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2014-07-29 00:00
成長の限界3部作の書評をこの春に書きました。この3部作のテーマ、主張は全て一貫していて大きな違いは無いので、前回当初は、三部作全部をまとめて書評を描こうと思いました。しかし、第1部成長の限界-Limits To Grouth の書評だけで十分な量になりました。だからそれを踏まえて、時系列に沿って第2部、第3部の書評を書く方が意味があると考えました。そして、何よりもう一度第2部、第3部を読みなおすことにも意味があると考えましたので、第2部 限界を超えて-Beyond The Limits 第3部 Limits To Grouth The 30-Year Update を再度熟読してからそれぞれ書評を書く積りでいました。
 実は、前回第一部の書評を書いてから、直ぐに第2部 限界を超えて-Beyond The Limits の再読を終えました。成長の限界3部作は、理に適った内容で、主張は熟知していた積りでしたが、再読の段階での新たな発見もあり(・・忘れていたのかも知れません・・・)部分的に新鮮な感覚を持ちながら読むことが出来ました。そして、この第2部だけでも1回の書評にするには多過ぎる内容だと感じて、書評を書かずにいました。しかし、このままではまた部分的に色々内容を忘れてしまいそうですし、機が熟した感もありますので、改めて、前作第1部 成長の限界-Limits To Grouth との比較の部分中心に簡潔に総論を書かせて頂きます。今回新たに興味を持った個別のテーマに関しては、また別な機会に折に触れて取り上げて行こうと考えています。

先ず、第2部 限界を超えて-Beyond The Limits- の 第1部 成長の限界-Limits To Grouth との決定的な違いは、この第2部が書かれた1,990年代には、既に「成長の限界」を超えてしまったと言う事です。つまり、タイトル、 限界を超えて-Beyond The Limits- は、行き過ぎてしまった現状を表していると言う事です。・・・それなら何故、その後も、経済も人口も、その他色々と、更に成長を続けているのか・・・と言う疑問が湧く人もいるでしょうが、その超えた限界とは「物理的に持続可能な限界速度」即ち、スループットが限界を超えたと言う事です。スループットが限界を超えても、暫くは成長を続けることは可能です。資源のストックと汚染物質のシンクの容量があるからです。スループットが限界を超えたと言う事は、ストックが減り続け、シンクに溜まった汚染物質が増えて、シンクの残り容量が減って来るという事です。その時・・・完全にストックが無くなるとき、完全にシンクが満杯になるとき・・・が近づいてくれば、人口も工業も経済も制御不可能な減退に陥るのです。
監訳者の茅陽一氏は後書きで、タイトル -Beyond The Limits のbeyond は、「限界を超えてしまったと言う意味であると同時に、人類は直面する「限界を乗り越えることが出来ると言う意味にとるべきであろう」と書いています。そこには条件として、単なる技術革新のみではなく、構造改革が必要だ・・・とは記されていますが・・・そのような漠然とした希望を提示しても、人間のオプティミズムを助長するだけかと感じました。(・・・「単なる技術革新のみでなく」と言う表現に、逆に技術革新にもかなり期待している感じが致しました・・・)そのような期待を抱かせるよりも、しっかりと正当な恐怖心を抱き、限られたストックがそこを突くまで、限られたシンクが溢れ出すまで・・・と言う限界を示して、もっと悲壮感を持って、直ぐにでもスループットを減らす努力をするほうが大切だと思います。・・・余裕はない筈です。

前作、第1部 成長の限界-Limits To Grouth が、『悲観論者の警告』と批判され、一連の批判的広告が出された時期もありました。そのような数々の攻撃を受けたことを意識して、第2部 限界を超えて-Beyond The Limitsでは、努めて前向きな姿勢、希望を示そうとしていますが、未だに経済成長を推し進めようとする政策決定者やそれを支持する人が多数派です。そのような連中は、シビアな現実に直面しなければ方向修正に同意しないのではないでしょうか?
前作、第1部成長の限界-Limits To Grouth では、最初に幾何級数的成長に関してしつこいくらいページを使っていましたが、この第2部 限界を超えて-Beyond The Limitsでは、最初に 行き過ぎ[overshoot]に関してページを費やしています。1972年に第1部 の成長の限界が発行されてから20年経って、オゾン層の破壊の場合のように、限界を超えた地点からの引き返しが出来た例などを示していますが(・・・オゾン層の破壊の問題は、まだ解決したとは言えませんが・・・)、殆どの問題は、1972年よりも悪化していて、次々と限界を超えている・・・と言った内容ですし、その為には脱成長が必要である事を述べていますが、最後は哲学的問題、道徳的問題、愛の問題に及んで締めています。この最後の総括に対しては、評価が微妙です。


本書でも、定量的な内容に関しては、予測不可能であるといい、定性的な事を見て欲しいと主張しています。確かに複雑系カオスの問題ですから、どんなシステム・ダイナミクスを用いようと定量的な予測は正確には出来ないでしょう。然し、逆に言えば、定性的な本書の結論は、システム・ダイナミクスでコンピューターを用いて解析しなくても、理性で判断出来る内容です。コンピューターの導入は、研究に信頼性を持たせる為の権威付けの道具としての役割があったのかも知れません。コンピューターは定量的な事を解析する事に大きな意味があるでしょう。・・・と言っても、複雑系カオスの未来予測は不可能でしょうが・・。

本書の研究内容、本書が提示した内容は極めて理性的で、納得のいく内容です。多くの人々が理解すべき内容です。しかし、結論や警告の仕方が慎重すぎる・・・と感じました。それから、研究スタッフは、信頼が置ける理性的な方々と感じましたが、この研究を依頼したローマクラブの面々や日本の監訳者などは、いま一つ信頼出来ない感じが致しました。

20世紀後半に、様々な物事のスループットが成長の限界を超えてしまったので、社会が安定した定常状態に移行する為には、先ずはダウン・・・縮小をしなければならないという事は、共通認識すべきです。その為にも本書は必読の書・・・とは言わないまでも、主題は理解しておくべきです。
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【2014/07/29 00:00】 | 書評 トラックバック(0) |

人間のオプティミズム
guyver1092
 マルサスの、「人口は食料の供給力を常に上回る速度で増加する」との警告を打ち破ったと賞されているポーローグですが、破滅の因子がそのように評価しているだけで、当人は人口抑制の必要性を十二分に認識し、人類には人口抑制の努力が不足しているとの考えでした。
 破滅の因子にとって、技術革新による、猶予期間の創設は、問題の拡大及び、事態の深刻化のための手段となっていますね。

