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2015-04-29 18:17
『Roots』は昔かなり流行ったドラマです。私もタイトルと主人公の名前「クンタ・キンテ」くらいは知っていました。しかし、子供の頃から流行に無頓着だった私は、機を逸したと言うか、 これまで見る事はありませんでした。

先日(4月21日)夜、家族が見ていたのを何気に見たら、結構見入ってしまいました。そして、翌週である昨日4月28日の最終回も見ました。4週連続の第3回の途中から、つまり、後半の途中、全体の残り4割くらいを見た事になります。面白かったので、いつか機会があれば見落とした前半も見てみたいと思います。

有名な長編小説、ドラマなので内容は多くの方がご存知と思います。ごく簡単に記します。アメリカの黒人奴隷問題の話を黒人の側から描いた作品です。原作者が自らの先祖の事を綴った実話に基づいた物語です。
アフリカで暮らしていたクンタ・キンテが、突然奴隷商人に捕まって、遠い異国の地、アメリカに連れて来られて,売られ、奴隷として働かされます。そのクンタ・キンテとその娘、孫の3代の奴隷時代の事、及び奴隷解放後も白人の理不尽な差別、KKK(Ku Klux Klan白人至上主義者団)などに苦しめられ立ち向かい、やっと自分達の農地を手に入れるまでの苦難の物語です。

後半だけ見ても、なるほど、当時、全米に社会現象と言える大反響を巻き起こしたと言われるだけの事があるドラマだと思いました。
アメリカに住む多くの黒人は、元々アフリカからやってきた事を知ってはいても、実際にアフリカのどの地域から来たのかを知らない人が殆どだそうです。それはそうでしょう。私たち日本人でも、5代くらい前の先祖でさえ、どんな人だったか知る人は、(代々続いた老舗の跡取りとか・・)ほんの限られた人達でしょう。クンタ・キンテの子孫たちはクンタ・キンテのアフリカ人としての誇りとその故郷アフリカの事を代々語り継いできたのです。その子孫の一人によってこの物語は作られました。
勿論、この物語には誇張や脚色、フィクションも多々含まれている事でしょうが、18世紀頃のアメリカでは普通にありそうな話であるところが脅威です。即ち、アフリカで暮らしていた人を奴隷商人が突然拉致して、アメリカに連れて来て、(人権を無視して)子孫まで奴隷として働かせたのです。これは遠い過去の話ではありません。高々数世代前まで、実際に行われていた事なのです。日本では北朝鮮による拉致問題が大きく騒がれましたが、アメリカでは、1862年の奴隷解放宣言の頃まで「奴隷商」と言う仕事が堂々と認められていたのです。
そして、奴隷黒人解放後までも(卑劣な手法も用いて・・)黒人を借金で金銭的に縛ったり、KKKが暗躍して、黒人を迫害してきました。

 これを見て、自分がこんな時代のこんな境遇に生まれなくて良かった・・と思った方は私に限らず、少なからずいたかと思います。しかし現代社会でも同じような差別待遇は存在します。日本では当然と思われているような人権が保障されていない地域はまだまだ存在します。日本でも、形式的な平等とは裏腹に、富を持たざる者への人権的差別は存在します。
そして、現政権をこのまま暴走させて行けば、そのような悪夢の時代に逆行する事も杞憂では無くなって来そうです。原発稼働(による被曝労働)もTPPも、格差問題でもあり、お金による持たざる者への奴隷化に近いものを感じます。

普通の感覚の持ち主ならば、奴隷商にも、KKKにも加わらないでしょう。(社会的条件でなり得る事も考えられますが・・・)こんな事を平気でする彼等の多くは、サイコパスの類かも知れません。
そして奴隷商は、その後罰せられたと言う話は聞きません。それどころか、奴隷商として貯めた富で、大企業を設立したり、社会的地位を得たりした輩も多々いるのではないでしょうか?
そう、アメリカの大富豪、社会的地位を手に入れた人の中には、このようなサイコパスが多数を占めているのかも知れません。・・・そして、それはアメリカだけではないでしょう。そんな彼等に社会を運営させたら、まともな方向に進む筈がありません。

『Roots』を見て感動、義憤を感じつつ、遠くない将来、日本も世界も、お金の支配による実質的な奴隷社会になるのでは・・・という懸念がずっと頭にありました。杞憂ならばいいのですが・・・・・・そんな方向からは引き返すべきです。
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【2015/04/29 18:17】 | 物語・ドラマ トラックバック(0) |

奴隷制度
爽風上々
近代のアメリカにおける奴隷制度のような明白なものはさすがに現代では少なくなっているかもしれませんが、実質を見ればそれと同様なものがまだ各国に残っているようです。
また、一応自由意志での就労と見えるものの、日本に見られる過重労働による過労死などは奴隷労働よりも過酷なものかもしれません。少なくとも奴隷は財産であるために死なせるまでに働かせることは無かったはずですから。

家内奴隷などは歴史的に多く見られたものですが、大規模な産業労働の奴隷制と言うものは古代ギリシャ・ローマと近代アメリカが顕著なものでしょうか。
ただし、ギリシャローマでは戦争捕虜や経済債務の結果としての奴隷が多く、人種としても近いものが多かったためか、解放され市民としての権利が与えられることもローマでは多かったようです。

アメリカでは全く異なる人種を奴隷として使うということを行ったために人種差別と連結してしまい、その後の歴史にも大きく陰を落としています。
これには南アメリカで先住民を奴隷化して使役し、その結果ほとんどを死滅させたために奴隷人口が減少してしまい、それを埋めるためにアフリカから黒人を連行したこととつながると思います。

まあ現在のアメリカ合衆国がその最大の舞台だったことは事実ですが、当時のヨーロッパ世界の多くが関わっていたことであり、特にアメリカだけに責任が集中するわけではありません。

今後の世界がどうなるか、予断を許さないものがあります。経済格差が大きくなると経済破綻で自由な労働の選択ができなくなる事態が頻発するようになります。(日本でもアメリカでも同様です。すでにそういった人々が多いということもあります)
それが進行すると実質的な奴隷制ともなるでしょう。それでも何も仕事ができずに餓死するよりはましといった状況になるかもしれません。


Re:奴隷制度
雑草Z
    爽風上々さん

欲しかった部分へのコメント有難う御座います。実質奴隷制の本質を突いたコメントです。

>大規模な産業労働の奴隷制と言うものは古代ギリシャ・ローマと近代アメリカが顕著なものでしょうか。

なるほど、古代ギリシャ、ローマも大規模な産業奴隷だったのですか!。

>経済格差が大きくなると経済破綻で自由な労働の選択ができなくなる事態が頻発するようになります。
>それが進行すると実質的な奴隷制ともなるでしょう。それでも何も仕事ができずに餓死するよりはましといった状況になるかもしれません。

