-------- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

2010-02-05 00:01
 現在、大抵の人はお金がなければ生きていけないと考えています。でもお金がなければ生きていけないと考えるのは人間だけです。他の動物はお金を持っていなくとも十分に生きていけます。お金は、決して生きて行く為の必要条件ではない筈です。人間だって昔はお金が必要のない時代がありました。狩猟、採取生活の時代はもとより、農業が始まってからも暫くは、お金が必要なかった筈です。貨幣経済が始まってからでも、暫くは自給自足的な生活をしていた人は沢山いたでしょう。現在まで続く人類の歴史の大半は、お金が無くても生活していけた時代です。
 現在、アフリカなどでは、一日一ドル以下で生活している貧困層が沢山いて問題だ・・・と騒がれていますが、数十年前までは一ドルどころか、お金無しで十分に生活していた種族は沢山いた筈です。【一日1ドル以下の生活】。彼らを野蛮人と決めつけて、余計なお世話で貨幣経済を彼らの世界に持ち込んで、貧困層と決めつけてしまった行為こそが非難されるべきでしょう。価値観の押し売りもいいところです。どんなヒューマニズムかは知りませんが、お金がない社会に貨幣経済を持ち込む事によって、結果として彼らの世界を経済圏に引き入れて、貧困扱いしているのです。・・・先進国と自ら名乗る人々はそんな自分勝手な行為によって、経済成長を助長してきたのです。

 さて、現代の洗脳、経済成長によって、ある時期まで人々のお金の収入は増えてきた事は事実です。お金がなかった社会に貨幣経済を導入して、お金を稼ぐシステムを作ったわけですから当然です。そして、経済が発展すれば発展するほど、以前は只だったものに値段をつけて売る・・「経済価値」と言うおかしなものを付けてきました。売るほうの立場からすれば、無料だったものを有料で売るわけですから、錬金術のようなものですが、買うほうの立場からすれば、自然の恵みが無償で与えてくれたものが、ある日突然所有権を主張した者から買わなければならなくなりました。でも明らかに、それらは自然の恵みによる産物であって、所有権を主張する人々のものではありません。
 狩猟、採取出来る食べものが減ってきて、売買の対象となりました。かつては自前であったであろう衣装も買うようになりました。農地に撒く肥料も人糞から化学肥料になって有料になりました。飲み水さえ有料のものが出てきました。仕事に通う事さえ、電車であれ自家用車であれ、お金が必要です。・・・気がついてみると、お金に縛られて、お金無しでは生活出来ない環境が作られてきました。かつて只だったものに経済的価値が付けられて、次々と有料になりました。最低限度の生活を営むのに必要なお金がどんどん増えてきました。収入も増えましたが、【パーキンソンの法則】よろしく必要な出費も増えました・・・・これが経済発展のからくりでしょう。
 現代社会では、お金無しでは確かに不安です。お金無しでも生活していくのは非常に難しいものがあります。・・なかなかホームレスになるほど達観出来ません・・・。

 人間もすっかりお金儲けに洗脳されてしまい、同じ事をするのに、経済行為無しでするより、稼いだお金で使う・と言う手間をかけるのが普通になってきました。それによってGDPも増えるのです。
 野生の木の実を採って食べるより、働いた収入で同じ木の実を買って食べるほうが、社会人としてふさわしい行動だとでも言いたげです。収入が二倍になっても物価が二倍に上がれば同じことなのですが、それでも収入が上がる方を望むようになりました。・・・経済・・・お金儲け・・にどっぷりと洗脳されています。

 お金がなければ生きていけない、普通に暮らしていけない・・・と言う事が当然と考えられる現代社会が素晴らしい社会なのでしょうか?・・非常に生きにくいのではないでしょうか?・・事実、お金が無いという理由や借金で自殺する人が毎年沢山います。
 経済成長に比例するように、生活に必要な、稼がなければならないお金も増えてきました。(今論じている事は、そのお金を個人で払うか、政府が払うか・・と言う政策的な問題ではなく、生きて行くのに必要な最小限のお金そのものが大きくなってきているという問題です。)合理主義の名のもとに、とんでもない無駄な社会が構築されてきました。
 生活必需品が増え続け、生活に必要な最低限のお金も増え続ける社会システムは根本から見直すべきでしょう。・・それもこれも「経済成長」と言うとんでもない洗脳によるものです。貨幣経済自体を否定する積りはありませんが、現代のそれが自然の摂理に適った完全な形ではない事は確かでしょう。・・・必要最小限できれいにやってしまうのが自然の摂理です。それに対し、同じ事を出来るだけ無駄に大袈裟にやる事が経済成長主義の本質です。
スポンサーサイト
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2010/02/05 00:01】 | Economic Fascism トラックバック(0) |


BEM
アフリカなど温暖な気候にあるところで暮らしている人達は、以前は貨幣も経済活動をしなくても自然にあるもので生きてこられたと思うんですよね。
そこに欧米の資本が入って、労働力のために人をさらい、残った人達にも労働を強いるという酷い事が行われ、それが現在も不均衡な貿易という形で続いているのだと思います。

リーマンブラザースの役員報酬など、一生かかっても使い切れないような額のお金を貰っても、まだ金にしがみついている人達は狂っているとしか思えません。

今、私たちが日本で暮らすためには貨幣がどうしても必要とされますが、老後の心配さえなければ必要以上に溜め込むこともない訳で、もっと富の分配がうまくいけばなあ、なんて、何も無い立場から願っています(^^;

GDPじゃなくて分配
雑草Z
    BEMさん

 おっしゃるような温暖な気候のところだけでなく、寒冷な気候でも、エスキモーやヤクート、アイヌ人など、近年まで貨幣が無くとも生きていけたでしょう。

 そこに入ってきた貨幣経済は、結局のところ資本家の儲けの為ですね。
 汗水流して得られるお金はそんなに多くなく、不正二近いマネーゲームで巨額の富を築く人が多いですね。

>もっと富の分配がうまくいけば

歴史的にも、現代の日本やアメリカほどの格差社会ってそんなになかったのではないでしょうか?経済成長が必要なのではなくて、富の公平分配が必要なのですが、問題がすり替えられています。
 必要最小限の生活する為に必要なお金の額が上がって住みにくい世界になってきていると思います。


資本主義
guyver1092
 おっしゃるように資本主義は、自給経済を破壊、吸収しつつ市場を拡大しながら経済成長を続けてきましたね。また政府は、自給経済を破壊する政策を採ってきました。(たとえば井戸水の利用を制限する。肥料は昔ながらの堆肥や肥えは特殊肥料で化学肥料が普通肥料と定義する等。上々さんなら仕事柄詳しいのではないでしょうか?)
 その結果資本主義に洗脳された人々は、政府に対しあくまでも経済成長政策を求め続けるという悪魔のサイクルとでも言うべき状態に陥っています。
 そういえば、江戸時代からの日本の伝統のリユース文化も破壊されていますね。

 大多数の人々が洗脳もしくは衆愚化もしくは呪縛(解っていてもやめれば明日から生活できなくなる恐怖)された状態では世論が方向転換を迫ることは期待できないですから、外部からの何らかの制約または強制が働かないとハードランディングは確実に来るでしょう。
 一番期待できるのはやはりオイルピークによる原油の値上がりでしょうか。これが始まれば、自給経済の取り入れ、リユースの拡大は自然に増えてくるでしょうが、政府が変な介入をするかもしれませんね。中古家電に安全を示すマークをつけなければ流通できなくなる法律を作ったときのように、反対意見で撤回させることができればよいのですが。

資本主義の本質
雑草Z
    guyver1092さん

>資本主義は、自給経済を破壊、吸収しつつ市場を拡大しながら経済成長を続けてきましたね。また政府は、自給経済を破壊する政策を採ってきました。

国民の為の筈がなく、大資本家の為の政策ですね。・・・それによってこんなに大きな環境破壊が起きてるのですから、資本家達の責任は非常に重いでしょう。

 資本主義の本質に迫った鋭いコメントですね。
このまま記事にしたいくらいです。

>政府に対しあくまでも経済成長政策を求め続けるという悪魔のサイクル

国民が強迫的に経済成長を望む様は、正に『悪魔のサイクル』と呼べる恐ろしいものですね。

>呪縛(解っていてもやめれば明日から生活できなくなる恐怖)

言い当てて妙な表現です。この呪縛からの解放が持続可能な社会へのシフトの鍵でしょうね。

>外部からの何らかの制約または強制が働かないとハードランディングは確実に来るでしょう。

う~ん、深い洞察です。おっしゃる通りでしょう。

パラダイムシフトへの鍵が沢山詰まったコメントです。

そんなに東京が良いのかよ
上々
私が幼いころには「僕の恋人東京へいっちっち」という歌がありました。中卒の集団就職列車なんていうのもそんなに上の代ではありません。
都会に出てきて、工員や下働きのような仕事でもまじめにやればそこそこの暮らしができて、田舎に残った親や兄弟より「良い暮らし」ができた。
それがそのうち田舎の方にも広がって、(というか、無理やり持ってきて)全国一律貨幣経済になってしまいました。

