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2010-07-01 00:01
コロンブスの新大陸発見と言う名のヨーロッパ人によるアメリカ大陸侵略開始、アジアなどへの植民地主義的な大航海時代から500年ほど。産業革命から300年くらい。経済成長なんて概念が出来てからはまだ、高々100年です。その間に確立されてきた・・・と言うよりも世界中に蔓延ってきた現代社会的価値観・・・科学万能主義、地域の開発と工業化、金融資本主義、経済成長主義に現代人は縛られ過ぎています。・・洗脳されていると言えましょう。多くの現代人が、それらの、ここ数百年で作られてきた価値観が、あたかも未来永劫続く価値かのような錯覚さえ抱いています。
日本では、バブルの時代には過去数年間株価が上がり続けたから、これからもそうなる・・・株価は上がり続けると証券会社の社員達や経済アナリスト達が、株の購入をどんどん進めました。その後アメリカでも、数年続いたから住宅価格はどんどん上がる・・と低所得者層にサブプライムローンを奨めました。・・・彼らの中には商売としてやっていただけではなく、本当にそれを信じていた輩も多かったようです。でも結局バブルは崩壊しました…右肩上がりの経済がずっと続く筈が御座いません。
 長い目で見ると経済は右肩上がりになる・・何故なら経済は成長続けているからだ・・・と云う方も沢山いますが・・・と言うよりもいまだに現代社会の主流ですが・・・、この世の中に・・少なくとも地球上には・・限りなく成長続けるものは御座いません。20世紀までは限界に達していなかった…と言うだけの話でしょう。指数関数的に成長する特徴のある経済は、限界に達するのはすぐで、このまま経済成長主義を推し進めていけば、21世紀中に限界に達することは間違いないでしょう。・・・先進国のトップを走っているように見える国では、税金を投入して成長しているように見せかけているだけで、見方によっては既に経済成長は止まってしまったとも考えられています。・・それらの国々が更なる成長を無理に模索する事によって、地球環境はどんどん破壊されているのです。G20金融サミットなんて、そんな愚かな会議の象徴の一つでしょう。

1000年以上続いて崩壊した文明など色んなところに存在したと考えられています。その時代にその文明の中で生きた人々の殆どは、その文明が永遠に続くと思っていても、いつの間にか衰退をはじめ、崩壊していたのです。
高々数百年続いたからと、理に適わない概念を、あたかも自明の永遠の真理の如く考えるのは大きな間違いです。特に経済成長のように「成長」とは定常状態ではありません。定常状態ではないと言うことは、不安定である事です。成長状態に安定はないでしょう。肥大し過ぎたらいつか壊れる、破裂する・・・と考えるのが理に適っているでしょう。
 高々数百年で形作られた理不尽な価値感・・・経済成長主義をそろそろ理性で評価して、その洗脳から解き放たれる時期でしょう。
もう文明崩壊までの猶予は殆どないと考えるのが理に適っているのではないでしょうか。
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【2010/07/01 00:01】 | 思想・価値観 トラックバック(0) |

時間の概念
上々
現在の産業社会が始まったのはヨーロッパの産業革命からだとしても300年ですか。大したものじゃないですね。
これまでにない気候異変なんて言ってもせいぜい数十年無かった程度で、その前のことなんて誰も思い出さないんですから。

そもそも人間社会の成長が始まったのが一万年ちょっと前からで、その頃から急激に温暖化したおかげで文明社会がスタートできたわけで、夢か幻のようなものでもあります。

一人の人間が実際に自分で体験できる時間はせいぜい50年ちょっとしかないので、今80や90歳で亡くなっている人達はめったに見られない発展と言う社会変化を目の当たりにできたという経験をしてきたわけです。まあ幸せと言うべきか。
今30歳くらいより下の世代は逆に混乱と縮小と言うこれもめったに見られない社会変化の体験をしなければならないと言う意味ではすごい世代かもしれません。

八万年前に一度滅びかかった人類がどのように行動しまた滅亡の危機に瀕するか、一つの歴史観としてまとめてみる価値はあるかもしれません。

知性の限界
guyver1092
 「21世紀は警告する」で読んだのですが、半砂漠の民は干ばつを自分たちが作り出しているのを絶対に認めないそうです。
 現代の先進国を自認している日本人は、なんてバカなのだろうと思うでしょうが、日本人も程度としては変わらない愚かさを持っていますね。以前にもコメントしましたが、過去に積み上げてきた知恵を利用できないようでは、真に先進国とは言えないでしょう。過去に積み上げてきた滅亡の知識を活用して滅亡を避けてこそ先進国であり文明人でしょう。

Re:時間の概念
雑草Z
    上々さん

 そうです。現代の工業化社会なんて、大したものじゃないばかりか、将来は愚行の失敗例と評価されると思います。・・・それまで文明が続いていればのお話ですが・・。


>これまでにない気候異変なんて言ってもせいぜい数十年無かった程度で、その前のことなんて誰も思い出さないんですから。

この上々さんの表現は、鋭いですね。
過去の歴史はかなり眉唾かも知れませんね。過去の地球の気温の変動も、信頼性は高くないでしょう。地球の歴史が45億年と言うのも、どこまで信頼できる事やら・・。

>今30歳くらいより下の世代は逆に混乱と縮小と言うこれもめったに見られない社会変化の体験をしなければならないと言う意味ではすごい世代かもしれません。

上々さんもそう思われますか!?望む望まざるに関らず、今世紀の早いうちに、人間社会、経済の縮退はやってくるでしょうね。
 その事に関してもっと記事を書くべきだと思っています。

Re:知性の限界
雑草Z
    guyver1092さん


>日本人も程度としては変わらない愚かさを持っていますね。

いや寧ろ、日本人や欧米人など、自ら先進国と思っている国の人間の経済成長、開発主義のほうが遥かに愚かではないでしょうか?

