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2007-08-17 13:25
緑資源機構[Japan Green Resources Agency]
は、農林水産省所轄の独立行政法人です。名称だけ聞けば緑の森を大切に守るような事業をしているイメージですが、実際どのような”立派な”お仕事をしていたのでしょう?。
 
 今年に入って官製談合のニュースが連日取りざたされ、理事が逮捕され、現職大臣を含む3名の自殺者を出した事は記憶に新しいところです。

 先ず、沿革を見てみましょう。
 農林水産省の組織の1つである林野庁が、事業推進のために組織が必要であるとして「森林開発公団」を立ち上げたのが、1956年です。何の事業推進が真の目的なのでしょう? その1年前には、「農用地整備公団」も作られています。
 1999年の省庁再編で、「森林開発公団」と「農用地整備公団」が合併して、「特定中山間保全整備事業」も追加して、組織を拡大し、「緑資源公団」という、緑を増やして森林を保護するような名称に変えられました。
 さらに4年後の2003年に、独立行政法人化し、「緑資源機構」と、名称を変更しました。 
 詐欺集団の作った会社が、次々名称を変更していくのとちょっと似ていますね。
 今年2007年に入って酷い官製談合が暴かれて、今年度限りで廃止の予定です。しかし、水面下では事業の延命措置を画策しているようです。(その事はまた改めて書く予定です。)


 今年度の予算は770億円で職員総数は720名です。立派なお仕事をするには、多くの人材とお金が必要のようです。事業の内容は、大きく分けて、5つです。

 今回のシリーズでは、林道問題を考えているのでそのうちのメインの仕事の1つ、
緑資源幹線林道事業」について、述べさせて戴きます。 
 『スーパー林道』は、前身の森林開発公団時代に1965年から作りはじめられましたが、ほとんど実用性がなく、大変不評でした。例えば栃木県の奥鬼怒スーパー林道は、100億円以上お金をかけて1990年に完成しましたが、年間の車の通行台数は300台に満たなかったくらいです。そして、毎年毎年梅雨や台風で土砂崩れなどで木が倒れてそのとき何本かの木が搬出されるくらいで、計画的な伐採は行われませんでした。私も完成した頃通って見た事がありますが、森林破壊の何ものでもなく、それは酷いものでした。こんな酷い自然破壊の無駄な事業がなされていいのでしょうか?これだけでも十分国に対する背信行為でしょう。
 ところが、1973年にスーパー林道の計画が終わったので(工事はその後続けられました)、森林開発公団は、新たな計画として、大規模林業圏開発林道事業というのを計画します。そして大規模林道を全国32路線計画して作りはじめました。『大規模林道』は、幅7mの2車線の鋪装道路です。それまでの林道より大きいと言うことで名付けられた『スーパー林道』よりずっと大きい『超スーパー林道』です。スーパー林道だけでも、全く役に立つどころか、森林破壊で税金の無駄遣いの典型でしたのに、それ以上の愚業がなされはじめたのです・・・  
 
 緑資源機構の5つの仕事のうちの1つ、緑資源幹線林道事業について、述べましたが、
緑資源機構の他の4つの事業、水源林造成事業も、特定中山間保全整備事業も、農用地総合整備事業も、海外農業開発事業も、同じように、税金の垂れ流しの官製談合の温床となる”トンデモ立派なお仕事”だったようです。

 つまり、緑資源機構は、前身の森林開発公団などが設立された当初から、天下り組織として、国民の税金をくすねるために作った組織でしょう。それだけでも大犯罪ですが、名前と裏腹に、お仕事として、森林を破壊するのです。これなら、何の仕事もせずにお金だけくすねるだけの詐欺組織の方がずっと遥かにましです。
 つまり、緑資源機構と言う組織は、税金を浪費して緑の山々を無惨に破壊して、一部の政治家やゼネコンに儲けさせ、官僚の天下り組織を確保すると言う、”この上もなく立派なお仕事”をして来たのです。摘発された官製談合も、氷山の一角に過ぎないでしょう。

 破壊された山々は、彼等に責任を取り切れる筈はありませんが、厳しく罰しないとモラルハザードの官僚達は懲りないでしょう。緑資源機構を廃止する事は当然ですが、廃止すれば済むと言う問題ではなくて、遡って最後まで責任追及すべきです。


参考文献
 1. 第15回 大規模林道問題 全国ネットワークの集い 
    福島県会津地区開催集会   2007年7月  の 資料集
 
 2. 大規模林道問題を考える広島集会 基調講演1
  「公共事業と大規模林道」      
  大規模林道問題全国ネットワーク代表   藤原信
  月刊「むすぶ」2002年3号 通巻375号 から 



 ※ 独立行政法人 緑資源機構[Japan Green Resources Agency] は、
  自分達で勝手に、J-Green なんて略称をつけてマークも作っていたみたいですが、このHPは、立派なお仕事内容などを列記していて、笑えます。・・天下り組織って、みんな”立派な仕事内容”をアピールする為にこのようなHP作ってますね。
  「入札参加資格情報」なんて、事もかいています・・・官製談合していたのに・・・
 
 暇があったら見てみて下さい。
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【2007/08/17 13:25】 | 公共工事 トラックバック(0) |

こんばんは!
mac
今回初めての書き込みっス。HPからだと天下り組織ってほんとに一見、立派なことやってそうっすね。芋づる式に徹底的に何とかしないと、後が絶えなそうだなと自分も思います。


自己宣伝のHPは、本当にあてになりません
雑草Z
 農林水産省や林野庁のHPも、よさそうな事ばかり書いていますが、実態はとんでもない事をやっています。
 怪しげな民間の団体ではなく、国家の組織が、詐欺のような事を書いているのですから、酷いものです。
 その林野庁が、必要だと言って作ったのが緑資源機構なのだから、開いた口が塞がりません。

 そして、天下り組織は、大抵こんな無駄な税金泥棒なのです。

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コメント
この記事へのコメント
こんばんは!
今回初めての書き込みっス。HPからだと天下り組織ってほんとに一見、立派なことやってそうっすね。芋づる式に徹底的に何とかしないと、後が絶えなそうだなと自分も思います。
2007/08/18(Sat) 23:34 | URL  | mac #-[ 編集]
自己宣伝のHPは、本当にあてになりません
 農林水産省や林野庁のHPも、よさそうな事ばかり書いていますが、実態はとんでもない事をやっています。
 怪しげな民間の団体ではなく、国家の組織が、詐欺のような事を書いているのですから、酷いものです。
 その林野庁が、必要だと言って作ったのが緑資源機構なのだから、開いた口が塞がりません。

 そして、天下り組織は、大抵こんな無駄な税金泥棒なのです。
2007/08/19(Sun) 20:22 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
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