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2015-02-23 00:01
様々な陰謀論が巷に溢れています。昔から色々あったのだろうと思いますが、21世紀に入ってネットにアクセスするようになってから目にする機会が非常に増えました。陰謀論、陰謀説はネット時代の落とし子とも言えましょう。マスメディアでは殆ど取り上げられないか、取り上げられるとしてもバラエティ番組のような感じで色物扱いされる内容の陰謀論も、ネットの中ではどんどん発信され、活発に議論されています。

Wikipediaの【陰謀論の一覧】は現在、複数の問題点があるとして警告が為されていますが、陰謀論の具体例が沢山収められており、巷に溢れている陰謀論の一覧を確認するにはいい材料です。(掲載されている陰謀論の質はピンからキリまでで、ちょっと偏りがあったりします・・・しかしだからこそ「陰謀論」と言えるのでしょう。)この記事の執筆に当たっても参考になりました。

ネットの陰謀論の中には確かに「とんでも」が溢れています。宇宙人や魔女、オカルト絡みの陰謀論は論外です。その他にもどうしようもない陰謀論、殆ど真実ではないと思われる陰謀論も沢山見受けられますが、それらを具体的には指摘致しません。(その事の真偽を議論する積りはないからです。・・万が一、本当かも知れませんし・・)

当方が今回話題にして取り上げたいのは、その数ある陰謀論の中で、信頼性の高いと考えられる「陰謀」の部分です。
ここのところ何度か取り上げて記事にしてきた【中央銀行】に関する陰謀も、「陰謀論」の範疇を越えた、確実性の高い話でしょう。「各国の中央銀行は公的機関を装っているが、実際には民間企業であり、シニョレッジ[通貨発行権]で儲けている」・・・と言うことは推測では無く厳然とした事実だからです。例えば日本銀行の株式のうち、日本政府が持っている55%以外の45%を持っている者もシニョレッジの恩恵を受けている筈です。その45%を誰が持っているか、公表しない事自体非常に怪しい事です。世界で最もシニョレッジの恩恵を受けてきたアメリカのFRB[連邦準備銀行]に至っては、100%民間企業でアメリカ政府は一株も保有していません。巨額の発行益を享受している筈です。

この類の陰謀論に必ずと言っていいほど出てくる名前がロスチャイルドです。金融関係の陰謀論だけではなく、ネットに出てくる陰謀論で最も目にするのがロスチャイルド絡みです。ロスチャイルド家は表舞台には余り出てきませんが(・・・陰謀論では、それが彼等の戦略との事です。・・)実際に世界最大の財閥カルテルの頂点のようですし、金融機関をはじめとした世界の多くの大企業、多国籍企業を傘下に収めているようですので、世界中に強い影響力を持っている事に間違いはないでしょう。

世界の動きの大部分・・・戦争も経済も社会情勢もエネルギーも原発も革命も・・全てロスチャイルドやロックフェラーの陰謀論で語る人物と多少議論した事があります。とある企業のトップの方です。ロスチャイルドやロックフェラーの意志の元で社会全体が動かされているような口ぶりでした。第一次世界大戦、第二次世界大戦、大恐慌、中東戦争・・・日本で言えば明治維新も日露戦争も太平洋戦争も、敗戦後のGHQ支配も、バブルとその崩壊も、原発行政も・・・みんなロスチャイルドやロックフェラーの意志・・・のような物言いでした。・・・大勢の彼の部下の前で、「そりゃ偏り過ぎてはいないか、社会は他の要素とも絡み合って動いているのでは?」のような反論をして、その場では「絶対君主」の彼の怒りを買いました(笑)。彼の持論に付き合っていられないと思いその場を去りました。彼の主張は極論だとは思いますが、今では彼のような発想も理解出来ます。
アルカイダや最近のアラブの春に関しても、軍産複合体やCIAの陰謀説がありますが、それも裏で糸を引いているのはロスチャイルドやロックフェラー・・・と言う事になりましょうか。実際ロスチャイルド家が中心なのか、他の家系や財閥が中心なのかは分かりませんが、彼等の影響を否定出来ないでしょう。軍産複合体や財閥がアメリカをはじめとする各国の政府をある程度まで牛耳っているのは事実でしょう.。(完全に掌握して操っていると言うのが陰謀論の主流のようです。)

今問題になっているIS[ Islamic Stateイスラム国]の最高指導者とされているバグダディは、4年間ほどアメリカ軍によるイラクの収容所に拘束されていたそうです。その時に同じ収容所にいたイスラム過激派や旧フセイン軍の軍人に感化されて、その収容所の仲間たちとISの前身の組織に入り幹部になったと言われています。
しかし陰謀論では、バグダディはCIAのスパイであったとも、アメリカ戦争屋に育成されたとも言われています。拘束期間中にアメリカ軍やCIA(戦争屋)が、わざと人格を破壊し、歪めるような酷い虐待をして、若しくはわざとイスラム過激派と同じ収容所の同じ棟に収容して反米感情を植えつけたのかも知れません。逆に、厚遇してスパイ訓練を施したのかも知れません。兎も角、その後、あっさり釈放された彼等が、ISの前身組織の幹部となり、後にISを建設したのです。つまりISに集まってきた人々の大部分は、本当に反米、アラブの為に集結したのかも知れませんが、そこの最高責任者、重要幹部は、アメリカの戦争屋に育てられたのかも知れないと言う陰謀論です。否定出来ない陰謀論だと思います。事実、アメリカからISへの武器の提供があった事も報告されています。

現在の世界の資本主義国家を見ても明らかなように、資本主義体制は、トーナメント戦のように、経済競争を続け、最後は寡占状態になります。経済競争に勝った寡占企業、個人がどんどん蓄財して財閥を形成していきます。法律で規制したり解体でもしない限り、寡占企業が莫大な富を得て巨大な権力を持つようなシステムになっているのです。
それがロスチャイルドなのかどうかは兎も角、彼らの支配による社会が、現在の民主主義と呼ばれている強者の為の政治と比べて酷いものかどうかは断言出来ません。(重複していると考えた方が適切かもしれません。)日本の江戸幕府による独裁体制が明治維新政府よりも劣っていたとは言えない事と同様です。(最近は寧ろ、明治維新政府よりも江戸幕府のほうが良かったのではないかと考えています。)
最近、本当に良心的ならば独裁政権でも悪くはないと考えます。しかし、巨大な権力を持った、影の支配者達が選民意識を持って、他民族を支配しようと考えているのならば、選民以外は奴隷や家畜扱いされそうです。その意味で、金融・金貸しカルテルによる陰謀論は不気味に感じます。


話しを陰謀論の総論に戻します。現在ネットの中には世界中の陰謀論が溢れています。玉石混淆で、質の極めて低い本当にとんでもない根も葉もないものも沢山ありますが、それらに交じって「陰謀論」の域を出た、確かに真実の「陰謀」の暴露も含まれているのです。埋もれて過去のものとして葬り去られそうな真実を暴きだすネットの存在は重要だと感じています。
既に世界中でネットは監視され、規制され、妨害され、アクセス不能にされたりしています。何もお隣の中国だけでは無く、日本も含む殆どの国で行われている事でしょう。アメリカに至っては、自国だけでなく、そしてネットだけでは無く世界中の情報を監視しています。不都合な真実を隠蔽しようとしている権力者も多数存在します。真実を追及されて困る勢力が、混乱させる目的で、架空の陰謀論をどんどん発信して、真実の陰謀を紛れさせている場合もあるでしょう。
ネットで嘘や出鱈目、低レベルの陰謀論が、真実に混じって次々に発信される事は仕方ないと感じています。それを抑制すると言う名目で、権力者によってあからさまにネットの監視、制限をされた方が遥かに危険です。とんでも陰謀論が沢山混じっていても、自由に発信出来るネット環境を守っていかなければならないと痛感しています。
多くのマスコミや警察が権力者の御用組織になり下がってしまっている現在、ネットの陰謀論は、マスコミを利用出来ない一般庶民が、真実を暴き、真実を知る、最も有効な手段かも知れません。

次回は、日本の陰謀論について言及する予定です。
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【2015/02/23 00:01】 | 国際社会 トラックバック(0) |

玉石混交
爽風上々
確かに取るに足らないような陰謀論も溢れていますが、中にはかなり怪しいと思わせるものもあるようです。
実際に、アメリカの各部局がからむような陰謀というか、作戦というか、戦略とも言えますが、そういったものは実在するというのは間違いないでしょう。

日本政府も何かやっているのかもしれませんが、大したこともできずに終わっているのかもしれません。

前にも書いたかもしれませんが、シェールオイルやシェールガスの増産というのも、結果的にロシアなどの産油国の経済に打撃を与えていますが、それを目的とした陰謀だったのではないかと疑っています。そこまでやるかと思わせるところがますます怪しい?


