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2010-04-01 00:03
今日の酷い自然破壊の現状を考えると、目をそむけたくなるような事だらけです。悪い冗談であって欲しいと感じる事ばかりです。
そんな事例は多過ぎて枚挙に暇がありませんが、多くの人が似たような経験をしている事例を書いてみます。

私は岩手県の内陸で育ちました。いわゆる山国育ちに入るでしょう。少年時代、ごくたまに、遠足やら家族旅行やらで、海岸に行くと大きな驚きがありました。海岸の生態系の豊かな事、豊かな事・・。海岸には動物がうようよいたので、海は、砂浜の海岸で泳ぐ事よりも岩場の海岸のほうが遥かに好きでした。岩場に足を踏み入れると、気が狂うほどに沢山のカニやらフナ虫やらが、いっせいにどっと逃げはじめました。そして、海の水には、様々な小魚が群れていて、軟体動物も沢山いました。水底には貝やヒトデがびっしりいました。巻貝は水面近くの岩一面にびっしりと付き、巻貝かと思うと、足を出して歩き始め、ヤドカリだったりしました。イソギンチャクもあちこちの岩にくっついていて、指で触ると、小さなミサイルのような毒の嚢を沢山指に撃ち込みます。あのくっつくような感触が結構気持ちがいいものでした。岩から無理に離そうとすると、小さく縮んで水を噴き出します。軟体動物は海水にも沢山浮かんでいました。クラゲ、アメフラシ、ウミウシ・・・よくもまあ、こんなに沢山の生き物が棲んでいたものです。・・山にも沢山の生物が棲んでいましたが、海の生物は見かけが派手で、物珍しさも手伝って、存在感がありました。非常に密度が高く共生していたように感じました。海岸は物凄く多くの動物がひしめき合って棲んでいる・・という強烈な印象がありました。

 数年前の夏の日に、あの大量にいる海岸の動物を確かめたくて、子供にも見せたくて三陸の海岸に行って見ました。先ずは福島県から近い松島の海岸に行きました。ウミネコが沢山いて、遊覧船ではみんなで餌をやってなかなか楽しい感じでした。しかし、松島の海岸にはカニを見つけられませんでした。・・このままでは帰れない・・・・もっと北の岩井崎まで行けば、まだ海岸も荒らされてなくて、カニも沢山いるのではないか。カニだけではなくアメフラシもヒトデも沢山いるだろう・・。そう思ってリアスス式海岸である三陸海岸を北上しました。岩井崎は、中学生時代に遠足で行って1,2時間滞在しただけでしたが、その海岸生物の多さにみんなはしゃいだ思い出の場所でした。
・・岩井崎に着くと、印象が変わっていてなんか静かな雰囲気です。素晴らしい海岸が整備されて自然破壊されていました。海岸には山のように土が盛られて見晴らし台になっていました。生物の躍動が感じられません。あのうじゃうじゃいたカニもイソギンチャクも小魚もアメフラシも、やっと探して一匹二匹見つかった程度でした。
これは何かの間違いだ、悪い冗談かなんかだ、こんな工事が平気でなされていい筈がない・・と思わずにはいられませんでした。

・・・「悪い冗談でした。」、「ドッキリカメラでした」・・・と岩陰に隠れていたカニやイソギンチャクやヤドカリがどっと出てきてくれたら・・・と願わずにはいられませんでした。「今は夏ですが、エイプリル・フールです!」・・・と。


 このような体験は他にも色々ありました。幼いころ遊んだ川エビの沢山いる沼も埋められてしまいました。フナやアブラハヤが沢山泳いでいた川もコンクリートが被せられて、魚も住まなくなってしまいました。庭に飛んできたホタルもいつの間にやら来なくなりました。・・・どんどん自然が荒らされて生態系が縮小しています。

 日本中、世界中の人々がこのような体験をしているのではないでしょうか?・・もっともっと自然に恵まれた大きな生物の楽園が思い出の地で、そこが破壊されてしまって心が痛んでいる人も沢山いることでしょう。自然が破壊された代償は、ノスタルジー的な意味だけではなく、生態系の問題としても計り知れなく大きいのです。

 子供の頃遊んできた生態系豊かな自然が壊されている現状を見る度に悪い冗談であったらいいのに・・と感じます。「今日もエイプリル・フールです」・・・と。
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【2010/04/01 00:03】 | 思い出 トラックバック(0) |


路傍の石ころ
雑草Zさん

こんにちは。

 岩井崎というのはどこかなと、地図をみると気仙沼の近くですね。「海岸には山のように土が盛られて見晴らし台になっていました」 とのことですが、建設残土でも捨てたのでしょうか。けしからんですね。もしかしてその残土に紛れて産業廃棄物も混ぜ捨てているかもしれません。そしてその痕跡を隠すために表面だけ綺麗な土をかぶせ、公園にする……、ということはよくあることですね。表面上は、観光客誘致のため見晴らし台が要るのだと地方議員が動いていて、その真意を探るとその議員の関係業者が廃棄物を不法に捨てようともくろんでいた……、などと、つい想像してしまいます。
 よくあるんですね。私の住む島でもこのようなことが起こっています。ひどいのはビルを解体したコンクリート片などを大量に沖の海底に捨てています。ときどき発覚して事件になっています。漁場が破壊されて島の漁師さんたちがカンカンに怒っています。

 日本中の海岸が、主に建設業界の餌食になっています。やたらと護岸工事をするし、消波ブロックを並べたがります。海岸の生態系を護ろうと自然保護団体が護岸工事に反対すると、行政や業者は離岸堤に変更します。反対運動を受け入れて海岸は護る代わりに、100メートルほどの沖に堤防をつくるのです。しかし離岸堤を作ると潮流の流れが変わり、護った筈の海岸の生態系が砂で埋まってしまいます。行政や業者のやっていることを見ていると、その工事が必要でしているのではなく、工事がしたくて工事をしているのは、ほぼ間違いありませんね。こうして豊かな多様な生き物をはぐくんでいる自然海岸が破壊されつづけています。こまったことですね。

 ちょっと気になったところがあるのですが、何回か三陸海岸を観察された際は、大潮のときの干潮時に行かれましたか? 大潮の時には、干潮と満潮の潮位差が、太平洋沿岸では2メートル、瀬戸内海西部では3~4メートル、九州有明海では5メートルもあります。(日本海側では30~40センチ程度で常に満潮状態みたいな感じがします)
 観察した際の潮位によって、観察できる生物の様子は一変します。大潮の干潮時の観察では、海岸の生物相の豊さにはおどろかされます。しかし小潮の時には何もいないなと生物相は貧弱にみえてしまいます。

 大潮の満潮の潮位を高潮線と言い、大潮の干潮の水位を低潮線と言って、その間 (潮間帯) を普通4帯 (上部・中部・下部・最下部) に分けています。それぞれの分布帯に特有な生物が、見事な垂直分布をみせて棲み分けています。それで大潮の潮位が最低になったときには、4帯に加えて高潮線より上の飛沫帯と低潮線よりも下の漸深帯の6帯に生息するたくさんの海藻や動物が観察できます。
 これはちょうど3000メートルの山を登るとき、ふもとから丘陵帯→低山帯→山地帯→亜高山帯→高山帯と植生が変化していくのによく似ています。それで大潮の時でないと海岸生物の多様性や豊かさが十分に観察できないのです。

>松島の海岸にはカニを見つけられませんでした
ということですが、観察された時の潮位が関係しているのでは? という印象を強くうけました。

 子供のころから島や四国・岡山県あたりの海岸や磯を40年あまり見ていますが、埋め立て・護岸工事・開発などで磯や干潟がどんどん破壊されてはいますが、破壊を免れた自然海岸はいまでも生物相は驚くほど豊かで生物多様性に富んでいます。

