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2010-07-25 00:01
20世紀後半に(地球のエコロジカルフットプリントが・・)持続可能な限界を超えたと言われているのに、世界はまだ成長しているではないか?・・『成長の限界』の予言は外れた・・と言う反論は成長論者から常に発信されています。先ずこの単純な誤解について誤りを訂正して置きます。

「持続可能な限界」とはその名の通り社会が(半)永久的に持続する為の資源や汚染のフローの事です。地球にはストックがありますから、持続可能な限界を超えてからもそのストックを食い潰している間は、成長を続ける事は可能なのです。そして、成長の限界とは、ストックも限界に達しそれ以上成長出来なくなる事です。
例えば、簡単に考える為に、食料の事だけで考えてみましょう。ある孤島に永続的に住む事の出来る人間の数が1000人が限界だとします。・・・つまりそれは、年間1000人分の食料しか新たに生産されないと言う事です。それでも倉庫に沢山ストックが腐らずにあれば、それを食べつくすまでは人口を増やせるのです。しかし勿論、ストックが無くなれば、人口は1000人以上は養えません。当然の帰着として、1000人を超えて人口が増えれば増えるほど、ストックが切れた後の飢餓は悲惨で、人口の落ち込みは1000人で止まらずにもっと落ち込むでしょう。場合によっては絶滅です。何故なら、ストックが切れれば、食料の争奪戦が始まり、食料が十分に育つ前や来年の種まで食べ尽くしてしまうからです。・・場合によっては人肉食まで起こるでしょう。・・・実際に過去にイースター島で起こった事とされています。

現在の世界はまさに持続可能な限界を通り越して、ストックを食い潰し、成長の限界に近付いている状態です。食料だけでなく、様々な資源の多くが複合的に一斉にストック不足に近づいています。

持続可能なレベルを超えたけれどもまだ成長出来るのは、単に地球のストックを食い潰しているからです。現在行われている開発は、殆ど全てがただの資源の食い潰しです。
再生不可能な資源は勿論の事(・・これには持続可能な限界もありません・・ただ減るのみです・・)殆どの再生可能な資源の消費が持続可能な限界を超え、地球の汚染も回復の速さの限界を超えているのです。
科学技術によって限界が克服されてなんかいません。
ただ、地球規模の成長の限界と言う未曽有の危機が近づいているのです。
限りない成長なんてある筈もなく、そんな事を本気で論ずる成長論者は狂った地球の破壊者と言えましょう。今最優先で早急にすべき事は、『脱成長、縮小化』に尽きるでしょう。
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【2010/07/25 00:01】 | 資源・エネルギー トラックバック(0) |

妄想
guyver1092
 成長論者からみると、脱経済成長論者は変な妄想に取りつかれた変な人なのでしょうね。逆から見れば、成長論者も当然異常者に見えます。
 どちらが正しいかは歴史が証明するでしょうが、間違ったほうは絶対に過ちを認めず、誰かが何らかの失敗を犯さなければ、永久に成長できたのにと言い張るでしょうね。過去の歴史からも当然学びません。過去と現在は違うの一点張りで、過去との共通要因は無視するでしょうね。

妄想&洗脳
雑草Z
 無限の成長論は、しっかり討論すれば理に適う説明は出来ませんね。高々数百年の成長の限界に達するまでの経験則でしょう。

>成長論者からみると、脱経済成長論者は変な妄想に取りつかれた変な人

まさしくそれが成長論者の洗脳でしょうね。理性で考える事を放棄していると言えましょう。

>歴史が証明するでしょうが、

今世紀中ですね。成長の先の破局の後に成長論が間違っていた・・・と証明されても文明は崩壊してしまって後の祭りかも知れません。おっしゃるように、それでも成長論者は非を認めないかも知れませんね。
 この現代文明は崩壊して、破滅の恐怖を体感しなければ、持続可能な社会にはならないのかも知れません。
 望みは脱成長論者の(超)指数関数的増加です。

 

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2010-06-17 00:02
前回に続き、石油ピークに造詣の深い、ここに沢山コメントを頂いている HN 上々さんに書いて頂いた記事の続きです。


(1)で述べた、このような石油社会の存立自体に暗雲がかかってきました。石油供給の不安です。
普通の常識人なら、石油は未来永劫いつまでも取れ続けるということは否定します。「限りある資源を大切に」と言う文句は広く流れていますが、それに異論を唱える人はあまりいません。誰でも石油はいつかはなくなるだろうということは理解できるはずです。
しかし、それが自分が生きている間にやって来るとは思っていない人が大半のようです。
正確な数字は前記の石井先生のHPやASPOを見ていただくとして概数だけ示しますが、いろいろな存在形態はありますが石油分として考えて、すでに人類はこれまでに原油換算で約1兆バレルを使ったそうです。
そもそも最初にどの程度の石油分があったかというのは、さまざまな説と観測がありますが、一番悲観的な(そしておそらく一番妥当な)観測では2兆バレルという数字があります。
2兆バレルのうち、すでに1兆バレル使ってしまったとすれば、まさにすでに石油ピークを迎えており、今後は生産量は決して増やせず、徐々に減っていくと言うことになります。
別の数字では7兆バレルという話もあります。これならまだ今まで使った量の6倍残っていることになり、まあ今生きている人間の寿命がある間は使い放題していても残りそうです。
しかし、この7兆バレルというのは実は石油分なら何もかも入れた数字のようです。
石油を含んだものには、現在使われている良質原油のほかに、重質原油、オイルシェール、オイルサンドなどいろいろのものがあります。高揮発性のガソリンなどが多く含まれている原油がもっとも使いやすく、砂に浸み込んでいるオイルサンドなどは非常に使いづらいものです。
実は原油だけではせいぜい2兆バレルというのが本当のところのようです。オイルシェールオイルサンドは現在でも若干は掘り出されているようですが、掘り出すのにトラクターやトラックなどを用い、さらにそこから石油分を取り出すのに蒸気を使って熱するというものです。
石油分を取り出すのに、燃料や蒸気を使うというのですから、それを差し引くと実際に使える石油分はごくわずかです。これを「EPR(Energy Profit Ratio)が低い」と言い、取り出すために投入するエネルギーの割りに出てくるエネルギーが低いということです。

つまり、石油分とみなせる資源は7兆バレルあったとしても、エネルギー収支的に全く引き合わないものが大半というのが本当です。
エネルギー収支と言う言葉を使ったので誤解を受けそうですが、単に金額的にコストがかかると言うなら、販売価格が上がれば元が取れるのですが、エネルギー収支と言うとエネルギー自体の収支が悪いと言うことですので、いくら高く売ったとしても元は取れません。

さらに、液体で取れる原油にしてもこれまでの油田というのは地表近くにあり、パイプを埋めていけば原油が噴出してくる(自噴)ようなものでした。昔の映画で石油を掘り当てると黒い原油が噴出してきて、皆が原油まみれになって喜ぶというシーンは見覚えがあるでしょう。
自噴してくるような油田ならば採掘にほとんどエネルギー投入の必要はありません。このような油田ではEPRが100以上ということもあったようです。すなわち、投入エネルギーの100倍の原油が得られたということです。
しかし、この前のメキシコ湾での海底油田の事故に見るように、海底1500mもの深海から原油を掘り出すのでは、相当な装置も必要となり、EPRはかなり低下します。
最近の油田はこのようなものばかりになってきています。
さらに、中東の巨大油田でも原油の噴出圧力が低下してきて、海水をどんどん注入しなければ石油が出てこなくなっているところが多くなっています。
海水注入もただではできません。相当のエネルギーを使っているので、EPRもどんどん低下していきます。

