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2008-04-09 00:02
 ここのところ日本では、アメリカを真似て、収入に格差を付ける方向に動いています。日本に限らず、世界の多くが格差社会と言われています。貧富の格差はどんどん開いていくばかりです。そりゃそうでしょう。自由資本主義経済社会では、富める者はより富み、貧しい者はより貧しくなっていくフィードバック作用が働くのは明らかでしょう。
 その対策として言われている事は、貧困層の救済ばかりです。富裕層の規制ということは叫ばれず、貧困対策にのみ目が向かわせられているのは、政治的にも権力を持っている富裕層の戦略でしょうか?富裕層は税制でもますます優遇されていって不公平感は積もるばかりです。貧しい国の何百万人もの国民全部の財産よりも多い財産を一個人が持っていると言う現状は、狂っていると言うべきでしょう。

 前回書いたように人間の感覚は対数関数的だと言っても、同じ時間働いて、収入が何十倍も何百倍も違うのはおかしいでしょう。
 金持ちが悪だと言えば共産主義か?と言われそうですが、
持続可能な社会の構築に置いて、富=資源  を一人で沢山使う事は、許されざる事です。それはエコロジカルフットプリントの観点からも明らかでしょう。

 やはり前回【対数関数的感覚】で書いたように、金持ちをより儲けさせる事ほど空しい事もないでしょう。金持ち一人が達成感を味わうのと同じ金額で、何百、何千倍の貧しい人間が同じ達成感を味わう事が出来るのです。


 そこで一つの提案ですが、社会主義とは言わないまでも、収入に上限をつけて、それ以上は国が没収と言うのはどうでしょう?(現在日本のような官僚社会では、その没収財産をしっかり管理しなければなりませんが・・・苦笑)
 例えば、日本で言えば、年収一千万円なり、五千万円なり、ある程度十分な収入以上の年収は、みんな没収・・・まあその上限の金額は検討課題として・・

 そんな事したら、年収が上限に達したら有能な人物が働かないのでないか?
とか言う輩がいるでしょうが、結構ではないですか!! 世の中にはお金にならないボランティアなどで働いている人間は沢山います。十分にお金があるのにお金にならないのなら働かないなどと言う輩は働かないほうが世の為人の為です。環境にもいいに違いありません。滴下理論[Trickle down Theory]なんて、御用経済学者が唱えた富める者をさらに富めさせる為のとんでも理論です。・・。有能な能力が勿体ないのではなく、悪知恵や人を蹴落として自分だけいい生活をしようと考える輩を封じ込めるのです。

 例えば日本だけでそんな事をしたら、頭脳流出ではないか?と考えられますが、彼等は持続可能な生き方をしてないどころか、一人で何人分もの環境を破壊しているのですから、そんな人間には出ていって貰えばいいのです。持続可能な社会にはグローバリズムはありませんから、国際競争はありません。
まあ、そう言う人間が集まれば、かつての列強諸国のように他の人々を侵略して征服する事を企むでしょうから、それは要注意でしょうか。

 悪平等の社会の必要はありませんが、現在の途方もない格差社会は、悪不平等と言うべきでしょう。そんな悪不平等を解消する一つの試作として、収入打ち止め制を提案させて戴きました。収入上限ではなく、財産の上限でもいいでしょう。年収ではなく生涯給のほうが合理的かも知れません。勿論実行に当たってはクリアしなければならない問題は色々あるでしょう。  それ以外にも格差解消の方法も色々あるでしょう。しかし、有限の地上で、一人で膨大な 富=資源 を所有することは、許されざる事です。一人で、限りあるエコロジカル・フットプリントを使ってしまうことになるのですから。それを不平等とみなして解消する方向に動く事は持続可能な社会を築く為の必要条件でしょう。
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【2008/04/09 00:02】 | Economic Fascism トラックバック(0) |

法制度などの観点からして、実効性も有効性も低いように思えますが・・・
サーシャ・ルビニコフ
何日かぶりに来ました。
来る度に面白く読ませてもらってます。

こういう解決策は結構前からありますが、トリクルダウン理論云々の前に法制度などの観点から実行できないでしょうね。まさに共産主義国家か全体主義国家とかにして強引に執行しない限りは・・・・・・

資産上限の方についても、フランスなんかは富裕税で資産家(資産200万ユーロ=約3億円程度以上の資産を持つ人対象)から追加に税を徴収しようとしましたが、思ったほど成果が上がっていないのが実情なんです。