 昨日は大潮だったので、破壊から免れた磯へ行きまして、サザエと 「ながれこ」 をたくさん採ってきました。アワビやトコブシは漁業権の問題で無断で採ってはいけないのですが、実質は同じなのに名前を変えて「ながれこ」 は獲ってもよいということに私の地方ではなっています。京阪神という人口密集地帯の至近距離のところで、破壊の魔の手にさらされやすいのですが、自然海岸の磯は昔と変わらぬ豊かさです。

 雑草さんに反論するような形になり恐縮ですが、埋め立てや開発や廃棄物投棄などで、多様な海岸生物の生息地の根こそぎの破壊はなんとしてでも阻止すべき事と思います。しかし自然のままの海岸は生物の豊さはそう変わっていません。大阪I大学の某教授の男が、島の東南部の磯の生物の変化のモニタリングを5年ほど前からやっています。そして生物多様性が破壊されていると騒ぎたてています。私のみたところこの教授の男は研究費を得る為に、事を大きくしているのだなと見ています。自然保護活動をする運動家と環境問題にとりくむ研究者には、その主張を額面通りに受けてはいけない面があると、私は考えています。

またまた、長文、すみませんでした。

 
 




海岸の生態系
雑草Z
    路傍の石ころさん

 こんばんは。 

>子供のころから島や四国・岡山県あたりの海岸や磯を40年あまり見ていますが、

なるほど、私は山国育ちですが、路傍の石ころさんは、海国育ちなわけですね?・・・詳しい方からの大変参考になる長いコメント有難う御座います。

 海岸に山のように土が盛られて見晴らし台になっていたのは、土建業者が儲ける為にやった事だとは思っていましたが、

>もしかしてその残土に紛れて産業廃棄物も混ぜ捨てているかもしれません。

なるほど、その可能性は高いでしょうね。建築廃材でも埋めたのでしょうか。

>日本中の海岸が、主に建設業界の餌食になっています。やたらと護岸工事をするし、消波ブロックを並べたがります。

本当にそうですね。酷いものです。海岸に延々と並んでいますね。それが無いと海岸が浸食される・・・と言って・・

>自然保護団体が護岸工事に反対すると、行政や業者は離岸堤に変更します。

なるほど、そう言う訳で、あの 離岸堤 というのも沢山あるのですね。

 工事で破壊されてコンクリートを乗せられる下の岩場は悲惨でしょうね・・・いつもそう思います。


>小潮の時には何もいないなと生物相は貧弱にみえてしまいます 

なるほど、そう言う可能性もあるのですね。するともしかして、

>大潮のときの干潮時

に行けば、沢山の動物が見つかるかもしれないのですね!・・少し可能性が出て来ました。

>雑草さんに反論するような形になり恐縮ですが、

いえいえ、動物が沢山いる海岸を確認出来れば万々歳です。多少希望も出て来ます。

 松島の海岸・・・と言っても島の一つ一つを見たわけではなく「松島」の地の水族館の近くの(島ではない)一つの護岸工事された海岸の内側の磯の部分を見ただけです。

>破壊を免れた自然海岸はいまでも生物相は驚くほど豊かで生物多様性に富んでいます。

それは嬉しいですね。今年の夏にでも是非確認してみたいと思います。でも、破壊された海岸が多過ぎませんか?東北地方でさえ、破壊を免れた海岸はあまりないように感じてしまいます。・・・私はあまり海岸に行ってないのではっきりとは言えませんが・・。

>そして生物多様性が破壊されていると騒ぎたてています。

山を見ても生態系はかなり破壊されていますが、海が大丈夫だとは思いません。

 議論に関係ありませんが、私はカニが大好きです。沢でも海でもカニを見つけると、生態系がまだしっかりしている・・・と感じてホッとします(笑)




路傍の石ころ
すみません。コメントする場所をまちがえました。

ほんの10年前まで…
でなしNo.146
最近、小学校に上がるものが家族にいましたので、自分の母校(小学校)を見てきました。

私が小学生の頃、ザリガニやメダカがいた池は、現在、濁りきってミドリ色になり、アメンボがやたらと目立つ池になりはてていました。

池の水が循環しなくなったのが原因だと思いますが、うまく循環していたものに手をくわえることで、崩れてしまうものは多いという事を知りました。

やはり、私もそのとき「ウソだろ…」と思いました。

このまま生き物の住みかを奪い続けたら、子ども達の時代にはどうなっているのだろう…本当に心配になりました。

自滅の道を加速度的に突き進む人類にどうやったらブレーキをかける事ができるのか?
最近、よくそういう事を考えます。


雑草Z
    路傍の石ころさん

 私も<シイタケの味>と言うタイトルのコメントを間違えてここに書いてしまい、【使い捨て容器】のほうにコピー&ペーストして、こちらのコメントは削除しました。
・・路傍の石ころさんもそのお返事をここに書いたら、私の記事は削除された後だったのかも知れません。すみません。
 路傍の石ころさんのコメント、
<「美味い・美味くない」考> も【使い捨て容器】のほうにコピー&ペーストさせて頂き、そちらでお返事させて頂きます。投稿日付は一日遅くなりますが、悪しからず。


 *シイタケについてのコメントも、【使い捨て容器】の記事からは大分離れているのですけどね(笑)流れですね! 

目に見えるものだけではないかも
guyver1092
 過去に三重県熊野市に勤務していたことがあるのですが、あの辺りは、護岸等はないのですが、やはり生物は減っているようです。
 理由の一つに、合成洗剤を挙げる人もいました。また他の人は、ダムを挙げる人がいました。
 現代人のすることは、どうもすべてが生物の生息に悪影響を与えるようです。

自然破壊は年々酷くなっている現状
雑草Z
    でなしNo.146さん

私と同じ悲しい体験談ですね。・・・自然を愛する気持ちを持っている現代人なら大抵の人は感じた事がある「嫌な体験」でしょう。

>ザリガニやメダカがいた池は、現在、濁りきって

悲しいですね。メダカはもう絶滅危惧種になってしまって、会津地方でさえ珍しくなってしまったようです。


>うまく循環していたものに手をくわえることで、崩れてしまうものは多いという事

全くその通りですね。酷い事に自然観察・・・の名のもとに川に工事をして「川の学校」とか名前を付けて自然破壊している現場も沢山あります。そっとしておくか、あくまでも自然の循環を手伝う程度でなければかえって逆効果ですね。

>このまま生き物の住みかを奪い続けたら、子ども達の時代にはどうなっているのだろう

そう、自然破壊は年々酷くなっていきます。その事については次の記事にしています。・・実は でなしNo.146 さんの今回のコメントは次の記事のコメントにぴったりです。
 



海岸に動物がうじゃうじゃいるところ
雑草Z
    guyver1092さん

guyver1092さんもやはり海岸の動物は減っているように感じていらっしゃるのですね。
 私は海にはあまり行かないのですが、ここ10年以内に行った何回かの海岸は、どこも昔のように気が狂うばかりの海岸の動物がうじゃうじゃいるところはありませんでした。あちらに一匹、こちらに一匹・・と言う感じで非常に寂しい感じでした。
 合成洗剤もダムもプラスチック製品も・・・

>現代人のすることは、どうもすべてが生物の生息に悪影響を与える

本当に今は歯止めが効かない状態ですね。非常にヤバい状態だと思います。エコ技術・・・なんて開発している場合じゃなくて、経済活動も工業も一端止めて行かなければ間に合わないでしょうね。

 植物・・・海藻はまだまだいっぱいあるようですが、海岸に生物がうじゃうじゃいるようなところは本州の海岸ではどこにあるのでしょうか?・・一抹の不安を感じます。今年の夏にまた行って確認したいと思います。

 私は、カニをはじめ、海岸の動物は大好きでしたが、guyver1092 さんは如何ですか?
 