このように、現在の石油採掘現場では油田がどんどん「劣化」しています。採掘にかかるエネルギーも増加し、費用も上がっていきます。
石油ピーク説反対論者のお得意の論拠で、「これまでコストが合わないから採掘せずに放って置いた油田も石油価格が上昇すれば使える」というのがあります。これこそまさに、どんどん石油の価格が上昇していくという論拠そのものです。
石油ピークのあとは、石油価格がどんどん上がっていくということです。これが石油ピーク後の社会の一番の怖い点です。
社会が石油に依存しているほどその影響が強くなります。そしてアメリカほどでないとはいえ、日本もかなり石油に依存していると言えます。
ここでもう一度数年前の石油高騰の時を思い出してもらいましょう。ガソリン価格が税込みで最高1リッター180円程度まで上がりました。(2008年8月)
その少し前には100円に届かなかったのですから、倍近い値上がりでした。小型自動車ですと大体空のタンクに満タンで入れて50リッターくらい入ります。
それでどの程度走れるかは人それぞれですが、ほとんど近所の買い物程度しか使わなかった我が家では大体1ヶ月に一回程度の給油頻度でした。一回5000円払っていたのが、9000円程度まで上がったことになります。
長い距離を走ったり、通勤で毎日使ったりする人にとってはこの頻度はかなり上がります。月に何回も万札が飛んでいくことになります。しかもそれでガソリンスタンドや石油業界が儲かるということでもありません。強いて言えば産油国に多くの金が流れるのですが、産油国も石油生産量自体が減るのでさして儲かるわけでもありません。
自動車を遊びに使っている人なら少し我慢で済みますが、仕事で使う人にとっては大変な影響です。運輸関係は言うまでもなく、あらゆる業種で石油高騰の影響は出てきます。ここの価格が上がればすべての商品価格も上がるでしょう。政財界が待望久しいインフレの到来です。
石油価格がいくらまで上がるかという予測は全くわかりません。需給バランスがどの程度崩れるかによって相当変わってくると思います。
ガソリン価格で一時リッター180円(税込)まで上がったものがその後の世界不況で下がったもののまた上昇基調です。すでに130円を越えて140円に近づいています。
これは中国インド等の新興国の景気回復のためと言われていますが、実は原油供給不安に遠因があるということは上記で述べたとおりです。
このまま行けば新興国でも基盤が弱いところはある程度石油価格が上昇したところで成長不能となるでしょう。しかし早い時期に経済成長競争から降りる方がそれらの国民にとってはかえって幸福かもしれません。
もはや降りるに降りられない先進国では最後まで付き合わなければいけません。
ガソリン価格でリッター200円という状況はすぐ近くまで迫っているかも知れません。それが300円となることもありえます。500円になることも考えられます。ガソリンスタンドに行って満タンに給油したら25000円。想像できるでしょうか。

今まさに取り組まなければならないこと、それは温暖化対策などという変な理屈付けの二酸化炭素発生対策などではなく、ストレートに「石油依存体質からの脱却」です。
早ければ早いほど傷が浅くて済みます。
特に自動車依存の社会体制は転換が急がれます。ハイブリッドや電気自動車ではごまかせません。燃費が半分以下になっても石油価格が倍以上になれば一緒です。
徹底的に無駄を省くこと、政府の事業仕分けと同様ですが、あのような格好だけのものではどうしようもありません。多くの人が仕事を変えたり、住居を変えたり、大変な変革が必要になってきます。
しかし、それを今やっていかなければ、5倍にも10倍にも石油価格が上がった時にまったく動きが取れなくなった社会でじっと飢えるのを待つだけになるでしょう。
社会の仕組みを基礎から変えて行くような激動になりますが、その痛みを耐えなければ破滅的な将来が待っているものと思います。
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【2010/06/17 00:02】 | 資源・エネルギー トラックバック(0) |

石井先生
guyver1092
 最近石井先生の「石油ピークが来た」を読みました。過去に槌田敦氏の本を読んだ時と同じ焦燥感を感じました。言っていることも結論は同じことを言っています。
 本当に日本の指導者たちは何をやっているのかと思います。相変わらず、経済成長のためには消費税を上げて社会保障を充実させるとかないと嘘を言っています。いや、半分は本当でしょうね。消費税の値上げはするから本当になるでしょうが、社会保障は削られるでしょう。その差額の金はすべて大企業のばくちの資金に流れるでしょうね。

ピーク以降
上々
ピーク以降の社会をどうしていくか、大変な時代になるのは間違いないでしょうが、このような時によく政権を担当したいと思えるなと政治家の皆様方には感心します。

たぶん誰からも評価はされない政策を次々とやっていかなければならないでしょう。
それでも歴史家が評価してくれればよいと思っても選挙民が評価してくれなければ当選しませんし。

まあ勘違い政治家が多いのですが。

となると…
でなしNo.146
相当アバウトなオーダーになりますが、20年後くらいには、石油は暴騰しており、車を持ってなければ成り立たない仕事をしている人は仕事を変えなければならない時代がくるということですよね。

しかも、長距離&大量輸送の手段がなくなっているので、手に入る食材は地元産のみということになりますね。

国民皆農時代とでも言いましょうか…(キューバがいいお手本になりそうですね^^)
付け加えれば、その中でも農薬や化学肥料などに頼らない、ハウスにも頼らない農業を成立させなければならないわけですね!
もちろん、水田と畑の両方において…

簡単な将来の展望が組みあがった気がします。
大変タメになる記事をありがとうございます!!

オオカミが出た~狼おやじ
団塊おやじの遺言
後、何十年も今の様な生活を続けると環境の変化に耐えられない
生き物の相当数が絶滅しかねません 既にこの日本から狼や鷺
が絶滅しましたね 眼に見えるものも大切ですが見えないもの
ウィルスや細菌を抑える生き物が絶滅すると人類は滅亡です

狼がいた時には猿や猪・鹿・外来生物の被害はこんなにも酷くは
無かった筈です 自然界の生物コントロールが狼から
人間に代わって何をするか? 被害が酷いので駆除だ駆逐と毒餌でも撒くのが
人間界 取り返しのつかない事をするのも人間界 そして誰も居なくなる世界に・・
金を求める今の世界のシステムには個人だけでは太刀打ち出来ない 
手遅れになる可能性が高いのでは・・

ちなみに狼は自然界では生き物を絶滅させていないし秩序の頂点にいたんですね 
今日も何処かの畑が荒らされている・・

狼がでたぞ~と叫んでみたくなる 今日、この頃です・・



細かい話では
上々
今回は石油が暴騰した際の影響について細かくはしておりませんが、食料生産という問題は非常に問題が山積しております。
まず、海外から輸入ができなくなるから国内でと言う話では、実は国内で作る方が石油をたくさん使っている状態かもしれません。
農業生産あたりのエネルギー消費率では日本は悪い方から3番目で、日本と同程度なのは北欧だけです。
アメリカでも日本の1/5だそうです。

