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2009-10-25 00:02
 かつてゴミのない大陸と言われたアフリカには近年までゴミ箱がないのが普通だったそうです。人々は不用になった物をそこらへんに捨てていたそうです。生ゴミや木で作った物なら動物が食べたり、すぐに腐って分解したから、ゴミ箱は要らなかったのです。・・アフリカに限らず、どこの国でも昔はゴミ箱なんてそんなに必要ではなかったでしょう。

 1990年あたりまでアフリカでは、市場で買った食材を鍋とかに入れて持ち帰っていたのですが、1990年以降、軽くて持ち運びが便利なポリ袋を使いはじめ、市民生活のあらゆる所に普及しました。その結果、大量のポリ袋がゴミとなって町中に散乱して酷い状況になりました。下水道を詰まらせ、水の流れが止まり、蚊が大量発生し、マラリヤなどの伝染病が蔓延しました。雨期には下水が詰まって溢れ出しました。農地に捨てられたポリ袋が風によって畑まで飛ばされてきて、土に埋もれたり農作物にからまったりして、収穫が半分以下に減ってしまった農地もあちらこちらに沢山出て来ました。
アフリカの国の中には、風に吹かれて木に引っ掛かったポリ袋があまりにも多い事から、このポリ袋を『国花』・・と皮肉って呼ぶ国もあるくらいだそうです。

 そこで政府は、ゴミ箱を設置してポリ袋をゴミ箱に捨てる習慣をつけようとしています。ポリ袋を使ってカバンや人形を作っている取り組みもあります。それはそれで悪くないでしょうが、対症療法の感がぬぐえません。・・やはり、元から経たなければダメでしょう。

 現在アフリカでは、ポリ袋の使用や販売を禁止する法律を作ったり、税金を課しても決定的な対策にはなっていない・・・といいますが、それはやり方次第でしょう。やはり、ポリ袋をリサイクルするよりも使わない方向に戻すべきでしょう。買い物袋(・・エコバックなんて大げさな表現です・・)を持って買いに行く事の徹底や葉っぱ等すぐに腐るもので物を包んで売る・・・という昔ながらの文化に戻るべきでしょう。
 腐るプラスチック・・などの研究もされていますが、そんなものを研究開発しなくとも、植物を使えば十分な筈です。

 実はこれはアフリカだけでなく世界中が取り組むべき問題でしょう。ポリ袋をゴミ箱に捨てれば済む問題ではありません。
 日本のようにゴミがしっかり集められても、その処分にはかなり苦労しています。リサイクルでは解決出来ません。・・・その証拠に、ゴミ問題でかなり困っているアフリカなどに日本などの「先進国」と自ら名乗っている国が、経済力に物を言わせて有害ゴミを運んでいます。自分の国で処分しきれなくなったから・・・という身勝手な理由でせす。

 科学技術が問題を解決するのではなく、科学技術がこのシビアな問題を起こした・・という事実にしっかり対峙すべきでしょう。世界では、資源の枯渇問題のほうが大きくクローズアップされていますが、腐らないゴミの大量出現によって、資源の枯渇の前に廃棄物の捨て場の問題のほうがシビアになる可能性がかなり高くなったのではないでしょうか?
 だから、ゴミが出てからの対症療法ではなく、根本解決・・・自然の循環に乗らない物を作らない、使わない・・・という方向に行くべき・・・戻るべきでしょう。


 ゴミ箱に、腐らないゴミを捨てる習慣が確立した社会よりも、ゴミ箱が無くても困らない社会・・・その辺に捨てたものが自然に土に帰り、資源に戻る社会のほうが素晴らしいと思いませんか?。
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【2009/10/25 00:02】 | ゴミ・廃棄物 トラックバック(0) |

合成の誤謬
guyver1092
 現代文明の技術力はまさしく合成の誤謬の宝庫ですね。何か新しいことをするたびに必ず複数の不都合が生じます。

 ひょっとして人間という生き物は、部分について賢くなると、全体を見る能力が落ちてしまうようにできているのでしょうか。

 具体的な対策としてマイナス経済成長のほかにデポジット制の強化は効果があるかもしれません。理由は産業界が反対しているからです。


以下ブラックジョーク

 自民党政権があのまま続いていたら消費者が消費するための金を全て吸い上げられて、結果的にごみ問題が解決していたりして。

新たな技術は新たな問題を引き起こす。
雑草Z
    guyver1092さん

 私は経済畑の人間ではありませんので、
『合成の誤謬』のような経済用語はあまり慣れてませんが、
guyver1092さんは経済学を離れて使ってらっしゃっている点が、ユニークですね。

>現代文明の技術力はまさしく合成の誤謬の宝庫ですね。何か新しいことをするたびに必ず複数の不都合が生じます。

確かに、新しい技術は、新しい問題を引き起こしている場合が圧倒的に多いですね。・・でも、それを「合成の誤謬」と呼んでいいものかはちょっと疑問です。どういう観点で「合成の誤謬」と言えるのでしょうか?


