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2011-06-29 00:01
過ちに気付いたら出来るだけ早く方向転換するのが道理
        
原子力は人類には制御し切れない、踏み込んではならない領域でした。原子爆弾の脅威、愚かさは殆どの人が同意するところですが、原子力発電の脅威には異を唱える人も多く、逆に平和利用と言う文句に騙されて、多くの人々によって推進されてきました。アメリカのアイゼンハワー大統領のAtoms for peace[原子力の平和利用]なんて言葉に引っかかって(または引っかかった振りをして)平和の為の大きなエネルギーとして推進されてきたのです。原子力爆弾も原子力発電も、所詮同じ原子力です。原発は、原爆の材料のプルトニウムを提供して来たという歴然とした事実があります。原爆よりも原発のほうが酷い部分もかなりあります。【原爆よりたちの悪い原発の部分】。
原発は、その導入時から間違っていました。核の平和利用は所詮大きな幻想でした。日本でも、野心家の中曽根康弘や正力松太郎が導入しようとしたとき、止めようとした人々もいましたが、押し切られて見切り発車されて仕舞いました。そして、正力松太郎の読売新聞社で、夢のエネルギーとしてプロパガンダされて多くの人が幻想を膨らませてきました。現在反原発の第一人者と目されている京都大学原子炉実験所の小出裕章氏でさえ、最初は原子力に夢を持ち、研究に足を踏み入れました。しかし1970年頃のまだ学生時代に原発の実体を知って、反原発に転じます。国産資源と期待された人形峠のウラン鉱も採算割れで閉山した後の1970年代は、原発の故障が続き、原発立地計画は例外なく反対運動に見舞われて、原発訴訟も次々に起こりました。使用済み核燃料の再処理が難しい事からこの頃から既に「トイレの無いマンション」とも言われ、この時期にはもう原発は、リスクは非常に大きく、メリットは極めて少ない事は、多くの人が気付き始めています。しかし、田中角栄首相によって、電源三法と言うとんでもない法律が成立させられ、原発は推進され続けます。
 そして、1986年にチェルノブイリの原発事故が起こります。これによって、ヨーロッパでは、多くの国が脱原発の道を歩み始め、イタリアなどは国民投票で原発廃止を決めています。この時既に原発は費用対効果もEPRも破綻しているかも知れない事に多くの国の人々もも気がついたのではないでしょうか?その後、新規の原発建設は中止される国が増えました。アメリカもその一つの国です。「我が国はソ連ほど馬鹿ではない」・・・と、能天気に原発の増設を続けた国は日本くらいでしょう。日本は原発を無条件で推進する政治家や官僚だらけの情けない国になってしまっていたのです。マスコミや地方自治体、学者達が原発産業に取り込まれていなければ、理性で考えれば、この時脱原発を決める事が出来たでしょう。しかし日本は、脱原発に舵を切るどころか、利権を共にする人々の原子力村がどんどん強固になって、暴走を始めます。
・・その後世界の原子力推進派は、斜陽の原発産業を立て直す為に、二酸化炭素温暖化説を引っ張り出して来ます。・・・これによってまた原発推進派が強くなってきます。(原発のほうが遥かに地球温暖化に寄与している筈ですが・・)特に環境問題に関心の薄かったフランスなどは、ここぞとばかり二酸化炭素温暖化説に乗っかって、「環境問題を強く考える国」に脱皮しますが、その本当の理由は、利権の為に、原発を推進したいだけでしたでしょう。
 この狂ったフランスと日本の共通点は、共に中央集権で官僚の権限が非常に強い国家だと言う事です。どちらも原子力村の最低最悪の住人は官僚達と言えましょう。【原子力を巡る世界の動き、米独は開発取りやめ、日仏は推進、なぜか。官僚主導の弊害では?
その後、高速増殖炉もんじゅの事故や核燃料サイクルの実質的破綻の発覚だとか、発送電分離案だとか、脱原発の方向に向かう風向きになる度に、原子力村の連中に邪魔され、誤魔化され、潰されて、強引に原子力推進政策が続いてきました。この段階で、原発は単なる利権構造で動いている事は明らかだった筈です。多くの人が原発は割に合わない最悪の発電システムである事に気付いていた筈です。この段階で、まともに日本の事を考えたなら、脱原発しか無かった筈です。その理性的結論は20世紀末には出ていた筈です。止め時だった筈です。
 しかし結局日本は、国内で大事故が起こるまで、脱原発は出来ませんでした。【大事故までやめない積もりでせうか?】で予測した通りです。何と情けない事でしょう。この期に及んでも脱原発出来なかったら、日本は麻薬患者の末期症状のように、放射能や経済的な理由など様々な理由で原発によって滅んでしまうでしょう。原発事故は、経済成長の限界によって起こるべくして起きたカタストロフィーのはじまりであったと言う事になりましょうか?
 今回の福島原発の事故を受けて、原発廃止に舵を切った多くの国は、今回の福島原発事故はあくまでもきっかけでしょう。もう既に原発にはメリットなどなく、非常に深刻な負の面しかない事を知っていたからでしょう。
もう理性的な結論は脱原発しかあり得ません。ここまで原子力村の連中のエゴに押し切られてきましたが、彼らがどんな言い訳をしようとも、彼らが絶対安全だと言い続けた原発は、彼らが敢えて想定さえもしなかった大事故を起こしてしまったのです。これだけ大きな取り返しのつかない事を引き起こした彼等は失敗を認めて、敗北宣言すべきところです。それなのにこの期に及んでも原発推進するのは、悪魔に魂を売ったとしか言いようがありません。もう彼等の言う事に従っていては、日本は破滅するしかありません。今現在、原子力村は、そんなに強固では無くなっている筈です。ここが止め時、正念場です。原発撤廃以外に日本が生き残る道はありません。

参考文献
 小出裕章著 原発のウソ  
原発安楽死のすすめ 槌田敦著
週刊東洋経済2011 6/11号  特集『原子力 暴走する国策エネルギー』
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【2011/06/29 00:01】 | 原子力 トラックバック(0) |


アルテミス
こんにちわ^^
東電の株主総会でことごとく反原発が否決されていましたがとても残念なニュースです。

放射線の教義の中には、もっともらしい決まりや法律、人命尊重用語が綴られていますが、今回の震災でわかったことは
その規則を作った連中は、規則を守るのではなく、規則に収まるようにいとも簡単に、書き換えるということです。

事故前は、海外から日本に入ってくる食品の放射性物質の検査は厳重でした。ひとたび事故が起きてしまったら、本来あるべき人命尊重はせず、如何に見かけ上の安全を呼びかけるかに注力し、WHO基準の食品、水、の汚染許容量まで緩和する始末です。

馬鹿とはさみは使いようとはいいますが、原子力の力を享受するのであれば、利己的な人ではなく小出助教のような方が上に立たないといけません。勿論小出さんのような方が上に立ったら原子力の選択はなかったことだろうと思います。

利権構造に沢山の市民が気付き無駄な税金を使わせるのをやめさせないと、この国は月日が経つにつれ衰退していきます

Re:
雑草Z
    アルテミスさん

 株主総会で脱原発を提案する為に東電など電力会社の株主になる人はいますが、単に投資目的で株主になる人は、原発などの意識も高くは無いでしょうね。実際には、原発は割に合いませんから、民間企業だけで原発をやる事は、企業の自殺行為にも通じると思いますけどね。株式を100%減資して、損害賠償に充てるべきですね。株式を守る必要など無いし、東電も潰れて然るべきでしょう。

>規則に収まるようにいとも簡単に、書き換えるということです。

年間20mSvにしたのも、福島県の3大都市、福島市、郡山市、いわき市などの人口を避難させたくなかったからでしょうね。他の中通り、浜通りの市町村も含めて避難させるとなると、100万人を超えますから、東電の損害賠償もますます大きくなるし、政府も厄介だったのでしょう。・・・政府のやっている事は滅茶苦茶です。日本の官僚は本当に無能で非常に悪質である事を確認しました。

>利権構造に沢山の市民が気付き無駄な税金を使わせるのをやめさせないと、この国は月日が経つにつれ衰退していきます

そうですね。大きな衰退は急激に始まって、大きな犠牲が出てもなかなか止められないでしょう。・・・環境カタストロフィーです。

原発も薬剤も・・
団塊親爺の遺言
今の社会の風潮も 同じ様な・・

原発事故で見えた事は 初めての事で確たる終息の
方法が見えない事 予定は立てているものの予定と
現実の恐ろしさに近寄れない 楽観視は出来ません
原発事故の現場で作業する人たちには頭が下がります

これらを推進して来た関係者は高齢で後何年も生きない
何とか立つ鳥跡を濁さずであの世に持って行って欲しいものです

今の高齢者たちも病の時には大量の薬を飲まされ食事も
満足に出来ない人体実験の様です顔色から生気が失せている・・
私の義兄は糖尿病というのに医者にも行かず薬も
飲まずに10年以上食べたいものや好きな酒を呑み続け
ています 薬を飲んでいたら既に死んでたろうな・・
本人の感想ですが・・薬を飲んだら 長生きするのか?
飲まなければ 短命なのか? 考えさせられます