路傍の石ころ
雑草Zさん

こんばんは。

 良いニュースととらえるか、悪いニュースと解釈するかは、その人の立場や自然観により評価の分かれるところですが……、よろしければ次のニュースをご覧ください。
http://news.biglobe.ne.jp/animal/394/km_100402_3944983673.html
 和歌山県中部のある漁協で漁師さんたちが、ヒジキが減って困っているという話です。水産試験場が調査したらウニ類(ウニにもたくさん種類があります)がうじゃうじゃ。駆除しなければいけないほど、うじゃうじゃ。海藻が生育できないほどウニや魚がうじゃうじゃというのは嬉しいことですね。
 巻貝でも二枚貝でもウニ類・アメフラシ類……など、うじゃうじゃいるところには、いるんですね。そんなところはたいてい海岸に道路がないところです。道路がないということは、ヒトがあまり来ないとか、家がないから生活排水等も流れ込まないような「自然海岸」です。
 私の住む島でも島の南部に数キロにわたってそんなところがあります。そこはサザエやアワビやタコ・ナマコ・ウニ・ギンポという魚が一杯います。四国の海岸を歩いてみても太平洋岸にはそんなところが沢山あります。

 でも大きな町のあるところの海岸はかなりひどいものです。

 それと台風の後とか、海が大しけのあとは磯にはなにもいませんよ。磯の動物は沖に退避したのか岩の下に隠れたのかわかりませんが、目につくところにはいなくなります。極端な大雨のあともそうです。陸地から大量の土砂が海に流れ込み、その影響か、しばらく磯の動物がみられなくなります。
 
 この問題は感覚的に捉えたら見誤ります。きちんとした調査が必要な話だと思います。

 磯に鉄棒などの標識を打ち込んでロープを張り、たとえば100平方メートルぐらいの調査区をあちこちに沢山つくり、できれば四季おりおり年4~5回ぐらい大潮の際に調査が必要です。調査項目は主にそこで確認される生物種の個々の名前と個体数です。
 実はこれは大変な調査です。大潮で磯が引いているのはわずか2時間ほどで、厳しい時間制限があります。生物の分布というのは一様分布は少なく、ランダム分布が普通ですから1メートル四角の調査では小さすぎます。10×10メートルは欲しいところです。しかし小動物は無数にいますから途方もない調査になります。
 まず沢山の生物種を正確に見分けて同定するのは、大変なことです。大勢の専門家と協力者の人手が必要です。その協力者もそれなりの知識が要求されます。石の下などに隠れている動物や泥の中にひそんでいるものもいますから、その調査区に生息する生物をすべて記録するのは不可能でしょう。可能なのは、沢山の生物のなかから10種とか20種とかを抽出して、それを重点的に調査するのであれば可能かもしれませんが、それでも大変なことです。
 いろいろ問題もあって、人為が加わるといけないから、調査区周辺の磯は立ち入り禁止の措置も必要となってきます。
 そしてそういう克明な調査を毎年30年も40年も続けて、膨大なデータを積み上げ、解析して初めて、その調査区の生物群集の動態が分かります。そこまでして、ようやく海岸の生物(動物)が減ったか減っていないかが分かってくる話ではないでしょうか? すくなくともそこまでしなければ定量的に減ったとか減らないとか言えないのが、自然科学の方法というものではないでしょうか。
 いろいろ調べているんですが、海岸の磯の動物の数十年にわたる克明な観察・調査記録は私の捜した範囲では、見当たりません。私も感覚的に情緒的に言っていますが、多くの人々も感覚的にしか言っていないのですね。そう思います。

 理科系の方に申すのは、ほんとに釈迦に説法ですが、もっとデータをふまえて定量的なことを主張したいものですね。大阪I大学の某教授を批判しているのは、理系の専門家なのに彼も感覚的な言い方で、世論を煽るようなことを主張してやたらと新聞記事にしようとしているからです。






過去の定量調査データが無い場合・・
雑草Z
    路傍の石ころさん

 こんばんは。いつも長いコメント有難う御座います。

 例えば私の家の前を流れる川・用水路兼排水路・・などの魚は、詳しく調べた定量調査などはしていませんが、10年前、20前、30年前と比べて段々減った事は十分に分かります。それは昔からずっと観察し続けているからです。昔は土だったところに三面張りを施したりして、うじゃうじゃいた魚でしたが最近は殆ど見かけなくなりました。最近はヘドロが溜まって排水溝と化してます。
 でなしNo.146 さんの池の例もguyver1092さんの三重県熊野市の海岸の例も人々が観察して感覚的に言っている事だと思いますが当たっていると思います。
 その理由は洗剤であったりダムであったり水の循環の破壊であったり、路傍の石ころさんのおっしゃるような道路工事であったり・・でしょう。

 きっと岩井崎とかも護岸工事やら何やらで土砂が盛られて磯の動物が減ったのだと思います。・・ただしそこは近所の川と違って何度も観察したわけではなく、数十年前と数年前と2回行って観た感じですから断言は出来ません。毎日観察していれば変化は少しずつですが、数十年振りに同じ場所を訪れて、あまりの変わりように驚く・・と言う事はよくある事でしょう。その自然破壊の悲しみを記事にしました。路傍の石ころさんのおっしゃるように潮位の関係もあるのかも知れません。大潮のときの干潮時に行けばもっと磯の動物がいれば、嬉しい事です。
 確かに私が海岸の生物が減った・・と思った全ての場所は路傍の石ころさんの御指摘のように道路工事や護岸工事の進んだ場所でした。そのような場所では海岸の生物が減っている・・・と言ってもいいのではないでしょうか。
 路傍の石ころさんが御指摘のように海岸に道路が無い場所ではまだ生態系がしっかりしているのかも知れません。それなら嬉しい事です。場所によっては幾つかの種が以前よりも増えたりもしている事でしょう。海辺に住んでいないので確かにそういう場所にはなかなか行く機会がありませんでした。だから、そのような場所についてははっきり言及は出来ません。でも、想像するに、汚染や周りの環境悪化でそのような場所でも昔よりは減っているところのほうが多いのではないかとは思います。

>そしてそういう克明な調査を毎年30年も40年も続けて、膨大なデータを積み上げ、解析して初めて、その調査区の生物群集の動態が分かります。

それはそうでしょうが、そこまでしなければ論じてはいけない場面は限られているでしょう。感覚で話してもいい場面のほうが普通でしょう。
 漁師が感覚的に昔よりも魚が減ったとか、私の家の周りにもホタルが飛んできたのに今は来なくなったから明らかに私の地域のホタルは減った・・とか、その手の話でも、多くの人が明らかに感じている事なら信頼に足ると思います。

>この問題は感覚的に捉えたら見誤ります。きちんとした調査が必要な話だと思います。
>海岸の磯の動物の数十年にわたる克明な観察・調査記録は私の捜した範囲では、見当たりません。

 定量的な話が出来ればそれに越した事はありませんが、
過去の定量的なデータが無いのだから、減っているとは言うな・・・では土建業者のようですね。路傍の石ころさんがそんな事主張しているとは思いませんが、観察して感覚的に明らかに減っている・・と感じた事は主張して何ら問題が無いと思います。何パーセント減った・・と言う研究論文なら、克明な調査が必要でしょうが、今回の記事の性格からしてもその必要はないと思います。自分の体験談ですしカテゴリーも【思い出】です・・。

 路傍の石ころさんも、荒らされていない生物がうじゃうじゃいるところを知っていて、そう言う場所はまだまだあるとお考えでも、(日本の)海岸全体で考えれば、様々な環境破壊により磯の動物が減っていると感じていらっしゃいますよね?
 路傍の石ころさんは島中まわって生物を観察しているのですから、どこのどの種が減っているようだとか増えているようだとか観察して感覚的に話す事もおありでしょうし、それは何ら問題のない事でしょう。
 
 磯の動物がうじゃうじゃいるところがまだまだある・・・と教えて下さって有難う御座います。落ち込んだ気持ちが救われます。この夏にでもこの目で確かめられればいいなと思います。

