すること」が自明の理なのに
「限りない経済成長は不可能」が自明の理で無いところが現代の病理です。現代人が自然の摂理に沿った科学的・合理的思考が出来ているとは全く言えません。

>先人の失敗例というのはこれほど多くあるのになぜ同じ失敗をしてしまうのか。
>知識を活用する情報処理能力は低下している

原因は色々考えられますが、ここの部分の原因究明が重要ですね。
上々さん、 guyver1092 さんはどのようにお考えでしょうか?


y.suzuki
現代人の思考方法についてはおっしゃるようにかなり低下しているように感じます。かなり進行しているやばい状況です。ただし、自然をあいてにする産業のひとは、現実をありのままに捉えるという思考の立脚点があります。限定的ですがその局面ではまともな思考なのだと思います。最近、取沙汰されているプラス思考も、実は、この現実をありのままに捉えるということ自体がプラスの原点であると思います。

一方、市場社会は、相手を蹴落として競争することが前提なので、初めから否定視する思考となります。これが余計な猜疑心、憶測をめぐらすこととなり、正しい行動方針にいたらないのではないかと思います。この原因は、経済成長が絶対という価値観とさらにそれを推進するマスコミの洗脳です。結果、大半のひとが思考停止しているのではないでしょうか?

昨今の民主党代表選でのマスコミの論調や、検察などの官僚機関の迷走ぶりをみても、現実をみない彼らほどその洗脳にはまっている可能性もありそうですね。


Re:知識の集積
雑草Z
    上々さんの二つ目のコメントは
 
 私が上々さんの一つ目のコメントとguyver1092 さんのコメントにまとめて(内容が呼応してましたので・・)お返事差し上げている最中に頂き、お返事してませんが、私も感じていた興味深い題材ですので、改めてお返事致します。

 自然科学でさえ、おかしなものが結構ある事を痛感いたしておりますが、人文科学は穴だらけですね。最初の前提、公理からして曖昧で、そんな事を公理にしていいのか?・・というものだらけです。人文科学は「科学」と呼べないものが多いのではないでしょうか。

経済成長理論の公理は
「経済が成長すれば人類は幸せになる」・・でしょうか?
こんなものが公理ではお話になりません。最初の出発点から不合理な公理を信じるのは宗教の領域かも知れません。宗教のほうが理想論を追うだけまともなものが多いかも知れません。
 曰く「不合理故に我信ず・・。」  

思考の転換時期
雑草Z
    y.suzukiさん

 お久し振りのコメント有難う御座います。

>自然をあいてにする産業のひとは、現実をありのままに捉えるという思考の立脚点があります。限定的ですがその局面ではまともな思考

そうですね。昔からある職業の農林水産業などでしょうか。・・しかし一方そんな職業の方の中でも軽率な現代流の循環破壊のやり方をしている人も多々いますね。

>市場社会は、相手を蹴落として競争することが前提

この徹底した個人主義によって、世界各地で共有地の悲劇が沢山起こっていますね。それは危機的状況です。

>経済成長が絶対という価値観とさらにそれを推進するマスコミの洗脳です。結果、大半のひとが思考停止しているのではないでしょうか?

今、経済成長派と脱成長派が議論すれば、経済成長派が負けるのではないでしょうか?・・・経済成長理論は限定的なもので無ければ破局に向かうに決まっています。現在は、経済成長路線を突き進んできた結果、格差は広がり、みんなが幸せになれなかった世界の無残な姿を思い知った事でしょう。物資の浪費を抑える事が不幸だと言う経済成長論の本質的酷さを理解出来るでしょう。


歴史に残るものとは・・
団塊おやじの遺言
今の文明社会・・コンクリートや石油社会の有様・・
利権や経済成長の影が 色濃く成って来ましたね

この社会は 自然を無視した暴走ですね・・
企業の利益に 大勢の人たちが右向け 右です・・

京都や奈良に見る歴史は 一千年持つ木造等の歴史が・・
そこに先人たちの様々な工夫や技術が在るのにね・・

今の文明で千年持つ様なものが在るでしょうか??

人間の欲望が文明を滅ぼす世界に・・

ひとつの地球で生きる私たち 雑草さんの論理を理解する様
努力する人間がここにもいます・・この歳でも仕事が切れません
人が喜ぶ 付き合いこそ 永く続くのです・・  

Re:歴史に残るものとは・・
雑草Z
>企業の利益に 大勢の人たちが右向け 右・・

そうですね。騙されているのか、仕方なくやっているのか、社会の構造が大企業、資本家中心のいいように作られてしまった部分が大きいですね。

>今の文明で千年持つ様なものが在るでしょうか??

要らない原発の放射性廃棄物はかるく千年以上持ちますね。将来、愚かだったと言われるばかりでなく、そんな負の遺産を残した事を恨まれる事になるでしょう。いまだかつて、これほどの負の遺産を未来に残した時代は無いでしょう。

>人が喜ぶ 付き合いこそ 永く続く

そのような信頼関係を永く続けられればいいですね。

歴史に学ぶ
上々
最初に修正ですが、「科学技術」はある程度合理的な成否が分かっていると思いますが、「科学技術の使い方」は全く人間的なものであり、間違った方向を平気で選んでいる可能性が強いものです。
原子力発電で廃棄物処理はどうするかと言う疑問に対し、こういう手段が取れると言うのは合理的な科学判断です。しかし、それがどのような欠点があり、それが致命的かどうかを考えずに採用してしまうというのは人間的な判断です。

人間は個々も複数でも極めて複雑なものであり、それが集まった社会などと言うものは複雑極まりないものです。
歴史を顧みても個々の現場で当事者がどのような判断をし、その後どうなったかと言うことは興味あふれるもので、歴史小説というものはノンフィクションであっても十分に感動を与えるものではあります。
しかし、それが結果が良かったからと言って似たような場面で同様の手段を取っても良くなるとは限りません。
かえって歴史を良く知っていると似たような場面をいくつも思い起こしてしまい、的確な判断ができない場合も多いかと思います。