例えば樹木医や園芸関係の資格試験には薬剤ばかり・・
薬剤を使うから自然に病気が蔓延しているのに・・

世の中の仕組みや組織・法律が全て 
企業の利益の自己誘導に成り下がっている実体
農業・漁業や自然にどれだけダメージを与えれば判るのか? 
私は今 薬剤不要の害虫対策を
勧めていますが理解者が少しづつ増えて来ました

原発事故も自然破壊も薬剤の人体実験も・・
自然の中で私たちは抵抗力や免疫を持ってこそ
健康に生活が出来るのですから・・

今の子供たちに残すものは豊かな自然です
今の大人たちは一体何をしようとしているか・・


サバきち
訪問ありがとうございます。
サバきちと申します。

原発事故から結構立つのに…
原発で働いている人に本当に頭が下がります…
自然を残してほしいですね。

Re:原発も薬剤も・・
雑草Z
    団塊親爺の遺言さん

 原発も薬剤も、巨大ダムも三面張りも、エコ替えもエコポイントも、みんな経済優先の利権構造ですね。

>今の大人たちは一体何をしようとしているか・・

経済成長主義に洗脳されて、開発や工業化を目指し、結局自然も地域社会も破壊していますね。

>原発事故で見えた事は 初めての事で確たる終息の方法が見えない事

チェルノブイリ事故が起きた時も、日本はそんな事故は起こさない、ソ連と違って、日本は優秀だ・・・などと散々言っておいて、酷いざまですね。馬鹿にしていた旧ソ連の対策の足元にも及びません。謙虚にソ連に学ばなかった原発推進派の人々は、これ以上原発を推進する権利は無いでしょう。それどころか、今回の事故でさえ隠そうとしたばかりか、いまだに情報を隠蔽したり、嘘の情報を流したり、彼等は非常に高レベルな廃棄物・・じゃなく犯罪者に等しいでしょう。

そんな中、団塊親爺の遺言さんのおっしゃるように、
原発事故の現場で作業する人たちには頭が下がりますね。推進派は、先ずは事故が一端収束するまでは、事故現場で作業する覚悟が無いのなら、推進してはいけないでしょう。被曝労働はあってはならないと思いますが、推進する輩が被曝労働する覚悟がないなら、身勝手この上ありません。最低の屑ですね。

>何とか立つ鳥跡を濁さずであの世に持って行って欲しいものです

もう十分に跡を汚しました。汚しまくってあの世・・地獄に落ちるのでしょうか?

>今の子供たちに残すものは豊かな自然です

その通りだと思います。下手に開発をして破壊された自然を残すくらいなら、手を付けずに残して欲しいものです。


 



雑草Z
    サバきちさん

>訪問ありがとうございます。

との事ですが、あんまり記憶にありませんでした。最近Anthonyさんとこにコメントする方ですね。そちらは訪問と言うよりちらりと覗いて見ただけです。
あなたのコメント内容はマナーもいいものですし、内容も悪くありませんが、失礼ながら、団塊親爺の遺言さんのコメントの一部の受け売りのような、記事をまともに読んでいないようなコメントは要りません。今のところそちらにもコメントする気はありません。悪しからず。


暴走
guyver1092
原子力村の暴走は、文明の暴走の前兆もしくは文明の暴走そのものという気がします。ここで止められなければ、文明崩壊まで一直線ではないかと考えています。
人々に変な幻想を抱かせる自然エネルギー信仰は、原発推進の為の最悪の信仰と考えます。崩壊させないためには、人々にエネルギー算出比と文明を支えるエネルギーの条件を理解してもらう必要が有りますね。


サバきち
すみません。

本当に申し訳ございませんでした。

Re:
雑草Z
    サバきちさん

 マナーのいいコメント戴いたのに、突き放す言い方で失礼しました。お互い関心がないコメントのやり取りはあまり意味かなと思いましたもので、悪しからず。

Re:暴走
雑草Z
    guyver1092さん

 私も同じように感じておりましたところです。
現代文明は崩壊に向かって暴走しておりますが、その象徴、最悪の例が原子力邑の暴走ですね。
 他の利権構造も同じような構造をしていますが、原子力邑のやっていることは、地球の環境、社会を破壊して、自分達の首を絞めている事は明白です。気がつかない筈がないのに、こんな愚行を続けるのは、まさに悪魔に魂を売ったとしか思えません。文明崩壊の引き金を引いてしまったと言えるでしょう。
これから、カタストロフィー的崩壊を始めないようにするには、途方もなく大きな代償を払い続けなければなりません。

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2011-06-23 00:02
 福島の深刻な原発震災が起こって以来、脱原発運動が盛り上がっています。新聞やテレビは無視を決め込もうとしてか、あまり報道されませんが、脱原発運動は大きな広がりを見せています。それに対して、原発を存続させようとする勢力によって「原発が無ければエネルギーが不足し、日本経済が駄目になる・・」と言った大合唱がなされています。「原発を停止したら電力が不足して深刻な状況に陥る、日本の経済は破綻するぞ」・・という脅し・・原発推進派の常套手段・・が至る所で行われています。そして決まり文句は「原発廃止を主張するなら代替案を出せ!」です。
原発事故が発生して2~3ヶ月経って、原発が無くても十分に電力を賄える事が、色々な雑誌、サイト等で暴露されるようになりました。リンクサイト<環境問題を考える>では、震災から一月も経たずに、【ホームページ管理者から】(2011/04/07)で、「東電の電力供給実績~原子力発電所が全て止まっても夏は乗り切れる」と説明しています。(ちなみに、ここの管理者の近藤邦明氏は、東電の数々の情報隠蔽や嘘の発表にもかかわらず、既に3月14日の時点で、福島原発のメルトダウンを見破っています。)

+  +++    +++++      +++  +

 ・・・前置きが長くなってしまいました。ここで論じたい事は、原発が無くても,現在の電力需要が十分に賄える・・・と言う事ではありません。そんなことではなくて、今は原発の代替エネルギーを議論している場合ではない・・・と言う事です。・・元々石油の代替になり得なかった原子力に代替案を出す必要が無い事は今回の事故のずっと以前に【原発に代替案は必要か?】で、説明した通りです。「代替案が無いなら当分原発を続けるしかない」と言う主張は破綻しています。
「原発が駄目なら、他の代替エネルギーを早急に開発しなければならない」・・・と言う議論も経済成長洗脳です。閉じた系である地球では、太陽起源の自然エネルギー(若しくは、地熱起源のエネルギー)を使わない限り、エネルギー資源の一方的な消費であり、エネルギー資源は早晩枯渇してしまいます。【代替エネルギーの条件】で論じた通りです。(太陽起源のエネルギーと地熱起源のエネルギーは、人類の歴史に比して半永久です。)しかし、その為にレアアース等の他の資源を浪費するとすれば持続不可能とは言えません。つまり、これからエネルギー需要が増えると言う経済成長主義者達の見込みに従って、どんどんエネルギーを開発して、エネルギー消費を拡大して行ったら、パーキンソンの法則通り、エネルギー需要も増えるでしょうが、閉鎖系で有限の地球では、その需要を満たす供給を続ける事は不可能です。それどころか、現在のエネルギー消費レベルを維持するだけでも、エネルギーは近々・・どんなに遅くとも今世紀中には・・破綻するでしょう。ここ数十年の間にエネルギーのフローが異常に大きくなって、『暴発』レベルになった現在、先ずやるべきは、エネルギーの消費レベルを桁違いに下げる事です。(「戻すこと」とも言えましょう。)つまり、原発を全廃しても、消費削減は全く不十分と言う事です。他の発電方式だけでなく、様々なエネルギー消費をもっともっと抑えるべきです。不要な仕事は極力減らす事、及び、必要な仕事も、極端に投入エネルギーを減らして行うのです。これからの科学技術は、大量消費、大量生産の為のメガ技術ではなくて、必要最小限の生産量を出来るだけ外部からのエネルギーの投入無しに行う事方向に進むべきなのです。・・・進むしかないのです


現代の先進国と呼ばれている国、特に日本のような国は、エネルギー供給、食料事情、(エネルギー以外の)物質的資源の供給と経済は密接に絡み合っています。
エネルギーも食料も経済も相互に強い従属関係があると言うことです。
だから日本では、エネルギーが破綻すれば、連鎖的に食糧不足、経済破局も起こるでしょう。それも近い将来です。(遅くとも21世紀中でしょう。)
これらの危機の中で,一番深刻な問題は何でしょう?・・考えるまでもなく勿論食料不足です。食べるものが無ければ、エネルギーや工業資源があっても生きていけません。・・・しかし、現在日本は、その状態に近づいていると言えましょう。今回の原発震災で更にぐっと近づきました。日本の低過ぎる食料自給率も更に減ったでしょう。これから先ずっと、日本の食料輸入の安定供給が続く筈がありません。今食料輸入が止まったら、深刻な食糧不足が起こります。だから、エネルギー問題や工業資源の問題よりも優先して食料問題に取り組む必要があります。その場合大切なことは、エネルギーが不足しても、経済がおかしくなっても、食料は何とか不足しないで済むように出来る事です。つまり、食料とエネルギー、経済との密接な従属関係を断ち切る事が大切です。具体的には石油漬けの農業からの脱却、フードマイレッジの大幅な縮小が必要です。つまり、小地域毎の自給的循環農業へ移行するのです。グローバル化の反対方向・・・「ローカル化」と、外部からの投入エネルギーを減らす事・・「脱石油化」です。
・・・しかし、今回、そうやって、食料を確保するにあたって大きな問題が発生してしまいました。放射能です。今回の福島原発事故により、放射能は日本の広い地域にばら撒かれました。日本の農業生産の要である東北地方の福島県やその周りの地域で、農作物からは、暫定基準値を超える放射能が次々と検出されています。その範囲は広がりをみせ、東日本の各地の農作物や海産物から続々と、通常の何倍、(何百倍、何千倍)もの放射能が検出されています。風評ではなく、事実です。これから廃炉になる原発からも使用済み核燃料などが漏れ出すでしょう。
 これから、世界の食料が不足し、日本に入って来なくなれば、ちょっと多めに放射能が入っている食べものも食べざるを得なくなるでしょう。子供に食べさせないように、ある程度の大人はみんな多少の放射性物質入りの食料は率先して食べなければならないでしょう。原発推進派の官僚や東電の役員、政治家、学者達には、誰よりも率先してより高濃度の放射性物質入り食料を毎日食べ続けてから(一度や2度のパフォーマンスなら誰でも出来ます。)安全宣言して欲しいものです。

