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2011-02-11 00:01
「低炭素 [low-carbon] 」と言う言葉が流行っています。マスコミや政府は好んでこの言葉を使い、様々な学会でも頻繁に飛び交っているようです。最近は「エコロジー」の言葉の代名詞のようにさえ使われています。低炭素社会[low-carbon society]から始まって、低炭素経済、低炭素技術、低炭素商品、低炭素サービス・・・そして、「発展途上国における低炭素投資」、等という完全にビジネスとしか思えない怪しい表現もどんどん作られています。・・・・。

「低炭素社会」と言う言葉を最初に聞いたときに違和感を覚えたのは私だけでは無いでしょう。
炭素は水素、酸素と共に、光合成など植物の同化作用によって、炭水化物を作る元素ですし、更に窒素原子も使ってアミノ酸からタンパク質を作る重要な元素です。生物界にとって大量に必要な元素です。生命活動の根本的な元素のひとつと言えましょう。炭素原子だけの循環を考えてもそれは即、生態系の循環に繋がります。エコロジー[ecology]とは元来「生態学」という意味ですから、生態系に必要な炭素の使用を減らすことを目標にした「低炭素 [low-carbon]」と言う言葉とエコロジー[ecology]と言う言葉は、近い意味どころか対立する言葉でしょう。
低炭素社会の意味についてネットで調べてみると、
炭素を減らすこと=二酸化炭素を減らすこと=温暖化防止
のように、三段論法などで述べられていたりします。非常に曖昧で様々に解釈出来る表現です。「地球温暖化防止の為に大気中の二酸化炭素を増やさない為に炭素を減らす。」というように、回りくどく聞こえます。何故直接、「低二酸化炭素」と言わないのでしょうか?「炭素の使用を減らす」ってどういう事かわかっているのでしょうか?
「炭素の酸化を減らす」と言うべきでしょう。もっと直接的に「石油など化石燃料の使用を減らそう」と言ったほうがわかりやすいでしょう。曖昧な表現を使うところが怪しいところです。

この、「低炭素 [low-carbon] 」と言う怪しい表現は、2006年にイギリス政府に作成を依頼された元世界銀行上級副総裁のスターンによって公表された「スターンレビュー」で、世界に伝播していきました。これは、二酸化炭素を新しい世界商品に仕立て上げる為の理論と見る事が出来ます。この文書は最初に挙げた「低炭素 [low-carbon] 」と言う形容詞のついた言葉で溢れています。これは環境対策に名を借りた、経済戦略の一環と言うべきでしょう。そして、その中で原子力も低炭素技術の一つとして明確に位置づけられています。


ここで、話を遡って、二酸化炭素温暖化脅威説がいつ頃から注目されたか見てみましょう。
大気中の二酸化炭素濃度の精密で長期的な観測を継続して、二酸化炭素濃度が長期的に増加していることを世界で最初に突き止めた人物はキーリングです。このキーリングの研究に、専門家以外で真っ先に着目したのは、当時アメリカ政府のエネルギー研究開発局[ERDA]傘下の研究所の所長であったワインバーグです。ERDAは、原子力を促進するアメリカ政府の組織です。ワインバーグはマンハッタン計画にも参加し、原子炉の開発を主導してきた人物です。ワインバーグがキーリングの研究成果であるCO2濃度上昇に着目したのは、多くの科学者が原発の安全性に疑問を抱き、原発批判の声をあげていた時期です。

「ワインバーグは、二酸化炭素の温室効果は、核エネルギーについて考えられる如何なる副次的効果よりも人類にとっては遥かに危険であって、今こそその危険性を探し出すべきである・・・と言う考えであった」とキーリングは自伝に書いています。温室効果の危険性をわざわざ「探し出す」と言っているのですから、作為的なものを感じずにはおれません。二酸化炭素の温室効果が核よりも危険という発想からして狂っていると言えましょう。今は世界の主流になっているその狂った発想は、ワインバーグから始まったと言えるかも知れません。
キーリングは自分の研究に着目してくれるのはありがたいとしても、それによって原発が推進される事に対しては非常に危惧していたのではないでしょうか。・・・科学者としての良心があるのなら、当然の事でしょう。

1979年にアメリカのスリーマイル島の原発で炉心溶融事故が起こると、その年に世界気象機構[WMO]と国連開発機構[UNEP]が気候と気候変動に関わる研究を開始します。
1986年にソ連のチェルノブイリの原発で核爆発事故が起こると、WMOとUNEPの総会で、「気候変動に関する政府間パネル」[IPCC]構想が提案され、翌年WMOとUNEPが協同でIPCCを設立しました。このIPCCの報告書は年を追う毎にCO2を主とする温室効果ガスが地球温暖化の主因という主張を強めてきました。そして、原子力発電もCO2削減技術の一つとして位置づけています。IPCCなど地球温暖化脅威論を発信する組織が原発を推進しているわけではないという方がいますが、IPCCははっきりと、二酸化炭素削減の技術の一つとして原子力発電を推奨しているのです。

以上のように、原発の危険性が憂慮され、脱原発の動きが盛んになった時期に、二酸化炭素温暖化説を強力に押しつける団体=IPCCが出来て、原発が息を吹き返したのです。つまり、二酸化炭素温暖化説は、原発推進派の切り札、起死回生の手段だったのです。世界中で原発が白紙撤回されたり、中止されたりして原発産業が斜陽になった20世紀末期に二酸化炭素温暖化脅威説を布教するIPCCが現れて、斜陽になった原発計画がまた浮上して現在に至ります。原子力推進派の大きな後押しがなければ、二酸化炭素温暖化説とその対策はここまで大げさにはなり得ませんでした。二酸化炭素温暖化対策には原発利権が絡んでいることは明らかです。以前【二酸化炭素温暖化説と原発推進の関係】にも書きました。
多くの国が  環境問題=二酸化炭素地球温暖化説  と言う単純矮小化した図式を作り上げて、ものが溢れて売れなくなったので、新たなビジネスとして「低炭素商品」を作って売りまくっているのです。言い換えれば「温暖化防止のための低炭素社会」と言う構想は、「低炭素 [low-carbon] 」と言う形容詞のついたビジネスを立ち上げて、新たな利権構造を作り上げているのです。そして、最悪の原発まで復活させて、確実に社会を放射能で汚染させているのです。


参考文献;エントロピー学会 基調演説 原稿 
  『低炭素社会という名の高ウラン社会を問う』 室田 武  
  2010年10月16日、17日 京都 同志社大学
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【2011/02/11 00:01】 | CO2 トラックバック(2) |

低炭素
guyver1092
 初めて接した時、何と思ったかはもう覚えていませんが、確かにあいまいですね。生態系の処理能力を超えるとどんなものでも毒にはなりますが、実際に地球の生態系を乱しているのは二酸化炭素だけではないということは少し考えれば誰でもわかりそうな気がします。「二酸化炭素より、もっと害のある毒物はどうする?」と聞きたくなる主張です。
 文明崩壊を目指しているのなら「低炭素社会」と騒ぎ立てるのも解りますが。

おっと
guyver1092
 二酸化炭素は確かに増えていますが、生態系を乱しているとは証明されていないのでした。炭素の循環の量から考えるに、おそらく二酸化炭素自身は生態系を乱していないと考えられるでしょう。問題なのは、石油の消費に伴い(経済活動に伴い)排出される各種重金属、毒物等でした。

二酸化炭素の生態系への影響
雑草Z
    guyver1092さん

 海が酸性化して大変だ・・・なんても言いますが、まだ証明されていませんね。もしそれが大変なら二酸化炭素の地下貯留なんてやったら、海に二酸化炭素が漏れ出して海が酸性化する可能性を心配するべきですね。

 二酸化炭素は大切な光合成の原料ですから、植物にとっては二酸化炭素が多いほうがいいでしょうね。実際農家が温室で石油を燃やすのは、暖かくするだけではなく、二酸化炭素を沢山排出して光合成を促進する狙いもありますからね。
 二酸化炭素は生態系を乱す事どころか地球温暖化の主因である事も証明されていませんね。
 放射能や有機系塩素化合物は勿論のこと、二酸化炭素よりも有毒で危険な物質は他にあります。・・と言うよりも二酸化炭素は危険ではなくて生物に必要な物質ですね。

>問題なのは、石油の消費に伴い(経済活動に伴い)排出される各種重金属、毒物等

おっしゃる通り!

>文明崩壊を目指しているのなら「低炭素社会」と騒ぎ立てるのも解ります

いつもの guyver1092 さん一流のブラックジョークですね。本当に「低炭素社会」って言葉は「低レベル啓蒙社会」の象徴です。

law, low
@sitesirius
はじめまして。
law-carbon というのは、意味深ですね。
炭素の掟という感じでしょうか。

低炭素社会、低炭素人間、低炭素生物、低炭素食品…いろいろ出てきそうですね。生命は炭素なしては生きられません、生命そのものですから。

Re:law, low
雑草Z
御指摘有難う御座います。
単なるミスです。
low-carbon ですね。
直させて戴きました。

>生命は炭素なしては生きられません

その通りですね。だから「低炭素」と言う表現は生態系にとっても社会にとっても歓迎されるものではないでしょう。

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2010-09-11 00:01
現在、二酸化炭素の増加が地球温暖化の主因であると言うしっかりした証拠は存在しません。二酸化炭素が温暖化の主因である証拠として一番に挙げられていることは、二酸化炭素の増加に伴って、地球の平均気温の上昇が起こっている事を示すデータですが、必ずしもきれいに連動していません。二酸化炭素の増加に伴う地球の地上気温の上昇の傾向は、気温の観測資料からは必ずしも明瞭ではありません。つまりまともな証拠は観測されていないのです。
ここ100年ばかりの気温の上昇の原因は主に都市化などでしょう。Climategate 事件での暴露にもありました。都市化による温暖化、ヒートアイランド現象は、人為的な熱の排出量の増加による昇温やコンクリートやアスファルト舗装に伴う蒸発量の減少による昇温が原因です。大気中の二酸化炭素濃度の上昇は殆ど関係ありません。

もし仮に二酸化炭素濃度の増加と気温の増加がきれいにシンクロしていたとしても、二酸化炭素が温暖化の主因とは言い切れないでしょう。地上の気温の上昇と二酸化炭素の濃度の上昇の因果関係が逆かも知れない・・とは槌田敦氏達の主張するところです。また、大気中の二酸化炭素量の増加は、石油等の消費量が増え、産業活動が活発になった結果と考えられますが、産業活動が活発になった結果増えた物質は二酸化炭素だけではありません。大気中だけでも、窒素酸化物、硫黄酸化物、エアロゾル・・・色々思い当たります。産業活動と共に増えた様々な物質は、二酸化炭素同様、地球の温暖化とシンクロしていると言えましょう。

二酸化炭素濃度上昇で気温が上がると主張するならば、実験結果を示せばいいのではないかとも思います。すなわち、ある程度の量の大気を密閉して、その中の二酸化炭素の濃度を変えて地面からの赤外線を吸収させてみてどの程度温度が変わるか比べればいいでしょう。・・・きっと有意な差は検出出来ないではないでしょうか。(・・NHKの番組でそのような実験があったとの事ですが・・まったく出鱈目な実験だったようです。その内容は、HP<『環境問題』を考える>に書いてあります。・・)二酸化炭素の地球温暖化は地球全体を使ってやってみなければならないから実験は不可能であると言われますが、それは、二酸化炭素だけでは大気の温度上昇は弱く、二酸化炭素温暖化説は、間に色々な因果関係があるからだと主張しているからです。つまり、二酸化炭素は気温上昇のトリガー(引き金)だ…と言うのです。・・引き金になる物質だけを主因と呼べるのでしょうか?
大気中の気体の中で最も温室効果のあるのは水蒸気です。地球温暖化の主因が温室効果だとしても、その主因は水蒸気と言うべきでしょう。しかし、水蒸気は多過ぎて観測と制御が難しいから温室効果ガスには入れていないと言うどうしようもない事実もあります。

二酸化炭素の増加によって温室効果で多少気温が高くなると、大気中に含まれる水蒸気量が増え、水蒸気のより強い温室効果で、気温がさらに高くなる・・・と言うのが二酸化炭素が引き金になると言う理論です。
その結果、より温暖化が進み、この過程が繰り返されるとますます温暖化し、暴走温室効果となると言われています。・・・この理論では、二酸化炭素は主に最初の多少の気温上昇部分にしか寄与していません。この過程の繰り返しによる暴走温室効果の部分の主因は水分子と言えましょう。もしも過程の繰り返しによる暴走温室効果の部分にも二酸化炭素が大いに寄与していると言うのであれば、それは槌田敦氏の言うところの「因果関係が逆」・・つまり気温の上昇によって大気中の二酸化炭素が増える事を示していると言えましょう。

二酸化炭素が暴走温室効果の引き金になる部分とは、小さな気温の上昇と言うことです。小さな温度上昇の原因は、二酸化炭素の温室効果でなくとも色々考えられるでしょう。それこそ、人為的な熱の排出量の増加による昇温も十分に引き金になり得るでしょう。石油石炭の大量消費によって二酸化炭素が大気中に排出され温室効果が引き金になる…等と回りくどい理論ではなくて、石油、石炭の消費による発熱が直接原因と考える事も出来るわけです。若しくは原子力発電で出てくる不必要に高温な膨大な熱の冷却水に使われる海の水は当然蒸発するわけですから、温室効果の高い水蒸気を大量に発生させるわけです。・・・つまり、「引き金」という部分だけ考えても様々な要因が考えられるわけで、二酸化炭素だけが原因ではありません。


二酸化炭素が温暖化の一因である事は認めています。しかし地球が温暖化していてもそれは色々な複合作用であって、二酸化炭素だけが原因と言えないことは、地球温暖化説を主張する団体も認めるところでしょう。その中で敢えて二酸化炭素を主因に指定する合理的な理由がわかりません。

二酸化炭素が地球温暖化の主因と決め込んで、最悪の環境破壊物質のように叫ぶのは大きな違和感があります。非常に異常な事です。予防原則と称する殆ど効果のない・・と言うよりも逆効果の対策ばかりが目立ちます。明らかに言えることは二酸化炭素削減の名目で、地球の環境はますます悪化している【ギャグ効果】・だと言うことでしょう。

この話題は、以前も扱っています。【CO2が温暖化の主因でない理由】 、 【CO2温暖化が疑わしい証拠】そして、【二酸化炭素への換算】などです。
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【2010/09/11 00:01】 | CO2 トラックバック(0) |

実験したら…
でなしNo.146
>ある程度の量の大気を密閉して、その中の二酸化炭素の濃度を変えて地面からの赤外線を吸収させてみてどの程度温度が変わるか比べればいいでしょう。

最高に適した実験だと思います。
しかし、二酸化炭素地球温暖化説の論者は絶対やってほしくないことでしょうね^^

二酸化炭素が主要因ではないと証明される可能性が多分にあるのですから。

まぁ、有意な差がでなくても、経時的な影響や規模の問題だとかいろいろ意味のわからないなんくせをつけたり、マスコミさんにお願いして、実験結果を葬りにかかるんじゃないでしょうか(汗)

私としては、とても実験していただきたい事象ですが…

二酸化炭素を少なくする装置を作り出すために、余計に二酸化炭素を出してしまうような現状はおかしいと思いますし、さらに言えば、二酸化炭素が原因じゃなかったら、こういった活動は環境破壊促進行為でしかないですから。

滅びに向かって、自作自演って感じですかね。

世紀の愚策に国民のほぼ全員が真面目に取り組んでいるかもしれないと思うと、ゾッとします。

Re:実験したら…
地下水
 まあ、そんなにカッカしなくても、平たく言えば、「燃やさない」でおこうと言う事でしょう。二酸化炭素を制限すると言う事は、せっかくの有機物を灰にして、酸素を消費して、熱を出すのは控えましょうと言う事でしょう。
 当面はこれで良いんじゃないですか?森を燃やしたりとか、車で排ガスを出したりとか、エアコンを付けたりとか、パッケージゴミを出したりとか、遠くから輸送されてきた物を買うとかの、ブレーキになるんじゃないですか。
 原子力とか、爆発的に増えていて把握できない環境ホルモンの廃棄とか、有害物質の廃棄とか、カーボンニュートラルによる食糧の燃料化とか、二酸化炭素排出源に変化している森林が増えているから吸収源に加算しないとか、変な抜け道はいっぱいありそうですが。

Re:実験したら…
雑草Z
    でなしNo.146さん

 二酸化炭素温暖化脅威論者は、地球を使って実験は不可能だから・・・と言いますが、それは本文にも描いたように、二酸化炭素の温室効果だけでは、それほど効果が無い・・・あまり温暖化しない・・と言う事の裏返しではないかと思います。色々な因果関係があるのはわかるのですから、主因と言っている二酸化炭素だけの効果を確かめるのが科学であり、二酸化炭素温暖化脅威派の義務でありましょう。何故ならそれによって莫大なお金が二酸化炭素削減の為だけに使われて、他の環境問題がおざなりにされているからです。

>マスコミさんにお願いして、実験結果を葬りにかかるんじゃないでしょうか

既に色々実験されているけれど、有意な差が出なかったから公表できないのではないかと思います。

>二酸化炭素を少なくする装置を作り出すために、余計に二酸化炭素を出してしまうような現状

二酸化炭素が主因であってもなくても、二酸化炭素地下貯留のように更なる二酸化炭素の排出を増やす装置は逆効果ですね。二酸化炭素に特定した削減対策で大きく環境は破壊されてきました。

 ところで、ここの本文の主題は、二酸化炭素が温暖化の主因と言えない・・・と言う事なのですが、二酸化炭素温暖化脅威派の人々も言えないようです。質問してもはっきり答えられないようです。(笑)どうして「主因」なのでしょうかね?

Re:Re:実験したら…
雑草Z
    地下水さん

 上の地下水さんのコメントは

>Re:実験したら…

と言う事で、でなしNo.146 さんへのコメント返しの形式をとっていますが、そのような内容にはなっていないようなので、私もお答えいたします。

>そんなにカッカしなくても、

との事ですが、コメントタイトルからすると、「実験するな」と言う意味にも取られますが、そう言う意味ではありませんね?・・・実験の実証は大切です。二酸化炭素温暖化説が机上の学問、コンピュータシミュレーションの議論になり下がっている現状は大いに問題です。

さて、

>平たく言えば、「燃やさない」でおこうと言う事でしょう。

それは、地下水さんの解釈かも知れませんし、いい解釈の仕方ですが、一般の解釈ではないでしょう?二酸化炭素温暖化脅威論は、決してそんな事言ってないでしょう?もしそうならその通り「物を燃やすのが地球温暖化の主因であるから物を燃やすな」と言うでしょう。・・・二酸化炭素温暖化脅威派ははっきり「CO2削減」と言って、二酸化炭素の削減ばかり叫んでるのが現状です。


>せっかくの有機物を灰にして、酸素を消費して、熱を出すのは控えましょうと言う事

その方が二酸化炭素に特定した削減よりもずっと効果があるでしょう・・理があります。
しかし、炭素が燃えて出た二酸化炭素にのみ着目しているのが問題です。有機物が燃えれば、CO2以外にも、NOx,SOx が出ますし、それらは二酸化炭素よりも有害でしょう。塩素系の物が燃えた時に出る物質は更に有害です。原発は発電の段階では物を燃やさず、二酸化炭素も窒素酸化物も出しませんが、核反応で比べ物にならないくらい遥かに有害な放射能を出します。そして、本文に書いたように温暖化の原因にもなり得ます。(実際には発電の前段階では二酸化炭素も沢山排出しています。)

温暖化の原因を二酸化炭素にだけ押しつける事が問題点である事を記事では述べています。さらに環境問題は地球温暖化問題が殆ど・・・と思わせるような現在の政府や産業界、マスコミなどによって、多くの環境対策が致命的な遅れをとっています。二酸化炭素削減にのみ特定している対策は酷い逆効果のものばかりです。
 環境負荷を二酸化炭素に換算する事がどんなに愚かな事か気付かないのでしょうか?・・・二酸化炭素に換算された時点で、温室効果しかないのです。他の有毒な部分は換算されないのです。
 二酸化炭素排出権取引、二酸化炭素地下貯留、そして、原発・・・1980年代あたりには世界は脱原発の方向に動いていたのに、二酸化炭素削減対策が原発の息を吹き返させました。二酸化炭素をここまで悪玉に見せかけなければ、1990年代以降原発が減っていたかもしれないのに、更にどんどん計画されてきたのは、二酸化炭素温暖化脅威論の責任が大きいのです。

 物を燃やさないで・・・経済活動を控えよう・・・と言う事は大切ですが、二酸化炭素に特定した削減対策は危険です。逆効果のものが溢れています。

上の記事のタイトルは【二酸化炭素が温暖化の主因と言えるか?】ですが、そこの議論無しに予防原則も何もないでしょう。温暖化の原因に限らず、環境負荷を減らす為に排出削減すべき物質は沢山あります。二酸化炭素よりも優先すべき物資も沢山あります。生態系にとって毒ではない二酸化炭素削減にのみ躍起になって削減するのは愚の骨頂でしょう。
経済活動、工業活動を控え、自然を破壊しない事こそ本当の予防原則です。
 

昔読んだ漫画
guyver1092
 昔読んだ漫画で、人類が生きる気力を失って、どんどん自殺し、人類滅亡の危機というのがありましたが、二酸化炭素騒ぎは、政府主導の人類自殺かもしれませんね。素直に考えれば、二酸化炭素排出削減するなら、物を買わない節約しかないでしょうに。

Re:Re:Re:実験したら…
地下水
>地球温暖化の主因が温室効果だとしても、その主因は水蒸気と言うべきでしょう。
 調べたところでは、水蒸気の増分の影響では、雲を作って太陽光を反射するので、温室効果が緩和される。しかしCO2は太陽光を反射しないので、地球温暖化の増分に良く効いてくる?
 二酸化炭素による温室効果は現在9度です。産業革命以前は280ppmで安定していましたが、現在は385ppmで、その増加分105ppmによる温室効果は、比例の単純計算では2.45度になります。
 水蒸気による温室効果は現在60%で、温室効果ガス全体の温室効果は33度に上ります。(地球環境センター 2009参考)
 ちなみに、実際1800年からは1.6度地球の気温が上昇していますので、2.45度に対して、水蒸気の増加による雲の増加による反射、海水や氷床のバッファによる気温上昇の遅れの効果があるのか、多少ホメオスタシスが効いている様です。(JCCCA IPCC4次報告参考)
 つまり、CO2の増分が、ほぼ気温上昇分相当の大きさであると言うわけです、本当でしょうかねぇ?
 しかし、何時の頃から検証不可能なCO2や温暖化に話がすりかえられたのでしょう。
 大戦時は石油等のエネルギーの取り合いで、CO2の分配やザル基準は、その名残りではないでしょうか。
 その後、目に見える公害問題が広がりましたが、ここが本質でしょうね。そしてゴミ問題、資源問題、環境問題へと話がすりかえられて、「地球白書」の「水の世紀」を手にとった時は、まだ様々な公害問題などを載せてあり、真面目に地球規模の危機に話をすりかえていた様に感じました。「環境ホルモン」を少し見た時には、爆発的に増え把握できない有害物質の現実に驚きました。
 するとテレビでいきなり地球温暖化問題がノーベル賞を横取りした事が報じられて、何の事かな、眉唾ではと思いました、こんなに問題を矮小化して、単純化して良いわけがありません。そしてさらにCO2に問題が矮小化され検証不能な分配政治が始まります。巨大な地球シミュレーターはアホ程電気を食って、不確実な裏付けをはじき出しました。
 次に出た「地球白書」の「スローライフ」は少し弱く後退したのかと思いましたが、続いてロハスになり、家庭菜園の増加は本質的には良かったのかもしれません。
 

Re:昔読んだ漫画
雑草Z
    guyver1092さん

 今回もまた guyver1092さん独特のブラック・ジョークと思ってよろしいですね?

>二酸化炭素騒ぎは、政府主導の人類自殺かもしれませんね。

これは人類の自縛行為と考えてよいと言う事でしょうか?

>素直に考えれば、二酸化炭素排出削減するなら、物を買わない節約しかない

その通りですね。政府は大企業に対する経済対策しかしていないのに、堂々と「環境対策」と言ってるところが詐欺的と言うか鉄面皮と言うか・・・どうしようもないですね。


Re:Re:Re:Re:実験したら…
雑草Z
    地下水さん

 私は二酸化炭素温暖化論争はあまりしたくないのですが、二酸化炭素が温暖化の主因と呼ぶにはしっかりした証拠もなく、理由が曖昧過ぎるので、記事に致しました。

さて、
>増加分105ppmによる温室効果は、比例の単純計算では2.45度になります。

との事ですが、二酸化炭素が吸収する赤外線のメインの波長領域は15μm付近です。幅は非常に狭く(・・共鳴現象ですから狭くて当然ですが・・)その波長帯の吸収は既に飽和しているという有力な説があります。それに対抗する為に二酸化炭素温暖化脅威派は、吸収赤外線の再放出やドップラー効果など、色々な細かい怪しげな研究結果を引っ張ってきています。二酸化炭素による温室効果による気温の上昇は濃度と比例関係ではなく、濃度の対数に比例する程度のようです。だから、二酸化炭素濃度上昇による温室効果は、濃度が高くなってくるとあまり効果がないようです。それによると産業革命からの二酸化炭素による温室効果による気温の上昇は1℃未満のようです。・・・まあ定量的な数値はどれも殆ど当てになりませんが・・・・だからこそ実験すべきでしょう。もし水蒸気による温室効果が雲の増加等によって緩和されてあまり効き目がない・・・と言うのなら、水蒸気の増加による暴走温室効果もない事になります。

>目に見える公害問題が広がりましたが、ここが本質

これは明らかに検証できる部分ですからしっかり対策すべきですね・・・一部はしっかり対策されて解決方向にも進みました。
 地球規模の危機になっているものも沢山あるでしょう。砂漠化、生態系の破壊、ゴミ問題・・・でもそれらはローカルな目で見ても問題なわけで、地域ごとにしっかり解決してこそ地球規模にも解決出来るでしょうね。

 私は地球白書をしっかり見ていませんが、地球規模の環境危機を煽る事は必要な事かと思っています。特定な問題に搾った環境問題ではなくて、色々な問題を、多角的、総合的に考えなければならないと思います。現在、二酸化炭素に特定して削減を叫ぶ声のみが大きくなってしまって、巨額の予算もつくようになった事が非常におかしいと考えています。

Re:Re:Re:Re:Re:実験したら…
地下水
>二酸化炭素による温室効果による気温の上昇は濃度と比例関係ではなく、濃度の対数に比例する程度のようです。
 逆に、簡単に比例でもCO2主因が嘘の様だと出てきます。
 金星では、温室効果が485度、気圧が92気圧、CO2が96.5%で後は窒素として、92・0.965=89.2気圧のCO2で、
485/89.2=5.4度だけCO2が1気圧当たりで上がります。
 金星は太陽との距離が地球の0.72なので、地球では、
((((5.4^4) * (0.72^2)) / (1 - 0.65)) * (1 - 0.37))^(1 / 4) = 5.30735496度だけCO2が1気圧当たりで上がります。
 地球のCO2は0.00038気圧なので、5.3 * 0.00038 = 0.002014度でCO2による温室効果が僅かにしか無く、CO2主因を否定する事になります。
 ところが、IPCC等の主張によると地球のCO2による温室効果は9度で、9 / 0.002014 = 4 468.71897倍もの温室感度の隔たりがあります。


Re:Re:Re:Re:Re:Re:実験したら…
雑草Z
>CO2が89.2/2=44.6気圧あたりでは傾きが2.0で、0.00038/2=0.00019気圧あたりでは傾きが9/0.00038=23700になる、大変怪しい対数の温室感度曲線を主張する事になります。

なるほど、そんな事があるのですね。参考になります。対数に比例と言う事には一理あり、対数に比例だからこそこのような温度感度曲線もあり得るでしょうね。・・ただこれは二酸化炭素が主因だとして、逆に地球の実態に合わせて作った数値、曲線でしょうね。莫大な予算を使って、スーパーコンピュータで数値合わせのシミュレーションばかりしていますね。本末転倒です。やはり実験でしっかりデータを示すべきでしょう。

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2010-03-05 00:01
 二酸化炭素(酸素原子と炭素原子)は、普通に生態系を循環する物質の代表です。生態系にかなりの量必要な物質です。酸素原子と炭素原子は、水素原子や窒素原子と並び、生体を作る主要な原子です。
最近、クライメートゲート事件や、IPCCの「ヒマラヤ氷河が2035年までに消滅する」との予測のミスの報告などによって、地球温暖化説の虚構がますます取りざたされています。
 二酸化炭素に「温室効果」(・・・というよりも原理から言えば「吸赤外線効果」と呼ぶべき・・)があるのは確かで、地球の温暖化に全く関与していない・・という事はないでしょうが、二酸化炭素が地球温暖化の主因か・・・という事に関しては、科学的には全く証明されていません。例えばヒマラヤやキリマンジャロなどの氷河、万年雪が急速に融けているとしても、二酸化炭素よりも、工業化による、排煙の黒いすすが氷や雪に落ちて、太陽熱を吸収しているから・・・というほうが主因に感じられます。その他にも要因は色々考えられます。

 さて、その不確実な二酸化炭素温暖化説に対する懐疑論は他の方に任せるとして・・・私は【CO2温暖化説への見解】で、取り敢えずの結論は出しています。・・今回は、二酸化炭素などの温室効果による地球温暖化説が、環境問題としてどのくらい重要か・・・という事と、二酸化炭素温暖化説が如何に社会の害悪か・・・という事を論じたいと思います。

 マスコミを見ても、政府の対応を見ても、現代社会の最大の環境問題は二酸化炭素地球温暖化・・のように言われています。毎日毎日新聞でもテレビでも二酸化炭素削減が叫ばれ、二酸化炭素排出量が目標通り削減されれば地球温暖化が止まり、地球の危機が回避されるような妄想を抱かせます。
 確かに、二酸化炭素削減という名のもとに、工業生産を減らし、経済活動が縮小すれば環境は改善されるでしょうが、目先の二酸化炭素にのみ着目した削減では、環境問題は改善されないどころか、ますます酷くなるばかりです。それが現在の環境対策の主流です。目先の二酸化炭素削減とは、火力発電の代替としての原発、(EPRが1以下の)風力発電、太陽光発電、それから、二酸化炭素地下貯留、エコ替え、二酸化炭素排出権の取引・・・などです。どれも実際は二酸化炭素の削減になっているかも疑わしいものばかりです。これらは明らかに二酸化炭素を悪玉に仕立てて、飽和した石油製品をスクラップにして新たな物を買わせよう・・・と言う新興産業でしょう。環境対策ではなくて経済対策です。


