-------- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

2015-10-11 18:45
貧しい家に生まれ子供の頃に辛い思いをしたので、努力して貧困を抜け出し金持ちになった・・・と言う「夢の実現」はアメリカンドリームのステレオタイプでしょう。貧困を抜け出して金持ちになった彼や彼の家族は物質的に豊かになったかも知れませんが、社会の貧困問題は何も解決していません。それどころか、彼のような「努力によって貧困から抜け出せた例」によって、「努力すればだれでも貧困から抜け出せる、だから貧困は自己責任」と言う理屈をバックアップさえするかも知れません。曰く「金持ちになったのは本人の努力の賜物。逆に貧困は怠け者の代償・・・」。アメリカの財閥、富豪たちは、そのようなアメリカンドリームの話を歓迎することでしょう。(その実、「成り上り者」として、軽蔑して利用価値が無くなれば足を引っ張る事でしょう。・・・自分達もかつての「成り上り者」であった事を棚に置いて・・・)頑張って努力して、自分達富豪の仲間入りを目指しなさい・・・と貧困層に上から目線で呼びかけます。貧困層に限らず庶民がみんなアメリカンドリームを夢見て追いかける限りにおいては、金持ちは目標であり、憧れであり、不公平による非難の対象ではありません。階級闘争は起きませんので、富裕層は安泰です。

それに対し、貧しい労働者階級に生まれた者達が、何の生産性も無い労働をしない「資本家階級」によって搾取されるのはおかしい、もっと自分達の労働の対価に見合った報酬があって然るべきだ・・・と、貧しい労働者同士連帯してブルジョア階級により多くの(当然受けるべき)報酬を要求して、闘い、権利を獲得してある程度まで豊かな生活が出来るようになる事を目標にする・・・と言うのが階級闘争でしょう。これこそ貧困問題を根本から解決する一つのまともな方法ですしょう。

ただ、実際の歴史では、「ブルジョア階級と闘うプロレタリア階級」と言う事は稀で、マルクス主義を実践しようと階級闘争を起こしたのは第3の階級・・・「リベラルな知識層」であったとも言われています。
兎も角、誰が階級闘争を起こして来たかは別として、階級闘争とは、資本を持たざる労働者階級が搾取される社会構造、社会的格差を克服する為に起こされる闘争であり、労働者が資本家に搾取される構造を克服する闘争と考えられます。


今の時代、「階級闘争」と言う言葉にはネガティヴな印象が出来上がっているようです。・・・階級闘争を恐れる財閥、資本家;搾取階級が広めた、プロパガンダでしょう。「左翼か共産主義者か・・?」等と言う表現も、侮蔑の表現として使われています。共産主義、「階級闘争」と言う言葉への多くの日本人の拒否反応は、アメリカ政府や自民党など、搾取階級の代理人達によるプロパガンダ、扇動によるところが大きいでしょう。

  
近代以降起こされて来た様々な国家間の対立・・・日本対アメリカ、日本対中国・・・、日本と他国間との対立に限らず、世界中の国家間の対立の多くは、【黒幕】にも書いたように、実は利権を狙っている財閥、投資家・・・いわゆる搾取階級者達によって推進され、多くの国民は彼等のプロパガンダに踊らされて来たのでしょう。

最近の例を挙げればTPP。日本の労働者も農民も、アメリカの労働者も農民も、実は反対多数です。それでも推進し続けて来たのは、TPPでお金が儲かると考えられる企業、日本で言えば経団連の、アメリカで言えば様々な大企業の・・・・経営陣、株主・・・ごく一部の搾取階級でしょう。それに、彼等の傀儡政権やマスコミによるプロパガンダやバックアップ、様々な工作により、TPPによって多くの企業の利益が上がり、国民の多くの生活も良くなる・・・と信じた一般市民、ちょっとだけ投資している小株主も一緒になってTPPが推進されて来ました。
ほんの数十年まえ前まで一億総中流と言われた日本社会は、21世紀に入り格差社会になりました。ここ数年でかなり酷くなりました。戦後の高度経済成長時代以降改善されていった労働条件も、ここのところどんどん改悪されています。安倍政権での労働者派遣法改正(改悪)が典型例です。(企業の人件費を浮かせて、政治献金を増やし、与党の議員を人件費を削る方向に動かした・・・と言われています。)非正規雇用もどんどん増え、ブラック企業も沢山存在し、戦前の日本の「女工哀史」や「蟹工船」のレベルにまで来てしまった感があります。


年々酷くなる日本社会の格差問題の解決策として、経済を活性化して、株価を上げて、貧困階級にまでお金を回そう・・・と言う話が溢れています。いわゆる滴下理論[Tricle-down effect] です。アベノミクスはそのステレオタイプでしょう。これらは、あくまで富裕層が更に儲けたら、貧困層にもおこぼれを回す・・・と言う「効果」です。セイフティネットとは程遠く、富裕層がお金を使ったときに貧困層にもお金が回る機会が増えるだろう・・・と言う事のみです。つまり滴下理論なんて所詮ただの金持ち優遇策に御用学者が社会的意義を付けた裏付けのない空論でしょう。

 ならば格差問題を本当に解決するにはどうするか・・・と言えば、富の公平分配と言う事が当然の帰結でしょう。現在の労働者階級は更に、正規と非正規に分断されてしまいましたが、契約社員、派遣社員等、非正規雇用の待遇改善こそ先決でしょう。(安倍内閣が成立させた労働者派遣法改正によって、非正規雇用者は非常に窮地に追い込まれています。)同一労働同一賃金の原則が全く機能せず、非正規雇用の人々は、正規雇用の人々と同じ仕事をしても賃金は遥かに少ない・・・と言う状況です。その差額は明らかに不公正に搾取されていると言えましょう。そう、非正規社員の安い賃金から不公正にお金を搾取して、富裕層は金銭的に潤った生活しているのです。この「富裕層」はそれまでは資本家の経営陣を指していたのでしょうが、現代の日本では、しっかり待遇が安定している高給取りの正規雇用の社員も含まれるでしょう。労働者間でも不公正な搾取が行われているのです。

この不公正を正すには、労働者派遣法を改悪して、弱い立場の非正規労働者を更に追い詰めた現政権には全く期待出来ません。政治に期待するなら、共産党や社民党(若しくは生活の党)などに政権交代しなければ無理でしょう。
そして、政権交代以外に残された方法が、階級闘争です(階級闘争の最終目的も政権交代と言えるでしょう。)現在は非正規雇用者の組合も作られていますが、まだまだ影響力は大きくありません。非正規の大変な労働環境の中で、更に労働争議を行っていく事も困難を極めるでしょう。直ぐに首切りされてしまう危険性もあります。色々なパワハラもあるでしょう。(その為の派遣法改悪でした。)だからこそ、この階級闘争には、派遣階級の人々以外の多くの支援が必要です。その支援者達が「リベラルな知識階級」と呼ばれる人たちでしょうか?・・・この呼称には、あまりいいイメージは湧きません。・・・正規雇用や個人事業主、政治家・・・様々な人々が「公正」の為に団結して活動しなければならないでしょう。

格差問題を国家間の紛争にすり替えられて、戦争に行かせられ、犠牲にされるのはいつも搾取される貧困階級です。それぞれの国で搾取されて、貧困に甘んじさせられ、挙げ句の果て、「国の為」と言う大義名分で戦争に行かせられるのです。不公正極まりない事態です。搾取する富裕層は戦争による利権を求めて戦争を起こしはするけれど、戦争には行かず、代わりに搾取して貧困層にした人々を戦争要因として戦場に送るのです。今や戦闘要員も員混ビジネスで供給しているのです。そんなアメリカを真似て、日本でも経済的徴兵制が行われる危険性が増しています。
近代以降の戦争は、イデオロギーの対立に見せかけていますが、実質は利権の為の戦争であった・・・・と言う陰謀論は、陰謀論の範疇を越えて、実際に本当である事が多いのではないでしょうか。・・建国以来の90%以上の年月を戦争に明け暮れてきた国家アメリカも、それぞれの戦争には「大義名分」を立てて来たわけですが、そこには必ず、利権の為に戦争を推進した戦争利権屋の暗躍もあったものと想像します。
兎も角、搾取されて貧困層に落とされた人々が戦争にも行かせられると言う不条理は是正されるべきです。
そのような事も含めて、広義の階級闘争は必要でしょう。
労働者対資本家階級と言うステレオタイプの階級闘争を「狭義の階級闘争」とした場合、
「広義の階級闘争」とは、正規と非正規の格差是正も含めた、正当な労働報酬の権利獲得の為の闘争と定義します。勿論、現代資本家の不当な搾取構造は是正すべきです。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2015/10/11 18:45】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

階級社会
爽風上々
現在の日本が階級社会かと言われるとそうだとも言えないのですが、極めてそれに近い状態になっているのかもしれません。まだ完全な固定化はされていないものの。

どうも階級闘争というと共産主義の用語と思われるために触れることがはばかられるような雰囲気ですが、「日本の景気を良くする」なんていう言葉がなんの反省もなく使われている状況ではこれをきちんと見直すことが必要でしょう。
ただし、昔のロシアなどのように、農民や労働者という階級があり、それが為政者となるような闘争というものだけが階級闘争ではないでしょう。
企業経営者と労働者はそのままの関係でも、その利益配分を劇的に変化させるとか、下請け中小企業の取り分を増やすとかいった活動も実はそれぞれの階級の闘争であるかもしれないのです。

経済成長政策などこれ以上取らずにいても、大企業に溜まりすぎた利益をきちんと配分するだけで十分に多くの国民が実感できるだけのものはあるはずです。
それを実現するためにも、自らの階級というものを改めて見直し、その同じところに属する人たちとの連帯を強め、自分たちの利益を高めるような政策を実施できる政党に結集するという行動が必要であり、ばらばらに地元利益ということだけを主張する自民党公明党議員を減らしていかなければなりません。

貧困救済
東京珈琲
国のトップを貧困経験のある人物にやらせる。安倍さんは貧困対策を「持続可能な質の高い成長」というよく解らない事を言っている。
本当に困っている人に漏れなく生活保護を受給させれば良い。不正受給はしっかり対策する。その点においては国民総背番号制は役に立つかも。ベーシックインカムを考えても良いのでは。財源は預金に税をかける。特別会計の見直し。
問題は国民の投票率が低い事。投票にも行かない人達に階級闘争は出来ない。
パチンコ競馬その他のギャンブルを無くす。酒タバコの増税もしくは禁止。貧困層はこれらにお金使いすぎ。
格差固定対策は教育費を無くす。また、大学の質の向上。今の大学は遊び場と化している。
後は社会からの離脱。自給自足で豊かな暮らしを。

階級
guyver1092
 最近の階級の作り方は、マルクスの時代よりもはるかに巧妙で、持株会社とか、労働者派遣会社等を使い、支配者が直接、被支配者とは接触しない仕組みが作られ活用されています。このような中間緩衝材を作るだけでは飽き足らず、偽装請負等も横行しているようです。更に巧妙なことに、小口の株を広く被支配階級にバラまき、自分達が支配者階級に食い込んでいるとの幻想も植え付けています。実際は、情報量の圧倒的な差により、カモられているだけですが。
 このような状況では、マルクス時代の階級闘争では全く対応できないと私は考えています。
 現在の巧妙な仕組みを跳ね返す方法として、私が真っ先に思いつくのは、減価する貨幣の導入です。現在の支配の仕組みは、不滅の貨幣の仕組みを前提に構築されているので、この土台である不滅の貨幣を否定すれば、この仕組みは意味を失うであろうと考えるからです。

Re:階級社会
雑草Z
>完全な固定化はされていない

そうですね。本文に書いたように固定化されていないから、チャンスがあると感じさせ、、「努力すればだれでも貧困から抜け出せる」と言うアメリカンドリーム的な「希望」を持たせる事が財閥の支配者層の戦略でしょうか。

>企業経営者と労働者はそのままの関係でも、その利益配分を劇的に変化させるとか、下請け中小企業の取り分を増やすとかいった活動も実はそれぞれの階級の闘争であるかもしれない
>自らの階級というものを改めて見直し、その同じところに属する人たちとの連帯を強め、自分たちの利益を高めるような政策を実施できる政党に結集するという行動が必要

 私が「広義の階級闘争」と定義して漠然と書いたものの具体例を色々示して頂き有難う御座います。

>経済成長政策などこれ以上取らずにいても、大企業に溜まりすぎた利益をきちんと配分するだけで十分に多くの国民が実感できるだけのものはあるはずです

これが大きなポイントですね。強欲な搾取階級の優遇策が本当の問題なのに、経済成長政策等に問題をすり替えていますね。経済成長政策は、ある意味富の再分配から目を逸らす姑息な手段ですね。今更ながらの経済成長策は、実は環境破壊、資源の浪費であり、今から無理やり高度経済成長をさせようとすれば、逆に分配できる富も枯渇してしまうでしょう。

Re:貧困救済
雑草Z
東京珈琲さん、様々な理想論を並べて下さいましたね。

>ベーシックインカムを考えても良いのでは。財源は預金に税をかける。特別会計の見直し。

他に財源は、重い累進課税、企業の税率、相続税率を上げる事でしょう。税金の集め方にも大きな不公平があります。

最後の

>社会からの離脱。自給自足で豊かな暮らしを。

この最後の一節いいですね。階級闘争と言うよりも、一種のアナキズムでしょうね。

Re:階級
雑草Z
>最近の階級の作り方は、マルクスの時代よりもはるかに巧妙で、持株会社とか、労働者派遣会社等を使い、支配者が直接、被支配者とは接触しない仕組みが作られ活用されています。

なるほど、勉強になります。

>小口の株を広く被支配階級にバラまき、自分達が支配者階級に食い込んでいるとの幻想も植え付けています。実際は、情報量の圧倒的な差により、カモられているだけですが。

これは私も思っておりました。バブル以降小口の株主は、全体として損をしているのではないかと考えています。その手のデータ(投資額によって分けた損得額)を公開すれば、小口投資家が如何にカモられているかよく判るでしょう。「自分も投資家で資本家である」と言う幻想を抱かせるだけでは無く、彼等からお金を絞り取っているのですね。

>現在の巧妙な仕組みを跳ね返す方法として、私が真っ先に思いつくのは、減価する貨幣の導入です。現在の支配の仕組みは、不滅の貨幣の仕組みを前提に構築されているので、この土台である不滅の貨幣を否定すれば、この仕組みは意味を失うであろうと考えるからです。

これまた、guyver1092 さん独特の方法ですね。私は、guyver1092さんのこの手のお話はこの場で何度も御説明頂いたので、理解は進みましたが、それでもまだ多少曖昧な感じが残ります。普通の人では思いもよらない方法でしょう。
 もう少し詳しい御説明を読みたいところです。

自分探しの旅
団塊親爺の遺言
日々、殺戮や胸糞の悪くなるニュースの飛び交う現在

人間性が失われて行く 世界に成っていますよね・・

自分も善く今迄生きて来られたものだと思います
社会へ出てからの他人様の造ったシステムが嫌で 何度仕事を
変わった事か・・あの儘、我慢をしていたら生きては居なかった 我儘な自分の性格・・片田舎から東京で生活している自分
が居ます 気の合う仲間たちと仕事をこなし その仕事に見合う対価を貰う人生 不満は在りません 全て自分の責任です
自営業ですが幾人かの若者たちを育て送り出しています

こんな世の中で理不尽な仕組に流され無い様に生きる事は
若者たちも大変です 今の大企業や国の政策は何も完成された
ものでは無く我慢すると身体に悪い 人の役に経ち喜ばれる仕事を探す人生は永かったが 何とか・・先が見えて来た


階級という社会構造
爽風上々
すでに確実に存在している階級というものを考えずに「景気を良くする」などという文句に引っかかっているのが今の日本の有権者です。

階級間の配分というものに手を付ければ比較的簡単に得られるものが、日本全体の経済成長などという夢物語をしなければ得られないかのように思わされてしまい、結局儲けることの上手な連中(=政権中枢部)の思うがままにされています。

アベノミクスで輸出大企業、投資家といった連中には莫大な富が転がり込みました。それを公正に再配分するだけでかなりのことができるのに、何やらおかしな理屈をこねて逆方向に向かうのが政府とその応援団たちです。

法人税の減額などではなく増税、累進課税の緩和などでなく強化、さらに企業の利益だけに課税するような現行法制を改めて企業活動自体に課税できる制度を設けること。
さらに為替取引にも課税できるようにすれば相当な財源が得られます。
これを推進できる政党は今のところありません。それが必要なのかもしれません。

Re:自分探しの旅
雑草Z
>人間性が失われて行く 世界に成っていますよね・・

 強欲な富裕層の資本家階級が、労働無しにより多くの富を求め、モラルハザードが起こっていることが大きな要因の一つでしょう。一般人が持っている「良心」の感覚の欠如かと思われます。

>こんな世の中で理不尽な仕組に流され無い様に生きる事は若者たちも大変です 

このままの資本主義が続けば、21世紀は夢の世紀からは程遠い過酷な世紀になるでしょう。どこかで大転換があるでしょうね。
団塊親爺の遺言様もそこまで見届けて欲しいと思います。

Re:階級という社会構造
雑草Z
>階級間の配分というものに手を付ければ比較的簡単に得られるものが、日本全体の経済成長などという夢物語をしなければ得られないかのように思わされてしまい、結局儲けることの上手な連中(=政権中枢部)の思うがままにされています。

経済成長推進は、成長の限界を認められない愚者の政策かと考えていましたが、実は格差社会是正の方向に世論が行かない為に掲げた偽りの目標である面も大きいですね。
今回の爽風上々さんのコメントを通して明確化してきました。

>法人税の減額などではなく増税、累進課税の緩和などでなく強化、さらに企業の利益だけに課税するような現行法制を改めて企業活動自体に課税できる制度を設けること。 さらに為替取引にも課税できるようにすれば相当な財源が得られます。

その通り!これらも広義の階級闘争ですね。

コメントを閉じる▲
2015-09-29 00:01
社会には、様々なタブーが存在します。そしてその中には、意図的に作られたタブーがあります。生まれ持っての身体的ハンディキャップや、江戸時代の身分制度由来のタブーは人道的な見地からタブーのままで(忘れ去られるのが)いいでしょう。
それらとは別に、日本に限らず、世界中で、政府の政策に反対する事をタブーにされて来た歴史があります。「自由の国」とプロパガンダされて来たアメリカにも、実は政治的タブーは沢山ありました。共産主義は典型例でしょう。(かつては酷いレッドパージも行われました。・・・日本の自民党はその路線を踏襲したいようです。)
日本の政治的タブーの典型例が原発政策でしょう。政府や電力会社の「絶対安全」と言う、洗脳的なプロパガンダに異議を唱えるだけで、要注意人物扱いされ、マークされました。そのタブーを破って原発に反対する者を村八分にしたり就職差別をしたり・・・職場の窓際に追いやられた例は、原発立地地域ではよく聞く話でした。・・・それらは結構あからさまな公然の秘密でした。
アメリカ政府の日本政府に対する政治介入も「永田町の公然の秘密」で、タブー視され、国会ではアメリカ追従の政府の姿勢を野党も追及しませんでした。マスコミも尻込みしてその事には触れずにいました。
タブーは放置しているとますます強固にタブー化して、触れてはならないもののようになってきます。そしていつの間にやら、そのタブーに触れるものは、国家に反逆する異分子のように扱われるようになります。それが3.11までの原発行政であり、日本に対するアメリカの政治介入でした。天皇制もその一つと言えましょうか。
安倍政権は、特定機密保護法や恫喝を使って、特定機密保護法自体や安保、TPP、原発再稼働などの都合の悪い真実もタブーにしようと画策してきました。その結果、(国境なき記者団による)日本の報道自由度ランキングは、非常に下がり地に落ちました。
政府がタブー視させようとしている物事にこそ、不都合な真実が隠されており、国民が本当に追及しなければならない事でしょう。だからこそそれらのタブーは破らなければならないのです。

最近、これらのタブーを次々に破って国会で追及する人物が現れました。それが、山本太郎参議院議員です。原発問題は十八番で3.11以降直ぐにガンガン物申しておりました。原発行政だけに留まらずに、彼はこの夏の参議院での安保法案の審議に際し、数々の「タブー」に言及し追及してきました。アーミテージリポートに代表されるアメリカの政治介入や武器輸出の利権、アメリカによる日本やアラブ諸国に対する戦争犯罪、安保法案による経団連の利権、アメリカ追従・・・・枚挙に暇が無いくらい沢山のタブーを破って言及してきました。破ってみると容易いものですが、最初に破る事にはかなりの勇気が必要だった筈です。それを山本太郎氏は、一見難なくあっさりと破って見せたのです。これらのタブー破りによって彼の身の危険は大きくなるでしょう。彼が危険を冒してまでこれらのタブーをいとも簡単に破って見せた事により、これらのタブーの敷居は低くなり、みんなが触れ易くなりました。そう、元々権力者の政治的意図でタブー化した「不都合な真実」はしっかり公開すべきなのです。山本太郎氏は、まだ日本銀行のシニョレッジ等のタブー等には触れていませんが、それらもタイミングの問題かと思います。
だからこそ山本太郎氏の国会の質疑は期待出来るし、面白いのです。

余談になりますが、山本太郎議員が、参議院議員になった2013年に天皇に直接手紙を渡した事件がありました。その事に関しては、特に評価も批判も致しません。象徴天皇ですから、国家に対して発言権も強くないでしょう。それ以前に現天皇にそれほど強いイデオロギーも無いでしょうし、現政権に対する批判の精神が特にあるとも思えません。だから、手紙を渡す事は有効な方法だとは思いませんでした。・・・一方、ただ手紙を渡しただけなので特に失礼だとも思いません。戦後の象徴天皇に対する不敬罪もありません。象徴天皇に対して手紙を手渡しする事くらいの事をタブー視する事がおかしいのです。犯罪行為や不法行為ではありませんから、全く批判には値しないでしょう。目くじらを立てて騒ぐ事でも無かった事でしょう。一方、田中正造の明治天皇への直訴は非常に評価しておりました。その頃は象徴天皇では無かったし、時代背景もかなり違います。山本太郎を、現代の田中正造とは言えないかとは思いましたが、これから、田中正造のような(以上の)偉大な人物になる可能性はかなりあるでしょう。・・・山本太郎氏の、原発を止める為なら、どんな事でもやれる事はやれるだけやってみる・・・と言う精神と行動力は大いに評価します。

参議院本会議での安保法案強行採決直前での山本太郎議員が5回行った牛歩に関しては、牛歩は全くタブーではありませんから言及の必要は無いでしょう。だから勿論バッシングには値しないでしょう。有効性については疑問ですが、体面の悪さや批判を恐れて、牛歩をしなかった他の反対野党と比べて、潔さと行動力があるとは思いました。法案可決をあらゆる方法で出来るだけ引き延ばして、連休まで突入させようとした姿勢を評価します。

更なる余談として、「生活の党と山本太郎となかまたち」と言う長ったらしいおかしな党名で彼が小沢一郎氏達と組んだ理由は、政党要件を満たして国会での質疑の時間を確保する為、党首討論会などでマスコミへの露出を多くする為の戦略でしょう。(将来の為に、「山本太郎」と言う名前も残したのでしょう。)事実その戦略は、かなり効力を発揮しています。

←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2015/09/29 00:01】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

家畜の餌と私たち
団塊親爺の遺言
皇族御用達・・何を想うか・・

世界のホンノの一部の人たちは 何を食べるのか
我々 一般大衆は近間のスーパーで 食糧を買う

大量生産・大量消費の恩恵で化学薬剤を使用しなければ
育たない食べ物を 食べている我々・・

家畜同様に 様々な病に遣られる 私たち
自然の恩恵とは無縁の 生き方は 様々な病に侵されます

天皇家や世界の支配層は 無農薬の食べ物
これは今のシステムで在り 実験社会なのです

無農薬の食べ物が 売って無いとかは理由では無く 病が増えると儲かるシステムで 今の暮らしが在ります

これらの知識を持たなければ 幸せの人世は送れません
人の生き方は 様々で 天皇家の人達は 無農薬の食べ物

自由と云う 世の中 あなたの自由な生き方をすれば善い

山本氏の事はイマイチ 勉強不足で判りません  

政界の動きと山本太郎氏
爽風上々
安保法制成立以降も市民活動は続いており、それを次の選挙に結び付けようという方向も生まれているようです。

安保法制に賛成した議員を落とそうという活動も始まっているようですが、落とすためには対抗する勢力が必要なわけで、そこが一番の問題になります。
現在の野党と言われている勢力にはその受け皿となる力はほとんど期待できないので、早急に体制作りが必要とされるわけです。

山本さんはその勢力となれるでしょうか。問題は同志の作り方です。
民主党政権奪取の時にはとにかく反自民であれば良いというものでしたから、政治姿勢の全く異なる勢力も多く抱え込んだために、何一つまとまったことができずに終わってしまい、挙句の果てには自民党のために政権奉還のおぜん立てまでしてしまいました。

山本太郎氏は一派を引っ張っていくリーダーとなれるかもしれませんし、違うのかもしれません。今後の展開が期待(というか不安というか)されます。

Re:家畜の餌と私たち
雑草Z
>大量生産・大量消費の恩恵で化学薬剤を使用しなければ育たない食べ物を食べている我々・・
>天皇家や世界の支配層は 無農薬の食べ物
>これは今のシステムで在り 実験社会なのです

なるほど、そう言う見方もあるのですね。陰謀論の一つでしょうが、それが本当ならやはり、支配者によって作られた「タブー」となるでしょう。調べて考察する価値がありそうです。

この陰謀論が真実ならば、山本太郎さんもいつか追及するかも知れません。F1や遺伝子組み換え作物に関しては、モンサントのとんでも陰謀がありますからね。


Re:政界の動きと山本太郎氏
雑草Z
>それを次の選挙に結び付けようという方向も生まれているようです。

今回は、共産党の素早い英断により、戦争法案廃案の一点に絞って選挙協力を呼び掛けています。次の選挙はこの共産党の呼びかけによる選挙協力で「国民連合政府」を作ると言うのが一番現実的であり自民党を追い落とす有効な手段に出来ると考えます。

>民主党政権奪取の時には・・・政治姿勢の全く異なる勢力も多く抱え込んだために、何一つまとまったことができずに終わってしまい

今回も民主党は共産党との選挙協力を渋っています。それは、反自民ではなく、親自民が紛れているからでしょう。日本会議のメンバーなどその典型例で、彼等は自民に行くか第二自民党を作るべきでしょう。現在の民主党は烏合の衆で、このままではどうせ政権は取れっこないでしょうから、共産党と選挙協力の意志があるかないかで分裂した方がいいと考えます。

山本太郎氏はこの選挙協力に関しては脇役でしょう。聡明な彼は、今回の自分の役割をわきまえて、あまり出しゃばらないのではないでしょうか。主役に躍り出るタイミングもあれば、しっかり見定める事でしょう。

日本人の国民性
guyver1092
 内容は忘れましたが、10年以上前に、これを国民が反対すれば政府は絶対に苦境に陥ると言う政策が同僚との間で話題に上った時、全ての同僚の主張は、「これ以外は仕方ないから政府に賛成」でした。おそらく、政府に反対することがタブーだったのでしょう。政府からのおこぼれをもらうことだけが幸せで、奴隷根性が染みついていたのでしょうね。
 山本議員だけではなく、最近の国民のデモ等の意思表示からすると、タブーを破ろうと言う者が増えてきたのではとは感じます。ただ、前回の選挙で自民党を大勝させた後では、手遅れであるという気もしますが。


Re:日本人の国民性
雑草Z
>これを国民が反対すれば政府は絶対に苦境に陥ると言う政策

何の事か気になります。

>政府に反対することがタブー

いわゆる「お上に逆らうな・・」ってやつですね。
日本には昔からそう言う伝統があるのでしょう。
そして現政権は威嚇でタブーを増やそうとしていますね。

>タブーを破ろうと言う者が増えてきたのではとは感じます。

いい傾向ですね。政府が力ずくで抑え切れないくらい増えて欲しいものです。

コメントを閉じる▲
2015-03-05 00:03
ネットを監視して、政府等の権力者の都合の悪い記事を掲載しているHPへのアクセスを禁止にする、サイト自体を閉鎖する・・・そこまであからさまではなくとも、都合の悪いHPや記事へのアクセスをしにくくする・・・「ネット監視」と言えば、多くの日本人は、先ずは中国政府を想起するかも知れません。しかし、それと同様な事は既に日本でも行われています。ネット監視は既に世界の常識で、ネット監視をしない国は殆ど無いでしょう。確かに誰が見ても明らかに違法なサイト、有害なサイト、単なる誹謗中傷のサイトもあるから、監視して対処する事が必要な場合もあるでしょう。しかし、政府や権力者に都合が悪い事を掲載しているHPに対してそのような措置を取る事は、言論や表現の自由に対する弾圧でしょう。

日本での政府や企業によるネット監視、アクセス制御に関する陰謀も「陰謀論」の域を出て事実なのです。
日本では、3.11の原発事故の後、多くの人が政府の流す情報は当てにならない事を痛感して、以前よりも遥かに多くの国民がネット情報に頼るようになりました。一方政府も3.11以降、原発関連の不都合な真実が流れるのを恐れて、監視体制を強化ました。


経産省・資源エネルギー庁によるネット監視と世論操作】によれば
経済産業省の外局、資源エネルギー庁は、2008年より、「原子力施設立地推進調整事業(即応型情報提供事業)」を実施して新聞、雑誌等を監視して世論操作を行ってきました。
3.11原発震災後の2011年度には、前年度の8倍以上の予算を組んで、「原子力安全規制情報公聴・広報事業(不正確情報対応)」を計画しました。事業目的は、「ツイッター、ブログなどインターネット上に掲載される原子力等に関する不正確な情報又は不適切な情報を常時モニタリングし、それに対して速やかに正確な情報を提供し、又は正確な情報へ導くことで、原子力発電所の事故等に対する風評被害を防止する。」です。調査の方法は、「特定のキーワードを入れて検索したうえ、内容を調べる。世論に影響力のある人のブログやツイッターはチェックする。」です。3.11の後の7月に広告代理店のアサツーディ・ケイ(ADK・東京)が約7000万円で落札しました。
原子力推進派にとって都合の悪い情報は「不正確な情報又は不適切な情報」であり、(データを隠し、若しくは意図的に取らずに)データ不足で不確実な統計、若しくは明らかに不正確なデータでも、原子力推進派にとって都合のいいデータは「正確な情報」なのです。恣意的な矛盾に満ちた「正確・不正確」なのです。

また、
電機事業連合会事務局の“広報部”6人は、毎日、テレビ、新聞、雑誌、ラジオを一日中チェックして、少しでも電力会社や原子力ムラに不利益なことを発言している媒体、文化人、コメンテーターがいたら、すぐ「注意」するそうです。1回目は注意くらいで済むが、2回目に引っかかると「こいつは使うな」とテレビ局などに圧力をかけるそうです。「これ以上やったら、スポンサーを引き上げる」と脅すのです。

当方の<雑草の言葉>でも、監視されていた感覚があります。当サイトでは3.11以前から反原発の立場で、デメリットしか無い原発の事について様々な角度から述べてきましたが、3.11の後、それらのいくつか・・・代替案等に関する独自の見解など・・・がツイッター等で拡散されていました。そして原発推進派のような方々からの反論のコメントも沢山入るようになりました。彼等の反発コメントは反論とも呼べないレベルの低いものばかりで(もともと原発がデメリットだらけのどうしようもない代物なので、実体を把握していれば、推進派には依って立つ「理」が無いのです。・・だから、推進派は真っ当なデータを取り上げないのですが・・・)大方撃退していました。そのうち、反原発に対する反発のコメントが入らなくなりました。しかしそればかりか、彼らとは別の新規の方のコメントも殆ど入らなくなりました。ツイッターでも取り上げられなくなりました。
当初は、3.11以降は多くの方が反原発に転じ、多くの人が原発の事を調べ始めたので、当サイトの役割も低くなったのだろう…くらいにしか思っていませんでした。別に有名なサイトでもないし・・・しかし、ネットカフェ等のネット環境では、<雑草の言葉>が検索にかからなかったり、検索されても以前のように原発の記事は検索サイトに表示されなくなりました。Yahoo!やGooleの検索では、まだ上位に出てきますが(・・それでも反原発の記事は表示されません。・・)ネットカフェやホテル等のコンピューターの検索機能では、等ブログが引っかからず、代わりに別の、薬にも毒にもならない、余り更新されていない同名で別の<雑草の言葉>が検索されて驚きました。
原子力ムラのネット監視員は、撃退されるので、反論や嫌がらせを書くのは諦めて、アクセスしにくいサイトにしようと画策したようです。ネットカフェでは検索上位に来ないように逆SEO対策をされたのかと思い、どのくらい下位に出てくるか調べてみました。「雑草の言葉」で検索をかけたら、最初に例の別な「雑草の言葉」が出てきました。検索結果のページをめくりながら当サイトが出てくるまで確認しようとしましたが、ある程度・・・数十ページ進んだら、その後は前に出てきたサイトの繰り返し循環になり、とうとう私の<雑草の言葉>は出てきませんでした。逆SEOというよりも、検索されないようにされたようです。

 サイト名を変えようかとも考えましたが、常連の方が訪れてくれていますし、当サイトをお勧めサイトに登録して下さっているHPもありますので、今のところサイト名を変更はしないで様子を見ています。
毎日数人専属で張り付いてネットで反原発のキーワードを検索していれば、大抵の反原発サイトは見付ける事が可能でしょう。(それでも見つからないサイトは、一般の人もほぼ見付けられないと言う事になりましょう。)そして、こんな有名でもないサイトでも、検索に掛らないように細工してアクセスしにくくしているのです。

私たちはネットから様々な情報を得ています。各種陰謀論も簡単に検索出来ると思いがちですが、現実には、凄いスクープのような、真実の陰謀論にアクセス出来ないように様々な工作をされているのかも知れません。そのようなサイトは直ぐに削除されてしまっているのかも知れません。確かに原発の不都合な真実の暴露記事は、時間が経ってから検索するといつの間にか削除されてしまったものが多数です。これらは、資源エネルギー庁の反原発対策事業を受注した民間企業や他の様々な原子力ムラの企業の広報部(工作部)のお仕事なのでしょうか??
現政権は、隠したい不都合な真実が色々あるようで、ネットを監視して、自由な発信が出来なくしようとしているようです。特定機密保護法も活用してきそうです。安倍政権になってから、太平洋戦争に突入した頃のように、政権にとって都合の悪い事実の報道を規制するような、言論統制、言論弾圧の社会に近づいてきたような嫌な感じがあります。事実「国境なき記者団(Reporters Without Borders)」が発表する【報道の自由ランキング】でも、日本は安部政権になってから急降下しています。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2015/03/05 00:03】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

驚いた
爽風上々
そのようなことが起こっているとは驚きです。
私のところなどは、まったく相手にもされていないようで、何の徴候も見えていませんが、こちらのように注目度が上がるとそういったこともあるのでしょう。

広く新たな人にまで主張が行き渡ることが望ましいのでしょうが、危険性ということも考えなければいけない時代になるのかもしれません。

情報統制
団塊親爺の遺言
 家畜を何十万も・・鳥インフルエンザとか・・で殺処分
家畜は本来、自然界では強く活きる生き物ですよね

病原菌に遣られたから全て殺処分 こんな飼育方法を推進する
輩たちこそ全て殺処分した方が善いと思いますよ~

太陽や大地の上でノビノビと自然の中で育てる家畜たちには
こんな変な病気には負けないし懸かってもいないのです
これらのウィルスに負けるのは予防の為と密閉された畜舎に
薬剤だらけにされた家畜の集団です 人間の愚かな考え
密閉すれば病気に懸からない・・自分で其処で一ヶ月間暮らしてみろ・・
どうなるか 馬鹿としか云いようが無い

こんな事を推進する組織がウィルスのせいにして莫大な補償を
税金でしているのです 自然放牧の処では発生しないのです
薬剤だらけの肉や卵や乳製品を知らずに食べる私たち・・

金の懸かる密閉の施設や大量の薬剤を使う者たちが補償の恩恵に
預かります 私たち大衆を馬鹿にしているのです
こんなものを喰って早く病気に成り薬や医者の世話に成れと

家畜の自然飼いの処ではこんな変な病気は発生していない
誰が不安を煽り全頭殺処分と云う指令を下す人は神や仏なのか
残念ながら今の社会は金の亡者の世界に成りました

住み易い社会を造るのに若い人たちは考えなければ未来は無いと想いますよ・・ 




Re:驚いた
雑草Z
私がよく訪れる掲示板では、ネット工作員の事がよく書かれていますが、どこまで信憑性の高い陰謀論かと思っていましたが、実際に自分のサイトがされて見て、実感しました。
工作員は給料をもらって終日ネット監視して生活しているのでしょうか。
以前はどこでも<雑草の言葉>を検索するとここのサイトが真っ先に出てきました。それも、原発関係の記事など様々な見出しも詳細に出て来ました。履歴があれば検索され易くなるのでので家のパソコンでは、今でもトップヒットですが、ネットカフェやホテルの検索サイト、特にURLと検索が共通になっている上部のバーでの検索には出て来ません。別のブログ<雑草の言葉>は日常の出来事みたいな記事がたまに更新されるだけのようで、このサイトのダミーとして作られたのだと考えています。
3.11以前から沢山の原発批判記事を書いていたし、3.11以降は連続で反原発記事を書いていたので、資源エネルギー庁か電事連かの工作員が見付けて、妨害をしたのかと思います。何せ彼等は、「特定のキーワードを入れて検索」するのだから、当時は<雑草の言葉>は直ぐに引っかかったことでしょう。
その後無知な反論が沢山入って(あんまり「教育」はされていないようです。)撃退されたら逆SEO対策・・・って流れでしょう。自分が気付いてからも既に1、2年は経っていると思います。
 爽風上々さんのところは、そんなに極端に原発批判してないので工作されていないのかと思いますが、そのうちアベノミクス批判に対して工作が為されるかも知れませんね。でもそれまで安倍政権はもたないか・・。(笑)

本文にも書きました通り、ネット社会でも、主張が行き渡る前にアクセス不能にされる貴重な情報が結構あるように感じています。私のサイトですらそんな事をされたのですから・・・。

Re:情報統制
雑草Z
 確かに鳥インフルエンザの可能性があると言う事だけで、ヒステリックに殺処分するのは頂けませんね。

>こんな飼育方法を推進する輩たちこそ全て殺処分した方が善いと思いますよ~

私も賛成です。

>これらのウィルスに負けるのは予防の為と密閉された畜舎に
薬剤だらけにされた家畜の集団です 

その為に撒く農薬と不確実なインフルエンザと、どっちが生態系にとって危険か判らないのでしょうかね。

>住み易い社会を造るのに若い人たちは考えなければ未来は無いと想いますよ・・

そうですね。このまま強欲な支配者(と自認している人々)の利己的な暴走を許していたら、今の文明は次の世紀を迎えられないでしょうね。 



監視体制
guyver1092
 本文紹介の、監視体制を敷くための方策をいろいろ作っているのはネットで読んだことがあります。
 実際にいろいろなサイトを監視しているのでしょうね。
 ちなみに本日検索語を「雑草の言葉」で掛けてみたところ、トップにこのサイトが出ていました。記事を読んで、検索のプログラムを変えたのでしょうかね。

Re:監視体制
雑草Z
>記事を読んで、検索のプログラムを変えたのでしょうかね。

いつものPCであれば、アクセス履歴で検索が上位に来るようです。それからYAHOO!やGoole もトップに来ます。
検索に載らない若しくは下位にくるように逆SEO対策をされているのは、日本の検索サイトで、今流行のURLでも言葉でもどちらでも検索できるバーの検索です。
それでも、原発の記事見出しは出てきません。

>実際にいろいろなサイトを監視しているのでしょうね。

中国のことばかり批判していられませんね。


完全にコントロール
団塊親爺の遺言
 オリンピックの東京決定の時 安部さんは云いましたよね

 間も無く4年目の原発事故処理と故郷へ戻る夢と希望・・
あの福島の自然の恵み 人の心や気持ちも限界はとうに超えていますよね
東京は今、私の業界ではバブル再開の様相です
事故処理も儘ならずの時に 東京はまるで成長する巨大な生き物の様です 
福島の人に一つの希望も持たせられない侭に経済は動いています 
戦争であれ大震災であれ復興には多くの人が参加出来ましたが 
放射能と云う得体の知れないものは全てのものを無価値に変えてしまい 
そこにものが在るのか無いのか判らなくさせてしまいました 
未だに推進する輩たちの謀略に声も出ません 
推進派は完全にコントロール出来る様、身を捧げて欲しいものです 
4年の歳月が経っても悪化している現状を見るに放射能の寿命は100万年単位 
日本の未来は暗いものに・・世界の支配者の全財産を注ぎ込んでも解決しないと思います 支配層はこれも戦略の内の一つなのか後悔しているのか是非コメントをお願いしたいものです
  

Re:完全にコントロール
雑草Z
情報化時代の現代で、日本の原発の現状を極端に誤魔化す事は不可能でしょう。世界の人々は、福島原発事故が収束していないのは分かっている筈なのに、

>完全にコントロール

なんて断言して、日本の首相として恥ずかしい言葉です。日本の恥さらしですね。

取り撒きの政治家とか、財閥、官僚に持ち上げられて、騙されての発言だろうかと思いますが、どうせ利用価値が無くなったら使い捨てでしょうね。彼は自業自得ですが、日本人を巻き添えにした責任は重大です。

>未だに推進する輩たちの謀略に声も出ません

彼等の目先の利益の為に子孫に災禍を残す原発を推進するのですから、質が悪いですね。

>推進派は完全にコントロール出来る様、身を捧げて欲しいものです

全くです。推進ばかりしてリスクは地元や弱い人間に取らせるとは酷いものです。   

コメントを閉じる▲
2015-03-01 00:02
私が初めてまともな陰謀論らしい陰謀論を聞いたのは、インターネットなど無かった高校生時代です。どう言う脈絡か忘れましたが、仲の良かった幼馴染の1歳上の従兄弟が、彼がその頃社会の陰謀と感じていた事を教えてくれました。「政府やマスメディアは庶民に政治の事や社会の構造等から目を背けさせる為に、受験勉強やスポーツ、音楽、芸能等のほうに関心を持って行こうとしている。」という内容でした。もう既に大学の学生運動も下火の時代でした。学生運動の影響が及ばないような高校生の、プチ・ブルっぽい彼が話してくれたので新鮮で意外でした。強く記憶に残っています。その後彼とはそのような話はあまりしていません。いつか機会を見付けて、何故そんな発想に至ったのか、その事について現在はどう考えているか、聞いてみたいものです。彼は苦労しながらも、現在もプチ・ブルっぽい生活を送っています。
彼が言及していた事は、いわゆる3S政策と呼ばれる愚民化政策の事だったと判ったのはかなり後になってからです。この陰謀論は、結構当たっていると考えます。現在の、特にスポーツに対する異常なまでの偏重には大きな違和感を覚えています。スポーツも大きく括れば音楽や映画のような、エンターテインメントの一つだと考えていますが、国家を上げて応援したり、一般のニュース(スポーツニュースでは無い)で、事故や政治のトピックを抑えてトップニュースにしたりする事には非常に違和感を覚えます。2020年開催予定の東京オリンピックも、原発問題や消費税問題など遥かに重要な問題からの目眩まし、愚民化政策にも感じます。

愚民化政策及びアメリカ従属の諜報機関マスメディアと言えば、問題意識のある人ならば、読売グループを想起するでしょう。A級戦犯とされ公職追放された正力松太郎が、起訴される代わりにアメリカCIAのスパイとなって読売新聞を買い受けて日本テレビを開局させます。最初は新聞とテレビで日本人に、反共プロパガンダや戦争を起こした事に対する罪の意識を植え付ける事[War Guilt Information Program ] 等の情報操作、3S政策が目的だったようです。アメリカが原子力の平和利用[Atoms for Peace ]を宣言した1953年以降、日本での原発導入に力を入れます。唯一の被爆国だった日本から原子力アレルギーを取り除いて、日本に原発を作ろうと画策しました。自ら科学技術庁長官になって中曽根康弘と共に原発を推進し、日本に原発を作ります。これも「陰謀論」の範疇を出た事実と言えます。
陰謀によって作られた異常な組織でも、内部浄化して、現在まともな活動をしていれば問題ないかも知れませんが、読売グループのアメリカ追随と原発推進は今でも続いています。内部にそのような構造が出来上がっているのでしょう。他のマスコミでも同じような構造が出来上がっているところもあるでしょう。

政治家の自殺にも陰謀論は付き物です。特に、即座に自殺と断定し、ろくな捜査もせずに幕引きが早過ぎるものには陰謀を感じずにはおれません。(例を上げると長くなりますから端折りますが、誰でもいくつかの例は思い浮かぶでしょう。)

著名人の逮捕や死にも様々な陰謀論が浮かび上がります。何件かに一つ以上は信憑性の高い陰謀論と感じます。昨年の事件では、テレビ朝日「報道ステーション」の岩路ディレクターの不自然死事件が一番印象に残っています。権力から横ヤリが入るほど原発問題を厳しく追及していた岩路ディレクターは、知人に「身の危険を感じている。私が死んだら殺されたと思ってください」と言っていた矢先の不自然死でした。警察は即座に自殺と処理したとの事ですが、知り合いのジャーナリストによれば、自殺するような方ではなかったですし、その方法も怪しいものです。他殺の疑念は拭えません。岩路氏も彼を支援している人々もさぞや無念だった事でしょう。


上の件と比べればどうでもいい余談です。昨年騒動となったSTAP細胞に関する陰謀論の中で、信憑性のありそうなものは、株価つり上げ、売り抜け疑惑だけでしょう。STAP細胞論文の共同執筆者の東京女子医科大学大和雅之・岡野光夫教授の上司が取締役を務めるベンチャー企業(株)セルシードは、上場以来赤字続きでしたがSTAP論文発表と共に急騰し、やはり共同執筆者の一人であったハーバード大学のバカンティ共々株を売り抜けて大儲けをしたのです。破綻寸前で二束三文だったセルシード株価を一時的に釣り上げる為に、演技性人格障害のような小保方の、捏造しても良心の呵責なく平気で嘘をつくような人格を利用して、STAP細胞を作ったとセンセーショナルに発表させ、インサイダー取引に近い状態で株を売り抜けた・・・と言う陰謀論です。結構信憑性はあると思います。小保方もグルだったのか、虚栄心を利用されただけの単なる愚か者だったかは判りませんが、(当方は後者と考えています。)彼女には、STAP細胞発見どころか、実験のスキルも、まともな論文を書く能力も無かった事は、理研の同僚が証言しています。それとは全く別の陰謀論;小保方さんが本当はSTAP細胞を作ったけれど他の利権の為に潰された・・・等の擁護の陰謀論はそれこそ「とんでも陰謀論」でしょう。この期に及んでもそんな事を言う擁護派がいる事には呆れるばかりです。彼女は同僚や、日本国民に多大な迷惑と損害をもたらしたのにも関わらず、罪の意識を持っていないように見えるのは、サイコパスだからではないでしょうか?