また肥料は実際に製造するのに大量のエネルギーが必要なので、エネルギー高騰の際には価格高騰するのはやむを得ないのですが、現在の農業で化学肥料がなくなった場合の生産量低下はちょっと考えられないほどです。(生産崩壊と言えるかも)
したがってどんなに高くなっても使わざるを得ないかもしれませんが、そうなると農作物の値段も高騰すると言うことになるでしょう。

漁業・畜産業については運送業以上に石油依存かもしれません。まさか今の時代に手漕ぎの船で魚を取れるわけもありませんね。

石油高騰になった場合、自動車を中心とした産業が打撃を受けると言うのは分かりやすいですが、本当に怖いのは食料品の供給に関する部分です。

あまり評価されない政策
雑草Z
guyver1092さんのおっしゃるように、日本の指導者達はまだまだですね。

>経済成長のためには消費税を上げて社会保障を充実させるとかないと嘘を言っています。いや、半分は本当でしょうね。

経済成長を目的にしている時点で終わってますね。そして、そんなに嘘をついている積りはなく、経済成長なくして社会は豊かになれないと思っているのでしょう。強い洗脳ですね。ただし、やはりそれは企業優先の考え方で、

>社会保障は削られるでしょう。その差額の金はすべて大企業のばくちの資金に流れる

と言う guyver1092 さんの鋭い読みは当たっているでしょう。

愚かな経済成長政策は、現在、日本ばかりでなく世界の殆どの国で行われていますが、やはり、経済成長と言う洗脳から解き放たれなければなりませんね。
丁度時期的にも石油文明とともに経済成長路線は確立していった・・とも言えますね。

上々さんのおっしゃるところの

>たぶん誰からも評価はされない政策を次々とやっていかなければならないでしょう。

は、脱石油政策の事でしょうが、同時に脱成長政策でもありますね。以前にも書いたように、経済成長路線に疑問を持つ人はどんどん増えていますから、

>誰からも評価はされない政策

ではないでしょうけれど、かなり抵抗される政策で、それを実行しようとすると様々な妨害が入るでしょうね。それでも強行して文明が残れば、後の世からは最高に評価される事になるでしょうね。
 
今のところ、石油無しでは経済成長も出来ないでしょうから、脱石油政策が脱成長政策にもなりますね。・・・早く石油が使えなくなった方が大きな目で見れば社会の為でしょう。




脱成長は、脱石油、脱化学農業、脱人口増加・・
雑草Z
でなしNo.146 さんのおっしゃるように、望む望まざるに関らず、近い将来(・・遅くとも今世紀中に・・)

>手に入る食材は地元産のみ

に近い社会には、成らざるを得ないでしょうね。
そして、農薬、化学肥料も丁度よく使えなくなってきますから、無農薬有機農法、若しくは自然農法になるでしょうね。
これはここのサイトの主張の一つでもあります。

さて、問題点は、上々さん御指摘の通り、

>食料生産という問題は非常に問題が山積しております。

ですね。

>海外から輸入ができなくなるから国内でと言う話では、実は国内で作る方が石油をたくさん使っている状態かもしれません。

前の記事でも上々さんから御指摘あった部分ですが、殆ど石油を産出していない日本が農業さえ石油漬けで、自給自足も石油無しには出来ない・・・と言うのは非常に皮肉な状態です。このような政策を推し進めて来た戦後の政府や農協はどうしようもないですね。早急なる農業の構造改革が必要ですね。

>現在の農業で化学肥料がなくなった場合の生産量低下はちょっと考えられないほどです。(生産崩壊と言えるかも)

これも本当にシビアな問題ですね。要するに農薬や化学肥料を使って農地で持続不可能な過剰生産を助長してきたわけですね。
 ・・・日本に限らず、世界の人口も化学農業による農業増産に合わせて増え過ぎました。・・その典型が「緑の革命」ですね。人口も少子化対策・・・なんて言ってないで少子化を進めるべきですね。

 つまり、現在早急にすべき対策は、脱石油と脱化学農業、そして人口縮小政策でしょう。・・・そうすれば自ずと経済も縮小して行きますね。
 




>「石油依存体質からの脱却」
雑草Z
    団塊おやじの遺言さま


>後、何十年も今の様な生活を続けると環境の変化に耐えられない

そうですね。もうこれ以上経済が成長しなくても、今の状態を続けていく事は不可能ですね。

人間は生態系を破壊し過ぎました。環境破壊は進む一方です。まともな対策が取られていません。

その為には、先ずは石油依存からの脱却が必要ですね。

もう少し悲観論
上々
肥料に関しもう少し悪い話を書いておきます。
畜産廃棄物(糞尿)を堆肥化し土壌に返すことについて、日本では地域的にすでに過剰になり水圏の富栄養化の原因となっていますが、実はこれを使用できるのは畜産業が盛んな主に先進国だけであり、穀物などを作っている途上国ではそもそもほとんど畜産業が無いため無理なんですね。
これらの国ほど化学肥料に依存しています。
そしてもちろん化学肥料の価格高騰の際にはもっとも悪影響を受けるのは間違いありません。

化学肥料ができる前の国々は肥料の調達で大変な苦労をして、ヨーロッパでは墓場を荒らして人骨を持って行って肥料にしたこともあるそうです。

循環型社会というのが流行りになっていますが、この辺の肥料成分の循環をしっかりと考えてほしいですね。

Re:もう少し悲観論
雑草Z
 またまた参考になる有意義な情報有難う御座います。
 確かに日本では糞尿は過剰だから、鶏糞や牛糞肥料も安く買えるわけですが、
 いわゆる途上国で、穀物など家畜の肥料を作っている国々は、おっしゃるように糞尿は不足しているでしょうね。どんどん土地も痩せてきているでしょうね。

>これらの国ほど化学肥料に依存しています。

そうなんですか?・・・日本よりもでしょうか?
それなら由々しき事ですね。それもこれも「緑の革命」がもたらした負の遺産でしょう。

>ヨーロッパでは墓場を荒らして人骨を持って行って肥料にしたこともあるそうです。

そうなんですか?・・まあその行為も理解できないわけではありませんね。

>循環型社会というのが流行りになっていますが、この辺の肥料成分の循環をしっかりと考えてほしいですね。

全くその通りですね。その意味でも、食料の貿易は禁止にすべきですね。そして小さなコミュニティ毎の自給自足にするべきですね。それによっていわゆる途上国でも化学肥料の使用を減らせるでしょう。
 化学肥料を使わずに農作物をしっかり育てる方法を探る事も、れっきとしたこれからの科学でしょう。


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2010-06-13 00:01
 今回から2回連続、石油ピーク説にお詳しい、ここのサイトにコメントを下さる HN 上々 さんに書いて頂いた記事です。

 石油ピークという仮説についてはご存じない方も、数年前に石油価格が急激に上昇し日本でも仕方なく自動車に乗るのを控えたり、漁船が出漁を見合わせたりとさまざまな影響が出たことはだれの記憶にもまだ新しいものと思います。
この原因については公式には産油国の生産設備の不備とか、新興国の石油需要の上昇とかいろいろ言われていますが、石油ピーク説を知っている者から見れば世界全体が石油供給能力の限界になり、ちょっとした需要増加で敏感に市場が反応する結果であり、これからも繰り返し起きるであろう現象の走りであるのは明らかです。