 そもそも環境問題の本質は 生態系の問題 です。環境破壊=生態系の破壊 です。【生態系の維持】で論じました。温暖化によっても生態系が大きく破壊されると言われていますが、もっと直接的な生態系の破壊行為が沢山あります。・・・森林伐採、哺乳類や魚類の乱獲、合成物質の自然界への放出・・・工業廃棄物や合成洗剤の河川への流出、地下資源の採掘による周辺の環境破壊・・・これらの問題が全て、二酸化炭素温暖化問題の陰に隠れて、優先順位が後回しにされています。【二酸化炭素への換算・・】でも論じました。

 二酸化炭素削減ばかりに力を入れてプロパガンダする政府とマスコミは、それによって経済的に潤う・・・と言う経済界の御用組織のようなものです。(・・意図的かどうかは判りませんが・・)そして、二酸化炭素削減にばかり注目しているうちに(・・実際には大して削減もしていません・・)他の環境問題は悪化の一途を辿り、生態系は破壊されていくのです。二酸化炭素削減の努力をしながら文明が崩壊するさまは、モアイ像を作り続けて文明が崩壊してしまったイースター島よりも遥かに愚かと言うべきでしょう。

 不確実な二酸化炭素温暖化説にばかり気を取られて、二酸化炭素排出量削減を、【予防原則】と称して、巨額の費用を投じて対策している現代の世界各国は狂っていると断言出来るでしょう。

 工業活動、開発、経済活動を縮小していく事が、本当に効果のある、真の環境対策です。
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【2010/03/05 00:01】 | CO2 トラックバック(0) |

全く同感
上々
路傍の石ころさんのお説の通り、私も以前からLCAやEPR等、いろいろ見ておりますが、全く納得のいく資料は見られません。
そうそうたる企業・研究者も参加している分野でもそうですので、まさに意図的というのが当たっていると思います。

近藤邦明さんはその中で苦闘されていて、辛うじて出てくる金額的な情報から推測しておられますが、やはり間接的な結果になるようです。

すべて同じ尺度でLCAを出させるような基準制定ってできないですかね。

>ライフサイクル・アセスメント(LCA)でエネルギー算出/投入比や二酸化炭素排出削減効果を評価
雑草Z
    路傍の石ころさん

 二酸化炭素地球温暖化のみのプロパガンダは酷過ぎて、他の(・・もっと大切な・)環境問題がおざなりにされている状況は、本当に由々しき事で、危機的状況ですね。だから、

<二酸化炭素温暖化対策の大罪>

と言うタイトルを付けさせて頂きました。ただ

>たとえ地球温暖化説が崩れたとしても、CO2削減運動まで否定する必要はないとも思います。

とは思いません。本文でも言及しました通り、確かに

>二酸化炭素の排出量は経済活動の動向とピタリと相関関係があるようです

は事実だと思いますが、因果関係は明らかに、経済活動の『結果』がCO2排出量増加であって、逆ではありません。
CO2にのみ着目した削減運動は他の環境問題を大きく悪化する可能性を孕んでいます。
 路傍の石ころ さんの言おうとしているところは、
「経済活動や工業活動が縮小されれば、結果として二酸化炭素削減に繋がる」と言う事で、その通りだと思います。しかしやはり、
石油石炭天然ガスなどの消費の縮小、森林破壊の禁止・・・と言う風に具体的に表現しないと、誤魔化そうとしたり、原発のようなもっと遥かに危険なものに利用される危険性を孕んでいると思います・・・現にCO2削減対策として、そのような物に利用されています。

 やたらに何でも燃やすと言う行為も良くないのでその意味ではCO2削減は意味があるとは思います。

まあ、路傍の石ころさんもそこのところは十分に心得て述べているのでしょう。

>M重工で研究職

の興味深い内部の事情、教えて下さって有難う御座います。
槌田敦さんも言及してますが、原発(・・新たな核融合炉なども含む・・)を研究している人達の多くは、原発やプルサーマルには疑問を持っているのでしょうね。

M重工に限らず

>発や風車がダメなことは知りきっていて、お金儲けのために

でしょうね。

>ライフサイクル・アセスメント(LCA)でエネルギー算出/投入比や二酸化炭素排出削減効果を評価すれば、

そうですね。当然やらなければならない作業ですね。


>探してもそれらの納得のいく資料が見つからないのも事実

確かにそうですね。意図的にその手の評価をしないか、評価して、エネルギー算出/投入比 が1以下だったので公表しなかったのでしょうね。

 + +++ +++++ +++++++

いつもいつも興味深い読み応えのある長いコメント有難う御座います。

>LCAやEPR等
雑草Z
    上々さん


>近藤邦明さんはその中で苦闘されていて、辛うじて出てくる金額的な情報から推測しておられます

この近藤邦明氏の推測は素晴らしいと思います。


>すべて同じ尺度でLCAを出させるような基準制定

そうですね。企業がいい加減な数字を出したり誤魔化している現状を見れば、これは絶対に制定すべきですね。


 * **  ***   ****    *****

 件の二酸化炭素温暖化説の大嘘!・・・の掲示板の過去ログで、上々さんの書き込みを偶然見つけました。遡って探してみたところ、あの掲示板の初期の頃からの常連メンバーだったのですね。・・それ以前のどこかのサイトより移動されて行ったようですね?[No166]   少し書き込んでいた程度・・のような印象だったので、意外でした。二酸化炭素温暖化説はかなり研究されていらっしゃるのですね!?

本心を推測してみました
guyver1092
 実際は二酸化炭素の削減と言いつつ、二酸化炭素の排出増加を推進する彼らの環境破壊に対する彼らの認識について幾つか推測してみました。

1 経済が活性化することにより技術も進歩するので、環境がどれだけ壊れても人類は経済発展を続けることができる。

2 環境破壊が進むと、人類は(少なくとも拡大再生産主義経済は)破局を迎えるが、破局を避けるための対策を採れば、経済が混乱し、やはり破局を迎えるので、幻想を振りまいて現在の体制を維持せざるを得ない。

3 人類破滅が目的なので、実際は二酸化炭素の削減と言いつつ、二酸化炭素の排出増加を推進する最近の政策は、破滅に至る最後の仕上げである。

ゆりかごから墓場まで
上々
guyver1092さん、ちょっと深読みしすぎでは。単に技術者たちが、自分の専門分野以外のことには恐ろしいまでに無知であるだけのような気がします。

さて、原発は最終処分にかかるエネルギーを算入していないのでEPRが高く出ているというのは明らかなようですし、太陽光発電でも計算されているのがパネルの製造エネルギーだけだったりして、本当の値は全く検討されていません。もしかしたら検討されていても公表されていないのかも。

すべてのエネルギーを計算し、それよりも高いエネルギーを獲得できるシステムだけを許すべきで、将来の技術開発を当てにして続けられる段階ではなくなってきています。

***
雑草Zさん
あちらの掲示板は二酸化炭素温暖化の理論的な組み立てには非常に高度なものがあったので、ちょっとついて行けなかったということもあり、またそれよりも石油ピークの方が大問題であるということにも気がついたのでそれ以降は書き込みはしておりません。まだ時々チェックはしていますが。


どれもありそうですね。
雑草Z
    guyver1092さん

 いつも独創的な発想、面白く、興味深いものがあります。

1について
 科学妄信論者には困ったものです。科学をしっかり知らない人に限って科学って万能だと思ってしまうのでしょうね。こういう単純思考の人は多いでしょうね。

2について
 ある程度賢い現実主義者はこのような事を考えるでしょうね。でも、結局、その破局をどこか遠い未来での出来事のように捉えて、日々の雑事に追われているのではないかと思います。

3について
 ちょっと、ブラックジョーク的なニュアンスで書いたのでしょうか?  それとも、人類の大部分に滅亡してもらって、自分を含めたわずかの人間が生き残って持続可能な社会を作る・・・と言う選民思想でしょうか・・・欧米の支配階級などには結構いそうですね。


 1 , 2 , 3 どれも一見パロディーみたいで、よく読むと本質を突いた鋭い洞察に感じました。
 当初は、この3つのうちどれが一番可能性が高いと感じるか言及しようと思いましたが、どれも可能性は大きいですね。う~ん。。恐れ入りました。

 
現在は主流の 1 から段々 2 にシフトして行ってる状態、悪賢いものは、3 に至ってる・・・と言うところでしょうか?
1→2→3 と考えが発展(?)していくのでしょうね。

guyver1092さんは、どのパターンが多いと推測されますか?

許されざる代替システム
雑草Z
    上々さん

>単に技術者たちが、自分の専門分野以外のことには恐ろしいまでに無知であるだけのような気がします。

無知もあるでしょうが、様々な理由(・・職場でのしがらみや、単に日々の雑事や無関心等・・)で大局的な見方をしていないのでしょうね。
 私は guyver1092さん に上のお返事を書くときに考慮した事は、

>二酸化炭素の排出増加を推進する彼ら

とは、どういう人々か・・・と言う事で、質問しようかとも思いましたが、一応、為政者(政治家)や彼らを操っている資本家、財閥等世界を動かす力の強い人々を想定しました。上々さんのように、技術者と捉えれば、また別の見方も出来ますね。


>原発は最終処分にかかるエネルギーを算入していないのでEPRが高く出ているというのは明らか

全くその通りですね。ただ、原発の場合「最終処分」はないですね。人類の歴史と比べて半永久的に管理、再処分しなければなりません。そこまで考慮すればEPRは遥かに1を下回るでしょう。原発は危険性だけでなく、コスト的にも未来の人間が大きな代償を払わなければなりませんね。最高に恐ろしい愚の骨頂です。


さて、今回のコメントの要点は

>すべてのエネルギーを計算し、それよりも高いエネルギーを獲得できるシステムだけを許すべきで、将来の技術開発を当てにして続けられる段階ではなくなってきています。

ですね?・・・全く同感です。路傍の石ころさんや上々さんが上のコメントでも言及されているように、全てのライフサイクルを考慮した(原発は、上に述べたように、廃棄後半永久的に考慮した・・) LCAやEPRを出して検討するのが当然の義務ですね。それを考慮しない、または隠したり誤魔化したりした石油代替システムは、全て眉唾で、石油の更なる浪費ですね。
 * **  ***   ****    *****

 全ては読んでいませんが、あちらの掲示板での上々さんの書き込みはなかなか深いものがありました。 No166で 初期に話題に出てくる移転前・・とはどのようなサイトなのでしょうか?

Re:本心を推測してみました
guyver1092
 雑草Zさんの感じられたとおり、私の言う彼らとは支配者たちを指しています。

 1についてGraceさんの出会った議員等、意識にもない者も含みます。ですので現実にこの類型の者は存在しているでしょう。崩壊した過去の文明の最後の支配者もこの類型と思っています。

 2についてこの類型の者はかなり少ないのではと考えています。もし、この類型の者が少しでもいれば、現在のような対策ではなく、LCAやEPR等を考慮した対策も混じってくると思います。

 3については御推察のとおりブラックジョークとか揶揄の類です。以前にも言った惑星開発委員会です。
 ただ理性では、いないと考えていても、湧き上がる未来に対しての不安から、どうしても心の中からぬぐえない選択肢ではあります。

お答えのみ
上々
あの掲示板は今でも続けられていますが、その前にほぼ同様のメンバーが集まっていたところがありました。
それは気象予報士の方が開いていたところだったのですが、残念ながら管理する時間が取れなくなったとのことで閉鎖しました。
その受け皿として今の掲示板に皆で移動したという経緯です。

深読み
雑草Z
    guyver1092さん

 私はどの類型の人物も結構いると考えます・・・書いた本人よりも、この類型支持していますね(笑)

1について
 現在、1番多いだろうと言う事で、意見の一致を見ますよね?・・・彼らは、現在行われている地球温暖化対策などの環境対策は、非常に有効だと考えている事でしょう。このような軽率な現代の主流派によって、地球環境はますます悪くなっていきますね。

2について
 いや、私はこの手の類型の方は結構いると思います。支配者ではなく技術者や科学者が主になりますが・・路傍の石ころさんのお知り合いの方のように、本音では駄目だとわかっている人が多いのではないでしょうか?・・しかし自分の立場や生活を考えて仕方なく建て前で、環境を立て直す素晴らしい技術だ・・・と幻想を振りまいて・・・

3について
 ブラックジョークでしたか?・・でもジョークでは済まないと思います。2の類型の科学者、技術者が沢山いる以上、為政者や支配者にも率直に意見を求められて答える事もあるでしょう。・・だから地球の環境問題の深刻さをよく知っている為政者や支配者は意外といるのではないでしょうか?・・彼らは選民思想を持っていて、能力のある者、財力のある者など一部の人間を残して、滅んでしまった方がいい・・と考えているかも知れません。・・・欧米の政府の要人や財閥が、人口を15億に減らして、持続可能な社会を築こう・・と「余計な人間の抹消」を計画している・・・と言う話を国際的な活動をしている方から聞いた事があります。
人口を減らして持続可能な社会を築く事に異議はありませんが、その方法が・・・。
 

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2009-12-25 00:02
今月は、気候変動枠組み条約締約国会議[COP15]がデンマークのコペンハーゲンで開かれました。話題の中心は、やはり国別の温室効果ガス排出量削減目標でした。
  いわゆる温室効果ガスと言えば、二酸化炭素が連想されて、他の温室効果ガスは知らない人も多いのではないでしょうか。他の温室効果ガスと呼ばれるメタン、一酸化二窒素、代替フロン等の排出量も、地球温暖化係数というもので二酸化炭素に換算されて総量で表されます。
 地球温暖化係数を見ると分子一個当たりの温室効果は、温室効果ガスに指定された気体の中で二酸化炭素が一番小さいのです。・・・それでも、温室効果ガスと言えば二酸化炭素が代表であるのは、温室効果ガスの中では濃度が抜群に高い事と、地表における地球放射強度の一番強い波長15μm付近の赤外線を吸収するからでしょう。だから、指定された温室効果ガスの中では温室効果が一番大きいということになっているようです。(水蒸気のほうが遥かに大きいのですが、温室効果ガスには指定されていません。)
 温暖化係数は、二酸化炭素を1として、他の温室効果ガスを(1以上の)整数で表していますが、分子構造によって、吸収する波長帯が違うので、その総和で温室効果ガス排出量を語る事は、あまり合理的ではないように感じます。二酸化炭素の吸収帯15μm付近は、既に二酸化炭素に十分に吸収されているから、これ以上二酸化炭素濃度が増えても二酸化炭素の温室効果は増えない・・という懐疑論もあります。再放射どうのこうのと言う議論がありますが、温室効果は二酸化炭素濃度の対数に比例・・・と言うところでしょう。
 温室効果ガスの中ではやはり二酸化炭素が一番安全で無害な感じが致します。例えば一分子あたり、代替フロンガス等(ハイドロクロロフルオロカーボン[HCFC]類 、 ハイドロフルオロカーボン[HFC]類など)の温室効果は二酸化炭素の数百から数万倍になる…と言われていますが、温室効果よりももっと深刻な他の害もありそうな感じがします。

 環境汚染物質は様々な種類があります。そんな中で二酸化炭素は、いわゆる「温室効果」のみで悪玉扱いされていますが、環境汚染物質には入れる必要がないくらいクリーンな物質です。
しかし、地球温暖化が最大の環境問題のようにプロパガンダされている現在、二酸化炭素換算の排出量が環境汚染度を測る一番の指数のようにさえ扱われています。
 この事実は非常に由々しき事ではないでしょうか?
例えば、塩化ビニル等、有機塩素化合物は燃やした時の二酸化炭素換算量などたかが知れています。そんなことよりも毒であり、燃やしてもダイオキシンなどの猛毒を発生する事のほうが問題でしょう。有機塩素化合物の環境負荷を、燃やした時の二酸化炭素排出量換算で語る事なんてナンセンスもいいところでしょう。しかし、二酸化炭素温暖化説がクローズアップされた現代は、そんな本末転倒な認識さえまかり通る勢いです。

 最も愚かな例が原発でしょう。一時廃止の方向に進んでいた原発も、二酸化炭素排出量削減・の大義名分のもとに、また推進運動が活発になっています。原子力発電所を運転すれば必ず出る放射性物質の有毒性(・・放射性物質は物理的放射線による被害なので、「毒」という言葉には抵抗がありますが・・・)は二酸化炭素の比ではないでしょう。二酸化炭素と放射性物質を天秤にかけたら、二酸化炭素など有害性はほとんどないに等しいでしょう。・・・原発は割に合わない危険な事である事は明らかなのに、天秤にも掛けずに、二酸化炭素排出がない、という理由で、原発が推進されています。(・・ライフサイクルで見れば、二酸化炭素放出も火力発電よりも多い筈です。・・)

 二酸化炭素を100万トン排出するよりも、放射性物質を1トン廃棄するほうが、遥かにシビアな問題でしょう。(放射性廃棄物にも色々レベルはありますから一概には言えませんが・・)放射性廃棄物にも色々レベルはありますが、低レベル放射性物質の中にも恐ろしい物質は存在します。代表的なものがプルトニウムでしょう。プルトニウムは、1㎏もあれば世界の全人口の致死量になり得るようです。日本の原発だけで、年間にこの致死量の10倍以上のプルトニウムが発生しています。
日本の年間の二酸化炭素排出量は10億トンのオーダーですが、放射性廃棄物は1万トンのオーダーです。そのうち高レベル放射性廃棄物は500トンくらいです。放射性物質の生成は、二酸化炭素の排出よりも先に規制するべきでしょう。

 地球温暖化説を完全否定する積りはありませんが、地球温暖化の脅威だけがクローズアップされ、その中でも二酸化炭素排出削減が中心になっている地球温暖化対策はかなり本末転倒と言うべきでしょう。
地球温暖化問題が本当だとしても、もっとシビアで急を要する環境問題は幾つか存在します。それなのに現在、環境問題の中で地球温暖化問題だけがクローズアップされ過ぎています。その為、二酸化炭素に換算された温室効果ガス削減ばかりが大きな声で叫ばれています。
COP15で、原生林などの森林伐採が禁止される事は歓迎すべきだと考えますが、温室効果ガスの削減ばかりに躍起になって一喜一憂しているうちに、気が付くと、他の環境問題が深刻化して取り返しのつかない状況になっている・・という可能性が高いのではないでしょうか?。二酸化炭素換算排出量は、環境問題の中で最も大きな意味を持った数値ではないでしょう。「低炭素社会の実現」なんて言葉を聞く度に本末転倒と感じます。もっと深刻な環境問題に目を向けるべきでしょう。
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【2009/12/25 00:02】 | CO2 トラックバック(0) |

COPの中の嵐
上々
日本だけが損をするような結論ではなかったというだけが取り柄のCOPだったようです。
かなり異常だったのは、その寸前にタイミングを合わせたように大スキャンダルが明らかになったのに、COPの中ではほとんど触れられず、まるで無かったかのように話がすすめられたことです。
まあどの参加者もそんなことには興味がないのでしょう。

石井吉徳先生のブログの中で、アラスカ大の赤祖父先生の文章が引用されています。http://oilpeak.exblog.jp/12550548/#12550548_1
日本のマスゴミもあまり取り上げる気はないようですが、かなり異常な現象でしょう。

「低炭素」を本当に目指すのなら悪い話ではないのですが、実際は全くエネルギー節約にもなっていないものをそのようにごまかすからおかしくなります。
食品添加物や農薬に関しては、メーカーや国を全く信用しない国民が、こういった話だけは疑いもしないのはなぜなんでしょう。

後世に、「どうしようもない会議だった」・・と評価される
雑草Z
    上々さん

 COPの問題点は沢山ありますが、理性で考えられない人が多いのも、大きな問題点の一つでしょう。
 殆ど科学に疎い人達だらけで、二酸化炭素温暖化のシステムもろくに理解していないのではないでしょうか?
 だから、代わりに原発を・・なんてもっと酷い事を平気で言えるのでしょう。

>まあどの参加者もそんなことには興味がないのでしょう

興味が無いというよりも、二酸化炭素温暖化説を信じ切っているか、議論出来ないか、または、利権的に語れないのでしょう。

++++++ ++++++++++++ +++++++++++ +

最近は上々さんのコメントがコメント欄を賑わしているので、3日間も音沙汰がないと不安になります。
 慣れない雪道で怪我されたのではないだろうか?・・とか
 何らかの理由でコメントするのをやめた・・とか・・
 


今回はブラックジョークオンリーで
guyver1092
 前回、日本の指導者は惑星開発委員会のメンバーであるということが判明しましたが、IPCCと世界各国の指導者も惑星開発委員会のメンバーだったことか明らかになりました。

 かくなるうえは助かりたい人は、政府に対して不服従を貫き、自給経済を勝手に取り入れて正当防衛を行いましょう。
 政府発行の通貨を使わないものひとつの手段です。

ブラックジョークレベルの会議
雑草Z
    guyver1092さん

 あれだけの規模で世界の注目を集めた会議なのだから、
本当に深刻な環境問題についてしっかり話し合うべきですね。
 森林破壊、砂漠化、ゴミ問題・循環しない廃棄物・・特に放射性廃棄物。結局、工業の縮小、経済の縮小が有効で確実な方法ですね。
話合いが物別れに終わっても二酸化炭素温暖化説よりもっと確実なシビアな環境問題が存在する事を世にしっかり認識して貰えれば、もっと有意義な会議になったでしょう。

>政府に対して不服従を貫き、自給経済を勝手に取り入れて正当防衛を行いましょう。

それがいい方法なのですが、グローバル資本主義は、そのような自給自足を破壊するでしょう。インディアンがキリスト教徒に滅ぼされたように・・・
 ・・・なんてブラックジョークに真面目に答えてしまいました。・・COP・・なんてそんなレベルですね。


コップの悪巧み
上々
COPの場で何をしたいのか、見ていれば判りますが、とにかく先進国側は途上国に石油を使わせたくないというのが明らかですね。
公式にはどうあれ、石油ピーク説に基づいているのは間違いないようです。

その割には石油無駄遣いの代替エネルギーも排除できていないのは科学的無知のなせるものですね。

途上国もそんなことは知ったことじゃないという態度に一貫しているのも大したもので、まあ石油がなくなろうが、これ以上悪くはならないというところでしょうか。

*****
ご心配させてすみません。滑りはしなかったのですが、雪かきで疲れて頭が回りませんでした。
今日はすでに帰省で自宅に帰っております。しばらくはのんびりです。

大げさなのに内容がないような・・
雑草Z
    上々さん

 実はCOP会議の内容は、テレビでも新聞でもあまり見ていません。これだけ大げさな感じで会議をやり、以前よりも遥かに着目されるようになりましたが、その内容は、期待できるものではありませんし、ときどき目にする会議の行方は、不快で見る価値を感じません。ニュース解説者やキャスターのコメントも、どうしようもないものが殆どです。

 今回の上々さんのコメントによる解説のほうが、短い文の中にCOPの本質が凝縮されていて参考になります。
 

>途上国に石油を使わせたくないというのが明らか

なのに、途上国に車を売りたいし、石油を使うプロジェクトを輸出したいのですね。そもそも、先進国がこれら途上国と呼んでいる国々に「石油」をドーピングしたのですからね。ガンガンドーピングして、今になって自分たちがドーピングで使うからお前ら控えろ・・・って感じですね。


>科学的無知のなせるもの

国際会議でこういう事が厚顔無恥に語られると言うのは、現代社会の科学も途上・・というか、似非科学、はったりがまかり通る社会であることを象徴してますね。


   ++++++++   +++++++++  +++++  +

 慣れない雪かきご苦労様です。初めての経験でしたか?
雪かきはスコップでですか?(先の平らで真っ直ぐで口の広い雪かき専用スコップ)スノーダンプでですか?
 雪国はスノーダンプが必需品ですね。エンジン付きの雪かき機は大げさすぎて必要ありませんが(笑)

 石川県の冬は、私の住んでいる福島県会津地方と共通っぽくて何となく想像付きますが、九州鹿児島の冬は石川県の11月とか3月くらいの陽気でしょうか?

  


アメリカの戦略
上々
雑草Z様
 アメリカ政府首脳は石油の採取可能量についてかなり正確に把握しているという話もあります。
 ただし、実際に取っている政策は矛盾点がかなりありますので、眉唾の話なのかもしれませんが。

 まあ石油が乏しくなってきたとしても、現在の経済の最重要ポイントはいかに自動車を売るかにかかっているので、仕方のないところなのかもしれません。

 アメリカの政策を考えてみると、何らかの意思が一本通っていると見られます。日本を見る影も無く疲弊させたというのも目標どおりなのかもしれず、
現在中国をおだて上げているいるように見えるのも意図あってのことかもしれません。

***
九州でも鹿児島宮崎は暖かいのですが、福岡熊本は結構寒いです。それでも晴れて日が当たると一気に気温が上昇します。
真冬でも晴れてうららかな日和の時は北陸の11月くらいですね。
石川では雪がすぐに重くなってしまうのがわかりました。兼六園で樹木に雪つりをする理由もわかりました。
初めて判ったことが色々あります。


石油の可採埋蔵量
雑草Z
    上々さん

 アメリカは政府レベルでも(石油)民間会社でも、石油の原始埋蔵量、可採埋蔵量、に関してはかなり研究していて把握しているでしょうね。・・どの位正確かは誰もわかりませんが、・・神のみぞ知る・・でしょう。
 最近もコメントで上々さんと何度か話題にしましたが、石油の裁可埋蔵量とか生産(採掘)予測なしに、二酸化炭素温暖化説による100年後の地球温暖化を語るのは、おかしな話ですね。

>日本を見る影も無く疲弊させたというのも目標どおりなのかもしれず

 そういう側面は否定できないでしょうね。属国のように扱ってきた国に経済で抜かれる事は我慢ならない事だったのでしょう。・・・でも、国の利害よりも自分達だけの利害しか考えないグローバル資本主義の多国籍企業のほうが危険ですね。 

>現在中国をおだて上げているいるように見えるのも意図あってのことかも

国策としてあり得るでしょうね。でもやはり、アメリカの利益よりも自分たちの企業利益しか考えないグローバル資本主義の多国籍企業の策略の部分も大きいでしょうね。アメリカのグローバル資本家と中国の金融資本家との癒着・・・世界秩序を破壊し、破局へ向かわせていますね。。その辺色々絡まっているでしょう。危険な連中です。

  ++++++++++   ++++++  +  +++++

>石川では雪がすぐに重くなってしまうのがわかりました。

雪国では雪が積み重なって、どんどん重くなりますね。
だから木にも雪囲いとかするんですが、山の木にはそんなことしないので、過保護かな・・と思います。家の木には雪囲いしませんでした。(・・面倒くさいだけだったりして・・笑)
 九州は雪なんてほとんど降らないのでしょうか?
・・冬タイヤ・・って使いますか?