まあできるだけ人間の複雑さの要素を排し、自然科学的な確実な根拠だけで話をできるように持っていくのが間違いのない方法でしょう。

Re:歴史に学ぶ
雑草Z
>科学技術の使い方」は全く人間的なものであり、間違った方向を平気で選んでいる可能性が強い

そうですね。その科学技術の正しい使い方がわかるわからないの話以前に、利権など色々な思惑で採用などを決めてしまっていますね。

>原子力発電で廃棄物処理はどうするかと言う疑問に対し、こういう手段が取れると言うのは合理的な科学判断です。

 原発の場合の判断こそ、まさに科学の外の判断でした。放射性廃棄物の処理(・・無害化・・)は無理だったにもかかわらず、いつか科学技術で無害化の処理が出来るようにする・・・と原子力学者たちが約束して(・・約束させられて・・)見切り発車されてしまったものです。・・・そして案の定、その後、放射能の無害化は無理であり、ただ時間によってのみ減少する事がわかったわけです。よって、安全で合理的な処分法は無いわけです。日本では、既に出てきてしまった放射能について、溜まり過ぎてどうしようもなくなって来たので、地下に埋めてくれる自治体を探しているところでしょう。いつか放射能は漏れ出して、土地や地下水が汚染される事になりましょうから、美味い人参をぶら下げられても、まともな自治体は、地下貯留に同意はしないでしょう。そんな状況で、まだまだどんどん原発は続いていますから、放射性廃棄物の問題はこれからますます深刻になって行くでしょう。


>自然科学的な確実な根拠だけで話をできるように持っていくのが間違いのない方法

残念ながら、世界中のどの政府を見ても、自然科学的な確実な根拠だけで政策を決定している事はあまりありませんね。だから、現代人は昔の人よりも賢いとは言えないでしょう。

家計の考え方と国家の考え方
guyver1092
 家計の考えでは、ほとんどの人が収入の総額に対してどの分野にいくら使い、どれだけ貯金すると考え消費行動をとっているはずですが、国家の考えは違うようです。国家はあれに対していくら、これに対していくらという、消費すべき額が決まっていてそれの合計がいくらになるという思考のようです。その必要額が増えた分をすべての階層に応分の負担をさせることが出来ればまだよいのでしょうが、負担すべき者にはなぜか遠慮して貧乏人にすべてかぶせてしまうから、社会は二極化して、消費が低迷し、結局、金持ちが思うようにもうからないという事態を引き起こしているわけですが、このような判断の根本には、過去の高度経済成長の時代に金持ちに金を持たせて投資をさせれば、世の中みんなが豊かになったという成功体験があるからでしょう。まあ、この成功というものは、ここの常連からすると麻薬で気持ち良くなった状態だと指摘するでしょうが。
 麻薬中毒患者は正常な思考ができません。まず麻薬ありきです。現代の社会の方向を決める者たちはすべて経済成長という麻薬に蝕まれて正常な思考が出来なくなっているのでしょう。麻薬中毒はなるべく早く麻薬を絶たないと、寿命を縮めることになるということを認識して早く手を打つべきですが、人類の指導者が麻薬中毒では手を打つはずがないですね。
 このような場合リコールということなのですが、リコール後に政権をとった民主党もやはり麻薬中毒のようです。

Re:家計の考え方と国家の考え方
雑草Z
 面白い視点ですね。言われてみればそのような傾向はありますね。
 必要な額を試算してそれを集めると言う考え方は、国家なり地方自治体としては、ある意味筋が通っていると考えられますが、実際は形骸化してしまい、各省庁が不要な予算をどんどん要求して、予算による影響力の強化を狙い、利権構造も作り出しています。

>負担すべき者にはなぜか遠慮して貧乏人にすべてかぶせてしまうから、社会は二極化

この方向はだんだん大きくなっていますね。累進課税も緩くなってます。政治力=金 があからさまになっています。「弱者救済」と叫びつつ実際は大量の弱者を作り出すシステムを構築してきました。

>過去の高度経済成長の時代に金持ちに金を持たせて投資をさせれば、世の中みんなが豊かになったという成功体験

一時的な時代の流れを「真理」と捉えた非常に軽率な考え方ですね。おっしゃるようにこれは麻薬です。高度経済成長期にいた柳の下のドジョウは、もう獲ってしまったからいる筈もないのに、まだ柳の下を掘って探している感じです。それも、柳の木が枯れるほど根っこまで深く掘っているようなお馬鹿な事をしています。

>現代の社会の方向を決める者たちはすべて経済成長という麻薬に蝕まれて正常な思考が出来なくなっている

その通りですね。そこが問題を悪化させている大きな原因ですね。麻薬を絶って一新する事こそ大切ですね。



科学的な考え方
上々
まあ大体現代人が理性的で科学的な思考をしているとはとても言えず、過去の人間を蔑視できる根拠は全くないと言うことではご同意頂けたものと思います。

そこで、本文にあるような考え方をする人間(確かに居そうです)が出てくるというのは、まず一つには現代科学技術(科学思考とは言えません)の成果に対する盲目的な賛美があるんでしょうね。
次にはそれらを産み出した現代科学について、なぜか自己と同一視しているんでしょう。(錯覚ですが)

盲目的な賛美と錯覚からはまともなものは何も生まれません。(近隣ではそのような事例が数多くありそうです)

それを避けるためには科学に対する批判的な見方も含めた本当の意味での科学的考え方を身につける必要があります。
疑似科学や一見科学の中にはそれを欠いている物が多く、だからこそ疑似であり、一見して科学みたいな偽科学になるわけです。

Re:科学的な考え方
雑草Z
>現代科学技術(科学思考とは言えません)の成果に対する盲目的な賛美

個別の技術に関して評価していくとかなりおかしなものが色々含まれていますね。おっしゃるように疑似科学も溢れています。盲目的な賛美と錯覚に対する批判、反省も必要ですね。