ネットによって色々な陰謀が暴かれて行くのはいい事です。社会正義の実現・遂行とも言えましょう。ただ、陰謀論には荒唐無稽なとんでもないものも沢山あります。・・・そんな馬鹿げた事を信じて本気で論じる者から、他の真相を煙に巻く為にどうしようもない陰謀論を次々に意図的に流す者まで様々です。・・・・・陰謀論に一つ一つ付き合っていたら、時間がいくらあっても足りないし、力も拡散してしまいます。陰謀論に対しては、真偽を見分ける眼と、どれを追及すべきかと言う見極めが大切でしょう。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2015/03/01 00:02】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

愚民化政策
guyver1092
 私も聞いたことがあります。10%(だったと思います)のエリートと90%の愚民を作るための教育をしているだったと思います。
 これだけ情報化された社会になっても物事の根本を多くの人が理解できないのは、少なくとも戦後からずっと続く文部省の努力の賜物でしょうね。エリートが日本を滅ぼそうとするのも文部省の努力の結果でしょうが。

Re:愚民化政策
雑草Z
私は愚民化政策に関しては、日本で本当に行われているか単なる陰謀論かまだ判断がつきかねます。ただ、明らかに原発やらTPPやら経済政策等様々な政策に関しては、国民を馬鹿にしたような政策を行っていると感じますが、それは本当に政治家が馬鹿なのか愚民化政策か判断がつきかねます。官僚が政治家に愚民化政策をしているのかも知れません。現総理は確かにいいように操られていますからね。自覚は無いでしょうけれど。

アメリカはかなりあからさまに愚民化政策を行っているように見えます。

>少なくとも戦後からずっと続く文部省の努力の賜物でしょうね。エリートが日本を滅ぼそうとするのも文部省の努力の結果

なるほど、文部省はアメリカのポチだと言う事でしょうか?

知の格差と富の格差…
ST
それとひょっとしたらグローバル化も「愚民化」の原因かも…

悪者
団塊親爺の遺言
今の政治家もそうですが 余り考えると頭の血管が切れると困るので・・
昔からの金の収奪の仕組は後から産れた私たちには全く知らずに、やっとネット社会で様々な事が判って来た様な感じですね 私の以前に発見した毛虫や病害虫への天然粉の効用も関係組織から法に違反する畏れが在るとか こんなもの社会に出されると今迄の研究費はどうなる・・とか・・

賛同してくれる人も要れば 反対する金の事しか考えない人
農薬や殺虫剤に代わる天然粉は懸けた瞬間に判る自然の効能なのにね

試しもせずに止めろと言うお役人の輩たち でもね自然環境を
壊す農薬剤を止めさせる事が出来るものは、今はこれ以外に無い事を知りもせずに農薬登録をせよと 世の中は理不尽な事柄だらけ 農薬剤が嫌いで何か良い物を探していたのにね 害の無い自然の効能を謳うと何の罪に・・

無農薬12年目の梅の香りと伴に琵琶の花が元気に今年も咲いてます
こんな親爺に法に触れる畏れが在るとか言って脅しても後何年生きるのか判らんし・・賛同と反対(頭だけで考える人たち)する人が現在入り混じる私の周りの世界 私は悪者なのでしようか 私の本業では弟子たちが立派に多くの人たちを育てています 農薬剤だらけの食べ物を無くし本物の味を広めたいと考えるクソ爺の生き様ですが・・天然粉は私の生甲斐に成りました 

Re:Re:愚民化政策
guyver1092
 アメリカが日本の支配者に愚民政策を命令しているかは全く考えていませんでしたが、アメリカの世界支配のために喜んで命を投げ出させるために命令をすることはあり得るかもしれませんね。

Re:知の格差と富の格差…
雑草Z
なるほど!その因果関係は当たっている可能性が高そうですね。
逆に
 グローバル化でどんどん愚民化が進む事も考えられそうです。

Re:悪者
雑草Z
>昔からの金の収奪の仕組は後から産れた私たちには全く知らずに

そうですね。まさか世界の多くの独立国家相手に理不尽な搾取構造を構築しているなんて思いもよりませんでしたね。日本の子供の多くは、日本は平和な国で、もっと公正な国だと考えていたのではないでしょうか?ここまで世界金融カルテルに支配されているなんて判らない子供が大部分でしょうね。

>農薬剤だらけの食べ物を無くし本物の味を広めたい

はい、それは私も大いに賛同する方向です。

Re:Re:Re:愚民化政策
雑草Z
愚民化政策は昔からあったかもしれませんが、戦後日本の愚民化政策の大元は、やはりアメリカだと思います。また日本が軍事力をつけて、再び戦争を仕掛けて来ないように。そして、日本をいつまでも属国的存在で置いておくために・・。

本文に記したように

反共プロパガンダや戦争を起こした事に対する罪の意識を植え付ける事[War Guilt Information Program ] や3S政策は、程度問題で、どれも行われていたんではないでしょうか。

>アメリカの世界支配のために喜んで命を投げ出させるために命令をする

まさに今日本で進行されようとしている事ですね。愚民化政策に最も引っかかったのは、総理かも・・。

ただ、アメリカの為と言うのも表の理由で、多国籍企業を手中に収める財閥の為でしょうね。

コメントを閉じる▲
2014-12-19 00:01
今回2014年末の衆議院選挙は、自民公明の与党の圧勝となりましたが、沖縄県では4つの小選挙区全てで自民党が敗退しました。基地反対(県内移設反対)の一点で保守、革新の垣根を越えてまとまった、いわゆる「オール沖縄」が沖縄知事選に続いて衆議院選でも4つの小選挙区全てで勝ちました。保守・革新が連合を組んだ事について、自民党などからは批判の声もあるようですが、何ら問題はないでしょう。重要な争点で一致して「政党連合」を作り、統一候補を立てて選挙戦を行う事は、現行の選挙制度では合理的な方法です。海外の他の国でも行われている有効な手段です。負けた自民党候補の中には、「今回の争点はアベノミクスや消費税増税延期だったのに、争点を基地移設問題にすり替えられた」等と逆の事を言っている輩もいるようですが、アベノミクスなんて経済政策をもっと重要な争点・・原発再稼働、集団的自衛権、そしてTPPなど・・から目を逸らす為の争点にした自民党のほうがよほど卑劣でしょう。
今回の選挙の唯一の光、沖縄県民の民度の高さに拍手・・・と言う意見も多々見受けられます。それだけ沖縄は、犠牲を押し付けられ、辛酸を舐めさせられ続け、困難を体験して来た事も大きな要因でしょう。準備期間の無かった突然の衆議院選挙にも関わらず、反基地の政党連合「オール沖縄」で素早くまとまって候補者を出す事が出来た沖縄の行動は、素晴らしかったと言えましょう。
それに比べ、原発事故のあった福島県は、民度が低いのでしょうか?・・沖縄県知事選と同じくらいの時期にあった福島県知事選でも、今回の衆議院選でも、脱原発一点でまとまった政党連合「オール福島」を作る事も出来ず、争点もアベノミクスに誤魔化された県民が多いように見えます。原発に関しては、過去のものとしてしまいたいようで「風評被害を防ぐ」なんて事を言っている自民党の候補者が当選しています。何故、実害では無く「風評被害」と言い切れるのでしょうか。放出された膨大な量の放射性物質はまだまだ沢山残って、大量の放射線・・人体に危険な量・・を出し続けています。廃炉作業も終わっていないどころか、これから数十年は続き、その間に放射能は漏れ続け、もっと深刻な事態になる可能性も低くは無いでしょう。これまでずっと原発政策を推し進めてきた自民党にNOを突き付けられない福島県民の民度には情けないものを感じます。
沖縄の人に比べ、東北の福島県民は、従順と言うか、人が好く騙され易いのかも知れません。
福島県民に限らず、ヤマトンチュ・・・沖縄から見た日本本土の人々は、まだまだ安倍政権の本当の酷さに気が付いてなく、アベノミクスと言う愚策に幻想を抱いて・・・しがみついて、騙されて、自民党を圧勝させ、数の原理で白紙委任状とばかりに、これからとんでもない政策が次々と施行されようとしているのです。これから、アベノミクスの失敗を示すデータも次々に明らかになるでしょう。…アベノミクスの失敗を示すデータは特定機密に指定するのでしょうか?(笑)集団的自衛権やら原発再稼働やら色々な酷い政策が進められ日本はぼろぼろにされようとしています。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2014/12/19 00:01】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

沖縄の行く末
爽風上々
今回の選挙では沖縄の状況だけは目を見張るもので、その置かれた境遇は厳しいものですがうらやましささえ感じさせるものでした。

沖縄に移住しても良いかもと思わせるほどですが(放射能の影響も全くないし)良く考えてみると私が自民党を嫌うと言っても自民党だから嫌うわけではなくその政策のほとんどが悪い方向に向けるからという理由ですが、沖縄の人々が自民党に背を向けたのは基地問題を始めとする沖縄政策に反発してのことであり、必ずしも自民党すべてを否定しているわけではありません。

絶対にありえないことですが、もしもあっさりと普天間基地を県外移設ということを決めさえすれば、簡単に自民党万歳に変わることでしょう。

やはり各自が自分たちの主張をまとめ、広めていくという努力をしなければならないのでしょう。

沖縄でも自民は勝利した
そりゃないよ獣医さん
久しぶりにコメントします。以前は失礼しました。
沖縄の4区で敗北した自民党の議員は全員、比例区で復活しています。何のためのオール沖縄だったの変わりません。おまけに、下地まで当選だ。沖縄4区の人は全員、9名も当選しているのです。
比例区であっても、立候補した所では幅を利かせます。お縄の自民党は敗北していません。何も変わらない。安倍政権は沖縄県の声など聞く気がないのです。
一体比例区とはなんだったのかと思います。沖縄県民の徒労の声が聞こえてきそうです。

Re:沖縄の行く末
雑草Z
>沖縄の人々が自民党に背を向けたのは基地問題を始めとする沖縄政策に反発してのことであり、必ずしも自民党すべてを否定しているわけではありません。

確かに爽風上々さんのご指摘の通りですね。

>その政策のほとんどが悪い方向に向ける

おっしゃるとおりです。だからこそ、自民党に政権を任せて置けば格差社会を助長し、日本を破綻に導きますね。

それでも、争点を、基地問題なり、原発なり、集団的自衛権どれに絞っても反自民になりますね。アベノミクスなどという愚作をよく見せて隠れ蓑にする争点よりははるかにまともですね。

Re:沖縄でも自民は勝利した
雑草Z
>沖縄の4区で敗北した自民党の議員は全員、比例区で復活しています。何のためのオール沖縄だったの変わりません。

沖縄ばかりでなく、日本全国で自民党の候補の多くは比例区で復活していますが、自民党が沖縄の小選挙区全てで負けた事には大きな意味があるでしょう。沖縄県民の過半数が自民党に「ノー」を突きつけたという事ですから。それに、沖縄の4区で自民党が当選した場合、比例区と合わせて4名多くの自民党議員が当選するわけです。その4名を阻止して代わりにオール沖縄の議員が4人国会に行くわけですから、オール沖縄には大きな意味があったと思います。
決して徒労などではないと思います。

勿論、自民党の政策を阻止するのは難しいでしょうが、基地移設は簡単には進められないでしょう。

日本全体で見れば、小選挙区よりも比例区のほうが公平性が高いと思います。ただし、比例区をブロックに分けて中選挙区にしているのは良くないですね。意味がありません。自民党の策略でしょう。日本全国区にすべきです。やはりブロックに分けるのは、公平性に欠け、死票を増やします。

早くも本音
爽風上々
アベノミクスばかりを言って勝った(”かった”と入力して変換するとどうしても”買った”という変換が先に出てしまいます。コンピュータの方が判断が正確のようです)選挙ですが、早くも「政策が信認された」と言い出して安保や秘密保護をやりだすようです。

ここまで馬鹿にされているということを選挙民は感じていないのでしょうか。
まあ、経済が失敗したらひどいしっぺ返しを受けるのでしょうが、それがどこに行くのかが怖いところです。

沖縄も基地反対の動きは強まる一方でしょう。どこへ行くのかも分かりません。

強欲で精神力の低い日本国民
guyver1092
 アベノミクスという経済成長路線を評価して自民党に投票したとすれば、日本国民は度し難いほどの強欲と、有限の中で無限成長は不可能という現実を認めるだけの精神力のない国民ということになります。テレビ番組等では、アベノミクスの実感のないという人がそれなりの割合を占めていたようなのに、それを投票に結びつけないというのは、もしかしたらこのまま続ければアベノミクスが成功するのかもという欲望に流されたのとしか考えられません。また、地球が球であり、有限であることは現代人なら誰でも知っていることです。その中の中で無限成長できないのは感覚で木にわかりそうなものですが、成長する経済の成功の体験から脱することのできない精神力の弱い国民ということになります。
 沖縄県民は、基地問題から自分達が搾取される85%であることを理解し、15%の横暴を合法的にはねのけたということになります。これは、国民が賢ければ、文明崩壊も回避できるという素晴らしい結果と考えます。

Re:早くも本音
雑草Z
>早くも「政策が信認された」と言い出して安保や秘密保護をやりだすようです。

詐欺的手法ですね。酷過ぎます。そしてレベルが低過ぎます。

>”かった”と入力して変換するとどうしても”買った”という変換が先に出てしまいます。コンピュータの方が判断が正確のようです

コンピューターもブラックジョークが使えるんですね。(笑)

>経済が失敗したらひどいしっぺ返しを受けるのでしょうが、それがどこに行くのかが怖いところです。

この期に及んでは、アベノミクスの失敗は隠しきれないでしょう。経済的に悲惨な状況が目前です。目を逸らす為にも、安保や秘密保護をやりだすのでしょうね。第二次世界大戦突入前の日本のようで怖いですね。
早く第一次安倍内閣のように投げ出して欲しいものです。


Re:強欲で精神力の低い日本国民
雑草Z
>もしかしたらこのまま続ければアベノミクスが成功するのかもという欲望に流されたのとしか考えられません。

私もその通りだと思いました。投票直前は、アベノミクスに期待していた人は、2~3割だったと思いますが、それでも声を大にしてアベノミクスの失敗を言うマスコミは少なかったですし、逆にこれから何とかなると考えている人が多かったようです。guyver1092さんの評価、

>日本国民は度し難いほどの強欲と、有限の中で無限成長は不可能という現実を認めるだけの精神力のない国民ということになります。

はブラックではなく、結構本質を突いていると思います。選挙後つくづくそう思いました。「目先」の経済にばかり目がいっているようです。

>国民が賢ければ、文明崩壊も回避できるという素晴らしい結果と考えます。

やはり今回の選挙の一番の収穫ですね。このような意識がヤマトンチュの中にも広がれば、選挙にも期待が持て面白くなりますね。ち偽の選挙にはそうなる事を!

コメントを閉じる▲
2014-11-29 14:57
今回の衆議院解散に関しては、「意味が分からない」「何故今?」と言う声が多く聞かれます。
解散の理由として、安倍首相は「消費税増税を先送りしたことへの信を問う」と言っていましたが、彼が消費税増税に当初より反対していたとは思えません。法人税を引き下げて、消費税を上げる・・・と寧ろ消費税増税には積極的だった筈です。
今回、「アベノミクスの成功を確かな物とするために消費税10%を見送りました」と、経済成長を促進する為に解散をすると話しました。彼にとっては経済成長自体が目的化し、国民の為と言う事が二の次と言う本末転倒状態になってしまっています。典型的【高度経済成長時代の遺物】でしょう。この時代に無理して経済成長をしようとすれば、環境は悪化し、文明は破局に向かいます。アベノミクスは後の世で「時代錯誤の愚策」等と評価されるであろうと考えている事はこれまでにも述べてきました。

さて、衆議院解散には、「消費税解散」とか「郵政解散」とか、俗称が付けられますが、今回の解散に「消費税増税延期解散」と言う俗称は似合わないでしょう。他の問題と比べて最も大きな問題でもないし、安倍首相が、消費税を増税しようとする「抵抗勢力」と強く闘ってきたわけでもありません。(安倍首相としては、その図式を演出して、「郵政解散」の二番煎じを狙っているのかも知れません。・・彼ならあり得ると思います。)
では俗称は「アベノミクス解散」でしょうか?・・・これまた失敗は目に見えているわけで、自民党が大敗した場合、失敗と言う意味での「アベノミクス解散」と言われるようになるかも知れません。安倍首相が狙っている意味での「アベノミクスの信を問う」は、パロディになってしまうでしょう。もっとも、安倍首相周辺や御用マスゴミ、御用エゴノミストの間では未だにアベノミクスは成功していると演出されていますが、本当にそう信じているのは安倍首相をはじめとする一部の御目出度い人達だけでしょう。

「意味不明解散」も一理ありますが、それこそ意味不明で誤魔化された事になってしまいます。もっとふさわしい俗称は「今のうち解散」でしょうか。これから、アベノミクスの失敗が明らかになるに連れて支持率は下がるでしょうから、今のうちに解散しなければ、政権交代になってしまう・・・と言う危機感、及びアベノミクスの成功を演出して誤魔化し切れている(と考えている)今のうちに解散すれば、総理の椅子も安泰・・・と言う目論みも入っているのでしょうか。(裸の王様状態の安倍首相本人は、「誤魔化している」積りもないかも知れません。)

しかしこれではまだ重要な争点が出されていません。それは勿論、集団的自衛権の立法化や原発再稼働です。安倍自民党はこの辺りは、前回の衆議院選挙同様に、選挙の争点にはせずに、専らアベノミクスなど経済政策を争点として、選挙に勝ってから、なし崩し的に集団的自衛権を立法化し、原発の再稼働を行おうと言う目論みでしょう。そのときは特定機密保護法も大いに活用するやも知れません。「今のうち解散」はここまで見据えた「目くらまし解散」ではないでしょうか?
以上を考慮すれば、重要な争点をアベノミクスにミックスして見えないように目くらましし、経済政策のみを争点としようとする姑息な手段という意味で「アベノミックス解散」とでも呼ぶのが相応しいでしょう。他に何かいい俗称がありましたら、お知らせください。

この、重要争点を隠しためくらましの「アベノミックス解散」で安倍自民党が大勝したら、大変な事になるでしょう。第二次世界大戦直前の日本の危機的状況に似てくるかも知れません。(特定機密保護法は「特高警察」を想起します。)オリンピックに浮かれる間もなく今よりも一層暗い世の中になり、日本は沈んでしまう危機に直面するかも知れません。
かと言って、現在他の政党にはあまり期待できないのも確かです。民主党は、前政権時代の失態が多くの人々の記憶にあるでしょうから、再び政権を取る事を期待している人は多くはないでしょう。他の政党はまだまだ政権奪取には程遠い状態です。・・・だからこそ自民党は「この時期」を選んだのでしょう。それでも兎も角、今回の衆議院選挙は自民党の圧勝を食い止め、議席を出来るだけ減らすべきだと考えます。
日本を荒廃させる非常に危険な「アベノミックス」に誤魔化されるな!
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2014/11/29 14:57】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

試される有権者
爽風上々
一番ふさわしいのは「今のうち解散」なんですが、ちょっと表現が弱いですね。

他には、「腹黒下心解散」「経済隠れ蓑解散」「有権者愚弄解散」でしょうか。

私のブログの方でも前から指摘していますが、アベノミクスというマヤカシは円安と株高だけはもたらしましたが、これはもちろんバブルそのものと言うべきで、実際には海外投資家に貢いでいるだけです。そのようなアベノミクスの評価を問うということだけで、有権者を愚弄しきっているというのは明らかなのですが、それで騙される有権者が多いのも事実でしょう。

あと2年待って衆院の任期が終わる頃にはさすがにこのようなマヤカシの化けの皮も剥げるでしょうから、それを避けるために「今のうちに」解散をしてあと4年の任期を得て、その間に自分の念願の施策をやり遂げたいというのが、安倍の腹のうちの真っ黒な部分です。

そこまで考えると、「極悪非道、史上最悪解散」と呼ぶべきかも知れません。

週刊誌
guyver1092
 途中までを流し読みしかしていませんでしたが、週刊誌ではかなり前から12月総選挙が記事になっていました。うろ覚えなのですが、今の内解散に近いニュアンスがあったような気がします。
 前回の選挙では、アベノミクスが国民に受けたようですので、アベノミクスの化けの皮がはがれつつある現在では、今のうちの効果も微妙だともいます。ただ、同僚等は、いまだにアベノミクスの効果に期待をしている者が多いので、国民全体でどれくらいの数が失望しているかによりますね。
 今回の選挙は、おっしゃる様に文明の存亡までかかわってくるでしょうね。残念ながら、文明崩壊回避に必要と考えられる方向を示す政党が一つもないのは痛いところですが。

Re:試される有権者
雑草Z
やっぱり今のうち解散がニュアンス的には相応しいですか?

>「腹黒下心解

も非常にいいですが、安倍さん自体は相当御目出度いので、本当にアベノミクスが成功すると考えていると思われますね。アベノミクス自体、誰かにいいように操られていい気になって発表したのだと思います。それから御用マスゴミはこの言葉は使わないでしょうね。(かなり後の時代になってからは使われるかも知れません。)

>「経済隠れ蓑解散」

が最も妥当かと思います。それを私は「アベノミックス解散」と称しました。

>アベノミクスというマヤカシは円安と株高だけはもたらしましたが、これはもちろんバブルそのものと言うべきで、実際には海外投資家に貢いでいるだけです。

円安と株高で海外投資家に貢いでいると言う事は、勿論日本が損をしてる筈ですが、安倍さんは、見掛けの株高になればそれで満足のようですから、国民の事など考えていないようですね。かなり滅茶苦茶な発想です。

>その間に自分の念願の施策をやり遂げたい

これらが亡国の施策ですから、本当に日本の危機です。

Re:週刊誌
雑草Z
週刊誌も「今のうち解散」のニュアンスでしたか。ある意味安倍さんの陰謀は分かり易いのかもしれませんね。しかし未だに「アベノミクス」に騙される輩も多いのには呆れます。

>前回の選挙では、アベノミクスが国民に受けたようです

前回も今回同様もっと重要な争点があった筈です。原発再稼働、集団的自衛権、TPP・・・それをアベノミクスで騙されるのは情けないのですが、それほど国民は経済的に困っていたと言う事でしょうか。経済成長ばかり追い求めていたら破局しか待っていないのですけどね。

>同僚等は、いまだにアベノミクスの効果に期待をしている者が多い

困ったものですね。高度経済成長時代は昔の話ですし、高度経済成長時代も環境をはじめ多くに犠牲の上に成り立っていた砂上の楼閣なのですがね。

>文明崩壊回避に必要と考えられる方向を示す政党が一つもない

確かに大きな政党、議席を取れる政党では見つかりませんね。しかし、草の根運動的に脱成長を主張する団体は増えています。いつブレイクするかですね。

選挙はどうするか
爽風上々
アベノミクス解散ではあっても、野党の主張も「アベノミクスが経済成長につながらない」ことであり、決してそれ自体が誤っていることには気がついていません。

儲かっている連中のおこぼれにあずかれるかどうかだけが関心の的で、本当に自分のためになる政党があるわけでもありません。(実はそういう政党は自分で作るべきなのかもしれません。)

これまでやむを得ない場合以外は選挙の棄権ということをしたことがありませんので、どのような投票をするか迷っています。
ちなみに、前回は定数が違憲ということでしたので、「選挙無効」と用紙に書いて入れてきました。
今回は何と書きましょうか。「適任者なし」かも。

Re:選挙はどうするか
雑草Z
>野党の主張も「アベノミクスが経済成長につながらない」ことであり

こんなことしか言えない連中が政治家とは残念ですね。現在経済成長神話は終焉を迎えていますし、それに気が付く人は、指数関数的に(ロジスティック関数的に)増えているのを肌で感じています。いつかブレイクするでしょう。問題はその時期です。

>儲かっている連中のおこぼれにあずかれるかどうかだけが関心の的

トリクルダウン理論を真に受けて論じている時点で情けないですね。財閥、金融投資家の御用学者が唱えた庶民を馬鹿にした理論ですね。

>どのような投票をするか

投票ボイコットや「選挙無効」のような票を入れることは、数が多くないとあまり効果が無いでしょうね。(まあ、どんな票も数の論理ですね。)私は革新系に入れています。ビル・トッテンさんも共産党に入れ続けていると述べておられます。

前回の衆議院選挙も自民党は、獲得票の割りに当選者がかなり多く、選挙区の問題はかなり酷いものがありますね。小選挙区は勿論、比例区に地方ブロックがあることがおかしいです。比例代表は全国一区にするべきでしょう。

Re:Re:週刊誌
guyver1092
>それほど国民は経済的に困っていたと言う事でしょうか。
 週刊ポスト12月12日号の記事によると、民主党政権時には、日本の実質賃金はさほど下がっていなかったそうで、安倍政権になって円安誘導が始まってから実質賃金の低下が顕著になり始めたそうです。これは日本人の欲が深く、経済成長による進歩と発展を望むあまり、アベノミクスという破滅に付け込まれたのでしょうね。

 投票先は難しいですね。無効になる投票をした場合は自民党を喜ばせるだけになります。
 最善の選択肢はないので、次善の選択をしなければならないのですが、自民党に近い考えの政党に投票をしてしまうと、自民党に投票したのと同じ結果になりますし、落選してしまうような政党に入れても、やはり自民党を喜ばせることになりますし。日本人の投票行動が、自民党に最も打撃となる政党に、政策失敗の報復として投票するような信賞必罰的投票ならば最終的には自民党を正しい方向に導くと言うことにもなるでしょうに。

Re:Re:Re:週刊誌
雑草Z
>民主党政権時には、日本の実質賃金はさほど下がっていなかったそうで、安倍政権になって円安誘導が始まってから実質賃金の低下が顕著になり始めたそうです。

その通りだと思います。アベノミクスで期待させて置いて、実収入は減った人が大部分でしょうね。

因みに、安倍首相達は何度も「民主党政権では経済が衰退した」と言っていますが、実は民主党政権時代に日本の経済は安倍政権下よりも成長していたようですね。
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-4593.html

それがいい事だとは思いませんが、安倍さんは経済さえ成長すればいいと言う考えで、経済成長が至上命令で、それなのに逆効果なのですから、如何に無能かと言う事でしょう。アベノミクスは、高度経済成長時代に通用したけれど、現在は失敗し続けている手法の焼き直しですからね。

>投票先は難しいですね。無効になる投票をした場合は自民党を喜ばせるだけになります。

無効にならない投票をするのは難しいですね。現在の選挙区だけ見ても、少数政党が議席を獲得しにくいシステムです。自民党の為の選挙区と言ってもいいでしょうね。


高度成長
爽風上々
だんだんと話がずれて申し訳ないのですが、
最近ようやく考えがまとまりかけてきましたが、昭和30年代から40年代にかけての高度成長時代というものは実に罪作りだったものです。
私らの年代はその実感を覚えていますが、それを実際には知らないような若い世代にも何かその時代が正常であって停滞という状態は異常というような感覚が蔓延してしまいました。

実際は、高度経済成長とは政治的な状況や、農村からの多くの労働力移転の余地があったことなども追い風にはなりましたが、本質的には安い石油が溢れていたためだからこそ成り立っていた人類史上異例の事態だったのではないかと思います。

したがって、その基底にある理由はともかく、(言えば長くなります)エネルギーの価格がまったく安くならない状態では何をやっても成長はできないということが、この10数年の世界の状況が証明しています。(いつものエネルギー史観ですみません)

選挙については、色々言われている中では「暴走解散」というのが明快かもしれません。今年の流行語大賞には少し遅れてしまいましたが。

Re:高度成長
雑草Z
>だんだんと話がずれて申し訳ないのですが、

いえいえ、私もその方向の話しのほうが興味関心があります。それに高度経済成長を目標とする事がどんなに危険かを広く知らしめる事は、投票行動にも変革をもたらすでしょう。

>高度成長時代というものは実に罪作りだったもの

産業革命を含めて、高度経済成長と言うのは、社会を持続不可能に変革する事だと考えています。

>本質的には安い石油が溢れていたためだからこそ成り立っていた人類史上異例の事態

爽風上々さんは、エネルギーの視点からお考えになってますが、確かにその見方のほうが具体的問題が見えてきますね。地球からの資源の収奪がどんどんできたと言う事ですね。もっと広く考えれば、他からの只同然の収奪が、高度経済成長をもたらすと言う事でしょうね。他大陸、他民族からの収奪・・・・。

>基底にある理由はともかく、(言えば長くなります)

興味深いですね。長くなってもお伺いしたいので、言って下さい。・・・まあここのコメント欄では確かに不十分でしょうから、是非そちらの記事にして下さい。

>エネルギーの価格がまったく安くならない状態では何をやっても成長はできないということが、この10数年の世界の状況が証明しています。

それにも拘らず、また同じ失敗をしようとするアベノミクス・・・と言う事で話は主題に収束しましたね。(笑)

コメントを閉じる▲
2013-12-11 00:02
地球環境問題が叫ばれる中で、経済学会は勿論、環境経済学を論じる学者の中でもタブーのように論じられていなかった重要なテーマが「自由貿易論」です。・・・つまり、自由貿易をすすめる資本家、多国籍企業の傀儡である各国政府や(戦後のGATTからの流れを汲む)WTO[世界貿易機構]の意向に反するからタブー視されてきたのでしょう。
物資を大量に移動し、生産することを可能にした石油文明の出現と、「自由貿易」という世界規模での経済のボーダーレス政策は、経済規模を飛躍的に拡大させましたが、同時に廃棄物を一挙に増加させました。これが地球規模での環境問題の根本原因であることは明白です。経済のボーダーレス化が物質循環を危険なまでに攪乱しているのです。勿論現在日本で問題になっている、地域経済協定の一つと考えられるTPPもこの流れの一貫です。

戦後のGATT体制からWTOへの世界の流れを、日本政府は歓迎してきました。外務省のホームページには、

日本が戦後の復興期から今日の発展を遂げたのは、GATT(WTOの前身)体制の下で自由貿易が推進され、その恩恵を受けてきたことが大きな要因です。現在においても日本経済は貿易に大きく依存しており、貿易の自由化を進めることは、日本がこれまでに築き上げてきた経済力を維持・発展するために必要であるといえます。
各国が、自国の経済を守るために高い関税や多くの規制を設定して輸入を制限すると、世界の貿易の流れが妨げられてしまいます。関税を低くし、規則等の条件を減らすことによって、貿易の流れがスムーズになれば、各国の輸出入は増え、多くのビジネスチャンスが生まれる一方、消費者である私たちにとってもより安いものが手に入りやすくなります。
と記されています。
WTOは、経済のボーダーレス化の為にあらゆる関税や非関税障壁を取り除こうとしてきました。世界の自由貿易システム化を狙ったGATT体制からWTOへの流れは、正に自己増殖する資本主義の要請でした。言い換えれば、金融資本家、多国籍企業など、自由貿易で金を儲けようとする人々の強欲に他ならないでしょう。一般の人々の多くが、世界規模の(価格)競争を望んでいるとは思えません。・・世界の流れがそう仕向けられてしまったから、対応を迫られていると言った方が実情に合うでしょう。GATT体制が求めたものは、地域や国の異なる文化や制度、考え方、生き方の破壊と画一化でした。『生産の比較優位』という単一価値観による世界統一です。「関税障壁」という意図的にネガティブな言葉で表された国毎に定める関税は、実はコストの外部化に対する禁止則として働く、環境を守る為に大切な防護壁だったのです。【政府の役割】で述べたように、国民の健康を守り、環境を保全するために、積極的に関税や非関税障壁という「国際間の禁止則」を設定することこそが、独立国の政府の国民に対する義務なのです。

自由貿易の拡大推進は、金融資本家や多国籍企業に公的援助をすることであり、政府がすべき事ではありません。逆に国際間で政府がすべき重要な仕事は、海外資源の収奪を行っている多国籍企業への禁止則の設定と廃棄物の越境への禁止則の設定です。
生産の比較優位を求めて、海外へのコスト外部化を図ること(外国に廃棄物を持って行くことなど)は、地球全体で考えれば環境にダメージとなるばかりです。自由貿易は、ごく一部の強欲な資本家を儲けさせるために、地球環境を破壊し続けているのです。

自由貿易を阻止する方法は、色々考えられるでしょうが、非常に有効な一つの方法は石油のコストを高くすることでしょう。石油価格の数倍の石油使用税をとればいいのです。それは法外な・・・と思われる方は認識が甘いと言えましょう。石油やその生産物による環境汚染のコストを考えれば、石油の環境負荷税は現在の価格の数倍以上が妥当でしょう。海外から石油を使って輸入する方が、国内で作るよりも低コスト・・・って、狂気の沙汰だと感じるのは私だけでしょうか?・・・兎も角、輸入の為の(見かけの)輸送コストが安いと言うことは、素晴らしいことでも何でもなくて、コストを外部化しているだけなのです。即ち、地球環境、生態系に打撃を与える事なのです。投入するエネルギーの浪費と汚染物質の廃棄を伴っているのです。

市場経済にとって、貿易障壁は、障害ではなく、必要な防護壁なのです。

参考文献
  循環の経済学  第2章 自由則と禁止則の経済学   多辺田 政弘 著
 

←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2013/12/11 00:02】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

安い石油は麻薬
guyver1092
 安い石油と言う麻薬を使って貿易をすれば、条件さえ整えば大もうけできるでしょうが・・・
 いつまでもその条件がそろっているとは限りません。既に日本は自由貿易をしても儲けられる状況にないというのが私の認識です。
 この一時的に出た利益よりも、はるかに大きな代償を払っていることを日本人は認識すべきですね。すなわち生物を養える健全な生態系を支払ってしまっているということです。

Re:安い石油は麻薬
雑草Z
そうですね。安い石油は正に麻薬です。そして、その安さは、外部コスト化・・・即ち、石油による環境汚染の代償は外部に負わせているからこその安さです。汚染など環境負荷のコストを内部化すれば、殆どの産業で、石油の使用は割に合わないほど高コストになるでしょう。・・槌田敦氏の言うように、外部コストが分かる時期はタイムラグがあるので、コストの内部化は困難でしょう。

>既に日本は自由貿易をしても儲けられる状況にないというのが私の認識です。

私も同じ認識です。自由貿易は、欧米中心の多国籍企業が儲けるためであって、日本は「カモ」の一つでしょう。自由貿易とは少し異なりますが、(本質は同じ)TPPでも日本はカモにされるでしょうね。

>この一時的に出た利益よりも、はるかに大きな代償を払っていることを日本人は認識すべきですね。

多くの人が認識し始めているでしょうが、旧態依然とした強欲な財界とその傀儡の政治家がどうしようもありません。一刻も早く第一線から退いて頂くしか無いですね。・・・間に合いそうにありませんが、痛手を広げないように・・・。

コメントを閉じる▲
2013-12-05 00:01
政府〔公的機関〕は、市場経済に対して、どのような役割を果たすべきでしょうか?政府自らの役割として自由則と禁止則のどちらに政策の中心を置くべきでしょうか?
「小さな政府」と「大きな政府」のどちらが理想なのでしょうか?

議会制民主主義は経済をパンクするまで膨張させる】で論じたように、失業問題や景気対策としての「有効需要の創出」という役割は、政府の経済を膨張させ続ける事になります。つまり「大きな政府」は大きな政府で定常的に留まる事は出来ずに「破局に至るまで大きくなり続ける政府」になってしまう傾向があるのです。この意味で「有効需要の創出」(・・実は無駄な浪費を創出している・・)の役割は政府に必要ない・・・と言うよりもあってはならないものでしょう。
「公益優先主義」は「少数者に迷惑をかけても、公共(多数)の利益になるならよい」と言う開発を正当化する為に使われて来た論理ですが、実はこの「広域優先主義」も、政府や自治体の財政支出の為の口実であった例が圧倒的に多かったのではないでしょうか?つまり、「公共工事」の名のもとに税金を特定の企業に投入して儲けさせる為に、被害を受ける一部の人や自然環境破壊に反対する人々を切り捨てて行く為の口実だったのです。
また、補助金制度も「他にもっと良いものがあるかも知れないのに、特定の技術や方法の実を奨励する」〔槌田敦〕のは、市場経済メカニズムの否定です。自由経済を肯定するのならば、良いものは地域条件に合わせて自由競争で伸ばすべきですし、そのほうがいい結果を産んできました。自由に新しいものを作る創造性に国家(官僚や政治家)の創造性は及ばないと言う事は経験的歴史的知見に基づく考察なのです。日本の経済政策を振り返ると、補助金制度は許認可、行政指導といった利権がらみの中で、利益独占体制を築き、官僚体制を肥大化させてきたのです。原発行政がその典型例でしょう。政府の補助金(と言うにはあまりに大き過ぎる額ですが)(や総括原価方式のような政府の優遇措置)がなければ、原発は電力会社によって一基も作られる事は無かったでしょう。原発によって、経済もエネルギーの浪費も後戻り出来無いくらい肥大化してしまいました。

 だからと言って市場メカニズムによる創造性の自由に完全な信頼を置く訳にはいきません。それが生命系の破壊となる事=市場の失敗 は禁止しなければなりません。その禁止則の設定こそが政府の役割であり、この禁止則が、市場経済の枠組みとなり、市場はその公的禁止則の設定の枠組みの条件内で最適解を見出そうとするのです。つまり、自由則が生き延びる為・・・市場経済の中で人類が生き延びる為・・・には禁止則が必要不可欠なのです。
先ずは何よりも必要不可欠な禁止則は、コスト(汚染)の外部化の禁止(若しくは抑制)です。一度外部化してしまったコストを内部化する事は困難であると言うよりも、エントロピー論的に不可能だからです。
以上、自由経済社会、市場経済を肯定するのなら、政府の役割は、禁止則の設定とその管理にあると言えましょう。


参考文献
  循環の経済学  第2章 自由則と禁止則の経済学   多辺田 政弘 著
 ・・・今回は、参考文献と言うよりも、内容の要約的な部分が中心となっています。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2013/12/05 00:01】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

禁止則
guyver1092
 以前、欲望を強欲に変換するシステムで
>森林を形成する植物はその気候帯に最適な植物ではなく、わずかに外れた植物がその地位を占めますが、最適にまで適応したものは、適応しすぎで、自滅をするのでしょう。環境に最適にまで適応することは、自らの立つ環境を押しつぶすほど成長してしまうという事で、これこそが進歩の罠なのではないでしょうか。
と書きましたが、本文中の
>それが生命系の破壊となる事=市場の失敗 は禁止しなければなりません。
は、人間の経済システム上での、過剰適応を禁止せよということに通じると考えます。
 現在の人類社会の混迷は、自然の摂理を無視した人間同士の約束(不滅の貨幣、有限の中の無限成長)に基づくのでしょう。


Re:禁止則
雑草Z
>人間の経済システム上での、過剰適応を禁止せよということに通じると考えます。

市場の失敗は紛れも無く資本主義経済のシステムの構造の欠陥であり、何故この欠陥システムを作り上げたかと言えば、資本家が更に資本を拡大するのが目的であり、結局のところ強欲な資本家が目先の利益を優先してきた結果だと思うのですが、それが、guyver1092 さんのおっしゃるところの

>過剰適応

と言う事になりましょうか?