巨大企業と破局
上々
巨大企業がさらに巨大になっていく速度と現在の資本主義の破局とどちらが先に来るか、あるいは両方一緒に関連しながら来るのか、難しいかもしれませんが、とにかく石油価格の上昇の度合いによって違ってくるような気がします。

いくら世界制覇を目論んでいても輸送費が高騰してしまえば各地域の小さな企業が息を吹き返します。
その辺のせめぎ合いがこれから起こってくるんでしょう。

***
冬用タイヤは九州でも阿蘇や九重などの山の方では履き替えるようですが、それ以外の地方にはありません。
私も知識としては知っていたのですが実物はこの冬初めて見ました。
家内は冬はまだ釘を打ったタイヤで走っていると思い込んでいました。
それにしても本当に滑らないのには驚きました。

石油が使えなくなってグローバル資本主義は崩壊
雑草Z
    上々さん

>巨大企業がさらに巨大になっていく速度と現在の資本主義の破局とどちらが先に来るか、あるいは両方一緒に関連しながら来るのか

 かなり相関関係があるでしょうね。正の相関と呼ぶべきか負の相関と呼ぶべきか。巨大企業の成長度とグローバル資本主義の成長度の相関関係を考えれば、きれいな相関関係でしょうね。かつては正の相関関係で成長していたのが、ある時期から正の相関関係で衰退していくでしょうね。・・先進国ではもう衰退は始っていますね。・・・現在はこの衰退を不自然な景気対策でまた成長させようと躍起になってます。・・そしてますます環境が破壊されてます。

>世界制覇を目論んでいても輸送費が高騰してしまえば各地域の小さな企業が息を吹き返します。

なるほど、面白い洞察ですね。早いところ可採石油が枯渇すればいいですね。・・・生態系がこれ以上の環境負荷に耐えられるかどうか心配です。実際可採石油の枯渇は世界に大混乱をもたらすでしょうが、必ず通らなければならない道ですし(その前に人類社会が崩壊すれば別ですが・・)可採石油が少なければ少ないほど、人類が生き残る可能性が高いですからね。
 地域の小さな企業に頑張って欲しいものです。


  ++++++++    +++++++    +++   +

 
 なるほど、冬用タイヤは九州では殆ど要らないのですね。
釘を打ったタイヤ=スパイクタイヤ  は、道路を削るという理由で(その粉も体に悪い)かなり前(・20~30年前・・)に廃止になったと思います。(笑)・・私も使った事がありません。


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2009-10-17 00:02
 鳩山首相は、国連本部で開かれた国連気候変動首脳級会合の開会式で演説し、2020年までに温室効果ガスを1990年比で25%削減する新たな日本の中期目標を表明しました。

 政権交代して、民主党政権は予想以上に頑張っています。政権交代して本当に良かった・・・と思っている人は多い事でしょう。私も今のところ、今回の政権交代ははじめの期待以上に評価しています。

 しかし、「温室効果ガス1990年比で25%削減」は戴けません。
そもそも、どうして二酸化炭素などの温室効果ガスをどこかの年と比べて何%削減・・・なんて事を目標にするのでしょう?・・・とりあえずの目標・・・と言うのはわかりますが、それにしても日本に限らず世界中が1990年比何%削減・・・と言う事を目標にする事に非常に違和感を覚えます。1990年比では、ヨーロッパに有利で日本に不利だ・・・と言う事ではありません。目標の立て方が変だと言っているのです。
 「削減」と言う言葉を使っていますが、二酸化炭素が地球温暖化の主因だと仮定すると(・・温室効果が大きいとしても、気温の上昇は二酸化炭素濃度に比例・・・なんてレベルではなく、濃度の対数に比例・・程度のものでしょうが・・・。)温暖化は、年毎の排出量の関数ではなく、累積量・・・現在の大気中の二酸化炭素など温室効果ガスの量の関数になるでしょう。ならば、いくら排出量を減らしても化石燃料を使っている間は大気中の二酸化炭素濃度は増加し続けるのです

 産業革命以前の大気中の二酸化炭素濃度の平均は280ppmとされています。そして、現在は380ppmを超えたとされています。
 各国のCO2排出量の計算もかなりいい加減だと思いますが、カーボンニュートラルなどの分は排出量に入れない筈ですから、例え世界中の二酸化炭素排出量を対1990年度90%削減しても、10%排出していると言う事は、これからも地球大気中の二酸化炭素濃度は増えてIPPCなどが危険だと言っている380ppmよりも増えて行くと言う事です。・・・増やさない為には、光合成で木の中に閉じ込める以外には有効な方法はないでしょう。(・・既に木の中に閉じ込める事も考慮して収支計算しているのではないでしょうか。・・・おわかりの方いればお知らせ下さい・・)だから、結局排出量を0にしなければ、地球の温暖化は早晩やってくる・・・と言う事になりましょう。

 CO2温暖化懐疑派の中には(・・私も一応懐疑派ですが・・)大気中に放出された二酸化炭素は殆ど海に溶けるから大丈夫だ・・・と言う人もかなりいますが、海水が酸性化することはそれはそれで問題があるでしょう。・・・海水が炭酸水になれば生態系に大きな打撃があるでしょう。それに、ヘンリーの法則を出すまでもなく、大気中に増えた分の二酸化炭素が全部海水に溶ける訳ではありません。

 IPPCなど、CO2温暖化に警鐘を鳴らす団体が先ず出すべきデータは、このままのペースでCO2の排出が続けば、100年後に気温が何度上がるか・・・などと言う殆ど信頼性のないシミュレーションの結果ではなくて、化石燃料をどの位使うと大気中の二酸化炭素の濃度がどの位になり、その結果世界の気温がどの位になり、どのような気候になるか・・・そして、だから化石燃料(炭化水素)は累積でどこまでしか使ってはいけない・・・あとどの位排出すると、温暖化の程度はどうなり、被害はどの程度になる・・・と言う事ではないでしょうか?二酸化炭素温暖化説を主張する権威は、気候は定常状態と考え、二酸化炭素濃度などの外部条件だけでシミュレーション可能だ・・・としているわけですから・・

 現在埋蔵されている石油や天然ガスなどのいわゆる化石燃料(炭化水素)が全て使われて二酸化炭を発生した場合、地球の大気の二酸化炭素濃度はどの位になり、その結果各地の気温はどの位上がるか・・と言う事にも言及して欲しいと考えます・・・。これまでのIPCCの論調からすればそこまでいけば人類は破滅でしょうか?
 ・・・この辺の定量的な話はあんまり聞きません。世間への露出が少ないと感じるのは私だけでしょうか?・・・ネットでも、なかなか見当たりません。
100年後の気候をコンピュータでシミュレーション出来ると言うのならば、この手の定量的な事もしっかり予測出来る筈でしょう。

 気候も過去からの連続的なものだから、大気の方程式を使って初期値をしっかり入力し、細かく時間を区切って地球全体の大気数値モデルを時間で積分しなければならない・・・だからスーパーコンピュータを使って多くのデータを入力して時系列的にシミュレートしなければならない・・・と言うのなら・・複雑系カオスの地球に関してそのシミュレーションは全く無力でしょう。・・・だって現にいくらスーパーコンピュータを使っても、一週間先の気象予報だってしっかり予測出来ない事は気象学の常識ですから・・。バタフライ効果はコンピュータシミュレーションでは予測出来ません。


 温室効果ガス削減目標・・・と言うけれど、化石燃料(炭化水素)を使っている間は、地球の大気の二酸化炭素は380ppmからさらに増え続けるのです。産業革命以前の280ppmまで下げる・・と言うのなら、光合成で木の中に炭素を閉じ込めるしか有効な手段はないのです。(かなり世界中を木で覆わなければ不可能でしょう。)二酸化炭素の地下貯留は論外です。

 二酸化炭素温暖化説が本当だとしたら、排出量を25%削減したところで、問題を先送りして、温暖化の時期を何年か遅れさせるだけで、解決になっていません。
 二酸化炭素温暖化説を主張するIPCCなどは、あとどれだけ以上化石燃料(炭化水素)を使ってはいけない・・それ以降は、使用量0にしなければならない・・・と言わなければ、ならないでしょう。・・そうしなければ、地球温暖化は防げない筈でしょう?・・かなりシビアな問題の筈です。
 
その事を危機感を持って主張しないのは、ご自分達も二酸化炭素温暖化の脅威をあんまり信頼していないのでしょうか?
その脅威と早急性のプロパガンダに比べて、世界で行われているCO2温暖化対策は、有効性が少なかったり逆効果のものばかりです。このブログでも何度か言及しています。【CO2温暖化説への見解】 ,【COP13を終えて】 など。

 予防原則・・・と言うのなら、早急に石油文明に終焉を告げ、油田に封印すべきでしょう。
2020年とか決められた日までに何%削減・・・ではなくて、石油をはじめとする化石燃料(炭化水素)の使用をストップする・・・でなければCO2温暖化説が正しい場合、地球温暖化は防げないでしょう。
 
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【2009/10/17 00:02】 | CO2 トラックバック(0) |

CO2温暖化懐疑派
guyver1092
>その事を危機感を持って主張しないのは、ご自分達も二酸化炭素温暖化の脅威をあんまり信頼していないのでしょうか?


 じつは、CO2温暖化説派と自称する人は、CO2温暖化懐疑派なのではないでしょうか。だからこそ彼らの主張する対策は、二酸化炭素をより多く排出するものばかりなのでしょう。
※本気で書いてから気がついたのですが、ブラックジョークでも通用しますね。

 CO2の25%削減も化石燃料の消費量を削減すると言うのなら、これらの消費にしたがって撒き散らされている各種毒物の量が減るので完全に無意味ということはないでしょうが・・・

どの位本気なんでしょう?
雑草Z
    guyver1092さん

 いつも素早いレスポンス有難う御座います。

>CO2の25%削減も化石燃料の消費量を削減すると言うのなら、これらの消費にしたがって撒き散らされている各種毒物の量が減るので完全に無意味ということはない


はい、その通りだと思います。使用ペースを落とす事は十分に意味が在りますね。そこを踏まえた上で、『排出量削減』と言う言葉が、あたかも問題を解決しているような印象を持たせているけど、・・彼らの論理からすれば、CO2温暖化・・と言う事に関しては、悪化のペースを落とすだけで、状況を好転させるものではない・・・と言う事をみんながしっかり認識すべきでしょう。・・・年毎の排出量に一喜一憂するものではなく、あくまで累積量が問題の筈です。


>じつは、CO2温暖化説派と自称する人は、CO2温暖化懐疑派なのではないでしょうか。

ホント、ブラックジョークみたいですね。定常状態の二酸化炭素濃度の関数としてある程度まで論じられず、色んなパラメータを調整してシミュレーションしているならば、地球の気候と言う複雑カオス系のシミュレーションはほぼ無意味でしょうね。IPCCのメンバーの多くも懐疑派かも知れません。
 天体の運動のようにニュートン力学で単純に計算出来る物理現象でもない限り
 「コンピュータシミュレーションによる未来予測を信じる程の馬鹿でなし」・・・ですね。


危機は次から次へと
BEM
思えば地球寒冷化という話もありましたし、ヨーロッパでは酸性雨、温暖化の前はオゾン層破壊。
それぞれ全て解決したんでしょうか?
90年比25%減というのはとりあえず、どこかで目標値を決めなければという程度のものなんではないでしょうか。
雑草さんのおっしゃるように、90年のレベルであれば安心なんて保障はありませんよね。

思えば原発推進派がよく「電気がなくなって原始時代に戻っても良いのか!」と言ってました。
温暖化問題ではこのまま温室効果ガスが排出されると大変な事になる。ってなんだか似てるような。エネルギーの使用を止めれば解決するのにそれが止められないってことで。
どちらも一番困るのが電気事業者だったり、大企業だったりして。

油田も原発も封印
雑草Z
    BEMさん

 酸性雨の問題もオゾン層の破壊の問題も解決していない筈ですね。シビアな状況になっているのではないでしょうか?・・・気付いたらもう遅い・・・とはなって欲しくないですね。


>90年のレベルであれば安心なんて保障はありませんよね。

 本文に書いたように、1990年レベルだろうが2010年レベルだろうが、二酸化炭素が温暖化の主因ならば、大気中の二酸化炭素が増え続ければ、毎年の排出量を規制しても、状況は悪化する筈です。だから、先ずは
「大気中の二酸化炭素濃度が何ppmを超えてはいけないから、これから以降の総排出量をどこまで抑えなければならない」
と言うべきでしょうね。100年後の気候のシミュレーションを有効だと言っている研究者なら、遥かに簡単な計算だと思います。・・・そして結局、石油などの化石燃料と呼ばれている物の使用を止める以外に有効な方法はないと思います。


>原発推進派がよく「電気がなくなって原始時代に戻っても良いのか!」と言ってました。

原子力はライフサイクルで言えば一番効率の悪い発電で、やればやるほど石油などの消費も増やします。放射性廃棄物の事も考えれば「原発やってまで、電気は要らない」と言うべきですね。少なくとも「原発やる分は省エネしよう!」と言うべきでしょう。・・・溜まる一方の放射性廃棄物の問題はシビア過ぎますね。
結局、有効な方法は、大量生産大量消費を止めて、脱経済成長・・・しかないでしょう。その事は次の記事に書いています。また宜しくお願いします。

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2007-12-23 00:01
 インドネシアのバリ島で開かれた国連の気候変動枠組み条約第13回締約国会議(COP13)が去る12月中旬に閉幕しました。

 CO2温暖化説の詳しい内容を知る以前は、アメリカが京都議定書にサインしなかった事などに、怒りなどを感じたものですが、最近はこの手の会議の内容が、馬鹿らしい感じがして、積極的にこの会議の内容を知ろうとは思いません。・・・知るほどにやるせなさと人類の愚かさを思い知ります。・・・

 私はCO2温暖化論否定派ではなく、懐疑派ですが・・・CO2温暖化の真偽をいくら論じたところで、この複雑系カオスの因果関係の連鎖の証明は当分不可能なので、ここではCO2の温暖化説が本当だと仮定して議論します。

これまでも何度も述べていますが、世界のCO2対策はかなり狂っています。CO2温暖化の脅威をかなり煽っているのに、その対策がほとんど効果がありません。・・・というよりギャグ効果(ギャグのように愚かな逆効果)です。こんな無効なお門違いな事に10年以上も費やしてきたのです。

 今回もCOP13の会議で、数値目標とかいわゆる途上国と先進国の対立だとか色々あったようです。1990年の排出量から何パーセント削減とか言うのも、その時点で省エネ対策が進んでいた日本には不利だとか色々言われていますが、1990から何%減らすとかそういう議論自体を今でもやっている事がかなり悲しいものがあります。

 物質についてはほぼ閉鎖系の地球では、炭素原子Cの総数は一定です。炭素原子Cは、酸素原子2個と結びついて安定した分子であるCO2になって温暖化に寄与するのです。カーボンニュートラルの考えからすれば・・・この考え方も少し眉唾だけれど・・【カーボンニュートラルに物申す1】・・地下資源の石油や石炭、天然ガスを使わなければ、大気中のCO2の量は長い目で見れば変わらない事になります。・・・・私は、大木や木材のなかに炭素原子Cを固定することも非常に有効な方法だと思いますが・・

 先ず当たり前の発想として、元を断つ事が基本でしょう。地下資源の炭化水素(いわゆる化石燃料・・・石油や石炭)がCO2になってしまったら、ニュートラル分以上のCO2が発生するわけです。その分は基本的には木に閉じ込める事(木の栄養にすると言うこと)くらいしか有効な方法はないでしょう。・・だから、地下資源の石油石炭の使用をやめるしかないのです。・・・もっと言えば石炭、石油の採掘を止めることです。採掘後の排出量を下げる為の技術や排出権云々などは、長い目で見ればあまり効果があるとは言えません。さらに言えば、石油の消費を減らす有効な手段は、脱経済成長しかないでしょう。だって、石油や石炭を使わないでエネルギー消費量を減らさなければ、バイオマス燃料の使用が増え、それこそ食糧危機や森林破壊が加速されます。理性的に考えれば、地上に出回っている炭素原子Cの数を増やさなければCO2ニュートラルも達成しやすいでしょう。
 それを、持続可能な経済成長とか、経済の為にもCO2削減を!とか、とても危機感を持った会議とは思えないお気楽さです。


 1990年の排出量と比べて何%削減とか言う議論も非常におかしな議論であります。大気中のCO2は、収支結果として近年だんだん増えて累積していってるわけですから、その増加をなくするには、いつの時代かとの相対的な比ではなく、最終的に真のカーボンニュートラルを実現する(収支結果としてのCO2排出量をゼロとする事)しかないでしょう。
 つまり、CO2の排出量だけ、光合成をする事が基本です。収支からすれば、地下資源の炭化水素を燃やした分だけ木を増やさなければならないということです。そして、国ごとにカーボンニュートラルを実現することが最も公平な義務でしょう。→【真のCO2ニュートラル】


  CO2削減計画として、CO2の地下貯留だとか、原発を考えるのは論外です。原発と火力発電がどっちが危険で、環境負荷が大きく、コストもかかるかは、明らかです。(ついでに実質CO2排出量も削減出来ない・・)こんなとんでも議論を平気でするような輩をCOP13の代表にしないで欲しい・・・と言いたいところですが、COP13の代表が、実質各国の産業界の代表になっている事も十分あり得る話なので、期待するほうが無理ですね。
   →【CO2温暖化肯定派の権威へ】

 どの国もカーボンニュートラルを達成するという最終目標の合意も明確化せず、1990年比何%削減だとか・・・・経済成長優先だとか、政治家も科学者も低レベルな議論をしているCOP13って、かなりお門違いじゃないでしょうか?

 なんだか各国の代表達は、本質を知らないで議論しているような気が致します。

・・・将来、愚かな議論で残された時間を浪費していた・・・ってな事になるんでしょうか?・・・CO2削減よりもっと先にやるべき事があった。・・・という事になるんでしょうか?・・そんな反省の前に現代のグローバルな文明は崩壊してしまうのでしょうか?
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【2007/12/23 00:01】 | CO2 トラックバック(1) |

温暖化対策って?
おかっぱ頭
 地球の危機的な状況を前に、「温暖化ビジネス」とか「排出権ビジネス」とか、この「ビジネス」という言葉にとても違和感を覚えます。結局は企業の経済対策というところでしょうか。
 先日発表されました日本の来年度予算を見ましても、
  省エネ製品買い替えPR  3億円
  CO2排出枠購入  308億円
  CO2海底下貯留などの技術開発  629億円
驚いてしまいます。
廃棄物汚染、中国での原発建設計画、生態系への悪影響とそれぞれに環境破壊を推し進める政策だと思います。

 COP13が行われたインドネシアに目を向けてみましても、森林伐採だけでなく、それに伴って泥炭層からの大量の温室効果ガス放出という問題を引き起こしてしまったようで、先進国の温暖化対策が、またまた地中で眠っていたものを揺さぶり起こしてしまったようです。本当に今ブレーキをかけなければならないと思います。     

全く同感です。
雑草Z
    おかっぱ頭 さんへ

いつも適切なコメント有難う御座います。

日本の来年度の予算はそんなものだったのですか!?
どれもCO2削減には効果がないばかりか、さらなる環境破壊の増大をもたらしそうですね。

1990年の段階で省エネ技術の進んでいた日本は、どうせノルマを達成出来ないから、排出権は購入させられる・・・と前から言われていましたが、本当に大した努力もしていない東欧諸国から排出権を購入するみたいですね。

省エネ品買い替えPRって笑えますね。・・・そんなの企業にまかせろって・・・。第一買い換えしないで長く使うほうが、環境負荷が少ない場合が多い筈です。
【買い換えは環境対策ではなく、経済対策】ですね。
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-229.html

CO2海底下貯留などの技術開発も同様で、さらなる酷い環境破壊をもたらすでしょうね。憂鬱。

CO2をどんどん無節操に排出させておいて、そんなお金のかかる対策をするって、どういう神経してるんでしょう??環境対策も大企業優先の経済政策ですね。
こんな対策だったら何にもしないほうがましですね。
 現在の政府って、企業や資本家の傀儡政権で、どうしようもない愚策ばかりやってます。このままではイースター島です。

 
貴重な情報とご意見有難う御座います。非常に参考になりました。
  

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2007-01-23 00:47
 以前、CO2海底下地層貯留の愚かさについて、論じました。↓ 
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-75.html
 最近、HN”ラグナログ”さんという方から、このことについて、環境省に抗議して欲しいとの旨のコメントを戴きました。(2007/1/7付け記事【IPCCの報告が本当ならば】へのコメント)彼自身も、しっかりした抗議メールを送っていらっしゃるようなので、
私も環境省の意見募集に以下の抗議文を送らせて戴きます。



           記

 二酸化炭素海底下地層貯蔵計画そのものに反対いたします
 先ず、二酸化炭素を火力発電所などの煙の中から分離するのは大変です。フィルターもすぐに詰まって使い物にならなくなるでしょう。これだけでもかなりのエネルギーを要します。さらに地下貯蔵する為には、分離した二酸化炭素を加圧して、地下まで送らなければなりません。この為にはさらに莫大なエネルギーを要します。この二酸化炭素分離装置は、火力発電所など二酸化炭素の大規模排出源1つ1つに設置し、そこから海底までパイプラインを作り、さらに海上施設から海底に二酸化炭素貯蔵場を確保するという、一大コンビナートのような巨大な施設を建設しなければなりません。その為に使うエネルギーは途方もなく、資源も膨大に浪費致します。
 このプロジェクトによって更なる膨大な二酸化炭素を出すという結果をもたらします。大変馬鹿げたお話です。これは、二酸化炭素削減という本来の目的に逆行するものです。(だからと言って原子力にしたらもっと大変です。)
 さらに地中からの漏れや地中の微生物への生態系の影響は十分に考えられますし、それ以外にどんな問題点が起こるか、しっかり予測も出来ません。
 この施設建設で、財源はパンクするでしょう。日本の財政破綻の危機もさらに加速致します。原発行政のように当初の見込みの何倍(何十倍)かの出費がされる事になるでしょう。(政府はそこまで見込んで景気対策と考えているのでしょうか?)

 気候学者の間では、二酸化炭素が地球温暖化の主たる要因という事は、確実な説ではなく、まだ仮説の域であります。仮に、それが本当だとしても、二酸化炭素削減の対策はもっとシンプルに普通に考え付く方法がベストです。
つまり、化石燃料の節約と、植物の光合成です。


化石燃料の節約に関しては、しっかり行えば50%削減なんて簡単です。例えば暖房の設定温度をもっと低くするとか(20℃以下)レジ袋を廃止するとか・・・個別にしっかりやれば実現は簡単です。

 光合成に関しては、大規模な植樹や草取りの禁止等によってかなり効果をあげられます。 
  CO2過剰というなら、炭素原子CはCO2の状態ではなく炭水化物やタンパク質等の有機化合物の状態に出来るならその方がいいに決まっています。それは現代の科学ではまだまだ困難な事ですが、植物は光合成で完璧に成し遂げられます。海底にCO2の状態で固定するより、木の中に炭素原子Cを閉じ込めて、大木として生やしておくか、木の家や家具など木材の中に炭水化物の一部として炭素原子Cを閉じ込めた方がかなり有意義です。光合成による炭素の固定は利用価値は非常に高いのです。それに対し、海底に埋められた二酸化炭素は利用価値がないどころか、大変危険です

まとめますと、地球温暖化対策としての二酸化炭素海底下地層貯留は、エネルギーの浪費による更なる二酸化炭素の増加をもたらし、血税をどぶに捨て、日本の財政破綻を加速する、偽の環境対策であるので反対いたします。若し実行したら、許されざる国民に対する背信行為です。
環境省の技術畑の方々は、二酸化炭素を海底に埋めるなどと言う愚かな事が有効であるとを本気で考えていないでしょう。公僕としての良心を捨てないでほし
いと願います。 
         以上


 みなさんも抗議文を送ってみませんか?↓締め切りは1月27日(土)です。

http://www.env.go.jp/info/iken.html#460

 ↑私の拙文を大体そのまま使って戴いても結構です。
最近、政府で流行っていた「やらせ」の賛成意見が多いと嫌ですね。私は、自分の抗議文が書き換えられないようにここに記しました。


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【2007/01/23 00:47】 | CO2 トラックバック(0) |

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雑草様
kumacom
こんばんは!
雑草様のご意見に賛成です。
普通に考えて、地底にCO2を閉じ込める莫大な労力や、
お金を使うなら、荒れ果てた土地に木を植えたり、
化石燃料の節約にもっと力を入れるべきだと思います!

私も環境省に雑草様の文章をお借りして、
送ってみたいと思います!


是非送ってくださいね!期待いたします。
雑草Z
 もう日数がありませんから、私の拙い文をほぼ其のまま使って戴いても結構ですよ。化石燃料の節約に関しては、公共交通機関の利用による自家用車の使用を控える事とか、不要な産業の精選とか、色々考え付きますね。
 私はこれをかきながら、若しこの設備を建設するとなったら本当に超巨大公共事業で(それが狙いなのは明らかですが)日本の借金はますます膨らんで、国家が破綻する可能性も高いと感じました。
これを計画した官僚達はその建設を受注した企業に天下りする積もりでしょうか?とんでもない話です。こんなめちゃくちゃがまかり通ろうとしているのですから、酷い話です。
頑張りましょうね。

送りました
kumacom
こんばんは!
ご訪問、コメント有難う御座いました!
先日こちらに書き込みを残したあと、
直ぐに環境省にメールを送りました。
これからも政府に対し、企業に対し、
どんどん声を上げていこうと思います。

微力ながら、危険な愚策には声をあげましょう。
雑草Z
この愚策は、政府とそれを開発した会社などと協力して(組んで)のことでしょうから、ちょっとやそっとでは中止しないでしょうけれど、何もしないよりは反対すべきですね。
ラグナログさんを見習って、
kumacomさんのように
これからも政府や企業に対してどんどん声を上げていきましょう。!

植林・植樹
thorysgary
こんにちは。最近、テレビを見て知ったのですが、ノーベル平和賞をとったマータイさんのように、地道な植林をしている人が日本人にもいて驚きました。池田広志さんは、かれこれ数十年も、フィリピンのミンダナオ島で植林をされているようです。
これまでは、消費する一方の社会を築いてきました。これからは、育てる文化と言うものが非常に大事になって来る気がします。
農業は英語でアグリカルチャーという。カルチャーには「文化を育てる」とか「土壌を耕す」「土を掘り起こす」といった意味があるようです。将来のために出来ることは、案外、地道に種をまいて、土地を耕さなければ、簡単には、芽が出ないことなんでしょうね。

原生林は守って、植林を増やそう!!
雑草Z
 ご訪問ありがとうございます。
 消費する文化 から 
 育てる文化+大切に使う文化・・への移行ですね。
 原生林は、木の種類も多く、虫や鳥、動物などの生物も沢山います。酸素の発生も、貯水性も人工林より大きいのです。この原生林は、手をかけなくても森をつくり、理想です。
 人工林は間引きや下草刈りなどして手をかけないと育ちにくいので大変ですが、残りわずかな原生林を守るためにも植林は大切ですね。植林した木を使い、原生林は守る。理想としては、多様性のある植林をして、将来的には自然林のようになる森も現れればいいですね。・・アマゾンの原生林伐採は目を覆いたくなります。
 ところで、HNはどういう意味ですか?「通りすがり」・・?


虫の惑星
thorysgary
むかし、「虫の惑星」っていう本を読みましたが、人間はまだ昆虫を含めて生物のことに関してちっとも分かっていないことを痛感しました。
現代社会では、虫の存在は無視ですね。何でも、コンクリで固める清潔安全文化。むかしは、うちは農家でしたので、野菜に付いた虫も、たんぱく質だから栄養があると教わりました。まあ、今だと抵抗があるかもしれません。
ああいう虫だとかは、南方熊楠のような人がいないと、虫の価値を世に訴えることは難しいのかもしれませんね。
HNの読みは、その通りです。

「むし」の存在を「むし」したら・・食えません
雑草Z
 二進法のマシン(コンピュータ)が著しく発達しても、計算が速く、(本当の世界に比べて)単純な仮想世界の構築が容易になっただけの事なのに、人間は万能になり得るとでも思い込んでいる人が多過ぎますね。
 無脊椎動物の王者、昆虫を含め生物界の自然の摂理を専門家でさえも知らなさ過ぎですね。自然と親しんでいる先住民や昔の人のほうがよっぽど感覚的に体得しています。
 私も子供の頃昆虫大好きでした。イナゴも好きで良く食べました。(ちょっとかわいそうで、自分で捕ったイナゴは逃がしていましたが・・矛盾してますね・・笑)私の住む地方ではまだイナゴ食べてます。

<thorysgary>って、しばらく読めませんでした。何語かな?哲学用語かな?って考えてました。・・・ひねりが効いたシャレた綴りで、ちょっと日本的なペーソスもあって、(だからNipponeseですか?)とっても洒落たHNです。

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2007-01-11 22:15
CO2温暖化脅威説は本当か?-余談編  
「地球温暖化は憂うべきことだろうか? - CO2温暖化脅威説の虚構」
          近藤邦明[著] 不知火書房
 - 考 -
スミマセン!!!!!今回は本書の番外編として、本書に一番思い入れのある部分を書こうと思いましたが、近藤邦明氏のHPの公開討論を見て、気象&気候シミュレーションの関係を、人間に置き換えて考えてみると分かりやすいと、ふと思いましたので、予定を変更して余談編として、気候予測の有効性について書かせて戴きます。 

 気象とは日々の大気現象です。はれたり曇ったり雨が降ったり台風が来たりの日々の空模様です。
それに対し、気候とは気象の長期的な平均的な振る舞いの事です。大気・海洋・陸面などの長期的な統計的性質です。

 ここで、気象予報はせいぜい1週間先ぐらいまでしか当てにならず、一月先なんて全く予報不可能なことは全ての気象学者の認めるところです。
それでも、遠い将来の(10年~100年以上の)気候予想は可能かと言う事です。CO2地球温暖仮説を掲げる気象学者は、それを可能だとして、CO2地球温暖化脅威説の証拠の1つとさえしている訳です。

 カオス現象の気象の長期予報は無理でも100年後の気候変動を予測可能だと地球環境フロンティア研究システムの江守正多氏は述べています。
もう少し詳しく言えば気象数値予測(予報)」とは、ある日の大気の状態を初期条件として大気数値モデルを時間積分する(今の状態をもとに少し後の状態を計算する、ことを次々に繰り返す)ことにより、その後の気象を予測すること(ある日のどの場所に低気圧があるとか、雨が降るとかを当てることです。
・・一方で、「気候数値シミュレーション」は、大気中のCO2濃度などの外部条件を地球(大気-海洋-陸面系)の数値モデルに与えた場合に、気候がどのようになるかの再現を試みるものであり、日々の気象は問題としないので、気候シミュレーションは可能である。・・・と江守氏は述べています。
・・・これは、江守氏に限らず、(100年先の)気候シミュレーションが可能だと言う多くの方々の論理でしょう。

 それに対し、近藤邦明氏は、あくまでも、「仮にあるシナリオの下で気候が規定されていると仮定すると、こんな風になるでしょうという程度の話」と言って切り捨てています。
 
 詳しくはこちら ↓
公開討論「数値実験による気候の長期予測は可能か?」  HP管理者/近藤 邦明氏
http://env01.cool.ne.jp/open/open02/simulation01.htm
これだけでは、どっちの言い分にもそれぞれ理があるようにも思えるかも知れません。
そこで、これを人間に置き換えてみたら、感覚的にすっきりわかります

例えば、「地球がCO2の増加で温暖化する」事を、
「少年Eが親の期待を受けて将来医者になる」事に対応させるとします。
(なんのこっちゃ!!??・・と言わずまあ・・・)
もうちょっと対応関係を細かく書くと
  地球     → 少年E  (偉そうに!!)
  将来     → 将来  (同じです、タイムスケールもほぼ同じでしょう
              ・・地球物理学ではオーダー[桁数]が合えばOK!)
  CO2  → 少年の両親
  温暖化する → 医者になる
  気象  → 日々の生活
  将来の気候 → 将来の姿 
(  H2O →少年の恩師という対応も考えましたが、
          今回は原因究明ではないので、考慮しません。)
 だいたい見えてきましたか?じゃあ、ストーリーを簡単に!!

