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2010-07-09 00:01
今年4月20日に起こったメキシコ湾の原油流出事故は、前代未聞の大事故です。史上最悪の原油流出事故の範疇には留まらず、史上最悪の環境汚染事故、さらには、人類史上最大の破局とまで言われています。この表現は大げさではないでしょう。
これまで最悪の原油流出事故は、1989年にアラスカで起きたタンカーの座礁事故で、約4万リットルの原油が流出しました。当時、残された油は急速に自然分解していたため、数年以内に油はなくなると専門家たちは予測しました。しかし、この予測は見事に外れ、事故から20年以上経った現在でもアラスカ州の海岸を大量の油が海岸を覆い、現在も野生生物や地元の人々の暮らしに悪影響を及ぼし続けています。
さて、今回の原油流出事故は、アラスカでのタンカー事故による流出と異なり、破損した海底パイプから流出しているため、その流出量は正確には把握されていません。このメキシコ湾の石油基地、ディープウォーター・ホライズンを所有するイギリスのBP社[British Petroleum]は、一日1万5千キロリットルと推量しています。少なめの見積もりかも知れませんが、それでも数日で1989年のタンカー事故よりも多くの原油が流出していることになります。もう既に2ヶ月半以上流出が続いているわけですから、原油は100万キロリットル以上、1989年のタンカー事故での石油流出量の数十倍もの原油が流出している事になります。この辺りの数値はかなりアバウトで信頼出来ないかとは思いますが、兎も角、1989年のアラスカでのタンカー事故より遥かに多くの原油が流出し、遥かに大きな環境汚染をもたらすことは確実でしょう。
おかしいのは、最近は日本のマスコミでも、ネットでも、この事故の詳細な続報をあまり流していないことです。最近では、このニュースと比べれば、遥かに小さく軽いニュースが大きく取り上げられ、このニュースは報道の隅に追いやられている感もあります。前代未聞の桁はずれな環境汚染事故の筈なのに、現状がしっかり掴みにくい現状です。アメリカやイギリスからの報道規制が働いているのかも知れません。


今回の事故で、BP社の株が、何割下がったとか、被害総額が何兆円だとか言われていますが、そんなお金のレベルのお話ではないでしょう。BP社が破綻しても当然ですし、そんな事はこの事件の本当の深刻さとは比べようもないでしょう。BP社やその他の関連会社にはどうやっても償いきれない事故です。単に「石油と言うエネルギーの大損失」等という生易しいものではなくて、大きな環境破壊です。原油の汚染は世界中に拡散していくでしょう。この最悪の環境汚染は、世界中の海の生態系に深刻な影響を与えるでしょう。海産物だけではなく、世界の食料にも深刻な打撃を与えるでしょう。これが世界の破局の引き金になる可能性も大きいでしょう。

今回の事故の原因は、深海海底油田の開発を急ぎ過ぎた事や、経費削減の為に安全対策を行わず、ずさんな管理をしていた事などが挙げられています。陰謀説も出ています。
いずれにせよ、この、起きてはならない事故が実際に起こってしまったのですから、海底油田掘削は危険である事が、この取り返しのつかない事故で、実際に証明されたわけです。

そして、海底油田掘削の規制が大きく強化されると言われていますが、それは当然の事でしょう。まだまだ甘いと感じるのは私だけではないでしょう。規制強化どころか、海底油田は直ちに凍結して、中止にして然るべきではないでしょうか?【石油ピーク説と現代社会について (2)】で論じているように、最近の油田は、数十年前と比べるとかなり劣化しています。採掘に大きなコストのかかるものや危険性のあるものが増えて来ました。この事件を教訓に、しっかり石油依存体制からの脱却を図るべきです。