個人的な研究結果で申し訳ないのですが、その原因(もちろんひとつだけではありません。問題は単一の事柄から発生しているわけではなく、複雑に絡み合っているのが世の常ですから)は合法的な抜け穴がいくらでも存在するということです。

富裕税の例で言うと、モナコなルクセンブルク・スイスに資産をプールされると何もできなくなることです。顧客の守秘義務を徹底している国に資産を移されると手出しできません。もしした場合は他国の主権侵害に該当しますから。
また、フランスなどは国債などの一般債権を担保にして金や銀の現物を購入し資産税から逃れるという手段だってあります(長期国債保有者は非課税です。金や銀は先物でない限り当然非課税)。
サルコジになっても、資産税は残ってますが事実形骸化されているようなものなので関心にも上らないんでしょうね。資産税より所得税とかの方に関心があるんですから・・・・

なので、提案としてはいいと思うのですが、有効性また実行性の観点から疑問が残ります。
ところで個人的な提案なのですが、現在の通貨管理制度から金(もしくは銀)本位制度に立ち戻ることなどはどうでしょう?

現在の為替の取引量は、世界の通貨供給量の10倍以上といわれています。また、金融資産(実質資産+株式評価損益+債券発行残高)も実質資産の3倍以上です。
これは信用創造によって成り立っているわけですが、1971年のニクソン・ショック以来増加し続けています。通貨管理制度になって、信用さえあれば通貨を発行できるようになってしまったわけですから・・・・・
これが世界中の金余りの主因です。
金本位制度(銀本位制度)になれば、金(銀)の所有量に応じてしか通過を発行できなくなります。よって信用創造は抑制されます。

よって、今金(銀)本位制度に戻れば、1929年世界大恐慌をはるかに凌ぐ経済の後退が起こるでしょう。しかもかなりの期間(30年くらいは不況が続くのでは?)。それほど今の我々は『信用』に支えられているのです。
これ以上の経済成長を止めるなら、これくらいでないとダメではないでしょうか?
ただ、東欧・中欧諸国の現状を観たことのあるだけに、そうなった時の世界は人身売買とか麻薬取引などが跋扈するようになるんでしょうね・・・・・・
そう考えると、資本主義も必要悪なのではないか?絶対あくと言い切れるのか?とも思ってしまう自分がいたり。難しいですね

金本位制に戻るほうが実現性は高いかも知れませんね
雑草Z
    サーシャ・ルビニコフさん

いつも深いコメント有難う御座います。個人的研究結果の合法的抜け穴も興味深く読ませて戴きました。

 この前【対数関数的感覚】のコメント
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-284.html#comment987
で、 5.2のために17さんもおっしゃっていましたが、
ペーパーマネー、電子マネーのバブル的性格の危険性ですね?収入上限制度も、金本位制度に戻ることももどちらも実現は難しいでしょうが、どちらも実現したいものです。どちらも環境問題にも関わることですが、目指すものは多少違いますね。

 収入上限制(収入打ち止め制)は、格差社会対策で、悪不平等対策

 金本位制は、電子マネーによる信用創造は抑制ですね。世界破滅への経済成長抑制の働きもあるわけですね?・・格差是正とはまた違った側面ですね?
 ここまでペーパーマネー、電子マネーが蔓延った世の中では、やはり実現は大変でしょうが、マネーゲームによるバブル経済の抑制には有効でしょうね。

>資本主義も必要悪なのではないか?絶対あくと言い切れるのか?とも思ってしまう自分がいたり。難しいですね

 はその通りだと思いますが、
自由市場原理という名の無節操な自由資本主義は、弱肉強食が過ぎて人間性が荒みます。しっかりしたセイフティネットが必要でしょうね。・・・そういうお金を富裕層から取るためにも収入上限もいいかと・・
 まあどっちにしろ、この市場原理主義は持続不可能社会の象徴であり、文明崩壊につながるでしょうから、必要悪とは言えないでしょう。何事も限度を踏まえることが必要でしょう。


  


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コメント
この記事へのコメント
法制度などの観点からして、実効性も有効性も低いように思えますが・・・
何日かぶりに来ました。
来る度に面白く読ませてもらってます。

こういう解決策は結構前からありますが、トリクルダウン理論云々の前に法制度などの観点から実行できないでしょうね。まさに共産主義国家か全体主義国家とかにして強引に執行しない限りは・・・・・・