Re:人間のオプティミズム
雑草Z
ポーローグ の名前は知らなかったので調べてみたところ、
小麦等の高収量品種を中心とした新しい農業技術を開発して緑の革命を指導した人物だったのですね。彼がどう考えていたかはわかりませんが、緑の革命によって、人口が増え続けても食料はその上で増産を続けられると考える事は愚の骨頂ですね。
 これまでここのサイトでは、緑の革命を批判してきましたが、化学肥料を大量に必要とする緑の革命は、経済成長には寄与するでしょうが、持続可能な社会を築く妨げになりますね。緑の革命こそ人類の浅はかさを証明する典型例だと思います。

余談ですが、 guyver1092 さんは日本を破綻に導こうとしている指導者達を
>破壊の因子
と呼ぶのですね。初出ですが、言い得ていますので、これからどんどん使われる表現になるのでしょうか。

Re:Re:人間のオプティミズム
guyver1092
 私の緑の革命に対する評価は、「緑の革命が無かったほうが、人類の解決すべき問題が、より小さく済んだ技術革新である。」です。技術革新は、享保時代前後の日本のように、時間稼ぎに使うべきと考えています。
 技術革新は、現代社会では問題の先送りと、解決の困難化のためにしか使われていないですね。
 ちなみに私にとっての破滅の因子は、支配者のみではなく、たとえば破滅的な政策を支持する一般人も含みます。その他、自滅的行動をとらせる価値観も含みます。今回は支配者と、それを支持する一般人を指しているつもりです。

Re:Re:Re:人間のオプティミズム
雑草Z
>私の緑の革命に対する評価は、「緑の革命が無かったほうが、人類の解決すべき問題が、より小さく済んだ技術革新である。」

私も全く同じ考え方です。私の緑の革命に対する評価を的確に表現して頂いた感じです。有難う御座います。

>技術革新は、現代社会では問題の先送りと、解決の困難化のためにしか使われていない

これまた、現代の技術革新の本質を突いてますね。私が現代偽っ術に抱いていた懐疑、ネガティブな評価をズバリ表現して下さっていますね。
この事を主題に記事を書きたいとずっと考えていました。guyver1092さんのこの主張を、結論として、描いてみようと思います。感謝致します。

>私にとっての破滅の因子は、支配者のみではなく、たとえば破滅的な政策を支持する一般人も含みます。その他、自滅的行動をとらせる価値観も含みます。

了解です。その方がより広範囲に用いることが出来ますね!

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2014-07-23 00:11
フォルト・ツリー解析[FTA=Fault Tree Analysis ]は、システムに起こり得る事故や故障の発生確率を求める場合に使われる確率論的手法です。 システムにおけるある事故の原因を、システム各部における部分的故障のシナリオの因果関係が分かるようにフォルトツリーと言う樹形図で表し、その部分のシナリオ毎の確率を求め、最上位にある事故(解析したい事故)が起こる確率を計算する手法です。
特に大きなリスクを抱えた原子力の事故発生を確率論的に評価しようと・・・と言うよりも、事故発生の確率を過小評価する為に・・使われて来た手法です。原発推進派にとってはシビアアクシデントは起こり得ないと主張する為の画期的な手法であったようです。試しにネットで検索してみると、3.11以降の現在でさえも、色々なところの原発のFTAを見付けることが出来ます。
その最初の代表例が、1975年にアメリカ原子力規制委員会[Nuclear Regulatory Commission]から公表された原子炉安全性の研究報告書 [通称 ラムッセン報告]です。
フォルトツリーの各部分におけるシナリオ毎の故障の確率は、これまでの経験や実験で値を決めています。
そして、ラムッセン報告によれば、炉心溶融事故の起こる確率は、2万炉年に一度とされ、大規模事故の確率は、原子炉1基当たり10億年に1回で、それはヤンキースタジアムで野球観戦中に頭上に隕石が落ちて来て死ぬ確率よりも小さいから現実には心配の必要が無いとされました。(「ヤンキースタジアムで野球観戦中に頭上に隕石が落ちて来て死ぬ確率」と言う表現自体曖昧で、確率を問えないものです。・・・例えば、それは野球観戦者の中の特定の一人の事か、観戦者全員のうちの誰かか、1回の試合か、ヤンキースタジアムの歴史を通してか・・・など様々な厳密な仮定を変えれば、100万倍以上のオーダーで確率が違ってくるでしょう。・・・でもそんな事まで議論していては、この解析の酷い問題点には迫れませんから、無視します。)兎も角、こんな馬鹿げた稚拙な研究を拠り所に原発推進派は原発の安全を主張し、その功績によりラムッセンはエンリコ・フェルミ賞と言う賞も受賞したのです。

日本でも、この手法で原発が安全だという根拠とされて来たのですから、開いた口が塞がりません。・・・こんなどうしようもない詭弁で安全神話が作られて来たのです。原子力推進の為の御用科学は、インチキペテンのオンパレードですが、このラムッセン報告のフォルト・ツリー解析も、明らかに間違った手法である事は簡単に指摘できます。
実際、1979年には、憂慮する科学者同盟[The Union of Concerned Scientists]等によって批判や反論が為されたそうです。
そして直ぐにアメリカではスリーマイル島の原発事故が起こりました。その後チェルノブイリ、福島の原発事故も起こりました。1基あたり10億年に1回と言うのだから、多めに見積もって世界の原発が500基だとしても、200万年で1回しか起こらない筈の大規模事故が、実際は50年ほどの間に3回も(福島第一原発でシビアアクシデントを起こした原子炉は3基ですから、3回と数えるべきです。そうすると計5回も)起こっているのです。このような事故は稀現象であり、ポアソン分布に従いますから、連続で起こる事もあり得るのですが、それでも200万年に1回の確率の事故が50年で5回、ほぼ10年に1回の割合で起きているのですから、現実の事故発生状況から考えただけでもラムッセン報告が間違っていたと考えられます。
しかし、現実に起こる以前に、ラムッセン報告に限らず、多くの原発でのフォルト・ツリー解析は数学的に完全に間違った方法です。これはその計算方法を見れば一目瞭然です。
炉心溶融などの重大事故は、いくつもの部品や安全装置が同時に故障する場合に起こると仮定して、炉心溶融事故のフォルトツリーの各部の事故の確率を掛け合わせているのです。簡単に言えば、部分的に10年に1度の故障が9つ同時に、1000年に1度の故障なら3つ同時に起る確率は、掛け算で10億年に1度と計算されます。(実際には、その故障が起こっている時間・・修復されるまでの時間も考慮し、故障している時間が全て重なった場合に事故が発生すると考えるのでしょう・・・)