今回のメキシコ湾での原油流出事故や、チェルノブイリ原発事故のように、広範囲に深刻な環境汚染をもたらす、「起きてはならない事故」が実際に起きてしまったのです。人類はその事件を真摯に受け止め、早急に脱石油、脱原発を行うべきです。その為に他の代替エネルギーを開発する・・のではなくて、エネルギー消費自体を減らさなければ根本解決にはならないでしょう。それは勿論、脱成長に繋がると言う事です。開発を止める事が、最も有効な予防原則に違いありません。
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【2010/07/09 00:01】 | Economic Fascism トラックバック(0) |

海底油田
上々
今回の油田は水深1600mのところからさらに3800m掘り進んでいます。
なにかあっても潜って直しに行くなんて深さではなく、手の着けようがないのは当然です。

昔は海底油田と言っても数百mのところにしっかりとした架台を建てていたので、安定性は高かったのですが、かなり危ないのは素人の直感でも分かります。

しかも最近の海底油田は皆そのような深度のところのものらしいですね。
これもオイルピーク説の中にありますが、「取りやすいものから取る」残っているのは取りにくいものだけ。

それも相当「取りにくいもの」だけになってきてしまっているということが良く分かる事例です。

そんなに無理をしても大したものは取れません。
かなり眉唾情報ですが、「1000億バレルの超巨大油田」という話もあるようです。油田としては確かに超巨大なんですが、それでも世界の全消費量からみるとたった3年分ですね。

事故の時にすぐに閉じることができない油田は禁止、それが最低限のガイドラインでしょう。

>すぐに閉じることができない油田は禁止
雑草Z
上々さん

的確な洞察、御指摘、有難う御座います。


>なにかあっても潜って直しに行くなんて深さではなく、手の着けようがないのは当然です。

そうですね。ここ十年ばかりでいきなり深いところまで手を出していたから明らかに無理があったのでしょう。

>そんなに無理をしても大したものは取れません。

そうですね。EPRが低いから投入エネルギーも相当な割合になりますね。そして、「コスト削減」として安全対策費まで削ってしまったのが、今回の事故を呼びましたね。もう油田開発も末期症状を呈してきたという事でしょう。
 新たな油田開発や代替エネルギーの開発なんてもうやめにして、消費エネルギー縮小方向に向かわなければ、もっと取り返しのつかない事故に繋がるでしょうね。
 こんな酷い取り返しのつかない事故を起こしてもまだやろうとする愚かな・・・と言うよりも金儲けの欲望に野心を燃やす守銭奴質の為に地球環境は破壊されまくってますね。

海底油田を事実上禁止する方法
guyver1092
 直接禁止が最上でしょうが、マネーの奴隷は聞く耳持たないでしょうね。そこで、マネーから事実上禁止する方法を考えてみました。今回の事故の被害額等を参考に、洩れたら発生する被害額を完全に補償する額を算出し、それぞれの海底油田を開発するには、事前にそれだけのお金を用意しないと開発できないよう制限をかけます。当然現在稼働している海底油田もこの被害補償額を用意させます。このようにすれば儲けがなくなるので、事実上の禁止になるのではないでしょうか。

Re:海底油田を事実上禁止する方法
雑草Z
    guyver1092さん

>被害額を完全に補償する額を算出し、・・・事前にそれだけのお金を用意

今回の海底油田のような危険な事業はそれくらいの事をしなければ許可すべきではないでしょうね。海底油田に限らず、原発もそうすべきかも知れません。・・でもそうすればますます安全対策費にお金をかけられなくなり、ますます事故の危険性も増えてしまいますね。

