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2010-06-13 00:01
 今回から2回連続、石油ピーク説にお詳しい、ここのサイトにコメントを下さる HN 上々 さんに書いて頂いた記事です。

 石油ピークという仮説についてはご存じない方も、数年前に石油価格が急激に上昇し日本でも仕方なく自動車に乗るのを控えたり、漁船が出漁を見合わせたりとさまざまな影響が出たことはだれの記憶にもまだ新しいものと思います。
この原因については公式には産油国の生産設備の不備とか、新興国の石油需要の上昇とかいろいろ言われていますが、石油ピーク説を知っている者から見れば世界全体が石油供給能力の限界になり、ちょっとした需要増加で敏感に市場が反応する結果であり、これからも繰り返し起きるであろう現象の走りであるのは明らかです。

 石油ピーク説とは、世界の年間の石油生産量がピークを迎えたということです。「地球にあった石油の存在量の半分を使ってしまった」ということとほぼ同じ意味になります。もちろん存在量の半分を使ってしまったからといって、さらに増産していけばまだ生産ピークには達していないことになりますが、それでは本当の「石油枯渇」を早く迎えるだけです。

 石油の枯渇と石油ピークを意識的に混同させるような宣伝をして否定的に紹介する(何十年も前からあと●●年で石油が無くなると言っているけれどまだあるじゃないか)人もいますので、注意が必要ですが、石油ピークはいわゆる石油枯渇とは全く違います。この石油ピーク説は最初にアメリカの石油会社に勤めるハバートという研究者がアメリカ合衆国の石油生産の年間生産量の経緯を研究していて、アメリカの石油生産はピークを迎えることを見つけ出し、1956年に発表したのがはじめです。その当時は石油関係の業界・学会すべてがハバートの主張を否定しました。しかし、その後のアメリカの生産量推移を見ればハバートの説が正しかったことは明らかです。

 その後、石油生産の主産地はアメリカから中東へと移り、世界中が本格的な石油文明の真っ只中に放り込まれました。そして、いよいよ地球全体の石油生産がアメリカで起こったのと同様に生産ピークを迎えたとと考えられる状況になったわけです。
この辺の事情については世界的にはASPO(Association for the study on Peak Oil & Gas)という団体が研究し、一般に広報しています。日本では前東京大学教授で、今は「もったいない学会」の代表を勤めておられる、石井良徳先生が精力的に啓蒙活動をしています。石井先生のホームページにはわかりやすい図やグラフを使った説明がありますので、ぜひごらんになることをお奨めいたします。

 さて、現代は石油がすべての産業の隅々にまで入り込み、石油のない産業は何も想像できない状況です。しかし、それはいつから始まったことでしょうか。
 江戸時代の日本では石油はほとんど使われていなかったことは誰でも想像できるでしょう。明治時代になり、化石燃料としては最初に石炭が使われ、ボイラーで炊いて蒸気を発生させ、それを使うという形で汽車や汽船が使われ、産業革命が起こりました。
化石燃料と言うことでは同様ですが、この燃料が石油に変換していき、さらに自動車が使われだしたことにより、変化のスピードは格段に上がってきました。それが始まってからまだ100年も経っていないのです。

 石油は今、何に使われているのでしょうか。
原油は日本へはタンカーに積んで運んできます。大規模な原油基地がいくつもあり、供給不安への対応として備蓄も進めていますが、それでも日本全体の使用量からいえば備蓄量は177日分(2007年時点)でしかありません。石油は炭化水素という炭素と水素が結合した有機化合物ですが、さまざまな種類の化合物の混合物です。ガソリンのような分子量の小さく揮発性の高いものもあり、アスファルトのような高分子のどろどろしたものもあります。これらを揮発性によって分ける精製という作業が石油コンビナート内の工場で行われます。揮発しやすいガソリンは自動車の燃料に、少し分子量の大きい軽油はディーゼルの燃料に、もっと大きい重油はボイラーの燃料に、もっと大きいアスファルトは道路舗装用になります。そのほかに化学工業の原料となってプラスチックになるものもあります。ほとんど捨てるものはないようにいろいろ利用されているのが現状です。

 化石燃料使用の主流が石炭から石油に代わったということの一番の利点は、「内燃機関で使えること」です。石炭はボイラーで燃やし蒸気を発生させて使うという装置なので、なかなか小型化が難しく数人乗りの自動車のようなものに利用するのは困難でした。しかし、石油を使う「エンジン」が生まれたことで、自動車が普及し、社会のあり方がそれまでと全く変わってきてしまいました。一人ひとりが、ほぼ個人単位で数十キロから数百キロ簡単に移動できるということは人間の在り方自体にも大きな影響を与えたと言えます。

 自動車社会というものは、石油を使い出した時代よりさらに遅れてスタートしています。ちょっと年上の人たちはまだ自動車がそれほど走っていない時代の記憶があることと思います。以前はどこかに行くと行っても列車程度しか利用できず、まず鉄道の時刻表を見ることから始めなければ動きが取れませんでした。
 会社や学校に行くのも列車などの公共交通機関を利用するのが前提で、実は住居の選択もそれを考えて行なっていたわけです。
 これらの条件は自家用車を使うようになり変わってしまいました。どこか遠くに旅行する場合も時間を考える必要はありません。好きな時間に出ればよいのです。住居を選ぶのにも駅から歩いて何分なんていうことをあまり考えなくなりました。少しは頭にあるとしても、昔のような絶対条件ではありません。かえって今では幹線道路へ出やすいかどうかのほうが問題です。