>次にはそれらを産み出した現代科学について、なぜか自己と同一視している

面白い観点ですね。なるほど、憧れの存在に対する自己同一視というのは往々にしてある事かも知れません。このような盲目的な賛美と錯覚が、社会を牽引する場合もあって、危険ですね。ファシズムもそのような要素があるでしょう。そして、経済成長路線もまさにその代表例でしょう。

自己同一視
上々
自分が何に属していると思っているかということが重要な点で、全くの思い違いだろうと突っ込まれるような人が多いというのもありそうなことです。

私自身がどう思っているかというと、やはり正統的な科学的思考というものに属していると信じていますが、他人から見るとそうではない可能性もあるかも知れません。

経済成長について言えば現在の先進国国民のほぼ全員がそれに心理的に属していると言えるのではないでしょうか。成長自体が無くなろうとしている今になっても。

昨年の生産の減産率は100年に一度と言える程度だそうです。それは「もうおしまい」ということだと思うのですが。

Re:自己同一視
雑草Z
>自分が何に属していると思っているかということが重要

なるほど、なるほど、自分の主義主張から、何に属しているかと考えるのは、ある意味当然ですが、逆に、その自分の帰属意識から、主義主張も方向づけられてしまっているのが多くの現状でしょう。

>経済成長について言えば現在の先進国国民のほぼ全員がそれに心理的に属していると言える

そうですね。しかし、経済成長路線に疑問を持ち始めている人も指数関数的に増えているのではないでしょうか?・・だから、何年か後に、脱成長派が無視できないくらい増えているでしょう。
 経済成長路線は非常に愚かな事であった・・・と言われる未来が、そんなに遠くない将来にやってくると考えます。

>成長自体が無くなろうとしている今

まさしくその通りですね。成長の限界による地球からのシグナルである圧力が、もう既にあらゆる分野で噴出していますね。

>それは「もうおしまい」ということ

おっしゃる通りです。だからこそ、ポスト経済成長路線が台頭してくるのでしょう・・・と言うより既に次々と現れていますね。

成長を止めるもの
上々
人々ははっきりと原因が判っていなくても自分の将来はできるだけ良い方向に持っていこうとしてあれこれと考えます。考えない人もいるけれど。
バブル崩壊以降ずっと不景気が続いているのは供給が過剰というか、需要が抑制されているからでしょう。
若い人達が何も買わなくなったと言われて久しいですが、先に成長経済がなければ誰が無駄遣いをしますか。
草食系などと言われますが、本当に草を食べて生きていけるならそうするでしょう。

さて、成長を止める候補としては石油ピークが最たるものですが、今回一連の騒動のなかで中国が明らかにしてくれたようにレアアース供給というのもかなり重要なポイントでしょう。
なんとか代替技術開発を進めてと言っていますが、不可能なものはあるはずです。
レアアースは特に電気関係の重要な要素ですから、それにストップがかかれば現在の産業の大きな部分が影響を受けるはずです。

Re:成長を止めるもの
雑草Z
>人々ははっきりと原因が判っていなくても自分の将来はできるだけ良い方向に持っていこうとしてあれこれと考えます。

これが成長志向の原点なのでしょうね。経済成長志向と共通する部分もあるようですが、でもそれは似て非なるものであり、物質の消費の大きさが成長だとする経済成長主義を切り離さなす事が大切でしょう。・・と言うよりも物資の消費レベルの増加を「経済成長」と定義したのがまやかしでしょう。

>先に成長経済がなければ誰が無駄遣いをしますか。

そうですね。そこが大切なところです。だから、「無理に経済を成長させよう」と環境を犠牲にして行くのでは無くて、ポスト経済成長に向かうのが自然の流れでもありますね。

 おっしゃるように石油ピークに代表されるように、資源の限界が成長の限界になる事は当然の帰結でしょうね。

>レアアース供給というのもかなり重要なポイント

同感です。この際、中国のご機嫌をとってレアアースを輸入するよりも、名前の如くどうせ埋蔵量の少ないレアアースですから、早くレアアース依存を断ち切るべきでしょうね・・・その方が将来的には日本にとってもいい事でしょう。

Re:現代人は昔の人より賢いか?
地下水
>権威
 文系のディベートでは、意見の次の、権威付けの引用の後に、必ず保証の論証が来ます。この内容の論証が明示されなければ、信じるに値しない事になりますね。
>原発
 廃棄物の処理できない物は作ってはいけないのが常識ですね。それでドイツは原発を禁止する予定だったのですが、メルケルさんが関係者に負けたのか、少し緩和される様で、まだ理想通りに行きません。
>グローバル
 フットプリントを小さくする為に、地産地消でローカルにするのが常識ですね。
>資源
 資源は有限なので、計画的に配分して、リサイクル工場の処理量を上限にするのが常識です。そうしないと資源がゴミになって枯渇しますね。
>経済成長
 日本は金本位制を捨てて、裏付けの無いお金を増刷し、土地も転がして、株も増刷して暴落させたので、最後のあがきに見えますが、またお金を増刷してデノミして、エゴ製品を作るので、見かけ上の経済成長はまだ続くかもしれません。
>科学
 今世紀の科学は、環境に良くない物を作ってはいけない事を示しているのですが、見かけ上の経済成長をするエゴ製品の技術開発も求められるので、逆にその影響を受けて酷くねじ曲がった方向に技術が進む可能性もありますね。
>現代人は昔の人より賢いか?
 昔の人では無いのでわかりませんが、賢明とは言いかねる方向に現実があるのは事実です。しかし、田園の上を渡る風を受けて原付で走って行くと空気が旨い!田畑を潰して宅地にする愚は、もう止めて欲しいですね。

Re:Re:現代人は昔の人より賢いか?
雑草Z
    地下水さん

 項目別に簡潔に趣旨をまとめたコメント有難う御座います。

>権威
 専門的な事は難しいから専門家に任せて結論だけを発表する権威が沢山いますが、その専門的な部分が怪しいものが溢れていますね。おっしゃるところの
 >保証の論証
と言うのがいい加減だったり為されていなかったり藪の中だったりしますね。つまり、
 >信じるに値しない
 事になりましょうか?