>マネーの奴隷は聞く耳持たない

結局マネーの奴隷を排除しないと社会は健全になれませんね。


tanukiudonn
こんばんは。意見の一致点を見出して頂き、有難うございます。私も石油ピーク=原子力推進の思い込みがありましてすみません。まず何事でもマネーで考えることを正さなければなりません。マネーなんてやっぱり紙切れですよ。こんなものに信用を置いた生活なんてどこかでガタが来るでしょう。
今年中にアメリカの不動産ローンがもう一度死にます。ドルの死ですね。これで世界が目覚めてほしいと思います。超深度の採掘に関してはオバマのGOサインで始まりましたが、 深度採掘を成功させているロシアへの対抗意識や、米共和党への懐柔策とも言われています。有事の対応策がないのは承知ー危機を発する意見もあったのです。DWHについては無機説によれば、原油が生成されているあたりまでの到達ということでメタンも発生している、また原油の噴出し圧力が想像を絶するものであったということです。通常油井の45倍の圧力とも言われています。原油分解薬品の問題がさらに追い討ちをかけます。まずは原油流出がとまることを祈るばかりです。宇宙の成り立ちに思いをはせれば地球はやはり奇跡の星です。太陽に対する地軸の傾き一つとっても、奇跡があまりに積み重なっています。いかなる生命もDNAのコピーというきわめて優れたシステムによって世代を維持しています。つまらぬ欲望でこの奇跡を汚してほしくない、汚してはならないですよね。

地球を大規模にいじるのはやめるべきですね。
雑草Z
    tanukiudonnさん

 早速のこの記事への書き込み有難う御座います。
 
 石油ピーク説=原子力推進

の図式は原発が始まった20世紀半ばから盛んに使われていた論法ですから、それを危惧なされる事はある意味当然かと思います。最近は石油ピーク説から二酸化炭素温暖化説に変わってきましたが、どちらにしても、遥かに危険で廃棄物も半永久的に非常に有害で、人間が手に負えない原子力を推進する事は本末転倒、愚の骨頂と言えましょう。

>まず何事でもマネーで考えることを正さなければなりません

も全くその通りですね。「金融」なんてその代表で、資本家たちがマネーゲームで大儲けする資本主義のシステム自体、モラルハザードであり、地球環境を破壊するシステムでしょう。

>今年中にアメリカの不動産ローンがもう一度死にます。ドルの死ですね。これで世界が目覚めてほしいと思います。

おお、狸うどんさんの預言ですね!・・楽しみ(?)に状況を観察したいと思います。どう転ぼうと、アメリカ式の正義は大きな独善、偽善でありますから、アメリカ的価値観は崩壊すべきだと考えています。・・・といいつつ、私もアメリカ文化で好きなものもありますが・・。

>有事の対応策がないのは承知ー危機を発する意見もあったのです。

ここの部分、どういう意味でしょうか?もう少しご説明頂けますか?


>つまらぬ欲望でこの奇跡を汚してほしくない、汚してはならないですよね。

奇跡か必然かは解釈にもよりますが、おっしゃるように、資本家たちのくだらない欲望で、地球の生態系を破壊することは許されざる事だと思います。

>まずは原油流出がとまることを祈るばかりです。

今回のメキシコ湾の事故は、どこまで酷くなるか不安ですね。本文に書いたように、文明崩壊のトリガーになる可能性もあると思います。これを教訓に、開発をやめる方向に進んでいってほしいものですが・・・。


tanukiudonn
Zさん

>有事の対応策がないのは承知ー危機を発する意見もあったのです。

ここの部分、どういう意味でしょうか?もう少しご説明頂けますか?

説明しますと、海底原油の流出事故というのは今回がはじめてのものではありません。2000年以降海底油田からの原油流出は毎年1件は世界のどこかで起きています。今年になってからも数件発生しています。メキシコ湾は規模が別格で話題になるのですが、現在アラスカや紅海などでも漏れっ放しです。カリフォルニアなども過去に海洋油田開発によって 環境汚染を引き起こし、非常に痛い思いをしており、専門家の間の論争だけではなく、米国世論としても海洋油田開発そのものが反対派の方が多く存在しているーということです。 もともと反対派だったオバマも、共和党への懐柔策としてエネルギーの安定供給を理由に超深度海洋油田に対してGOサインをだしましたが、その20日後事故は起こりました。
この事故の5日前にはDWHの技術担当者が(悪魔の油井)と称していたメールがあり、公開されました。穴が開いたらふさぎようがない、開発環境の劣悪な油田であったことは調査段階で指摘されていたようです。