私が、この「Roots」を見ながら危惧した事は正にその事です。これが資本主義の末路ではないかと思います。これまでは、経済成長で誤魔化して来ましたが・・・しかし経済成長の時代でも、奴隷的な労働を強いられた人は沢山いて、彼等から搾取した資本家が、富を蓄えていったわけです。

アメリカの奴隷制
爽風上々
古代ギリシャローマの話にも興味深いものが色々とあるのですが、とりあえず近代アメリカだけに絞って行きます。

それがあまりにも典型的な奴隷制度による大規模農業(特に綿花)であったために、それ以外のものが判りにくくなってしまいました。近代ロシアにも農奴制というものがあったようですし、日本でも小作人制というのもどれだけ違うか怪しいものです。
アメリカの奴隷制度の要点は1人身売買による、2生殺与奪の権利を使用者が持つ、3給与はないが食事は与える、といったところでしょうか。

しかし、現代の労働環境でもそれに近い状況ではあるわけで、まあまさか人身売買はないだろうと思っても実はそれに近いものもあるようです。
また、奴隷制でも生殺与奪権があるといってもそれは貴重で結構高価な財産としての奴隷だったので簡単には殺さなかったと考えられ、それに比べると「代わりはいくらでも居るから死ぬほど過重労働させる」方がひどいとも言えます。
給与にしてもぎりぎり食べられるだけでは大して代わりはないかも知れません。


考えてみるとすでに相当そういった状況に近づいているようにも見えます。
唯一、かつての奴隷には無かった選挙権を持っているのが日本の庶民ですが、それの使い道を間違えているために自ら奴隷へ進んでいるようにも見えます。

Re:アメリカの奴隷制
雑草Z
 お返事遅くなって失礼いたしました。

>まあまさか人身売買はないだろうと思っても実はそれに近いものもあるようです。

確かに世界には人身売買に近いものはありますね。日本では無いと考えたいところですが・・どうでしょう?

>「代わりはいくらでも居るから死ぬほど過重労働させる」方がひどいとも言えます。給与にしてもぎりぎり食べられるだけでは大して代わりはないかも知れません。

これらは自分達経営陣がどれだけ儲けるかが中心で、労働者(従業員)の生活は二の次ですね。人権も形だけです。

>考えてみるとすでに相当そういった状況に近づいているようにも見えます。

資本主義の行き着く先なのかも知れません。このシステムは駄目な事はとっくに実証されたと思うのですが・・・。

映画の話かと思っていました
guyver1092
 最後まで読まずに、映画の話と思って放置していました。申し訳ありません。
 人身売買について調べてみました。

http://www.save-the-slave.com/archives/20110711.html

http://d.hatena.ne.jp/job_joy/20140314/1394776360

 これらを読んで思うことは、「日本人は意識が低い」ということです。ブラック企業、ブラックバイトなどが存在するということは、奴隷制度に社会システムが一歩近づいたということと考えますが、日本人の投票結果は、これを無視する政党の勝利という結果でした。政府は早速ホワイトカラーエグゼンプションの導入に踏み切りました。これは更に奴隷制社会に近付くものと考えます。
 日本人はどうも奴隷という地位に憧れをもっているようですね。

自己決定と全権委任
爽風上々
guyver1092さんもお気付きのように、人々が皆自分で自分の人生・社会のあり方などを決定できる社会というものを望んでいるとは言えないようです。
じゃんじゃん儲かる世界にしてくれないかと、希望を託して議員さんを選ぶだけで、それ以上の思考はしようとしないのは、ほぼ奴隷と一緒かも知れません。

自分たちがそうであれば、他人の境遇にも興味を覚えないでしょう。かえってそっちの方が頭を使わなくて済むと思っているかも知れません。

そのような人間には民主制などというものはかえって負担になるばかりです。全権委任でエライ人に任せるだけのことです。

Re:自己決定と全権委任
guyver1092
>じゃんじゃん儲かる世界にしてくれないかと、希望を託して議員さんを選ぶだけで、それ以上の思考はしようとしないのは、ほぼ奴隷と一緒かも知れません。

 現代の日本人の意識は、まさしくこの通りだと思います。「奴隷という地位に憧れをもっている」というのは皮肉で言っているのですが、希望を託すだけで、託した希望がかなえられたかも、希望を託した結果世界がどの方向に進んでいるかも、意識の外のように感じます。

憧れよりも問題、それは「鈍感」
ST
自ら奴隷化しつつあるのに全く気付かない、現在の行動(特に投票行動かと…)が自分自身の奴隷化の方向に一直線に進んでいる事に気付けない鈍感さの方がもっと深刻だと考えています。


Re:憧れよりも問題、それは「鈍感」
guyver1092
 目先にぶら下げられた夢と、自分の投票結果による不利益を比較して、「これは危ない」と感じられないのでは、鈍感であり、愚かですね。
 知性の低さともいえるのでしょう。

Re:映画の話かと思っていました
雑草Z
guyver1092さんが紹介して貼り付けて下さったページ読みました。人身売買は昔からあります。近代~現代にかけてそれを止める方向に世界は動いてきましたが、最近は形式的には人身売買では無くても、実質人身売買のような事がまた多くなってきた感があります。

>ブラック企業、ブラックバイトなどが存在するということは、奴隷制度に社会システムが一歩近づいたということ

追いつめられる人が増えて来ました。自分がそうならないように頑張る人が増えても、社会のシステムを変えなければ解決にはなりませんね。

××××    ××××    ××××    ××××

かなりお返事遅れてすみません。記事の更新もこんなに長くしていないのは初めてです。
日々の雑事に追われるのも疲れましたので、色々方向性を考えています。



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2015-04-23 23:52
~誰が入りたいのか?誰を入らせたいのか?~