 石油ピーク説とは、世界の年間の石油生産量がピークを迎えたということです。「地球にあった石油の存在量の半分を使ってしまった」ということとほぼ同じ意味になります。もちろん存在量の半分を使ってしまったからといって、さらに増産していけばまだ生産ピークには達していないことになりますが、それでは本当の「石油枯渇」を早く迎えるだけです。

 石油の枯渇と石油ピークを意識的に混同させるような宣伝をして否定的に紹介する(何十年も前からあと●●年で石油が無くなると言っているけれどまだあるじゃないか)人もいますので、注意が必要ですが、石油ピークはいわゆる石油枯渇とは全く違います。この石油ピーク説は最初にアメリカの石油会社に勤めるハバートという研究者がアメリカ合衆国の石油生産の年間生産量の経緯を研究していて、アメリカの石油生産はピークを迎えることを見つけ出し、1956年に発表したのがはじめです。その当時は石油関係の業界・学会すべてがハバートの主張を否定しました。しかし、その後のアメリカの生産量推移を見ればハバートの説が正しかったことは明らかです。

 その後、石油生産の主産地はアメリカから中東へと移り、世界中が本格的な石油文明の真っ只中に放り込まれました。そして、いよいよ地球全体の石油生産がアメリカで起こったのと同様に生産ピークを迎えたとと考えられる状況になったわけです。
この辺の事情については世界的にはASPO(Association for the study on Peak Oil & Gas)という団体が研究し、一般に広報しています。日本では前東京大学教授で、今は「もったいない学会」の代表を勤めておられる、石井良徳先生が精力的に啓蒙活動をしています。石井先生のホームページにはわかりやすい図やグラフを使った説明がありますので、ぜひごらんになることをお奨めいたします。

 さて、現代は石油がすべての産業の隅々にまで入り込み、石油のない産業は何も想像できない状況です。しかし、それはいつから始まったことでしょうか。
 江戸時代の日本では石油はほとんど使われていなかったことは誰でも想像できるでしょう。明治時代になり、化石燃料としては最初に石炭が使われ、ボイラーで炊いて蒸気を発生させ、それを使うという形で汽車や汽船が使われ、産業革命が起こりました。
化石燃料と言うことでは同様ですが、この燃料が石油に変換していき、さらに自動車が使われだしたことにより、変化のスピードは格段に上がってきました。それが始まってからまだ100年も経っていないのです。

 石油は今、何に使われているのでしょうか。
原油は日本へはタンカーに積んで運んできます。大規模な原油基地がいくつもあり、供給不安への対応として備蓄も進めていますが、それでも日本全体の使用量からいえば備蓄量は177日分(2007年時点)でしかありません。石油は炭化水素という炭素と水素が結合した有機化合物ですが、さまざまな種類の化合物の混合物です。ガソリンのような分子量の小さく揮発性の高いものもあり、アスファルトのような高分子のどろどろしたものもあります。これらを揮発性によって分ける精製という作業が石油コンビナート内の工場で行われます。揮発しやすいガソリンは自動車の燃料に、少し分子量の大きい軽油はディーゼルの燃料に、もっと大きい重油はボイラーの燃料に、もっと大きいアスファルトは道路舗装用になります。そのほかに化学工業の原料となってプラスチックになるものもあります。ほとんど捨てるものはないようにいろいろ利用されているのが現状です。

 化石燃料使用の主流が石炭から石油に代わったということの一番の利点は、「内燃機関で使えること」です。石炭はボイラーで燃やし蒸気を発生させて使うという装置なので、なかなか小型化が難しく数人乗りの自動車のようなものに利用するのは困難でした。しかし、石油を使う「エンジン」が生まれたことで、自動車が普及し、社会のあり方がそれまでと全く変わってきてしまいました。一人ひとりが、ほぼ個人単位で数十キロから数百キロ簡単に移動できるということは人間の在り方自体にも大きな影響を与えたと言えます。

 自動車社会というものは、石油を使い出した時代よりさらに遅れてスタートしています。ちょっと年上の人たちはまだ自動車がそれほど走っていない時代の記憶があることと思います。以前はどこかに行くと行っても列車程度しか利用できず、まず鉄道の時刻表を見ることから始めなければ動きが取れませんでした。
 会社や学校に行くのも列車などの公共交通機関を利用するのが前提で、実は住居の選択もそれを考えて行なっていたわけです。
 これらの条件は自家用車を使うようになり変わってしまいました。どこか遠くに旅行する場合も時間を考える必要はありません。好きな時間に出ればよいのです。住居を選ぶのにも駅から歩いて何分なんていうことをあまり考えなくなりました。少しは頭にあるとしても、昔のような絶対条件ではありません。かえって今では幹線道路へ出やすいかどうかのほうが問題です。

 現代社会は個人主義化が過度に進みいろいろの点で問題化していますが、実はその遠因は人間社会が自動車社会化したためではないかと考えています。まあここではそれについては深くは述べません。

 さらに直接石油を使っているわけではないのですが、主に電力による生活利便性向上の恩恵はすべての先進国民が受けています。
現代では家庭生活の隅々まで機械化が進んでいるので意識されなくなりつつありますが、50代の私としては子供のころの電化製品がほとんどなかった頃の生活の記憶もあります。
食べる、着る、掃除をするといった生活の何もかも手作業でやらなければなりませんでした。当然、母は働きに出ることなど不可能で、一日中家事に追われていました。
富裕な家だと女中さんを雇って家事をさせるということもできたようです。もちろん、我が家の周りにはそのような知り合いも居らず、話に聞くばかりでしたが。
 それが、徐々に家電製品が家の中に入り込んできて、テレビが入り、洗濯機が入り、冷蔵庫が入り、炊飯器が入り、掃除機が入り、どんどんと家事は楽になってきました。
 今では「女中さん」を雇ってもさせることもほとんどありません。もっと言えば、結婚する必要性もなくなってきたようで、非婚化というのが問題になっています。
 まあ、ほとんどすべての家事をボタンひとつで済ませられれば、やっかいな人間関係を作る必要もないと思う人も多いでしょう。
 これらの「電化社会」もやはり石油社会から発展して出来上がってきたものと言えます。

 このように、現代社会は石油の利用を基礎に、電力も使って極めて利便性を高めた社会と言えるでしょう。
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【2010/06/13 00:01】 | 資源・エネルギー トラックバック(0) |

石油の価格。
でなしNo.146
大変興味深い記事ありがとうございます。

約3年前のガソリン価格の上昇は先物取引屋などファンドがからんで価格を吊り上げていたというマスコミの報道や記事を読んだことがありますが、本質はやはり、石油生産能力の頭打ちだったのですね!
(ほとんどの場合、ファンドは必ず儲かることにしかカネは動かしません。つまり、今以上の石油増産は極めて難しいという予測の下に、石油の買占めに走ったのでしょう)

また、生活に浸透した石油とこれからどう付き合っていくべきなのかを考えさせられました。

次回の記事も早く読んでみたいですね^^

大企業にサヨナラ~
団塊おやじの遺言
いつの間にか大きなうねりに流されて気がつくと 皆同じ様な
生活をしているんですね・・世界の人口が60億人を超え・・
寒いとか暑いとか言って60億人の人たちがこの資源に群がると
あ~っというまに無くなりますよね・・その時には大企業は天然ガス等に
移行するんですかね アメリカで大きな事故が在り対処出来ない原油事故 
大企業に頼らず有機物の発酵に依るガス利用
排泄物・生ゴミ・家畜の堆肥などでのエネルギー利用が良い様に
思われます そして利用され尽くしたものは大地へ還元し肥料に
もう便利な生活と言うものに根本から取り組む事ですね
大企業にはこれ以上勝手はさせない決意が必要ですね

