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2008-09-25 00:13
 ここ数年、環境意識は日本中、世界中で高まっているように見えます。テレビや新聞では毎日のように環境問題が取り上げられ、環境関係の世界会議も頻繁に開かれています。企業も努力して色々取り組んでいるような事が宣伝されています。世界各国で色んな環境対策が推し進められているかのように報じられています。

 しかし、その殆どが、対症療法的であり、ギャグ効果(ギャグのように愚かな逆効果)としか思えないものばかりです。
 確かに民間レベルでは、無農薬有機農法や自然農法が見直されたり、使い回し(リユース)が進み、意識の高い地域では、使い捨ても減ってきてますが、大筋では世界の環境は年々悪くなっていく一方です。

 例えば、地球温暖化対策・・・私はCO2地球温暖化説には懐疑的ですが、炭化水素(いわゆる化石燃料)の使用は控えたほうが環境負荷が小さい事は明らかです。CO2だけでなく、NOx , SOx は、酸性雨の原因にもなるし、大気中などに増える事は大きな環境負荷です・・・使用を極力控える事・・・使わない事が一番の対策でしょうが、省エネも費用対効果も無視した、何より環境負荷がもっと増えるような代替エネルギーを使う事ばかりです。最悪の原発は言うまでもなく、バイオエネルギーも、今のところ石油の浪費を止められません。(バイオエネルギーを作って取り出す過程で、かなりの石油を使います。)太陽光発電や風力発電も、大規模なものは、今のところどうしようもないレベルで、やはり石油の浪費です。・・・挙句の果てに、二酸化炭素の地下貯留などを本気で考えているのだから、どうしようもありません。CO2温暖化対策に名を借りて、その手の企業に儲けさせるだけとしか考えられません。・・愚かなCO2温暖化対策については今までも繰り返し述べています(【COP13を終えて】、【CO2温暖化肯定派の権威へ】etc・・・)ので、このへんに致します。


 生態系を考えてみます。・・・生物はみんな繋がっていますから、生態系が豊かでなければ人類も存続出来ません。しかし、都市化などにより、生態系が年々破壊されて、自然領域が縮小されるばかりです。熱帯雨林の破壊の例を出すまでもなく、部分的に川の浄化や森林の回復などが為されていても、全体的には生態系は破壊が進んでいます。
 食物連鎖の出発点は植物ですから・・・・と言っても、植物も動物の糞尿や死骸などを利用しているから持ちつ持たれつの部分もありますが・・・植物の量と動物の量のバランスは大切です。しかし、現在はヒトという種が異常繁殖した為に、圧倒的な植物不足です。または、ヒト種の異常繁殖によって、他の動物が激減したり絶滅しています。人口増加は環境破壊の主要因の一つです。

 環境意識が進んだといっても、今のところ、環境破壊は年々進むばかりです・・・加速さえついている状況です。
 地球の環境負荷は、全人口の環境負荷の総和です。言い換えれば、
(人口一人当たりの環境負荷)×(全人口)
です。環境対策の基本は、一人当たりの環境負荷を減らして、人口も増やさない事です。(もうかなりのオーバーでしょう。)それなのに、日本は少子化対策という世紀の愚策をやっています。
 さらに、経済成長には、環境負荷を増やす方向に進むことが要求されます。
つまり、世界の経済レベルは、全人口の経済活動の総和、言い換えると
(人口一人当たりの経済活動)×(全人口)
です。
 経済活動は環境負荷と必ずしも比例は致しませんが、大体比例関係にある事は明らかでしょう。

 世界が脱成長路線にシフト出来ないのは、世界のほとんどの人が経済成長に洗脳されているからであり、そういう風に社会のシステムが作られてしまったからでしょう。。世界の国の指導者が、ほとんど産業界のまわし者であり、経済成長と云うカルト・・・メジャー過ぎるから『カルト』と言えそうにないのなら『経済成長ファシズム』と呼びましょう。・・・に頭が洗脳されているからです。
いまだに経済成長に四苦八苦している政治家たちのレベルの低さには辟易ですが、その周りの学者も産業界の御用学者ばかり・・・
 私は科学妄信ではありませんが、経済成長路線を肯定する御用学者たちは、もはや科学を放棄した・・・と考えるべきでしょう。

 科学的に考えれば、閉じた系・・・物質的には外部とのやり取りはなくて、エネルギーの交換のみの系・・・の地球では、外部から入ってくるのは太陽エネルギーだけで、外部に放出するのは熱放射だけと考えるべきでしょう。科学技術者達は、そこをしっかり踏まえて議論すべきです。(宇宙開発は、さらに愚かな人類の自殺行為です。)そうすれば、物質でもエネルギーでも地下資源は有限ですし、使えば汚染される・・・・エントロピーが増大するだけ・・・という単純な基本が見える筈です。そう、わからないのか知っていても目をつぶっているのか判りませんが、エントロピーの法則に規制された孤立系のガイア地球から考えなければならないわけです。そうすれば、経済成長は必ず環境破壊という代償を伴い、現在に至るほんの数十年だけ信じられた危険極まりない概念であることがわかるでしょう。

