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2007-05-03 11:26
 かつて恐竜は、地上の王者のようにふるまっていたにも拘らず、滅びてしまいました。恐竜は体が大きかったけれど知能が低くて滅びてしまった愚か者のように言われます。恐竜が滅びたとき、すでに地上に現れていたという哺乳類は生き延びて、恐竜に生存競争で勝ったと言われています。そして、その頃はまだ出現していなかった人類は、その恐竜に勝った哺乳類の頂点に君臨しているつもりですから、恐竜とは違って賢いと思っている人が多いでしょう。誰が言い出したのか、一般にそう言われている事はよく耳にします。しかし本当にそう考えていいのでしょうか?

 恐竜と人間を客観的に比べてみたいと思います。
 人類は、恐竜が滅びたと言われる白亜紀末期(約6500万年前)にはまだ姿を現していません。どこから人類と呼ぶのかは、議論のあるところでしょうが、類人猿から人類が別れたのが1000万年前というところらしいです。現生人類である「ホモ・サピエンス・サピエンス」が誕生したのが、15万年前と言われています。さらに人間らしい歴史を持ってからは、せいぜい1万年と言うところでしょうか?
 まあ、多めに見積もって、15万年を人類の歴史と考えてみます
 その間に人類は体も少しだけ大きくなったようですが、特にここ100年くらいで一人当たりの消費エネルギーが一気に何百倍にも増えました。つまり恐竜ほど体が大きくないので、必要な活動のエネルギー(食料)は少なくて済む筈なのに、実際は活動に使うエネルギーは異常に増えています。異常繁殖して人口も持続可能な地球の許容量以上に増えています。


 恐竜は、三畳紀の始め(約2億5000万年前)から白亜紀末期(約6500万年前)まで存在したと言いますから、恐竜の時代は1億8000万年ほど続いたことになります。現生人類の歴史はせいぜい15万年ですから、人類の歴史はまだ恐竜の1000分の1程度です
 そして、環境破壊、環境汚染によって、人類が滅びる危機はこれから100年くらいが正念場ですから、結局人類の歴史は恐竜の歴史の1000分の1ほどで終わってしまう可能性がかなりあるわけです。
 楽観的に考えても、人類の歴史があと1万年続くとはなかなか考えられません。つまり、恐竜の歴史の長さの 0.1%を越えるのは、ほぼ無理でしょう。


 恐竜が滅びた原因もいろいろ考えられていて、まだ定説はないようですが、
隕石衝突説、彗星遭遇説、温度低下説など、外的要因によるという説がほとんどです。恐竜自らが原因を作ったと言う説はあまり見当たりません。周りの環境の変化についていけなかったから、順応性がなく、愚かだとも言われています。
 しかし、あれだけ巨大な動物が、人類の1000倍の期間生き延び、その間に、数が過剰になって食料不足になったりしたという話はあまり耳にしません。(勿論、揺らぎの範囲で、短期的、地域的には何度もあったでしょう。)。・・・それに比べて人類は、地球のキャパシティを越えて異常繁殖しています。食料分配も非常に偏っていて、飢えている人が10億人もいると言われています。このままいくと間違いなく食料不足は深刻になります。ここまで来て、本来なら絶滅の恐れを感じて早急な対策をするところでしょうが、まだ経済成長などと言うカルトまがいの事をのたもうている人類は、とても賢いとは思えません。と言うよりかなりの愚か者と言うべきでしょう。

 人類が滅ぶとすれば、この21世紀が最も危険です。滅ぶ原因も自ら作り出した環境問題によるでしょう。・・核戦争、核廃棄物汚染、森林伐採や化学物質の農薬などによる砂漠化等からの食料不足、・・・
 
 恐竜は、体ばかり大きくて、知能が低くて滅んでいったと言っている人類は、より小さな体なのに、恐竜よりも資源やエネルギーを浪費して環境を破壊しています。
 自らの作り出した環境問題によって、恐竜の生存年数の歴史の千分の一未満の歴史で幕を終えようとしている人類は恐竜より遥かに愚かと言わざるを得ないでしょう。

 

 ※過去の地上の歴史、地球の年齢だとか、恐竜の生存期間だとか、人類の誕生だとか、は、かなり大雑把な概数ですが、それでも私はあまり信じていません。これらの数字を、本当のこととして扱うのは抵抗があります。年代特定法は、厳密なようで実はいい加減です。だからこれらの数値は、一桁くらい違う可能性が十分にあると考えます。
・・・・それでも、人類は恐竜の歴史の長さを超えることは不可能でしょう。恐竜の歴史の1%も無理でしょう。
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【2007/05/03 11:26】 | 雑談 トラックバック(0) |

はじめまして。
RYO
ランキングからやってきました。僕は最初は経済発展なんかやめて、原始時代の生活に戻ればなんとかなるだろうと思っていました。でも本を読んでみると、「継続可能な経済発展」という言葉が出てきました。確かに今ある優れた技術は経済発展なしではありえなかったと思います。



環境問題の本質を掴んで下さいね。
雑草Z
 ご訪問とコメント有難う御座います。
「原始時代の生活に戻れば」と言うのは、中々大変ですが、持続可能なレベルまでは経済レベルを下げるべきでしょう。現在の経済成長神話はとんでもないものです。
「持続可能な経済成長論」は、今盛んに世界で論じられていますが、それは本質的に矛盾を内包しています。調べてみて下さい。このブログでも近いうちに取り上げる予定です。
環境問題は、かなりの似非科学が出回っていますので、それを見極める事が大切でしょう。


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コメント
この記事へのコメント
はじめまして。
ランキングからやってきました。僕は最初は経済発展なんかやめて、原始時代の生活に戻ればなんとかなるだろうと思っていました。でも本を読んでみると、「継続可能な経済発展」という言葉が出てきました。確かに今ある優れた技術は経済発展なしではありえなかったと思います。

2007/05/04(Fri) 22:53 | URL  | RYO #-[ 編集]
環境問題の本質を掴んで下さいね。
 ご訪問とコメント有難う御座います。
「原始時代の生活に戻れば」と言うのは、中々大変ですが、持続可能なレベルまでは経済レベルを下げるべきでしょう。現在の経済成長神話はとんでもないものです。
「持続可能な経済成長論」は、今盛んに世界で論じられていますが、それは本質的に矛盾を内包しています。調べてみて下さい。このブログでも近いうちに取り上げる予定です。
環境問題は、かなりの似非科学が出回っていますので、それを見極める事が大切でしょう。
2007/05/05(Sat) 00:41 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
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