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2009-03-09 00:02
 地球は有限です。地球外から入ってくるものは、隕石などのわずかな地球外物質と、膨大な太陽光エネルギーです。・・・地球に入ってくる太陽エネルギーは、最終的には地球外に熱として放射され、地球の熱収支をほぼゼロにしています。地球とその外部との物質の出入りはわずかですから、地球は、物質については外部とのやり取りは無く、エネルギーのやり取りはある・・・閉じた系と考えられます。
この閉じた系で、半永久的に利用出来るエネルギーは太陽エネルギー(やその2次エネルギーである風力、水力・・)です。半永久的に利用出来る物質は、その太陽エネルギーが地球に入ってから廃熱として宇宙に放射されるまでの間にエネルギーを与え、エントロピーを吸い取った物質でしょう。蒸発による水、光合成による炭水化物・・・
それ以外のエネルギーや物質はただ、使える量が減っていく方向に進むのみです。その代表が地下資源でしょう。石油石炭は、もともと光合成による化石燃料だとしても、かなりの年月を要した“貯蓄”ですから、それを使う事は、降り注ぐ太陽エネルギーを直接利用する事とは別物でしょう。
 こう考えた場合、現在降り注ぐ太陽エネルギーに起源しないエネルギー、物資の消費は、枯渇に向かう一方です。
新素材、新エネルギーの開発・・・と言っても現在地上にある物質を使う訳ですから、無から有を生じさせれる筈もなく、使える物を消費しているだけです。リサイクルは本質的解決にはなりません。その為にエネルギーを投入しなければなりませんし、エントロピーは増えていくわけですから、品質はどんどん下がっていきます。その物質の量も品質も下げない為には、多大なエネルギーを投入して他の物質のエントロピーが上がる訳ですから、何の解決にもなりません。
新素材、新エネルギーの開発は、長い目で見れば、地上のエントロピーを上げて、廃物を増やすだけです。・・・唯一循環させるには、太陽エネルギーにエントロピーを与えて宇宙空間に熱と一緒にエントロピーを放射する事です。
 だから一般に開発・・・と言う行為はエントロピーを上げて、廃物を増やす行為と捉えるべきでしょう。
環境破壊の少ない、エントロピーの増加の少ない開発は・・・重機を使わずエネルギーは人力を中心にした太陽起源のエネルギー、材料は再生可能な範囲での生物起源の材料中心・・・と言う事になりましょう。
基本的に
 開発=浪費破壊
でしょう。この辺の基礎の部分はもう少し科学者達はしっかり認識すべきでしょう。
この議論・・・閉じた系としての地球とエントロピー的考察・・・無しに資源、エネルギー開発を論じているから人類が住む環境がどんどん破壊されていくのです。世界中の科学者、エンジニアの大多数がそんな基本的な考察無しにエネルギーとか新素材を開発している事は非常に憂慮すべき事でしょう。
閉じた系としての地球とエントロピーの考察無しに 資源、エネルギー問題を考える事無かれ!! 
PS
槌田敦氏の『資源物理学入門』まだ読んでいませんでした。・・・読むべきですね。
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【2009/03/09 00:02】 | 資源・エネルギー トラックバック(0) |


BEM
科学者もエンジニアも結局は経済優先の社会の一角にいるんですよね。
儲からない研究はどこもお金を出してくれないんじゃないでしょうか。
新しいものを開発しようとした時、どうしても既存のエネルギーや資源を使わなければならないというジレンマ。

私も、もう新しい開発はしなくてよいのではないかなと思います。
5年ぶりに電子レンジを買ってしまいましたが、温水便座もブルーレイもない我が家です(^^;
レンジもなきゃ無いで、どうにかなっていたものです。

新しい商品は購買意欲に繋がるのかもしれませんが、それも廃棄物を増やすだけですよね。ヨーロッパでは家具など50年、100年と代々使ったり、イギリスでは傘を直して何十年も使うそうです。我々も見習いたいものですが、買った方が安いという日本のシステムを変えるには、作り手側だけでなく、消費者も考えを改めなければいけないのでしょうね~。

開発は浪費と破壊
雑草Z
    BEMさん

>科学者もエンジニアも結局は経済優先の社会の一角にいる

そこが大問題ですね。結局経済効果伴う研究が脚光を浴びて行きますね。そしてそれは往々にして環境破壊を伴います。


>新しいものを開発しようとした時、どうしても既存のエネルギーや資源を使わなければならないというジレンマ

開発するときに既存の石油などを使っても、その後自立出来ればいいのですが、原子力など結局最後まで石油から独立する事は出来ません。だから2重のエネルギーの浪費です。・・・それだけではなく、放射性廃棄物の問題は半永久的に続きます。
地球が閉じた系である事を考えれば持続可能なエネルギーは太陽エネルギーだけですが、太陽エネルギーは拡散していてエネルギー密度が低いので、大規模システムには不向きです。

人間が望むと望まざるとに限らず地球内部の資源もエネルギーも限りがあり、そこまで来たら枯渇するという現実がある訳です。

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コメント
この記事へのコメント
科学者もエンジニアも結局は経済優先の社会の一角にいるんですよね。
儲からない研究はどこもお金を出してくれないんじゃないでしょうか。
新しいものを開発しようとした時、どうしても既存のエネルギーや資源を使わなければならないというジレンマ。

私も、もう新しい開発はしなくてよいのではないかなと思います。
5年ぶりに電子レンジを買ってしまいましたが、温水便座もブルーレイもない我が家です(^^;
レンジもなきゃ無いで、どうにかなっていたものです。

新しい商品は購買意欲に繋がるのかもしれませんが、それも廃棄物を増やすだけですよね。ヨーロッパでは家具など50年、100年と代々使ったり、イギリスでは傘を直して何十年も使うそうです。我々も見習いたいものですが、買った方が安いという日本のシステムを変えるには、作り手側だけでなく、消費者も考えを改めなければいけないのでしょうね~。
2009/03/11(Wed) 00:12 | URL  | BEM #hszQL7r.[ 編集]
開発は浪費と破壊
    BEMさん

>科学者もエンジニアも結局は経済優先の社会の一角にいる

そこが大問題ですね。結局経済効果伴う研究が脚光を浴びて行きますね。そしてそれは往々にして環境破壊を伴います。


>新しいものを開発しようとした時、どうしても既存のエネルギーや資源を使わなければならないというジレンマ

開発するときに既存の石油などを使っても、その後自立出来ればいいのですが、原子力など結局最後まで石油から独立する事は出来ません。だから2重のエネルギーの浪費です。・・・それだけではなく、放射性廃棄物の問題は半永久的に続きます。
地球が閉じた系である事を考えれば持続可能なエネルギーは太陽エネルギーだけですが、太陽エネルギーは拡散していてエネルギー密度が低いので、大規模システムには不向きです。

人間が望むと望まざるとに限らず地球内部の資源もエネルギーも限りがあり、そこまで来たら枯渇するという現実がある訳です。
2009/03/13(Fri) 21:14 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
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