Re:玉石混交
雑草Z
>実際に、アメリカの各部局がからむような陰謀というか、作戦というか、戦略とも言えますが、そういったものは実在するというのは間違いないでしょう。

そうですね。私もそう思います。そして、それを陰で操っているのが、国際金融財閥カルテル・・・と言うのが昔からの根強い、信頼性が高いと信じられている陰謀論です。選挙で資金援助されたり、政府にエージェントを送り込んだりされているのは事実ですから、財閥の影響力は強いでしょうね。日本の経団連以上の影響力である事は間違いないでしょう(・・・と言うよりも、経団連も、国際金融カルテルの下部組織と見れるでしょう。)記事に書いたように何でもロスチャイルドやロックフェラーの陰謀で語る事はカルトのようで異様に感じますが、バブルとその崩壊や、原発、アラブでの戦争からノーベル賞の選考まで、彼等の思惑が働いているとの陰謀論を否定する事は出来ません。

>シェールオイルやシェールガスの増産というのも、結果的にロシアなどの産油国の経済に打撃を与えていますが、それを目的とした陰謀だったのではないかと疑っています。

なるほど、それも大いにあり得る事ですね。

ピンからキリまである陰謀論にいちいち付き合ってはいられませんが、社会情勢を考えるとき、信憑性の高い陰謀論抜きにはまともな議論は出来ないと考えています。


世界戦略
爽風上々
フリーメーソンなどといった陰謀論は存在するかどうかはともかく、実際は大した意味もないのでしょうが、アメリカなどの国家としての戦略に伴う陰謀(まあ隠れた戦略と言う意味で)は実存するでしょうし、効果も上げているのでしょう。

ただし、アメリカに限った話ではなくどこの国でも大なり小なり実行されているとは思います。トッテンさんの言うような「植民地政府」は別かもしれませんが。

TPP交渉にしても、表では地道に交渉を進める(まあ脅迫や恫喝はしているでしょうが)交渉団とは別に、抵抗する勢力の力をそぐような活動もいくつも実施されているのでしょう。
大きな抵抗勢力である農業団体は植民地政府によって解体されようとしています。その他の団体も風前の灯かもしれません。
これも陰謀と言えばそう言えるかもしれません。

彼ら、アメリカ政府の各部局(CIAやらFRBやら)はそれぞれがアメリカの国益を最大にする方向で活動しているように見えます。まあ少々は省益、局益のためというのもあるかもしれませんが、日本の政府のように各省庁が省益だけのために動いているのとは大違いです。それも植民地政府だから仕方のないことかもしれませんが。

だからどうしようと言うことも無く、結論なしで終わってしまいます。
少しでもアメリカに反抗しようとした日本の政治家は常に葬られてきたというのも陰謀の一つでしょうか。

金の味
団塊親爺の遺言
 風が吹けば桶屋が儲かる・・こんなもの・・

権力や支配を永年続けると云っても 紙に印刷した0が無限に
続く世界 こんな物に価値は無いと思いますよ それらにひれ伏する
今の世界が可笑しいのです 私も金を稼がなければ生きられ無いと
想う人生では大きな後悔を残しました それは恋愛でしたが・・ 

今の若者たちが恋愛や結婚が出来ない現状が貧困状態が原因としたら
それは大きな間違いと思います 一生の後悔を残します・・
今の貨幣経済に巻き込まれるから先へ進めないのです 
自然と伴に自給自足の道を辿るか 私の様に自営業の道も在ります 
兎に角、今は食べ物やCMに騙される事の無い様に活きるべきです 
農薬剤だらけの世に成り病院は癌や訳の判らない患者で溢れています

こんな一握りの支配者たちの戦略に無関心でいたら私たち全てが
幸せな人生は全う出来ません 抗癌剤や薬剤の副作用でモガキ苦しむ
最後は悲惨なものです 何が本物なのか・・? 
CMを信用してはいけません自分の人生は自分で切り開くものなのです

私の処では無農薬で12年目ですが全てのものが元気に花芽が出て
来ました 何億年も自然の中で育って来たものが 今何故に今薬剤が
必要なのか・・? 原点に還る事で本物の味が・・   

   自然の恵みはお金の懸からない味なのです  


Re:世界戦略
雑草Z
>限った話ではなくどこの国でも大なり小なり実行されているとは思います。

そうですね。それを世界戦略と呼ぶか陰謀と呼ぶかは、あんまり違いは無いのかも知れませんが、一応公表しているかしていないか(出来ないか)の違いでしょうか。

>アメリカ政府の各部局(CIAやらFRBやら)はそれぞれがアメリカの国益を最大にする方向で活動しているように見えます。

ただ、その「アメリカの利益」は、一般国民では無く、一部の財閥や大企業に対してですね。それを国益とは呼べないと思います。大企業と言っても、純粋なアメリカ企業なわけでは無く、多国籍企業なわけです。だからアメリカのほうが日本よりも酷いと思います。そんなアメリカの酷い部分を日本は後追いしていると言うか、後追いさせられていると言うか・・。」

だから「アメリカの正義」ってのは非常に質が悪いもので、「金持ちの利権の為」と言い換えられるでしょう。日本のほうがまだ少しは「まし」なのではないでしょうか?

Re:金の味
雑草Z
    団塊親爺の遺言様のおっしゃるように

>紙に印刷した0が無限に続く世界 こんな物に価値は無いと思いますよ それらにひれ伏する 今の世界が可笑しいのです

なんて達観できる人はほとんどいないでしょうね。そんな事に一喜一憂して躍らせれているのが現代社会です。それが現代の陰謀社会の現実でしょうね。

>今の貨幣経済に巻き込まれるから先へ進めないのです
>自然と伴に自給自足の道を辿るか 私の様に自営業の道も在ります

私も、それが一つの理想と考えていますが、そんな人達まで巻き込まれそうなグローバリズムです。それも誰かの陰謀とも言えそうです。

>今は食べ物やCMに騙される事の無い様に活きるべきです

そうですね。更に、マスコミに顔を売っている評論家やアドバイザーの多くにも騙されてはいけませんね。彼等は自分の利得や裏に政府や色々な団体の利権を抱えています。これまた陰謀で溢れているでしょう。 

自然の恵みは守りたいですね。

>私も金を稼がなければ生きられ無いと想う人生では大きな後悔を残しました 

宜しければ、話せる範囲で教えて戴ければ、色々参考になると思います。  

陰謀の果てにあるもの
guyver1092
 陰謀論が正しいと仮定したうえで、陰謀によりどのような世界を目指しているのでしょうね。現在の世界の更新性資源の損耗度合い等を見ていると、私の結論としては、文明の破壊と消去が目的であるという答えしか出てきません。

Re:陰謀の果てにあるもの
雑草Z
>私の結論としては、文明の破壊と消去が目的であるという答えしか出てきません。

以前からのguyver1092 さんのこの類のブラックな分析は、どこまで本気でどこまでジョークかと考えておりましたが、この頃は極めて理性的な分析と言えると考えるようになりました。

だとしたら、現代文明を破壊してリセットして、別なシステムを構築しようと言う勢力があるとお考えになっていると理解して宜しいですか?・・・これぞ全世界を巻きこむ最大の陰謀(論)ですね。

陰謀かどうかはともかくとして
爽風上々
陰謀かどうか、それはともかくとして、ようやく世界の構造というのが見えてきたようにも感じています。

多国籍大企業とそれに奉仕する各国政府、金融資本主義を操る投資家集団が一方にあり、なすすべもなく搾取されるだけの庶民が一方にあります。

その構造がわからないままに宗教対決や人種差別と思い込んで間違った相手に攻撃をしてしまう勘違い過激派もいますが、攻撃する相手はそこではありません。

どうしようもないようですが、一応どの国でも選挙制度はあるわけです。日本だけではなく世界一円で庶民の手に政権を戻すことはできるはずなのですが、はたして可能なのでしょうか。