これは確率論の基本を知らない恥ずかし過ぎる理論です。
各々の故障する確率を掛け合わせるのは、その各々の事象が独立の場合です。例えば3つのさいころを投げてそれぞれが1の目の出る確率は1/6ずつで、それぞれのさいころを投げた結果出る目は、互いに影響されないと考えられるので、3つのさいころの出る目は独立と言えるのです。この場合、3つとも1の目の出る勝率は、1/6を3回掛けて1/216 と言えます。
それに対し、例えば、ある棚に入っている全部で5つのガラスのコップが、壊れる・・割れるという事故は独立ではありません。
例えば話を簡単にする為に、何らかのミスか事故、災害などによって、一つのコップが割れる確率が平均1年に1回とします。ある棚に入っている全部で5個のコップを全て同時に(同じ日に)割る確率は、それぞれのガラスコップが割れる事象が独立ならば、1/365の5乗(.・・・これだけでも10億年に1回以下の確率となります。・・・)になりますが、現実の世界に置いて、同じ棚の中のコップが割れるという事象が独立とは考えられないでしょう。同じ棚の中にあれば、一つのコップを倒して割ってしまったときに、他のコップに当たって、他のコップも一緒に割るかも知れません。人が棚にぶつかって、全部一度に落として割って仕舞う場合もあるでしょう。同じ地震で一度に全部割れてしまう事故も普通に考えられるでしょう。・・・即ち、同じ棚に置いてあるコップが割れるという事象は独立では無いのです。こんな事は、小学生でも簡単に理解出来る事でしょう。
 炉心溶融事故のフォルトツリーの場合も、同じ棚の中のコップと同様に考えて良いでしょう。同じ原子炉建屋内で、若しくは同じ敷地内での部品や装置の事故が、独立でしか起こらないと考えるほうが無理があります。一つの装置の故障が他の装置、部品の損傷の原因になる可能性は否定出来ません。トラブルが連鎖的に起こる例はいくらでも考えられます。例えば一つの部品が爆発したら、他の部品も破壊される可能性は何も起こらなかった場合よりも遥かに高くなるでしょう。地震や津波が発生すれば、それぞれの装置や部品が故障したり破損したりする確率は一斉に高くなるでしょう。地震や津波が原因で、沢山の装置が同時多発的にトラブルを起こす可能性を考えない方がおかしいでしょう。つまり、同じ建屋内、敷地内の装置、部品の事故は、独立ではなく従属関係にあります。そこには積の法則を当てはめてはいけないのです。積の法則を使うのは愚の骨頂です。こんな事を平気で主張する原発推進派は、やはり無茶苦茶なごり押し団体と言うべきでしょう。

因みに、スリーマイル島と、チェルノブイリの原発事故は、同じ発電所内の人為的ミスが独立でない事=連鎖した事 の実例であり、福島第一原発事故は、地震や津波によって、同じ発電所内の装置や部品の事故は従属的に起こることに加えて、先の二つの原発事故同様に人為的ミスの従属性によるものでしょう。実際に炉心溶融などのシビアアクシデントが発生する以前に、原子炉事故のフォルトツリーの部分的アクシデントが、それぞれ独立でない事は、自明の理でしょう。


参考文献
 開発リスクの政治経済学 第2章 開発の環境リスク  
安部竜一郎 著   文眞堂 発行 (論文集)2013年10月発行
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【2014/07/23 00:11】 | Economic Fascism トラックバック(0) |

東日本大震災
guyver1092
 震災後、日本の原発事故の確率は、500炉年に一回と発表したのを覚えていますが、これを引っ込めてまたぞろ非現実的な数値を主張しているのですか。次の原発事故が起きた場合、福島ほどの幸運がまたあると考えているとしたら異常ですね。なぜ選挙では、日本人はこのような異常者ばかりを選ぶのでしょうか。

原発事故の確率
雑草Z
>震災後、日本の原発事故の確率は、500炉年に一回と発表したのを覚えていますが、

これは、日本の全ての原発の総稼働年を実際の深刻事故(=メルトダウン)発生数(福島第一で3基)で割って、出した数値なので、ラムッセン報告よりも遥かに意味のある数値だと思います。
【日本の原発シビアアクシデントの確率】2011-11-05
に書きましたが、日本の総原発数を考えると20年足らずの間に一度の割合で起こるという、非常に怖すぎる値です。

>これを引っ込めてまたぞろ非現実的な数値を主張しているのですか。

すみません。誤解を受けるような書き方でした。ラムッセン報告以降、日本でもフォルトツリーによる間違った方法で、深刻事故の確率を非常に低く見積もったと言う事です。
3.11以降に見積もったという事では無く、フォルトツリーの誤用によって非常に低く見積もった事故の確率の試算が、HP等にまだ残っているものがあったという事です。

しかし、10億年に1回が、500年に1回に修正されるって酷過ぎる話です。200万倍に修正されたという事です。全くインチキだったって事ですね。

Re:原発事故の確率
guyver1092
 事故確率を200万倍に修正したのにもかかわらず、このような試算をしたものに何の咎めもないのは、無責任ですね。
 原発再稼働について、原子力規制委員会も、総理も責任を取らないと明言し、立地県の知事は、国や原子力規制委員会が責任をとるから再稼働するなどと言い放つのも、このような先例があるからなのでしょうね。

Re:原発事故の確率
雑草Z
 原子炉1基当たり10億年に1回というのは、さすがに信じなかったとしても(堂々とプロパガンダされていたので、そんなことを信じていた人々もいたことでしょう。)3.11以前、原発事故の確率はかなり低く、自分が生きている間、若しくは自分が現役(の政治家、経営者)の間は申告事故が起こることはまずないだろうとたかをくくっていた輩が多かったでしょう。しかし、3.11以降は、原発再稼働の責任をとるとは言えなくなったのでしょう。・・そんなら再稼働を推進すべきではないですすね。無責任です。実際、現在日本では原発は一機も動いてなくても足りているのですから。