tanukiudonn
Zさん


>アメリカ的価値観は崩壊すべきだと考えています
アメリカは軍事・金融などで象徴的ですが、ごく少数の支配層が国を牛耳る帝国となっています。zさんのいうアメリカ的価値観というのはこの帝国主義者の価値観でアメリカの一般の方々にはあてはまらないと思います。勿論文化も含めてですが。アメリカ人はすでに気づいていますし、中国のストライキ頻発もユーロ圏でも危機です。これからは持たざるもの怒りが持つものを世界中で襲います。暴動だらけの世界になります。エントロピーのお話もありましたが、世界はまさに平準化を志向しているのです。私たちは多くの犠牲の上に物質的な豊かさを享受してきました。
地球上のすべての人々がこれだけ豊かにはなれないーつまり私たちは、生活水準を落とさなければならないのです。  なお、生活水準の高低と幸不幸というのは全く関係ないと思います。また私は共産主義者ではないことは付け加えさせていただきます。

とんでもない海底油田
雑草Z
    tanukiudonnさん

 海底油田の流出事故の御説明、有難う御座いました。大変参考になりました。

>2000年以降海底油田からの原油流出は毎年1件は世界のどこかで起きています。今年になってからも数件発生しています。

海底油田は、最初に掘り出す段階で、必ず流出するだろうとは考えていましたが、流出事故がこれだけ起こっても野放しにしていたと言う事は、今回の事故もある意味起こるべくして起こった・・・とも言えましょう。

>事故の5日前にはDWHの技術担当者が(悪魔の油井)と称していたメールがあり、公開されました。穴が開いたらふさぎようがない、開発環境の劣悪な油田であったことは調査段階で指摘されていた

酷いものですね。BP社やDH社、ハリバートン社の上層部は、凶悪犯以上の世紀の大犯罪を起こしたと言えましょう。完全なる人災ですね。こんな事業を野放しにしておけませんね。

>私たちは、生活水準を落とさなければならない
雑草Z
>アメリカ的価値観というのはこの帝国主義者の価値観でアメリカの一般の方々にはあてはまらない

ある意味、おっしゃる通りですね。ただ、一部の支配者層によって発信され続ける価値観の洗脳に、多くのアメリカ人も洗脳されていますね。「アメリカンドリーム」なんて言葉がその象徴でしょう。・・・最も現在は「アメリカンドリーム」を冷ややかな目で見ているアメリカ人も沢山いる事も事実でしょう。

>これからは持たざるものの怒りが持つものを世界中で襲います。

またまた大胆な預言ですね。混乱を生じますが、財力のある財閥や資本家の支配する社会を脱する為には早い方法かもしれません。しかし、日本の事を考えてみると、労働者は、巧妙に手なずけられたり、別な方向を向かせたれたり、去勢されたりしているように感じます。アメリカも、自由競争とか愛国心だとかでエネルギーの向かう方向を変えられていますね。

>地球上のすべての人々がこれだけ豊かにはなれないーつまり私たちは、生活水準を落とさなければならない

この辺りも同意見ですね。世界の人口がいわゆる「先進国」に合わせる事は人類社会の崩壊を意味します。「途上国」と呼ばれている国と言うか、まだ発展していない国に合わせるべきですね。
ここのサイトの初期の頃
【『発展途上』と言う言葉】
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-6.html

に書きました。

>生活水準の高低と幸不幸というのは全く関係ないと思います。

この辺りも資本家達の戦略による洗脳でしょうね。国の豊かさをGDPで計っている時点で終わってますね。

>私は共産主義者ではないことは付け加えさせていただきます。

共産主義は資本主義よりは遥かにまともだと思います。資本主義の英語は、Capitalist Society 資本家の社会 ですから、その酷さが分かると言うものです。資本家から見れば労働者と道具は同じとみなされるのです。
共産主義のイメージが悪いのは、資本家などによって、全体主義や一党独裁、官僚主義などと抱き合わせにされているからで、本来別々の概念でしょう。
 社会主義国家のキューバは世界の国家の中では理想に近い国家だと思っています。
 これだけ人類が増えてグローバルになった現在、無節操な資本主義では世界は滅びるでしょう。