いつも勉強させて頂き ありがとうございます
多少、論点がずれるのは 歳なのでお許しください

10年後はどうなっているでしょう。
BEM
若者の車離れが進む日本ですが、全世代で車の利用を少しでも減らすことになればいいのにといつも考えておりますが、石油はガソリンだけでなく様々な事に利用されていますから、まだまだ先進国では石油に頼らざるを得ないんですね。

それに中国、インドのような国々が爆発的に車を持ち出すとすれば、石油消費は爆発的に増えそうです。
そうなったら温暖化防止のため云々など言ってられなくなりそうですが、同時にまたガソリン価格の急騰も考えられます。

40代の私は物心ついた頃にはとりあえずテレビと冷蔵庫と洗濯機はありましたね。今思うと家電と言えば他に蛍光灯があるくらいで、ミシンも足踏みだったし、電気炊飯器もなかったし…って、かなりシンプルな生活ですね(^^;
裕福な家庭ならもうちょっと進んでいたのかな? でも商品自体が少なかった時代ですからね。

未だに新製品が登場する毎日ですが、もっとシンプルな生活に戻れないもんでしょうかね。

ご意見ありがとうございます
上々
中国インドなどの新興国の需要急増は確かに危険な引き金になる可能性が強いのですが、それで値段が急騰したらその国々はすぐに「降りてしまう」可能性があります。
元に戻るだけで大して社会的にも打撃は受けません。
しかし、日本はもう降りるわけにはいきません。

破滅に向かって進むか、なんとか持ちこたえるか、大変なかじ取りが必要になります。

脱石油
雑草Z
    でなしNo.146さん

>生活に浸透した石油とこれからどう付き合っていくべきなのか

石油ピークがいつ来るかに関らず、早く脱石油の方向へ進まないと人類はとんでもない事になるでしょう。石油依存から一刻も早く脱却すべきですね・・・かといって代替エネルギーに頼るのではなく、大量にエネルギーを使う事から脱却すべきでしょう。

便利な生活を見直す
雑草Z
    団塊おやじの遺言さん

アメリカでの海底油田の事故は最悪ですね。被害額よりも、きれいな海の広大な面積が石油で汚染された事で、この油田がこれからどんなに利益を上げても取り返しがつきませんね。海底油田は封印すべきだと思いました。

>大企業にはこれ以上勝手はさせない決意が必要ですね

大企業の多くは、酷い事をして成り上がってきたし、無い方がよっぽど世の為でしょうね。

おっしゃるように、「便利な生活」は根本から見直す必要があるでしょう。


石油ピーク説
guyver1092
 石油ピーク説で、全地球規模での石油の産出の減少は予測できているのでしょうか。できていれば、その減少に合わせて、脱石油を進めてゆかねば、資源戦争勃発という事態が考えられますね。
 以前にも冗談で政治家が文明崩壊する方向に社会を誘導していると言う類いのことを書いた記憶がありますが、政治家の能力によっては、解っているのに文明崩壊に突き進むという事態になりかねないですね。

どこまで酷くなるのでしょう?
雑草Z
    BEMさん

>まだまだ先進国では石油に頼らざるを得ないんですね。

現代は、石油文明と言ってもいいほどで、頼るどころか、現代文明の状態を決めて、根底から支えていると言えるでしょうね。でも、この石油文明は20世紀から21世紀にかけての瞬間的な打ち上げ花火で終わるのでしょうね・・・後には汚染物質と廃墟が残るのでしょうか??

もっとシンプルな生活に戻らなければ社会は永続出来ないでしょうが、自らの意思でそうすれば可能性も高いでしょうが、石油ピークが過ぎて、石油が使えなくなって突然衰退するのであれば、制御出来ない崩壊スパイラルに陥るかも知れませんね。

 現在の環境対策は殆ど効果が無いばかりか逆効果のものも沢山ありますから、10年後の環境はもっと酷い状態になりそうです・・・それを考えると憂鬱です。

ピーク後の石油生産
上々
石油ピーク説の生産量予測の代表的な推移は釣鐘型の減少、すなわち最初は徐々に減って行き、そのうちに急激な減少の時を迎え、最後はだらだらと枯渇に向かうというものですが、実際にはこうなるかどうか分かりません。

産油国と消費国の思惑、産油国と言っても最後まで残りそうな中東の数カ国とその他の国々、消費国でもヨーロッパとアメリカ、日本、新興国のそれぞれで思惑と戦略が異なるためそのなかで実際にどうなるかと言う難しいことになります。

産油国では徐々に値が上がりつつも爆発的な高騰は回避しなければ消費国の石油離れが進むので不利でしょう。今のような増産はしないという対応が続くのでは。
ただし、本当の残っている石油埋蔵量は自国しか分かっていない最高機密でしょう。以前に産油国内での勢力争いの影響で各国が埋蔵量を多めに修正してしまったという話もあります。

消費国側も本当に石油生産量の減少が避けられないことがわかれば対応は決まりますが、まだ半信半疑のところもあるようです。特に日本は疑いの方が強そうです。
アメリカなどでも軍の関係者は軍用燃料確保の必要性からかなりシビアに予測して対応を考えているようです。(石井先生HP)

とにかく世界でも先進国は石油文明が直接現在の世界経済を支えているので経済崩壊を招く石油転換に踏み出せない段階でしょう。
いつまでその我慢が続くのか、まあ今の状態でじゃんじゃん使っても40年は持つそうなので、自分たちが生きている間は大丈夫と腹を括って何もしないと言う最悪パターンをする国も(日本をはじめ)ありそうです。


Re:石油ピーク説
雑草Z
    guyver1092さん
    

>全地球規模での石油の産出の減少は予測できているのでしょうか。できていれば、その減少に合わせて、脱石油を進めてゆかねば、資源戦争勃発という事態が考えられますね。

 ここの部分、非常に大切な部分だと思います。どこまで正確かは別として、各国しっかり予測は立てているでしょうね。
 しかし、脱石油の方法がどうしようもないのもばかりですね。石油代替エネルギーが石油から独立していませんし、地球が現在の人口の規模、経済の規模から考えて、無限と近似出来ない事や、ほぼ閉じた系である事を考えると、石油の代替エネルギーを開発するのではなく、エネルギー消費の縮小・・・太陽エネルギーの範囲まで・・・と、言う方向に持って行かなければならないでしょうね。
 guyver1092 さんはいかがお考えですか?
 このあたりは上々さんにも是非御意見を御伺いしたいところです。