>環境に最適にまで適応することは、自らの立つ環境を押しつぶすほど成長してしまうという事で、これこそが進歩の罠

そうですね。その通りだと思います。ただ、日本の江戸時代のように、自らの理性で抑制する事は出来た筈なのに、こうなってしまったのは、強欲な資本家が自分の目先の利益ばかり追い求めた結果でしょう。

と、言う事で、 guyver1092 さんは、この危機的な強欲金融資本主義社会の中に於いて、有効な禁止則を設定して、管理する事が出来ると考えますか?・・・日本やアメリカ等の現政権には無理でしょうね。

理論矛盾
guyver1092
 自らの立つ環境を押しつぶすほど成長してしまうという事を自制するということは、成長を止めると言うことで(地球の有限性)、明らかに資本主義の目指す経済成長とは反しますね。危機的な強欲金融資本主義社会でなくても、資本主義の社会では有効な禁止則を設定することは不可能と考えます。
 現在の全国区の政党は、経済成長を唱えている点ですべての等が管理出来ないでしょう。緑の党はこの点で可能性がありますが、どこまで勢力を伸ばせるかが問題ですね。

Re:理論矛盾
雑草Z
つまり、資本主義社会は自己矛盾に目を背けながら成長して来た事になりますね。要するに未来の事などお構い無しの目先の利益のみですね。蟻とキリギリスのキリギリスと言う事ですね。その物語との違いは、キリギリスは将来を考えず日々楽しく暮らしていただけですが、現代資本家は、常に資本の拡大を目指しながら、資源を浪費して廃棄物を出し続けていると言う事です。楽しむ事では無く、膨張する事が自己目的化してますから始末に負えません。それが彼らの言うところの「日々成長」でしょう。

>緑の党はこの点で可能性がありますが、どこまで勢力を伸ばせるかが問題

日本の緑の党も本家のドイツの緑の党も、当初は「脱成長」が大きな目標の柱だった筈ですが、次第に、グリーンエネルギー推進にシフトしてきて、脱成長は殆ど主張しなくなりました。・・・その話をすると無視したり話題を変えようとします。成長推進派が増えてきたとも言えますし、グリーンエネルギーで成長できると考える軽率な連中が増えてきたようです。・・・だから私は緑の党とちょっと距離を置いています。・・・勿論、現在の全国区の諸政党と比べれば消去法で緑の党がまし・・と言う事になるかも知れません。

コメントを閉じる▲
2013-11-29 00:01
SLAPP[Strategic Lawsuit Against Public Participation 恫喝訴訟・・直訳;市民の社会参加に対する戦略的訴訟] とは、訴訟を起こしたり反対運動をしたり、政府や自治体の対応を求めて、公の場で発言したりしている権力を持たない比較弱者に対して、企業や政府など比較優者が恫喝、発言封じ、などを目的に起こす、報復的な訴訟の事です。
つまり、反対運動等を鎮静化する為に、若しくは報復措置として(民事)訴訟を起こす事です。名誉棄損や誹謗中傷、業務妨害、公務執行妨害、共謀等の罪で提訴されます。市民が自らの生存権や自然環境を守るために行う表現活動に対して、権力者側が司法を使って、時間的にも精神的にも、金銭的にも負担をかけて押さえつけるものです。
被告(ターゲット)にされるのは、個人や市民団体、ジャーナリストです。憲法で保障された権利・・・デモ、ビラ配布、新聞への寄稿、記事の執筆・・・をしただけで、不法行為の疑いがあるとして、訴訟を起こされます。アメリカ等では通常民事訴訟を起こされてきたので、SLAPPの定義に「民事訴訟である事」が盛りこまれていますが、日本の場合は事情が違うようです。公務執行妨害等の悪辣な刑事訴訟を起こされる事例が結構あります。
先日、東京を訪れた際に、丁度全国のスラップ訴訟の被害者の集会をやるとの情報を得て、他の用事を切り上げて顔を出してみました。スラップ訴訟を仕掛けられた何組かの方々のお話がありましたが、どの事例もあまりにも理不尽な例ばかりでした。いわゆる「いちゃもん」の類だと思います。その中でも酷い例だと感じた やんばる東村 高江の事例について書かせて頂きます。
沖縄県本島北部に位置する東村高江区は、わずか160人が暮らす小さな集落です。2007年から米軍ヘリパッド(ヘリコプター離着陸帯)建設が着工されました。「やんばるの豊かな自然を守り、自分の家で普通に暮らすため」に、高江住民をはじめとした人々が座り込みという形の抗議行動を通して、国に話し合いの場を求め続けてきました。
2008年11月に国は「座り込みは工事を妨害している」として、高江住民ら15名を相手に「通行妨害禁止仮処分」を那覇地裁に申し立ててきました。座り込みなどに参加していた沢山の人の中から、住所氏名を特定出来る15人に絞って仮処分対象者に選んだようです。その中に夫婦が4組含まれていました。「現場にいた人と背格好や服装が似た別人」も含まれていました。(これは他の日本の政府によるスラップ訴訟にもいくつかあった例です。・・非常に杜撰な訴訟です。)そして、反対運動のリーダーの一人は、本人と妻ばかりでなく、現場に行った事もない当時8歳の娘さんまで含まれていました。「国策に反対すれば、年齢に関係なく、家族まで弾圧する」と言う脅しとしか考えられません。
2009年3月に行われた仮処分申し立ての審尋で国(沖縄防衛局)は、
ブログを通して座り込みを呼び掛けている事
○ヘリパッド建設に反対する内容のイベントを開催すること
○高江の事を広く知ってもらう為のDVDを作成する事
○沖縄防衛局に建設反対を申し入れる事
などを「妨害行為」だと主張していました。
憲法21条で保障された「言論・表現の自由」は、権力に対して異論を唱える自由を保障しています。以上の行為は全て合法と言う事で訴訟の対象にするのはおかしい事ではないでしょうか。
2009年12月、那覇地裁が出した決定は、住民らの起こした行動は正当な表現行動だと認め、12名に対する申し立ては却下されましたが、(8歳の娘さんはそれ以前に直ぐに却下されていました・・当然でしょう。)同じ抗議行動をしていた2名は「ヘリパッドいらない住民の会」の共同代表に名前があったと言う事で、通行防止禁止の申し立てが認められてしまいました。この決定に不服があるとして住民と弁護団は、那覇地裁に起訴命令を申し立て、国は高江住民2名に対して本訴訟を提起しました。
那覇地裁では住民1名に対しては、妨害行動は認められないと国の請求を退けましたが、もう一名に対しては「数秒間手を挙げただけ」の場面を沖縄防衛局に撮影され、それが妨害と認められてしまいました。住民側の「国の訴えは恫喝目的のスラップ訴訟である」との主張は、「請求内容から直ちに恫喝目的がうかがわれるものではない」として認められませんでした。
このような不当判決を受け、住民側は福岡高裁那覇支部に控訴しましたが控訴は棄却されました。しかし判決の法的根拠や理由は説明されず、「妨害行為」の基準はあいまいなままです。2013年7月に住民の会と弁護団は控訴審での判決を不服として、最高裁に上告しました。
弁護側は「控訴審の判決は、憲法で保障されている表現の自由の根幹を揺るがす」
「スラップ訴訟を食い止める為にも、上告して判決を求めたい」とコメントしています。
日本の裁判所は、上に行くほど国の御用組織的要素が強く、とても三権分立がしっかり成り立っているとは言えない状態ですので、裁判で勝つ事は困難でしょうが、このようなスラップ裁判を許すわけにはいかないでしょう。

SLAPP訴訟に詳しい、自らもスラップ訴訟を仕掛けられた経験のあるフリージャーナリストの烏賀陽弘道氏は、 「私人と私人の紛争を解決する手段」である民事訴訟の原告が国と言うのも奇異なら、国が税金を使って納税者である国民を訴えたと言うのも奇妙だ」と言及していますが、全くその通りです。彼は自らのHP【SLAPPIC】も立ちあげています。スラップ訴訟によって、裁判コストが、被告にのしかかります。そして、大きな公的論争が、裁判上の(大して重大でない)論争に矮小化されてしまいます。高江のスラップ訴訟で争われていたのは「○年△月×日に、工事現場でA氏は通行を妨害したかどうか」と言う論点です。実に些細な事件です。この事で「高江にヘリパッドを建設していいのか」・・と言う「公的な論争」を封じ込めるのは如何なものでしょう。仮にこの裁判で住民側が敗訴しても「ヘリパッドを建設してもよい」と言う結論にはなりません。これは、SLAPPと言う概念を提唱した法学者の言うところの『論点すり替え戦略 Dispute transfer strategy』です。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2013/11/29 00:01】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

まさしくいつか来た道
guyver1092
 昔、何かの本で読んだのですが、国家の経済が追いつめられるとその国の中の思想は必ず過激になると書かれていました。様は外国を食ってしまえということです。
 秘密保護法とこの訴訟で外国を食いに行くのが最終目標のようですが、実は日本の極右の目的は戦争することであって、外国を食うことは視野に入っていないようです。理由として、日本攻撃専用巨大原爆を未だにあきらめていないからです。

Re:まさしくいつか来た道
雑草Z
guyver1092さんも、現在の日本が戦前、戦争に突入していったころの日本に似ていると感じていらっしゃいましたか?

>秘密保護法とこの訴訟で外国を食いに行くのが最終目標のようですが、実は日本の極右の目的は戦争することであって、

外国に喰われようとしている日本の状況を判断出来ないのでしょうか?
 戦争で負けた日本は、戦後高度経済成長時代には経済で外国を食っていましたが、それを再び・・・と言う考えはかなり危険です。喰われる可能性が大きいでしょう。広くない国土に17か所、50基以上の原発を抱えて戦争など狂気の沙汰です。

それにしても、日本政府等によって行われているスラップ訴訟は酷いものです。高江だけでなく、上関原発等でも、本当に酷いものです。富山市では瓦礫の受け入れに反対していた母親が市長に刑事告訴されました。日本でのスラップは、アメリカでの定義に反して、民事訴訟では無く、政府や自治体による刑事訴訟が悪質です。訴える側は利権に塗れて恥を知らないようです。


法律に基づいた弾圧ですね。
でなしNo.146
昔から「国」という組織は富裕層や政府上層部が権力を持ち、下の者がつけを支払う構造があります。

政府がない方が良いとは思いませんが、こういう「法律に基づいた弾圧」がシレッと行われる状況を変える必要はあると思います。

そして、裁判になると公的な議論が必要な問題が「妨害活動の有無」という矮小化された問題になるというふざけた現状も変える必要があると思いました。

こういう大事な問題をマスコミはスルーするという状況も良くないです。

この手のお話は裁判に限らず、力のあるものが統制を取るために下の者に強引に(法律に基づいて)言うことを聞かせるという状況、としていろんな分野に見られます。

なんとかならないか。考えて行かないといけないと思いました。
ともすると、こういう考え方すら「反社会的」なんて思われちゃうんですかね。

Re:法律に基づいた弾圧ですね。
雑草Z
>昔から「国」という組織は富裕層や政府上層部が権力を持ち、下の者がつけを支払う構造があります。

そうですね。昔と比べて段々改善されているように歴史の教科書では教えられていますが、本当に良くなって来たのでしょうか?

国や自治体は憲法で保障されている権利を、違法行為だとして訴えているのですから、本来は法律に基づいた弾圧ではなく理不尽な弾圧でしょう。それでも裁判所を使って脅すのは権力の乱用でしょうね。・・・日本の裁判では、国が訴えた場合は大抵国が勝つ率が非常に高いのですが、スラップの場合は、理不尽過ぎるので流石に国が勝つ率は少ないようです。
高江の場合も15人中14人は不起訴になったわけですから、国は14人には負けたわけです。しかし負けた国は、裁判費用も税金でしょうし、裁判に出席する連中も公務のうちでしょうから、ダメージは少ないでしょう。それに対し「勝った」住民は、弁護士費用も自分達で支払わなくてはならないし、仕事も休まなければならないし、運動に費やす時間は削られるしで、かなり疲弊したとの事です。それこそスラップ訴訟の狙いでしょう。・・酷いものです。

>こういう大事な問題をマスコミはスルーするという状況も良くないです。

地元のマスコミなどが小さく取り上げているようですが、もっと大々的に騒ぐべきですね。オリンピック誘致よりも遥かに重大な問題です。

>ともすると、こういう考え方すら「反社会的」なんて思われちゃうんですかね。

そうですね。特定機密保護法案が通ったら、こんな裁判の裏事情を暴露したり世間に知って貰おうと情報公開した公務委員やマスコミ、一般人も罰せられるというような理不尽な事が起こるかも知れませんね。



コメントを閉じる▲
2013-11-17 00:01
既存の経済学(玉野井芳郎氏の定義するところの「狭義の経済学」)では、公害・環境汚染を「市場の失敗」であり、「外部不経済」と捉えています。そして、市場経済のシステムを上手く構築すれば「内部化」が可能であると主張して来ました。即ち、狭義の経済学の枠内で処理、解決出来ると主張してきました。果たして既存の経済の範疇で「外部不経済の内部化」は可能でしょうか?
『循環の経済学』では、「外部不経済の内部化」に意義を唱える何人かの意見を紹介しています。
先ず、玉野井芳郎氏は
「いわゆる外部不経済として説明される環境の破壊は、それがたとえ市場で解決されると主張されるにしても、現実には非可逆的な影響が生態系に加わりかねないと言う事は誰の目にもわかってきた」
と述べています。全くもってその通りでしょう。放射性廃棄物を典型例として、廃棄物の中には、処理しても無毒化出来ないものが色々あります。例え無毒化出来てもそれ以上に他を汚染してしまう場合が多いのも事実です。

槌田敦氏は
「廃棄物の問題は、循環の断絶したところから生ずるものですから、これを修復せずに、単に費用負担と言う従来の経済学の範疇で考えるだけでは解答がえられない、廃棄物の費用負担は経済の利潤追求と矛盾します。資源を消費し、廃棄物になってから廃棄物処理の費用が必要になるから、費用の負担の積み立ても無いまま、廃棄物だけどんどん溜まっていく事になるのです。原子力発電の放射能が正にその状態です。」と説明しています。全くもってその通りでしょう。現在の福島第一原発事故の後処理も結局政府が税金を使ってやる事になるでしょう。・・・東電は責任を放棄して逃げる・・・と言うよりも、もう手に負えない状況でしょう。はじめから廃棄物の処理の費用まで積み立てるのならば、費用対効果が破綻する事は目に見えていますから、どの電力会社も原発には手を出さなかったでしょう・・・そうならなかった事は。完全に現在の経済システムが狂っている証拠です。原発に限らず、諸外国でも、環境汚染の費用負担はまともに為されておらず、酷い鉱業企業などは、鉱物を掘り起こした後は、廃棄物、環境汚染の費用は負担せずに計画倒産して、責任逃れをした会社などもあるのです。

大崎正治氏は
「外部不経済(社会的費用)を計測して負担する事によって「内部化」するという事は、現実の経済では被害者が満足するほどには実行出来ないのです。実際に出来ないから、理論がいつまでもテストされないでかえって期待を抱かせるわけです。この理論に期待を抱かせる事によって、現実の経済システムの進行が図られていると考えていいと思います。」と述べています。
 これまた現代経済学の欠点をズバリ突いています。「外部不経済の内部化」は試されない理論であるのは、失敗する事が目に見えているからでしょう。それなのにこの「試されない理論」に期待感を持たせて矛盾だらけの現行の経済システムが続けられているのです。勿論アベノミクスもその典型的なお馬鹿な例の一つです。
こんな事で末期症状の現代資本主義の延命措置がなされているのです。
こうやって問題を先送りし肥大化させて行けばいくほど世界は絶望の淵に追いやられるのです。「外部不経済の内部化」する方策を考えるのではなく、コスト(汚染)の外部化を禁止、若しくは抑制すべきなのです。典型例は、放射性廃棄物のコスト(汚染)の内部化が出来ないのに原発を稼働させてはいけないと言う事です。
取り返しのつかない環境汚染状態になる前に(現在でも十分に酷い状況です。)一刻も早く現代経済システムを壊して、根本から脱資本主義を目指す広義の経済システムにパラダイムシフトすべきです。

参考文献
  循環の経済学  第2章 自由則と禁止則の経済学   多辺田 政弘 著
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2013/11/17 00:01】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

内部化
guyver1092
 外部不経済を貸借対照表に正当に乗せることは、不可能と言うことなののですね。税金をどう取るか(企業に正当な負担を負わせる)についても、文明破壊者がわめけば政治家は唯々諾々と言いなりになっているのが現状では、外部不経済を税金として内部化は不可能そうですね。
 地域ごとに、その地方の太陽エネルギー固定能力に応じて貨幣を発行するなら、江戸時代の日本のように、してよいこととしてはいけないことの区別がつくようになるのでしょうか? 付かなければ文明崩壊は不可避と言うことですね。

Re:内部化
雑草Z
    guyver1092さん

>外部不経済を貸借対照表に正当に乗せることは、不可能と言うこと
>文明破壊者がわめけば政治家は唯々諾々と言いなりになっているのが現状では、外部不経済を税金として内部化は不可能

言い得て妙な言い回しにして頂きました。有難う御座います。
原発に関しては、物理的にも外部不経済の内部化は不可能でしょうね。

>地域ごとに、その地方の太陽エネルギー固定能力に応じて貨幣を発行するなら、江戸時代の日本のように、してよいこととしてはいけないことの区別がつくようになるのでしょうか?

そう願いたいところです。

コメントを閉じる▲
2013-11-11 00:01
社会主義、共産主義国家の『計画経済』に対して、資本主義国家は、『市場経済』であると言われます。市場経済における行動原理は自由則であり、「需要と供給の価格メカニズムで資源を最適に分配するシステムである」と言われています。この意味で市場経済は計画経済よりも優れているとも言えそうですが、この市場経済と資本主義を同一視してよいのでしょうか?
商品の交換の起源について、アダム・スミス以来の常識化されている見解は、
初めは社会内部での物々交換、それから外部へ向かって貨幣や信用を媒介とする市場交換、この過程で分業と技術進歩がさらに進んで、今日のようなボーダレスな市場社会が出現する・・・というものです。
 これに対し、カール・ポランニーは、
商品交換の真の出発点は遠隔地取引であって、市場は共同体経済の内部ではなく、専ら外部で機能する制度なのである・・・・と通説の順序を逆転させています。そして、地域市場(ローカルな市場)は本質的に非競争で、地域の生活の一付属物であり、競争的な全国市場への出発点ではないと、交換の起源とその意味を明らかにしています。つまり貿易は地域市場とは別個の歴史的起源を持っているという見解です。・・・なるほど、と思ったのは私だけではないでしょう。


市場経済とは、市場のメカニズムに従ってモノやサービスが交換される世界であるので、ある程度の競争が作用して価格メカニズムが働きます。しかし、個人、若しくは企業は、与えられた条件のもとで日常的な一定の活動をすればよいので、積極的に「資本」を蓄積して投資して、事業を拡大することには拘らなくてもいいのです。市場経済はある一定の地域規模での日常的な需要と供給を、市場を通して充足させる経済社会であるから、定常系を想定することも可能です。

それに対して資本主義は、資本を増やすことが目的ですから、企業が絶えず新たな利潤を求めて蓄積した資本を積極的に投資していきます。その結果、社会全体の物質的な富の拡大も伴うことになるのです。つまり、資本主義とは、人々の欲望を拡大し、それに対して物的な形を絶えず与えていく運動です。その意味で「経済成長」の目的化も、資本主義と表裏一体と言えましょう。
 局地的な市場は、その地域の一定の地域資源のもとで、ある程度の定常系の経済活動を前提にして行われてきたと言えるのです。だから市場経済は自己増殖する必要はないのです。基底にある共同体の『共』的世界が「欲望」の自己増殖を抑制する機能を内在させていたのです。
勿論実際問題として、市場経済と資本主義は重なり合う部分もあり、きれいに分離する事は困難でしょう。資本主義活動は、多くの場合、市場を通して為されるからです。
しかし、「計画経済」に対抗する経済は「市場経済」であり、「資本主義」になる必要はありません。
資本主義は[Capitarist Society]の訳です。直訳すれば「資本家の社会」です。資本家が主役で、労働者は生産の要素の一つ、若しくは商品の一つとして扱われます。資本家が余剰資金を投資し、資本を増やそうする活動は、いわゆるマネーゲームです。だから「資本主義」はマネーゲームをやるギャンブラーの為の社会と言う事になりましょう。・・とんでもない事です。
現在、資本家の為に、指導者と呼ばれる人々はかなり行き過ぎた振舞いをしています。日本に限らず、世界中で資本主義の延命の為に行き過ぎた政策が為されています。経済のグローバル化・・・アベノミクスもTPPも、資本家を更に儲けさせる為の政策と言えましょう。「経済のグローバル化」と言う名のもとに資本家の為の政治が為されているのが実情です。市場経済を肯定しても、資本家の更なる金儲けの為の手段の為に地球環境を破壊する資本主義は肯定できるものではありません。資本家のプロパガンダに踊らされずに、「市場経済」と「資本主義」は、別物として考えるべきでしょう。



 参考文献
  循環の経済学  第2章 自由則と禁止則の経済学   多辺田 政弘 著
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2013/11/11 00:01】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

証拠
guyver1092
 「ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか」で紹介されていた遺跡研究から考えても、定説が誤りで、カール・ポランニーが正しいのでしょうね(物証の存在)。
 シルビオゲゼル入門によると、資本主義と市場経済を混同している人が多いと紹介されていました。市場経済は資本主義が出来るはるか以前から存在していて、資本主義の原型は17世紀の東インド会社であるとあります(他の何かでも読んだような記憶があります)。
 地球の物理的制限を無視して成り立つ資本主義は人類文明にとっての破滅の因子です。これをモアイのごとくあがめたてまつっている限り破滅は必ずやってくるのでしょうね。


Re:証拠
雑草Z
    guyver1092さん

 またまた、目から鱗のコメント有難う御座います。

>遺跡研究から考えても、定説が誤りで、カール・ポランニーが正しいのでしょうね(物証の存在)。

物証が存在したとは驚きです。どんな物証だったか御紹介願います。・・想像がつきません。

>資本主義と市場経済を混同している人が多いと紹介されていました。

そうですね。沢山いるでしょう・・・と言うよりもそれが大半かも知れません。共産主義に対抗する資本主義のプロパガンダでは意図的にそれが為されていますね。資本家達は資本主義の非常に利己的な側面は隠しておきたいのでしょう。

(今回のタイトル「市場経済と資本主義」でしたが、タイトル付け忘れていたので、急遽書き加えました。)

>地球の物理的制限を無視して成り立つ資本主義は人類文明にとっての破滅の因子です。これをモアイのごとくあがめたてまつっている限り破滅は必ずやってくるのでしょうね。

貪欲な資本家達に世界が滅ぼされていくのは耐えられませんね。資本家による無茶苦茶なプロパガンダをしっかり論破して、ネットを通じて世界中の人に知ってもらう必要がありますね。破滅は近いと感じている今日この頃です。


Re:物証
guyver1092
 p114あたりから書かれていますが、トバ火山による急激な寒冷化の直後あたりから黒曜石が遠隔地で多く見つかるようになったそうです。生存戦略として始まった助け合い(時間差による交換)の証拠として注目しているそうです。ちなみにこの研究をしているのは、イリノイ大学のスタンレー・アンブローズ博士と言います。

Re:Re:物証
雑草Z
    guyver1092さん

 物証の想像がつきませんでしたが、そのようなものだったのですね!なるほど、

>生存戦略として始まった助け合い(時間差による交換)の証拠

ですか。社会内部での物々交換が外部へ向かう市場交換に発展する必然性は無いと言う事ですね。カール・ポランニーの洞察はユニークで鋭いですね。

ところで、書評に関する内容の続きですが、guyver1092さんは、カール・ポランニーの書物を読まれた事はありますか?

 私は、ポランニーに興味をもったきっかけは良く覚えていませんが・・・『大転換』と言う言葉に惹き寄せられたのかと思いますが・・・・大転換は古くて厚くてちょっと敷居が高そうで購入を渋って、代わりに彼の論文などの著作集である「経済の文明史」を購入して読み始めましたが、中断してかなりの時間が経ちました。(つまらなくて中断したのでは無く、物理的に中断してそのままです・・・内容はかなり興味深く読め、引き込まれます。)本書を読み終えたら、新訳の出た『大転換』を読みたいと思っています。
 経済学にはあまり興味はありませんが、カール・ポランニーや「循環の経済学」の著者達の書物には関心があります。彼らの主張は理に適っているので信頼が置けます。

経済の文明史
guyver1092
 買ったのは「経済の文明史」のみです。これも少し拾い読みをしたところで積んである状態です。
 本格的に読んだ本はありません。

Re:経済の文明史
雑草Z
guyver1092さんも「経済の文明史」を持っていらっしゃったのですね!?そして読んだ量も私と大差ないかと思います(笑)
「経済の文明史」は、「循環の経済学」の一部ともかなりオーバーラップしています。・・・「循環の経済学」の著者の参考文系なのですから当然ですね。・・・あまり読みやすい本とは言えないかも知れませんし、10篇の論文集で、当たり外れはあるやも知れませんが、単なる「経済学」の範疇を越えた名著であると思います。読み切りたいものです。
 ところで、これまで読まれた経済関係の書物の中で、guyver1092さんお薦めの本は何ですか?

お薦め
guyver1092
 確かに読みづらいですね。買った以上はいつかは読みたいですが。
 これまで読んだ経済書の中(狭義の経済書)では部分的には参考に出来る部分はありますが、人に薦められるものはないですね(エントロピー派の物を除く)。

Re:お薦め
雑草Z
    guyver1092さん

 そうですか!?・・・やっぱり
>(狭義の経済書)
の中には、読む価値のあるものは殆ど無いようですね。・・反面教師として読む価値のある経済書はごまんとあるでしょうけれど・・(笑)
一昨日の土曜日、東京の大きな書店で経済書のコーナーを見てみたら、ポランニーの『大転換』がありました。ぺらぺらめくって見ましたが、かなりの大作です。一冊で、『文明崩壊』上下巻2冊分のボリュームのイメージです。・・・ちょっと買う気がしませんでした。・・・『経済の文明史』の内容とかなりオーバーラップするようですし、『経済の文明史』だけで足りるかも知れません。『経済の文明史』を読み終えてから検討しようと思います。

経済関係の書物からもっと広げて、政治・経済、文明論まで;社会科学系一般まで広げた場合・・・お薦めの書物は何ですか?

一般まで
guyver1092
 鵜呑みにするのは危険かもしれませんが、「ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか」は価値があると思いますし、「エンデの遺言」等、「シルビオ・ゲゼル入門」(これは経済書に近いものがあるかもしれません)、あと、まだ途中までしか読んでいませんが、室田武氏の「地域・並行通貨の経済学」が私の推薦書です。


雑草Z
    guyver1092さん

 ご回答有難う御座います。

>「ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか」

は購入してみようと思います。

>「エンデの遺言」等、「シルビオ・ゲゼル入門」

も検討してみます。

室田武氏はかなり好きなので、これまた購入してみようと思います。かれはまだまだ多くの著書があるようです。

それから、『循環の経済学』を戴くきっかけとなった、著者の一人、多辺田 政弘氏もかなりお気に入りですので、彼の著書も欲しいと考えています。・・・あんまり買い過ぎると。『経済の文明史』のように買って何年も読み切れなくなって仕舞いますが・・・guyver1092 さんと共通の書物を読んで議論したいと考えております。宜しくお願い致します。

コメントを閉じる▲
2013-08-23 00:02
ある意味理想社会である、社会主義国家、共産主義国家は、指導者をはじめとした多くの国民が、私利私欲よりも公共の利益を優先する人格者と言う意味での優等生でなければ、理想国家としての運営は難しいと言われます。私もそのように考えてきました。某共産主義国家のように、指導者が贅沢の限りを尽くして、官僚の汚職が蔓延していれば、理想社会どころではなく、横暴な国王による専政君主制社会と変わりないでしょう。また、国民も、働いても働かなくても収入が同じなら、手抜きをして楽をしようと考える輩も少なくないでしょう。(・・しかしそれらの情報は、アメリカを中心とする西側諸国による社会主義国家に対するプロパガンダ;ネガティブキャンペーンの刷り込みもあるでしょうから、西側諸国が発信する情報をそのまま鵜呑みにすることは出来ません。・・キューバのような国家は、指導者達も清貧な生活を送り、理想的な社会主義国家に近いと考えています。)

では翻って、自由経済の資本主義国家はどうでしょう?そこには私利私欲よりも公共の福祉を優先する人格者がいなくても、しっかりと機能するのでしょうか?
経済活動を自由に出来ると言うことは、モラルや社会的責任も、ある程度まで個人任せと言う事になりましょう。モラルや社会福祉に反しても、法律に反しなければ、法に守られてお金が儲けられます。事実、資本主義社会では、そのような企業が「成長」して大企業にまで成りあがっている例は、枚挙に暇が御座いません。真面目に社会貢献を続けてきた中小企業が大企業になった例のほうが珍しいかも知れません。社会貢献してきた起業が、強欲な起業に潰されて行った例も沢山あります。(特にアメリカにはやり切れないような多くの例があります。)・・・大企業になってから「社会貢献」をしているとアピールしている企業も沢山ありますし、そんな企業が皆無だとは言えませんが、更なる利権の為に「社会貢献」をポーズしている企業が多いと考えるのは穿った見方でしょうか?

ある意味、自由経済社会のほうが、私利私欲よりも公共の利益を優先する人格者が必要だと言えましょう。自由経済社会では、規制せずに放任しておけば、モラルの無い強欲な企業が、経済競争に勝ってしまう場合がしばしばです。多国籍企業が国際競争に強いのは、その典型例でしょう。放任しておけば弱肉強食が進んで、大企業による国家支配が起こるのです。「独占禁止法」もしっかりと機能しません。…既に世界中、大企業の連合による傀儡政権のような国家だらけです。
個人が利益を追及する事によって社会全体の利益となる望ましい状況になるという、アダムスミスの「神の見えざる手」が働いていると言える自由経済社会など現在、世界中どこにもないでしょう。「神の見えざる手」が、何とか機能するような自由経済社会は、沢山の厳格なルールが必要でしょう。そしてそのルールの厳格な見張り役として、国家が機能しなければならないでしょう。例えば企業活動で環境破壊が起こった場合の適正な罰金を課す等、規制をしっかりしなければ、強欲で身勝手な企業のいいようにされて仕舞います。(末期的資本主義社会の世界の現状です。)つまり自由競争社会に於いて国家は、規制緩和する事よりも、しっかりしたルールで規制しなければ、身勝手な企業の暴走が起こってしまうのです。規制なしにこの不合理な資本主義社会をまともに機能させる事は出来ないのです。(どんなに規制しても、どこかでは歪みは解消されないでしょうが・・・。)
しかし、大企業、資本家の傀儡である政治家達は、規制するどころか、強欲な資本家に有利な法律を作って国を運営しているのです。エコ替え補助金、原発への莫大な税金の投入、遺伝子特許など、不平等なモラルハザードの例は枚挙に暇が御座いません。TPPもその一つでしょう。
公共の福祉を優先すべき政治家や官僚達が、財界や資本家と手を結んで、一部の特権階級の利権の為に働き、その為のプロパガンダをマスコミがしまくるような資本主義国家は、自由経済国家の最悪の形でしょう。・・・現在、世界はそんな自由主義国家だらけです。自由経済圏に於いて、お金の力は絶大で、モラルの無い政治家も官僚もそれに操られてしまっています。

・・・以上のように考えてくると、自由経済社会こそ、私利私欲よりも社会福祉を優先する完璧な政治家が必要とされましょう。更に、国民も、モラルをもって公共の福祉に反する事は自主規制しながら経済活動をする、優等生だらけでなければ、国家は強欲な資本家達に操られてしまいます。
自由経済の国家こそ、規制を沢山作って社会のルールをしっかり守り、さらにモラルのある人間が運営しなければ、セイフティネットも無い、とんでもなく不平等な搾取社会になってしまうでしょう。現在の日本もアメリカも、実質資本主義社会になっている中国も、その他多くの自由経済圏の国家は、現在どの国でも、自由経済の矛盾、失敗の歪みが顕著に現れてモラルハザード状態です。一部の特権階級の利権ばかりを守る私利私欲の塊のような政治家や官僚達、国民が社会を運営しているからでしょう。

現在の自由経済社会は、強欲な資本家達によって運営されている、とんでもないモラルハザードと禁じ手が堂々と行われて来た資本主義社会です。あまりにも酷い政治が行われて来たために、環境も深刻化し、人類は破局の危機に立たされています。資本主義社会では、本当に私利私欲を捨てた人格者達が運営し、公平にジャッジし、国民もフェアな態度で自由経済競争をしなければ、モラルハザードと環境破壊によって崩壊するしかないでしょう。資本主義社会も、優等生の人格者が運営しなければならないでしょう。
そして、きっとこの不合理な資本主義社会は、どんな優等生でも、破局に至らずに運営することは不可能に近いのではないかと考えます。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2013/08/23 00:02】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

フリーライダー
guyver1092
 「ヒューマン なぜヒトは人間になれたのか」紹介されていましたが、自然界にはフリーライダーと言う存在があるそうです。経済システムの抜け穴を突いて私腹を肥やす者はフリーライダーだそうです。そしてフリーライダーの勢力が強くなるとその社会は崩壊するそうです。
 現代の人類社会は明らかにフリーライダーの、フリーライダーによる、フリーライダーの社会と化していますから、このままいくと文明崩壊は不可避ですね。

Re:フリーライダー
雑草Z
なるほど、フリーライダーとは、ちょっと聞くと何を表しているのかわかりませんが、考えれば言い得て妙な命名です。

>現代の人類社会は明らかにフリーライダーの、フリーライダーによる、フリーライダーの社会と化しています

その通りですね。まさしく私が書こう暖めていた内容です。私は「強欲なエゴイスト」とか「モラルの無い人々」と表現しようとしていましたが、しっくりくる言葉が見つかりませんでした。
>フリーライダー

と言うのですね。この言葉、使わせて頂きます。


ところで、 guyver1092 さんは、社会主義、計画経済国家と自由経済、資本主義国家とでは、どちらが人格的優等生が必要だと考えますか?

人格的優等生
guyver1092
 難しいですね。歴史からみればどちらもひどい政治をしていますね。あえて言えば資本主義社会でしょうか。理由は社会主義ではトップさえ優等生ならキューバのように文明崩壊を回避できますが、資本主義社会ではほぼ全員が優等生でなければ回避は不可能であろうと言う気がするからです。

Re:人格的優等生
雑草Z
    guyver1092さん

 貴重な御意見有難う御座います。

>社会主義ではトップさえ優等生ならキューバのように文明崩壊を回避できますが、

guyver1092さんも、現在最も文明崩壊を回避できる社会システムはキューバだとお考えですね?・・・ただ、キューバがそのような社会システムでも、周りの国のとばっちりを食いますね。特に隣国アメリカのとばっちりはこれから大変でしょうね。

>資本主義社会ではほぼ全員が優等生でなければ回避は不可能であろうと言う気

なるほどそうでしょうね。
この記事を書いたわけは、本文の始めのほうにも書きましたが、「社会主義国家は、優等生が運営しなければまともな国になれない」と、言われて来ましたが、それは資本主義国家でも同じ、いやそれ以上に資本主義国家のほうが優等生が必要かと考えたからです。事実、現代の資本主義国家で、文明崩壊を免れるシステムになっている国は全くありませんね!?


コメントを閉じる▲
2013-04-05 00:01
 3.11以前は、原発がエコだなんてCMが良く流されていて、目にする度に非常に腹が立ったものです。確かに原発がエコだと言う宣伝は、最悪の詐欺行為です。しかし原発以外でもエコである事を売りにしている企業のCMは沢山あり、その殆どが本当にエコだとは思えません。イメージだけでどこがエコだかよくわからないものから、生産から廃棄までのライフサイクルを考えた場合に、ごく一部のところだけ捉えて「エコだ」と広告されている製品も枚挙に暇がありません。実際は環境破壊の場合が圧倒的に多いと感じます。エコを売りにしている企業のCMの中で、本当に環境にいいと言い切れるものをいくつ挙げる事が出来ましょうか??

グリーンウオッシュとは、企業が環境に配慮して活動しているように装う欺瞞行為の事です。
野生の動物や山や森の大自然の画像、映像、を駆使し、「地球にやさしい」とか「自然との共生」とかの言葉を使ったイメージ戦略・・・。グリーンウオッシュと言えば、このように、企業が環境によくない行為や製品を、環境に良いかのように見せかける宣伝を最初にイメージします。
しかしグリーンウオッシュにはそのようなイメージ戦略以外にも、汚い手法があります。それは、企業が自主規制する振りをしたり、政治運動をする事によって、政府の介入を防ごうとする行為、若しくは法律による規制を免れようとする行為です。環境破壊を行ってきた大企業が、うって変わって環境運動に協力する振りをして、自分達の都合のいい方向に環境運動を方向づけようとするようになりました。リサイクル運動を逆手に取って「エコキャップ運動」「エコ替え、エコポイント」によって物を廃棄させ、新製品をどんどん買わせています。「自主管理」によって法による規制を防いでいます。そして極めつけは、「環境問題を解決しながら、開発、発展して行く」と言う「持続的改良」、「持続的開発」そして「持続可能な経済成長」と言う運動。自分達も環境サミットの類に参加して、真の環境運動が、企業活動を妨げないように見張り、会議の方向を誘導しています。環境サミットの類を丸まる主催する企業も増えました。
これらのグリーンウオッシュの活動により、「自然環境は開発によって守る」と言った誤った認識を人々に植えつけようとしています。それに踊らされている軽薄な環境活動家もごまんといます。世界の強力な企業、多国籍企業は、自分達のどんな経済活動も、「持続的改良」、「持続的開発」そして「持続可能な経済成長」等の言葉で括って正当化する事が出来るようになりました。

大企業や多国籍企業のグリーンウオッシュ戦略には、世界最大級の大手広告会社が使われています。それらの広告会社は、環境破壊の企業活動は殆ど変えずにそのまま続行しているのに、イメージだけをよくして民衆の認識を変える為に努力しているのです。そんなグリーンウオッシュ広告が、今や大手広告会社の大きな収入源になり、世界的な産業の一つにさえなって仕舞いました。・・とんでもない事です。
今や殆どの企業は環境配慮をアピールするようになり、全く環境に配慮していない会社でも、グリーンウオッシュを企業戦略に取り入れています。方法もどんどん巧妙になり、グリーンウオッシュかどうかを見分ける事も難しくなってきました。

本来「エコロジー[Ecology]」とは、「生態学」と言う意味で、それを「環境を考える」と言う意味で使うと言う事は、深い意味があると思っていましたが、今やグリーンウオッシュ企業の宣伝活動により、「エコ」と言う言葉は非常に安っぽい言葉に落ちてしまった感があります。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2013/04/05 00:01】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

資本主義社会
guyver1092
 資本主義を存続させるためには、どうしても必要な政策なのでしょうね。環境破壊がこのまま続けば人類が破滅するとの認識を、二酸化炭素の増加を使ってすり込んでしまったあとですから、環境問題は存在しないなどと到底主張できないですよね。
 資本主義は環境を破壊しない限り存続できませんから(経済成長するためには、人口、都市、農地等すべて増加しなければならないが、地球の面積は有限)取れる対策と言えば記事の通りの政策になるのですね。

一番大切な理念が…
ST
すっぽり抜け落ちている「今時のエコ」、それはズバリ“長寿命化による節約”ではないでしょうか?
企業の行っているエコなイメージ戦略の中では全くと言っていい程出て来ない概念ですが私は最も“キモ”な部分だと考えています。それと「節約」も絡めて全面にアピールして実践している企業のみが“本気で取り組んでいる”とみています。
いくらエコでもやたら新しく買い換えさせるのでは還って「環境への負担」が大きくなります。
需要ばかり増やすようなエコは“偽エコ”ですしそのような手法で企業ををアピールするような現在の企業のあり方は根本的に間違いをしていると言う事ではないでしょうか?
まぁ、例えば今使っている製品に少しアドオンして節約出来るとか長寿命化出来るやり方で製品を提供してくれる企業なんかだと高評価を与えてもイイとは思いますよ、ハイ…

Re:資本主義社会
雑草Z
    guyver1092さん

簡単に言えば、企業が自然環境を破壊するのを、まやかしで正当化するのが、グリーンウオッシュですが、その根本原因は金融業による開発と経済成長策でしょう。それは確かに資本主義にも繋がりますが、

>資本主義を存続させるためには、どうしても必要な政策
>資本主義は環境を破壊しない限り存続できませんから


と言える為には少し前提が必要かと思います。資本主義だろうが共産主義だろうが、経済成長を前提とした開発は環境を破壊するでしょう。現代の資本家の投資は環境破壊の方向に進る事も確かです。しかしこれまた guyver1092 さんの提起するシステムによって、生態系を豊かにする方向にも進められそうですが・・如何でしょうか?