再稼働しなくても、日本の原発は密度が高すぎて、抱えきれないような負の遺産です。

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2014-07-17 00:00
『開墾』は大げさですが、庭の荒れ地・・・おそらく何年か前・・・5年前か10年前か・・・・は花壇のように花や木が植えられていた場所・・・現在は雑草や雑木が生い茂った場所・・・を「開墾」して畑にしました。庭の東側と西側の2ヶ所、それぞれ、一坪程(3畳くらいかも知れません)の小さな土地です。雑草を抜き、土を掘って石ころや木や草の根っこを取り去りました。ススキの根と大きな石や瓦のかけらがなかなかしぶとかったし、以前に切った木の根っこが地中に残っていたり、コンクリートの塊を取り去るのに一苦労でした。・・・石ころや地中の根っこは十分には取り切れないのでまだまだ地中に残っているでしょう。・・・そして、鶏糞や牛糞を撒き、米糠や油粕を入れました。
たった一坪×2くらいの土地を2日がかりで・・・と言ってもそれぞれ午後2,3時間ずつ・・の作業でしたが、まあ面白いし遣り甲斐もありました。

開墾西1

  西側の荒れ地  ↑開墾前     ↓開墾後

開墾西2

↓ これだけの石ころや瓦、コンクリートを掘り出しました。↓
開墾西3

東側の土地   ↓開墾途中(開墾前に写撮りませんでした)
開墾東1


そして、今年やっと種を購入出来て、ポットに植えて育てた食用ホオズキの苗を植えました。
後日、みずほニューメロンと言う固定種のメロン(・・「ニュー」と言うネーミングはかなり昔に付けたようで、古い品種だと思います。)の種も蒔きました。食用ホオズキも、メロンも、全て野口のタネに売っているような種採りの出来る固定種です。

東側の土地   ↓開墾後
 食用ホオズキを定植した後
開墾東2


食用ほおずき定植後↓ 
  土に混ざった白い粉は、酒蔵で働いている方から頂いたぼかし肥料
  ・・・米糠を酒酵母で発酵させて作ったぼかし肥料だそうです。
開墾鬼灯


この作業は5月の上旬の事です。あれから2ヵ月ほど経って、食用ホオズキも大きく育ち(直ぐに枯れてしまったものや枝が大きくなって折れてしまったものもあります。)雑草も生い茂り、草取りも追いつきません。その様子は時間があればまたアップします。

人間はこのような「開拓作業」が好きなのかも知れません。でも、やり過はよくありません。これからの日本では、せいぜい耕作放棄地を開墾(・・・耕作放棄地なので「開墾」と言う言葉は不適切かも知れませんが・・・)するくらいがいいでしょう。それから、ゴルフ場や工場跡地など、人間が破壊してしまった自然の跡地を「開墾」して農地にするのもいいでしょう。新たに山や森を開墾する時代ではないでしょう。


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【2014/07/17 00:00】 | 作物、畑 トラックバック(0) |

開コン
東京珈琲
土いじりは楽しいですよね。幼い頃にやった泥遊びの延長のような感覚です。
新たに森を開墾するのは無駄ですね。それよりコンクリートで固められた使っていないような所を『開コン』したら良いと思います。土は死んでいるでしょうが、数年経てば使えるようになるでしょう。ゴルフ場は農薬が気になりますね。ゴルフクラブ振るんなら鍬を振れば良いのにとは思います。
ホオズキ、楽しみですね。もう実はなっているのでしょうか。ニューメロンも気になります。
今住んでいる所に小さい畑があって雑草ぼうぼうなので近いうちに耕してなにか植えたいと思っています。

Re:開コン
雑草Z
   東京珈琲さんなら、この手の記事にコメント下さると思っていました。

>土いじりは楽しいですよね。幼い頃にやった泥遊びの延長のような感覚です。

 始めから「開墾する」と言う目的があると、最初は億劫ですが、一端始めれば、日が暮れるまで続けられますね。終わってみるとなかなかの重労働だった事に気が付きます。

>コンクリートで固められた使っていないような所を『開コン』

上手い表現ですね。どんどん使いましょう。実際には「開アスファルト」のほうが多いかも知れませんが、象徴的に「開コン」がいい言い回しですね。

>ゴルフクラブ振るんなら鍬を振れば良い

全くです。生態系の事を考えずにゴルフをやるような輩にはなりたくないものです。

コンクリートで覆われて「死んだ土地」は、農薬で「死んだ土地」よりは蘇りが速いでしょうね。

>ホオズキ、楽しみですね。もう実はなっているのでしょうか。

はい、緑色の袋が沢山なっています。だんだんクリーム色になってカサカサと乾燥した状態になると、中の実もミニトマト大のきれいなオレンジ色になり、収穫出来るとの事です。
最初の収穫は8月には出来るでしょうか?
今度また記事としてアップ致します。その時はまた宜しく。


開コン
でなしNo.146
「開コン」

この響きが、私には少し前まで流行っていた「街コン」を思い出させました。

街起こしで耕作放棄地で作物(農地)と出会いを作る。なんて企画があっても良いと思います。

というか、街でお酒を飲むより、さまざまな面が見えていいのでは?と思いました。

・・・話があらぬ方向へ脱線してすみませんでした。

さて、現在、耕作放棄地を蘇らせるというプロジェクトも大学が進めていたり、農業の6次産業化として農業体験などに取り組んでいる農家も本当に少しつづですが、増えております。

知り合いの中には、若い農家の跡継ぎの方が積極的に6次産業化を進めたいがノウハウがないので困っているという相談があったと聞きますから、農家側の潜在的なニーズはあると思っています。

バブルの頃は、ゴルフの会員権が売れていましたが、今後は耕作地の農作権&収穫権が売れるような世の中になれば良いなと思いました。
(食料不足が露見すれば最初の頃は飛ぶように売れるでしょう。その後は略奪が横行して売れなくなるでしょうけど。)

やり方によっては、無理じゃない気がしています。

他にもニートとか軽い精神疾患の人の社会復帰&治療にも良いと思いますし。

Re:開コン
雑草Z
なるほど、同じ掛け言葉でも、でなしNo.146 さんのほんの「開コン」は「開拓コンパ」ですね。面白い発想ですし、これから需要が出来るかも知れません。・・と言うか、やれば流行るでしょうね。それも、第6次産業になるんでしょうかね?(6次産業と言う言葉は初めて聞きました。第4次、第5次産業ってあるんでしたか??)

 そう言えば、似たような企画は既にあります。以前、有機農業研究会のたねとりくらぶのつどい に参加したとき、「農こん」と言うのをやっていると聞きました。「街コン」よりも良さげですね。ネットで調べたら「濃こんツアー」と言うのも各地でやっているようです。脱サラして農業をやる人が増えてくるのはいい傾向です。就農者の高齢化が問題になっていますが、そろそろ農業就業者の若返りが始まるのではないでしょうか?
国はそれに対して変な支援はしなくてよいからTPP不参加とか、遺伝子組み換え作物の禁止だとか、日本の農業を滅ぼすような真似をしないで欲しいですね。それから、大規模農家にだけ有利になるような農政も止めて欲しいですね。有機無農薬は小農のほうが多いですしね。政府はアメリカの農業を真似るのは良くないことが分からないのでしょうか?? 