y.suzuki
 ご無沙汰していました。

 この事故の報道は本当に少なくて、実際は相当深刻なのではないかと思います。

 今回も、人災と断定している方も居られるように、金融破たんが象徴するように、国債資本勢力の支配者はまさに我が物顔で地球を跋扈し開発と援助いう名の破壊をしてきました。世界の世論で彼らの動きをどう制御していくかが最優先の課題なのかもしれません。ほとんどの超国家的な問題は彼らが引き起こした後始末のようです。

>世論で彼らの動きをどう制御していくかが最優先の課題
雑草Z
y.suzukiさん、お久し振りのコメント、有難う御座います。

最近蓋をして流出は止まったと言う話もありますが、どこまで信頼できるでしょうね?

>今回も、人災と断定している方も居られる

私もこの原油流出事故は人災と言うべきだと思っています。
安全対策の経費をけちった・・と言う事ばかりではなく、色んな経済競争、利権構造の上に起きた事故だと思います。


>国際資本勢力の支配者はまさに我が物顔で地球を跋扈し開発と援助いう名の破壊をしてきました。
>ほとんどの超国家的な問題は彼らが引き起こした後始末のようです。

全くおっしゃる通りですね。彼らは資本力で世界を支配し、思うように動かせると言う選民思想があるようです。その実態は単なる強欲なエゴイストなだけなのですけどね。


>世界の世論で彼らの動きをどう制御していくかが最優先の課題

そうですね。一部の特権階級意識を持ったどうしようもない輩達の常軌を逸した欲望に世の中が翻弄され環境が凄まじい勢いで破壊されていますね。

マスコミも彼らに支配されていますから、ネットの力が大切ですね。

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海底油田
今回の油田は水深1600mのところからさらに3800m掘り進んでいます。
なにかあっても潜って直しに行くなんて深さではなく、手の着けようがないのは当然です。

昔は海底油田と言っても数百mのところにしっかりとした架台を建てていたので、安定性は高かったのですが、かなり危ないのは素人の直感でも分かります。

しかも最近の海底油田は皆そのような深度のところのものらしいですね。
これもオイルピーク説の中にありますが、「取りやすいものから取る」残っているのは取りにくいものだけ。

それも相当「取りにくいもの」だけになってきてしまっているということが良く分かる事例です。

そんなに無理をしても大したものは取れません。
かなり眉唾情報ですが、「1000億バレルの超巨大油田」という話もあるようです。油田としては確かに超巨大なんですが、それでも世界の全消費量からみるとたった3年分ですね。

事故の時にすぐに閉じることができない油田は禁止、それが最低限のガイドラインでしょう。
2010/07/09(Fri) 12:58 | URL  | 上々 #-[ 編集]
>すぐに閉じることができない油田は禁止
上々さん

的確な洞察、御指摘、有難う御座います。


>なにかあっても潜って直しに行くなんて深さではなく、手の着けようがないのは当然です。

そうですね。ここ十年ばかりでいきなり深いところまで手を出していたから明らかに無理があったのでしょう。

>そんなに無理をしても大したものは取れません。

そうですね。EPRが低いから投入エネルギーも相当な割合になりますね。そして、「コスト削減」として安全対策費まで削ってしまったのが、今回の事故を呼びましたね。もう油田開発も末期症状を呈してきたという事でしょう。
 新たな油田開発や代替エネルギーの開発なんてもうやめにして、消費エネルギー縮小方向に向かわなければ、もっと取り返しのつかない事故に繋がるでしょうね。
 こんな酷い取り返しのつかない事故を起こしてもまだやろうとする愚かな・・・と言うよりも金儲けの欲望に野心を燃やす守銭奴質の為に地球環境は破壊されまくってますね。
2010/07/09(Fri) 15:40 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
海底油田を事実上禁止する方法
 直接禁止が最上でしょうが、マネーの奴隷は聞く耳持たないでしょうね。そこで、マネーから事実上禁止する方法を考えてみました。今回の事故の被害額等を参考に、洩れたら発生する被害額を完全に補償する額を算出し、それぞれの海底油田を開発するには、事前にそれだけのお金を用意しないと開発できないよう制限をかけます。当然現在稼働している海底油田もこの被害補償額を用意させます。このようにすれば儲けがなくなるので、事実上の禁止になるのではないでしょうか。
2010/07/10(Sat) 00:09 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
Re:海底油田を事実上禁止する方法
    guyver1092さん