 現代社会は個人主義化が過度に進みいろいろの点で問題化していますが、実はその遠因は人間社会が自動車社会化したためではないかと考えています。まあここではそれについては深くは述べません。

 さらに直接石油を使っているわけではないのですが、主に電力による生活利便性向上の恩恵はすべての先進国民が受けています。
現代では家庭生活の隅々まで機械化が進んでいるので意識されなくなりつつありますが、50代の私としては子供のころの電化製品がほとんどなかった頃の生活の記憶もあります。
食べる、着る、掃除をするといった生活の何もかも手作業でやらなければなりませんでした。当然、母は働きに出ることなど不可能で、一日中家事に追われていました。
富裕な家だと女中さんを雇って家事をさせるということもできたようです。もちろん、我が家の周りにはそのような知り合いも居らず、話に聞くばかりでしたが。
 それが、徐々に家電製品が家の中に入り込んできて、テレビが入り、洗濯機が入り、冷蔵庫が入り、炊飯器が入り、掃除機が入り、どんどんと家事は楽になってきました。
 今では「女中さん」を雇ってもさせることもほとんどありません。もっと言えば、結婚する必要性もなくなってきたようで、非婚化というのが問題になっています。
 まあ、ほとんどすべての家事をボタンひとつで済ませられれば、やっかいな人間関係を作る必要もないと思う人も多いでしょう。
 これらの「電化社会」もやはり石油社会から発展して出来上がってきたものと言えます。

 このように、現代社会は石油の利用を基礎に、電力も使って極めて利便性を高めた社会と言えるでしょう。
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【2010/06/13 00:01】 | 資源・エネルギー トラックバック(0) |

石油の価格。
でなしNo.146
大変興味深い記事ありがとうございます。

約3年前のガソリン価格の上昇は先物取引屋などファンドがからんで価格を吊り上げていたというマスコミの報道や記事を読んだことがありますが、本質はやはり、石油生産能力の頭打ちだったのですね!
(ほとんどの場合、ファンドは必ず儲かることにしかカネは動かしません。つまり、今以上の石油増産は極めて難しいという予測の下に、石油の買占めに走ったのでしょう)

また、生活に浸透した石油とこれからどう付き合っていくべきなのかを考えさせられました。

次回の記事も早く読んでみたいですね^^

大企業にサヨナラ~
団塊おやじの遺言
いつの間にか大きなうねりに流されて気がつくと 皆同じ様な
生活をしているんですね・・世界の人口が60億人を超え・・
寒いとか暑いとか言って60億人の人たちがこの資源に群がると
あ~っというまに無くなりますよね・・その時には大企業は天然ガス等に
移行するんですかね アメリカで大きな事故が在り対処出来ない原油事故 
大企業に頼らず有機物の発酵に依るガス利用
排泄物・生ゴミ・家畜の堆肥などでのエネルギー利用が良い様に
思われます そして利用され尽くしたものは大地へ還元し肥料に
もう便利な生活と言うものに根本から取り組む事ですね
大企業にはこれ以上勝手はさせない決意が必要ですね

いつも勉強させて頂き ありがとうございます
多少、論点がずれるのは 歳なのでお許しください

10年後はどうなっているでしょう。
BEM
若者の車離れが進む日本ですが、全世代で車の利用を少しでも減らすことになればいいのにといつも考えておりますが、石油はガソリンだけでなく様々な事に利用されていますから、まだまだ先進国では石油に頼らざるを得ないんですね。

それに中国、インドのような国々が爆発的に車を持ち出すとすれば、石油消費は爆発的に増えそうです。
そうなったら温暖化防止のため云々など言ってられなくなりそうですが、同時にまたガソリン価格の急騰も考えられます。

40代の私は物心ついた頃にはとりあえずテレビと冷蔵庫と洗濯機はありましたね。今思うと家電と言えば他に蛍光灯があるくらいで、ミシンも足踏みだったし、電気炊飯器もなかったし…って、かなりシンプルな生活ですね(^^;
裕福な家庭ならもうちょっと進んでいたのかな? でも商品自体が少なかった時代ですからね。

未だに新製品が登場する毎日ですが、もっとシンプルな生活に戻れないもんでしょうかね。

ご意見ありがとうございます
上々
中国インドなどの新興国の需要急増は確かに危険な引き金になる可能性が強いのですが、それで値段が急騰したらその国々はすぐに「降りてしまう」可能性があります。
元に戻るだけで大して社会的にも打撃は受けません。
しかし、日本はもう降りるわけにはいきません。

破滅に向かって進むか、なんとか持ちこたえるか、大変なかじ取りが必要になります。

脱石油
雑草Z
    でなしNo.146さん

>生活に浸透した石油とこれからどう付き合っていくべきなのか

石油ピークがいつ来るかに関らず、早く脱石油の方向へ進まないと人類はとんでもない事になるでしょう。石油依存から一刻も早く脱却すべきですね・・・かといって代替エネルギーに頼るのではなく、大量にエネルギーを使う事から脱却すべきでしょう。