今の都会の要求に答えるためには屎尿を使った野菜などは出せるはずもなく、きれいにそろった箱入りの野菜を高速を飛ばすトラックで運び込むだけです。

中国では文化大革命の時に下放といって都会の若者を強制的に農村へ連れて行くということがありましたが、この先、同じような事態になっていくかもしれません。

とにかく、引き金は燃料代が高騰でしょうが、それが何時、どの程度のスピードでやってくるかが問題です。

今の都市は砂上の楼閣ですから
雑草Z
    上々さん


 田舎は都会無しでもやっていけますが、今の都会は周りにその何倍もの田舎、耕地や森林が無ければやっていけません。だから、都会と交易する田舎が無くなれば都市はすぐに干上がって崩壊するでしょうね。

その引き金が 燃料代が高騰 でしょうか?
食料不足のほうが先にやってくる可能性のほうが大きいでしょう。

>何時、どの程度のスピードでやってくるかが問題です

崩壊は始まればそれは非常に早いでしょう。

  *******   *   ***

 私も都会に遊びに行くのは好きでしたが、東京のような大都会は永く住むところではありませんね。

食糧不足
上々
食糧不足は取り返しのつかなくなるまでに、繰り返し何度も小さいのが来るでしょう。
それは食糧価格の高騰という形になるでしょうが、なんでも良ければ口に入るという程度から段々とエスカレートしていくのではと思います。
燃料価格の高騰とリンクすると、輸入食糧も高騰することとなり、また他国の購買力との競争も出てくると買い負けという事態がさらに拍車をかけるでしょう。

あまり自分が生きている間に起こってほしくはないことですが。

今は農業回帰といっても「やっていける農業」を目指していますからなかなか進みません。「食べて行くだけ」でも良いからという所まで腹をくくらなければ。

Re:食料不足
雑草Z
    上々さん

 なるほど、おっしゃるように

>食糧不足は取り返しのつかなくなるまでに、繰り返し何度も小さいのが来る

 可能性も高いかも知れません。私は、今まで食料増産の為に無理にドーピングのような化学肥料を使い過ぎて土地がやせ過ぎたので、限界が一気にやってくるのではないかと思いましたが、土地によって時間差はあるでしょうね。・・・そのスパンがどの位長いかですね。

 人口を抑制せずに、持続不可能なやり方で食料増産し続けてきた反動は大変なものでしょう。人口増加に合わせて食料増産してきたやり方は、愚か過ぎると感じます。


>「食べて行くだけ」でも良いからという所まで腹をくくらなければ

そうですね。共感致します。自給自走出来る人が増えるだけでも状況は良くなるでしょう。

生活保護
上々
生活保護を申請する人には就労活動を義務化させろというニュースが出ていましたが、生活保護世帯には農耕義務化という方が役に立ちそうですね。
言い出した人はかなり攻撃されそうですが。


いいアイディアです。
雑草Z
    上々さん

 私もそのニュースを聞いたときに、不要な仕事に無理につくよりも、これから役に立つ・・・少なくとも文字通り「自分で喰っていける」手で耕して自給自足出来るくらいの土地の農業に従事するほうが社会の為だと思いました。

>生活保護世帯には農耕義務化
大変いい案です。
確かに言いだした人はかなり攻撃されそうですが。(苦笑)

アイディア
上々
ただし、本当にやり出すとそのうち本気で「農業」に目覚めて「儲かる農業」を始める人達が続出しそうです。
そうなるとあちこちに軋轢も出るし、なにより肥料や農薬、農業機械用の燃料だの、水利権だの、大変なことになるでしょうね。
とにかく何にしても「儲かる」ことが第一なんで。

就農
雑草Z
    上々さん

>そのうち本気で「農業」に目覚めて「儲かる農業」を始める人達が続出しそう

それは、自然の流れでしょうね。生活保護者が国からあてがわれた土地で農業を始め、拡大して行って財を築く・・・なんやら新たな形の立身出世話になりそうです。

機械化大規模化学農業を禁止すべきは国の役割なのですが、現在の政府ではそれは期待出来ませんね。逆に補助金減税で、大型機械の購入や化学肥料の購入を支援、推進しそうです。そこのところから改革しないといけませんね。

でもこれから就農者を増やすべきだと思います。


農機農薬
上々
農業機械会社や農薬会社は大して政治献金もしていないでしょうから、補助金を付けるかどうか怪しいですね。
電器会社やトヨタの存在感に比べたら微々たるものでしょう。

就農者として若い人間を連れてくると「儲かる農業」を目指すのは当然なんで、定年退職者ですかね。それと生活保護者と。
土地・家が格安で手に入ればあとは年金か生活保護費があれば、結構やっていけそうですが。

就農2
雑草Z
    上々さん

 農業機械の購入や農薬の購入に補助金がつかなければ、丁度いいですね。無農薬、非機械化農業への試みがしやすくなりますね。

定年退職者や生活保護者の方々が就農するのも賛成ですが、
若い人間もどんどん入れるべきだと思います。その結果、儲かる農業を目指しても、有機農法や無農薬農法、非機械化農業を目指せばいいと思います。最近有機農法や自然農法、無農薬農法で作った作物は高く売れていますし、需要も増えてきています。まあ、甘くはないでしょうけれど、そう言う事に興味を持っている若者も徐々に増えつつあると思います。

>土地・家が格安で手に入れば

農地はしっかり確保し、転用は厳しく取り締まるべきですね。・・・その筈ですが、結構転用されています。
大規模農業でなくとも貸すべきだと思います。

有機農業
上々
有機農業は今の間の幻に終わるのでは。
ただし、安い農薬が使えなくなった時に高い農薬が買えるかどうかは生産物の価格にも左右されます。
安い輸入農産物というのが、その時にもまだ存在するかどうかが疑問ですが、食べ物は高いという新たな価格体系に移っていくかどうか、それがスムーズかどうか、色々な場合が考えられます。

ただ単に食糧自給率を上げると言うことだけに留まっていると先が見えません。それは間違いではないけれど。


Re:有機農業
雑草Z
    上々さん

 現在の石油漬けの機械化化学農業は、持続不可能ですから、早晩終わりを告げる事になるしかないのではありませんか?・・・現在の世界の流れは逆ですが・・・
 その場合の選択肢は、無農薬の有機農法、自然農法ではないでしょうか?・・有機農法、自然農法に挑んで成功されている方も沢山います。当方は、自然農法に、より関心を持っています。
 同じ会津にお住まいの方で、林道反対の運動で知り合った方は、無農薬有機農法を実践されていますが、データをしっかりとってやっていけば、化学農法よりも収穫率がいいと言ってます。実際有機肥料のみで周りの化学肥料を使った農家よりも収穫をあげています。そこから一部米を買っています。(値段も一般のコメの倍以上しますが・・)
 また、東京から Iターン で来られて自然農法で自給的農法をやっている方のお宅へ昨年遊びに行きましたが、機械も使わない人力農法で、農地にカニも現れるそうで(残念ながらその日は発見できませんでしたが・・)素晴らしいと思いました。

 確かに有機農法、自然農法では、現在の人口を養えないかも知れませんが、さりとて現在の化学農法も化学肥料無しにはやっていけない土地になるようにドーピング漬けにし、土地を痩せさせて、使いものにならなくなるとの事。機械化化学農法を続ければ、悲惨な結果が待っているでしょう。やはり有機、自然農法に移行するのがよいのではないでしょうか?
 専門家としてのご意見をお聞かせ下さい。
 もうひとつ質問ですが、現在の化学肥料、農薬の原料は主にどんなものなのでしょうか?石油はどの位使われているのでしょうか?
 農業には非常に興味を持っていますが、実践が伴っていないのでわからない事だらけです。
宜しくお願いします。


肥料
上々
肥料は窒素・リン・カリが三要素と言われていますね。
リンとカリは鉱石の形で採取されたものを出すのが主と思います。
問題は窒素肥料で、未だにハーバーボッシュ法による合成がされているようです。
これは、窒素と水素を直接反応させてアンモニアを作り出すのですが、窒素は空気中のガスから使えますが、水素は天然ガスのメタンから作り出すようです。
さらに、反応には高温高圧を必要としますので、そこに大量のエネルギーが使われます。

実は、ハーバーボッシュ法が作られたのは、ヨーロッパの貧栄養土壌を改良する目的もありましたが、そこで作られたアンモニアは硝酸化され火薬にも使えるものでした。
それが世界大戦の大きな要因でもあったようです。

なお、農薬には非常に多くの種類があり、一概には言えません。普通の化学工業と同じように、プラント操業にエネルギーがかかると言うのが代表的な例かと思います。

人海戦術で堆肥作り
雑草Z
    上々さん

 肥料に関する丁寧なご説明有難う御座います。窒素肥料の開発が火薬に利用されて戦争に使われたのは興味深いですね。
 さて、三要素どれも資源の枯渇は問題になりますね。・・・既に枯渇が問題になっていますね。調べてみたら、リン酸肥料の主原料のリン鉱石もアメリカでは枯渇して日本では他の国から輸入しているとの事・・・化学肥料もこれから先、そんなに持たないのではないでしょうか?
 やはり肥料も基本は生態系を循環させる事でしょうね。・・化学肥料も生態系に入れば循環するのでしょうが、今は草や家畜の糞尿など堆肥の材料がしっかり循環するようには利用されてませんね。
 有機肥料の堆肥を作ってまくには手間暇がかかるようですが、それこそ職のない人や生活保護を受けてる方々の職として、沢山の人で人海戦術で堆肥作りするのもいいと思います。農業に限りませんが、工業でもなんでも、産業で使う物資は循環系にしなければ(・・それも外部エネルギーの投入無しに自然に循環するもの・・)資源は枯渇しますよね。


>農薬には非常に多くの種類があり、一概には言えません。

そうですか。石油から作られている農薬もかなりあるのでしょうか? 

