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2010-06-17 00:02
前回に続き、石油ピークに造詣の深い、ここに沢山コメントを頂いている HN 上々さんに書いて頂いた記事の続きです。


(1)で述べた、このような石油社会の存立自体に暗雲がかかってきました。石油供給の不安です。
普通の常識人なら、石油は未来永劫いつまでも取れ続けるということは否定します。「限りある資源を大切に」と言う文句は広く流れていますが、それに異論を唱える人はあまりいません。誰でも石油はいつかはなくなるだろうということは理解できるはずです。
しかし、それが自分が生きている間にやって来るとは思っていない人が大半のようです。
正確な数字は前記の石井先生のHPやASPOを見ていただくとして概数だけ示しますが、いろいろな存在形態はありますが石油分として考えて、すでに人類はこれまでに原油換算で約1兆バレルを使ったそうです。
そもそも最初にどの程度の石油分があったかというのは、さまざまな説と観測がありますが、一番悲観的な(そしておそらく一番妥当な)観測では2兆バレルという数字があります。
2兆バレルのうち、すでに1兆バレル使ってしまったとすれば、まさにすでに石油ピークを迎えており、今後は生産量は決して増やせず、徐々に減っていくと言うことになります。
別の数字では7兆バレルという話もあります。これならまだ今まで使った量の6倍残っていることになり、まあ今生きている人間の寿命がある間は使い放題していても残りそうです。
しかし、この7兆バレルというのは実は石油分なら何もかも入れた数字のようです。
石油を含んだものには、現在使われている良質原油のほかに、重質原油、オイルシェール、オイルサンドなどいろいろのものがあります。高揮発性のガソリンなどが多く含まれている原油がもっとも使いやすく、砂に浸み込んでいるオイルサンドなどは非常に使いづらいものです。
実は原油だけではせいぜい2兆バレルというのが本当のところのようです。オイルシェールオイルサンドは現在でも若干は掘り出されているようですが、掘り出すのにトラクターやトラックなどを用い、さらにそこから石油分を取り出すのに蒸気を使って熱するというものです。
石油分を取り出すのに、燃料や蒸気を使うというのですから、それを差し引くと実際に使える石油分はごくわずかです。これを「EPR(Energy Profit Ratio)が低い」と言い、取り出すために投入するエネルギーの割りに出てくるエネルギーが低いということです。

つまり、石油分とみなせる資源は7兆バレルあったとしても、エネルギー収支的に全く引き合わないものが大半というのが本当です。
エネルギー収支と言う言葉を使ったので誤解を受けそうですが、単に金額的にコストがかかると言うなら、販売価格が上がれば元が取れるのですが、エネルギー収支と言うとエネルギー自体の収支が悪いと言うことですので、いくら高く売ったとしても元は取れません。

さらに、液体で取れる原油にしてもこれまでの油田というのは地表近くにあり、パイプを埋めていけば原油が噴出してくる(自噴)ようなものでした。昔の映画で石油を掘り当てると黒い原油が噴出してきて、皆が原油まみれになって喜ぶというシーンは見覚えがあるでしょう。
自噴してくるような油田ならば採掘にほとんどエネルギー投入の必要はありません。このような油田ではEPRが100以上ということもあったようです。すなわち、投入エネルギーの100倍の原油が得られたということです。
しかし、この前のメキシコ湾での海底油田の事故に見るように、海底1500mもの深海から原油を掘り出すのでは、相当な装置も必要となり、EPRはかなり低下します。
最近の油田はこのようなものばかりになってきています。
さらに、中東の巨大油田でも原油の噴出圧力が低下してきて、海水をどんどん注入しなければ石油が出てこなくなっているところが多くなっています。
海水注入もただではできません。相当のエネルギーを使っているので、EPRもどんどん低下していきます。

このように、現在の石油採掘現場では油田がどんどん「劣化」しています。採掘にかかるエネルギーも増加し、費用も上がっていきます。
石油ピーク説反対論者のお得意の論拠で、「これまでコストが合わないから採掘せずに放って置いた油田も石油価格が上昇すれば使える」というのがあります。これこそまさに、どんどん石油の価格が上昇していくという論拠そのものです。
石油ピークのあとは、石油価格がどんどん上がっていくということです。これが石油ピーク後の社会の一番の怖い点です。
社会が石油に依存しているほどその影響が強くなります。そしてアメリカほどでないとはいえ、日本もかなり石油に依存していると言えます。
ここでもう一度数年前の石油高騰の時を思い出してもらいましょう。ガソリン価格が税込みで最高1リッター180円程度まで上がりました。(2008年8月)
その少し前には100円に届かなかったのですから、倍近い値上がりでした。小型自動車ですと大体空のタンクに満タンで入れて50リッターくらい入ります。
それでどの程度走れるかは人それぞれですが、ほとんど近所の買い物程度しか使わなかった我が家では大体1ヶ月に一回程度の給油頻度でした。一回5000円払っていたのが、9000円程度まで上がったことになります。
長い距離を走ったり、通勤で毎日使ったりする人にとってはこの頻度はかなり上がります。月に何回も万札が飛んでいくことになります。しかもそれでガソリンスタンドや石油業界が儲かるということでもありません。強いて言えば産油国に多くの金が流れるのですが、産油国も石油生産量自体が減るのでさして儲かるわけでもありません。
自動車を遊びに使っている人なら少し我慢で済みますが、仕事で使う人にとっては大変な影響です。運輸関係は言うまでもなく、あらゆる業種で石油高騰の影響は出てきます。ここの価格が上がればすべての商品価格も上がるでしょう。政財界が待望久しいインフレの到来です。
石油価格がいくらまで上がるかという予測は全くわかりません。需給バランスがどの程度崩れるかによって相当変わってくると思います。
ガソリン価格で一時リッター180円(税込)まで上がったものがその後の世界不況で下がったもののまた上昇基調です。すでに130円を越えて140円に近づいています。
これは中国インド等の新興国の景気回復のためと言われていますが、実は原油供給不安に遠因があるということは上記で述べたとおりです。
このまま行けば新興国でも基盤が弱いところはある程度石油価格が上昇したところで成長不能となるでしょう。しかし早い時期に経済成長競争から降りる方がそれらの国民にとってはかえって幸福かもしれません。
もはや降りるに降りられない先進国では最後まで付き合わなければいけません。
ガソリン価格でリッター200円という状況はすぐ近くまで迫っているかも知れません。それが300円となることもありえます。500円になることも考えられます。ガソリンスタンドに行って満タンに給油したら25000円。想像できるでしょうか。

今まさに取り組まなければならないこと、それは温暖化対策などという変な理屈付けの二酸化炭素発生対策などではなく、ストレートに「石油依存体質からの脱却」です。
早ければ早いほど傷が浅くて済みます。
特に自動車依存の社会体制は転換が急がれます。ハイブリッドや電気自動車ではごまかせません。燃費が半分以下になっても石油価格が倍以上になれば一緒です。
徹底的に無駄を省くこと、政府の事業仕分けと同様ですが、あのような格好だけのものではどうしようもありません。多くの人が仕事を変えたり、住居を変えたり、大変な変革が必要になってきます。
しかし、それを今やっていかなければ、5倍にも10倍にも石油価格が上がった時にまったく動きが取れなくなった社会でじっと飢えるのを待つだけになるでしょう。
社会の仕組みを基礎から変えて行くような激動になりますが、その痛みを耐えなければ破滅的な将来が待っているものと思います。
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【2010/06/17 00:02】 | 資源・エネルギー トラックバック(0) |

石井先生
guyver1092
 最近石井先生の「石油ピークが来た」を読みました。過去に槌田敦氏の本を読んだ時と同じ焦燥感を感じました。言っていることも結論は同じことを言っています。
 本当に日本の指導者たちは何をやっているのかと思います。相変わらず、経済成長のためには消費税を上げて社会保障を充実させるとかないと嘘を言っています。いや、半分は本当でしょうね。消費税の値上げはするから本当になるでしょうが、社会保障は削られるでしょう。その差額の金はすべて大企業のばくちの資金に流れるでしょうね。

ピーク以降
上々
ピーク以降の社会をどうしていくか、大変な時代になるのは間違いないでしょうが、このような時によく政権を担当したいと思えるなと政治家の皆様方には感心します。

たぶん誰からも評価はされない政策を次々とやっていかなければならないでしょう。
それでも歴史家が評価してくれればよいと思っても選挙民が評価してくれなければ当選しませんし。

まあ勘違い政治家が多いのですが。

となると…
でなしNo.146
相当アバウトなオーダーになりますが、20年後くらいには、石油は暴騰しており、車を持ってなければ成り立たない仕事をしている人は仕事を変えなければならない時代がくるということですよね。

しかも、長距離&大量輸送の手段がなくなっているので、手に入る食材は地元産のみということになりますね。

国民皆農時代とでも言いましょうか…(キューバがいいお手本になりそうですね^^)
付け加えれば、その中でも農薬や化学肥料などに頼らない、ハウスにも頼らない農業を成立させなければならないわけですね!
もちろん、水田と畑の両方において…

簡単な将来の展望が組みあがった気がします。
大変タメになる記事をありがとうございます!!

オオカミが出た~狼おやじ
団塊おやじの遺言
後、何十年も今の様な生活を続けると環境の変化に耐えられない
生き物の相当数が絶滅しかねません 既にこの日本から狼や鷺
が絶滅しましたね 眼に見えるものも大切ですが見えないもの
ウィルスや細菌を抑える生き物が絶滅すると人類は滅亡です

狼がいた時には猿や猪・鹿・外来生物の被害はこんなにも酷くは
無かった筈です 自然界の生物コントロールが狼から
人間に代わって何をするか? 被害が酷いので駆除だ駆逐と毒餌でも撒くのが
人間界 取り返しのつかない事をするのも人間界 そして誰も居なくなる世界に・・
金を求める今の世界のシステムには個人だけでは太刀打ち出来ない 
手遅れになる可能性が高いのでは・・

ちなみに狼は自然界では生き物を絶滅させていないし秩序の頂点にいたんですね 
今日も何処かの畑が荒らされている・・

狼がでたぞ~と叫んでみたくなる 今日、この頃です・・



細かい話では
上々
今回は石油が暴騰した際の影響について細かくはしておりませんが、食料生産という問題は非常に問題が山積しております。
まず、海外から輸入ができなくなるから国内でと言う話では、実は国内で作る方が石油をたくさん使っている状態かもしれません。
農業生産あたりのエネルギー消費率では日本は悪い方から3番目で、日本と同程度なのは北欧だけです。
アメリカでも日本の1/5だそうです。

また肥料は実際に製造するのに大量のエネルギーが必要なので、エネルギー高騰の際には価格高騰するのはやむを得ないのですが、現在の農業で化学肥料がなくなった場合の生産量低下はちょっと考えられないほどです。(生産崩壊と言えるかも)
したがってどんなに高くなっても使わざるを得ないかもしれませんが、そうなると農作物の値段も高騰すると言うことになるでしょう。

漁業・畜産業については運送業以上に石油依存かもしれません。まさか今の時代に手漕ぎの船で魚を取れるわけもありませんね。

石油高騰になった場合、自動車を中心とした産業が打撃を受けると言うのは分かりやすいですが、本当に怖いのは食料品の供給に関する部分です。

あまり評価されない政策
雑草Z
guyver1092さんのおっしゃるように、日本の指導者達はまだまだですね。

>経済成長のためには消費税を上げて社会保障を充実させるとかないと嘘を言っています。いや、半分は本当でしょうね。

経済成長を目的にしている時点で終わってますね。そして、そんなに嘘をついている積りはなく、経済成長なくして社会は豊かになれないと思っているのでしょう。強い洗脳ですね。ただし、やはりそれは企業優先の考え方で、

>社会保障は削られるでしょう。その差額の金はすべて大企業のばくちの資金に流れる

と言う guyver1092 さんの鋭い読みは当たっているでしょう。

愚かな経済成長政策は、現在、日本ばかりでなく世界の殆どの国で行われていますが、やはり、経済成長と言う洗脳から解き放たれなければなりませんね。
丁度時期的にも石油文明とともに経済成長路線は確立していった・・とも言えますね。

上々さんのおっしゃるところの

>たぶん誰からも評価はされない政策を次々とやっていかなければならないでしょう。

は、脱石油政策の事でしょうが、同時に脱成長政策でもありますね。以前にも書いたように、経済成長路線に疑問を持つ人はどんどん増えていますから、

>誰からも評価はされない政策

ではないでしょうけれど、かなり抵抗される政策で、それを実行しようとすると様々な妨害が入るでしょうね。それでも強行して文明が残れば、後の世からは最高に評価される事になるでしょうね。
 
今のところ、石油無しでは経済成長も出来ないでしょうから、脱石油政策が脱成長政策にもなりますね。・・・早く石油が使えなくなった方が大きな目で見れば社会の為でしょう。




脱成長は、脱石油、脱化学農業、脱人口増加・・
雑草Z
でなしNo.146 さんのおっしゃるように、望む望まざるに関らず、近い将来(・・遅くとも今世紀中に・・)

>手に入る食材は地元産のみ

に近い社会には、成らざるを得ないでしょうね。
そして、農薬、化学肥料も丁度よく使えなくなってきますから、無農薬有機農法、若しくは自然農法になるでしょうね。
これはここのサイトの主張の一つでもあります。

さて、問題点は、上々さん御指摘の通り、

>食料生産という問題は非常に問題が山積しております。

ですね。

>海外から輸入ができなくなるから国内でと言う話では、実は国内で作る方が石油をたくさん使っている状態かもしれません。

前の記事でも上々さんから御指摘あった部分ですが、殆ど石油を産出していない日本が農業さえ石油漬けで、自給自足も石油無しには出来ない・・・と言うのは非常に皮肉な状態です。このような政策を推し進めて来た戦後の政府や農協はどうしようもないですね。早急なる農業の構造改革が必要ですね。

>現在の農業で化学肥料がなくなった場合の生産量低下はちょっと考えられないほどです。(生産崩壊と言えるかも)