便利な生活を見直す
雑草Z
    団塊おやじの遺言さん

アメリカでの海底油田の事故は最悪ですね。被害額よりも、きれいな海の広大な面積が石油で汚染された事で、この油田がこれからどんなに利益を上げても取り返しがつきませんね。海底油田は封印すべきだと思いました。

>大企業にはこれ以上勝手はさせない決意が必要ですね

大企業の多くは、酷い事をして成り上がってきたし、無い方がよっぽど世の為でしょうね。

おっしゃるように、「便利な生活」は根本から見直す必要があるでしょう。


石油ピーク説
guyver1092
 石油ピーク説で、全地球規模での石油の産出の減少は予測できているのでしょうか。できていれば、その減少に合わせて、脱石油を進めてゆかねば、資源戦争勃発という事態が考えられますね。
 以前にも冗談で政治家が文明崩壊する方向に社会を誘導していると言う類いのことを書いた記憶がありますが、政治家の能力によっては、解っているのに文明崩壊に突き進むという事態になりかねないですね。

どこまで酷くなるのでしょう?
雑草Z
    BEMさん

>まだまだ先進国では石油に頼らざるを得ないんですね。

現代は、石油文明と言ってもいいほどで、頼るどころか、現代文明の状態を決めて、根底から支えていると言えるでしょうね。でも、この石油文明は20世紀から21世紀にかけての瞬間的な打ち上げ花火で終わるのでしょうね・・・後には汚染物質と廃墟が残るのでしょうか??

もっとシンプルな生活に戻らなければ社会は永続出来ないでしょうが、自らの意思でそうすれば可能性も高いでしょうが、石油ピークが過ぎて、石油が使えなくなって突然衰退するのであれば、制御出来ない崩壊スパイラルに陥るかも知れませんね。

 現在の環境対策は殆ど効果が無いばかりか逆効果のものも沢山ありますから、10年後の環境はもっと酷い状態になりそうです・・・それを考えると憂鬱です。

ピーク後の石油生産
上々
石油ピーク説の生産量予測の代表的な推移は釣鐘型の減少、すなわち最初は徐々に減って行き、そのうちに急激な減少の時を迎え、最後はだらだらと枯渇に向かうというものですが、実際にはこうなるかどうか分かりません。

産油国と消費国の思惑、産油国と言っても最後まで残りそうな中東の数カ国とその他の国々、消費国でもヨーロッパとアメリカ、日本、新興国のそれぞれで思惑と戦略が異なるためそのなかで実際にどうなるかと言う難しいことになります。

産油国では徐々に値が上がりつつも爆発的な高騰は回避しなければ消費国の石油離れが進むので不利でしょう。今のような増産はしないという対応が続くのでは。
ただし、本当の残っている石油埋蔵量は自国しか分かっていない最高機密でしょう。以前に産油国内での勢力争いの影響で各国が埋蔵量を多めに修正してしまったという話もあります。

消費国側も本当に石油生産量の減少が避けられないことがわかれば対応は決まりますが、まだ半信半疑のところもあるようです。特に日本は疑いの方が強そうです。
アメリカなどでも軍の関係者は軍用燃料確保の必要性からかなりシビアに予測して対応を考えているようです。(石井先生HP)

とにかく世界でも先進国は石油文明が直接現在の世界経済を支えているので経済崩壊を招く石油転換に踏み出せない段階でしょう。
いつまでその我慢が続くのか、まあ今の状態でじゃんじゃん使っても40年は持つそうなので、自分たちが生きている間は大丈夫と腹を括って何もしないと言う最悪パターンをする国も(日本をはじめ)ありそうです。


Re:石油ピーク説
雑草Z
    guyver1092さん
    

>全地球規模での石油の産出の減少は予測できているのでしょうか。できていれば、その減少に合わせて、脱石油を進めてゆかねば、資源戦争勃発という事態が考えられますね。

 ここの部分、非常に大切な部分だと思います。どこまで正確かは別として、各国しっかり予測は立てているでしょうね。
 しかし、脱石油の方法がどうしようもないのもばかりですね。石油代替エネルギーが石油から独立していませんし、地球が現在の人口の規模、経済の規模から考えて、無限と近似出来ない事や、ほぼ閉じた系である事を考えると、石油の代替エネルギーを開発するのではなく、エネルギー消費の縮小・・・太陽エネルギーの範囲まで・・・と、言う方向に持って行かなければならないでしょうね。
 guyver1092 さんはいかがお考えですか?
 このあたりは上々さんにも是非御意見を御伺いしたいところです。


>政治家の能力によっては、解っているのに文明崩壊に突き進むという事態になりかねない

 政治家が産業界との慣れ合いを絶ち、経済成長路線に決別しなければ、望んでいなくとも、形として

>解っているのに文明崩壊に突き進むという事態

になるでしょうね。
経済成長路線と言うのは本当に狂った洗脳です。 

基本的な質問です。
雑草Z
    上々さん

 私とは少々違った視点の、私には書けない 石油ピーク説 書いて頂き有難う御座います。非常に興味深く読ませていただきました。
後半の(2)のほうがますます興味深い内容ですね。
 (・・既に読んでます。・・・・管理人の特権ですね・)