 少年Eの両親は少年Eに医者になって欲しいと育てています。そのため医者と言う仕事の素晴らしさも教えています。そのための教育もしています。その為のその他諸々をいたしております・・・
はい、だから少年Eは将来医者になります。・・・これが、日々の生活〔気象など〕の追跡なしでの将来予測〔気候予測〕です。(余談ですけど、この程度の予測にスーパーコンピュータは必要ないですね。)
 どんなに詳細に現状を知っていても将来は分かりません。その後の彼のたどる道がわからなければ・・・たまには当たりますけどね。それを「まぐれ」というのです。

 そこで、少年の日々の生活を予測〔気象予報〕いたしてみます。今日の生活を見て、明日もあさっても小学校へ行って生活してくると予報できる訳です〔ある程度大きい規模の気象現象〕。でも、石につまずいたりまでは予報出来ません。〔小規模の大気の擾乱〕そして、石につまずいてけがをして学校を休んでしまいました。〔小規模のバタフライ効果〕 そのときアフリカの飢餓のテレビ番組を見て、食料不足に関心を持ちました。その時バックで流れたガンズ&ローゼスに感銘を受けてロックに目覚めました。怪我が治って学校へ行ったらカエルの解剖があり、それが嫌で、医者にだけはなりたくないと思いました。・・・1か月先の生活ががらりと変わってしまうとき、そのきっかけが訪れるまでは予測不能です。・・・そして、彼は農学部に進みました。バンド活動も始めました。〔大規模のバタフライ効果〕この後、彼は医者になるでしょうか?
 そんなデタラメな予測はないだろう?・・・そう、そんな日々の予測はつきません。
無限のパターンがあります。そしてそのそれぞれに応じて未来もそれぞれ変わるのです。ごく当然のことです。
そう、人間(生きている地球)の未来予想なんて、数ある「見通し」の1つに過ぎません。 初期条件から途中の過程〔日々の気象〕を全く考慮せずに(考慮したら、1月先の天気予報も外れるくせに!って非難されますから・・・)将来を予測するのが気候予測です。
 ・・・日々の生活なくして将来はない訳ですね。そして、日々の生活には、無限のバタフライ効果があるのです。そこまで考慮して有効な予測ができるコンピュータが存在する筈御座いません。
 と、言うことで気候予測の手法は見えましたね? パチパチ・・・
 一体、気候シミュレーションを信じている気候の研究者はいるのでしょうか?
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【2007/01/11 22:15】 | CO2 トラックバック(0) |

こんばんはっ!
kumacom
雑草さま

教えていただいた下記の記事も読みましたっ!http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-102.html
多くの動物達は寒い時には巣の中に集まったり、自分達の体温で温め合うんですよね。
現代人(私も含め)は少しは見習うべきですね!

参照サイト
seitaro
ペンシルバニア州立大学で教鞭を執っておられる教授(気象学者)のサイトです。http://www.realclimate.org/

お時間が有れば、参照して見て下さい。

雑草さん元気ですか~
よしなよ
少年Eはおおいに元気でした!
そんな少年Eに再会したクラス会では食中毒になるのが怖くて、結局割り箸を使ってしまいました。。。
苦渋の決断でした。
幹事Uは申し訳ないといってました。(きっと地球に・・・)
そんな幹事Uを責めないでください!!


雑草Z
kumacom さま
 記事を読んで戴いて有り難うございます。そこかしこ、全館暖房だらけですが、局所暖房で頑張りましょうね。設定温度は20℃と言わず、15℃でも大丈夫ですね。だって、秋口15℃で暖房なんてしませんもの。お時間があればご紹介の前のページも読んでくださいね。冬の暖房シリーズです。

seitaroさま
ご紹介有り難う御座います。サイトの 2006/12/29の 「気候モデリングの物理」だけ、ちらりと読みましたが、正統派のモデリングの話でしょうか?気候モデリングの概要の本質は近藤邦明氏や猫田白重氏のサイトで掴めたつもりなので、この部分に関してはあまり得るものがありません。もし、特に画期的なこの部分と言うのがあれば、ご助言ください。

よしなよ さま
Uには、そんなこともあるから、自分の家の箸を予備に沢山持って行けと、メールしたのに彼は大丈夫だと言ったです。それを・・許しません。土下座して誤るべきです。土下座すれば本当に地球に手を着いて謝るわけです。割り箸使うのはよしなよ!
 少年Eとは、虫キングですか?彼は虫博士であることを誇りにすべきです。隠すのはよしなよ!!
 よしなよも何とか博士だったよね?リョータが暴露してた筈。それはさておき、別な種のコメント待ってます。こういう内輪ネタはよしなよ!!!・・しょうもねぇ


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2007-01-09 02:06
CO2温暖化脅威説は本当か?-9  
「地球温暖化は憂うべきことだろうか?- CO2温暖化脅威説の虚構」
          近藤邦明[著] 不知火書房
 - 考 -

 今まで、本書を中心に、他の書物やいろいろな方のコメント、コメント頂いた方々のご紹介のHPを参考にCO2温暖化脅威論について、考察して参りましたが、私の現段階での見解を述べさせて戴き、この事に関しては一旦閉めさせて戴きます

 CO2温暖化説への私の見解は、ズバリ、「分からない」です。つまり、CO2温暖化脅威説はまだ、学術的論争の段階くらいのものだと感じました。 極端に言えば、まだ確定されていない仮説の部分をIPCCの見解が暴走して引くに引けなくなってしまった、と言うところでしょうか?
 CO2が温室効果がある事は確かです。しかし、それが主たる要因かと言えばかなり怪しく別の様々な要因の可能性もあると言う事が分かりました。
 地球温暖化は、CO2の増加が主たる原因と言うよりも、多くの(人的)要因の相乗効果と見るべきでしょう。IPCCはその起因がCO2の増加で、CO2が、色々なフィードバックを引き起こすと述べていますが、その根拠が気候シミュレーションじゃ本末転倒です。

 IPCCが、膨大な予算を貰って、多くの研究者が参加し、威信をかけて研究した結果「現在の温暖化傾向は、人的活動のCO2の増加に起因する事が最も確からしい、そして大気中のCO2の増加を止めなければ今世紀中に大変な結果をもたらす」という事なんでしょう。確定出来なかった事は、お粗末のようですが、複雑カオス系の事ですから仕方がない部分もあります。・・・それを逆手にとって、自分達も半信半疑でも、「完全否定は出来ない」と高をくくっているのかも知れません。

 でも、こんな事でも人々が環境問題に関心を持ち、省エネに努めたりするようになるのはいいことだと思います。
 しかし、それとは別に、しっかり説明責任があります。
 説明責任があるのは、CO2温暖化説を唱えたIPCCとそれを支持する権威の側だけです。何故ならそれによって膨大な税金が使われ、色々な対策が取られ(日本では現在原発推進の最大の理由になっています)人々を不安に陥れているわけですから・・懐疑派は確固とした別な説を持ち出す必要はなく、質問だけしてもいい筈です。それに対して、CO2温暖化説擁護派の学者や官僚は、堂々と受けて立って、懐疑派に(どんな国民にも)説明する責任があるでしょう。
  
 CO2温暖化脅威説懐疑派の方々の反論、主張はかなり理に適っています十分検討の余地があます。
 温暖化の主要因は、例えば温室効果ガスに限っても京都議定書の削減目標に含まれていないH2Oの可能性だってかなり高いと思います。
 人的活動起源にしましても、大気汚染、森林伐採や砂漠化、コンクリートで覆われた大地などの可能性も高いと思われます。単純に、地上で増えてきた放熱活動の熱が地上に残り、対流して宇宙に放熱されるのが不十分な場合の可能性だって大いに考えられるでしょう。
 異常気象にしても、CO2温暖化というよりも、近藤邦明氏が示唆されていた、対流圏上層の汚染、地表の改変による太陽放射に対する反射率の変化、水循環の大規模な改変などとともに、人工熱源の遍在や大気汚染が気圧配置に影響を及ぼして気象擾乱の誘因になっている可能性も高いでしょう。・・・個人的にはこっちが主たる原因だと思います。・・だから、原発をはじめとしてCDM(クリーン開発メカニズム)制度によるとんでもない設備の設置は、より異常気象を助長するでしょう。
 異常気象まで全てCO2温暖化のせいにして、ほかの環境破壊から目をそらせているのではないかと疑りたくなります。

 異常気象をはじめ、色んな環境問題の多くをCO2温暖化だけのせいにしたり、CO2温暖化の切迫性を強調して、他の環境問題から目をそらせるべきではありません
  
 IPCCの報告が本当ならば、このまま温暖化が進めば100年で人類は再起不能なまでの打撃を受ける訳です。100%正しいとは言えなくとも、予防原則は必要だと言うのはわかります。でも、それなら京都議定書のようにほとんど効力のない対策やCDM制度のようにまやかしの偽の対策では話になりません。
それはギャグ効果(ギャグのような逆効果)と呼びたいくらい愚かな対策です。

 IPCCのCO2地球温暖化脅威説の警告を信じるならば、非常事態宣言を出して、対策するべき(はず)ではないでしょうか?経済成長なんてたわごと言ってられないではないですか!!?100年以内に地球が熱暴走するのですよ!今すぐCO2排出70%削除に向け、多くの経済活動をストップして、対策するべき(はず)でしょう。
 そう言う対策を強行にでも提言しないIPCCの学者およびそれを後押しする学者達は、学者としての良心がないか、自分の説を信じていない御用学者と言われても然りではないでしょうか?
 また、CO2温暖化脅威説を根拠につくられたCDM制度でCO2を海底に埋めるなどの対策を講じようとしている政治家や産業界も対策の方向が完全に間違っていいます。CO2温暖化脅威説を金儲けに利用しているとしか思えません。狂った対策としか言い様がありません。そもそも、脅威と感じていないからそんな馬鹿な対策を考え付くのではないでしょうか?

以上が私の見解および意見です。まあ、否定はしないけど、懐疑派ですね。

 最後にこのサイトを訪れてコメントを頂いた方々、いろいろ研究されているお詳しい方のご助言、反論、すばらしいサイトのご紹介ありがとうございました。

 おしまいに、このサイトへのコメントで知り合った(といってもまだお会いした事はありませんが・・)凄く気合いの入った懐疑派と擁護派の2つのサイトの紹介で、終わりにさせて頂きます。この問題に関しては、立場は反対ですが、お二人とも近藤邦明氏や私同様、地球環境問題を非常に憂えている点では一致していると思います。このシリーズの期間中、私はこのお二人のサイトを、近藤邦明氏のサイトと同じくらい長い時間訪問させて頂きました。

 先ずは、CO2地球温暖化説懐疑派の要,猫田白重氏;<<思えば馬鹿な企画だった>>
http://www.geocities.jp/obkdshiroshige/index.htm
 ↑かなり専門的な部分まで分かりやすく説明しています。よくここまで調べあげたと感動いたします。専門的で長くて読むのに疲れるようでしたら、記事の中の漫画の部分だけ読んでも要点がわかり、なるほどど思います。漫画『環境症』も傑作です。なにせ本物の漫画家さんですから・・地球温暖化だけでなく、ダイオキシンの問題の漫画解説などもなかなかです。彼の論理にはかなり同意出来ます。



そして、CO2地球温暖化説擁護派の砦,SGW氏:<<温暖化いろいろ>>
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/stopglobalwarming/#pagetop
 ↑タイトルがそのままズバリです。温暖化の事について本当にいろいろな側面から広く深く書いてあります。やはり、よくぞ調べあげたって感じですね。温暖化について調べるときは、このHPかなり活用できます。擁護派と懐疑派の討論会に参加されて発言もされた方です。私は同意できない部分が多々ありますが。



  と、いうことで、
CO2温暖化脅威説は本当か?  
「地球温暖化は憂うべきことだろうか? - CO2温暖化脅威説の虚構」
          近藤邦明[著] 不知火書房
 - 考 -

 は、ひとまず終了に致しますが、次回、番外編です。私がこの本に最も共感した部分です。
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(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2007/01/09 02:06】 | CO2 トラックバック(0) |

はじめまして!
kumacom
先日こちらのサイトを知り、色々読ませて頂きました。
興味深い内容のものばかりで、
又お邪魔します!
ブックマークに登録させて頂いてもいいでしょか・・・?


アバウトなコメントですね。
雑草Z
 はじめまして、ありがとうございます。どうぞ、ブックマークしてくださいな。例えばどこに興味を持たれたのでしょう?

お返事有難う御座います!
kumacom
先日、日経新聞にCO2の地中貯留…云々と言う記事を見て違和感を感じ、本当に解決策になるのか疑問をもって色々調べていたらこちらに辿り着きました。「CO2対策は植物の光合成!!に決まってます!」という一言にとても強く共感します!

CO2の地中貯留…
猫田白重
二酸化炭素の地下貯留というと(宣伝どおりうまくいけば)直接二酸化炭素を減らせることになるわけで、二酸化炭素削減の切り札とも言われているのですが、
普段「先進国こそが二酸化炭素を削減しろ!」とうるさく言ってくる途上国は、先進国が二酸化炭素地下貯留を自国でやろうとするとなぜか反対します。せっかくの切り札なのに。
先進国は自国での二酸化炭素削減に成功すれば、わざわざ途上国に資金を注ぎ込んで二酸化炭素排出権を獲得する必要はなくなります。途上国はそれが嫌だと言う。

そんなもんです。


PS 「まげを結った人のクールビズと市長の関係」ですが、あれはメガネのおっさんが市長。髷の人が秘書です。

それは嬉しいですね。光合成は偉大です!!
雑草Z
kumacomさま
 私の光合成に対する思い入れを見て下さいね!↓
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-35.html
光合成がなければ人間をはじめ、地球上の動植物は生きてゆけません。

現代の環境技術は偽物が溢れています。私もその特集をやろうかとも思っていますが、<自然の摂理から環境を考える>
→  http://www.sizen-kankyo.net/blog/
や、近藤邦明氏のサイト(近々当ブログでご紹介いたします)でも、偽の環境対策についてしっかり扱っています。
自然の循環に沿った環境対策を考えてゆきましょう!!

ふるえながら暖房の省エネに取り組むkumacomさんに親近感が持てました。これからも宜しくお願い致します!


PS すみません。まだ分かりません。
雑草Z
猫田白重さま
 市長と秘書(よく出てくるキャラですが、モデルは?)の関係は分かったのですが、
「あっ、市長もそうじゃないですか?」
「意味不明だけど頭に来るな。」
は、意味不明だけれど面白いです。しかし、落ちがわかりません。研究不足で失礼!!

CO2の地中貯留は本当に愚かな対策ですね。別の環境問題も引き起こすし、CO2排出だってもっと増えますね。緑の植物を増やす以外すべきではありませんよ。CO2温暖化とは別にしても・・。

ところで、猫田白重さんの画期的なHPにはコメント欄は設けないのでしょうか?

市長と秘書にモデルはいません
猫田白重
「あっ、市長もそうじゃないですか?」
「意味不明だけど頭に来るな。」の漫画はあれでいいんです。意味不明な秘書の頭のクールビズ。市長の頭もそうじゃないですか?

コメント欄は…ひまになったら設けます。

「気象予報出来ずして気候予測は有効か? (01/11) 」のあの解釈はわかりやすくていいですね。100年後までの途中の気象がわからないのだから、それに影響される「100年後の気候」は予測不可。このことは過去の気候の再現に成功したからとか、コンピュータが高性能になったとかいうことで、解決する問題ではないですね。

気候シミュレーションを証拠にするのは愚かですね
雑草Z
 解釈わかりやすいと言ってくださって有り難う御座います。猫田氏のようによく研究された方でなく、地球シミュレーター等に惑わされている方(以前の私もです)にも、読んで欲しいと思います。
 ここに描いた構図だけでなく、気候シミュレーションは12/31や1/1で述べたとおり、初期条件もしっかり把握出来ないし、現象の解明もなされてないし、猫田氏のサイトでご指摘のとおり、「出来レース」に近いですよね。「はじめに結論ありき」でスパコンは必要ないし・・。
ちなみに私のCO2温暖化に対するスタンスを誤解されている方もいるみたいなので、上の記事【CO2温暖化説への見解】、ほんのちょっぴり補足足しといたので読み直して下さいね。サイトのご紹介のあたり・・それから、12/29【CO2温暖化が疑わしい証拠】の13番目の(現時点で最後)の私のコメントも読んで下さいね(読まれたかも知れませんが・・)
 猫田氏がこのサイトを使って反論しても構いませんよ・・でもまあ、このシリーズひとまずお仕舞いの獅子舞ですが。
このシリーズが終わってもまたたまに訪問してくださいね。


 意味不明だけど面白いギャグは私も得意とするところです。 

陰謀論かましてよかですか(太陽シミュレーションの不在)
TheorySurgery
こんにちは。やはり、IPCCは結論を少し急ぎすぎているきらいはありますよ。私なら、まず、太陽活動を真っ先に研究します。太陽活動がカオスなら、もうお手上げです(^^)。現代は太陽活動の極大期とも言われ、実際、20世紀になって、太陽黒点の周期もだんだん短くなってきています。太陽活動の活発化を考慮しない温暖化論は片手落ちでしょう。

太陽活動をシミュレーションするためには、水爆や核融合炉などによるデータが不可欠です。そのデータは軍事機密にもなるでしょうから、太陽シミュレーションは一部の核保有国しかできない。これまで、アメリカなどでは水爆などの核実験を行い放射性物質をばら撒いていたのが、今度は、臨界前核実験を用いてコンピュータ・シミュレーションを行っています。

(ここからは私の妄想です。)もし、温暖化論に大どんでん返しがあるとすれば、アメリカが秘密裏に太陽活動の長期予想モデルを完成しており、そのシナリオの上で、西欧中心主義的な政策を続けるための政治上の道具として温暖化論を利用する。所詮、シミュレーションだから、排出シナリオをいじることで、いくらでも脅すことはできる。もちろん、太陽活動の予測に用いる核融合に関するデータは、アメリカが独占しています。

私は、まず始めに、今後百年間の太陽活動について、はっきりさせてから、その上で、地球におよぼす影響を語らなければ片手落ちなのは当然だと思います。これとは別に、異常気象の一因とも言われるエルニーニョ現象の解明なども、まだまだ、十分な段階ではないと思います。

ただ、怪我の功名というべきか、冷戦時代にばら撒いた放射性物質をトレーサーとして利用することで、海洋大循環の研究に用いられています。その一方で、放射性炭素年代測定法は、1950年頃以降を特定するための年代測定として、従来の手順では使えなくなっています。

物事には功罪を含めて、多面的な面が備わっているはずです。「ボーリング・フォー・コロンバイン」という映画では、メディアが煽動する恐怖に踊らされるアメリカ人を描いています。アル・ゴアのような誇張したり、煽ったりするのではなく、もう少し、抑えたメディアの報道がなされて欲しいと思います。ただ、環境意識自体が高まるのは、とてもいいことです。願わくば、正しい知識が庶民に行き渡るようになるといいですね。

かましてくれましたねぇ!
雑草Z
 IPCC第4次報告で、「温暖化の原因が人為的に大気に付加された二酸化炭素による温室効果が原因である可能性が更に高まった」の理由がよくわかりませんね。可能性が90%以上とか、統計的推測とは全く違う、「みんな言っているから」みたいなTheorySurgery 氏が批判なさるところの『似非科学』ですね。
 確かに地球を暖めているのは太陽ですから、ミランコヴィッチ・サイクル(太陽の周りの地球の運動により、地球に当たる太陽エネルギーの量や場所が変化するサイクルの事で3つの要素がある)以外でも、太陽活動の変動が大きく影響することは間違いないですね。
 CO2の温室効果より温室効果のずっと大きいH2O(水蒸気)と同様に、太陽活動もあまりに複雑でシミュレーションに反映できない(出来ても、いい加減でしょうけれど)から、無視すると言うのは、笑えますね。そして、比較的定量化しやすい(と言っても、人的排出量だけでその後はまだ藪の中なんですが・・)CO2など温室効果ガスのせいにするところが、情けないですね。

 
陰謀かどうかは分かりませんが、TheorySurgery 氏のおっしゃるように、「所詮、複雑系カオスのシミュレーション」だから「排出シナリオをいじること」
 だけでなく、色んな要素をちょこちょこいじれば結果はかなり大きくいじれますからね。そして、卑怯なのは、「複雑系カオス」だから、どうなるかわからないから、「違う!」とも言い切れないところです。

TheorySurgery氏のこの陰謀説は面白く読ませて戴きました。おっしゃるように環境意識自体が高まるのは、とてもいいことです。絶滅の危機は迫ってるわけですから・・・

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2007-01-07 15:03
CO2温暖化脅威説は本当か?-8  
「地球温暖化は憂うべきことだろうか - CO2温暖化脅威説の虚構」
          近藤邦明[著] 不知火書房
 - 考 -

 CO2地球温暖化を信じている多くの人は、肌で温暖化を感じて(実はヒートアイランド現象などの為だったりもするのですが・・)、マスコミの様々な報道を見て、地球温暖化を信じているわけです。その原因がCO2と言われれば、そうかと思うだけです。

 そしてある程度関心が強い人は、地球温暖化や異常気象の解説書などを読んで、IPCC[気候変化に関する政府間パネル]の報告だと分かるわけです。大抵の(科学的な)解説書がIPCCの見解をほぼそのまま紹介しているのです。何せ「権威」ですから・・そして、気候変動に関しては、「専門家」でなければ分からない部分が大部分ですから、多くの人はIPCCの報告を鵜呑みにするわけです。・・・数カ月前までの私もその一人でした。

 本書では、IPCCの実態についても触れています。 
 IPCCは、国連が音頭を取って集めた組織で、「各国を代表」する科学者によって構成されていますが、優れた実績を持っていても体制に批判的な科学者は選ばれにくく、「科学」の領域は徐々に後退して、政治、経済に利用されている・・4人で書かれたIPCCの「政策のための概要」を世界から集められた3000人によって同意されたかのように説明されている・・研究者たちは温暖化を研究すれば、予算も多く、すばらしい研究環境を手に入れられる・・・・との事です。
 
 さらに近藤邦明氏は先進工業国が、「地球温暖化対策」を仮装した「エコ商品」というハイテク戦略商品によって世界の工業製品市場において覇権を確立し、さらなる「経済成長」していくための大義名分、追いついて来た途上国に対しての優位性を維持させる為である、とまで言い切っています。

 IPCCは、気候シミュレーションの結果を受けて(?)
「温暖化防止は既に手遅れ」、「100年以内に地球は熱暴走」
とまで言っているのですから、
本当なら世界の一大事です。
 数パーセントの削除目標を掲げる京都議定書では、ほとんど効果がありません
自分達の研究成果、警告を本当に信じているのなら、まず何よりも、化石燃料の使用を70%(日本やアメリカは90%以上)削除しなければならないわけですから、アメリカのゴア氏以上に過激に運動するはず(べき)です。
クリーン開発メカニズム(CDM)制度で石油代替エネルギー供給システムの開発とかCO2を海底に埋めるなんて馬鹿な事を検討したりCO2排出権の売買などとゲーム感覚の悠長なことを言ってる余裕はありません予防原則と言うのなら、先ず、CO2排出の多くをストップしてから議論すべきでしょう。権威あるIPCCの学者達は、もっと学者生命、人生をかけて、化石燃料の使用を止めるべき(はず)です。「経済成長」を前提とした予防としての偽のCO2温暖化対策は逆に環境を悪化させるし、CO2でさえ増やす結果になる偽の環境技術だらけです。
そんなことを許しているようでは、IPCCの人達も、CO2温暖化説を信じているとは思えません。実態はどうなのでしょう?
IPCCの学者の中にも、ある気候モデルによる1つのシミュレーション結果と考えている学者が多いのではないでしょうか?

http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-75.html
私も以前こんな事を書いていますが、↑ CO2地球温暖化が間違いだとしても、枯渇間近の化石燃料の省エネにもなるし、酸性雨対策にもなります
化石燃料に限らずエネルギー消費を大きく減らすための本気の節約、不必要な産業を徹底的に減らす、光合成を増やすために森林伐採を減らし緑の面積を増やす、という提案だったら、CO2温暖化脅威説の真偽に関わらず私も大賛成です。
ってこれが普通に考えるCO2削減対策でしょう。      
         <つづく>
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(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2007/01/07 15:03】 | CO2 トラックバック(0) |

温暖化
seitaro
雑草さん、初めまして。seitaroです。

地球温暖化に関するブログを検索しましたら、貴方のブログに辿り着きました。

貴方の意見に全くの同感です。
(1)CO2削減に一番効果的な方法は、植物の光合成である。つまり、森林伐採を禁止して植林を継続して行うことですね。
(2)私も幼少の頃は、雑草さんのように厳冬を過ごしていました。

今後も、熱いコメントを期待して居ります。


ご訪問と賛同のコメント有難う御座います。
雑草Z
 はじめまして、
 (1)CO2温暖化には懐疑的であっても、CO2の濃度が急速に増えることは歓迎出来ません。だからと言って、CO2を海底に埋めたりすることは以ての外ですね。CO2対策は植物の光合成に決まっていますね。CO2は光合成の大切な原料です。
 (2)私は、少年時代からです。幼少の頃にそういう冬の過ごし方をされて来たなんて勿体無い省エネ精神でも、自分を鍛える為でも、嬉しいですね。子供の頃にそういう生活を体験するべきですね。 

はじめまして
ラグナロク
はじめまして、一応自分は温暖化懐疑派であります。

 さて二酸化炭素を地中に埋めるのがおかしいと思われるのでしたら、どうか環境省に抗議してやってください。
 植物の光合成をさせた方がいいと

http://www.env.go.jp/info/iken.html#460

御用学者よさようなら
丸山南里
各国の政府機関代表としてIPCCに参加している気象学者や海洋学者が実際にどんな人かを見れば私たちが幻滅するのではないかと私は思います。

日本の気象学者や海洋学者が内部告発をしてくれることを望んでいます。

はじめまして、イデオロギーを感じるコメントですね。
雑草Z
 お二人とも、このような内容のコメントのときは URLがあれば入れて欲しいですね。ここにどうやって来られましたか?お二人はお知り合いですか?

ラグナロクさま
 なるほど、こういうHPがあるのですね。やらせ投稿もまたありそうですね。締め切りまでに抗議のメール送れたら送ろうと思います。否定のみの怒りのコメントならすぐにでもかけますけどね。(肯定する部分はありません。)環境省は形式に煩いですね。無視してかいたら向こうも無視ですかね?
日本同様、EUもこんなこと提案しているようでは環境先進国とは言えませんね。
 ところで、ラグナロクさんは、環境省に抗議をなさったのですか?どんな内容ですか?


丸山南里さま
 私も「御用学者」という言葉をよく使ってましたが、御用学者だらけとは思ってませんでした。しかしCO2温暖化説の真偽を調べていると、CO2温暖化擁護派の学者達は、ほとんど御用学者の可能性が高いですね。気候シミュレーションを証拠にする人間が科学者とは信じ難いです。
 科学者としての良心があれば、自分がCO2温暖仮説を信じない事は表明できますが、よっぽど企業や政府とつるんでないと「内部告発」という形は難しいかも知れません。日本の場合、一番怪しいのは原子力推進派との癒着でしょうね。 


失礼しました。 書き直します。
ラグナロク
 本当に失礼致しました。
書く場所を間違えたのでここに書き直させていただきます。
お手数ですが、さきほどの書き込みは、削除していただけたらと思います。


 丸山さんとは知り合いではないですよ。
自分は、前から近藤邦明先生や猫田白重さんのHPの愛読者です。
 自分があなたのブログを知ったきっかけは、近藤先生のHPのアンケートであなたの書き込みを見てからこのブログを知りました。
 http://env01.cool.ne.jp/cgi-bin/msgenq/msgenq.cgi

とは言っても頭が良くないのでまだはっきりと反論できるほどの知識はもってないのですが
 最近では、猫田さんのHPからもう一度復習している段階です。
 猫田さんのHPが二酸化炭素温暖化説を疑うHPでは、一番分かりやすいHPだと思います。
 それでも自分の頭では、まだ分からない部分もありますが例えば猫田さんのHPを見ても光の波長とは何?と分かりにくい場合「光の波長」で検索して調べたりしています。
 人間の目で見える光を「可視光」と言うのだと今更になって知りました。

 さて環境省にとりあえずメールだけ送りました。
下手な文ですみませんが、とりあえず

「二酸化炭素海底下地層貯蓄を法制化することに反対します。
CO2を海底の地層に送って、貯留する為の施設建設とその施設稼働の為に更なるエネルギーを使い、更なるCO2が排出されて逆効果です。
 そんなことをするよりも植物の光合成でCO2を減らすことを推進すべきです。

 また現在言われている二酸化炭素地球温暖化説も最近では、疑わしくなってきました。
 地球は、温暖化しているのは、事実だとしてもそれが、人為的なものかどうか基本的なことすら話し合われず、現在では、「既成事実」のように言われているのだということが、分かって来ました。」

と送りました。
 まだ、27日まで時間はありますから、もし余裕があればFAXでも送るかもしれません。

 下手な文章ですが、とりあえず沈黙するよりは、ましだと思いメールしました。



素晴らしい抗議内容ですね
雑草Z
 そんなに恐縮なさらないで下さい。事情は良くわかりましたし、コメントのやりとりも流れが支離滅裂になるので、前の分そのままでいいでしょうか?削除して欲しいと言うのなら、そういたしますが、特に失礼な内容ではありませんよ。
 ラグナロクさんの抗議内容はポイントをしっかり抑えていて素晴らしいと思いますよ。その通りだと思います。事情はわかりましたので、私も是非、同じような内容で抗議いたしたいと思います。やっぱり実際に声を上げなければ、現実は変えられませんしね。しかし、この施設建設なんて、まだ企画の段階にもならないと思ってましたが、もう具体的に動いているのですね。企業からの圧力でしょうか?こんな事を本気で実現しようとしている環境省の役人たちは、自分で真の環境対策を考えようとしないのでしょうか?狂ってますね。  

ありがとうございます。
ラグナロク
 ほめてくれてありがとうございます。
自分は、なんとか高卒で勉強が苦手なので近藤先生の温暖化は憂うべきだろうか?に出てくる計算式は、全く理解できていません。
 しかし、それでも読解力や理解力を鍛えたら近藤先生の本だってだいたい分かるのではないか?と思ってきました。

 自分は最近猫田さんのHPでも紹介されていた「地球温暖化は本当か? ―宇宙から眺めたちょっと先の地球予測―」という本をamazonで注文しました。 
 
 まずは、自分は頭を鍛えたいですね。
では

真摯なスタンスわかりました。これからも宜しくお願い致します。
雑草Z
 12日金曜日の夜に「川田龍平を応援する会」という会に東京へ出かけ、昨日13日土曜に紀伊国屋書店で件の槌田敦さんの本2冊と、 ラグナロクさんの買われた矢沢潔氏の「地球温暖化は本当か? ―宇宙から眺めたちょっと先の地球予測―」買って参りました。
 この矢沢氏の本の最後の、「参考ウェブ」にも「参考資料」にも槌田氏も近藤氏も入ってなかった(後発なので、見てない筈はないと思うのですが・・)のが気に入らなかったし、ぱらぱら見てみて将来予測などに関しても同意しかねる部分があったので、買うかどうか迷いましたが、近藤氏とは別の視点も書いてあったし、よくまとまって親切な面もあったので購入して参りました。猫田氏が紹介されているなら、買って良かったと思います。(猫田氏のHP見てみましたが、どこで紹介されているか見つけられませんでした・・)図も豊富でわかり易い事は確かです。近藤氏の本とは別な新たな知識も得られます。
 
 一方、槌田氏の本は、とても親切で説明もわかり易く、素晴らしい本です。CO2温暖化擁護派の「地球温暖化問題懐疑論へのコメント」のように分かりにくくわざと難しくかいて「俺たちは専門家だ!素人は黙っておれ」見たいないやらしさとは対極です。
 買ってきた2冊を簡単にご紹介致します。
  《CO2温暖化は間違っている》は、とても分かり易く、親切でお勧めです。お買いになった矢沢潔氏の「地球温暖化は本当か? ・・」より、簡単に読めると思います。私も帰りの電車で・・眠かったのですか・・半分くらい読んできましたが、1,2日で読める本だと思います。こちらを読んでから後に、猫田氏のHPや近藤氏のHPや本を読むと理解が早まると思います。兎も角、この本は、『買い』です。比較的安いです。(1200円+税)内容的には安過ぎです。
《熱学概論》は、近藤邦明氏の「温暖化は憂うべきことだろうか・・・」を読むくらいの時間と労力を要すると思いますが、数式を基本的表現にしていないので、感覚的に掴めると思います。『開放系の熱力学』というのが画期的です。私も昔は「孤立系や熱平衡系」中心に学んできましたが、こんなにわかりやすい開放系の熱力学の参考書はきっとほかにはないでしょう。まあ、こっちはまだちゃんと読んでないので読んでからまた情報差し上げますね。
 
 近藤邦明氏の本に出てくる式は熱力学中心ですが、式のところは気にせず読み進んでも問題ないと思います。(熱収支の部分はただの四則計算ですから、読むべきですけど)槌田氏も言ってるようにエントロピーの概念は学者でもいい加減な解釈だし、熱力学を理解してない理工学系の学生もざらにいると思います。ラグナロク さんは正直なだけで、馬鹿ではないと思います。環境省の役人などのほうが、エネルギー算出比も考慮出来ないし、気候シミュレーションなんて本気で信じているし愚か者が沢山いるでしょう。
 かく云う私も、学生時代は引き篭もりしたりバイトばかりしたり、音楽やったりして、ほとんど勉強しませんで留年したりしましたが、熱力学、統計力学だけは高校時代から大好きで得意としてまあ勉強したので、偉そうに色々論じているだけです。(学生時代はこの関係の研究者を目指してました・・全く違う職業に就きましたけど・・笑)

 ラグナロクさんの真摯なスタンスが分かりましたので、これからもコンタクトとりたいですね。宜しくお願い致します。

PS ラグナロクさんのHNの由来はなんですか?   
 