これも本当にシビアな問題ですね。要するに農薬や化学肥料を使って農地で持続不可能な過剰生産を助長してきたわけですね。
 ・・・日本に限らず、世界の人口も化学農業による農業増産に合わせて増え過ぎました。・・その典型が「緑の革命」ですね。人口も少子化対策・・・なんて言ってないで少子化を進めるべきですね。

 つまり、現在早急にすべき対策は、脱石油と脱化学農業、そして人口縮小政策でしょう。・・・そうすれば自ずと経済も縮小して行きますね。
 




>「石油依存体質からの脱却」
雑草Z
    団塊おやじの遺言さま


>後、何十年も今の様な生活を続けると環境の変化に耐えられない

そうですね。もうこれ以上経済が成長しなくても、今の状態を続けていく事は不可能ですね。

人間は生態系を破壊し過ぎました。環境破壊は進む一方です。まともな対策が取られていません。

その為には、先ずは石油依存からの脱却が必要ですね。

もう少し悲観論
上々
肥料に関しもう少し悪い話を書いておきます。
畜産廃棄物(糞尿)を堆肥化し土壌に返すことについて、日本では地域的にすでに過剰になり水圏の富栄養化の原因となっていますが、実はこれを使用できるのは畜産業が盛んな主に先進国だけであり、穀物などを作っている途上国ではそもそもほとんど畜産業が無いため無理なんですね。
これらの国ほど化学肥料に依存しています。
そしてもちろん化学肥料の価格高騰の際にはもっとも悪影響を受けるのは間違いありません。

化学肥料ができる前の国々は肥料の調達で大変な苦労をして、ヨーロッパでは墓場を荒らして人骨を持って行って肥料にしたこともあるそうです。

循環型社会というのが流行りになっていますが、この辺の肥料成分の循環をしっかりと考えてほしいですね。

Re:もう少し悲観論
雑草Z
 またまた参考になる有意義な情報有難う御座います。
 確かに日本では糞尿は過剰だから、鶏糞や牛糞肥料も安く買えるわけですが、
 いわゆる途上国で、穀物など家畜の肥料を作っている国々は、おっしゃるように糞尿は不足しているでしょうね。どんどん土地も痩せてきているでしょうね。

>これらの国ほど化学肥料に依存しています。

そうなんですか?・・・日本よりもでしょうか?
それなら由々しき事ですね。それもこれも「緑の革命」がもたらした負の遺産でしょう。

>ヨーロッパでは墓場を荒らして人骨を持って行って肥料にしたこともあるそうです。

そうなんですか?・・まあその行為も理解できないわけではありませんね。

>循環型社会というのが流行りになっていますが、この辺の肥料成分の循環をしっかりと考えてほしいですね。

全くその通りですね。その意味でも、食料の貿易は禁止にすべきですね。そして小さなコミュニティ毎の自給自足にするべきですね。それによっていわゆる途上国でも化学肥料の使用を減らせるでしょう。
 化学肥料を使わずに農作物をしっかり育てる方法を探る事も、れっきとしたこれからの科学でしょう。


地産地消地堆肥
上々
地産地消と言うのは、さすがに都会ではあまり出ないでしょうが、農業県に行くと結構聞きます。
しかし、どうも胡散臭いところがあり、主催者はどうやら農業生産者団体などで、それなら他の地方には売らないのかと言うとそんなことは全く無いわけです。

農作物を他の地方に移出すればその分の栄養素は確実に土地から取られるわけなので補填しなければだんだんと土地が痩せて行きます。
本来の地産地消ならば、そこで食べて排出したものを土地に戻すことで循環するわけですが、まさか国内とはいえ他の地方から糞尿を運ぶわけにもいかないでしょう。
地産地消でさらにそこで堆肥を作ると言う循環まで行けばよいのですが。
ただし、完全に一地方内で循環させたとしても栄養分がすべて植物に吸収できるわけではなく相当なロスがあるため、何らかの肥料補給は必要になります。

なお、現在の日本国内の化学肥料の状況ですが、一時と比べ堆肥の使用も増えるとともに、稲作などでは肥料を制限する栽培方法が普及してきたため減少しつつある状況のようです。
農作物輸入の量は大量ですので、これの廃棄分をすべて肥料化すれば計算上は化学肥料はさらに減少させることは可能ですが、それに費やすエネルギーは相当なものが必要ですので、慎重な計算を要します。
例えば寄生虫・細菌を絶滅させるために加熱するとすればそのエネルギーも大きなものなので、単純な問題ではありません。堆肥も十分に熟成させれば自然に発酵熱で殺菌されるとは言いますが、ちょっと失敗すれば大腸菌だらけと言う話もあるようです。

Re:地産地消地堆肥
雑草Z
>どうも胡散臭いところがあり、主催者はどうやら農業生産者団体などで、それなら他の地方には売らないのかと言うとそんなことは全く無いわけです。

 上々さんらしい冷静でシニカルな見方ですね。おっしゃる通りだと思います。地産地消を掲げる団体が他の地域にも売り込みをするなら、単なる商売の一方法でしかありませんね。

>地産地消でさらにそこで堆肥を作ると言う循環まで行けばよいのですが。

 勿論目指すところはそこだと思います。地方の小さなコミュニティ毎の自給自足は殆どの資源についても廃棄物についても行われるべきで、糞尿については特に大切でしょう。

>完全に一地方内で循環させたとしても栄養分がすべて植物に吸収できるわけではなく相当なロスがあるため、何らかの肥料補給は必要になります。

 問題はそこの部分ですね。ただ、古来何億年もの間、地球上の生物はそれでやってきたわけで、その+αが何かと言えば太陽光のエネルギーでしょうね。太陽起源の光合成生成物を肥料にする方法しかないでしょう。


>堆肥も十分に熟成させれば自然に発酵熱で殺菌されるとは言いますが、ちょっと失敗すれば大腸菌だらけと言う話もあるようです。

 それでもそうするしか持続可能な方法は無いでしょうね。シビアな話ですが、石油によってこれだけ人口が過剰になってしまったのですから、脱石油の途中で、大腸菌が増えるなどの様々な問題が起こる事は致し方の無い事かも知れません。何故なら地下資源を肥料として使っていれば必ず枯渇するからです。
 記事本文の最後にもある

>社会の仕組みを基礎から変えて行くような激動になりますが、その痛みを耐えなければ破滅的な将来が待っている

でしょうね。


石油無機説について
tanukiudonn
原油は地球内部で無限に作られていることがわかってきました。原油は化石燃料ではなく有限ではありません。ピーク説は原子力推進につながりますよ。実際ロシアは無機説の立場にたって超深度採掘を行い、サウジを抜いて世界一の産油国になりました。CO2の問題も懐疑点が多いです。現状石油ほど効率の良いエネルギーはないです。

無機起源でも有限です。
雑草Z
    tanukiudonnさん

初めてのコメントですね?

①原子力はどんな事があっても推進してはいけない最悪のシステムである事
②現在、石油が最も効率の良いエネルギーである事
は、大体一致するところですね。私は(おそらく上々さんも)、石油体質からの脱却を代替エネルギーに求めてはいません。エネルギー消費の縮小に解決策を求めています。

さて、石油無機起源説ですが、私もそれはあり得ると考えます。しかし、たとえ石油が無機起源だとしても、
>地球内部で無限に作られていること
は、エネルギー保存の法則とエントロピーの法則から考えて、無理でしょう。詳しくは以前記事にしました。
【代替エネルギーの条件】
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-338.html 

無機起源だろうが有機起源だろうが、低エントロピーの外部エネルギーの投入無しに無限に作られる事はないでしょう。

ご挨拶おくれました。狸うどんです。
tanukiudonn
メキシコ湾を調べています。
興味深いブログでしたので、コメントさせていただきました。
原子力ー私たちの後の世代に無責任にどうしようもないゴミを残していくわけには行きません。
無機説についてですが、ご存知のようですからこれ以上は申し上げません。論点はエネルギー消費の縮小ですね。今後の覇権国となる中国、人口世界一のインドでエネルギー消費があがるでしょう。地球レベルで意識が高まるような啓蒙が必要ですよね。なんでも金で考える風潮をどうにかしないと。紙幣ほどフィクショナルなものは無いのに・・・と思います。ブログ更新楽しみにしています。

石油生成
上々
石油の無機生成説については完全に否定しているつもりはないのですが、あったとしても全く現状条件に影響を及ぼさないと言えます。
生物起源で無いとすれば地球誕生の頃から作られ続けていたとすると、これまでの45億年作られていたことになります。
これがこれまで使われた石油および残っている石油を合わせた2兆バレル(この数字については記事参照)になったとすると、生成速度は全部一定と仮定して、年間440バレルに当たるようです。
桁数があまりに大きい計算なので結果も大丈夫か不安ですが。

世界の原油消費量は年間300億バレルだそうです。年間440バレルの生成量で何年かかるか、言うまでもないでしょう。

安易に代替エネルギーと言い出すのは間違いで、原子力に限らず他の代替エネルギーもすべて石油に比べるとはるかに劣るものばかりです。

石油がいかに大切なエネルギー源であるかを悟り、できるだけ大事に使いつつ経済の縮小=ソフトランディングを図るかと言うことが重要課題です。

エネルギー政策に関して、基本的考え方は一緒ですね?
雑草Z
    tanukiudonnさん

 改めまして、初めまして、コメント有難う御座います。
はじめのコメントでは、狸うどんさんの真意が掴みにくかったのですが、2回目のコメントで、基本的に私たちと同じ御意見の方と判りました。
 世界中の国の政府の殆どが、エネルギーに関して、需要拡大の見込みを立てて次々に開発して行くと言う非常に愚かな破局への政策を行っています。その為に全く不必要なエネルギーの浪費が行われている現状です。これも経済成長戦略の一端でしょう。当サイトは経済成長主義を人類史上世界最大最悪のファシズムと考えて、その路線からの脱却などを主題に書いています。宜しければこれからもコメント頂ければ幸いです。

>メキシコ湾を調べています。

との事ですが、メキシコ湾原油流出事件の事ですよね?
差し当たって、最新記事【起きてはならない海底油田事故】にコメント頂けますか?狸うどんさんの御意見もお聴きしたいところです。 

脱石油の緊急性
雑草Z
    上々さん

 今回のメキシコ湾の流出事故で、高品位の油田は殆どなくなっている事を思い知りました。石油ピークを痛感しました。
 石油ピークはもう過ぎている・・・とも思えますね。
 リスクの大きい油田を閉鎖すると、まともな油田は殆ど残らないのではないでしょうか?

 本当に脱石油を急がなければなりませんね。
 

まだまだ
上々
雑草Zさんの期待は分かりますが、まだまだ中東の石油は相当残っています。というか、そこだけかもしれません。
他の国々は中東だけに頼るのが危険ということで、かなり無理をして量も少なくコストも高い海底油田を開発しているものと考えられます。

海底油田を禁止というような措置を取ると中東の依存がさらに高まり政治的な軋轢も高まる可能性が高いものと思います。
軍事が絡んできますので、コストや環境といった面は軽視されることもあるかと思います。

Re:まだまだ
雑草Z
    上々さん

 なるほど、中東の石油は相当残っていますね。・・まだ十分に自噴する油田も残っているのでしょうか?

 政治的な事など世界状況は上々さんの推理はかなり妥当かと思われますが、結局EPRがある程度いい油田は掘り尽くすまで、石油は使い続ける事になりましょうか?

 その場合の環境負荷は大丈夫なのでしょうかね?
原発と同様、これほど酷い事故を起こしても海底油田も禁止にならないのはまさに狂気の沙汰に思えるのは私だけではないと思うのですが・・。

自噴、海底油田
上々
自分で得た情報ではなく、これも石井先生のHPの受け売りですが、中東の巨大油田でも大量の海水を注入するようになったと言う記事がありました。

EPRの良い油田というのは当然コストも安いので同じ価格で売れるとすると産油国・企業側は非常に儲けが多いことになります。全くイコールではないと思いますが、おそらくEPRの良い油田の石油は品質も良いのではないかと想像できます。

危険であっても海底油田というのは、とにかく安全保障上の理由からと思います。少なくとも軍事用の燃料は自国産でと言う要請は当然強いと思います。そうなるとコスト度外視ですから無くすわけにも行きません。

燃料すべて外国から輸入でも戦争ができると思っているのは昔の日本帝国軍だけではありません。現在でも自主防衛論などと言うものがあります。

アメリカや中国はその点現実的であり、環境無視と言うところでも相似です。

Re:自噴、海底油田
雑草Z
    上々さん

>中東の巨大油田でも大量の海水を注入するようになったと言う記事がありました。

確かにそんな話は何度か目にしました。二酸化炭素温暖化対策の愚策の一つに、二酸化炭素の地下貯留と言うとんでもない話が進められていますが、それも圧力で石油を押し出すのも目的の一つと読んだ記憶があります。兎も角、この辺りを考えると石油ピークは過ぎたような感じがします。

>おそらくEPRの良い油田の石油は品質も良いのではないかと想像できます。

そうでしょうね。石油の純度と言う意味でもそれは言えるでしょうね。

>アメリカや中国はその点現実的であり、環境無視と言うところでも相似です。

なるほど、その読みは妥当かと思います。環境無視だからこそ、今回のような事故も起こったのでしょうね。原発だけではなく、海底油田の開発も、世界の崩壊のトリガーになる可能性が高いでしょうね。環境負荷が心配です。

海底油田事故
上々
中国の海底油田は詳しくは知りませんが、それほど深度が深いものではないでしょう。技術的にもそこまで行っているかどうか。
浅いから安全かというとそういうわけでもないはずで、流出事故の可能性は大きいのではないかと思います。
その場合に早急に対応できる技術があるかどうか、疑問があります。
中国沿岸で原油の流出が起これば日本にも重大な影響があるのは間違いないでしょう。

海底油田禁止と言うのは極めて困難なことでしょうが、配管で流量が減れば自動的に閉止すると言った安全装置は可能のような気がしますので、それを義務付けるといったことはできる範囲かもしれません。
とはいえ、そう言った特殊配管はさらにコストが上がる要因になりますので、さらに不利になります。