さて、
 以前にも別な記事で似たような事をお尋ねした記憶があるのですが、


>石油ピーク説とは、世界の年間の石油生産量がピークを迎えたということです。「地球にあった石油の存在量の半分を使ってしまった」ということとほぼ同じ意味になります。

・・・と言うのは何故なのでしょう?
 石油の生産はピークを中心に左右(過去と現在で)対象になるとは決まってませんし、
石油生産量がピークを迎えるた時が、はじめの存在量の半分よりずっと以前の可能性もあるし、逆に半分よりも遥かに使い切った後かも知れません。

 宜しく御説明願います。

生産ピーク
上々
もちろん「存在量の半分を使った」ということは石油生産のピークを迎えたかどうかとは直接の関係はありません。
例の釣鐘型というか、あの生産量を表す曲線が左右対称であるなら、生産ピークに達した時はだいたい半分だろうと言う程度の話だと思います。(この辺の事情は正確には知りません。もしかしたら何か合理的な説明があるのかもしれませんが、今のところ見たことはありません)

もしも石油消費に関わる人たちがまったく将来のことなど考えずにどんどんと消費を伸ばしていくなら石油生産ピークはいつまでも訪れず、ある日パタッと生産できなくなり「おしまい」になることもあり得ます。

しかし、現状の石油生産量推移がどうやら頂上に達したような状況、またこれまでの石油生産量累計が今までに知られている石油埋蔵量のうちおそらく経済的に使用可能な量の半分位に達しているという推計から考えて、偶然かもしれませんがやはり生産ピークと半量使用の時期は同程度のところに重なったと言うことかもしれません。

なお、経済的使用可能量といってもこれから先の経済状態がどうなるかは不透明で、2兆バレル使い切る前に経済自体が崩壊してもはや誰も石油を使えなくなるかもしれません。
そうすると半量だったと思っていたのが実はすでに75%だったという結果も出る可能性はあります。

Re:Re:石油ピーク説
guyver1092
>しかし、脱石油の方法がどうしようもないのもばかりですね。石油代替エネルギーが石油から独立していませんし、地球が現在の人口の規模、経済の規模から考えて、・・・

このあたり、私は雑草Z氏とまったく同じ考えです。使えるうちは、石油を使ってもよいでしょうが、枯渇性資源ということを認めて、国家戦略として経済縮小を準備してゆかねば、確実に文明崩壊を起こすでしょう。
 ちなみに、現代より後の時代に太陽光以外のエネルギー源がなくなっても、江戸時代と同じ文明レベルまでは下がらないと考えています。(文明崩壊を起こさなければの話ですが)
 たとえば、江戸時代の鏡はしょっちゅうメンテナンスしなければ映らなくなってしまったそうですので、現代の技術を使えば太陽炉は安価に作れますが、江戸時代なら太陽炉を作るより、薪とか炭を使ったほうが産出投入比が良かったのではないでしょうか。


>>解っているのに文明崩壊に突き進むという事態
というのは、文明が暴走しているから止められなくなるようですね。(「暴走する文明」とか「文明崩壊」による)
 文明を暴走させる原動力は増幅された欲望ではないかと考えています。

Re:生産ピーク
雑草Z
    上々さん

>偶然かもしれませんがやはり生産ピークと半量使用の時期は同程度のところに重なったと言うことかもしれません。

了解です。しかし、BRICs諸国、特に中国とインドの工業、経済の暴走によって、生産ピークはもっと先にくるかもしれませんね。そうなったら、ますます世界の経済、社会崩壊は酷いものになるでしょうね。

ところで、

>現代社会は個人主義化が過度に進みいろいろの点で問題化していますが、実はその遠因は人間社会が自動車社会化したためではないかと考えています。

についても上々さんのお考えをもっと詳しくお聞きしたいので、是非これも記事にして頂ければ嬉しく思います。



暴走する石油文明
雑草Z
    guyver1092さん

>このあたり、私は雑草Z氏とまったく同じ考えです。

そうでしたね。今までに何度となくこのような内容については

>国家戦略として経済縮小を準備してゆかねば、確実に文明崩壊を起こす

といった事で同意してましたね。我々二人ばかりでなく、上々さんをはじめ、ここの常連さんも大筋で同じ意見ですね。極めて理性的なこの結論を世界中の政治家たちは今すぐに合意して政策を始めるべきでしょう。

>文明を暴走させる原動力は増幅された欲望ではないかと考えています。

その通りだと思います。このあたりは、guyver1092さん一流のオリジナルな論法で記事にして頂きたいところです。この欲望を先ずは縮小ですね。 

自動車社会
上々
メールについ書いちゃったんで考えてみたんですが、心理学を駆使した文明論で、かなり難しそうです。
なんとなくイメージとしてはあるんですが、それがどう社会と結び付いていくか、説得力のある説明がちょっと。

