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2009-12-29 00:01
  鎮守の森の中に小さな沼が点在する神社があります。
会津地方の河沼郡や大沼郡には、その名が示す通り、沼が多かったようですが、水田の整備や開発でかなり埋められたようです。
河沼郡会津坂下町には、田んぼの真ん中に見える森の中に廣瀬神社があります。その鎮守の森の中には幾つかの沼が「神沼」として点在しています。
明治以前は神が座す霊地として、林木が大いに繁茂し、48の沼が存在して「四十八瀬神社」と呼ばれていたそうです。(江戸時代初期あたりは廣瀬神社周辺は、「山崎湖」という湖だったという記録もあるそうです。)きっと現在の鎮守の森より遥かに大きな森があったのでしょう。現在はこのこんもりした鎮守の森の中に、竈沼[かまどぬま]とか親沼とか数個だけ沼が残っています。この沼にはトゲチョ(イトヨ)が棲んでいる筈ですが、近年水が汚濁ってなかなか発見できません。・・絶滅寸前かもしれません。・・・他に川エビかと思われる生物も見かけた事があります。もう少し澄んだきれいな水の沼に戻り、イトヨも川エビも沢山見かけられればいいなと思います。
会津坂下町を代表する清水は何故かその沼の一つの水です。ここの沼の中で一番きれいと思われる目薬沼の水で、境内の手前にある小屋の中の井戸の中を満たしています。目の疾病に効能があるといわれています。

  写真は11月23日 月曜日 勤労感謝の日に撮影

廣瀬神社1:鎮守の森

 田畑の真ん中にこんもりと鎮守の森が見えます。
        (西側から東側に向かって撮影)

廣瀬神社2:鎮守の森

 左後ろ(西北西)の方向の殆ど雲に隠れて麓だけ見えるのが磐梯山
 ↓磐梯山の手前にアスパラ畑が見えます。
      (もちろん今年のアスパラは終わってます。)

廣瀬神社29:磐梯山

 磐梯山を背にした神社の入り口には、
地元の農産物直売所があります。ここはアスパラの産地です。
 夏場には美味しくて安いメロンも売っています、
 大抵の人が箱で買っていきます。
 この辺では、この直売所の中の井戸水が一番美味しい。
 冬場は閉鎖しています。

廣瀬神社3:農作物販売所

 

廣瀬神社4

  磐梯山を背にして、アスパラ畑の側から写した鳥居。
             (東側から西側に向かって撮影)
 この写真の右のほう(北側)に入り口と農作物直売所がある。 

廣瀬神社5

 鳥居の下のしめ縄にも意味がありそうな・・ 

廣瀬神社6

 鳥居をくぐると早速両側に沼が見えます。 
 ここにトゲチョ(イトヨ)が棲んでいる筈ですが・・・
 緑色のネットが興ざめです。

廣瀬神社7

 鳥居をくぐって境内までは2つの橋がありました。
 上↑一つ目の橋  と  下↓2つ目の橋

廣瀬神社8

 並木を挟んで神社の右手に、
 目薬沼の上に建てられた小屋がちらりと見えます。

廣瀬神社9

 2つ目の橋の南側(左側)に一番大きな沼[親沼]がありました。

廣瀬神社10

 しっかり狛犬が2匹います・・

廣瀬神社11



廣瀬神社12

 ↓本殿の北側(右側)に倉庫のような建物

廣瀬神社13

 倉庫のような建物の右手(東側)に、目薬清水が湧いている小屋があります。

廣瀬神社14・目薬清水

 小屋の中を覗くと

廣瀬神社15・目薬清水

  手前に四角い清水の手水、その奥に
 円錐状の蓋に丸い穴を開けて柄杓で清水を汲めるようにした
 清水の湧き出し口がありました。

廣瀬神社16・目薬清水

 柄杓がいい味出しています。清水も澄んでいます。
 目薬沼と思われる沼は周りに見当たりませんでした・・。
 小屋全体が、小さな目薬沼を覆っているのかも知れません。

廣瀬神社17・目薬清水



廣瀬神社18・目薬清水



廣瀬神社19


廣瀬神社20

 ↑本殿の左後ろ(南側)にも、鳥居が見えます。

廣瀬神社21:南側鳥居

 裏(南側)の鳥居は木で出来ていて、趣があります。
 やはり大きなしめ縄が張ってあります。

廣瀬神社22:南側鳥居



廣瀬神社25:横側

 ↑神社の側面・・・本殿(右)

廣瀬神社26

 ↑↓ 神社の裏側

廣瀬神社27:裏側


 一番大きな親沼   
  ↓北側の敷地内から南側の田んぼに向かって
   
廣瀬神社28:神沼
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【2009/12/29 00:01】 | 森林木のある風景 トラックバック(0) |

廣瀬神社
上々
雑草Z様
 なかなかのどかな風景で良いですね。
 廣瀬神社という名前からこれは軍神廣瀬中佐関連かと思いましたが、奈良の廣瀬大社と同様、水の神を祭ってあるようです。
 沼や清水が豊富なところなんでしょうね。

 大規模な灌漑ができる以前はこういったところが農業の盛んな場所だったんでしょう。
 やはり火山の地層と関係があるのでしょうか。

のどかでいい風景なのですが・・
雑草Z
    上々さん

全体としてはなかなかいいロケーションなのですが、中に入ってみると、ちょっと殺伐として荒れた感じがします。
 沼は、トゲチョ(イトヨ)の生息地として保護されている筈なのですが、水質が悪くて、イトヨも絶滅したかも知れません。農薬などが流れ込んでくるのでしょうか?
 目薬清水は飲めるくらいきれいですが、かと言って汲んできてまで飲む感じではありません。直売所の中の井戸水はきれいで美味しく汲んできて飲む価値があります。

 廣瀬神社って、水の神を祭ってあるのですね。・・この辺を廣瀬地区と云うから「廣瀬神社」かと思っていましたが、逆に水の神の廣瀬神社があるから廣瀬地区なんですね。

>やはり火山の地層と関係があるのでしょうか。

 鋭いですね!1611年に会津坂下町が震源と思われる慶長の会津大地震と云うのがあって、あちこちの川が堰き止められて、沢山沼が出来ました。廣瀬神社周辺は山崎湖と云う湖だったという記録があるそうです。

 上々さんは神社にお詳しいですね。今回も神社に関する様々な情報有難うございます。


>沼や清水が豊富なところなんでしょうね。

「河沼郡」と云う位だからそうなんですが、我が会津坂下町を代表する目薬沼がこんなじゃ駄目ですね。廣瀬地区の井戸水は美味しいのですが、上下水道整備で地下水も悪くなって来ているようです。側溝整備なんて不必要な税金の無駄遣いです。目薬清水ももっときれいになって欲しいと思います。


湧水
上々
湧水がきれいで豊富にあるのは大変な財産のはずなんですが、それを忘れてしまってはだめですね。

阿蘇山の南麓や外輪山には豊富な湧水が数多くあり、多くが名水と呼ばれています。
アメリカの平原の地下水のように使用とともにどんどん水位が下がるようではいけませんが、適度に、上手く利用して行くことが自然を暮らしに活かすというものでしょう。

まあ、今の地方では過疎化のために荒れてしまうのはやむを得ないこともあるでしょうが、また人が戻ってきた時にきれいに復活させることが肝心です。

山間部にはいい清水が沢山残っています
雑草Z
    上々さん

 会津坂下町で一番有名な(・・って全然有名じゃないですけど・・)目薬沼の清水は、みんなが汲みにくるくらいきれいで美味しい清水であって欲しいし、廣瀬神社の沼沼にはイトヨや川エビが棲むくらい澄んで欲しいです。(・・あんまり澄んだ水だと逆に生物は棲みにくいかも知れませんが・・)その為には、周りの川などの水もきれいじゃなければならないでしょう。農薬を流さず、U字溝などを埋め込まず…大げさな上下水道工事も行わず・・がいいでしょう。


>阿蘇山の南麓や外輪山には豊富な湧水が数多くあり、多くが名水と呼ばれています。

それはいいですね。九州って仕事で2回ほどしか行った事ありませんが、阿蘇の温泉や湧水巡りをしてみたいと思います。九州は東北地方よりは開けた感じがしますが、中・南部には自然が沢山残っているようですね。九州北部を除けばすぐに自給自足圏に出来そうですね。

 会津地方も、会津坂下町など平野部は結構荒らされていますが(・・坂下町でももっといい清水がある筈です・・探しておきます・・)山間部にはいい温泉や清水も沢山あります。ブナの森には、素晴らしい清水が点在しています。 

南九州
上々
雑草Z様
 南九州は意外に山が浅いので簡単に人の手が入りやすいという難点があり、原生林は少ないように思います。
 以前拝見した会津のブナ林の方が自然に近いように見えます。

 ただし、ひとたび何かあるとそのような人間の小賢しい営みは吹き飛ばすような自然の力を感じさせるとことがあり、火山の噴火の跡や水害の被害も随所に見ることができます。
 それを見ると人間なんて借り住まい、一回カルデラ噴火でもあれば全部おしまい、という気持ちになります。

自然を敬う
団塊おやじの遺言
今年も本当に勉強させて貰いありがとうございました
自然は代々伝えるもの 決して今の時代に生きる人間だけの物では無い 
雑草さんの訴えは しっかりと心に沁み込みこんだ一年でした 
自然は残すべきもの 敬うもの そして次の世代へ繋げるもの・・
資源開発に名を借り未来の子供たちの財産迄 喰い潰す今の社会 
人間の欲望の汚さを露呈した時代に・・
21世紀は今の子供たちの時代 来年も 雑草の言葉
に習い生きて行くつもりです 良いお年を~

山の自然林
雑草Z
    上々さん

 南九州と言うと、鹿児島以外には宮崎県でしょうか?・・熊本県の阿蘇山付近は地図で見ると結構北のほうにありますが、これは南九州に含まれますか?
 九州で比較的山が深そうなのは、地図で見ると熊本県と大分、宮崎との県境付近ではないかと思いますが、どうでしょうか?

 日本で山が深いのはやはり本州の真ん中あたりの中部地方付近でしょうが、かなり開発されてしまった感もありますね。
 東北地方の山間部は比較的開発が遅れてましたがそれでも自民党政権下の土建政治でかなり荒らされました。
 福島県と山形県にまたがる飯豊連峰あたりは山が深くて、ちょっとしたトレッキング感覚では行けません。このあたりも(・・原生林と呼べるかはわかりませんが、)まだ自然林は結構残っています。
 東北地方は比較的自然林が沢山残っていると思います。大切にしたいものです。


 確かに自然の脅威は恐ろしいですね。でも、それは人間があまりコントロール出来るものではないのである意味仕方ありませんが、「開発」と云う名の自然破壊は止めたいものです。

自然を敬う心
雑草Z
    団塊おやじの遺言さん

 御久し振りのコメント有難うございます。団塊おやじの遺言さまのおっしゃるように、

>自然は残すべきもの 敬うもの そして次の世代へ繋げるもの・・

ですね。全く以てその通り!
子供たちには第一に自然を敬い愛す心を育てなければならないと思います。
 自然開発なんてしなくても人間は生きていけますし、実際は「自然開発」という名の「自然破壊」ですからね。開発なんて要りません。

>自然を敬う

・・という事が21世紀最も大切にしなければならない重要な事ですね。

 こちらこそ来年からも宜しくお願いします。良いお年を!
 