>原発
 これはドイツばかりでなく1980年代あたりから世界中で、脱原発の方向に進み始めていたのに、二酸化炭素温暖化説がまた原発を盛り返させました。それも、主客転倒のどうしようもない論理でです。二酸化炭素を減らす為に放射能を出し続ける・・・って狂っているとしか言いようがありません。・・これだけで二酸化炭素温暖化説は、世界の環境を非常に悪化させた悪玉と言えるでしょう。

>グローバル
 に関してはおっしゃる通りです。ただ、まだ常識になっていないのが悲しいところです。

>資源
 
ここだけ意見が食い違いますね。リサイクルにはエネルギーを沢山必要とします。その前に取り組むべき事が沢山あります。経済成長主義のお先棒を担いでいるリサイクルも沢山あります。 同じ頭文字 R でも 先ずは Reuse,Repair , そして、Reduce ,Refuse でしょう。現在行われているRecycle はかえってやらない方がいいものに溢れています。例えば、エコキャップ運動と称するペットボトルキャップのリサイクル運動は、集める資源の何倍も多くの石油を浪費し、環境を悪化するお馬鹿極まりないものです。
 まあ、地下水さんは、金属や紙類のリサイクルの中でもエネルギー対効果のあるまともなリサイクルを指しているのでしょう。

>経済成長
 おっしゃる通りです。日本だけではなく、アメリカを筆頭に先進国と自負している殆どの国で似たような悪あがきをして環境破壊の愚策を次々に考えて実行しています。

>科学
 >見かけ上の経済成長をするエゴ製品の技術開発も求められる
そうですね。・・そろそろ気付いてきた人も多いでしょうね。早く脱エゴ製品を達成し、脱経済成長に繋げるべきですね。

>現代人は昔の人より賢いか?
 >田畑を潰して宅地にする愚は、もう止めて欲しい

同感です。


Re:Re:Re:現代人は昔の人より賢いか?
地下水
>資源
 そうです、ここでは上々さんの話との絡みで、レアアース(希土類)やレアメタルのリサイクル等の意味です。これらを鉱山から最初から精製しようとすると、凄くエネルギーがかかりますから、リカバーしてリサイクルする何倍のエネルギーになるか調べてみることに意義が見い出せます。
 しかし変なリサイクルは確かに色々あります。もちろんエコキャップ運動は変な話で、この話では現代人は昔の人より、きっとお馬鹿さんだと言えますねぇ。少し待って、水出しのかりがねや煎茶を出すと、普段のお茶よりずっと甘みや風味があり、ペットボトルのお茶は苦く出がらしに感じる程ですよ~(^^/
 

エネルギー次第
上々
リサイクルも場合によりそれぞれでしょうが、とにかくエネルギーを無駄にしないことが第一と言う観点から見れば間違いないと思うのですが。
その意味ではプラスチックのリサイクルは不可。金属資源はある程度は可能でしょう。まず回収し再利用するのが当然の商品設計がなされていなければなりませんが。

なお、余談ですが今の若い人はペットボトルのお茶の方が安心と言う人も多いようです。味が判らないということも問題ですが、何が安心かと言う判断基準も狂っているようです。

資源のリサイクル
雑草Z
 確かにレアアースやレアメタル等の地下資源は、鉱山からの精製段階ではその殆どが廃棄物になり資源になるのは掘り出した量の1%にも満たない部分ですね。エネルギー問題だけでなく、その膨大な廃棄物も大きな問題ですね。
 だから大体のレアアースやレアメタルはリサイクルの方向でいいと思います。そしてその為には、上々さんのおっしゃるように
 >回収し再利用するのが当然の商品設計
 が必要ですね。つまりあまり他のものと混合せず、回収が簡単に出来るように使う事でしょう。
その上で地下水さんのおっしゃるように
>リカバーしてリサイクルする何倍のエネルギーになるか調べてみることに意義が見い出せます。
ですね。その意味で都市鉱山はこれからますます重要視されてきますね。

>エコキャップ運動は変な話で、この話では現代人は昔の人より、きっとお馬鹿さんだと言えますねぇ。

 そうですね。費用対効果やエネルギー対効果が無意味な事業を推し進めている団体は、環境問題に対する意識が低過ぎるのでしょうか?それとも環境問題に名を借りた経済至上主義でしょうか?


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コメント
この記事へのコメント
たしかに
どこかにそういったことを言う人が居そうですが、実際は現代人が科学的・合理的思考ができているなどと言うのは妄想に過ぎません。
新たな迷信に過ぎない疑似科学に簡単に取り込まれているように見えます。
文明の利器?というのも使うことだけは長けていても原理も何も分かりません。

人間が知識の発展を成し遂げられたのは先人の成果を簡単に学ぶ方法を見つけ、利用できたからです。成果とは失敗も成功も含めた努力の結果と言うことです。
それがあるので一から始めなくて良くなり、その積み重ねで結果的に長足の進歩が遂げられたのであり、先人の失敗を笑うものは何も付け足すことができない者です。

それにしても先人の失敗例というのはこれほど多くあるのになぜ同じ失敗をしてしまうのか。
2010/09/24(Fri) 08:41 | URL  | 上々 #-[ 編集]
社会全体で貯めた知識
 科学技術の発展により、過去の社会とは比べ物にならない知識を貯めたのは間違いないでしょうが、知識を活用する情報処理能力は低下していると考えます。文明崩壊の原因を突き止めているにもかかわらず、現在の自分たちの経済活動が文明崩壊を促進していることを認められないのですから。
2010/09/24(Fri) 20:26 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
知識の集積
自然科学分野での知識の集積は一部おかしなものはあるにしてもかなりストレートなのに対し、人文社会科学分野ではそれが正(成功)なのか負(失敗)なのかも明らかではなく、どのように活かすかも曖昧なものが多いからではないでしょうか。
まあ正にも負にもなり得る物ばかりなのかもしれませんが。