それでも電化製品で家事をすべてこなし、自動車で移動し、コンピュータで情報管理といった生活が人間の性格に影響を与えないわけがないのですが。

ひとつひとつ「無かったらどうなるか、どうするか」を想像してみますか。

Re:自動車社会
雑草Z
    上々さん

個人主義と自動車社会の因果関係は、言われてみればなるほどと思います。しかし、上々さんがここの本文に書くまでは、考えてみた事が無かった興味深い話題です。
 催促は致しませんが、もし、書かれたら送って頂ければ嬉しく思います。確かに難題かも知れません。


元に戻るか
上々
石油高騰下の社会ではまあ元に戻るだけかと思っていても、この超絶個人主義社会では元には戻れませんね。

今の個人個人ばらばらの家族(核分裂家族)が数十年前の核家族に戻るにも相当な自由の制限が必要なわけです。
個人主義は確かに個人の自由を保障している側面があります。それで恩恵を得ているのは以前の家族制度で不利を受けていた女性層です。

それがまた経済が苦しくなったから家で専業で家事をしろとなってもすんなり行くわけはありません。

下手をすると大混乱になって皆野垂れ死にの危機もあるというのはそういった側面があるからと思います。

>超絶個人主義社会
雑草Z
    上々さん

 またまた、言い得て妙な、凄い造語を作られましたね。
この非能率な個人主義社会の典型的な象徴が個人の自家用車でしょうね。

>下手をすると大混乱になって皆野垂れ死にの危機もあるというのはそういった側面があるからと思います。

 ・・と言う事は、価値観の変換から始めないと駄目なのでしょうかね?やはり人間社会は破局に向かって暴走してますね。


しかし、それにしても

>超絶個人主義社会

と言う表現は見事です。このタイトルの記事を描きませんか?


石油文明
雑草Z
 石油文明・・・と言うのは、エネルギー基盤を中心に文明を分類した場合の現代文明の呼び方・・・と思ってましたが、エネルギー面ばかりでなく、現代文明を総括する表現ですね。
 現代文明とは石油とともに燃やされている一見華やかな滅びの前の宴かも知れません。火力が強くても、風前の灯なのかも知れません。

石油文明の悪
上々
いくらエネルギー源があってもそれを利用できなければなんにもなりません。
これまで何億年か、動物が石油と全く縁もなく共存してきたのもそのせいです。
人間が初めて利用することを見つけ出し、それで繁栄した。
問題はそれが無尽蔵ではなかったことだけです。

エネルギーを使うことは、人間を奴隷として使うほど大変なことではないように見えた。それが心理的にも大きく影響を受けた一因かもしれません。

ドーピング漬けの石油文明
雑草Z
地下資源についてはどれも無尽蔵のように考える事自体軽率過ぎますね。

>これまで何億年か、動物が石油と全く縁もなく共存してきたのもそのせいです。

石油のドーピングの無い健全な社会ですね。その頃は社会の永続性もあった筈です。


>問題はそれが無尽蔵ではなかったことだけです。

エネルギーの観点のみから言えば、そう言う事になりましょうが、環境負荷の観点からも考えれば、埋蔵量も少なく、早く使えなくなって欲しいものです。

 社会から石油を抜いても、しっかりやって行ける社会を築く事こそ、人間の理恵の見せどころ・・・科学でしょうね。

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コメント
この記事へのコメント
石油の価格。
大変興味深い記事ありがとうございます。

約3年前のガソリン価格の上昇は先物取引屋などファンドがからんで価格を吊り上げていたというマスコミの報道や記事を読んだことがありますが、本質はやはり、石油生産能力の頭打ちだったのですね!
(ほとんどの場合、ファンドは必ず儲かることにしかカネは動かしません。つまり、今以上の石油増産は極めて難しいという予測の下に、石油の買占めに走ったのでしょう)

また、生活に浸透した石油とこれからどう付き合っていくべきなのかを考えさせられました。

次回の記事も早く読んでみたいですね^^
2010/06/13(Sun) 00:41 | URL  | でなしNo.146 #89zBIK8s[ 編集]
大企業にサヨナラ~
いつの間にか大きなうねりに流されて気がつくと 皆同じ様な
生活をしているんですね・・世界の人口が60億人を超え・・
寒いとか暑いとか言って60億人の人たちがこの資源に群がると
あ~っというまに無くなりますよね・・その時には大企業は天然ガス等に
移行するんですかね アメリカで大きな事故が在り対処出来ない原油事故 
大企業に頼らず有機物の発酵に依るガス利用
排泄物・生ゴミ・家畜の堆肥などでのエネルギー利用が良い様に
思われます そして利用され尽くしたものは大地へ還元し肥料に
もう便利な生活と言うものに根本から取り組む事ですね
大企業にはこれ以上勝手はさせない決意が必要ですね

いつも勉強させて頂き ありがとうございます
多少、論点がずれるのは 歳なのでお許しください
2010/06/13(Sun) 10:33 | URL  | 団塊おやじの遺言 #-[ 編集]
10年後はどうなっているでしょう。
若者の車離れが進む日本ですが、全世代で車の利用を少しでも減らすことになればいいのにといつも考えておりますが、石油はガソリンだけでなく様々な事に利用されていますから、まだまだ先進国では石油に頼らざるを得ないんですね。

それに中国、インドのような国々が爆発的に車を持ち出すとすれば、石油消費は爆発的に増えそうです。
そうなったら温暖化防止のため云々など言ってられなくなりそうですが、同時にまたガソリン価格の急騰も考えられます。