 さて、もう一つ、エネルギー代替問題よりも深刻な問題を上げます。それは廃棄物の問題です。震災が起こる以前から、廃棄物の問題はマスコミで取り上げられている以上に深刻でした。石油化学製品など、自然に分解しない人工物質の氾濫は、世界中をゴミ溜めにしました。工業製品から使用後の廃棄物へのワンウエイは、将来的な資源の枯渇を確定的なものにしているだけではなく、腐らないゴミの氾濫をも確定的にしたのです。廃棄物の問題は、今や資源不足の問題と同等かそれ以上に深刻なのです。
廃棄物の問題を解決するためには、物質の循環が必要です。廃棄物を、分別回収して、分解、溶融してもう一度工業的にリサイクルするには、外部からの多大なエネルギーの投入が必要です。だから、そうではなくて、手間が掛からないリサイクルが必要です。外部エネルギーの投入無しに、分解、分別出来る、若しくは自ら分解して自然(土、水)に戻る・・・と言う循環が必要です。言い換えれば、自然の循環に組み込まれる廃棄物しか出さない、自然を循環しない廃棄物を出す生産はしないと言う事です。その為には、その土地で出たゴミはその土地で処分する「ローカル化」と石油化学製品は出来るだけ使わない「脱石油化」が必要でしょう。
さて、ここでも大きな問題が生じています。東日本大震災による津波や地震で崩壊した建物などの、がれきの問題です。持って行き場所が見つからなくて、処分方法も色々検討されていますが解決策はなかなか見つかりません。今まで首都圏などの処分しきれなかったゴミ類を受け入れさせられていた東北地方の3県に、処理し切れない大量のがれきが出てしまったのです。大量のがれきで、大津波からの復興が大きく妨げられています。更に福島原発周辺の広い地域は、がれきに大量の放射能まで検出されて、移動も焼却処分も困難な状態です。
それらのがれきの処分の為には、人海戦術が有効ですが、外部エネルギーの投入も必要です。つまり、エネルギー消費を抑えなければならないのに、当分の間はエネルギーを大量に使わなければなりません。その主力エネルギーは勿論石油です。原子力は殆ど無力です。原発が出した放射能の除染には有効な方法はありませんが、やるにしても人力以外は殆ど石油でやるしかないのです。石油の枯渇以降は、放射性廃棄物の処理も困難を極める事でしょう。

以上、今回挙げた2つの問題・・・食糧問題と廃棄物問題は、全く違う問題のようですが、解決方法はかなり共通点があり,同時に解決する事も可能でしょう。
 つまり、ローカル化と脱石油化・・・自然の循環に即した社会に大転換する事で解決可能なのです。(人口が多過ぎる・・・と言うシビアな問題が横たわっていますが、人口も、徐々に減らすしかありません。・・・間に合うか?・・という問いに対しては、今のところ厳しいと答えるしかありません。)
ここで、一応断って置きますが、脱原発化・・と言わなかったのは、原発は石油に従属したものだからです。脱原発化は言うまでもありません。

+  +++    +++++      +++  +

以上のように今現在、原発のエネルギー代替問題を論じている場合ではありません。原発に代替案は必要ないのです。負担の大きなお荷物である原発は無ければそれに超した事は無いのです。(・・それでも廃炉作業から延々と半永久的に続く後始末の作業を代々子孫に受け継いでいかなければなりません。・・・何と憂鬱な事でしょう!・・・)代替論争をしている間に滅びたのでは洒落になりません。だからさっさと原発は撤廃して、エネルギー消費をもっともっと縮小する社会を築かなければならないのです。脱原発は歴史的必然、理性的結論です。原発は当然の如く撤廃し、福島原発事故以前から山積されていたシビアな問題--食料問題や廃棄物の問題--に取り組む時期です。
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【2011/06/23 00:02】 | 原子力 トラックバック(0) |

しょうもない話
上々
余命わずかな首相が何を狂ったか、自然エネルギー買取の法案だけは通したいと言っているそうで。
(再生エネルギーなんて言わないでね。決して再生はできませんので。前に太陽光発電だけで操業する太陽光パネル製造工場の例をコメントに書きましたけど、その意味を良く考えて貰いたいものです)
おそらくもう政権維持は難しいからせめてこの法案だけは通して後世に名声を残したいと思っているんでしょうが、後世に汚名だけが残ることになりそうです。
どうせたちの悪い取り巻きに吹き込まれたんでしょうが、ヨーロッパで全量買い取りをやった国は破綻しているようです。そこまでは情報が入っていないか、口を閉ざしているか。

今後は残っている化石燃料(石油・石炭・天然ガス)を上手く使いながら徐々にスローダウンしていくしかないんですが、その貴重な燃料を無駄遣いしてほしくないものです。

なお、石油漬け農業というとハウスの加温やトラクター燃料を想像されるでしょうが、化学肥料自体がエネルギーなしには維持できないものです。それを忘れないでください。

Re:しょうもない話
雑草Z
上々さん、お久し振りのコメント有難う御座います。
原発の代替案は必要ないのに、(原発を止める事が立派な代替案です・・・)代替案を出したばっかりに、愚策を出してしまうのでしょうね。

>おそらくもう政権維持は難しいからせめてこの法案だけは通して後世に名声を残したいと思っているんでしょうが、

それなら、浜岡に次いで他の原発も次々に止めて、直接原発撤廃を掲げればいいのですけどね。・・・それだったら解散総選挙をしても、また政権に返り咲く事が出来るかも知れません。彼に残された一発逆転の方策ではないでしょうか?世論は脱原発に確実に動いています。

>今後は残っている化石燃料(石油・石炭・天然ガス)を上手く使いながら徐々にスローダウンしていくしかないんですが、その貴重な燃料を無駄遣いしてほしくないものです。

全くおっしゃる通りです。管さんは理系出身で原発に詳しいことを自慢していましたが、この期に及んでもかなり原発には疎いようですし、理系的な冷徹な考え方が出来ないようです。

>化学肥料自体がエネルギーなしには維持できないものです。

これは上々さんが前々から御指摘のポイントですね。現在すぐに化学肥料から撤退したら、食料不足なるでしょうから、降り方が難しいですね。しかし、石油の枯渇を見込んで早くから準備すべきですね。人口も工業も経済活動も、全てパーキンソンの法則よろしく肥大し過ぎました。それをこれから、持続可能な方向に縮小していく事は、やはり制御が困難でしょうか?・・でもやるしか道はないでしょう。


アルテミス
<今回挙げた2つの問題・・・食糧問題と廃棄物問題は、全く違う問題のようですが、解決方法はかなり共通点があり,同時に解決する事も可能でしょう。

度々おじゃま致します。
まったくもって共感致します。雑草さんのブログはいぜんから拝見しておりましたが、考えがかなりシンクロしてます。近いものが多いです面白いですね。

廃棄物と農業に共通することは、土でしょう化学肥料や廃棄物で汚染された土をよみがえらせることが、日本にとって第一優先課題かもしれません。税金を払っていても、その税金で給料を貰っている役人や政治家が非常時に役に立たないことは今回の震災で明白なものとなりました。

役人とは庶民にとって役に立たない人達を指す。なーんて広辞苑にでも乗ると面白いのですが…
何のための国家で何のための税金か?一人でも多くの国民が気付き力を合わせて問いかけることによって、世の中は変わると信じたいです。数では庶民の方が勝っていますから。

>考えがかなりシンクロしてます。
雑草Z
    アルテミスさん

>近いものが多いです面白いですね。

それは嬉しい事です。上にコメントを戴いている上々さんもそうですが、有限な地球の事を考えると理性で考えれば似たような結論になるのでしょう。私も上々さんもアルテミスさんも、原発推進派と違って、まともな理性があると言う事でしょう(笑)

>化学肥料や廃棄物で汚染された土をよみがえらせることが、日本にとって第一優先課題かもしれません。

そうですね。土の中の生態系をしっかりすれば化学肥料や農薬も過剰に投入する必要は無くなるでしょうね。・・・ただ、放射能はかなり厄介だと思います。・・槌田敦さんや藤村靖之さんは、放射能はしっかり測定可能で、除去方法も色々ある・・・とは言ってますが、難しいと感じております。

>役人とは庶民にとって役に立たない人達を指す。なーんて広辞苑にでも乗ると面白いのですが…

 役人も色々いますから一概に批判は出来ませんが、官僚をはじめ、ここまでどうしようもない輩だとは思いませんでした。

>役人とは庶民にとって役に立たない人達を指す。なーんて広辞苑にでも乗ると面白い

彼らの役立たず振りをこれでもかとばかり繰り返し見せつけられると、ブラックジョークの域を出て、本当にそうすべきかと思えてきますね。(笑)

 これからもどしどしコメント戴ければ嬉しく思います。常連になって戴ければ幸いです。
アルテミスさんは、どの辺りににお住まいでしょうか?