有機肥料
guyver1092
 有機肥料について私も興味があり、ネット等で調べて考えた結果をまとめてみたいと思います。できればプロである上々氏にもコメントをいただきたいと思います。

 まず肥料を作るということについてですが、効果の安定した肥料を大量に作ろうとすると、やはり化学肥料のほうが優れているように思います。最大の欠点は雑草Z氏のおっしゃるように原料資源、燃料資源により制約を受けることではないかと考えます。(原料の枯渇。プラントを動かす石油の枯渇)
 有機肥料は、たとえば江戸時代に武家屋敷の肥はよい物を食べているので良く効くが、長屋等の貧乏人の肥は効果が薄かったそうです。また堆肥の作り方も手のかけ方により出来が違うようです。よって現代の工業化された農業では化学肥料の利用というのは当然の結論でしょう。ただし持続可能性という点では、工業の経済成長と同じく破綻までの期間が計算できてしまうでしょう。(オイルピーク論と同じ考え方)

 肥料を使うということに関しても、効果の安定していること、乾いた粉末または顆粒状こと、長期間保存していても虫がわかないこと(我が家で長年ほったらかしにされていた油粕が虫に食われてしまっていた。)、悪臭がしないこと等化学肥料の方が農民としても使いやすいでしょうし、これらの性質から流通にも利点となるでしょう。
 これに対して有機肥料は、堆肥は作るのが大変ですし、メタン発酵残渣液は大規模に使うとなると液体なので重い、当然運搬に金がかかる、撒くのに設備がいる等工業的農業には乗らない要素ばかりに思えます。(小規模に使うのであれば、いろいろな工夫で欠点を補えるようですが。)
 有機肥料を化学肥料に変えるためには、直接肥料効果、流通性、利便性で対決しては絶対に勝てないと思います。

 そうかといって、ただ手をこまねいていては、オイルピークが来た時に、一気に肥料がなくなる、または高騰して誰も買えなくなるなどという事態になりかねません。

 ということで、対策として、有機肥料を作ることによって他の効果のあるものと合わせて行う方向はどうでしょうか。 たとえばメタン発酵槽を屎尿処理に使い、下水道を廃止し、下水道を作る費用をメタン発酵槽を作る費用に振り替え、余った金を流通等の補助に使うなど。
 また、コンポストトイレ、エコサニ等を利用するということも考えられます。出てくる肥料はエコサニはどんなものが出てくるのでしょうか。コンポストトイレから出る肥料は、乾燥して臭いもないとのことなので、比較的現代人に受け入れられやすそうですが。

有機循環農法
雑草Z
    guyver1092さん

 よくまとまった有効なレポート有難う御座います。当方の言いたかった事をしっかりまとめて頂いた感じです。ご提案にも大賛成です。是非、上々さんにもコメント頂きたいところです。やはり現代の機械化化学農業は、工業化農業と言うべきものなのでしょうか?

一ヶ所単純ミス 17行目
>有機肥料を化学肥料に変えるためには
→化学肥料を有機肥料に変えるためには
ですね。

>メタン発酵槽を屎尿処理に使い、下水道を廃止し、下水道を作る費用をメタン発酵槽を作る費用に振り替え、余った金を流通等の補助に使うなど。

 先ずはこれでしょうね。日本は輸入に頼らないように構造改革していかなければ大変な事になるでしょうが、農業こそすぐにでも自給自足の方向に持って行くべきでしょう。大規模下水処理は問題の先送りであり、下水処理したものを埋め立てに使うなんて、取り敢えずの対症療法もいいところです。外部エネルギー投入の要らない発酵層に変えるべきですね。原理は似ている部分もあるでしょうね。
コンポストトイレ、エコサニ等を利用も大賛成です。
設備はなるだけシンプルで外部エネルギーの投入無し・・・どころか、エネルギーも副産物として取り出せそうです。

細かい事ですが

>長期間保存していても虫がわかない

これは、管理法にも拠るでしょうけれど、小動物が育ってこその有機肥料でしょう。ある程度許容すべきだと思います。・・殺虫剤なんか入れたら最悪ですし・・。


 堆肥の流通も大規模で遠距離にならないのが理想でしょう。最終的には江戸時代のように、近郊での自給自足圏でしょうね。
 

有機肥料
上々
30数年前の学生時代は確かに肥料・農薬の勉強もしましたが、就職してからは微生物主体でしたので、とても専門的なことは言えませんが。
小動物が育ってこその有機肥料。なんですが、それを放っておくと作物を食い散らす虫も育ち、収穫が激減になるのが困ったことで、有機農業万歳の人達は江戸時代以前に病害虫被害で作物が壊滅し、飢饉になったことも無視しているんですね。
やはり最低限の農薬・肥料は作って行かないと大変なことになります。

石油で農薬ですが、直接の合成原料として使っている例は少ないのではないかと想像します。しかし、どっちにしろ燃料は大量に消費しますので、石油石炭天然ガスが高くなれば農薬の価格も高騰します。

有機農法
雑草Z
    上々さん

 専門的知識からのコメント有難う御座います。

>最低限の農薬・肥料は作って行かないと大変なことになります。

農薬がないと、有機肥料なり食べ物は、虫が大量発生するものでしょうか?・・無農薬では無理でしょうか?
 また、農薬、肥料はこれから先ずっと作り続ける事は出来ないのではないでしょうか?

 件の有機農法をされている方は、有機肥料の調整で、細胞壁を厚く作る事が出来、その結果害虫が侵入しないくらい固い細胞壁を作れると言ってました。実際見せて頂きました。その方のお話によると無農薬と低農薬では全然違い、現在の農薬は強過ぎるので、年に一回でも撒くと、低農薬でも人体に害のある農薬が付いてしまうとの事です。だから、無農薬は徹底して行い、施肥の調整で害虫に強い稲に育てられると言ってました。・・どこまで実現出来ているかはわかりませんが、可能性は大いにあると思います。

 これからの農業は持続可能な農業に切り替えて行く事が優先ではないでしょうか?
 

昆虫食
guyver1092
 石油石炭天然ガスが高くなればあらゆるものが値上がりするでしょうから当然肉類も値上がりするでしょう。
 タンパク質は人間にとって必須のものですから無しという訳には行かないでしょう。 
 そこで肉類の代替として昆虫食を提案します。この場合、無農薬で虫の発生というのはかえって喜ぶべきことになると思います。

昆虫食大賛成
雑草Z
    guyver1092さん

 いつも柔軟な発想のご提案、素晴らしいと思います。
東南アジアでは色々な昆虫を食べるようですし、日本でもイナゴは食べますね(・・実は私は好きだったりします・・)
昆虫は十分に食べれる物が多いですね。

 そうすれば、おっしゃるように無農薬農法も出来て、発生する昆虫も食べれると言う一石二鳥ですね・・・ただ、アブラムシのような小さな害虫などは食べられないでしょうけれど・・
 昔のように、田んぼに行くと沢山の昆虫がいた時代は懐かしいし、そう言う環境に戻せるものなら戻したいと思います。
 昆虫だけではなく、魚、鳥・・・みんな田畑に呼び戻して、食料としても考慮に入れる・・っていいですね。非現実的ではないと思うのですが・・。

農薬
上々
ちょっと話がずれて行きますが、大事なところなので詳しく解説します。
有機農業をされている方々には、環境志向の人と商売志向の人とが居ます。産物の価格がどうしても高くなりますので、それを売るために農薬の害を誇大に話す傾向があります。
そこまで悪意がなくても農薬のことを全く調べずに、昔の中途半端な知識だけで攻撃する人もいます。
言っていることを見れば現在の農薬の事情を全く知らないで話していることが歴然としてしまい、まともに相手をする気にもならなくなるのですが、大抵の一般人は騙されてしまいます。