Re:海底油田事故
雑草Z
 安全対策をしっかりするとコストが割に合わなくなってくるのは、原発と一緒で、そんなエネルギーの開発はすべきではありませんね。今回の原油流出事故も、原発の事故も非常に愚かな事故です。

tanukiudonn氏のコメントにもあるように、ここのところ毎年原油の流出事故があるようですし、漏れっぱなしの状態の海底油田も複数あるようですね。
 それも、食料開発とかではなくて、ただのエネルギー開発です。人類のエネルギーの浪費を増やすだけのエネルギー開発で、こんなリスクを背負うとは、正気の沙汰とは思えません。現代は非常に狂った社会だと感じます。

 人的大事故が文明崩壊の引き金になる可能性が高いと感じました。 

たかがエネルギー
上々
されどエネルギーというところなんですが。
食料は食べる分以上は不要ですが(捨てているのは不効率なだけで)エネルギーはあればあるだけ使うようになるのではないでしょうか。

昔読んだSFの小説で、無尽蔵に電気の出てくるブラックボックスを貰った星の住民が結局それをくれた者の奴隷のようになってしまうというのがありました。
その当時はエネルギーに限りがあるという考えには至っていなかったので本当の理解はできませんでしたが、今は良く分かります。

その小説でも結局その支配者(悪者?そうではないかも)は倒されましたがブラックボックスは無くなり電気供給減は住民が自分たちで考えるしかないと言う結末でした。

石油が影の支配者、と考えると今の地球そのままです。もしかしたらあの本の著者はこうなることを予想していたのかも。もう亡くなった方ですが予言者だったのかもしれません。

Re:たかがエネルギー
雑草Z
されどエネルギー
という部分は現代人の洗脳ですね。

>エネルギーはあればあるだけ使うようになる

そうですね。パーキンソンの法則よろしく、あればある程、どうしようもないような浪費の使い道を考えて、それを日常生活にしてしまうのでしょうね。しかし、それらの大部分は持続可能ではなく、ほんの100年以内の打ち上げ花火みたいなものです。言い換えれば恐ろしいドーピングです。

>昔読んだSFの小説で、無尽蔵に電気の出てくるブラックボックスを貰った星の住民が結局それをくれた者の奴隷のようになってしまうというのがありました。

ちょっと星新一っぽいですね。作者は誰ですか?

>石油が影の支配者

支配者とも考えられますが、現代文明の全てのドーピングのもとですね。世界の環境破壊の源でしょう。

本当の贅沢・・・
tanukiudonn
脱エネルギー論の前になんですが、私の祖父と祖母が数年前にほぼ同時期にともに100年の人生を終えました。昔の家でしたので、子どもの頃の私にとっては、クーラーもない、シャワーもないの無い無い生活がものたりなかったです。彼らは、同じ生活を繰り返しておりました。毎日その土地でとれた魚と野菜を食べ、商売をしてましたけれども、手元に余分になったものは、他人にくれていました。夜になるとホントニ真っ暗な土地でした。その分星は美しいですよー今でも。夫婦二人そろってこの世を去ったときに本当の人生ってこういうものなのかもしれないとつくづく感じました。脱エネルギー論を具現化するには、現代に生きる私たちが個人行動を変え、生活習慣を変えて、後代への教育をしっかりやることが
一番の早道ではないかと考えます。石油がなくなるから脱エネルギーではなく、本当に人間らしい生活というものをきちんと伝えて行きたいと3児の父として思ったりしますね。我唯足知。生きるために必要なものはそんなに多くはないということを生活の中で学べるとよいと思います。

訂正、著者にごめんなさい
上々
話題にした本は石川英輔さんの「SF三国志」と言う本です。石川さんは訃報を聞いたような気がしていたのですが、調べてみたらご存命でした。大変失礼しました。

しかし、その本に出てくる電気が無尽蔵に出てくる箱と言うのは増殖炉と同じ感覚なのかもしれません。
そんなうまい話は無いよと言うのが庶民感覚で、結構研究者の思い込みよりは正しいことがありそうです。

tanukuudonnさん。
星空のきれいな所というのは昔は日本中至る所にありましたが、最近は本当に少なくなりました。
私の家の場所は九州の片田舎ですが、夜になると小学校のグラウンドの照明が明るくてなかなか星も見られません。
石油が無くなるから脱エネルギーというのは本当は邪道かもしれませんが、皆に納得させるには良い方便なのではないかと思います。

Re:たかがエネルギー
guyver1092
 私も読みました。ただし「SF三国志」ではなく「SF西遊記」ではなったですか? たしかレイカン大王でしたよね?
 石川英輔氏は、「大江戸えねるぎー事情」を書いた後、エネルギーに興味を持ったようで、最近はキューバにも興味があり、共著ですが「江戸・キューバに学ぶ"真"の持続型社会」という本も書いています。

脱エネルギー論
雑草Z
>私の家の場所は九州の片田舎ですが、夜になると小学校のグラウンドの照明が明るくてなかなか星も見られません。

私の住む町もそうですね。小学校のやけに明るいグランドの照明や24時間のコンビニの明り・・・社明運動とか言って、犯罪を無くす為に街の中に暗闇を減らす・・・なんて馬鹿な事をしています。関連事項は以前記事にもしました。
【田舎まで不夜城】2008-8-21
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-324.html

夜の星がきれいだとか、川や湖や海の水がきれいだとか、昔なら当然の事を贅沢なんて考えなければならない世の中の方向性は間違っていますね。

>生きるために必要なものはそんなに多くはない

全く以てその通りです。企業が煽って生活必需品を増やしています。生物にとっては生活必需品なんて、少なければ少ないほど理想ですね。この辺りも何度か記事にしています。


>石油が無くなるから脱エネルギーというのは本当は邪道かもしれませんが、皆に納得させるには良い方便

上々さんは、現状を把握して、あくまで方便として石油ピークを機に脱石油、脱大量エネルギー消費社会を考えよう・・・と言う事ですね。
 ただ、石油はエネルギー効率は抜群であっても、環境負荷も大きいですから、枯渇如何に関らず、早く脱却しなければなりませんね。燃焼時に出す二酸化炭素はまだしも、NOx,SOxは酸性雨の原因にもなります。石油精製時にアスファルトも次々に出てくるので、無駄な道路工事などに使われますね。生態系を循環しないプラスチックやビニールもゴミとして溜まり過ぎてかなり深刻です。この辺りは上々さんのほうがよりお詳しいですね。

私は最近、フィクションはあまり興味が無いのですが、ノンフィクションらしい

>「江戸・キューバに学ぶ"真"の持続型社会」という本

は興味あります。guyver1092さん、読まれたのなら、少々書評を書いて頂けれな嬉しく思います。


tanukiudonnさんのおっしゃるように、人間は生き方を変えて、質素に持続可能な生き方をすべきだと思いますが、例えばそうやって生きてきたアメリカ大陸の原住民(インディアン、インディオ)達は、開拓者と言う名の侵略者=白人 に滅ぼされました。この辺が難しいところです。
 【ドーピングしたほうが強い】
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-378.html
この辺りの事をどのようにお考えでしょうか?

Re/上々さん・Zさん
tanukiudonn
皆さんの意見交換に関して、まず敬意を表します。
石油枯渇論はやはり原発に結びつきますので、脱エネルギーの方便にはなりにくいのではないでしょうか?世界的にも原子力メジャーの存在もあり、原発誘致合戦が行われているのが実情です。ただ原発の危険性を考慮すれば、ライフスタイルを考え直すよい契機になることは確かだと思います。

>この辺りの事をどのようにお考えでしょうか?
日本は、温暖な気候に恵まれており、自然は何でも与えてくれる存在です。他方、環境の厳しい国々にとっては自然は生きることと対峙する存在になります。そのことは各地域での宗教観に大まかに表れているでしょう。奪わなければ奪われる環境の人々にはそれなりのDNAがくみこまれているのかも
しれません。侵略されるーインディアンとの比較は日本にはあてはまりません。まず侵略については意図が明確に必要です。日本には資源がないのです。その上、国土が丸々大きな海に囲まれています。相当な軍事国家でなければ日本侵略は無理ですよ。日米安保も健在ですし。国民が質素な暮らしをしたら侵略されるというのは飛びすぎではないでしょうか?
逆に質素な暮らしのできる国民は強いと思いますよ。

形あるものが自滅に向かうのは宇宙の定理です。Zさんのおっしゃったエントロピーの法則です。この法則からはどんなものもブラックホールさえ逃れることは出来ないので、ここはあきらめるしかないです・・・

またまた訂正
上々
仰せの通り、SF西遊記です。今単身赴任先で本が手元にありませんでしたので、うろ覚えで書いておりました。恥の上塗りで申し訳ない。

石油ピークは原発設置の言い訳に使われている現状は確かにあると思います。
ただし、日本ではその努力の甲斐もあまり無く、新設の認可の動きは無く増設数件が出ているのみです。
その辺は日本人の「原子力アレルギー」が働いているものと思います。
問題は世界各国の動きで、やはりドタバタと建設の動きが出ています。それも技術的に不明の韓国企業落札などと言うニュースもあり、予断を許さない状況かと思います。

しかし、「方便」とは言いましたが、石油ピークは「事実」であると考えますし、それへの対策が必須であるのは間違いないと思います。

質素な暮らしとエントロピー
雑草Z
 色々な御意見有難う御座います。この6月の記事に7月になって先週あたりからまた盛り上がって来ましたね。これも上々さんの問題提起の方法が絶妙だからでしょう。 


 さて、たかがエネルギーである発電に、原子力を使っている事自体、本当に狂った事かと思います。


    上々さん

>日本人の「原子力アレルギー」

こんな小さな国土に原発が50前後もある事自体、狂気の沙汰だと思います。日本人の原子力に対する反発もまだまだ甘過ぎると感じていますが、日本以上に原発に大らかな国が沢山ある事に呆れてしまいます。
やはり、石油ピークへの有効な対策はエネルギー消費の(桁違いの大幅な)縮小しかないでしょう。

  
    tanukiudonnさん

【ドーピングしたほうが強い】は、世界中、人間社会の傾向としての解決困難な問題として提起させて頂きました。日本についての侵略と言う意味で書いたわけではありません。
  
tanukiudonnさんの祖父、祖母さんの生活を読ませて頂き、非常に理想的で、好ましい方向だと感じました。そのような持続可能な生き方をしているアメリカの先住民の生活に共通するものを感じました。そのような方向に向かうべきだと思います。
 ドーピングされた者たちによる侵略と言うのは例えば、日本国内でも、田舎の山の中で自給自足的な生活をしていても、突然開発が始まってしまうと言う事です。20世紀から、世界中至る所で侵略者による巨大開発による難民が次々に出ています。


 話は本題と外れますが、日本の事を考えてみます。
日本に資源がないとはさんざん言われますが、石油をはじめとした枯渇性の地下資源がない・・と言う事でしょう。
tanukuudonnさん御指摘の通り

>日本は、温暖な気候に恵まれており、自然は何でも与えてくれる存在

です。これからの世界に非常に魅力的な資源と映るでしょう。

>日米安保も健在

新興諸国が台頭し、相対的にアメリカの力が落ちている現在、アメリカ一国が覇権国家で有り続ける事は無理があるでしょう。21世紀中と言うかもっと早い時期にアメリカ一国の覇権体制は崩壊するでしょう・・もう始まってます。アメリカ一国だけ覇権体制・・と言っても、戦後、特に東欧の社会主義国の崩壊後の20年くらいだけの事でした。・・日米安保も暫く安泰ではないでしょう。突然終わりになる可能性も無視出来ませんし、安保が続いても効力が無くなってくるでしょう。
 侵略・・と言っても、最近は軍事力での征服と言うよりも経済力による侵略も枚挙に暇がありません。アメリカの資本家だけではなくアメリカ型の金融資本主義で日本の色々な部分を飲み込もうとしている連中(日本人自身も含めて・・)は沢山います。

>国民が質素な暮らしをしたら侵略されるというのは飛びすぎ

ならいいのですが、歴史をみるとそうとも言えませんね。アジアもアフリカもアメリカ大陸もオセアニアも、質素とか豊かだとかに関係なく征服されてきました。

>逆に質素な暮らしのできる国民は強い

そうありたいものですね。その方向に進むべきかと考えます。現在そのような国は、キューバを中心とした南米の一部の国やネパールくらいでしょうか?・・・それらの国でも、アメリカ等が機会がある毎に政府転覆の工作を続けて来ましたし、それらの国内でもアメリカ型の浪費ドーピング生活に憧れる輩もどんどん現れていますね。

 人類社会の常で、持続可能な質素な生活をしていた中に芽条変異のように浪費好きな侵略好きな人間が現れて、癌細胞のように次々に伝播していき、持続可能な生活をしていた人々を滅ぼしていきます。そこのところが非常に難しい問題だと考えています。


>Zさんのおっしゃったエントロピーの法則です。

人類(社会)の大きさに対して地球は無限大とは考えられませんが、宇宙は無限大と考えられるでしょう・・多分。
 さてその場合、槌田敦さんの理論によると、地球上に発生したエントロピーは、水を中心とする大気循環によって、熱エントロピーとして宇宙に捨てられています。・・ここの部分は槌田敦さんの論がシュレディンガーの説を超えたとみなせるでしょう。・・だから太陽エネルギーの範囲で上手く処理出来れば地球上のエントロピーは増やさないで済みます。これが持続可能な社会の基本条件でしょう。 
 

石油ピークと原発
上々
前記の事情もあり、石油ピークが明らかになっても日本では(一応限定)それほど原発の増設には結びつかないのではないかと思っています。

それよりも石油ピークの発表をもしも政府が行なった場合は我々がそうなるべきと言っている経済縮小傾向が一気に進むかもしれないと思っています。

なにしろ、あの不確かな二酸化炭素温暖化説も国連と政府のお墨付きが出たと言うだけで全く疑いもせず信じ込み行動してしまう国民性ですから。

特に石油ピークと言うことになると大打撃は運輸関係ですが、当面電気自動車化はすぐには進まず(”ずっと進まず”と思っていますが)代替案が無い状況では動きが取れなくなるのではと思っています。

