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2007-01-15 00:30
「地球温暖化は憂うべきことだろうか? - CO2温暖化脅威説の虚構」
        近藤邦明[著] 不知火書房
 - 考 - 番外編2

 私は、本書で最も共感した部分は、近藤邦明氏の環境問題の本質に関する洞察とそのスタンスです。
 前回は、持続可能な生命活動の条件を簡単にまとめました。今回はそれをもとにした環境問題の本質を簡単にまとめたいと思います。
これも本質は開放系の熱力学ですが、その表現は使わずに簡単に説明致したいと思います。


 環境破壊とは、自然の循環を破壊、劣化する事です。
 環境汚染とは、自然の循環の能力外の部分に廃棄物を捨てると発生するのです。
 環境汚染物質とは、生態系の循環の中で処理しきれずに、環境中に残って、深刻な汚染をもたらす物質です。
 もともと地球の生態系になかった地下資源を掘り出したり、生産過程で合成した毒物を地球環境にまき散らし、生態系の物質循環を狂わせるのです。
 工業化社会は、生態系によって地球環境に蓄積された有用な生物物質を、生態系の再生能力を超えた速さで分解して、生態系の物質バランスを不安定にするのです。
 ダムや堤防のように地球上の大気、水循環を断ち切ることも環境破壊です。
 
まとめると、
 工業化社会資源を一方的に消費したり物質循環を止めて、生態系の物質循環を狂わせてる事が環境問題です。
 そして、これは科学技術ではどうしようもない事です(エントロピーの法則)。環境技術は基本的な工業生産構造をそのままにして、さらに工業技術でなんとかしようと言う対症療法ですので、さらに環境問題を悪化します。
 問題の解決の為には、
工業生産構造そのものを生態系の循環に合わせなければなりません

  
 以上の環境問題の本質を踏まえて、環境問題に対する対処法
先ず、
生物としての人間の存在に必要のない工業製品の製造中止して、
工業生産のシステム全体の規模を縮小すると同時に、その工業の廃物が
生態系の物質循環で処理出来ないもの、環境汚染するものをもたらす工業システムの廃止
人間社会の物質循環を生態系の物質循環に無理なくつなげて行く
事です。
農業も、生態系の物資湯循環の中で営まれる開放型の農業に戻す事です。

 この、近藤邦明氏の環境対策法は、私の " Produce less " にも通じる、環境問題に対する明瞭な答えです。
 全面的に賛同致します。

こういう事を判らない者(とんでもなく愚かな対策を推し進める環境省の役人たちなど)が、環境問題のプロを名乗る資格はないと思います。


以上で、
「地球温暖化は憂うべきことだろうか? - CO2温暖化脅威説の虚構」
        近藤邦明[著] 不知火書房
 - 考 - 
は、一旦終了致します。〔また、CO2温暖化説反対の本を買い込んで来て読んでいますし、近藤邦明氏や猫田氏のサイトも訪問致しておりますので、・・コメント下さる方が入れ替わって一新してしまいましたが(笑)また懲りずにこんなシリーズやりたいですね・・・今度は槌田敦氏の事中心にでも・・・CO2温暖化説がザルな説である事も判りましたし・・・〕
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【2007/01/15 00:30】 | 環境総論 トラックバック(0) |


asaoka
雑草Zさん、こんにちわ。

私も、槌田敦氏と同様に、近藤邦明氏の環境に対する見識には影響を受けています。

「文明の跡地は砂漠になる」という世界史が示すように、環境問題は現代的問題ではなく、約5千年の文明史の積み重ねで、その果てが市場主義から工業化社会だと思います。
だから、約5千年前に大転換した人類の価値観が、環境問題の本質なのかもしれませんね。

それを踏まえ、懐古主義でなく文明史の誤った価値観を改め新しい認識を創造すること、
そのうえで科学は環境問題をどのように克服していくのかが、現代・将来にわたる人類が創造していくべき課題だと思います。