戦後すぐの頃の農薬には確かに毒性も強く難分解性の物も多くありました。しかし、現在では動物だけでなく魚類に対する毒性も基準以下でなければ認可にならず、さらに分解性も早いものしか認められません。
この辺の事情は農水省や農薬メーカーは十分熟知していますが、広報は積極的ではありません。どうせCMしても反発されるだけと考えているのかもしれませんが。
このあたりの事情はフードジャーナリストの松永和紀(わき)さん(女性です)の著書に詳しく述べられています。


今、農薬が無くなれば病虫害が蔓延するのは間違いありません。ただ、有機肥料をやって植物を強く育てれば大丈夫かというのは疑問です。有機肥料だけの時代に病虫害がなかったかどうか、自然の中の植物に病虫害は及ばないか、考えてみれば自明と思いますが。

Re:農薬
雑草Z
    上々さん

 現在の(日本の)農薬事情を色々教えて下さって有難う御座います。

>現在では動物だけでなく魚類に対する毒性も基準以下でなければ認可にならず、さらに分解性も早いものしか認められません。

そうですか?・・・でも昆虫に対する毒性は強いのですか?・・昆虫は世代交代が早く、耐性もすぐに出来るので、段々強い薬剤になってきている・・・と言うのは家庭用殺虫剤だけのお話でしょうか?・・・また上々さんのご専門である微生物も殺さないのでしょうか?
 もしそうなら、大いに宣伝した方がいいかも知れませんね。

>農薬が無くなれば病虫害が蔓延するのは間違いありません。

それは今まで農薬に頼り過ぎて、耐性のない品種になってしまった・・・と言う事もあるのではないでしょうか?

 件の有機農法をなさっている方は、色々な堆肥で細かくデータを採るネットワークがあり、その情報で有機肥料を選別して、害虫にも強い作物が作れると言うような事を言ってました。有機農法で成功する為には試行錯誤のデータが必要だそうです。まあ話半分かも知れませんが・・・(話十分の一かも知れませんが・・・)彼が育てている無農薬有機農法の稲は、確かに周りの通常の日本の農薬を使った農法の稲より青く大きく丈夫でした。ただし、彼の知り合いで有機農法をやっている若者は、昨年は失敗して収穫があまりなかった・・・とも言ってました。調整は難しいのかも知れません。  

>自然の中の植物に病虫害は及ばないか、考えてみれば自明

自然の植物にも病虫害は有るでしょうか、単一栽培の作物のほうが全滅の可能性はずっと高いのではないでしょうか?。


 現在日本で使われている農薬の効果が非常に大きくて、鳥や魚や害虫以外の動物に有害ではないとして、その農薬をつかった農業に持続可能性はあるのでしょうか? 

疑問いろいろ
上々
疑問が色々ありそうですね。
動物や微生物に害が無く、昆虫だけに効くという効果を「選択毒性」といって昆虫に特有の生理活性だけに効くようなものを選ぶわけです。
昔の農薬などではその選択性が低くて他の動物にも毒性があるものが多かったのですが。
微生物だけに効く農薬は微生物に特有の活性を狙うわけです。

単一作物栽培で病虫害が起こりやすくなっているのは確かですし、現在の栽培品種が弱いのも確かです。しかし、それは現在の農業の要請によるもので農薬や肥料とはあまり関係はないと思います。
今の柔らかくて美味しい野菜を安く買いたいという消費者の要望に答えるという農業です。

有機農法で成功している人は農薬を使えばもっと成功しそうな気がしますが。

持続可能性については、農薬肥料が資源の制約で持続可能でないので、否定されます。
そうなれば否が応でも糞尿堆肥化を行わざるを得ません。

肥料と農薬
雑草Z
    上々さん

 色々な疑問にお答え下さって有難う御座います。農業には非常に関心がありますが、今のところ範疇外ですので、上々さんのご意見は色々と参考になります。

>昆虫に特有の生理活性だけに効く

なるほど、選択毒性ですね。でも、益虫や無害な昆虫・・・ホタルや蝶やトンボ・・も殺してしまうようでは考えなければならない部分もありますね。実際昆虫もかなり減ってきています。やはり昆虫は食べるか土に戻して肥料にするのがいいのではないでしょうか?・・・選択毒性で死んだ昆虫達がそのまま田畑で有効無毒な肥料になるならいいですね。


>現在の農業の要請によるもので農薬や肥料とはあまり関係はない

>柔らかくて美味しい野菜を安く買いたいという消費者の要望に答えるという農業

その現在の農業の要請による栽培品種は大抵弱いのですから、農薬や肥料が必要ですね。農薬、肥料が無ければそんな弱い品種は育てない訳ですから、大いに関係があるのではないでしょうか?・・解釈の問題ですが・・。


>有機農法で成功している人は農薬を使えばもっと成功しそうな気がしますが。

それは逆ではないでしょうか。折角無農薬有機農法で成功したならば、農薬を持ち込む必要はないし、無農薬で築いたものが台無しになってしまいます。
いくら選択性があって、すぐに分解すると言っても(・・残留する成分もあるのではないか?・・と言う話も聞いた事があります・・・実際どうなのでしょう?)少しぐらい虫食いがあった方がいいと思います。・・虫も一緒に食べたって大丈夫ですしね。


>そうなれば否が応でも糞尿堆肥化を行わざるを得ません。

やはりそうでしょうね。糞尿堆肥化をしっかり調べて効率のよい施肥方法を調べる・・・と言うのも立派な科学ですね。

肥料は、選択から投入時期、投入量・・・とデリケートな難しい問題ですね。

無農薬の成功
上々
一つ、判っていても誰も口にしたがらないのが、無農薬の栽培は周りの農薬の散布で守られているということです。
周りすべてが農薬を使えなくなったらひとたび病虫害が発生したらその勢いは植物の耐性程度ではとても抑えられはしないと思います。

まあ資源枯渇の時には使いたくても農薬肥料は価格高騰し使えなくなりますので、あまり現在の有機農業について言ってみてもしょうがないのですが、ありもしない現在の農薬批判で有機作物を売り込もうと言う姿勢には辟易します。

商業的無農薬有機農法
雑草Z
    上々さん

 
 エコロジー自体は、生態学、生態を考慮した環境の事であって、大切な概念ですが、巷に溢れているエコは、エコ替え、ペットボトルのリサイクル・・など偽物のエコロジーでうんざりしてしまいます。
 それと同じように、有機農法を売る為の商売戦略としか考えていない有機農法にうんざりしていらっしゃると言う事でしょうか?
上々さんが感じていらっしゃる事はそのような有機農法の欺瞞と言うのであればわかる気が致します。

 当方は、例えば宅配の有機野菜とかを購入してはいないので、そのような有機農法にはあまり関わりありません。
 ただ、自分の経験上、無農薬自然農法で作ったものが素晴らしかった経験が何度かあります。家で無農薬どころか無肥料で作った梨、桃が、小ぶりで虫も入り込んでいたりするのですが、売ってる果物より遥かに香ばしくて美味しかったのです。
 人からの貰いものでもそういう経験が何度もあります。


上々さんも有機農法や自然農法の本来の考え方には賛成なのではないでしょうか?


>無農薬の栽培は周りの農薬の散布で守られているということです。

 無農薬栽培している方から聞く話は、逆で、周りの農薬散布によって、虫が自分の田畑に追いやられて来て困る、または農薬が飛んできて付着する場合があって、無農薬としての価値が無くなる心配との事でした。


>ありもしない現在の農薬批判

殺虫剤は昆虫の耐性により年々強くなっているとの事ですし、除草剤は選択性があると言っても作物にかかって作物まで枯れてしまったと言う話はよく聞きますし、実際に目にしています。
現在の農薬、特にアメリカや中国、東南アジアなどで使われている農薬は安全だとか思いませんが、如何でしょうか?

最後に
上々
もう一度だけ言います。
有機農法で優れた農産物を作っている人は農薬を使う栽培法と無農薬の栽培法を同条件で比較しているのでしょうか。
つまり、自分が納得の行くような方法で農薬の有無だけを変えて比較し、それで農薬無しが優れているという結果を出しているのでしょうか。

このような検討をしたという話は聞いたことがありません。しかし、この方法でなければ農薬の有無が作物に与える影響を評価することはできません。
できれば、これでできた作物の評価は無関係な人に盲験手法でしてもらわなければいけません。
それでも無農薬の方が有意に優れていると言う結果が出れば信じられますが、まず無理と思います。

対照実験
雑草Z
    上々さん


 その比較は難しいのではないでしょうか?