一年間ありがとうございました。
BEM
鎮守の森が今年最後の記事でしょうか。
私のお気に入りのブログに入れるコメントもこちらが今年最後になります(^^

つくづく北海道とは歴史に違いがあるなと感じます。
こちらはまず神社がその地域の重要な場所であるように少し小高い所に作られている事が多いようです。
今私の住む発寒は平坦な場所なので、ちょっと違い街の中心部になってしまっています。

未だに神社周辺の森を残しているのは素晴らしいことですね。
日本は八百万の神がいるということですが、神社以外の場所ではあまりに多くの森を失ってしまいました。
なぜこれほどまで自然に敬意を払わなくなったのでしょうね。

もうかなり末期的な地球の環境ですが、雑草Zさんをはじめこちらのブログに来ている方々(私を含めて)のような人間が増えればまだまだ望みがあると信じています。

2010年はどんな一年になるでしょうね。
期待も含めて、良いお年をお迎えください(^^)/

こちらこそ・・
雑草Z
    BEMさん

 
 はい、これが今年最後の記事です。確か昨年も最後の記事に年納めのご挨拶戴きましたね。有難うございます。
当方の記事は2008年から 4で割って1余る日 にアップしているので、2月を除いて毎月29日が最後の記事です。そしてここのところ、29日の記事は鎮守の森にしています。


>こちらはまず神社がその地域の重要な場所であるように少し小高い所に作られている事が多いようです

なるほど、言われてみればこちらでも小高い所に作られている場合もありますが、その場合珍しいな…と感じてました。・・考えてみれば小高いところにあるほうが敬う感じはありますね。でも、小高い所がない平野部や盆地では、木の上が小高い所なのでしょうね。・・・御神木は大きくて高いですよね。


>未だに神社周辺の森を残しているのは素晴らしいことですね。
 
以前にも書きましたが、平野部でちょっとした森が残っているところは公園か河川沿いか鎮守の森かいぐね(屋敷林)です。・・・いぐねについても記事にしたいと考えています。会津盆地を山の上から観て、写真に撮って森の種類や散らばりを調べたいと思っています。

>日本は八百万の神がいるということですが、

この包容力のある多神教がいいんですよね。一神教は危険です。
 鎮守の森を大切にする事は自然を大切する事につながっていますね。自然崇拝の文化を大切にしていきたいですね。


2010年は景気は良くならずにグローバル資本主義批判が噴出するのではないでしょうか・・?(そんな記事をもう予約済みです。・・)・・期待しています。


 では、良いお年を!!
  

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2009-12-25 00:02
今月は、気候変動枠組み条約締約国会議[COP15]がデンマークのコペンハーゲンで開かれました。話題の中心は、やはり国別の温室効果ガス排出量削減目標でした。
  いわゆる温室効果ガスと言えば、二酸化炭素が連想されて、他の温室効果ガスは知らない人も多いのではないでしょうか。他の温室効果ガスと呼ばれるメタン、一酸化二窒素、代替フロン等の排出量も、地球温暖化係数というもので二酸化炭素に換算されて総量で表されます。
 地球温暖化係数を見ると分子一個当たりの温室効果は、温室効果ガスに指定された気体の中で二酸化炭素が一番小さいのです。・・・それでも、温室効果ガスと言えば二酸化炭素が代表であるのは、温室効果ガスの中では濃度が抜群に高い事と、地表における地球放射強度の一番強い波長15μm付近の赤外線を吸収するからでしょう。だから、指定された温室効果ガスの中では温室効果が一番大きいということになっているようです。(水蒸気のほうが遥かに大きいのですが、温室効果ガスには指定されていません。)
 温暖化係数は、二酸化炭素を1として、他の温室効果ガスを(1以上の)整数で表していますが、分子構造によって、吸収する波長帯が違うので、その総和で温室効果ガス排出量を語る事は、あまり合理的ではないように感じます。二酸化炭素の吸収帯15μm付近は、既に二酸化炭素に十分に吸収されているから、これ以上二酸化炭素濃度が増えても二酸化炭素の温室効果は増えない・・という懐疑論もあります。再放射どうのこうのと言う議論がありますが、温室効果は二酸化炭素濃度の対数に比例・・・と言うところでしょう。
 温室効果ガスの中ではやはり二酸化炭素が一番安全で無害な感じが致します。例えば一分子あたり、代替フロンガス等(ハイドロクロロフルオロカーボン[HCFC]類 、 ハイドロフルオロカーボン[HFC]類など)の温室効果は二酸化炭素の数百から数万倍になる…と言われていますが、温室効果よりももっと深刻な他の害もありそうな感じがします。

 環境汚染物質は様々な種類があります。そんな中で二酸化炭素は、いわゆる「温室効果」のみで悪玉扱いされていますが、環境汚染物質には入れる必要がないくらいクリーンな物質です。
しかし、地球温暖化が最大の環境問題のようにプロパガンダされている現在、二酸化炭素換算の排出量が環境汚染度を測る一番の指数のようにさえ扱われています。
 この事実は非常に由々しき事ではないでしょうか?
例えば、塩化ビニル等、有機塩素化合物は燃やした時の二酸化炭素換算量などたかが知れています。そんなことよりも毒であり、燃やしてもダイオキシンなどの猛毒を発生する事のほうが問題でしょう。有機塩素化合物の環境負荷を、燃やした時の二酸化炭素排出量換算で語る事なんてナンセンスもいいところでしょう。しかし、二酸化炭素温暖化説がクローズアップされた現代は、そんな本末転倒な認識さえまかり通る勢いです。

 最も愚かな例が原発でしょう。一時廃止の方向に進んでいた原発も、二酸化炭素排出量削減・の大義名分のもとに、また推進運動が活発になっています。原子力発電所を運転すれば必ず出る放射性物質の有毒性(・・放射性物質は物理的放射線による被害なので、「毒」という言葉には抵抗がありますが・・・)は二酸化炭素の比ではないでしょう。二酸化炭素と放射性物質を天秤にかけたら、二酸化炭素など有害性はほとんどないに等しいでしょう。・・・原発は割に合わない危険な事である事は明らかなのに、天秤にも掛けずに、二酸化炭素排出がない、という理由で、原発が推進されています。(・・ライフサイクルで見れば、二酸化炭素放出も火力発電よりも多い筈です。・・)

 二酸化炭素を100万トン排出するよりも、放射性物質を1トン廃棄するほうが、遥かにシビアな問題でしょう。(放射性廃棄物にも色々レベルはありますから一概には言えませんが・・)放射性廃棄物にも色々レベルはありますが、低レベル放射性物質の中にも恐ろしい物質は存在します。代表的なものがプルトニウムでしょう。プルトニウムは、1㎏もあれば世界の全人口の致死量になり得るようです。日本の原発だけで、年間にこの致死量の10倍以上のプルトニウムが発生しています。
日本の年間の二酸化炭素排出量は10億トンのオーダーですが、放射性廃棄物は1万トンのオーダーです。そのうち高レベル放射性廃棄物は500トンくらいです。放射性物質の生成は、二酸化炭素の排出よりも先に規制するべきでしょう。

 地球温暖化説を完全否定する積りはありませんが、地球温暖化の脅威だけがクローズアップされ、その中でも二酸化炭素排出削減が中心になっている地球温暖化対策はかなり本末転倒と言うべきでしょう。
地球温暖化問題が本当だとしても、もっとシビアで急を要する環境問題は幾つか存在します。それなのに現在、環境問題の中で地球温暖化問題だけがクローズアップされ過ぎています。その為、二酸化炭素に換算された温室効果ガス削減ばかりが大きな声で叫ばれています。
COP15で、原生林などの森林伐採が禁止される事は歓迎すべきだと考えますが、温室効果ガスの削減ばかりに躍起になって一喜一憂しているうちに、気が付くと、他の環境問題が深刻化して取り返しのつかない状況になっている・・という可能性が高いのではないでしょうか?。二酸化炭素換算排出量は、環境問題の中で最も大きな意味を持った数値ではないでしょう。「低炭素社会の実現」なんて言葉を聞く度に本末転倒と感じます。もっと深刻な環境問題に目を向けるべきでしょう。
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【2009/12/25 00:02】 | CO2 トラックバック(0) |

COPの中の嵐
上々
日本だけが損をするような結論ではなかったというだけが取り柄のCOPだったようです。
かなり異常だったのは、その寸前にタイミングを合わせたように大スキャンダルが明らかになったのに、COPの中ではほとんど触れられず、まるで無かったかのように話がすすめられたことです。
まあどの参加者もそんなことには興味がないのでしょう。

石井吉徳先生のブログの中で、アラスカ大の赤祖父先生の文章が引用されています。http://oilpeak.exblog.jp/12550548/#12550548_1
日本のマスゴミもあまり取り上げる気はないようですが、かなり異常な現象でしょう。

「低炭素」を本当に目指すのなら悪い話ではないのですが、実際は全くエネルギー節約にもなっていないものをそのようにごまかすからおかしくなります。
食品添加物や農薬に関しては、メーカーや国を全く信用しない国民が、こういった話だけは疑いもしないのはなぜなんでしょう。

後世に、「どうしようもない会議だった」・・と評価される
雑草Z
    上々さん

 COPの問題点は沢山ありますが、理性で考えられない人が多いのも、大きな問題点の一つでしょう。
 殆ど科学に疎い人達だらけで、二酸化炭素温暖化のシステムもろくに理解していないのではないでしょうか?
 だから、代わりに原発を・・なんてもっと酷い事を平気で言えるのでしょう。

>まあどの参加者もそんなことには興味がないのでしょう

興味が無いというよりも、二酸化炭素温暖化説を信じ切っているか、議論出来ないか、または、利権的に語れないのでしょう。

++++++ ++++++++++++ +++++++++++ +

最近は上々さんのコメントがコメント欄を賑わしているので、3日間も音沙汰がないと不安になります。
 慣れない雪道で怪我されたのではないだろうか?・・とか
 何らかの理由でコメントするのをやめた・・とか・・
 


今回はブラックジョークオンリーで
guyver1092
 前回、日本の指導者は惑星開発委員会のメンバーであるということが判明しましたが、IPCCと世界各国の指導者も惑星開発委員会のメンバーだったことか明らかになりました。