>過去に積み上げてきた滅亡の知識を活用して滅亡を避けてこそ先進国であり文明人でしょう。

おっしゃる通りです。まだ結論の出ていない(・・と言うよりもほぼ失敗は目に見えている・・)開発主義、金融資本主義、経済成長主義を絶対的価値観のように扱っている現代社会は狂っています。人間はこんなにも愚かなのだろうか?と人間の理性を疑います。



人間の知性
上々
かなりの知性を持っている人でも社会を縮小させることを皆に納得させられる人はいないでしょう。
せいぜい自分だけは隠遁生活を送り著作を発表する程度のことしかできないのではないでしょうか。

自分が欲望を制限することすら難しいのに、他人の欲を捨てさせるなど、まずできないことであるのは間違いなく、そのために社会全体としては滅亡に向かったとしても誰も止められないことになります。

人間の理性
雑草Z
 成長の限界を人類は納得できるのではないでしょうか?
そこから、人類は自らの意思で縮小していかなくても、縮小していくことを納得することは可能かと思います。
成長を無理に続けて言った場合の、資源枯渇や環境破壊による制御不可の崩壊の恐怖を感知する事が大切でしょう。このままでは、大惨劇が確実にやって来るという理性による恐怖。

>八万年前に一度滅びかかった人類がどのように行動しまた滅亡の危機に瀕するか、一つの歴史観としてまとめてみる

も有効になるでしょう。
人間は理性ではわかる筈です。問題は現実的に社会をどうやって大転換するかで、そこには大きな恐怖、成長の限界による大崩壊という共通認識が必要でしょう。


恐怖
上々
申し上げたのは現在のような危機の認識がほとんど無い状況で認識させるのは難しいということで、眼前に危機が現れたら誰にでもわかるでしょう。
ただそうなってからでは遅いので、今まさに納得させながら始めないといけないのですが。

そのためには石油大高騰という事態がかえって早くやってきた方がその後のためには良いだろうということは言えます。

理性の認識
雑草Z
    上々さん

素早いお返事有難う御座います。その日のうちにお返事もらうのも珍しいですね。
おっしゃるように、現状は危機の認識が甘過ぎますね。
だから、エコ替えだとか二酸化炭素削減だとか、景気と連動したお気楽で逆効果の対策を行っているのでしょう。

>眼前に危機が現れたら誰にでもわかるでしょう。 ただそうなってからでは遅いので、今まさに納得させながら始めないといけないのですが。


全くその通りです。ここは共通認識の部分ですね。
先に書いたことは、人間の理性の力で、その危機が始まる以前に、理性でその危機が起こる必然性を想像し、方向転換の方向にしなければならないということです。・・それが難しいのですけどね。
 上々さんのおっしゃるように

>石油大高騰という事態がかえって早くやってきた方がその後のためには良いだろうということは言えます。

も全く賛成です。今回の海底油田の事故もかなり悲惨で、それだけでも現在の石油採掘は困難な状況が始まっていることをしっかり悟るべきですね。この海底油田事故の詳細情報をしっかり公開してもっと世界中で議論を発展させるべきだと考えます。
 事故の話はまた別の事だろうとも言われそうですが、石油ピークとこのような事故は密接な関係がありますね。【石油ピークと現代社会について】の記事からも明らかです。
二酸化炭素排出量削減などと言うのなら、この事故を機に、世界中の海底油田を凍結するくらいの措置がなされてもいいと思います。
 チェルノブイリ級の原発事故がまた起こるまで、原発も止まらなさそうです。・・起こってもそこから議論が始まって、なかなか止まらないでしょうね。
そういう意味では人間の理性もかなり麻痺していますね。
上々さんのおっしゃる事のほうが現実味は高いでしょうね。
でもそこで、方策を考えていきましょう。

ただいま帰省中
上々
今ちょうど家に帰っていますので、いつでも見られます。

海底油田の事故は現実に影響が出ているようで、規制が厳しくなりそうで、そのために開発中止等の事態にもなりそうです。

原発の受注関係の話では、日本のメーカーが運転に責任が持てないために受注競争で競り負けているという話もあります。
日本では建設まではメーカー責任でやってもそれ以降は運転者の電力会社責任らしいので、メーカーにそのノウハウがないとか。
まあ無理に受注しない方が良いと思いますが。

私は、東京からコメント書きました。
雑草Z
>海底油田の事故は現実に影響が出ているようで、規制が厳しくなりそうで、そのために開発中止等の事態にもなりそうです。

それは当然の結果でしょうね。あれだけ海を汚染しているのだから、大犯罪でしょう。BP社の株価が下がったとか報道されていますが、ここまでの環境破壊をしておいて、潰れないのはおかしいですね。BP社はもうどうやっても償い切れない罪を犯したとも言えましょう。


 あんなに危険で、コストもかかり、半永久的に後処理をしなければならない原発を受注する・・と言うのが、おかしいですね。どの国でも利権がらみなのでしょうね。
民主党政権は自民党政権と同じかそれ以上に原発推進で、がっかりですね。 

 昨夜は東京の反原発の共同事務所に初めてお邪魔して、事務所に泊めて頂きました。
だから今日の午前中の2つのコメントのお返事は水道橋のネットカフェからです(笑)今夜帰ってきて、これは家からかいています。

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