Re:陰謀かどうかはともかくとして
雑草Z
>多国籍大企業とそれに奉仕する各国政府、金融資本主義を操る投資家集団が一方にあり、なすすべもなく搾取されるだけの庶民が一方にあります。

>その構造がわからないままに宗教対決や人種差別と思い込んで間違った相手に攻撃をしてしまう勘違い過激派もいますが

その構造を国や宗教の対立と思わせて、財閥、金融資本家が搾取し、一般庶民の対立を煽って、場合によっては戦争で貧しい国民どうしで殺し合いをさせて、利権を守ると言う構造こそ、陰謀と言えるのかも知れません。

階級闘争などで利権を失いたくない財閥階級の陰謀と言う事になりましょうか。

その事・・・国家どうしの対立に置き換えてはいけない・・・と言う事をここのところずっと、記事にしようと考えていました。それが陰謀論の終着点に見えてきました。


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2014-12-29 03:48


2014年度末に海外から入ってきたニュースで一番気になったのがアメリカとキューバの国交正常化交渉です。オバマ大統領は12月17日、1961年以来、半世紀以上も外交関係が断絶しているキューバと、国交正常化に向けた交渉を始めると発表しました。

ウクライナ情勢を受けて、ロシアが再びキューバに接近する事が懸念されていたからとか、オバマ大統領の任期が2期目の残り2年となり、選挙を気にする必要が無く、自らの功績としたいねらいがあるとか様々に憶測がなされています。しかし、オバマ大統領は大統領就任直後から、ブッシュ前大統領が強化していた対キューバ強硬路線からの方針転換を表明して来ました。その意味では、キューバとの国交回復は彼が大統領になったときからの目標の一つだったのだと思います。

今回の国交正常化の交渉で、アメリカは、キューバの首都ハバナに大使館を開設し、キューバへの渡航や送金の緩和、原則として禁止してきた建築資材や携帯電話などの輸出の緩和、テロ支援国家指定の見直しなどを検討する方向です。・・・最後の「テロ支援国家指定の見直し」には笑えます。アメリカが独善的な正義を振りかざして他の国を「テロ支援国家」とか「悪の枢軸」とか呼ぶことはブラックジョーク・パロディ以外の何ものでもないでしょう。アメリカの石油メジャーや砂糖メジャー、ハゲタカ金融業の巨大利権を黙認する政権なら卑劣で残忍な事をする政権でも支援し、農地改革や資源産業の国有化など、富の公平分配を目指す政権に対しては、経済封鎖や武力行使、暗殺を行って潰そうとしてきたアメリカこそテロ支援国家どころか、最大のテロ行使国家と呼ぶべきでしょう・・・。
アメリカは国交断絶後ずっと、キューバに対し、人権保護と民主化の要求・・・共産党の一党体制から複数政党制とすること等・・・を国交回復の条件として来ましたが、それはあくまでアメリカの表の顔、プロパガンダで、本来の目的はアメリカのメジャー、財閥等が支配し易くする事でしょう。アメリカにとっては、自国(の大企業)に利益になる行為が、他国の人権保護であり、民主化でした。


 キューバとの国交回復に対して、アメリカの中には政治家をはじめ、反対の人が多数いると報道されています。一方キューバにとっては、大いに助かる、計り知れないメリットがある・・・と言う見かたをする人が多いようです。しかし私は逆に考えます。

これまでのアメリカによるキューバを国際的に孤立させる政策は、1991年のソ連崩壊直後は成功するかに見えましたが、その後、明らかに失敗しています。失敗どころか、結果としてキューバを自給自足出来る強固な自立国家にしました。キューバは海外からの投資の誘致や市場経済化を進めてきました。現在キューバと国交のない国は、アメリカ、韓国、イスラエルだけとの事です。ロシアや中国なども経済関係を強化しようと接近しています。そんな中でアメリカが国交断絶を続けても、アメリカには大したメリットはない筈です。キューバにとっても国家としては痛くも痒くもないでしょう。(国民レベルでは、在米キューバ人からの仕送りが必要な人が沢山いて、国交再開を歓迎する声が多いと言われていますが・・・)逆にアメリカの政財界、金融業界は、早く国交を正常化しなければビジネスチャンスを他国に持って行かれると焦っているのではないでしょうか。

1991年のソビエト連邦の崩壊直後に、ソ連へのサトウキビ輸出やソ連からの支援は途絶え、更にアメリカによって海上封鎖されたキューバは未曽有の危機・・・経済危機、エネルギー危機、そして食料危機・・と複合的な危機に見舞われました。追い込まれたキューバは、色々工夫、努力して、苦労の末に自給自足が出来る国家に生まれ変わりました。現在成功している唯一の社会主義国家とも言えるでしょう。日本に限らずこれから多くの国が自給自足出来る持続可能な国家にシフトする為のお手本ともなり得ましょう。そんな一つの理想の変貌を遂げたキューバですが、一方では、経済危機のショック緩和の為に、国民の外貨所持の解禁、自営業の一部認可、個人への農地分与、外国資本の積極的な導入、農産物の自由市場再開等の改革も行ってきました。それによって外貨を持つ者と持たざる者との格差ができ、汚職などの不正行為も広がりました。ここで更にアメリカとの国交正常化が為されれば、格差社会は更に広がり、アメリカ的な荒廃も起こるでしょう。キューバ革命前の資本家、大地主支配の社会に戻ってしまう可能性があると言う事です。アメリカ(の多国籍企業、ハゲタカ金融業)があの手この手で経済支配しようと仕掛けてくるでしょう。社会主義体制も維持出来なくなる可能性も低くないでしょう。
国家同士対立する事は好ましくはありませんが、アメリカは理想国家どころか、経済侵略国家です。巨大資本と金融財閥など、金融海賊が国家に大きな影響力を持っている国なのです。TPPやFTA(自由貿易協定)のような協定で経済的に支配されるかも知れません。市場開放をさせた後で、20世紀末からのメキシコやアルゼンチン、アジア、アフリカ諸国での金融危機のようなものを仕掛けられる可能性も大いにあるでしょう。そう、アメリカとの国交正常化は、アメリカの金融海賊たちとの取引正常化でもあるのです。アメリカ(の金融資本家・多国籍企業)にとっては(短期的な)利益に繋がるでしょうが、相手国にとっては利用されるだけかも知れません。キューバと友好関係を結んでいるラテンアメリカ諸国、ベネズエラ、ボリビア、エクアドル、チリ、エルサルバドル、ブラジル・・・と共に反米勢力で団結して、アメリカの金融海賊達に(経済)支配されない事のほうが重要だと考えます。この中南米諸国の反米、反グローバリズムの動きに私は期待をしています。


ソ連の崩壊とアメリカの海上封鎖と言う危機に際して、世界に例のない変貌・・・グローバル化からローカル化(強制的な鎖国)に戻ることによって危機を乗り越えることが出来たキューバが、アメリカとの国交回復によってまたグローバリゼイションの罠に嵌り、持続不可能な国家に戻ってしまうのは至極残念な事です。国交を回復しても、アメリカとは十分な距離を保ち、持続可能な国家であり続ける事を望みます。
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【2014/12/29 03:48】 | 国際社会 トラックバック(0) |

コメントありがとう
そりゃないよ獣医さん
以前、フリッツハーパーの件でで不快な思いをさせたこともあって、失礼していました。その間も、共鳴するところが多く、貴ブログは見させていただいていました。
キューバは農業関係者にとっては、ほとんど聖地のようなところです。ほとんど化学肥料も農薬も用いない、有機肥料だけで国民を食べさせています。様々な意味で、失われた農業の原点がキューバにはあります。
社会的にも貧富の差が無く、ブータンと共に国民幸せ量のGDHが最も高い国家と言われています。
今回のアメリカとの国交回復で、銭金の問題で社会が動かないように願っています。

アメリカとの国交回復には気を付けるべき!
雑草Z
    そりゃないよ獣医さん

再びのコメント有難うございます。今回のキューバとアメリカの国交正常化交渉に関して、日本では、

キューバにとってはいいことだらけだ・・と言った軽率な論調が多い中、獣医さんのように

>アメリカとの国交回復で、銭金の問題で社会が動かないように願っています。

と言う見解は重要だと思います。
 日本はアメリカ発の情報に踊らされているからTPP参加にも賛成派が多いのでしょう。TPPなんてアメリカのメジャー企業、多国籍企業を儲けさせる為だけの罠ということに気付くべきです。