 余談ですが、内陸の沢ガニの生息地もどんどん減っています。・・これも定量的なデータは取っていませんが、観察して十分に感じているところです。・・・そんな折、2年ほど前に沢ガニが沢山いるところを紹介して頂き、その方や地元の子供たちと一緒に行って獲ってみたら、100匹以上獲れました。・・これだけ沢山の沢ガニがいる場所が地元に残っていて非常にうれしく思いました。・・・獲った沢ガニは、自分の家で飼いたいと言う子供2,3人が、雄雌1つがいずつ持ち帰った以外は全て元の沢に戻しました。

議論が対立する理由
路傍の石ころ
議論がかみあっていませんね。

 まず、ここは掲示板ではありませんから議論する場ではないだろうということは、認識いたしています。ここは雑草さんのブログのコメント欄で、雑草さんのお書きになる文章にたいして手短にコメントを差し上げる場所だろうと思います。にもかかわらず執拗に長いコメントを差し上げて申し訳ございませんでした。謝罪いたします。

 自然度という言葉がありますが、たとえば、「植生自然度」と言った場合、自然の残っている度合いについて10ランクに分けています。手つかずの自然草原はランクが10、自然林はランクが9、二次林でも自然林に近い物はランクが7……、ランクの低いのは自然の残っていない市街地がランク1、水田や畑がランク2、果樹園がランク3……、となっています。これは陸上の植生の自然度のランクですが、海岸でもランク付けは可能だと思います。

 私はランクの高い10・9・8あたりのところを指して、「自然が残っている」とか、「動物は減っていない」とか申しているだけです。ランクの低い1・2・3あたりについては、ほとんど言及しておりません。自然が残っているとも逆に破壊されたともほとんど言っていないのです。要するに自然度の高い部分のみ、つまり一面のみ取り出して強調しているのです。それで誤解されるのだろうと思います。「自然がしっかりと残っている」とか「動物は昔と同じで沢山いる」と言えば、「嘘を言うな、メダカもザリガニもホタルもいなくなったではないか」というふうな非難のヤリの雨が降ります。環境保護活動家との議論でそんな目にあいましたよ。

 逆に、雑草さんはじめ環境保護活動家の多くは、自然度の低い1・2・3あたりの環境変化を述べていらっしゃるのですね。自然度1・2・3は市街地や郊外や農村などヒトの住んでいるあたりやその周辺の部分です。そこでは30年~40年まえには、メダカやホタルやザリガニはもちろんのこと、小川にはウナギまでいましたよ。いまは水は濁り動物は見事にいなくなりましたね。うじゃうじゃいた生き物が、いなくなりました。それは破壊や開発、三面張のコンクリートや、合成洗剤などの家庭排水などなど、それらが要因であるのは疑いようもありません。雑草さんはそういうことを仰っているのですね。わたしもまったくその通りだと思います。なにひとつ異議はありません。

 例えて申せば、私は樹木の枝先を見て葉が付いていると言い張り、雑草さんは太い幹をご覧になって葉がないとおっしゃっている……、というふうな感じですね。まあ、これでは議論がかみ合わないですね。かみ合わないどころか、対立して喧嘩になってしまいます。

 自然はまさにモザイク状で、一様ではなく、自然度の高いところもあれば、低いところもあり入り乱れています。環境省や各県ごとに編纂されたレッドデータブックなどにそのような図がたくさん掲載されています。そういう資料をみると十把ひとからげの議論は危ういなと思います。
 ヒトの手の入らない自然林や動物がうじゃうじゃいる自然度の高い海岸は、残り少ないですが日本列島にもまだあります。そういうところは、人跡稀なところで登山者でも行かない沢の奥とか、海岸を何キロも歩かなければ行けないところですが、結構ありますよ。わたしはそういうところを沢山見ています。

 注意を要するのは、環境悪化で動物がいなくなっているのか、それとも逆に、「おや、これは、破壊はされたが自然が回復してきているんじゃないかな、動物が増えているのでは?」と思えるグレーゾーンがかなりあるということも感覚的に思います。そういうところは、それこそ定量的な徹底調査をしなければ、簡単には生物の増減は分からないなということも強く感じています。ものを言ってはいけないという趣旨ではなく、定量的な調査の必要性を自然観察を続つづけていたら思うということでしたが、それを人に押し付けるのは間違いでした。すみませんでした。

 世の環境保護活動をする人たちとかマスコミの論調とかが、日本の自然がすべての場所で一様に破壊や悪化が進んでいるように先入観を持ち過ぎていると思います。そういうドグマに縛られたような見方に対する反発もありまして、自然度が8・9・10というような所では、べつに動物は減っていませんよ、と申したのでございます。人里とかその周辺でホタルやメダカがいなくなったということを否定しているのではけっしてございません。

 余談ですが、長い間、島で見られなくなっていたシジミ(小川に棲むマシジミという種類ですが)が還ってきました。昨年秋にわたしも用水路でシジミが大繁殖しているのを確認しました。住民が水質改善に取り組んだ成果がではじめました。 なお私は土建業者ではありません。宗教法人の役員です。

 人様のブログに長文を送るのは好ましくないと思います。しかし文言をある程度費やさなくては誤解もまねきます。それで、これをもちまして、失礼したいと存じます。

いろいろと、ありがとうございました。


丁寧な御説明有難う御座います。
雑草Z
    路傍の石ころさん

 こんばんは。お待ちしておりました。路傍の石ころさんのおっしゃるように、私は、護岸工事だとか道路工事だとかで海岸がいじられてしまった磯の生物が減った事を問題にし、路傍の石ころさんは、しっかり自然が残って、磯の動物のうじゃうじゃいる海岸も日本にはまだあると言う事をおっしゃってる訳ですね。了解です。

>自然度の高い部分のみ、つまり一面のみ取り出して強調しているのです。

と言う事はよく分かりました。


>。「自然がしっかりと残っている」とか「動物は昔と同じで沢山いる」と言えば、「嘘を言うな、メダカもザリガニもホタルもいなくなったではないか」というふうな非難のヤリの雨が降ります。環境保護活動家との議論でそんな目にあいましたよ。

 これはどのようなシチュエーションだったのでしょうか?自然がしっかり残っているところもあるけれど、全体的には生態系は破壊されている・・・と言えば対立にはならなかったのではないかと想像しますが、そんな単純な感じとは違うのでしょうか?

>長い間、島で見られなくなっていたシジミ(小川に棲むマシジミという種類ですが)が還ってきました。昨年秋にわたしも用水路でシジミが大繁殖しているのを確認しました。

そう言うのって凄く嬉しいですよね。小動物などは環境を改善すると結構直ぐに回復する場合もある事は私も観て来ました。
+++ +++
 
>ここは掲示板ではありませんから議論する場ではないだろうということは、認識いたしています。

 お門違いのコメントの場合や違う目的のコメントとはやりとりしてもしょうがないと思いますが、路傍の石ころさんのコメントはレベルも高く、議論のし甲斐があるので、路傍の石ころさんの長いコメントは歓迎です・・・ただ、路傍の石ころさんがこんなに長く書かれて大変だ・・・と恐縮してしまいます。・・・だからどうか謝罪されないで下さいませ。 今回は意思の疎通が少々欠けていたかも知れませんが、それはお互い様です。それなら私のほうも謝罪しなければなりません。謝罪ではなくコメント頂いた方が嬉しく思います。
 まあ、今回のコメントは対立・・と言えなくもないですが、基本的なところは一致している訳ですから、議論ではあっても、喧嘩レベルでは全然ないですね・・過去には本当にどうしようもなくレベルの低い反論コメントを下さる方もいて、丁寧に説明しても通じない事もありましたし、あとは来ないで下さいね・・・とお返事した方もいました。でも路傍の石ころさんのコメントは、その手のコメントとは全然異質のもので、非常に参考になりましたし、新しい発見もあって為になります。