TPP[Trans-Pacific Partnership]交渉は、現在難航し先行き不透明と言われています。それが本当のことならば喜ぶべきことですが、実情は藪の中です。実質まともなメリットも無く、大きなデメリットだらけで、さまざまな危険の可能性を孕んでいるTPPはこのまま交渉が決裂して締結しないで欲しいと切実に感じます。突然TPPの締結が発表された場合、その内容、本当の姿に唖然とする多くの国民の姿も想像されます。そして、締結後は「後の祭り」で、日本は海外企業、投資家たちにいいように利用され、財産を剥ぎ取られ、環境を破壊されていくでしょう。TPP参加で当初は得をする者もある程度多く出現するかも知れませんが、数年もすれば、得をする者は人口のほんの1%足らずで、多くの国民がハゲタカ企業にさまざまな財産を奪われてゆくことになるでしょう。
参加のメリットと言われている、「グローバル化が加速され、関税の撤廃により貿易の自由化が進み日本製品の輸出が拡大する、海外に進出しやすくなる」などは、すべて逆も言えることで(海外製品の輸入が増える、海外企業が進出してくる・・・)、本当にメリットとは考えられません。
それに対し、デメリットは明白に複数指摘出来ます。
ISD条約[Investor State Dispute Settlement 投資家対国家間の紛争解決条項]は、海外の投資家を保護する為の仕組みです。企業・投資家が損失・不利益を被った場合、国内法を無視して世界銀行傘下の国際投資紛争解決センターに提訴することが可能・・・と言う条約です。(2013年11月6日、訴訟の乱発を防ぐことを条件に合意に至る。)
これで、その国の主権はないがしろにされます。国際投資紛争解決センターで、一度判決が決まれば上訴することはできず、それが最終判決となるのです。ほとんどの審査は秘密で行われるため、存在すら公表されないことが多いのです。
実際、過去15年間にアメリカ企業が127回も外国政府を訴え、それによって数十億ドルもの賠償金を得ていることが国連の発表で明らかにされています。そんな大企業の訴訟にお墨付きを与えるのがISD条約でしょう。ISD条約は国家の中の国民よりも、企業の利益を守る条約なのです。

ラチェット規定は、一度自由化・規制緩和された条件は、当該国の不都合・不利益に関わらず取り消すことができないという制度です。(2013年11月23日、日本を含む参加12カ国により合意に至る。)これはTPP締結後、その内容が自国の不利益になることを知った国家が、抜けたいと申し出ても抜けられないと言う事です。その国の(国民の)財産を絞り取ろうと言う魂胆ではないでしょうか?


TPP交渉は企業やそのロビイストによって行われているのです。あらゆる交渉が秘密の中で行われ、途中経過は明かさないというルールです。つまり途中経過を知って、その内容の不公正な酷さで途中脱退出来ないようにする為でしょう。非常にいかがわしい交渉と言えましょう。。
以上のように、TPP条約は、交渉の段階で既に公正さは無く酷過ぎます。ISD条約、ラチェット規定のどちらか一方だけで十分に不参加の理由になるでしょう。不公正なTPPに縛り付ける為の罠でしょう。こんな詐欺的な交渉に参加しようとする政府は、それによって利権を貪ろうとしている一部の者達・・・巨大企業や投資家の回し者と言えましょう。


日本では参加に反対の人々もかなりいましたが、なし崩し的にTPP交渉に参加してしまいました。実際にTPP参加した場合、当初は得をする者もある程度の割合で出現するでしょうが、数年もすれば、得をする者はほんの一握り、1%足らずの人々で、その他大勢の国民がハゲタカ企業にさまざまな財産を奪われることになるでしょう。

日本国内の参加反対者の多くは、TPPはアメリカの仕掛けたトラップであると考えている人が多いようです。しかし現実にはアメリカでもTPP推進派はごく一握りの人々です。アメリカ国民にも参加反対者が非常に多いのです。アメリカ国内での反TPPデモの規模も頻度も日本よりも遥かに大きいのです。


では、本当にTPPの参加推進をしているのは誰でしょうか?
・・・それは、大企業の経営陣、投資家、多国籍企業の経営陣でしょう。それはアメリカに限らず、日本でも、そうでしょう。そう、TPPで利権を得て、大儲けを企んでいるのは、アメリカ国民ではなく、ほんの一握りの人々なのです。他のTPP参加賛成派は、彼らの体のいいプロパガンダに踊らされているだけでしょう。
TPPで交渉されている29項目のうち、関税など貿易に関するものは5つだけで、残りは法的ルールや環境など企業の権利を守るためのものだと言われています。
つまり、TPPはこれまで政府が持っていた権利を自分たちの企業に移行させる為の手段と言えましょう。これは多国籍企業が、政府より上の支配権を握る為の陰謀と言えましょう。。
TPPを推進しているのは、アメリカの一般国民ではなくて、アメリカの利益などどうでもいいと考える多国籍企業などの資本家が中心と言えましょう。
その証拠に日本のみならず、アメリカでもTPP反対のデモが、大規模に、頻繁に行われてきました。
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【2015/04/23 23:52】 | Economic Fascism トラックバック(0) |

国際分業制
爽風上々
TPPを見ているとこれまでに進められてきた「国際分業制」というものを究極にまで高めようという方向であるものと思います。
これまでも「世界の工場」として日本が活躍し、それが中国やベトナムに移行していくとか、「世界の金融センター」がイギリスやアメリカであるとか、そういった「分業」が存在してきたのですが、まだまだ未熟な段階ではあったものと言えます。それをさらに推進しようとしています。

それ自体が「絶対の悪」と言うことは難しいでしょう。すでにその方向性で長い間進んできていますから。
それに慣らされているのが政財界の中心メンバーでもあり、経済学者という連中でもあります。

だとしたら、その究極の国際分業制推進を止めさせる論理は何か。
効率化という点ではさらに積極的な分業推進を行ない、工場は一つ、銀行も一つ、農場も一つといった具合に進める方が理想的でしょう。しかし、分業をしていくと「何の役にも立たない地域」という分業化もあり得るわけですし、「施しを受けるだけの地域」という分業も出てくることになります。

こういった分業は「道義的ではない」という論理が会います。論理というよりは倫理というべきかもしれません。
してみるとTPPを押し止める論理は「効率」と「道義」のせめぎ合いなのでしょうか。

まあ現状の議論の中ではその方向に向かうのはやむを得ないことかもしれません。
ただし、私が以前から主張している面から見れば非常に危険なのが「エネルギー依存のグローバル化」であるということです。
国際分業が成り立つのはあくまでも移動や輸送コストが非常に安い時だけです。これが崩れれば維持することは不可能です。
いくら世界の工場を一つにまとめても輸送コストが高ければ配送ができません。世界の農場も同様ですが、これは輸送が不安定になれば直接人々の命に関わります。

TPPは経済しか考えていません。輸送や食糧供給問題、エネルギー問題など危険なことは数多くあるのですが、総合的に捉えられる人はほとんど居ないのでしょう。

推進する者
guyver1092
 おっしゃる通り、推進の者は、他人の利益を合法的に自分に付け替えることを画策する、資本主義社会の真の支配者達でしょうね。対する国民は、彼らの長年の教育により、深く考える能力を失っており、意図的にリークされた撒き餌にのみ反応し、賛成という物も一定数います。過去の文明崩壊の歴史を検証する限り、富を一部の者が独占しすぎると文明は崩壊しているようです。やはり彼らの目的は文明の自滅であるという気がしてしまいます。