>具体的な対策としてマイナス経済成長のほかにデポジット制の強化は効果があるかもしれません。

そうですね。先ずは生産縮小ですが、デポジットも不可欠でしょうね。


>理由は産業界が反対しているからです。

あはは!・・・これ、とっても素晴らしいブラックジョークですよ!!・・・ヒット作です。・・・実際そうですから、ブラックジョークと言い切れないのが怖いですね。

 腐らない物質の大量生産大量消費は、深刻な問題を引き起こす事ははじめから十分に予測のついた事だと思うのですが、こんな状態まで放っておく・・・って、ここでも利権が優先されたのでしょうね。 

合成の誤謬2
guyver1092
 私の知っている語彙の中で一番近かったので拝借しました。
「ミクロの視点では正しいことでも(この場合では「便利」なポリ袋を導入する)、それが合成されたマクロ(集計量)の世界では、かならずしも意図しない結果が生じることを指す(アフリカの人々にとってごみはその辺に捨てれば消えていくという認識に反していつまでもごみとして残る)」という感じです。



 新技術を導入した結果、思いもよらぬマイナスが生じているので

予測はどの位出来たか・・
雑草Z
    guyver1092さん

 その言葉の使い方は適切かわかりませんが、
意図するところはよく伝わってます。

>新技術を導入した結果、思いもよらぬマイナスが生じている

と言う事も、その通りだと思う一方、
ポリ袋を使う事の弊害などは、予想できたのではないかと思います。・・ただ、止める機関なり人物がいなかった・・・と言う事になりましょうか?

ゴミはなくなるという認識かぁ・・・
BEM
捨てたものが何代も無くならないという発想はなかったんでしょうね。
確かにポリ袋に代表されるようなプラスチック製品は便利なものではありますが、一度使って便利さを感じてしまったらそれをやめる事は容易ではないでしょう。

日本でもこれだけゴミ問題が何十年も前から提起されているのに、次から次へと新しいゴミになる製品を開発しているのには呆れてしまいます。

アフリカに援助しに出掛けている海外協力隊の持ち込むペットボトル等も大きな問題となっているようですね。
一体何しに行っているのだか。先進国はアフリカや途上国でのゴミの認識が甘過ぎます。

温暖化?で海に沈みかけているツバルも観光客が持ち込むゴミに悩んでいるとか。新製品を作る側の方便にはもううんざりです。

ごみは自然に帰るという認識・・・
雑草Z
    BEMさん

ゴミは自然にゴミで無くなって、自然に帰る・・・という発想は、元々は正しかったのですね。
『文明人』が科学の力で腐らない物を作り出した事が諸悪の根源ですね。それも、大量生産して大量消費するのだから堪ったものではありませんね。
ポリ袋を一度しか使わないと言う発想は恐ろしいと思います。そして、それはアフリカばかりではなく、「先進国」と自ら呼んでいる国々でも同様でしょう。

>一度使って便利さを感じてしまったらそれをやめる事は容易ではないでしょう。

 その結果もたらされる災害を考えたら、止められると思います。・・・ただし、一斉に止める為には法律化が必要でしょうね。

>アフリカに援助しに出掛けている海外協力隊の持ち込むペットボトル等も大きな問題

そうでしょうね。もともと援助しなければならない状態にしたのは、欧米列強の「先進国」ですし、ODAなどの援助も利権がらみで、挙句に腐らないゴミを普及させて、酷過ぎますね。


>新製品を作る側の方便にはもううんざりです。

同感です。

BEMさんのコメント
guyver1092
 BEMさんのコメントを見て、思い出したことがあります。 私の同僚の父の話ですが、大雨が降って増水すると近所の川に粗大ごみを捨ててよく流れていくと大喜びをするそうです。また日本のごみ行政でも必ず埋め立てが行われますが、これは要するに、ごみは埋めたり、水に流せばれば消えてなくなるという意識が、日本人の中にもしっかり根付いたままなことの表れではないでしょうか。