 かくなるうえは助かりたい人は、政府に対して不服従を貫き、自給経済を勝手に取り入れて正当防衛を行いましょう。
 政府発行の通貨を使わないものひとつの手段です。

ブラックジョークレベルの会議
雑草Z
    guyver1092さん

 あれだけの規模で世界の注目を集めた会議なのだから、
本当に深刻な環境問題についてしっかり話し合うべきですね。
 森林破壊、砂漠化、ゴミ問題・循環しない廃棄物・・特に放射性廃棄物。結局、工業の縮小、経済の縮小が有効で確実な方法ですね。
話合いが物別れに終わっても二酸化炭素温暖化説よりもっと確実なシビアな環境問題が存在する事を世にしっかり認識して貰えれば、もっと有意義な会議になったでしょう。

>政府に対して不服従を貫き、自給経済を勝手に取り入れて正当防衛を行いましょう。

それがいい方法なのですが、グローバル資本主義は、そのような自給自足を破壊するでしょう。インディアンがキリスト教徒に滅ぼされたように・・・
 ・・・なんてブラックジョークに真面目に答えてしまいました。・・COP・・なんてそんなレベルですね。


コップの悪巧み
上々
COPの場で何をしたいのか、見ていれば判りますが、とにかく先進国側は途上国に石油を使わせたくないというのが明らかですね。
公式にはどうあれ、石油ピーク説に基づいているのは間違いないようです。

その割には石油無駄遣いの代替エネルギーも排除できていないのは科学的無知のなせるものですね。

途上国もそんなことは知ったことじゃないという態度に一貫しているのも大したもので、まあ石油がなくなろうが、これ以上悪くはならないというところでしょうか。

*****
ご心配させてすみません。滑りはしなかったのですが、雪かきで疲れて頭が回りませんでした。
今日はすでに帰省で自宅に帰っております。しばらくはのんびりです。

大げさなのに内容がないような・・
雑草Z
    上々さん

 実はCOP会議の内容は、テレビでも新聞でもあまり見ていません。これだけ大げさな感じで会議をやり、以前よりも遥かに着目されるようになりましたが、その内容は、期待できるものではありませんし、ときどき目にする会議の行方は、不快で見る価値を感じません。ニュース解説者やキャスターのコメントも、どうしようもないものが殆どです。

 今回の上々さんのコメントによる解説のほうが、短い文の中にCOPの本質が凝縮されていて参考になります。
 

>途上国に石油を使わせたくないというのが明らか

なのに、途上国に車を売りたいし、石油を使うプロジェクトを輸出したいのですね。そもそも、先進国がこれら途上国と呼んでいる国々に「石油」をドーピングしたのですからね。ガンガンドーピングして、今になって自分たちがドーピングで使うからお前ら控えろ・・・って感じですね。


>科学的無知のなせるもの

国際会議でこういう事が厚顔無恥に語られると言うのは、現代社会の科学も途上・・というか、似非科学、はったりがまかり通る社会であることを象徴してますね。


   ++++++++   +++++++++  +++++  +

 慣れない雪かきご苦労様です。初めての経験でしたか?
雪かきはスコップでですか?(先の平らで真っ直ぐで口の広い雪かき専用スコップ)スノーダンプでですか?
 雪国はスノーダンプが必需品ですね。エンジン付きの雪かき機は大げさすぎて必要ありませんが(笑)

 石川県の冬は、私の住んでいる福島県会津地方と共通っぽくて何となく想像付きますが、九州鹿児島の冬は石川県の11月とか3月くらいの陽気でしょうか?

  


アメリカの戦略
上々
雑草Z様
 アメリカ政府首脳は石油の採取可能量についてかなり正確に把握しているという話もあります。
 ただし、実際に取っている政策は矛盾点がかなりありますので、眉唾の話なのかもしれませんが。

 まあ石油が乏しくなってきたとしても、現在の経済の最重要ポイントはいかに自動車を売るかにかかっているので、仕方のないところなのかもしれません。

 アメリカの政策を考えてみると、何らかの意思が一本通っていると見られます。日本を見る影も無く疲弊させたというのも目標どおりなのかもしれず、
現在中国をおだて上げているいるように見えるのも意図あってのことかもしれません。

***
九州でも鹿児島宮崎は暖かいのですが、福岡熊本は結構寒いです。それでも晴れて日が当たると一気に気温が上昇します。
真冬でも晴れてうららかな日和の時は北陸の11月くらいですね。
石川では雪がすぐに重くなってしまうのがわかりました。兼六園で樹木に雪つりをする理由もわかりました。
初めて判ったことが色々あります。


石油の可採埋蔵量
雑草Z
    上々さん

 アメリカは政府レベルでも(石油)民間会社でも、石油の原始埋蔵量、可採埋蔵量、に関してはかなり研究していて把握しているでしょうね。・・どの位正確かは誰もわかりませんが、・・神のみぞ知る・・でしょう。
 最近もコメントで上々さんと何度か話題にしましたが、石油の裁可埋蔵量とか生産(採掘)予測なしに、二酸化炭素温暖化説による100年後の地球温暖化を語るのは、おかしな話ですね。

>日本を見る影も無く疲弊させたというのも目標どおりなのかもしれず

 そういう側面は否定できないでしょうね。属国のように扱ってきた国に経済で抜かれる事は我慢ならない事だったのでしょう。・・・でも、国の利害よりも自分達だけの利害しか考えないグローバル資本主義の多国籍企業のほうが危険ですね。 

>現在中国をおだて上げているいるように見えるのも意図あってのことかも

国策としてあり得るでしょうね。でもやはり、アメリカの利益よりも自分たちの企業利益しか考えないグローバル資本主義の多国籍企業の策略の部分も大きいでしょうね。アメリカのグローバル資本家と中国の金融資本家との癒着・・・世界秩序を破壊し、破局へ向かわせていますね。。その辺色々絡まっているでしょう。危険な連中です。

  ++++++++++   ++++++  +  +++++

>石川では雪がすぐに重くなってしまうのがわかりました。

雪国では雪が積み重なって、どんどん重くなりますね。
だから木にも雪囲いとかするんですが、山の木にはそんなことしないので、過保護かな・・と思います。家の木には雪囲いしませんでした。(・・面倒くさいだけだったりして・・笑)
 九州は雪なんてほとんど降らないのでしょうか?
・・冬タイヤ・・って使いますか?

巨大企業と破局
上々
巨大企業がさらに巨大になっていく速度と現在の資本主義の破局とどちらが先に来るか、あるいは両方一緒に関連しながら来るのか、難しいかもしれませんが、とにかく石油価格の上昇の度合いによって違ってくるような気がします。

いくら世界制覇を目論んでいても輸送費が高騰してしまえば各地域の小さな企業が息を吹き返します。
その辺のせめぎ合いがこれから起こってくるんでしょう。

***
冬用タイヤは九州でも阿蘇や九重などの山の方では履き替えるようですが、それ以外の地方にはありません。
私も知識としては知っていたのですが実物はこの冬初めて見ました。
家内は冬はまだ釘を打ったタイヤで走っていると思い込んでいました。
それにしても本当に滑らないのには驚きました。

石油が使えなくなってグローバル資本主義は崩壊
雑草Z
    上々さん

>巨大企業がさらに巨大になっていく速度と現在の資本主義の破局とどちらが先に来るか、あるいは両方一緒に関連しながら来るのか

 かなり相関関係があるでしょうね。正の相関と呼ぶべきか負の相関と呼ぶべきか。巨大企業の成長度とグローバル資本主義の成長度の相関関係を考えれば、きれいな相関関係でしょうね。かつては正の相関関係で成長していたのが、ある時期から正の相関関係で衰退していくでしょうね。・・先進国ではもう衰退は始っていますね。・・・現在はこの衰退を不自然な景気対策でまた成長させようと躍起になってます。・・そしてますます環境が破壊されてます。

>世界制覇を目論んでいても輸送費が高騰してしまえば各地域の小さな企業が息を吹き返します。

なるほど、面白い洞察ですね。早いところ可採石油が枯渇すればいいですね。・・・生態系がこれ以上の環境負荷に耐えられるかどうか心配です。実際可採石油の枯渇は世界に大混乱をもたらすでしょうが、必ず通らなければならない道ですし(その前に人類社会が崩壊すれば別ですが・・)可採石油が少なければ少ないほど、人類が生き残る可能性が高いですからね。
 地域の小さな企業に頑張って欲しいものです。


  ++++++++    +++++++    +++   +

 
 なるほど、冬用タイヤは九州では殆ど要らないのですね。
釘を打ったタイヤ=スパイクタイヤ  は、道路を削るという理由で(その粉も体に悪い)かなり前(・20~30年前・・)に廃止になったと思います。(笑)・・私も使った事がありません。


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2009-12-21 00:03
現在行われている地球温暖化対策に反対なのは、二酸化炭素温暖化説を否定しているからではありません。確かに懐疑派で、二酸化炭素温暖化主因説は信じてはいませんが、さりとて完全否定派でもありません。しかし、現在行われている二酸化炭素削減対策にはほとんど大反対です。二酸化炭素地下貯留、原子力発電、エコ替え、省エネカーの補助金&減税、風力発電、太陽光発電、排出権取引…グリーンニューディールなどの政策はすべて環境対策というよりは経済対策です。
地球温暖化対策ばかりではありません。
 汚水処理の為の大規模下水処理施設、ゴミ処理施設、ODAの開発援助、・・・すべて賛成出来ません。
これらを総称して私はギャグ効果・・・ギャグのような逆効果・・と呼んでいます。明らかに逆効果のものもあるし、効果が怪しかったり、収支のわけのわからないものに溢れています。環境を守ろという呼びかけのイベントも、往々にして経済対策になっている事が多く、環境負荷を多く掛けているイベントも沢山あります。
そのようなギャグ効果の怪しい対策ではなくて、現在すぐに出来る環境対策で、一番効果がある方法はどんな方法か・・?と問われれば、考えるまでもなく明らかな方法は、「止めること」に違いありません。
 予防原則という意味でも、止めることが一番の対策でしょう。
 原発による放射性廃棄物の処理も有効な方法は見つかってないし(これからも不可能でしょう・・)石油化学製品の廃物処理も有効な方法は確立されていません・・・ならばどうするか…それは止めることです。それが一番確実な対策です。この方法ならお金もかかりません。・・・その環境問題を発生させていた仕事に就いていた人々への生活保障・・という本末転倒の事にお金がかかるくらいでしょう。


 ダムを造ること、河川工事、海岸工事、森林伐採・・・すべて凍結して止めるのが一番の環境対策です。
先ずはストップ・・・これに限る・・・これが最良の予防原則に違いありません。

 たとえば、生ごみ処理や糞尿の処理は、止める…というよりも上手く自然の循環に回すことが最良の方法である場合があります。…このように個別の問題では、止めることよりも有効な方法があるかもしれませんが、総合的に考えれば止めることが最も確実で有効で費用もかからない方法でしょう。