第六次産業化。。。
でなしNo.146
実は、この単語は役人が作った造語です。

今だと、二次産業と三次産業を掛け合わせたもの、というなんとも広義な言葉となっております。
(広義すぎて何を定義しているのか、多少不明瞭なところがあります。)

言葉としては農水大臣が発した言葉で、農業の加工~流通までを取り仕切ったり、ブランド化も含む言葉です。

第4次、第5次産業についても。。。これも得ないの知れない定義がされているようですので、一度お調べしてみることをオススメします笑

Re:第六次産業化。。。
雑草Z
なるほど、第6次産業は、こじつけた言葉で正式な用語では無いのですね?
 
オススメに従って、調べましたところ

第4次産業とは:
>ソフトウエア産業とか、情報通信産業、技術開発など、物質やエネルギーなどの大量消費を伴わない産業。マスコミや芸能界なども含まれる

とのことで、以前に聞いたり目にしたりした記憶があります。割とまともな感じがしますが、第3次産業との区別がはっきりしませんね。マスコミや芸能界は第3次産業に区分されていたと思います。

第五次産業の定義は無理があっていい加減ぽいですね。
第4次以降、次数が進むに従って、変な分類になって来ますね。お遊びの領域でしょうね。


食べられるもの
天地 はるな
こんばんわ。
庭があるって羨ましい。
うちも、ほんのちょっとですが、食べられる植物を育てています。
バジル、パセリ、ネギ、それに、枇杷に葡萄にムカゴ。
雑草と喧嘩しながら、いえ、共存しながら元気にしています。

仙台が「杜の都」と言われたわけは、昔、城主が、飢きんに備えて、庭に果実の実る木を植えるようにと言ったからとか。

戦争で焼けた後、今のような植栽になったのですが、
今の世でも必要ですよね。

Re:食べられるもの
雑草Z
    天地 はるな さま

 かなりお久し振りのコメント有難う御座います。大変嬉しく思います。

 やっぱり「花より団子」ですね。・・・をちょっと残念に思いつつも、庭に咲いている花を抜いて食べられる植物を植えているのですが、1年野菜は手入れも大変なので、毎年収穫出来る木を植えたいと思っています。そんな折、天地はるなさんが、抜かれようとしていたブドウを貰って来て植えたりとなさっていた事を丁度思い出していたところです。
 枇杷は種を植えたのでしょうか?

「ムカゴ」って何だか判らなかったんで、ネットで調べてみたら、里山で良く目にしていたような感じです。食べられるのですね!?

>雑草と喧嘩しながら、いえ、共存しながら元気にしています。

っていい表現です。とっても素敵な表現です。私の家の庭では、いつの間にか雑草が蔓延ってしまいます。

これからも宜しくお願い致します。


イタドリも
天地 はるな
もうひとつ、忘れていました、イタドリも植えています。
ごめんよ、イタドリ・・・。
枇杷は、ゴミを減らすために、埋めたら出てきました。
その時は、カボチャの種も埋めたので、カボチャもとれました。
ムカゴは、庭が狭いので、フェンスの伝って生えるのを利用しようと、空き地で見つけて植えています。
どこに行っても、
「これ食べられる、あれも・・・」とすぐ見つけます。
サバイバル婆さんです(^-^)

Re:イタドリも
雑草Z
    天地 はるなさん

 またまた追加コメント有難う御座います。
「イタドリ」もよく分からなかったので調べてみると 「すかんぽ」の事ですね。子供の頃茎を折って舐めると酸っぱかった記憶があります。・・・でもそれは「スイバ」でしょうか?
はるなさんは、イタドリをどのようにしてお召し上がりになるのでしょうか?

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2014-07-11 00:01
――――前回の記事の続編です。――――

3 税負担配分変更
 古くは財政再建のため、同時に消費税で得た税収は福祉に使うと言って導入された消費税。「福祉を充実させる」との名目で行われた消費税の5%への増税。「日本の1000兆円の借金を返すため」「デフレから脱却するため」との理由で行われた今回の8%への消費税増税。これらの【『税制改革』の結果をグラフにしたもの】があります。
 消費税導入、消費税増税のしばらくのちに法人税が減税になっているのがわかります。今回も、法人税減税は決定されていますね。導入、増税に際していろいろお題目を問えていますが、これらは文字通りお題目で、真実の目的は税の負担割合を企業に軽く、大衆に重くすることであるのが結果から導き出されます。
真実、これらのお題目を実現するつもりがあるのであれば、法人税も併せて増税する必要があるでしょう。
資本主義の延命には、企業の取り分を増やすのではなく、家計の取り分こそ増やさなければならないのですが・・・



4 人件費抑制政策
 支配者は、近年の経済成長低下による収益の悪化の対策として、【労働者への分け前を減らす政策】を年々強化しています。
 導入さえできればしめたもので、後は省による政令のみで残業代ゼロの労働者を大量に作るつもりのようです。

また、以下のような記事も見つけました。

<配偶者控除見直しを提言 政府税調、女性の社会進出に向け >
2014/6/11 20:41
 政府の税制調査会は11日、専業主婦らがいる世帯の所得税を軽くする配偶者控除について、女性の社会進出に向けて見直すよう提言をまとめた。税の 分野だけでなく、社会保険制度の改正や企業の賃金制度の見直し、保育所の整備も必要だと指摘した。今月下旬に決定する成長戦略に反映する。
  配偶者控除は専業主婦や一定の収入にとどまる主婦の世帯を対象に減税している。見直し案として、妻の年収がいくらであっても世帯の控除額が変わらないよう な仕組みを検討する。政府は女性の社会進出を促す税や社会保障制度の見直しを検討する組織を経済財政諮問会議につくる方針だ。
 11日の税制調査会では生活必需品の消費税率を低く抑える軽減税率についても議論した。ほとんどの委員が制度の導入自体に反対した。軽減税率は自民、公明両党が消費税率10%時に導入できるよう制度設計の議論を始めている。
 いろいろな理由を述べていますが、目的は人件費抑制のみでしょう。過去には、人件費抑制の結果、【業績向上の数値】が出たようです。
 しかし、率というのが曲者で、企業収益が悪化すると労働分配率が上昇するようです。
給料:賃金アップを阻む「労働分配率論」のまやかし