まあ当分は政府公式認定ということは起こりにくいかと思いますが、世界の動きによっては無いともいえない話で、特にアメリカがどう話すかによると思います。

>石油ピークの発表
雑草Z

>あの不確かな二酸化炭素温暖化説も国連と政府のお墨付きが出たと言うだけで全く疑いもせず信じ込み行動してしまう国民性

確かに、国でしっかり音頭を取れば日本国民の多くは素直に動くでしょうね。庶民には奉仕精神が強い人も沢山います。

ただ、考えないで動くから、二酸化炭素削減に踊らされて、逆効果の事をやってしまってるのですね。二酸化炭素温暖化対策は、二酸化炭素の削減にはなってなくて、かえって排出量を増やしてますね。それだけではなく、二酸化炭素排出よりも遥かに確実で深刻な環境問題を引き起こしています。

>世界の動きによっては無いともいえない話

 クールな上々さんがまた大胆な予測を致しましたね。期待したいところです。
ただ、現在のように新たなビジネスチャンスとばかりに利権に群がる連中が、いつものように対策のすり替えを行わないように監視を強化しなければなりませんね。

早晩経済縮小は始まるでしょうけれど、破局の前に速やかに移行したいものです。


書評
guyver1092
 基本的には、良い本だと思います。五章からなっており、一章から三章までが著者が一人、四章は二人の共著、五章は著者全員での討論となっています。

 どうも著者全員、太陽光発電、ハイブリッド車、風力発電が、環境調和型技術と考えているようですが、それでも結論は我々と同じ経済縮小です。これらは工業製品であるかぎり、現在の人類の陥った陥穽から抜け出る道具にはならないというのが結論で、その理由は工業製品の技術革新が人類をジレンマに陥れているというものです。

 二章が石川氏が著者で氏の大江戸シリーズをすべて読んだ人には物足りないと思いますが、読んでいない人には、目からうろこでしょう。

 三章がキューバの現状で、キューバ人の行ったいろいろな工夫が具体的に描かれており、いざというときの工夫の助けになりそうな気がします。

 四章は総論では正しいと感じましたが、ここで紹介されている実例は、現在の経済の枠組みの中での静脈産業でしかないので、真に資源のない時代になったら、そのままの形ではやっていけないだろうという気がします。

 五章は、結論として、最終的には(石油がなくなれば)植物の生産力に合わせた文明形態を考えているようですが、そこへ移行していく間に対する考察が抜けているのが私には不満でした。

アメリカの石油戦略
上々
基本的にアメリカは国内に様々な立場の人々を抱えていますが、どのグループも非常に戦略的な行動をするものと思います。まあ時々バカなことをする人もいますが。

しかし、どの立場であっても中東の石油で自国の軍事的な優位さを制限されることは嫌悪しているはずです。
中東の石油はイラク政策の失敗等でアメリカのコントロールが弱くなり、メキシコ湾岸等の石油も事故の影響で開発が制限されるとなると、当面石油需要にブレーキをかけておく必要があると考える人々が出るかもしれません。

アメリカの自動車産業が壊滅的に弱小化した現在、世界の自動車産業に冷水を浴びせても石油需要を減らす方が有用と判断するグループが政治の主導権を取った場合はアメリカ政府として何らかの石油ピーク容認のシグナルが出るのではと思っています。

それが世界経済も減速させることは明らかですが、どちらを有利と考えるか、世界経済を捨ててもアメリカの軍事的優位を選ぶと言うこともあり得ない選択ではないと思います。

Re:書評
雑草Z
    guyver1092さんの
内容が良く想像できる書評を読んで、
>「江戸・キューバに学ぶ"真"の持続型社会」
読んでみたいと思いました。
guyver1092さんの不満と感じる部分も確認したいと思いました。



 石川英輔って、大江戸シリーズを書いている方だったのですね。大江戸リサイクル事情なども是非読んでみたいと感じます。guyver1092さんは、
>氏の大江戸シリーズをすべて読んだ人
でしょうね?
彼の作品ならフィクションも面白そうです。
フィクション、ノンフィクションに関らず、大江戸シリーズなどの中で、guyver1092さんの御推薦の本を教えて下さい。
上々さんも御推薦の本も宜しければ教えて下さい。
何冊か購入して読んでみたいと思います。
魅力的な作家の御紹介有難う御座います。 
 

Re:アメリカの石油戦略
雑草Z
    上々さん

 世界情勢を冷静に分析されている上々さんならではの予測、非常に参考になります。

>当面石油需要にブレーキをかけておく必要があると考える人々が出るかもしれません。
>世界の自動車産業に冷水を浴びせても石油需要を減らす方が有用と判断するグループが政治の主導権を取った場合はアメリカ政府として何らかの石油ピーク容認のシグナルが出るのではと思っています。


なるほど、そこまで考えが及びませんでしたが、言われればさも有りなんですね。石油浪費大国アメリカが、石油ピークを認めれば、経済成長路線も大きく揺らぐでしょうね。

>世界経済を捨ててもアメリカの軍事的優位を選ぶと言うこともあり得ない選択ではないと思います。

結局アメリカは(・・他の大抵の国もそうですが・・)どちらが有利か戦略的に選ぶだけで、環境負荷の事はあまり考えてないようですね。でも、経済成長が減速し、縮小に向かえば、結果オーライですね。 

やはり一歩一歩
上々
結果オーライと言われると、本当にそうなんだろうかと思ってしまいます。
もしも明日、オバマが記者会見を開き・・なんてことになると大恐慌に一気に突入する可能性があります。
それもちょっと怖い。
まあさすがにアメリカもすぐにそこまでの手を使うほど追い込まれてはいないと思いますので、一歩一歩、説得を繰り返し徐々にシンパを増やし声を大きくしていく地道な努力をする時間がまだ残っていると思います。
5年先は判りませんが。

しかし、私らより20年以上年上の人は一端世の中がひっくりかえると言う経験をしていますから、驚くほどのことでも無いのかもしれませんが。

一歩一歩は難しい
雑草Z
 確かに結果オーライと言っても、アメリカの軍事優位を保つ為の石油ピーク容認だったら、別の大きな問題がありますね。しかし、それでも石油ピーク容認による石油の供給縮小は、大きな痛みを伴っても、いつかは必要な措置です。早ければ早い方がいいでしょう。

>もしも明日、オバマが記者会見を開き・・

いやあ、凄い大胆な仮定を致しますね。なるほど、言われてみるとないとは言えない予測です。石油ピークを詳しく分析されている方ならではの予測ですね。

しかしアメリカには自国の事よりも自分の企業の利益優先の実業家が沢山いますから・・多国籍企業なんてその典型ですから・・・脱石油に至る道のりはまだ遠いでしょうね。石油ピークも、石油価格のつり上げに利用されるでしょうね。

そのように具体的に考えて行くほど、一歩一歩ソフトランディングして行くのは困難な事かと思えます。やはりハードランディングするしかないのでしょうか?
新しくアップした記事【崩壊は突然顕著になる】2010-7-21にもかかせて頂きました。
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-516.html

ソフトランディングの困難さについては改めて記事にする積りです。人類はどんどん追いつめられています。

石油価格つり上げ
上々
石油メジャーと言われていたアメリカ等の国際石油資本はすでに総生産量の1割しか持っていないそうです。(wikipedia情報)
したがって、アメリカが石油価格を吊り上げるような行動を起こしてもあまり得にはならないかもしれません。
産出量が多いのも現在は中東やロシアの国営企業ですので、こちらはOPECの立場と同一かもしれません。

それらの国々は石油価格が上昇すれば収入は増えるはずですが、あまり激しく石油需要が落ち込めば思ったほど増収せず、世界経済が石油依存度を減らしていくと一気に自国の経済が沈滞する可能性も持っています。
彼らの理想的な未来図は、このままじわじわと価格上昇する程度で現状に大きな変化が無いことでしょう。

そのようなことを考えると、石油を使い果たしておしまいと言う筋書きではなく石油は多く残したまま石油依存度を減らすと言う図もあり得ないことではないかもしれません。

ただし、そうなる過程で世界各国はその事情により大きな影響の違いが出てくるはずで、特に中国や日本など、製造業に頼っている国は大打撃を受ける怖れが強いかもしれません。

アメリカの態度もその辺に大きく左右される可能性があります。

Re:石油価格つり上げ
雑草Z
>石油メジャーと言われていたアメリカ等の国際石油資本はすでに総生産量の1割しか持っていない

これは意外ですね。石油は産油国ではなくてアメリカの企業が牛耳っていたイメージが強かったですからね。アメリカも色々な分野で、没落して覇権を失いつつあるのですね。

>産出量が多いのも現在は中東やロシアの国営企業ですので、こちらはOPECの立場と同一かも

それなら、多国籍企業も入り込めないのでしょうかね。まあ、多国籍企業は世界を駄目にしてますから、早く解体して欲しいものです。

>彼らの理想的な未来図は、このままじわじわと価格上昇する程度で現状に大きな変化が無いこと

なるほど、その読みは納得しますね。

>石油を使い果たしておしまいと言う筋書きではなく石油は多く残したまま石油依存度を減らすと言う図

これはある意味理想的な方向ですね。石油を大量に残したまま封印出来れば環境負荷が少ないですね。難しいとは思いますがその方向へ行って欲しいものです。いつも懸念するのは、石油を枯渇まで使った場合、環境負荷が耐えられるかと言う事です。まあ、使い方にも因るでしょうけれど・・。

上々さんは本当に石油文明に関しても造詣が深いですね。自分があまり考察した事のなかった情勢に関して、納得させられるコメントの連続です。有難う御座います。

Re:Re:書評
guyver1092
 大江戸シリーズ全部読んだ気でいたのですが、ネットで確かめたところ、読んだ冊数の倍ぐらい出ていてびっくりでした。大江戸シリーズは読んだ中で言うと、やはりエネルギー事情が一番でした。

 大江戸シリーズ以外についてはそんなに読んでいません。読んだ中で一番といえばSF西遊記が一番でした。

造詣
上々
造詣が深いなどとは滅相もない。
ただ妄想が激しいだけです。

以前も温暖化についてとか、環境について色々考えるところがありましたが、石油ピーク説に出会ってすべての考えの行き着く先がすっきりと見えてきた気がします。
そしてそこから考えが現代文明に帰ってきた時、ほんの100年前の文明とも全く基礎が変化してしまったこの文明の危うさというものも分かったと思います。

温暖化って、そこまで何を燃やすつもりなんでしょ。

ではそれを読んでみようと思います。
雑草Z
    guyver1092 さん

お返事有難う御座います。

江戸時代のエネルギー事情は確かに興味深いものがあります。槌田敦さんの本でも触れられていますが、一冊の本となるとまた詳しいでしょうね。
guyver1092 さんのようにパッと購入して直ぐに読み終える・・・と言う訳にはいかないでしょうけれど、早く読んでみたいと思います。。guyver1092 さんの読書量、質の凄さに脱帽です。


Re:造詣
雑草Z
    上々さん

>ただ妄想が激しい

つまり、この辺りの考察がオリジナルであると言う事になりますね。これだけ石油ピークについて語るだけではなく、予測できると言う事は、かなり研究なされているなと感じます。

>石油ピーク説に出会ってすべての考えの行き着く先がすっきりと見えてきた

確かに現代は石油文明時代であり、石油がいきなり使えなくなったらあえなく崩壊してしまう脆弱な社会ですね。
 だからこそ石油ピーク説から社会構造、問題を考えていく手法も大きな意味がありますね。

>ほんの100年前の文明とも全く基礎が変化してしまったこの文明の危うさ

そうですね。この100年の変化は、主に石油によるドーピングとも考えられますね。これを、成長、発展としか捉えられなければ大変ですね。どう考えても砂上の楼閣であり、崩壊せざるを得ないでしょうね。

温暖と言うドーピング
上々
現代文明は確かに石油と言うもののためにふくらまされている(ドーピング)のは事実ですが、人間のわずかな歴史を考えてみれば実はここ1万年ちょっとはそれまでと比べて非常に温暖な気候に恵まれ、そのおかげで農業が栄え急激に人口を増やすことができたと言う点では温暖ドーピングともいえるかもしれません。

これは化石燃料を燃やすとかそう言った行為とは全く関係が無く、周期的な太陽活動の変動や地球軌道の変化と言ったものの影響と考えられます。

多少、石油を燃やしたところでこの変動がマイナスになった時には温度を支えられるわけもありませんので、石油文明になる以前の人類文明も含め、寒冷化したらおしまいになる可能性が強いものと思います。

それが何時来るか、来たとしても全地球的に人が住めなくなるわけではないので、全滅ではないでしょうが、文明を維持するには不十分なものでしょう。

温暖化はドーピングと解釈すべきか?
雑草Z
なるほど、そのように解釈すると、温暖化もドーピングと解釈出来るかも知れませんね。

 ここのサイトで私の定義した『ドーピング効果』は、持続しない一時的な効果を挙げる為に使用する物事で、その後の持続性を台無しにしてしまう物事です。【ドーピング社会】で定義し論じています。
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-152.html
だから人為的な行為で、中毒性もある物事です。
その意味では人間が自己規制可能で無い自然現象は、私の定義ではドーピングではありません。

石油の場合、現代人の生活の隅々まで入り込んで、その場限りの(・・ここ数世代限りの・・)利便性をもたらし、それ以降の人間社会の持続可能性をどんどん破壊している点で、まさに最悪のドーピングと言えそうです。