ただし、科学技術も使うのは人間であるということから、その使い方の良し悪しも曖昧であると、暴走に向かうということも間違いないところで、人間本来の性質と言えるのかもしれません。
2010/09/25(Sat) 09:28 | URL  | 上々 #-[ 編集]
現代人の脆弱性
 人間も生まれた場所、時代の環境に大きく支配されるのは当然の事でしょう。生まれた時から人工的な環境に住んでいる人々は、それが自然な姿だと勘違いし、科学の進歩と共に経済成長もずっと続くと漠然と思い込んでいるのでしょう。

>実際は現代人が科学的・合理的思考ができているなどと言うのは妄想に過ぎません。
>新たな迷信に過ぎない疑似科学に簡単に取り込まれている

その通りですね。マスコミ等のプロパガンダに簡単に取り込まれていますね。時代が作り出した薄っぺらな価値観に踊らされています。

>現在の自分たちの経済活動が文明崩壊を促進していることを認められない

これが非常におかしな部分です。多くの過去にも学べるはずですし、理性でも十分にわかる部分でしょう。
「経済成長すること」が自明の理なのに
「限りない経済成長は不可能」が自明の理で無いところが現代の病理です。現代人が自然の摂理に沿った科学的・合理的思考が出来ているとは全く言えません。

>先人の失敗例というのはこれほど多くあるのになぜ同じ失敗をしてしまうのか。
>知識を活用する情報処理能力は低下している

原因は色々考えられますが、ここの部分の原因究明が重要ですね。
上々さん、 guyver1092 さんはどのようにお考えでしょうか?
2010/09/25(Sat) 09:36 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
現代人の思考方法についてはおっしゃるようにかなり低下しているように感じます。かなり進行しているやばい状況です。ただし、自然をあいてにする産業のひとは、現実をありのままに捉えるという思考の立脚点があります。限定的ですがその局面ではまともな思考なのだと思います。最近、取沙汰されているプラス思考も、実は、この現実をありのままに捉えるということ自体がプラスの原点であると思います。

一方、市場社会は、相手を蹴落として競争することが前提なので、初めから否定視する思考となります。これが余計な猜疑心、憶測をめぐらすこととなり、正しい行動方針にいたらないのではないかと思います。この原因は、経済成長が絶対という価値観とさらにそれを推進するマスコミの洗脳です。結果、大半のひとが思考停止しているのではないでしょうか?

昨今の民主党代表選でのマスコミの論調や、検察などの官僚機関の迷走ぶりをみても、現実をみない彼らほどその洗脳にはまっている可能性もありそうですね。
2010/09/25(Sat) 22:15 | URL  | y.suzuki #-[ 編集]
Re:知識の集積
    上々さんの二つ目のコメントは
 
 私が上々さんの一つ目のコメントとguyver1092 さんのコメントにまとめて(内容が呼応してましたので・・)お返事差し上げている最中に頂き、お返事してませんが、私も感じていた興味深い題材ですので、改めてお返事致します。

 自然科学でさえ、おかしなものが結構ある事を痛感いたしておりますが、人文科学は穴だらけですね。最初の前提、公理からして曖昧で、そんな事を公理にしていいのか?・・というものだらけです。人文科学は「科学」と呼べないものが多いのではないでしょうか。

経済成長理論の公理は
「経済が成長すれば人類は幸せになる」・・でしょうか?
こんなものが公理ではお話になりません。最初の出発点から不合理な公理を信じるのは宗教の領域かも知れません。宗教のほうが理想論を追うだけまともなものが多いかも知れません。
 曰く「不合理故に我信ず・・。」  
2010/09/26(Sun) 10:59 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
思考の転換時期
    y.suzukiさん

 お久し振りのコメント有難う御座います。

>自然をあいてにする産業のひとは、現実をありのままに捉えるという思考の立脚点があります。限定的ですがその局面ではまともな思考

そうですね。昔からある職業の農林水産業などでしょうか。・・しかし一方そんな職業の方の中でも軽率な現代流の循環破壊のやり方をしている人も多々いますね。

>市場社会は、相手を蹴落として競争することが前提

この徹底した個人主義によって、世界各地で共有地の悲劇が沢山起こっていますね。それは危機的状況です。

>経済成長が絶対という価値観とさらにそれを推進するマスコミの洗脳です。結果、大半のひとが思考停止しているのではないでしょうか?

今、経済成長派と脱成長派が議論すれば、経済成長派が負けるのではないでしょうか?・・・経済成長理論は限定的なもので無ければ破局に向かうに決まっています。現在は、経済成長路線を突き進んできた結果、格差は広がり、みんなが幸せになれなかった世界の無残な姿を思い知った事でしょう。物資の浪費を抑える事が不幸だと言う経済成長論の本質的酷さを理解出来るでしょう。
2010/09/26(Sun) 11:32 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
歴史に残るものとは・・
今の文明社会・・コンクリートや石油社会の有様・・
利権や経済成長の影が 色濃く成って来ましたね

この社会は 自然を無視した暴走ですね・・
企業の利益に 大勢の人たちが右向け 右です・・

京都や奈良に見る歴史は 一千年持つ木造等の歴史が・・
そこに先人たちの様々な工夫や技術が在るのにね・・

今の文明で千年持つ様なものが在るでしょうか??

人間の欲望が文明を滅ぼす世界に・・

ひとつの地球で生きる私たち 雑草さんの論理を理解する様
努力する人間がここにもいます・・この歳でも仕事が切れません
人が喜ぶ 付き合いこそ 永く続くのです・・  
2010/09/26(Sun) 18:47 | URL  | 団塊おやじの遺言 #-[ 編集]
Re:歴史に残るものとは・・
>企業の利益に 大勢の人たちが右向け 右・・

そうですね。騙されているのか、仕方なくやっているのか、社会の構造が大企業、資本家中心のいいように作られてしまった部分が大きいですね。

>今の文明で千年持つ様なものが在るでしょうか??