>政治家の能力によっては、解っているのに文明崩壊に突き進むという事態になりかねない

 政治家が産業界との慣れ合いを絶ち、経済成長路線に決別しなければ、望んでいなくとも、形として

>解っているのに文明崩壊に突き進むという事態

になるでしょうね。
経済成長路線と言うのは本当に狂った洗脳です。 

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2010-01-13 00:09
 工業化社会、経済の成長に大きな役割を果たしたものに、地下資源があります。 
 地下資源の生産とは、元々そこに埋まっていた地下資源を掘り出して生成する事です。はじめから存在する資源を掘り出しているだけですから、『生産』とは言いますが、倉庫にしまって置いてあったものを出して来て使えるようにした・・・というイメージに近いでしょう。ただ倉庫から出すのとは違うのは、遥かに面倒な作業・・掘って製錬する・・と言う作業が必要であるという事です。そして、その作業は同時に大量の廃棄物を出します。
採掘作業で出る廃棄物は、鉱床を覆う表土、ミネラル含有率が少な過ぎて経済的な価値を持たない廃石、ミネラル分を抽出した後の尾鉱、ミネラル分を抽出した後の堆積浸出用の残滓・・採掘される鉱物の量より遥かに大量です。
そして、地下資源を掘る事による地表の損傷も環境破壊になります。
製錬という作業はコークスなどで鉄を還元しなければなりません。還元剤としてのコークスと加熱する為の石油資源などを消費しているわけです。・・・そして、その作業で出来て来る鉱物資源より遥かに多くの廃棄物が出ます。低エントロピーの資源であったコークスも石油も酸化して高エントロピーの廃棄物となる訳です。
 水の汚染も深刻です。金属そのものや、精製用の化学物質、廃液、沈殿物などが川や地下水に流れ込んで大きな害になります。・・・鉛と亜鉛の鉱山から排出されたカドミウムに汚染された神通川の流域で起きたイタイイタイ病など、かつては公害問題として大きく取り上げられました。(・・今は二酸化炭素地球温暖化説の陰に隠れています。)


 家電製品なり、自動車なり、それ自体が使えなくなって廃棄されるとき、随分な量の廃棄物が捨てられる・・・と危惧されます。しかし、家庭から出る地下資源由来の大量のゴミの一つ一つについて、その製品が作られるまでには、その何十、何百倍もの産業廃棄物が出てくるのです・・・ぞっとする現実です。もっと目を向けるべき問題でしょう。


 地下資源を使って製品を作るという作業は、地球に蓄えられた貯蓄である地下資源を切り崩している事になるだけでなく、大きな環境破壊行為なのです。質の悪い事に、それら地下の物質の多くは、生態系の循環に回らない物質がほとんどです。逆にそれが生態系にばら撒かれるときには、生態系を破壊する毒として生態系を循環するのです。

工業的生産活動は、出来る製品の何倍もの(・・・ライフサイクルでトータルすれば何十倍、何百倍、何千倍もの・・)廃棄物を出す・・・という事を肝に銘じるべきでしょう。そして、それが地下資源である場合、殆どの廃棄物は自然の循環を回らずにただ廃棄物として長い間・・半永久的に・・どこか・・・山林であったり海であったり・・・に放置されるのです。一度っきりの使用で廃棄されている物も沢山あるでしょう。

20世紀になってからの大量に地下資源を使う産業構造は、百年レベルの打ち上げ花火のようなものです。持続する筈がありません。結局、地上に地下資源をばら撒いて、廃棄物だらけにして深刻な環境破壊をもたらし続けています。

 これだけの環境の犠牲のもとに生産された大量の地下資源が、それだけの価値のある使われ方をしているでしょうか?
 地下資源にはリサイクルすべき物質が沢山ありますが、その前に生産を控えるべきでしょう。・・缶詰めや缶ジュースなどは真っ先に廃止されるべきでしょう。

 有限の地球で、再生不可能な地下資源を浪費する行為は愚行です。そんな現代社会は刹那的過ぎるというものです。地下資源の使用にはもっと遥かに慎重になるべきです。地下資源は、持続可能な社会への移行に際して封印していくべきパンドラの箱でしょう。
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【2010/01/13 00:09】 | 資源・エネルギー トラックバック(0) |

鉱脈
上々
最初に地球ができた時にはあらゆる元素は分散していたはずですが、それから数十億年かけて元素ごとに集まってきて鉱脈となりました。
これはエントロピー則に反するようですが、その間地熱や太陽熱を使っているので、エネルギーを費やして分散から集中へ移行したことになります。

金やプラチナなど、大変な精製工程を経て得ているわけですが、その割にはいい加減な使い方も多いようです。
そのまま環境にばらまくようなことをしてはもったいないのですが。
元素自体はエネルギーと違い無くなるわけではないのですが、せめて循環して使用するべきでしょう。

いい加減過ぎる地下資源の使い方
雑草Z
    上々さん

 現在の大量生産大量消費社会では、地下資源に限った事ではありませんが、浪費と呼ぶべき使い方がされていますね。
循環して使うにしても、集めたり資源に戻す為にはエネルギーの投入が必要な訳ですから、しっかり節約して使うべきですね。元素もエネルギーもなくなるわけではありませんが、使用不可能な形(高エントロピー)になって拡散していくのですからね。

  +++++   ++   +++++++++  +

また、一日複数のコメント有難う御座います。励みになります。
 今日の石川県の雪は半端じゃなかったのではありませんか?
・・当方も今しがたも雪かたしをして来ました。雪をかたす場所も(・・流す側溝とか埋まっていて・・)少なくなってきました。雪が降らなくて楽・・・なんて言ってるとドカッと降ります。地下資源も雪のようにどんどん降って、使わなくなったら自分で融けたらいいですね。

 

安かった石油
guyver1092
 一番まずかったのは、動力源たる石油が安すぎたからでしょうね。オイルピークの考え方が正しければ、石油の値上がりとともに、是正されていくでしょうが・・・
 環境破壊との競争になりますね。


ブラックジョーク
 スクラップ専門のごみ屋敷の主になっておきましょう。そうすると、いまは鼻つまみ者となってしまいますが、石油が高くなり、資源が値上がりしたときには、拝んでスクラップを分けてくださいと人々が集まるようになります。

石油がドーピングのチャンピオン
雑草Z
    guyver1092さん

 石油は他のエネルギー資源と比べてEPR(エネルギー産出比)が抜群にいいですからね。だからEPRだけ考えれば石油に勝るエネルギー資源は他にないでしょうね。エネルギー資源としてだけではなく、化学製品の材料にも沢山利用されてますし。
 その石油によって現代社会は大きくドーピングされ、環境問題が深刻になりましたね。石油がなければ、工業もこんなに大きくならなかったろうし、農業などもこれほど持続不可能な農業ではなかったでしょうね。人口もこんなに増えなかったでしょう。石油のドーピングによって一時的に肥大化してしまったものを戻す事が環境問題の大きな解決策ですね。


 スクラップ専門のゴミ屋敷は有効利用できるでしょうね。一般にゴミ屋敷って言うと、色んなゴミがごちゃ混ぜのイメージですが、あとから有効利用する為には、ゴミの種類も専門化が必要でしょう。・・・ってそれじゃあゴミの分別回収ですね(笑)

石油の罪深さ
上々
石油のEPRが高かったのは自噴したためと、輸送コストが安かったためでしょうね。
もっとも、最近は巨大油田でも自噴できるだけの圧力が無くなってきたため、海水を注入してその圧力で出すということになり、かなりEPRが落ちてきているとのことです。

さらに石油の最大の利点は常温で液体であり、内燃機関の燃料として使えたことでしょう。石油がなければここまでひどい車社会にはなりえませんでした。
また化学工業の原料としてプラスチック社会を作り上げたのも石油なしでは無理だったでしょう。