雑草Zさんの投稿拝見して、同じ問題意識を感じ、嬉しく思っています。
今後とも、よろしくお願いします。


環境問題の本質は非平衡の熱力学
雑草Z
asaokaさん、本質を突いたコメント有難う御座います。
全くおっしゃるとおりです。この、市場主義から工業化社会の流れは破滅へのハイウエイですね。はやく方向転換すべきです。
 約5000年前に大転換したという人類の価値観についてはよく分かりませんが、20世紀に入ってから、非常に酷くなったのではないでしょうか?
 とんでもなく間違った環境対策が横行しています。自然の摂理に沿った物質循環とエネルギーの流れをしっかり考える為にも開放系の熱力学は大切ですね。
 槌田敦氏の「熱学概論」は購入してぱらぱらと飛ばし読みしかしてませんが、本当に名著だと思います。しっかり読んでいこうと思います。非平衡系の熱力学が、こんなにわかりやすく説明していることに感動です。熱力学は開放系でこそ、非常に有用なのかも知れませんね。
 ただ、熱力学の本に「経済のエントロピー」などの概念が馴染むかどうかは、読んで見なければわかりません。
 物理の法則は例外があってはならず、1つでもあれば、その法則は間違いでしょうが、「経済のエントロピー」と言う概念には例外もあり得そうで、納得出来なさそうな気もします(・・頭固いですか?笑)asaoka氏はいかがですか?
 槌田敦氏の環境に対する洞察は本質を突いていて、ホントに共感できますね。
asaokaさん、こちらこそ、宜しくお願い致します。

 槌田敦氏は、物理の偉人、良心か、パラノイアか?(笑)

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コメント
この記事へのコメント
雑草Zさん、こんにちわ。

私も、槌田敦氏と同様に、近藤邦明氏の環境に対する見識には影響を受けています。

「文明の跡地は砂漠になる」という世界史が示すように、環境問題は現代的問題ではなく、約5千年の文明史の積み重ねで、その果てが市場主義から工業化社会だと思います。
だから、約5千年前に大転換した人類の価値観が、環境問題の本質なのかもしれませんね。

それを踏まえ、懐古主義でなく文明史の誤った価値観を改め新しい認識を創造すること、
そのうえで科学は環境問題をどのように克服していくのかが、現代・将来にわたる人類が創造していくべき課題だと思います。

雑草Zさんの投稿拝見して、同じ問題意識を感じ、嬉しく思っています。
今後とも、よろしくお願いします。
2007/01/18(Thu) 14:40 | URL  | asaoka #-[ 編集]
環境問題の本質は非平衡の熱力学
asaokaさん、本質を突いたコメント有難う御座います。
全くおっしゃるとおりです。この、市場主義から工業化社会の流れは破滅へのハイウエイですね。はやく方向転換すべきです。
 約5000年前に大転換したという人類の価値観についてはよく分かりませんが、20世紀に入ってから、非常に酷くなったのではないでしょうか?
 とんでもなく間違った環境対策が横行しています。自然の摂理に沿った物質循環とエネルギーの流れをしっかり考える為にも開放系の熱力学は大切ですね。
 槌田敦氏の「熱学概論」は購入してぱらぱらと飛ばし読みしかしてませんが、本当に名著だと思います。しっかり読んでいこうと思います。非平衡系の熱力学が、こんなにわかりやすく説明していることに感動です。熱力学は開放系でこそ、非常に有用なのかも知れませんね。
 ただ、熱力学の本に「経済のエントロピー」などの概念が馴染むかどうかは、読んで見なければわかりません。
 物理の法則は例外があってはならず、1つでもあれば、その法則は間違いでしょうが、「経済のエントロピー」と言う概念には例外もあり得そうで、納得出来なさそうな気もします(・・頭固いですか?笑)asaoka氏はいかがですか?
 槌田敦氏の環境に対する洞察は本質を突いていて、ホントに共感できますね。
asaokaさん、こちらこそ、宜しくお願い致します。

 槌田敦氏は、物理の偉人、良心か、パラノイアか?(笑)
2007/01/18(Thu) 22:24 | URL  | 雑草Z #SAV8FvZY[ 編集]
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