  

いろいろありがとうございます。先を越されたか
ラグナロク
 ありがとうございます。
地球温暖化は本当か?は、amazonで頼んだばかりでまだ届いていません。
 
 ぎりぎり高卒の自分には、数学的なことは理解不能だと諦めても仕方ないですね。 まあそれより先に文章への読解力を鍛えるしかないと思います。
 実はCO2温暖化説は間違っているは既に持っていますが、まだよく理解していません。 もう一度復習するつもりで読んでみましょう。

 ラグナロクの由来は「最終戦争」という意味です。
今は酔っ払った状態なので頭が働かずでは失礼

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2007-01-05 00:02
CO2温暖化脅威説は本当か?-7  
地球温暖化は憂うべきことだろうか? - CO2温暖化脅威説の虚構」
         近藤邦明[著] 不知火書房
 - 考 -

 現在、有効な(工業的)エネルギ-は石油だけと近藤邦明氏は言っています。    
これから、石油枯渇の時代を迎えるにあたって、大切なことは代替エネルギ-を考えることと言われていますが、その方法があまりに出鱈目です。
 本来、エネルギー問題は環境問題の主要なテーマではありません。
 しかし、現在環境問題対策として、促進されている石油代替エネルギ-システムが、実は新たな環境問題を作り出しているのです
 
 15年ほど前、別冊宝島編集部編:地球環境・読本[JICC 出版局]という本を見つけ、本屋でぺらぺらめくったら凄い内容だったので、買って来て読みました。(今探しても、ちょっと見当たらないのですが・・その間1度引っ越しましたが、家にあることは確かだと思いますので、そのうち見つかるでしょう。;近藤邦明氏の上記の本の参考文献にも上がっているのを見つけました。)

 その本の内容は、原子力発電をはじめ、太陽光発電、風力発電の非効率性などが論じられ、その結果それをやることによってもっと石油消費が増えるというショッキングな内容でした。そして、この本が書かれた時点で、この本の内容は間違っていないと確信致しました。

 それから15年以上も経って、3枚羽の風力発電(私はこれを見る度に「あんなの作っただけの価値はない」って言ってました。)も、ソーラーパネルも増えています。ヨーロッパ諸国ではこれらの技術は積極的に開発され、石油エネルギーに代替されています。
 私は、疑いつつも、まさかヨーロッパ諸国がそんなインチキを続けはしないだろう、技術革新などで、エネルギー効率の問題も解決したのだろうか?と思っていました。
 
しかし、近藤氏の上記の本を見て唖然としました。15年前と状況はあまり変わっていないようです。いや、さらに新しく期待の燃料電池なども、同じ類いである事が述べられていてがっかり致しました。燃料電池も「水を電気分解して得た水素を燃やして発電する」に近い愚行がなされているらしいのです。

 簡単に説明いたします。
 エネルギ-システムは、そのシステムを作るときから稼働させて廃棄するまでにシステムに使われるエネルギー以上に(何倍も)エネルギーを発生させられなければ意味がありません。〔このときのエネルギー量の比を、〔エネルギー産出比〕といいます。すなわちエネルギー産出比が1を大きく超えないと、システムを利用する意味がありません。〕そして、(ほとんど)全ての石油代替エネルギーシステムのエネルギー産出比が1を大きく下回っているのです。だから、作れば作るほど、その分石油の消費量が増えるだけなのです。さらに同時にその他の鉱物資源も大量に消費され、新たな環境問題が起こるのです。原子力発電はその代表です。(原子力のエネルギー産出比は1を大きく上回るようにも計算出来ますが、それは廃棄物の処理を少なく見積もっているだけでしょう。
それに危険性が別格です。)

 個別のシステムについてエネルギー産出比の試算等を知りたい方は本書をお読み下さい。

 技術開発でどうにかなるか?という事に関しては、利用するエネルギーと捕捉手段が決まれば理想効率は決まるから、その理想効率までしか技術は進歩させられないわけです
 近藤氏は、
「全ての石油代替エネルギーシステムは、石油によるエネルギー供給システムの効率の悪いサブシステムにすぎず、石油の枯渇とともに消滅する」
「石油代替はありえない」
と言い切っています。
 私は、現在の石油代替エネルギーシステムは、近藤氏のおっしゃるように、さらに石油の消費を増やすだけであることには同意しますが、全てが可能性はないとは思いません。
近藤氏が「自己満足な小規模システム」(小規模発電の事をさしている。)と言っていた小規模システムに活路はあると思います。例えば、風車、水車、発電も、ダムではなくて、水流をそのまま利用した水車方式・・つまり、少人数で使うエネルギーを小規模に作る・・輸送ロスもほとんどありません。・・・この事に関しては以前よりずっとあたためて来た事ですので、改めていつかアップ致します。

 近藤邦明氏に、石油枯渇後のエネルギーをどうすべきとお考えか是非お聞きしたいところでもあります。

 ちなみに私は以上の事も考慮して、
最も有効で、環境破壊もほとんどない代替えエネルギ-システムの究極は、
光合成による炭水化物をエネルギー源とした
人力システム
であると
前々から申しているのです。↓
←読んだ甲斐があったと思ったら、ここをクリック願います
(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2007/01/05 00:02】 | CO2 トラックバック(0) |


ゅか
私達が地球の為に何かできる事を考えなければ・・
と思い、クリック募金を毎日頑張っています。
クリック募金をみんなが知り、ネットをつけたら、募金するクセをみなさんがつけてくれればなぁと思い、
ネットの掲示板に呼びかけを手伝っています。
良かったら、こちらのHPでも宣伝してくれると嬉しいです。

http://www.dff.jp/
http://www.andativa.jp/eco/index.html

海外のクリック募金が沢山紹介されています。
http://thanks.7jp.net/bokin/





SGW
 ピークオイル時代を迎えて、一般論としておおむねの代替エネルギーについてはそのとおりかと思いますが、EPRが良い自然エネルギーがない、というのは槌田教に侵されていると思います。

「風力発電機輸出国デンマークの経験」
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/stopglobalwarming/2314.html#more
というのも以前書きましたが、
 デンマークの風力発電の業界としては、大型風力のEPRとして80という数字を出しているわけで、それが1以下だという主張には果たしてまともな根拠はあるのでしょうか。

EPR 80は眉唾っぽいですが、
雑草Z
 風力発電のEPRは、1を上回る可能性は大きいですね。少なくともデンマークが、補助金なしで(はじめはあった筈です)自立産業として成り立っているのなら、EPR(エネルギー収支比)は、1をずっと上回っている可能性は高いですね。
 個人的には、3枚羽の風力発電は無能だと思います。小さな螺旋状の風力発電のほうが効率いいと思います。
 ご紹介のページ、風力発電の誇大広告っぽい部分もありましたが、それとは別に最後の
『美しき水車小屋の発電(佐藤秀の徒然)』に賛成です。水車発電などの小規模発電のほうが有効で、環境負荷も少ないと思います。私も本文にも書いています。
EPRが良くても、大規模発電は、結局輸送ロスが大きいし、環境破壊も大きいと思います。
 

慧眼の書
TheorySurgery
こんにちは。毎回コメントをもらってばかりで申し訳ない。ちょっと奇遇に感じたのでコメントさせてもらいます。実は私も「別冊宝島編集部編:地球環境・読本」を読んだことがあります。私の場合は第45刷で1996年のです。しかも手元にあります(^^)。版数からすると、かなり売れた本のようですね。

当時はまだ余り理解できていなかったのですが、振り返ってみると槌田敦さんや根本順吉さんの記事は少しも色あせてません。むしろ年を経たことによって輝きを増したといってもいいかもしれない。私はその後、槌田さんの本をフォローしていなかったので、最新の本を読まずににはいられなくなりました。

まだ手元には温暖化懐疑論の本がないので何を買ったらいいか少し迷っていますが、槌田さんの本なら10年たっても色あせないだろうから注文しようかと思います。それにしても今読み返すと、「地球環境・読本」は温暖化加速論(中村耕三)と懐疑派(根元順吉)が呉越同舟していたり玉石混合状態です。

1989年の発売日から時間がたってみて、誰の主張に理があったかは一目瞭然といったところでしょうか。今騒がれている温暖化論も時が判定を下すのでしょうが、なにせ100年も先のことです。これでは誰も責任をとらずにばっくれるのは目に見えています。100年とは言わず、10年、20年先の予測をして、外れたら責任を取るぐらいの気持ちで計算屋は挑んで欲しいですね。なにせ人類の未来を占うのですから。そもそも未来を予測する資格なんて誰にもないはずです。

とりあえず「地球環境・読本」を読み返してます。昔読んだことは全然あたまに入ってなかったけど、今でも通用する記事が多くてびっくりします。ひさびさに手にとって見てうならされることが多い本です。

まだ見つけていません
雑草Z
 私が買った「別冊宝島編集部編:地球環境・読本」は、買った年代から想像するに、第1刷に近いものでしょう。まだ見つからないのが残念です。特に、槌田敦さんの記事は読み直したいものです。
 槌田敦さんは、20冊以上本を書いているようですが、その本は中々手に入りません。私が手に入れたのは、現在までのところ6冊で、昨日4冊目を読み終えました。全部読み終える前に次の槌田氏の本を手に入れていないと不安です(笑)私は現在槌田敦アディクションです。

 温暖化懐疑論の本なら、記事の中の
「地球温暖化は憂うべきことだろうか? - CO2温暖化脅威説の虚構」   近藤邦明[著]
 もおススメですが、専門的なことや技術的な記述も多く、読むのに時間が掛かります。
 それに比べ、槌田敦氏の「CO2温暖化説は間違っている」は読みやすくて1日で読めます。でも、槌田氏は自分を「懐疑派でなく否定派と言い切っています。そこが彼の凄いところです。

 槌田さんは色々な世の中の定説をずばずば大胆に否定していて、それがなるほど結構理に適っています。
 しかし、疑問に思う事もあります。
 例えば、熱素説でも熱を説明出来るとか・・・(統計力学の解釈の「分子1個あたりの直進の運動エネルギーの平均」と捉えるべきというか、それが事実でしょう)

 槌田敦は
  偉大なる物理学者、世界の救世主か? 
  似非物理学者、パラノイアか?

 両方の面を持っているのかも知れませんが、彼の説の一部が間違っているとしても、目から鱗の知識もてんこ盛りです。鋭く本質を突いた考察も多々あります。私は彼の著書の大ファンです。
 そのうち、このブログで、彼の特集を組みたいと考えています。本当はその前に彼にお会いしてお話したいと考えておりました。


 The Black Crowes が好きで興味があったので覗いた   TheorySurgeryさんのHPで疑似科学に目覚めました。
 世の中疑似科学で溢れていますね。その代表がCO2温暖化説でしょうか?
 おっしゃるように、CO2温暖化説者は、100年後とは言わず、10年、20年先の予測をして欲しいものです。どうせ彼らの大きな武器はコンピューターシミュレーションですから、100年後よりすぐ出来るでしょう。まあ、バタフライ効果で大して意味ないでしょうけど・・。 
 
 

 

 

21世紀に向けた「地球環境・読本」の必要性
TheorySurgery
私は槌田さんの本質を突いた指摘に大いに納得していますから、私も遅まきながら槌田フォロアーになろうかと思います。これは蝦夷縞ふく朗さんとこの掲示板で近藤さんらの真摯な議論によって、その思いを強くしました。近藤さんたちと有意義な議論が出来たことに非常に感謝しています。

「地球環境・読本」の中の多くの記事は、本質的にはまったく色あせるところはありませんが、やはり時代の流れに適したものの必要性も感じています。

環境問題やその対策に対して欺瞞を感じている人は少なからずいるはずです。それらの声を集めて多くの人に問題提起するような雑誌が必要かもしれません。どこか気概のある出版社がまた「地球環境・読本」のような企画やあるいは特集を開いて、大いに今の環境対策の偽善について知らしめて欲しいと切に願います。多くの人が時代の流れに巻き込まれ自分を失っている中で、すがるものとなる正しい情報は絶対に必要なことだと思います。

槌田さんの例の本をアマゾンのレビューで見たら主流派によって酷評されていて少しびっくりしてしまいました。それでも、それらの酷評している書評に対して参考にならないという意見が多数あってまだ救われる思いがしました。中には本を読んでもいないのに酷評するものもいて、これは温暖化論が科学ではなく宗教やイデオロギーになってしまった現状をよくあらわしていると思いました。少し憤りも感じましたのでこれを買わずにはいられなくなりました。是非自分の目で確かめなければ収まりがつかなくなりました。

「CO2温暖化説は間違っている」は確かにタイトルが全否定なので、そのためにヒステリックな反発が起こっているのかもしれません。少し異常な感じも受けたあれらの書評も裏を返せば、それだけ主流派が脅威を感じてのことだったりするのだろうか。

私は今の温暖化対策の展望を知って腰が抜けそうなくらい憤りを感じています。代替エネルギーなどは、未だに主流となる電力にはなりえません。結果的に原発の増設だけが邁進されるのは目に見えて分かることです。いわば非現実的な代替エネルギー開発が、原子力産業の隠れ蓑として利用されている気配さえ感じています。原発増設の目くらましに利用される代替エネルギー開発に携わる研究者は、知らず知らずのうちに片棒を担がされていることに早く気づいて欲しいものです。

研究者は少しの可能性を広げようと日夜努力しますが、その善意が結果的にどう社会に及ぼすかまで考えて、ただ時流にのったテーマだという理由だけで惰性で研究を行って欲しくないですね。科学に価値判断はありませんが、アインシュタインでも自分の研究が世間に与える影響に責任を持ち積極的に発言を行っていきました。日本の科学者は押しなべておとなしく、お上に対する意識も非常に弱いものがあります。今こそ気骨のある学者の声を大にして、義となる主張を唱えて欲しいと感じています。義を見てせざるは勇なきなり。

気骨のある学者の義となる主張
雑草Z
 おっしゃるように、
>気概のある出版社がまた「地球環境・読本」のような企画やあるいは特集を開いて、大いに今の環境対策の偽善について知らしめて欲しい
 ですね。

 槌田さんの「CO2温暖化説は間違っている」を酷評している人は、多いようで、じつは決まった特定の連中ですね。
彼らは、ただ、誹謗中傷するだけで、結構お門違いの事や、シミュレーションで押し通そうとしています。低レベルです。


 TheorySurgery さんのおっしゃるように、もし、CO2温暖化説が本当だとしても(CO2が温室効果ガスである事はその通りですが、主因であるとしても・)温暖化対策は、全く逆の方向です。本当に危機感をもったら、あんな対策をする筈がありません。持っていくところは、原発ですし・・・

本当に臭い言葉ですが・・
 おっしゃるように、今こそ正義感をもった気骨のある学者が必要ですね。    

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2007-01-03 00:01
CO2温暖化脅威説は本当か?-6  
「地球温暖化は憂うべきことだろうか? - CO2温暖化脅威説の虚構」
           近藤邦明[著] 不知火書房
 - 考 -

 今年は暖冬です。私の住んでいる福島県の会津地方は雪国です。(ずっとここに住んでいた訳ではありませんが・・・)こんなに雪の降らない冬は記憶にありません。屋根から落ちた雪と屋根が繋がってしまう心配も今のところありません。
 スキー場やその周辺の宿が困るとか、そんな例外は除いて、会津の人々は今のところ、この冬は、雪かきも必要なくて、楽だと思っている人が圧倒的に多いでしょう。私も数年前の大雪では、夜中から明け方まで一晩中除雪作業(スノーダンプに雪をとって、側溝に入れる・・・夕方はご近所さん達が先に側溝を満杯にしてしまう為にお風呂のお湯等が流れ込んで雪が溶けた夜中に作業する訳です・・)をしていた事もありますし、例年12月末あたりから2月中旬頃までは、毎朝毎晩除雪していました。でも、温暖化よりはずっとましだと思っていました。こんな除雪で済むなら温暖化しなければどんなに嬉しいかと・・・

 しかし、近藤邦明氏によると、温暖化しても、それは脅威とはならず、むしろ好ましい気象になるとの事です。この事については私はまだなんとも言えませんが、近藤氏の主張を要約して載せます。

 先ず、大雑把に、地球は過去8000年間、変動しつつ次第に寒冷化しているそうです。そして、温暖な時期が次第に短くなっているそうです。
 そして、温暖期には農業生産が好転して文明が栄え、寒冷期には飢饉が発生して北方民族が南下して戦争も起き、文明も崩壊していったそうです。

 海水位の上昇につながる陸地に固定されている氷の90%はグリーンランドと南極です。北極圏にあるグリーンランドの臨海部での氷河の減少が問題になっていますが、内陸部では氷河が年々厚くなっているのをNASAが観測しているそうです。これは、地球温暖化により、水分蒸発が増え、気温が氷点下のグリーンランドでは降雪量が増えているからだそうです。また、南極の氷は、海の上にせりだした棚氷が崩壊しているだけで周辺部の氷河は後退していない事が観測されているそうです。
 極めつけは、温暖で生態系にとって好ましい時期であった8~13世紀には、グリーンランドでも入植して放牧が行われていたそうです。
 
 近藤氏は、温暖化によって、陸地が水没する可能性は、今のところ空論だとおっしゃってますが、実際沈みつつあるというツバル諸島などについてはどうお考えでしょうか?

 熱帯で平均気温が2~4℃上がったら大変でしょうが、熱帯では温室効果のメインは水蒸気なのでCO2の影響はあまりなく、空気中の水蒸気が比較的少ない寒冷な地方、季節で言うと冬、の温暖化が大きく(やっぱり氷が融けそうですけどね。)結果として、地域的にも季節的にも気温格差を平準化して、生態系にとって好ましい温暖で湿潤な地域が拡大するそうです。

 近藤氏は「現段階で重要なのは、『温暖化による異常気象の頻発』というようなありもしない気候システムの変化などではない。」と、まとめています。
 この辺については、私はまだ疑問がありますが、以上の発言に続く近藤氏の
 『直視すべきは、現在の石油文明下において、かつてない規模と速度で進行している世界的な森林破壊、過灌漑・乾燥農法・過放牧による農地の破壊、砂漠化、焼き畑による森林の消失という、人間社会による直接的・物理的な生態系の破壊の問題であり、それとどう取り組むかと言う事。』
 と言う発言には大いに賛同いたします。

 余談ですが、地球温暖化で、低気圧が巨大化して台風の被害も大きくなると一般に言われます。でも、猫田白重氏のサイトによると地球シミュレータは、温暖化によって、(強い低気圧は減り、)弱い低気圧がたくさん発生すると予想してたそうです。そして、最近修正するらしい(した?)んだそうです。・・まだそんなレベルなんですよ、地球シミュレータは。・・・ついでに地球の熱収支計算とかだってオーダー(桁数)があえば成功だって事は、地球物理学の常識でした。
       
         <<続く>>
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【2007/01/03 00:01】 | CO2 トラックバック(0) |


猫田白重
どうも。猫田白重です。

グリーンランドが緑色だった頃、熱塩循環がどうなっていたのかが気になりますね。「グリーンランドの氷がどんどん融けて淡水が流れ込んで海水が混合しにくくなって大西洋の熱塩循環が停止して地球は寒冷化する」とかいうあれ。某映画だけでなく本当にそういう予測が出されたらしいですが。そもそも熱塩循環は昔から安定して存在してきたものなんでしょうか・・・?

地球シミュレータの熱帯低気圧予測については、
元々温暖化により観測データと比べて強い熱帯低気圧は減るという予測が出ていました。
それを(観測データとぜんぜん揃っていない)現在気候実験と比べて強い熱帯低気圧が増加するという無茶な見解だけを広めた上に、元のグラフから(都合の悪い)観測データだけを消して気象庁異常気象レポート2005に載せてしまったというものです。修正というか、改竄です。元々の予測は変わっていなくて、発表の時に情報操作が行われたのです。
2-10のリンク先を見ればそうなっているのがわかります(また書き換えられていなければ)。
http://www.geocities.jp/obkdshiroshige/ondanka2/16shzre.htm


ちなみに漫画が掲載されたのは「建築ジャーナル」です。詳細はこちらから。
http://www.geocities.jp/obkdshiroshige/rre.htm#6117



それもそうですね。
雑草Z
>グリーンランドが緑色だった頃、熱塩循環がどうなっていたのかが気になりますね
 猫田白重氏の疑問、ほんとにそうですね。私も今年、IPCCの報告を受け売りした人の書いた異常気象の本で読みました。「The Day After Tomorrow は、映画の世界でない、現実に起こりうる」と・・

 白重氏のおっしゃるように、地球シミュレータのレベルはその程度でしょうね。結局起こった現実に合わせているだけですね。その為のスーパーコンピュータ、人海戦術、予算、・・・・失敗を潔く認めて「まだこの程度なんです・・」って言ったなら逆に少しは信用するのに・・

嘉田由紀子さんと並列しての「建築ジャーナル」掲載素晴しいですね。4コマ漫画の『環境症』とても面白いです。笑えるんですが笑えないのは、自動車の中での会話の漫画「実話です」の両端の2つの4コマ漫画も含めみんな実話であることです。このシリーズ、徐々にヒットしそうですね。これがヒットしないようでは、日本の環境問題に対する意識が低いままだということで、「憂えるべきこと」です。
4コマ漫画『環境症』もっと読みたいのですが・・単行本化はまだですか?


猫田白重
環境症の単行本化はまあ夢物語として、とりあえず本家環境症をお楽しみください。
http://www.geocities.jp/obkdshiroshige/kksho/kankyosho.htm
最近では本物環境省が環境症以上に面白いことをするからたまらない。
http://env01.cool.ne.jp/frommanager/fm2006_7.htm#n246

地球シミュレータは「一流科学者が地球シミュレータでやったから正しい」というための道具に成り下がっちゃってますね。これは本当にMOTTAINAI

気候モデルが高詳細であることと二酸化炭素温暖化脅威説がそもそも正しいことはぜんぜん別問題なんですが、どういうわけか、進んだスパコンによる仮想地球での再現実験が人為起源温暖化説の証拠能力を持つことにさせられちゃっています。

「現実の気候を再現した!この1975年以降の気温変動は二酸化炭素を考慮しない限り説明がつかない!」というのはつまり、ただそういうモデルを作りましたよ、というだけであって、気候モデルに課した前提「二酸化炭素を考慮しない限り1975年以降の気温変動の説明がつかないという理屈」が正しいとする根拠がないのですから、何の根拠にも反論にもなっていません。
別に作ろうと思ってその気になれば「現実の気候を再現した!この1975年以降の気温変動は太陽活動とその間接効果・磁気活動を考慮しない限り説明がつかない!」という気候モデルだって作れます。仮想地球ですから。もちろん作ったところでそれだけでは何の根拠にも反論にもなりませんから資財を投げ打ってまでスパコンを買って作ろうという人はいないでしょうけれど。

また「現実の気候を再現した!」ということについても、下記を知っておかないといけません。
------------------------
単に解(例えば温度)の平均値だけでなく、分散や歪度、尖度などの高次の統計量が気象観測の実測値をうまく模倣できない限り、確率モデルとして実際の気象や気候をうまく模倣できていることにはならないのです。中本教授の報告にあるとおり、残念ながら現在の数値モデルは高次の統計量を全く再現できないのです。http://env01.cool.ne.jp/frommanager/fm2006_6.htm#n240
-----------------------

そんな気候再現実験を根拠として祭り上げなければならないのは人為起源温暖化説には他にたいした根拠がないから仕方なく、ということでもあります。

スーパーコンピュータの性能向上によって気候シミュレーションはかなり進んだといわれますが、実際には地球シミュレータですら性能はぜんぜん足りていなくて、熱帯低気圧予測では粗いメッシュの温暖化シミュレーションで得られた海水温のデータを高解像モデルに持ち込むというやり方をしています(タイムスライス法とか、なんとなくカッコがつく名称をつけて)。大気海洋結合モデルで高解像にしてしまうと能力が追いつかないのでしょう。そうして行われた熱帯低気圧シミュレーションは壮絶に失敗し、研究成果は情報操作されました。これは2-10に書いたとおりです。

気温予測についても住明正・東大教授は、「現状の気候モデルは、2100年に1℃上昇か5℃上昇か議論できる精度がない。わかるのは“上昇すること”と“1ケタ台”ということだけ。数値に絶対的な意味は無い」と述べていました(「日経エコロジー」06年2月号)。しかし温暖化論者は”その程度の気温予測”の上に成り立つ脅威予測をバンバン出してきます。”その程度の気温予測”よりもさらに精度は落ちるはずなのに。

単行本化の可能性以外全面賛成です
雑草Z
<環境症>かなりキテますよ。棘のように鋭い風刺です。単行本化は夢ではありません。ただ、モトネタを分からないと笑えない部分もありますので、本にするときでも本ネタを一緒に載せるといいですね。それぞれの環境問題を知ってもらういいチャンスですね。かく言う私も、「まげを結った人のクールビズと市長の関係」が市長と同様意味不明でした。宜しければ、簡単に説明願います。
単行本<環境省>のサブタイトルは「漫画から入る環境問題」ではありふれているなら「ギャグからわかる虚構の環境技術~真の環境対策とは?」なんて夢は膨らみますね。

 これ以外の部分、気候モデルとシミュレーションに関するコメントに関しては、猫田白重氏のおっしゃる通りだと納得致しました。この辺りも猫田白重氏一流の十分面白いギャグ漫画に出来ますね。期待しております。
 2-5や2-6に使われていた”気候感度”の内幕の説明の2コマ漫画も印象深いものがあります。あの後に2コマ加えてギャグにして欲しいですね。はじめの2コマ同じで、何通りか出来そうですね。温暖化で期待(気体)もうそも膨らみます。
 

温暖化時の台風
env0123
 猫田氏のホームページを見ました。
 面白いと思いましたし、なるほどと思うことも多くありましたが、地球シミュレータの熱帯低気圧予測については、地球温暖化時に弱い台風が減り強い台風が増えるという結論で正しいのではと思います。もともと使用した大気モデルに現実より台風の少ない、弱い熱帯低気圧の多い?バイアスがあるのであって、その影響を除くために現在気候実験と温暖化実験の台風数を比較するのはおかしなことではないと思います。
 もちろんモデルによる台風数の予測の信頼性がどれぐらいかという問題はあると思います。

そんな段階の地球シミュレータで
雑草Z
 未来の予測をして発表するなんて詐欺行為ではありませんか?
 それは、モデルによる予測というよりモデルを予測に合わせていると言うべきかも知れません。「あるモデル下での1つのシミュレーション結果」以上のものではないでしょう。信頼性のある予測として発表すべきでありません。それに、そんなことに、法外な予算をつけて税金を使うのもどうかと思います。無理なことをやっているのだから、これからもずーっとバイアス調整だらけの帳尻あわせをしてゆくことでしょう。
あなたのHNのつけ方もふざけていますね。

温暖化時の台風数は?
env0123
 env0123です。
 環境問題・エネルギー問題に関心があり、特に地球温暖化・太陽電池・自然農に関心があります。envはenvironmentの略です。次はもう少し違う名前にします。
 確かにモデルの信頼性の問題はありそうです。そのあたり、猫田氏はよく調べられていますね。すごいと思いますし勉強になります。ただ、猫田氏の、地球温暖化時の台風数についてのモデルの結果の見方には疑問があったのでコメントしました。
 環境問題について、真実はどうなのか、今何をすべきなのか知りたいですし、いろいろ議論できればありがたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。

パロディーではないのですね?勘違いすみません。
雑草Z
 何故、「env0123」が、ふざけたHNと申したかと言いますと、私が、真の環境問題のサイトだと思っている近藤邦明氏の『環境問題を考える』のURLが、
” env01.cool.ne.jp ”
で、近藤邦明氏は私の本文にもあるように、CO2温暖化を否定しています。そして、気候シミュレーションも全く信用してません。なので、それを皮肉ってつけたのかと思いました。本当に知らなかったのですね。失礼致しました。勘違いしてすみません。
env0123氏は、誠実に環境問題を考えていらっしゃる方のようですね。こちらこそ、これに懲りずに今後とも宜しくお願い致します。いろいろ議論致しましょう。