 さて、地球の温暖化についてですが、21世紀に入ってここ10年ほどは温暖化してないとのデータがありますが、ClimateGate事件発覚後は、そもそも21世紀の終わりに地球が温暖化していたかどうかも怪しくなりました。1970年あたりから寒冷化しているのかも知れません。まあ、人間が密に住んでいる都市などは、二酸化炭素が原因ではなく、ヒートアイランド現象で温暖化してますが・・。そして、寒冷化しているとしても、それが大問題になるのは今世紀中の話ではないでしょう(気候変動はかなり不確実で断言は出来ませんが・・)温暖化だろうが寒冷化だろうが、どうせ人間の手に負えない事ならば、それが顕著になってはっきりしてから考えるべき事ですね。・・「予防原則」なんて言ったって、今のところ温暖化か寒冷化かも不確実ですし、温暖化対策なんて逆効果の酷い事しかしてないわけですから・・・。

寒冷化と温暖化どちらが大変かという問題は、その変動の幅にもよりますね。どちらでも平均気温が10℃も変化したら大問題です。

それよりも脱石油、エネルギー消費の縮小をしっかり考えるべきである事は、上々さんと一致したところでしょう。

もっと確実な人為的な環境問題を解決・・・廃止して行くべきでしょう。原発、海底油田、巨大開発・・・それが急を要する確実に廃止すべき事でしょう・・・石油のように「ドーピング」とも言えないただの酷い愚行でしょう。勿論、上々さんのおっしゃるように脱石油をして、エネルギー縮小する事が、それらの愚行も出来なくなると言う一挙の解決策ですね。・・・全て石油を大量に使って行われていますからね。

地質時代
上々
およそ12000年前、北半球の氷河がほとんど後退したころからを「完新世」と呼びます。昔は沖積世と言いました。
それ以前、180万年前までが更新世で、これも昔は洪積世と言いました。この2つを合わせて第4紀と言います。
更新世はほとんどが寒冷で氷河時代であったと言えます。
完新世に入り温暖化しましたが、11000年前から1000年ほどは再度寒冷化しました。これを「ヤンガードリアス期」と言います。
農業が始まったのは完新世の温暖化によるという説と、一端温暖化した後寒冷化したヤンガードリアス期にやむなく始まったという説があるようです。

いずれにせよ、農業を基にした現代の人類文明は完新世の賜物であるのは間違いなく、石油のドーピングとはかなり意味が違いますね。
温暖化抜きでは人類文明はなかったというべきで、更新世の氷河期が戻れば文明も夢のように消えるということではないかと思います。

氷河期
雑草Z
先のコメントにも書きましたが、周期現象による氷河期が来るとしても、ここ数十年のスパンではなさそうですし、そのような大きな自然の変動は人間が制御し切れるものでもありませんね。
 だからその手の自然変動による大災害を心配するよりも、現在人間が自然に対して行っている環境負荷を減らす方向で努力すべきでしょうね。石油文明の環境負荷は酷過ぎて、人間が利便性と引き換えに自分で自分の首を絞めている事になりましょう。まさに「ドーピング効果」です。

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コメント
この記事へのコメント
石井先生
 最近石井先生の「石油ピークが来た」を読みました。過去に槌田敦氏の本を読んだ時と同じ焦燥感を感じました。言っていることも結論は同じことを言っています。
 本当に日本の指導者たちは何をやっているのかと思います。相変わらず、経済成長のためには消費税を上げて社会保障を充実させるとかないと嘘を言っています。いや、半分は本当でしょうね。消費税の値上げはするから本当になるでしょうが、社会保障は削られるでしょう。その差額の金はすべて大企業のばくちの資金に流れるでしょうね。
2010/06/18(Fri) 19:32 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
ピーク以降
ピーク以降の社会をどうしていくか、大変な時代になるのは間違いないでしょうが、このような時によく政権を担当したいと思えるなと政治家の皆様方には感心します。

たぶん誰からも評価はされない政策を次々とやっていかなければならないでしょう。
それでも歴史家が評価してくれればよいと思っても選挙民が評価してくれなければ当選しませんし。

まあ勘違い政治家が多いのですが。
2010/06/19(Sat) 09:40 | URL  | 上々 #-[ 編集]
となると…
相当アバウトなオーダーになりますが、20年後くらいには、石油は暴騰しており、車を持ってなければ成り立たない仕事をしている人は仕事を変えなければならない時代がくるということですよね。

しかも、長距離&大量輸送の手段がなくなっているので、手に入る食材は地元産のみということになりますね。

国民皆農時代とでも言いましょうか…(キューバがいいお手本になりそうですね^^)
付け加えれば、その中でも農薬や化学肥料などに頼らない、ハウスにも頼らない農業を成立させなければならないわけですね!
もちろん、水田と畑の両方において…

簡単な将来の展望が組みあがった気がします。
大変タメになる記事をありがとうございます!!
2010/06/19(Sat) 18:44 | URL  | でなしNo.146 #89zBIK8s[ 編集]
オオカミが出た~狼おやじ
後、何十年も今の様な生活を続けると環境の変化に耐えられない
生き物の相当数が絶滅しかねません 既にこの日本から狼や鷺
が絶滅しましたね 眼に見えるものも大切ですが見えないもの
ウィルスや細菌を抑える生き物が絶滅すると人類は滅亡です

狼がいた時には猿や猪・鹿・外来生物の被害はこんなにも酷くは
無かった筈です 自然界の生物コントロールが狼から
人間に代わって何をするか? 被害が酷いので駆除だ駆逐と毒餌でも撒くのが
人間界 取り返しのつかない事をするのも人間界 そして誰も居なくなる世界に・・
金を求める今の世界のシステムには個人だけでは太刀打ち出来ない 
手遅れになる可能性が高いのでは・・

ちなみに狼は自然界では生き物を絶滅させていないし秩序の頂点にいたんですね 
今日も何処かの畑が荒らされている・・

狼がでたぞ~と叫んでみたくなる 今日、この頃です・・

2010/06/20(Sun) 08:45 | URL  | 団塊おやじの遺言 #-[ 編集]
細かい話では
今回は石油が暴騰した際の影響について細かくはしておりませんが、食料生産という問題は非常に問題が山積しております。
まず、海外から輸入ができなくなるから国内でと言う話では、実は国内で作る方が石油をたくさん使っている状態かもしれません。
農業生産あたりのエネルギー消費率では日本は悪い方から3番目で、日本と同程度なのは北欧だけです。
アメリカでも日本の1/5だそうです。

また肥料は実際に製造するのに大量のエネルギーが必要なので、エネルギー高騰の際には価格高騰するのはやむを得ないのですが、現在の農業で化学肥料がなくなった場合の生産量低下はちょっと考えられないほどです。(生産崩壊と言えるかも)
したがってどんなに高くなっても使わざるを得ないかもしれませんが、そうなると農作物の値段も高騰すると言うことになるでしょう。

漁業・畜産業については運送業以上に石油依存かもしれません。まさか今の時代に手漕ぎの船で魚を取れるわけもありませんね。

石油高騰になった場合、自動車を中心とした産業が打撃を受けると言うのは分かりやすいですが、本当に怖いのは食料品の供給に関する部分です。
2010/06/20(Sun) 09:39 | URL  | 上々 #-[ 編集]
あまり評価されない政策
guyver1092さんのおっしゃるように、日本の指導者達はまだまだですね。

>経済成長のためには消費税を上げて社会保障を充実させるとかないと嘘を言っています。いや、半分は本当でしょうね。

経済成長を目的にしている時点で終わってますね。そして、そんなに嘘をついている積りはなく、経済成長なくして社会は豊かになれないと思っているのでしょう。強い洗脳ですね。ただし、やはりそれは企業優先の考え方で、

>社会保障は削られるでしょう。その差額の金はすべて大企業のばくちの資金に流れる

と言う guyver1092 さんの鋭い読みは当たっているでしょう。

愚かな経済成長政策は、現在、日本ばかりでなく世界の殆どの国で行われていますが、やはり、経済成長と言う洗脳から解き放たれなければなりませんね。
丁度時期的にも石油文明とともに経済成長路線は確立していった・・とも言えますね。

上々さんのおっしゃるところの

>たぶん誰からも評価はされない政策を次々とやっていかなければならないでしょう。

は、脱石油政策の事でしょうが、同時に脱成長政策でもありますね。以前にも書いたように、経済成長路線に疑問を持つ人はどんどん増えていますから、

>誰からも評価はされない政策

ではないでしょうけれど、かなり抵抗される政策で、それを実行しようとすると様々な妨害が入るでしょうね。それでも強行して文明が残れば、後の世からは最高に評価される事になるでしょうね。
 
今のところ、石油無しでは経済成長も出来ないでしょうから、脱石油政策が脱成長政策にもなりますね。・・・早く石油が使えなくなった方が大きな目で見れば社会の為でしょう。


2010/06/20(Sun) 17:20 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
脱成長は、脱石油、脱化学農業、脱人口増加・・
でなしNo.146 さんのおっしゃるように、望む望まざるに関らず、近い将来(・・遅くとも今世紀中に・・)

>手に入る食材は地元産のみ

に近い社会には、成らざるを得ないでしょうね。
そして、農薬、化学肥料も丁度よく使えなくなってきますから、無農薬有機農法、若しくは自然農法になるでしょうね。
これはここのサイトの主張の一つでもあります。

さて、問題点は、上々さん御指摘の通り、

>食料生産という問題は非常に問題が山積しております。

ですね。

>海外から輸入ができなくなるから国内でと言う話では、実は国内で作る方が石油をたくさん使っている状態かもしれません。

前の記事でも上々さんから御指摘あった部分ですが、殆ど石油を産出していない日本が農業さえ石油漬けで、自給自足も石油無しには出来ない・・・と言うのは非常に皮肉な状態です。このような政策を推し進めて来た戦後の政府や農協はどうしようもないですね。早急なる農業の構造改革が必要ですね。

>現在の農業で化学肥料がなくなった場合の生産量低下はちょっと考えられないほどです。(生産崩壊と言えるかも)

これも本当にシビアな問題ですね。要するに農薬や化学肥料を使って農地で持続不可能な過剰生産を助長してきたわけですね。
 ・・・日本に限らず、世界の人口も化学農業による農業増産に合わせて増え過ぎました。・・その典型が「緑の革命」ですね。人口も少子化対策・・・なんて言ってないで少子化を進めるべきですね。

 つまり、現在早急にすべき対策は、脱石油と脱化学農業、そして人口縮小政策でしょう。・・・そうすれば自ずと経済も縮小して行きますね。
 


2010/06/20(Sun) 17:42 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
>「石油依存体質からの脱却」
    団塊おやじの遺言さま


>後、何十年も今の様な生活を続けると環境の変化に耐えられない

そうですね。もうこれ以上経済が成長しなくても、今の状態を続けていく事は不可能ですね。

人間は生態系を破壊し過ぎました。環境破壊は進む一方です。まともな対策が取られていません。

その為には、先ずは石油依存からの脱却が必要ですね。
2010/06/20(Sun) 17:49 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
もう少し悲観論
肥料に関しもう少し悪い話を書いておきます。
畜産廃棄物(糞尿)を堆肥化し土壌に返すことについて、日本では地域的にすでに過剰になり水圏の富栄養化の原因となっていますが、実はこれを使用できるのは畜産業が盛んな主に先進国だけであり、穀物などを作っている途上国ではそもそもほとんど畜産業が無いため無理なんですね。
これらの国ほど化学肥料に依存しています。
そしてもちろん化学肥料の価格高騰の際にはもっとも悪影響を受けるのは間違いありません。

化学肥料ができる前の国々は肥料の調達で大変な苦労をして、ヨーロッパでは墓場を荒らして人骨を持って行って肥料にしたこともあるそうです。

循環型社会というのが流行りになっていますが、この辺の肥料成分の循環をしっかりと考えてほしいですね。
2010/06/21(Mon) 13:11 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:もう少し悲観論
 またまた参考になる有意義な情報有難う御座います。
 確かに日本では糞尿は過剰だから、鶏糞や牛糞肥料も安く買えるわけですが、
 いわゆる途上国で、穀物など家畜の肥料を作っている国々は、おっしゃるように糞尿は不足しているでしょうね。どんどん土地も痩せてきているでしょうね。

>これらの国ほど化学肥料に依存しています。

そうなんですか?・・・日本よりもでしょうか?
それなら由々しき事ですね。それもこれも「緑の革命」がもたらした負の遺産でしょう。

>ヨーロッパでは墓場を荒らして人骨を持って行って肥料にしたこともあるそうです。

そうなんですか?・・まあその行為も理解できないわけではありませんね。

>循環型社会というのが流行りになっていますが、この辺の肥料成分の循環をしっかりと考えてほしいですね。

全くその通りですね。その意味でも、食料の貿易は禁止にすべきですね。そして小さなコミュニティ毎の自給自足にするべきですね。それによっていわゆる途上国でも化学肥料の使用を減らせるでしょう。
 化学肥料を使わずに農作物をしっかり育てる方法を探る事も、れっきとしたこれからの科学でしょう。
2010/06/21(Mon) 21:41 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
地産地消地堆肥
地産地消と言うのは、さすがに都会ではあまり出ないでしょうが、農業県に行くと結構聞きます。
しかし、どうも胡散臭いところがあり、主催者はどうやら農業生産者団体などで、それなら他の地方には売らないのかと言うとそんなことは全く無いわけです。

農作物を他の地方に移出すればその分の栄養素は確実に土地から取られるわけなので補填しなければだんだんと土地が痩せて行きます。
本来の地産地消ならば、そこで食べて排出したものを土地に戻すことで循環するわけですが、まさか国内とはいえ他の地方から糞尿を運ぶわけにもいかないでしょう。
地産地消でさらにそこで堆肥を作ると言う循環まで行けばよいのですが。
ただし、完全に一地方内で循環させたとしても栄養分がすべて植物に吸収できるわけではなく相当なロスがあるため、何らかの肥料補給は必要になります。