Re:国際分業制
雑草Z
国際分業制の歴史は良くは把握していませんが、他の歴史を見ても明らかなように、自然の成り行きで進められたのではなく、一部の利権の為にもっともらしい理由を付けられて推し進められたのではないかと想像します。だから、
>「絶対の悪」
とは言えないまでも、
>すでにその方向性で長い間進んできています
と言うのが、正当化の理由にはならないでしょう。

>効率化という点ではさらに積極的な分業推進を行ない、工場は一つ、銀行も一つ、農場も一つといった具合に進める方が理想的でしょう。

とは思いません。なので、

>TPPを押し止める論理は「効率」と「道義」のせめぎ合い

ではないと思います。推進の本音は多国籍企業などの経済成長目的のもっと汚い手段を選ばない方法で

「利権と不公正条約で罠に嵌める」だと思います。
だから
「罠に掛けるか掛らぬか?」だと考えています。

爽風上々御指摘のように、

>国際分業が成り立つのはあくまでも移動や輸送コストが非常に安い時だけ

と言うのが現実的かも知れませんが、例えコストが安くても、エネルギーの浪費であり、環境問題を悪化するので、将来に悪影響を及ぼす負の遺産となるでしょう。

>総合的に捉えられる人はほとんど居ないのでしょう。

そうですね。先ずは狂った現代経済学の洗脳から抜け出さなければなりませんね。脱グローバル化は理性で考えれば当然の帰着点でしょう。




Re:推進する者
雑草Z
>推進の者は、他人の利益を合法的に自分に付け替えることを画策する、資本主義社会の真の支配者達
>対する国民は、彼らの長年の教育により、深く考える能力を失っており、意図的にリークされた撒き餌にのみ反応し、賛成という物も一定数います。

要点を盛り込んでしっかりまとめて戴いて有難う御座います。私の書いた本文よりもすっきりしますね。

>過去の文明崩壊の歴史を検証する限り、富を一部の者が独占しすぎると文明は崩壊しているようです。

この辺り、興味深いです。是非記事にまとめて欲しいと思います。

>やはり彼らの目的は文明の自滅であるという気がしてしまいます。

いつもの、guyver1092さん一流の持論ですね。
これまでguyver1092さんが何度も繰り返し述べてきたことであり、私はその、文明の自滅を目的にする理由をお尋ねして来ました。もう一度しつこくお聞きします。
彼らが
「文明の自滅を目的にする理由」をどのように想像されますか?西洋文明(も社会主義国家も)破壊して、台頭しようとする勢力の陰謀でしょうか?それとも・・・
しつこくてすみません。

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2015-04-19 16:39
日本国において、三権分立がまともに機能していると考える人は殆どいないでしょう。行政権と立法権は重なり合い、司法権は完全に行政に取り込まれています。そして行政は企業と癒着しています。環境訴訟に関する裁判は、多くが大企業に有利な形で判決しています。原発訴訟はその典型例でした。しかし、昨年の大飯原発差し止め請求裁判では、真っ当な理由による真っ当な判決が出されました。憲法で保障された人格権が判決の根拠とされ、『コストの問題に関連して国富の流出や喪失の議論があるが、たとえ本件原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、これを国富の流出や喪失というべきではなく、豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失である』と結論付けられました。全くその通り。極めて理性的な判決文です。

その大飯原発の湾を挟んで直ぐ対岸の、やはり関西電力の高浜原発の再稼働差し止め判決が、4月14日に判決が出されました。今回の差し止め判決もやはり福井地裁で同じ樋口英明裁判長が出しました。判決は大飯原発と同様に「人格権の侵害」が判決の根拠になり、更に踏み込んで、原子力規制委の新基準を『ズサンで無効』と判断しました。そして原子力規制委員会が策定した新規制基準に適合しても、「緩やかに過ぎ、合理性を欠く。安全性は確保できない」と規制委員会の作った規制基準を真っ向から否定しました。これまた画期的な判決です。
弁護団は、昨年の大飯原発差し止め訴訟で、運転停止を命じた樋口裁判長なら原発の問題点を熟知していると判断し、樋口裁判長のいる福井地裁に提訴したのです。それに対抗する為に、関電は3人全ての裁判官に対し、裁判官忌避申し立てを行います。
日刊ゲンダイ【高浜原発差し止め 裁判長を激怒させた関西電力の“禁じ手”】には、「樋口裁判長が4月1日付で名古屋家裁に異動することを知った関電は『裁判官忌避』という手段で判決の引き延ばしを図った。」とあります。しかしこれは関電が知ったと言うよりも、政府と関電など原子力邑が、樋口弁護士の追い出しを画策したのではないでしょうか?そう、「お上に歯向かう裁判官」は、見せしめ人事として、そして同じ判決を出させない為に左遷するのが権力政権の常套手段です。他の例も色々あります。(当方も実際に目の当たりにした事がありました。)そこに三権分立の精神は微塵にも生かされていません。これに対し気骨のある樋口裁判官は、『異動するが、この訴訟だけは俺がやる』と職務代行の手続きを取り、仮処分の決定を出したのです。
この判決を出した樋口裁判長に対して、原子力規制委員長、田中俊一氏は、「規制基準を見直す考えはない」「(裁判所の決定には)事実誤認がある」と話した。との事ですが、事実誤認は田中委員長にこそあるようです。再稼働推進派の御用学者や御用ジャーナリスト達は、樋口英明裁判長を誹謗中傷していますが、論点がお馬鹿過ぎて、一つ一つ挙げて反論するのも時間の無駄です。(具体的点に関してご要望が出れば反論致します。)

日刊ゲンダイは「樋口裁判長のような「良心と気概」を持った裁判官が増えてほしいものである。」と締めくくっていますが全くその通りです。
翁長雄志沖縄県知事、元官僚古賀茂明氏、そして今回の樋口英明裁判長と、反対派威圧のとんでも政権に、正面から反意を示し、日本をしっかり守ろうとする良識派が増えて来ました。金融資本家御用達のとんでも政権に日本を破壊される前に、何とかこの体制を打破したいものです。
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【2015/04/19 16:39】 | 原子力 トラックバック(0) |