40代の私は物心ついた頃にはとりあえずテレビと冷蔵庫と洗濯機はありましたね。今思うと家電と言えば他に蛍光灯があるくらいで、ミシンも足踏みだったし、電気炊飯器もなかったし…って、かなりシンプルな生活ですね(^^;
裕福な家庭ならもうちょっと進んでいたのかな? でも商品自体が少なかった時代ですからね。

未だに新製品が登場する毎日ですが、もっとシンプルな生活に戻れないもんでしょうかね。
2010/06/14(Mon) 01:04 | URL  | BEM #KyOwEUhE[ 編集]
ご意見ありがとうございます
中国インドなどの新興国の需要急増は確かに危険な引き金になる可能性が強いのですが、それで値段が急騰したらその国々はすぐに「降りてしまう」可能性があります。
元に戻るだけで大して社会的にも打撃は受けません。
しかし、日本はもう降りるわけにはいきません。

破滅に向かって進むか、なんとか持ちこたえるか、大変なかじ取りが必要になります。
2010/06/14(Mon) 08:19 | URL  | 上々 #-[ 編集]
脱石油
    でなしNo.146さん

>生活に浸透した石油とこれからどう付き合っていくべきなのか

石油ピークがいつ来るかに関らず、早く脱石油の方向へ進まないと人類はとんでもない事になるでしょう。石油依存から一刻も早く脱却すべきですね・・・かといって代替エネルギーに頼るのではなく、大量にエネルギーを使う事から脱却すべきでしょう。
2010/06/14(Mon) 21:37 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
便利な生活を見直す
    団塊おやじの遺言さん

アメリカでの海底油田の事故は最悪ですね。被害額よりも、きれいな海の広大な面積が石油で汚染された事で、この油田がこれからどんなに利益を上げても取り返しがつきませんね。海底油田は封印すべきだと思いました。

>大企業にはこれ以上勝手はさせない決意が必要ですね

大企業の多くは、酷い事をして成り上がってきたし、無い方がよっぽど世の為でしょうね。

おっしゃるように、「便利な生活」は根本から見直す必要があるでしょう。
2010/06/14(Mon) 21:44 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
石油ピーク説
 石油ピーク説で、全地球規模での石油の産出の減少は予測できているのでしょうか。できていれば、その減少に合わせて、脱石油を進めてゆかねば、資源戦争勃発という事態が考えられますね。
 以前にも冗談で政治家が文明崩壊する方向に社会を誘導していると言う類いのことを書いた記憶がありますが、政治家の能力によっては、解っているのに文明崩壊に突き進むという事態になりかねないですね。
2010/06/14(Mon) 21:45 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
どこまで酷くなるのでしょう?
    BEMさん

>まだまだ先進国では石油に頼らざるを得ないんですね。

現代は、石油文明と言ってもいいほどで、頼るどころか、現代文明の状態を決めて、根底から支えていると言えるでしょうね。でも、この石油文明は20世紀から21世紀にかけての瞬間的な打ち上げ花火で終わるのでしょうね・・・後には汚染物質と廃墟が残るのでしょうか??

もっとシンプルな生活に戻らなければ社会は永続出来ないでしょうが、自らの意思でそうすれば可能性も高いでしょうが、石油ピークが過ぎて、石油が使えなくなって突然衰退するのであれば、制御出来ない崩壊スパイラルに陥るかも知れませんね。

 現在の環境対策は殆ど効果が無いばかりか逆効果のものも沢山ありますから、10年後の環境はもっと酷い状態になりそうです・・・それを考えると憂鬱です。
2010/06/14(Mon) 21:55 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
ピーク後の石油生産
石油ピーク説の生産量予測の代表的な推移は釣鐘型の減少、すなわち最初は徐々に減って行き、そのうちに急激な減少の時を迎え、最後はだらだらと枯渇に向かうというものですが、実際にはこうなるかどうか分かりません。

産油国と消費国の思惑、産油国と言っても最後まで残りそうな中東の数カ国とその他の国々、消費国でもヨーロッパとアメリカ、日本、新興国のそれぞれで思惑と戦略が異なるためそのなかで実際にどうなるかと言う難しいことになります。

産油国では徐々に値が上がりつつも爆発的な高騰は回避しなければ消費国の石油離れが進むので不利でしょう。今のような増産はしないという対応が続くのでは。
ただし、本当の残っている石油埋蔵量は自国しか分かっていない最高機密でしょう。以前に産油国内での勢力争いの影響で各国が埋蔵量を多めに修正してしまったという話もあります。

消費国側も本当に石油生産量の減少が避けられないことがわかれば対応は決まりますが、まだ半信半疑のところもあるようです。特に日本は疑いの方が強そうです。
アメリカなどでも軍の関係者は軍用燃料確保の必要性からかなりシビアに予測して対応を考えているようです。(石井先生HP)

とにかく世界でも先進国は石油文明が直接現在の世界経済を支えているので経済崩壊を招く石油転換に踏み出せない段階でしょう。
いつまでその我慢が続くのか、まあ今の状態でじゃんじゃん使っても40年は持つそうなので、自分たちが生きている間は大丈夫と腹を括って何もしないと言う最悪パターンをする国も(日本をはじめ)ありそうです。
2010/06/15(Tue) 09:25 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:石油ピーク説
    guyver1092さん
    

