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2006-09-17 00:28
 
シャーレの中でバクテリアを培養すると、バクテリアは、始めは時間の指数関数的に増えてゆく。シャーレいっぱいに増えると、食べ物がなくなって、そのとき途端に絶滅を始める。絶滅が始まればカタストロフィー的に瞬間的に大量滅亡に向かう。
 
 以上が、経済成長してはいけない理由の本質である。

 経済や人口が指数関数的に増えたのは有史以来の事だが、特にこの 二,三百年。産業革命以後は指数関数にさらに加速がついて増えた。そして、このまま行けば絶滅が始まるのは今世紀中。もう前兆は20世紀から数え切れないほど起きている。

 具体的な例をあげよう。CO2排出量はほぼ、経済に比例している。
 みんなさんは現状のCO2排出量は、地球の吸収能力、すなわち植物等が光合成で、酸素や炭水化物等に同化できる量などをどのくらい上回っているかご存じだろうか?IPCC(気候変動に関する政府間パネル)によると、3倍以上である。つまり、現在のCO2排出量を66パーセント以上は削減しなければならない。このままの二酸化炭素排出量が続けば、今世紀中に、地球は熱暴走して、手がつけられなくなる。(実は国連の環境部門では、京都議定書のお粗末さからも、温暖化防止はもはや手遅れと報告されている。)
 IPCCが報告している各国の必要削減量は、環境先進国が多いEUでさえ、90パーセント程、つまり現在の10分の1以下である。いわゆる「先進国」はみなそうである。最悪のアメリカに至っては96パーセント削減、つまり、25分の1以下にしなければならない。
 じゃ、この基準が達成出来ている国はあるのかと言うと、ちゃんとある。アフガニスタン、マダガスカル、コンゴ、ソマリア・・・つまりまだ「発展していない国」。国によってはあと数倍排出しても基準以下の国もある。(そう言う国をODAが「開発」して、CO2大量排出国に仕立て上げている・・話が拡散するのでこの話はまた別の機会・・)

 CO2排出量だけで「経済発展」は十分恐ろしい事は分かって戴けたと思う。
「科学の力」で解決出来る問題ではない。それは、科学の力の過信。少なくとも現在の科学力では無理だ。 
 では、どうすればいいのか?それは、経済活動の縮小のみ。"produce less"  
CO2排出量だけでなく、エネルギー消費、資源消費・・ほとんどの経済活動を10分の1以下に下げなければ、人類は生き残れない。

 
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【2006/09/17 00:28】 | Produce less トラックバック(0) |
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