 地球温暖化対策も、石油などの消費を減らすことが有効な方法でしょう。工業や経済活動は現状を維持して、または成長を期して、その上で二酸化炭素を減らそう・・・なんて言ってるから逆効果の対策だらけになってしまうのです。
工業活動の多くを止めて、不要な経済活動も止めれば、排出する二酸化炭素の量も自ずと減るでしょう。その結果、NOx ,SOx の排出も減り酸性雨対策にもなりますし、ゴミ問題も環境汚染の問題もかなり解決するでしょう。・・・地球温暖化・・・は重要性の高い環境問題ではないと考えますが、産業活動を控えることによって、色々な環境問題が軽減し解決する方向に向かうのです。
 様々な環境問題が起こったら、対症療法的な出口での対策を練るのではなく、その原因を止めればいいのです。…そんな簡単な基本的なことをやらずに、対症療法的な対策ばかりを行うのは、経済効果を考えているからに他なりません。先ず、原因となった経済活動を放置し、さらにその対策としてお金のかかる対策を提案する・・・まさに経済の為の環境対策です。
 
 原発は放射性廃棄物を必ず放出しますし、プラスチックや石油化学物質は自然に分解されずに残り、有毒であることは明らかです。地球温暖化の二酸化炭素との因果関係のように不確実なのではありません。
 ならば一番有効な対策は、元から断つ…環境負荷の大きい物質を出す産業活動を止めるべきなのです。
 止めることをせずに、お金のかかる出口での対策をしているものはすべて経済対策というべきでしょう。

 止める勇気、これが現代社会に一番必要なことで、それ以上の環境対策はないでしょう。
ごく当然のことだと思うのですが・・。
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【2009/12/21 00:03】 | Sustainability トラックバック(0) |

資本主義の呪縛
guyver1092
 常識で少し考えれば、当然の結論ですが、出せないのですね、ほとんどの人が。

 あとどれだけの人が呪縛から解かれたらパラダイムシフトが起きるのでしょうか。

 私が起こりうるのではないかと期待しているのは産業界の自滅です。具体的には、自分たちの儲けのために、労働者への賃金をさらに削り、ものを買う金がなくなり、デフレスパイラルになって経済は縮小、労働者等は、自衛のため、農家から家庭菜園を借りて、自給経済が自然に増えていくとのシナリオです。
 あまり確率が高いとは思えませんが。 

>産業界の自滅
雑草Z
    guyver1092さん

 止めること・・・と言う選択肢を選べないと考える事は、成長絶対主義の洗脳ですね。止まる事が考えられないほどに社会システムがドーピングされてしまった・・とも言えるでしょう。おっしゃるような
>呪縛
でしょうね。

>起こりうるのではないかと期待しているのは産業界の自滅

はいいですね。可能性が低くとも、あり得ないとは言えませんね。非常な痛みを伴うでしょうが、このまま成長志向が続いて起こる大崩壊よりはいいでしょう。私も期待したいところです。

>自衛のため、農家から家庭菜園を借りて、自給経済が自然に増えていくとのシナリオ

が特にいいですね。私も似たような事を考えます。
いつも有意義な面白いストーリー有難うございます。
現代のシステムに縛られた人には絵空事に映るでしょうが、
それこそが、
呪縛、洗脳
なんですよね。

そろそろのんびりしても良いのでは。
BEM
戦争が終わって復興、高度成長、バブル…と、日本は走り続けてきた感があります。
ここらでガツガツしない、ゆったりした将来を目指しても良いんじゃないか?って最近思うんですよ。
物で溢れて、食べ切れないほどの食糧を輸入して、使い切れないオモチャ(クリスマスが近いですからねえ(笑))に囲まれて、まだ満足できないか? って。

二酸化炭素を出さないようにするには成長を止めるという考えは至極真っ当な意見だと思うのですが、テレビでそんな事をいう人は全くいませんよね。
誰もが経済対策、経済成長、科学技術なくして日本の将来はないとか、日本は立ち止まる事が許されないようです。

環境対策予算も結局は公共投資という経済対策ですものね。
大都市に住む人間ほど止まる勇気はないでしょうね。

そろそろのんびり・・ですね。
雑草Z
    BEMさん

 企業が生き残り、成長を続けるために、溢れて収容しきれない物をもっともっと作って売りつける…消費拡大なんて続けていたら、地球の生態系の環境は壊れてしまって人類社会も崩壊する事は明らかでしょう。


>ここらでガツガツしない、ゆったりした将来を目指しても良い

そうですね。物があっても使う暇がないくらいに時間的にも追いつめられています。
 以前は、「持ってる事」自体に満足したり自慢したりする人も沢山いたようですが、最近は要らない物は買わない・・というごく真っ当な考え方をする人も増えてきたように感じます。
 そこを、景気対策・・とばかりにテレビなどマスコミで購買意欲をそそる・・・マスコミは浪費を煽る企業の手先が大多数です。

 日本に限らず世界中一度立ち止まって・・食料など必要最小限の生活物資だけ供給して・・・ゆったりしっかり考える時間があればいいですね。

必要なのは「止まる勇気」ですね。・・実は簡単な事だと思うのですが・・。 

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2009-12-17 00:03
バブルの時代には過去数年株価が上がり続けたから、これからもそうなる・・株価は上がり続ける・・と証券マンや経済アナリスト達が、株の購入をどんどん進めました。・・・彼らは商売としてやっていただけではなく、本当にそれを信じていた輩も多かったように感じます。でも結局バブルは崩壊しました…右肩上がりの経済が続く筈が御座いません。
 「いや、長い目で見ると経済は右肩上がりになる。・・・何故なら長い目で見れば経済は成長を続けているからだ」・・・と云う方も沢山いますが(・・最近はかなり減って来ましたが・・)それも高々数十年の事でしょう。世の中に・・・少なくとも地球上には・・成長を続けられるものなどある筈がありません。
必ず株価は上がると言って儲けた伝説の投資家の話とかありますが、彼はそういう時代に生きただけの事です。そんな人間をカリスマ視しても仕方ありません。ちょっとずる賢い、運が良かっただけのギャンブラーだったのでしょう。

 だから経済成長を続けようとしても、必ず恐慌という経済破綻があって見掛け上のリセットがあるわけです。財閥、金融資本家達の中にはそれを知っていて、恐慌前に株などを売り抜けて、恐慌時は我慢し、また経済成長が始まったら儲けよう・・・という輩が沢山いるのではないでしょうか?今回の恐慌を分析する多くの経済学者や経済人は、資本主義経済の自律的な(・・という建前の意図的な・・)調整のプロセスを経て、また経済は成長すると信じている輩が多いように感じます。

 彼らはそうやって、この恐慌を乗り切りまた経済成長を煽ってさらに儲けよう・・・と画策しているようですが、これは周期現象では御座いません。経済成長から恐慌までの一連の流れは地球環境を疲弊させます。恐慌で環境はリセットされないのです。付加価値という名のもとに、破壊された自然、荒らされ続けた自然はそう簡単に復元出来ないのです。
 これまで過去に経済成長と恐慌を繰り返してきたからって、また恐慌の後に経済成長が実現し、好況が来る・・・という経済学者、財界人の読みは、短い経験での短絡的なロジックで、信頼に足りません。仮にまた経済成長がやってきたとしたら、環境はもっと悲惨になるだけでしょう。そろそろこの歴史の浅い、持続不可能な資本主義社会の不条理から離れないと危険です。人間が生きていける環境が破壊され続けて行くのです。エントロピーの法則から考えても
歴史は繰り返す
・・と言うのは間違いです。寧ろ
歴史はいつまでも繰り返さない
と肝に銘じ、早くこの金融資本主義から脱し、持続可能な社会を築くべきでしょう。

歴史が繰り返すのは循環型社会の限定された場合です。
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【2009/12/17 00:03】 | Sustainability トラックバック(0) |

生態系の成長
guyver1092
 過去、地球の生態系は確かに成長してきました。それこそ何億年もかけて。ですから地球の生態系の成長の範囲なら確かに成長を続けられるでしょう。
 この成長の速度は人間の目から見ると止まっていまが。
 
 現在の経済成長は生態系の成長のそれこそ億倍もの成長速度でしょう。そんな無茶な成長を続けられるわけないですね。

 私としては、過去から現在までの不況対策の効きの低下からして、今回の日本の不況は相当長期間(10年とか20年とか)になると考えています。原因は過去の日本の経済対策により、経済の血液である貨幣が、巨大企業への一方通行になり、日本中の家計がいわば干上がっているからだと考えています。

 しかしものは考えようでこのまま石油ピークによる原油の値上がりが始まるまで日本が不況のままなら、経済活動の活発化による開発も少ないということになるので自然環境の破壊も少なく、日本人にとってはかえって幸福なのではと考えています。

地球は有限ですから
雑草Z
    guyver1092さん

地球は有限ですから、生態系の成長にも限界があるでしょう。ですから、地球の生態系の成長も無限には続けられないでしょう。人類が幅を利かす前、10万年前くらいには、地球の生態系は十分に成長しきっていたのかも知れません。


guyver1092さんの予想通り、今回の不況は長くかかるでしょうね。・・・そしてそのまま資本主義社会が崩壊するのもいいでしょう。


>日本が不況のままなら、経済活動の活発化による開発も少ないということになるので自然環境の破壊も少なく、日本人にとってはかえって幸福

 私もそう思います。簡単に不況を脱したら、また愚かな経済成長を続けるだけで、環境はもっと破壊されるでしょう。
このまま、不況が長引いて、経済成長を追わない社会にパラダイムシフト・・・が理想ですね。

不況の効果
上々
不況になるとまだましで、好況になった時が最も危ない、ということは真実でしょうね。
全く、罪作りな経済体制だと思います。
日本だけでなく、世界のあちこちで、好況になったがために崩壊時の混乱が大きくなる事態が繰り広げられています。

それでも景気回復を求め、選挙でも候補を選ぶ最重要ポイントに景気対策を求める国民(日本人だけじゃないでしょうが)を見ていれば、現在の政府の行く末も分かり、その後のさらなる混乱も予測がつきます。


不況はチャンス
雑草Z
    上々さん

>好況になったがために崩壊時の混乱が大きくなる事態が繰り広げられています。

全くその通りで、そういう事をしっかり言及できない経済学者は、どうしようもないと思います。

 選挙でもみどりの党的な政党が支持されるようになってくればいいと思いますし、その方向に進むでしょう。・・ただし、みどりの党的な政党の中も玉石混合です。利用してやろう・・という輩や話にならない団体や個人も結構います。

恐慌時こそパラダイムシフトのチャンスでしょう。 

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2009-12-13 00:02
前回の【ゴミこそ地産地消・・・地消は廃棄まで・・・】の続きです。