 
 




偏見は嫌い
ツバルは、
サンゴでできた地質が問題の原因だと思います。
http://www-cger.nies.go.jp/qa/1/1-2/qa_1-2-j.html
↑では慎重ないいまわしで、温暖化との関連を捨てていませんが、浸食や人口増加などが原因だと思います。

なるほど、報道の仕方にも問題がありそうですね
雑草Z
 ご紹介のサイト、見せて戴きました。
>島のあちこちで海水が地面から湧き出す現象は以前からも観測されてきたもので、温暖化により初めて生じるようになった訳ではありません。
とあるように、始めから温暖化のせいにしているNHKなどマスコミの報道の仕方にかなり問題がありますね。
 私自身、近藤邦明氏にお尋ねしたところ
>ラニーニャでは、太平洋を挟んでフィリピンやインドネシア側が相対的に低圧側になりペルー側が高圧側になるため貿易風の風速が大きくなり、結果として太平洋の海水はフィリピン側に吹き寄せられることになります。
>更にツバルはオーストラリアプレートと太平洋プレートの境界に近いので、地殻変動による影響もあるかもしれません。
とのことです。実際にグリーンランドや南極の氷が融けて島が沈んでいるのなら、世界中の海抜が上がっていなければおかしいですね。事実、この前のIPCCの報告では、人工衛星からの観測でわずかに海面上昇が認められる程度みたいですからね。
 ところで、「偏見は嫌い 」氏は、env0123氏が、HN変更されたのですか?それなら、先日は失礼致しました。また来て戴いて有難うございます。


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2007-01-01 19:19
CO2温暖化脅威説は本当か?-5 
 「地球温暖化は憂うべきことだろうか? - CO2温暖化脅威説の虚構」
         近藤邦明[著] 不知火書房
 - 考 - 
 前回は複雑系のカオスである気候の長期予測の無効性について述べました。
日本が誇る世界最高レベルのコンピュータ「地球シミュレータ」であっても100年後の気候の予測は、信頼するには程遠く、
あるモデル下での1つのシミュレーション結果」というだけの評価に過ぎないのです。
 この事について近藤邦明氏と志を共にする先日コメントを戴いた猫田白重氏が別な見地からも(猫田氏も前回の私と同じ見地からも詳しく書いています。)描いていますので、内容をご紹介いたします。

 それは、簡単に言うと、地球シミュレータに限らず、地球温暖化を研究している研究機関などの気候シミュレータは、CO2の濃度が280ppm(産業革命以前)から2倍の560ppm(2030年あたりを想定)に増えたときの気温の上昇を”気候感度”として、それをIPPCの予想どおり 3℃±1.5℃になるように調整している場合が多いと言う事です。調整は、パラメータを適当にいじったりして(例えば雲による影響などを変えたりして)やるそうです。そして、IPCCの予想の範囲内に合わせられた事を自分達のシミュレーションの成功とさえ見ているのです。
 つまり、
「CO2などの温室効果ガス濃度の増加により気温が上がる」と言う地球を仮想し、その仮想地球に対してシミュレーションをしてその通りの結果を出しているのです。コンピュータが出した結果であるからと、CO2温暖化の根拠にさえしてるのです。全くのナンセンスです。
 つまり、このシミュレーションは元々CO2温暖化説に基づいて、行われているので、この結果をCO2温暖化の根拠にする事は、本末転倒な無意味な事です

 地球温暖化が本当だとしても、高価なスーパーコンピュータを使ってやる必要は全くないのです。結局のところ、「CO2濃度が上昇すると、高緯度地方ほど温暖化する、気温の平均上昇値は3℃±1.5℃ になるようにしっかり調整出来た」と言うことを高価なコンピュータを使ってシミュレーションしたのです。スーパーコンピュータを使わなくても出来る事です。だからこれを近藤氏の言葉を御借りすれば「幼稚なモデルによる高価なおもちゃ(スーパーコンピュータ)を使ったシミュレーション ゲーム」とでも呼ぶべきでしょう。
詳しくは、猫田白重氏の、こちらのサイトを↓

http://www.geocities.jp/obkdshiroshige/ondanka2/zondanka2.htm

これは、2-5ですが、読むだけで1時間ぐらいはかかりますよ。2-10まで私は読みましたが、よーぉく調べ上げています。脱帽です。ユーモアを交えて、国の「環境何たら~」のHPより分かりやすくて親切です。面白くて嵌ります。
 
 ちなみにIPCCの 3℃±1.5℃ の温度上昇という数値も1995年のIPCC報告で、1979年の 3℃±1.5℃ という数値を動かさないと決めたのだそうです。つまり、複雑なカオス系の気候変動で、何度温度上昇なんて定量化出来るわけないから、適当に決めたらしいのです
 普通 こう言う表現方法は、95%の信頼区間とすれば
 m±1.96σ (m は平均 , σは標準偏差 )等の意味があるものですが、こんな複雑系カオス現象でそんな有効推定が出来る筈もありません

 複雑カオス系の地球がCO2濃度の増加がメインの原因で温暖化しているかどうかは、私は判断に苦しみますがIPCCや他のCO2温暖仮説派の気象学者の多くも、半信半疑なのではないでしょうか?
 こんなカオス系の予測は肯定出来ない代わりに否定だって出来ませんから、反論されても安心な訳です。こんな未来予測は何を使っても誰も出来やしませんから・・その中で良識的な地球温暖化研究者は正直に不確実で判らないと、おっしゃっているのではないでしょうか


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【2007/01/01 19:19】 | CO2 トラックバック(0) |

あけまして
猫田白重
今年もよろしくお願いします。”びょうだしろしげ”です。好きに読んでもいいですよ。
やたら長い気候モデル編を解り易く解説していただき、ありがとうございます。
モデル研究者は未来予測はそんなにアテになるものではないと知ってるんですが、なかなかそれが一般に伝わらないんですよね。

私は一応漫画家です。商業誌にも出ました。
出演キャラはニュークリアーズとあと一人は有名人ですね。
二酸化炭素さんが持ってる青いのは絵柄です。今のところ。
裏設定とか05年のままだから書き足さないと…。


こちらこそ、アドバイス等宜しくお願い致します
雑草Z
記述に誤り等御座いませんでしたか?猫田氏の見地は、「書いて」でなく「描いて」にさせて戴きました。(先ほど紫色をつけさせて戴きました・笑)
 漫画を描きながらあのサイトの運営は超人的ですね。猫田氏の漫画を読んで見たいので、宜しければ載った雑誌等ご紹介願いませんか。今はマニアックな漫画が流行っています。環境問題の中でも反主流のこの内容を漫画になさったら、凄い物になりそうですね。
 なるほど、ニュークリアーズですか。他の人にも見てもらって全員特定したいですね。
 私も青紫の持ってますけどエレクトリックです。エレクトリックは繋がなければ近所迷惑にもならないしやっぱチョーキングが快感ですね。今は錆付きそうですけど・・って何の話?


SGW
 モデルは現実を簡略化したものですから、シミュレーションが間違っているという可能性はいつだって否定できないものでしょう。

 現実をちゃんとシミュレートできていないという指摘もありました。

 IPCCでは第一次報告書が終わってから第二次の研究をまとめるに際して、paleo-analogue派(古気候学のデータから類推する)と気候モデル派の二派の考え方があったという話です。どちらも互いに相手方を必要としているわけですが、どちらを論理の中心に据えた方がタイムリーに結果を出せるか、という政策決定者にとっての意思決定の役立ち易さという観点から、結局は気候モデルを中心に据えたと言われています。

「過去にはバスタブよりも熱かった?熱帯大西洋」
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/stopglobalwarming/455.html
をご覧いただければと思います。

「”科学者たちは、熱帯大西洋の海水温がかつて最高42℃ほどであり、現在の海水温より14℃も高かったこと、そしてバスタブよりも熱かったという証拠を見つけた。この驚くべき高温は、地球大気の二酸化炭素濃度が高かった数千万年前の時点の出来事である。研究者たちはこのことは、現在の気候の予測よりも海洋が温室効果ガスによりひどく加熱されるためではないかと語っている。つまりこの研究は、気候モデルが将来の温暖化を過小評価していることを示すものだ。…”」


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2006-12-31 04:10
CO2温暖化脅威説は本当か?-4 
 
「地球温暖化は憂うべきことだろうか? - CO2温暖化脅威説の虚構」
   近藤邦明[著] 不知火書房
  - 考 -
 
 バタフライ効果 - とは、北京でチョウチョが羽ばたけば、ニューヨークの天候が変わる(蝶の羽ばたく場所と天候の変わる場所は色んなバージョンがあります・・)というカオス理論を代表する言葉です。カオス[chaos]とは「混沌」とか「無秩序」とか訳しますが、物理の狭義的な”ローレンツ・カオス”では初期条件のわずかな違いが、ある時突然決定的大きな差になる現象を言います。気象はカオスである事に間違いありません。それも単純な”ローレンツ・カオス”では全くシミュレート出来ない要素が無限にある複雑系のカオスです。だから、スーパーコンピュータを用いても長期予測は不可能なのは当然です。
 例えば、天気予報ではよく明日の予想天気図は出てきますが、1か月後どころか1週間後の予想天気図さえ出てきません。これは、予測してもあまり意味がないくらい予想出来ないからです。
 例えば来週の日曜日の天気予報は、明日になると変わる事は日常茶飯事です。また、台風の進路予測図の広がりを見て下さい!あの2重の円は、台風の大きさではありません。(だんだん大きくなるわけではありません・・笑)内側の円が台風の目の存在範囲、外側の円はそれに伴う暴風雨圏の進路予想範囲です。たった、1,2日後でもあんなにアバウトなのです。スーパーコンピュータを使ってもです。
 気候は、(短期的な)気象のようなカオス性はそのまま当てはまらない - と気候シミュレーションの有効性を信じる(ふりをせざるを得ないのかも知れません。)学者は言っているのですが、そうとは思えません。少なくともその間に起きる火山の爆発とか、地震の発生だとかによっても気候は変わるでしょう。バタフライ効果を考慮して、生物の営みも影響するに違いありません。勿論人間の営みのバタフライ効果も無視できないでしょう。戦争や(核兵器の使用)巨大開発に限らず、一人の人間の行動もその人間が世界を動かすような人間にならなくとも、その人間に直接、間接、影響する人間にはなり得るわけですから・・

 日本が世界に誇るスーパーコンピュータ「地球シミュレーター」がいくら素晴らしくても、非常に多くの権威による莫大な量の情報を入力していても将来の気候予測は無理でしょう。 何故なら、気候変動に影響を及ぼすと考えられる個別現象の解析さえ十分になされていないし、ましてさらに複雑なその相互作用も解明されていません。(あり得ませんが)万が一全ての個別現象が解明されたとしても、空間的にも時間的にも階層性の異なる全ての現象をコンピュータに把握させる(データを入力する)のは無理です。仮の仮に万が一データを入力しきれたとしても、時間的にも空間的にも細かく区切って積分してシミュレートするにはコンピュータの能力の限界を超えるでしょう。
 
 気候シミュレーションは複雑系である『生きている地球』の未来予測ですから、人間の人生を予測するように不可能なわけです。
 だから、「地球シミュレーターの100年後の予測」なんて、水晶玉で未来を予測するのよりは、少しはましな程度のあてにならないものなのに、その恐ろしい結果に危機感をもった私(達)は愚かでした。気象学者達も実は「予測」ではなく「見通し」と認識しているのです。
 - ある、モデルの下でのシミュレーション結果 -
という認識が最も妥当です。(そのものずばりでしょう。)

 地球の気候は、フロンによるオゾン層の破壊(それだって正確にはシミュレート出来ていない)の様に簡単にシミュレート出来るものではないのです。
 ー 以上、近藤邦明氏の上記の本の内容を受けて、独自に書かせて戴きましたが、近藤邦明氏や猫田白重氏は、さらに別な十分納得のいく観点からも、気候シミュレーションの無効性を示していますので、次回ご紹介させて戴きます。

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【2006/12/31 04:10】 | CO2 トラックバック(1) |


SGW
まあおぼろげな知識から、反論を試みてみたいと思います。

Qそもそもカオス現象についての数理科学研究というのは可能でしょうか。

A可能です。

Qそれはどうやって行われているのでしょうか。

Aコンピュータシミュレーションを使った計算機実験によります。

Qそのシミュレーションに使ったモデルは再現性があるのでしょうか。そんなものが果たして科学と言えるのでしょうか。

Aカオス現象というのは解が一意ではないわけですが、法則に従っていないわけではありません。その法則を記述するモデルを作れば、初期値の敏感性などについて感度分析もできますし、アンサンブル平均を取るといった手段で、統計的な処理をすることが出来ますし、もちろんその結果は、計算機モデル同士で相互検証が可能です。つまり同じモデルを作れば「同じ」カオスであるという結果が出てきます。


統計的処理はある程度出来ますが、
雑草Z
カオス現象についての数理科学研究というのは可能です。沢山あります。私も本持っていました。確定論では、解も一意になるでしょう。様々な物理法則にも従っているでしょう。でも、本文にもかいているように、地球は無限の複雑性を持っているので、一人の人の未来を予測するように不可能です。地球上の全ての物が従う法則を全てのものについて考慮したモデルを作るのは不可能です。本文に述べたとおりです。観念論ではありません。
 統計処理は、例えば人間10万人見れば、プロスポーツ選手に何人ぐらい、100歳以上まで生きるのは何人ぐらいと予測出来るという話です。それだって、現在の10万人調べるならよく合う統計モデルを作れますが、未来のことはやはり不確実です。将来はプロスポーツはなくなっているかも知れないのです。
 普通に理性で考えて、シンプルなローレンツ・カオスとは違う、地球の100年後の姿の予測は、推測の域を出る筈がありません。
1ヶ月先の天気図をほぼ確実に描くのさえ不可能なのですから・・・本文に書いています。


SGW
 別のコメントにも書きましたが、気候モデルが完全だという主張をしているわけではありません。

 あと僕が言えることは、IPCCで評価した気候モデル10数個は、それぞれ世界各地の研究チームが独立して開発したものであって同じ気候モデルとは言えないものだ、ということくらいですね。

もちろん気候系についての各要素の数式等は決まった同じものを使うことになるでしょうが、それらの独立して作られたもののばらつき方を含めて、走らせてみたものの上限と下限が有名なIPCCの2100年に90年比で1.4℃~5.8℃上昇という予測の数字です。

 実際には前提条件として使った4つの社会シナリオ同士の間でのばらつきの影響の方が大きいのですが、一つの社会シナリオ内でも上下1℃くらい気候モデルごとにばらついています。
 まあ「下手な鉄砲」と言われるかも知れませんが、数で勝負しているつもりでしょう。

 ちなみに、短期の気象予報について言えば、最近では日本の気象庁は6ヶ月先の気象について動力学的な(=気象モデルによる)予報をアンサンブル予報として出し始めています。
(気候モデル予測とは違うジャンルではありますが)これについては、本「アンサンブル予報」が出ています。



SGW
まいど、です。
欧米の気候科学者によるブログRealClimateに1/3付けで紹介されていましたが、
The physics of climate modeling
http://www.physicstoday.org/vol-60/iss-1/72_1.html
というのがありました。


たとえ気候モデルが完璧でもシミュレーションは不可能です
雑草Z
 SGW 氏もお認めの通り、気候モデルは私の本文でも述べているように完璧とは程遠いものでしょう。大切なそれぞれの因子もその相互作用も未解決の部分が多過ぎます。
そして、万が一完璧でも信頼の於ける100年後のシミュレーションは不可能でしょう。夕立のような大気の擾乱さえ見落とすような格子点の粗さです。(格子点が細かくてもまた別の問題が発生しますから厄介です。)窓から外を眺めてください。窓から見えるさまざまな現象がバタフライ効果になる可能性を否定出来ないと思いませんか。でも、窓から眺めた範囲に観測のデータ用の格子点は1つあったらいいほうです。そんなんで、信頼の於ける地球の未来が予測出来る筈はありません。

IPCCで評価した気候モデル10数個は、1/1アップの【気候シミュレーションは根拠になりうるか?】でも述べている通り
”気候感度”の調整後のシミュレーションですからかなりの試行錯誤(・・パラメータ調節による数値あわせ・・悪く言えば「ヤラセ」)の結果であると思われますから、全くあてになりません。
 気温予測の精度を把握する標準偏差も出せないでしょう。(・・出したら本当にイカサマですけどね・・・10数個の予測の標準偏差は全く無意味です。)第一そのシュミレーションに携わった研究者の多くもその結果を信頼していないと思いますよ。
  猫田氏のサイトも参考になされて下さい。↓

http://www.geocities.jp/obkdshiroshige/ondanka2/zondanka2.htm#26

日本の気象庁の6ヶ月先の気象についての動力学的なアンサンブル予報(アンサンブル予報と言う統計的手法はいいと思います。もっと調べたいですね。)も、まだまだだと思います。これがかなりの精度で成功しないと、100年後の気象予測なんて全く信頼出来ないでしょう。
 私はCO2地球温暖化に対してはニュートラルでも、コンピュータによる気候シミュレーションに関しては否定します。


SGW
 カオス系であるということから、シミュレーションでは推定不能と不可知論を唱えるのなら、現実問題として、他にできる手としては実物の地球で気候実験をするしかないでしょう。

3.実験による確認は可能か?
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/stopglobalwarming/335.html
で書きましたが、
まあそれも政治的に無理、ということで何もしない、という結論になるしかないように思います。


地球規模での実験すべきときが来ます。
雑草Z
 不可知論ではありません。技術的に不可能と言っているのです。本文およびこの上のコメントで述べた通りです。
 この上のコメント(1/7)で述べた通り、カオスでも場合によっては十分解析は出来ると思います。(単純なローレンツ・カオスなどでなくとも、アンサンブル的手法で可能でしょう)。私は、地球の100年後のシミュレーションは全く信頼性に乏しいと言っているのです。(地球を1つの質点と捉えていい太陽系での軌道等の場合などは有効です)
だから
>現実問題として、他にできる手としては実物の地球で気候実験をするしかないでしょう。
に同意します。1/7の記事でも述べた通り、IPCCの警告を信じるなら、一刻も争う逼迫した状況です。CDM制度なんて、「焼け石に水」どころか、「焼け岩に水滴」ぐらいでしょう。というより、逆効果の場合も多いから「火に油」にもなるでしょう。
SGW氏のHPのご紹介の部分で述べているように、
「地球規模の実験をしてみるのなら、すべての国が大幅なCO2の排出量削減を実際にまず10年くらい行ってみることにより、地球規模で一旦確かめることが最も理性的な対処方法である」
という主張に大賛成です。諫早湾の堤防を開放したのと同じです。IPCCの警告どおりなら、実験というより、そのまま実行しなければ、破局を迎えるでしょう。
「あらゆる経済活動を縮小に向かわせることが必要。」
その通りです。私のこのHPの主張の要の1つです。経済縮小しなければ地球環境は救えないのです。
あんな深刻な警告を出したIPCCのメンバーおよびそれを確信している気象学者、マスコミ、みんなで、その運動をすべき(はず)でしょう。だって、地球が熱暴走したら、人類は滅亡ですから。IPCCは、それを100年以内と警告しているのですよ。
 ただし、その代わりに原発などやったらもっと大変です。
 全体的に経済縮小して、温暖化が止んでもそれでもCO2が温暖化のメインとは特定出来ませんが、多くの逼迫した環境問題が大幅緩和出来て、みんな経済発展の妄信から目が覚めるでしょう。いつか実行しなければならないときがくるでしょうが Point Of No Return が来る前に出来るかどうかです。


SGW
 うーん、世界中の気候学者が、「分かっていないんだ、10年間の気候実験をさせてくれ」、と主張したからと言ってそれに従おうという政治家がもし居たら、あたしゃあ目でコンコ(タクアンを)噛んでやりますがな。

 気候モデルがどんなに不満足なレベルの物であっても、ここまで分かっているという主張を元にするしか政治家を動かせなかっただろうということは政治的な現実だと思います。

 その上で、少なくとも欧米では
「私たち自身との闘い」ロンドンデモよりのメッセージ
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/post2012/508.html
英国シンクタンクの戦略文書「長期気候目標の設定」
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/post2012/494.html
といった主張もあります。

日本では、
参議院環境委員会で、気温安定化目標設定を求める決議を採択
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/post2012/2736.html
という動きもあります。
 日本のマスコミがそういう現状をちゃんと伝えていないだけでしょう。


実験する時期が来るというのは
雑草Z
 早晩必ず経済成長はゆきずまります。その前に環境悪化で経済活動をストップせざるを得なくなるかも知れません。と、言うよりそのどちらも相乗効果で現れるでしょう。そして化石燃料の使用もずっと減らさなければならなくなるでしょう。その前に、化石燃料の枯渇が訪れれば、10年といわず、永遠に化石燃料の使用はストップするわけです。 
 だから、いずれ、その(実験の)時期が訪れますが、熱暴走に限らず、環境カタストロフィーが始まってからでは遅すぎます。
 若し人間が愚かでなければ、Point Of No Return 以前に自ら経済成長をやめ、化石燃料に限らず自然の循環に負荷の大きいものの使用を止め、持続可能な世の中にシフトするでしょう。

 いつも興味深い記事のご紹介ありがとうございます。色々参考になりました。
 CO2温暖化の最後の締めに、SGW氏のHPをご紹介させて戴きました。


SGW
>その前に、化石燃料の枯渇が訪れれば、10年といわず、永遠に化石燃料の使用はストップするわけです。 

 僕がしつこくコメントを書いてきた理由としては実のところ、雑草Zさんのこれまでの脱成長を唱える各記事から、ぜひとも「ピークオイル」問題への対策に目を向けて欲しいなあ、と思ったからです。
事態は急を要すると思ってますので、そちらの論考もブログでやっていただけたら幸いです。

『ん! -ピークオイル時代を語ろう-』
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/forum2/

宣伝をいろいろさせていただいて、ありがとうございました。

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2006-12-29 11:23
CO2温暖化脅威説は本当か?-3  
「地球温暖化は憂うべきことだろうか? - CO2温暖化脅威説の虚構」
             近藤邦明[著] 不知火書房
 -考-

 前回は、CO2が温暖化の主原因ではない理由を述べました。
(前回の分を見直すと急いでわかりにくく書いてあるのでもっとやさしくまとめます。失礼!)
 赤外線を吸収するのが温室効果ガスですが、分子の種類によって、それぞれいくつかの狭い赤外線の吸収帯があります。CO2の吸収帯は、地球赤外線放射の最も強い波長の部分ですが、幅が狭いため、赤外線の多くは吸収出来ません。そしてその波長の赤外線吸収は既に飽和状態に近づいているので、CO2濃度が増加しても吸収量の増加はあまりないとのことです。他の温室効果ガス、CH4やN2O、H2O、(代替)フロンなどもそれぞれ赤外線に吸収帯をもち、H2O-水蒸気の温室効果が最も高く大部分を占めると言うことです

 今回はCO2の増加が温暖化の原因である事の証拠があやしいということに言及したいと思います。 
 先ず、他の一般的環境読本やネットを調べると、過去何万年かの大気中のCO2濃度と、地球の平均気温は比例している事が証拠にあがっています。IPCC[気候変化に関する政府間パネル]もそれを証拠に揚げています。
 それに対し、本書では、因果関係が逆ではないかと述べています。つまり、気温が上がると大気中のCO2濃度が上がると言う事です。一般にCO2に限らず、温度が上がれば水に溶ける気体の量は減ります。水を沸かすとき、100℃よりずっと前に出てくる気体の泡は、水蒸気ではなく、水に溶けきれなくなった気体(主にCO2)です。だから、必然的に海の温度が上がれば海に溶けきれなくなったCO2が大気中に放出されるのです。その証拠に(気象庁のHPにも載っている)海水温と大気中のCO2濃度の変動は、同じ動きをし、相関関係は非常に強いのですが、水温変化の変動のほうが先を行っています。因果関係は逆のようです。
 その、極めつけの証拠は、ヒナツボ火山が爆発した1991年から2年間、大量の火山灰によって大気は覆われ、太陽放射を遮って気温の上昇は止まりましたが、CO2濃度の上昇も止まったのです。この頃に世界の産業活動が停止したわけではなく、化石燃料は通常どおり使われただけでなく、火山の噴火によって、CO2も大量に放出されたにも関わらずです。これは、気温の上昇がCO2濃度上昇の原因であって結果ではない証拠ではないでしょうか?

 短期的(11年くらい)には太陽黒点のサイクル、長期的(数万年~数十万年)には、ミランコビッチ サイクル(地球の公転軌道や地軸の傾きの変動や歳差運動)が原因と思われる気温の周期的変動と、CO2濃度の変動も連動していますが、その周期運動によって気温が変化する事は大いに考えられますが、CO2濃度が、そのような周期変動する理由は見当たりません。これもCO2濃度の変化は、気温の変化の結果である事の証拠の1つに考えられます。

また、過去100年くらいの地上平均気温の変動は、1910~1940年は顕著な気温上昇が見られましたが、その後1970年代半ばまでは気温は下降し、地球寒冷化が問題になっていました。1970年代半ば後の温度上昇が、今騒がれている温暖化のメインです。
大気中のCO2濃度は産業革命が起こった1700年代後期から、ずっと増え続けた筈です。だから、過去100年は、CO2濃度の上昇に伴って平均気温はほぼ単調に増加し、その増加率も近年に近づくほど大きくなる筈です。しかしこの間の1940年~1970年半にかけて平均気温は下がったのです。この間には、CO2排出の多い第二次世界大戦があったのにも関わらずです。CO2温暖化の影響は(気温が低いと水蒸気があまり蒸発しないので、水の温室効果が顕著でない為)極地の方が大きい筈なのですがこの時期は、北極圏では寒冷化が著しく、20年間で平均気温が7℃も低下したとの事です。

 この1940年~1970年半にかけての平均気温の低下や北極圏の寒冷化は、揺らぎの範囲や海水循環の影響も考えられますが、それにしてはあまりにも長すぎます。
 定量的な部分は、多くの研究者の観測結果を解析しないと言及出来ない部分も沢山あります。
 しかし、気温の上昇とCO2濃度の上昇の因果関係は、近藤邦明氏の言う通り、気温の上昇が原因で、CO2濃度の上昇は結果であると考えざるを得ない証拠が沢山あると思います。
 ただし、1970年代後半からのCO2濃度と気温の上昇は、気温の変化をCO2濃度が追いかけているとは言え、全体として気温は急速に上昇しているので無気味です。CO2が主たる原因でないとしても、人間の活動が影響していることは否定出来ないと考えます。

         <<続く>>
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【2006/12/29 11:23】 | CO2 トラックバック(0) |


nakamura
はじめまして、勉強になりました。

こうした話は、自分から入っていかないと
なかなか得られない内容です。
どうもありがとうございました。

燃焼によりCO2が発生すること
燃焼のために化石燃料が必要とすること

この2点の抑制に有効であるソーラーシステム
わたしは大好きです。




omega
こんにちは
よく研究されている人でデータだしてよかったではないかと思います。理解がかなり深まります。
京都議定書の内容をみてみましたが、削減は二酸化炭素だけでなく、メタン、亜酸化窒素、HFCs、PFCs、六フッ化硫黄もやってるみたいですね。
一般的には、地球温暖化=二酸化炭素
素人は、オゾン層破壊で、地球温暖化が起こると答える人もいますが

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%AC%E9%83%BD%E8%AD%B0%E5%AE%9A%E6%9B%B8

さて、濃度の高い水蒸気のことですが火力発電や原子力発電の蒸気タービンで使ってますね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E8%92%B8%E6%B0%97

この人間活動により、水蒸気の濃度があがっているのなら、それにより、地球温暖化がおこされていることも考えられますね。
しかし、素人的な考えでは、水蒸気の濃度が上がると、雨になって落ちるんじゃないかなと思うんですが
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E6%B8%A9%E6%9A%96%E5%8C%96
によると水蒸気の影響を計測することは非常に困難だそうで、しかし、可能性の1つとしては考えるべきだと思います


およそ根拠がない説ですよね
SGW
 1940年代から70年代というのは地球の平均気温が下がった期間として知られていますが、この期間中(直接観測されたのは1958年からですが)もずっとCO2濃度はあがり続けています。
槌田説では海水温度が上がってはいないこの時期の説明がまるでできていません。


omegaさまのみ呼応できます
雑草Z
nakamuraさま
  記事の内容と呼応してないような・・。
 でも、<自然の摂理から・・>にコメントされていた
『鎖国時の日本人が限られた空間の中で、「どう生きるか」を実践し結果を残してきたことは、地球という限られた空間で生活する現代の人類にとって有効な知恵を与えてくれると思います。』に非常に共感致しました。これからの日本だけでなく、世界が持続可能な社会に移る為の方向ですね。


omegaさま
 またまた素晴らしいサイトのご紹介とご示唆有難う御座います。
 >水蒸気の濃度があがっているのなら、それにより、地球温暖化がおこされていることも
 私もその可能性考えていましたが、なるほど
 >火力発電や原子力発電の蒸気タービン
 などありましたね。これ、結構有力かも・・
 雨になって落ちるのは、水蒸気が飽和して湿度が100%になってから、空気中に気体状態で含みきれなくなった水が液体になって出てくる分なので、雲の中では湿度は100%のままですから、水蒸気濃度は飽和状態です。さらに、液体の水滴(雲の粒子)も別の波長、それも『大気の窓』の赤外線を吸収するらしいですので、赤外線を吸って地面に落ちてくれば赤外線を再放出しても地球上に残りますよね。この考え方は、CO2温暖化説に取って代われる可能性があるかも・・


SGW さま
 意図するところが掴みかねます。
>地球の平均気温が下がった期間
>CO2濃度はあがり続けています
というのは、CO2温暖化説論者にとって「諸刃の剣」であると思われます。そして不都合である部分がある事は寧ろ「向かい風」だと思われますが。


SGW
40年から70年の気温低下はCO2温暖化説では別のメカニズムでもって説明しているわけで、なんの支障もありませんが、元々気温がドライブする説だと、気温低下時にCO2が増加するメカニズムは説明できません。
どうしてそんな風に思われるのか、根拠がありましたら。

なんの支障もありませんか?
雑草Z
 その、30年もの間の別のメカニズムも宜しければ教えてください。
 「諸刃の剣」と申しましたのは、産業革命以降CO2温暖化が始まったのなら、この時期に30年間も気温が下降したのはCO2温暖仮説では、説得力のある説明が出来ないと単純に思ったことと、それなら逆に1991年からのヒナツボ火山はどう説明するのかと・・気温ドライブ説もCO2ドライブ説も決定打はないのではないかと・・
SGW氏のHPは「温暖化いろいろ」と言うことで、いくつか記事を読ませて戴きましたがCO2温暖化説擁護派の先鋒って感じですね。(間違っていれば失礼。)その最たる根拠は何でしょうか?及び、IPCCの報告通りなら京都議定書なんて手ぬるい事では効果がほとんどないと考えますが如何でしょうか?