先ず、無農薬のほうは、生産量で比べているのではなくて、安全性ですから、同条件の比較の意味がありませんね。
 有機農法も、循環農法と言う意味で価値があり、現在の収穫量が化学農法よりも少なくても持続可能性が高いでしょう。

>農薬の有無だけを変えて比較し、それで農薬無しが優れているという結果

・・肥料ではなくて農薬だけ替えるなら、虫にやられれば無農薬のほうが収穫が低いのは明らかでしょうね。
>優れている
とは、農薬を使わない安全性と言う意味ではないでしょうか?
 対照実験で一年の収穫性を比べてどっちが優れていると言う議論はあまり意味が無いのではないでしょうか?・・・少なくとも私は、生態系の維持と持続可能性の論点から論じています。

 ちなみに件の有機農法されている方は、沢山の人を招いて自分の田んぼに案内しました。私も行きましたが、両隣の田より稲の一つ一つが太くて大きくて青々しているように感じました。一反あたりの収穫量が化学肥料を使っている周りの田より2~3俵多いとの事です。一反で10表以上収穫出来ると自慢されていました。

 でもまあ、上々さんのおっしゃるように、化学肥料や農薬の効果は非常に大きいのでしょうね。化学肥料はてきめんに効く・・と言う話はよく聞くところです。

方向としては、無農薬有機農法、自然農法なのでしょうが、現在「有機農法」を売りにしている質の良くない方々も多いと言う事ですね。・・・自給的自然農法の方は問題はないでしょうね。
 私は、件の有機農法をされている方よりも、東京から福島県にIターンしてきて、自給自足の自然農法をされている夫婦の方の農法のほうが感動的でした。これから多くの日本人が進むべき方向だと感じました。
+ +++ +++++

こんな時間のコメント投稿は珍しいですね・・・有難う御座います。
 こちらは昨日も今日も雪が降りました。あんまり気温が低くならずに雪が固く凍りつかないのが救いです。

コメントを閉じる▲
コメント
この記事へのコメント
アフリカなど温暖な気候にあるところで暮らしている人達は、以前は貨幣も経済活動をしなくても自然にあるもので生きてこられたと思うんですよね。
そこに欧米の資本が入って、労働力のために人をさらい、残った人達にも労働を強いるという酷い事が行われ、それが現在も不均衡な貿易という形で続いているのだと思います。

リーマンブラザースの役員報酬など、一生かかっても使い切れないような額のお金を貰っても、まだ金にしがみついている人達は狂っているとしか思えません。

今、私たちが日本で暮らすためには貨幣がどうしても必要とされますが、老後の心配さえなければ必要以上に溜め込むこともない訳で、もっと富の分配がうまくいけばなあ、なんて、何も無い立場から願っています(^^;
2010/02/05(Fri) 01:35 | URL  | BEM #hszQL7r.[ 編集]
GDPじゃなくて分配
    BEMさん

 おっしゃるような温暖な気候のところだけでなく、寒冷な気候でも、エスキモーやヤクート、アイヌ人など、近年まで貨幣が無くとも生きていけたでしょう。

 そこに入ってきた貨幣経済は、結局のところ資本家の儲けの為ですね。
 汗水流して得られるお金はそんなに多くなく、不正二近いマネーゲームで巨額の富を築く人が多いですね。

>もっと富の分配がうまくいけば

歴史的にも、現代の日本やアメリカほどの格差社会ってそんなになかったのではないでしょうか?経済成長が必要なのではなくて、富の公平分配が必要なのですが、問題がすり替えられています。
 必要最小限の生活する為に必要なお金の額が上がって住みにくい世界になってきていると思います。
2010/02/05(Fri) 20:26 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
資本主義
 おっしゃるように資本主義は、自給経済を破壊、吸収しつつ市場を拡大しながら経済成長を続けてきましたね。また政府は、自給経済を破壊する政策を採ってきました。(たとえば井戸水の利用を制限する。肥料は昔ながらの堆肥や肥えは特殊肥料で化学肥料が普通肥料と定義する等。上々さんなら仕事柄詳しいのではないでしょうか?)
 その結果資本主義に洗脳された人々は、政府に対しあくまでも経済成長政策を求め続けるという悪魔のサイクルとでも言うべき状態に陥っています。
 そういえば、江戸時代からの日本の伝統のリユース文化も破壊されていますね。

 大多数の人々が洗脳もしくは衆愚化もしくは呪縛(解っていてもやめれば明日から生活できなくなる恐怖)された状態では世論が方向転換を迫ることは期待できないですから、外部からの何らかの制約または強制が働かないとハードランディングは確実に来るでしょう。
 一番期待できるのはやはりオイルピークによる原油の値上がりでしょうか。これが始まれば、自給経済の取り入れ、リユースの拡大は自然に増えてくるでしょうが、政府が変な介入をするかもしれませんね。中古家電に安全を示すマークをつけなければ流通できなくなる法律を作ったときのように、反対意見で撤回させることができればよいのですが。
2010/02/05(Fri) 20:54 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
資本主義の本質
    guyver1092さん

>資本主義は、自給経済を破壊、吸収しつつ市場を拡大しながら経済成長を続けてきましたね。また政府は、自給経済を破壊する政策を採ってきました。

国民の為の筈がなく、大資本家の為の政策ですね。・・・それによってこんなに大きな環境破壊が起きてるのですから、資本家達の責任は非常に重いでしょう。

 資本主義の本質に迫った鋭いコメントですね。
このまま記事にしたいくらいです。

>政府に対しあくまでも経済成長政策を求め続けるという悪魔のサイクル

国民が強迫的に経済成長を望む様は、正に『悪魔のサイクル』と呼べる恐ろしいものですね。

>呪縛(解っていてもやめれば明日から生活できなくなる恐怖)

言い当てて妙な表現です。この呪縛からの解放が持続可能な社会へのシフトの鍵でしょうね。

>外部からの何らかの制約または強制が働かないとハードランディングは確実に来るでしょう。

う~ん、深い洞察です。おっしゃる通りでしょう。

パラダイムシフトへの鍵が沢山詰まったコメントです。
2010/02/05(Fri) 22:09 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
そんなに東京が良いのかよ
私が幼いころには「僕の恋人東京へいっちっち」という歌がありました。中卒の集団就職列車なんていうのもそんなに上の代ではありません。
都会に出てきて、工員や下働きのような仕事でもまじめにやればそこそこの暮らしができて、田舎に残った親や兄弟より「良い暮らし」ができた。
それがそのうち田舎の方にも広がって、(というか、無理やり持ってきて)全国一律貨幣経済になってしまいました。

今の都会の要求に答えるためには屎尿を使った野菜などは出せるはずもなく、きれいにそろった箱入りの野菜を高速を飛ばすトラックで運び込むだけです。

中国では文化大革命の時に下放といって都会の若者を強制的に農村へ連れて行くということがありましたが、この先、同じような事態になっていくかもしれません。

とにかく、引き金は燃料代が高騰でしょうが、それが何時、どの程度のスピードでやってくるかが問題です。
2010/02/08(Mon) 16:19 | URL  | 上々 #-[ 編集]
今の都市は砂上の楼閣ですから
    上々さん


 田舎は都会無しでもやっていけますが、今の都会は周りにその何倍もの田舎、耕地や森林が無ければやっていけません。だから、都会と交易する田舎が無くなれば都市はすぐに干上がって崩壊するでしょうね。

その引き金が 燃料代が高騰 でしょうか?
食料不足のほうが先にやってくる可能性のほうが大きいでしょう。

>何時、どの程度のスピードでやってくるかが問題です

崩壊は始まればそれは非常に早いでしょう。

  *******   *   ***

 私も都会に遊びに行くのは好きでしたが、東京のような大都会は永く住むところではありませんね。
2010/02/08(Mon) 21:28 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
食糧不足
食糧不足は取り返しのつかなくなるまでに、繰り返し何度も小さいのが来るでしょう。
それは食糧価格の高騰という形になるでしょうが、なんでも良ければ口に入るという程度から段々とエスカレートしていくのではと思います。
燃料価格の高騰とリンクすると、輸入食糧も高騰することとなり、また他国の購買力との競争も出てくると買い負けという事態がさらに拍車をかけるでしょう。

あまり自分が生きている間に起こってほしくはないことですが。

今は農業回帰といっても「やっていける農業」を目指していますからなかなか進みません。「食べて行くだけ」でも良いからという所まで腹をくくらなければ。
2010/02/09(Tue) 08:28 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:食料不足
    上々さん

 なるほど、おっしゃるように

>食糧不足は取り返しのつかなくなるまでに、繰り返し何度も小さいのが来る

 可能性も高いかも知れません。私は、今まで食料増産の為に無理にドーピングのような化学肥料を使い過ぎて土地がやせ過ぎたので、限界が一気にやってくるのではないかと思いましたが、土地によって時間差はあるでしょうね。・・・そのスパンがどの位長いかですね。