ありがとうございました
森の妖精 アイ
ご訪問とコメントありがとうございました
おかげさまで 大論争!!(笑)
願っていた 意見交換が始まり 感謝です

行政や市長とも こんな話が出来るといいのですが・・・
お気づきの点 ご指摘 アドバイスも これからもよろしくお願いいたします


呪われた判決
  呪われた判決

裁判官.樋口英明は、高浜原発に対して、 「合理性がない」・「人格権が侵害される危険性がある」 などとして3,4号機の仮処分決定を下した。
裁判官.樋口英明は、法と人権を重んじる立派な裁判官でありましょうか?
そうではないはずです。
裁判官.樋口英明は、別訴で、「訴訟の場には虚偽は到底許される」 との判決を被害者に言い渡したのです。(※1)
言うまでもなく、万が一にも虚偽事由などが許されることなどありません。(再審事由)

今回、原子力規制委員会の田中俊一委員長からは、当仮処分内容には 「事実誤認がいっぱいある」 と指摘されているようですが、裁判官の「虚偽は正当」 との基準からすれば、その様な指摘が出てくることは当然のことでもありましょう。
裁判官.樋口英明は、嘘の主張で対立させて争わせて、何を判断するというのでしょうか。
法廷で嘘をつかないように「宣誓」 までさせておきながら、何故、「訴訟の場には虚偽は到底許される」 と言えるのでしょうか。
裁判官.樋口英明は、法と国民を愚ろうし社会秩序を乱す国賊ではないのでしょうか。

 (※1) 福井弁護士会所属の弁護士(2名)は、「虚偽を依頼者に教唆し事由としたことを滑らせて自白した」、 しかし、その後、 「虚偽.侮辱することは正当な弁護士業務だ」 と主張し続けて罪を重ねた。(弁護士3名、他多数) 
  裁判官は、自白を裁判の基礎とせずに(基本原則違反)、「訴訟の場には虚偽は到底許される」 と判決したのである。
  結果、福井弁護士会の弁護士3名(多数)は、今もこの主張を撤回しょうとせず、被害者に恐怖の日々を与えている。

裁判官.樋口英明は、被害者の苦しみを知りながら、恣(し)意的に侮辱する行為(人権侵害:国際法違反)を良しとし、訴訟詐欺を認めているのである。


ここの記事を読みましたか?
雑草Z
    森の妖精 アイさんへ

この記事への最初のコメントが、記事本文に関係ないコメントで脱力です。
ここは、記事に対するコメント欄であって、連絡欄では無い事はお分かりですよね?
 前の記事に良識的なコメントを戴いたので、そちらのサイトを訪問してそちらの興味を持った記事にコメントしたのですが、そのお礼は同じそちらのコメント欄に書くべきです。ここに書くのは場違いです。
以上が
>お気づきの点 ご指摘 アドバイス
です。

Re: 呪われた判決
雑草Z
    呪われた判決さん

樋口英明氏の他の裁判の事は知りませんし、あなたが書かれている事は理解出来ません。(かといってその点を説明されれば、長文になるだろうし、本件から外れるでしょうから、)本裁判に関して・・・この裁判についてどこが不合理と考えているか具体的に書いて下さい。

>原子力規制委員会の田中俊一委員長からは、当仮処分内容には「事実誤認がいっぱいある」 と指摘されているようですが、 
と、書かれていますが、具体的に書かなければお返事できません。本文にもそのような旨記しました。

今回の判決に関して、原発推進派は樋口英明氏に対して別件などである事ない事書き立てていると言われてますが、あなたもその工作員の一人でしょうか?逆効果だと思いますよ。

戦争と原発と神風
団塊親爺の遺言
 あの大戦突入の時も日本には神風が吹くから大丈夫とか・・
一億総玉砕の精神でとか・・富国強兵の為にとか戦争に駆り出された人々は
逝きました 一部の権力者たちの言い成りになると悲惨な結果が・・
今も世界の様々な戦争の為に凄い数の避難民や一般の方が亡くなっています 
我が国も近隣の国との領土問題が在ります 
戦争は終われば国へ故郷へ帰れるが・・
福島から避難した方々は帰られないのですよね 
欲望に囚われた一部の権力者たちの考えは人の命なんて捨て駒位にしか考えていないのでしよう やっと司法が国富の喪失との本質を語りました

原発事故は 国富の喪失で在る事が現実に成った今
人は間違いを起こす生き物なのだと云う事が判らなければ
それは人では無く 唯の金の亡者なのかも・・あの世で遣ってくれ
裁判官がどうので無く 原発事故をどうするのか 解決策は在るのか
口先の理屈は要らない 福島を取り戻してからのお話では・・  

Re:戦争と原発と神風
雑草Z
    団塊親爺の遺言さま

>一部の権力者たちの言い成りになると悲惨な結果が・・

おっしゃる通りです。その意味で日本人は大人し過ぎるのかもしれません。

>欲望に囚われた一部の権力者たちの考えは人の命なんて捨て駒位にしか考えていないのでしよう

残念ながら、そのように考えていると思われる権力者が沢山いますね。原発の被曝労働を是とする人々はみんなそうだと思います。

>やっと司法が国富の喪失との本質を語りました 

はい、こう言う方にこそ頑張って欲しいものです。

>裁判官がどうので無く 原発事故をどうするのか 解決策は在るのか口先の理屈は要らない

そうですね。極めて真っ当な判決を出した裁判官に、別件のある事ない事で誹謗中傷する原子力邑の推進派は、卑劣だと思います。

理性的な結論は、先ずは原発を全廃する事でしょう。 

最初に知った時
guyver1092
 最初に知った時、裁判所としての一般的な判断で、仮処分が出たと思っていましたが、前回の大飯原発と同じ裁判長だったのですね。このことを知った時、あまり喜べないと思いましたが、やはり川内原発の判決では、気違いじみた判決が出ました。
 まだまだ裁判も安心して見ている事は出来ないようですね。

Re:最初に知った時
雑草Z
>このことを知った時、あまり喜べないと思いましたが、
>まだまだ裁判も安心して見ている事は出来ないようですね。

おっしゃりたい事は良くわかります。結局、樋口英明裁判長だけ・・・と言う事で、彼は主要な地位から外されて、控訴審では逆転判決・・・と言うシナリオを現政権や関電は描いている事でしょう。まあ、裁判は裁判長一人で決める事では無く、3人の裁判官の平等な協議によるとの事ですので、後の二人の裁判官の少なくとも一人は樋口英明裁判長に近い思想の持ち主だったのでしょう。

世界一の原発密度の日本は、今直ぐ脱原発に舵を切ったとしても放射性廃棄物の膨大な量で、放射能汚染は既に遅し・・・の感のあるところですが、これからも再稼働を続ければ、助かるものも助からなくなりそうです。原発は愚の骨頂です。

