2007-05-06 00:01
 かつて使い捨て時代などと言われた時代がありました。ひと昔以上前、1970年代頃でしょうか?「消費は美徳」とさえ言われたとんでもない時代です。
 経済優先の考え方から、大量生産・大量消費・大量廃棄が行われ、数々の公害問題が起きた時代です。
 子供の頃この言葉を聞いたときは、なんとも嫌な気持ちにさせられたものです。
日本には、「勿体ない」と言う言葉があるのに、経済優先の悪しき流れに乗って、こんなコピーフレーズを流行させたのは、大手の広告代理店でしょうか?酷いものです。
消費は美徳」のフレーズを考えた人間は最低だと思います。

 その頃の時代の人は、使い捨てによって起こるゴミ問題などの環境汚染を考えつかなかったなどと言う人が結構いますが、それはかなりのお門違いでしょう。 その頃は、地球の有限性はみんな知っていたし、ゴミの処分場にも困っていたでしょう。公害なども問題になっていました。それまで質素倹約を美徳として生きていた日本人の多くは疑問に思った筈です。その証拠に日本では1973年に、「使い捨て時代を考える会」という会が結成されています。・・・経済優先の論理で企業がそれを奨励し、政府も奨励したので、何となく大丈夫ではないか?と思ってしまったのではないでしょうか?

 現在の21世紀を、いまだに使い捨て時代が容認されていると思っている人はいないでしょう。しかし現実は、明らかに使い捨て時代は続いていて、さらにもっと酷くなっています。 
 使い捨て時代と言われた20年以上前には、使い捨て商品は、割り箸や紙コップ、食品トレイとか色々ありましたが、使い捨てはやめようと言われて久しい現在も、その時代の使い捨ての商品はなくなるどころか消費量は増え続けています。

 そして、「消費は美徳」と言われたその時代でさえも、さすがに使い捨てにするには忍びなかったような商品が、現在では使い捨て商品として出回っているものが沢山あります。
 カメラ、コンタクトレンズ、おむつ、カイロ、手袋・・・混浴温泉での使い捨て水着なんてのもある始末・・・ふざけています。エレキバンなんて永久磁石を使い捨てにする健康商品もありました。永久磁石をどうして使い捨てにする必要があるのでしょう?

・・・そして、現在、広告でも
『使い捨て出来る○○○』なんて台詞がキャッチコピーになっています。
とても使い捨て時代が終わったとは思えません。
 その結果、ゴミの量も、使い捨て時代と言われた時代よりも何倍も増えています。
 最近日本の各地で力を入れているリサイクルも、使い捨てを助長しているとしか思えません。
【リサイクルには気をつけよ!】
   
 そして、人間まで使い捨ての時代になってしまいました・・・

 少なくとも日本に於いては使い捨て時代は実質終わってないどころか、酷くなっています。 20年以上前に終わらせるべきだとみんなが思った使い捨て時代は、いまだに続いています。そしてより酷くなっています。・・やはり、法律化しないと効力がありません・・。
それによって起こる環境汚染・・・ゴミ問題は最も深刻な環境問題の一つです

 
       ・・・・・・・・・・・・次回は、今回の内容に一見矛盾するようなタイトル・・・・・
         【使い捨ての出来る生活】   を描かせて戴きます。 
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【2007/05/06 00:01】 | ゴミ・廃棄物 トラックバック(0) |
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