 本当か嘘かは知りませんが、旧日本軍がどこかの熱帯雨林に進軍した際、これほどの森なら何らかの食べられるものがあると判断して、食料を少ししか持たず入ったところ、食べられるものがなくて、ひどい目にあったとか。(現地人の協力者には食料を持たずに行くのは止められたにもかかわらず)

 自分の常識で(古いごみは埋めれば消えるという常識で)新しいものを判断すると、(粗大ごみもプラスチックも埋めれば消える)ひどい目にあうでしょう。

ゴミも地産地消がいいでしょう。
雑草Z
    guyver1092さん

 いつも連続のコメント、有難う御座います。

>ごみは埋めたり、水に流せばれば消えてなくなるという意識が、日本人の中にもしっかり根付いたままなことの表れではないでしょうか。

 無くなるとは思っていなくても、目の前から無くなればひと安心なのでしょうね。だから、ゴミ処分場もよそに作る分には賛成の人も多いのでしょう。・・・そして、田舎に捨てたり、海外に持って行ったりして捨てて、漠然と、まだまだ使い捨て時代が続くと思っている人間が多いのではないでしょうか?・・・実際は捨て場の問題はかなりシビアです。本文にも書いたように、資源の枯渇以上に切迫した問題かもしれないのに、他に持って行ってるだけで、何となくまだまだ大丈夫な気になってしまうのでしょう。


>自分の常識で(古いごみは埋めれば消えるという常識で)新しいものを判断すると、(粗大ごみもプラスチックも埋めれば消える)ひどい目にあう

その通りですね。・・・だからこそ、新しい物の導入には慎重になるべきでしょう。

ゴミも地産地消・・・よそに持って行かないようにする事がゴミの減量に一番効果的でしょう。

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この記事へのコメント
合成の誤謬
 現代文明の技術力はまさしく合成の誤謬の宝庫ですね。何か新しいことをするたびに必ず複数の不都合が生じます。

 ひょっとして人間という生き物は、部分について賢くなると、全体を見る能力が落ちてしまうようにできているのでしょうか。

 具体的な対策としてマイナス経済成長のほかにデポジット制の強化は効果があるかもしれません。理由は産業界が反対しているからです。


以下ブラックジョーク

 自民党政権があのまま続いていたら消費者が消費するための金を全て吸い上げられて、結果的にごみ問題が解決していたりして。
2009/10/25(Sun) 19:13 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
新たな技術は新たな問題を引き起こす。
    guyver1092さん

 私は経済畑の人間ではありませんので、
『合成の誤謬』のような経済用語はあまり慣れてませんが、
guyver1092さんは経済学を離れて使ってらっしゃっている点が、ユニークですね。

>現代文明の技術力はまさしく合成の誤謬の宝庫ですね。何か新しいことをするたびに必ず複数の不都合が生じます。

確かに、新しい技術は、新しい問題を引き起こしている場合が圧倒的に多いですね。・・でも、それを「合成の誤謬」と呼んでいいものかはちょっと疑問です。どういう観点で「合成の誤謬」と言えるのでしょうか?


>具体的な対策としてマイナス経済成長のほかにデポジット制の強化は効果があるかもしれません。

そうですね。先ずは生産縮小ですが、デポジットも不可欠でしょうね。


>理由は産業界が反対しているからです。

あはは!・・・これ、とっても素晴らしいブラックジョークですよ!!・・・ヒット作です。・・・実際そうですから、ブラックジョークと言い切れないのが怖いですね。

 腐らない物質の大量生産大量消費は、深刻な問題を引き起こす事ははじめから十分に予測のついた事だと思うのですが、こんな状態まで放っておく・・・って、ここでも利権が優先されたのでしょうね。 
2009/10/25(Sun) 21:10 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
合成の誤謬2
 私の知っている語彙の中で一番近かったので拝借しました。
「ミクロの視点では正しいことでも(この場合では「便利」なポリ袋を導入する)、それが合成されたマクロ(集計量)の世界では、かならずしも意図しない結果が生じることを指す(アフリカの人々にとってごみはその辺に捨てれば消えていくという認識に反していつまでもごみとして残る)」という感じです。



 新技術を導入した結果、思いもよらぬマイナスが生じているので
2009/10/25(Sun) 21:44 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
予測はどの位出来たか・・
    guyver1092さん