>環境破壊がこのまま続けば人類が破滅するとの認識を、二酸化炭素の増加を使ってすり込んでしまった

この辺り、私は一部逆に捉えています。即ち、地球環境破壊が顕著になり、環境問題が一般大衆の大きな関心事になった1980年頃、様々な環境問題から目を逸らす為に地球温暖化の問題だけに矮小化した側面も大きいと思います。だから二酸化炭素地球温暖化対策はグリーンウオッシュの一例だと思います。特に原発産業の典型的なグリーンウオッシュでしょう。この辺り、意見が違うと言うよりもguyver1092さんもそのような側面もあると考えていらっしゃるかと思います。


Re:一番大切な理念が…
雑草Z
    STさん

>すっぽり抜け落ちている「今時のエコ」、それはズバリ“長寿命化による節約”

全面的にその通りだと思います。仰るところの「今時のエコ」はグリーンウオッシュですね。本文でも触れている

>「エコキャップ運動」「エコ替え、エコポイント」によって物を廃棄させ、新製品をどんどん買わせています。

がそのステレオタイプですね。逆効果で環境を悪化させます。

>今使っている製品に少しアドオンして節約出来るとか長寿命化出来るやり方で製品を提供してくれる企業なんかだと高評価を与えてもイイ

 そうですね。私も大賛成です。何度も修理して、いつまでも長く使える商品、余計な機能の無い商品、買い直す代わりに必要な機能のみ追加できる商品こそ本物の環境配慮商品でしょう。そのような事を実践している企業を具体的にいくつか挙げる事は難しいと思いますが、如何でしょう?
例えば、長持ち電球のLEDランプだとか、今流行りの古本業、BOOK-OFF などは、なかなかいい感じです。動機はあまり問わなくてもいいでしょう。金儲けの為だろうが、「節約、長持ち、再利用」で環境負荷が少なければ評価していいと思います。

Re:Re:資本主義社会
guyver1092
 昨年末から年初にした思考実験ですね? 現在資産となりうるものすべてに保有税を強力にかけ、農地、森林はその例外とすれば、理屈上は農地、森林が最高の資産にはなるでしょうが、私としては、実現はほぼ不可能と考えていました。 少なくとも発展途上国と呼ばれる国々での森林破壊は、森林を破壊しなければ自分たちがすぐに飢え死にするような情勢のように感じられます。
 また、森林、農地等、豊かな生態系を預金元本と考えるような太陽エネルギー缶詰本位システムは、地球の大きさを超えることはできす、現代文明はすでに地球の大きさほぼいっぱいまで成長しているので、このシステムに切り替えたとしても経済成長の余地はないように考えています。

Re:Re:Re:資本主義社会
雑草Z
guyver1092さん

>昨年末から年初にした思考実験

はい、そうです。記事
【特異で短命な時代】2012-12-29
のコメント欄ですね。そして、そこでは大体議論が収束していましたね。当方の若干の勘違いでした。お詫び致します。

>現代文明はすでに地球の大きさほぼいっぱいまで成長しているので、このシステムに切り替えたとしても経済成長の余地はないように考えています。

のお考えに賛同致します。これは経済成長が不可能と言う事ですが、これは資本主義の持続の不可能と一致すると考えていらっしゃるのですね?経済成長無しに資本主義はあり得ないと考えていらっしゃるのでしょうか?
例えば、現代はゼロサムゲームの資本主義に近い状態とも考えられませんか?
guyver1092さんは、【特異で短命な時代】のコメント欄で

>地球の生態系が一兆円の預金であり、人類社会はこの預金を取り崩しているのに、自力でお金を稼いでいると認識しているのです。金融資本主義は、預金を一度により多く取り崩す手段であろうと私は考えます。

と、述べられてますが、これぞゼロサムゲームの資本主義ですよね? 



結局の所はどんな主義にせよ…
ST
食い潰し経済であるか、そうでないかの違いになると考えています。
資本主義、共産主義、また第3以降の新しい主義だとしても「そこの違いが寿命を決定する」のでは無いでしょうか?
主義によって多少の違いが出るものの僅差であるとも考えられます。
最優先すべきモノを環境やエネルギー等に筆頭として置かなければどれも皆「ドングリの背比べ」なのではないでしょうかね。
つまりは時代の逆行を覚悟するくらいでなければ「これらの問題は到底解決出来ない」でしょう。
企業がやっている小手先の見せかけのエコでは何の足しにもならず返って誤解されて悪弊を生ずる…
もし仮に「本当のエコは絶対に経済成長と相反するという原理がどうしても存在する」としても尚、
「敢えて成長を捨て長寿命化しなければ」益々文明や生態系の寿命がドンドン縮まってしまう…
と私は考えて居るのですが…
「エコに名を借りた錬金術さえ存在」しているようでは折角の「真のエコ」がなされぬ侭になるかと…

Re:結局の所はどんな主義にせよ…
雑草Z
>食い潰し経済であるか、そうでないかの違い

そうですね。地下資源を当てにしている限りすべて食い潰し経済でしょう。

>時代の逆行を覚悟するくらいでなければ「これらの問題は到底解決出来ない」

食いつぶしで無い、循環型社会を『時代に逆行』と捉える社会は、もうどうしようもない末期症状なのかも知れませんね。理性で考えれば当然の帰着点ですが。・・・

>「エコに名を借りた錬金術さえ存在」している

存在していると言うよりも、残念な事に現状は大部分その状態ですね。

>「本当のエコは絶対に経済成長と相反するという原理がどうしても存在する」としても

STさんはどう思われますか??

“「本当のエコは…」という原理が存在”する前提で…
ST
そう言う原理が証明されていない段階でも「その可能性が0でない以上」その前提で物事を考えていく必要があると思います。
いずれにせよ“経済成長を犠牲にしてでも”取り組まなければならないと言う事です。
もし余裕が出来たなら人口問題や格差解消にも寄与する部分が有るとも考えられるので“真のエコロジー推進”こそが緊急の課題かつ必須の事であると考えております。

>食い潰し経済であるか、そうでないかの違い
地下資源を当てにしている限りすべて食い潰し経済…

リサイクル等と「節約・長寿命化」どちらが環境負荷を掛けないのか再考するべきでもありましょう。
エネルギーにおいては何より節約が最優先で「代替不可能な部分に限って使用を認めるべき」かと…

>時代の逆行を覚悟するくらいでなければ…
まずは「食い潰し無しの循環型社会を『時代の趨勢』となる社会でなければ、末期症状を抜け出せない」と考えています。

>「エコに名を借りた錬金術…」 …現状は大部分その状態…
ここまでくると開いた口が塞がらないレベルですが悲しい現実です、如何にこれを打開するかです。

Re:“「本当のエコは…」という原理が存在”する前提で…
雑草Z
    STさん

 本当の意味の「エコ」は Ecologyですから、やはり環境が生態系の豊かさを保つ方向を指すべきでしょう。

>“経済成長を犠牲にしてでも”取り組まなければならない

そうですね。そんな事は当然の筈なのですが、「経済優先」と言う狂った呪縛が世界を支配していますね。支配しているのは、ただの強欲な財界、経済界のやからなのですけどね。

>リサイクル等と「節約・長寿命化」どちらが環境負荷を掛けないのか再考するべき

そうですね。リサイクルの前に先ずはリペアとリユースですね。

>エネルギーにおいては何より節約が最優先

その通りですね。その為には、グローバル化からの脱却が必要ですね。海外との取引はエネルギーの浪費です。遠距離通勤やマイカー通勤も無くすべきです。石油をこれだけ浪費してすべき仕事なんて殆ど無い事をみんなが認識すべきです。 

コメントを閉じる▲
2013-03-29 00:01
バブルがはじけた1990年代の頃でしょうか?どこかの市町村の役場の職員に、「民間はリストラしたり残業しなければ生き残れない時代になって来ているのに、公務員は残業も無しに安定した生活をおくれる事についてどう思うか」みたいな事をインタビューしているテレビ放送を見た記憶があります。インタビューを受けた公務員になりたての職員は「苦労して勉強して倍率の高い難関の試験に合格したのだから、当然の権利だ」…みたいな答えをして、非常に違和感を覚えた記憶があります。何か勘違いしているようです。公正な試験であったとして、公務員試験に合格した事は、あくまでも公務員として勤める権利を得たと言うだけの事でしょう。公務員試験に合格したから公務員として評価される訳ではありません。彼がどれだけ勉強したか等もどうでもいい話です。彼が仕事をしっかり行い、公僕としてその地域社会にどれだけ貢献したかが公務員としての真価であり、評価の基準でしょう。その公務員としての義務を果たしてこそ安定した生活が自治体から与えられるのでしょう。試験で他の人よりもいい点数を取って合格しても、働きが悪ければ、彼を採用した事は失敗です。公務員に限った事ではありませんが、点数が悪くても、しっかり働く人物を採用した方がいいに決まっています。
 
 本来ならば地域、自治体をよりよくしたいと言う理由で公務員を目指すべきですが、現実的には、生活が安定しているから公務員になりたいと言う人が沢山います。まあそれも許容範囲かと思います。みんなそれぞれ個人の生活がありますし、建前と本音の区別もつきません。但し、公務員は安定した生活の保障の代わりに、公僕としてしっかり働いて、その地域、コミュニティに貢献しなければなりません。仕事の公正性を保つ為にも、給料以上のお金儲けの仕事をするのは禁じられて然りでしょう。・・・お金儲けのゲームがしたいのならば、はじめから民間に行けばいいのです。大儲けは出来ないけれど、仕事をしっかりしていれば安定した収入が見込めると言うのが公務員の特徴でしょう。
…もっともこれからアベノミクスなどで財政破綻して日本国家がデフォルトにでも陥れば、公務員の給料も支払われないような状況にならないとは言い切れません。・・・遠くない将来、本当になる可能性も低くは無いでしょう・・・。

 この辺りの事を勘違いして、ペーパーテストの成績が良いから、収入も多くて当然だ・・・と考える公務員もいるようです。学歴社会、受験制度の弊害でしょう。先に述べたように、公務員としての価値は、テストでどれだけの点数が取れるかには関係ありません。それなのに、公務員になった後も、テストで点数を取れる「実力」があるから、報酬も多くて当然だ、公務員としての給料が低過ぎる・・・と考える公務員も一部いるようです。
その代表例が、シロアリ官僚と呼ばれている国家公務員のキャリア組でしょう。天下り先を確保する事が、最も重要な仕事だと考えているキャリアもいると聞きますから、呆れるばかりです。
 実際、官僚志望の東大の学生が、「NGOみたいな(無能な)人達が国家を動かす事は出来ないし、任せられない。東大を出て上級試験に通る優秀な官僚だからこそ、しっかり国家を運営する事が出来る。だからそれなりの見返りがあって当然。本来ならもっと高給であるべきである。国家公務員の給料が低い現状では、天下ってその分を補てんするのも理解できる。」のような意見を述べている討論会を見たことがあります。
 彼らの理屈は、ペーパー試験が出来るから自分は優れている。優れているから、優遇されても当然。それなのにキャリアの給料はその割に安い。不当だ・・だから若い時に安働きした分、天下りして高給を貰っても当然。また、官僚時代は夜遅くまで残業したのだから、天下ったら仕事をしなくて高給を貰っても当然・・・と言うことでしょうか?ノーリスク・ハイリターンを要求しているのです。本当に身勝手です。
 ペーパーテストと知能の相関関係は否定しませんが、ペーパーテストが出来なくても仕事の出来る人物はいくらでもいます。私利私欲を肥やすシロアリ官僚と違って、NGOみたいなところで働いている人達のほうが理想に向かって仕事をする人も多いでしょう。(勿論例外もあります。)仕事上の駆け引きが上手くなくとも、私利私欲のために国民を犠牲にするような事を敢えてする事も無いでしょう。シロアリ官僚と呼ばれる連中よりは遥かに上手く国家運営を出来るのではないでしょうか?自民党政権に戻って、天下り組織もどんどん復活させようと言う風潮のある今日この頃です。勤務時間に天下り組織を作ったりする仕事に携わる事は、公共の利益に反する行為です。公僕としてあるまじき行為でしょう。シロアリ官僚達が自己保身に長けていて、責任の所在を曖昧にし、責任逃ればかりしている事は、3.11の福島第一原発事故の対応からも明らかです。経済産業省のキャリア組の多くは大きな責任がありますし、そのうち何人かは切腹レベルの責任がある筈です。

 現在の日本では(世界中の国で言える事でしょうが・・・)、上から優秀な公務員と評価されるのは、命令に忠実に従い、与えられた任務を上手くやり遂げる人物です。国民の福祉の為に奉仕すると言う事が建前だけでないがしろにされています。国民にとって為になろうがなるまいが、命令に忠実に働く公務員が優秀と評価され、出世します。
それはシロアリ官僚に限らず、役場の職員も警察官も一緒です。(警察官は国民じゃなくて権力者達を守っていると言う情けない現状も確かにあります。)上からの命令を忠実に実行するのが「公務員」の使命・・と言う人もいるでしょうが、そんな公務員によって日本は(世界中は)不公平な住みにくい国家にさせられています。公務員の本来あるべき姿は、公僕として自分の良心に従って、国民(所属する自治体)の為に奉仕する事であると考えます。公務員は、公共の福祉の為に働く事が優先で、たとえ上司の命令でも議員の命令でも、公共の福祉に反する事はやる必要が無い・・と言うのが本来の理想的な姿でしょう。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2013/03/29 00:01】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

上に行くほど酷くなる…
ST
公務員、そんな感じがします。
ちゃんと仕事をすると排斥されるような実態では百害あって一利無しです。
学歴についてもそうですが「切磋琢磨」している部分が全く見受けられません。
民間だったらすぐに“降格させられる”ような人でもペーパーでの「昔々の評価(学歴)」ぶら下がって“生き残ってしまう”のです。
そんな「温室環境」では“市民の為の仕事”に真剣に取り組む人は減り、ちゃんと仕事をする人は「損をする」ばかりです。
名札をつけているのだから市民側から評価や査定をしてもらい「低評価の公務員」にはそれなりの処遇を検討するべきです(一つの手として“行政相談委員”を使うってのもありますがね…)。
少なくとも数年に一度以上「市民査定」のようなことも行う必要があると思いますよ…(運免みたいに5年毎の再教育と更新手続きが必要なんてのもいいかも…)。
高給の見返りにそれくらいの事をしてもいいのでは?

Re:上に行くほど酷くなる…
雑草Z
    STさん

>ちゃんと仕事をすると排斥されるような実態

この場合、「ちゃんとした仕事」とは、上司から与えられた仕事では無くて(上司から与えられた仕事をちゃんとやれば、評価されるでしょう。)公僕として本来やるべき仕事、自治体の人々の為に尽くす仕事と言う意味ですね?

>名札をつけているのだから市民側から評価や査定をしてもらい

そうですね。上司による評価よりもいい方法だと思います。ただ、情報はかなり断片的ですので、評価は困難かと思います。

>「昔々の評価」にぶら下がって“生き残ってしまう”

のは、キャリアと呼ばれる上級職に顕著だと思います。


>上に行くほど酷くなる…

と言うのは、民間企業にも言える事で、公務員だけの特徴のようには思いません。社員の多くはまともなのに、社長がどうしようもない会社も沢山あります。経団連の会長なんて強欲な愚の極みですし。根は一緒です。

国の基本政策 
名乗らず
 少なくとも国の基本的政策を作るとか、運営する高級官僚は失敗したら損害賠償して無一文になる、国を安泰に導くことが出来ればそれに見合う報酬が得られるぐらいの厳しいものでなければならないと考えます。ちなみに現在の高級官僚は本文にもあるようにノーリスクハイリターンで失敗し放題ですね。

http://kito.cocolog-nifty.com/topnews/2008/03/yomiuri_online_c066.html

 薬害エイズ事件で断罪された官僚がいましたが、過去に消費税増税を目論んで日本を沈没させたものはエイズ事件の官僚のように断罪されるべきですね。ただし別の見方をすれば、日本人の消費活動に制限をかけているのですから、環境破壊を食い止めた功績があると考えられるのでしょうか?

すみません
guyver1092
名前を入れ忘れました。

福一のは桁違いの…
ST
大失敗だと思いますよ、更に言えば「犯罪的」かと…
薬害エイズの比ではありませんから断罪されるべきです。

消費税増税…
もし功績とするならばかなりその前提条件は厳しいかと…
間違いなく増税分を100%「環境保護」にでも使わないととても功績などとは言えないと思います。
さらに踏み込んで言えば「消費税は環境と福祉」にのみ使い、他の使途に使われぬ様「極めて厳格に運用」でもして貰う位でなければとても「功績」とは言えないでしょうねぇ…

Re:国の基本政策
雑草Z
>国の基本的政策を作るとか、運営する高級官僚は失敗したら損害賠償して無一文になる、国を安泰に導くことが出来ればそれに見合う報酬が得られるぐらいの厳しいものでなければならない

私もその考えに大賛成です。薬害エイズ事件同様に断罪される官僚が出て然るべきですね。

>過去に消費税増税を目論んで日本を沈没させたものはエイズ事件の官僚のように断罪されるべきですね。ただし別の見方をすれば、日本人の消費活動に制限をかけているのですから、環境破壊を食い止めた功績があると考えられる

消費税増税を目論んで日本を沈没させた官僚は、消費活動がここまで冷え込むとは考えられなかったのでしょうが、皮肉な事に確かにこの見方は、環境破壊を食い止めた功績があると考えられるでしょうね。瓢箪から駒で、彼らの功績とは認められずとも結果論ですね。

 本文にもありますように、経済産業省の原発の再稼働、プルサーマルの稼働を了承した経済産業省の官僚、福島県知事佐藤雄平など、及びそれ以前に原発行政に関っていた官僚は、薬害エイズの官僚よりも遥かに重罪に問われるべきでしょう。退職金没収レベルじゃ軽過ぎます。

高級官僚は失敗したら損害賠償して無一文…
ST
“大背任罪”とかを新設定して最低懲役2年6月くらい求刑して貰いたいですなぁ…
もし「求刑通り」に判決を出す裁判官がいたらそう言う人をこそ大抜擢してそれこそ「最高裁の最高位」に据えて貰いたいものです。
うーん、最高は「無期懲役」程度が妥当かと…
勿論“損害賠償”として全財産没収とかがいいですね。
天下り等も厳密に制限して万一職が無くて生活出来なかったら最後は“生活保護”でもいいんじゃないですかねぇ、ちと厳し過ぎでしょうか…

Re:福一のは桁違いの…
guyver1092
 バブル経済形成以後のすべての政策は基本的に失敗だと考えていますし、それ以前からの政策でも失政が多いと考えています。失政の中での最大の物はおっしゃる通り、福一の原因となった原子力政策でしょうね。

 消費税増税については、政府の「国民の最大多数最大幸福を求める」と言う建前から考えれば失政、もしくは一部に奉仕した裏切りだと考えます。環境破壊については、消費を制限した点ではよいかもしれませんが、一次エネルギー消費量は減少しておらず、エコロジカルフットプリントから考えて焼け石に水と言ったところですね。

http://www.enecho.meti.go.jp/topics/energy-in-japan/energy2010html/japan/

 また文明崩壊的に考えると、社会内部の格差を助長する仕組みであり、文明が自壊する危険を大きくしたことから評価はできないと考えます。
 格差拡大を抑えつつ、すべての資源の総消費量をエコロジカルフットプリントが改善するような政策が出来れば合格ではないでしょうか。

Re:高級官僚は失敗したら損害賠償して無一文…
雑草Z
>“大背任罪”とかを新設定して最低懲役2年6月くらい求刑して貰いたいですなぁ…

それこそとてもいい案ですね!大賛成です!!

>「求刑通り」に判決を出す裁判官がいたらそう言う人をこそ大抜擢してそれこそ「最高裁の最高位」に据えて貰いたいものです。

そうですね。そのような裁判官こそ正義でしょう。しかし稀にいたそのような裁判官はこれまではあからさまに左遷されてきました。やるせないですね。モラルハザードです。

>最高は「無期懲役」程度が妥当かと…

そうですね。終身刑まで厳しい方がいいかと思いますが、高級官僚はそこそこの年でしょうから、無期懲役も終身刑に近いものがありますね。


>勿論“損害賠償”として全財産没収とかがいいですね。

私もそう思います。大賛成です。

なかなかスカッとする案、有難う御座います。多くの国民が、官僚は無責任で、しっかり責任を取ってない現状に怒ってますから、国民投票があれば、そのような方向に賛成多数になるでしょう。


Re:Re:福一のは桁違いの…
雑草Z
    guyver1092さん

STさんへのお返事だと思ったので、コメントは控えていましたが、STさんのお返事がないようですので、代わりに私にお返事させて下さい。

>バブル経済形成以後のすべての政策は基本的に失敗だと考えていますし、それ以前からの政策でも失政が多い

なるほど、言われてみればその通りですね。結局経済成長を根本に置いた戦略は、破綻する運命にありますからね。

>環境破壊については、消費を制限した点ではよいかもしれませんが、一次エネルギー消費量は減少しておらず、エコロジカルフットプリントから考えて焼け石に水

これまたその通りですね。エコロジカルフットプリントから考えても合格点を貰う為には、桁違いな消費削減が必要ですね。

>格差拡大を抑えつつ、すべての資源の総消費量をエコロジカルフットプリントが改善するような政策が出来れば合格

高いハードルですね。脱成長を前提にしなければ無理でしょうね。

コメントを閉じる▲
2013-03-23 00:01
福島県川俣町に、自給自足、自然農を営む『やまなみ農場』を夫婦で作り、30年間(有機農業10年、自然農業20年)百姓をしてきた佐藤幸子さんが、昨年講演会で話されたと言う内容の中に、学歴に関するとても興味深い面白い発言がありました。(ちなみに『やまなみ農場』の豊かな自然は、3.11の原発事故で失われ、現在佐藤幸子さんは「子供たちを放射能から守る福島ネットワーク」の代表を務めています。)

その内容は・・・
 佐藤家は教育費にお金を掛けない方針。教育は義務教育で十分。それで足りなければ高校へ行き、それでも足りないくらい出来が悪ければ大学、更に大学院に行くしかない・・
    ・・・と言うものでした。


 聞いた事がないような新鮮な発言でした。これは確かに言い得ているなと思いました。昔は農家や商家などで、「学問なんかで遊んでないで、さっさと働け」と言う風潮があり、それを現代では、「昔の親は理解が無く無知だった」みたいな言い方をします。しかし、学校だけが学びの場ではありません。上級学校へ行かずに早く社会人になる事は、それはそれで一つの理がある事でしょう。学校に行った方が賢くなる・・・と言った考え方は、逆に偏見に満ちているのではないでしょうか?。
 学歴を付け、知識を沢山身につけても、社会にとって役に立たないばかりか、社会の害毒になる人間はごまんといます。東大を卒業してシロアリ官僚になり、財界と癒着して税金を泥棒するような人達はその典型例でしょうう。

 書物も沢山発行され、インターネット等の情報メディアの発達した現代では、大学で学ぶような知識も自宅にいて簡単に身に付けられます。ネットで講義を受けたり議論したりする事も簡単に出来ます。特に実験や実習の必要のない文系の学部などでは、高等な学問する為には大学に行かなければならない・・・と言う事はもはやないでしょう。同じ分野でも、下手な教授の講義を受講するよりも、ネットの動画や文章で良いものを選んで面白く学ぶ事ほうが遥かに有意義でしょう。
「学歴」の文字から受ける意味は「学んだ履歴」くらいでいいのではないかと思いますが、今ではすっかり「(出た)学校の履歴」の意味になってしまってます。学んだ内容などどうでもよく、そこの学校を出る事にのみ意味を見出している人が沢山います。その意味では、大学は形式的な「学歴」を取得するだけの所になり下がってしまった感もあります。そして、その「学歴」を持っている人が優秀なわけでも人類の為に役に立っているわけでもありません。ただ、いわゆる「学歴」が高い人は要職について社会を動かしている場合が多いと言う相関関係はあるでしょう。そしてその彼らが中心となって作った社会のシステムが現代社会です。まともないい社会と言えましょうか??

 上級学校へ行っても実力を付けずに卒業する学生の多い昨今です。実力主義が必ずしも平等な最良の選択だとは思いませんが、形骸化している学歴社会は、遥かに不公平、不平等で理不尽な社会でしょう。(現在は、日本よりも中国や韓国などのほうがもっと学歴偏重のようですね。)
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2013/03/23 00:01】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

うーん、出来が「悪ければ」…
ST
いやぁ、「悪ければ上の学校へ…」凄い逆転的発想です。
私も私なりの一寸独創的なやり方(小学生時代から「大学生的方法」に近いものをやっていただけかも知れませんが…)
で“学んで”来ましたけど、一寸吃驚の発想と思います。
翻って考えるに「今の学校は“思考停止法”を叩き込む機関と成り下がっていて、言い方を変えれば「洗脳機関」です。
真に良き進歩を齎らす人材を育成するためではなくて、単に
“ロボット”を生産するだけの工場の意味しかありません。
返って本来のより良き方法をとった指導者や生徒は「排斥」されてしまいかねない。 私もその被害者の一人かもなぁ…



Re:うーん、出来が「悪ければ」…
雑草Z
    STさん

 早速のコメント有難う御座います。

>凄い逆転的発想です。

あっ・・「逆転的発想」と言う言葉いいですね。本文を書いているときに何かしっくりする表現が見つからなかったのですが、この表現、適してましたね。
 研究機関としての大学ならば、優れたやる気のある学生を集めて研究するるのがいいでしょうけれど、教養とか仕事をする為の知識を得る機関と言う役割では、IT機器が発達した現代では大学の意義も薄れてきていますね。

>「今の学校は“思考停止法”を叩き込む機関と成り下がっていて、言い方を変えれば「洗脳機関」です。

原子力に関する学科などその典型ですね。小出裕章さんや今中哲二さんなど優れて良心的な学者達を追いやって、無能か良心を捨てて出世の道を選んだ御用学者を優遇して、彼等に原子力の「恩恵」をプロパガンダさせているのですから、本当に腐った組織です。経済学も然りでしょうか?
 大学は皮肉られて「企業戦士養成機関」と呼ばれますが、知人は工学部や経済学部の学生を「兵隊さん」と呼んでました。


>小学生時代から「大学生的方法」に近いものをやっていた

と言う「一寸独創的なやり方」と言うのが気になります。もしも宜しければ少し御紹介を・・・。

断片的な知識を詰め込む機関
guyver1092
 現在の教育機関は、断片的な知識を詰め込むのみで、その知識の活かし方は注意深く教えない、自分で考えつく生徒は排除する等の強固な仕組みが出来ているようですね。たとえばねエネルギー産出比と電気料金の関係を深く考えればどちらかが嘘であることは丸わかりですが、世の中のほとんどは考えたこともないようです。
 これ以外にも関連付けて考えれば、「絶対にどちらかが嘘だろう」ということを平気で両方とも本当と教えているのでしょうね。

Re:断片的な知識を詰め込む機関
雑草Z
    guyver1092さん

 断片的な知識を詰め込む方式は、マークシートや答えのみの記述式テストには有利でしょうね。クイズは得意になるでしょうが、その知識でどれだけ社会に貢献できるかは疑問ですね。

>エネルギー産出比と電気料金の関係を深く考えればどちらかが嘘であることは丸わかりですが

これは原発の経済性の事ですね!?・・・いまだに原発で電気料金が安くなるなどと言っている連中は(・・高学歴な方々も沢山います)嘘つきで無ければ真性の馬鹿者ですね。

「一寸独創的なやり方」と言えるかなぁ…
ST
まぁ、小学1年位の時から学校の教科書より本とか新聞を“教科書”にしてましたね。
小2か小3位で当時の「当用漢字」ならスラスラ読み書き出来ましたので正直「教科書もただの“読み物”でしかありませんでした。
あとは「百科事典」のサーフィンとかしてました。
中学入学時「平凡社」の“世界大百科辞典”を買って貰い、3年足らずでかなり「読み込み」ました。
あと… 学校の図書館(高校)、市の図書館かな…
方式は「芋蔓式」と言うか今はネットサーフィンに応用してます。
結構Wikiも利用しますが「ディープでコアな部分は専門家に直に聞いても解らなかったり」しますね…
特に「殆ど専門家さえいない分野」では結構困ったりしますね、私の場合は「超心理学の分野」かな…

ところで…
雑草Zさんは理系でしょうか、それとも違いますか?


Re:「一寸独創的なやり方」と言えるかなぁ…
雑草Z
    STさん

 なるほど、それは凄いやり方ですね。大学生的方法と言うよりも研究者的方法に近いかも知れません。随分と多読だったのですね。
>小2か小3位で当時の「当用漢字」ならスラスラ読み書き出来ました
と言うのも凄いです。

「芋蔓式」はなかなかいい方法だと思います。私もその方法は良くやりますが、枝分かれ(根分かれ?)して収拾がつかなくなる時がありますね。(笑)
「芋蔓式」で何か特に嵌ったトピックはありましたか?


 私は確かに一応理系です。専攻は物理で、統計物理学が好きでした。でも、もう一度やり直すのなら生物か農業がいいですね。

Re:Re:断片的な知識を詰め込む機関
guyver1092
 補足します。
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-date-201110.html
で議論した、原子力のエネルギー産出比が28以上なのに別の資料では発電原価がほぼ同じなどというばかげた計算の事です。
 未だに「原子力発電のほうが安い」「原発がなければ日本の経済は立ち行かない」等と言う嘘つきに原発のエネルギー産出比と電気料金との関係を説明させたいです。

Re:Re:Re:断片的な知識を詰め込む機関
雑草Z
    guyver1092 さん

 やはり原発の経済性のお話でしたね。件の記事でguyver1092 さん御指摘のように、この様な計算結果は原子力村の常套手段でコストの付け替え、除外で下駄を履かせた結果ですね。
 彼らの計算は、常に「はじめに結論ありき」で、その為に何でもありの無茶苦茶な計算法をしていますね。経済産業省が率先してそのような出鱈目な計算をしているのですから、酷いものです。原発は日本を破滅させますね。

「統計物理」と言うと“半減期”…
ST
についての「論」が私には一番エキサイティングですね、何と言っても究極の所が「謎」なのが面白いです。
「芋蔓式」トピックで今でも嵌りっ放しな部分は「意識についてのハードプロブレム」についてですかね…
これも究極的ですね。「グッと砕けた身近なモノ」だと“グレートコラボレーション”辺りの事でしょうか?

Re:「統計物理」と言うと“半減期”…
雑草Z
    STさん

>「意識についてのハードプロブレム」

はクオリアってやつですか!?・・ちょっと疎い分野です。ただ、昔からよく考えた事は、例えば、苦痛と快感の表現と感じ方が逆だったら、困るな・・・って事です。笑っている行為は楽しいからなのですが、ある人は苦痛で笑いの表情をしているのかも知れません。でも、「苦痛」「快感」等の言葉も全て違って個人毎に認識されているのですから(・・脳波まで・・)その違いはお互いに最後まで分からないでしょう。

“グレートコラボレーション”についても、よくは知りませんが、これから注目されて行く概念でしょう。関連する内容はここの記事にもあるでしょうから、機会があればコメント戴ければ幸いです。

統計力学は、御存じのようですが、圧力や温度などマクロな熱力学をミクロな分子・原子からアプローチする物理学です。例えば、温度は分子一個当たりの平均の(直進の)運動エネルギーで定義されます。

半減期も統計物理で扱えますね。面白いのは、放射性元素の原子には古い、新しいが無くて、いつでもその時点から半減期の時間の間に、その原子核が崩壊する確率が2分の1ですね。
その、半減期の時間がどうやって決まるかが、

>究極の所が「謎」

と言う事でしょうか?確かに謎です。・・個人的には、その原子核を作る素粒子などに周期現象があって、その特別な時期と外部からの刺激(例えば衝突とか・・)などが一致すれば原子核が崩壊するのではないかと考えますが謎ですね。


 私の好きな統計物理学は、何と言っても、協同現象[Synergetics]です。エネルギーを散逸する為に自然が自ら美しい組織構造を作る事に魅せられたのですが、まともに取り組む機会を逸してしまった感じです。 協同現象の研究をしたいと考えた時期もあったのですけどね。 

コメントを閉じる▲
2012-02-11 00:24
 地球の大きさは有限です。有限の容器の中での無限の成長は物理的に不可能です。化石燃料について無機成因説があり、地球の内部で無限に作られていると考える人々もいますが、掘り出すにもエネルギーがいることを考えれば、成因は大きな問題ではなく、拡大再生産可能であるかが問題となるでしょう。近年の石油等の開発状況から考えると(海面下1550mから更に5500m掘ってやっと油田があった等)、化石燃料は枯渇すると考えて対策を取っておくべきでしょう。無機成因説が正しくて閉鎖された油井からまた石油が取れるにしても、現代の人類かほしいだけの石油が取れるとは限りませんし、地球の大きさが無限ではない以上、いつかは無くなると考えておくべきでしょう。存在があるのが確認できても、取り出すためのエネルギーが多すぎて、エネルギー産出比的に意味がない可能性もあります。そこで化石燃料に頼れなくなった後の人類社会について考えてみたいと思います。
現在、文明を支えるエネルギーは石油起源ですが、石油が使えない場合、このエネルギーは全て太陽エネルギー起源のエネルギーになるでしょう。現在、自然エネルギーとしてさまざまな方法が提案されていますが、風力発電、太陽熱発電、太陽電池発電はエネルギー産出比的に考えて文明を支える役には立たないでしょう。水力、地熱についても動力としての利用ならまだ可能性がありますが、蓄積ということを考えれば、文明を支えるエネルギーにはならないと考えます。文明を支えるエネルギーとしては、産業革命以前の太陽光による光合成になると考えます。薪を使う代わりに、ソーラークッカー、太陽熱温水器を使う等、いかに効率的に太陽エネルギーを利用できるかによって、人類の生活のレベルも、文明の規模も変わってくるでしょう。
社会の生産システムは江戸時代等の産業革命以前の状態に近いものになるでしょうし、経済システムも当然産業革命以前を参考に組み立てなければならないでしょう。政治システムは特に問いませんが、拡大再生産をしない(資源、エネルギー的な制約から拡大再生産は不可能ですが)システムで、永続できるものとなると、資本主義だけは採用できないでしょう。
 江戸時代に我々の祖先は文明崩壊を回避し、自然環境を破壊しない生産システムを作り上げましたが、経済システムとしては完全なものにはならず、徳政令を出さざるを得ず、生産システムに釣り合うほどのものは作り得えませんでした。ちなみに大岡越前の時代には、貨幣経済が発達して現代と同じく、両替商が経済を牛耳り、暴利をむさぼっていたようです。以下に大岡越前が、両替商と戦った経緯が書かれています。
~大岡越前 白熱裁判~その2 大岡越前最後の戦い
以上を踏まえて、現代の知識を基に、化石燃料枯渇後の経済システムを考えてみたいと思います。

石油枯渇後の経済システムには、文明崩壊を回避する自己制御性を持たせたいと考えます。文明崩壊の原因の一つである森林等の破壊、すなわち永続可能な豊かな生態系の破壊を回避するシステムを経済の中に組み込む方法はないでしょうか。そのためには、現在の文明の危機を招いているものが何かを考え、この危機に対して制御がかかるような仕組みを考えなければなりません。
現在、資本主義の根本原則による拡大再生産が環境破壊を促進しています。「貨幣進化論」によると、紀元一世紀から十九世紀初頭までも世界経済は一応成長していたのですが、一人当たりの所得に換算するとほとんど成長していないそうです。現代の言うところの著しい経済成長が始まったのは早く見積もって十八世紀の終わり、手堅く見積もれば十九世紀初頭頃で、この頃にプラス金利を教会さえもが認めるようになりました(それまでは自然利率のみ認めており、ゼロ成長の中世はそれすらほぼゼロ)。第二次世界大戦前世界恐慌の真っただ中、マイナス金利の地域通過を発行して、一時は世界恐慌の影響を克服したドイツのヴェルクルの例、また、江戸時代の両替商と大岡越前の戦いから考えて、安定した社会システムの構築のためには、最低でもほぼゼロ金利、よりよいシステムとするならマイナス金利、即ち、ゲゼルの主張する減価する貨幣の採用が妥当でしょう。その他マネー経済(お金を商品とみなしてお金自体を売り買いしたり、株を売買したりすることで、実際のモノ、サービスの何倍にもお金の額だけが超指数関数的に増えていくこと)の暴走を食い止めるために金本位制復活を主張する人々もいます。貨幣には暴走しないための錨が必要との考え方からです。しかし、ゲゼルによると、金本位制は不況を増幅し、遂には戦争さえ起こすと主張します。
これらを参考に貨幣のあり方を考えると、貨幣は物質及びサービスの量と一致している必要があると考えます。では、何を貨幣発行の基準とすればよいでしょうか。私は固定出来た太陽エネルギーを基準に発行すべきと考えます。具体的には農産物、水産物、森林からの薪炭を考えています。実際に歴史上でも古代エジプトで穀物等を倉庫に納めた際に発行される引換証が貨幣として使われていたそうです。この貨幣は、自然から切り離された物を基準に発行するので、エントロピーの法則に従い、常にマイナス金利とします。これ以外に森林、農地等の生きた生態系の豊かさ(どれだけ太陽エネルギーを固定できるかの能力を基準にする)を基準とした貨幣も発行すべきと考えます。この貨幣は、これらが豊かになっていく間はプラス金利、損なわれればマイナス金利として総額を森林等の豊かさに一致させます。
このような2種類の貨幣を発行する理由は、貨幣の機能の中に、交換の媒体としての働きと、富の蓄積としての働きがあることによります(他にも機能はありますが)。この二つの機能は互いに相反し、現代社会の歪の原因にもなっています。この二つの機能を別々の種類の貨幣に割り当てると、より破綻の起きない、すぐれた経済システムになると考えます。交換の媒体の貨幣は、大地から切り離された生産物を基準にした貨幣を利用し、蓄財は生きた森林等の生態系の豊かさを基準にした貨幣を利用します。つまり、人間が強欲であればあるほど森林等が豊かになる、自己制御性を持った貨幣システムにしようとの提案です。
これを破綻なく運用するためには、江戸時代のような入会のような権利の制限及び、森林等の生産力が豊かになるように積極的に行動するよう強制するシステムが必要でしょう。例として、森林から生産物を収穫する場合はそれに見合う栄養分を補給することを義務付けるようなシステムです。たとえばし尿はメタン発酵させ、ガスは人間の燃料に使い、発酵残渣液は風車等を利用し、山へ還元する。この風車等のメンテナンス費用を負担しない者は山からの収穫が出来ないなどです。その他、北方の落葉樹の極相林はとても豊かだそうですが、常緑樹の極相林は意外と生態系が貧弱だそうで、このような地域はもっとも豊かな生態系になるよう樹種、本数を計画的に伐採するような強制力を考えなければなりません。また、森林等を損なうような行動を直接規制する、森林保護法等の法律も作る必要があるのではないかと考えます。その他、自然のシステムによる養分の循環を阻害するダムはそれまでに撤去しておくべきでしょう。
このような経済システムを使えば、よりよい生活をしようとすると、生態系をより豊かなものにしようという社会的圧力が発生し、文明崩壊しない文明になるのではないでしょうか。

+  +++    +++++     +++++++      +++++    
以上、ここの常連、guyver1092さんに依頼して書いて頂いた記事です。
前半の導入部は、当方もよく書く共通認識の部分ですが、後半の本題部分は当方が考えた事のなかった、マイナス金利などの提案です。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2012/02/11 00:24】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

拡大再生産をしないシステム
雑草Z
 現代石油文明は、石油が使えなくなるのが先か、石油によって文明崩壊するのが先かと考えた場合、後者の可能性が高いと思います。兎も角化石燃料を使わない経済システムの構築が大切でしょうね。その為の必要条件が、
>拡大再生産をしないシステムで、永続できるもの

ですから、金融資本主義は真っ先に却下ですね。

>産業革命以前の太陽光による光合成

が基本になる事は明らかでしょうが、そこが分からない人が多過ぎますね。(個人的には自然エネルギーの中では地熱の可能性を大きく評価しています。)

>江戸時代等の産業革命以前の状態に近いものになるでしょうし、経済システムも当然産業革命以前を参考に組み立てなければならないでしょう。

この部分も全く同感です。共通認識の部分ですね。

さて、多くの人が難しいと考えるのが、人間の欲望がそれを抑えられるか、知ってしまった蜜の味(実は麻薬の味)に対する欲望を抑えきれないだろうという点ですが、

>人間が強欲であればあるほど森林等が豊かになる、自己制御性を持った貨幣システム

と言う解決策があった訳ですね!!・・これは画期的です。そういう解でなければ実現が困難でしょうし、持続も出来ないでしょう。

>よりよい生活をしようとすると、生態系をより豊かなものにしようという社会的圧力が発生

なるほど!それは非常に効果的な解決策です。この辺りの具体例、もう少し御説明頂けますか?

RE:拡大再生産をしないシステム
guyver1092
 言い方はいろいろですが、入ってくるエネルギーの上限が決まっているのですから、拡大再生産したくてもできないシステムと言っても間違いではないでしょうね。このあたりは共通認識ですが、一般的には認めがたいものでしょうね。

 産業革命以前も太陽エネルギー本位制であると言えばそうだと考えています。しかし太陽エネルギーに生かされていることを意識して経済システムを構築すれば、それ以前のものより、優れたシステムにできると考えます。
 そのために、貨幣の機能のうち、蓄積を担当する貨幣を森林、農地等の生産力の永続性に結び付ければ、放っておいても、強欲な人間はそれらの生産力を上げるための努力を行うであろうとの考えです。別の言い方をすれば、預けている者の努力によって利息が変わる定期預金とみなすこともできると考えます。現代の知識により、鉄分等の微量元素も重要な栄養素であることが分かっていますが、これは産業革命以前にはない知識です(何となく経験則で解っていたかもしれませんが)。このような肥料の質、施肥のタイミング等の工夫、資源を使っても、それを適切な次のサイクル(食料を消費するとし尿が出るが、これをメタン発酵で燃料にし、発酵残渣液は肥料にする等)に回す等をすればするほど、預金元本も大きくなるし、それにつれて、利息も大きくなるでしょうとの考えです。個別には私自身の知識不足もあり、とことんまでは突き詰めていません。

Re:RE:拡大再生産をしないシステム
雑草Z
 お返事有難う御座います。

>入ってくるエネルギーの上限が決まっているのですから、拡大再生産したくてもできないシステム

拡大再生産は一時的なものしか出来ませんね。ここの部分は大切で、みんなそこを大前提に議論すべきです。

>人間が強欲であればあるほど森林等が豊かになる、自己制御性を持った貨幣システム

は環境問題のパラドックス(のように思える部分)を解決する非常に大きな糸口になると思います。突破口が見えた感じです。

>よりよい生活をしようとすると、生態系をより豊かなものにしようという社会的圧力

このシステムの構築こそ、環境問題の根本的な解決になりそうです。困難な問題の出口かも知れません。有難う御座います。是非一緒に煮詰めていきましょう。

さて、マイナス金利とインフレは、ともに貨幣価値が相対的に物の価値と比べて下がる点では一緒ですが、似て非なるものと感じます。guyver1092さんんは、どんな点が大きく違うと考えておられますか?