 サツマイモ栽培や袋栽培についても色々御指南頂いて、やる気になっているところですので、宜しくお願い致します。
 実はもう、路傍の石ころさん御推薦の農文協の本
「ビックリするほどよくできる野菜の袋栽培」

「まるごと楽しむサツマイモ百科」
をネット購入し、届いています。(後者はもう農文協には売ってなかったので、古本で購入いたしました。)
その他にも関連の本を2冊購入いたしました。
袋栽培の本から読んでいって、準備を進めようと思って折るところです。

 路傍の石ころさんが土建業者だと思った事は全くありません(笑)。宗教にはあまり関心がありませんが、路傍の石ころさんのような良識人がなされている宗教とはどんなものだろうかと関心を持つところです。

 これからも宜しくお願い致します。

Re:海岸に動物がうじゃうじゃいるところ
guyver1092
 直接、自分で確認したわけではありません。仕事の合間に、地元の人と話をしたときにこの話を聞いたのです。
 生物について自分で観察等はしていませんので少なくなっているかどうかは分かりません。ただ熊野地方で私の出会った人がそう感じているということです。

 海の生物が好きかどうかですが、生態系の一部としての興味以上はないですね。

小動物好き
雑草Z
    guyver1092さん

 そうですか。・・・でも、地元の人の言ってる事は当たっていると思います。

>生態系の一部としての興味以上はないですね。

そうですか。私は生態系の問題が環境問題の本質だと思っていますが、それとは別に子供の頃から、昆虫やら水中生物やら大好きでしたので、それらが減っている事はかなり悲しい事です。ここにコメント下さる方々は、環境問題や生態系の意味以外に生物に愛着や拘りのある方があまりいないように感じます。

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雑草Zさん

こんにちは。

 岩井崎というのはどこかなと、地図をみると気仙沼の近くですね。「海岸には山のように土が盛られて見晴らし台になっていました」 とのことですが、建設残土でも捨てたのでしょうか。けしからんですね。もしかしてその残土に紛れて産業廃棄物も混ぜ捨てているかもしれません。そしてその痕跡を隠すために表面だけ綺麗な土をかぶせ、公園にする……、ということはよくあることですね。表面上は、観光客誘致のため見晴らし台が要るのだと地方議員が動いていて、その真意を探るとその議員の関係業者が廃棄物を不法に捨てようともくろんでいた……、などと、つい想像してしまいます。
 よくあるんですね。私の住む島でもこのようなことが起こっています。ひどいのはビルを解体したコンクリート片などを大量に沖の海底に捨てています。ときどき発覚して事件になっています。漁場が破壊されて島の漁師さんたちがカンカンに怒っています。

 日本中の海岸が、主に建設業界の餌食になっています。やたらと護岸工事をするし、消波ブロックを並べたがります。海岸の生態系を護ろうと自然保護団体が護岸工事に反対すると、行政や業者は離岸堤に変更します。反対運動を受け入れて海岸は護る代わりに、100メートルほどの沖に堤防をつくるのです。しかし離岸堤を作ると潮流の流れが変わり、護った筈の海岸の生態系が砂で埋まってしまいます。行政や業者のやっていることを見ていると、その工事が必要でしているのではなく、工事がしたくて工事をしているのは、ほぼ間違いありませんね。こうして豊かな多様な生き物をはぐくんでいる自然海岸が破壊されつづけています。こまったことですね。

 ちょっと気になったところがあるのですが、何回か三陸海岸を観察された際は、大潮のときの干潮時に行かれましたか? 大潮の時には、干潮と満潮の潮位差が、太平洋沿岸では2メートル、瀬戸内海西部では3~4メートル、九州有明海では5メートルもあります。(日本海側では30~40センチ程度で常に満潮状態みたいな感じがします)
 観察した際の潮位によって、観察できる生物の様子は一変します。大潮の干潮時の観察では、海岸の生物相の豊さにはおどろかされます。しかし小潮の時には何もいないなと生物相は貧弱にみえてしまいます。

 大潮の満潮の潮位を高潮線と言い、大潮の干潮の水位を低潮線と言って、その間 (潮間帯) を普通4帯 (上部・中部・下部・最下部) に分けています。それぞれの分布帯に特有な生物が、見事な垂直分布をみせて棲み分けています。それで大潮の潮位が最低になったときには、4帯に加えて高潮線より上の飛沫帯と低潮線よりも下の漸深帯の6帯に生息するたくさんの海藻や動物が観察できます。
 これはちょうど3000メートルの山を登るとき、ふもとから丘陵帯→低山帯→山地帯→亜高山帯→高山帯と植生が変化していくのによく似ています。それで大潮の時でないと海岸生物の多様性や豊かさが十分に観察できないのです。

>松島の海岸にはカニを見つけられませんでした
ということですが、観察された時の潮位が関係しているのでは? という印象を強くうけました。

 子供のころから島や四国・岡山県あたりの海岸や磯を40年あまり見ていますが、埋め立て・護岸工事・開発などで磯や干潟がどんどん破壊されてはいますが、破壊を免れた自然海岸はいまでも生物相は驚くほど豊かで生物多様性に富んでいます。

 昨日は大潮だったので、破壊から免れた磯へ行きまして、サザエと 「ながれこ」 をたくさん採ってきました。アワビやトコブシは漁業権の問題で無断で採ってはいけないのですが、実質は同じなのに名前を変えて「ながれこ」 は獲ってもよいということに私の地方ではなっています。京阪神という人口密集地帯の至近距離のところで、破壊の魔の手にさらされやすいのですが、自然海岸の磯は昔と変わらぬ豊かさです。

 雑草さんに反論するような形になり恐縮ですが、埋め立てや開発や廃棄物投棄などで、多様な海岸生物の生息地の根こそぎの破壊はなんとしてでも阻止すべき事と思います。しかし自然のままの海岸は生物の豊さはそう変わっていません。大阪I大学の某教授の男が、島の東南部の磯の生物の変化のモニタリングを5年ほど前からやっています。そして生物多様性が破壊されていると騒ぎたてています。私のみたところこの教授の男は研究費を得る為に、事を大きくしているのだなと見ています。自然保護活動をする運動家と環境問題にとりくむ研究者には、その主張を額面通りに受けてはいけない面があると、私は考えています。

またまた、長文、すみませんでした。

 
 


2010/04/01(Thu) 15:25 | URL  | 路傍の石ころ #js83eNAU[ 編集]
海岸の生態系
    路傍の石ころさん

 こんばんは。 

>子供のころから島や四国・岡山県あたりの海岸や磯を40年あまり見ていますが、

なるほど、私は山国育ちですが、路傍の石ころさんは、海国育ちなわけですね?・・・詳しい方からの大変参考になる長いコメント有難う御座います。

 海岸に山のように土が盛られて見晴らし台になっていたのは、土建業者が儲ける為にやった事だとは思っていましたが、

>もしかしてその残土に紛れて産業廃棄物も混ぜ捨てているかもしれません。

なるほど、その可能性は高いでしょうね。建築廃材でも埋めたのでしょうか。

>日本中の海岸が、主に建設業界の餌食になっています。やたらと護岸工事をするし、消波ブロックを並べたがります。

本当にそうですね。酷いものです。海岸に延々と並んでいますね。それが無いと海岸が浸食される・・・と言って・・

>自然保護団体が護岸工事に反対すると、行政や業者は離岸堤に変更します。

なるほど、そう言う訳で、あの 離岸堤 というのも沢山あるのですね。

 工事で破壊されてコンクリートを乗せられる下の岩場は悲惨でしょうね・・・いつもそう思います。


>小潮の時には何もいないなと生物相は貧弱にみえてしまいます 

なるほど、そう言う可能性もあるのですね。するともしかして、

>大潮のときの干潮時

に行けば、沢山の動物が見つかるかもしれないのですね!・・少し可能性が出て来ました。

>雑草さんに反論するような形になり恐縮ですが、

いえいえ、動物が沢山いる海岸を確認出来れば万々歳です。多少希望も出て来ます。

 松島の海岸・・・と言っても島の一つ一つを見たわけではなく「松島」の地の水族館の近くの(島ではない)一つの護岸工事された海岸の内側の磯の部分を見ただけです。

>破壊を免れた自然海岸はいまでも生物相は驚くほど豊かで生物多様性に富んでいます。

それは嬉しいですね。今年の夏にでも是非確認してみたいと思います。でも、破壊された海岸が多過ぎませんか?東北地方でさえ、破壊を免れた海岸はあまりないように感じてしまいます。・・・私はあまり海岸に行ってないのではっきりとは言えませんが・・。