アルテミス
雑草様
こんにちは^^
記事は結構読ませていただいてます。そういう意味でほぼ常連です、コメントは躊躇していたのですがたまに書かせて頂きますね^^

因みに私は静岡県の山間部在住です。富士山や他の山々が壁になってくれていますが、茶葉からセシウムが検出されて予断の許さない地域です。たぶん3/15に飛散したセシウムだと思いますけれど、そうだとすれば関東圏はもっと酷い飛散量だったと感じます。政府は既存メディアを通して数値を公表しませんが、それらを裏付けるデータは充分すぎるくらいでてますし・・・。

放射性物質が降り注いだことにより、不動産の価値が下がった方はかなりの数に上ると思います。一人一人が全員で東電を提訴すれば、東電はつぶれるくらいの賠償責任を負うことになると思いますが、そういう都合の悪い記事やニュースは、今のご時世あまり出てきませんね。

「環境問題を考える」
上々
近藤邦明さんの「環境問題を考える」でも非常に判り易いいわゆる自然エネルギーの批判的解説をされていますが、特に今日の記事はなぜ自然エネルギー(太陽・風力)が使い物にならないかを適切に解説されており理解しやすいものになっています。ご一読ください。

それにしても、バカばっかりじゃないだろうに、一番悪いのは判っていても何もしようとしない科学者たちじゃなかろうか。
欧米の科学者は自分の専門外であっても明白な科学的間違いには声を上げる人がいるような気がしますが日本ではまず何もしない。結局何か意見を言っている人はだいたい商売絡みの人ばかりと言うことになっています。

>一人一人が全員で東電を提訴
雑草Z
    アルテミスさん

>放射性物質が降り注いだことにより、不動産の価値が下がった方はかなりの数に上ると思います。

そうですね。あまり話題に登りませんが、福島県では二足三文になってしまった土地も多いでしょうね。売ろうとしても買い手がつかないでしょう。・・その意味でも、東電は賠償して然るべきですね・・・賠償し切れるものではないですし、原状復帰は無理ですが・・・東電は潰すべきだと思います。

>コメントは躊躇していたのですがたまに書かせて頂きますね^^

是非宜しくお願い致します。3.11以降は、当然原発の記事が中心ですが、ここのサイトのテーマはあくまで脱成長です。 テーマとは別ですが、アルテミスさんは、蕪の花の写真の記事[2011.06.05]にコメント下さったのが最初かと記憶していますが、植物や農業が好きな方かと思いました。(農家の方でしょうか?)また植物や御漬物のお話も教えて下さい。
これからも宜しくお願い致します。

>「環境問題を考える」
雑草Z
    上々さん

>特に今日の記事はなぜ自然エネルギー(太陽・風力)が使い物にならないかを適切に解説されており理解しやすいものになっています

その記事はまだ読んでいなかったので読ませて戴きました。彼の著書「温暖化は憂うべくことだろうか」に書いてある説明よりもわかり易く、本質がよく見えるご説明でした。EPRの定量的な事を一人で推定するのはよほど本質を知っているエンジニアで無ければ無理だと感じるところです。私の記事はこの辺りは近藤邦明氏の著書等を参考に受け売りさせて戴いています。

>バカばっかりじゃないだろうに、一番悪いのは判っていても何もしようとしない科学者たち

私もそう思う部分もありますが、3.11以降、かなりなバカばっかりだとも感じています。事故に対するあの体たらくは、チェルノブイリにも遥かに劣ります。・・馬鹿だからこそ、原子力邑であの地位まで登り詰めたのかも知れません。賢くて良心のある人は、決して原子力邑では登って行けないでしょう。
 ・・・私は今は、一番悪いと感じているのは、「はじめに推進ありき」で国家権力を使って利権になびいてきた官僚かと考えています。

 原子力邑に属さない反原発派の中に、原子力により詳しい人がいて、いい対策法も提案しているのに、原子力邑の無能な方々が、対策に手をこまねいている・・・と言うのが現状でしょう。兎も角この期に及んでも推進派と言うだけで、愚の極みかと思います。 

科学者の限界
上々
原子力邑も太陽光邑も温暖化邑も同様でしょうが、その中に居る科学者たちはそれにすべての利権(自分たちの研究費や生活費も含め)依存しているためにまともな科学的批判精神が消え失せてしまいます。
そのためにもはまりきっていない近い関係の科学者が批判をすべきなんですが、今の科学は専門性が強すぎて少し分野が違うだけでも批判が難しくなっています。

しかし、日本の場合はそれ以上に科学的思考能力を失っているというのが明らかな場合にもあえてそれを批判するのは避けると言う雰囲気があるような気がします。
今こそすべての科学が正常に作動するためにもおかしなことをしている他者の批判ということを忘れてはいけないのですが。

Re:科学者の限界
雑草Z
>その中に居る科学者たちはそれにすべての利権(自分たちの研究費や生活費も含め)依存しているためにまともな科学的批判精神が消え失せてしまいます。

 科学者たちも科学者として優れているわけではなく、科学者としての良心を失って、太鼓持ちがうまい方々が出世しています。これは科学者だけでなく、官僚や電力会社の技術系の社員などにも言えることでしょうね。
 原子力邑の人達は、酷いとは思っていましたが、今回の対応を見ると本当に酷い状態ですね。素人の対応と差別化がありません。その一方、原子力邑の人々とCO2温暖化邑の方々は、専門外の方が発言すると「何もわからない素人の癖に黙っていろ」という態度をとります。槌田敦さんや近藤邦明さんに対する態度などまさにそれです。しかし、実際は原子力邑やCO2温暖化邑の方々は、はじめに結論ありきで、その結論をどうやって強化するかしか考えていないので、もはや科学ではなくカルトの部類です。
 原子力安全・保安院は向学心の無い素人団体ですし、原子力安全委員会は斑目のような出鱈目御用学者の巣窟です。

>今こそすべての科学が正常に作動するためにもおかしなことをしている他者の批判ということを忘れてはいけない

そうですね。今声を上げない科学者は、最低だと思います。

原子力邑のメンバーとCO2温暖化村の方々は結構オーバーラップしてますね。新たに出来上がりつつある 太陽光邑や風力村も、重複メンバーが多く参加しています。

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2011-06-17 00:02
~ただの馬鹿か?洗脳された人々か?詐欺師か?それとも確信犯か?~    
日本では、東北大地震による福島原発の事故が起こるまでは、原発に関する数々の虚構で塗り固められ飾られたプロパガンダを信じる人が沢山いたようです。原発震災以前に、原発に関する政府や電力会社のプロパガンダは全くの虚構で、殆ど利権構造で動かされている事を知っていたのは、原発のことをよく調べていた反原発派の人々や、虚構のプロパガンダを推し進めていた張本人自身である官僚や電力会社の一部の人々だけだったかも知れません。原発震災が起こった後でさえも、大手新聞社やテレビなどのマスコミは原発の本当の姿はあまり報道していません。
一方書物やネット上ではその虚構性がかなり以前から暴かれていて、原発事故を機に、そのような書物も沢山売れ始め、(ベストセラーにもなっています。)そのようなサイトもアクセス数も一気に増え、原発の酷い実態を知る人がどんどん増えてきました。多くの人々が、その虚構に気付いたのです。
しかし一方、相変わらず原発の基本的な事も知らずに、原発を擁護、推進する人も後を絶ちません。(確実に減っては来ています。)ライフサイクルでの費用対効果やエネルギー産出比[EPR]も考慮せずに、いまだに「原発は燃料が安くて安定した発電方法」、「原発が無くなったら日本は生きていけない」・・・などとのたまう輩がいるのには呆れるばかりです。「石油は枯渇するから原発が必要だ」とか、「再処理すれば、燃料をリサイクル出来る」だとか、挙げ句の果てに、「高速増殖炉では、消費した以上の燃料を産み出す事が出来る」だとか、・・確かに間違いとは言えない部分もありますが、それらの現状は、全くメリットと呼べる状態ではありません。それなのに未だにそんな内容で原発を推進し、反原発派を攻撃する輩が後を絶ちません。
今や、原発のメリットを主張する推進派は、馬鹿丸出しに見えます。・・・もともとメリットなど存在しない原発は、それ以外に原発を推進する正当な理由が見つかりませんから、従来の詐欺的なまやかしのプロパガンダにしがみつくしかないのです。
・・・原発推進派は、原発産業が斜陽になってきたそ1980年代の後半に、二酸化炭素地球温暖化説で一気に盛り返したように、そろそろ、新しい詐欺手法を練っているのでしょうか?