>被害額を完全に補償する額を算出し、・・・事前にそれだけのお金を用意

今回の海底油田のような危険な事業はそれくらいの事をしなければ許可すべきではないでしょうね。海底油田に限らず、原発もそうすべきかも知れません。・・でもそうすればますます安全対策費にお金をかけられなくなり、ますます事故の危険性も増えてしまいますね。

>マネーの奴隷は聞く耳持たない

結局マネーの奴隷を排除しないと社会は健全になれませんね。
2010/07/10(Sat) 00:42 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
こんばんは。意見の一致点を見出して頂き、有難うございます。私も石油ピーク=原子力推進の思い込みがありましてすみません。まず何事でもマネーで考えることを正さなければなりません。マネーなんてやっぱり紙切れですよ。こんなものに信用を置いた生活なんてどこかでガタが来るでしょう。
今年中にアメリカの不動産ローンがもう一度死にます。ドルの死ですね。これで世界が目覚めてほしいと思います。超深度の採掘に関してはオバマのGOサインで始まりましたが、 深度採掘を成功させているロシアへの対抗意識や、米共和党への懐柔策とも言われています。有事の対応策がないのは承知ー危機を発する意見もあったのです。DWHについては無機説によれば、原油が生成されているあたりまでの到達ということでメタンも発生している、また原油の噴出し圧力が想像を絶するものであったということです。通常油井の45倍の圧力とも言われています。原油分解薬品の問題がさらに追い討ちをかけます。まずは原油流出がとまることを祈るばかりです。宇宙の成り立ちに思いをはせれば地球はやはり奇跡の星です。太陽に対する地軸の傾き一つとっても、奇跡があまりに積み重なっています。いかなる生命もDNAのコピーというきわめて優れたシステムによって世代を維持しています。つまらぬ欲望でこの奇跡を汚してほしくない、汚してはならないですよね。
2010/07/10(Sat) 01:17 | URL  | tanukiudonn #-[ 編集]
地球を大規模にいじるのはやめるべきですね。
    tanukiudonnさん

 早速のこの記事への書き込み有難う御座います。
 
 石油ピーク説=原子力推進

の図式は原発が始まった20世紀半ばから盛んに使われていた論法ですから、それを危惧なされる事はある意味当然かと思います。最近は石油ピーク説から二酸化炭素温暖化説に変わってきましたが、どちらにしても、遥かに危険で廃棄物も半永久的に非常に有害で、人間が手に負えない原子力を推進する事は本末転倒、愚の骨頂と言えましょう。

>まず何事でもマネーで考えることを正さなければなりません

も全くその通りですね。「金融」なんてその代表で、資本家たちがマネーゲームで大儲けする資本主義のシステム自体、モラルハザードであり、地球環境を破壊するシステムでしょう。

>今年中にアメリカの不動産ローンがもう一度死にます。ドルの死ですね。これで世界が目覚めてほしいと思います。

おお、狸うどんさんの預言ですね!・・楽しみ(?)に状況を観察したいと思います。どう転ぼうと、アメリカ式の正義は大きな独善、偽善でありますから、アメリカ的価値観は崩壊すべきだと考えています。・・・といいつつ、私もアメリカ文化で好きなものもありますが・・。

>有事の対応策がないのは承知ー危機を発する意見もあったのです。

ここの部分、どういう意味でしょうか?もう少しご説明頂けますか?