 人口を抑制せずに、持続不可能なやり方で食料増産し続けてきた反動は大変なものでしょう。人口増加に合わせて食料増産してきたやり方は、愚か過ぎると感じます。


>「食べて行くだけ」でも良いからという所まで腹をくくらなければ

そうですね。共感致します。自給自走出来る人が増えるだけでも状況は良くなるでしょう。
2010/02/09(Tue) 22:01 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
生活保護
生活保護を申請する人には就労活動を義務化させろというニュースが出ていましたが、生活保護世帯には農耕義務化という方が役に立ちそうですね。
言い出した人はかなり攻撃されそうですが。
2010/02/10(Wed) 11:20 | URL  | 上々 #-[ 編集]
いいアイディアです。
    上々さん

 私もそのニュースを聞いたときに、不要な仕事に無理につくよりも、これから役に立つ・・・少なくとも文字通り「自分で喰っていける」手で耕して自給自足出来るくらいの土地の農業に従事するほうが社会の為だと思いました。

>生活保護世帯には農耕義務化
大変いい案です。
確かに言いだした人はかなり攻撃されそうですが。(苦笑)
2010/02/11(Thu) 02:55 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
アイディア
ただし、本当にやり出すとそのうち本気で「農業」に目覚めて「儲かる農業」を始める人達が続出しそうです。
そうなるとあちこちに軋轢も出るし、なにより肥料や農薬、農業機械用の燃料だの、水利権だの、大変なことになるでしょうね。
とにかく何にしても「儲かる」ことが第一なんで。
2010/02/11(Thu) 09:52 | URL  | 上々 #-[ 編集]
就農
    上々さん

>そのうち本気で「農業」に目覚めて「儲かる農業」を始める人達が続出しそう

それは、自然の流れでしょうね。生活保護者が国からあてがわれた土地で農業を始め、拡大して行って財を築く・・・なんやら新たな形の立身出世話になりそうです。

機械化大規模化学農業を禁止すべきは国の役割なのですが、現在の政府ではそれは期待出来ませんね。逆に補助金減税で、大型機械の購入や化学肥料の購入を支援、推進しそうです。そこのところから改革しないといけませんね。

でもこれから就農者を増やすべきだと思います。
2010/02/11(Thu) 11:36 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
農機農薬
農業機械会社や農薬会社は大して政治献金もしていないでしょうから、補助金を付けるかどうか怪しいですね。
電器会社やトヨタの存在感に比べたら微々たるものでしょう。

就農者として若い人間を連れてくると「儲かる農業」を目指すのは当然なんで、定年退職者ですかね。それと生活保護者と。
土地・家が格安で手に入ればあとは年金か生活保護費があれば、結構やっていけそうですが。
2010/02/12(Fri) 09:57 | URL  | 上々 #-[ 編集]
就農2
    上々さん

 農業機械の購入や農薬の購入に補助金がつかなければ、丁度いいですね。無農薬、非機械化農業への試みがしやすくなりますね。

定年退職者や生活保護者の方々が就農するのも賛成ですが、
若い人間もどんどん入れるべきだと思います。その結果、儲かる農業を目指しても、有機農法や無農薬農法、非機械化農業を目指せばいいと思います。最近有機農法や自然農法、無農薬農法で作った作物は高く売れていますし、需要も増えてきています。まあ、甘くはないでしょうけれど、そう言う事に興味を持っている若者も徐々に増えつつあると思います。

>土地・家が格安で手に入れば

農地はしっかり確保し、転用は厳しく取り締まるべきですね。・・・その筈ですが、結構転用されています。
大規模農業でなくとも貸すべきだと思います。
2010/02/12(Fri) 22:43 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
有機農業
有機農業は今の間の幻に終わるのでは。
ただし、安い農薬が使えなくなった時に高い農薬が買えるかどうかは生産物の価格にも左右されます。
安い輸入農産物というのが、その時にもまだ存在するかどうかが疑問ですが、食べ物は高いという新たな価格体系に移っていくかどうか、それがスムーズかどうか、色々な場合が考えられます。

ただ単に食糧自給率を上げると言うことだけに留まっていると先が見えません。それは間違いではないけれど。
2010/02/13(Sat) 09:56 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:有機農業
    上々さん

 現在の石油漬けの機械化化学農業は、持続不可能ですから、早晩終わりを告げる事になるしかないのではありませんか?・・・現在の世界の流れは逆ですが・・・
 その場合の選択肢は、無農薬の有機農法、自然農法ではないでしょうか?・・有機農法、自然農法に挑んで成功されている方も沢山います。当方は、自然農法に、より関心を持っています。
 同じ会津にお住まいの方で、林道反対の運動で知り合った方は、無農薬有機農法を実践されていますが、データをしっかりとってやっていけば、化学農法よりも収穫率がいいと言ってます。実際有機肥料のみで周りの化学肥料を使った農家よりも収穫をあげています。そこから一部米を買っています。(値段も一般のコメの倍以上しますが・・)
 また、東京から Iターン で来られて自然農法で自給的農法をやっている方のお宅へ昨年遊びに行きましたが、機械も使わない人力農法で、農地にカニも現れるそうで(残念ながらその日は発見できませんでしたが・・)素晴らしいと思いました。

 確かに有機農法、自然農法では、現在の人口を養えないかも知れませんが、さりとて現在の化学農法も化学肥料無しにはやっていけない土地になるようにドーピング漬けにし、土地を痩せさせて、使いものにならなくなるとの事。機械化化学農法を続ければ、悲惨な結果が待っているでしょう。やはり有機、自然農法に移行するのがよいのではないでしょうか?
 専門家としてのご意見をお聞かせ下さい。
 もうひとつ質問ですが、現在の化学肥料、農薬の原料は主にどんなものなのでしょうか?石油はどの位使われているのでしょうか?
 農業には非常に興味を持っていますが、実践が伴っていないのでわからない事だらけです。
宜しくお願いします。
2010/02/13(Sat) 12:51 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
肥料
肥料は窒素・リン・カリが三要素と言われていますね。
リンとカリは鉱石の形で採取されたものを出すのが主と思います。
問題は窒素肥料で、未だにハーバーボッシュ法による合成がされているようです。
これは、窒素と水素を直接反応させてアンモニアを作り出すのですが、窒素は空気中のガスから使えますが、水素は天然ガスのメタンから作り出すようです。
さらに、反応には高温高圧を必要としますので、そこに大量のエネルギーが使われます。

実は、ハーバーボッシュ法が作られたのは、ヨーロッパの貧栄養土壌を改良する目的もありましたが、そこで作られたアンモニアは硝酸化され火薬にも使えるものでした。
それが世界大戦の大きな要因でもあったようです。

なお、農薬には非常に多くの種類があり、一概には言えません。普通の化学工業と同じように、プラント操業にエネルギーがかかると言うのが代表的な例かと思います。
2010/02/15(Mon) 09:09 | URL  | 上々 #-[ 編集]
人海戦術で堆肥作り
    上々さん

 肥料に関する丁寧なご説明有難う御座います。窒素肥料の開発が火薬に利用されて戦争に使われたのは興味深いですね。
 さて、三要素どれも資源の枯渇は問題になりますね。・・・既に枯渇が問題になっていますね。調べてみたら、リン酸肥料の主原料のリン鉱石もアメリカでは枯渇して日本では他の国から輸入しているとの事・・・化学肥料もこれから先、そんなに持たないのではないでしょうか?
 やはり肥料も基本は生態系を循環させる事でしょうね。・・化学肥料も生態系に入れば循環するのでしょうが、今は草や家畜の糞尿など堆肥の材料がしっかり循環するようには利用されてませんね。
 有機肥料の堆肥を作ってまくには手間暇がかかるようですが、それこそ職のない人や生活保護を受けてる方々の職として、沢山の人で人海戦術で堆肥作りするのもいいと思います。農業に限りませんが、工業でもなんでも、産業で使う物資は循環系にしなければ(・・それも外部エネルギーの投入無しに自然に循環するもの・・)資源は枯渇しますよね。


>農薬には非常に多くの種類があり、一概には言えません。

そうですか。石油から作られている農薬もかなりあるのでしょうか? 
2010/02/15(Mon) 19:39 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
有機肥料
 有機肥料について私も興味があり、ネット等で調べて考えた結果をまとめてみたいと思います。できればプロである上々氏にもコメントをいただきたいと思います。

 まず肥料を作るということについてですが、効果の安定した肥料を大量に作ろうとすると、やはり化学肥料のほうが優れているように思います。最大の欠点は雑草Z氏のおっしゃるように原料資源、燃料資源により制約を受けることではないかと考えます。(原料の枯渇。プラントを動かす石油の枯渇)
 有機肥料は、たとえば江戸時代に武家屋敷の肥はよい物を食べているので良く効くが、長屋等の貧乏人の肥は効果が薄かったそうです。また堆肥の作り方も手のかけ方により出来が違うようです。よって現代の工業化された農業では化学肥料の利用というのは当然の結論でしょう。ただし持続可能性という点では、工業の経済成長と同じく破綻までの期間が計算できてしまうでしょう。(オイルピーク論と同じ考え方)