原発が「安全だ」なんて言う輩は流石にもういないと思いきや、「今回の事故のような失敗を重ねて改良して安全にして行けばいい」・・・などととんでもない発言をしている御用学者も現れました。今回の事故が人間社会や地球環境に対してとりかえしのつかない打撃・損害を与えてしまった事にさえ、気がつかないのでしょうか?こんなに広範囲が深刻な事態に陥ってしまう原発に、試行錯誤の事故が許される筈もありません。
 当方がここで、原発事故以前よりずっと書き貯めてきた原発の実態、酷さ(カテゴリー【原子力】)も、事故以前はそれほど知られていませんでしたが、今や殆どの事が原発に関する知識の常識になろうとしています。もう敢えてここで書く必要も無くなってきました。そう、もう原発論議の議論上の勝負はついているのです。理性的な結論としては脱原発に反論の余地はないのです。

 世の中には個々人の主観によって見解の異なる議論は沢山あります。どちらが正論か決めかねる論争のほうが圧倒的に多いでしょう。・・・しかしながら、原発の是非論争に限っては、「正論」は「脱原発」に決まっていると言えましょう。

 それなのに何故、この期に及んでも相変わらず「代替案を出せ」だとか、「原発反対するなら電気使うな」とか、「原発は間違いなく必要だ」とか、既に十分に論破されて破綻している事を主張する原発推進派が跋扈しているのでしょうか?メリットもなく、末代まで半永久的に大きな迷惑をかけ、人類の滅亡の恐怖にさえ怯えなければならない原発を何故に強力に推進するのでしょう。
 いまだに原発を推進する人達はどのような人達でしょうか?電力会社の社員とか日立、東芝、三菱などの原発メーカーの社員・・・。原発が建っている自治体に住む、利権を享受出来る原子力邑の人々の中には推進派が多い事でしょう。・・そのような利権とは関係なく、原発推進派の政府や電力会社による非科学的なプロパガンダに踊らされている人もまだまだ沢山いるようですが、真実を知って、減ってきている事でしょう。
一部の非常に大きな利権を享受している輩がプロパガンダを命じて、御用学者や官僚、電力会社の人々が一体となって利権を守る為に原発推進の大合唱をしている・・とといった情けない理由が「原発推進」の本当のところなのです。
 理性的な反論が出来ない原発推進派の人達は、最後に理性的な議論は避けて,力ずくで押し切ろう・・としているのが実態でしょう。

 ドイツやベルギーが福島原発事故の後直ぐに脱原発を決めたのは、福島原発事故が「きっかけ」であった事は間違いありませんが、それ以前に、反原発の人々が主張していた数々のデメリットが本当である事がわかったからでしょう。

たかが発電、それも、+αの「浪費」としか考えられない部分の発電に、末代までの子孫に多大な迷惑をかけ、人類の存亡をかけてまで、原発を推進する合理性を見い出せません。
こんな不合理な事がいつまでも支持されるとは考えられません。理性的な帰着点として、近い将来、世界中必ず脱原発の方向に舵を取る事になりましょう。脱原発が遅い国ほど愚かで無責任な国と言うことが出来ましょう。日本も、「脱原発になかなか踏み切れない国」、と言う大きな汚名を負い,大恥をかいて、世界中に迷惑をかけていく存在にはならないで欲しいものです。
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【2011/06/17 00:02】 | Economic Fascism トラックバック(0) |

狂信者
guyver1092
 いまだに「代替案を出せ」だとか、「原発反対するなら電気使うな」とか、「原発は間違いなく必要だ」とか主張する狂信者は、代替案をだしてほしいなら原子力が石油に代わる文明を支えるエネルギーであることを証明しなければなりませんし、電気を使うなと言うからには、石油が無くても原子力発電が出来ることを証明しなければなりませんし、必要と言うなら、前の二点を踏まえたうえでの必要性の証明をしなければなりません。
 EPRを考えれば、石油の代わりにならないのは証明出来っこありませんし、ウラン鉱石の採掘、精製、濃縮を考えれば当然石油なしでこれらを行うことは不可能ですし、この二点を踏まえたうえで必要という理論が出せるのならそれはすでに狂人の理論です。

 どこかで、東電からの宣伝費が減ってきたため、マスコミが原子力批判を始めたと読みましたが、実際原子力批判をする雑誌は増えました。(以前タンポポ舎にも記事が載っていた特定規模電気業者の電力は2~3割安いとの記事が、週刊ポスト6月24日号にも載っていました) 一般のマスコミに載れば載るほど、推進派やりにくくなるでしょう。

Re:狂信者
雑草Z
 非常に深刻なレベル7の事故にまでなって、まだまだ収束の見通しも立っていないのに、「代替案を出せ」と主張する連中は狂信者ですね。原発が無ければこんな無残な事故が起きなかったのですから、それだけでも代替案は必要ありません。EPRを考えただけでも代替は要りませんね。止めればそれだけで社会の負の部分を軽減出来た事になりますから・・。

>代替案をだしてほしいなら原子力が石油に代わる文明を支えるエネルギーであることを証明しなければなりませんし、電気を使うなと言うからには、石油が無くても原子力発電が出来ることを証明しなければなりませんし、必要と言うなら、前の二点を踏まえたうえでの必要性の証明をしなければなりません。

なるほど、まさにその通りですね。推進派にはその説明責任がありますね。
 政治家にも官僚にも電力会社の人々にも、原発関連企業にも、そんなエゴイスト的な狂人が群れてますね。

>東電からの宣伝費が減ってきたため、マスコミが原子力批判を始めたと読みましたが、

おお、そう読みましたね!そこまでならないと批判出来ないマスコミも情けないものがありますが、こうやってタブーが崩れてくる事は、大歓迎ですね。原発村は難攻不落どころか、かなりもろくて、もうすぐメルトダウンするかも知れませんね。

 ところで、guyver1092さんも、たんぽぽ舎のメールマガジンを受けているのですか?・・結構役に立つ情報が入っています。槌田敦さんの見解も知る事が出来ます。 

一度だまされた人々
guyver1092
 同僚と雑談をしていて気がついたのですが、マルチ商法に引っかかった人は、これを信じて疑わず、知っている人に指摘されたら、自分の人格を否定された如く怒りだすそうです。
 原発推進派もこれと同じではないでしょうか。即ち、一度騙されたら、それを認めることは、自分の愚かさを認めることになるので、騙されたことは絶対認めず、誤った道をひたすら突き進む。言い負かされそうになれば、怪しい理屈と揚げ足取りをしてごまかす。このように己の変なプライドを守るため、文明崩壊の道をひたすら驀進する。

 メールマガジンは受けてはいませんが、ほぼ毎日、ホームページを見に行っています。いろいろ役に立つ情報が載っていますね。

Re:一度だまされた人々
雑草Z
いつも興味深いコメント有難うどざいます。

>一度騙されたら、それを認めることは、自分の愚かさを認めることになるので、騙されたことは絶対認めず、誤った道をひたすら突き進む。

なるほど、これは一般的にに言える事ですね。騙された場合でなくとも、官僚は国民の不利益になる酷い政策でも、一端動き出せば、なかなか変えようとしない事が多いですね。

>己の変なプライドを守るため、文明崩壊の道をひたすら驀進する。

 特に日本の官僚にはこのような傾向が顕著に見られますね。プライドを守る為に既に破綻している原発を推進するなんて狂気の沙汰です。許されざる事です。

>言い負かされそうになれば、怪しい理屈と揚げ足取りをしてごまかす。

 さらに議論のすり替えも頻繁に行われていますね。これらには辟易です。原発推進のまともな理由は全然挙げられません。いかに原発がメリットの無い最悪な発電システムであるか分かると言うものです。推進の本当の理由は利権しかないと言っても過言ではありません。自分達の利権が満たされても、地上が放射能で溢れては、自分達も一蓮托生である事がわからないほどの愚か者達なのでしょうか?


>メールマガジンは受けてはいませんが、ほぼ毎日、ホームページを見に行っています。

 HPは更新頻度が遅いと思っていましたが、今覗いて見たら、リニューアルしたようですね。そこの『原発情報・記事』がメーリングリストの会員に届く部分です。3.11以降会員がどっと増えたようです。 

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2011-06-11 00:02
電気漬けにしようとする陰謀原発からはまだまだ簡単に抜けられる


いまだに「原発は必要だ、原発止めるなら代案を出せ!」などと言う馬鹿な原発推進派が巷に溢れています。ここのサイトにも
「あなたがなんと言おうと、日本のエネルギーの約30%は原子力によるものです。」
などと、軽率なクレームをよこす人がいました。一応断っておきますが、東北大震災以前の日本の発電量の約30%が原子力によるものでしたが、日本で使われる1次エネルギーのうち、半分未満が2次エネルギーである電力に転換されてきましたから、エネルギー消費全体で言えば、原子力の割合は15%にも満たなかったのです。さらに、電力の30%は原子力と言っても、それは原子力が国策で推進されて来たから優先的に稼働されたからであって(効率がいいと言う理由ではないのです。)、発電所の設備の能力で見ると、原子力は全体の20%弱しかありません。つまり、原子力発電所の稼働率を上げて、その分水力や火力発電所を停止しているからです。原発ほど点検に手間取らない火力発電所や水力発電所の稼働率は50%にも満たないのです。【原発は必要か否か 6~原子力が無くても日本の電力は不足しない】。震災前には日本では発電所が余っていたのです。今回の原発事故によって計画停電が為されていますが、それは東北大震災によって、原子力発電所以上に火力発電所が停止したからです(約2倍)。火力発電所が回復すれば、原発は必要ありません。夏の日中のピーク時の電力も揚水発電を利用すれば、十分に補えます。