 テレビなどで、よくゴミ屋敷のことが問題になります。ゴミが家の中や敷地に放置されて、ゴミに埋め尽くされた家の事です。家の主が他の家からゴミを集めてくる場合もあるようですし、割れ窓理論よろしくゴミ屋敷には他の人がさらにゴミを持って来て捨てる場合もあるようです。しかし、そんな場合を除いて自分の家で出たゴミだけでも、1年、5年、10年・・と溜め込んで置いておくと、あれだけのゴミになるのです。飲食店とかやっていて、ゴミを捨てなければ、数か月でゴミ屋敷になってしまうでしょう。ひとつの家庭でも何年もゴミを出さないでいればあれだけのゴミが溜まる・・・と云う事自体が恐ろしい事です。
 ゴミ屋敷は確かに近所迷惑でしょうけれど、あのゴミを撤去して、ゴミ処理場に持って行けば済むと言う話ではないでしょう。ゴミ収集車でどこかへ持って行って廃棄すると言う事は、対症療法であり、問題の先送りです。今現在ゴミを家から出す事を禁止したら、ゴミ屋敷になってしまう家が殆どでしょう。つまり、ゴミ屋敷になるかならないかは、ゴミをよそに持って行くかどうかの違いです。・・ゴミを(自治体のゴミ収集などで)遠くへ持って行って貰う事が責任ある行動とは思えません。勿論根本解決には程遠いでしょう。

 ゴミの減量の事が言われてから久しい筈ですが、あまりゴミの減量は進んでいない証拠ではないでしょうか。食べ物でさえ、一つ一つの商品にあれだけの包装をして売っているのですから、捨てなければゴミは溜まって然るべきです。容器や包装でなくとも、製品自体、使えなくなったら、実質は廃棄するだけの物が沢山あります。

そんなゴミを捨てないで自分の敷地内に置いておく事はある意味良心的とも言えるかも知れません。(往々にして敷地をはみ出してしまうようですが・・)

 物を捨てられない人も多く、捨てないでいるうちに物が溜まり過ぎてしまいます。 ・・・私自身、物は捨てられずに溜めこむほうです。妥協して少しずつ捨てます(笑)・・・物を捨てずに溜めこんで困ってしまえば、普通はあれだけのゴミ屋敷になる前に、物は必要最小限しか買わないほうが賢い・・と言う事を悟るでしょう。・・ゴミ屋敷の主は、限界を超えてどんどん溜めこむところは病気と言えるかも知れません・・

 逆に物をポイポイ捨てて、整理整頓が上手い人もよく見かけます。整理するにはどんどん捨てろ・・・みたいな整理術を主張します。でもそれって好ましい事でしょうか?ゴミを自分の知らない遠くに持って行って貰って廃棄し、自分の身の回りはきれいにする・・・と言う発想は戴けません。実はその手のきれい好きがゴミ問題を深刻化している大きな要因になっているのではないでしょうか?
 自分で出したゴミは自分で責任を持って始末する・・・と言う事は、出したゴミを遠くへ持って行って廃棄する事ではなく、しっかり自然に返して、自然の循環に回す事でしょう。中古製品として再利用するのもいいでしょう。再資源化が簡単で投入エネルギーも少なくて済む物質は、再資源化に回すのもいいでしょう。・・・それが出来ないなら、個人で持っていろ・・・それでも嫌なら買うな・・・と言うのが地球の環境に対する本当の責任でしょう。・・・(その前に、再資源化出来ないものは販売するな・・と言うべきでしょうが・・・)

 ごみ屋敷を批判する前に、そんなゴミが沢山出て来る社会のシステムを批判すべきでしょう。ゴミ屋敷と同じくらいのゴミを普通の家庭は、「ゴミ」として、家の外に廃棄している事実にも着目して、その根本問題から解決すべきでしょう。
・・・ゴミの「地消」の究極の理想例は、各家庭内で始末出来るということでしょう。・・・

 確かに「ごみ屋敷」が近所にあれば迷惑でしょう。廃棄物は家ごとに点在させるより一か所にまとめておくほうが土地の有効利用は出来るでしょう。・・・しかし、廃棄物はよそに持って行って捨てよう・・・と言う発想が素晴らしいとは思いません。ゴミ屋敷は、個人の責任・・と言うよりも現代の物質文明を反省する材料にすべき存在ではないでしょうか。

 やはりゴミこそ地産地消にすべきです。そうすれば一時的にゴミが自治体に溢れるような事態になるかも知れませんが、その後急速なゴミの減量が進み、ゴミ問題の解決方向に向かうでしょう・・・人類が愚か過ぎなければ・・・
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【2009/12/13 00:02】 | ゴミ・廃棄物 トラックバック(0) |

塩素を含む物
guyver1092
 ビニール等は塩素を含んでいなければ燃やしてしまうのが一番ですね。

 親戚でごみをかまどで燃やしているという人がいました。今はどうか知りませんが。

 各家庭で、ごみを完全分別できれば、マテリアルリサイクルも可能かもしれませんが、社会全体の効率を考えると、包装はなくすほうが良いですね。容器は、各自が店に持ち込んでそれに入れて持ち帰るというのが合理的でしょうね。

 以下冗談
 ごみ屋敷の住人は実は予知能力者で、近いうちに石油製品の価値が金以上に高騰するのを知っているから貯めているんです。

ゴミは本来は資源・・
雑草Z
    guyver1092さん

>ビニール等は塩素を含んでいなければ燃やしてしまうのが一番ですね。

 燃やすなら、ただ燃やすのは勿体ないので燃料にすべきでしょうね。・・・と言うか、やはり基本的には使い捨てのビニールは禁止にすべきでしょう。

>社会全体の効率を考えると、包装はなくすほうが良い

包装は本当に早急に廃止にすべきだと思います。


>容器は、各自が店に持ち込んでそれに入れて持ち帰るというのが合理的

そうですね。昔はみんなそうだったのですけどね。マイ箸マイバッグと言わず、マイタッパー、マイボトル・・でしょうね。物にもよりますが・・


いつもながら面白い冗談ですね。・・・今回は「ブラックジョーク」という表現は不適切ですね。
 予知能力はないでしょうが、ゴミを資源と思って捨てない人は沢山いるでしょう。誰かがゴミを撤去しようとしたら、ゴミ屋敷の主が「捨てるな!」・・・と怒っているシーンを見た事があります。・・・その感覚は悪くないと思います・でも、もっと分別しないといけませんね。(笑)


Anthony
家庭用の小型ゴミ焼却 給湯&発電システムつーのが、できないかなぁ



ゴミの質・・
雑草Z
    Anthonyさん

 その為には先ずは、燃やせる有機物のごみ・・昔のようなゴミにもどして、プラスチックなどのごみは減らすべきでしょうね。
 基本は、腐って自然に分解して自然に戻るゴミでしょう。

でもゴミ屋敷はイヤ
BEM
先日仕事でカビ取りやスズメバチ、カメムシの駆除をしている方に会ったのですが、以前はいなかった北海道にもゴキブリが多くなっており、それもゴミ屋敷でスゴい事になっているそうで、話しを聞くだけでちょっと背筋がゾクッとしました(^^;

私が子どもの頃の話しですが、田舎である美幌町では(今でも田舎ですが♪)街の中心部からは少し離れていたので、家で出たゴミは自由に家の前で燃やしていました。

子どもでしたが、親と一緒に燃やしたり、中学高校生くらいになると、自分でもゴミを燃やしていましたよ。
それで思うのは今のように、ほとんどが紙ゴミのようなもので、燃やすと有毒な真っ黒な煙が出るということもあまりなかったように思うのです。

最近はプラゴミなどを分別するようになったため、それだけで毎週袋一杯になります。資源ゴミとは言いますが、本当に資源化されているのか怪しいと睨んでおります(笑)

この30年の間に自然に返らないゴミがいかに増えたことかと、この記事には考えされられました。
しかし、製造する側にその危機感はないのでしょうかね。

タイトルが受けました(^^;
雑草Z
    BEMさん

 北海道にもゴミ屋敷があるんですか?
珍しいものかと思いましたが、結構沢山あるのかも知れませんね。…程度にも拠るでしょうが全国にどのくらいあるのでしょうね。…記事に書いたようにゴミ屋敷の主には多少シンパシーを感じますが、近所にあるのは嫌でしょうね。(笑)

>でもゴミ屋敷はイヤ

というタイトルは実感がこもってますね。


 私も子供の頃は燃えるゴミは家で燃やしていましたし、そう言えば小中学校などには焼却炉があり、掃除当番が焼却炉にゴミを捨てに行ってたような記憶があります。

>この30年の間に自然に返らないゴミがいかに増えたことかと、

そうですね。それも使い捨ての容器が増え過ぎです。本来の問題はそっちであって、ゴミ屋敷はそれに起因する一つの現象に過ぎませんね。

モラルの問題の前に自然に帰らない使い捨て容器などを法律で禁止すべきでしょうね。
 


Gizen-H
手元から離れたら、目の届かない場所に移ってしまえば、それでお仕舞い。そのような考えがあるかどうかは分かりませんが、深刻と言われている割には周囲でゴミ問題に対する意識が低いような気がします。

自然に帰ることのない、または循環を遥かに上回る「ゴミ」を大量に出す構造が社会を成り立たせている、そのようにも思います。

初めての書き込み、失礼いたしました。

遠くに持って行かない事
雑草Z
    Gizen-Hさん

 はじめまして、初の書き込み、賛同のご意見有難うございます。

>目の届かない場所に移ってしまえば、それでお仕舞い。

・・は、そう考える人もいるでしょうけれど、大抵の人はそこで意識から離れてしまうのでしょう。そうやって知らぬ間に、ゴミ問題は深刻化しているのだと思います。だからこそ、ゴミこそ遠くへ持っていかずに身近で始末するべきだと考えます。そうすれば、現在のような無節操な大量生産大量消費、過剰包装は無くなる方向へ進むでしょう。

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2009-12-09 00:03
 地産地消・・・地元で作った物を地元で消費・・・と言う昔の社会では当然だった事が最近また見直されています。(・・昔はごく当然の事だったので、「地産地消」と言う言葉も無かったのではないでしょうか?・・)グローバル化の弊害も見えるようになって、地産地消はますます見直されてきています。
「地産地消」と言う言葉は、現在は大体食物について使われています。これから持続可能な社会を築くにあたっては、食物ばかりでなく、あらゆる資源、製品について地産地消が必要でしょう・・・そして、ゴミ、廃棄物に関しても、「地消」と言う事が大切でしょう。

現在、ゴミ、廃棄物の問題は、資源の枯渇問題以上にシビアな問題です。切迫感がないように感じるのは、ゴミを人の少ない地域に持って行ったりして、ゴミ処理の現場が身近になかったりするからでしょう。海洋投棄したり、途上国と呼んでいる国に持って行ったりする事も頻繁に行われています。実際は捨て場の枯渇問題は深刻です。しっかり処理しきれてないゴミも沢山あります。循環する物質ならいざ知らず、廃棄物を喜んで受け入れる場所なんてないのです。このように、ゴミを自分の地域で処理せずによそに持って行く事は、解決どころか問題を先送りして、もっともっとゴミ問題を深刻にするだけです。

廃棄物の処理場の特に不足している都市部こそ、廃棄物の「地消」・・・つまり自分の住んでいる地域での処理をするべきでしょう。・・・・「そんな事は無理だ」・・と言う都市部の住民は沢山いるでしょう。・・・でもそれなら廃棄物を出さなければいいのです。
これだけの膨大な廃棄物をよそに持って行かなければ、大都市が、持続不可能で成り立たなくなる・・と言う事に気付くべきでしょう。


