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2009-10-01 00:11
 民主党新政権の前原誠司国土交通相は記者会見で、全国で建設中、または計画段階にある直轄ダムや導水路、補助ダムなど計143事業すべてについて事業継続が妥当かどうかの見直しを行う考えを表明しました。
ダムはもう日本中にあり過ぎます。私の住む地域にある只見川沿いは風光明媚な所ですが、この田舎を流れるたった一つの川でさえ、下流から上流にかけてこれでもかとばかりにいくつものダムがあります。7つくらいでしょうか?
本当にどうしようもないと感じます。もう既にダムの数は十分を通り越して過剰と言うべきでしょう。
 それなのに、今でも、建設途中や計画段階のダムが全国で143もあると言うから驚きです。その原因は何か・・・勿論ダムが必要・・と言うのは建前論でしょう・・・本気でそのダムなどの施設自体が必要だから作ろう・・・と言うのは143のうち殆どないでしょう。・・・先ずは工事ありき・で、あとは、必要そうなところを探し出して、住民にも必要性を説いて、・・・無理に、いわゆる「ニーズを作り出す」・・・と言うやつでしょう。ゼネコンは自社の儲けの為、それに癒着する官僚達は天下りの為・・・八ッ場ダムに限らずそう言う構図・・というのは明らかな事でしょう。・・・だからみんな怒っているのです。

 高度経済成長時代と言う名の悪夢の時代を通して、ゼネコン産業も他の産業同様、どんどん肥大化してきました。肥大化した結果、ゼネコンは毎年毎年沢山の公共工事がなければ生きていけない体質・・・過剰肥満体質・・・になってしまったのです。
 ダム工事など河川事業ばかりでなく、道路工事についても言える事ですが、もうかなり前からかゼネコンは政治家や役人などと組んで必要のない工事を作り出しては、公共工事を行うようになりました。・・・国に限らず多くの自治体でそういう事が行われて来ました。その結果、山も川も平野も盆地も谷も湿原も森も林も自然がどんどん破壊され固められ、生態系もずたずたにされて来ました。・・・後世に振り返れば、大きな愚行であった・・と評価されるでしょう・・・。

 働く人々の生活を守る・・・と言う事は必要ですが、だからと言って必要のない公共工事を増やす・・・と言うのは本末転倒も甚だしいでしょう・・・それならまだ、工事と云う名の環境破壊はせずに、当分の間失業手当みたいなものを払うほうがいいでしょう・・・これ以上の自然破壊はすべきではありません。
 新たな公共工事を続ける・・・と言う事は非常に愚かな対症療法であり、肥大化し過ぎて貪欲で危険になったゼネコンを温存する・・・と言う事になるのです。・・・そう、今やゼネコンは腹を空かせた巨大生物のように危険な存在なのです。この肥大化し過ぎたゼネコンを生き延びさせるために不用な公共工事をやればやるほど、更なる不必要な自然破壊の公共工事を行わなければならなくなるのです。・・・これがケインズ経済の行き着く先でしょう。

 ではどうするか・・・肥大化したものは、縮小するしかないのです。仕事を作らずに、離職するなり職業転換するなりして、ゼネコンをダイエットするしかないでしょう・・・どのレベルまでか・・・と言えば、差し当たって現在ある設備をメンテナンスするのに足りるくらいで十分でしょう。・・・まあ。少子化に伴って、ダムなり道路なりももっと必要なくなって来るでしょうから、修理の必要な施設も減ってくるでしょう。
余談ですが・・・必要なくなった施設は環境再生事業で自然修復・・・には一概に賛成出来ません。人間が手を加えずに自然に風化して行くのが良いでしょう(・・環境再生事業に関しては、また改めて書こうと思います。)

 まあ、兎も角、そこで働く従業員に罪はないかも知れませんが、現在ゼネコンは、肥大化し過ぎて危険な自然破壊組織になってしまっています。危険ではないレベルまで解体、縮小すべきでしょう。
 痛みが伴う事は確かですが、見直し対象の143事業の大半(・・全て・・)の事業を中止するべきでしょう。

 私は民主党支持・・という訳ではありませんが、今回のダムなど計143事業の見直しには賛成です。これまで国土交通省と云うと国土荒らしのイメージが強かったのですが、今回の前原国土交通大臣の事業見直しの毅然とした態度は大いに評価致します。


ゼネコンの事を書かせて戴きましたが、自動車産業、電気産業、運輸業、建築業、鉄鋼業・・そして救いようのない金融業・・・どれもが肥大化し過ぎてしまいました。ここのところの不景気で幾分縮小されたからと言っても、まだこれからもっともっと縮小の方向へ向かうべきでしょう。
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【2009/10/01 00:11】 | 公共工事 トラックバック(0) |

経済成長
guyver1092
 経済成長を目的とする限り、ゼネコンの肥大化は絶対に必要なことでした。ゼネコンに巨大プロジェクトをどんどん発注し、お金をつぎ込めばつぎ込むほど、下々に余ったお金が滴り落ちて、経済が大発展していきます。

 代償に将来の生物(人類の)の生存基盤を支払って・・・・


 余分なゼネコンは清算していくべきですね。


 そういえば、総選挙の前、何かの雑誌で共産党の「企業の内部留保を労働者の賃金にまわせ」との主張は、会計法から考えると、企業を縮小して、清算してゆくことになるから、問題外だとの記事がありましたが、国内で不要になった企業(および所属する業界)を清算してゆくのに、この方法を使えないでしょうかね。