これだけでも原発は不要と言えますが、発電量の約30%を占めると言われる原発の電力が、どの位必要とされているか考えてみます。・・と、言いましても電気は原子力発電もその他の発電も同じ送電線を使って混ぜ合わせて供給されていますので、原子力発電による電気だけを取り出す事は不可能です。しかし、原子力は水力や火力と違って大きな特徴があります。それは、昼間でも夜間でも出力はずっと一定に保たれると言う事です。・・推進派はそれを逆手にとって、「原発は電力を安定して供給している」等とメリットとしてプロパガンダしていますが、実際は、原発は出力変更が難しく、出力変更時に事故が起こり易いので(今回、浜岡原発も停止時に事故が起きました。・・この事実だけでも原子力は危険過ぎる未熟な技術と言えます。)一端運転したら、出力を一定に保って運転を続ける必要があるからです。つまりフットワークが重いだけです。
そんな原発が作った不必要な深夜電力を使わせる為に、深夜電力温水器などがあるのです。電磁調理器然り、電気ストーブ然り・・【オール電化住宅】は、調理は電磁調理器、給湯は電気温水器、暖房は電気暖房にしましょうと言うエネルギー浪費住宅です。原発御用住宅と言えましょう。発熱や発動に電気を使うのは【電気エネルギーの正しい使い方】で述べたように電力の非効率的で無駄な使い方です。それを積極的に推進してきたのは、まさに原発を必要なものにしたいがためです。原発は他の発電方式に比べて高コストで経済性も悪いのです。普通に考えれば他の発電方式のほうが遥かに優れているのですが、地域独占企業である電力会社は、無駄に高い設備を導入すればするほど利益が大きくなるという 総括原価方式 で電力料金を算出しているので、高コストの原発を推進しているのです。日本は原発によって、世界一高い電力料金を支払わせられているのです。電力会社は自分達の利権の為に社会的には何のメリットもない危険極まりない原発をやっているのです。その為に,国民をオール電化住宅などで電気漬けにして、原発の需要を無理に作り出そうとしてきたのです。元々人々が必要とした「需要」ではないのです。現代人は経済成長フェテシズムによって、「無駄なニーズ」を作り出すと言う愚行を次々に行ってきましたが、その最も象徴的な最悪の例が原発なのです。電力会社や官僚達は、自らの利権の為に原発ニーズをどんどん作って、日本人を原発と言う麻薬漬けにしようと試みてきました。そして、「原発がなければ電気が使えなくなる」と言うプロパガンダを散々行ってきました。しかし、実際は幸いな事に、まだまだ原発漬けにはなっていないのです。火力や水力発電のみで、現在の電力需要は簡単に賄えるのです。そうしなくても、オール電化住宅(電磁調理器、電気温水器、電気暖房)や自動販売機、電気自動車、夜間照明など電気の無駄遣いを止めれば、原子力による発電量相当は簡単に止められるのです。
 そんな簡単な事で、原発と言う悪魔の発電方式から脱する事が出来るのです。本当に原発漬けになる前に原発から抜け出さなければ、日本は、人類は滅んでしまうでしょう。社会にあってはならない原発からは、さっさと抜け出すべきです。

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【2011/06/11 00:02】 | Economic Fascism トラックバック(0) |

考えようとしない人たち
近藤邦明
■福島第一原発の3基同時メルトダウンという核爆発こそなかった(?)ようですが原子力史上最悪の事故が続いているというのに、この国にはなんと愚かな人が多いのか、あきれ果てています。

■おそらくこの記事は「原発に代替案は必要か?」での駄々っ子のような自分では考えもせず、調べもしない愚かなクレーまーを意識してのものだと思います。

■しかし、現実にはこの方と同じような日本人は少なくないのであって、まだまだこういう記事が必要なようです。

■一方、重電メーカーは『現実的に』(笑)当面原子力では稼げないと、自然エネルギー事業に軒並みシフトしています。これはとても興味深い現象です。

■今回の事故で経産省-東大中心の学閥-日本気象学会-重電メーカーというコングロマリッド、いわゆる“原子力村”が非難されていますが、商品を原子力発電から自然エネルギー発電に置き換えれば、このコングロマリッドはそのまま機能し続けるのです。

■重電メーカーにとって自然エネルギー発電は原子力発電と同じように採算性の良い分野だということです。ということは自然エネルギー発電も国民の税金と高い電気料金でわれわれから暴利をむさぼるということです。

この3か月で感じること
アルテミス
まさしくプロパガンダですね!風評被害という言葉を使ってなんでも片付けようとするマスコミや政府。風評被害は根拠がないときに使う言葉だと感じますが、震災から3か月経った現在でも事態を収束できず、放射性物質をまき散らしている現状。海外からみたら、普通に異常に映るでしょうね。放射性物質が融けて一箇所にたまり格納容器外に落ち込んでいても、現在は奇跡的に爆発がおきていないだけです。一人一人が気付いてできることをしなければ、電力、ワクチン、穀物産業に食い物にされ続けると思います。

Re:考えようとしない人たち
雑草Z
    近藤邦明さん

 要点を一つ一つ書き出した形式のコメントは、しっかり記事の補追にもなっています。有難う御座います。ときどき頂く近藤邦明さんからのコメントで記事が引き締まります。

>■原子力史上最悪の事故が続いているというのに、この国にはなんと愚かな人が多いのか、あきれ果てています。

全くその通りですね。この期に及んで経済を優先しようとする人々は経済フェテシズムに頭を冒されていますね。それも原発分の電力は、無駄な需要ですから、原発を止めても大して影響ありません。実際のところ原発は経済を圧迫しているのですけどね。

>■しかし、現実にはこの方と同じような日本人は少なくないのであって、まだまだこういう記事が必要なようです。

そうですね。原子力推進プロパガンダを鵜呑みにして自分で考える事を放棄しています。政治家や官僚、財界人の多くも、原発の実情をよく知らないで、原発を信仰しているのには呆れるばかりです。

>■一方、重電メーカーは『現実的に』(笑)当面原子力では稼げないと、自然エネルギー事業に軒並みシフトしています。

原発が費用対効果もエネルギー産出比も破綻している事は、電力会社の技術者は機知のところでしょう。利権があるから黙っているだけでしょうね。

>■今回の事故で経産省-東大中心の学閥-日本気象学会-重電メーカーというコングロマリッド、いわゆる“原子力村”が非難されていますが、商品を原子力発電から自然エネルギー発電に置き換えれば、このコングロマリッドはそのまま機能し続けるのです。

この辺りは、近藤邦明さんの得意とされるところですね。技術評価に対しては、近藤邦明さんの右に出る方は先ずいないでしょう。他の方は概ね近藤邦明さんの受け売りなどから始まったのかと思います・・・少なくとも私はそうですね(笑)然るべき団体が公表したEPRの虚構を見破るには、そのシステムの本質も把握している一流の技術者でなければ無理でしょう。
 現在の利権まみれの自然エネルギー発電は、近藤邦明さんのおっしゃる通り、税金と資源の無駄遣いの利権構造です。しかし原発ほど切迫した危機ではないので、議論の拡散を防ぐ為、その批判は当方は少しの間控えさせて頂きます。当分は近藤邦明様にお任せ致します。(笑)・・・と言いつつ、避けて通れない問題ですね。


Re:この3か月で感じること
雑草Z
    アルテミスさん

 2度目のコメント(・・ですよね?)有難う御座います。読者になって頂いて感謝致します。

>風評被害という言葉を使ってなんでも片付けようとするマスコミや政府。

風評被害ではなく、現実的な被害が殆どなのですから、政府や東電は、しっかり謝罪して、補償すべきです。東電は福島県の(及び周辺の県で原発に近い地域の)全ての家庭にガイガーカウンターを配るべきでしょう。
 日本政府がここまで酷い情報隠しをするとは思いませんでした。これじゃあ、某独裁国家より酷いですね。



byakkotai
はじめまして。ヤフーブログの東田研関係の記事から、こちらを発見し、拝読させていただきました。
ところで、私は個人的に、昨年同時期と比べ、職場も家庭も電気料金を4分の1にしました(いずれも現在は月額2000円前後)。
我が家と我が職場に限らず、今後、不景気による各家庭の節約や工場の海外移転も手伝い、電力消費量は劇的に減ります。
原発の継続は、有害であるのみならず無益、と思います。

追加です
byakkotai
海外に原発が輸出されるのではないか、特に福島原発問題が十分に国民に対して伝えられないような報道規制のある国で、ということについては、私は危機感を持っています。
地球全体で原発を廃止できないものでしょうか・・・。

Re:
雑草Z
    byakkotaiさん

 はじめまして。

>私は個人的に、昨年同時期と比べ、職場も家庭も電気料金を4分の1にしました

おお、それは素晴らしいですね!どのような工夫をされていらっしゃるのですか?