・・・誰も欲しがらない石油化学物質の廃棄物や、放射性廃棄物こそ、責任を持って地消するべきでしょう。
そうすれば、ゴミの減量に対して人々はもっともっとシビアにしっかり取り組むようになり、不必要なものやゴミを出す商品は買わなくなるでしょう。プラスチックなどの人工化学物質は処理し切れないので使わなくなり、作らなくなるでしょう。勿論、人間の手に負えない放射性廃棄物は絶対に出さないようにするでしょう。つまり、原発は廃止されるでしょう。リサイクルの殆どが、如何に愚かでエネルギーの浪費であるかも気付くでしょう。

逆に生ゴミ、糞尿はしっかり自然の循環に回るようにするでしょう。自然に捨ててやるのに人間がわざわざ投入するエネルギーが必要ないと言う事が、どんなに素晴らしい事か実感するでしょう。・・・本来は当然の事なのですが・・。ゴミの大規模埋立地とか大規模下水道のようなものが、如何に対症療法的その場しのぎで問題の先延ばしである事に気付くでしょう。

 みんなが嫌がるゴミ処理こそ、自分達の地域の自分達が見える場所で!!
ゴミ問題の実態をみんながしっかり認識し、腐らないゴミ・・・プラスチックや放射性廃棄物・・がいかに厄介な代物である事を実感し、ゴミ問題にしっかり対処するようになるでしょう。

ゴミこそ地産地消・・・です。

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【2009/12/09 00:03】 | ゴミ・廃棄物 トラックバック(0) |

地産地消
上々
どうも地産地消と言う言葉には胡散臭さが伴い、それを主張しているのは地方のJAが多いというのもありますが、それなら地元だけに出荷して他の地方には売るなと言いたい私はひねくれ者です。

さて、ゴミの地産地消というのは面白い考え方ですが、都会の限られた地域を対象とすれば無理なんですが、周辺地域まで入れて、その地域内で全部処理するというのであれば、推進すべきものでしょう。というより、そういう風に都会を作りなおすべきでしょう。
数万人規模の町の部分と、それを取り巻く還元する部分を1セットの「地元」としていけば無理な話ではありません。
日本全体をその原則で組み直せば、今問題となっているかなりの部分はなくなるかもしれません。
その単位「地元」の世界では「国際競争力」や「グローバリズム」などと言うものが忘れられるようになるでしょう。

まあ言ってみれば江戸時代の藩の規模なのかもしれません。

資源
guyver1092
 本当に資源がなくなるとごみ問題は自然に解決するのではないかと考えています。共産圏が崩壊後のキューバでは、ペットボトルからウサギの給水装置を作るなどしていたそうです。おそらくその他のごみも何らかの利用をしていたと推測しています。また有機物のごみはウサギ、モルモットを使って肉に変換していたそうです。

 ごみの地産地消は真に持続可能な社会にするための準備としてよい方法かも知れませんね。具体的方法としてはデポジット制が良いかもしれません。ごみは混ざっているからごみなので預かり金を受け取れる先をたとえば鉄、銅、ガラス等回収する物を専門化しておけば家庭で出た廃棄物が資源に変換できるかもしれません。各家庭で壊れたものを分解するという負担は増えるかもしれませんが。

 そういえば、原子力のごみを皇居だったか中央省庁の中にだったかに捨てよという主張を読んだような気がします(受益者負担という意味で)。
 槌田氏の毒物等物品税も良いでしょうね。

 資源に分けやすい単純な製品のほうが預かり金が少なくなるよう設計されたデポジット制ができればなお効果が良いかも知れません。

Re:地産地消
雑草Z
    上々さん

>地産地消と言う言葉には胡散臭さが伴い・・・地元だけに出荷して他の地方には売るなと言いたい私はひねくれ者

いやあ、お気持ちはよくわかります。その通りだと思います。・・・と、同時にJAも本気で地元でしっかり売ることを考え地元に根付いたJAになって欲しいものです。肥料も地元で出た生ゴミ、糞尿を使うとか・・。化学肥料や農薬をを売りまくったり、農家にたかる中央官庁のいいなりのJAから脱皮して欲しいですね。民主党政権でJAにも変化ありそうですか・・?

>周辺地域まで入れて、その地域内で全部処理する

そうですね。無理な話ではないし、そうしなければ破局が訪れる事は明らかでしょう。巨大都市と言うものは、周辺のその何倍もの面積の郊外、森林や農地があってやっと成り立っている砂上の楼閣である・・・と言う事を多くの人にしっかり認識して欲しいものです。

おっしゃるように、これが反グローバリズムの流れで、昔の定常的に持続可能な社会に戻す方法でしょう。

 このあたりも全く見解が一致してますね。
 

資源の枯渇か、捨て場の枯渇か?
雑草Z
    guyver1092さん

>本当に資源がなくなるとごみ問題は自然に解決する

地下資源が早く枯渇すればゴミ問題はかなり解決するでしょうが、それまでにどれだけ環境負荷がかかるかでしょうね。
地下資源の採掘現場での環境破壊も凄まじく・・・いつか記事にしようかと思います。石油を代表として、地下資源って開けるべきではなかったパンドラの箱でした。

>各家庭で壊れたものを分解するという負担

企業は、壊れた時の分解の容易さ・・使用時にちょっと不便でも、沢山の物質を細かく混ぜて使わない、エネルギーの投入がわずかで分解出来る・・まで考えて製品を作るべきですね・・・勿論法律化。

>原子力のごみを皇居だったか中央省庁の中にだったかに捨てよ

そうすべきですね。原発推進派の重役は、原子力発電所の近くに住み、自分の家の庭に放射性廃棄物を置くべきですね。・・地球上で、放射性廃棄物を捨てていい場所なんてありゃあしないのだから・・。


そうだ、そうだ〜!
BEM
ホントにそう思います!
散々ゴミになるものを作り、散々消費しておいてゴミの処分する所は自分からできるだけ遠い所に。ってエゴの塊のようなものです。
私の自治体もゴミを少なくすることに躍起になって色々やっていますが、その入り口に関することはほとんど無に近いような気がします。

随分前からゴミの処分場がなくなって日本がゴミの山になるなんて想定もしていましたが、その都度海を埋め立て山を埋め立ててやってきたのでしょうか。

デポジット制も分からないでもないんですが、大量消費している分別のない金持ち達なら、金で済むのならと問題解決にはならない気がします。
ワンウェー瓶の廃止だとか、処分に費用のかかるものは使わないというような作らせないくらいしないとダメかもしれませんね。

放射性廃棄物の処分に関しては、私は通産省と電力会社本社に貯蔵しては?と考えますが、いかがでしょう(^^

ゴミ問題の一番の解決策
雑草Z
    BEMさん

 シビアな環境問題は、遠くではなく、身近で実感すべき・・と考えます。ゴミとは真剣に向かい合わなければならないでしょう・・・遅すぎるくらいです。
 ゴミを喜んで受け入れる自治体はない・・・と言う事からも、ごみは地元で処分すべきですね。そうすればゴミを減らす事を本気で考え、現在の10分の1レベルには簡単に落とせると思います。

おっしゃるように、

>その入り口に関すること

からしっかりやらないと根本解決にはなりませんね。

>ワンウェー瓶の廃止

の為にはデポジット制は有効だと思います。


>放射性廃棄物の処分に関しては、私は通産省と電力会社本社に貯蔵しては?と考えますが、いかがでしょう

おお、いいですね。みんなが使う電気だから・・・と問題をすり替えて、自分達の出した工業廃棄物である放射性廃棄物をよその土地に埋める・・・って酷い話です。原発推進派はそのくらいの覚悟があって然るべきです。
・・と言うか、早く原発やめましょう。



東京ゴミ戦争
上々
昔、東京都内で清掃工場建設を巡って地域間で争ったゴミ戦争っていうのがありましたよね。
今は東京都内では停戦してしまい、一方的に地方に押し付けるばかりです。
地方が戦争を起こせば良いのに、経済的な餌をちらつかされて何もできない。

今からは地方の小都市が主体となる国づくりをしなければいけないのに、なんの誇りももっていない。
地方自治体も政府からの金が来ないとおたおたしているばかり。

理想を持たなければ。地方の10万都市・地域の複合体としての国づくりをしなければ。

やっぱりゴミこそ地産地消
雑草Z
    上々さん

 東北地方にはかなりゴミが持ち込まれています。不法投棄もかなり行われています。山の中に怪しいものが色々放置されています。一日数台しか通らず、冬期は半年くらい閉鎖されるみどり資源が作った広域林道は、不法投棄の専用道路になっています。車が通らないから不法投棄されても目撃されないのです。

>地方が戦争を起こせば良いのに、経済的な餌をちらつかされて何もできない。

・・戦争は大げさですが、経済的な餌につられるのは情けないですね。・・・放射性廃棄物さえ甘んじて受け入れる六ヶ所村の議員や村長は脅されているのでしょうか?・・・どの自治体も「ノー」を突き付ければ、放射性廃棄物の問題ももっとしっかり考えるでしょう。ニューモとか放射性廃棄物の捨て場を焦って探しているのは、放射性廃棄物もいよいよ保管場所がなくなって来たのでしょう。

>地方の10万都市・地域の複合体としての国づくりをしなければ。

またまた同意見ですね。賛同いたします。私はもう少し人口規模が少なくてもいいのかとも考えています。 

10万人規模
上々
雑草Z様
 熊本県では熊本市が約70万人なんですが、第2の都市の八代市が13万人です。市町村合併前の旧八代市がちょうど10万人でした。
 農業も工業も盛んなので、結構いい規模ではないかと思います。
 
 石油高騰後の農業では従事者数が今よりはるかに多く必要です。それに地域社会内での最小限の工業従事者・商業従事者も入れば、10万程度かなと思っています。

 そうなると、日本の適正人口が4000万人として、400の地域が必要になります。40道県で割ると10平均ですか。
 何とかいけるかなというイメージです。

地産地消の自治体の規模
雑草Z
    上々さん

 上々さんはいつも具体的構想があって素晴らしいなと感じます。
 10万人規模の自給自足の自治体の構想の根拠もよくわかりました。
 福島県で10の自治体では、一つ一つが大きすぎますが(・・面積は当然、人口も2倍程度になります・・)福島県は元々大きな県なので、福島県で20の自治体・・と考えれば、なかなか妥当かもしれません。・・オーダーとしては同じですね。・・
 兎も角、食料は勿論、ゴミも含めたあらゆる物資の自給自足、地産地消の自治体レベルは、
国とか県レベルではなく、市町村の自治体レベル…ということで、またまた意見が一致ですね。


 福島県の会津地方(会津地方だけで、千葉県くらいの面積です。)の最大都市が10万都市です。会津地方に10の自治体・・と考えればなかなかいいレベルです。人口は、今の会津地方のレベルで十分かとも・・・30万人くらいですから、密度で言いますと日本の人口は一千万人レベルです。
 実はこのことも一度記事にしています。今回の議論にぴったりの内容ですので是非お読みください。

【都市の規模】 08-12-9
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-358.html

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2009-12-05 00:02
 現在、スーパーでもコンビニでも製品の多くはプラスチックの容器に入っています。スーパーやコンビニに置かれている商品のうち、容積にしても重量にしても、大きな割合が一度だけ使う容器のプラスチックです。現在レジ袋の廃止運動が進んでいて、レジ袋の廃止によって、どの位の石油が節約されて、CO2の排出がどの位減った・・・なんて盛んにアピールされています。それはそれで勿論好ましい方向ですが、レジ袋はポリエチレン[PE]で出来ていますが、実際に使われているプラスチック製品のごく一部です。スナック菓子の袋などもポリエチレンです。一度切りの使い捨てのプラスチック容器や袋に入れられて売られ、容器、袋は廃棄されます。食品トレイは、ポリスチレン[PS]やポリプロピレン[PP] 、ペットボトルは、ポリエチレンテレフタレート[PET]・・。ポリ塩化ビニル[PVC] の毒性については有名です。・・・・・・かなりシビアな問題ではないでしょうか?