安心安全を願う者です
呪われた判決
雑草Z 様

私は、あなたと同じく安心安全を心から願う者です。
「身に迫る危険」、それは様々です。
法を犯している事を知りながら、「正しい」として身勝手に組織的に行動する者たちがいる。
この恐怖は、原発事故よりも身近であるのかも知れません。

Re;
雑草Z
>この恐怖は、原発事故よりも身近であるのかも知れません。

身近かも知れませんが、原発事故ほど恐ろしくは無いでしょうね。

>法を犯している事を知りながら、「正しい」として身勝手に組織的に行動する者たちがいる。

なんて抽象的な事を書かれてもね。先のお返事に
>具体的に書かなければお返事できません。本文にもそのような旨記しました。

と書いた筈ですが。勿論今回の記事の
高浜原発再稼働差し止め判決
に関してです。


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2015-04-13 00:00
真実が隠蔽されたり平気で明らかな嘘を主張してまかり通らせ、マスコミも飴と鞭で取り込んで御用報道機関としてしまう政権の時代です。マスコミが太平洋戦争直前の大政翼賛会化、大本営化してきていると言う危惧も目にする事が多くなってきました。そこに風穴を開ける一つの方法として、生放送でその実態を暴露する人が現れればいいな・・・と漠然とですが、ずっと考えていました。そしたらそんな劇的な出来事が最近起こりました。これぞ生放送の醍醐味でしょう。

 ちょっと時期が遅れましたが、テレビ朝日の報道ステーションの古賀発言騒動について書かせて頂きます。報道ステーションはキャスターが好きではなかった事もあって殆ど見ていませんでした。しかし、反原発デモを大々的に報道したり、安倍政権の政策を繰り返し批判したり、なかなか骨のある報道もあったようです。それはキャスターの古舘伊知郎が素晴らしかったのではなく、プロデューサーやディレクターが素晴らしかったからのようです。
コメンテーターの元官僚の古賀茂明氏の主張については、色々参考になり、支持もしていました。しかし彼も普通に経済成長を主張していたのが非常に残念でした。・・・

当方は残念ながらこの日の放送を直接見てません。動画も沢山アップされたでしょうが、当然直ぐに削除されてしまいましたでしょうから、ネットで検索して「全文書き起こし」を読みました。それらによる、事件の経緯を簡単にまとめると次のようになります。
3月27日放送の「報道ステーション」で、元経産省官僚のコメンテーター古賀茂明氏が、いきなり、最後の日の降板の挨拶をし始め、安倍内閣の政策を批判していた自分やプロヂューサーが、官邸からの意向、圧力で更迭されると言う事まで言及します。それを遮ろうとした古館キャスターと口論をする場面も起こります。古賀氏はその後、『I am not ABE』 などと書いた手作りプラカードを次々と持ち出しながら番組製作サイドや安倍政権をめぐる批判を話し倒し、番組を去ります。
雑誌フライデーによるその後の古賀氏へのインタビューによりますと、CMに入るや否や、総括プロデューサーが「打ち合わせにない事を言わないで下さい」とクレームを付けてきたという。「打ち合わせにない事を話しては駄目だと○○プロデューサーが言うので、打ち合わせで話した事しか話せなくなってしまいました」と番組で話しますよと迫ると、「それはやめてくれと」と言ったので、「僕は勝手に話します。」と通告したとの事です。そして古賀氏が反論できないように番組の最後の最後に古舘氏が読むメモをスタッフが持って来て、古舘氏が読んだとの事です。

以上の古賀氏の行為は拍手喝采、称賛に値する事はあれ、批判すべき行為とは感じません。百歩譲ってテレビ朝日が内部的に「打ち合わせにない事を話しては駄目だ」と言うのはテレビ朝日の勝手だとしても、他のマスコミやジャーナリストがそれを批判するのはお門違いにもほどがあると思います。電波ジャックとか書いている御用マスコミもあるようです。
菅官房長官は「事実に全く反するコメント。公共の電波を使った報道として極めて不適切だ」と批判。今後の対応について「放送法という法律がある。まずテレビ局がどのような対応をするか、しばらく見守りたい」と述べた。
との事です。これは放送法違反だから放送免許取り消しもあり得ると言う圧力をかけている事でしょう。放送法違反を権力側の現政権が持ち出しているのです。放送法違反は所轄省庁か国民が判断し告発すべき事柄です。事実に反する事を公共の電波で報道したと言うならば、寧ろ事実に全く反する「汚染水は完全にコントロールされている」と言った総理こそが先に辞職すべきです。付け加えますと、菅官房長官が古賀茂明氏を攻撃していた「オフレコメモ」は既に判明しています。
「公共の電波で自分の見解を伝えるという貴重な機会を、個人的な恨みの吐露に使っている人を見ると、なんとももったいないことをするのか…と思う」とツイートするジャーナリストも現れました。今回の古賀氏の発言を個人的な恨みと断言する感性が理解出来ません。完全に政府の御用ジャーナリストでしょう。
古賀茂明氏は、雑誌フライデーのインタビューにこう締めくくっています。
「・・私に対するバッシングを見れば、権力に懐柔されているテレビ局、雑誌社、有識者が誰か簡単にわかります。・・・」
なるほど、その通りだと思います。古賀氏はいい試金石を作ってくれたものです。
今回の事件を機に、日本で起きているマスコミの機能停止について、大いに議論すべきでしょう。手遅れになる前に・・・そうなれば、御用マスコミの古賀バッシングも逆効果・・結果的に吉・・と言う事になりましょう。

「国境なき記者団(Reporters Without Borders)」の『報道の自由度ランキング』は、2010年には世界11位でしたが、安倍政権になってからは順位は落ち続け、2014年は59位です。

古賀氏は「日本は猛烈な勢いで劣化している」と述べていますがその通りです。
反対派を恫喝し、マスコミを懐柔して暴走している理性が足りない総理に「辺野古沖縄基地増設問題」、「個別的集団的自衛権問題」、「原発再稼働問題」・・・と言った日本の存亡にまで関わる重要問題を、民意をないがしろにして決定させてはならないでしょう。再び日本に太平洋戦争のような悲劇をもたらしてはなりません。
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【2015/04/13 00:00】 | 時事問題 トラックバック(0) |

報道の劣化
爽風上々
この件以外にも政権が報道への圧力を強めているという事例が頻発しているようです。

政権がどのような政策を実施するにせよ、必ず反対者は居りその批判を許さないのは民主制とは言えません。報道というものもそれらの批判と政権の言い分を公平に報道すると言うのでは実質的な平等性は確保されません。
政権は物を言わずとも政策実行という手段がありますので、本来は批判者側の言い分の報道に重点を置いてちょうどバランスが取れるとも言えます。