 上記のページの「逆相関する労働分配率と人件費の伸び率」の2012年4月以後では、それまで、逆相関の関係だった労働分配率と人件費の伸び率が、分配率が低下したにもかかわらず、人件費が減っていますね。
 これらの人件費抑制政策の延長を予測してみましょう。簡単です。即ち、人件費がゼロになるまで人件費は削られ続けます。奴隷制ともいいますが。
なぜか日本人は、資本主義を維持するためには自分達が犠牲になる必要があると感じているようです。
また、リストラと称して、正社員を派遣社員等、非正規労働者に置き換え、更に雇用する人数を減らすことも始まってから長くなりました。
「労働契約法」に反対しよう!~労働分配率が低下すれば・・・
 上記のページでも紹介されていますが、このままの傾向が続けば労働者が奴隷になるのもそう遠くはないように感じます。


まとめ・・・・・

さて、支配者たちは何を考えているのでしょうか。まず、原子力については、会計基準で原子力のマイナス面は他人負担となっているので、経済的な理由で推進していると考えられます。少子化対策についても、経済成長をして儲けるためには、人口が増え続ける必要があるので、やはり、経済的理由でしょう。税負担配分変更、人件費抑制政策についても、直接に会計に影響するので経済的理由でしょう。
これらの政策による弊害もいろいろ取りざたされているようですが、反省する気配もなく、さらに強力に推進する様子がうかがえます。
これらの政策は、個々に見ると経済的な理由であると説明を付けることはできるでしょうが、全体を文明崩壊という基準で評価してみるとどうなるでしょうか。過去の文明崩壊の過程では、等しく、下層階級から貧困により衰えてゆき、やがては上層階級にも及んでいきました。税負担配分、人件費抑制政がとられているということは、明らかにこの過程に入ったということでしょう。
人は、石油を飲む、又は電気を充電して命をつなぐことはできません。少子化対策を行い、これが成功した場合、食料をどうするつもりでしょうか。無限に増え続ける人口を養う農地を、有限の地球の表面積から工面することは不可能です。原子力発電のごみは捨てられません。捨てれば必ず人の世界に逆流します。
支配者の行動から、彼らの目的を推測すれば、人々を貧困に貶め、地球の養える人口以上に人口を強制的に増やし、捨てられないごみの管理を強制するという結論になります。
私には彼らの目的が、文明の破壊と消去であるとの疑問がどうしても消せません。
皆さんはどうでしょうか。


――――以上、ここの常連であるHN guyver1092さんに執筆して頂いた記事を二回に分割して掲載掲載致しました。――――
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【2014/07/11 00:01】 | Economic Fascism トラックバック(0) |

3 税負担配分変更
雑草Z
消費税率のアップは、

>「福祉を充実させる」

は単なるお題目で、実際はおっしゃるように、税負担配分変更ですね。つまり(大企業の)法人税を減らして、一般庶民からの税負担を増やすことになりますね。消費税は公平な税負担のように言う人が沢山いますが、累進課税を止めて、金持ちの税率を減らすことにも繋がりますね。資本家に極端に有利な国家を作り上げたいようです。

Re:税負担配分変更
guyver1092
 そうですね。少しずつ着実に奴隷制に向かっていますね。国民をだます嘘はいつも同じで、「経済成長に必要」です。経済成長は、ほとんどの国民にとって害毒になっていますが、気がついている者は、ほんの一握りのようですね。

Re:Re:税負担配分変更
雑草Z
>「経済成長に必要」

の中味、本質を知るべきですね。「投資家、金融業に必要」資本家がより儲ける為に必要」と言う酷い目的で、その行きつく先は破局、文明崩壊です。


>経済成長は、ほとんどの国民にとって害毒になっていますが、気がついている者は、ほんの一握りのようですね。

目先の景気に釣られてるだけですね。それだけ国民も余裕が無いというか、考えていないと言うか・・。

破局に向かってひた走っています。

Re:Re:Re:税負担配分変更
guyver1092
 水野和夫氏によると、現在、中間層にとって資本主義を維持するメリットは無くなっているそうですが、ほとんどの人がそれに気がついていないようです。だからこそ異次元の・・・というフレーズにころっとだまされたのでしょうね。
 だまされた結果は、資本主義の余命の減少という対価を払わされているのでしょう。生命を養える太陽エネルギーの固定装置を損なわないうちに資本主義が破たんすれば、長い目で見れば人類の為かも知れませんが。

4 人件費抑制政策
雑草Z
日本に限った事ではありませんが、
人件費抑制政策は、今や世界の流れですね。日本では一時期は、人件費が上がって国民総中流などと言っていたのですが、21世紀に入ると一気に格差社会に突入しましたね。
3 税負担配分変更 とも関連がありますが、資本家に有利な社会を構築しているとしか思えませんね。

>このままの傾向が続けば労働者が奴隷になるのもそう遠くはないように感じます。

も、ブラックジョークでは済まされそうにありません。単に金持ちの強欲に過ぎないのですが、様々な屁理屈をつけて、・・トリクルダウンセオリーなどその典型ですね・・・格差社会を助長していますね。強欲な利己主義が社会を崩壊させていると言えましょうか?



先送り体質。
でなしNo.146
政府のやっていることを見ると文明の破壊・消去を目的としているように見えるのは私も同じです。

やっぱり、おかしい、と思うわけです。

ただ、なんでそんなことしているのか?と考えると、やはり「先送り」という姿勢が見えてきてしまうのです。

延命治療と言うか、それが逆にあるべき姿とのギャップを大きくして魔法が解けた時のダメージを大きくするような気がしてならないのですが。。。

今回の増税についても、自民党の票田である経団連には良い顔をし、企業群を生かして日本経済を死なないようにしつつ、国民から徴税した消費税で破綻してる年金になんとかお金を充て、うまくまわっているように見せる。

年金の政府発表の「100年安心プラン」という試算表があるのですが、ネーミングからふざけていると思うのはボクだけではないはずです。(だってすでに試算が大幅に狂っているんですから。)