 現在、環境対策で、地球の環境は良い方向に進んではいません。良くなっているどころか、今年は昨年よりもエコロジカル・フットプリント(私はこれに環境エントロピーと名付けましょう)は大きくなって、人類はまた一歩破滅に近付いているのです。
まずはエコロジカル・フットプリントのマイナス成長・・・経済のマイナス成長を実現した段階で、
「環境負荷は昨年よりも今年は良くなった」
と言うべき
でしょう。・・・私は預言者じゃないからいつからとははっきり言えませんが
今世紀の早いうちにそれを実現しなければ、人類は悲惨な絶滅を遂げるでしょう。
嘘の環境プロパガンダ・・・
「エネルギーも物質も沢山消費して科学技術の力で経済成長しながら、環境問題を解決」のような愚かな環境対策がまかり通っている現代社会はかなりとんでもなく狂っているというべきでしょう。
・・・「科学技術と言う名の似非科学信仰による経済成長」が愚かな発想であったと言われる時代が近い将来・・・今世紀中に到来するでしょう・・・でも気付いた時には既に遅し・・・で、人類は滅んでしまうのでしょうか?
 もう一度基本に戻って、エントロピーをしっかり考慮した環境対策、環境負荷や意識の高い地域では意識の高い地域では代替エネルギー論などを訴える必要があるとの思いに至っています。・・現在、そのあたりコンセンサスが全く得られていないから無茶苦茶な愚かな環境対策が為されているからです。
 これからエントロピーを深く考慮した環境問題、対策について言及していくつもりです。


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【2008/09/25 00:13】 | 環境総論 トラックバック(0) |

一律削減の欺瞞
地下水
 鉄を造る時、中国では日本の8.5倍、ロシアでは18倍のエネルギーを使うそうです。日本が25%削減と言っても、日本ではもう十分削減しているので効果が無いわけです。中国やロシアがこれを批准して25%削減しても、日本の何倍ものエネルギーを捨てている事にかわりはありません。
 自動車の排ガス規制の様に、鉄工所も排ガス規制をするのが本当のやりかたです。同様に、このことから京都議定書の一律7%削減などと言うやりかたも欺瞞でしかない事が、明確にわかりました。

Re:一律削減の欺瞞
雑草Z
    地下水さん

 遡って、コメントが一つもない記事へのコメント有難う御座います。(内容的にはカテゴリー【CO2】の中の記事へのコメントですね。)


 特定の年との比の一律削減という方法は本当に変ですね。既に省エネ技術の進んでいた日本に大きく不利になった・・・とはよく指摘される事ですが、その通りだと思います。そんなやり方にひっかかった日本も馬鹿ですが(・・排出権購入せざるを得なくなりました。)そんな理不尽な取り決めを作るCOP会議も京都議定書も欺瞞ですね。
 一律削減というのなら、世界中同じ一定の値まで削減するほうがまだ公平でしょう。・・人口あたりにするか面積あたりにするかとか会議で相談すればいいのです。その結果、途上国と呼ばれている国の中にはますます排出する権利が生まれるところも出るでしょうけれど、もともと削減対象にはなっていません。・・・まあ理想的なのは国ごとのカーボンニュートラルでしょう。でも、二酸化炭素削減に躍起になるよりももっと遥かに深刻で優先して取り組むべき環境問題がありますね。

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この記事へのコメント
一律削減の欺瞞
 鉄を造る時、中国では日本の8.5倍、ロシアでは18倍のエネルギーを使うそうです。日本が25%削減と言っても、日本ではもう十分削減しているので効果が無いわけです。中国やロシアがこれを批准して25%削減しても、日本の何倍ものエネルギーを捨てている事にかわりはありません。
 自動車の排ガス規制の様に、鉄工所も排ガス規制をするのが本当のやりかたです。同様に、このことから京都議定書の一律7%削減などと言うやりかたも欺瞞でしかない事が、明確にわかりました。
2010/10/29(Fri) 21:25 | URL  | 地下水 #4Fa3Cym6[ 編集]
Re:一律削減の欺瞞
    地下水さん

 遡って、コメントが一つもない記事へのコメント有難う御座います。(内容的にはカテゴリー【CO2】の中の記事へのコメントですね。)


 特定の年との比の一律削減という方法は本当に変ですね。既に省エネ技術の進んでいた日本に大きく不利になった・・・とはよく指摘される事ですが、その通りだと思います。そんなやり方にひっかかった日本も馬鹿ですが(・・排出権購入せざるを得なくなりました。)そんな理不尽な取り決めを作るCOP会議も京都議定書も欺瞞ですね。
 一律削減というのなら、世界中同じ一定の値まで削減するほうがまだ公平でしょう。・・人口あたりにするか面積あたりにするかとか会議で相談すればいいのです。その結果、途上国と呼ばれている国の中にはますます排出する権利が生まれるところも出るでしょうけれど、もともと削減対象にはなっていません。・・・まあ理想的なのは国ごとのカーボンニュートラルでしょう。でも、二酸化炭素削減に躍起になるよりももっと遥かに深刻で優先して取り組むべき環境問題がありますね。
2010/10/30(Sat) 09:31 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
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