>つまらぬ欲望でこの奇跡を汚してほしくない、汚してはならないですよね。

奇跡か必然かは解釈にもよりますが、おっしゃるように、資本家たちのくだらない欲望で、地球の生態系を破壊することは許されざる事だと思います。

>まずは原油流出がとまることを祈るばかりです。

今回のメキシコ湾の事故は、どこまで酷くなるか不安ですね。本文に書いたように、文明崩壊のトリガーになる可能性もあると思います。これを教訓に、開発をやめる方向に進んでいってほしいものですが・・・。
2010/07/10(Sat) 16:38 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Zさん

>有事の対応策がないのは承知ー危機を発する意見もあったのです。

ここの部分、どういう意味でしょうか?もう少しご説明頂けますか?

説明しますと、海底原油の流出事故というのは今回がはじめてのものではありません。2000年以降海底油田からの原油流出は毎年1件は世界のどこかで起きています。今年になってからも数件発生しています。メキシコ湾は規模が別格で話題になるのですが、現在アラスカや紅海などでも漏れっ放しです。カリフォルニアなども過去に海洋油田開発によって 環境汚染を引き起こし、非常に痛い思いをしており、専門家の間の論争だけではなく、米国世論としても海洋油田開発そのものが反対派の方が多く存在しているーということです。 もともと反対派だったオバマも、共和党への懐柔策としてエネルギーの安定供給を理由に超深度海洋油田に対してGOサインをだしましたが、その20日後事故は起こりました。
この事故の5日前にはDWHの技術担当者が(悪魔の油井)と称していたメールがあり、公開されました。穴が開いたらふさぎようがない、開発環境の劣悪な油田であったことは調査段階で指摘されていたようです。
2010/07/11(Sun) 01:35 | URL  | tanukiudonn #-[ 編集]
Zさん


>アメリカ的価値観は崩壊すべきだと考えています
アメリカは軍事・金融などで象徴的ですが、ごく少数の支配層が国を牛耳る帝国となっています。zさんのいうアメリカ的価値観というのはこの帝国主義者の価値観でアメリカの一般の方々にはあてはまらないと思います。勿論文化も含めてですが。アメリカ人はすでに気づいていますし、中国のストライキ頻発もユーロ圏でも危機です。これからは持たざるもの怒りが持つものを世界中で襲います。暴動だらけの世界になります。エントロピーのお話もありましたが、世界はまさに平準化を志向しているのです。私たちは多くの犠牲の上に物質的な豊かさを享受してきました。
地球上のすべての人々がこれだけ豊かにはなれないーつまり私たちは、生活水準を落とさなければならないのです。  なお、生活水準の高低と幸不幸というのは全く関係ないと思います。また私は共産主義者ではないことは付け加えさせていただきます。
2010/07/11(Sun) 02:11 | URL  | tanukiudonn #-[ 編集]
とんでもない海底油田
    tanukiudonnさん

 海底油田の流出事故の御説明、有難う御座いました。大変参考になりました。

>2000年以降海底油田からの原油流出は毎年1件は世界のどこかで起きています。今年になってからも数件発生しています。

海底油田は、最初に掘り出す段階で、必ず流出するだろうとは考えていましたが、流出事故がこれだけ起こっても野放しにしていたと言う事は、今回の事故もある意味起こるべくして起こった・・・とも言えましょう。

>事故の5日前にはDWHの技術担当者が(悪魔の油井)と称していたメールがあり、公開されました。穴が開いたらふさぎようがない、開発環境の劣悪な油田であったことは調査段階で指摘されていた

酷いものですね。BP社やDH社、ハリバートン社の上層部は、凶悪犯以上の世紀の大犯罪を起こしたと言えましょう。完全なる人災ですね。こんな事業を野放しにしておけませんね。
2010/07/11(Sun) 14:58 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
>私たちは、生活水準を落とさなければならない
>アメリカ的価値観というのはこの帝国主義者の価値観でアメリカの一般の方々にはあてはまらない