SGW
 どうもです。
●30年もの間の別のメカニズムについて。

http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/ipcc_tar/spm/fig4.htm
をご覧ください。
 これはIPCC第三次報告書で紹介されたデータですが、気候シミュレーションによる過去の気温観測データの再構成の結果によると、(a)のように自然起源のさまざまな要因の寄与だけで1975年頃までの観測値の変動をおおむね説明できるという評価になっています。(赤の観測値に近い値をモデルが示しています。)

 しかし1975年頃以降は、(a)の自然起源の要因(の再構成)だけでは説明できない乖離が起きています。
 そして(b)では自然起源の要因を一定とみなして人為起源の温室効果だけを含めたモデルでは逆に1975年以降については説明できますがそれ以前では合っていません。
 結局(c)のように自然と人為の両者を組み合わせれば過去の観測値に近くなるということが、温室効果ガスの増加が原因の温暖化が近年(50年程度)実際に起こっているというIPCCの主張の大きな根拠になっています。

 最初の方で上げた、自然起源の変化の大きな要因としては太陽光の強度の変動が上げられるでしょう。
20世紀前半の気温上昇はほぼこれで説明されているのではないかと思います。太陽光の強度の変化の観測値についてはどこだったか明日香氏たちの文献でグラフが出ていたかと思います。

 一部(b)の人為起源の要因としても、硫酸エーロゾルの排出がこの時期増加したことに伴うマイナスの(寒冷化方向の)放射強制力があったと95年のIPCC第二次報告書の中では指摘されていました。

グラフの載ったページ
http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/ipcc_tar/spm/spm.htm
の下の方には、硫酸エーロゾルの寒冷効果が減ったから温暖化した、というわけではない(事実に反する)旨も書かれています。

”人為起源の硫酸エーロゾルと自然起源の因子(火山や太陽放射)による放射強制力の不確実性にもかかわらず,過去50年の温暖化は人為起源の温室効果ガスによるものだと識別できる。人為起源の硫酸エーロゾルによる放射強制力は,不確実性はあるが,この期間は負の値であり,それゆえ温暖化を説明できない。この期間のほとんどでは,自然起源の放射強制力の変化は負の値と見積もられ,この変化によって温暖化を説明できる可能性は低い(脚注7)。”

つまり第二次報告では硫酸エーロゾルの排出増加が原因で40-70年の気温低下があったように読み取れていたのですが、第三次報告書ではそうだとは言わなくなっています。第四次報告書はこの2月に発表されるので、またその時にはこの時期の人為的な硫酸エーロゾルの寄与について新たな見解が出てくるかもしれません。

●最たる根拠
って、懐疑派の科学者の論がまともではないってことに尽きるのではないでしょうか。
 槌田氏にしても、中本氏にしても、モデルではなんでも出来るといっているのだから、自分の主張に基づくモデルを作って、それで説明できる、矛盾はない、ということを示してもらうのが科学者としての義務でしょう。

●ピナツボ火山での硫酸エーロゾルの排出の影響
については上の気候モデルの中にも自然変動の要因の中に含まれています。

●京都議定書では手ぬるい
 これはおっしゃるとおりです。政治的に可能なことの範囲として、京都会議の交渉では世界の環境NGOは2005年までに90年レベルから20%削減を要求していました。
個人的には今後はむしろピークオイル問題への対応に始まる激変を想定しています。
「ん! -ピークオイル時代を語ろう-」
http://www.janjanblog.jp/user/stopglobalwarming/forum2/
の方もご覧ください。



SGW
 槌田敦氏の論のどこがおかしいかを(グラフを多用することで)一番分かりやすくまとめているのはhechiko氏のブログだろうと思います。

槌田敦「CO2温暖化説は間違っている」を読む(1)
http://hechiko.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/co21_5a1e.html
槌田敦「CO2温暖化説は間違っている」を読む(2)
http://hechiko.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/co22_a362.html
その後も(5)くらいまで続いていますが、本体についてはここを読んでいただくだけで十分かと。

ご丁寧に検証有難う御座います
雑草Z
 正直、私は昨年秋までCO2温暖化脅威説は信じておりましたが、近藤邦明氏の書物で、変わりました。一度ニュートラルになって検証している最中です。
 ご紹介のサイトは、量が多く、まだ一部だけざっと目を通しただけですが、よく調べてあり、議論もしっかりなされていると感じました。私事で申し訳ありませんが、本日から仕事で出かけるので(ネット環境のないところ・)まだ、しっかりご返事出来ませんが、1つだけ私の見解を述べさせて戴くと 
 説明のつくモデルは、(この問題に限らず)無数に作れると思います。例えば、温室効果のメインをCO2からH2Oに置き換えて、構築出来筈です。ただ、その為には、超伝導の合金の成分比の発見と同様に、人海戦術が必要です。スーパーコンピュータも必要だし、それに入力するデータと入力者、シミュレーションした後の、実測値に合わせる為のパラメータの調整などです。そういう仮想地球を作り上げればいい訳ですから・・。だからそういう機会が与えられれば槌田氏も、中本氏もそういうモデルは作れると思います。今私の言った事とは若干違う部分もあるかも知れませんが、このサイトを見てください↓猫田白重氏のサイトです。
http://www.geocities.jp/obkdshiroshige/ondanka2/zondanka3.htm 

擁護派も懐疑派も十分調べている大御所が出揃いましたね。私のサイトでは不十分かも知れませんが宜しくお願い致します。
 あと数回近藤邦明氏の本について検討してから、私の現段階でのスタンスも近日アップする予定です。 
 

人為的な硫酸エーロゾルについて
SGW
 補足になりますが、
人為的な硫酸エーロゾルがグリーンランドの氷に毎年堆積した量の紹介もIPCCの中にあります。
http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/ipcc_tar/spm/fig2.htm
の(b)のところですが、このグラフを見ると、20世紀後半に一度大きなピークを描いているので、この人為的な冷却効果が1940-70年の低下に影響しているという説明をしてもおかしくはないと言えます。


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2006-12-27 00:01
CO2温暖化脅威説は本当か-2 
「地球温暖化は憂うべきことだろうか?- CO2温暖化脅威説の虚構」
            近藤邦明[著] 不知火書房
- 考-
 先ず、近年、地球が温暖化している事は、我々が実際肌で感じている事ですし、観測データ的にも間違いのない事ですが、この本ではそれがCO2の増加に起因するものかと言う事を考察致します。
 これは、かなり専門的な内容で、検証も大変な事ですから、「CO2は、大気中の熱を吸収する、そしてCO2濃度の上昇によって気温も上昇している。」と、「専門家」に言われれば、ましてIPCC[気候変動に関する政府間パネル]の数千人の専門家の合意と言われれば、多くの人々は、事実として受け止め疑問は持たないわけです。私もそんな一人でした。しかし、近藤邦明氏をはじめ、何人かの真偽眼を持った方々が疑問を持ったわけです。・・・ そして、それは非常に妥当な疑問だったのです。
 
 先ず、CO2は、どうやって熱を吸収するかと言う点は、あまり深く考えず自分には、分からない部分だと思っていました。しかし一応、熱力学、分子運動論、統計力学を得意としていた筈の私が、考えようとしなかったのが馬鹿でした。この本の注釈に簡単に書いてあったのを読んで目から鱗が剥がれました。統計力学の基本的な部分でした。CO2分子のような3原子分子の構成原子(C1つとO2個)の伸縮運動と変角運動による、振動エネルギー、(及び回転エネルギー)の周波数が赤外線のある部分の周波数に一致する(固有振動数の差に一致するエネルギー)から赤外線を吸収するのでした。これはある意味共鳴みたいなものですので、ラジオの受信と同様、全ての赤外線を吸収するのではなくて、赤外線の中でもごく限られた特定の周波数帯のみ吸収するのです。また、運動の種類によって、吸収帯も複数存在するのです。CO2の場合、その代表が波長で言うと地球放射の最も強い15μm付近ですので、CO2が、温室効果ガスの代表みたく言われるようになったのかも知れません。
 このような原理で、赤外線を吸収するのが、温室効果ガスです。

-以上の説明は私が目から鱗で理解した部分なので敢えて自分独自の解釈を加えて載せさせて戴きましたが、これが問題の本質であると思います。-

 また、温室効果ガスで、最も赤外線を吸収するのは、CO2と分子構造の似たH2O(水蒸気)で、大気の全温室効果の70~90%を占めるとの事です。つまり、温室効果に於いて圧倒的効果を持っているのは水蒸気なのです。勿論CO2とは違う波長の赤外線を吸収しますが・・そして、現在のCO2濃度で、CO2の吸収帯15μm付近の赤外線の吸収はかなり十分行われているのでこの周波数帯の吸収の余地はそれほど残っていないのです。いくらCO2が増加してもCO2の吸収帯15μm付近での地球放射の吸収量の増加はわずかなのです。地球大気全体で見ても、もう赤外線の地球放射の95%を既に吸収しているから、温室効果はほとんど飽和状態に達しているのです。
 具体的には、大気中の水蒸気濃度は温室効果に反映されるけれども、CO2の10ppmオーダーの上昇による温室効果による気温上昇は、ノイズと分離して観測するには事実上不可能との事です。

・・これらが事実なら、確かにCO2は温暖化の主要原因にはならないでしょう。

 8~12μm の範囲は、特定の分子の顕著な吸収帯に重なっておらず、地球放射は大気に吸収されずに大気圏外に放出されるので、大気の窓と呼ばれているそうですが、この部分の波長の赤外線を吸収する分子が大気中に増えれば、大変な温室効果問題になるでしょう。(素人考えの直感で申し訳ありませんが、私はこの部分の赤外線を人間活動の排出物などの何かが吸収して大気の窓を塞ぐのでは?と危惧いたします。若しそうなら、これが温暖化の主原因にもなり得ます。)
 ただ、ここで疑問となるのは、IPCCの専門家達が、ここのところは、十分検討していなければおかしな話です。近藤邦明氏はそのあたりの事情についてもコメントしていますが(後にアップ)IPCCの専門家達は、このCO2の吸収帯の余地について、十分有効と考える根拠があるのかも知れません。フィードバック効果とか色々・・このことについても近藤氏はしっかり言及しているんですが。・・。CO2温暖化説擁護派はこぞって反論してくる部分でしょう。核心部分ですから。
 
 以上は私も最も納得した部分であり、これが本質的な理由の部分でしょう。近藤邦明氏が揚げたCO2温暖化説の虚構の証拠は沢山ありますので、次回にアップします。

 最後に誤解のないように繰り返しますが、近藤氏がCO2の増加による温暖化を否定する事は、環境問題に対策をするな(下手な対策はしないほうがいいのですが)と言っているのではなく、CO2増加対策として、とんでもない偽環境技術が次々に使われていく事に対する警鐘であるのです。
このブログでも、既にいくつかアップしています。
11/13【CO2を海に埋める】http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-75.html
や、10/11,10/14~10/17のカーボンニュートラル関係

とんでもない環境対策はまだまだ沢山あります。それらも後日順次アップ致します。 
          <<続く>>                
        
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re
omega
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E6%B8%A9%E6%9A%96%E5%8C%96
から

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88:%E5%9C%B0%E7%90%83%E6%B8%A9%E6%9A%96%E5%8C%96

こちらも、どうか参考にしてください

http://www.cir.tohoku.ac.jp/omura-p/omuraCDM/asuka/comment%20of%20global%20warming.htm
では地球温暖化問題懐疑論へのコメントも発見したのでご参考にしてください

こちらでは
吸収・射出は1回だけでなく何回もくりかえされることがあり、それによって地上気温に対する温室効果は強められる。1回の吸収について飽和して終わりではない。

ということものせてあります


管理人のみ閲覧できます
-


手ごわいサイトのご紹介有難う御座います
雑草Z
 3つのサイトとも、読むのにはかなりのエネルギーを使うと思いますが、非常に興味深いので、是非読み通したいと思います。

 上の2つ面白いですね。管理者が誰か〔研究者?専門家?国?〕の(執拗な)指摘で削除してしまった部分のあるウィキペディアの記事と削除される前の記事(近藤邦明氏のサイトからでしょうか?)と、ほんとに読み応え抜群です。是非時間を見つけて比較して読みたいと思います。

 最も手ごわいのが、一番下の地球温暖化説の専門家らしい〔地球環境フロンティア研究センター〕などの複数の研究者が書かれている「地球温暖化問題懐疑論へのコメント」です。これはかなりの説得力がありますし、かなりの専門性が必要でパスさせて戴いた部分もありますが、ざっと一通り読ませて戴いて、疲れました。この反論にさらに反論するのはかなり困難ですね。特に定量的な部分は、データを沢山持っていて散々解析して、最も都合の良いデータを出してくるわけですからかないませんね。でも、これで反論?と言う部分も見つけました。折を見てかかせて戴きたいと思います。
 ご指摘のとおり、濃度が高くなると吸収・射出の回数も高くなりますね。
 CO2の吸収帯について、分子同士の衝突やドップラー効果で、吸収帯が広がる事も納得致しました。「吸収量はCO2濃度の対数にほぼ比例」と言う部分は、単純比例だったら大変ですからちょっと安心ですね。でも、「対数に比例」と言うのは、実質『ほぼ頭打ち』という可能性も大いにあり得ますので十分用心です。このことを含め疑問の余地は色々ありますが、定量的な部分は、データを持っていませんので反論できません。
 また、水蒸気の吸収の部分は、随分アバウトなのにびっくりしました。水蒸気のほうが温室効果があるという事に対してはちゃんとした反論になっていないと思います。水蒸気はしっかり研究されていないのでしょうか?そんなことでCO2温暖化のシミュレーションに信憑性があるとは、とても思えません。(・・この事もちかくアップ予定です。)
 ・・以上もう少し吟味して疑いの嗅覚も働かせて読み直してみます。

 ご紹介のサイトを熟読吟味しているとなかなか記事のアップは出来ませんが、リスクは減りますね(・笑)以後時間の許す範囲で、このサイトと突き合わせながらのブログアップさせて頂きます。
 兎も角読み応えのある手ごわいサイトのご紹介有難う御座います。感謝致します。これからも宜しくお願い致します。


はじめまして。
猫田白重
自サイトで温暖化論についていろいろ書いている猫田白重と申します(サイト内の企画でしゃべってるのは二酸化炭素さんですが)。
とりあえず私の方からは、気候シミュレーションは仮説の根拠になれないことを示した気候モデル編と、気候シミュレーションに含まれない気候変動要因を紹介する太陽・磁気活動・宇宙線編をオススメいたします。あと2-10がヤバイです。

「地球温暖化は憂うべきことだろうか CO2温暖化脅威説の虚構」をご覧になって、この本の本当のメイン「環境問題の本質をしっかり解説し、生態系での物質循環の枠内で定常性を維持する事」に気付かれましたか。かなり読み込んでおられるようですね。

「地球温暖化問題懐疑論へのコメント」については近藤邦明氏も「環境問題を考える」で反論を出しています。ついでに私も自サイト2-8で書いています。

「吸収・射出は1回だけでなく何回もくりかえされることがある、それによって地上気温に対する温室効果は強められる」のは何も二酸化炭素だけではないと思います。
また成層圏では二酸化炭素は飽和していないとのことですが20キロメートルもの高空が人為起源の二酸化炭素でいっぱいになるなんてことはないでしょう。
日本は2008年から新型衛星GOSATを打ち上げて世界中の二酸化炭素濃度を測ることになっていますが、プロジェクトマネージャ浜崎敬氏によると「あまり高空を測っても意味がない。主に地表から3000メートルまでを測る。人為起源の二酸化炭素が溜まるのは3000メートルくらいまでの低層。」だそうです。

以上長文失礼いたしました。今後の更新に期待します。

猫田白重氏のサイトは凄すぎます
雑草Z
 CO2地球温暖化説の虚構をここまで研究なさっている方のご訪問を大歓迎いたします。CO2地球温暖化説の虚構に関しては、 猫田白重氏に比べればまだ全くの駆け出しの私のサイトへのご訪問恐縮致します。
 次回は気候シミュレーションの無効性についてアップしようと思っていた事もあり猫田白重さんのサイトを訪問したら、サイト名も<<思えばバカな企画だった>>ですし、いきなりギャグ漫画だったので、はじめ、おふざけのサイトかと思い、一寸がっかりしたのですが、記事を読み進めるうちに嵌ってしまい、本日の午後半日、先ほどまでずっと訪問させて戴きました。それでもまだ読んだのはサイトの一部です。(ちなみに私も普段はギャグばかり言ってるんですけどね。)
 これだけの内容を一人で調べて運営されているとはとても思えません。これをライフワークになさっているのでしょうか?「地球温暖化問題懐疑論へのコメント」への反論も的を得ていて感心致しました。2-10なんて、面白可笑しく描いていらっしゃいますがよくここまで検証なされたと、脱帽の思いです。内部の方なのでしょうか?なんて思ってしまいます。
 私はあれだけの事を調べ上げることは出来ませんから(調べていたら記事のアップは数ヶ月後になってしまいそうです・・笑)必要に応じてTBさせて戴きたいのですが宜しいですか?この問題の事実検証はかなり困難ですので、このシリーズは、猫田白重氏のサイトを受け、私のほうでは近藤邦明氏の著書の内容紹介と〔CO2地球温暖化説の虚構〕のエッセンス、自分の今のところの(直感的)見解(まだ駆け出しの分際で申し訳ありませんが・・)等をかかせて戴いて、あと数回でひとまず閉めようと考えます。

『生態系での物質循環の枠内で定常性を維持する事』は、私の環境問題に対するスタンスでもあります。ただ、『定常性』という言葉は以前は使ってませんでした。近藤邦明氏の「温暖化は・・」を読んで、最も適切な意味を持った言葉だと認識し、これから使わせて戴きます。   
これからもご助言宜しくお願い致します。 



猫田白重
必要に応じてTBしちゃってください。
私は自サイトの内容を一人で調べて運営しています。2-10についてはもちろん内部の人ではありません。

私は何の肩書きもないし何の特別教育も受けていませんが、そういう人間でも疑問に思ったことについて時間掛かってでもしつこく調べれば、雑草Zさんが「凄すぎです」と仰ったサイトくらいのものは書けます。やってるうちにだんだん面白くなってきますよ。

良い記事を期待します。それでは。

今年最後のコメント返し・・良いお年を!
雑草Z
 有難うございます。早速新年の記事にTBさせて戴きます。猫田白重さんは素直に「ねこたはくじゅう」と読んで宜しいのでしょうか?
 そちらの出演キャラクターは(CO2さんを含めて?)みんな見た事あるような顔ですが、みんな有名人ですか?前、現の2人の首相の似顔絵もとても上手いですね。本当に漫画家でいらっしゃるのですか?
青いアコギをご愛用ですか?
・・なんてご法度を根掘り葉掘り聞いてみましたが、それは兎も角、良いお年を!そして来年も宜しくお願い致します。

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2006-12-25 01:23
今年の夏に
「地球温暖化は憂うべきことだろうか CO2温暖化脅威説の虚構」
                 近藤邦明[著] 不知火書房

という新聞広告を見つけました。同じ欄に、他にも危なそうな本が紹介されていた事や、(出版社はあまり知らないのですが・・)出版会社がうさん臭そうに感じた事もあり、とんでもない眉唾だ!・・と思いましたが、ずっと気にかかっていました。このタイトルが頭から離れませんでした。
 普通、眉唾だと思うものを購入してまで読むつもりはありません。世の中の常識に挑む事は悪い事ではありませんが、ただ注目を浴びるためにセンセーショナルな事を言っている事にはつき合っていられません。
(私の"Produce less"もそんな風に見られているのでしょうけれど・・笑)
 
 しかし、この本は2つの理由で注文してまで読みたいと思いました。
先ず、
 地球温暖化は、もう世界の常識になっているのに、どうやってこの常識に敢えて挑んでいるのか?という事を知りたかったのです。こんなとんでもない事を何の意図で書くのかと・・?とんでもない食わせ物なら食わせ物で、そのまま野放しには出来ない、その根拠を聞き、反論しようと・・
 
次に、
 地球温暖化はシミュレーションによると100年後にはとんでもない結果をもたらします。その時までの地球の打撃は再起不能なくらいです。切迫した大変な環境問題の1つです。多くの人が最大の環境問題と捉えているでしょう。これが虚構だったら大いなる救いになります。1つの大きな憂鬱が吹き飛びます。
(人はこうやって騙されてゆく・・・笑)

 そして、遂にこの本を1か月ほど前に手に入れて読みました・・
 先ず、表紙をめくると飛び込んでくる1979年と2005年の同じ9月21日の北極海全体のNASAの衛星写真を見ると、たった26年で減った海氷の量に愕然とします。この調子だったら今世紀中に氷がなくなってしまいそうです。これだけで十分切迫した状況に感じます。これって温暖化を憂えている本ではないか?と勘違いするほどです。この状況をどうやって「虚構」と言うのでしょう・・・?
 しかし、それらの写真に続く「はじめに」を読んで、著者は「環境問題など大した事がない。」と言う姿勢どころか真摯に環境問題を受け止め、本当の実効のある環境政策への転換を主張していました。彼の環境問題に対する姿勢が私と同じ事がわかりました。「はじめに」だけで、彼の言っている事に一理はあると確信致しました。そして、読み続けると、目から鱗の内容でした。
 結論から申します。(30年、300年の短期での)地球の温暖化は事実ですが、その原因として、CO2の影響が主ではないと言う彼の主張に賛同致します。その「温暖化は脅威でない」という部分などに関してはまだ確信が持てないし、疑問もあるのでもう少し調べて考察してみます。
 他の出回っている環境関係の本の多くは、IPCC[気候変動に関する政府間パネル]の提言や地球シミュレーターの結果を鵜呑みにして、そこから論じています。しかし、この本では、その「権威による」提言やシミュレーション自体を疑り、反論しています。そして、著者の言っている事の方がずっと理があるように思えるのです。納得のいく科学的論拠がしっかり示されています。
 環境問題の専門家でない彼が、しっかり科学的に理性的に論述しています。この姿勢には私も見習うべきだと思いました。この本で疑問が残った部分もいくつかありましたが、今までIPCCなどの言っている事やシミュレーションを鵜呑みにしたりして、私は科学者としての態度を間違っていました(って、科学者じゃないですが・・・)。よく考えるとかなり疑わしい「定説」も私のブログにもアップして来たかと反省しています。 
 この本を是非多くの人に読んで欲しいと思いますが、読むにはある程度、専門的知識や物理的素養がなければ難しい部分もあると思います。(対象は、最低でも理工系の学生以上の知識がある事を前提にしていると思われます。)是非、技術者や研究者こそ、読んで欲しいと思います。

 私は今年多くの素晴らしい環境関係の本に出会いましたが、その中で1つに絞れと言われれば躊躇なくこの本をあげます。この本は「地球温暖化は憂うべきことだろうか?」というタイトルの元で、CO2温暖化脅威説の虚構もしっかり根拠を示して述べていますが、実はそれがメインではありません。 この本の素晴らしいところは、
看板に(嬉しい・・笑)偽りありで、
 核心部分は、現在の対処療法的な環境技術を批判し、
環境問題の本質をしっかり解説し、
生態系での物質循環の枠内で定常性を維持する事を主張している点です。
 
この、センセーショナルなタイトルは、近藤氏が注目して貰おうと意図したことでしょうが、眉唾に思われて、損している部分もあると感じます。 
 近藤邦明氏は、十分に噛み砕いて論じていますが、このブログではよりやさしく噛み砕いてエッセンスだけを自分の意見&感想(いくつかの疑問点も)を交えながら述べていきたいと考えています。 
 具体的な内容に関しては、内容別に分けて次回から順次アップしていく予定です。
先ずは
CO2温暖化の虚構について -- これは、今までの私がアップした内容の一部を修正する必要が出てきます。
続いて
真の環境問題について -- これは、今までの私の主張と重複する部分があります。
多くの人に、真の科学者の態度、本当の勇気ある態度を知って戴き、私と同様に目から鱗の体験をして欲しいと希望致します。          
                    
 地球温暖化の深刻な現状と対策を訴えるドキュメンタリー映画『不都合な真実』が、来月公開されるようですが、映画館には滅多に行かない私も、それも見てみようかとも考えています。しかし、今のところ近藤邦明氏の主張のほうを支持します。
 勿論化石燃料の使用を、無条件に肯定しているわけではありません。CO2温暖化以外にも酸性雨とか別の観点から減らすべきです。
 近藤邦明氏は、CO2地球温暖化対策としての石油代替エネルギーなどの数々の環境技術の虚構性、危険性を警鐘しているのです
             <<続く>>
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【2006/12/25 01:23】 | CO2 トラックバック(1) |

はじめまして
omega
はじめまして
最近、たどり着いたんですが勉強になるサイトですね

近藤邦明
が運営するサイトがあったので、紹介します
http://env01.cool.ne.jp/index02.htm

個人的には、温室効果ガスによる、地球温暖化の可能性が一番高いのではないかと、無垢に信じていたので、これからの議論の行方には興味深いところです
地球温暖化 フリー百科事典『ウィキペディ(Wikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%90%83%E6%B8%A9%E6%9A%96%E5%8C%96
こちらもどうぞ。

応援、クリックもしときます


私もCO2温暖化説を信じておりました。
雑草Z
 実は、CO2は赤外線の多くを吸収出来ないのですよ。(次回アップ致します。)
 はじめまして、ご訪問有難う御座います。
 色んなサイトのご紹介有難う御座います。近藤邦明氏のサイトに関しては、本書にも載っていましたが、あとでご紹介する手間が省けました。
 地球温暖化 フリー百科事典『ウィキペディ』は覗いてみたら非常に役に立ちそうです。記事をアップする前に、ここを訪れて、事実と現在の温暖化に対するマジョリティの考え方を確認、検証、してから、アップするようにしようと思います。(IPCCの情報も多いと思います・・次回12/27の分はもう予約しました。)
 これから3泊の出張に行って来ますので(ネット出来ない環境・・笑)帰ったらウィキペディで、確認させて頂きます。
 来年は、是非近藤邦明氏にもコンタクトをとりたいと思っております。私の解釈で、不満な部分もあるかも知れませんし・・
これからも宜しくお願い致します。 

自動車
omega
少しずれるんですが、ルクセンブルグで圧縮空気で動くエンジンが開発されたそうです。

二酸化炭素などの有害な排出ガスがなくなりコストも大幅に安くなるんだそうです。
日本でも、こういうのを開発して欲しいなあとは思いますね。


http://ideon.seesaa.net/article/30269921.html

すごすぎて、本当かな?と思うんですけれど

気になりますね。
安楽樹
不都合な真実は試写会で見てまいりました。
すぐ近くで見ている議員の方々が、一体どのような気持ちでこの映画を見ているのか、非常に気になりました。

このシリーズ、楽しみにしております。

二酸化炭素による温暖化について考えてみました
村田 頼哉
こんばんは!
同じく二酸化炭素による温暖化問題について考えてみました。
参考文献も記してありますので、機会があれば一度みてください。

トラックバックを貼ろうとしたのですが、ダメだったので・・・
http://www.sizen-kankyo.net/blog/2006/12/000076.html#more

お会いした事のない3人の方のコメント
雑草Z
 いつもコメント有難う御座います。ブログのコメントのやりとりだけで、お会いしたことはありませんが、コメントだけでなくサイトのご紹介等有難う御座います。非常に役に立っております。これからも宜しくお願い致します。
 
omegaさま
  圧縮空気で動くエンジンの、圧縮のエネルギーをどうするのか興味があり、ご紹介のサイト見てみましたが電力でしたね。これは、電気自動車等と同様で、エネルギー効率は良くないと思います。サイトでは、個別でなく一気に発電所で発電するから効率が良いと書かれていましたが、自動車のエンジンの場合は、電気に変換せずに直接燃焼させているので変換効率はガソリンエンジンのほうがずっといい筈です。火力発電すればCO2はより多く出る筈ですよ。
 電気エネルギーはパソコンなどのような電子機器にはなくてはならないものですが、発熱や発動力という意味ではかなり非効率です。
 圧縮を人力ですればいいのですが、かなり大変でしょう。それなら自転車(人力車)のほうが有効ですね。


安楽樹さま
 不都合な真実のご感想もお聞かせ下さい。ゴア氏はどうですか?私も見てみたいと思っていますが、・・(音楽も多少興味あります・・あのご婦人がPMRCのゴア氏が使う音楽?って感じかも。)


村田 頼哉さま
 そちら、訪れて見てきました。私とは違った切り口で興味深く面白い内容でした。近いうちにそちらにもコメント書いておきますね。
 近藤邦明氏が参考文献に挙げている方の書物を参考になさっていますね。近藤氏も同じようなことをその方々を参考にかかれていますが、私はなるほどと思いつつも多少違うのではないか?と思う部分もあります。こちらで近いうちにアップしたいと思います。


ゴア氏
安楽樹
申し訳ありませんが、音楽はあまり気にしていませんでした……(汗)。

映画の内容が、政治的アピールや商業目的で無いものとした場合、ゴア氏はとても親近感が持てる人間だと思いました。
アメリカに環境を重視する政治家がいることにまず驚きました。
少なくともこの知識は日本の政治家も見習って欲しい所ですね。

親近感の理由は、まず第一に、子供のことを考えて環境について動き始めたこと。
次に、自ら各地の研究者たちの現場に行って情報を集めていること。
そして、環境(というより温暖化)についての講演会を1000回も行っていること。

講演会に関しては、おそらくそれよりも政治活動を優先した方が儲かるような気がするので、やはり営利目的ではないのではないか?なんて思っています。というかそう思いたいですね。

気になった事の一つは、「環境と経済は両立できる」と言っていること。これはお国柄、そう言わないと誰も聞いてくれないんですかね。
もう一つは、温暖化の原因が二酸化炭素と関係なかった場合、彼の根拠のほとんどが意味ないものになってしまう、と言うことですかね。