 当方も出来る範囲で省エネに努めています。例えばもう数年間、夏にエアコンは使っていません。その分扇風機を利用したり風通しをよくしているのですが、今年の夏は風通しを良くすると、放射能が心配です。

>原発の継続は、有害であるのみならず無益、と思います。

おっしゃる通りです。メリットは何もないでしょう。今はただ、原発邑の方々の利権と面子などで動いているのが実情でしょう。そんな事の為に多くの人々を苦しませ、人類存亡の危機を作っているのですから、償い切れない大きな罪と言えましょう。


>海外に原発が輸出されるのではないか、

 管民主党も発足早々から企業と組んで原発の東南アジアなどへの売り込みが熱心でした。ベトナムが日本への受注を決めた時の、管総理や前原大臣の笑顔が印象に残っています。だから私は管内閣が嫌いでした。しかし、3.11の原発震災以降、日本の原発の海外輸出計画は全て凍結かご破算になったようです。ひとまず安心ですが、予断を許しません。

>地球全体で原発を廃止できないものでしょうか・・・。

勿論そうしなければならないでしょうね。ドイツやベルギーに次いで多くの国が脱原発の方向に動いています。トリウム原子炉などが、脚光を浴び始めていますが、所詮核分裂の原子力です。トリウム発電にも未来は無いでしょう。
 原子力の真の姿をみんなが知って、人類にまともな理性があれば、世界で脱原発も決して夢ではないですね。

儲けのための無駄遣いの奨励
guyver1092
 エネルギーの質を考えない、すべてを電気でまかなわせようという政策に多くの人々が乗ってしまっている現実にはうんざりします。Graceさんが地元の議員にプレゼンテーションして納得させたように、大勢の人間に原発の不経済性を理解してもらう必要がありますね。それと同時に「エネルギーの質を考えた無駄のない生活こそ最も文明的」と自負心をくすぐる戦略はどうでしょうか。

 電力会社は、原発推進キャンペーンとして電力不足を演出しましたが、この結果、契約アンペアを下げる契約者が続出する事態になっているようです(ブレーカー装置の生産が追い付かないぐらいだそうです)。これを行うと電気の基本料金が下がり、経済的にメリットがあるので増えているようですが、現在の賃金カットの傾向を読み誤った結果の皮肉な事態ですね。

原発ニーズは作られた利権
Power
雑草Zさん


当事者(原発推進派)も、原発が危険で不経済なことは分かっているのに、儲けるために無駄なニーズを作り出すという悪循環。


無駄なニーズという点では、クールビズに反対するネクタイ業界と同じですわ。


クールビズ廃止で、ネクタイ締めて暑苦しい思いをしてエアコンの設定温度を下げて、電気消費する方が無駄だと分かっているのに…。「ネクタイは正装」だのの理屈を付けても、 ネクタイ締めることによるコスト増(エアコンの電気消費)を考えれば、無駄なことに変わりはないです。


クールビズを更に進化させたスーパークールビズが登場するなど、明らかに風向き(需要と供給)が変わっているのに、未だにクールビズ反対っ!!を叫ぶネクタイ業界(笑)


こう言った人達も、原発推進派に協力しているに等しいです。自分達の生活(給与)があるからクールビズに反対しているのでしょうが、そのために無駄に電気を使うことになり「原発は必要だ!」という原発推進派の大義名分にされてしまいます。


生活が掛かっていようが、無駄なことに変わりはないのに…。


時代の変化に対応出来ない組織は滅ぶだけです。ネクタイ業界は勝手に滅ぶだけですが、原発は日本どころか世界が滅ぶのですぐに廃止すべきですね。

原発事故による節電で
Power
雑草Zさん


皮肉なことに、原発ニーズが作られた利権であることが分かりましたね。原発に限らず、無駄な仕事(業種も職種も)が多すぎることも皆気付き始めています。


節電が始まってからは、今まで必要だと思われていた仕事が実際は不要な仕事だった・・・ということが、どんどん明らかにされているのです。


顰蹙を買うのを承知で言えば、これは良いことです。原発廃止に持っていけるので。


最も、原発廃止どころか火力発電も水力発電も過半数は廃止に持って行くことが出来ますが(笑)


本当に無駄な仕事が一切無くなければ、 労働者数は今の1/3でも多いくらいですから(1日8時間で月20日間勤務と換算)

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2011-06-05 00:12
昨年芝生を掘り返して作った畑に今年は何を植えようか・・と長い会津の冬に色々考えめぐらしていました。・・・まだ畑が雪で覆われている2月の末から3月始頃にかけてぼちぼち種を選びはじめ、いくつか買いました。
そこに大地震が発生し原発事故が起こりました。それ以来暫く畑の事は考えませんでした。暫くして雪が融けてきて家の中から畑を見ると、昨年秋に遅めに植えて収穫する前に雪が降り積ってしまった畑の作物が顔を出しました。ほうれん草に大根、蕪。深い雪に押しつぶされて葉も潰されてしおれていました。枯れるのかな?・・・と思っていたら、何日か立って気がつくと、葉がシャキッと立って育っていました。冬の深い雪で潰されていた野菜が、春に復活する事を初めて実感致しました。・・・こんな事(農業の常識)も私は知らなかったのです。
感動したので、放射能の危惧もありましたが、大きめに育っていた畝の大根と蕪、ホウレン草を収穫して食べてみました。・・とても美味しく食べられました。蕪は昨年暮れまではあまり大きくなりませんでしたが、冬を越した「時無し小かぶ」が大きく育った事に感動致しました。

その後また暫く畑の事は忘れていて、ふと気がつくと、畑の畝に菜の花みたいな黄色い花が咲いていました。・・・菜の花は植えた覚えがないのですが、色んな雑草の種がこぼれてなるから、菜の花の仲間の草が生えたのかな・・?と思っていました。菜の花はチェルノブイリの放射能汚染地域の農地に撒いて、放射能を吸い取る花だ・・・と聞いていたので、このまま放射能を吸ってくれればいいな・・・と思っていました。。私の住む町でも、ホウレン草などが、暫定基準値以上の放射能が検出されていたのです。・・・


5月 2日(月) 3日(火) 7日(土)& 23日(月) 撮影

蕪の花1



蕪の花2



蕪の花3



蕪の花4
 
ある日、ふと菜の花に似た花の根元に目が行ったら、何とそこには蕪がありました。そう、菜の花かと思っていた花は、何と蕪の花だったのです!!!

蕪の花5


二十日大根の花6

↑これは、昨年収穫し損ねた、さくらんぼ二十日大根です。
↓二十日大根の花は手前の背の低い草・・花がほんのり赤みを帯びている。
    奥の白い花は大根

二十日大根と大根の花7


大根の白い花も色が黄色ければ菜の花のようです。大根の花は、半月遅れで盛りになりました。(5月23日月曜日撮影)

大根の花8


↓ほうれん草も、雑草と共に逞しく育っています。
   ・・ここの町ではホウレン草から沢山の放射能が検出されています。

ほうれん草9

↓ほうれん草の傍らにはこんな可憐な花も咲いていました。・・・すみれ?

すみれ?10

つくし11

 畑にしてないし芝も生えていない庭の奥には
  つくしや、紫の素敵な花が一面に咲いていました。

一面12

放射能がなければいつもと変わらぬ植物の生い茂る春だったのに・・・
 
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【2011/06/05 00:12】 | 一寸日常生活 トラックバック(0) |


BEM
雑草さんの町でも基準値以上の放射能が検出されていたのですね。
たしか原発からは100キロ以上離れていたと思いましたが、風に乗ってそこまで広範囲に飛んでいたのですね。
つくづく原発の恐さを感じます。
とは言え、NHKで事故後の対応を特集していましたが、避難して誰もいなくなった地区の映像を見ても未だに現実と感じられない自分がいます。
事故後は本当に気分が滅入る日々でしたが、やはり遠く離れた地で、時間が経って行くと恐怖感も薄れてきています。

しかし花の写真などはやっぱりホッとしますね。
下から3枚目の花はすみれですね♪


アルテミス
雑草さん、収穫したお野菜で奈良漬けとかに挑戦してみては如何でしょうか?半年以上寝かせても全然食べれるので、放射線による影響を軽減できると思います。私の福島の知り合にも薦めています

ほったらかしの畑に咲く沢山の花
雑草Z
    BEMさん

 連続の記事へのコメント有難う御座います。

 私の住んでいる福島県の会津地方は、原発から100km以上離れていますし、途中にいくつか山もあって、放射能は福島県では抜群に低い場所があるのは確かです。しかし、会津盆地の中でも比較的低い土地である私の町は、ホットスポット的です。4月にホウレン草から、セシウム134とセシウム137の暫定基準値を超える値が検出されました。宮城県や岩手県、千葉県や神奈川県でも野菜や牧草から結構な濃度が検出されてますね。東電は広い地域にまで損害賠償すべきでしょう。さらに東電はガイガーカウンターなども福島県の全世帯に配るべきです。

>避難して誰もいなくなった地区の映像を見ても未だに現実と感じられない自分がいます。

それは私の住む会津地方でも同じです。4月に飯館村や立ち入り禁止区域の入り口まで放射能測定に参加してきましたが、その地域の人でもまだのんびりしている人もいました。目に見えず、匂いもしない放射能の怖いところです。それでも東京から持って来たガイガーカウンターは、飯館村では連続で間髪いれずにカウント音が鳴りっぱなしで恐ろしい感じでした。
自分もガイガーカウンターを手に入れて色々測定して実験しながら調べたいと思っています。