ある意味、おっしゃる通りですね。ただ、一部の支配者層によって発信され続ける価値観の洗脳に、多くのアメリカ人も洗脳されていますね。「アメリカンドリーム」なんて言葉がその象徴でしょう。・・・最も現在は「アメリカンドリーム」を冷ややかな目で見ているアメリカ人も沢山いる事も事実でしょう。

>これからは持たざるものの怒りが持つものを世界中で襲います。

またまた大胆な預言ですね。混乱を生じますが、財力のある財閥や資本家の支配する社会を脱する為には早い方法かもしれません。しかし、日本の事を考えてみると、労働者は、巧妙に手なずけられたり、別な方向を向かせたれたり、去勢されたりしているように感じます。アメリカも、自由競争とか愛国心だとかでエネルギーの向かう方向を変えられていますね。

>地球上のすべての人々がこれだけ豊かにはなれないーつまり私たちは、生活水準を落とさなければならない

この辺りも同意見ですね。世界の人口がいわゆる「先進国」に合わせる事は人類社会の崩壊を意味します。「途上国」と呼ばれている国と言うか、まだ発展していない国に合わせるべきですね。
ここのサイトの初期の頃
【『発展途上』と言う言葉】
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-6.html

に書きました。

>生活水準の高低と幸不幸というのは全く関係ないと思います。

この辺りも資本家達の戦略による洗脳でしょうね。国の豊かさをGDPで計っている時点で終わってますね。

>私は共産主義者ではないことは付け加えさせていただきます。

共産主義は資本主義よりは遥かにまともだと思います。資本主義の英語は、Capitalist Society 資本家の社会 ですから、その酷さが分かると言うものです。資本家から見れば労働者と道具は同じとみなされるのです。
共産主義のイメージが悪いのは、資本家などによって、全体主義や一党独裁、官僚主義などと抱き合わせにされているからで、本来別々の概念でしょう。
 社会主義国家のキューバは世界の国家の中では理想に近い国家だと思っています。
 これだけ人類が増えてグローバルになった現在、無節操な資本主義では世界は滅びるでしょう。
2010/07/11(Sun) 19:19 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
 ご無沙汰していました。

 この事故の報道は本当に少なくて、実際は相当深刻なのではないかと思います。

 今回も、人災と断定している方も居られるように、金融破たんが象徴するように、国債資本勢力の支配者はまさに我が物顔で地球を跋扈し開発と援助いう名の破壊をしてきました。世界の世論で彼らの動きをどう制御していくかが最優先の課題なのかもしれません。ほとんどの超国家的な問題は彼らが引き起こした後始末のようです。
2010/08/07(Sat) 23:05 | URL  | y.suzuki #-[ 編集]
>世論で彼らの動きをどう制御していくかが最優先の課題
y.suzukiさん、お久し振りのコメント、有難う御座います。

最近蓋をして流出は止まったと言う話もありますが、どこまで信頼できるでしょうね?

>今回も、人災と断定している方も居られる

私もこの原油流出事故は人災と言うべきだと思っています。
安全対策の経費をけちった・・と言う事ばかりではなく、色んな経済競争、利権構造の上に起きた事故だと思います。


>国際資本勢力の支配者はまさに我が物顔で地球を跋扈し開発と援助いう名の破壊をしてきました。
>ほとんどの超国家的な問題は彼らが引き起こした後始末のようです。

全くおっしゃる通りですね。彼らは資本力で世界を支配し、思うように動かせると言う選民思想があるようです。その実態は単なる強欲なエゴイストなだけなのですけどね。


>世界の世論で彼らの動きをどう制御していくかが最優先の課題

そうですね。一部の特権階級意識を持ったどうしようもない輩達の常軌を逸した欲望に世の中が翻弄され環境が凄まじい勢いで破壊されていますね。

マスコミも彼らに支配されていますから、ネットの力が大切ですね。
2010/08/08(Sun) 01:35 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
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