>全地球規模での石油の産出の減少は予測できているのでしょうか。できていれば、その減少に合わせて、脱石油を進めてゆかねば、資源戦争勃発という事態が考えられますね。

 ここの部分、非常に大切な部分だと思います。どこまで正確かは別として、各国しっかり予測は立てているでしょうね。
 しかし、脱石油の方法がどうしようもないのもばかりですね。石油代替エネルギーが石油から独立していませんし、地球が現在の人口の規模、経済の規模から考えて、無限と近似出来ない事や、ほぼ閉じた系である事を考えると、石油の代替エネルギーを開発するのではなく、エネルギー消費の縮小・・・太陽エネルギーの範囲まで・・・と、言う方向に持って行かなければならないでしょうね。
 guyver1092 さんはいかがお考えですか?
 このあたりは上々さんにも是非御意見を御伺いしたいところです。


>政治家の能力によっては、解っているのに文明崩壊に突き進むという事態になりかねない

 政治家が産業界との慣れ合いを絶ち、経済成長路線に決別しなければ、望んでいなくとも、形として

>解っているのに文明崩壊に突き進むという事態

になるでしょうね。
経済成長路線と言うのは本当に狂った洗脳です。 
2010/06/15(Tue) 22:34 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
基本的な質問です。
    上々さん

 私とは少々違った視点の、私には書けない 石油ピーク説 書いて頂き有難う御座います。非常に興味深く読ませていただきました。
後半の(2)のほうがますます興味深い内容ですね。
 (・・既に読んでます。・・・・管理人の特権ですね・)

さて、
 以前にも別な記事で似たような事をお尋ねした記憶があるのですが、


>石油ピーク説とは、世界の年間の石油生産量がピークを迎えたということです。「地球にあった石油の存在量の半分を使ってしまった」ということとほぼ同じ意味になります。

・・・と言うのは何故なのでしょう?
 石油の生産はピークを中心に左右(過去と現在で)対象になるとは決まってませんし、
石油生産量がピークを迎えるた時が、はじめの存在量の半分よりずっと以前の可能性もあるし、逆に半分よりも遥かに使い切った後かも知れません。

 宜しく御説明願います。
2010/06/15(Tue) 23:00 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
生産ピーク
もちろん「存在量の半分を使った」ということは石油生産のピークを迎えたかどうかとは直接の関係はありません。
例の釣鐘型というか、あの生産量を表す曲線が左右対称であるなら、生産ピークに達した時はだいたい半分だろうと言う程度の話だと思います。(この辺の事情は正確には知りません。もしかしたら何か合理的な説明があるのかもしれませんが、今のところ見たことはありません)

もしも石油消費に関わる人たちがまったく将来のことなど考えずにどんどんと消費を伸ばしていくなら石油生産ピークはいつまでも訪れず、ある日パタッと生産できなくなり「おしまい」になることもあり得ます。

しかし、現状の石油生産量推移がどうやら頂上に達したような状況、またこれまでの石油生産量累計が今までに知られている石油埋蔵量のうちおそらく経済的に使用可能な量の半分位に達しているという推計から考えて、偶然かもしれませんがやはり生産ピークと半量使用の時期は同程度のところに重なったと言うことかもしれません。

なお、経済的使用可能量といってもこれから先の経済状態がどうなるかは不透明で、2兆バレル使い切る前に経済自体が崩壊してもはや誰も石油を使えなくなるかもしれません。
そうすると半量だったと思っていたのが実はすでに75%だったという結果も出る可能性はあります。
2010/06/16(Wed) 09:48 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:Re:石油ピーク説
>しかし、脱石油の方法がどうしようもないのもばかりですね。石油代替エネルギーが石油から独立していませんし、地球が現在の人口の規模、経済の規模から考えて、・・・

このあたり、私は雑草Z氏とまったく同じ考えです。使えるうちは、石油を使ってもよいでしょうが、枯渇性資源ということを認めて、国家戦略として経済縮小を準備してゆかねば、確実に文明崩壊を起こすでしょう。
 ちなみに、現代より後の時代に太陽光以外のエネルギー源がなくなっても、江戸時代と同じ文明レベルまでは下がらないと考えています。(文明崩壊を起こさなければの話ですが)
 たとえば、江戸時代の鏡はしょっちゅうメンテナンスしなければ映らなくなってしまったそうですので、現代の技術を使えば太陽炉は安価に作れますが、江戸時代なら太陽炉を作るより、薪とか炭を使ったほうが産出投入比が良かったのではないでしょうか。


>>解っているのに文明崩壊に突き進むという事態
というのは、文明が暴走しているから止められなくなるようですね。(「暴走する文明」とか「文明崩壊」による)
 文明を暴走させる原動力は増幅された欲望ではないかと考えています。
2010/06/16(Wed) 19:48 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
Re:生産ピーク
    上々さん