前の記事のコメントにも書かせていただいたのですが、先送りされてワリを喰うのは若者ですね。

先人達よりも厳しい環境を生きねばいけない若者こそ、選挙に行ったり、将来のことを考えないといけないと思いました。

Re:4 人件費抑制政策
guyver1092
 水野氏の最近の主張にもありますが、資本主義の資本の自己増殖が不可能になりつつある現在日本で、資本家の強欲を満足させるためには、利益の付け替えをしないことには不可能だからこその奴隷制指向なのでしょうね。これは、資本主義をろうそくに例えれば、残りのロウを強制的に燃やしていることですので、資本主義の終焉を早める結果になるでしょう。
 ちなみに、資本主義の延命薬は、資本主義に制限を加えることだそうで、現在日本では、もっとも資本主義に反対の立場の共産党が政権をとれば、資本主義が最も長生きするということになるのでしょうか。

Re:先送り体質
guyver1092
 続けてのコメントありがとうございます。支配者たちは延命のつもりがあるのかどうかは分かりませんが、彼らの対策は、かえって資本主義の寿命を縮めているように感じます。
 一番被害を受けるのは、確かに若い世代ですね。教育によって、嘘を教え、気がつかないようにしているのは明白な気がしますが。

Re:Re:4 人件費抑制政策
雑草Z
    guyver1092さん  のお返事が、
大変面白くて、逆説的に理に適っていたので、思わず、
「なるほど!」とつぶやきました。
それは、

>もっとも資本主義に反対の立場の共産党が政権をとれば、資本主義が最も長生きするということになるのでしょうか。

確かにその通りだと感心致しました。

>資本主義の延命薬は、資本主義に制限を加えること

ですからね。そう考えると、強欲な資本家達は、現在オウン・ゴールを決めているという事になりそうですね。
財政支出など、アベノミクスの3本の矢のような付け焼き刃の対策は、みんなそうでしょう。原発再稼働もそこに含まれそうですね。...でもそれらの先の見通しが甘過ぎる(若しくは見通していない)対策は、資本主義の終焉を早めるというよりも、文明崩壊を早めている状態ですね。資本主義の終焉の先は無く、終わっていた・・・では本当にブラックです。

ジンバブエ
guyver1092
 以前にも書きましたが、ジンバブエのハイパーインフレは、国内の農業生産が健全であったおかげで自然に収束したそうですが、日本でアベノミクスのオウンゴールで経済危機になったとしたらシャレにならない事態になる気がしますね。致命傷にならないうちに化けの皮が剥がれたらよいのですが。

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2014-07-03 00:01
支配者の価値判断基準への消せない疑問1

――――久し振りの更新となりますが、今回から2回連続、ここの常連であるHN guyver1092さんに、執筆して頂いた記事を掲載致します。一つの記事を二つに分割して掲載する形となります。――――

現在の政府の政策は、私の価値判断基準では根本的な矛盾を含むものがほとんどと感じます。原子力政策、少子化対策、景気対策としての税負担配分、人件費抑制政策です。

1 原子力政策
 私の判断では、原子力は文明を支えるエネルギーにはなりえませんが、支配者たちは原子力をベースロード電源と呼び、現代文明の基礎を支える存在と位置づけています。私が原子力には文明を支える能力がないと考える理由は、原子力のエネルギー産出比は1以下であると考えられるからです。
 支配者たちの変なところはまだあり、福島事故で東京電力の40年分の利益を一瞬にして失ったにもかかわらず、いまだ原子力発電の再開に意欲を燃やしていることです。過去の事故、たとえば、関越自動車道バス事故では、運転手の連続運転距離の規制強化を行い、また、熊野沖のフェリーありあけ転覆事故では、積み荷の固定の基準を見直されました。結果としては、フェリー転覆はいまだ起きていませんが、高速バス事故は起きました。運転手に対する健康診断に問題がある可能性が指摘されています。
 原発事故被害額はいろいろ試算されていますが、【震災3年 原発事故の損害額11兆円超に】によると11兆円を超えたそうです。



 原子力発電所の保安基準を厳しくして、原発再稼働を目論んでいますが、高速バスのように規制の網の外の原因による原発事故が起きてしまった場合、どう責任を取るつもりなのでしょうか。下記のページの最悪の試算では457.8兆円との結果が出ています。
東日本大震災と福島原発事故の被害額について


事故が起きれば特需が発生するので、大歓迎とでも考えているのでしょうか。



2 少子化対策
 もう20年も対策を実施しているそうですが、合計特殊出生率からすると役に立っていないと言えるのではないでしょうか。
「国はどこまで本気ですか?」・・・少子化危機を突破する政策


また、企業にとって妊婦を雇うということは負担になると見えて、【マタニティハラスメント】という行為を行い、少子化策に熱心なようです。

 ちなみに私の考えている少子化の根本原因は、国民が貧乏になりつつあることであると考えています。子供を育てるには収入が少なすぎると感じて、妊娠を抑えているのでしょう。実際、野生動物の世界では、食料が少ないと子供を捨てたりするそうです。人間の社会でも、経済のうまくいっていない国では、子供を捨てるものが多くいて、ストリートチルドレンという社会問題になっているようです。
話を元に戻しますが、政府は育児休業制度の整備、傷病児の看護休暇制度の普及促進、保育所の充実などの子育て支援や、乳幼児や妊婦への保健サービスの強化を進めていますが、前記の対策は国民の収入額には直接繋がらず、一方で行う、国民への給付額減少政策による収入減を補う役には立っていないのでしょう。
以前読んだことのある小説で、「巨大な組織は、右手のしている事を左手は知らない。」との記述があり、印象に残っていたのですが、日本の少子化対策は、まさしくこれでしょうね。右手の努力を、左手が一生懸命邪魔をしていると言えるでしょう。


【支配者の価値判断基準への消せない疑問2】へ続く
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【2014/07/03 00:01】 | Economic Fascism トラックバック(0) |

目先
雑草Z
先ずは 1原発政策  から

原発は、廃炉を決めた時点で不良債権化しますし、関連産業の仕事が消えます。(実際は既に不良債権なのですが、会計上は廃炉を決定した時点で「財産」から「不良債権」に変わるわけです・・・guyver1092さんのおっしゃるところの「会計学の不良部分」ですね・・)ただ、それだけの理由で、原発を延命して、大事故を起こし、手に負えない放射性廃棄物を貯め込んだのですから、政府、電力会社は大馬鹿者です。目先の利益の為に日本を存亡の危機に晒しているのです。
現在の政治家も官僚も、そのような財界の「目先の利益」を優先し、長期的、大局的見方の出来ない愚者ばかりが蔓延っているのだと思います。


支配からの脱却
団塊親爺の遺言
 私は今の社会に安心感は持てません
何故なら今の社会は昔から支配者の欲望の餌に・・
原発問題や環境政策はここで述べられる事には納得です