要らない原発の放射性廃棄物はかるく千年以上持ちますね。将来、愚かだったと言われるばかりでなく、そんな負の遺産を残した事を恨まれる事になるでしょう。いまだかつて、これほどの負の遺産を未来に残した時代は無いでしょう。

>人が喜ぶ 付き合いこそ 永く続く

そのような信頼関係を永く続けられればいいですね。
2010/09/27(Mon) 06:24 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
歴史に学ぶ
最初に修正ですが、「科学技術」はある程度合理的な成否が分かっていると思いますが、「科学技術の使い方」は全く人間的なものであり、間違った方向を平気で選んでいる可能性が強いものです。
原子力発電で廃棄物処理はどうするかと言う疑問に対し、こういう手段が取れると言うのは合理的な科学判断です。しかし、それがどのような欠点があり、それが致命的かどうかを考えずに採用してしまうというのは人間的な判断です。

人間は個々も複数でも極めて複雑なものであり、それが集まった社会などと言うものは複雑極まりないものです。
歴史を顧みても個々の現場で当事者がどのような判断をし、その後どうなったかと言うことは興味あふれるもので、歴史小説というものはノンフィクションであっても十分に感動を与えるものではあります。
しかし、それが結果が良かったからと言って似たような場面で同様の手段を取っても良くなるとは限りません。
かえって歴史を良く知っていると似たような場面をいくつも思い起こしてしまい、的確な判断ができない場合も多いかと思います。

まあできるだけ人間の複雑さの要素を排し、自然科学的な確実な根拠だけで話をできるように持っていくのが間違いのない方法でしょう。
2010/09/27(Mon) 12:03 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:歴史に学ぶ
>科学技術の使い方」は全く人間的なものであり、間違った方向を平気で選んでいる可能性が強い

そうですね。その科学技術の正しい使い方がわかるわからないの話以前に、利権など色々な思惑で採用などを決めてしまっていますね。

>原子力発電で廃棄物処理はどうするかと言う疑問に対し、こういう手段が取れると言うのは合理的な科学判断です。

 原発の場合の判断こそ、まさに科学の外の判断でした。放射性廃棄物の処理(・・無害化・・)は無理だったにもかかわらず、いつか科学技術で無害化の処理が出来るようにする・・・と原子力学者たちが約束して(・・約束させられて・・)見切り発車されてしまったものです。・・・そして案の定、その後、放射能の無害化は無理であり、ただ時間によってのみ減少する事がわかったわけです。よって、安全で合理的な処分法は無いわけです。日本では、既に出てきてしまった放射能について、溜まり過ぎてどうしようもなくなって来たので、地下に埋めてくれる自治体を探しているところでしょう。いつか放射能は漏れ出して、土地や地下水が汚染される事になりましょうから、美味い人参をぶら下げられても、まともな自治体は、地下貯留に同意はしないでしょう。そんな状況で、まだまだどんどん原発は続いていますから、放射性廃棄物の問題はこれからますます深刻になって行くでしょう。


>自然科学的な確実な根拠だけで話をできるように持っていくのが間違いのない方法

残念ながら、世界中のどの政府を見ても、自然科学的な確実な根拠だけで政策を決定している事はあまりありませんね。だから、現代人は昔の人よりも賢いとは言えないでしょう。
2010/09/27(Mon) 22:18 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
家計の考え方と国家の考え方
 家計の考えでは、ほとんどの人が収入の総額に対してどの分野にいくら使い、どれだけ貯金すると考え消費行動をとっているはずですが、国家の考えは違うようです。国家はあれに対していくら、これに対していくらという、消費すべき額が決まっていてそれの合計がいくらになるという思考のようです。その必要額が増えた分をすべての階層に応分の負担をさせることが出来ればまだよいのでしょうが、負担すべき者にはなぜか遠慮して貧乏人にすべてかぶせてしまうから、社会は二極化して、消費が低迷し、結局、金持ちが思うようにもうからないという事態を引き起こしているわけですが、このような判断の根本には、過去の高度経済成長の時代に金持ちに金を持たせて投資をさせれば、世の中みんなが豊かになったという成功体験があるからでしょう。まあ、この成功というものは、ここの常連からすると麻薬で気持ち良くなった状態だと指摘するでしょうが。
 麻薬中毒患者は正常な思考ができません。まず麻薬ありきです。現代の社会の方向を決める者たちはすべて経済成長という麻薬に蝕まれて正常な思考が出来なくなっているのでしょう。麻薬中毒はなるべく早く麻薬を絶たないと、寿命を縮めることになるということを認識して早く手を打つべきですが、人類の指導者が麻薬中毒では手を打つはずがないですね。
 このような場合リコールということなのですが、リコール後に政権をとった民主党もやはり麻薬中毒のようです。
2010/09/27(Mon) 22:42 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
Re:家計の考え方と国家の考え方
 面白い視点ですね。言われてみればそのような傾向はありますね。
 必要な額を試算してそれを集めると言う考え方は、国家なり地方自治体としては、ある意味筋が通っていると考えられますが、実際は形骸化してしまい、各省庁が不要な予算をどんどん要求して、予算による影響力の強化を狙い、利権構造も作り出しています。

>負担すべき者にはなぜか遠慮して貧乏人にすべてかぶせてしまうから、社会は二極化

この方向はだんだん大きくなっていますね。累進課税も緩くなってます。政治力=金 があからさまになっています。「弱者救済」と叫びつつ実際は大量の弱者を作り出すシステムを構築してきました。

>過去の高度経済成長の時代に金持ちに金を持たせて投資をさせれば、世の中みんなが豊かになったという成功体験

一時的な時代の流れを「真理」と捉えた非常に軽率な考え方ですね。おっしゃるようにこれは麻薬です。高度経済成長期にいた柳の下のドジョウは、もう獲ってしまったからいる筈もないのに、まだ柳の下を掘って探している感じです。それも、柳の木が枯れるほど根っこまで深く掘っているようなお馬鹿な事をしています。

>現代の社会の方向を決める者たちはすべて経済成長という麻薬に蝕まれて正常な思考が出来なくなっている

その通りですね。そこが問題を悪化させている大きな原因ですね。麻薬を絶って一新する事こそ大切ですね。

2010/09/28(Tue) 06:48 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
科学的な考え方
まあ大体現代人が理性的で科学的な思考をしているとはとても言えず、過去の人間を蔑視できる根拠は全くないと言うことではご同意頂けたものと思います。

