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2007-10-23 00:01
デフレ・スパイラルという言葉はときどき耳にします。さも大変なことのように国や財界人や経済学者など経済ファシストたちは騒ぎ立てまが、景気が落ち込むとかそういうレベルの話です。

 「経済成長スパイラル」と言う言葉はあまり耳にしません。ネットで調べたら、ありませんでした。だから、定義致します。・・・そのままです (笑)・・経済成長によって新たに現れ出てくる経済との相乗効果で次々にさらなる経済成長の必要性と圧力が発生し、経済成長を止められなくなって行く・・・

 経済成長を続けなければ、社会は大変な事になると言われていますが、何故なのでしょうか?

 どんな産業の例でもいいのですが、先ず新しい産業が出現します。必要に迫られて・・と言うよりも特に最近は、(不必要な)新しい需要の開拓と言うべきでしょう・・電気会社としましょうか?はじめは、初歩的な電気製品、照明器具やラジオを売りはじめ、そのうち電気炊飯器や洗濯機、テレビを売りはじめると会社の規模も大きくなり、生産と販売を拡張するために、モデルチェンジや新製品の開発を行います。オーディオ製品、電子機器・・・それ専門の会社も設立され、関連企業も増えて・・・そして、どんどん成長していきます。緑の革命で農業生産も増え食料も豊富になって、人口が増え、消費者が増え、企業戦士も増えていきます。銀行も経済成長スパイラルを支えます・・・と言うより銀行こそ経済成長の落とし子で、それ自体によって利益を上げる企業の典型です。・・・自国で成長し切れなくなると、消費者を海外の途上国に求め、ニーズを開拓していくのです・・・こうやって雇用を確保した企業は、今度は従業員の為にも生き残るために新たなニーズを開発していく・・・・明らかなスパイラル発展構造です。

 こうやって出来上がった経済スパイラルのバベルの塔は、決して完成する事はなく、ずっと高くなっていくと想定されます。どんどん高くしていく過程で資本家達は儲かって行きます。そしてその成長をやめれば、失業者が溢れ、社会構造が崩れ落ちます・・・だから、各国とも経済は成長を続けなければ・・・と強迫的にそれ自体が目的化して行くのです。・・・だからこの経済成長スパイラルを止めるのは現実的ではない・・・と、ほとんどの経済学者、財界人、一般庶民も言うわけです。
・・・これが、私の定義するところの「経済ファシズム」の洗脳、脅しです。

 しかし経済成長は、非常に基本的な事を落とした欠陥論理です。
・・・それは、有限性。地球は有限ですし、かなり前からその有限性による成長の限界が至る所に出現しています。資源、廃棄場所、そして人口の増加の受け皿・・・経済学は無限に広がる大地とそこに眠る無限の資源を仮定しているから・・出発点で廃棄場なんて大して考慮もしてなかったでしょう・・その出発地点から間違っているのです。だから経済成長スパイラルは早晩・・・各方面で頻繁に歪が現れている現在からはそう遠くない未来に・・・行き詰まり、壊れる運命にあるのです。

 経済成長スパイラルでどんどん上に上に積み上げようにもそろそろ資源は底を着いて無くなりそうですし、どんどん高くなっていく塔の下を支えるには、大きな裾野が必要ですが、もう世界中に・・・途上国にも・・・裾野を広げてしまって、これ以上広げようもない段階に差し掛かっているのです。


 この経済スパイラルの塔を積み上げてのぼり続ける成長を止めようすれば、大混乱が起こるでしょう・・・・だからと言って、この塔はいつまでも高く積み上げられ続けるものではなく、高くなればなるほど、そこからもっと高く積み上げるのは困難になるし、崩壊のときの衝撃も大きくなるのです。

 早い段階なら、適当な高さで止めて、高さを伸ばすのをやめれば、塔を補強しながら永続出来るかも知れません。または上に積み重ねたものをそっと下ろしながら、スパイラルの塔を適当な高さまで低く出来るかも知れません。
・・・・残念ながら、その高さはかなり高過ぎるところまで伸びてしまったので、崩壊の混乱は大きいでしょう。しかし人類が生き残る為にはこの経済成長スパイラルから脱するしかないのです。脱するのが遅れれば遅れるほど、崩壊の破局は大きくなり、人類は破滅へと導かれるのでしょう。
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【2007/10/23 00:01】 | Economic Fascism トラックバック(0) |
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