Re:Re:RE:拡大再生産をしないシステム
guyver1092
>是非一緒に煮詰めていきましょう。

こちらこそよろしくお願いします。

森林の貨幣について思いついたこと。
発行年が記載されていて、樹齢何年の材木と交換できる貨幣とし、金額は二階建てとする。
一階部分は、切りだして材木とした価値とする。
二階部分は、生きた生態系分加算とする。
生態系を最良に保つ努力を払い、それが成功すればするほど二階部分の加算をする。
木を材木として切りだしたた場合は、一階部分のみの受け取りとなり、加算部分は消滅する。その場合、他の森林貨幣全体でも二階部分の減額を行う。
このような運用にすれば、貨幣として利用するほうが得ということになり、森林の消費は最小限になるのではないかと考えました。

 マイナス金利とインフレについて

 インフレについて、他人に講義できるほどの知識はありませんが、ネット上の文章を読んでの私の理解では、人の利用できるようになった商品の量に対して、貨幣の総量が相対的に増えてゆくのがインフレと理解しています。理解しやすいようにこの世の商品が米のみと考えて、一年に生産できる量が1万トンであると仮定した場合、インフレが起きる前に貨幣の総額が百万円だったとすると、十倍のインフレが起きた後は、米の生産量は1万トンであるのに対して、貨幣の総額は1千万円になっているとの理解です。
 減価する貨幣に対する理解は、米一万トンの新米時の価格が百万円で、古米の価格が九十万円である場合、1万トンに対して百万円の貨幣があった場合、新米が取れた時分にお金を発行し、一年後にはお金の価値も九十万円に減っていると理解しています。商品はエントロピーの法則に従い、価値が減少していきますが、この減少に合わせて、貨幣の価値も減少してゆくのだと考えています。
 私はインフレは貨幣価値が者の価値に対して減少するが、マイナス金利は者の価値と同じ速度で貨幣の価値が下がり、物と貨幣の相対的な価値は変わらないと理解しています。

Re:Re:Re:RE:拡大再生産をしないシステム
雑草Z
>森林の貨幣について思いついたこと
>金額は二階建て

これは、かなり独創的な発想ですね。一種荒唐無稽な事のようですが、このような事は考えた事がありませんでしたが、江戸時代の武士の給料や貨幣価値が米の値段に直結していた事を考えると、かなり実現可能な事かと思えます。

>このような運用にすれば、貨幣として利用するほうが得ということになり、森林の消費は最小限になる

という事が画期的です。

>マイナス金利とインフレについて

は、想定外に差別化の認識出来るご回答でした。マイナス金利に関して、

>商品はエントロピーの法則に従い、価値が減少していきますが、この減少に合わせて、貨幣の価値も減少してゆくのだと考えています。

は、非常に的を得たご回答であると感じました。つまり、あくまで物に対する貨幣の相対価値は下がらずに 、古くなって商品価値が下がるのに連動して貨幣価値も下げるという発想ですね。非常によく分かりました。有難う御座います。

>物と貨幣の相対的な価値は変わらない

という事ですね。

>生態系をより豊かなものにしようという社会的圧力が発生し、文明崩壊しない文明

は理想型です。あとは、大航海時代の欧米のような征服志向の征服欲をどう押さえるかですね。


征服志向
guyver1092
 以前、何かの小説で読んだことなので、本当かどうかは分かりませんが、アレクサンダー大王の侵略以外は、何らかの経済的な圧力があったから戦争になったと読んだことがあります。今回、ネットで検索したところ以下のページを見つけました。

http://www.raitonoveru.jp/howto/212a.html

歴史を研究している人が近くにいれば、確認もできるのですが。

Re:征服志向
雑草Z
歴史的解釈としては
>何らかの経済的な圧力があったから戦争になった
場合が大部分かも知れませんし、庶民のレベルではそう感じている(感じさせられている)場合が大半かも知れませんが、実際は(軍事的若しくは経済的に)征服志向の指導者の野心をすり替えられて、経済的圧力と思わされていた部分もあるのではないでしょうか?
 例えば、第一次世界大戦も第二次世界大戦も、保護貿易云々とか経済的な原因が言われていますが、胡散臭く感じます。財閥等の経済支配目的の要因も大きいでしょう。(それも含めて「経済的要因」と言うのでしょうが、金持ちが更に儲ける手段ですから、庶民から見た「経済的圧力」とは違いますね!?)最近の多くのアメリカ等の(侵略)戦争も、経済的側面は大きな要因ですが、財閥等の経済支配と言う意味合いが大きいでしょう。・・・まあ、私は経済に疎いので、あくまで「推測」の域ですが・・・。
近代、現代の戦争、経済競争は、財閥等の経済支配の要因が強いと感じます。その意味でも「征服志向」と言う言葉を使いました。

すり替え
guyver1092
 すみません。ちょっとずれた返事をしてしまったようです。理由はどうあれ、支配力をなるべく広くしたいとの欲求を如何したらとのことですね。
 第一次及び第二次世界大戦については、資本主義の構造による(限界による)経済的衝突と理解しています。もちろん自分で考えたことではなくて、「21世紀は警告する」で報道されたことが頭に焼き付いているのです。報道の内容は「資本主義は実体と枠とがあって、それぞれが成長する。しかし枠よりも実態の成長のほうが早く、いずれは枠を超えてしまう。超えてしまった場合は、実体が枠を押しつぶして、混沌状態になる。これが世界大戦である。」でした。保護貿易とか、近隣窮乏策とか言っていますが、あれは本質ではなく、実体が枠を押しつぶした付けを他国に押し付けあう手段だと考えています。本質はあくまでも資本主義の構造的欠陥と理解しています。他国に押し付けようとしたのは、当然資本家で、自国国民にも当然押し付けていますから、ここで経済的圧力は国民の中からも出てきたのでしょう。(資本主義を採用している以上、その枠の中で経済活動していれば必ず圧力は国民の中からも発生すると考えてはいますが)物事の本質を理解できない国民がほとんどだったからと考えますが、資本家の他国のせいで我が国が窮乏するとの宣伝に乗せられたのでしょうね。
 最近のアメリカ等の戦争は、経済的支配をさらに広げるためであるとの分析は、私も読んだことがあります。現在すでに、貨幣により世界を支配しているのに、まだ足りないとは強欲も極まれりですね。ただ、現在の先進国の支配欲は、資本主義と、プラス金利の貨幣により増幅されている面もあると考えていますので、世界のすべてがマイナス金利と、森林との兌換貨幣になれば、欲望はあるにしても、実際にことを起こすまでにはなかなかならないのではないかと考えています。起こらないとの意味ではありません。現在より小さいと考えているだけです。

Re:すり替え
雑草Z
>保護貿易とか、近隣窮乏策とか言っていますが、あれは本質ではなく、

guyver1092さんもやはりそうお考えですか!・・・広くいわれている保護貿易とか近隣窮乏策と言うのは、経済学者の後から取って付けた理由、若しくは「大義名分のこじつけ」のようなイメージです。

>実体が枠を押しつぶした付けを他国に押し付けあう手段だと考えています

なるほど、そのような解釈のほうがより実態に近い感じが致しますね。

>本質はあくまでも資本主義の構造的欠陥

はい、私もそのように考えています。

>現在の先進国の支配欲は、資本主義と、プラス金利の貨幣により増幅されている面もある

確かにプラス金利あっての金融資本主義ですから、プラス金利が無くなれば、金融業も社会の中心には居れなくなりますね。・・・と言うよりも消えるでしょうね。金融業が消える世の中のほうがまともで持続可能と言えそうですね。

>世界のすべてがマイナス金利と、森林との兌換貨幣になれば、欲望はあるにしても、実際にことを起こすまでにはなかなかならないのではないか

なるほど、マイナス金利にはそのような作用も考えられる訳ですね。「持続可能な循環型生活をしている民族が、持続不可能な資源浪費型他民族支配型生活をする連中に滅ぼされると言うパラドックスの解決の糸口かも知れませんね。

人口増加
guyver1092
 産業革命以前の侵略戦争は、人口増加による勢力圏拡大の圧力だったかと記憶していますが、森林の兌換貨幣により、森林の面積を増やそうという圧力があれば、人口抑制に働くのではないかと考えています。
 また、「自然の摂理から環境問題を考える」の中に、「都会は人口のゴミ箱」との記事を読みましたが、むごいようですが、人口の処分も文明の中に組み込まれている必要もあるのかもしれません。

コメントを閉じる▲
2011-01-23 00:01
人類が他の動物と同じように自然にある物を採って食べていた頃、狩猟採取生活をしていた頃は、人口もそれほど増加はしなかったでしょう。その頃は石油等の地下資源によるドーピングもなかったので、分断されて人間が棲んでいた地域毎に、現在よりも遥かに小さな人口密度レベルで「飽和」してほぼ定常状態にあったと言えましょう。その頃の世界の人口は1千万人にも満たなかったと考えられています。
農業の発見で人口が一気に膨張したと考えられています。この辺りから他の動物との共生領域に対して人類の独占化が始まったと言えましょう。科学の発達で更に人口が増え、また、人間1人当たりの資源の使用量も増加をはじめました。特に20世紀までの数世紀の間、即ち産業革命以降は、人口も一人当たりの資源消費量も(超)指数関数的膨張をした極めて特殊で異常な時期と考えられるでしょう。つまり、農業の起こった1万年ほど前から現代までの人類の歴史は、「膨張の短い歴史」と言えましょう。「短い」という意味は、人類の歴史、農業の発見以前の時代と比べて遥かに短いという意味です。農業の起こりがアバウトに1万年前と考えられています。つまり、農業が始まってからの膨張の歴史は、人類の歴史を100万年と考えれば、ほんの1%ほどだと言うことです。人口一人当たりのエネルギー消費が急膨張始めて、地下資源の浪費も始まった産業革命以降からはまだ数百年、人類の歴史の0.1%にも満たないのです。

これまでの人類の歴史には局地的な文明崩壊は沢山ありました。火山の爆発や寒冷化など自然災害で崩壊した文明もありました。他民族に滅ぼされた文明もありました。
これらの天変地異的な原因や他の民族による攻撃が原因でない場合、その根本原因を一口であらわせば、「文明の膨張による崩壊」と言えるのではないでしょうか。人口や人工物が増え過ぎて人間が生きていく環境に負荷がかかり過ぎて、食糧不足などにより滅びたのです。北米大陸のアナザシ遺跡などにはその痕跡が残っています。それ以外にも過去に滅びた多くの文明が「文明の膨張による崩壊」と言えそうです。メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明などの大河文明、イースター島、南東ポリネシアのピトケアン島、ヘンダーソン島等の海で囲まれた島の文明、・・・枚挙に暇が御座いません。(・・ジャレド・ダイアモンド著『文明崩壊』参照。)膨張を始める以前は、ほぼ定常状態のように続いていた文明が、華々しく膨張を始めて栄華を謳歌し始めたと思いきや、いつの間にか崩壊がやってきたのです。
このような局地的崩壊を見ても一目瞭然であるように、膨張を続ければ必ず崩壊に至るのです。・・膨張を始めた瞬間に崩壊への道筋がはっきりと見て取れる・・と言えましょう。
農業が始まる以前は、再生可能な資源ばかり使っていた事でしょうし、再生可能なフローでしたから、消費する間に新たな資源が生まれ(太陽エネルギーによる再生)、環境の破壊はあっても局地的、一時的なもので、あまり広がる事は無かったでしょう。破壊の規模も小さく、生態系を循環しない化学物質や放射能による汚染もなかったので、環境の回復にも長い時間を要しなかったでしょう。地球環境も資源も人類にとって(半)永久的なものだったのです。1万年前の生活と人口規模ならば、定常状態として永続可能たったと言う事です。

現代の人類が地球環境にかける環境負荷は、人類が農業を始めたと言われている1万年ほど前と比べると、1万~10万倍と推測されます。【21世紀に文明が崩壊する根拠】で論じたとおりです。つまり、1万年前の人類が消費していた資源100年分を、現代社会ではたった1日前後で消費している事になります。現代文明に於ける資源の浪費は酷く恐ろしいペースです。環境が回復するペースよりも遥かに早いペースで資源の浪費と廃棄物の増加が続いています。
地域的な人類の膨張の歴史(・・大河文明、島の文明・・)を見ても、他の生物の膨張の歴史(・・バッタやアリ、ブランクトン・・・・)を見ても、局地的に一人勝ちして膨張を始めた種は、他の生物や環境を巻き込みながらその地域の永続可能な限界を超えて過剰な状態まで行き着いた後は、急激な崩壊が始まるのです。・・・普通に考えれば当然の帰結です。

生きている集団の安定状態とは定常状態の事でしょう。つまり膨張も縮小もない状態です。膨張状態というのは定常状態ではなく、不安定な状態です。膨張の規模がある程度以下で留まることが出来れば・・持続可能なフローの範囲内なら・・定常状態として永続出来る可能性もあるのに、目一杯膨張しようとしているので最後には崩壊するのです。人類は幾度となく局地的に経験してきた筈です。膨張は間違いなく破滅の原因の大きな一つなのです。勿論経済成長も膨張の代表例です。そして、人間が発展、開発と呼んでいるものも、多くは膨張の一形態なのです。膨張は崩壊の始まりと言えるのです。

グローバル化した人類社会は、局地的な危機が起こった場合、他の地域の援助で救う事が出来ます。しかし危機が地球全体に及んだときにはもう援助してくれる他の地域はありません。地球全体の崩壊と言う最悪のシナリオが待っているのです。【21世紀に文明が崩壊する根拠】に書いた通りです。20世紀に既に人間活動のフローが持続可能な限界を過ぎてしまったと考えられます。21世紀はもう膨張を続ける事は出来ません。膨張を続けようとすればするほど崩壊の時期を早めるだけです。多くの 成長志向者=膨張主義者 は、将来的に 地球の破壊者=崩壊の使者 と評価される事になりましょう。現代社会で『進歩』と考えられているものの多くの本質が、実は『膨張』であり、崩壊への行進と考える事が出来るのではないでしょうか?

ほどよいところで止まる賢さが必要です。もう既に、「ほどよい状態」を通り越し、フローの限界を過ぎてしまった現代は、先ずは持続可能なレベルまで縮小してから止まるという至難の業を迫られているのです。(・・実は「至難の業」と呼ぶほどに難しいことではないでしょう。・・)膨張を止めて、持続可能なレベルまで下げる事こそ、人間の理性の見せ所といえましょう。
過去の歴史の中には、江戸時代の日本のように無節操な膨張をくい止めた例もあります。膨張志向から降りることは決して無理なことではありません。それどころか、無理な膨張を続けることと比べれば、辛いことでもないでしょう。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2011/01/23 00:01】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

膨張の短い歴史
上々
「膨張の短い歴史」という言葉に、もうすでに最後まで見きってしまったかと思いました。

膨張せずに、現状維持でももはや持続不可能です。イースター島で最後の木を切り倒した人は何を思ったかという言葉が(どこかに)ありましたが、同様のことが世界中に起きるでしょう。

きたれ振袖火事
guyver1092
 人類が助かる可能性として、江戸時代の振袖火事に当たる何らかの出来事が起これば、あるいは人類が目を覚ますかもしれません。
 温暖化人類原因説もうまく回れば(二酸化炭素排出を削減するために石油の消費を現在の四分の一にしなければならないなどの合意がされれば)振袖火事の役をしたかもしれませんが、現実には、破滅に向かってかえって拍車がかかってしまいました。
 あと、考えられるのは、経済システムが暴走して、環境に致命的ダメージが来る前に資本主義が崩壊するとか・・・・
 確かに、反経済成長を主張する記事が新聞にも掲載されるようになっていますので、かつてよりは希望が持てますが、まだまだ主流は自滅主義(経済膨張主義)です。あまり期待せずに期待しています。(本気で期待するとがっかりというののがいやなので)

Re:膨張の短い歴史
雑草Z
    上々さん

>「膨張の短い歴史」という言葉に、もうすでに最後まで見きってしまったかと

そうですね。膨張の歴史はもう直ぐ短命で終わるでしょう。上々さんのおっしゃるように石油依存度の極端に高い現代は、石油ピークが過ぎて石油の産出量が減ると膨張ももう出来なくなるでしょう。つまり、膨張の歴史は今まさに幕を下ろそうとしていますね。

>膨張せずに、現状維持でももはや持続不可能

そうですね。人口も経済規模も資源消費量も現状より一桁くらい小さくないと、永続は出来ないでしょうね。

>同様のことが世界中に起きるでしょう。

そうですね。上々さんの預言でしょうか?


Re:きたれ振袖火事
雑草Z
    guyver1092さん

 相変わらずguyver1092 らしいユニークな発想、面白く読ませて戴きました。
>振袖火事
の事は知りませんでした。guyver1092さんがおっしゃりたい事は、人間が築きあげた持続不可能な膨張文明が焼けてしまって振り出しに戻って反省のもとに脱膨&浪費文明・・と言うような事をおっしゃりたかったのだと思いますが、何故に「振袖火事」なのでしょうか?・・・興味津々です。教えて下さい。

>現実には、破滅に向かってかえって拍車がかかってしまいました。

二酸化炭素削減政策は原発を復活させたという点だけでも結果的に環境破壊の愚策ですね。

>まだまだ主流は自滅主義(経済膨張主義)です。あまり期待せずに期待しています。(本気で期待するとがっかりというののがいやなので)

大変共感出来る内容です。全く同じように感じています。まあでも当方はここの記事で散々絶望的な見通しは書きましたので、(敢えて『絶望的』に書こうとしたのではなく、最も実現確率の高そうな事を書くとそういう内容になってしまうのですが・・)今年はオプティミスティックな事も書いて行こうと考えたわけです。それに膨張主義に危機感を積もらせている人も段々と確実に増えています。




振袖火事について
guyver1092
 なぜ振袖火事かということですが、この火事の後、幕府はあまりのはげ山の増加に日本の危機を感じ、森林資源の消費を抑える政策を行ったからです。この方針転換により、日本は文明崩壊を回避できたとのことです。(文明崩壊より)
 なお、イースター島では、人間の知性で危険を感じないスピードで森林の減少が進んだせいで文明崩壊に至ったのではないかとの推測がされています。(ひところ話題になったゆでガエルですね)

Re:振袖火事について
雑草Z
    guyver1092さん

>なぜ振袖火事かということ

について良く分かるご説明有難う御座います。確かにいい例ですね。つまり、危機をしっかり認識出来るようなショックな出来事が起こってしっかり対策すれば、「災い転じて福となす」と、出来るわけですね。その意味でもguyver1092さんが先にあげた例、
>経済システムが暴走して、環境に致命的ダメージが来る前に資本主義が崩壊する
は、理想的な例ですね。

ジャレド・ダイアモンドの『文明崩壊』は、guyver1092
さんも私も読んで共通の話題に出来る書物の筈ですが、(今回の記事にも書いています・・笑)私は忘れている部分も多いですね。通しては一回しか読んでいませんが、じっくり読んだ積りだったのですが・・(汗)
コメントに『文明崩壊』ネタを沢山書いて頂くと思い出すことにもなり、いいですね。どんどん文明崩壊ネタを書いて下さいね。

ちょっと見直してみたら、下巻p44に「明歴の大火」とありますが、これが「振袖火事」とも呼ばれている大火なのですね!?

>イースター島では、人間の知性で危険を感じないスピードで森林の減少が進んだせいで文明崩壊に至ったのではないかとの推測がされています

その意味では、環境破壊は急激に起こった方が人間も早く有効な対策を考えると言う事になりますね。・・現代は目に見えて環境破壊が進んでいると思うのですが、結構対策が遅れていますし有効でないものも多いですね。このままでは人間もゆでガエルになってしまいますね。

振袖火事とはげ山の増加
上々
江戸時代は理想的な循環社会と言う説が多いようですが、やはりはげ山が増加(=里山の荒廃)ということで、自分の考えに間違いはないと確信しました。
人糞まで循環したと言うのは人類史上そう無いことのようで、非常に優れていたのは事実でしょうが、それではまだ不十分です。
江戸時代の農産物の流れ(=土壌栄養分の流れ)は米の主産地から江戸への流れが大きく、そこから帰ったとしてもせいぜい江戸周辺の野菜を作った畑地程度ではないかと思います。
結局、米の主産地の周辺では山の栄養分まで収奪されたのではないかと思います。

また、大きいのは薪用の枝や間伐材です。これを煮炊きや暖房に使うと、その灰は肥料分として土壌に戻したとしてもそこは水田・畑地であり、山林には戻しません。その量もやはりロスがあるので全量は肥料分にはならないでしょう。

それでも世界の他の地域と比べればはるかにマシではあったはずですが。

明暦の大火
guyver1092
 振袖火事は、明暦の大火の別名です。なぜ別名のほうを使うかですが、特に意味はありません。しいて言えば、昔読んだ小説の中で、振袖がお寺の屋根にしばらく立った状態でいて、火元になったというシーンが印象的だったことによります。
 石井吉徳氏の本で見ましたが、江戸時代に明暦を境に人口の増加率が急激に減少していました。どこかの本には、人口の増加がほぼゼロになっていたとの記述も読んだことがあります。
 上々様。江戸時代に、江戸周辺は生態系が非常に豊かになったと槌田氏の本にありましたが、『文明崩壊』によると、北海道は森林に大きなダメージがあったとか。コメは、野菜ほどは肥料を必要としないそうなので、鮭を輸出するよりダメージが少なかったでしょうが、一部の地域が森林に限界寸前になっていたとの記述をどこかで読んだ記憶があります。

時期について書き忘れました
guyver1092
 一部の地域で森林が限界寸前という時期は、幕末ごろだそうです。明暦から幕末までは大きな破綻もなくほぼうまく動いていたのではないでしょうか。明暦までは森林の減少は相当なものであったのでしょう。


鼻勝
「崩壊」の後にくるであろうの「再生」とやらが、本格的な壊滅の後にはあるのでしょうかねぇ……。

何事も痛い目に遭ってみないと、いや、かつて遭っていたとしても、解らねぇし忘れちまうのが人間です。

まったく懲りない生き物ですわ。そうは思いたくもないですが。

コメントを閉じる▲
2010-06-01 00:01
『欲』には色々な種類があります。支配欲、所有欲、自己顕示欲、金銭欲、名誉欲、食欲、性欲、睡眠欲、生存欲・・・
その中で、殆どの動物が持っている『欲』は、生存欲でしょう。その生存欲と関連して、食欲、性欲、睡眠欲・・などが、動物の基本的な欲と言えましょう。動物に共通するそれらの基本的な欲に対して、人間特有の欲が、所有欲、支配欲、金欲、名誉欲などでしょう。・・・まあ、これらのうち、支配欲や所有欲などは、群れて生活する哺乳類、人間に近い猿類などにも有るものですから、厳密には人間特有とは言えないでしょが、兎も角、食欲、性欲、睡眠欲のような動物の基本的欲とは違った、支配欲、所有欲、金銭欲などを、一応人間特有の欲と考えることと致します。それは、普通、動物の基本的な欲が満たされた後に強くなる欲望でしょうから、人間的上乗せの欲・・と呼ぶ事にします。

さて、人間1人当たりの動物の基本的欲・・食欲、性欲、催眠欲などは、たかが知れています。限りがあります。時が来れば欲求し、それが満たされれば収まります。少なくとも物質的には人間の等身大なものでしょう。・・・それに対して、人間的上乗せの欲望は限界がありません。等身大を超えて際限なく膨らむものです。動物の基本的な欲だけでは、環境問題はこれほど深刻にならなかったでしょう。環境問題や社会問題がこれほど深刻になったのは、明らかに人間的上乗せの欲望を実現しようとする人間の行為があったからでしょう。

さて、どちらの欲望が人間にとって強いか・・・と問われれば、殆どの人は動物的基本欲と答えるでしょう。これは人間の生存にかかわる事ですから欲に対する実現願望も遥かに大きく、実現して満たされた感覚もこちらの欲望のほうが遥かに大きいでしょう。そう、議論の余地はなく、動物的な基本欲求は遥かに大きな欲望であり、人間にとって必要な欲望です。
 それに対して、人間的上乗せの欲望は、動物の基本的な欲が満たされた後で強く湧きあがってくる欲望であり、基本的には無くても生きていける欲なのです。あってもほんの少しでいいでしょう。ところが、そんな人間的上乗せの欲求が強くなって際限なく求める者が現れて、環境問題は悲惨な状況になってしまいました。人間的上乗せの欲望の場合、何か一つが実現しても、それで満足にならない場合が多く、次々に欲望が助長されていくのです。欲望は際限なく膨らんでゆくのです。

 これから持続可能な社会を目指すにあたり、この、人間的上乗せの欲望の実現には制限を加えて然るべきでしょう。少なくとも、現在のように「夢の実現」などと美化して理想化するのではなく、「誇るべき価値観ではない」、さらには「恥じるべき価値観」・・・・と社会通念を変えていかなければならないでしょう。
 人間的上乗せの欲望を極端に膨張させ過ぎた人間達が、地球の環境負荷を肥大させ、大きな環境問題を引き起こしてきたと言えましょう。こんな不必要な選択肢・・・贅沢の範疇で、人類は危機に立たされていると言えましょう。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2010/06/01 00:01】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

環境問題の解決へ
でなしNo.146
今回の記事を読ませていただいて、環境問題の解決には人類の欲(心)の問題を解決することも必要と思いました。

世界中の人が、環境に危機意識を持ち、足ることを知り、争うことをやめたとき、住みやすい世界になってくると思います。

増幅装置
guyver1092
 拡大再生産主義(資本主義)は、欲望の増幅装置とどこかで読んだ気がします。 当然ですが、これが増幅するのは、雑草Z氏のおっしゃる、上乗せの欲望のみです。

 考えてみると、貨幣経済というものは欲望を数値に変換する装置という気がします。貨幣経済で欲望を数値に変換し、資本主義で欲望を増幅すれば、無敵の破壊力を示すでしょうし、実際、地球の生物の住める環境を破壊しつくそうとしています。

 結論はいつもと同じく、経済の縮小しかないでしょうね。

足る事を知る
雑草Z
    でなしNo.146さん

 人間にとって、決して必要ではないあんまり重要でもない「人間的上乗せの欲」 によって、人類をはじめとする地上の生き物たちが追いつめられているという事実は、人類の愚かさを思い知るには十分ですね。こんなどうしようもない事で滅びたくはないものです。・・人間はもっと理性を働かす事が出来る筈です。

>環境に危機意識を持ち、足ることを知り、争うことをやめたとき

こうならないと、持続可能な社会には持って行けず、人間は滅びるしかないでしょうね。

>欲望の増幅装置
雑草Z
    guyver1092さん

>拡大再生産主義(資本主義)は、欲望の増幅装置

全くその通りですね・・・出来ればその本を思い出して教えて下さいませ。この増幅こそ、経済成長の本質で、人類破滅への仕掛けですね・・・こんな明らかな仕掛けに引っ掛かるようじゃ人間も愚の極みですね。

>貨幣経済というものは欲望を数値に変換する装置

>貨幣経済で欲望を数値に変換し、資本主義で欲望を増幅すれば、無敵の破壊力を示す

う~ん、上手い事をおっしゃいますね。全く以てその通りですね。guyver1092さんは独特の面白い例えで、社会を洞察されるのが巧妙ですね。本質を突いた独創的な言い回しですね。


無限に肥大化する欲望
kk0638
資本主義の下では、人間の欲望が無限に肥大化し続けるのが問題だと思います。仮に個人の欲望の肥大化が止まっても、カネの流れを滞らせないため、モノが大量に作られ、廃棄される。それが「誰のためか」「何のためか」ということが軽視されがちです。環境問題は「地球のため」「生態系のため」などの視点で語られることが多いですが、私は「人間のため」だと思います。人間が生存可能な環境を保つということです。環境が変われば、棲む生物も変わります。このまま環境破壊が進めば、生命力、適応力が優れた生物しか生き残れなくなる可能性もあります。そこに人類の姿はあるのでしょうか。資本主義の下では、欲望は物質的豊かさを求めて無限に肥大化し続けます。一方で、地球環境や資源は有限です。「人間のため」と考えれば、環境問題への対応は不経済なことではありません。しかし、対策のためのコストや利益を優先する点から、真剣に取り組まれてはいないように思います。経済成長を第一とする資本主義の下では、環境問題の解決は難しそうです。

Re:無限に肥大化する欲望
雑草Z
    kk0638さん

 二度目のコメント有難う御座います。

>資本主義の下では、人間の欲望が無限に肥大化し続けるのが問題


そうですね。自由主義経済と言う名の資本主義経済によって、富の限りない所有が認められて、それによって、人間の欲望が無限に肥大化していますね。
『動物の基本的欲』のように生きていく上で必要な欲ではないのですけどね。

>カネの流れを滞らせないため、モノが大量に作られ、廃棄される。

この、経済優先の発想を変えなければ人類は滅んでしまうでしょうね。

>環境問題は「地球のため」「生態系のため」などの視点で語られることが多いですが、私は「人間のため」だと思います。人間が生存可能な環境を保つということです。

そうですね。そして、その為には豊かな生態系を保たなければなりませんね。

>「人間のため」と考えれば、環境問題への対応は不経済なことではありません。

それも一理ありますね。

>経済成長を第一とする資本主義の下では、環境問題の解決は難しそうです。

そうですね。21世紀にもなって経済成長策を本気で論じている現在は、洗脳されて、ドーピングで薬漬けの社会になってしまったと感じるところです。・・この流れを早く止めなければなりませんね。
 

マズローの欲求5段階説を思い出しました。
でなしNo.146
動物が基本的に持っている、食欲、○欲、睡眠欲は満たせば不満は取り除かれます。
そして、一つの個体あたりで限界があります。
食欲はいきなり10倍ものご飯が食べたいとは思いませんし、睡眠欲だって24時間全部寝てる個体はありません。
○欲は若干、微妙なところもありますが、やはり肉体的な限界はありますよね(笑)

しかし、マズローが最後にもってきた自己実現欲求は満たしても次から次へと肥大していきます。

しかも、現代の場合、目標を設定し達成しても、その達成した目標が、自分が本当にやりたかったことではないというケースが多く見受けられるような気がします。

例えば、100万円自由になるお金がほしいと思った人がいて、実際に100万円手に入ると、次は100万円以上を狙いたくなります。
しかし、本当に100万円手に入れたから、自分が考えていたように幸せになっているかというとそうでもない。だから次はもっと大きなお金を手に入れれば幸せになれるだろう…といった感じですかね。


また本来、自己実現欲求は他者から認められたいという気持ちを突き抜けた欲求であり、自分の信じる道を行くという欲求だと思うのですが、経済成長賛成派のほとんどが承認欲求と自己実現欲求の間(どちらかというと、前者の中でも、支配欲、所有欲などが強めですかね…)で、とりあえず金儲けに走っている、という感じがしています。
(金持ちになれば人生のスゴロクが上がりというわけではないんですが…)

経済成長を止めるには、私達が刷り込まれてきたお金をいっぱいもっている=スゴイという意識をさらに薄くしていく必要がありますし、動物的な三大欲求が満たされていれば十分幸せだということを理解しておく必要もありますよね。

余談ですが、100万円より、仲良しな彼女がいる方が何倍も素敵だと思います。

単純に考えても、○欲を満たすために風○に通ったら100万なんてすぐなくなりそうです。
そうなれば、財布も心もさみしいですね^^


農業生産者は悲しい
団塊おやじの遺言
農家を廻って話を聞くと 皆、右向け右なんてすね・・
野菜や果樹は相変わらずに農薬や殺虫剤の使用です
虫の時期ですからね 樹は弱り 土は疲弊・・

焼き肉も脂身の刺しが入っているのが旨いと言う我々
濃厚飼料を船便で海外から輸入し全国の畜産農家が家畜に
与えている 乳が多く出る 太りが早い 誰もが早く金に
したい その餌は本当に安全なのか疑問が???

日数が掛かり腐敗したり ロスを無くする為に使用される
薬剤はかなりの種類になる筈です 本来、草で生きてきたものに
栄養価の高い薬剤入りの飼料が永年に亘り与え続けられている

様々な病気はどこの畜産農家でも この飼料を与えてから発生
それらを薬で抑えてきた 人間の思い上がりでは・・と思う

今、とんでもない しっぺ返しを食らったのは人間たち・・

一部の畜産農家が無農薬の飼料つくりに取り組んで来ている
利益は少ないが 自然の飼い方をすれば 永い事 利益を
生み出してくれる 誰がこのシステムを決めたのか・・
食料は自給自足こそが 必要と思います

Re:農業生産者は悲しい
雑草Z
    団塊おやじの遺言さん

>農家を廻って話を聞くと 皆、右向け右

各農家が、共同でしなければならない事もありますが、大半の農家が国や農協の指導のままにやってきて、現在の酷い状況になってしまった面は大きいですね。
 農薬や化学肥料、農業機械への投資が大き過ぎて赤字になる場合も多々ありますね。

>ロスを無くする為に使用される 薬剤はかなりの種類になる筈

これはかなり酷いようですね。輸入農作物の薬剤添加の現場を見たら、食べる気がなくなるでしょうね。あんなことして大丈夫なのか?・・と言うのが沢山ありますね。

>本来、草で生きてきたものに 栄養価の高い薬剤入りの飼料が永年に亘り与え続けられている

人間の糖尿病のような、過栄養による病気が家畜にも沢山出てきているのではないでしょうか?・・危険な状況でしょうね。

>今、とんでもない しっぺ返しを食らったのは人間たち・・

おっしゃる通りです。これからもっと大変な事がどんどん発生するでしょうね。

>食料は自給自足こそが 必要と思います

地産池消、脱化学農業による自給自足的農業に戻る方向に舵を取るべきですね。

団塊おやじの遺言様のおっしゃられるように

>利益は少ないが 自然の飼い方をすれば 永い事 利益を
生み出してくれる

が現在進むべき方向だと思います。

自己実現欲求という縛り
雑草Z
    でなしNo.146 さん

>マズローの欲求5段階説

と言うのは知りませんでしたが、ここで私の定義した
>動物の基本的欲
が、最低位の「生理的欲求」など、
>人間的上乗せの欲
が最上位の「自己実現の欲求」など
に相当し、その間をさらに細かく欲求を分類した形ですね。

本文にも書きましたが、この最上位の「自己実現の欲求」
が、現代社会では美化されて、「人間として生まれたからには目標とすべきもの」みたいな固定概念が形作られました。
そして実施には必要のないこの目標の為に地球の生態環境が破壊されて、人類が存亡の危機に立たされているのだと思います。

>マズローが最後にもってきた自己実現欲求は満たしても次から次へと肥大していきます。

と言う部分ですね。そして、でなしNo.146がおっしゃる

>現代の場合、目標を設定し達成しても、その達成した目標が、自分が本当にやりたかったことではないというケースが多く見受けられる

 が問題ですね。大して満足出来ない自己実現要求によって、社会環境が破壊されていくと言うどうしようもない事が起きています。

>経済成長賛成派のほとんどが承認欲求と自己実現欲求の間(どちらかというと、前者の中でも、支配欲、所有欲などが強めですかね…)で、とりあえず金儲けに走っている、という感じがしています。

そんな事で金儲けしようとして、失敗すれば落ち込み、成功すれば一時の満足の後、直ぐにさらに儲けようと・・・結局ギャンブルみたいな感覚ですね。

>経済成長を止めるには、私達が刷り込まれてきたお金をいっぱいもっている=スゴイという意識をさらに薄くしていく必要があります

昔から、金儲けに走る事は卑しい・・と言う社会風潮、文化もあった筈ですが、最近のマスコミは、セレブだとか、勝ち組だとか、そんなお金だけで人間の価値を判断するような風潮を助長させている傾向があります。 「本音」とかそういう事ではないのですが、マスコミが軽薄なのでしょうね。


>動物的な三大欲求が満たされていれば十分幸せ

これが基本ですね。

 

コメントを閉じる▲
2010-05-05 00:02
昔は貧しかった・・・とよく言われます。人類は常に進歩を続けていて、貧困解消の為に努力して、次第に豊かになってきた・・・だから、大雑把に言えば、昔は今よりも貧しかった・・と。
でも、本当にそうでしょうか?・・・「今になって思えば、物質的には現在よりも昔は貧しかったと思える」・・・と言うだけで、20年前でも、50年前でも、100年前でも、200年前でも、自分が貧しい・・・と感じていた人の割合は、現在よりも多かった・・とは言い切れないでしょう。貧しいと感じる人は、今も昔も、自分の見える範囲に自分よりも富んだ人が(何人か)いて、相対的に自分が貧しい・・・と感じる場合が多いでしょう。【相対貧困】で論じた通りです。だから、経済格差の開いた現在のほうが、「貧しい」と感じている人の割合は遥かに多いのではないでしょうか?
 自家用車、テレビ、携帯電話、パソコン・・・それぞれ、「ある時点」以前は無かったものです。その便利さに慣れてしまった現代人は、それらのなかった時代を「不便だった」・・・と感じ、それを本来意味の違う「貧しい」と言う言葉に置き換えて混同しているのではないでしょうか。つまり「文明の利器」にドーピングされて中毒になってしまった人々の多くが、「昔は貧しかった・・」と言っているに過ぎないのではないでしょうか?
 40年前だろうが、200年前だろうが、さらにもっと以前の時代の事だろうが、現代ほど便利な物が溢れていなかった「昔」の人が、現代の文明の利器が無いからと、嘆く筈が御座いません。使った事も見た事も、存在すら知らないものが無いからと、不便さを感じる人は滅多にいないでしょう。そんな不用な「物」が無くても、昔の人はそれなりに楽しく過ごしていた筈です。

「昔は貧しかった」と言う表現は、政府のプロパガンダかも知れませんし、経済成長主義の権化のような広告代理店かなんかが、物を沢山売りつける為に使った戦略的言葉かも知れません。

 貧困は相対的な感覚がかなりあります。過分に搾取でもされていない限り、昔の人々が貧しかった・・と言う発想は、様々な物質にドーピングされた現代人の驕りであり、ドーピングによって物質に支配されてしまった状態の現代人ほうがより悲惨な現実があるわけで、それこそ「貧しい状態」と言えるのではないでしょうか。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2010/05/05 00:02】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

何年前を基準にするか
guyver1092
 お金の出納だけをとって考えてみれば、バブル真っ最中と現在を比べると、かなりの人が昔のほうが豊かだったでしょう。バブル崩壊後は、政府が大企業に利益を付け替える政策をとっているのでかなりの人々が貧しくなっています。さらに高度経済成長のころと比べると文明の利器という点では劣るでしょうが金銭的な展望という点では段違いに高度経済成長時代のほうが上でしょう。

 生活の快適さを考えてみると、バブルのころより、文明の利器の数は増えているでしょうが、快適さは変化なしなのではないでしょうか。劇的に生活を変えるような新製品は出ていなかったと記憶しています。高度経済成長の時代は、家電製品が生活を激変させていますね。

 現在の多数はバブル心より搾取されていると考えますので「昔は貧しかった」は過去の高度経済成長やバブルのころ(の労働分配率)を思い出させないためのプロパガンダなのかもしれませんね。

貧しさかスローライフか?
雑草Z
    guyver1092さん

>お金の出納だけをとって考えてみれば、

 guyver1092 さんのおっしゃる通り、バブル真っ最中や高度経済成長期のほうが豊かだったと言えるでしょうね。
 それでも、「豊かさ」は相対的に感じる部分も多く、バブルなり高度経済成長の恩恵を受けたくてもあまり受けられなかった人は、貧しかった と感じたでしょうね。それにやはり「貧しい、豊か」の感覚は、心の問題も多い事は、guyver1092 さんも思うところでしょう。

>バブル崩壊後は、政府が大企業に利益を付け替える政策をとっている

>現在の多数はバブル心より搾取されていると考えますので

そうですね。資本主義社会の断末魔でしょうね。現代資本主義は本当にとんでもないですね。


>劇的に生活を変えるような新製品は出ていなかったと記憶しています。高度経済成長の時代は、家電製品が生活を激変させていますね。


そうですね。家電製品が人々の暮らしを楽にした・・とも言えますが、「慣れ」の問題も多分にあるでしょうね。炊飯器や洗濯機が無ければ、家庭の仕事が多い・・とも言えますが、みんな持ってなければ、その分の労働時間なども配慮された社会であり、それこそ現在流行りの「スローライフ」かも知れませんね。

豊かさと貧しさ
kk0638
はじめまして。このブログは以前から拝見しておりますが、はじめて書き込ませていただきます。
「昔は貧しかった」とは、言い換えれば「現在は豊かである」ということになります。「現代は物質的には豊かになったが、精神的には貧しくなった」とはよく言われることですが、豊かな事はいい事でしょうか。
経済規模を拡大し、利便性の向上を追求するために、人類は何をしてきたでしょうか。地下資源を掘り返し、森林を伐採し、海や大気を汚し続けてきたのではないでしょうか。その結果、地球環境に深刻な危機が迫り、人類の生存が危ぶまれる可能性さえあります。
現代の石油化学文明は、自分で自分の首を絞めているように思えてなりません。
それとは逆に、貧しい事は悪い事でしょうか。確かに、経済的な規模は小さく、文明の利器の恩恵に預かる事ができなくなれば、それは不便だし、GNP等の指標からすれば「貧困」の烙印を免れないかもしれません。
しかし、経済規模が小さくても、自給自足等で豊かな生活を送る事は可能で、それはGNP等の経済指標から、「貧困」の烙印を押されても、決して不幸であるとは限らないという事です。
「貧しかった」昔は、文明の利器がなく不便な事もあったかもしれませんが、その分、家族や隣人間で助け合って、絆を育んできたはずです。
また、環境への負荷も現代に比べれば各段に小さく、地球環境と調和しながら人類が存続していくヒントが、「貧しかった」時代にあると思えてなりません。
「昔は貧しかった」とは、言い換えれば「現在は豊かである」ということになり、「豊かであり続けたければ、貧しかった昔に戻りたくなければ、現在の社会システムを維持せよ」という脅迫じみたプロパガンダにも思えるのは、私の考えすぎでしょうか。
人類が存続していくためには、人類が自ら進んで「貧しく」ならなければならない、と私は思うのです。


自称 詩人
雑草Zさんのブログ、1年ほど前から読ませていただいておりました。地球環境への警鐘、先進国(軍事大国)の経済グローバル化への疑問、、、ブログの姿勢に..拍手.賛同しておりました。貧しい=ゆとりがない現実は、そこここに見られます「老親を1週間あずかれない現実」「新築の家に居るのは、眠るとき位」職場でも、車に乗っても、一本道を後ろから追われ、降りることのできない人生ゲーム。人生80年なんて威張れる国じゃありません。地球は人間のものじゃありません。文明社会の人間の方向性に、疑問.反対してる人は、ここにも おります!雑草Zさんの、具体的行動 おおいに注目しております。

人類が自ら進んで「物資的に貧しく!」
雑草Z
    kk0638さん

 はじめまして、初のコメント書き込み有難う御座います。
コメント内容が、私と殆ど同じお考えで、嬉しく思います。

勿論コメントで論じている「豊かさ」、「貧しさ」とは「物質的豊かさ(物資が沢山手に入る事)」、「物質的貧しさ(物資が不足している事)」と言う意味に於いてですね。


>経済規模を拡大し、利便性の向上を追求するために、人類は何をしてきたでしょうか。地下資源を掘り返し、森林を伐採し、海や大気を汚し続けてきたのではないでしょうか。その結果、地球環境に深刻な危機が迫り、人類の生存が危ぶまれる可能性さえあります。

この辺りの認識も殆ど一緒ですね。結局のところ、かけがえのない地球環境を代償にして、一時的な物質的豊かさを手に入れただけで、その手に入れた物よりも代償のほうが遥かに大きかったでしょう。・・そのしっぺ返しが、着実にやってきています。許せないのは、このしっぺ返しは、地球の破壊行為を率先して行ってきた輩だけでなく、全員にやってくる、特に貧しい人々に先にやってくる可能性が高い事でしょう。

>現代の石油化学文明は、自分で自分の首を絞めているように思えてなりません。

 全くその通りで、石油にどっぷりとドーピングされている現代社会は、石油が枯渇する頃には、悲惨な状態になっていることでしょう。・・この事は近々記事にしようと思っていました。


>経済規模が小さくても、自給自足等で豊かな生活を送る事は可能

これも全くその通りですね。社会が目指す方向であると確信しています。


>地球環境と調和しながら人類が存続していくヒントが、「貧しかった」時代にある

これは確実にありますね。そのような物資的貧しさは、本来、貧しい事でもなく、持続可能な社会の為の当然のスタンスでしょうね。

>「豊かであり続けたければ、貧しかった昔に戻りたくなければ、現在の社会システムを維持せよ」という脅迫じみたプロパガンダにも思えるのは、私の考えすぎでしょうか。

いえ、考え過ぎではないと思います。そしてそのプロパガンダは、搾取階級が、もっと搾取して儲けようとして行っているのでしょう。


>人類が存続していくためには、人類が自ら進んで「貧しく」ならなければならない

そう、これも必須条件でしょうね。経済を縮小して、自然の摂理に則した社会構造を目指す事がこのブログの大きな目的です。そのような、同じ考えの方からのコメント頂き、非常にうれしく思います。
ここのコメントの常連さんはみんな大筋で同じ考えです。

 *******      *****    ***  *


  HNの KK0638 とはどのような由来があるのでしょうか?
これからアップする何回かの記事も KK0638 さんの今回のコメントに関連する内容も含まれています。 ・・またのコメント期待しております。  


>文明社会の人間の方向性
雑草Z
    自称 詩人さん

 初めまして、そして初のコメント有難う御座います。

>職場でも、車に乗っても、一本道を後ろから追われ、降りることのできない人生ゲーム。

 何だか個性的な上手い比喩ですね。・・そう、かなり昔であれば、仕事を辞めても、狩猟採取や自給自足で簡単に生活出来る豊かな自然環境(・・「豊か」と言う言葉は本来こういう事に使うべきですね・・)がありました。それが現在は、かなりな現金収入が無ければ、首が回らない社会になってしまいました。物質的に豊かになったと言いながら、一部の特権階級を除いて、余裕がある社会とは言えませんね。


>文明社会の人間の方向性に、疑問.反対してる人は、ここにもおります!