>偶然かもしれませんがやはり生産ピークと半量使用の時期は同程度のところに重なったと言うことかもしれません。

了解です。しかし、BRICs諸国、特に中国とインドの工業、経済の暴走によって、生産ピークはもっと先にくるかもしれませんね。そうなったら、ますます世界の経済、社会崩壊は酷いものになるでしょうね。

ところで、

>現代社会は個人主義化が過度に進みいろいろの点で問題化していますが、実はその遠因は人間社会が自動車社会化したためではないかと考えています。

についても上々さんのお考えをもっと詳しくお聞きしたいので、是非これも記事にして頂ければ嬉しく思います。

2010/06/16(Wed) 22:32 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
暴走する石油文明
    guyver1092さん

>このあたり、私は雑草Z氏とまったく同じ考えです。

そうでしたね。今までに何度となくこのような内容については

>国家戦略として経済縮小を準備してゆかねば、確実に文明崩壊を起こす

といった事で同意してましたね。我々二人ばかりでなく、上々さんをはじめ、ここの常連さんも大筋で同じ意見ですね。極めて理性的なこの結論を世界中の政治家たちは今すぐに合意して政策を始めるべきでしょう。

>文明を暴走させる原動力は増幅された欲望ではないかと考えています。

その通りだと思います。このあたりは、guyver1092さん一流のオリジナルな論法で記事にして頂きたいところです。この欲望を先ずは縮小ですね。 
2010/06/16(Wed) 22:45 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
自動車社会
メールについ書いちゃったんで考えてみたんですが、心理学を駆使した文明論で、かなり難しそうです。
なんとなくイメージとしてはあるんですが、それがどう社会と結び付いていくか、説得力のある説明がちょっと。

それでも電化製品で家事をすべてこなし、自動車で移動し、コンピュータで情報管理といった生活が人間の性格に影響を与えないわけがないのですが。

ひとつひとつ「無かったらどうなるか、どうするか」を想像してみますか。
2010/06/17(Thu) 13:00 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:自動車社会
    上々さん

個人主義と自動車社会の因果関係は、言われてみればなるほどと思います。しかし、上々さんがここの本文に書くまでは、考えてみた事が無かった興味深い話題です。
 催促は致しませんが、もし、書かれたら送って頂ければ嬉しく思います。確かに難題かも知れません。
2010/06/18(Fri) 06:46 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
元に戻るか
石油高騰下の社会ではまあ元に戻るだけかと思っていても、この超絶個人主義社会では元には戻れませんね。

今の個人個人ばらばらの家族(核分裂家族)が数十年前の核家族に戻るにも相当な自由の制限が必要なわけです。
個人主義は確かに個人の自由を保障している側面があります。それで恩恵を得ているのは以前の家族制度で不利を受けていた女性層です。

それがまた経済が苦しくなったから家で専業で家事をしろとなってもすんなり行くわけはありません。

下手をすると大混乱になって皆野垂れ死にの危機もあるというのはそういった側面があるからと思います。
2010/06/19(Sat) 09:47 | URL  | 上々 #-[ 編集]
>超絶個人主義社会
    上々さん

 またまた、言い得て妙な、凄い造語を作られましたね。
この非能率な個人主義社会の典型的な象徴が個人の自家用車でしょうね。

>下手をすると大混乱になって皆野垂れ死にの危機もあるというのはそういった側面があるからと思います。

 ・・と言う事は、価値観の変換から始めないと駄目なのでしょうかね?やはり人間社会は破局に向かって暴走してますね。


しかし、それにしても

>超絶個人主義社会

と言う表現は見事です。このタイトルの記事を描きませんか?
2010/06/19(Sat) 20:58 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
石油文明
 石油文明・・・と言うのは、エネルギー基盤を中心に文明を分類した場合の現代文明の呼び方・・・と思ってましたが、エネルギー面ばかりでなく、現代文明を総括する表現ですね。
 現代文明とは石油とともに燃やされている一見華やかな滅びの前の宴かも知れません。火力が強くても、風前の灯なのかも知れません。
2010/06/20(Sun) 22:54 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
石油文明の悪
いくらエネルギー源があってもそれを利用できなければなんにもなりません。
これまで何億年か、動物が石油と全く縁もなく共存してきたのもそのせいです。
人間が初めて利用することを見つけ出し、それで繁栄した。
問題はそれが無尽蔵ではなかったことだけです。

エネルギーを使うことは、人間を奴隷として使うほど大変なことではないように見えた。それが心理的にも大きく影響を受けた一因かもしれません。
2010/06/21(Mon) 17:19 | URL  | 上々 #-[ 編集]
ドーピング漬けの石油文明
地下資源についてはどれも無尽蔵のように考える事自体軽率過ぎますね。

>これまで何億年か、動物が石油と全く縁もなく共存してきたのもそのせいです。

石油のドーピングの無い健全な社会ですね。その頃は社会の永続性もあった筈です。


>問題はそれが無尽蔵ではなかったことだけです。

エネルギーの観点のみから言えば、そう言う事になりましょうが、環境負荷の観点からも考えれば、埋蔵量も少なく、早く使えなくなって欲しいものです。

 社会から石油を抜いても、しっかりやって行ける社会を築く事こそ、人間の理恵の見せどころ・・・科学でしょうね。
2010/06/21(Mon) 21:56 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
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