そこで、本文にあるような考え方をする人間(確かに居そうです)が出てくるというのは、まず一つには現代科学技術(科学思考とは言えません)の成果に対する盲目的な賛美があるんでしょうね。
次にはそれらを産み出した現代科学について、なぜか自己と同一視しているんでしょう。(錯覚ですが)

盲目的な賛美と錯覚からはまともなものは何も生まれません。(近隣ではそのような事例が数多くありそうです)

それを避けるためには科学に対する批判的な見方も含めた本当の意味での科学的考え方を身につける必要があります。
疑似科学や一見科学の中にはそれを欠いている物が多く、だからこそ疑似であり、一見して科学みたいな偽科学になるわけです。
2010/09/29(Wed) 13:57 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:科学的な考え方
>現代科学技術(科学思考とは言えません)の成果に対する盲目的な賛美

個別の技術に関して評価していくとかなりおかしなものが色々含まれていますね。おっしゃるように疑似科学も溢れています。盲目的な賛美と錯覚に対する批判、反省も必要ですね。

>次にはそれらを産み出した現代科学について、なぜか自己と同一視している

面白い観点ですね。なるほど、憧れの存在に対する自己同一視というのは往々にしてある事かも知れません。このような盲目的な賛美と錯覚が、社会を牽引する場合もあって、危険ですね。ファシズムもそのような要素があるでしょう。そして、経済成長路線もまさにその代表例でしょう。
2010/09/30(Thu) 06:31 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
自己同一視
自分が何に属していると思っているかということが重要な点で、全くの思い違いだろうと突っ込まれるような人が多いというのもありそうなことです。

私自身がどう思っているかというと、やはり正統的な科学的思考というものに属していると信じていますが、他人から見るとそうではない可能性もあるかも知れません。

経済成長について言えば現在の先進国国民のほぼ全員がそれに心理的に属していると言えるのではないでしょうか。成長自体が無くなろうとしている今になっても。

昨年の生産の減産率は100年に一度と言える程度だそうです。それは「もうおしまい」ということだと思うのですが。
2010/09/30(Thu) 15:54 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:自己同一視
>自分が何に属していると思っているかということが重要

なるほど、なるほど、自分の主義主張から、何に属しているかと考えるのは、ある意味当然ですが、逆に、その自分の帰属意識から、主義主張も方向づけられてしまっているのが多くの現状でしょう。

>経済成長について言えば現在の先進国国民のほぼ全員がそれに心理的に属していると言える

そうですね。しかし、経済成長路線に疑問を持ち始めている人も指数関数的に増えているのではないでしょうか?・・だから、何年か後に、脱成長派が無視できないくらい増えているでしょう。
 経済成長路線は非常に愚かな事であった・・・と言われる未来が、そんなに遠くない将来にやってくると考えます。

>成長自体が無くなろうとしている今

まさしくその通りですね。成長の限界による地球からのシグナルである圧力が、もう既にあらゆる分野で噴出していますね。

>それは「もうおしまい」ということ

おっしゃる通りです。だからこそ、ポスト経済成長路線が台頭してくるのでしょう・・・と言うより既に次々と現れていますね。
2010/09/30(Thu) 23:42 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
成長を止めるもの
人々ははっきりと原因が判っていなくても自分の将来はできるだけ良い方向に持っていこうとしてあれこれと考えます。考えない人もいるけれど。
バブル崩壊以降ずっと不景気が続いているのは供給が過剰というか、需要が抑制されているからでしょう。
若い人達が何も買わなくなったと言われて久しいですが、先に成長経済がなければ誰が無駄遣いをしますか。
草食系などと言われますが、本当に草を食べて生きていけるならそうするでしょう。

さて、成長を止める候補としては石油ピークが最たるものですが、今回一連の騒動のなかで中国が明らかにしてくれたようにレアアース供給というのもかなり重要なポイントでしょう。
なんとか代替技術開発を進めてと言っていますが、不可能なものはあるはずです。
レアアースは特に電気関係の重要な要素ですから、それにストップがかかれば現在の産業の大きな部分が影響を受けるはずです。
2010/10/02(Sat) 16:59 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:成長を止めるもの
>人々ははっきりと原因が判っていなくても自分の将来はできるだけ良い方向に持っていこうとしてあれこれと考えます。

これが成長志向の原点なのでしょうね。経済成長志向と共通する部分もあるようですが、でもそれは似て非なるものであり、物質の消費の大きさが成長だとする経済成長主義を切り離さなす事が大切でしょう。・・と言うよりも物資の消費レベルの増加を「経済成長」と定義したのがまやかしでしょう。