 プラスチック製品が使われるようになったのは20世紀になってからです。使われはじめてから高々100年です。プラスチック製品が溢れだしたのは、20世紀の後半からです。20世紀は使用量が指数関数以上・・・超指数関数的に増えて行きました。その百年間で地球はプラスチックにかなり汚染されてしまいました。至る所にプラスチックのごみが落ちています。土を掘り返しても、腐らないプラスチックごみなどがどんどん出てきます。海岸には大量のプラスチック容器が散らばっています。海にはゴミの溜まり場の海洋渦もあります。海洋の底には大量にゴミが堆積しています。(プラスチックは一般には水に浮きますが、いずれは水分を含んだり付着生物の重みで海底へ沈むものも多いようです。)海洋汚染も悲惨です。・・・関連記事アフリカの国花


 腐らないもの・・は発明されたときは凄く貴重だ・・・とも考えられたでしょうが、同時にそれが廃棄されてゴミになった場合の問題についてもしっかり予想された筈です。・・しかし、その処理については無視されて、石油化学の会社などによって、どんどんプラスチック製品が作られてきました。

 プラスチックごみは、ゴミとしてその辺に捨てるよりは、焼却処分にするほうがいいのかも知れませんが、二酸化炭素の発生はまだしも、ダイオキシンやSOx , NOxの発生なども考えれば、焼却処分は、根本解決にはならないでしょう。ペットボトルなどのプラスチック製品のリサイクルも、プラスチック製品を作る免罪符のようなもので、解決になっていません。作らない事が一番の対策です。

 循環しないで廃棄物が溜まる一方の物質を利用すると言う事は、非常に危険な事です。勿論持続可能な社会ではありません。今の世の中は、腐らないプラスチックを必要とする(・と、言われている)製品が沢山出ていますが、資源の枯渇以上にシビアな廃棄物問題を解決出来ないのであれば、プラスチックなど石油化学合成物質の使用は早急に止めるべきでしょう。先ずは、使い捨て容器はすぐに法律で使用禁止にすべきでしょう。そして、容器でなくとも、石油化学製品の使用は順次廃止して行かなければならないでしょう。・・・本来、本当に必要なプラスチック製品ってどのくらいあるのでしょう?

 腐らない物質・・と云うのはある意味人類のあこがれであったのでしょうが、日常生活で使い捨てにするものであってはならない筈です。・・非常に危険な物質です。そして、その腐らないゴミの為に現在ゴミ問題は最もシビアな環境問題となっています。

二酸化炭素排出削減・・・なんて叫ぶ前に早急に循環しないゴミを出さない方向に進まなければ、取り返しのつかない事になるでしょう。
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【2009/12/05 00:02】 | ゴミ・廃棄物 トラックバック(0) |

デポジット制度
guyver1092
 私としては、デポジット制をとると良いのではと考えています。すなわち過去に出されたプラスチックごみの分までの高い預り金を製品にかけるのです。そうすればプラスチックごみを回収する業も成り立つでしょうからあらゆるところからごみを回収するでしょうし、新たに不用な製品を買う人はいなくなるでしょうから真に必要なプラスチック製品だけ残るのではないかと考えます。

Re:デポジット制度
雑草Z
    guyver1092さん

 デポジット制は一つの有力な対策ですね。
おっしゃるような色々な効果があるでしょう。

>プラスチックごみ

ではなくなりますね。「使える容器」

・・・そう言えば私も、以前「デポネット」・・・デポジット容器を普及させ、法律化するネットワークに所属していましたが(・・今でも所属だけはしているかも知れません。)最近は活動してません。当時本拠地は東京にあったので。

もうすぐ
上々
えー、しつこいようですが石油はもうすぐ非常に高騰し始めます。
プラスチックもほとんどが石油から作られていますので、やはり高騰します。
今大量に捨てられているプラスチックゴミもそうなると「資源」と考えられることになるのかもしれません。

今はあちこちに資源を貯蔵していることになっていたりして。

そうなるとゴミの山の仕分け人なんていうのも立派な職業になるのかもしれません。

プラスチック
雑草Z
    上々さん

 「もうすぐ」のスパンがどの位を意図されているかはわかりませんが、
 石油がもう直ぐ非常に高騰すると言う根拠を教えて下さい。私もいつかそうなる事は否定はしませんが、あと暫く石油は枯渇しないかとも思います。・・・現代の石油の浪費の仕方は、もう直ぐ枯渇するような使い方には感じられません・・・でも急速に枯渇に向かう可能性も否定できませんね。・・上々さんの予測も可能性高いかも知れません。

>今はあちこちに資源を貯蔵していることになっていたりして。

ははは、そうかも知れませんね。・・・でも、貯蔵している場所が酷過ぎます。海洋上、海底、土の中、土の上・・もう少し分別してないと資源としては使いにくいでしょう。・・だから

>ゴミの山の仕分け人なんていうのも立派な職業になる

のですね。そんな仕事も悪くないかも知れません。少なくとも現在の多くの職業よりもまともで役に立つかも知れません。


Anthony
スーパーでお刺身を買うと付いてくる「プラスチックの菊の花」が、死ぬほどキライ(笑)


ウチの近所のスーパーでは、肉にも付いてくる...




つまらない習慣ですね
雑草Z
    Anthonyさん

 そんなものがありましたね。あれは何なのでしょう?もともとは本物の菊の花を付けたのでしょうね。きっとあのプラスチックの造花が付いてないからと買わない人は先ずいないでしょうね。お店のほうもコストダウンでいいでしょう。
あんな習慣はすぐに止められる筈ですね。

プラスチックの油化装置
guyver1092
 昔、雑誌でプラスチックの油化装置の記事を読んで感動したことがあります。その記事によると後数年したら完全に実用化してプラスチックごみの問題は完全解決するとあり、期待していました。

 しかし数年経ってふと思い出しても、プラスチックごみ問題は解決していませんでした。

 インターネットで検索したところどうも詐欺だったようです。すなわち、油化ではなく、発泡スチロールをスチレンモノマーに戻す装置を油化装置と宣伝していたようです。その装置の名は、倉田式油化還元装置といいます。

 今回思い出してもう一度、プラスチック油化で検索をかけたところ、プラスチックを油に戻すのは業として成り立たない可能性が高いようです。

 その理由は、プラスチックといっても種類が非常に多く、その雑多なプラスチックが混ざった状態で油に戻すのは質の低下が大きく業として成り立たず、プラスチックを種類ごとに完全に分けたとすれば、油に戻すよりも、そのままその種類のプラスチックとして使うほうが賢いからだとのことでした。

 そのホームページによると、プラスチック油化装置は景気対策として消費拡大策だとのことでした。


プラスチックの使用は極力減らすべきでしょう
雑草Z
    guyver1092さん

 プラスチックの油化・・・って燃料にするって事ですよね?石油製品は最後に燃やして終わり・・・って、そのまま腐らないゴミにするよりはいいかも知れませんね。

 今回 guyver1092 さんが御調べになったサイトは、良質な参考になるサイトですね。


>プラスチックといっても種類が非常に多く、その雑多なプラスチックが混ざった状態で油に戻すのは質の低下が大きく業として成り立たず、プラスチックを種類ごとに完全に分けたとすれば、油に戻すよりも、そのままその種類のプラスチックとして使うほうが賢い

全く以てその通りだと思います。そのサイトご紹介下さいますか?・・いつも有効な情報有難う御座います。

石油高騰
上々
雑草Z様
 石油ピーク論について一番の誤解は「枯渇する」ということです。
 今の最悪の見方でも、これまでに人類が使ったのは埋蔵量の半分です。つまり、これ以上の増産は難しいということだけで、無くなるのは相当将来ということです。
 しかし、もし増産ができないということになるとどうなるでしょう。
 当然、欲しい人がたくさん(ほぼ全人類)居るので、奪い合いになるわけです。最初は価格競争で、どんどん高騰するという予測になるわけです。
 最後は本当の奪い合い(武力)になりかねないというのが最悪のシナリオです。特に今どんどん欲しがっている国々は武力も持ち、相当お行儀が悪い国が多いので。

 といったわけで、石油は枯渇するわけではありません。無くなる前に相当大きな紛争があるだろうと思うわけです。

石油問題
雑草Z
    上々さん

 なるほど、増産は難しいでしょうね。そして、恐慌で石油の需要が落ちたとしても、新興国などでは石油需要量が増えていますからね。
 確かに奪い合いで紛争になる可能性は高いでしょうね。

 それでも、暫くはプラスチックなどの化学物質が大量に製造されて、腐らない有害なゴミが世界中にばらまかれ続ける・・・と考えると憂鬱になりますね。・・・ペシミズムの話題は別の記事でした・・。

 石油は人類にとって正にパンドラの箱だったと思います。

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2009-12-01 00:03
 昔から、経済学にはほとんど興味ありませんでした。少しの間でも本気で学ぼうと考えた事はありません。
 あんまり興味はないけれど、わからない事だらけでした。景気対策、消費拡大、為替の事、株の仕組み、そして様々な怪しい理論・・・よく分からないけれど、一見矛盾に満ちて非合理な仕組みだらけに感じていました。・・ほんのちょっとばかりその仕組みを調べてみても、疑問・・は消えるどころかもっと大きく不条理感ばかりが積もりました。
 今でもそのままの疑問が多いのですが、調べる気持ちはあまりありません。現在の経済学というのは、かなりいい加減な理不尽なものである・・・と結論したからです。・・・否、調べてみたい事はあります。経済成長論理や市場原理主義の歴史など、どうやって御用学者たちが人々を騙して来たのかは興味があります・・・。