>そして生物多様性が破壊されていると騒ぎたてています。

山を見ても生態系はかなり破壊されていますが、海が大丈夫だとは思いません。

 議論に関係ありませんが、私はカニが大好きです。沢でも海でもカニを見つけると、生態系がまだしっかりしている・・・と感じてホッとします(笑)

2010/04/01(Thu) 19:52 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
すみません。コメントする場所をまちがえました。
2010/04/01(Thu) 22:32 | URL  | 路傍の石ころ #yS2cUgzQ[ 編集]
ほんの10年前まで…
最近、小学校に上がるものが家族にいましたので、自分の母校(小学校)を見てきました。

私が小学生の頃、ザリガニやメダカがいた池は、現在、濁りきってミドリ色になり、アメンボがやたらと目立つ池になりはてていました。

池の水が循環しなくなったのが原因だと思いますが、うまく循環していたものに手をくわえることで、崩れてしまうものは多いという事を知りました。

やはり、私もそのとき「ウソだろ…」と思いました。

このまま生き物の住みかを奪い続けたら、子ども達の時代にはどうなっているのだろう…本当に心配になりました。

自滅の道を加速度的に突き進む人類にどうやったらブレーキをかける事ができるのか?
最近、よくそういう事を考えます。
2010/04/01(Thu) 23:51 | URL  | でなしNo.146 #89zBIK8s[ 編集]
    路傍の石ころさん

 私も<シイタケの味>と言うタイトルのコメントを間違えてここに書いてしまい、【使い捨て容器】のほうにコピー&ペーストして、こちらのコメントは削除しました。
・・路傍の石ころさんもそのお返事をここに書いたら、私の記事は削除された後だったのかも知れません。すみません。
 路傍の石ころさんのコメント、
<「美味い・美味くない」考> も【使い捨て容器】のほうにコピー&ペーストさせて頂き、そちらでお返事させて頂きます。投稿日付は一日遅くなりますが、悪しからず。


 *シイタケについてのコメントも、【使い捨て容器】の記事からは大分離れているのですけどね(笑)流れですね! 
2010/04/02(Fri) 06:35 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
目に見えるものだけではないかも
 過去に三重県熊野市に勤務していたことがあるのですが、あの辺りは、護岸等はないのですが、やはり生物は減っているようです。
 理由の一つに、合成洗剤を挙げる人もいました。また他の人は、ダムを挙げる人がいました。
 現代人のすることは、どうもすべてが生物の生息に悪影響を与えるようです。
2010/04/02(Fri) 20:43 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
自然破壊は年々酷くなっている現状
    でなしNo.146さん

私と同じ悲しい体験談ですね。・・・自然を愛する気持ちを持っている現代人なら大抵の人は感じた事がある「嫌な体験」でしょう。

>ザリガニやメダカがいた池は、現在、濁りきって

悲しいですね。メダカはもう絶滅危惧種になってしまって、会津地方でさえ珍しくなってしまったようです。


>うまく循環していたものに手をくわえることで、崩れてしまうものは多いという事

全くその通りですね。酷い事に自然観察・・・の名のもとに川に工事をして「川の学校」とか名前を付けて自然破壊している現場も沢山あります。そっとしておくか、あくまでも自然の循環を手伝う程度でなければかえって逆効果ですね。

>このまま生き物の住みかを奪い続けたら、子ども達の時代にはどうなっているのだろう

そう、自然破壊は年々酷くなっていきます。その事については次の記事にしています。・・実は でなしNo.146 さんの今回のコメントは次の記事のコメントにぴったりです。
 

2010/04/02(Fri) 21:30 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
海岸に動物がうじゃうじゃいるところ
    guyver1092さん

guyver1092さんもやはり海岸の動物は減っているように感じていらっしゃるのですね。
 私は海にはあまり行かないのですが、ここ10年以内に行った何回かの海岸は、どこも昔のように気が狂うばかりの海岸の動物がうじゃうじゃいるところはありませんでした。あちらに一匹、こちらに一匹・・と言う感じで非常に寂しい感じでした。
 合成洗剤もダムもプラスチック製品も・・・

>現代人のすることは、どうもすべてが生物の生息に悪影響を与える

本当に今は歯止めが効かない状態ですね。非常にヤバい状態だと思います。エコ技術・・・なんて開発している場合じゃなくて、経済活動も工業も一端止めて行かなければ間に合わないでしょうね。

 植物・・・海藻はまだまだいっぱいあるようですが、海岸に生物がうじゃうじゃいるようなところは本州の海岸ではどこにあるのでしょうか?・・一抹の不安を感じます。今年の夏にまた行って確認したいと思います。

 私は、カニをはじめ、海岸の動物は大好きでしたが、guyver1092 さんは如何ですか?
 
2010/04/02(Fri) 21:52 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
雑草Zさん

こんばんは。

 良いニュースととらえるか、悪いニュースと解釈するかは、その人の立場や自然観により評価の分かれるところですが……、よろしければ次のニュースをご覧ください。
http://news.biglobe.ne.jp/animal/394/km_100402_3944983673.html
 和歌山県中部のある漁協で漁師さんたちが、ヒジキが減って困っているという話です。水産試験場が調査したらウニ類(ウニにもたくさん種類があります)がうじゃうじゃ。駆除しなければいけないほど、うじゃうじゃ。海藻が生育できないほどウニや魚がうじゃうじゃというのは嬉しいことですね。
 巻貝でも二枚貝でもウニ類・アメフラシ類……など、うじゃうじゃいるところには、いるんですね。そんなところはたいてい海岸に道路がないところです。道路がないということは、ヒトがあまり来ないとか、家がないから生活排水等も流れ込まないような「自然海岸」です。
 私の住む島でも島の南部に数キロにわたってそんなところがあります。そこはサザエやアワビやタコ・ナマコ・ウニ・ギンポという魚が一杯います。四国の海岸を歩いてみても太平洋岸にはそんなところが沢山あります。

 でも大きな町のあるところの海岸はかなりひどいものです。

 それと台風の後とか、海が大しけのあとは磯にはなにもいませんよ。磯の動物は沖に退避したのか岩の下に隠れたのかわかりませんが、目につくところにはいなくなります。極端な大雨のあともそうです。陸地から大量の土砂が海に流れ込み、その影響か、しばらく磯の動物がみられなくなります。
 