また、獣医さんがキューバの農業や庶民の生活に対しても高く評価されていて、嬉しくなりました。私も本文にも書きましたように、キューバはこれからの日本、世界の国々が向かうべき一つの成功例だと考えております。その意味でもアメリカとの国交回復でアメリカナイズされないで欲しいものです。アメリカとの国交よりもラテンアメリカ諸国との連帯を重視して欲しいと願います。 

お題目的には良いことでしょうが
guyver1092
 友好関係を結ぶほうが敵対しているよりも良いことは確かでしょうが、謀略国と対等な関係を結ぶのは難しいことでしょうし、キューバ国内の格差拡大等を考えれば、かなり危険を伴うものかもしれませんね。
 私としては、減価する貨幣をキューバ国内で地域通貨として利用すると、アメリカと付き合うことの害をかなり排除できるのではと考えます。
 本文にもあるように、中南米の反米国との付き合いを大事にすべきではないかと考えます。

Re:お題目的には良いことでしょうが
雑草Z
>謀略国と対等な関係を結ぶのは難しいことでしょう

欧米とは、南米の国も不平等条約の歴史の繰り返しでしたからね。世界中の国家の中では理想に近いキューバの現状を食いものにされそうです。

>減価する貨幣をキューバ国内で地域通貨として利用すると、アメリカと付き合うことの害をかなり排除できるのではと考えます。

そこのところ、よくお教え下さい。私には思いもつきませんでした。(記事を書いて頂くのもいいですね。)アメリカドルが入ってきたら難しくなるのでは??

減価する貨幣をキューバ国内で地域通貨として利用すると、アメリカと付き合うことの害をかなり排除できるのではと考えます。

>本文にもあるように、中南米の反米国との付き合いを大事にすべきではないかと考えます。

guyver1092 さんも、キューバに対してほぼ私と同じ見解である事を頼もしく思います。


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2013-12-17 00:01
TPPに対する私のスタンスは、【TPPの本性を探り、考察する】2011-11-10
に書いた通り参加には反対です。農業への打撃(輸入の増加だけでなく、モンサントのようなハゲタカバイオ企業によって、遺伝子組み換え作物を日本に植えつけられ、農業を支配される事に危惧を抱いています。)、ハゲタカのように凄まじいアメリカの金融、保険会社に日本の銀行や郵便局、医療保険などが乗っ取られること、労働力が安く買い叩かれること、ISD条項にも反対です。そして反対の一番の理由は、エネルギーをはじめとする様々な資源を大量に消費して長距離輸送し、遠くの国と貿易する事自体やるべきではないと考えるからです。【貿易障壁のすすめ】2013-12-11  にも書きました。
TPPは、もともとシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4か国の経済連携協定として始まりました。つまり、小国が自国の経済を守る為に経済圏を構築するのが目的だった筈です。そこにアメリカなどが参加を表明し、アメリカの要求で日本も参加を表明したと言うところでしょう。最初のTPPの目的とは大きくずれてきた筈です。必ずしも日米の参加を希望していたわけではないでしょう。それなのに今ではネットでTPPを検索すると、「日本・米国を中心とした環太平洋地域による経済連携協定」なんて出てくる始末です。
しかし、日本でもアメリカでも国民のほんの一握り(1%前後)の利益の為の協定です。それをさも国民の大きな利益の為・・とプロパガンダしているのです。
アメリカなどに本拠地を置いている多国籍企業の経営陣、国際金融資本家、大財閥の連中が沢山の国からの搾取がし易いようにその傀儡である政府に参加を強要した・・と言うところでしょう。
今年、日米のTPP参加は、確実視されていました。もう時間の問題のような感じでした。しかしここにきて、大どんでん返し(日本にとって・・アメリカではかなり以前から予測されていたのではないでしょうか・・・)の情報が飛び込んできました。
先ず、【アメリカの州会議員129人がTPPに反対の書簡】を米政府の通商代表部に送りました。そして、オバマ大統領を支えている【与党民主党からも151名が反対の書簡を大統領宛に送るに至った】との事です。米国ではTPP協定はたとえ合意ができたとしても連邦議会では批准されることはないとのことです。アメリカの情報公開制度の影響で、TPP秘密交渉に関する情報が次々に漏れ出て、多くの市民がTPP反対を表明し始めました。TPPに盛り込まれる「投資家対国家の紛争解決」(ISD条項)が外国企業の利益を優先させ、州法や州の権限を侵しかねないと批判しています。つまり、日本ではアメリカに有利と言われているISD条項はアメリカでも一般市民の多くが反対していた事になります。この条約は、多国籍企業や金融資本家の為のものである事が露呈されて来たのでしょう。
「モンサント保護法」と呼ばれていた、「包括予算割当法案」において遺伝子組み換えを利用する企業を保護する条項を削除する法案も今年9月に削除されました。あまりに理不尽な事にはアメリカの市民もNOと言うのです。通称「モンサント保護法」は、モンサント社などが販売する遺伝子組み換え作物で消費者に健康被害が出ても、因果関係が証明されない限り種子の販売や植栽を法的に停止させることができない、・・と言う非常に理不尽な法律でした。日本でも、TPPが締結されるとこの法案が日本に持ち込まれてしまう可能性があるのではないかと注目されていましたが、成立後にこの法案撤回を求めるオバマ大統領への請願書に、25万人以上の署名が寄せられ、この条項は撤廃されました。
アメリカの正義は非常に独善的なもので、信頼は出来ませんが(アメリカだけではありませんが・・)アメリカの世界戦略、他国に対する酷い仕打ちの大部分は、多国籍企業の経営陣や国際金融資本家達の傀儡政府によるもので、一般市民にはまだまだまともな感覚、良識があると言えましょう。
情報源の信頼性は分かりませんし、まだまだ大どんでん返しがあるかも知れませんが、アメリカのTPP不参加と、「モンサント保護法」の廃止はアメリカからきた久々の「予期せぬ」朗報でした。(以前にアメリカからもたらされた情報で朗報と感じた情報は記憶にないくらいです・・)是非とも実現して欲しいものです。
日本では、特定機密保護法案が強行採決で通されましたが、アメリカのように法案撤回を求め続けるべきでしょう。法案撤廃は不可能ではないのです。


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【2013/12/17 00:01】 | 国際社会 トラックバック(0) |

ひょっとして油断は禁物かも
guyver1092
 こんな記事を見つけました。

http://ameblo.jp/don1110/entry-11729510441.html

 オバマも安倍総理と同じく暴走するのかもしれませんね。
真の敵は、やはり多国籍企業のようですね。

Re:ひょっとして油断は禁物かも
雑草Z
    guyver1092 #さん
 
 重要な情報、有難う御座います。流石、情報を見付けるのが素早いですね。
本文にも書きましたが、
ひょっとしなくても、油断は禁物でしょうね。
アメリカのTPP不参加やモンサント法の条項の執行自体がほぼ決まりかけていたり、実際法案が議会を通過していたものでしたから・・・。また戻そうと企む利権に群がる連中も多いでしょう。

モンサント法など、あり得ないくらい酷い条項ですし、TPPも結局利権ですからね。

>オバマも安倍総理と同じく暴走するのかもしれませんね。

やはりオバマも金融資本家のポチなのでしょうかね。彼も経済成長は好きなようですし・・。

>真の敵は、やはり多国籍企業

そうですね。多国籍企業は国の利益などどうでもよく、自企業だけの利益しか考えない強欲集団ですね。
 モンサント等の、自らの強欲の為にしか企業活動を考えず、その活動が世界を破局に誘う企業は、社会にあってはならないと思います。

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2013-10-23 00:01
アメリカや中国、ヨーロッパの国々などの経済危機から経済崩壊が始まり、それが世界に波及すると言うような経済のグローバル崩壊が危惧される機会が増えてきました。確かに経済のグローバルな崩壊は、早晩・・・遠くない将来にやってくるでしょう。