 肥料を使うということに関しても、効果の安定していること、乾いた粉末または顆粒状こと、長期間保存していても虫がわかないこと(我が家で長年ほったらかしにされていた油粕が虫に食われてしまっていた。)、悪臭がしないこと等化学肥料の方が農民としても使いやすいでしょうし、これらの性質から流通にも利点となるでしょう。
 これに対して有機肥料は、堆肥は作るのが大変ですし、メタン発酵残渣液は大規模に使うとなると液体なので重い、当然運搬に金がかかる、撒くのに設備がいる等工業的農業には乗らない要素ばかりに思えます。(小規模に使うのであれば、いろいろな工夫で欠点を補えるようですが。)
 有機肥料を化学肥料に変えるためには、直接肥料効果、流通性、利便性で対決しては絶対に勝てないと思います。

 そうかといって、ただ手をこまねいていては、オイルピークが来た時に、一気に肥料がなくなる、または高騰して誰も買えなくなるなどという事態になりかねません。

 ということで、対策として、有機肥料を作ることによって他の効果のあるものと合わせて行う方向はどうでしょうか。 たとえばメタン発酵槽を屎尿処理に使い、下水道を廃止し、下水道を作る費用をメタン発酵槽を作る費用に振り替え、余った金を流通等の補助に使うなど。
 また、コンポストトイレ、エコサニ等を利用するということも考えられます。出てくる肥料はエコサニはどんなものが出てくるのでしょうか。コンポストトイレから出る肥料は、乾燥して臭いもないとのことなので、比較的現代人に受け入れられやすそうですが。
2010/02/15(Mon) 23:48 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
有機循環農法
    guyver1092さん

 よくまとまった有効なレポート有難う御座います。当方の言いたかった事をしっかりまとめて頂いた感じです。ご提案にも大賛成です。是非、上々さんにもコメント頂きたいところです。やはり現代の機械化化学農業は、工業化農業と言うべきものなのでしょうか?

一ヶ所単純ミス 17行目
>有機肥料を化学肥料に変えるためには
→化学肥料を有機肥料に変えるためには
ですね。

>メタン発酵槽を屎尿処理に使い、下水道を廃止し、下水道を作る費用をメタン発酵槽を作る費用に振り替え、余った金を流通等の補助に使うなど。

 先ずはこれでしょうね。日本は輸入に頼らないように構造改革していかなければ大変な事になるでしょうが、農業こそすぐにでも自給自足の方向に持って行くべきでしょう。大規模下水処理は問題の先送りであり、下水処理したものを埋め立てに使うなんて、取り敢えずの対症療法もいいところです。外部エネルギー投入の要らない発酵層に変えるべきですね。原理は似ている部分もあるでしょうね。
コンポストトイレ、エコサニ等を利用も大賛成です。
設備はなるだけシンプルで外部エネルギーの投入無し・・・どころか、エネルギーも副産物として取り出せそうです。

細かい事ですが

>長期間保存していても虫がわかない

これは、管理法にも拠るでしょうけれど、小動物が育ってこその有機肥料でしょう。ある程度許容すべきだと思います。・・殺虫剤なんか入れたら最悪ですし・・。


 堆肥の流通も大規模で遠距離にならないのが理想でしょう。最終的には江戸時代のように、近郊での自給自足圏でしょうね。
 
2010/02/16(Tue) 06:58 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
有機肥料
30数年前の学生時代は確かに肥料・農薬の勉強もしましたが、就職してからは微生物主体でしたので、とても専門的なことは言えませんが。
小動物が育ってこその有機肥料。なんですが、それを放っておくと作物を食い散らす虫も育ち、収穫が激減になるのが困ったことで、有機農業万歳の人達は江戸時代以前に病害虫被害で作物が壊滅し、飢饉になったことも無視しているんですね。
やはり最低限の農薬・肥料は作って行かないと大変なことになります。

石油で農薬ですが、直接の合成原料として使っている例は少ないのではないかと想像します。しかし、どっちにしろ燃料は大量に消費しますので、石油石炭天然ガスが高くなれば農薬の価格も高騰します。
2010/02/16(Tue) 08:27 | URL  | 上々 #-[ 編集]
有機農法
    上々さん

 専門的知識からのコメント有難う御座います。

>最低限の農薬・肥料は作って行かないと大変なことになります。

農薬がないと、有機肥料なり食べ物は、虫が大量発生するものでしょうか?・・無農薬では無理でしょうか?
 また、農薬、肥料はこれから先ずっと作り続ける事は出来ないのではないでしょうか?

 件の有機農法をされている方は、有機肥料の調整で、細胞壁を厚く作る事が出来、その結果害虫が侵入しないくらい固い細胞壁を作れると言ってました。実際見せて頂きました。その方のお話によると無農薬と低農薬では全然違い、現在の農薬は強過ぎるので、年に一回でも撒くと、低農薬でも人体に害のある農薬が付いてしまうとの事です。だから、無農薬は徹底して行い、施肥の調整で害虫に強い稲に育てられると言ってました。・・どこまで実現出来ているかはわかりませんが、可能性は大いにあると思います。

 これからの農業は持続可能な農業に切り替えて行く事が優先ではないでしょうか?
 
2010/02/16(Tue) 20:38 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
昆虫食
 石油石炭天然ガスが高くなればあらゆるものが値上がりするでしょうから当然肉類も値上がりするでしょう。
 タンパク質は人間にとって必須のものですから無しという訳には行かないでしょう。 
 そこで肉類の代替として昆虫食を提案します。この場合、無農薬で虫の発生というのはかえって喜ぶべきことになると思います。
2010/02/16(Tue) 21:08 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
昆虫食大賛成
    guyver1092さん

 いつも柔軟な発想のご提案、素晴らしいと思います。
東南アジアでは色々な昆虫を食べるようですし、日本でもイナゴは食べますね(・・実は私は好きだったりします・・)
昆虫は十分に食べれる物が多いですね。

 そうすれば、おっしゃるように無農薬農法も出来て、発生する昆虫も食べれると言う一石二鳥ですね・・・ただ、アブラムシのような小さな害虫などは食べられないでしょうけれど・・
 昔のように、田んぼに行くと沢山の昆虫がいた時代は懐かしいし、そう言う環境に戻せるものなら戻したいと思います。
 昆虫だけではなく、魚、鳥・・・みんな田畑に呼び戻して、食料としても考慮に入れる・・っていいですね。非現実的ではないと思うのですが・・。
2010/02/16(Tue) 21:55 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
農薬
ちょっと話がずれて行きますが、大事なところなので詳しく解説します。
有機農業をされている方々には、環境志向の人と商売志向の人とが居ます。産物の価格がどうしても高くなりますので、それを売るために農薬の害を誇大に話す傾向があります。
そこまで悪意がなくても農薬のことを全く調べずに、昔の中途半端な知識だけで攻撃する人もいます。
言っていることを見れば現在の農薬の事情を全く知らないで話していることが歴然としてしまい、まともに相手をする気にもならなくなるのですが、大抵の一般人は騙されてしまいます。

戦後すぐの頃の農薬には確かに毒性も強く難分解性の物も多くありました。しかし、現在では動物だけでなく魚類に対する毒性も基準以下でなければ認可にならず、さらに分解性も早いものしか認められません。
この辺の事情は農水省や農薬メーカーは十分熟知していますが、広報は積極的ではありません。どうせCMしても反発されるだけと考えているのかもしれませんが。
このあたりの事情はフードジャーナリストの松永和紀(わき)さん(女性です)の著書に詳しく述べられています。


今、農薬が無くなれば病虫害が蔓延するのは間違いありません。ただ、有機肥料をやって植物を強く育てれば大丈夫かというのは疑問です。有機肥料だけの時代に病虫害がなかったかどうか、自然の中の植物に病虫害は及ばないか、考えてみれば自明と思いますが。
2010/02/17(Wed) 09:25 | URL  | 上々 #-[ 編集]
Re:農薬
    上々さん

 現在の(日本の)農薬事情を色々教えて下さって有難う御座います。

>現在では動物だけでなく魚類に対する毒性も基準以下でなければ認可にならず、さらに分解性も早いものしか認められません。

そうですか?・・・でも昆虫に対する毒性は強いのですか?・・昆虫は世代交代が早く、耐性もすぐに出来るので、段々強い薬剤になってきている・・・と言うのは家庭用殺虫剤だけのお話でしょうか?・・・また上々さんのご専門である微生物も殺さないのでしょうか?
 もしそうなら、大いに宣伝した方がいいかも知れませんね。

>農薬が無くなれば病虫害が蔓延するのは間違いありません。

それは今まで農薬に頼り過ぎて、耐性のない品種になってしまった・・・と言う事もあるのではないでしょうか?