少なくとも、ブッシュよりはゴア氏が大統領になっていたら、確実に世界の動きは変わっていたのではないか、ということを思いました。

最近はアメリカ国民も環境意識は高いようです
雑草Z
 この映画は、次期大統領選を見越しての政治的意図も感じられますので、どこまで素直に見れるかはありますが、 安楽樹さんのコメントを読ませて戴いて、是非見てみたいと思いました。 控えめに書こうとされていますが、この映画に対する安楽樹さんの思い入れはしっかり伝わってきました。映画館で映画を見るのは、子供を「千と千尋・・」に連れて行って以来ですから、何年振りでしょう?
 温暖化の主要原因がCO2でなくても、化石燃料の消費を減らすことは酸性雨とか別の環境対策にもなります。それに環境問題に対する意識の高さも評価出来ると思います。「クリーン開発メカニズム(CDM)制度」を推進しているようでは駄目ですが・・(笑)
 アメリカは環境破壊の最悪の国ですが、最近の国民はかなり環境問題の意識が高い人が増えたようです。日本の国民よりずっと多いかも知れません。困ったことは、 安楽樹さんのご指摘の通り、経済成長しながら環境問題を解決!と言う考え方の人が圧倒的に多い事です。この点は日本と一緒ですね。世界の多くの先進諸国がそうでしょう。だから、ゴア氏もそこは否定しない訳です。
 そして偽の環境技術にかなりの庶民が騙されていると思います。これからの課題はそこですね。勿論それ以前にブッシュのように環境問題を握りつぶすような大統領では話になりませんね。
 映画見たら、そちらのHPに感想等コメントしたいと思います。

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2006-11-13 00:52
 廃棄物の海洋投棄について定めたロンドン条約に基づく議定書の締約国会議がロンドンで開かれ、海底下の地中に投棄可能な廃棄物に二酸化炭素を追加する議案が採択されました。

こちらのブログ↓ に仕組みと関連記事もリンクされています。
≪自然の摂理から環境を考える≫
http://www.sizen-kankyo.net/cgi/mt-tb.cgi/49
↑のブログの意見と重複もありますが、このCO2の海底投棄に関し、反対意見を述べさせて戴きます。

 何故実際のCO2の削減をしないで、こういう事をするのかは明らかです。つまり、現在の化石燃料の浪費は改めないで、企業に削減努力をさせる代わりに、さらに新たな産業、ビジネスを生み出して、経済効果を上げようという事です。今までの環境行政の踏襲です。さらに地中からの漏れや、それによる生態系への影響など色々な問題点が起きる度にお金を使い、原発行政のように当初の見込みの何倍(何十倍)かの出費がされる事は事前に明らかです。政府はきっとそこまで見込んで景気対策と考えているのでしょう。とんでもない話です。

 これは、CO2の削減という本来の目標に逆行するものです。
 CO2を海底の地層に送って、貯留する為の施設建設とその施設稼働の為に更なるエネルギーを使い、更なるCO2が排出されます。大変馬鹿げた話です。(このエネルギーに原子力を使ったらもっと大変です。)
 現在はCO2過剰ですから、炭素原子CはCO2の状態ではなく炭水化物やタンパク質等の有機化合物の状態に出来るならその方がいいに決まっています。

それを実行する事は現在の科学ではまた大変な事ですが、

植物は完璧な神業システム”光合成”で素晴らしい能率で行えるのです。
こんな対策をするくらいなら、植樹した方がずっといいに決まっています。化石燃料で多く排出してしまった分のCO2は、大木のままや重要文化財の柱にでもしてずっと木の中に固定しておく方がいいに決まっています。自然が素晴らしいシステムを持っているのに、不完全で危険なシステムを導入してはいけません。
 
  CO2対策は植物の光合成!! に決まっています。  

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【2006/11/13 00:52】 | CO2 トラックバック(0) |

物質循環という視点と植物資源再生
びん
ブログの紹介をしていただき、有り難うございました。

地球全体の物質循環という視点で捉えれば、植物資源再生という考え方に得心します。人類の歴史において、西洋型の農業・牧畜・遊牧は植物資源を収奪するかたちで地球にダメージを与えてきました。一次生産者(=植物)を二次生産者(=動物)が食し、人類はその双方を食するわけですが、西洋型の肉食偏重は東洋型の菜食偏重以上に植物界にダメージを与えます。(←:http://www.new-agriculture.net/bbs/bbs.php?i=200&c=400&m=132439)それだけに、植物資源の再生に心しないと、大いなるしっぺ返しを受けることに成りかねませんから。

物事の是非判断は、そのような「自然の摂理に照らして、どうか?」と問わなければ、目先の損得勘定に劣化してしまう恐れがあります。そのような意味で、社会問題を常に吟味していく「雑草」さんの姿勢に賛同します。

PS. 毎日欠かさずエントリーして、充実した記事の溢れる「雑草の言葉」さんのグログに敬服しました。クロスオーバーできるテーマにつきましては、積極的にやり取りさせていただければ幸甚です。


<自然の摂理から環境を考える>
雑草
 びん氏さん達のHPのタイトルの的確さ素晴らしさは最近改めて痛感しております。この頃、土や農業関係の本を読んだり、大気や水の循環を調べたり考察していると、地球の非常に素晴らしい奇跡のシステムに驚きます。このような<自然の摂理>中心に環境を考えなかったので、巨大事業はことごとく失敗してきたのは当然です。びん氏さんのおっしゃるとおり西洋型の農業・牧畜・遊牧は地球にダメージを与え続けていますね。ご紹介のHPも非常に参考になりました。ありがとうございます。
<自然の摂理から環境を考える>は、検証もしっかりなされており、関連記事もしっかりリンクになっており、一般のブログの域を超えた素晴らしいHPです。私のブログは、私見を述べることに重きが置かれて、毎日更新することにも拘って、古い記憶でかいたり検証がおろそかになったりしている部分があるのでそこはしっかり改めるべきだと思いました。
抜群のHP<自然の摂理から環境を考える>は、これからもどんどん参照させていただきます。宜しくお願い致します。
PS 《るいNETWORK》ってそちらのブログで知ったのですが、素晴らしいHPが多そうですね。関心をもっています。

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2006-10-17 21:02
 地球上ではヘリウムフラッシュ(ヘリウムが核融合して炭素になること)やカーボンフラッシュ(炭素が核融合してマグネシウムになること)がある筈がないから(あったら大変だ!!)、地球を取り囲む大気や地球の内部も含めて、地球上の炭素原子の量は変わらない。これが本当の言葉の意味でのカーボンニュートラルであろうが、それは言葉の定義の話だからどうでもいい。環境問題の意味するカーボンニュートラルは、「CO2ニュートラル」というべきものである。植物を燃やす時は長い目で見ると、大気中での二酸化炭素CO2の量の増減に影響を与えないと言う考え方だ。

 その問題点を今まで色々述べた。安易なカーボンニュートラルで植物をどんどん燃料に使っていったら大変だ。山火事さえカーボンニュートラルの考え方では、エネルギーの損失くらいにしか考えられない事になってしまう。

 そこで、真に環境負荷のかからないカーボンニュートラルを定義してみる。
 炭素原子Cを酸化の状態CO2(COも含む)と、それ以外の状態(炭水化物やタンパク質、化石燃料等いわゆる有機化合物、や炭素単独の木炭・・・ダイヤモンドは地球上ではCの強固な固定であるから考慮外にしてもいいか。)で考える。
 そしてその平衡状態が、真のカーボンニュートラルだ。つまり、CO2状態と非CO2状態の量の比が一定範囲内に保たれることが、カーボンニュートラル
 大気中のCO2の状態のCの量を一定量に保つという新しくもなんともない。非常に単純な昔の考え方だろう。

とすると、やはり言葉的には、『CO2ニュートラル』と呼ぶべきか

 その「一定値」を何処に置くかは、色々だろう。濃度で言うと、産業革命以前に安定していた280ppmくらいが理想だろうか。現在のレベルの380ppmくらいで妥協してもよしとすべきかと思う。平衡状態さえ達成出来れば、その一定値の調整は楽であろう。兎も角、単純に(世界の)大気中のCO2濃度を一定に保つ事が急務で、それが真のCO2ニュートラル。植物の燃焼は考慮外にする、いわゆるカーボンニュートラルの特権をそんなに認めるなと言いたい。

 化石燃料を使ってもカバーは出来るのであるが、
化石燃料は一切使わないほうがよい。・・・使ってしまった場合には、木を埋めて化石燃料にするには途方もない時間がかかる。そこまでのスパンは必要ない。植樹してその木が十分育って、切った場合でも、建築材料や家具として炭素を固定しておけばよい。

そして、若し、バイオマスエネルギーを沢山使いたいのなら、世界の植物の絶対量を十分に増やさなければならない。しっかり実践すればすぐに世界中が緑で溢れるだろう。
 それから、もうひとつ大切な事は、CO2を排出してから、植樹するのではなくて、使用するバイオマスエネルギーを取るための植物を植えて、育ってから、そのエネルギーを使うと言う事。つまりカーボンニュートラルの借金禁止と言う事だ。まかない切れないエネルギーは使うな!と言う事だ。
 最も言いたい事は、カーボンニュートラルが有効なのは、世界のエネルギー消費量がそれに見合うだけの少ない場合に限ると言う事。

 世界は昔、カーボンニュートラルであった。言葉と概念が確立していなかったに過ぎない。産業革命で化石燃料を使い始めたのは、燃料にする木がなくなったからである(その後、便利さとか別の理由が出て来たのだろうが)。つまり、木を切り過ぎてカーボンニュートラルが失敗した訳だ。今のエネルギー使用量はその当時と比べ物にならないくらい多い。だから、消費を減らさなければカーボンニュートラルはすぐに失敗する

 だから、みんな!カーボンニュートラルに浮かれるな!!

CO2ニュートラルを実践できるくらいに経済縮小出来ると言うことは、
環境問題の大部分が解決したと言うことにもなろう。
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【2006/10/17 21:02】 | CO2 トラックバック(0) |

はじめまして
NAOママ
いつも興味深く拝見させていただいてます。今、1歳8ヶ月の娘を持つWorking Motherです。仕事でパソコンは使っているものの、このような形で投稿させていただくのがまったく初めての経験なので、すごくドキドキです。
今まで、何も考えずに生活してきた自分が恥ずかしくなります。とは言っても、主人なんかよりはずっと良心的な生活をしてきたと自負してはいるのですが(^^;)例えば、コンビニの袋を断るとか、スーパーの過剰包装に疑問を持つとか。あぁ~ちっちゃい ちっちゃい・・・恥ずかしくなってくるので、やめときます。でも、こんな環境問題ド素人の私でも雑草さんの言葉に触れ、娘の将来を案じるようになったのです。これからもいろんな事、教えてくださいね!あと、坂番さん!娘の将来のためにも、これからの坂下いや日本の将来をになう人材として期待してます!!

なんだかとっても励みになります
雑草
 またまた、新しい方のご訪問有難うございます。
『カーボンニュートラル』に文句言っているのは私ぐらいだろうから、それに対する反論かなと思って構えて見てみたら心温まる励ましのお言葉なので、勇気づけられました。
NAOママ さんのおっしゃるとおり、今何とかしないと子供たちの未来は真っ暗ですよね。コンビニの袋を断る気持ちのある方は、環境問題の意識も十分に高いと思います。そういう方がもっと増えれば世の中を動かせる筈です。
坂下(もしくは近郊)の方でしょうか?
会津にお住まいの方のコメントを戴いたとき、こんな身近なところにも読者がいたんだなあと不思議な感じで、とっても励みになります。これからも宜しくお願いします。

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2006-10-16 23:04
 "カーボンニュートラル"とネットで検索すると、日本ではまだ、この言葉が「定着していない新しい言葉」なので、その概念を説明するページに出合う。または、カーボンニュートラルとしてバイオマスやぺレット等のグリーンエネルギーに取り組んでいる会社のHPに辿り付く場合が多い。これはこれで、今まで私が危惧してきた問題点も内包している。


 さて、「Carbon Neutral"と英語で検索したら、凄い事になっていた。かなり、日本と事情が違う。ヨーロッパは勿論、アメリカでさえ日本より環境意識は数段高い事もわかった。
 しかし、ビジネスの方向に向かっているものがかなり多い。
 どのようなHPかと言うと、『貴方個人の生活や家族、または、貴方の会社の環境負荷を、CO2排出量に換算しましょう。そしてそれをカーボンニュートラルにするサポートをしましょう』というような企業のオンパレードだ。
 こういう会社がどんどん出て来ている欧米はある意味素晴らしい。今の日本でこんな会社をやっても潰れてしまうかもしれない。
 
 自分のCO2排出量を知り、自分1人で、あるいは自分の会社で未開の国の人の何倍(何百倍)ものCO2排出をしているかを思い知るのはいいことだ。自分1人で、どの位の雑草なり大木なりの光合成とつり合うか自覚するのはいいことだ。そうすれば経済縮小しなければならない事も痛感するだろう

 しかしこれで終わりではない。何でもビジネスチャンスに結び付けるアメリカだ!
『貴方や貴方の会社がカーボンニュートラルを達成するお手伝いをする』と言う事らしい。
 これも一見素晴らしい事だ。自分の家なり自分の会社がカーボンニュートラルでCO2排出量0なら、社会に貢献している気にもなれるし、社会評価もいいだろう。きっと欧米ではそう言う風潮が出来つつあるのだろう。
省エネをしっかり実施するようになっただけでも素晴らしい。

しかし、それだけでは、カーボンニュートラル請負会社は儲からないだろう。だから次に、グリーンエネルギーの導入や、植樹、CO2排出権の購入となるわけだ。

 先ず、グリーンエネルギーとしてバイオマス燃料のサトウキビなどを、砂漠やゴルフ場や、さら地に植えていって緑を増やしてゆくなら結構だ。しかし、そんなに土地があるのだろうか?不良国債のように、乱発行して、実体のないものにならないか?または、逆にその為にもともとの草地をサトウキビ畑に変えたり、どんどん木を切ってバイオマスにしていったら森や林がなくなってしまう。

 次に、植樹でCO2排出をカバーする事について考える。アバウトに、そこそこの大きさの木1本が人1人のCO2を吸収してくれる。営業で絶えず走っている車1台のCO2なら、木100本じゃ足りないだろう。トラック1台にもさらに何百本の木。
 植樹でカバーするなら、そこここで、空き地という空き地、砂漠、に植樹されなければならないし、それでもその木が生長するまでは、借金だ!

 CO2排出権の購入については前回「金融機関のCN」に書かせて戴いた通りだ。100%とは言わないが、かなりにマネーゲームになっている。


 以上、カーボンニュートラルを達成させる為には、今のエネルギー使用状況では無理がある事を述べたい。今の状態だったら、カーボンニュートラルは不良債券のように、ただの紙切れと同じくなり、カーボンニュートラルの会社に任せた個人なり企業も自己満足で終わる可能性が高いと見る。

 カーボンニュートラル請負会社をはじめたいくつかの企業は純粋に地球環境を憂慮して始めたのだと信じたいが、ビジネスチャンスとして、CO2排出権の売買会社のように起業した人達も多いのではなかろうか?彼等は本当に地球環境を考慮したカーボンニュートラルを責任を持って実行してくれるのだろうか?

CN(カーボンニュートラル)
CM(コマーシャル)になってゆく事を憂慮する。
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【2006/10/16 23:04】 | CO2 トラックバック(0) |


かんちゃん
NPOで木質バイオマスに関っています。カーボンニュートラルを謳いペレットストーブを売ったりもしています(笑)。最近良く売れています。NPOの内部でもバイオマスの方向付けでいろんな意見があり、本気で議論したらいずれ分解するのではという危惧もあります(笑)。で、カーボンニュートラルなのですが、私自身、以前からホンマにそうかいな!?という気はしており、にもかかわらず知ったかぶりでストーブやペレットを売ったりしていて後ろ暗さをなんとなく感じていたしだいです。まさに木をガンガン切り倒してバイオマス燃料にしていたらそれこそ環境破壊の何者でもありません。私たちがやろうとしているのは日本の森林に膨大に放置されている林地残材を何とか有用なエネルギーに利用して、里山地域の再生を図ろうとするものです。ですから木質バイオマスは地域で再生産できる自前の熱エネルギーとして活路を見出していこうと考えています。カーボンニュートラルはこの範囲で良いのではないのでしょうか。でもペレットを運ぶにも化石燃料を使うのですから今の時点では完全ではないですよね(笑)。

かんちゃん様にこそバイオマスを扱って欲しいですね
雑草Z
 初めまして。ご訪問感謝致します。こんな前の記事にコメント戴きまして恐縮です。NPOで木質バイオマスに関っている方から、内部のお話をお聞き致しまして、非常に参考になります。内部でもカーボンニュートラルに疑問を持っていらっしゃる方がいらっしゃる事は、健全な事で嬉しく思います。かんちゃん様のおっしゃるとおり、放置されている林地残材の有効利用や里山地域の再生を図る範囲でのカーボンニュートラルはいい事だと思います。
 しかし、カーボンニュートラルだろうが、勿体無いものは勿体無いし、節約が大切ですよね。

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2006-10-15 23:43
 イギリスに本社を持つある銀行のグループでは、CO2の排出量をいくつかの方法で削減する事によって、”理論上相殺する”というカーボンニュートラルのコンセプトを打ち出して注目を浴びているそうだ。
 具体的には、この会社のグループが世界で実施している事業活動によって発生するCO2排出量を以下の3つの方法で、削減、相殺し、CO2を排出しないと 言っている。 
 (1)事業所における省エネ活動
 (2)風力発電を含むグリーン電力の購入
 (3)CO2排出権の購入
、2006年までに達成すると2004年に発表してから、実際は2005年10月に達成したらしい。


努力は認める。他の金融機関よりも意識は高いだろう。何もしないよりは素晴らしい事かも知れないが、手放しでは喜べない。
(1)はいいだろう。(2)は、実際グリーンエネルギーを推進する事は素晴らしいかも知れないが、グリーンエネルギーをその会社で購入したら、他の会社がグリーンエネルギーを使えなくならないか。そして化石燃料をその会社が使わない事によって、化石燃料のコストが低くなり、他で使う量が増えないか?つまり、世界の化石燃料の使用の絶対量を減らさなければ意味がない。それに、バイオマスエネルギーの乱生産で、植物が減ったら、CO2吸収が更に減り、相殺されないのに、カーボンニュートラルの原理では、それはカウントされない。

 そして、最も怪しいのが(3)のCO2排出権の購入だ。これは、京都議定書のCO2削減の抜け穴である。理屈は、いわゆる”発展途上国”のCO2排出を先進国の技術で削減し、その分”先進国”が、排出権を購入してCO2を排出する原理だ。確かに、”発展途上国”のCO2排出は削られたように感じるが、その国に”発展”という名の環境破壊を起こさせたのは、”先進国”だ。つまり、そんな”発展”をしなければもともとCO2を排出しないのに、プランテーションや”文明という啓蒙活動”や負債を与えて、"発展途上”にしCO2排出せざるを得ない状態にさせ、その分の排出を削った訳である。”先進国”の自作自演とも言える。

結局、”発展途上国”の見込みの分のCO2を削減しているのであって、現在のCO2排出は削減されていない。
現在、地上の植物のCO2吸収能力の3倍のCO2が排出されている。いわゆる先進国だけなら、10倍オーバーだ!ますます温暖化は酷くなる。
見かけの理論ではなく、実際に”先進国”がCO2排出量を10分の1にし、”発展途上国”を”発展”させないで、CO2排出を増やさないことが大切だ。
他のゲームのような理論は要らない。要らないどころか、それでOKだと思われたら大変だ!。

しないよりはいいし、その努力は認めるが、こんな事で、理論上CO2排出ゼロと言っている内に間に合わなくなってしまう。

現在CO2排出権は、マネーゲームになってしまっている。


 
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【2006/10/15 23:43】 | CO2 トラックバック(0) |
2006-10-14 07:40
「植物をそのまま置いておくほうが、燃やすよりはいいでしょう?」と、質問すると 
 カーボンニュートラルの推進派は答える(かも知れない)。
「植物が腐ってゆくと最後にはCO2 とH2Oになるから、長いスパンで見ると燃やして燃料にするのとは変わりない。だから、燃料として活用した方がいい。」

 確かに分子の結合エネルギーは負のポテンシャルエネルギーであり、状態量であるから、同じ炭水化物は、燃焼でCO2とH2Oに分解しても、ゆっくり腐 敗してCO2とH2Oに分解しても途中の経過に関わらず、トータルで出すエネルギーは変わらない。勿論出てくるCO2とH2Oの量も不変だ。

 でも、本当に同じか?普通の人は、普通に考えて「違うんじゃないか?」と思うのだが、『科学者』にしっかり説明されて、納得する。そこが危ない。洗脳だ!

 
先ず、環境負荷は同じか? 
腐ってCO2 とH2Oになる段階で、多くの生物が関与して、そのおかげで彼等が生きている。ミミズからカビ、きのこ、最後は細菌まで、の生物。その前にもっと大きな動植物だって腐りゆく植物の恩恵にあずかっている筈だ。
 燃焼ですぐにCO2 と H2Oになったら、その段階を踏まない事になる。生物どうしのつながりの「分解者」を飛ばしている。何か別の問題が起きそうだ。
  先ず、土が無機質になってゆかないか?腐葉土が減り、植物が育ちにくい土にならないか?そして土の中の生態系が崩れてしまう。生物どうしのつながり で論ずるところの「分解者」である、菌類(カビとキノコ)・細菌類の段階を飛ばすのは、生態系への影響が大きいと考えるべきではないか?


 次に、カーボンニュートラルは、植物の寿命の範囲を超えた長いスパンで考えているが、これだけ化石燃料が使われてしまって大気中のCO2が増えてしまった現在、CO2問題をそんな長いスパンで考えてはいけない。
一年草ならまだ納得出来るが、大木は何百年もかけて育ってきたものが多い。その間、CO2を自分の体にして固定して来たのだ。これを薪にしたり、ぺレットにしたりバイオマスにして燃やしても、カーボンニュートラルの原理によって、元のCO2とH2Oに戻ったと言ってしまっていいものか。植樹すれば済む話か?
 CO2による地球温暖化は今世紀前半になんとかしなければならない問題である。そのスパンで言えば、化石燃料を使用したのと余り変わらない。燃料にするよりは木材のままでも炭素を固定しておいた方がいいに違いない。


 それから、私が最も言いたい事は、『バイオマス燃料より、呼吸の燃料』と言う事だ。この場合の『呼吸』とは、生命活動の事。生物がO2を吸って、CO2を出す、『外呼吸』をしているのは、体内で、炭水化物(デンプン、糖)を酸素で燃焼させて、活動のエネルギーを得る『内呼吸』をしているからだ。光合成 でCO2とH2Oから作られた炭水化物が、呼吸でCO2とH2Oに戻る素晴らしすぎる完璧なサイクルが存在するのだ。そして、呼吸のエネルギー変換効率 は、神業的だ。人間の作った機械は呼吸の足下にも及ばない。呼吸ほど、エネルギー変換効率の良いシステムは人間には作れない。


 例えば、ごはん1杯大体200kcalだ。このエネルギーは、風呂の水が200リットルとすれば、このお風呂の水を1℃上げるエネルギーだ。この、炭水化物のエネルギーで、成人の人間は一時間は楽に活動出来る。一方、これを燃焼させて、機械を動かそうとしても、余りに少ないエネルギーの量で、小さなおもちゃを少しの時間しか動かせないだろう。
 ちょっと乱暴な概算だったが、人間の作った機械のエネルギー効率なんてまだそんなものだ。家畜に餌をやって、牛や馬に働かせた方がよっぽどエネルギー効率はいいのである。じゃあ、何故機械を使っているかと言うと、効率を無視して過去の大いなる遺産である化石燃料を浪費しているからだ。
 だから、カーボンニュートラルは、バイオマスエネルギーよりも優先して、生物の呼吸のエネルギーに使うべきだ。これは、当然のことだと思うのだが・・。


 
 私はカーボンニュートラルに反対ではない。(私の言う意味で)しっかり実施すれば大賛成だ。しかし、エネルギー効率と収支、生態系を無視したカーボン ニュートラルは非常に危険だ!「カーボンニュートラル」という言葉が、現在は非常に曖昧で、経済界や工業界で、都合のいいように使われている事を大いに危惧する。

 その危惧の具体例を沢山見つけてしまった。それは次回アップさせて頂く。 
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【2006/10/14 07:40】 | CO2 トラックバック(0) |

こんにちは!
村田 頼哉
「自然の摂理から環境を考える」へのコメントありがとうございます。
早速、紹介のあった記事を読ませてもらいました。
どれにコメントを書こうかと悩みましたが、もっとも自然の摂理=生態系という視点で書かれた『CNに物申す2』にしました。

その中でも特に、
> 『バイオマス燃料より、呼吸の燃料』と言う事だ。<
真髄は、「生態系の一部に人類もいる=自然との一体感(同化)である」ということと理解しました。

まだまだ勉強(認識)不足なことが多く、視点そのものがぶれる可能性もありますので、また記事でおかしいことなどがあったらご指摘お願いします。

==追伸==
ちょくちょく訪問してはいましたがコメントは初めてです。
これからもよろしくお願いします。m(__)m


偽環境問題はしっかり駆逐すべき時期ですね
雑草Z
  村田頼哉氏の記事は事実関係の検証がしっかりなされていて、まとめ方も上手く、非常に読みやすく親切です。
 おっしゃる通り、環境問題は市場に飲み込まれています。大変危惧しております。
 村田さんの「現在の環境問題に疑問を持ってもらうためにも、事実の追求や調査などを続けていくことがこのブログの目的の一つ」という姿勢を支持致します。
 個別の環境問題に対して対処法が本当にいいのか、経済優先の為の偽物か、しっかり見極めて、偽の環境問題を駆逐いたしましょう。
 私は、<自然の摂理から環境を考える>は、最近毎日数回訪問させて戴いております。

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2006-10-11 23:57
 カーボンニュートラル[ Carborn Neutral ] って最近地球温暖化対策を論議する時によく耳にする言葉だ。
 そのカーボンニュートラルの意味は、「ある程度長い目で考えると、『木材(植物)を燃やしても大気中のCO2は増えない』という考え方だ。何故なら、
木は光合成によって、二酸化炭素と水で炭水化物を作り、そこから自分の体となるタンパク質を作る。それを燃やせばまた、元と同じ量のCO2とH2Oに戻 るから。」と言う原理だ。木は燃やさないでそのままでも、腐ると最後はCO2とH2Oまでに戻るから、燃やしても燃やさなくても同じと言う原理だ。

 確かに、人間がプロメテウスに火を貰ってから(なんて神話持ち出してどうする?・・)木や草を燃やし続けて来たが、CO2はあまり増え なかった。大気中のCO2が増え始めたのは、産業革命あたりからだ。つまり、地中に封じ込められていた禁断の化石燃料、石炭や石油を使い始めてからだ。
 だから、カーボンニュートラルは、化石燃料を使わず、その代わり木や草が元になっている薪やぺレット、バイオマス燃料を使うべきだと言うことになる。

 私もその年に太陽から来た光のエネルギーの利用できる範囲内でエネルギーを使う事には大賛成だ。

 でもちょっとおかしくないか?例えばお金を使う時、定期預金を崩さないで現金と当座預金だけ使っていれば、定期預金は減らない。これは、正しいが、
じゃあ同じ金額を定期預金を崩して使って、その代わりその分現金で穴埋めすれば、ほとんど同じではないか?「ほとんど」と言うのは、利息の分とかそのくらいは、定期を崩さないで現金を使うほうが得だと言う事。どっちも使う金額は同じだ。

 これと全く同じ原理。
エネルギーの消費を減らさなければ、
 定期預金の化石燃料を使わなくても、現金の植物や、当座預金のバイオマス燃料が減る。結果として出てくるCO2の量は変わらない。
利息の分の違いは、石油を採掘するコストやNOx ,SOx の排出を考えると、化石燃料を使わず、木や草をつかったほうがいいと言う事で、カーボンニュートラルの原理に関係ない部分。

      
 何故こんな話をしたかと言うと、NHK教育放送で、週末あたりの夜中に環境のパネルディスカッションのような番組をやっているが、最近たまたま途中から見たら、パネラーの一人の政府の研究員かなんかが(環境省の人かもしれない)、「一度便利になったサービスは元に戻せないからこれからエネルギー消費はますます増える。だからトラックなどにカーボンニュートラルのバイオ マス燃料を使って輸送すべきだ。」見たいな事を言っていたからだ。かなり危険だ!(『一度便利になったら元に戻せない』が最も危険な詭弁だがそれは、今回の内容から外れるから触れない。)。
 これではCO2排出量はますます増える。森がなくなる。こんな人物が環境問題を論じるパネラーになってはいけない。

 同様に、私の知り合いも、「ぺレットストーブを買ったから、これからは、石油ストーブの時と違って、カーボンニュートラルだから気兼ねせず に使える」なんて言っていた。非常におかしい発想だ!ぺレットストーブだって燃料は勿体無い。CO2を出す。厚着をしてストーブを使わないほうがよっぽ どエコだ!

 昔、ヨーロッパで、何故化石燃料を使い始めたかと言うと、木材を燃やすために切り過ぎてなくなってしまったからだ。カーボンニュートラルだからと植物を燃やし過ぎると同じ道を辿る。と言うより、現在のエネルギー消費量で、カーボンニュートラルは無理ではないか?
 

 「カーボンニュートラル」は「その年に植物が光合成で固定した二酸化炭素の量をCO2排出の限度として使おう!」という意味で考えるべきである。

 もっと言うならば、そのために新たに植えた植物のみを使ってエネルギーとして使うべきだ。そう規制しないと穴だらけのカーボンニュートラルになる。
 「バイオマスやぺレットは大気中のCO2を増やさない。」と声を大にして言う専門家が多すぎる。
 さらに先ほどの政府の人物の様に「夢のエネルギーバイオマス」で、「新たに使えるエネルギーが増えた」と思っている人達も多いのではないか。

 カーボンニュートラルブームで、世の中のエネルギー消費が減らないどころか増えてさえゆく事を大いに危惧する。


 まだまだ、物申す分もあるし、議論も不完全なので次回以降に続く
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【2006/10/11 23:57】 | CO2 トラックバック(0) |
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