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2008-08-17 00:02
    前回の【オアシスの水】の続編です。
 
 私の住んでいる町は、河沼郡という所にあります。地名からも想像出来るように、川や沼が沢山あった所らしく、かつては地面をほんの少し・・1~2メートルも・・掘るとすぐに地下水が湧いてきました。地下水脈までパイプを差して、地下水を自噴させ、そのパイプの水の出口に水が溜まる丈夫な水槽を作たものを軒先や庭に持っている家が沢山あったとの事です。それを地元ではどっこんせい(どっこん井?どっこん水?)と呼んで、野菜洗いなど様々な用途に使い、夏にはトマトやスイカやウリを冷やして置いたものです。それが、年々徐々に水が出なくなって、とうとう涸れてしまったところがどんどん増えて使われなくなってしまいました。
 私の住んでいる町よりももう少し広域に見てみても、周囲を山に囲まれた会津盆地は、山から地表を流れてくる川の水だけでなく伏流水も豊富で、良質な地下水に恵まれています。だから現在でもその水を利用した作り酒屋や豆腐屋さんなどが沢山あり、お店の軒先では、湧き水を自由に汲んだり飲めるようにしているお店もあります。・・そんな喫茶店もあります。井戸水を使っている家もまだまだ残っています。大抵は自分の家で掘ったものらしいです。・・・ただ、残念な事は、昔は自噴だったその地下水も、現在はポンプで汲み上げているところが多くなったようです。

そう、こんな田舎の会津地方でも、地下水は涸れてきているのです
 飲料以外の色んな用途に使い過ぎているのも原因のひとつでしょう。・・・工業用、融雪用・・・雪国の冬季間の融雪の為の地下水の使用は、それこそ「湯水の如く」使います。
・・・しかしその前に、そもそも川や地面をコンクリートやアスファルトで固めて覆い過ぎて、水が地下に染み込まないのが地下水枯渇の大きな原因でしょう。そんな事して水を早く下流へ下流へと流して、折角太陽のエネルギーによって塩分と分離して蒸発して山の高いところまで降らせた天の恵みの雨水を急いで海まで戻す事が賢い事とは到底思えません。・・・どこもかしこも舗装だらけ・・・水が染み込む土の土地がない!!!こんなんじゃ地下水が無くなって当然!!!U字溝等の三面張りだって大抵地元の人々も望んでいないのです。ただ、町と業者の馴れ合い・・・・ 

・・そして、地下水枯渇のもう一つの大きな原因と思われるのが山を荒らしている事でしょう。山の森の木を切り、土を掘り返し・・・水を涸れさせるだけでなく、水質も悪化させているでしょう。


 この手の話は私の住んでいる地方に特有の事ではなく日本中いたるところでであることでしょう。かつては、上水道なんてなくて、みんな川の水や地下水を飲んでいた筈です。上水道が出来たから衛生的になったと言いますが、上水道があるから地下水や川の水を汚してもいい・・・と言う口実にされている事も確かでしょう。地下水や川の水が汚れてきたと、自治体に苦情を言うと、「汚すのを抑えよう!」とは言わず「上水道を引くから・・」です。ふざけた話ですが日常茶飯事の事です。・・それが自治体のやり方、開発なのです。
 昔はどこの町でも井戸水や山の清水、川の水などが普通に飲料水や炊飯用に使われていた筈です。そして、それゆえに飲み水の水源としての清水や井戸水は大切に扱われた筈です。
 挙げ句の果てに飲み水までペットボトルに入れて海外からまでも輸入するなんて、狂気沙汰です・・・そして、こういう事が経済効果なのです。
 日本に限らず世界中ではもっともっと酷い地下水の汚染、枯渇が起きていて、非常に深刻な問題になっています。地下水の湧水や清水は自然がもたらした、かけがえのない人々の財産だったはずです。そもそも清水を涸らしたり汚してまでする価値のある開発なんてあるのでしょうか??
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【2008/08/17 00:02】 | Economic Fascism トラックバック(0) |
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