 この問題は感覚的に捉えたら見誤ります。きちんとした調査が必要な話だと思います。

 磯に鉄棒などの標識を打ち込んでロープを張り、たとえば100平方メートルぐらいの調査区をあちこちに沢山つくり、できれば四季おりおり年4~5回ぐらい大潮の際に調査が必要です。調査項目は主にそこで確認される生物種の個々の名前と個体数です。
 実はこれは大変な調査です。大潮で磯が引いているのはわずか2時間ほどで、厳しい時間制限があります。生物の分布というのは一様分布は少なく、ランダム分布が普通ですから1メートル四角の調査では小さすぎます。10×10メートルは欲しいところです。しかし小動物は無数にいますから途方もない調査になります。
 まず沢山の生物種を正確に見分けて同定するのは、大変なことです。大勢の専門家と協力者の人手が必要です。その協力者もそれなりの知識が要求されます。石の下などに隠れている動物や泥の中にひそんでいるものもいますから、その調査区に生息する生物をすべて記録するのは不可能でしょう。可能なのは、沢山の生物のなかから10種とか20種とかを抽出して、それを重点的に調査するのであれば可能かもしれませんが、それでも大変なことです。
 いろいろ問題もあって、人為が加わるといけないから、調査区周辺の磯は立ち入り禁止の措置も必要となってきます。
 そしてそういう克明な調査を毎年30年も40年も続けて、膨大なデータを積み上げ、解析して初めて、その調査区の生物群集の動態が分かります。そこまでして、ようやく海岸の生物(動物)が減ったか減っていないかが分かってくる話ではないでしょうか? すくなくともそこまでしなければ定量的に減ったとか減らないとか言えないのが、自然科学の方法というものではないでしょうか。
 いろいろ調べているんですが、海岸の磯の動物の数十年にわたる克明な観察・調査記録は私の捜した範囲では、見当たりません。私も感覚的に情緒的に言っていますが、多くの人々も感覚的にしか言っていないのですね。そう思います。

 理科系の方に申すのは、ほんとに釈迦に説法ですが、もっとデータをふまえて定量的なことを主張したいものですね。大阪I大学の某教授を批判しているのは、理系の専門家なのに彼も感覚的な言い方で、世論を煽るようなことを主張してやたらと新聞記事にしようとしているからです。




2010/04/03(Sat) 22:50 | URL  | 路傍の石ころ #yS2cUgzQ[ 編集]
過去の定量調査データが無い場合・・
    路傍の石ころさん

 こんばんは。いつも長いコメント有難う御座います。

 例えば私の家の前を流れる川・用水路兼排水路・・などの魚は、詳しく調べた定量調査などはしていませんが、10年前、20前、30年前と比べて段々減った事は十分に分かります。それは昔からずっと観察し続けているからです。昔は土だったところに三面張りを施したりして、うじゃうじゃいた魚でしたが最近は殆ど見かけなくなりました。最近はヘドロが溜まって排水溝と化してます。
 でなしNo.146 さんの池の例もguyver1092さんの三重県熊野市の海岸の例も人々が観察して感覚的に言っている事だと思いますが当たっていると思います。
 その理由は洗剤であったりダムであったり水の循環の破壊であったり、路傍の石ころさんのおっしゃるような道路工事であったり・・でしょう。

 きっと岩井崎とかも護岸工事やら何やらで土砂が盛られて磯の動物が減ったのだと思います。・・ただしそこは近所の川と違って何度も観察したわけではなく、数十年前と数年前と2回行って観た感じですから断言は出来ません。毎日観察していれば変化は少しずつですが、数十年振りに同じ場所を訪れて、あまりの変わりように驚く・・と言う事はよくある事でしょう。その自然破壊の悲しみを記事にしました。路傍の石ころさんのおっしゃるように潮位の関係もあるのかも知れません。大潮のときの干潮時に行けばもっと磯の動物がいれば、嬉しい事です。
 確かに私が海岸の生物が減った・・と思った全ての場所は路傍の石ころさんの御指摘のように道路工事や護岸工事の進んだ場所でした。そのような場所では海岸の生物が減っている・・・と言ってもいいのではないでしょうか。
 路傍の石ころさんが御指摘のように海岸に道路が無い場所ではまだ生態系がしっかりしているのかも知れません。それなら嬉しい事です。場所によっては幾つかの種が以前よりも増えたりもしている事でしょう。海辺に住んでいないので確かにそういう場所にはなかなか行く機会がありませんでした。だから、そのような場所についてははっきり言及は出来ません。でも、想像するに、汚染や周りの環境悪化でそのような場所でも昔よりは減っているところのほうが多いのではないかとは思います。

>そしてそういう克明な調査を毎年30年も40年も続けて、膨大なデータを積み上げ、解析して初めて、その調査区の生物群集の動態が分かります。

それはそうでしょうが、そこまでしなければ論じてはいけない場面は限られているでしょう。感覚で話してもいい場面のほうが普通でしょう。
 漁師が感覚的に昔よりも魚が減ったとか、私の家の周りにもホタルが飛んできたのに今は来なくなったから明らかに私の地域のホタルは減った・・とか、その手の話でも、多くの人が明らかに感じている事なら信頼に足ると思います。

>この問題は感覚的に捉えたら見誤ります。きちんとした調査が必要な話だと思います。
>海岸の磯の動物の数十年にわたる克明な観察・調査記録は私の捜した範囲では、見当たりません。

 定量的な話が出来ればそれに越した事はありませんが、
過去の定量的なデータが無いのだから、減っているとは言うな・・・では土建業者のようですね。路傍の石ころさんがそんな事主張しているとは思いませんが、観察して感覚的に明らかに減っている・・と感じた事は主張して何ら問題が無いと思います。何パーセント減った・・と言う研究論文なら、克明な調査が必要でしょうが、今回の記事の性格からしてもその必要はないと思います。自分の体験談ですしカテゴリーも【思い出】です・・。

 路傍の石ころさんも、荒らされていない生物がうじゃうじゃいるところを知っていて、そう言う場所はまだまだあるとお考えでも、(日本の)海岸全体で考えれば、様々な環境破壊により磯の動物が減っていると感じていらっしゃいますよね?
 路傍の石ころさんは島中まわって生物を観察しているのですから、どこのどの種が減っているようだとか増えているようだとか観察して感覚的に話す事もおありでしょうし、それは何ら問題のない事でしょう。
 
 磯の動物がうじゃうじゃいるところがまだまだある・・・と教えて下さって有難う御座います。落ち込んだ気持ちが救われます。この夏にでもこの目で確かめられればいいなと思います。

 余談ですが、内陸の沢ガニの生息地もどんどん減っています。・・これも定量的なデータは取っていませんが、観察して十分に感じているところです。・・・そんな折、2年ほど前に沢ガニが沢山いるところを紹介して頂き、その方や地元の子供たちと一緒に行って獲ってみたら、100匹以上獲れました。・・これだけ沢山の沢ガニがいる場所が地元に残っていて非常にうれしく思いました。・・・獲った沢ガニは、自分の家で飼いたいと言う子供2,3人が、雄雌1つがいずつ持ち帰った以外は全て元の沢に戻しました。
2010/04/04(Sun) 00:08 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
議論が対立する理由
議論がかみあっていませんね。

 まず、ここは掲示板ではありませんから議論する場ではないだろうということは、認識いたしています。ここは雑草さんのブログのコメント欄で、雑草さんのお書きになる文章にたいして手短にコメントを差し上げる場所だろうと思います。にもかかわらず執拗に長いコメントを差し上げて申し訳ございませんでした。謝罪いたします。

 自然度という言葉がありますが、たとえば、「植生自然度」と言った場合、自然の残っている度合いについて10ランクに分けています。手つかずの自然草原はランクが10、自然林はランクが9、二次林でも自然林に近い物はランクが7……、ランクの低いのは自然の残っていない市街地がランク1、水田や畑がランク2、果樹園がランク3……、となっています。これは陸上の植生の自然度のランクですが、海岸でもランク付けは可能だと思います。

 私はランクの高い10・9・8あたりのところを指して、「自然が残っている」とか、「動物は減っていない」とか申しているだけです。ランクの低い1・2・3あたりについては、ほとんど言及しておりません。自然が残っているとも逆に破壊されたともほとんど言っていないのです。要するに自然度の高い部分のみ、つまり一面のみ取り出して強調しているのです。それで誤解されるのだろうと思います。「自然がしっかりと残っている」とか「動物は昔と同じで沢山いる」と言えば、「嘘を言うな、メダカもザリガニもホタルもいなくなったではないか」というふうな非難のヤリの雨が降ります。環境保護活動家との議論でそんな目にあいましたよ。