 その言葉の使い方は適切かわかりませんが、
意図するところはよく伝わってます。

>新技術を導入した結果、思いもよらぬマイナスが生じている

と言う事も、その通りだと思う一方、
ポリ袋を使う事の弊害などは、予想できたのではないかと思います。・・ただ、止める機関なり人物がいなかった・・・と言う事になりましょうか?
2009/10/25(Sun) 22:47 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
ゴミはなくなるという認識かぁ・・・
捨てたものが何代も無くならないという発想はなかったんでしょうね。
確かにポリ袋に代表されるようなプラスチック製品は便利なものではありますが、一度使って便利さを感じてしまったらそれをやめる事は容易ではないでしょう。

日本でもこれだけゴミ問題が何十年も前から提起されているのに、次から次へと新しいゴミになる製品を開発しているのには呆れてしまいます。

アフリカに援助しに出掛けている海外協力隊の持ち込むペットボトル等も大きな問題となっているようですね。
一体何しに行っているのだか。先進国はアフリカや途上国でのゴミの認識が甘過ぎます。

温暖化?で海に沈みかけているツバルも観光客が持ち込むゴミに悩んでいるとか。新製品を作る側の方便にはもううんざりです。
2009/10/26(Mon) 00:47 | URL  | BEM #hszQL7r.[ 編集]
ごみは自然に帰るという認識・・・
    BEMさん

ゴミは自然にゴミで無くなって、自然に帰る・・・という発想は、元々は正しかったのですね。
『文明人』が科学の力で腐らない物を作り出した事が諸悪の根源ですね。それも、大量生産して大量消費するのだから堪ったものではありませんね。
ポリ袋を一度しか使わないと言う発想は恐ろしいと思います。そして、それはアフリカばかりではなく、「先進国」と自ら呼んでいる国々でも同様でしょう。

>一度使って便利さを感じてしまったらそれをやめる事は容易ではないでしょう。

 その結果もたらされる災害を考えたら、止められると思います。・・・ただし、一斉に止める為には法律化が必要でしょうね。

>アフリカに援助しに出掛けている海外協力隊の持ち込むペットボトル等も大きな問題

そうでしょうね。もともと援助しなければならない状態にしたのは、欧米列強の「先進国」ですし、ODAなどの援助も利権がらみで、挙句に腐らないゴミを普及させて、酷過ぎますね。


>新製品を作る側の方便にはもううんざりです。

同感です。
2009/10/26(Mon) 19:49 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
BEMさんのコメント
 BEMさんのコメントを見て、思い出したことがあります。 私の同僚の父の話ですが、大雨が降って増水すると近所の川に粗大ごみを捨ててよく流れていくと大喜びをするそうです。また日本のごみ行政でも必ず埋め立てが行われますが、これは要するに、ごみは埋めたり、水に流せばれば消えてなくなるという意識が、日本人の中にもしっかり根付いたままなことの表れではないでしょうか。

 本当か嘘かは知りませんが、旧日本軍がどこかの熱帯雨林に進軍した際、これほどの森なら何らかの食べられるものがあると判断して、食料を少ししか持たず入ったところ、食べられるものがなくて、ひどい目にあったとか。(現地人の協力者には食料を持たずに行くのは止められたにもかかわらず)

 自分の常識で(古いごみは埋めれば消えるという常識で)新しいものを判断すると、(粗大ごみもプラスチックも埋めれば消える)ひどい目にあうでしょう。
2009/10/27(Tue) 21:49 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
ゴミも地産地消がいいでしょう。
    guyver1092さん

 いつも連続のコメント、有難う御座います。

>ごみは埋めたり、水に流せばれば消えてなくなるという意識が、日本人の中にもしっかり根付いたままなことの表れではないでしょうか。

 無くなるとは思っていなくても、目の前から無くなればひと安心なのでしょうね。だから、ゴミ処分場もよそに作る分には賛成の人も多いのでしょう。・・・そして、田舎に捨てたり、海外に持って行ったりして捨てて、漠然と、まだまだ使い捨て時代が続くと思っている人間が多いのではないでしょうか?・・・実際は捨て場の問題はかなりシビアです。本文にも書いたように、資源の枯渇以上に切迫した問題かもしれないのに、他に持って行ってるだけで、何となくまだまだ大丈夫な気になってしまうのでしょう。


>自分の常識で(古いごみは埋めれば消えるという常識で)新しいものを判断すると、(粗大ごみもプラスチックも埋めれば消える)ひどい目にあう

その通りですね。・・・だからこそ、新しい物の導入には慎重になるべきでしょう。

ゴミも地産地消・・・よそに持って行かないようにする事がゴミの減量に一番効果的でしょう。
2009/10/27(Tue) 23:15 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
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