なお、現在の日本国内の化学肥料の状況ですが、一時と比べ堆肥の使用も増えるとともに、稲作などでは肥料を制限する栽培方法が普及してきたため減少しつつある状況のようです。
農作物輸入の量は大量ですので、これの廃棄分をすべて肥料化すれば計算上は化学肥料はさらに減少させることは可能ですが、それに費やすエネルギーは相当なものが必要ですので、慎重な計算を要します。
例えば寄生虫・細菌を絶滅させるために加熱するとすればそのエネルギーも大きなものなので、単純な問題ではありません。堆肥も十分に熟成させれば自然に発酵熱で殺菌されるとは言いますが、ちょっと失敗すれば大腸菌だらけと言う話もあるようです。
2010/06/22(Tue) 15:21 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:地産地消地堆肥
>どうも胡散臭いところがあり、主催者はどうやら農業生産者団体などで、それなら他の地方には売らないのかと言うとそんなことは全く無いわけです。

 上々さんらしい冷静でシニカルな見方ですね。おっしゃる通りだと思います。地産地消を掲げる団体が他の地域にも売り込みをするなら、単なる商売の一方法でしかありませんね。

>地産地消でさらにそこで堆肥を作ると言う循環まで行けばよいのですが。

 勿論目指すところはそこだと思います。地方の小さなコミュニティ毎の自給自足は殆どの資源についても廃棄物についても行われるべきで、糞尿については特に大切でしょう。

>完全に一地方内で循環させたとしても栄養分がすべて植物に吸収できるわけではなく相当なロスがあるため、何らかの肥料補給は必要になります。

 問題はそこの部分ですね。ただ、古来何億年もの間、地球上の生物はそれでやってきたわけで、その+αが何かと言えば太陽光のエネルギーでしょうね。太陽起源の光合成生成物を肥料にする方法しかないでしょう。


>堆肥も十分に熟成させれば自然に発酵熱で殺菌されるとは言いますが、ちょっと失敗すれば大腸菌だらけと言う話もあるようです。

 それでもそうするしか持続可能な方法は無いでしょうね。シビアな話ですが、石油によってこれだけ人口が過剰になってしまったのですから、脱石油の途中で、大腸菌が増えるなどの様々な問題が起こる事は致し方の無い事かも知れません。何故なら地下資源を肥料として使っていれば必ず枯渇するからです。
 記事本文の最後にもある

>社会の仕組みを基礎から変えて行くような激動になりますが、その痛みを耐えなければ破滅的な将来が待っている

でしょうね。
2010/06/22(Tue) 22:18 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
石油無機説について
原油は地球内部で無限に作られていることがわかってきました。原油は化石燃料ではなく有限ではありません。ピーク説は原子力推進につながりますよ。実際ロシアは無機説の立場にたって超深度採掘を行い、サウジを抜いて世界一の産油国になりました。CO2の問題も懐疑点が多いです。現状石油ほど効率の良いエネルギーはないです。
2010/07/09(Fri) 00:59 | URL  | tanukiudonn #-[ 編集]
無機起源でも有限です。
    tanukiudonnさん

初めてのコメントですね?

①原子力はどんな事があっても推進してはいけない最悪のシステムである事
②現在、石油が最も効率の良いエネルギーである事
は、大体一致するところですね。私は(おそらく上々さんも)、石油体質からの脱却を代替エネルギーに求めてはいません。エネルギー消費の縮小に解決策を求めています。

さて、石油無機起源説ですが、私もそれはあり得ると考えます。しかし、たとえ石油が無機起源だとしても、
>地球内部で無限に作られていること
は、エネルギー保存の法則とエントロピーの法則から考えて、無理でしょう。詳しくは以前記事にしました。
【代替エネルギーの条件】
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-338.html 

無機起源だろうが有機起源だろうが、低エントロピーの外部エネルギーの投入無しに無限に作られる事はないでしょう。
2010/07/09(Fri) 01:20 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
ご挨拶おくれました。狸うどんです。
メキシコ湾を調べています。
興味深いブログでしたので、コメントさせていただきました。
原子力ー私たちの後の世代に無責任にどうしようもないゴミを残していくわけには行きません。
無機説についてですが、ご存知のようですからこれ以上は申し上げません。論点はエネルギー消費の縮小ですね。今後の覇権国となる中国、人口世界一のインドでエネルギー消費があがるでしょう。地球レベルで意識が高まるような啓蒙が必要ですよね。なんでも金で考える風潮をどうにかしないと。紙幣ほどフィクショナルなものは無いのに・・・と思います。ブログ更新楽しみにしています。
2010/07/09(Fri) 02:11 | URL  | tanukiudonn #-[ 編集]
石油生成
石油の無機生成説については完全に否定しているつもりはないのですが、あったとしても全く現状条件に影響を及ぼさないと言えます。
生物起源で無いとすれば地球誕生の頃から作られ続けていたとすると、これまでの45億年作られていたことになります。
これがこれまで使われた石油および残っている石油を合わせた2兆バレル(この数字については記事参照)になったとすると、生成速度は全部一定と仮定して、年間440バレルに当たるようです。
桁数があまりに大きい計算なので結果も大丈夫か不安ですが。

世界の原油消費量は年間300億バレルだそうです。年間440バレルの生成量で何年かかるか、言うまでもないでしょう。

安易に代替エネルギーと言い出すのは間違いで、原子力に限らず他の代替エネルギーもすべて石油に比べるとはるかに劣るものばかりです。

石油がいかに大切なエネルギー源であるかを悟り、できるだけ大事に使いつつ経済の縮小=ソフトランディングを図るかと言うことが重要課題です。
2010/07/09(Fri) 08:49 | URL  | 上々 #-[ 編集]
エネルギー政策に関して、基本的考え方は一緒ですね?
    tanukiudonnさん

 改めまして、初めまして、コメント有難う御座います。
はじめのコメントでは、狸うどんさんの真意が掴みにくかったのですが、2回目のコメントで、基本的に私たちと同じ御意見の方と判りました。
 世界中の国の政府の殆どが、エネルギーに関して、需要拡大の見込みを立てて次々に開発して行くと言う非常に愚かな破局への政策を行っています。その為に全く不必要なエネルギーの浪費が行われている現状です。これも経済成長戦略の一端でしょう。当サイトは経済成長主義を人類史上世界最大最悪のファシズムと考えて、その路線からの脱却などを主題に書いています。宜しければこれからもコメント頂ければ幸いです。

>メキシコ湾を調べています。

との事ですが、メキシコ湾原油流出事件の事ですよね?
差し当たって、最新記事【起きてはならない海底油田事故】にコメント頂けますか?狸うどんさんの御意見もお聴きしたいところです。 
2010/07/09(Fri) 15:11 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
脱石油の緊急性
    上々さん

 今回のメキシコ湾の流出事故で、高品位の油田は殆どなくなっている事を思い知りました。石油ピークを痛感しました。
 石油ピークはもう過ぎている・・・とも思えますね。
 リスクの大きい油田を閉鎖すると、まともな油田は殆ど残らないのではないでしょうか?

 本当に脱石油を急がなければなりませんね。
 
2010/07/11(Sun) 19:26 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
まだまだ
雑草Zさんの期待は分かりますが、まだまだ中東の石油は相当残っています。というか、そこだけかもしれません。
他の国々は中東だけに頼るのが危険ということで、かなり無理をして量も少なくコストも高い海底油田を開発しているものと考えられます。

海底油田を禁止というような措置を取ると中東の依存がさらに高まり政治的な軋轢も高まる可能性が高いものと思います。
軍事が絡んできますので、コストや環境といった面は軽視されることもあるかと思います。
2010/07/12(Mon) 07:59 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:まだまだ
    上々さん

 なるほど、中東の石油は相当残っていますね。・・まだ十分に自噴する油田も残っているのでしょうか?

 政治的な事など世界状況は上々さんの推理はかなり妥当かと思われますが、結局EPRがある程度いい油田は掘り尽くすまで、石油は使い続ける事になりましょうか?

 その場合の環境負荷は大丈夫なのでしょうかね?
原発と同様、これほど酷い事故を起こしても海底油田も禁止にならないのはまさに狂気の沙汰に思えるのは私だけではないと思うのですが・・。
2010/07/12(Mon) 21:44 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
自噴、海底油田
自分で得た情報ではなく、これも石井先生のHPの受け売りですが、中東の巨大油田でも大量の海水を注入するようになったと言う記事がありました。

EPRの良い油田というのは当然コストも安いので同じ価格で売れるとすると産油国・企業側は非常に儲けが多いことになります。全くイコールではないと思いますが、おそらくEPRの良い油田の石油は品質も良いのではないかと想像できます。

危険であっても海底油田というのは、とにかく安全保障上の理由からと思います。少なくとも軍事用の燃料は自国産でと言う要請は当然強いと思います。そうなるとコスト度外視ですから無くすわけにも行きません。

燃料すべて外国から輸入でも戦争ができると思っているのは昔の日本帝国軍だけではありません。現在でも自主防衛論などと言うものがあります。

アメリカや中国はその点現実的であり、環境無視と言うところでも相似です。
2010/07/13(Tue) 14:30 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:自噴、海底油田
    上々さん

>中東の巨大油田でも大量の海水を注入するようになったと言う記事がありました。

確かにそんな話は何度か目にしました。二酸化炭素温暖化対策の愚策の一つに、二酸化炭素の地下貯留と言うとんでもない話が進められていますが、それも圧力で石油を押し出すのも目的の一つと読んだ記憶があります。兎も角、この辺りを考えると石油ピークは過ぎたような感じがします。

>おそらくEPRの良い油田の石油は品質も良いのではないかと想像できます。

そうでしょうね。石油の純度と言う意味でもそれは言えるでしょうね。

>アメリカや中国はその点現実的であり、環境無視と言うところでも相似です。

なるほど、その読みは妥当かと思います。環境無視だからこそ、今回のような事故も起こったのでしょうね。原発だけではなく、海底油田の開発も、世界の崩壊のトリガーになる可能性が高いでしょうね。環境負荷が心配です。
2010/07/13(Tue) 21:57 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
海底油田事故
中国の海底油田は詳しくは知りませんが、それほど深度が深いものではないでしょう。技術的にもそこまで行っているかどうか。
浅いから安全かというとそういうわけでもないはずで、流出事故の可能性は大きいのではないかと思います。
その場合に早急に対応できる技術があるかどうか、疑問があります。
中国沿岸で原油の流出が起これば日本にも重大な影響があるのは間違いないでしょう。

海底油田禁止と言うのは極めて困難なことでしょうが、配管で流量が減れば自動的に閉止すると言った安全装置は可能のような気がしますので、それを義務付けるといったことはできる範囲かもしれません。
とはいえ、そう言った特殊配管はさらにコストが上がる要因になりますので、さらに不利になります。
2010/07/14(Wed) 14:10 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:海底油田事故
 安全対策をしっかりするとコストが割に合わなくなってくるのは、原発と一緒で、そんなエネルギーの開発はすべきではありませんね。今回の原油流出事故も、原発の事故も非常に愚かな事故です。

tanukiudonn氏のコメントにもあるように、ここのところ毎年原油の流出事故があるようですし、漏れっぱなしの状態の海底油田も複数あるようですね。
 それも、食料開発とかではなくて、ただのエネルギー開発です。人類のエネルギーの浪費を増やすだけのエネルギー開発で、こんなリスクを背負うとは、正気の沙汰とは思えません。現代は非常に狂った社会だと感じます。

 人的大事故が文明崩壊の引き金になる可能性が高いと感じました。 
2010/07/14(Wed) 20:52 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
たかがエネルギー
されどエネルギーというところなんですが。
食料は食べる分以上は不要ですが(捨てているのは不効率なだけで)エネルギーはあればあるだけ使うようになるのではないでしょうか。

昔読んだSFの小説で、無尽蔵に電気の出てくるブラックボックスを貰った星の住民が結局それをくれた者の奴隷のようになってしまうというのがありました。
その当時はエネルギーに限りがあるという考えには至っていなかったので本当の理解はできませんでしたが、今は良く分かります。

その小説でも結局その支配者(悪者?そうではないかも)は倒されましたがブラックボックスは無くなり電気供給減は住民が自分たちで考えるしかないと言う結末でした。

石油が影の支配者、と考えると今の地球そのままです。もしかしたらあの本の著者はこうなることを予想していたのかも。もう亡くなった方ですが予言者だったのかもしれません。
2010/07/15(Thu) 16:19 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:たかがエネルギー
されどエネルギー
という部分は現代人の洗脳ですね。

>エネルギーはあればあるだけ使うようになる

そうですね。パーキンソンの法則よろしく、あればある程、どうしようもないような浪費の使い道を考えて、それを日常生活にしてしまうのでしょうね。しかし、それらの大部分は持続可能ではなく、ほんの100年以内の打ち上げ花火みたいなものです。言い換えれば恐ろしいドーピングです。

>昔読んだSFの小説で、無尽蔵に電気の出てくるブラックボックスを貰った星の住民が結局それをくれた者の奴隷のようになってしまうというのがありました。

ちょっと星新一っぽいですね。作者は誰ですか?