これだけ優れた石油があと半分しか使えないとすると、よほど使い方を考えなければなりません。

Re:石油の罪深さ
雑草Z
    上々さん

>最近は巨大油田でも自噴できるだけの圧力が無くなってきた

中東あたりでもそうなんですか?・・・やっぱり上々さんのおっしゃる通りピークオイルは過ぎた可能性は高いですね。


>海水を注入してその圧力で出す

そう言えば、二酸化炭素の地下貯留もその圧力で石油を押すのに利用する・・・とか言ってましたね。・・こんな危険で馬鹿な事を実行しようとしている人達って狂ってると思います。

>化学工業の原料としてプラスチック社会を作り上げたのも石油

 石油化学工業と言うのは早く封印しなければ大変な事になると思います。プラスチックの廃棄物の問題は、石油を燃やして発生する二酸化炭素の問題(温暖化)より遥かに深刻だと思います。

石油は便利で、使っているうちにどんどん人間社会を蝕んでいく莫大な量の麻薬ですね。

石油の使い方
上々
石井吉徳先生の著書からの受け売りなんですが、サウジアラビア最大の油田でもすでに大量の海水注入が必要になっているそうです。
ただし、オイルシェールだのという劣化したものまで考えに入れなくてもまだ半分はあるので、うまい使い道を考えていけば徐々に移行が可能かもしれません。

その状況のなかで、最低限の車輸送の燃料(公共交通機関、船、都市内のトラック)、火力発電、食品・薬品工業の原料・燃料には最後まで石油を割り当てるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。

とはいえ、どうせ経済力に物を言わせた争奪戦になるとは思いますが。(武力に物を言わせなければまだましかも)

Re:石油の使い方
雑草Z
    上々さん


>最低限の車輸送の燃料(公共交通機関、船、都市内のトラック)、火力発電、食品・薬品工業の原料・燃料には最後まで石油を割り当てる

そうですね。それ以外の使用はどんどん止めていくべきでしょう。・・・ドライブのようなレジャーの用途は禁止の方向でしょうね。電車を使える長距離移動も自家用車は禁止でしょう。現在の自動車の使い方は正に「浪費」と呼ぶにふさわしい使い方ですね。・・自動車ばかりではありませんが・・・。



経済力に物を言わせた争奪戦は必至でしょうね。戦争は回避したいものです。

石油争奪
上々
アメリカの中東政策もすべて石油が絡んでいるという説もあります。
日本は全くエネルギー源を持たない割にはその辺の政策が乏しく、札束で頬をはたくようなことばかりしているようです。

少なくとも最低限の使用量に抑えればそれだけ外交の策が増えます。
国を保つということはそれだけの覚悟が要るということで、官僚が権力維持だけを考えているような現状は見ていられません。

Re:石油争奪
雑草Z
    上々さん

 アメリカの中東政策は石油がらみと、中枢にユダヤ人系が多い事との絡みが大きいでしょうね。・・民主主義を普及する・・というのはグローバル資本主義を広める為の方便でしょうね。アメリカの言うところの自由民主主義の普及は要注意ですね。・・「押し売り」に近いものがあります。


>札束で頬をはたくようなことばかり

それもこれからは通じなくなってくるでしょうね。札束競争は、中国やインド等にも負けてくるでしょうし、ピークオイルを過ぎた石油産出国も、出し惜しみしてくるでしょう。


コメントの後半はなるほど・・・と思いました。上々さんの外交論も聴き応えありますね。機会があればもっとお聴きしたいと思いました。


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2009-07-13 00:02
 例えは地下資源の生産とは、元々そこに埋まっていた地下資源を掘り出して生成する事です。はじめから存在する資源を掘り出しているだけですから、『生産』とは言いますが、倉庫にしまって置いたものを使えるように外に出してきた・というイメージに近いのではないでしょうか?そこから製品を作れば資源が減り、近い将来に廃棄物になるだけです。リサイクルするには新たに他のエネルギーなどの資源の投入が必要です。エネルギーの保存、質量保存(物質保存)と言いますが、使用できる資源、エネルギーは減って行くのみです。つまりエントロピーは増えていく一方通行です。

 新たなエネルギー資源の開発・・・などと言いますが、地球がほぼ閉じた系である事を考えれば、唯一地球外から地球に大量に降り注ぐエネルギー、太陽エネルギーの利用以外に考えられません。宇宙に資源を求める・・と言うのは【宇宙開発を語るほどの馬鹿で無し】に書いたように愚の骨頂です。だから、地球上で資源の開発・・と言うのは、エネルギーもマテリアルも太陽起源のもの以外は、地球にストックされた貯蓄を使っているだけと言えましょう。勿論、今まで使えずに捨てていた部分を使うとか、変換効率を良くするとか言う事は科学技術の発達によってある程度のレベルまでは出来るでしょうが、資源の開発とは、ないところから資源を出現させるのではなくて、あるものを見つけて使う・・・それだけの事でしょう。無から有は生まれないのです。「資源の開発」とは結局のところ、使っていなかった資源を使うだけの事で、エコである筈もなく、それによって新たな環境汚染をもたらす技術と言えましょう。使えない廃棄物は増えていく一方通行なのです。

だから、資源の開発・・・と言うのは、降り注ぐ太陽エネルギー利用以外は、貯金を切り崩しているだけでしょう。廃棄物問題を深刻にし、地球の環境破壊をしているるだけです。


・・・そして。太陽光の利用は、太古の昔より自然が完璧な形で既に行っています。・・大気の循環であったり、光合成であったり・・・【光合成・神業!】そこに人間の科学技術を入り込ませる意味がありましょうか?・・新たに人間が軽率不完全な科学技術で別な事をしようとしても、それは自然には敵いません。・・・歴史が証明しています。・・・じゃあ人間はどうすればいいのか?・・・自然を征服しようと言うのではなく、完璧な自然の循環を上手く利用する・自然の働きを援助する事に徹する事でしょう。【科学の軌道修正】【科学技術の行き着く先】、【結局自然に帰る

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【2009/07/13 00:02】 | 資源・エネルギー トラックバック(0) |


Anthony
等価交換


この言葉を、最近よく使います。




BEM
石炭の次は石油、天然ガス、ウラン、メタンハイドレード・・・
しょせん貯蓄の切り崩しなんですね。

それを使う事で環境も破壊してしまうという、なんという愚かな連鎖でしょう。
子孫の代にはエネルギーは自分たちでどうにかしろってことになってしまいますね。

・・解釈が・・・?
雑草Z
    Anthonyさん

 無から有は生まれず、生まれるものは等価交換のようなもの・・・と言う解釈ですか?
 釈然としません。
 等価交換と言うよりも、使ってしまうと廃棄物が増える一方・・・

>しょせん貯蓄の切り崩し
雑草Z
    BEMさん

 この記事の主題は全くそこの部分です。貯金を切り崩して使ってるだけだし、さらに廃棄物が増えて環境まで破壊する・・と言う事をしっかり認識すべきですね。


>石炭の次は石油、天然ガス、ウラン、メタンハイドレード・
>なんという愚かな連鎖

そこなんですよね。人類は今まで上手くエネルギーシフトを達成してきた・・・なんて言う方(・・専門家?・)がいっぱいいますが、短絡的な発想ですね。・・実情はグローバルに破局に向かって進んでるだけですね。