元来「グローバル化」と言う言葉は、環境問題から、戦争、貧困の問題などを地球全体で考えると言う意味で言われ始めた言葉だったのかも知れませんが、何でも悪用する輩はいます。財閥、金融界の巨大企業や多国籍企業は「経済のグローバル化」と言う言葉を使って、金融の自由化を進め、世界を市場として投資を繰り広げ、マネーゲームを拡大してきました。経済のグローバル化は、本質的には多国籍企業、資本家の欲望の実現の為の手段に他ならないでしょう。

現在の経済システムは矛盾だらけで、持続可能な筈がありません。数年前、アメリカの住宅ローンの一種、サブブライムローンが破綻しただけで、世界経済にあれだけ衝撃を与えました。しかし、あの程度の破局はまだまだ序の口でしょう。もっともっと大きな経済の破局がやってくる事でしょう。

しかし、ここで今論じようとしているグローバル崩壊は、経済の崩壊だけの事ではありません。人類社会のグローバル崩壊、地球生態系の崩壊、更に大げさに言えば、その言葉のまま「地球の崩壊」と言うような崩壊の危機に面しているのが21世紀と言えましょう。

ここのサイトで散々論じてきたように、グローバル化の大きな問題点は、『問題の先送り肥大化』です。ゴミ問題から、資源不足、環境破壊、環境汚染も、大問題になる前に国内であれば田舎とか僻地と呼ばれる地域、国外であれば「発展途上」と呼ばれている国々に押し付けて問題を先送りして、根本的な解決の無いままに肥大化させてきたのが「グローバル化」でした。地球規模までに肥大化してしまった問題は、地球全体に蔓延してしまったら、もうよそへ押し付けるわけにはいきません・・・「宇宙に送る」と言う選択肢があると考えている人も多いようですか、それはかなり甘い考えでしょう。確かに日々、地球のエントロピーは宇宙に捨てられていますが、それは地球上での大きな自然の循環・・・大気の循環、水の循環、生態系の循環・・・を通してです。人間が科学技術を使って人工的にそれを行うのは、困難でしょう・・・エネルギーの投入/産出 比をしっかり計算すれば、より多くのエントロピーを排出する事になって仕舞います。人間の出来る事は、その自然の循環を破壊せず、更に豊かになるようにする事です。・・しかし現在はその循環さえ破壊しています。
環境問題は、経済等のグローバル化によって、より酷くなっています。もう既に地球規模の問題になっている環境問題も沢山あります。いよいよその負荷に地球の生態系も耐えきれなくなり、グローバルな崩壊が始まろうとしています。【複合大崩壊】・・非常に恐ろしい事です。

反グローバリズムも世界中の多くの国で主張されるようになって久しくなります。(日本ではまだまだ、反グローバリズムはメジャーになっていません。だから、それほど抵抗も無く愚かなTPPに突入しようとしているのでしょう。)
「逃げ場無し」のグローバリズム崩壊を防ぐ(予防する)為には、グローバル化の流れは止めなければなりません。その為には先ずはグローバル崩壊の【正当な恐怖心】を共通認識とするべきでしょう。


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【2013/10/23 00:01】 | 国際社会 トラックバック(0) |

原因は何か
guyver1092
 同意します。なぜこのような選択になるか理解に苦しみます。日本人(人間)が洗脳されているからか、もしくは自らの強欲のため自縄自縛になっているのか、どちらでしょうか?


Re:
雑草Z
 確かに原因を考えるべきですね。guyver1092さんのおっしゃるところの

>日本人(人間)が洗脳されているからか、もしくは自らの強欲のため自縄自縛になっているのか


は、どちらも主因でしょう。・・よく当てはまっていると思います。江戸時代の日本人が出来た事を今の世界の人々は出来なくなってきているのは、自然をも征服しようとする欲望を戦争の得意な白人が世界に蔓延させたからと言う事が大きな原因だと考えますが、如何でしょうか?

洗脳
guyver1092
 原因を考えてみました。理論構成は次の通りです。
 現代人は現代の会計規則にしたがった世の中に生まれ、その中で育ち、教育を受けるわけですから、拡大再生産の世の中が当たり前であると刷り込まれます。大人になればなったで、拡大再生産の理屈に異議を唱えるだけなら可能でしょうが、行動として実行すれば、社会からはじき出され生きるのが非常に難しくなります。また、良い生活をしようとの欲望があれば、拡大再生産の社会を認めたうえでよく研究し、自分がフリーライダーになれば文字通りの濡れ手に粟のぼろ儲けが出来、現在のシステムを変えようと言う気にはなりません。
となりましょうか?

Re:洗脳
雑草Z
guyver1092さん、大変わかり易く、説得力のある理論構成、有難う御座います。納得致しました。

>拡大再生産の理屈に異議を唱えるだけなら可能でしょうが、行動として実行すれば、社会からはじき出され生きるのが非常に難しくなります。

ここが最大のポイントですね。持続可能でない生き方

>拡大再生産の社会を認めたうえでよく研究し、自分がフリーライダーになれば

を実現してきた人々が自ら「成功者」と呼んで、「目標とする生き方」として来た事が諸悪の根源ですね。
やっぱり、高度経済成長の遺物を一掃する必要がありますね。

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2010-02-01 00:01
インターネットの普及などにより、テレビや新聞のニュース無しでも社会情勢を知る事が出来るようになりました。相対的にテレビや新聞などのニュースとしての価値が下がってきました。それでもまだまだ新聞やテレビのニュースを見る人は沢山います。マスコミ関係者も危機感を抱いてネットに進出したりもしていますが、まだまだ自分達が主流だという認識を持っているでしょう。
ネットメディアのほうが優れている点も多々あります。マスコミがタブー視して書いてない記事を取り上げているサイトも見つけられますし、深く掘り下げた内容も見つかります。一方、ネットのほうが信頼出来ない情報も圧倒的に多いでしょう。 誰が発信しているか分からない情報も溢れています。

さて、そのような一般論は置いといて、以前より感じているマスコミのニュース報道について書かせて頂きます。マスコミが政府御用達機関になり下がっている・・とはよく言われるところですが、確かに財界や産業界、アメリカ追随の報道になっている事は否めません。他の国での出来事もアメリカのマスコミの発信したアメリカ寄りの情報を元に発信しているような感じのものが多々あります。ラテンアメリカで生まれたキューバのカストロ首相やベネズエラのチャベス大統領を筆頭とする反米的な首相は、民主的ではなく、圧政で国民を弾圧している・・・とかアメリカのプロパガンダがそのまま報道されてきました。そもそも、国外のニュースは欧米関係のニュースが中心でした。ベネズエラでチャベス大統領が誕生したり、クーデターが起こった事件よりも、アメリカ大リーグで日本人選手が活躍したとかそんなニュースが大きく取り上げられてきました。危惧すべきバランス感覚です。スポーツは所詮エンターテインメントです。権威ある(・・と思われている・・午前、午後の)NHKの7時のニュースなどで時間を割いて流すことでしょうか?・・スポーツの事は、専門のスポーツニュースや芸能情報などと一緒に流せば十分だと思います。・ニュースさえ、視聴率重視の娯楽番組になり下がっているような感じが致します。『愚民化政策』・・・という言葉が頭をよぎります。
地方新聞や地方TV局も市町村の広報機関化しているものが主流です。社説も当たり障りのないものばかりです。告発的なものも時としてありますが、地方の有力者の不正は見て見ぬふり・・ばかりです。
・・こうして次第にマスコミが取り上げる記事や社説は遅れているように感じられるようになってきました。・・・マスコミの存在意義が危うくなっています。
マスコミがこんな状態を続ければ、ますますネットの情報に頼るようになり、新聞は無くなり(・・紙の節約にはいい事です・・)TVは娯楽情報中心になってしまうでしょう。(・・もうなってますね・・)
ジャーナリストがみんなこんなマスコミの体質を支持しているとは思いません。苦々しく思っているジャーナリストも沢山いる事でしょう。良識的なジャーナリストの奮起とマスコミの体質改善を期すところです。・・・既に多くの人は・・私も含め・・関心のあるニュースの情報を深く掘り下げるには・・テレビや新聞報道からは離れて、ネットの信頼出来そうなサイトを見るようになってきています。
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【2010/02/01 00:01】 | 国際社会 トラックバック(0) |