>石油が影の支配者

支配者とも考えられますが、現代文明の全てのドーピングのもとですね。世界の環境破壊の源でしょう。
2010/07/15(Thu) 19:05 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
本当の贅沢・・・
脱エネルギー論の前になんですが、私の祖父と祖母が数年前にほぼ同時期にともに100年の人生を終えました。昔の家でしたので、子どもの頃の私にとっては、クーラーもない、シャワーもないの無い無い生活がものたりなかったです。彼らは、同じ生活を繰り返しておりました。毎日その土地でとれた魚と野菜を食べ、商売をしてましたけれども、手元に余分になったものは、他人にくれていました。夜になるとホントニ真っ暗な土地でした。その分星は美しいですよー今でも。夫婦二人そろってこの世を去ったときに本当の人生ってこういうものなのかもしれないとつくづく感じました。脱エネルギー論を具現化するには、現代に生きる私たちが個人行動を変え、生活習慣を変えて、後代への教育をしっかりやることが
一番の早道ではないかと考えます。石油がなくなるから脱エネルギーではなく、本当に人間らしい生活というものをきちんと伝えて行きたいと3児の父として思ったりしますね。我唯足知。生きるために必要なものはそんなに多くはないということを生活の中で学べるとよいと思います。
2010/07/16(Fri) 01:45 | URL  | tanukiudonn #-[ 編集]
訂正、著者にごめんなさい
話題にした本は石川英輔さんの「SF三国志」と言う本です。石川さんは訃報を聞いたような気がしていたのですが、調べてみたらご存命でした。大変失礼しました。

しかし、その本に出てくる電気が無尽蔵に出てくる箱と言うのは増殖炉と同じ感覚なのかもしれません。
そんなうまい話は無いよと言うのが庶民感覚で、結構研究者の思い込みよりは正しいことがありそうです。

tanukuudonnさん。
星空のきれいな所というのは昔は日本中至る所にありましたが、最近は本当に少なくなりました。
私の家の場所は九州の片田舎ですが、夜になると小学校のグラウンドの照明が明るくてなかなか星も見られません。
石油が無くなるから脱エネルギーというのは本当は邪道かもしれませんが、皆に納得させるには良い方便なのではないかと思います。
2010/07/16(Fri) 12:38 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:たかがエネルギー
 私も読みました。ただし「SF三国志」ではなく「SF西遊記」ではなったですか? たしかレイカン大王でしたよね?
 石川英輔氏は、「大江戸えねるぎー事情」を書いた後、エネルギーに興味を持ったようで、最近はキューバにも興味があり、共著ですが「江戸・キューバに学ぶ"真"の持続型社会」という本も書いています。
2010/07/16(Fri) 20:39 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
脱エネルギー論
>私の家の場所は九州の片田舎ですが、夜になると小学校のグラウンドの照明が明るくてなかなか星も見られません。

私の住む町もそうですね。小学校のやけに明るいグランドの照明や24時間のコンビニの明り・・・社明運動とか言って、犯罪を無くす為に街の中に暗闇を減らす・・・なんて馬鹿な事をしています。関連事項は以前記事にもしました。
【田舎まで不夜城】2008-8-21
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-324.html

夜の星がきれいだとか、川や湖や海の水がきれいだとか、昔なら当然の事を贅沢なんて考えなければならない世の中の方向性は間違っていますね。

>生きるために必要なものはそんなに多くはない

全く以てその通りです。企業が煽って生活必需品を増やしています。生物にとっては生活必需品なんて、少なければ少ないほど理想ですね。この辺りも何度か記事にしています。


>石油が無くなるから脱エネルギーというのは本当は邪道かもしれませんが、皆に納得させるには良い方便

上々さんは、現状を把握して、あくまで方便として石油ピークを機に脱石油、脱大量エネルギー消費社会を考えよう・・・と言う事ですね。
 ただ、石油はエネルギー効率は抜群であっても、環境負荷も大きいですから、枯渇如何に関らず、早く脱却しなければなりませんね。燃焼時に出す二酸化炭素はまだしも、NOx,SOxは酸性雨の原因にもなります。石油精製時にアスファルトも次々に出てくるので、無駄な道路工事などに使われますね。生態系を循環しないプラスチックやビニールもゴミとして溜まり過ぎてかなり深刻です。この辺りは上々さんのほうがよりお詳しいですね。

私は最近、フィクションはあまり興味が無いのですが、ノンフィクションらしい

>「江戸・キューバに学ぶ"真"の持続型社会」という本

は興味あります。guyver1092さん、読まれたのなら、少々書評を書いて頂けれな嬉しく思います。


tanukiudonnさんのおっしゃるように、人間は生き方を変えて、質素に持続可能な生き方をすべきだと思いますが、例えばそうやって生きてきたアメリカ大陸の原住民(インディアン、インディオ)達は、開拓者と言う名の侵略者=白人 に滅ぼされました。この辺が難しいところです。
 【ドーピングしたほうが強い】
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-378.html
この辺りの事をどのようにお考えでしょうか?
2010/07/17(Sat) 00:01 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re/上々さん・Zさん
皆さんの意見交換に関して、まず敬意を表します。
石油枯渇論はやはり原発に結びつきますので、脱エネルギーの方便にはなりにくいのではないでしょうか?世界的にも原子力メジャーの存在もあり、原発誘致合戦が行われているのが実情です。ただ原発の危険性を考慮すれば、ライフスタイルを考え直すよい契機になることは確かだと思います。

>この辺りの事をどのようにお考えでしょうか?
日本は、温暖な気候に恵まれており、自然は何でも与えてくれる存在です。他方、環境の厳しい国々にとっては自然は生きることと対峙する存在になります。そのことは各地域での宗教観に大まかに表れているでしょう。奪わなければ奪われる環境の人々にはそれなりのDNAがくみこまれているのかも
しれません。侵略されるーインディアンとの比較は日本にはあてはまりません。まず侵略については意図が明確に必要です。日本には資源がないのです。その上、国土が丸々大きな海に囲まれています。相当な軍事国家でなければ日本侵略は無理ですよ。日米安保も健在ですし。国民が質素な暮らしをしたら侵略されるというのは飛びすぎではないでしょうか?
逆に質素な暮らしのできる国民は強いと思いますよ。

形あるものが自滅に向かうのは宇宙の定理です。Zさんのおっしゃったエントロピーの法則です。この法則からはどんなものもブラックホールさえ逃れることは出来ないので、ここはあきらめるしかないです・・・
2010/07/17(Sat) 01:43 | URL  | tanukiudonn #-[ 編集]
またまた訂正
仰せの通り、SF西遊記です。今単身赴任先で本が手元にありませんでしたので、うろ覚えで書いておりました。恥の上塗りで申し訳ない。

石油ピークは原発設置の言い訳に使われている現状は確かにあると思います。
ただし、日本ではその努力の甲斐もあまり無く、新設の認可の動きは無く増設数件が出ているのみです。
その辺は日本人の「原子力アレルギー」が働いているものと思います。
問題は世界各国の動きで、やはりドタバタと建設の動きが出ています。それも技術的に不明の韓国企業落札などと言うニュースもあり、予断を許さない状況かと思います。

しかし、「方便」とは言いましたが、石油ピークは「事実」であると考えますし、それへの対策が必須であるのは間違いないと思います。
2010/07/17(Sat) 09:16 | URL  | 上々 #-[ 編集]
質素な暮らしとエントロピー
 色々な御意見有難う御座います。この6月の記事に7月になって先週あたりからまた盛り上がって来ましたね。これも上々さんの問題提起の方法が絶妙だからでしょう。 


 さて、たかがエネルギーである発電に、原子力を使っている事自体、本当に狂った事かと思います。


    上々さん

>日本人の「原子力アレルギー」

こんな小さな国土に原発が50前後もある事自体、狂気の沙汰だと思います。日本人の原子力に対する反発もまだまだ甘過ぎると感じていますが、日本以上に原発に大らかな国が沢山ある事に呆れてしまいます。
やはり、石油ピークへの有効な対策はエネルギー消費の(桁違いの大幅な)縮小しかないでしょう。

  
    tanukiudonnさん

【ドーピングしたほうが強い】は、世界中、人間社会の傾向としての解決困難な問題として提起させて頂きました。日本についての侵略と言う意味で書いたわけではありません。
  
tanukiudonnさんの祖父、祖母さんの生活を読ませて頂き、非常に理想的で、好ましい方向だと感じました。そのような持続可能な生き方をしているアメリカの先住民の生活に共通するものを感じました。そのような方向に向かうべきだと思います。
 ドーピングされた者たちによる侵略と言うのは例えば、日本国内でも、田舎の山の中で自給自足的な生活をしていても、突然開発が始まってしまうと言う事です。20世紀から、世界中至る所で侵略者による巨大開発による難民が次々に出ています。


 話は本題と外れますが、日本の事を考えてみます。
日本に資源がないとはさんざん言われますが、石油をはじめとした枯渇性の地下資源がない・・と言う事でしょう。
tanukuudonnさん御指摘の通り

>日本は、温暖な気候に恵まれており、自然は何でも与えてくれる存在

です。これからの世界に非常に魅力的な資源と映るでしょう。

>日米安保も健在

新興諸国が台頭し、相対的にアメリカの力が落ちている現在、アメリカ一国が覇権国家で有り続ける事は無理があるでしょう。21世紀中と言うかもっと早い時期にアメリカ一国の覇権体制は崩壊するでしょう・・もう始まってます。アメリカ一国だけ覇権体制・・と言っても、戦後、特に東欧の社会主義国の崩壊後の20年くらいだけの事でした。・・日米安保も暫く安泰ではないでしょう。突然終わりになる可能性も無視出来ませんし、安保が続いても効力が無くなってくるでしょう。
 侵略・・と言っても、最近は軍事力での征服と言うよりも経済力による侵略も枚挙に暇がありません。アメリカの資本家だけではなくアメリカ型の金融資本主義で日本の色々な部分を飲み込もうとしている連中(日本人自身も含めて・・)は沢山います。

>国民が質素な暮らしをしたら侵略されるというのは飛びすぎ

ならいいのですが、歴史をみるとそうとも言えませんね。アジアもアフリカもアメリカ大陸もオセアニアも、質素とか豊かだとかに関係なく征服されてきました。

>逆に質素な暮らしのできる国民は強い

そうありたいものですね。その方向に進むべきかと考えます。現在そのような国は、キューバを中心とした南米の一部の国やネパールくらいでしょうか?・・・それらの国でも、アメリカ等が機会がある毎に政府転覆の工作を続けて来ましたし、それらの国内でもアメリカ型の浪費ドーピング生活に憧れる輩もどんどん現れていますね。

 人類社会の常で、持続可能な質素な生活をしていた中に芽条変異のように浪費好きな侵略好きな人間が現れて、癌細胞のように次々に伝播していき、持続可能な生活をしていた人々を滅ぼしていきます。そこのところが非常に難しい問題だと考えています。


>Zさんのおっしゃったエントロピーの法則です。

人類(社会)の大きさに対して地球は無限大とは考えられませんが、宇宙は無限大と考えられるでしょう・・多分。
 さてその場合、槌田敦さんの理論によると、地球上に発生したエントロピーは、水を中心とする大気循環によって、熱エントロピーとして宇宙に捨てられています。・・ここの部分は槌田敦さんの論がシュレディンガーの説を超えたとみなせるでしょう。・・だから太陽エネルギーの範囲で上手く処理出来れば地球上のエントロピーは増やさないで済みます。これが持続可能な社会の基本条件でしょう。 
 
2010/07/17(Sat) 16:32 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
石油ピークと原発
前記の事情もあり、石油ピークが明らかになっても日本では(一応限定)それほど原発の増設には結びつかないのではないかと思っています。

それよりも石油ピークの発表をもしも政府が行なった場合は我々がそうなるべきと言っている経済縮小傾向が一気に進むかもしれないと思っています。

なにしろ、あの不確かな二酸化炭素温暖化説も国連と政府のお墨付きが出たと言うだけで全く疑いもせず信じ込み行動してしまう国民性ですから。

特に石油ピークと言うことになると大打撃は運輸関係ですが、当面電気自動車化はすぐには進まず(”ずっと進まず”と思っていますが)代替案が無い状況では動きが取れなくなるのではと思っています。

まあ当分は政府公式認定ということは起こりにくいかと思いますが、世界の動きによっては無いともいえない話で、特にアメリカがどう話すかによると思います。
2010/07/18(Sun) 08:59 | URL  | 上々 #-[ 編集]
>石油ピークの発表

>あの不確かな二酸化炭素温暖化説も国連と政府のお墨付きが出たと言うだけで全く疑いもせず信じ込み行動してしまう国民性

確かに、国でしっかり音頭を取れば日本国民の多くは素直に動くでしょうね。庶民には奉仕精神が強い人も沢山います。

ただ、考えないで動くから、二酸化炭素削減に踊らされて、逆効果の事をやってしまってるのですね。二酸化炭素温暖化対策は、二酸化炭素の削減にはなってなくて、かえって排出量を増やしてますね。それだけではなく、二酸化炭素排出よりも遥かに確実で深刻な環境問題を引き起こしています。

>世界の動きによっては無いともいえない話

 クールな上々さんがまた大胆な予測を致しましたね。期待したいところです。
ただ、現在のように新たなビジネスチャンスとばかりに利権に群がる連中が、いつものように対策のすり替えを行わないように監視を強化しなければなりませんね。

早晩経済縮小は始まるでしょうけれど、破局の前に速やかに移行したいものです。
2010/07/18(Sun) 22:31 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
書評
 基本的には、良い本だと思います。五章からなっており、一章から三章までが著者が一人、四章は二人の共著、五章は著者全員での討論となっています。

 どうも著者全員、太陽光発電、ハイブリッド車、風力発電が、環境調和型技術と考えているようですが、それでも結論は我々と同じ経済縮小です。これらは工業製品であるかぎり、現在の人類の陥った陥穽から抜け出る道具にはならないというのが結論で、その理由は工業製品の技術革新が人類をジレンマに陥れているというものです。

 二章が石川氏が著者で氏の大江戸シリーズをすべて読んだ人には物足りないと思いますが、読んでいない人には、目からうろこでしょう。

 三章がキューバの現状で、キューバ人の行ったいろいろな工夫が具体的に描かれており、いざというときの工夫の助けになりそうな気がします。

 四章は総論では正しいと感じましたが、ここで紹介されている実例は、現在の経済の枠組みの中での静脈産業でしかないので、真に資源のない時代になったら、そのままの形ではやっていけないだろうという気がします。

 五章は、結論として、最終的には(石油がなくなれば)植物の生産力に合わせた文明形態を考えているようですが、そこへ移行していく間に対する考察が抜けているのが私には不満でした。
2010/07/19(Mon) 22:56 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
アメリカの石油戦略
基本的にアメリカは国内に様々な立場の人々を抱えていますが、どのグループも非常に戦略的な行動をするものと思います。まあ時々バカなことをする人もいますが。

しかし、どの立場であっても中東の石油で自国の軍事的な優位さを制限されることは嫌悪しているはずです。
中東の石油はイラク政策の失敗等でアメリカのコントロールが弱くなり、メキシコ湾岸等の石油も事故の影響で開発が制限されるとなると、当面石油需要にブレーキをかけておく必要があると考える人々が出るかもしれません。

