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2007-01-13 00:01
「地球温暖化は憂うべきことだろうか? - CO2温暖化脅威説の虚構」
  近藤邦明[著] 不知火書房
 - 考 - 番外編1

 私が、本書で最も共感した部分は、タイトルの内容ではなく、近藤邦明氏の環境問題に対するスタンスと、本質の洞察です。
 持続可能な社会の為の条件と環境問題の本質を、[開放系の]熱力学的にずばり明瞭に説明しています。そう、私が今までずっと言おうとしていた環境問題の本質は、[開放系の]熱力学で説明するべきだったのです。これが一番の目から鱗の部分です。
 この熱力学的説明の要は、
定常性エントロピーの法則
ですが、その説明は定義から説明すると今回の趣旨に届くまで長くなりますので本書または下記の近藤邦明氏のHPにお任せするとして、(いつか簡単に説明したいと思います)
持続可能な生命活動の条件を簡単に説明させて戴きます。  
 
 もし地球が、物質的にもエネルギー的にも閉鎖されていれば、有効なエネルギー (エントロピーの低いエネルギー)や有効な資源(エントロピーの低い資源)が枯渇して、生命活動は維持できず終息します。(熱平衡状態になっておしまい。)
 
 しかし地球は、物質的にはほぼ閉鎖されていますが、エネルギーについては開放系で、太陽から有効な光のエネルギーの供給を受けて、同じ量の廃熱のエネルギーを宇宙空間に放出しているのです。
 だから、地球の生命活動(地球の定常性)を維持するためには、この、太陽エネルギーの範囲内でエネルギーとして使い、同じだけの熱エネルギー(廃熱)を地球の外に放出してエネルギーのバランスをとるのです。
 そして物質は地球の外からほとんど入ってきませんから、生命活動の物質は全て循環させなければならないのです。

  
 持続可能な生命活動の条件を出来るだけ簡単にまとめます。
○地球の(生命の)活動のエネルギーは太陽から地上に入ってくる分でまかなう。
 さらに、地球に入ってくる太陽のエネルギーと地球の外に放出する熱エネルギーがつり合う。

 ○地球は物質については閉鎖系だから、生命活動の物質は全て循環させなければならない。その為には、生態系の物質循環の枠内で資源を獲得し、廃棄も生態系で有効に処理されるように廃棄する。


大切な本質的部分は、 地球に入るエネルギーと地球から出るエネルギーは量的に収支は釣り合わなければなりませんが、エネルギーの質は落ちるのです。地球に入る太陽の光のエネルギーは(エントロピーは低く)有効活用出来ますが、宇宙に捨てられる熱エネルギーは(エントロピーが高く)有効度が低くなって廃棄されるのです。廃棄物が有効に循環するのは、生命活動の廃棄物を太陽からの入力エネルギーが有効化(低エントロピー化)し、その分(以上に)エネルギーは無効な熱となって、宇宙に廃棄されるからです。こうやって地球の生命活動を維持するのです。(地球のエントロピーが増えないで済んでいる理由。)
 
 なんだか、こんなところで自分の高校生時代からの大きな課題を一気に解決された感じです。これが槌田敦氏の熱力学でありましょう。大変合理的な素晴らしい論理です。環境問題の本質は、[開放系の]熱力学で語るべきです!!


詳しくは・・↓・・『環境問題」を考える 
 HP管理者/近藤邦明氏 
http://env01.cool.ne.jp/ss02/ss021/ss0213/kondoh01.htm

↑の2-1環境総論の  生きている地球 ~環境問題を見る視点~
 
 環境問題の本質も、以上の点を考察して、説明出来ますので、次回にそれを述べます。
 
  (スイマセン!また<<続く>>です)
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【2007/01/13 00:01】 | 環境総論 トラックバック(0) |
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