>子孫の代には

結局拡散している太陽エネルギーを慎ましく有効利用・・と言う方向に行くでしょうね。
 それまで廃棄物が増え過ぎて、身動きが取れずに破局を迎える可能性も高いですね。


松田まゆみ
鉱山などは採掘が終わったあとに鉱毒問題を抱えます。大量の石灰で中和しなければならないのです。採算性だけではなく、掘ったあとの環境問題を考えるなら、安易な採掘はできないでしょう。

おっしゃる通り、これからは太陽エネルギーなどの自然エネルギーを取り入れていくということでしか環境問題は解決しないと思います。

太陽起源のエネルギー
雑草Z
松田まゆみさん

そうですね。地下資源の生産とは、ストックを減らしているだけ・・と言う意味で

>倉庫にしまって置いたものを使えるように外に出してきた・というイメージ

と書きましたが、
「倉庫を破壊し、その周りも破壊したり汚染しながら在庫を持ってくる」・・と例えたほうがより正確ですね。

採掘が終わってからだけではなく、掘る段階で、表土、廃石、鉱尾、残滓の投棄などの問題もありますね。水の汚染は深刻ですね。長い目で見ると鉱山を掘る事は人類の為にならないでしょう。地下資源の採掘の問題は記事にしようかと考えてました。


>太陽エネルギーなどの自然エネルギー

太陽起源以外の自然エネルギーって何か考えられますか?
太陽起源のエネルギーでも、現在光合成以外に有効だと言い切れるのは、パッシブソーラ程度ではないでしょうか?アクティブソーラーの太陽光発電や風力発電は、その期待の大きさに比して、現在あまり有効ではないようです。
 工業的大量生産に向いた自然エネルギーは今のところないようです。・・その開発研究が環境を破壊している状況かと思います。【光合成・神業!】にも書いたように、太陽光発電などの開発に躍起になるより、光合成など自然の素晴らしいシステムを補助し、謙虚に利用する・の方向に進むべきかと考えます。

 松田まゆみさんのような、生物、生態系が得意な方に
是非
【光合成・神業!】
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-406.html

にコメントを戴きたいと思います。
 光合成はこのサイトの主題の一つでもあるし

光合成生成物(炭水化物)&人力
は最高で完璧な
 エネルギー&発動機
の組み合わせだと考えます。




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2009-03-09 00:02
 地球は有限です。地球外から入ってくるものは、隕石などのわずかな地球外物質と、膨大な太陽光エネルギーです。・・・地球に入ってくる太陽エネルギーは、最終的には地球外に熱として放射され、地球の熱収支をほぼゼロにしています。地球とその外部との物質の出入りはわずかですから、地球は、物質については外部とのやり取りは無く、エネルギーのやり取りはある・・・閉じた系と考えられます。
この閉じた系で、半永久的に利用出来るエネルギーは太陽エネルギー(やその2次エネルギーである風力、水力・・)です。半永久的に利用出来る物質は、その太陽エネルギーが地球に入ってから廃熱として宇宙に放射されるまでの間にエネルギーを与え、エントロピーを吸い取った物質でしょう。蒸発による水、光合成による炭水化物・・・
それ以外のエネルギーや物質はただ、使える量が減っていく方向に進むのみです。その代表が地下資源でしょう。石油石炭は、もともと光合成による化石燃料だとしても、かなりの年月を要した“貯蓄”ですから、それを使う事は、降り注ぐ太陽エネルギーを直接利用する事とは別物でしょう。
 こう考えた場合、現在降り注ぐ太陽エネルギーに起源しないエネルギー、物資の消費は、枯渇に向かう一方です。
新素材、新エネルギーの開発・・・と言っても現在地上にある物質を使う訳ですから、無から有を生じさせれる筈もなく、使える物を消費しているだけです。リサイクルは本質的解決にはなりません。その為にエネルギーを投入しなければなりませんし、エントロピーは増えていくわけですから、品質はどんどん下がっていきます。その物質の量も品質も下げない為には、多大なエネルギーを投入して他の物質のエントロピーが上がる訳ですから、何の解決にもなりません。
新素材、新エネルギーの開発は、長い目で見れば、地上のエントロピーを上げて、廃物を増やすだけです。・・・唯一循環させるには、太陽エネルギーにエントロピーを与えて宇宙空間に熱と一緒にエントロピーを放射する事です。
 だから一般に開発・・・と言う行為はエントロピーを上げて、廃物を増やす行為と捉えるべきでしょう。
環境破壊の少ない、エントロピーの増加の少ない開発は・・・重機を使わずエネルギーは人力を中心にした太陽起源のエネルギー、材料は再生可能な範囲での生物起源の材料中心・・・と言う事になりましょう。
基本的に
 開発=浪費破壊
でしょう。この辺の基礎の部分はもう少し科学者達はしっかり認識すべきでしょう。
この議論・・・閉じた系としての地球とエントロピー的考察・・・無しに資源、エネルギー開発を論じているから人類が住む環境がどんどん破壊されていくのです。世界中の科学者、エンジニアの大多数がそんな基本的な考察無しにエネルギーとか新素材を開発している事は非常に憂慮すべき事でしょう。
閉じた系としての地球とエントロピーの考察無しに 資源、エネルギー問題を考える事無かれ!! 
PS
槌田敦氏の『資源物理学入門』まだ読んでいませんでした。・・・読むべきですね。
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【2009/03/09 00:02】 | 資源・エネルギー トラックバック(0) |


BEM
科学者もエンジニアも結局は経済優先の社会の一角にいるんですよね。
儲からない研究はどこもお金を出してくれないんじゃないでしょうか。
新しいものを開発しようとした時、どうしても既存のエネルギーや資源を使わなければならないというジレンマ。

私も、もう新しい開発はしなくてよいのではないかなと思います。
5年ぶりに電子レンジを買ってしまいましたが、温水便座もブルーレイもない我が家です(^^;
レンジもなきゃ無いで、どうにかなっていたものです。

新しい商品は購買意欲に繋がるのかもしれませんが、それも廃棄物を増やすだけですよね。ヨーロッパでは家具など50年、100年と代々使ったり、イギリスでは傘を直して何十年も使うそうです。我々も見習いたいものですが、買った方が安いという日本のシステムを変えるには、作り手側だけでなく、消費者も考えを改めなければいけないのでしょうね~。

開発は浪費と破壊
雑草Z
    BEMさん

>科学者もエンジニアも結局は経済優先の社会の一角にいる

そこが大問題ですね。結局経済効果伴う研究が脚光を浴びて行きますね。そしてそれは往々にして環境破壊を伴います。


>新しいものを開発しようとした時、どうしても既存のエネルギーや資源を使わなければならないというジレンマ

開発するときに既存の石油などを使っても、その後自立出来ればいいのですが、原子力など結局最後まで石油から独立する事は出来ません。だから2重のエネルギーの浪費です。・・・それだけではなく、放射性廃棄物の問題は半永久的に続きます。
地球が閉じた系である事を考えれば持続可能なエネルギーは太陽エネルギーだけですが、太陽エネルギーは拡散していてエネルギー密度が低いので、大規模システムには不向きです。

人間が望むと望まざるとに限らず地球内部の資源もエネルギーも限りがあり、そこまで来たら枯渇するという現実がある訳です。

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