これまでの政府でも数々の批判報道をされていますが、下手に押さえようとすると反発を招くと思ったのか、(まさか報道の自由を守るという信念が政権側にあったとは思えません)いくつかの圧力はあったにしてもほとんどの対応は「黙殺」程度であったと考えられます。
しかし、現政権は極めて露骨に報道規制に踏み込んでします。それがなぜ可能なのか、やはり報道の中に政権に擦り寄る勢力が現れたからと思います。
したがって、政権は安心して一部の批判勢力に思いのままに圧力をかけられるようになったのでしょう。

報道としては自殺行為としか言えません。第2次大戦中の翼賛報道を反省したはずのメディアがまた二の舞を演じています。

ヒトラーのナチスをもたらしたのはドイツ民主制だったと言われています。同じことが起こり始めています。首相が一人でやっているわけではなく、周りが支えてやらせているのだと言うことを今はっきりさせておく必要があります。

Re:
雑草Z
>この件以外にも政権が報道への圧力を強めているという事例が頻発しているようです。

そうですね。あからさまですね。
「国境なき記者団(Reporters Without Borders)」の『報道の自由度ランキング』は、2010年には世界11位でしたが、2014年は59位です。(記事に追記させて頂きました)中国や北朝鮮の報道規制を批判している場合ではありません。

>報道というものもそれらの批判と政権の言い分を公平に報道すると言うのでは実質的な平等性は確保されません。
>政権は物を言わずとも政策実行という手段がありますので、本来は批判者側の言い分の報道に重点を置いてちょうどバランスが取れるとも言えます。

なるほど、おっしゃる通りです。この視点は非常に大切ですね。現政権が「公平に」と繰り返し言っているけれども、その実態は、反対封じのごり押しですね。

>現政権は極めて露骨に報道規制に踏み込んでします。

民主党政権はマスコミからバッシングの集中砲火を浴びていましたが、その点では現政権よりも遥かに健全だったと言う事でしょう。・・・民主党政権時代から、自民党と癒着したマスコミによるバッシングも多々あった事でしょう。

>それがなぜ可能なのか、やはり報道の中に政権に擦り寄る勢力が現れたからと思います。

マスコミの上層部に政権寄りの人物が送り込まれたり、飴と鞭で懐柔されていますね。それから、経営陣、株主の利権でしょう。彼ら日本の富豪、金融資本家達が、現政権にすり寄っているとも言えますし、逆に現政権が彼等の御用政府とも言えますね。

>周りが支えてやらせているのだと言うことを今はっきりさせておく必要があります。

そうですね。現政権はアメリカや日本の金融資本家達の傀儡色がこれまで以上に強いですね。あからさまです。

悪い冗談
爽風上々
今日はたまたまあの産経新聞の前ソウル支局長が韓国出国を許されたというニュースが流れたのですが、大統領誹謗事件当時の日本の政府の談話など見ると韓国政府の言論弾圧を悪し様に非難していますね。
まさにブラックジョーク

人様のことをあれこれ言えるようなものかどうか、自省するということがまったくない人たちなんでしょう。

マスコミについて思うこと
森の妖精 Oak.
 マスコミに期待してはいけないと思っています。NHKは政権(体制)補完放送、民放は企業の広告料で運営されています。この国の営利優先体制(?)に不利になることを報道するわけはありません。
 以上を前提に、公共電波とか報道の中立性とか真実の報道とかのタテマエがあるわけで、それを盾に取ってマスコミを監視し、少しはマシな報道をさせたり、少しは真実を語らせたりはできると思います。マスコミは信用できないが、その効果は無視できません。
 また、マスコミを構成するのは人なので、個々のその良心については信頼できるものもあるはずです。

 この国の支配層にも矛盾はあるので、マスコミの報道にズレやホコロビが生じるのは必然です。賢い国民は、そこから真実を学び取って、じっくりと準備すればいいと思います。
・・・何をか?って・・・まともな世の中にするために必要なこと!

Re:悪い冗談
雑草Z
おっしゃるように確かに悪い冗談ですね。件の『報道の自由度ランキング』によると、2015年度は、丁度韓国の60位に次いで日本は61です。ジャーナリスト組織「国境なき記者団達から見れば、日本の報道の自由度は韓国と同じ程度かその下と言う事です。現政権以前は、日本は韓国よりもずっと上だった筈です。

>産経新聞の前ソウル支局長が韓国出国を許された

のは目出度い事ですが、この新聞社が現政権の太鼓持ち的記事を量産している事もブラックジョーク ですね。アベノミクスも結構よいしょしていたような・・・

Re:マスコミについて思うこと
雑草Z
>マスコミは信用できないが、その効果は無視できません。

そうですね。 こんな御用報道ばかりしているからテレビや新聞などの大手メディア離れが始まっています。そうやって、御用マスゴミの影響力を弱めるのはいい事ですが、政府や財界はネット監視、工作もかなり行っているようです。何とかネットの独立性は保ちたいものです・・・

>マスコミを構成するのは人なので、個々のその良心については信頼できるものもあるはずです。

この部分、私も非常に同感です。 組織が腐っていても、内部の人々がみんな腐っているわけではありませんからね。それを憂い、行動する人が現れるものです。今回の古賀茂明氏の行動もその素晴らしい例ですね。組織の理論以前に、個々が自分の良心に従って行動すれば、社会を良い方向に変えられるでしょう。それこそ

>まともな世の中にするために必要なこと!