 それは嬉しい事です。本日は、同じような考えの方が2人も初のコメント下さいました。
 現代文明社会の過ちは、科学妄信と経済成長と言う馬鹿げた破局への主義でしょう。早く軌道修正しないと人類は滅びるでしょうね。


>雑草Zさんの、具体的行動 おおいに注目しております。

おお、プレッシャーですね。・・実はこれまでいくつか環境の団体に所属しましたが(・・一応まだ名前は所属している団体もあります。)今一つ入り込めない感じでした。今年また一つのきっかけがあったのですが・・どういう方向へ進むか定かでありません。

 *******      *****    ***  +

 自称 詩人 さんは、どのような詩をお描きになるのでしょうか?
 またのコメントお待ちしております。
 
 

昔の豊かさ、今の豊かさ
上々
豊かか貧しいかと考えると、何がどうやらいろいろ難しいことがありそうです。

夏のさなかに氷を食べるということを考えました。今では誰でもそれほど高いものを食べるという感覚は無く普通に食べれるものですが、江戸時代以前では冬に降った雪を山の洞窟などに貯めておいて少しずつ夏に使うということがあったようです。
もちろん大変贅沢なものでした。

ここに今の贅沢と昔の贅沢の本質的な差があるのではと思います。
雪を山奥に貯蔵し、それを掘り出しておそらく馬を走らせて運び溶けずに残ったわずかなものだけを食べる。そこにはそれに携わった数多くの人々の費やした時間がかかっていたわけです。
今の氷にはそのような他の人の費やした時間という贅沢はほとんどありません。
その代わりに石油を代表とするエネルギーを費やして製造した冷蔵庫を使い、電気を使って運転し、作った氷を食べているわけです。すなわち現在では非常に安価と見られている化石エネルギーを費やして作られているわけです。

昔の豊かさは他人の時間を使うという豊かさ、今の豊かさは本来使ってはいけない化石エネルギーを使うという豊かさと言えるのではないでしょうか。

この今の豊かさというものを勘違いしている人から見れば、エネルギーを使っていなかった昔というのは非常に貧しく見えるのでしょう。

人の時間、再生不能エネルギー
雑草Z
    上々さん

 なかなかユニークな鋭い視点ですね。言われてみれば、そうだな・・とも思いましたが、これは今回私が考慮しなかった観点でした。記事の内容とはちょっと外れますが、この観点について考察してみたいと思います。

 先ず、昔の人の労力について考えます。氷を運んだ人々がそれが仕事だとしたら、(氷などを支配者に運ぶ事の是非は別として・・)労力を売って代価を得ている訳です。再生不可能な資源ではなく、人力などのエネルギーで仕事をしているのですから、光合成で合成した炭水化物のエネルギーとそれを使った発動機関である人力を最高のエネルギーと考えている私としては、望ましい労働の方向かも知れません。(・・氷を夏まで保存して、遠くまで運ぶのは割に合わない愚行だとは思いますが・・)
【人力のススメ】に描きました。
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-51.html

さて、現代の仕事も、サービス業をはじめとして、人々の労力、時間を使っています。どうでもいいような無駄な事、さらには環境破壊行為に労力と時間を費やして、「仕事」にしていると言う意味では、江戸時代の真夏に氷を江戸の町中まで運ぶ仕事よりも遥かに愚かな酷い仕事で溢れていると思います。
 その上で、更に(再生不可能な)エネルギーをどんどん消費・・「浪費」と呼ぶべきレベルで・・しているのですから、今の物質的豊かさを支えている代償は、得ているものよりも遥かに大きいと言えましょう。
 この「物質的豊かさ」の恩恵に預かる人々と「代償を払う人」が同じで無いところが大きな問題でしょう。環境問題の本質の一部かも知れません。

この意味で、上々さんのおっしゃられる

>今の豊かさというものを勘違いしている人

で溢れているのが現代社会でしょう。


心の問題
guyver1092
 心の問題を言えば、経済成長主義では完全に考慮の対象外になっていますね。すなわち、飢えて強欲なほどより経済成長のために努力するでしょうから、他人の事情を考慮している余裕など入り込む余地はないということですね。

 その結果、自分のよって立つ環境まで食いつくすという事態になってしまっているわけですね。

Re:心の問題
雑草Z
    guyver1092さん

 経済成長と言う言葉が頻繁に使われるようになったのは、20世紀後半かと思いますが、経済成長と言う言葉と、使い捨てがプロパガンダされた事は明らかに相関がありますね。20世紀後半は、物質豊かさの追求が極端過ぎます。「洗脳」のレベルかと思います。

>自分のよって立つ環境まで食いつくすという事態になってしまっている

物資的豊かさの追求で自滅するのは本当に愚かですね。この辺りの価値観は転換しなければなりませんね。

コメントを閉じる▲
2010-04-21 00:03
 みんなが住む家もなく、食べ物すら十分に食べられずに飢えているのであれば、みんなが貧しい・・・と考えられるかも知れませんが、そのような極限状態でもない限り「貧困」の感覚はかなり相対的なものではないでしょうか?

貧困率にも色々定義があるようです。

絶対貧困率は所得が貧困と認められる一定値以下の人口の割合です。
世界銀行の定義では
1日の所得が1米ドル以下に満たない国民の割合   とあります。
貨幣経済が定着してかなり経った、いわゆる先進国の国民から見れば、一日一ドル以下の生活はかなり貧困と映るでしょう。しかし、もしも彼らが農業なり狩猟採取なりで、あまり働かなくても楽に自給的生活が出来たなら、一日一ドル以下の生活でも、必ずしも貧しい生活とは言えないでしょう。
現在の世界を見渡して、貧しいと言われている国は経済圏に取り込まれてから間もない国、貨幣経済を導入してからほどない社会が多いようです。または、いまだに経済圏に取り込まれていないで残った数少ない特殊な地域です。
お金を持っていないから貧しい・・・という発想は、貨幣経済にどっぷりつかってしまった社会の洗脳でしょう。かつて【一日1ドル以下の生活】で言及しています。
悲しい事に、現実的には、途上国と呼ばれる国でさえこれだけ貨幣経済が発達してしまった現在、確かに1日1ドル以下の生活はかなり苦しい・・と考えらます。


一方相対貧困率とはその国の国民の中で相対的に貧困とみなされる層の割合で
OECDレポートの定義によると、(簡略化して書きます。)
所得の中央値[=メジアン・・国民を所得順に並べた時の丁度真ん中の人の収入]の半分に満たない国民の割合 です。
この定義では、国によって貧困のレベルはかなり違うでしょう。この相対貧困率の高さが、格差社会の一つの目安にもなります。殆どの国や地域で格差が拡大していると言われている現在、多くの国で相対貧困率も上がっている事でしょう。(・・相対貧困率が定義される以前の昔のデータはなかなか見つかりませんでした・・・。)


 物質的には、多くの家庭で昔よりも現在のほうが色々沢山持っているでしょう。(・・それを「豊か」とは表現したくありませんが・・)昔は無かった物が簡単に手に入る時代になりました。しかし、だから現在が幸福か・・・と言われればそうとも言えないでしょう。昔と変わらず貧しい思いをしている人が沢山います。それは主に相対的な貧困による部分も大きいでしょう。・・・一般の家庭に普通にあるものを持っていない、貯金が無い・・・心理的な貧しさであるばかりではなく、持っている事が普通になってしまうと、それが無いと不利になってしまう物事もどんどん出て来ます。・・携帯電話、パソコン、自家用車、・・・・それが無いと仕事にも勉学にも相対的に不利になってしまう場合が多い社会になってきました。
 つまり、人々がそれらの物資に依存するようになり、生活必需品になり、それらの物資に次第にドーピングされていくのです。
新しい物資を安くしていって皆に行き渡らせて普及すれば普及するほど、どんどんその物資が生活必需品になっていき、ますますそれらの物資に翻弄されていくのです。そう言う意味では、社会は物資によって貧しくなっていく・・・とも言えるでしょう。

 経済が成長していくからこそ、みんなが豊かになっていく・・・と云うさももっともらしい理屈に洗脳されてドーピング社会は進んでいきます。そしてますます人間はドーピング漬けで身動きが取れなくなって後戻り出来ないような錯覚に捉われていきます。・・・そればかりではありません。資源が枯渇に向かい、捨て場が無くなって、宇宙に捨てられないエントロピーがどんどん溜まっていき、環境悪化を招き、人類の存亡の危機に近づいていくのです。
 極限の状態を除いて、貧困は相対的なものですから、現在世界中で目標とされている物質的物の豊富さや経済発展で貧困が解消出来ると考えるのは、詭弁でしょう。洗脳と言うべきでしょう。経済成長や物資の生産増加では相対貧困率の解消にはなりません。
 あくせく働いても貧困から抜け出せない人が溢れている社会は、到底まともないい社会とは言えないでしょう。・・搾取社会です。
みんなで一気に「せーのっ」で経済成長路線から降りたほうがよっぽど、ゆったり暮せ、相対的な貧困感も無くなるのではないでしょうか・・・・現在は相対貧困が増えて、格差社会がどんどん広がっている嫌な傾向が世界中に蔓延しています。おそらくその傾向は続かず、大きな転換期を迎えていると言えましょう。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2010/04/21 00:03】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

貧困と富の配分
上々
若いころから色々と考えていた問題でした。

当時は高度成長が達成された頃で、幻の中産階級が形成されていたと思われます。
一方、中国やアジア各国はまだ貧困(一応そうしておきます)の中にありました。

色々な思想にも触れ、中国春秋時代の管仲の「衣食足りて礼節を知る」という言葉も見直しました。

当時思っていたのは、周りも皆貧しければ、貧しいということにも思い至らないが、目に見える範囲に富んだ人がいれば自分が貧しいと思ってしまう。ということで、そのような富の偏在が起これば犯罪や革命など、社会不安が増大するのは当然でしょう。
中国など、よく持っているものと感心します。極めて不安定で、強権政治をせざるを得ないのも当然です。

現在は、情報交換が発達してしまい、世界でどこに富が偏在しているかも皆分かってしまった。そのために世界中の不安が増大しているのであって、テロの原因もそこにあります。

富の偏在を是正するうえでは、累進課税は不可欠であるにも関わらず、以前の政府は「経営意欲を削ぐから」と言って高額所得者の税率を下げました。
そんな連中が(私は入りません)税金が多いからと言って儲けるのは止めようなどと考えるわけはないので、その理屈は全く成立していないのですが、これが自民党を支えている連中のための政治だと再確認しました。
その自民党に投票し続けていた貧しい人々は何を貰ったのでしょう。

まあ「食べるだけで満足」しなければいけない時代がやがて訪れるでしょう。兵器を買う金も無くなればテロも無くなるかもしれないし。

経済的な飢え
guyver1092
 以前、ワーキングプアの記事で、つつましくとも家族が生活できればよいから派遣労働者で満足していたところ、派遣切りにあって・・・というのを読んだのですが、こういう人が(経済的に飢えていない人々との意味です)ある一定以上いれば経済成長路線から降りることも可能でしょう。
 でもこういう人が物を考えずに、感覚だけでこういう結論に達したいるのであれば、隙がまだまだあります。考えた結果、経済的飢えから解脱していれば言うことなしですが。

Re:貧困と富の配分
雑草Z
    上々さん


>高度成長が達成された頃で、幻の中産階級が形成されていた

 鋭い御指摘ですね。アメリカでも日本も、物質的にほどほどに豊かな「中産階級」が形成されて、国民の大部分が中流家庭・・・という時代がありました。(アメリカのほうが先に形成されて、先に消滅しました。日本のほうが中流家庭の割合が多く、「国民総中流」と言われました。)
 でもそれは過渡期の現象で、その後に格差社会がやってきました。


>周りも皆貧しければ、貧しいということにも思い至らないが、目に見える範囲に富んだ人がいれば自分が貧しいと思ってしまう

そうですね。それこそ相対貧困の本質ですね。現代「先進国」の大部分の人は、有り余る物を必要以上に持っています。・・それでも貧しいと感じている人が多い現実は、貧困の感覚が相対的な者に負うところが多いからでしょう。

>現在は、情報交換が発達してしまい、世界でどこに富が偏在しているかも皆分かってしまった。

そうですね。この情報を大衆が知った事はいい事でしょう。そして、だからなおさら格差是正は必須ですね。

>富の偏在を是正するうえでは、累進課税は不可欠である

全くその通りで、ある程度の金持ちからは、90%以上税にしてもいいと思います。

>「経営意欲を削ぐから」と言って高額所得者の税率を下げました。

これは本当に酷い論理ですね。そう言う強欲な人々は、経営意欲が無くなってくれた方が、社会の為ですし、資源の浪費もないだろうし、環境問題も深刻にならないでしょう。
 「滴下理論」なんて、金持ちをさらに特権階級化する格差を広げる身勝手な論理です。

>「食べるだけで満足」しなければいけない時代がやがて訪れるでしょう。

現在の流れでは、それは免れないでしょうね。それでも生きられればいい方かも知れません。本文の最後に書いたようにもっと別の潮流が必要ですし、やってくるでしょう。

 この手の問題を若い頃から色々考えてこられた上々さんは、理想主義者でいらっしゃったのでしょうね。

Re:経済的な飢え
雑草Z
    guyver1092さん

>こういう人が(経済的に飢えていない人々との意味です)ある一定以上いれば経済成長路線から降りることも可能

そうかも知れませんが、そういう人々が強欲な人々に利用されて疲弊させられる・・・というのも現実でしょうね。
上々さんのおっしゃるように
>「衣食足りて礼節を知る」
という事もある程度までは真実ですね。
 兎も角、
 物質的に他の人よりも遥かに多くの財産を独り占めしたいと言う強欲な者が権力を握った社会=資本主義社会 では、システム的にも大きな格差は埋められないでしょうね。


おっしゃるような「経済的飢えの感覚」をいかに克服するかというのは大きな問題ですね。洗脳の部分も沢山あるでしょう。

>経済的飢えから解脱していれば言うことなし

そうですね。そしてそれはかなり難しいでしょうね。
社会的に富の偏在を許さない風潮も大切でしょう。 

富の分配
上々
今、中国で起こっていることがこれまで日本も含め「先進国」でやってきたことを濃縮したようなことなんで、それをどうするかで将来も見えそうですが、まあ明るくはならないですね。

象徴的なのは、全体を底上げするには金持ちをさらに儲けさせるという論理で、アメリカはオープンですが、日本ではオブラートにくるんだ(死語の世界ですか)状態で推移していますが、中国ではさらに露骨なやり方で進行しています。

日本ではかなり社会主義的な政策で農村部に金を還元し、おこぼれにあずからせたと考えられます。まあ、農地整備や道路整備などに使っただけで、農業生産を直接支援したわけではないでしょうし、かえって農村環境の悪化に使っただけかもしれませんが。

遅れてきた中国の壮大な行動がどうなるか、もはや日本のような緩やかな移動はできないでしょうね。

日本も今後はこれまでのようなことはできないだろうし、やっても効果はないとすると何か手を打たなければならないでしょうが、政治には全く期待できません。




y.suzuki
 ご無沙汰していました。

>お金を持っていないから貧しい・・・という発想は、貨幣経済にどっぷりつかってしまった社会の洗脳でしょう。>

 おっしゃるとおりです。かつての「緑の革命」は結局、その地域の自給体制を崩壊させただけというのが実態です。

 貧困率とは、その地域の人々の市場化意欲をあおる指標に過ぎないと思います。これも、先進国へ搾取される構造に過ぎないという支配者側のだましなのですが、豊かになりたいと思った以上見えなくなってしまいます。

 日本(日本人)に求められるのは、経済的な援助ではなく、彼らに対して再び自給体制にもどるべきと提示することかと思います。

富の偏在
雑草Z
    上々さん

>今、中国で起こっていることがこれまで日本も含め「先進国」でやってきたことを濃縮したようなこと

なるほど、それは言い得てますね。いま中国で起こっている事は、酷い不公平、不正と感じますが、過去にはイギリスでもアメリカでも日本でも似たような事があったわけですね。場合によっては中国よりも酷かったようです。
 同様に、現在の中国の環境破壊はかなり酷いものですが、やはり、イギリス、アメリカ・・・でも同じように酷い環境破壊がありました。
 世界中の開発と発展の歴史は、環境や、労働者をはじめとする多くの人間の犠牲の上に築かれてきたものですが、その暗部はあまり脚光を浴びずに闇に葬られようとしています。・・しかし、これからどんどんその闇の部分がしっかり着目されるようになるのではないでしょうか?


>全体を底上げするには金持ちをさらに儲けさせるという論理

この、滴下理論[trickle-down theory]は、ほんとうに最低な理論ですね。政府や金持ちの御用学者が作ったのでしょう。以前記事に致しました。
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-243.html



>農地整備や道路整備などに使っただけで、農業生産を直接支援したわけではないでしょうし、かえって農村環境の悪化に使っただけかもしれません

ほんとうにそれも酷いものですね。農業も土建業者と自民党の癒着に喰い物にされてきましたね。農民も、それに文句を言うよりも従った方が得・・・と考えて、日本の農業はおかしな方向に向かって行きましたね。

>政治には全く期待できません。

最近の自民党の動きを見ていると、もうすぐ自民党は崩壊かも知れませんね。自民党と民主党の2大政党ではなくて、民主党に対抗するのは別の新たな政党でしょう。以前にも言及しましたが、緑の政党系など既存の政党とは違った政党が伸びてくる可能性もあるでしょう。既存の経済対策を主に考える政党には期待は出来ませんね。 

貧困率導入の目的
雑草Z
    y.suzukiさん

 御久し振りのコメント有難う御座います。

>「緑の革命」は結局、その地域の自給体制を崩壊させただけというのが実態

その通りですね。高収量品種は土地の面積当たりの収穫はかなり上がりましたが、肥料も水も大量に投入して持続不可能な農業を展開した為に農地の砂漠化まで起こっています。農家の格差も作り出し、農家の借金も増えました。・・かなり酷いものでした。かつて記事に致しました。
【緑の革命がもたらしたもの】
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-147.html


>貧困率とは、その地域の人々の市場化意欲をあおる指標に過ぎないと思います。

 鋭い御指摘ですね。貧困率を定義している組織を見ればなるほどと納得しますね。・・世界銀行、OECD・・確かに先進国の財閥などの搾取構造のだましの一環でしょうね。


>彼らに対して再び自給体制にもどるべきと提示すること

そうですね。提示だけではなく、ドーピングされてしまった彼らに対してドーピングを抜いて、彼らの伝統的な農業を復活させる努力、手助け(・・あくまで補助的役割で・・)をする方向で、農業の近代化・・という地域破壊を止める事でしょうか。


BEM
一日1ドル以下の生活・・・
改めて金額で考えてみました。
大雑把に1ドル約100円として、我が家は5人家族で500円。
一月30日で、15000円。年間18万円。
今の生活でみると水道光熱費、税金、教育、医療と絶対的に必要なお金があり、都市(一般の市町村も同様)で生きるためには一人一日100円ではどうしても無理があるように思います。

逆に日本で一日100円で生活するためには?
100円は無理でもできるだけそのような金額に近づけるためには、上で書いた水道光熱費、税金、教育、医療(他にもあるかもしれませんが)などこれらで必要以上に儲ける人(企業)を無くすってことかなと考えました。
車、携帯電話、ファッションなどは生きてく以上なくても良いもので、これらが儲けようが破産しようがどうでも良いのですが、日本はライフラインとも言えるものからとりわけ多く搾取されているような気もします。

電力会社は学生の人気企業ですが、そのウラで原発に依存し、その処理は税金が投入されて良いとこ取りで大儲けです。
政治家・役人は国がこういう状況にあるにも関わらず自分たちの取り分だけはしっかり抱え、退職してまでも受け皿を作り、家族、親族までひっくるめて税金を搾取しているとしか思えず。
試験で良い点を取る事を教える塾に踊らされていることを分っているのかお金を出し続ける親・・・
高校授業料無償化とは言え、教科書、教材、制服、ジャージetc. 新しく買わされる物がとても多くて、業者となんだか取引でもしてるのか? と疑いたくもなります。

考え出すとキリがなく、長くなってしまいとりとめがなくなり申し訳ないです(^^;
札幌校外にはまた新しいアウトレットモールができて、一日何万人もの人出だと聞くと本当に不況なの? なんて見えますが、自動車の製造台数は30年前の水準だとか、じわじわと経済は縮小にいっているのは事実のようで、私個人としては必要以上の贅沢から脱却して、ドーピングが抜けていく良い傾向では? とも考えてしまいます。

一日1ドル以下の生活
雑草Z
    BEMさん

 現代貨幣経済、さらに電子マネーも含んだ、マネー経済の下では、一日1ドル以下の生活はやっぱりかなりの「貧困」でしょうね。
 逆に、一日一ドル以下でも十分に余裕を持って暮らしていける社会なら、一日一ドルどころか、一日0ドル・・お金無しで暮らしていけるでしょう。それはマネー社会を脱していると言う事でしょう。昔の自給自足、狩猟社会はみんなそんな社会だったのでしょうね。
 動物もお金は要りませんね。そして、人間が環境破壊しなければ、それなりの寿命を全うするのでしょうね。
 起きている時間の大半を働かなければならないマネー社会が進歩した社会と言う発想が洗脳ですね。マネー社会がお金にとり憑かれた人間を作り出し、その為に多くの要らない産業と無駄と自然破壊と不正を作り出していますね。


>じわじわと経済は縮小にいっているのは事実のようで、私個人としては必要以上の贅沢から脱却して、ドーピングが抜けていく良い傾向では? とも考えてしまいます


 そうですね。私も不景気による景気後退はいい傾向だと思います。成長が限界に達したところで、これ以上成長政策を行う事は文明崩壊に繋がるでしょうね。今こそ経済成長路線からの脱却を図る時期ですね。

コメントを閉じる▲
2010-03-13 00:01
資本主義社会[Capitalist Society]において、一般の企業の目的は利益を上げる事です。そして、企業の最優先事項は、その利益を社員に還元する事ではなく、ましてや社会に還元する事でもありません。あくまでも投資家に利益を還元する事です。従業員の生活安定や豊かな生活は会社の安定の為です。従業員にいい給料を出すのは、企業が大きな利益が得られた報酬、またはこれから大きな利益が得られる見込みがあるからでしょう。企業の社会的貢献、社会還元・・なんて事も言われますが、それはあくまで企業のオプションであって、目的は 資本家=株主 に利益を還元する事です。


経済成長も、何だかんだ言っても資本家が利益を増やすのに都合が良いから導入された概念ではないでしょうか?・・・高度経済成長期をとっくに過ぎてしまった先進国では、バブル経済のような見せかけの経済成長をしてまでも投資家の利益を増やそうとしてきました。
弱肉強食の経済思想である新自由主義に基づく、小さな政府、福祉・公共サービスの縮小・・・などによる市場原理主義、資本主義のなれの果ての姿は、資本主義の総本山アメリカの例を見れば想像がつきます。アメリカの企業は『会社は株主の利益の為に存在する』・・・というような事を公言してはばからず、直接、間接、表明しています。(日本にも真似して同じような事を言うマネーゲーマーが増えて来ましたね。)断末魔のアメリカ型の資本主義は、末期症状を呈して、暴走を始めて荒れ狂っています。いまだにアメリカンドリームを庶民に夢見させて、隙あらば搾り取って、資本家の利益を上積みしようと企てています。資本家の利益を上げる為なら何でもアリのような状態です。モラルハザードの詐欺に等しい、貧困ビジネスや戦争ビジネスでも利益を上げようとしています。サブプライムローンは貧困ビジネスの典型でした。貧困層から搾れるだけ搾りとれ・・とばかりに巧妙に騙して低所得者層に住宅を買わせて無理なローンを組ませて破綻させてきました。アメリカ企業は本音と建前の使い分けが非常に上手い国です。疑うことを知らない善良な市民でなくとも、ころりと騙されてしまいました。
 アメリカでは20世紀半ばには、豊かな中流家庭が沢山存在しましたが、富豪に断然有利な「自由競争」の結果、ほとんどの中流家庭は、貧困層に転落したと言います。

話を元に戻せば、(アメリカ型の)資本主義体制下での企業の目的は、利益を投資家に出来るだけ多く、還元する事です。日本の企業も、無法地帯と化したアメリカの企業を追随しようとしています。人間は平等だ・・・と言いながら、資本家の利益しか考えていないのが、資本主義の実態です。
 このまま新自由主義と言う名の無節操な資本主義が続けば、格差は益々広がり、わずかの大富豪者と、大多数の貧困層と言う図式になり、貧困層は大富豪の資本家に搾取され続けると言う、古代奴隷制度みたいな世の中になってしまうでしょう。

 たとえある程度、自由経済を肯定したとしても、投資家にとってのみ都合が良い不公平なシステムである資本主義は肯定出来ません。崩壊して然るべきでしょう。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2010/03/13 00:01】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

市場原理
上々
市場原理なんて偉そうなことを言わなくても、結局売り買いする人間が一番有利な取引ができるということはすでに何千年も前からの原則だったのでしょう。

江戸時代にも商業者がすぐに力を得てしまうのを幕府は必死に抑えようとして、身分制で一番低くしたり、あれこれと定期・不定期に運上金として取り立てたりしましたが、結局その勢いは抑え切れなかったと言うことだと思います。

江戸幕府の政策など、現代の政治原則から見れば稚拙なものだと見られるのでしょうが、商業対策から見ればまだ当時の方がましだったと言えます。
野放しにして以降、経済暴走が始まり全く制御の利かなくなった現状を見れば、幕府のやり方の方が理性的だったと考えられるほどです。

おや? 記事変更しましたか?
BEM
朝の記事と違うような気がしますが・・・勘違いだったらすみません(^^;

日本はいつまでアメリカを追っているのでしょう。
確かに50年、60年代のアメリカの映画を見ると豊かだったな〜と思いますが、今ではおっしゃる通り、わずかの大富豪者と、大多数の貧困層でしょうか。

まだメディアもアメリカの良い面しか伝えていないような気がします。
失業者が2ケタであるとか、健康保険にも入れない社会ってどうなっているのか? すごく気になります。
反面ヨーロッパを始め外国で成功している国(ほとんどないかもしれませんが)の事もほとんど知る機会はないですよね。

アメリカがどうだとか、韓国、中国にも経済で抜かれたとかそんなことより、もっと日本がどういう生き方をするか考えたほうが良いですよね。

もっと言うと、少数でも国や経済成長にまったく影響されないような自然な生き方をしていく方向を考えるべきかとも考えます。

資本家
雑草Z
    上々さん

>商業対策から見ればまだ当時の方がましだったと言えます

そうですね。上々さんが色々例示されたように、

>身分制で一番低くしたり、あれこれと定期・不定期に運上金として取り立てたり

と言うのは、現在より遥かに頑張ったと思います。現在は、資本家の傀儡政権みたいですね。民主党政権がどの位資本家を抑えられるでしょうか?

>野放しにして以降、経済暴走が始まり全く制御の利かなくなった現状を見れば、幕府のやり方の方が理性的だったと考えられるほど

その通りだと思いました。格差を拡大して貧困層を大量生産しているこの暴走型市場原理システムを早く止める為にも、財閥や大資本家達の悪行をしっかり知るべきですね。

・・・アメリカなんて日本よりずっと酷い状況ですね。

アメリカの追随は止めよう!
雑草Z
    BEMさん

 現在のアメリカの大富豪達は、大多数の国民の犠牲の上に贅沢三昧をして暮らしています。日本がアメリカの後を追い続ければ、現在のアメリカのような大多数の国民が悲惨な状態になってしまうでしょうね。

>まだメディアもアメリカの良い面しか伝えていないような気がします

そうですね。貧困層は、特別・・みたいな扱いですが、実際は貧困層は多数派になりつつありますね。
いまだにマスコミではアメリカの金持ち層の露出が高いですね。
貧困層はオバマに医療保険改革とか福祉政策をかなり期待していた筈です。だからオバマが大統領に当選したのでしょう。それなのに・・

 
 + +++ +++++ +++++++

>朝の記事と違うような気がしますが・・

今回の記事はそのまま13日に日付が変わるとアップしましたが、
この記事の上に、ちょっとの間、もうひとつ記事をアップしてしまいました。実は、次の記事を予約投稿しようとして、間違って公開してしまったのです。数分後に気付いて、予約投稿に戻しました。・・まだ誰もコメント付けていなかったのに、BEMさんに見られてしまいましたね(汗)・・その記事【使い捨て容器】は3月17日にアップしますので、コメント頂けるなら(BEMさんの関心のある内容ですよね?)その後にお願い致します。御免なさい。



良かった(^^
BEM
大変興味深い記事だったので、もう読めないかと焦ってしまいましたが、ホッとしました♪
お待ちしております(^^

失礼いたしました。
雑草Z
BEMさん

朝のほんの数分間の事でしたが、不信感を持たせてすみません。これからも宜しくお願いします。


正雄
>一般の企業の目的は利益を上げる事です。

>投資家にとってのみ都合が良い不公平なシステム
利益を上げる事はあてはまると思いますが、

企業は投資家に還元しようなんて思ってないとないと思いますよ。企業の利益を上げる事だけだと思います。

日本は格差はよその国と比べてそれほど無いけど、
これから、どうなるか。


投資家
雑草Z
    正雄さん

>企業は投資家に還元しようなんて思ってないとないと思いますよ。

日本ではまだまだそう言う部分がありますが、本文に書いたようにアメリカでは投資家優先です。大株主と言う事ですね。そうしないと経営陣はすぐに交代させられます。


>日本は格差はよその国と比べてそれほど無いけど、

いつの時代の事を言ってるのでしょうか?格差の定義にもよりますが、日本は数年前にアメリカに次いで世界2番目の格差社会になったと言われます。世界2番目の実感があるかどうかは兎も角、一億総中流の意識のあった時代はとっくに過ぎました。


正雄
そうですね、本文はアメリカことですね。
僕が言ったのは日本のことです。
言葉が不足してました。すいません。

>いつの時代の事を言ってるのでしょうか?格差の定義にもよりますが、

現在です。基準とか定義は収入とかではなくて、
低所得だからといって
みんな餓死とかしないし、
よその国と比べて
生活に差が少ないと思ってます。
中国とかものすごい差があるし。

>不公平なシステム

これからどう変えたら公平みたいになるのか、
雑草さんの
意見があれば聞きたいですね。

ろうそくの燃え尽きる寸前
guyver1092
 「暴走する文明」によると、滅びたは文明崩壊の寸前、例外なくけばけばしく飾り立てた後、矛盾が一気に噴出して、崩壊したとか。
 今の資本主義(中国が共産主義を名乗る以上、拡大再生産主義と言ったほうがよいのかもしれませんが)の華々しい部分は、過去の文明と同じく、矛盾を糊塗するために精一杯の努力で演出しているのでしょう。
 末路は、過去の文明と同じく、文明の基盤の崩壊、それに続く虐げられたものによる反乱で全てが灰燼に帰すでしょう。

コメントを閉じる▲
2010-02-22 02:30
グリーンウォッシュ[Greenwash]とは、うわべだけ環境に配慮しているように見せかけながら、実際には環境に悪い影響を与えている企業の活動や商品の事です。
現在の日本のエコのCMの殆どがグリーンウォッシュに感じる・・と言ったら穿った見方でしょうか?
エコを売り物にして企業が儲ける事は決して悪い事ではないと思います。それが本当のエコロジー[ecology]・・・即ち、生態系を考慮した、人間生活と自然との調和を考慮した活動なり商品であれば、それで儲けて然るべきであるし、その結果、それが広まって欲しいと思います。
然るに、TVCMでも、新聞広告でも、ネットの広告でさえ、殆どグリーンウォッシュと考えられるものばかりです。

例えば、自動車のエコカー減税、補助金、電気製品のエコ替えなどは、廃棄物を増やすだけで、自動車業界や電機業界への間接的な税金の投入です。エコロジーとは思えません。グリーンウォッシュというべきでしょう。
電力会社などのオール電化住宅のCMも、グリーンウォッシュでしょう。電気を使う現場の住宅で、一見クリーンなエネルギーである電気を家の全てのエネルギー源として使うと言うだけで、典型的な高品位の2次、3次のエネルギーである電気エネルギーがエコの筈が御座いません。そこには必ず一次エネルギーの浪費があるのです。電気エネルギーでなければならない電子機器や危険性の少ない照明機器として使うのなら仕方が無くても、発熱や発動に使うなら、石油を直接燃やして使った方が効率はいいのです。【電気エネルギーの正しい使い方
電力会社などが原発を「CO2を排出しないクリーンなエネルギー」等と謳っているCMは論外でしょう。生態系とは相容れない放射能を出す原発がエコの筈が御座いません。最悪の環境破壊物質でしょう。典型的な最悪のグリーンウォッシュと言えるでしょう。

 木を植えているとか、カーボンニュートラルを目指しているとか、リサイクルしているとか、ゼロエミッションを進めている・・・とか謳っている企業も、どこまで本気かわかりません。勿体程度かも知れません。ある程度本気でも、ペットボトルのリサイクル運動などは、ペットボトルの肯定であり、大量生産大量消費の肯定になり、エコの逆方向だと感じます。
 浪費としか思えないような商品にさえ「地球に優しい」なんて使っているのも珍しくなく、怒りも感じます。

比較的エコロジーだなあと思う企業活動は、中古品買い取り販売業でしょうか。古本であれ古着であれ、リユース=再利用 ですから、資源の節約になるでしょう。「勿体ない」を実践している企業も比較的エコだと思います。商品を長く大切に使う方向です。
まあ、それらも実体はわかりません・・と言えばそれまでですが・・・。
兎も角、エコを謳ったCMにまともなものは殆ど見つからず、グリーンウォッシュに感じます。
グリーンウォッシュではない。これは本物だ!・・・という企業および企業のCMがあればお知らせ下さい。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2010/02/22 02:30】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

資本主義
guyver1092
 資本主義社会の中で、環境に本気で配慮できないと思います。資本主義は、環境を食いつぶして成長していますので、本気で環境対策したら食い物がなくなって死んでしまいます。

 中古品を売買する会社はおっしゃるとおり比較的エコロジーですね。エコロジー社会だった江戸時代も中古品の販売ルートが非常に発達していました。


Anthony
免罪符をちらつす企業には、アイソをつかしてます。(苦笑)



市場原理
雑草Z
    guyver1092さん

>資本主義社会の中で、環境に本気で配慮できない

そうかも知れませんね。市場原理経済は規制しなければ環境破壊に繋がりますね。


>資本主義は、環境を食いつぶして成長していますので、本気で環境対策したら食い物がなくなって死んでしまいます。

ここのところ、もう少しご説明願えますか?


>中古品を売買する会社はおっしゃるとおり比較的エコロジー

現在の日本は中古市場がかなり伸びてきましたね。意識が高くなったと言うよりも、やはり中古品はお得感があるのでしょうね。・・中古品に抵抗感じる人が減ったのもいいことですね。

 + +++ +++++ +++++++ +++++++++

 アップの予約日間違えて、2日連続になってしまいました。本来は4で割って1余る日、1日、5日、9日・・・21日、,
、でこの記事は25日アップ予定の記事でした(汗)

>免罪符をちらつす企業
雑草Z
    Anthonyさん

 テレビでCMを流している企業の殆どが、免罪符をちらつかせていますね。免罪符どころか、社会貢献している立派な企業だと言わんばかりです。・・俳優やどうしようもない宇宙飛行士にそう言わせています。


路傍の石ころ
 原発が最悪・最低のグリーンウォッシュとのご指摘、私もまったくそう思います。たとえば、高レベルの放射性廃棄物は、数十万年の気の遠くなるような長期間の管理が必要だと言われていますが、数十万年後に、人類はまだいるのでしょうかねえ???  (私は、絶滅するというよりも別の種に変わっているのじゃないかという気がします)
 また、日本アルプスはここ直近の100万年で急激に高度を増したと言います。地層処分で300メートルの地下に埋め捨てたとしても、激しい造山運動と浸食作用で、地表に出てきそう……。どこが安全な処分法なんでしょうかね?
 やがて起こる東海大地震の震源域のほぼ中心にある浜岡原発の危険性は、多くの人々に指摘されています。万一の場合には日本列島の大部分には住めなくなりますね。

 こんなのどこがエコなんでしょうか???  原発にはそもそも莫大な税金が流し込まれて、原資が税金である資金で、「原発はクリーンな電力だ」などと虚妄のプロパガンダをやっているのには、私も怒りを感じます。

 槌田敦先生や小出裕章先生など心ある研究者が、反対の運動をしたり論陣を張ったりしていますが、国民大衆があまりついてこないというか、ほとんど関心を持たないのは本当に残念です。

説明
guyver1092
>>資本主義は、環境を食いつぶして成長していますので、本気で環境対策したら食い物がなくなって死んでしまいます。

 資本主義は成長し続けなければ成り立たない経済システムです。現在、資本主義システムは、持続可能な限度を超えて環境から資源を取り入れ、また廃棄物を放出しなければ自分自身を維持できないほど巨大化しているので、持続可能な程度まで資源、廃棄物の排出を抑えると、崩壊を起こすでしょうという意見です。

原発が最悪・最低のグリーンウォッシュ
雑草Z
    路傍の石ころさん

 原発がクリーンで安全なエネルギーだとか言って推進する事は、最悪、最低の詐欺の部類ですね。

>数十万年の気の遠くなるような長期間の管理が必要だ

地下貯留でも、1000年以内にで放射能が漏れて地上にまで出てくると言う事は原発関係者も認めるところですから、その後の処理は今は不可能でも未来に・・・というのは無責任の極地です。
  その処分費用はそのうちに電気代に上乗せされ、最高に高い電気代になるでしょう。
 チェルノブイリ級の大きな事故があれば、国家が潰れますしね。

 グリーンウォッシュと呼ぶのさえ憚られるほど酷い代物です。
 二酸化炭素を減らす為の代替エネルギー
とか言うのにはあいた口が閉まりません。人類に対する大犯罪と言うべきでしょう。

>自分自身を維持できないほど巨大化
雑草Z
    guyver1092さん

御説明有難う御座います。

>>資本主義は、環境を食いつぶして成長していますので、・・・

>持続可能な程度まで資源、廃棄物の排出を抑えると、崩壊を起こすでしょうという意見


 なるほど、つまり資本主義を脱してから、持続可能な社会まで経済縮小すべきだということですね。共感するところです。

エコノミカルな偽エコロジスト?!
Grace
原発ネタに反応して来ました(*-*)
グリーン・ウォッシュという言葉は初めて聞きました!的を得た表現ですね。
私は、「エコ」という言葉が胡散臭くて嫌いです。「"Ecology"なのか"Economy"なのか、どっちよ!」って思います。企業の使う「エコ」はエコロジーにかけた「エコノミー」ですよね。全く、言葉をうまく利用して「騙す」という手口に腹が立ちます。

市に私が提出した原発反対陳情に書いたのですが、原子力発電の「原子力」を意味する英語は"Nuclear"だと。原子力発電所は英語では"Nuclear Reactor"(原子炉)であり、"Nuclear Reaction"は核反応など・・。
そう書いていると、議員の一人が「Nuclearには細胞内の核の意味もありますよね。だから、原子力の"核"に特定するのはどうかと思うが。」と言われました。私はLongmanの英英辞書で調べており、Nuclearにはそんな意味はなかったのですが、後で和英(旺文社Comprehensive)を調べてみると最初の第一義に「細胞の核に関する」云々がありました・・。
"Nuclear"は形容詞で、"Nucleus"が名詞です。よって"細胞核"も名詞の"Nucleus"を使う、ということを辞書で確認しました。参考人招致でその件に対して答えられなかったので、先日、文書でその議員にお知らせしておきました。

「原子力発電」というのは「核発電」であり、「原子力発電所」は「核施設」なわけです。
北朝鮮の原子力発電所らしき施設を「核施設」と呼ぶなら、日本の原発も「核施設」だろう、とこう書いたわけです。言葉によって問題意識を逸らすこのずる賢さ。。「核廃絶」というなら、原発と呼ばれる「核施設」も廃止すべきですよね!
私もguyver1092さんの言われるように、「経済成長」論には疑問を感じます。室田武さんの「原子力の経済学」に書いてありました、環境を破壊することで経済発展をする、という話がとてもよく分かりました。入浜権 の話ですが、海水浴ができる浜を潰し開発したことで市民が受けた経済的損害が5億にも上る、と。しかしその市民の損害は、別の側面から見ると経済発展としてみられ、GNPは増えたとみなされる、と。。。いったい、この社会はなんなんでしょうね・・。

原子力は原子核からエネルギーを取り出す方法
雑草Z
    Graceさん

>企業の使う「エコ」はエコロジーにかけた「エコノミー」

全くその通りですね。もっと細分するなら
economy[経済]にも
 ①経済  ②節約
の二つの意味がありますね。形容詞にすれば違いも歴然で
 ①economic が 「経済上の 経済学の」
 ②economical が 「経済的な、節約の、省エネの」
ですね。②の意味ならeconomyでも ecology 的な意味にも使えますが、企業は ecology と言いつつ economy① の意図が見え見えですね。
 そんな欺瞞の意味が嫌だから、「エコ」という言葉が嫌いな日本人が多いのかと思いますが、本来の ecology の意味には、本文にも書いたように

>生態系を考慮した、人間生活と自然との調和を考慮した・・

という意味があり、「環境考慮」や「地球にやさしい」なんて言葉よりも環境問題の根本解決にかかわるいい言葉だと思います。



 さて、本題の「原子力」ですが、
 それは燃焼[酸化]のような化学反応に対する「原子反応」ですから、勿論「原子核反応」ですね。原子のうち外殻を回っている電子の反応ではなく、中心の原子核の反応です。つまり、原子核自体は変化しないで原子同士の結びつきだけが変わる化学反応ではなく
 原子核自体が変化する反応ですから、
「原子力」は勿論「核反応」です。
 核反応には、
 (1)核分裂・・現在行われている原子力発電や広島、長崎に落とされた原子力爆弾(・・当時は核融合兵器が無かったので原子爆弾と言われましたが、「核分裂爆弾」、またはもっと詳しく、「ウラン分裂爆弾」、「プルトニウム分裂爆弾」と言うべきでしょうね・・。)
 と
(2)核融合・・・水爆(太陽の核反応)や夢の原子力と言われ、もうすぐ実現・・・と言われて50年位実現してない核融合炉の原子力ですね。
 核融合は放射能を出さない・・・と言われますが、核分裂とはまた違った大きな危険性があります。

さて、
 
>議員の一人が「Nuclearには細胞内の核の意味もありますよね。だから、原子力の"核"に特定するのはどうかと思うが。」

ですが、どういうシテュエーションで言ったのかわかりませんが、ただ知ってる事を口にしただけの、子供のような場違いな発言だと思います。
 「川に『はし』をかける」という話のときに
「ご飯を食べる『箸』の意味もあるから、『橋』の意味に特定するのはどうかと思う・・・と言ったくらい間抜けな発言かと思います。
 
nuclear weapon で核兵器  
nuclear bomb で核爆弾 ですからね。

 私は、
「原子爆弾」という言葉を、
はじめに開発した「核分裂爆弾・・・「ウラン爆弾、プルトニウム爆弾」の意味に使ってしまったので
 その後に現れた最初の核融合爆弾が当然の流れとして水素原子核[プロトン]の融合であったので、「水素爆弾」と言ってしまい・・・水素爆弾を単なる水素の燃焼(酸化)と勘違いしてる人もいるので、
 核分裂爆弾も核融合爆弾も同じ原子核の反応なのに、核分裂爆弾に「原子爆弾」という言葉を使ってしまったから、「核爆弾」という言葉にしただけかと思ってました。
混乱を避けようとして、かえって混乱してますね。

この場合、
 「核」は「原子核」の省略形でしょう。



 最後に、「経済成長」論の事ですが、ここのサイトの主題は「脱経済成長」です。左側の
カテゴリー
 ◦Economic Fascism
 や
 ◦社会・経済

 の記事が沢山ありますが、反経済成長路線で書いた記事がかなりあります。よろしければいくつかお読みになって下さい・・・その記事にコメント頂ければ幸いです。

 随分長くなってしまいました。

上々さんのコメントも欲しところです。
  

コメントを閉じる▲
2010-02-17 00:02
金融には興味が無かったので、金融でのレバレッジと言う言葉の意味は、リーマン・ブラザーズ倒産に端を発する今回の金融危機がアメリカで起こるまでは知りませんでした。

 レバレッジ[leverage]の原義は“テコ”です。テコを使えば小さな力の投入でも重いものを動かす事が出来ます。その“テコ”と言う名前を冠した、金融でのレバレッジ効果とは、テコの原理のように、少ない自己資金で大きく投資出来るような仕組みです。他人から借りた金で、手持ちの資金よりも多い金額を動かす投機的取引を行うことです。同じ資金で何倍ものお金を動かす事が出来ます。2倍、3倍・・・10倍、20倍・・、400倍・・どんどんエスカレートしていったようです。

 テコの場合、同じ荷物を移動するのに、加える力が小さくて済めば、その分動かさなければならない距離が増えるので、仕事量には変わりません。つまり、
(力)×(距離)=(仕事) の値は一定であると言うのが仕事の原理です。
それに対して、金融で使っているところのレバレッジは、同じ資本金で、動かせる資本の額を大きくして、一見テコの働きのような感じですが、仕事の原理のような厳然たる法則はありません。信用と言う名の借金や債券発行による資金調達によるギャンブル性を高くしたマネーゲームの手法・・と言うところが本質ではないでしょうか?