少子化問題は今の母親たちは子供たちの安全な食べ物は
何処に在るのか右往左往しています 産れたての子供たちは 
本能的に食べません今の野菜は体に良いのか 農薬剤で造られた
野菜は本当に体に良いのでしょうか 見かけだけの・・社会
子供が健全に育つかどうか・・不安が付き纏う社会

私は今 無農薬の菜っ葉野菜をプランターで造り 根元で
千切ると又、暫らくすると再生します 何度も食べられます
病害虫も全く付きません 天然粉と土の自然の仕組に感動~

私たちは健全な食べ物さえ在れば生きて行けます
しかし今のスーパーに並ぶ食べ物は不健全なものばかり・・
自然界で健全に育つ食べ物こそ食べて 健康の源なのです
お隣のペットの亀も我が家の野菜類を喜んで食べています

疑いを持たない人たちは今の野菜類は危険と云う事に無関心
癌や病に懸かり 薬剤治療に懸かり苦しむ 知人や身内たち・・
私は煙草も酒も飲むが・・未だに徹夜の仕事もこなすのです
自分の仕事を安売りしないで 後何年生きられるか・・?
判らないが 自分の見た真実は世に広めたい



Re:目先
guyver1092
 人類社会を測る尺度の一つが会計ですが、現在の人類の会計法は、エントロピーの法則から見て異常ですね。
 おっしゃるように、原発はエントロピー的に破綻は明白で、金銭的にも本文に書いたとおり、破綻しているにもかかわらず、会計法上は廃炉を決めない限り資産になるのですからね。
 最近、会計法をエントロピーの法則に即して組直せば、文明崩壊を防げるのではという思いが強くなってきています。ほとんどの人には、理解されないとは感じますが。

Re:支配からの脱却
guyver1092
 現代社会を縛る見えない網は、巧妙に人類を破滅へ導いているように感じます。食べ物一つとっても、ほとんどの植物が一代雑種で、さらにはトレーター技術、ターミネーターテクノロジーと、生命の摂理から反する物ばかりが作られ、世界を席巻しています。狂った会計法を真理と定めている限り、文明崩壊は避けられないと感じています。

Re:Re:目先
雑草Z
>会計法をエントロピーの法則に即して組直せば、文明崩壊を防げるのではという思いが強くなってきています。

guyver1092さんらしい独創的なご提案ですね。
「会計法をエントロピーの法則に即して組直す」と言う事は、奇抜ながら非常に理性的、合理的な方法に感じます。・・・と、言いつつ具体的には考えが及びません。
是非「エントロピー会計学」を書いて下さい。


愚策
雑草Z
 次に 2 少子化対策  についてですが

 ここの記事にもかいてきましたが、私は少子化対策は愚策だと考えています。
 もともと日本の少子化問題は年金政策の失敗(・・後の世代に払わせると言う事で、年金の積み立てを浪費してしまった事の問題のすり替え)から騒がれ始めました。
 適正人口の規模を論じずに、人口が減る事だけを問題にする方法論から間違っています。
更に日本の人口は江戸時代に安定しています。その時に定常状態になったと考えることが出来ます。明治維新以降の人口の増加は、科学技術の勝利ではなく、ドーピングでしょう。食料輸入の増加は言うに及ばす、土地の生産性の増加も石油等によるドーピングでしょう。少子化は自然の流れであるし、人口が増える事のほうが脅威です。少子化に歯止めをかけるのは世紀の愚策です。

廃炉路線に舵を切れない理由
でなしNo.146
私も原発は全廃するべきだと思っています。

廃炉まで考えたコストは発電方法では一番高いですし,放射性物質の管理を半永久的にやる必要を考えると,お金という視点以外でも,膨大な時間が必要になります。

これは次の世代に先送りされる負の遺産と言って良いでしょう。

私が考えるに,廃炉決定をしない理由は雑草さまがおっしゃるように不良債権化の問題で,付け加えるならば電力会社へ貸し付けを行っている銀行がコゲ付いて、資産価値がふっ飛ぶことを政府関係者は恐れているのだと思います。
(つまり、銀行の破綻などの経済混乱)

こう考えれば、廃炉にした方が良いとわかっているけど、それをやらない現状が説明できると思うのです。

東電は生かさず殺さず。むしろ生かしたいのは銀行群だったという感じですね。

バブル後の公的資金注入のお話が思い出されます。

Re:Re:Re:目先
guyver1092
 まず間違いを訂正させてください。会計法は国の会計のみの法律のようです。企業の会計の法律はWikipediaによると、「企業会計原則を中心として、論点ごとにまとめられた多数の文書(代表的なものを下記に列挙)により構成されており、慣習法として商法第1条2項、会社法や金融商品取引法により、法体系の一環を成す規範である。」とあり、慣習法であって、単一の法律ではないようです。
 この会計基準は、税法と一体となって、拡大再生産をするように、社会の仕組みを人間の欲望を利用して拘束していると考えています。個々の文書すべてについて作るのは私には不可能ですが、拡大再生産を否定する理念なら作れるかもしれません。会計基準についていろいろ調べる必要もあり、気長に待っていただかなければならないとは思いますが、やってみることにします。

Re:愚策
guyver1092
 本文にも書いたように少子化対策は失敗しているのですが、失敗しているからこそ、問題がより困難にならずに済んでいると考えています。年金政策を失敗したのは知っていましたが、これをごまかすためとは知りませんでした。情報ありがとうございます。
 日本の適正人口を考えることは、非常に重要ですね。おっしゃるように、枯渇性資源である石油の力を借りた食料供給能力を基に、日本の適正人口を論じるのは非常に危険です。枯渇性資源を使わずに日本がどれだけの人口を養えるかの計算をした人はいるのでしょうか。文明を維持するには、一定の森林が必要ですので、現代の、一人当たり使用面積を考えれば、江戸時代プラスアルファという人口が妥当という気がします。

Re:廃炉路線に舵を切れない理由
guyver1092
 お久しぶりです。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDF0100K_R01C13A0EB1000/

 廃炉に舵をきれない理由が会計的なものであるのは、上記の記事で証明できますね。資源の消費から考えれば、なるべく早く廃炉にすることが最も合理的であるにもかかわらず、人間同士の約束である会計基準から考えると、原発は廃炉にしないのが最も合理的であるようです。人間の都合で物理法則とか、物質の物理量がいくらでも変わるのなら、今の会計基準でもよいでしょうが、物理法則も、物理量も人間の都合では変わってくれません。
 この愚かな拘束具を何とかしない限り、文明崩壊は確実ですね。

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