  + +++    +++++    +++  +

森の妖精 Oak. さん、初めまして、有意義な濃い内容の初のコメント、有難う御座います。
当方のサイトは、3.11原発震災以降ある時期から逆SEO対策で検索にかかりにくくされたようで、新規のコメントがぐんと減りました。森の妖精 Oak.さんのような理性的な新規のコメントは大歓迎です。(FC2blog環境問題ランキングからいらっしゃったのでしょうか?)
これからも宜しくお願いします。

産経新聞
爽風上々
例の前ソウル支局長は帰国後すぐに首相官邸に駆けつけ、支援のお礼を首相に直接述べたそうです。
まあ、お友達には優しいこと。
沖縄県知事には今までさっぱり会おうとしなかったのとは好対照です。
あまりにも態度がはっきりしていますが、これが恣意的なものなのか、思わず出てしまっているのか判断しづらい人です。

昔の総理大臣などという連中はどれもいかにも腹黒いという感じがありありとしたものですが、今の首相はやっていることは最悪ですが、腹黒いという感覚は全くせずに底の浅さを感じるばかりです。

Re:産経新聞
雑草Z
>沖縄県知事には今までさっぱり会おうとしなかったのとは好対照です。

とんでもない話ですね。ソウル支局長には会わなくとも、政治に何の支障もありませんが、沖縄県知事には、首相として会うべきでしょう。対立してればなおのこと会うべきでしょう。

>今の首相はやっていることは最悪ですが、腹黒いという感覚は全くせずに底の浅さを感じるばかりです。

おっしゃる通りです。やっぱりお馬鹿なんでしょうか?小泉首相の下で北朝鮮の拉致被害者帰国などの仕事をしてた頃は、もっとまともな感じがしていましたが、あれも彼の仕事では無かったのでしょう。あの頃と比べると人相もかなり悪くなっています。

マスゴミ
guyver1092
 安陪首相になってから、マスコミはマスゴミへの度合いを急速に早めていますね。過去にイラク戦争の時分は、民放とNHKとでイラク側とアメリカ側とでの放送時間比率が全く違うとネットでたたかれたことがありましたが、おそらく現在は同一歩調となるのでしょうね。
 そのような情勢の中、古賀氏はマスコミ人の良心を示したということなのでしょう。
 この状況を何とかするのに最も効果的なものは、選挙で自民党を大敗させることですが、洗脳された日本国民はまだ気がっていないようですね。

Re:マスゴミ
雑草Z
>安陪首相になってから、マスコミはマスゴミへの度合いを急速に早めていますね。

酷過ぎますね。まるで戦前です。みんな危機感を持った方がいいでしょう。
報道の自由度ランキングは11位から60位くらいまで落ちています。このランキングは結構いい加減かなと思っていましたが、ある程度信頼が置けそうです。

>そのような情勢の中、古賀氏はマスコミ人の良心を示したということなのでしょう。

全くその通りです。古賀氏に続く人が続々現れる事を期待しています。

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2015-04-05 00:01
物が余って売れなければ世の中は不景気と言われ、好ましくない状態と見なされています。しかし、逆に必要物資が不足したときこそ危機を感じるべきでしょう。物が十分にあって余っていると言う状態で失望しなければならない社会って異常でしょう。・・そんな社会のシステムは狂っていると考えるべきでしょう。あまりに理不尽なシステムです。そんな生物は人間しかいません。それなのにそんな社会を普通だと思う現代人は、集団で洗脳されていると言えるのではないでしょうか?
・・そのシステムを肯定し、その上に構築する経済学は、大前提が狂っているのですからまともな筈も御座いません。つまり経済論理は依って立つ前提が異常なのですから、矛盾だらけなのが当然です。
物が余ったら大変だ・・・使っている物をスクラップにしてどんどん作れ・・・それが成長を無条件に妄信している現代社会と言えましょう。
そこに難しい経済理論は必要ないのです。経済理論で理由付けする必要はないのです。ただ一言、「システムがおかしいから変えなければならない」と言えばいいのです。
現代社会の異常さは、単純に考えて理に適わない事を、難しい(まやかしの)理論で説明するところにあるのではないでしょうか?それでもそんなシステムが蔓延るのは、そのシステムで得をする、利権構造があるからでしょう。
世の中はもっとシンプルに考えて「理に適う」理性的なシステムであるべきでしょう。


~以上、ここのサイトで繰り返し主張してきた、経済に対するスタンスを簡単にまとめてみました~
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(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2015/04/05 00:01】 | Economic Fascism トラックバック(0) |

本物の味
団塊親爺の遺言
 私は東京に来てから水は自然水 乳製品は北海道産しか摂りません 東京へ来て水の不味さに吃驚 乳製品もしかり何故に
こんなにも味が不味いのか こんなものを飲んでいたら身体が可笑しく成ると本能的に感じました 皆さんは感じませんか

食べ物 飲み物の本物の味が判らなければ私たちは健康に活きられ無い 社会の在り方 国は安全・安心を国民に謳っていますが 本物の味の知らない連中が音頭を摂り 全国民に指導しているとしたら恐ろしい事です 田舎出身の私は自然の味に親しんで来ました 今の食品店に並ぶものは全て偽物と云っても善いのでは・・これ等を食べ物の原点と考える若者たちは病気で苦しむ世代に・・これこそが医療や薬剤企業が待ち望む社会

今の制度は完成されたものでは無い事です 未だ発展途上の
仕組 自然に学ぶ事が一番と考え介護保険の支払はストップ
させました 文句が在るなら刑務所でも・・と考えています
仕事はベテランの職人が良いと云う方も多く私は休みが摂れません 人の為に頑張る不良老人が居る事 私の人生・・   

Re:本物の味
雑草Z
食べ物 飲み物の本物の味がお分かりになる団塊親爺の遺言さんは、現代の日本にとって、貴重な存在だと思います。

私自身、山になる野生の木の実や里山で放って置いても美味しい実のなる果実の味には感動しますし、塩素の多い水道水と美味しい湧き水の違いくらいは分かりますが、乳製品の本物の見分けは付きません。残念な事です。きっと美味しい搾りたての業乳とかを飲んでいれば、味の違いも分かるのでしょうね。

>自然に学ぶ事が一番と考え介護保険の支払はストップさせました

骨がありますね。年金もそうですが、国がやっている事がいい加減なのだから、介護保険を使わない事、年金を貰わない事を前提に、支払いをストップする権利はある筈ですね。・・それが理由で刑務所に入る云われはありませんね。

現在の政権のやることは信用出来ませんからね。国民に目が行ってないからでしょう。 

前提がおかしい
guyver1092
 おっしゃる通りだと思います。現代文明の前提は、「望めば無限」と言ったところでしょうね。地球は有限であるかと問われれば、おそらく全員が有限と答えるでしょうが、「有限の上で無限に経済成長はできない」と言われると、少なくとも指導者層は可能と答えるのでしょうね。指導者たちの知性にもこまったものです。

Re;前提がおかしい
雑草Z
>現代文明の前提は、「望めば無限」

これはこの記事で主張している大前提が狂っていることの内容を一言で端的に表現していますね。いい得て絶妙な表現です。

>有限の上で無限に経済成長はできない」と言われると、少なくとも指導者層は可能と答えるのでしょうね。

そうですね。それを代表する詭弁が「持続可能な経済成長」と言うのでしょう。あくまで「成長」「発展」と言う概念を残したいのが
>指導者たちの知性

でしょうね。
成長の限界を感知できない指導者達の限界
とでも申しましょうか?

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