 逆に、雑草さんはじめ環境保護活動家の多くは、自然度の低い1・2・3あたりの環境変化を述べていらっしゃるのですね。自然度1・2・3は市街地や郊外や農村などヒトの住んでいるあたりやその周辺の部分です。そこでは30年~40年まえには、メダカやホタルやザリガニはもちろんのこと、小川にはウナギまでいましたよ。いまは水は濁り動物は見事にいなくなりましたね。うじゃうじゃいた生き物が、いなくなりました。それは破壊や開発、三面張のコンクリートや、合成洗剤などの家庭排水などなど、それらが要因であるのは疑いようもありません。雑草さんはそういうことを仰っているのですね。わたしもまったくその通りだと思います。なにひとつ異議はありません。

 例えて申せば、私は樹木の枝先を見て葉が付いていると言い張り、雑草さんは太い幹をご覧になって葉がないとおっしゃっている……、というふうな感じですね。まあ、これでは議論がかみ合わないですね。かみ合わないどころか、対立して喧嘩になってしまいます。

 自然はまさにモザイク状で、一様ではなく、自然度の高いところもあれば、低いところもあり入り乱れています。環境省や各県ごとに編纂されたレッドデータブックなどにそのような図がたくさん掲載されています。そういう資料をみると十把ひとからげの議論は危ういなと思います。
 ヒトの手の入らない自然林や動物がうじゃうじゃいる自然度の高い海岸は、残り少ないですが日本列島にもまだあります。そういうところは、人跡稀なところで登山者でも行かない沢の奥とか、海岸を何キロも歩かなければ行けないところですが、結構ありますよ。わたしはそういうところを沢山見ています。

 注意を要するのは、環境悪化で動物がいなくなっているのか、それとも逆に、「おや、これは、破壊はされたが自然が回復してきているんじゃないかな、動物が増えているのでは?」と思えるグレーゾーンがかなりあるということも感覚的に思います。そういうところは、それこそ定量的な徹底調査をしなければ、簡単には生物の増減は分からないなということも強く感じています。ものを言ってはいけないという趣旨ではなく、定量的な調査の必要性を自然観察を続つづけていたら思うということでしたが、それを人に押し付けるのは間違いでした。すみませんでした。

 世の環境保護活動をする人たちとかマスコミの論調とかが、日本の自然がすべての場所で一様に破壊や悪化が進んでいるように先入観を持ち過ぎていると思います。そういうドグマに縛られたような見方に対する反発もありまして、自然度が8・9・10というような所では、べつに動物は減っていませんよ、と申したのでございます。人里とかその周辺でホタルやメダカがいなくなったということを否定しているのではけっしてございません。

 余談ですが、長い間、島で見られなくなっていたシジミ(小川に棲むマシジミという種類ですが)が還ってきました。昨年秋にわたしも用水路でシジミが大繁殖しているのを確認しました。住民が水質改善に取り組んだ成果がではじめました。 なお私は土建業者ではありません。宗教法人の役員です。

 人様のブログに長文を送るのは好ましくないと思います。しかし文言をある程度費やさなくては誤解もまねきます。それで、これをもちまして、失礼したいと存じます。

いろいろと、ありがとうございました。
2010/04/04(Sun) 21:49 | URL  | 路傍の石ころ #js83eNAU[ 編集]
丁寧な御説明有難う御座います。
    路傍の石ころさん

 こんばんは。お待ちしておりました。路傍の石ころさんのおっしゃるように、私は、護岸工事だとか道路工事だとかで海岸がいじられてしまった磯の生物が減った事を問題にし、路傍の石ころさんは、しっかり自然が残って、磯の動物のうじゃうじゃいる海岸も日本にはまだあると言う事をおっしゃってる訳ですね。了解です。

>自然度の高い部分のみ、つまり一面のみ取り出して強調しているのです。

と言う事はよく分かりました。


>。「自然がしっかりと残っている」とか「動物は昔と同じで沢山いる」と言えば、「嘘を言うな、メダカもザリガニもホタルもいなくなったではないか」というふうな非難のヤリの雨が降ります。環境保護活動家との議論でそんな目にあいましたよ。

 これはどのようなシチュエーションだったのでしょうか?自然がしっかり残っているところもあるけれど、全体的には生態系は破壊されている・・・と言えば対立にはならなかったのではないかと想像しますが、そんな単純な感じとは違うのでしょうか?

>長い間、島で見られなくなっていたシジミ(小川に棲むマシジミという種類ですが)が還ってきました。昨年秋にわたしも用水路でシジミが大繁殖しているのを確認しました。

そう言うのって凄く嬉しいですよね。小動物などは環境を改善すると結構直ぐに回復する場合もある事は私も観て来ました。
+++ +++
 
>ここは掲示板ではありませんから議論する場ではないだろうということは、認識いたしています。

 お門違いのコメントの場合や違う目的のコメントとはやりとりしてもしょうがないと思いますが、路傍の石ころさんのコメントはレベルも高く、議論のし甲斐があるので、路傍の石ころさんの長いコメントは歓迎です・・・ただ、路傍の石ころさんがこんなに長く書かれて大変だ・・・と恐縮してしまいます。・・・だからどうか謝罪されないで下さいませ。 今回は意思の疎通が少々欠けていたかも知れませんが、それはお互い様です。それなら私のほうも謝罪しなければなりません。謝罪ではなくコメント頂いた方が嬉しく思います。
 まあ、今回のコメントは対立・・と言えなくもないですが、基本的なところは一致している訳ですから、議論ではあっても、喧嘩レベルでは全然ないですね・・過去には本当にどうしようもなくレベルの低い反論コメントを下さる方もいて、丁寧に説明しても通じない事もありましたし、あとは来ないで下さいね・・・とお返事した方もいました。でも路傍の石ころさんのコメントは、その手のコメントとは全然異質のもので、非常に参考になりましたし、新しい発見もあって為になります。

 サツマイモ栽培や袋栽培についても色々御指南頂いて、やる気になっているところですので、宜しくお願い致します。
 実はもう、路傍の石ころさん御推薦の農文協の本
「ビックリするほどよくできる野菜の袋栽培」

「まるごと楽しむサツマイモ百科」
をネット購入し、届いています。(後者はもう農文協には売ってなかったので、古本で購入いたしました。)
その他にも関連の本を2冊購入いたしました。
袋栽培の本から読んでいって、準備を進めようと思って折るところです。

 路傍の石ころさんが土建業者だと思った事は全くありません(笑)。宗教にはあまり関心がありませんが、路傍の石ころさんのような良識人がなされている宗教とはどんなものだろうかと関心を持つところです。

 これからも宜しくお願い致します。
2010/04/05(Mon) 00:14 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
Re:海岸に動物がうじゃうじゃいるところ
 直接、自分で確認したわけではありません。仕事の合間に、地元の人と話をしたときにこの話を聞いたのです。
 生物について自分で観察等はしていませんので少なくなっているかどうかは分かりません。ただ熊野地方で私の出会った人がそう感じているということです。

 海の生物が好きかどうかですが、生態系の一部としての興味以上はないですね。
2010/04/06(Tue) 22:35 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
小動物好き
    guyver1092さん

 そうですか。・・・でも、地元の人の言ってる事は当たっていると思います。

>生態系の一部としての興味以上はないですね。

そうですか。私は生態系の問題が環境問題の本質だと思っていますが、それとは別に子供の頃から、昆虫やら水中生物やら大好きでしたので、それらが減っている事はかなり悲しい事です。ここにコメント下さる方々は、環境問題や生態系の意味以外に生物に愛着や拘りのある方があまりいないように感じます。
2010/04/06(Tue) 23:05 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
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