資産上限の方についても、フランスなんかは富裕税で資産家(資産200万ユーロ=約3億円程度以上の資産を持つ人対象)から追加に税を徴収しようとしましたが、思ったほど成果が上がっていないのが実情なんです。

個人的な研究結果で申し訳ないのですが、その原因(もちろんひとつだけではありません。問題は単一の事柄から発生しているわけではなく、複雑に絡み合っているのが世の常ですから)は合法的な抜け穴がいくらでも存在するということです。

富裕税の例で言うと、モナコなルクセンブルク・スイスに資産をプールされると何もできなくなることです。顧客の守秘義務を徹底している国に資産を移されると手出しできません。もしした場合は他国の主権侵害に該当しますから。
また、フランスなどは国債などの一般債権を担保にして金や銀の現物を購入し資産税から逃れるという手段だってあります(長期国債保有者は非課税です。金や銀は先物でない限り当然非課税)。
サルコジになっても、資産税は残ってますが事実形骸化されているようなものなので関心にも上らないんでしょうね。資産税より所得税とかの方に関心があるんですから・・・・

なので、提案としてはいいと思うのですが、有効性また実行性の観点から疑問が残ります。
ところで個人的な提案なのですが、現在の通貨管理制度から金(もしくは銀)本位制度に立ち戻ることなどはどうでしょう?

現在の為替の取引量は、世界の通貨供給量の10倍以上といわれています。また、金融資産(実質資産+株式評価損益+債券発行残高)も実質資産の3倍以上です。
これは信用創造によって成り立っているわけですが、1971年のニクソン・ショック以来増加し続けています。通貨管理制度になって、信用さえあれば通貨を発行できるようになってしまったわけですから・・・・・
これが世界中の金余りの主因です。
金本位制度(銀本位制度)になれば、金(銀)の所有量に応じてしか通過を発行できなくなります。よって信用創造は抑制されます。

よって、今金(銀)本位制度に戻れば、1929年世界大恐慌をはるかに凌ぐ経済の後退が起こるでしょう。しかもかなりの期間(30年くらいは不況が続くのでは?)。それほど今の我々は『信用』に支えられているのです。
これ以上の経済成長を止めるなら、これくらいでないとダメではないでしょうか?
ただ、東欧・中欧諸国の現状を観たことのあるだけに、そうなった時の世界は人身売買とか麻薬取引などが跋扈するようになるんでしょうね・・・・・・
そう考えると、資本主義も必要悪なのではないか?絶対あくと言い切れるのか?とも思ってしまう自分がいたり。難しいですね
2008/04/09(Wed) 12:36 | URL  | サーシャ・ルビニコフ #-[ 編集]
金本位制に戻るほうが実現性は高いかも知れませんね
    サーシャ・ルビニコフさん

いつも深いコメント有難う御座います。個人的研究結果の合法的抜け穴も興味深く読ませて戴きました。

 この前【対数関数的感覚】のコメント
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-284.html#comment987
で、 5.2のために17さんもおっしゃっていましたが、
ペーパーマネー、電子マネーのバブル的性格の危険性ですね?収入上限制度も、金本位制度に戻ることももどちらも実現は難しいでしょうが、どちらも実現したいものです。どちらも環境問題にも関わることですが、目指すものは多少違いますね。

 収入上限制(収入打ち止め制)は、格差社会対策で、悪不平等対策

 金本位制は、電子マネーによる信用創造は抑制ですね。世界破滅への経済成長抑制の働きもあるわけですね?・・格差是正とはまた違った側面ですね?
 ここまでペーパーマネー、電子マネーが蔓延った世の中では、やはり実現は大変でしょうが、マネーゲームによるバブル経済の抑制には有効でしょうね。

>資本主義も必要悪なのではないか?絶対あくと言い切れるのか?とも思ってしまう自分がいたり。難しいですね

 はその通りだと思いますが、
自由市場原理という名の無節操な自由資本主義は、弱肉強食が過ぎて人間性が荒みます。しっかりしたセイフティネットが必要でしょうね。・・・そういうお金を富裕層から取るためにも収入上限もいいかと・・
 まあどっちにしろ、この市場原理主義は持続不可能社会の象徴であり、文明崩壊につながるでしょうから、必要悪とは言えないでしょう。何事も限度を踏まえることが必要でしょう。


  
2008/04/09(Wed) 21:22 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
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