 さて、今回の金融恐慌の大きな原因の一つであるレバレッジの弊害については現在世界中で反省され、規制がかけられ始められましたが、この“レバレッジ・・てこ” は経済のみならず、アメリカを筆頭に、多くの国の社会構造にも掛けられているのではないでしょうか?つまり、格差を拡大するようなレバレッジが社会に仕掛けられていると言う事です。
ここ数十年程の間に、金持ちがより金持ちになるシステムを社会に導入して、その結果貧乏人はより貧しくなるような社会システムに変えられてきました。高額所得者の累進課税の率は下がり、「自己責任」の名のもとに、貧困層は貧困から脱出するのが困難な状態になりました。一般に、自由市場で競争していけば、弱肉強食・・高額所得者と低額所得者の格差がどんどん広がって行くのは当然の帰着でしょう。

 人間の能力を定量化する事は難しい事ですが、便宜上普通に行われている作業の能率とかで考えてみます。IQテストのように、同じ時間に出来る作業の量とかを、2人の人物で比べた場合、なかなか2倍の差までにはならないでしょう。まして10倍の差が出る事は滅多にありません。
 ところが、アメリカ人の所得格差は、2倍なんて当たり前、10倍というのも普通にある話です。100倍の差もざらにあります。普通の人が一生かかっても稼げない額を一日で稼ぐ人もいます。
 つまり能力やチャンスの差に大きなレバレッジが掛けられていると言えましょう。チャンスの国と呼ばれるアメリカは、別な言い方をすれば、格差拡大のレバレッジが最も大きくかかった国と言えましょう。能力やチャンスに恵まれた一部の特権者はますます金持ちになり、名声を得、逆に能力が低く、チャンスを失ったものはどんどん落ちて行きます。・・本来の能力の差がそれほどある筈はありません。・・まさしくレバレッジ効果です。

 日本や共産主義国とは言えなくなった中国の有力者達もそれを望み、そんなアメリカの悪しき不公平を追いかけて来たと言えましょう。資本主義も末期にさしかかったと思われます。
 
 アメリカの金融恐慌を機に、金融のレバレッジには規制がかけられてきています。金融ばかりでなく社会構造の不公平な格差を助長するレバレッジも規制をかける方向に大きく動くべきでしょう。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2010/02/17 00:02】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

leverage
上々
leverageが「てこ」という意味だったとは知りませんでした。
経済関係のニュースで初めて知った単語だったので、そのイメージで見ていましたが、これではっきりしました。
確かに頭の良い連中が考える方向を間違えるとひどくなるばかりという例ですね。

今は儲けようと言う方向だけに才能が費やされ、その効率性ばかりが追求されています。
これに対抗するのにテロという手段を使うと武力でつぶす時の絶好の名目にされてしまいます。
何か違う手段が必要なんですが。


路傍の石ころ
 こんにちは。

 金融取引に掛けられているレバレッジが、金融や、経済のみならず、ほかの社会構造の中にもそれがあるのではないかとの見方は、全くその通りですね。ごく一部の勢力の主張にすぎないものであっても、マスコミが一斉に取り上げて毎日報道すれば、あたかも社会全体の世論のように見えてしまうなどは、そうですね。「てこを利かせた拡大装置」は、いろいろありそうですね。
 
 株式・商品・為替の取引きの制度変遷を少し調べてみると、面白いことが見えてきます。たとえば、日本の株式売買の信用取引が始まったのは、たしか1951年だったと思います。信用取引では現物取引よりもほぼ3倍のレバレッジをかけられます。そのころ証券会社は収益低迷に苦しんでいたようです。そこで証券会社は監督官庁に対して「信用取引の解禁を」とロビー活動していたようです。そして「売買の厚みを増やして、公正な価格形成を図るために」という理由で解禁されました。
 しかし解禁の本当の理由は、経営難にあえぐ証券会社救済ではなかったのか、との見方があります。3倍のレバレッジをかけると、3倍の手数料が取れるので証券会社の売り上げが増えます。レバレッジの部分は客への貸付なので金利も取れます。
 その後金融界では、次々に高レバレッジの金融商品が開発され解禁されていくのですが、その都度、金融業者が監督官庁に認可の働きかけをしているようです。金融業者たちは、客や社会のためにではなく、自己の利益拡大しか頭にないようです。山一証券やリーマン・ブラザーズが破綻したのは、自業自得ですね。ざまをみろ、という感じです。

 また、高レバレッジの金融商品を開発するさいに、理系の人たちの加担した責任がありはしないか、と思います。20年ほど前に、アメリカでも日本でも金融工学なるものがもてはやされ、物理学や数学に強い理工系学生が銀行や証券会社に大量に入りました。複雑な社会現象である経済や金融やマーケットを、数理モデルで記述できると錯覚して、文系の者には理解不能の複雑怪奇なデリバティブ商品をつぎつぎに開発しました。そのあげくが世界の金融マーケットの大混乱です。リスク管理に有効とされた金融工学が、金融破綻を予測も回避もできなかったのは、皮肉なものです。

 近い将来(今年の秋か?)に再度の金融恐慌がありそうです。経済大混乱・金融壊滅・国家破産が近づいてきました。そのときは、みんなで貧乏して、質素に、自給自足をいたしましょう。

 私は非農家ですが、20アールの土地を手にいれて、もっか自給自足でしのげるように準備をしているところです。



悪知恵
雑草Z
    上々さん

>儲けようと言う方向だけに才能が費やされ

そうですね。社会の役に立てばいいのですが、結局ゼロサムゲームですから、才能と言うよりも悪知恵でしょうね。

>対抗するのにテロという手段を使うと

テロをそう見ますか。・・深いですね。おっしゃるようにテロ以外の方法を探るべきでしょうね。金融商品に関しては無視して買わない事が基本でしょう。最近の金融商品は、小額の個人投資家は軒並み損しているのではないでしょうか?得しても手数料がとられるし・・・証券会社の儲けは投資家が損しているわけですね。

レバレッジ規制
guyver1092
 本当に規制がかかれば、彼らに搾取されている者は助かるでしょうが・・・・

 せいぜい気持ち程度お茶を濁して、本質という点では規制はできないでしょう。人間には誰しも欲望があるので、欲望に訴えられる商品ということでよりレバーレシオの大きい商品が作られてきたのでしょうから、 商品開発という点で規制はするはずがないと思います。

金融危機は次々と・・
雑草Z
    路傍の石ころさん

 またまた長い中味の濃いコメント有難う御座います。金融商品にお詳しいですね。


>ごく一部の勢力の主張にすぎないものであっても、マスコミが一斉に取り上げて毎日報道すれば、あたかも社会全体の世論のように見えてしまう

 本当にその通りですね。マスコミが世論を作り上げて行く事は、ある意味当然な流れですが、資本家、投資家の手先のような世論を作っていくマスコミはどうしようもないですね。「マスゴミ」の所以でしょうね。

日本の先物取引の始まりは他の国より早いようですね。


>金融業者たちは、客や社会のためにではなく、自己の利益拡大しか頭にない

そうですね。それもマネーゲームと言う社会の役に立たないばかりか、モラルハザードを引き起こすゲームで利益を追求する(いかさまの技術も持っている)ギャンブラーですね。
金融会社、証券会社と言うのは基本的に資本家の御用会社みたいなものですね。この手の会社がのさばる社会は不健全極まりないですね。無くなって欲しいものです。サラ金のほうがまだましかも知れません。

金融工学は、「工学」と言う言葉に違和感がありますし、そんなに大それたことではない事をさも凄い理論のごとく表現してますね。金融工学に関しては一度記事にしています。
【金融工学は詐欺の味】
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-469.html
(・・路傍の石さんにとって有意義な記事は無いかも知れませんが・・。)

>金融破綻を予測も回避もできなかったのは、皮肉なものです。

全くです。金融工学とはそれだけのものなのでしょう。・・最も持ち逃げする積りで確信犯的詐欺だった可能性も無きにしも非ずでしょうね。

>近い将来(今年の秋か?)に再度の金融恐慌がありそうです。

今年の秋かどうかはわかりませんが、100年先ではありませんね(笑)。現在の金融資本主義が続く限り余波は次々やってくるでしょうね。

>20アールの土地を手にいれて、もっか自給自足でしのげるように準備をしているところです

おお!実行力がありますね。20a ですかあ!?
そのぐらいあれば一家族は十分食べていけるのでしょうかね? その土地を他に職を持っていながら農業するにはちょっと広いでしょうか?・・・どんな作物を育てる予定ですか?

経済成長の道具
雑草Z
    guyver1092さん

 金融のレバレッジは、バブル経済を作り出した大きな要因ですから、規制が必要性だとは、多くの国で感じているところでしょう。規制の方向は進んでいるのではないでしょうか?
 本文にも書いたとおり、レバレッジって投資のギャンブル性を高めたものでしょう。規制は難しくとも可能でしょう。
 金融は経済成長を必要とする最たるものですから、脱経済成長の為には脱金融が必要だし、レバレッジも脱しなければならない金融商品ではないでしょうか?

てこなんだ~
BEM
私も金融工学なんて言葉には違和感を感じておりました。
まぁ多分スゴい頭脳の持ち主達が色々儲ける為に頭使っていたんでしょうが、バブルやリーマンショックを止める事ができないというのには笑ってしまいます。

どうにかこう、そういう人達から搾取する方法ってないもんかなあなんて、バカな事を考えておりますが、いくら食べ物を高く売っても全然堪えないほどお金を持ってるし~。
結局そういう人とは一線を引いて付き合わないというのが最善なのかなあ。
そういう意味で自給自足するというのは私も良いなって思います。

農業も大規模になればなるほどリスクが伴いますから、小規模で色んな作物を作れば全部の作物がダメになるってことは少ないですものね。

すみません、なんだか自給自足に関して興味が涌いてしまいました(^^; 


路傍の石ころ
雑草Zさん

>……どんな作物を育てる予定ですか?

 サツマイモです。既に作っています。毎日イモばかり食べています。やがて来る食糧危機をしのいで、わが国の1億2000万人もの人口を養うには、単位面積当たりのカロリー生産量が群を抜いて多いサツマイモを栽培せざるを得ないと思います。
 
 コメは10アール当たり500~600キロ程度の収量でしょうが、サツマイモは5000~7000キロも採れます。ただし水分が多いので、澱粉量にすると1200~1800キロと言われています。カロリーではコメの2倍も3倍も収穫できるのです。

 サツマイモほど素晴らしい作物はなく、やせ土でも荒れ地でも山の段々畑でも作れます。肥料がなくても作れますし、むしろ窒素肥料などやろうものなら「つるぼけ」してイモに実が入りません。害虫もほとんどなく完全無農薬栽培が可能です。しかも芝生のように地面にべたーと広がるので、台風の50メートルの暴風でもびくともしません。それに地面を覆い尽くすと草も生えないので除草剤も要りません。連作もできます。アメリカの経済封鎖によって食糧危機に直面したキキューバのような事態がもし起これば、日本はサツマイモを栽培するしか生き延びることはできないと、私は信じています。

 すこし手前みそなことを申せば、わが瀬戸内海の島嶼人は、カライモ食文化をつちかってイモを常食にしてきました。(この食文化もすっかり崩れていますが……)島なので耕地が少なく水利もなく、斜面の段々畑でサツマイモと菜っぱをつくり、周囲の海でイワシやアジを捕って生きながらえてきたのです。

 へんな自説の開陳、たいへん失礼しました。今後はおとなしく致します。





しょうもない似非テコ
雑草Z
    BEMさん

 レバレッジ[leverage] と 同じ語源が レバー[lever]ですね。いわゆるレバー(取っ手の棒)もテコですからね。

 「金融工学」って簡単に言い換えると「金貸し工業学」でしょうか?・・変過ぎます。頭がいい人が作ったとは思えません。悪賢い人かもしれませんが・・

>バブルやリーマンショックを止める事ができないというのには笑ってしまいます

金融工学はもともと資産運用やリスクの測定の為に開発されたと言いますから、サブプライムローンのバブルのリスクは見抜けなければ話になりませんね・・・やっぱり馬鹿が作って馬鹿が運用したのでしょうね・・・じゃなかったら確信犯・・どっちにしても最低ですね。

自給自足はこのサイトのテーマの一つですこれまでも何度か記事にして来ました。またテーマに取り上げたいと思います。

サツマイモですかあ!!!
雑草Z
    路傍の石ころさん


 実は私も、ちょっと農業をしてみたい・・小農の何分の一程度の・無農薬有機農法か自然農法をやってみたい・・・と思っていました。・・まあ今でも庭にちょっと果樹や野菜を植えてますが、小さな家庭菜園程度です。

 出来れば手間暇のかからない自然農法で・・・と考えていたのですが(・・・今でもアスパラとか何もしないのに何十年も生えてきています・笑)
・・サツマイモは自然農法に打って付けの作物ですね!?
 サツマイモが、単位面積当たりのカロリーが群を抜いて高いと言う事をはじめ、肥料が要らないとか、害虫が付かないとか、書いて下さった事の殆どを初めて知りました。お示しになったデータを見れば、今でも農地の多くをサツマイモ畑に替えればカロリーの面だけで考えればこの日本でも自給自足出来そうですね!!・・・目から鱗です。・・・これまで、どうすれば自給率の極めて低い日本を、自給自足に出来るか思案していましたが・・・その答えがサツマイモにありましたね!!・・凄い事です。おっしゃる通りなら、サツマイモは本当に素晴らしい作物ですね。完璧に近いです。
 連作は何年続けても大丈夫なのでしょうか?

早速今年、庭にサツマイモを植えてみようと思います。
丁度、芝生が生えてる場所があるので、(私は芝生が大嫌いなのですが、掘り起こしても次々に生えてきて困ってました)さし当たってそこに植えてみます。今年成功したら、今度は私も土地を借りてもっと広く(1、2a程度から・)やってみたいと思います。
 ジャガイモやサトイモ、山芋(とろろ芋)なんかはどうなんでしょうか?

>へんな自説の開陳、たいへん失礼しました。

いえいえ、もの凄く参考になりました。もっと教えて下さいませ。非常に大きな収穫です。目の前に道が開けた感じです。興奮致しました。感謝いたします。これからも宜しくお願い致します。




コメントを閉じる▲
2009-07-09 00:02
 ~自由市場経済と言う名の虚構~

20世紀に出来た社会主義国家の多くは20世紀の終わりには崩壊していました。現在世界の大部分の国が、一応資本主義体制をとり、自由市場経済の形をとっています。しかし、本当にまともな自由市場経済体制がとられているでしょうか?

私は、フェアな自由競争だとしても、この資本主義社会、自由市場経済体制は、数々の制約をつけなければ崩壊すると考えています。・・しかしそもそもその前に、現在の自由市場経済体制とは、名ばかりのもので、アンフェアなやり方で自由競争を勝ち残っている企業が多く見られます。今年経営破綻した、数年前まで世界一の自動車メーカー、GMの行ってきた不正については先日述べました。【GMはどうやって巨大企業にのし上がったか?
多くの企業が、自由競争に勝って、巨大になったというよりも、アンフェアな方法で巨大になりました。

 現在の日本を考えてみましょう。先ず、ゼネコンは自由市場経済とは呼べないところでのし上がって来た事は、誰の目にも明らかでしょう。国家レベルから地方の小さな自治体まで、政治家との癒着、談合、汚職によって巨大になって行きました。ゼネコンに限らず国が行う大型公共事業を請け負う企業は、自由市場とは無縁とは言えないまでも、市場経済とはかけ離れた意思が働いて、仕事を請け負って来た過去がある事は、否定できない事実でしょう。
 現代はインフラも整備され、もう大型公共工事も必要ないのに、ただゼネコンなどの企業に儲けさせ、生き長らえさせる・・・と言う理由で大型公共工事が続けられています。・・・あまり市場経済とは関係ないというべきでしょう。

 では、一般の家庭が購入する物資を生産する企業はどうでしょう?高度経済成長時代が終わった現在、多くの国民は生活必需品を十分に持っていて、物を買う必要に迫られてはいません。
だから、企業も懸命に内需拡大を図ろうと、購入意欲を煽りますが、国民もあまり踊らされなくなってきています。
 国も、環境の事は2の次で、需要拡大に懸命です。様々な補助金を出したり、法制化したりしています。・・・とても自由市場経済とは言えません。

 例えば今年から行っている究極のお馬鹿経済対策・・・ETC搭載車の休日の高速料金の1000円均一化・・・鉄道会社やフェリー会社は企業努力が足りなくて自由競争に負けたのではありません。・・・ただ単に、高速料金を国が負担する・・と言うアンフェアなやり方で、高速道路がJRや地方のフェリー会社の客を奪ったのです。・・全く自由競争ではありません。補助金を貰うほうが勝つ・・と言う不公平・・・石油資源の無駄遣いで環境も汚します。国家の為にもなりません。
 エコポイント制度が出来て、その対象商品である家電製品の売り上げが急に増えた事も自由市場経済競争に勝ったからではありません。企業が努力したとすれば、議員に懸命に働きかけた事でしょうか?・・
 同様に、ハイブリットカーなどに補助金が付くから売上もぐんと伸びました。企業努力もあったでしょうが、決め手は補助金です。補助金がなければ売上もそれほどは伸びなかったでしょう。勿論、同じハイブリッドカーどうしでは競争もあるでしょうが、他の乗り物・・・公共交通機関の鉄道やバス、自転車などとの競争は、国の補助金で決まるのです。・・・そして、その補助金が付く合理的な理由は見出せません。・・・エコの為・・・と言うのなら、公共交通機関や自転車に付けるべきでしょう。または自家用車を持っていない人に補助金を出すべきでしょう。

 『エコ』と言う名の高額商品を比較的裕福な国民に買わせるために、国から補助金を出す・・・企業は市場競争ではなくて、如何に国の環境・経済対策費をせしめるか・・・で利益の多くが決まってしまいます。
 つまり、自分達が国会に送り出した族議員頼み・・・と言う事になりましょうか?・・・これのどこが自由市場経済なのでしょう?

 本来、自由経済競争とは、フェアプレイでなければならない筈です。
 アダム・スミスの言う「神の見えざる手」もフェアプレイのもとでこそ働くと考えられるのでしょう。(・・・私にはフェアプレイのもとでも、「神の見えざる手」が適正に働くとは思えませんが・・)現在の資本主義国家には、本当のフェアプレイは行われておらず、不正やそれに近いグレーゾーンを行った者が勝ち残っていく場合も多く、自由競争のモラルもありません。
 今回の世界同時不況の原因を作ったアメリカの企業も、不正行為のオンパレードで、とても公正な市場競争を行った結果だとは思えません。
 一応共産主義を名乗っている中国の社会主義市場経済も、共産主義と市場経済の悪いところ取り・・と言う感じで、政府と癒着して情報を手に入れた資本家が大儲けしています。公正な市場経済競争とは全然言えません。
 アメリカ、中国に限らず、世界中の資本主義国家で、フェアな市場競争が行われているとは言えない現実です。
 つまり、日本に限らず、自由経済主義諸国と呼ばれる国家は、自由市場経済競争を正当に生き残った企業が成功を収めているとは断じて言えません。
 それはそうです。様々な業界から支援を受けて、その利権の為に働いている政治家自身が沢山いるのですから・・。
 自由市場経済競争は、本来、国家が競争を公正にジャッジしてこそその機能を果たす・・と言えましょう。その為に国家が様々な規制をかける事も必要な事でしょう。・・しかし、実際は、国家がひいきした企業が儲ける・・・と言う市場経済とは程遠いところで企業間の不自由競争が行われている現状です。・・・もともと無理のある市場原理主義に不正が蔓延っているのだから、どうしようもありません。
 官僚の腐敗など様々な理由で多くの社会主義国家が崩壊したように、自由主義経済国家も遠くない将来に崩壊せざるを得ないでしょう。そして、崩壊が早ければ早いほど、永続可能な社会へシフト出来る可能性は大きくなるでしょう。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2009/07/09 00:02】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

確率
guyver1092
 自由主義経済システムの崩壊が早く起これば、早く起こった分、生物を養える好ましい環境が多く残り、永続可能な社会へシフト出来る可能性はたしかに大きくなると思いますが、今の政府のエコと言いつつ、環境破壊を推進するといった行動を見る限り、悪あがきしてすべての環境を破壊し尽してから崩壊する気がします。しつこいようですがその先はイースター島などでも起こった文明崩壊しかありえないと考えます。

確率密度
雑草Z
    guyver1092さん

>悪あがきしてすべての環境を破壊し尽してから崩壊する気がします。

 実は私もそんな感じを抱いていました。
普通に、地球は有限で、人間の規模・・・人口も科学技術も地球上の人間も含めた生物(・・細菌類など微生物は別・・)を絶滅させるくらい肥大化した・・・と言う厳然たる事実をしっかり受け止めるべきですが・・・文明の利器にドーピングされて、これで大丈夫・・・と思っている人間が沢山いますからね。

 私も、グローバルな文明崩壊が迫っていると思っています。

 でも、最近若い人の中にも、経済優先じゃなく、自然優先、持続可能な社会への移行に賛同する方も沢山出てきたように感じます。だから、確率密度は、少しは希望持たせる方向に濃くなって来ているかも・・


松田まゆみ
現状を見る限りでは、暗澹たる気持ちになってしまうのも事実です。それでもやはり希望を失わずに一人ひとりができることをやっていくしかないのではないでしょうか。市民が投げやりになってしまったら、それこそ権力者や金の亡者の思う壺ですから。

発信・・・
雑草Z
    松田まゆみさん

 
 都会に生まれ育った者の中には、都会だけで社会が成り立つような感覚を持ってしまっている人が沢山いるようです。・・・理性で考えれば無理に決まってるんですけどね。

 人間は、短い経験をを恒久的なものだと思ってしまうところがありますね。・・・高々200年ばかりの資本主義経済の成長路線や工業化が永久的に大丈夫と思ってしまうところがありますね。議論の余地は無く、無理に決まっているのですけどね。

 全ての人間に自然の摂理に対するまともな感覚を持って欲しいものです。 

フェアープレー?
なんでもたまこ
還暦男が一人でシコシコ生活のために仕事をしているもので、少し面倒な仕事が入ると、自分のブログは放棄ということになってしまいます。雑草zさんとはつくづく同じようなことを考えているなと思います。
そこで、
資本主義社会・自由主義経済体制を批判していますが、自由競争なんていっているがその内実は全く違うよという内在的批判をしているのでしょうか、それとも、あるべき社会としてフェアーな競争社会を対置しているのでしょうか。私は、もし後者だとすると、それだけでは批判としては十分ではないのではないかと感じています。お前の十二分な批判をすぐ展開せよといわれても出来ないのが現状ではありますが。

フェアープレーはあり得ない?
雑草Z
    なんでもたまこさん

 ご訪問歓迎致します。同じような考えの方からのコメント、嬉しく思います。
 現代の持続不可能な開発、経済成長路線はしっかり愚行だ・・・と断言すべきです。

 今回の記事は、
>自由競争なんていっているがその内実は全く違うよという内在的批判

です。
 自由市場経済はまともに機能していない・・と言う事が主題でしたので、自由市場経済自体に対する見解はあまり書きませんでしたが、自由市場経済自体も弱肉強食で、矛盾に満ちた非情なシステムだと考えます。・・勿論、永続可能ではないでしょう。

>フェアな自由競争だとしても、この資本主義社会、自由市場経済体制は、数々の制約をつけなければ崩壊

と考えています。アダムスミスの「神の見えざる手」には賛同いたしません。
 ・・・この点も、なんでもたまこさんのお考えと一致してますか?

崩壊させるということです。
なんでもたまこ
私としては、崩壊させなくてはいけない、じゃ、どうやって誰が、崩壊後の積極的な姿はどうなのといったことを、もう一度考えているところです。資本主義社会、自由市場経済体制は嫌です。勿論、限られた「自由」を獲得したことを否定するものではありませんが。マルクス主義者は、崩壊する必然性にあるというのでしょうが、私は現在そのように断言できる理論をもっていません。
雑草zさんが「崩壊する」といった場合どのような考えに基づいて崩壊せざるを得ないと考えているのか、又崩壊してはいけないと考えているのでしょうか。数々の制約をつけて資本主義社会を崩壊から救うという方向を私は今は考えてはいません。
「フェア」というような概念を用いるべきではないではないのか。「フェア」って、何なのかということです。又「フェア」とは何かと、それを突き詰めていっても結論はでないのではないでしょうか。
わからないことばかりなので、質問ばかりしてすみません。


核心に迫ってますね。
雑草Z
    なんでもたまこさん

 この手の突っ込んだコメント、いいですね。・・・と言うかそういう所に言及すべきでしょうね。・・・このブログも数年続いたので今年は

>崩壊後の積極的な姿

も描いていくべきだと考えていました。・・・しかしその前に現代社会の歪みや矛盾が見え過ぎて、それでも方向転換しない社会を見ていると、そこを突きたくなるのですよ(笑)・・世の中は、経済成長路線を下りる・・・と言う話にはなってませんし・・

>「フェア」というような概念を用いるべきではないではない

は、ある意味その通りだと思います。自由競争を、ある種のゲームやスポーツのように考えれば、ルールをしっかり作ってそのルールを守って行かなければ成立しないのに、実際自由競争じゃなくて、汚い反則だらけだ・・・と言う事を言いたかったのですが、人間社会をゲームのようにだけ考える自由競争の原則の社会自体、住みにくい社会です。


>どのような考えに基づいて崩壊せざるを得ないと考えているのか

資本主義の中心にある金融は、(指数関数的な)経済成長を基本にしてますから有限の地球上では明らかに無理です。
それから、自由競争に勝つには(私の言うところの)ドーピングしたほうが有利です。・・・ドーピングは勿論持続不可能です。・・・これだけでも十分に崩壊する事は明らかでしょう・・・


 ・・・長くなりそうなのでひとまずこの辺で・・・

この辺の事はカテゴリー【Economic Fascism】に何度も書いてます・・・記事が多過ぎますね(笑)

 
 資本主義や経済成長路線は必ず崩壊はするけれど、環境カタストロフィーが起こる前に人間が意識的にソフトに崩壊させる事が出来れば(・・十分ソフトに行う事は、ほぼ不可能でしょうが・・・)、人間社会自体は崩壊せずに別な社会体制に移行できる可能性が残っている・・・と考えます。 

実体について
なんでもたまこ
別な社会体制に移行するに当たり、それを担う実体(人間)はどのようなものなのかも是非解明していただきたい、「いただきたい」とは無責任な言い方でお前がやれということでもありますが。その実体とは、このままでは崩壊してしまうと危機意識をもった人間ということなのか。
例は適当ではないかもしれませんが。核兵器を持つこと自体、全くどうしようもなく愚かなことだと思うのですが、アメリカ、ロシアから北朝鮮まで持っていて、平和主義だのなんやかんや言っても我が日本はアメリカの核のもとで生きているわけだと思います。これをなくすには、核はいかんと強く思う人間が必要でしょうが、それと同時に、全世界で一斉に各国の核を強制的な廃棄させる実体(組織)がなくては実現できないでしょう。オバマさんや金さんがどんなに抵抗しようと有無を言わせず強制的に廃棄させうる実体です。

実体を解明する・・と言うよりも
雑草Z
     なんでもたまこさん

 持続可能な社会体制への移行は、人類の歴史の中でも、大きな大転換でしょう。・・・広い意味での革命ですね。
 これまでの人類の歴史の中での大きな革命、パラダイムシフトは、
 農業の発明による定住化
 産業革命による工業化
などありますが、それ以上に大きな革命になるでしょうね。

産業革命は決して一般市民のニーズから起こったものではなくて、新大陸の発見(略奪)などで資産が余っている人達が、その資産を運用してさらに増やそう・・・と言う欲望から推し進められた側面も大きいようです。・・・つまり、今の資本主義社会は資本家&金融業が中心になって作ったと言う側面がありますね。

 話が逸れました・・・
『実体』・・・とはその広義の革命を推し進めて行く人と言う意味で捉えてよろしいですか?
・・・現在は革命に移行する前段階でしょう。
 先ず、その前に経済に洗脳された人々にその洗脳から解けてもらうか引退して貰うかが先でしょう。・・・現在の政治家の大部分でしょうか?
・・・持続可能な脱成長を目指している政治団体も各国に生まれています・・・日本にも市議会議員レベルでは各地に現れています。

 ・・しっかりしたお答にはなっていませんが、その実体の具体的な事はまだ社会に広く認知されていないでしょう。

 抽象的には、資本主義や経済成長路線を否定して、生態系、地球の循環系をしっかり考える人々・・としか現段階では言えないでしょう。

 脱成長で自然の循環最優先の意識を持った人が増え、トリガー値を超えれば、革命はすぐに実行に移される可能性もあるでしょう。

コメントを閉じる▲
2009-06-13 00:01
今年に入って、クライスラー社に続いて、アメリカ自動車最大手GMも経営破綻しました。ほんの数年前まで世界の自動車産業のトップを走っていたと言われるアメリカ自動車業界のビッグ3のうち2社が今年そろって経営破綻した事になります。。
GMは、アメリカ巨大産業の象徴で、「絶対に沈まない」と言われて来ましたから、今回の破綻をタイタニック号の悲劇の如く言うマスコミもあります。アメリカの象徴産業が破綻したという事は、アメリカと言う国事態も破綻するという予兆かもしれません。
オバマ大統領は
「(GMの再建に)本当は全く関与したくなかったが、(支援しなければ)米経済にとって極めて重要な巨大企業が解体されることになってしまう」
と言いました。・・そう言うのであれば、アメリカは、儲ける為には何でもするアンモラルな国家だという事になってしまうでしょう。
米経済にとって極めて重要な巨大企業は、多くのアメリカ庶民の生活をフェアとは言えない方法で犠牲にしてBigになっていったのです。

・・・そのあたりについての事、及び私のスタンスは、昨年末【Big3は救済すべきか】にしっかり書いています。
 もう一度改めてGMが儲ける為にどういう手段を選びアメリカを象徴する巨大企業になって行ったかを振り返るべきでしょう。・・・それでも救済の必要があるのか・・・?・・と

 1920年代初頭、車を持っているアメリカ人は10人に1人でした。・・・この頃、日本では車を持っている人など殆どいなかったでしょう。・・・ここで、アメリカ自動車産業は行き詰ります。・・・何故なら、この時点で、アメリカ国内の人口2,500人以上の全ての都市に電車が走っていたからです。乗物での移動の10回に9回は市電を利用したものでした。アメリカ国内には、何と、1200もの市電と都市間鉄道があったのです。
 そこで、GMは、石油会社やタイヤ会社、トラック会社などと組んで、ダミー会社を設立し、弱小鉄道会社を買収しては閉鎖していきました。各都市の市電の殆どは破壊され、ロサンゼルスでは電車は灯油をかけられ焼却されました。・・・庶民の足を奪っておいて、車が売られたのです。
鉄道会社が正義で自動車会社などが悪・・などと言う積もりはありませんが、庶民の乗り物であった電車を廃止して、自動車を売りつけるというやり方が「適正な自由競争」と言えるのでしょうか?こんな事が許されていいのでしょうか?


 これだけでは、ありません。当時のアメリカ最大手企業であるGM、スタンダード石油、デュポンは、エンジンのノッキング解消の為のガソリン添加剤(4エチル鉛)を売るエチル社を設立しました。エチルと言う名のセクシーな女性を使って大胆でセクシーなPRキャンペンを展開し、莫大な利益を得ました。
 スタンダード石油の工場で四エチル鉛中毒で発狂死した者が出ても、働き過ぎのせいにしました。
 鉛の害を研究して告発した学者に対しては、無視させたり圧力をかけたり脅迫したり、誹謗中傷して無能呼ばわりしました。
 御用学者を雇って四エチル鉛が原因とは言えない・・・環境中に存在するガソリン由来の鉛レベルなど、人間の健康にとっては取るに足りないものだ・・・と反論させました。
 これによって、何百万と言う人々が数十年間も大気汚染のもたらす危機にさらされて来ました。実際、この大気汚染によって癌に侵されたりして亡くなった人間の数は100万人以上と推測されていますが、殆ど把握されていません。・・・そのデータを取ることすら妨害されたからです。

要するにGMはフェアとは言えないギャングのような悪行を繰り返してBigになったのです。こうやって成り上がって来た巨大企業も、従業員を沢山抱え、社会にとってなくてはならないような錯覚を抱かせるようなアメリカを象徴する企業に成長したのです。

フェアじゃないやり方でどんどん巨大になって行った企業はGMだけではないでしょう。・・・今回の恐慌の原因にもなった証券会社等は勿論の事、巨大企業の多くは、そのフェアじゃない卑怯なやり方ゆえに巨大になれたのかも知れません。
・・・・アメリカは、そもそも建国の段階で、フェアじゃないやり方で国土を先住民から搾取してきました。

 アンフェアな企業は巨大になる前に潰しておくべきだったのかもしれません。この手の企業が蔓延っているからモラルハザードが次々に起こるのでしょう。

今回のGMの破綻は、アメリカ社会に大きな波紋をもたらしています。そこで働く多くの労働者にとっては、大変な事です。彼らにはそれほど罪はないでしょう。・・災難だった・・と言うべきでしょう・・
 しかし、経営陣や株主達はもっとしっかり責任をとって然るべきです。・・しかし、実際には沈む船から財産だけを奪って逃げている経営陣、資本家の何と多い事・・・!。こんな企業の救済などと言う税金の無駄遣い・・・モラルハザード・・はやめて・・・・無節操でモラルの崩壊した資本主義体制を崩壊させていくべきでしょう。


参考文献

煙が水のように流れるとき  ;  デヴラ・デイヴィス
[ When Smoke Ran Like Water ; Devra Davis ]





←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2009/06/13 00:01】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

資本主義社会の日常…
でなしNo.146
資本主義の世界でNo1になるには、周りの連中を出し抜く必要があるようです。

そもそも、資本主義の思想の下では、ただの水でさえもできるだけ高く売れば評価されるという、意味のわからないことがまかり通っています。

GMで言えば、鉄道を駆逐して自動車を使うように仕向ける…
証券会社で言えば、ある程度の人々をアジテートし、株価を上げて利ざやを抜く…
もしくは、ファンドぐるみで株価を操作するとかでしょうか。

保険はちょっとわかりませんが、アメリカの三大基幹産業と呼ばれる「自動車」「金融」「保険」の中の2つは、ほぼ詐欺的手法でBigにのし上がったという事ですかね^^;

そして、
これらの基幹産業のすべてがガタガタになっていて税金を注入されています。

しかも、政府の管理下から抜ける際、自力での再建はほぼできず、同業他社との資本提携などで国有化から脱出するのが精一杯という状況…

平家物語の一説を吟じつつ、因果応報という言葉もプレゼントしたいです。
ただ、経営トップの責任をもう少し追及できないものかとも思います。

どんなに汚い手を使っても、勝てばいい…そんなことがあっていいはずがない!!