>先に成長経済がなければ誰が無駄遣いをしますか。

そうですね。そこが大切なところです。だから、「無理に経済を成長させよう」と環境を犠牲にして行くのでは無くて、ポスト経済成長に向かうのが自然の流れでもありますね。

 おっしゃるように石油ピークに代表されるように、資源の限界が成長の限界になる事は当然の帰結でしょうね。

>レアアース供給というのもかなり重要なポイント

同感です。この際、中国のご機嫌をとってレアアースを輸入するよりも、名前の如くどうせ埋蔵量の少ないレアアースですから、早くレアアース依存を断ち切るべきでしょうね・・・その方が将来的には日本にとってもいい事でしょう。
2010/10/02(Sat) 23:05 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re:現代人は昔の人より賢いか?
>権威
 文系のディベートでは、意見の次の、権威付けの引用の後に、必ず保証の論証が来ます。この内容の論証が明示されなければ、信じるに値しない事になりますね。
>原発
 廃棄物の処理できない物は作ってはいけないのが常識ですね。それでドイツは原発を禁止する予定だったのですが、メルケルさんが関係者に負けたのか、少し緩和される様で、まだ理想通りに行きません。
>グローバル
 フットプリントを小さくする為に、地産地消でローカルにするのが常識ですね。
>資源
 資源は有限なので、計画的に配分して、リサイクル工場の処理量を上限にするのが常識です。そうしないと資源がゴミになって枯渇しますね。
>経済成長
 日本は金本位制を捨てて、裏付けの無いお金を増刷し、土地も転がして、株も増刷して暴落させたので、最後のあがきに見えますが、またお金を増刷してデノミして、エゴ製品を作るので、見かけ上の経済成長はまだ続くかもしれません。
>科学
 今世紀の科学は、環境に良くない物を作ってはいけない事を示しているのですが、見かけ上の経済成長をするエゴ製品の技術開発も求められるので、逆にその影響を受けて酷くねじ曲がった方向に技術が進む可能性もありますね。
>現代人は昔の人より賢いか?
 昔の人では無いのでわかりませんが、賢明とは言いかねる方向に現実があるのは事実です。しかし、田園の上を渡る風を受けて原付で走って行くと空気が旨い!田畑を潰して宅地にする愚は、もう止めて欲しいですね。
2010/10/02(Sat) 23:49 | URL  | 地下水 #4Fa3Cym6[ 編集]
Re:Re:現代人は昔の人より賢いか?
    地下水さん

 項目別に簡潔に趣旨をまとめたコメント有難う御座います。

>権威
 専門的な事は難しいから専門家に任せて結論だけを発表する権威が沢山いますが、その専門的な部分が怪しいものが溢れていますね。おっしゃるところの
 >保証の論証
と言うのがいい加減だったり為されていなかったり藪の中だったりしますね。つまり、
 >信じるに値しない
 事になりましょうか?

>原発
 これはドイツばかりでなく1980年代あたりから世界中で、脱原発の方向に進み始めていたのに、二酸化炭素温暖化説がまた原発を盛り返させました。それも、主客転倒のどうしようもない論理でです。二酸化炭素を減らす為に放射能を出し続ける・・・って狂っているとしか言いようがありません。・・これだけで二酸化炭素温暖化説は、世界の環境を非常に悪化させた悪玉と言えるでしょう。

>グローバル
 に関してはおっしゃる通りです。ただ、まだ常識になっていないのが悲しいところです。

>資源
 
ここだけ意見が食い違いますね。リサイクルにはエネルギーを沢山必要とします。その前に取り組むべき事が沢山あります。経済成長主義のお先棒を担いでいるリサイクルも沢山あります。 同じ頭文字 R でも 先ずは Reuse,Repair , そして、Reduce ,Refuse でしょう。現在行われているRecycle はかえってやらない方がいいものに溢れています。例えば、エコキャップ運動と称するペットボトルキャップのリサイクル運動は、集める資源の何倍も多くの石油を浪費し、環境を悪化するお馬鹿極まりないものです。
 まあ、地下水さんは、金属や紙類のリサイクルの中でもエネルギー対効果のあるまともなリサイクルを指しているのでしょう。

>経済成長
 おっしゃる通りです。日本だけではなく、アメリカを筆頭に先進国と自負している殆どの国で似たような悪あがきをして環境破壊の愚策を次々に考えて実行しています。

>科学
 >見かけ上の経済成長をするエゴ製品の技術開発も求められる
そうですね。・・そろそろ気付いてきた人も多いでしょうね。早く脱エゴ製品を達成し、脱経済成長に繋げるべきですね。

>現代人は昔の人より賢いか?
 >田畑を潰して宅地にする愚は、もう止めて欲しい

同感です。
2010/10/03(Sun) 20:43 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re:Re:Re:現代人は昔の人より賢いか?
>資源
 そうです、ここでは上々さんの話との絡みで、レアアース(希土類)やレアメタルのリサイクル等の意味です。これらを鉱山から最初から精製しようとすると、凄くエネルギーがかかりますから、リカバーしてリサイクルする何倍のエネルギーになるか調べてみることに意義が見い出せます。
 しかし変なリサイクルは確かに色々あります。もちろんエコキャップ運動は変な話で、この話では現代人は昔の人より、きっとお馬鹿さんだと言えますねぇ。少し待って、水出しのかりがねや煎茶を出すと、普段のお茶よりずっと甘みや風味があり、ペットボトルのお茶は苦く出がらしに感じる程ですよ~(^^/
 
2010/10/04(Mon) 21:54 | URL  | 地下水 #4Fa3Cym6[ 編集]
エネルギー次第
リサイクルも場合によりそれぞれでしょうが、とにかくエネルギーを無駄にしないことが第一と言う観点から見れば間違いないと思うのですが。
その意味ではプラスチックのリサイクルは不可。金属資源はある程度は可能でしょう。まず回収し再利用するのが当然の商品設計がなされていなければなりませんが。

なお、余談ですが今の若い人はペットボトルのお茶の方が安心と言う人も多いようです。味が判らないということも問題ですが、何が安心かと言う判断基準も狂っているようです。
2010/10/05(Tue) 09:45 | URL  | 上々 #-[ 編集]
資源のリサイクル
 確かにレアアースやレアメタル等の地下資源は、鉱山からの精製段階ではその殆どが廃棄物になり資源になるのは掘り出した量の1%にも満たない部分ですね。エネルギー問題だけでなく、その膨大な廃棄物も大きな問題ですね。
 だから大体のレアアースやレアメタルはリサイクルの方向でいいと思います。そしてその為には、上々さんのおっしゃるように
 >回収し再利用するのが当然の商品設計
 が必要ですね。つまりあまり他のものと混合せず、回収が簡単に出来るように使う事でしょう。
その上で地下水さんのおっしゃるように
>リカバーしてリサイクルする何倍のエネルギーになるか調べてみることに意義が見い出せます。
ですね。その意味で都市鉱山はこれからますます重要視されてきますね。

>エコキャップ運動は変な話で、この話では現代人は昔の人より、きっとお馬鹿さんだと言えますねぇ。

 そうですね。費用対効果やエネルギー対効果が無意味な事業を推し進めている団体は、環境問題に対する意識が低過ぎるのでしょうか?それとも環境問題に名を借りた経済至上主義でしょうか?
2010/10/05(Tue) 22:04 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
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