ほったらかしで雑草だらけの庭の畑などに、大根や蕪、その他の雑草の沢山の花が咲いたのは感動的でした。放射能が無ければいつもの春でした・・。

 ・・やはり「すみれ」でしたか!有難う御座います。すみれは可憐ですね。



雑草Z
    アルテミスさん

 初めまして、コメント有難う御座います。
私は漬物は好きですが、奈良漬けを作るのは、難しそうなイメージです。

>半年以上寝かせても全然食べれるので、放射線による影響を軽減できる

アドバイス有難う御座います。ただ、今一番問題になっている放射性物質は、セシウム137で、半減期が30年ですから、半年や一年では殆ど効果が無いでしょう。それに対して、半減期8日のヨウ素131などは半年で99.9999%は崩壊しますから十分に有効ですね。

ご無沙汰しています
かんちゃん
お久しぶりです。
コメントの投稿にいささか懐疑的になって控えています。
雑草様と、「自然の摂理で考える」、「環境問題を考える」はずっと拝見しいます。

しかしながら、原発の事故は僕の予想だにしなかった規模で起きてしまい、広島から少し距離があり、西に暮らしているせいもあり今だ本当なのだろうかと言う気持ちがあります。
ただ日々無力感にさいなまれています。
口だけの反原発。何も行動に移さなかった僕たち世代。既成政治に背を向け、それでもいっぱしの矜持だけは若い世代に語り新たな政治勢力を創ろうともしなかった僕等。

野菜の花を見てコメントする気になりました。
野菜の花芽は美味しくいただけますよ。白菜、大根、タアサイ、蕪。今年の早春は収穫後の切り株から出たいろんな花芽を出荷しました。
種を蒔き、芽が出て、育て、収穫時期を迎える。当たり前のことが大事に思えますよね。
とりとめも無く書いてしまいました。ゴメンナサイ。


さんぽ☆
このたくましく生きているお野菜たちの姿に、心が和みました。

こうやって生きる力がどんな生物にも備わっている。
だから、私たちもこうやって乗り越えていかないといけないのだろうなと、元気をもらいました。

ありがとうございます。



Re:ご無沙汰しています
雑草Z
    かんちゃんさん

 おお、・・お久し振りです!・・お元気でしたか。
このブログを始めてから、最初にレギュラー的に沢山コメント頂いたのが、かんちゃんさんでした。コメントは3年ほど前に暫く途絶え、一昨年2009年の1月に久々に

>びびるな(笑)

と言う衝撃のコメントを頂き、自給的農業に踏み出すように背中を押されました。あの時のやり取り以来でしたね?
 ・・結局その年は、畑作はやらず仕舞いでしたが、翌2010年(昨年)、庭の芝生を掘り起こして小さな家庭菜園程度を始めました。かんちゃん氏の意図する農地の何分の一かの狭い畑でしょう。・・その記事へはひょっとするとかんちゃん様からコメント頂けるかな・・・と期待していましたが、頂けませんでしたから、もうここの記事は読まれていないだろうと思っておりました。
・・・思いもよらず、まだ読んで戴いていて恐縮です。

>コメントの投稿にいささか懐疑的になって控えています。

の理由、宜しければ教えて頂けますか?

>口だけの反原発。何も行動に移さなかった僕たち世代。既成政治に背を向け、それでもいっぱしの矜持だけは若い世代に語り新たな政治勢力を創ろうともしなかった僕等。

これは明らかに私自身も批判されていますね。かんちゃん氏のほうが私よりも責任感がありますね。・・私の場合、反原発を主張しても、周りが洗脳されていてどうしようもない・・・と感じておりました。福島県でも浜の原発のある地域の人に限って、反原発発言はタブーだった感じです。浜通りで反原発を主張すると総攻撃をくらったとの事です。
 私の交流の狭さからでしょうか、震災以前は浜通りの反原発の方には知り合いがいませんでした。田村市都路地区の方が最も浜よりの気骨のある反原発の知り合いでした(震災以降の彼達夫妻の消息が掴めていません・・心配しております。)
 先日、原発事故で会津に非難して来られた方の中で、浜通りで津波に家を飲みこまれた方で、昔から一家で反原発運動をされていた方とお話をする機会がありました。町ぐるみで陰険な嫌がらせを受けて来た具体例を色々お聞きしました。

 この強力な「国策」原発、日本の最悪のマフィア組織、「原発邑」には残念ながらこれまではしっかり立ち向かえませんでした。チェルノブイリ事故の後、運動が盛り上がりましたが、「二酸化炭素温暖化説」で大反撃され押し切られました・・・。
 遅過ぎの感が無いと言えば嘘になりますが、これを機に(昨年から東京の反原発の団体と付き合っておりました。)原発撤廃の為に運動しております。マスコミにはかなり無視を決め込まれていますが、現在反原発運動は盛り上がっていて、毎週どこかでは反原発デモが行われています。ここで一気に原発撤廃まで持って行こうと各地で団結して運動が行われています。

>野菜の花芽は美味しくいただけますよ。

有難う御座います。試してみます。ただ、槌田敦さんによると、生長点に放射能が集中する可能性が高いとの事です(神奈川県のお茶の新芽から検出されました・・)

私の知り合いで有機無農薬農法をされている方は、高性能な放射能検出機を購入して放射能を測定した結果を表示して農作物を売ると強気に言っています。
 私もガイガーカウンター等で測定しながら観察したいと考えております。
 実はこの春も、ちょっとだけ気を持ち直して、トウモロコシやカボチャの種、ミニトマトの苗などを植えてみました。桃や杏やプラムの苗木も願をかけて植えました。他にも種を蒔こうかとも考えています。しかし当方も、震災後、やる気が失せたのも事実です。今年は様子を見る程度です。
子供等には食べさせたくありませんが、自分ではそこそこ食べてみようと考えています。

>種を蒔き、芽が出て、育て、収穫時期を迎える。当たり前のことが大事に思えますよね。

全く以てその通りと痛感致します。原発はそんな当たり前のことさえ広範囲に出来なくしてしまいました。避難されている農家の方々は、仕方なく避難地の田植えなどを手伝っています。
・・・当方も、取りとめもなく書き並べてしまいましたが、思いがけなくかんちゃんさんのコメント頂き嬉しく思います。また時々コメント、アドバイス戴ければ幸いです。

 

Re:たくましく生きているお野菜たちの姿
雑草Z
    さんぽさん

 こちらこそ、元気を頂けるコメント有難う御座います。

 写真に写っている野菜は全て昨年秋に植えて、しっかり生長する前に冬になって雪が降り、大雪に押し潰されて冬を越した作物です。・・雪解けの頃はぺしゃんこにしおれていました。
 ・・・それがいつの間にか、逞しく茎を伸ばし、花を咲かせていて感動致しました。大根や蕪の花がこんなに高く伸びて、美しく咲くとは思いもよりませんでした。


おから
お久しぶりです。

お庭がにぎやかで、素敵ですね。

大根や、カブなどは、雪の下になると、甘みがまして美味しくなるのですよ。
菜花は、白菜の菜花、カブの菜花、それぞれ美味しいです。
私も、はじめてみたときは、驚きと発見でした。

菜花も放射能を吸収してくれるのですね。
ひまわりもいいそうです。これからですから、種を蒔いてみてください。

それから、お味噌汁を毎日食べるといいそうです。
なるべく、和食で、昔ながらの食事をしていれば、少しくらい、身体に悪いものが入っても、だしてくれるのではないかと思っています。

今年も、我が家の畑は、ミニトマト、ナス、ピーマン、きゅり、じゃが芋など、植えていますが、なかなかブログを書く気になれないでいます。

どうか、お元気で、前向きにがんばってください。





庭は賑やかなれど・・
雑草Z
    おからさん

 お久し振りのコメント有難う御座います。

庭は賑やかですが、放射能がどのくらいあるのか・・・
原発由来の放射能って本当に嫌らしいものです。

>大根や、カブなどは、雪の下になると、甘みがまして美味しくなるのですよ。

寒さに負けないように糖分を増やす・・・とは聞いた事がありますが、この冬は豪雪で、あんな雪に埋もれてよくもまあ元気になったものだと感動しました。

>菜花は、白菜の菜花、カブの菜花、それぞれ美味しいです。

菜の花は食べられるのですね!?・・・どうやって食べるのでしょうか?・・・残念ながら蕪の菜の花はもう枯れかかって抜いてしまいましたが・・・大根の花には実がなってます。

>なるべく、和食で、昔ながらの食事をしていれば、少しくらい、身体に悪いものが入っても、だしてくれるのではないかと思っています。

アドバイス、有難う御座います。・・・科学的根拠がわかっていようがいまいが、先人の経験からの知恵は大切にしたいです。似非科学っぽい多くの現代科学よりよっぽど頼りになります。

>我が家の畑は、ミニトマト、ナス、ピーマン、きゅり、じゃが芋など、植えていますが、

私も、ミニトマトの苗を植えてみました。好きなアイコと黒っぽいみゆ。。

でも今年は畑はあんまりやりません。
原発止める事が第一。・・・反原発の記事はここのサイトに沢山書いていましたが、3.11後は、運動もしっかりして、原発止める。。こんな狂った事を続けさせるわけにはいきません。

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