資本主義はそろそろお仕舞いの獅子舞
雑草Z
    でなしNo.146さん

 いつも的確なコメント有難う御座います。
資本主義とは、元々お金が余ってそれを更にもっともっと増やたい、労働者から搾取してまで吸い上げたい・・・と言う強欲から生まれたものでしょう。・・とんでもない仕組みです。不公平で持続不可能で、破綻に突進している社会の仕組みです。
 そろそろお仕舞いにしなければ、人類社会がお仕舞いになるでしょう。・・・維持しようとすればするほど至る所で歪が大きくなっています。

 今度また近いうちにこの資本主義の矛盾、酷さについて、論じたいと思います。





BEM
アメリカビッグ3の繁栄は単純にモータリゼーションが進んだだけ、アメリカは国土が広いから鉄道より車だったんだろうなって思っていましたが、こんなウラがあるとは知りませんでした。

つくづく卑怯なヤツらが世界の金融をにぎっているんだと感じます。
資本主義の行く末というのは結局こういうことになるのかと思うと、今日本でも大不況の中の勝ち組!なんて企業も似たり寄ったりかなあと考えてしまいます。

モラル崩壊の資本主義
雑草Z
    BEMさん

 私もこんなに酷い事をしてアメリカの自動車会社が台頭した事を件の本で知りました。・・・よく、アメリカは自動車社会などと言われるから、昔からそうなのかと錯覚してしまいますが、西部開拓史でも鉄道をひいてましたよね。・・・まあ西部開拓自体、先住民を追い出して土地を奪った酷い歴史ですね。

>つくづく卑怯なヤツらが世界の金融をにぎっている

その通りだと思います。金融制度=金権主義 とも言えますね。


>資本主義の行く末というのは結局こういうこと

そうですね。現在は資本主義の末期症状ですね。・・・この無節操でモラルのない資本主義体制を維持しようとすると、社会が崩壊するでしょうね。・・・社会が崩壊するか資本主義を崩壊させるかのどちらかでしょうね。
 資本主義の矛盾、不正、出鱈目さについては近々まとめたいと考えています。

>今日本でも大不況の中の勝ち組!なんて企業も似たり寄ったり

私も同感です。


コメントを閉じる▲
2009-03-05 00:02
ニューディール政策は、先の1929年に起こった大恐慌を克服しようと当時のアメリカ合衆国大統領ルーズベルトが行った政策です。政府が公共事業を中心に財政支出を行い、経済を活性化させるというケインズ理論による政策です。当時の公共事業とは、勿論公共工事中心で、テネシー川流域開発公社を作ってダム建設をしたり、道路、鉄道、空港建設などを行い雇用対策、景気活性化対策としました。・・・高度経済成長時代の日本が最近まで行ってきた景気対策そのままですね・・。でも実際にアメリカが恐慌から抜け出して景気を回復したのは、第2次世界大戦に参戦してからという見方も強く、そこまで含めばニューディール政策は結果論的には成功しましたが、その実態は『軍事ケインズ主義政策』だったと言う事になりましょうか。

 このニューディール政策の21世紀型現代版、とも言えるのが、今回の恐慌対策として出されているグリーン・ニューディール政策です。2008年7月にイギリスを中心にした The Green New Deal Groupが、金融、気候、エネルギーの3つの危機[triple crunch] に対して新エネルギーを中心にしたグリーン・ニュー・ディールの必要性を説いたNEF[New Economics Foundation;新経済事業団]レポートが基になっているようです。この事業団は、市場原理主義や無限の経済成長を前提とする資本主義とは異なる、持続可能で公正な経済社会の在り方を追求している財団との事です。・・まあ実態は経済界の傀儡的な組織かも知れません。しかし、本当に市場原理主義や経済成長を前提としないと言うのならば評価に値するでしょう。

 さて、アメリカ新大統領のオバマのグリーン・ニュー・ディール政策は、今までの土木工事などの代わりに、今世界的に問題になっている環境問題、特に地球温暖化問題対策として環境、エネルギー関連に公共投資して、不況を克服しようとする政策です。クリーンエネルギーに今後10年間で1500億ドルを投資して500万人の「グリーンカラー雇用」を生み、輸入石油を減らし、・・・温室効果ガスを2050年までに1990年比で80%削減するというものです。

 これが世界にも波及して同調する動きが高まっています。
この政策に対して世界は経済効果ばかり期待しているように感じます。再生可能なエネルギー産業は20世紀に自動車産業が果たした役割と同じ役割とも言われています。クリーンエネルギーだけではなく、エコ対策、低炭素社会インフラなどに空前の規模の投資が期待されているといいます。大きな投資対象です。新たな大事業を生み出して育てている訳です。
・・・これで、金融、気候、エネルギーの3つの危機を乗り切ろうとの事です。・・・基本的に、現在の経済体制の維持と言う事になりましょう。・・・・大企業や資産投資家、多国籍企業を儲けさせる事が予想されます。彼らは既に動き出しています。市場原理主義による金融システムの温存・・・と言う事にもなりましょうか?
80年前の恐慌時のニュー・ディール政策と本質的に大差のない感じです。それを狙っている政治家、企業、国家・・・が大部分でしょう。公共投資が、土木事業などの公共工事から、再生可能なエネルギーを中心とした環境産業に移っただけです。・・・環境産業のほうがこれからの市場拡大が期待出来、経済効果も高いからでしょう。目指すところはいわゆる【持続可能な経済成長】という詭弁の世界。

 グリーンニューディール政策の中心となる【石油代替エネルギーシステム】の大規模な風力発電や太陽光発電は、地下資源も大量に使います。まだまだエネルギー産出比が低く、石油の浪費になりかねません。別の様々な環境問題を引き起こすでしょう。・・そこがこれからの技術開発・・と言うところでしょうが、環境問題はさらに悪化・・と言う笑えない逆効果になるかも知れません。しかし、経済効果が上がればそれでもいいというスタンスでしょう。


『グリーン・ニュー・ディール政策』と言う本来の意味は、
『グリーン』は緑の・・・環境を考えた と言う意味
『ニューディール』は、新規まき直し・・・新たな経済政策で富を再分配すると言う意味です。
それを考えるなら、森林保護や工業から農林水産業への転換、国家が経済に大きく関与してもいいから、マネーゲームは終わりにして、市場原理主義から脱却して脱成長の世の中に移行する事を考えるべきでしょう。勿論金融なんて必要ありません。機械は極力使わずに人力中心の労働。つまり、エネルギーも資源も極力減らす方向へ・・・これが本来のグリーン・ニュー・ディール政策の在り方だと思います。・・・そのほうが投資額も小さくて済むでしょう。
・・・でも、投資額が少なくマネーの動きも少ないこの方向には進まないでしょう。・・【人海戦術】でやれば、環境破壊が小さく、雇用対策効果も大きく、資源とお金の節約にもなるのですが、もっと浪費しなければその政策は良くない・・・と言う事になるのでしょう・・・嘆かわしい事です。・・ここを打破する政治家に現れて欲しいものです。・・・残念ながらオバマはその器ではありませんでした。
・・・環境問題をシビアに捉えればそういう選択方向を考慮すべきであるのに、経済効果優先の『グリーン・ニュー・ディール政策』 はその理念は形骸化されてしまい、環境問題を本質から解決はしないだろうし、ますます悪化させる可能性が高いでしょう。
 持続可能な理想的な意味での『グリーン・ニュー・ディール政策』には移行出来るのでしょうか?
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2009/03/05 00:02】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

そろそろオバマ熱も冷めてきて…
でなしNo.146
そろそろアメリカ国民もオバマ氏の政策が焼け石に水だということに気づいてきました。

そもそも強いアメリカを復活させるなんて詭弁でアジテートしてきたわけですが、この状況で経済的にも政治的にもアメリカが存在感を示せる機会は「戦争」ということになりましょうか。

私の予想では、GMの倒産のからみでドルは大暴落します。
暴落する要素は整っているので、おそらく今年中には起こると考えています。


また、グリーン・ニューディール政策も詭弁ですね。

雑草さまが言うように、ギャグ効果になる可能性大です。
環境保護と訴えながら、本質では経済成長のために消費を上げようとする矛盾に気づいているはずなのですが…

たまに、私がバカなのか、世間がバカなのかわからなくなります^^

人間は
雑草Z
    でなしNo.146さん

>オバマ氏の政策が焼け石に水だということに気づいてきました。

でも景気回復しか頭にない国民がまだ大部分ではないでしょうか?・・強いアメリカに固執して、パラダイムシフトまでは考えていないような・・・

グリーン・ニューディール政策は、環境対策としてはギャグ効果で、ますます環境破壊しそうです。不必要なものばかり作りだして首が回らなくなるのではないでしょうか?



>私がバカなのか、世間がバカなのかわからなくなります

その感覚、非常によく分かります。こんな自分で自分の首を絞める様な経済成長をやっている連中は、ほとほとバカだと思っても、兎も角経済優先の世間・・・持続可能な経済成長が可能なのか?・・・心配は杞憂なのか?・・って一瞬感じる事もあるかも知れません。・・・・理性的に考えれば有限の地球では無理な話なのですが・・・彼らは根拠がないのに何とかなるとか考えているのでしょうか?・・・と言うより、それは国などが考える事であり、先ずは自分の生活の事しか考えていないのでしょう・・。やばい状態だと思いますが、でなしNo.146さんは、それでもパラダイム・シフトは間に合うと考えますか?。

難しいと思います。
でなしNo.146
>それでもパラダイム・シフトは間に合うと考えますか?

間に合うにはインパクトのある出来事が不可欠だと思います。(じゃないと普通の人は気づかない…)

アメリカが破綻するとか、3大資本家一族のいずれかが一文無しになる(関連金融機関一斉倒産)とか…

そういったバカでもわかるようなインパクトのある現実がないかぎり難しいと思います。

ただ、僕は望みを捨てていません。
今後10年以内に何かしら起きると予測しています。
(一応、裏づけ理論もありますが、10年もあれば何かしら起きますよね^^;)

>インパクトのある出来事
雑草Z
でなしNo.146 さん

なるほど。それは色々な意味で説得力がありますね。
そして可能性も十分高そうです。
ほんの2~3年まで安泰だと思われていた日米の大手自動車会社も倒産の危機にある訳ですから、もっと大きな組織の破局も十分に起こり得る事でしょう。
 ただ、アメリカや世界3大財閥は破綻時に様々な社会、組織、人々、自然を巻き添えにするでしょうね。
それでもそのエポックメイキングな出来事は起きるべきであり、でなしNo.146 さんの読み(期待)通り

>今後10年以内に何かしら起きる

でしょうね。その予測、鋭いです。10年もかからず現実のものとなると思います。
私は工業システムの急速な歯止めの効かない減退が起こると考えます。・・・グリーンニューディール政策がトリガーだったりして(笑)・・可能性は低くないですよね!?。
それは勿論、大国の経済の破綻や財閥の没落の原因にもなるでしょう。

 世界がその環境負荷に耐えられるかどうかが心配です。そして、持続可能な脱成長社会にしっかりパラダイムシフト出来るでしょうか?・・・出来るように持って行かなければなりませんね。


y.suzuki
雑草Zさんの期待にこたえられたかどうか、自然の摂理から~で記事をUPさせていただきました。TBを貼れなくてここにお邪魔しました。
 
 グリーンニューディールの実態はやはり、富の新たな収奪システムでしかないと思います。本来は富の収奪がおこらないシステムこそが環境問題、貧困、人口問題などほとんど解決するのではないかと考えています。

 日本の場合、市場(具体的には物的な充足)への期待が薄れているいま、いち早く新たな価値観に基づく転換が求められていると思います。そのあたりは、るいネットhttp://www.rui.jp/のほうでも活発に議論がなされていまして、結構ヒントになるものがありそうです。



>グリーンニューディールの実態
雑草Z
    y.suzuki さん

 その理念や本来の言葉の意味は望ましいものかも知れませんが、
y.suzukiさんもおっしゃるように、やはり

>富の新たな収奪システム

の面も大きいですね。

補助金もトリクルダウンで幾らかは労働者までも回るでしょうが、その多くは大企業のトップや投資家達が吸い上げそうですね。


>本来は富の収奪がおこらないシステムこそが環境問題、貧困、人口問題などほとんど解決するのではないかと

そうですね。それが理想ですし、そう言うシステムを導入するべきですね。


>るいネット

は随分と充実されたサイトですね。盛り沢山でごく一部しか読んだ事がありませんが、非常に興味深く、大変参考になるサイトです。このようなサイトが存在する事を嬉しく思います。どのような方々が参加されているのですか?


y.suzuki
 即レスありがとうございます。
るいネットは私も全貌はだれが参加しているのかわかりませんが、いろんなブログから飛んできているようですし、社会人全般というのが精いっぱいです。ただ、きちっと管理されているようで、中身のある真摯な投稿のみが掲載され、広告めいたものは除外されています。

 これからの社会をどうする?なんでこうなったの?という素朴な次元からさかのぼっているところがお勧めです。雑草Zさんのカテゴリーを見ても思うのですが、本気で考えていけば社会のあらゆる領域を扱わざるをえないのを痛感しますからね。とても独力では突っ込めないので、みんなで追求していこうというスタンスがこれからの主流になっていくのではないかと思っています。

内容を絞っている積りですが・・・
雑草Z
    y.suzuki さん

>本気で考えていけば社会のあらゆる領域を扱わざるをえないのを痛感しますからね

 おっしゃる通りです。環境問題の本質を中心に描いている積りでもあらゆる分野に拡散していきます。
 でも、カテゴリー別の記事の数やブログの説明を見て戴ければ分かりますが、
Economic Fascism 、経済成長路線 からの脱却による自然の循環に沿った生き方を!・・と言うのがこのブログの主題です。


>みんなで追求していこうというスタンスがこれからの主流になっていくのではないかと

それがネットのいいところですね。るいネットのような真摯なサイトが増えて、支持者が増えていけば、民衆から社会を変えていけますね。
これからも、るいネットを注目して見ていきます。何かしらかかわっていく事になるかも知れませんね。

宜しくお願い致します。


コメントを閉じる▲
2009-02-05 00:01
 普通、人間には向上心があり、昨年より今年、今年より来年は良くなろう・・・と考えます。現状と比較して、次はもっとよく・・・と言う成長志向はある意味向上心を持った人間の普通の欲求でしょう。勿論私もかつては野心の塊でした(笑)『人間の欲望は切りが無い』と言われる所以です。

 さて、経済、GDPは成長率ばかりが注目されます。これは成長志向の人間の性[さが]として当然のことと言えば当然ですが、非常に危険な発想です。GDPの成長は、生産と消費と廃棄の拡大です。それが目標って、とんでもない事と考えて当然ではないでしょうか?。
財産を十分持つ事が目標と言うほうがまだましでしょう。その場合、みんなが裕福になっても、節約して財産の動きが小さくなればGDPは縮小します。
 GDPを大きくするには資源、財産をどんどん浪費する・・・と云う行為が必要ですし、GDPを成長させる・・とは、その浪費を毎年毎年増やしていく・・・と言う事です。成長率を上げると言う事を目的にした場合、節約は悪で、浪費が美徳という事になりましょう。それも、毎年毎年前年よりも浪費が増えていくことが美徳となるのです。・・・十分に愚かな事でしょう。【使い捨ての時代】なんて言われた愚かな時代もありました。
 例えばみんなの衣食住が必要十分にある・・・と言う事が目標ならまだ理解出来ます。・・・GDPを上げるとは、それが目標ではありません。その消費レベルを上げると言う事です。さらに経済を成長させる・・・とは、消費を毎年増やすという事です。・・・それが経済成長主義の本質でしょう。・・・・経済成長主義者は、経済を成長させなければ世界の人々の衣食住も満足にする事は出来ない・・・と反論するでしょう。・・・でもそれは、そういう経済システムに作り上げたからある意味当然です。特に経済成長が必要な金融システムは、無節操に利益を上げる為にお金に余裕のある資本家連中が作った資本家の為の集金システムです。

 『成長が目標』という事は、有限の地球では危険な破滅への哲学です。狂気の哲学です。
先ず、衣食住+αの生活レベル・・・と言う経済目標を設定したとしても、物質レベルに関してはあるレベル・・・持続可能なレベル・・で終わりにしなければ、人類の歴史が終わりになってしまいます。それ以上の成長目標は切りがありません。・・切りが無い目標でも達成は不可能です。有限の地球で浪費レベルを切り無く上げる事は、人間が実感する為には、指数関数的に上げなければなりませんから、正に破滅のシステムでしょう。


ここで、
1人当たりのGDPの歴史的推移を見てみましょう。定義によっても違うでしょうが、購買力で考えます。
日本を考えた場合、1700年を1とすると、100年後の1800年は2,3割アップです。
ところが1900年には2倍。1950年には4倍、そして2000年には、36倍です。指数関数に加速のついた超指数関数的に成長してきた訳です。そして頭打ちになったのが現在の状況です。
人間の感覚は対数関数的【対数関数的感覚】ですから、この間豊かさが36倍になったとは感じないでしょう。そもそも、豊かになったと感じているのでしょうか?・・・勿論この経済成長で人類はドーピングされているので、もう昔に戻れないと感じている人は多いでょう。しかし、環境負荷は持続可能なレベルは超えています。これからは、人口が減少しない限り、1人当たりのGDPを増やしていくことは困難になっていくだろうし、これまで只だったものを有料にするといった方法・・・社会が住みにくくなるでしょう。・・を実行するしかなくなっていくでしょう。【経済成長の本質】・・にも書いたとおり、只だったものを有料化すると言う行為は経済成長の為の基本的な方法です。

 物質的生産・消費・廃棄を目標にするGDP信仰はそもそも愚かな洗脳です。
百歩譲ってGDPの達成目標を掲げたとしても、それはある一定のレベルが目標になる事でしょう。GDPがどんどん増え続ける「経済成長」が目標なんて、愚か者の発想です。生活に困らない衣食住のレベルまで達したら、あとは物質的レベルを追求する事はやめて、別な幸福を追求するべきでしょう。物質的豊かさを目標にするとしても、 “経済の成長“自体を目標にする事は本末転倒甚だしい事でしょう。物質消費レベルの水準をだんだん上げていく事に価値を見出すなんて、狂気の沙汰です。一人の人間が必要十分な物質レベル以上を望むと言う事は、有限な地球上では、未来に生まれてくるべく人間も含めて、他の人の分け前を取る・・・と言う意味でも罪と言うべきでしょう。

経済成長志向・・・物質の生産・消費・廃棄の成長を望むなどと言う事を目標にするほど人間は愚かな存在なのでしょうか?

経済だけではなく、現代社会で肯定的に捉えられている成長志向そのものも、そんなに素晴らしい観念とは思えません。上昇志向の若者が減って下流志向の若者が増えてきたといわている事もあながち悪いことではないように思えます。
ただ、いつの世でも、上昇志向の物質的欲望を持った者に、そんな欲望を持たない人々が踏み台にされてきました。そこのところのセイフティネットを張る事もこれからの社会に必要な事でしょう。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2009/02/05 00:01】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

経済で不幸になる。
でなしNo.146
>1900年には2倍。1950年には4倍、そして2000年には、36倍

これほどとは、ひどいですね。
無駄使いして地球を36倍痛めつけてるんですね。

決して、幸せが36倍になった気はしません。
(といっても、1700年に生きていたわけではありませんが)

むしろ、
金融関係をここまでいろいろいじくったせいで、こんがらがったヒモがほどけなくなった感すらあります。


最近の企業のニュースでは赤字修正報告ばかりですが、
この一年で、「え、この会社が?」みたいな企業が1、2コ潰れるかもしれません。

早く世の中が正しい方へいくことを願ってやみません。

消費レベルはもっと酷いでしょう。
雑草Z
    でなしNo.146 さん

 ここでの「1人当たりのGDPの歴史的推移」は
1人当たり実質GDを超長期的に推計していることで著名なアンガス・マディソン氏のデータを使って書かせて戴きました。1人当たりGDPの単位は購買力平価で換算した実質ドルです。購買力で考えましたが、物やエネルギーでの消費レベルで考えると、20世紀の成長の伸びはもっと極端な超指数関数的でしょう。(こんな事に『成長』という言葉を使うのですからとんでもありません。)1700年を1としたときの2000年の値も、一桁ぐらい大きいのではないでしょうか?



>金融関係をここまでいろいろいじくったせいで、こんがらがったヒモがほどけなくなった感

全くその通りだと思います。はじめから金持ちがさらなる儲けを目的で始めた金融でしょうから、不公平で穴だらけでだったでしょう。・・・だから色々いじって滅茶苦茶な状態になってしまっていますね。一度御破算にして、システムを新たにしなければ、理不尽な金融支配から抜け出せませんね。


>この一年で、「え、この会社が?」みたいな企業が1、2コ潰れるかもしれません

1,2個じゃ済まないんじゃないでしょうか・・・?。

コメントを閉じる▲
2009-02-01 00:01
ここのところ色々な機関が、経済見通しを発表する度に成長見通しを下方修正しています。IMF[国際通貨基金] が1月末に発表した世界全体の2009年のGDPの実質成長見通しは、0.5%と、第二次世界大戦後最低の予想となったとニュースは伝えています。(因みに2010年の見通しは3%だそうですが・・何をおっしゃるうさぎさん、こんな数値はあってなきに等しいでしょう。あてずっぽうのレベルとそんなに変わらないでしょう。色んな思惑で出した数値でしょうか?・・・IMFも欧米が作った悪どい組織ですが、2010年の経済成長予想なんて当てにならない数値を示してどうするのでしょう?。)いわゆる先進国、アメリカ、ユーロ圏、日本・・・は軒並みマイナス成長の見込みです。(-1%~-3%)。成長著しかった新興国も下方修正されています。中国やインドの成長率も鈍化する見通しです。鈍化する見通しと言っても中国もインドもまだ5%を超えていますから、まだまだ高度経済成長と言えるでしょう。ロシアに至っては、欧米同様、マイナス成長の見通しです。
 まあこの辺の定量的な数値はかなりアバウトにしか信頼出来ませんが、今年に限らず、これからはマイナス成長の国が沢山出てくる事は明らかでしょう。経済が世界規模で飽和に近づいているのですから。これから無理に経済成長を推し進める為には、今まで無料で手に入った自然の恵みさえにもお金を払う事態が起こるでしょう・・・前回【経済成長の本質】で描かせて戴きました。・・・空気にさえお金を払う社会・・といううのも冗談のレベルじゃなくなってきています。・・・

 マイナス成長、低成長予測を受けて、各国政府もマスコミ各社も、新聞でもテレビでも、金融危機克服だとか委縮の連鎖を食い止めようとか、相変わらず経済成長率を高める事に躍起になっています。
 この経済のマイナス成長を歓迎する国や自治体はまだ現れていません。経済成長と言うドーピングにどっぷりと浸かった社会の指導者たちは、その呪縛から解放されていません。どうしてここまで世界は経済成長に洗脳されているのでしょうか?呆れるばかりです。

確かに、現在の狂った経済システムを維持するには経済成長が必要でしょう。特に、金融システムは、経済成長が前提となるでしょう。・・・でも、それはネズミ講(無限連鎖)のような破局に向かうシステムです。経済活動なんて、一言で言えば生産と消費と廃棄です。資源とエネルギーと廃棄場所の浪費を生活の向上と考える貧しい発想です。・・・実際にそれは生活向上ではなくて、生存環境破壊に他なりません。

 定量的な事は定義によっても変わるだろうし当てにはなりませんが、明らかにエコロジカルフットプリントはもう持続可能なレベルをとっくに超えています。マイナス成長を続けて持続可能なレベル以下の余裕のあるレベルまで経済レベルを落として、そこから先は揺らぎはあってもゼロ成長を続けるべきでしょう。さもなければ大恐慌の被害よりずっと深刻な環境カタストロフィーによって、人類の存亡にかかわる事態が発生するでしょう。

 現在、経済のマイナス成長は歓迎すべき事です。世界全体の経済成長率が0.5%とか言わず、是非とも今年から世界経済がマイナス成長を続けて、マイナス成長やゼロ成長でもやって行けるまともな経済システムに変換すべきでしょう。・・そう、ゼロ成長・・・定常状態で継続できるシステムをまともと呼ぶべきでしょう。成長前提の金融システムは異常なネズミ講だったのです。マイナス成長により、大きな痛みはあるでしょうが、異常で危険なドーピングから抜け出す為の大きな試練です。
経済のマイナス成長を歓迎致します
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2009/02/01 00:01】 | 社会・経済 トラックバック(0) |


nao
金儲け主義の奴らは下品です。値段の高いサーロインステーキを喜んで食べて、本当に美味しいお漬物の味が分からない奴らばかりです。
僕は雑草Zさんとは少し違い(商売が生業ですのでw)本物を適正価格で売るなら経済成長もありだと考えています。
某ブログで教えて貰ったのですがhttp://www.google.com/gwt/n?u=http%3A%2F%2Fblogs.dion.ne.jp%2Fhanemone%2F&hl=ja&mrestrict=xhtmlchtml&inlang=ja&client=ms-kddi-jp&q=%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7
自由主義社会は、良いものを安く売る、から、安物を安く売るを経て、現在は偽物を誤魔化して売る社会になってます。
余談ですが、サーロインステーキをパクって喰う下品な連中って、冷凍マグロと冷めた天ぷらと本だし入りの玉子焼きが大好きです。それと、不自然にツヤツヤと光る漬物とw
それらをアテにしてチンチンに沸かした白鶴を喜んで飲んでいるからどうしようもありません。
以前に勤めてたホテルで、五條土木って奈良県の土木課の空出張の連中に、その傾向が顕著でした。

経済のガス抜きをし、二度とバブルに戻らぬことを。
でなしNo.146
>空気にさえお金を払う社会・・といううのも冗談のレベルじゃなくなってきています。

二酸化炭素の排出権が国家間で取引されるそうですし、新鮮な(?)酸素バーなるものがあるそうですから、リアルになりつつあります。
(個人的に、二酸化炭素の排出権なんて言うのは、金融商品以外の何者でもないと思いますが)


今回の世界経済の停滞は、世界をゼロ成長路線へ舵を切らせる一助となると思いますが、経済成長主義に思考汚染された世界のリーダー&財界人に「用済み」のレッテルを貼らないといけませんね。

断言しますが、
経済成長させても、私達の生活を救えない。無論、地球も救えない。後の世代の子ども達の生活も救えません。

最後に余談ですがある雑誌で、
「この不況で、多くお金を持っている人の方がより、お金を失った。」と金持ちへの風当たりを和らげる記事がありましたが、それは一部だけの話で、必ず、失ったお金を受け取った人間がいるはずなのです。

マイナス成長なんていわずに、不必要な分のお金自体を消滅させちゃいましょう^^

どの商売も成長したいと思いますが・・
雑草Z
    naoさん

今回のコメントは記事の内容とはちょっと離れていますね。ここの記事の内容へのコメントではないかと思います。でもお気持ちは分かります。


>現在は偽物を誤魔化して売る社会

その傾向はかなりあると思います。エコ商品とか健康食品とかは特にその傾向が大きいですね。一般市民も真偽眼を鍛えるべきでしょう。


>本物を適正価格で売るなら経済成長もあり

 ここの部分も言いたい事は分かりますが、成長の必要はないと思います。何の産業でも成長していくのは歓迎されますが、全体としての経済成長は破滅への道だと思います。優良産業の一時的な成長・・という意味でおっしゃられているのなら、勿論有りだと思います。

>世界をゼロ成長路線へ舵を切らせる一助
雑草Z
    でなしNo.146 さん

>二度とバブルに戻らぬことを

本当にそう願いたいものですが、現在の世界の景気対策はまたバブルを呼びこもうとさえしているようです。・・そもそもまだまだバブルは抜け切ってません。


>経済成長主義に思考汚染された世界のリーダー&財界人に「用済み」のレッテルを貼らないといけませんね。


そうですね。ほとんどの政治家、官僚、財界人・・・ですね。残念ながらオバマもそのうちの一人ですね。


>断言しますが、経済成長させても、私達の生活を救えない。無論、地球も救えない。後の世代の子ども達の生活も救えません。

もっと踏み込んで言えば、無理に経済成長をさせる事は、逆に私たちの生活を窮地に追いやるし、人間を含む生物が住める地球環境も破壊するし、後の世代の子供達に負の遺産を増やすだけでしょう。


>不必要な分のお金自体を消滅させちゃいましょう

資本と金融を潰すにはいい方法かも知れませんね。でも方法が難しいですね。でなしNo.146さんならどんな方法を提案されましょう? 

不必要な分のお金の消滅。。。
でなしNo.146
具体的な案は細部まで練りこむ必要があるでしょうが、切り口の一つとしては以下のようになると思います。

まず、銀行などの利子は0%以下、ようするに、貯金をしてお金を腐らせるなら目減りするような方向に持っていきます。
金持ちの口座は累進課税的に目減りさせちゃいましょうか^^

そして、
そのお金は銀行が自由に使うのではなく、社会のセーフティーネット(福祉、教育、農業など)に使うというものです。

そうすれば、銀行も消滅する方向に行きますし、お金を供給する必要もなくなっていくと思います。

ちなみに、投資に使うなんてもっての他。
税金やら、規制をぎっちりかけてあげましょう。
儲からなくなれば衰退していくでしょうから。

(まぁ、そうなると問題はタンス預金が主流になって治安が悪くなることなどいろいろありますが…)


ただ、
これからは、商売も短命化し、10年弱で衰退期に入ってきてしまいますから、すべての人、産業においてセーフティーネットをしっかり整備する必要があります。

とにかく、あらゆるお金を集めてきて、セーフティーネット整備に回す。
極論を言えば、一日中働かなくても最低限の有意義な労働に携われば生きていける社会作りですかね。


以上、
拙い理論ですが、肝心なところは2つ。
あらゆる利子の撤廃とセーフティーネットの早急な整備でございます。

ゼロ成長にはゼロ金利
雑草Z
    でなしNo.146 さん


>銀行などの利子は0%以下

う~ん、そうですね。ゼロ成長にはゼロ金利が基本でしょうね。


>あらゆる利子の撤廃とセーフティーネットの早急な整備

ここまで案があれば、試案段階としては十分なビジョンですね。勿論、おっしゃるように実行するときにはまた色んなクリアすべき問題はあるでしょうけれど・・・


>貯金をしてお金を腐らせる

投機に回されるなら、腐らせた方がましかも知れません。


>金持ちの口座は累進課税的に目減りさせちゃいましょうか


なかなかいい案ですが(笑)そもそも累進課税は厳しくすべきだと思います。でも、政治家が金持ちの傀儡だからそうはいかないのですね。アメリカの大統領は代々ブルジョア階級ですし、オバマも一般庶民とは程遠い感じです。日本の総理も搾取階級の傀儡でした・・・現総理は搾取階級そのものですし・・。


先物取引のようなマネーゲームを止めさせるためにも投資の強い規制・・・禁止を含めて・・・は必須でしょう。・・・強い規制・・はやはり廃止でしょうか。 



コメントを閉じる▲
2009-01-21 00:03
 現代の無節操な自由経済社会には、不要な仕事が溢れています。バブルで一時的に膨れ上がった経済に洗脳された人々がそれぞれ文明的な快適な生活と言う、ドーピング漬けの生活を望むが故に、様々な不用な仕事が創造されています。
 それぞれの職業の中にも、仕事の内容によって、必要のあるものないものあるでしょう。
不用な仕事はやる必要がないのに、そんな仕事こそ、労働時間も多めになって残業も多いという矛盾構造を抱えています。・・・例えば、不用な商品・・・必要ないものを無理に売るのですから、なかなか売れず、売るための残業も増えます・・・。
 みんなが必要としているから、供給が間に合わず、そのために忙しい・・・と言うのではなく、・・必要のないものをどうやって売りつけるか・・・ニーズの開拓・・に時間と労力をかけ、躍起になっています。全く主客転倒しています。・・・広告代理店なんてそんな要らないニーズ開拓の代表企業でしょう。・・・『ニーズを作り出す』と言う言葉ほど消費者を馬鹿にした言葉はないでしょう。要らない物にニーズ[needs]を作り出すって自己矛盾する言葉です。以前【ニーズを作る愚かさ】にも書きました。・・・(まあ『消費者』って言葉自体も経済優先社会の落とし子みたいな言葉ですが・・・。
もう、新たに必要なものなんて殆どありません。・・・必要のないものをニーズとは言いません。勿論必要[needs]を作り出す・・・なんて酷く愚かな事です。

じゃあ、現代は本当にニーズがほとんどないのか・・?って考えたら、とんでもないでしょう。切迫した、やらなければならない事で溢れています。持続可能な社会に向かって方向転換と言う大事業が残っています。
・・・わけのわからないニーズを生み出すケインズ理論のような公共工事なんてやってる猶予なんて全然ありません。・・・と言うよりも、それは社会を破局へ導くだけです。

 先ず差し当たって食料自給率を100%にしなければならないし、(国家レベルと言うよりも、もっと小さな小自治体ごとにです。)生ゴミ、糞尿類は自然の循環に回さなければなりません。再生不可能な地下資源を掘る事をやめなければならないし、人口は持続可能なレベルに抑えなければなりません・・・・昔に戻る事ばかりですね(笑)
その為の人海戦術をどんどんやればいいのです。・・・と言っても毎日長時間働かないほうがいいでしょう・・・しっかり考えて、真実を見つめる事が必要です。その為に残りの時間は余裕を持って暮らしましょう。沢山休養するのもいい事でしょう・・・疲れていては現実もしっかり分析できないし、いい考えも浮かびやしません。

 国家は、新たなニーズ開拓なんて環境破壊をやっていないで、セイフティネットをもっとしっかり張るべきでしょう。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2009/01/21 00:03】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

お金を使わせる工夫だらけ。
でなしNo.146
ニーズの開拓は売上げを上げる場合、確かに重要ですが、環境と持続可能な社会からみれば、「浪費」&「罪悪」以外の何者でもないですね。

世の中には必要ない仕事がなんと多いことか…

今回の需要の落ち込みで工場が閉鎖されたり、派遣社員の人達が一斉に解雇されたりしていますが、こんなの氷山の一角です。

経済が崩壊した場合、お金の仕組みがぶっ壊れるので、仕事がある、ないという問題をも飛び越えた事態になるのは明白です。


最近、ふと思うのですが、派遣村なんぞ言ってお金やら住居を提供するお話があるならば、自給自足村なんて作って、こき使われてポイと捨てる会社のためではなく、自分自身と仲間のために最小限の労働で循環する地域を作ってほしいものです。
(断わっておきますと、別に派遣村にいた人を貶めるつもりはありません。)

派遣社員は国際競争力のための調整弁とか言われていましたが、人間は部品ではないのです。

そして、地球だって部品ではないのです。

ニーズを作り出し、競争すれば、必ず泣く人達が出てきます。
地球だって泣いているはずです。

今回の不況で、困ることがわかっているのに、その時の感情や立場で目先のことしか考えない愚かさを学習しなければいけませんよね^^

>ニーズの開拓は・・「浪費」&「罪悪」
雑草Z
    でなしNo.146 さん


>経済が崩壊した場合、お金の仕組みがぶっ壊れるので、仕事がある、ないという問題をも飛び越えた事態になるのは明白

 そこなんですね。その混乱は避けたいのだけれど避けて通れないでしょうね。


>自給自足村なんて作って、

大切な事なんですが、今のところ人が集まらないのでしょうね。そのような取り組みは、NPOなどで色々行われています。


>自分自身と仲間のために最小限の労働で循環する地域

 そう言う試みにこそ、力を入れるべきですね。これは理想論ではなくて、そうせざるを得ないのですけどね。


>派遣社員は国際競争力のための調整弁

 この手の話が論じられている事が、酷い話です。資本家と経営陣の利益しか考えていませんね。


>その時の感情や立場で目先のことしか考えない愚かさ

 本当に目先の対症療法ばかりです。経済成長に洗脳され切っています。 

本当に必要な物ってわずかですよね
BEM
>不用な商品・・・必要ないものを無理に売るのですから、なかなか売れず、売るための残業も増えます・・・。

私がよく考えるのは景品や粗品とかですね。以前カップヌードルを買った時に、ついストラップとか宇宙人のフィギュアがついた方を買ってしまい、結局ゴミになるってこともありました。
ゲームセンターのUFOキャッチャーのぬいぐるみもムダだな~と思うし、すぐに壊れるマックのおもちゃとか、貰っても次の日にはゴミ箱行きって粗品も要らないって言いたいですよ~。
作っている側は悩んで悩んで、安く中国で作らせて売上が上がったとか一喜一憂しているんでしょうが、そろそろああいったものは止めてもいいんじゃないかと思います。
広告代理店はこれから「エコ」を売りにして消費を伸ばさせることにやっきになるんでしょうね。困った物です。


y.suzuki
 物にこだわると必要なものはごくわずかなのですが、既にサービス産業が過半を占める日本においては、仕事としての役割を作り出すことがポイントだと思います。

 国家主導の物的な需要を座して待つよりも、思いついた人が、どんどんサービス(役割)を担っていくことで事業化していくほうが、はるかに必要なことが実現していきそうですね。国家あるいは官は、それをサポートするスタンスに徹するべきでしょうね。

 すでに子育てNPOや、地域活性化事業などが立ち上がってきていますが、税制など、旧い制度などに阻まれて、今一歩伸び悩んでいるのが実態ですから。

無節操な告代理店
雑草Z
    BEMさん

 景品や粗品って、結局代金に含まれているから、欲しくなくとも貰わないと損・・みたいな嫌なもんですね。公正取引委員会で禁止されるんじゃなかったでしたっけ?


>広告代理店はこれから「エコ」を売りにして消費を伸ばさせることにやっきになる

広告代理店って、一番不要な仕事かも知れません。環境を破壊して世の中を虚構で満たして住みにくくする・・・
彼らは環境なんてどうでもよくて、エコを商売にしているだけですね。トヨタの『エコ換え』なんてのも広告代理店の仕業かも知れませんね。恥ずかしくもなくあんないやらしいコマーシャルをするトヨタって一流会社なのでしょうか?・・

 

サービス産業
雑草Z
    y.suzuki さん

>既にサービス産業が過半を占める日本においては、

こう言う構造ってどうなんでしょう?それだけ、不要な仕事が多いって事にもなりますね。そのサービス産業もニーズ開拓に躍起になっているところばかりです。


>国家あるいは官は、それをサポートするスタンスに徹するべきでしょうね。

国家や官は一つ覚えの公共工事から早く手を引くべきですね。・・本当に必要なものをサポートすべきです。現実はまだまだ逆で、国家や官がサポートどころか邪魔してますね。
利権絡みの一部の産業にばかりばかり手厚く大袈裟にサポートして税金をばらまいています。




y.suzuki
表現がまずかったかもしれません。
たとえば、食品や必需品は物の生産ですが、教育や福祉、育児、医療などは物の生産ではありません。これらは知的生産と呼ばれたこともありますが、生産においてはすべからく、知的生産だと思いますので・・・。

 ただ、本来はこれらの役割は、村落共同体で自給自足でやっていたものばかりなので、雑草Zさんの違和感もここら辺にあるのではないかと思いますが、究極は、そこまで立ち返るべきかと思います。当面、出来るものが事業化して、その共同体的地域と融合していく方向を示唆させて頂きました。
 
 

表現は的確でした。
雑草Z
    y.suzuki さん


 意図為さった事は分かりましたので、その事にも言及しようと思ってましたが、ご返事を書いているうちにおっしゃるように

>本来はこれらの役割は、村落共同体で自給自足でやっていたものばかりなので、

その方向のコメント返しになってしまいました。・・でもそれは理想論であって、その前段階として y.suzukiさんのおっしゃるような

>事業化して、その共同体的地域と融合していく方向

は、現実的な方向、ステップとして、考慮すべき事ですね。・・そこのところを端折って、飛躍したお返事であった事、雑なお返事だったと思います。失礼いたしました。先程は少し眠かったのですが今は目が冴えました。


コメントを閉じる▲
2008-12-05 00:02
 動物が生まれながらに持っている本能を最も持っていない動物がヒトだと言われています。人は生まれてから後天的に獲得した知識や体験から世の中のしくみを体得していきます。本能も行動に規制をかけるでしょうが、人間は生まれてから育つ間に多くの知識を身に付けて、行動の判断基準にしていきます。

 さて、現代社会はドーピングされた不自然な社会で持続可能ではない事はこれまで論じてきました。・・・・【ドーピング社会】【ドーピングし放題の現代人】など・・・
 つまり、石油や薬、文明の利器など持続可能ではない物質などにドーピングされて、本来動物としての人間が持っている筈の感覚が衰え、社会が一時的な高揚状態にあると言う事です。
このドーピング社会に生まれてきた人々、特にいわゆる先進国の都市部に生まれた人々の多くは、その、決して持続可能ではないこのドーピング状態を定常状態と勘違いして持続可能だと思い込んでしまっています。

・・・建物だらけで、道路も空地も地面の多くはコンクリートで固められ、植物は観賞用の花と街路樹以外はあまりなくても大丈夫。トイレも水洗で、台所の汚水を含めて全て下水道に流れて行って知らない間に処理してくれる。・・・・農地も魚の豊富な川も海もないけれど、食料はスーパーなどのお店に行けば沢山並んでいる・・・。お金さえ払えば、何でも買える。・・・・
 それ自体では決して存続する事の出来ない都市を、現在存続しているからと言うそれだけの理由で、半永久的に持続可能であると考えてしまっています。
 ・・・現在のドーピング社会では、子供の頃はそう思ってしまうのもある程度仕方のない事かも知れません。・・・生まれた時からそういうドーピング状態の環境で育ってきた訳ですから・・・・でも、だからこそ、大人になるまでの間に、自然の摂理、地球上での物質の循環、生態系の循環をしっかり学ばなければなりません。こんな滅茶苦茶なドーピングされた都市システムは、ごく近年始まった、決して持続可能ではない異常な状態である事を知らなければならないでしょう。
ここにコメントをよこした人の中にも、現在の大都会が機能しているのだから、生態系を壊そうが、自然の循環を無視しようが、人間は自然に頼らなくてもやって行ける・・・と言うステレオタイプの、愚かな人がいました。こんな理性のない短絡的な人間を作ってしまう現在のドーピング社会は恐ろしいと考えます。これほど頭の中までドーピングされた愚かな人物はあまりいないと考えたいのですが、政治家や財界人、企業人の中にはまだまだ沢山いるようです。
ドーピング状態を維持出来なくなるまでドーピング状態を続ければ、その都市は勿論、周りの郊外の田舎も巻き込んで砂漠化などが起こり、不毛の地になるでしょう・・・現在の大都市は既に不毛の地になっているところも少なくありません。・・・グローバル化によって、世界は繋がっていますから(その一番の立役者が、現在の最大のドーピング剤、石油でしょう・・・。)世界の各都市はぎりぎりまで崩壊を回避し、世界同時に一気に崩壊する可能性も高いでしょう。こんな異常なドーピング状態を維持しようとすればするほど、世界は破滅に近づくでしょう。

環境問題を根本から解決するにあったって、持続不可能なドーピング状態を普通の定常状態だと考える人間の洗脳状態を解かなければならないと考えます。

生まれた頃から自然に親しみ、自然の摂理を体感出来る、自然に囲まれた持続可能な社会に移行したいものです。
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2008/12/05 00:02】 | 社会・経済 トラックバック(0) |

連続投稿…汗
でなしNo.146
>頭の中までドーピングされた愚かな人物はあまりいないと考えたいのですが、政治家や財界人、企業人の中にはまだまだ沢山いるようです。

今だに、高度経済成長期やバブル時期の成功体験などから、資本主義が自分達を救う宗教みたいになっていますから、タチが悪いですね。

ある意味、薬物中毒者の相を呈しています。


>最大のドーピング剤、石油
私も、石油をできるだけ使わない世界へのシフトを考えています。

もし、石油の使用を規制すれば、毎日忙しく働く必要もなくなりますし、昼間中働きづめなんていうクレイジーな雇用状況も緩和されると思います。

もちろん、失うものは多いとは思いますが、それ以上に得るものが大きいでしょう。
(そもそも、このままだと滅亡ペースですから^^)


あと、
余談ですが、ある大手ファンドの未来予測本には、「経済成長限界」は2030年というオーダーでした。
その本によれば、ものが世界中に行き渡り、この辺りで頭打ちになるとの事。

ただ、まずオーダーが甘すぎですし、現状を見る限り30年まで経済成長させようと思ったら、戦争が必要だと考えます。

すでに、今、頭打ちなわけですから、ちゃんと経済成長限界という単語を知っているなら、経済縮小へのソフトランディングの方法を考えてもらいたいですね。

ちなみに、その本では経済成長限界後の世界については白紙でした…^^
(資本主義の尖兵とも言えるファンドが出す本ですから、経済成長限界を知っていただけでも、大絶賛ですかねw)

連続投稿・・・大歓迎
雑草Z
    でなしNo.146 さん

>今だに、高度経済成長期やバブル時期の成功体験などから

 途上国では、それを手本にしてますし、いわゆる先進国では」、その時の手法を使おうとしている馬鹿者が沢山いますね。


>石油の使用を規制すれば、毎日忙しく働く必要もなくなりますし、昼間中働きづめなんていうクレイジーな雇用状況も緩和されると思います。

 鋭いご指摘です。そうなんですよね。石油って便利なようで、労働を増やしている面も否定出来ませんね。


>失うものは多いとは思いますが、それ以上に得るものが大きいでしょう。
 
 そうですね。それもアピールして行きたいですね。


>ある大手ファンドの未来予測本には、「経済成長限界」は2030年というオーダー

おっしゃるように、ファンドがそう言う予想する事は評価出来ますが、

>ものが世界中に行き渡り、この辺りで頭打ちになる

と言う予想はいかにも経済的狭い視点の見方ですね。物が行き渡ってとか言う経済的なレベルではなく、地球のキャパ、資源の限界から考察すべきですね。

>30年まで経済成長させようと思ったら、戦争が必要

鋭く、恐ろしい洞察です。核兵器がある中での大きな戦争は避けなければ、人類の存亡に拘わります。

>経済縮小へのソフトランディングの方法

これが大切ですね。人間の意志で自らその方法を実践すべきですね。ここのブログでも言及したいと考えています。

コメントを閉じる▲
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。