アメリカの自動車産業が壊滅的に弱小化した現在、世界の自動車産業に冷水を浴びせても石油需要を減らす方が有用と判断するグループが政治の主導権を取った場合はアメリカ政府として何らかの石油ピーク容認のシグナルが出るのではと思っています。

それが世界経済も減速させることは明らかですが、どちらを有利と考えるか、世界経済を捨ててもアメリカの軍事的優位を選ぶと言うこともあり得ない選択ではないと思います。
2010/07/20(Tue) 14:06 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:書評
    guyver1092さんの
内容が良く想像できる書評を読んで、
>「江戸・キューバに学ぶ"真"の持続型社会」
読んでみたいと思いました。
guyver1092さんの不満と感じる部分も確認したいと思いました。



 石川英輔って、大江戸シリーズを書いている方だったのですね。大江戸リサイクル事情なども是非読んでみたいと感じます。guyver1092さんは、
>氏の大江戸シリーズをすべて読んだ人
でしょうね?
彼の作品ならフィクションも面白そうです。
フィクション、ノンフィクションに関らず、大江戸シリーズなどの中で、guyver1092さんの御推薦の本を教えて下さい。
上々さんも御推薦の本も宜しければ教えて下さい。
何冊か購入して読んでみたいと思います。
魅力的な作家の御紹介有難う御座います。 
 
2010/07/20(Tue) 22:11 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re:アメリカの石油戦略
    上々さん

 世界情勢を冷静に分析されている上々さんならではの予測、非常に参考になります。

>当面石油需要にブレーキをかけておく必要があると考える人々が出るかもしれません。
>世界の自動車産業に冷水を浴びせても石油需要を減らす方が有用と判断するグループが政治の主導権を取った場合はアメリカ政府として何らかの石油ピーク容認のシグナルが出るのではと思っています。


なるほど、そこまで考えが及びませんでしたが、言われればさも有りなんですね。石油浪費大国アメリカが、石油ピークを認めれば、経済成長路線も大きく揺らぐでしょうね。

>世界経済を捨ててもアメリカの軍事的優位を選ぶと言うこともあり得ない選択ではないと思います。

結局アメリカは(・・他の大抵の国もそうですが・・)どちらが有利か戦略的に選ぶだけで、環境負荷の事はあまり考えてないようですね。でも、経済成長が減速し、縮小に向かえば、結果オーライですね。 
2010/07/20(Tue) 22:27 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
やはり一歩一歩
結果オーライと言われると、本当にそうなんだろうかと思ってしまいます。
もしも明日、オバマが記者会見を開き・・なんてことになると大恐慌に一気に突入する可能性があります。
それもちょっと怖い。
まあさすがにアメリカもすぐにそこまでの手を使うほど追い込まれてはいないと思いますので、一歩一歩、説得を繰り返し徐々にシンパを増やし声を大きくしていく地道な努力をする時間がまだ残っていると思います。
5年先は判りませんが。

しかし、私らより20年以上年上の人は一端世の中がひっくりかえると言う経験をしていますから、驚くほどのことでも無いのかもしれませんが。
2010/07/21(Wed) 13:27 | URL  | 上々 #-[ 編集]
一歩一歩は難しい
 確かに結果オーライと言っても、アメリカの軍事優位を保つ為の石油ピーク容認だったら、別の大きな問題がありますね。しかし、それでも石油ピーク容認による石油の供給縮小は、大きな痛みを伴っても、いつかは必要な措置です。早ければ早い方がいいでしょう。

>もしも明日、オバマが記者会見を開き・・

いやあ、凄い大胆な仮定を致しますね。なるほど、言われてみるとないとは言えない予測です。石油ピークを詳しく分析されている方ならではの予測ですね。

しかしアメリカには自国の事よりも自分の企業の利益優先の実業家が沢山いますから・・多国籍企業なんてその典型ですから・・・脱石油に至る道のりはまだ遠いでしょうね。石油ピークも、石油価格のつり上げに利用されるでしょうね。

そのように具体的に考えて行くほど、一歩一歩ソフトランディングして行くのは困難な事かと思えます。やはりハードランディングするしかないのでしょうか?
新しくアップした記事【崩壊は突然顕著になる】2010-7-21にもかかせて頂きました。
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-516.html

ソフトランディングの困難さについては改めて記事にする積りです。人類はどんどん追いつめられています。
2010/07/21(Wed) 20:56 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
石油価格つり上げ
石油メジャーと言われていたアメリカ等の国際石油資本はすでに総生産量の1割しか持っていないそうです。(wikipedia情報)
したがって、アメリカが石油価格を吊り上げるような行動を起こしてもあまり得にはならないかもしれません。
産出量が多いのも現在は中東やロシアの国営企業ですので、こちらはOPECの立場と同一かもしれません。

それらの国々は石油価格が上昇すれば収入は増えるはずですが、あまり激しく石油需要が落ち込めば思ったほど増収せず、世界経済が石油依存度を減らしていくと一気に自国の経済が沈滞する可能性も持っています。
彼らの理想的な未来図は、このままじわじわと価格上昇する程度で現状に大きな変化が無いことでしょう。

そのようなことを考えると、石油を使い果たしておしまいと言う筋書きではなく石油は多く残したまま石油依存度を減らすと言う図もあり得ないことではないかもしれません。

ただし、そうなる過程で世界各国はその事情により大きな影響の違いが出てくるはずで、特に中国や日本など、製造業に頼っている国は大打撃を受ける怖れが強いかもしれません。

アメリカの態度もその辺に大きく左右される可能性があります。
2010/07/22(Thu) 14:20 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:石油価格つり上げ
>石油メジャーと言われていたアメリカ等の国際石油資本はすでに総生産量の1割しか持っていない

これは意外ですね。石油は産油国ではなくてアメリカの企業が牛耳っていたイメージが強かったですからね。アメリカも色々な分野で、没落して覇権を失いつつあるのですね。

>産出量が多いのも現在は中東やロシアの国営企業ですので、こちらはOPECの立場と同一かも

それなら、多国籍企業も入り込めないのでしょうかね。まあ、多国籍企業は世界を駄目にしてますから、早く解体して欲しいものです。

>彼らの理想的な未来図は、このままじわじわと価格上昇する程度で現状に大きな変化が無いこと

なるほど、その読みは納得しますね。

>石油を使い果たしておしまいと言う筋書きではなく石油は多く残したまま石油依存度を減らすと言う図

これはある意味理想的な方向ですね。石油を大量に残したまま封印出来れば環境負荷が少ないですね。難しいとは思いますがその方向へ行って欲しいものです。いつも懸念するのは、石油を枯渇まで使った場合、環境負荷が耐えられるかと言う事です。まあ、使い方にも因るでしょうけれど・・。

上々さんは本当に石油文明に関しても造詣が深いですね。自分があまり考察した事のなかった情勢に関して、納得させられるコメントの連続です。有難う御座います。
2010/07/22(Thu) 21:45 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re:Re:書評
 大江戸シリーズ全部読んだ気でいたのですが、ネットで確かめたところ、読んだ冊数の倍ぐらい出ていてびっくりでした。大江戸シリーズは読んだ中で言うと、やはりエネルギー事情が一番でした。

 大江戸シリーズ以外についてはそんなに読んでいません。読んだ中で一番といえばSF西遊記が一番でした。
2010/07/22(Thu) 22:25 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
造詣
造詣が深いなどとは滅相もない。
ただ妄想が激しいだけです。

以前も温暖化についてとか、環境について色々考えるところがありましたが、石油ピーク説に出会ってすべての考えの行き着く先がすっきりと見えてきた気がします。
そしてそこから考えが現代文明に帰ってきた時、ほんの100年前の文明とも全く基礎が変化してしまったこの文明の危うさというものも分かったと思います。

温暖化って、そこまで何を燃やすつもりなんでしょ。
2010/07/23(Fri) 11:26 | URL  | 上々 #-[ 編集]
ではそれを読んでみようと思います。
    guyver1092 さん

お返事有難う御座います。

江戸時代のエネルギー事情は確かに興味深いものがあります。槌田敦さんの本でも触れられていますが、一冊の本となるとまた詳しいでしょうね。
guyver1092 さんのようにパッと購入して直ぐに読み終える・・・と言う訳にはいかないでしょうけれど、早く読んでみたいと思います。。guyver1092 さんの読書量、質の凄さに脱帽です。
2010/07/23(Fri) 20:32 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re:造詣
    上々さん

>ただ妄想が激しい

つまり、この辺りの考察がオリジナルであると言う事になりますね。これだけ石油ピークについて語るだけではなく、予測できると言う事は、かなり研究なされているなと感じます。

>石油ピーク説に出会ってすべての考えの行き着く先がすっきりと見えてきた

確かに現代は石油文明時代であり、石油がいきなり使えなくなったらあえなく崩壊してしまう脆弱な社会ですね。
 だからこそ石油ピーク説から社会構造、問題を考えていく手法も大きな意味がありますね。

>ほんの100年前の文明とも全く基礎が変化してしまったこの文明の危うさ

そうですね。この100年の変化は、主に石油によるドーピングとも考えられますね。これを、成長、発展としか捉えられなければ大変ですね。どう考えても砂上の楼閣であり、崩壊せざるを得ないでしょうね。
2010/07/23(Fri) 20:55 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
温暖と言うドーピング
現代文明は確かに石油と言うもののためにふくらまされている(ドーピング)のは事実ですが、人間のわずかな歴史を考えてみれば実はここ1万年ちょっとはそれまでと比べて非常に温暖な気候に恵まれ、そのおかげで農業が栄え急激に人口を増やすことができたと言う点では温暖ドーピングともいえるかもしれません。

これは化石燃料を燃やすとかそう言った行為とは全く関係が無く、周期的な太陽活動の変動や地球軌道の変化と言ったものの影響と考えられます。

多少、石油を燃やしたところでこの変動がマイナスになった時には温度を支えられるわけもありませんので、石油文明になる以前の人類文明も含め、寒冷化したらおしまいになる可能性が強いものと思います。

それが何時来るか、来たとしても全地球的に人が住めなくなるわけではないので、全滅ではないでしょうが、文明を維持するには不十分なものでしょう。
2010/07/24(Sat) 09:02 | URL  | 上々 #-[ 編集]
温暖化はドーピングと解釈すべきか?
なるほど、そのように解釈すると、温暖化もドーピングと解釈出来るかも知れませんね。

 ここのサイトで私の定義した『ドーピング効果』は、持続しない一時的な効果を挙げる為に使用する物事で、その後の持続性を台無しにしてしまう物事です。【ドーピング社会】で定義し論じています。
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-152.html
だから人為的な行為で、中毒性もある物事です。
その意味では人間が自己規制可能で無い自然現象は、私の定義ではドーピングではありません。

石油の場合、現代人の生活の隅々まで入り込んで、その場限りの(・・ここ数世代限りの・・)利便性をもたらし、それ以降の人間社会の持続可能性をどんどん破壊している点で、まさに最悪のドーピングと言えそうです。

 さて、地球の温暖化についてですが、21世紀に入ってここ10年ほどは温暖化してないとのデータがありますが、ClimateGate事件発覚後は、そもそも21世紀の終わりに地球が温暖化していたかどうかも怪しくなりました。1970年あたりから寒冷化しているのかも知れません。まあ、人間が密に住んでいる都市などは、二酸化炭素が原因ではなく、ヒートアイランド現象で温暖化してますが・・。そして、寒冷化しているとしても、それが大問題になるのは今世紀中の話ではないでしょう(気候変動はかなり不確実で断言は出来ませんが・・)温暖化だろうが寒冷化だろうが、どうせ人間の手に負えない事ならば、それが顕著になってはっきりしてから考えるべき事ですね。・・「予防原則」なんて言ったって、今のところ温暖化か寒冷化かも不確実ですし、温暖化対策なんて逆効果の酷い事しかしてないわけですから・・・。

寒冷化と温暖化どちらが大変かという問題は、その変動の幅にもよりますね。どちらでも平均気温が10℃も変化したら大問題です。

それよりも脱石油、エネルギー消費の縮小をしっかり考えるべきである事は、上々さんと一致したところでしょう。

もっと確実な人為的な環境問題を解決・・・廃止して行くべきでしょう。原発、海底油田、巨大開発・・・それが急を要する確実に廃止すべき事でしょう・・・石油のように「ドーピング」とも言えないただの酷い愚行でしょう。勿論、上々さんのおっしゃるように脱石油をして、エネルギー縮小する事が、それらの愚行も出来なくなると言う一挙の解決策ですね。・・・全て石油を大量に使って行われていますからね。
2010/07/25(Sun) 13:07 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
地質時代
およそ12000年前、北半球の氷河がほとんど後退したころからを「完新世」と呼びます。昔は沖積世と言いました。
それ以前、180万年前までが更新世で、これも昔は洪積世と言いました。この2つを合わせて第4紀と言います。
更新世はほとんどが寒冷で氷河時代であったと言えます。
完新世に入り温暖化しましたが、11000年前から1000年ほどは再度寒冷化しました。これを「ヤンガードリアス期」と言います。
農業が始まったのは完新世の温暖化によるという説と、一端温暖化した後寒冷化したヤンガードリアス期にやむなく始まったという説があるようです。

いずれにせよ、農業を基にした現代の人類文明は完新世の賜物であるのは間違いなく、石油のドーピングとはかなり意味が違いますね。
温暖化抜きでは人類文明はなかったというべきで、更新世の氷河期が戻れば文明も夢のように消えるということではないかと思います。
2010/07/26(Mon) 13:32 | URL  | 上々 #-[ 編集]
氷河期
先のコメントにも書きましたが、周期現象による氷河期が来るとしても、ここ数十年のスパンではなさそうですし、そのような大きな自然の変動は人間が制御し切れるものでもありませんね。
 だからその手の自然変動による大災害を心配するよりも、現在人間が自然に対して行っている環境負荷を減らす方向で努力すべきでしょうね。石油文明の環境負荷は酷過ぎて、人間が利便性と引き換えに自分で自分の首を絞めている事になりましょう。まさに「ドーピング効果」です。
2010/07/27(Tue) 06:30 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
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