 経済学はわからないから、経済学者の言う事はちんぷんかんぷんで彼らと話が出来ないか・・・と言われれば、出来ないと言うよりも寧ろしたくない・・しても意味がない・・というべきでしょうか?経済学の専門家の論理・・は、ほとんど近視的な特殊な仮定の下での、近い将来破綻するであろう資本主義経済の論理だからです。
 既存の資本主義社会の経済学が分からなくても、恐れるに足りません。何故なら経済学のはじめの前提、公理系みたいなものが、理性で考えても直観的にも認めるに足るものではないからです。そしてそこから組み立てられる理論も、理に適っていない不合理なものばかりです。
 経済成長する事の必要性が「自明」・・・現代の経済システムの維持に必要だから・・・ではお話になりません。・・・こんな馬鹿げた前提のもとで本気で話しても仕方ありません。
 

 自然科学でも公理系が不安定なものはあります。・・・というか完璧な公理というものはないでしょう。
 例えば、ニュートン力学における質量や万有引力というものの存在も、ただの仮定です。「ニュートンが発見した」・・・というから誤った既成概念が形成される訳で、あくまで、「ニュートンが仮定した概念」・・・というべきでしょう。・・・しかしそれでも、ある理想状態・・・摩擦のない真空中での運動など・・のもと、ニュートン力学の運動方程式は物理現象をかなり近似的に良く記述します。・・例えば天体の運動は何十年先までしっかり未来予測し、当てています。(・・それでも予期せぬ出来事が起こって外れる事もあるでしょう・・)

 それに対して、経済学の公理、論理体系はお話になりません。出発地点からして眉唾ですし、かなり狭い特殊な仮定の下での世界です。・・・スポーツやゲームの範疇と大差ありません。・・・必ずしも直観的にも理に適っているのではなくて、「都合がいいからそう決めただけ」の事に感じます。「都合がいい」と言っても、数学の定義の拡張のように、理に適う・・・と言った理由ではなく、資本家や財閥、時の権力者に都合がいいから・・・という利権の絡んだ至って情けない理由に感じます。
 前提が脆弱で、資本家や権力者に都合のいい論理を組み立てた御用経済学者の理論など、信頼に足らない・・・と言えましょう。

 「経済はそんなに簡単じゃないから、経済成長を止めることなど出来ない・・・絵空事を語るな」・・・という輩がいても、それは狭い既成の価値観で洗脳された狭い経済学での見識です。経済成長しなければならない仕組みも、そのほうが金融業者や資本家に都合が良かったからでしょう。・・先ずはそのような経済学をリセットして考えなければ、破局に向かって突き進む現代社会の方向転換は無理でしょう。
 
 新たに地球や資源の有限性を考えた、経済成長を前提としない経済学もあるでしょうから、経済学を一概に否定はしませんが、御用学者の確立した資本主義経済学に翻弄される必要は全くないでしょう。

 勿論、物事を批判するには、その内容をよく知ってから批判するべきでしょうが、現代の経済学をしっかり学んで、逆に洗脳されてしまう場合も多々あるでしょう・・・そう云った人々が現代の主流です。現在主流の経済論に対しては、「眉唾である」と云う事をしっかり念頭に置いて騙されない事が必要でしょう。

・・・と、云う事で、皆さん、御用学者達の作った既成の経済学で社会を語るのはいい加減終わりに致しましょう。私は経済学をまともに学んでいませんから、始めっから既存の現代の経済学で語っていませんが・・(笑)


因みに、現在の環境問題など人類が破局に向かっている原因の大きな要因は、経済だけでなく、世の中で一般に通用している色んな既成の価値観が・持続可能な社会構築に反するからだと考えています。その事は今までも色んな形で述べて来ましたが、これからはもっと明確に書いていこうと考えています。
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【2009/12/01 00:03】 | Economic Fascism トラックバック(1) |

矛盾
guyver1092
 ははは、ほんとにそうですね。以前、読んだ新聞によると、日本は自国の通貨が高くなると経済的に苦境になる世にも珍しい経済システムだそうです。まだ別の人が言うには、(ミスター円)経済学から考えると自国の通貨が高くなると国の総合計では、利益のほうが大きくなるそうです。

 いろいろ矛盾していることが言われていますが、論争している様子はありませんね。
 で、資本家は、そのときに応じて、相矛盾する説を採り、国民を煙に巻いて、自分たちの利益を貪っていますね。
 そのツケは、めぐりめぐって自然環境の破壊という形で、現れています。彼らの強欲こそ文明崩壊の実体でしょうね。

矛盾の塊
雑草Z
    guyver1092さん

 やはり、同じように感じていらっしゃいますね?

>日本は自国の通貨が高くなると経済的に苦境になる世にも珍しい経済システム

輸出に頼り過ぎると国はそうなってしまうのでしょうかね?

経済学・・と言っても色々な理論があるのでしょうけれど、現在主流の経済成長を前提にした経済学は、不合理だらけの破綻する理論・・・と言うべきでしょうね。知らなくても恐れるに足りません。こんな愚かな考え方があったんだ・・・と言う時代が来るでしょう・・・人類社会が破綻して潰れていなければ・・・の話ですが・・。


新たな経済学
上々
まともな自然科学者であれば経済成長率という概念を受け入れることはできないはずです。
たとえ年1%の成長率でも1.01のn乗を考えていけばn=10年で10%増、n=100年で2.7倍になります。
資源の制約が見えてきた現在では成長率は0でなければならないのは自明です。

こういった経済学を「新たな経済学」として提唱し、国家運営にまで広めていけばノーベル賞も夢ではないかもしれません。 というのは冗談ですが。

ただし、実はこの「成長しない」という経済運営の選択もすでに大抵の先進国では過大に過ぎる段階に入っています。
現状の経済は化石燃料の一方的消費を前提としているため、現在の経済規模を維持するだけでも徐々に破局に向かっていると言えます。

あまりに過激な経済学になりますが、本当は「その地域に降り注ぐ太陽エネルギー以上の生活はしない」というのが本当の意味での「持続的社会」になります。といっても中世までの社会はそういったものだったのですが。

現状の経済学はこの誤った世界経済を解釈するだけの意味しかなく、いずれ破綻する運命にあります。何度も言いますが、破綻をできるだけソフトにすることが人類の平和になります。ハードになった場合は破滅しかありません。


矛盾2
guyver1092
 少し紛らわしい書き方をしてしまい申し訳ありません。新聞と、ミスター円はまったく逆のことを言っているのですが、私としては円高の結果についてはミスター円のほうが正しいことを言っているのではないかと思っています。

 根拠は、過去の円高不況と大騒ぎした結果、いつの間にかバブルになっていたことです。すなわち、円高不況と騒いで、労働者の給料を減らし、その裏で円高差益の全てを懐に入れ、挙句に政府から不況対策で金を引き出し、集めた金を土地と株につぎ込んで、バブルになったのではないかと。

ゼロ成長でももう遅い・・
雑草Z
    上々さん

 経済に対する考え方も私と上々さんとはほぼ同じ考えですね。指数関数的成長は止めないと恐ろしいですね。
 現在は持続可能な社会レベルを超えてしまった・・・と言われます。だからゼロ成長ではもう不可能でしょう。
 このブログの謳い文句のように、経済は縮小しなければならないでしょう。
 持続可能なレベルよりも何十%もオーバーしている・・・と言う議論もありますが、もっと大きなレベルだと思います。地球にかかる環境負荷は、人間の数と1人当たりの人間が環境に与える負荷によりますが、人口も経済レベル、消費レベル・・・なども一桁減らすくらい・・・十分の一レベルまでに落とすべきだと思います。

ゼロ成長を提唱する人は世界に増えて来ましたね。日本の民主党の中にもいますね。
 実は日本の政党の中にも、脱経済成長を唱える政治団体が発足しています。


>本当は「その地域に降り注ぐ太陽エネルギー以上の生活はしない」というのが本当の意味での「持続的社会」になります。

おお!、そこの考察も一緒ですね。以前にも記事にしています。
【代替エネルギーの条件】http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-338.html
 

円高現象
雑草Z
    guyver1092さん

>ミスター円

って知りませんでしたが、ご指摘の通りなら、おっしゃるように ミスター円 のほうが的確な分析に感じますね。

日本がバブルに至った理由の推理も面白く読ませて戴きました。参考になる鋭いご指摘です。

ミスター円について
guyver1092
 すみません。少し勿体をつけて愛称のみ書きました。Wlkipediaからコピーしました。

榊原 英資(さかきばら えいすけ、1941年3月27日 - )は、大蔵官僚、経済学者、愛称はミスター円。専門は、国際金融論。

円相場
雑草Z
    guyver1092さん

 
 随分と経済学にお詳しいですね。そのお詳しいところと、自然の摂理、地球環境との観点から、色々な矛盾点をこれからもお知らせ下さい。

 国際金融論・・・って、しっかり論ずべき内容なのでしょうけれど、それ自体、色んな怪しさを含んでいるようですね。


代替エネルギーの条件
上々
雑草Z様
 以前の記事を改めて拝見しました。
 私の書いたこともほとんど既出なんですね。失礼しました。というより、ここまで同じようなことを考える人がいると言うことが驚きで、少し気味が悪いくらいです。

 太陽エネルギーがすべての源ですが、それの多くは植物のために使わなければいけません。その残りをありがたく使わせていただかなければならないのに、太陽光発電パネルで覆ってしまうような愚行はするべきではありません。
 まあ、石油が無くなれば発電パネル生産もできなくなるわけで、EPRが高いと言うなら生産工場の屋根いっぱいに発電パネルを貼って、それだけで生産できるかどうか、やらなくても分かるわけですが。

 なお、一つだけ相違が。石油無機生成説はやはり無理だと思います。

太陽エネルギーの使い方
雑草Z
    上々さん

 同じ考えの方と出会えて嬉しく思います。
上々さんの書かれているコメント内容は、以前記事にした・・と言う事もしばしばあります。上々さんはここの昔の記事を見ていない訳ですから、失礼なんて思いません。それどころか、いつも同じ意見で嬉しく思っておりました。これからもどんどん書き込んで下さいませ。以前書いた内容に似ている場合はまたお知らせしますから、比べてみるのも面白いと思います。
 ここにコメント下さる常連の方は、人数は多くはありませんが、みんな大筋で似たような考え方であると思います。このサイトをはじめて暫くしてから同じ意見の方がコメントを下さるようになりました。


>一つだけ相違が。石油無機生成説はやはり無理だと思います。

私は、石油無機起源説を支持している訳ではありません。その場合でも、有限だ・・・と言う事を云ったまでですが、誤解されたのかな・・・と件の記事を読み返しますと、確かに石油無機起源説を否定はしてません。石炭に比べ、石油は無機起源説も否定は出来ない、可能性はあるな・・・と言う程度です。・・・まあ、このような自然科学の個別の問題で意見の相違があっても、(こう言う相違点も見つけたいですね。)持続可能性から考えれば些細な事ですね。
これからも宜しくお願いします。

 太陽エネルギーの利用方法に関するお考えは全く一致しています。

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