>ゼネコンは経済成長の象徴ですね。
雑草Z
    guyver1092さん

>ゼネコンに巨大プロジェクトをどんどん発注し、お金をつぎ込めばつぎ込むほど、下々に余ったお金が滴り落ちて、


滴下理論の典型ですね。・・・滴下理論なんて愚かな理論の代表ですが、滴下理論にしても、特に公共工事をする必要はないんですけどね。こんな理論を考えつく御用学者もどうしようのありませんが、それを本気で奨励する政治家もどうしようもない愚かものですね。


>余分なゼネコンは清算していくべきですね。


持続可能な社会への移行必須条件ですね。


>国内で不要になった企業(および所属する業界)を清算してゆくのに、この方法を使えないでしょうかね

資本家優先の資本主義社会では

>企業を縮小して、清算

と言う事はあるまじき事なのでしょう。会社は株主のもの・・・と言う考えですから・・。

でも、会社は従業員のもの・・と言う考え方からすれば、当然企業の内部留保は、従業員や社会にに還元すべきものでしょうね。・・・資本主義が不条理なのですね。

中止になった事業は負の遺産に
松田まゆみ
無駄な公共事業の中止で造りかけのものは、負の遺産としてそのままにしておくのが良いのではないでしょうか。中止になった大雪山国立公園の士幌高原道路も、山肌にジグザグの開削痕が残っていますが、「かつてこんな馬鹿げた工事をしようとした」というメッセージになっています。日高横断道路も然り。法面の崩壊をそのまま残すことで、自然破壊の象徴となります。

そのままにするのはいい方法かと思います。
雑草Z
    松田まゆみさん


 私は本文にも書いたように
環境再生事業にはかなり疑問を持っています。
自分で掘った穴を自ら埋めて、堀る代金と埋める代金をそれぞれ請求するようなものです。・・・はじめから何もしなければいいのです。
 破壊された自然は元に戻るまで時間を要しますが、環境再生事業で、更なる環境破壊が起こる可能性もあります。それに対し、そのままにして置けば、徐々に自然回復するでしょう。

>負の遺産としてそのままにしておく

それも一つの解釈ですね。

 まあ、でも日本中に

>「かつてこんな馬鹿げた工事をしようとした」というメッセージ

が溢れるでしょうね。それをもって、自戒としていくのも一つの方法ですね。 

 

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この記事へのコメント
経済成長
 経済成長を目的とする限り、ゼネコンの肥大化は絶対に必要なことでした。ゼネコンに巨大プロジェクトをどんどん発注し、お金をつぎ込めばつぎ込むほど、下々に余ったお金が滴り落ちて、経済が大発展していきます。

 代償に将来の生物(人類の)の生存基盤を支払って・・・・


 余分なゼネコンは清算していくべきですね。


 そういえば、総選挙の前、何かの雑誌で共産党の「企業の内部留保を労働者の賃金にまわせ」との主張は、会計法から考えると、企業を縮小して、清算してゆくことになるから、問題外だとの記事がありましたが、国内で不要になった企業(および所属する業界)を清算してゆくのに、この方法を使えないでしょうかね。
2009/10/02(Fri) 21:17 | URL  | guyver1092 #-[ 編集]
>ゼネコンは経済成長の象徴ですね。
    guyver1092さん

>ゼネコンに巨大プロジェクトをどんどん発注し、お金をつぎ込めばつぎ込むほど、下々に余ったお金が滴り落ちて、


滴下理論の典型ですね。・・・滴下理論なんて愚かな理論の代表ですが、滴下理論にしても、特に公共工事をする必要はないんですけどね。こんな理論を考えつく御用学者もどうしようのありませんが、それを本気で奨励する政治家もどうしようもない愚かものですね。


>余分なゼネコンは清算していくべきですね。


持続可能な社会への移行必須条件ですね。


>国内で不要になった企業(および所属する業界)を清算してゆくのに、この方法を使えないでしょうかね

資本家優先の資本主義社会では

>企業を縮小して、清算

と言う事はあるまじき事なのでしょう。会社は株主のもの・・・と言う考えですから・・。

でも、会社は従業員のもの・・と言う考え方からすれば、当然企業の内部留保は、従業員や社会にに還元すべきものでしょうね。・・・資本主義が不条理なのですね。
2009/10/03(Sat) 00:09 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
中止になった事業は負の遺産に
無駄な公共事業の中止で造りかけのものは、負の遺産としてそのままにしておくのが良いのではないでしょうか。中止になった大雪山国立公園の士幌高原道路も、山肌にジグザグの開削痕が残っていますが、「かつてこんな馬鹿げた工事をしようとした」というメッセージになっています。日高横断道路も然り。法面の崩壊をそのまま残すことで、自然破壊の象徴となります。
2009/10/03(Sat) 10:41 | URL  | 松田まゆみ #8vHTwPwQ[ 編集]
そのままにするのはいい方法かと思います。
    松田まゆみさん


 私は本文にも書いたように
環境再生事業にはかなり疑問を持っています。
自分で掘った穴を自ら埋めて、堀る代金と埋める代金をそれぞれ請求するようなものです。・・・はじめから何もしなければいいのです。
 破壊された自然は元に戻るまで時間を要しますが、環境再生事業で、更なる環境破壊が起こる可能性もあります。それに対し、そのままにして置けば、徐々に自然回復するでしょう。

>負の遺産としてそのままにしておく

それも一つの解釈ですね。

 まあ、でも日本中に

>「かつてこんな馬鹿げた工事をしようとした」というメッセージ

が溢れるでしょうね。それをもって、自戒としていくのも一つの方法ですね。 

 
2009/10/03(Sat) 16:00 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
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