路傍の石ころ
雑草の言葉 様

はじめまして。

雑草の言葉様の隠れファンです。(なんだか隠れキリシタンみたいですが……)雑草の言葉様の貴重な記事を毎日読んで勉強させていただいています。ありがとうございます。

本文全体がまさに仰るとおりですね。テレビ・新聞のマスメディアは権力を握る者や大資本を握る者たちの、広報機関になりさがり、偏向報道が多くなりました。マスコミが社会の木鐸だとか権力の監視機関だとかいうのは幻想にすぎないことが思い知らされました。

社会で何が起こっているのか、何がより真実に近いのか、分かりにくくなっています。私も信頼できそうな、また読むに値する分析力や表現力のあるサイトを探して、2年まえに雑草の言葉さんのブログを見つけました。

世の中、圧倒的多数の人々が「経済成長の病」に罹り、それもかなり重傷です。そんな中で雑草の言葉さんは「経済の縮小」もまた良し、と一貫して別の見方を示されている貴重なサイトだと思います。

これからも、よろしくお願いいたします。
雑草Z
    路傍の石ころさん

 はじめまして、初のコメント有難う御座います。

本文に書いた、
>ネットの信頼出来そうなサイト
として、この<雑草の言葉>を挙げて頂き、有難う御座います。恐縮です。

 世界にはしっかりしたジャーナリスト魂を持ったジャーナリストもいる事でしょう。権力におもねらず、

>マスコミが社会の木鐸だとか権力の監視機関

に復権する事も期待したいところですが・・・かなり難しいでしょうね。


>圧倒的多数の人々が「経済成長の病」に罹り、それもかなり重症

 そうですね。的確な表現だと思います。GDPの増加を経済の成長とする定義自体に疑問を抱かずに経済成長を信奉するのは、かなりの洗脳、重症と言えましょう。
 有限の地球で無限の成長をしようとする事は破局しか待っていません。それに対し、脱成長路線にシフトすれば、ゆったりした生活が待っている事でしょう。

 2年前から記事を読んで頂き有難う御座います。またコメントお待ち致しております。

魂が狂っている
guyver1092
 見たわけではないのですが、「地獄の黙示録」という映画の中の台詞に「精神は正常だが魂が狂っている」という趣旨のものがあったそうで、現在のマスコミはいろんな意味でまさしくこの状態のように思えます。
 少なくとも私の目には、彼らは人類を文明崩壊に導こうと日夜努力しいてるように見えます。

自ら洗脳されているマスコミ
雑草Z
    guyver1092さん

 海外のジャーナリストにも日本のジャーナリストにも、有意義な情報やスクープを地道に取材している人もいるようですが、巨大メディアからは切り捨てたれたり葬り去られたりする事も多いようです。
 いわゆる独裁国家が情報統制していると言われますが、日本でもアメリカでもマスコミ情報はかなり統制されていますね。

>彼らは人類を文明崩壊に導こうと日夜努力しいてるように見えます。

う~ん、そこまでは言えないのではとは思いますが、彼らは、権威の発言に思考を預けて、しっかり理性で考えてないように感じる場面が多々あります。大衆を洗脳しているようで、その実、自ら洗脳されているようです。その結果、経済成長を無闇に信奉、プロパガンダし、文明崩壊に導いているとも言えますね。

・・それをguyver1092さんは、「魂が狂っている」と表現されたのでしょうか?


マスコミから情報を得る時の注意点
でなしNo.146
ここ数年マスコミから情報を得る時は、「この報道をして誰が得をするか?」とか「この報道をしてどう思ってもらいたいのか?」を必ず考えるようにしています。

一部の情報にフォーカスすることなどにより、受け手側の思考をコントロールする。この点に関しては50年以上の歴史を持つ連中なので、かなり用心しているつもりです。

また、民主主義とは言いますが、民衆がみんなバカ(もしくは洗脳中)だったら、民衆の決定は自己満足の寄せ集めで決して正しいわけではないということも気をつけておくべきだと思います。
ですから個人的に、愚民化政策はもう実現されていると思っています。経済成長から目が離せないことからも愚民化達成のにおいが…

持続可能な社会に舵を切る必要性を発信し続けるメディアとしてネットは素晴らしい特性を持っていると考えます。
ネットのいいところを生かし、経済成長の洗脳を解いていきたいものです^^

愚民化政策
雑草Z
    でなしNo.146さん

 意図的かどうかは別として、結果として愚民化政策となっている報道は昔から沢山ありますね。

 例えば、本文にも書きましたように、スポーツ関係のニュースを流し過ぎです。日本に限った事ではありませんが、スポーツのニュースを他の政治経済や事件のニュースと同格以上に流すマスコミは大衆をスポーツ馬鹿にさせているように感じます。スポーツの陰に隠れてしまった大切なニュースは沢山あるでしょう。・・意図的かもしれません。

ニュースなどを見ていても
>一部の情報にフォーカス
は日常茶飯事です

 少子化対策も、食料自給率を踏まえた適正な人口の議論無しに推進しようとしています。おっしゃるように、経済成長も、絶対命題の如く扱ってます。それらの事に疑問を持った発言をしないマスコミ報道を聴く度にマスコミの無能さを痛感します。
 ・・・先のguyver1092さん へのコメントにも書きましたように、マスコミ自身が、政府や経済学などの権威(・・御用学者・・)に洗脳されて、愚民化されている部分も大いにあるでしょう。

 ネットもかなり危険な面もあり、両刃の剣ですが、兎も角、

>ネットのいいところを生かし、経済成長の洗脳を解いていきたいものです^

ですね。

Re:自ら洗脳されているマスコミ
guyver1092
>権威の発言に思考を預けて、しっかり理性で考えてないように感じる場面が多々あります。大衆を洗脳しているようで、その実、自ら洗脳されているようです。その結果、経済成長を無闇に信奉、プロパガンダし、文明崩壊に導いているとも言えますね。

 私の感じることはまさしくこれです。彼らの主張する経済成長を続ければ、文明崩壊は必ず来ます。行動としては完全に自滅を推進しているのです。理論的に考えれば自分の主張が矛盾しているのにそれが分かっていないように見えるのです。

Re:Re:自ら洗脳されているマスコミ
雑草Z
    guyver1092さん


 マスコミも財界の傀儡になり下がっているという事ですね。立場的なものもあるだろうし、日々の雑事に追われて自分でじっくり考えられない・・と言うのもあるのでしょうか??
 もっとしっかり論理的に考えて欲しいものです。「マスコミ」なのですから。全然難しい事では無い筈です。・・それが自ら洗脳されるようでは情け無いですね。

またまた、同じ事を感じ、主張していたという事ですね。嬉しいですね。これからも宜しくお願いします。

マスコミが悪いのか
上々
小沢検察闘争劇でマスコミが検察の宣伝隊と化している現状がようやく認識され、あちこちでマスコミと経済界と旧政界等の悪の連合体などと言われていますが、それほど大したものかという思いもあります。

マスコミが愚民化を進めている?そうじゃなくて愚民の要望に答えているだけでしょう。視聴率が上がることだけを目的にしていれば愚民の見たいものだけを流すことになる。
そうなっていけば愚民に近い一般民衆もどんどんとそちらに流れて行きます。
その中で一部に腹黒いのが居て、うまく利用すれば何でも思うようにできます。
民主主義もそう、今の千兆になろうとする国債・公債の山はすべて景気回復だけを求めてきた有権者の投票のおかげです。自民党の責任は重いのは確かですが、それを選び続けてきたのはこれまでの有権者です。
途中でおかしいと思わないものか。

マスコミの刷り込み
雑草Z
    上々さん

こちらの記事へのコメント有難う御座います。


>マスコミが愚民化を進めている?そうじゃなくて愚民の要望に答えているだけでしょう。

確かにそうとも言えますね。ただ、マスコミが大衆の要望に答えて、スポーツなどばかり垂れ流しにするからますます大衆は馬鹿に成る・・・という風に大衆とマスコミの相乗効果で愚民化スパイラルに陥っているのだと思います。マスコミは毅然とするべきところはしっかりそうすべきです。


>自民党の責任は重いのは確かですが、それを選び続けてきたのはこれまでの有権者

これも確かにそう言う側面もあるでしょうけれど、そこには政権とマスコミの癒着構造もあるでしょう。意図的にその手の情報を流してきたわけです。


>景気回復だけを求めてきた有権者

これも明らかに有権者にその手の情報・・・経済成長、景気回復で生活は安定し豊かになる・・・と言う刷り込みがあっての事でしょう。

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2009-04-21 00:01
 キューバ革命以来、対立の続いているアメリカとキューバですが、21世紀になって関係改善の方向へ進み始めています。特にアメリカのオバマ大統領は、キューバとの関係改善に積極的であると言われています。