 件の有機農法をなさっている方は、色々な堆肥で細かくデータを採るネットワークがあり、その情報で有機肥料を選別して、害虫にも強い作物が作れると言うような事を言ってました。有機農法で成功する為には試行錯誤のデータが必要だそうです。まあ話半分かも知れませんが・・・(話十分の一かも知れませんが・・・)彼が育てている無農薬有機農法の稲は、確かに周りの通常の日本の農薬を使った農法の稲より青く大きく丈夫でした。ただし、彼の知り合いで有機農法をやっている若者は、昨年は失敗して収穫があまりなかった・・・とも言ってました。調整は難しいのかも知れません。  

>自然の中の植物に病虫害は及ばないか、考えてみれば自明

自然の植物にも病虫害は有るでしょうか、単一栽培の作物のほうが全滅の可能性はずっと高いのではないでしょうか?。


 現在日本で使われている農薬の効果が非常に大きくて、鳥や魚や害虫以外の動物に有害ではないとして、その農薬をつかった農業に持続可能性はあるのでしょうか? 
2010/02/17(Wed) 20:02 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
疑問いろいろ
疑問が色々ありそうですね。
動物や微生物に害が無く、昆虫だけに効くという効果を「選択毒性」といって昆虫に特有の生理活性だけに効くようなものを選ぶわけです。
昔の農薬などではその選択性が低くて他の動物にも毒性があるものが多かったのですが。
微生物だけに効く農薬は微生物に特有の活性を狙うわけです。

単一作物栽培で病虫害が起こりやすくなっているのは確かですし、現在の栽培品種が弱いのも確かです。しかし、それは現在の農業の要請によるもので農薬や肥料とはあまり関係はないと思います。
今の柔らかくて美味しい野菜を安く買いたいという消費者の要望に答えるという農業です。

有機農法で成功している人は農薬を使えばもっと成功しそうな気がしますが。

持続可能性については、農薬肥料が資源の制約で持続可能でないので、否定されます。
そうなれば否が応でも糞尿堆肥化を行わざるを得ません。
2010/02/18(Thu) 15:25 | URL  | 上々 #-[ 編集]
肥料と農薬
    上々さん

 色々な疑問にお答え下さって有難う御座います。農業には非常に関心がありますが、今のところ範疇外ですので、上々さんのご意見は色々と参考になります。

>昆虫に特有の生理活性だけに効く

なるほど、選択毒性ですね。でも、益虫や無害な昆虫・・・ホタルや蝶やトンボ・・も殺してしまうようでは考えなければならない部分もありますね。実際昆虫もかなり減ってきています。やはり昆虫は食べるか土に戻して肥料にするのがいいのではないでしょうか?・・・選択毒性で死んだ昆虫達がそのまま田畑で有効無毒な肥料になるならいいですね。


>現在の農業の要請によるもので農薬や肥料とはあまり関係はない

>柔らかくて美味しい野菜を安く買いたいという消費者の要望に答えるという農業

その現在の農業の要請による栽培品種は大抵弱いのですから、農薬や肥料が必要ですね。農薬、肥料が無ければそんな弱い品種は育てない訳ですから、大いに関係があるのではないでしょうか?・・解釈の問題ですが・・。


>有機農法で成功している人は農薬を使えばもっと成功しそうな気がしますが。

それは逆ではないでしょうか。折角無農薬有機農法で成功したならば、農薬を持ち込む必要はないし、無農薬で築いたものが台無しになってしまいます。
いくら選択性があって、すぐに分解すると言っても(・・残留する成分もあるのではないか?・・と言う話も聞いた事があります・・・実際どうなのでしょう?)少しぐらい虫食いがあった方がいいと思います。・・虫も一緒に食べたって大丈夫ですしね。


>そうなれば否が応でも糞尿堆肥化を行わざるを得ません。

やはりそうでしょうね。糞尿堆肥化をしっかり調べて効率のよい施肥方法を調べる・・・と言うのも立派な科学ですね。

肥料は、選択から投入時期、投入量・・・とデリケートな難しい問題ですね。
2010/02/18(Thu) 21:43 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
無農薬の成功
一つ、判っていても誰も口にしたがらないのが、無農薬の栽培は周りの農薬の散布で守られているということです。
周りすべてが農薬を使えなくなったらひとたび病虫害が発生したらその勢いは植物の耐性程度ではとても抑えられはしないと思います。

まあ資源枯渇の時には使いたくても農薬肥料は価格高騰し使えなくなりますので、あまり現在の有機農業について言ってみてもしょうがないのですが、ありもしない現在の農薬批判で有機作物を売り込もうと言う姿勢には辟易します。
2010/02/19(Fri) 08:46 | URL  | 上々 #-[ 編集]
商業的無農薬有機農法
    上々さん

 
 エコロジー自体は、生態学、生態を考慮した環境の事であって、大切な概念ですが、巷に溢れているエコは、エコ替え、ペットボトルのリサイクル・・など偽物のエコロジーでうんざりしてしまいます。
 それと同じように、有機農法を売る為の商売戦略としか考えていない有機農法にうんざりしていらっしゃると言う事でしょうか?
上々さんが感じていらっしゃる事はそのような有機農法の欺瞞と言うのであればわかる気が致します。

 当方は、例えば宅配の有機野菜とかを購入してはいないので、そのような有機農法にはあまり関わりありません。
 ただ、自分の経験上、無農薬自然農法で作ったものが素晴らしかった経験が何度かあります。家で無農薬どころか無肥料で作った梨、桃が、小ぶりで虫も入り込んでいたりするのですが、売ってる果物より遥かに香ばしくて美味しかったのです。
 人からの貰いものでもそういう経験が何度もあります。


上々さんも有機農法や自然農法の本来の考え方には賛成なのではないでしょうか?


>無農薬の栽培は周りの農薬の散布で守られているということです。

 無農薬栽培している方から聞く話は、逆で、周りの農薬散布によって、虫が自分の田畑に追いやられて来て困る、または農薬が飛んできて付着する場合があって、無農薬としての価値が無くなる心配との事でした。


>ありもしない現在の農薬批判

殺虫剤は昆虫の耐性により年々強くなっているとの事ですし、除草剤は選択性があると言っても作物にかかって作物まで枯れてしまったと言う話はよく聞きますし、実際に目にしています。
現在の農薬、特にアメリカや中国、東南アジアなどで使われている農薬は安全だとか思いませんが、如何でしょうか?
2010/02/19(Fri) 20:44 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
最後に
もう一度だけ言います。
有機農法で優れた農産物を作っている人は農薬を使う栽培法と無農薬の栽培法を同条件で比較しているのでしょうか。
つまり、自分が納得の行くような方法で農薬の有無だけを変えて比較し、それで農薬無しが優れているという結果を出しているのでしょうか。

このような検討をしたという話は聞いたことがありません。しかし、この方法でなければ農薬の有無が作物に与える影響を評価することはできません。
できれば、これでできた作物の評価は無関係な人に盲験手法でしてもらわなければいけません。
それでも無農薬の方が有意に優れていると言う結果が出れば信じられますが、まず無理と思います。
2010/02/19(Fri) 21:00 | URL  | 上々 #-[ 編集]
対照実験
    上々さん


 その比較は難しいのではないでしょうか?

先ず、無農薬のほうは、生産量で比べているのではなくて、安全性ですから、同条件の比較の意味がありませんね。
 有機農法も、循環農法と言う意味で価値があり、現在の収穫量が化学農法よりも少なくても持続可能性が高いでしょう。

>農薬の有無だけを変えて比較し、それで農薬無しが優れているという結果

・・肥料ではなくて農薬だけ替えるなら、虫にやられれば無農薬のほうが収穫が低いのは明らかでしょうね。
>優れている
とは、農薬を使わない安全性と言う意味ではないでしょうか?
 対照実験で一年の収穫性を比べてどっちが優れていると言う議論はあまり意味が無いのではないでしょうか?・・・少なくとも私は、生態系の維持と持続可能性の論点から論じています。

 ちなみに件の有機農法されている方は、沢山の人を招いて自分の田んぼに案内しました。私も行きましたが、両隣の田より稲の一つ一つが太くて大きくて青々しているように感じました。一反あたりの収穫量が化学肥料を使っている周りの田より2~3俵多いとの事です。一反で10表以上収穫出来ると自慢されていました。

 でもまあ、上々さんのおっしゃるように、化学肥料や農薬の効果は非常に大きいのでしょうね。化学肥料はてきめんに効く・・と言う話はよく聞くところです。

方向としては、無農薬有機農法、自然農法なのでしょうが、現在「有機農法」を売りにしている質の良くない方々も多いと言う事ですね。・・・自給的自然農法の方は問題はないでしょうね。
 私は、件の有機農法をされている方よりも、東京から福島県にIターンしてきて、自給自足の自然農法をされている夫婦の方の農法のほうが感動的でした。これから多くの日本人が進むべき方向だと感じました。
+ +++ +++++

こんな時間のコメント投稿は珍しいですね・・・有難う御座います。
 こちらは昨日も今日も雪が降りました。あんまり気温が低くならずに雪が固く凍りつかないのが救いです。
2010/02/19(Fri) 21:39 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。