 キューバの歴史は、他のラテンアメリカ諸国の例に洩れず、欧米人に虐待され、植民地化され続けて来た歴史です。
 1492年にヨーロッパ人に発見されたのが悲劇の始まり。
 1511年にスペイン人に征服されて、インディオと呼ばれた先住民達は殆ど絶滅させられたと言われています。その後アフリカから奴隷が連れて来られて、強制労働に従事させられて来ました。
 20世紀の初頭、独立戦争でスペインからは独立しますが、今度は独立戦争を支援したアメリカに事実上支配されます。アメリカの傀儡政権が樹立され、傀儡親米政権・アメリカ政府・アメリカ企業・マフィアの4者が富を独占し、その富がアメリカ本土に流れる社会構造が出来上がりました。
このようなアメリカによる半植民地状態からキューバの独立を果たしたのが、フィデル・カストロとチェ・ゲバラ率いる革命軍です。この1959年のキューバ革命以来、アメリカはキューバを敵視し、キューバ崩壊を企てて来ました。キューバに対し、孤立圧搾政策を取り続けて、経済封鎖し、何百回とカストロ暗殺を企てて来ました。
しばしばアメリカ政府関係者はキューバをイラク・北朝鮮などと同様に ならずもの国家[rogue state] の一つに挙げて来ました。・・・しかし、どう考えても、キューバなどに対して蛮行を行ってきたアメリカのほうが、よっぽどならずもの国家[rogue state]でしょう・・・

 1991年のソビエト連邦の崩壊時にソビエト連邦からの経済援助が打ち切られ、キューバは危機に立たされます。アメリカはこの時とばかりに経済封鎖を強化し一挙にキューバを崩壊させようとしました。キューバは食料、石油、医薬品が途絶し、大量の餓死者を出しかねない非常事態に立たされました。

 ここでキューバは、有機野菜の自給を達成し、国家全体を環境と調和した持続可能な社会に変えようと努力し、自給自足が出来る国家に変貌を遂げて来ました。逆境を克服した・・・と言うよりももっと素晴らしい変貌を遂げた訳です。


 さて、現在、オバマアメリカ大統領はキューバとの関係改善への意欲を示しています。キューバのカストロ議長も慎重ながら、歩み寄りの姿勢を見せているようです。(まだわかりませんが・・・)
 それは、一見好ましい事に見えますが、慎重にしなければ長い目で見るとキューバにとって、いい事とは限りません。
 勿論1962年のキューバ危機のような、核戦争の脅威にさらされる事は回避すべきでしょうから、頑なに敵対する必要はないでしょう。
 しかし、ソビエト連邦の崩壊とアメリカの経済封鎖による、国家存亡の危機を乗り越えて環境と調和した社会への変貌を遂げて来たキューバには、その路線を崩して欲しくはないと思います。
 世界中でアメリカ主導のグローバリズムが進む中で、唯一その世界の流れに真っ向から反旗を翻して自給自足の道を突き進んで持続可能な国家を築いて来たのです。
 勿論成功例ばかりではなく厳しい現実に立たされている事も確かでしょう。
しかし、これから、中南米諸国の模範となり、日本が、世界が、目指すべき持続可能な自給自立国家になる大きな可能性を持った国家と言えましょう。
そこを、アメリカのドーピング社会の誘惑にさらして欲しくはないと思います。
アメリカの資本家達がキューバに入り込んで利権を追求するようになっては元の木阿弥です。ソ連や中国と同じ道を進んで欲しくはありません。世界の社会主義国家の中で最も[唯一]成功していると言えるキューバには、反グローバリズムの流れで頑張って欲しいと願います。・・・だからアメリカとの関係を慎重に・・・アメリカ型資本主義、グローバリズムは崩壊する運命にあるのですから・・・

因みに、オバマ大統領も
「アメリカ政府はキューバと、人権・表現の自由、民主的改革など、幅広い問題について協議する用意がある」
なんて、上から目線で偉そうなことを言っていないで、キューバに見習う謙虚さが欲しいものです。
グリーン・ニューディール政策も、アメリカがやろうとしている景気対策主体で、環境には逆効果的な怪しい政策ではなくて、 キューバの環境政策を見習ってこそ、新のグリーンニューディール政策と言えましょう。
つまり
森と大地と海の恵を生かして、生ゴミはミミズで堆肥化し、海洋汚染や飲料水は微生物で浄化する。原発と縁を切り、脱ダム宣言を行ない、湿地を保全し、生物多様性の保全と自然再生事業で雇用を確保する。脱石油文明と平和をスローガンに、国全体を持続可能な社会へと移行させる・・・・・
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【2009/04/21 00:01】 | 国際社会 トラックバック(0) |

個人的にキューバが好きです。
でなしNo.146
チェ・ゲバラには学生の頃から興味があって、本やネットなどから情報を集めていました。

余談ですが、
ゲバラは反資本主義思想を掲げ、搾取する資本家からその国(地域)の人を解放するために戦い続けた人とされています。

最近、映画化されたり書店で特集されているのを見ると、世の中は反資本主義の流れが浸透しつつあると感じます。


私もキューバは気骨のあるすごい国だと思います。
ただ、
カストロ議長とゲバラという2人のカリスマが国の求心力になっていた感じもありますから、カストロ議長が逝去された時、アメリカの餌食にならないか気がかりですね。


>日本が、世界が、目指すべき持続可能な自給自立国家

私もキューバという国の社会構造が世界の目指すべき国家像だと考えます。

以前テレビで、キューバの特集を見ましたが、税理士を辞めて農家に転職する人もいるくらい農家のステイタスが高いらしいですよ。

ある意味でパラダイムシフト後の世界がそこにありました^^

反資本主義化しているラテンアメリカ
雑草Z
    でなしNo.146さん

 ならず者国家だとか独裁国家、圧政だとか、キューバに対する色々なネガティブな情報の多くはアメリカのプロパガンダによるもので、信じる必要はないでしょう。(信じている人も多いのですが・・・)勿論、理想的な事ばかりではないでしょうが、アメリカほど酷くはないでしょう。

>ある意味でパラダイムシフト後の世界がそこにありました

私もそう思います。


現在、ラテンアメリカには、気骨のある反資本主義の国家が沢山あって頼もしいですね。そのいずれの国にもカストロやゲバラに感化された気骨のある(反米の)大統領がいます。


  ベネズエラにはウゴ・チャベス(ちょっと人相良くないか・・笑)
  ボリビアにはエボ・モラレス(こっちは、誠実そうな人相)
  チリのミシェル・バチェレ
  ブラジルのルーラ・ダ・シルバ
  ・・・・・・・・・・ 
 それぞれ、温度差がありますが、それぞれに気骨があって素晴らしいですね。

やっぱり一番面白いのはチャベス大統領かな?  
  


BEM
このキューバの話、面白いですね〜。
なんとなく知っていたようなキューバですが、20世紀以前の事はまったく知らなかったことに反省です。
キューバ危機、ソビエトの経済援助、カストロの独裁と少ない情報のせいか、とても恐い国という印象でした。

私が見たテレビも、でなしNo.146さんが見たのと多分同じだと思いますが、援助打ち切りのせいとはいえ、農業や医療を重視したりと大きな転換を図ったことは、日本も見習うべきだと感じました。(その後医療の方は結局医療機器の支払いができなくなり、大きな負債を抱えている事を知り残念に思いましたが)
しかし、街の若い女性に聞くとやはり豊かなアメリカのような生活がしたいと話しておりました。
実際にアメリカのようになると貧富の差も激しくなり、自給自立の国家ではなくなってしまうことにすぐに気付くことになるでしょうね。

ラテンアメリカの歴史は興味深い・・
雑草Z
    BEMさん

何か、日本でも世界中でも、キューバは北朝鮮みたいな独裁国家で、圧政が続き、貧困が蔓延っているような事も言われていますが、・・・すべてが間違いではないでしょうが・・
それって、アメリカの得意とするプロパガンダ、情報操作だと思います。何せ、長い間、アメリカインディアンさえ、西部劇などで、悪役だったのですから・・・どう考えても彼らから略奪し、絶滅に追い込んだのは、アメリカ大陸に渡ってきた西洋人たちでしょう。
・少なくとも北朝鮮の指導者達などと違って、カストロは賢く、公正です。・・・指導者自ら質素な暮らしをしています。
それにキューバでは、官僚など公務員の犯罪は、一般庶民の倍重くなっています。・・これは日本も見習って然るべきかも知れません。


 ++++++    ++++++      +++++

 私は学生時代まで、歴史には興味が殆どなく、知識もありませんでしたが、環境問題とのかかわりの中で、関心を持っています。
 西欧諸国の大航海時代からの歴史は色々知っておいた方がいいですね。アメリカ大陸に限らず、オーストラリア、アジア、アフリカ・・・・大抵の国は西欧人に非常に大きな略奪、迫害を受けた歴史があります。
 ラテンアメリカの歴史は日本人には馴染みが薄いと思います。私も最近まであまり関心がありませんでした。しかし、ラテンアメリカの国々の歴史にも激しいものがあり、非情に興味深い歴史ばかりです。

 ラテンアメリカの近代は、非情な独裁者を沢山輩出しています。キューバの隣のイスパニョーラ島の東側のドミニカ共和国もその例に漏れませんが、そこのかつての独裁者の一人、ポアキン・パラゲールには非常に関心があります。環境政策を強行した気骨のある素晴らしい政治家だと思います。
 以前記事に致しましたので、是非ともお読みください。


【独裁者、パラゲール再び!】 2007年9月25日 付記事

http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-220.html#comment


y.suzuki
自然の摂理~コメント拝見しました。ありがとうございます。

>慎重にしなければ長い目で見るとキューバにとって、いい事とは限りません。>

ここへきて、アメリカを操る支配勢力はキューバを懐柔しようとしているようですね。賢明なキューバはまず大丈夫だとは思いますが、そのキューバに対して急接近をしているのが社会主義としての中国ではなく市場開放した中国です。

 モノがなくても充実した生活を営んでいるキューバ国民にとって、幻想あふれるモノに対する誘惑は、対米、中ともにやっかいな闘いとなるように思います。

 日本はすでに飽食の時代に来てしまいましたので、そんなチンケな誘惑には負けないのが強みです。これからの社会はしいて言えば、江戸時代の循環型社会にヒントがありそうです。

 徳川幕府はいろいろな評価がありますが、基軸部分では村落共同体をベースとした社会を維持しようとしたに過ぎないのではないかと再考しています。


反グローバリズムのラテンアメリカ諸国
雑草Z
    y.suzuki さん

キューバの現状に関する鋭い考察有難う御座います。

>アメリカを操る支配勢力はキューバを懐柔しようとしている

そうですね。彼らは「キューバ国民を民主化して自由にする」・・と言ってキューバに入り込んで再び経済支配する事を企んでいますね。・・物質文明にどっぷり浸からせてキューバ国民を骨抜きにしようとも考えていそうですね。キューバ革命時にキューバから亡命した搾取階級の沢山の輩もチャンスを狙っているようです。


>急接近をしているのが社会主義としての中国ではなく市場開放した中国です

どこが共産主義だか分らない(共産主義の悪い面だけ残した感のある)中国の資本家達がアメリカ同様に経済進出を狙っているのでしょうね。かつてのソ連のように、アメリカの庭に進出・・・と言う地政学的意味もあるのでしょう。
中国こそキューバに見習って欲しい部分が沢山あるのですがね。


>幻想あふれるモノに対する誘惑は、対米、中ともにやっかいな闘い

 そうですね。田舎者が大都会にあこがれる様と似ています。資本主義の甘い罠・・・非常に危険です。


 キューバはアメリカや中国と組んでいくのではなく、ラテンアメリカ諸国をまとめて、反グローバリズムを掲げて新たな勢力として台頭して欲しいと思います。・・・と言うか、もうそうなりつつありますね。ラテンアメリカの指導者達は、気骨のあるユニークな素晴らしい方々が多いですね。その代表がベネズエラ大統領チャベスでしょうか。・・これまで欧米人に略奪され続けたラテンアメリカを経済支配から解放した新たな指導者達ががっちり組んで反グローバリズムの持続可能な社会を目指している事に期待しています。


徳川幕府の江戸時代の循環型社会の再考察についての記事も期待しております。・・・でもこんなにアメリカ追随していると、旧態依然としたアメリカ型自由無節操資本主義経済に翻弄され、反グローバル循環型社会への移行が取り残されるかも知れませんね。旧態依然とした馬鹿な政治家達を早く一掃しなければ・・・ 

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2008-04-21 00:02
 現在、数年おきに直接間接各国に戦争を仕掛けているアメリカ。アメリカの経済成長戦略には戦争が組み入れられているようです。世界正義を振りかざして、色んな国をプロパガンダで悪の枢軸などと呼んでヒールに仕立て上げていますが、悪の枢軸はアメリカ自身だ!と思っている人も多いでしょう。

 太平洋戦争でアメリカに負けて以来、日本はアメリカの属国のように扱われてきましたし、そのように振舞って来ました。アメリカに憧れる日本人も多く、アメリカの背中を追って来たような感じです。
 かつて・・20世紀後半には、日本人はバナナだ、外見は黄色(黄色人種・・・アジア民族)と言いながら、中身は白(白人・・・欧米人)だ、なんてアジア諸国から揶揄されてきました。・・・しかし最近、日本に限らず揶揄していたアジアの諸国もみんなバナナ状態ではないでしょうか?アジアに限らず、 南米もアフリカも多くがその土地の文化の多くを捨て、アメリカナイズされて来ました。キューバのように孤高を保っている国は珍しい方です。多くの国はアメリカナイズされた指導者が権力を握って、アメリカ型の経済や文化をどんどん取り入れて来ました。
 ソビエト連邦が崩壊した後、20世紀末頃までは、世界の多くの国が、唯一の超大国となったアメリカの背中を追っていました。・・・そう、太平洋戦争に負けてアメリカに占領された日本ばかりでありませんでした。どこが共産主義かわからなくなってしまった次なる覇権国を目指す中国の一部の強欲な資本家たちは、アメリカの資本家の悪しき部分に見習っているようです。中国、インド、ブラジル、東南アジアの国々の人々の多くが、みんな欧米、特にアメリカに憧れて、そんなライフスタイルに憧れて来ました。・・・アメリカンドリーム・・・って、(穿った見方には感じますが)経済成長と開発に夢中な人が好んで使う言葉に聞こえます。(本来はそういう意味ではないのでしょうが)持続可能な社会を破壊する言葉にさえ聞こえます。 

 人口一人当たりのエコロジカル・フットプリントが最高のアメリカの後を追う事は、非常に危険です。持続可能な社会を構築出来ません。エコロジカル・フットプリントの観点からは、世界の人間がアメリカ並みの物質水準の生活をしたら地球は5、6個必要だと言われているのですから。世界の人口が10億人以下まで減らなければ世界の人々がアメリカ人並の生活は出来ないと言うことです。アメリカの富裕層の物質水準を望むなら、1億人でもやっとでしょう・・。

 かく言う私も、かつてアメリカの文化が・・・全てではありませんが・・・部分的に大好きだった時代がありまして、(今でも好きな部分が有ります。)何度もアメリカに行って、愛しのアメリカでの生活を満喫しました。そう、少しばかりアメリカ中毒だったのかも知れません。・・・一方、色んな社会問題などが噴出していたアメリカで、物質中心文明の成れの果ての姿を見た感じも致しました。 
 荒んだアメリカのダークサイドを現在の日本は内包しています。日本ばかりではなく世界の色んな場所がアメリカの匂いを十分に染み込ませてしまいました。・・・世界の各地がアメリカにあこがれアメリカの背中を追いかけ、物質文明のダークサイドを背負い込みました。

 現在、世界は多様化してアメリカの背中を追ってばかりではないように見えますが、その実、アメカ型の物質浪費文明の形を変えたに過ぎないものが沢山あるでしょう。望むと望まざるとに関わらず、アメリカンスタイルの物量作戦を脱しなければ、持続可能な社会の構築は無理でしょう。   
  
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【2008/04/21 00:02】 | 国際社会 トラックバック(0) |
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