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2013-02-05 00:01
以前、テレビのニュース番組か何かで、都心のビルの地下で人工の光を用いて植物を栽培しているというレポートを見たとき、
「これで都心でも二酸化炭素も減らすことが出来、地球温暖化対策にもなりますね。」みたいなことを取材した女性レポーターが締めの言葉として発した時には唖然としました。こんなお馬鹿な事を言う科学的感覚の無いアナウンサーの言葉、を見ていた視聴者(子供たち)が信じたら、大変です。
 二酸化炭素温暖化仮説がおかしいとか言う話ではありません。エネルギーに対する基礎的な感覚という事です。例えば、火力発電で得た電気で人工の光を起こしたとして、その光を当てた植物が光合成の為に吸収するCO2の量は、火力発電の為に放出するCO2の量と比べて遥かに少ない筈です。これは投入エネルギーと放出エネルギーの関係から考えて明らかです。(後ほど説明)・・・それとも、『だから原発を』・・・でしょうか?ブラックジョークの世界です。

最近またどこかの大学の農学部の研究室のLEDを使った野菜作りが紹介されていたので、どんな事言うのか見てみました。LEDを使って波長をある程度そろえて(光の色をそろえて)効率よくやれば、露地栽培の野菜の何分の一の期間で野菜が育つとか・・・。LEDをメーカーと共同開発して、長持ちするLEDを作ったとか・・。こう言う事を実験調査では無く実用として考える農学者はもはやマッドサイエンティストだと思います。・・・日本も世界もマッドサイエンティストで溢れています。

ネットでも「日本のこれからの主力産業は、野菜工場だ」みたいなものを見つけましたので、さらに調べてみると今ビジネスとしてかなり注目されているようです。あの原発を推進していた経済産業省が植物工場も推進しているようです。あたかも経済産業省は本気で日本の破滅を目論んでいるかのようです。生きている植物を育てるのに、若しくは農作物を作るのに「工場」という言葉を使う事には違和感・抵抗感がある人は私以外にも沢山いると思いますが、その話題はここの主題ではないので止めときます。

植物工場でも 太陽光利用型と 完全制御型 があり、
太陽光利用型のほうが無農薬栽培は無理で  
閉鎖空間で人工光を用いた完全制御型のほうが、無農薬で出来て、コスト面を除けば優れている…のような事が書かれていたのには驚きました。
当方もここで問題にしたいのは、人工光を用いた植物栽培ですので、
以下人工光を用いた完全制御型植物栽培に話を絞ります。

 人工光を用いた植物工場のメリットを読んでみると
天候に左右されずに狭い土地で大量生産、 
無農薬、新鮮、清潔等高付加価値作物の安定供給・・・
などとあります。確かに短期的にはそのメリットは嘘とは言えないでしょう。
さらに
問題点はコストが高いから採算が合わない
とあります。・・・それは当然です。
しかし、それに続き、コストダウンして何年か後には実用可能としています。…高コスト新技術導入の際のお決まりの文句です。更に続けて
植物工場をモジュール化、標準化して、初期投資の壁さえ越えれば、採算は合う・・・とさえ書いてあるサイトもありました。
「えっ」
人工光を用いた完全制御型植物栽培が、採算が合うと言う事は、最初に出した地球温暖化対策と言ったレポーター並みにとんでもない事です。
熱力学の法則の名を出すまでもなく、エネルギー収支はマイナスである事は明らかです。つまり、発電の為に投入されたエネルギーよりも作られた電気エネルギーは小さいし、その電気エネルギーを投入されて作られた光のエネルギーは更に小さく、その光のエネルギーによって光合成で作られた炭水化物に蓄えられたポテンシャルエネルギー(化学エネルギー)は更に小さくなります。ロス(排熱)があるから当然のお話です。1段階ごとに指数関数的に減っていきます。
極端な例になりますが、こうやって人工の光を当てて育てた植物をバイオマスとして(燃やして)作った電気エネルギーだけを工場に再投入したら次に育てられる植物の量は極端に少なくなるでしょう。超縮小再生産しか出来ません。
光合成には、生物の活動のエネルギーの根本となるエネルギーを生態系に注入すると言う、地上の生物にとって非常に重要な働きがあります。いくら生物の活動のエネルギー効率がいいと言っても、これらの生物の活動のエネルギーは、それぞれの生物の活動の段階で、使えないエネルギー(排熱)として出される訳ですから、絶えず外部から使える新たなエネルギーの注入が必要です。それが光合成です。光合成無くして生態系の循環はあり得ません。この光合成を太陽で無く、地球の貯蓄として存在するポテンシャルエネルギー(・・このような表現にしたのは、炭化水素[化石燃料]の化学エネルギーのほかに、原子内部のポテンシャルエネルギー原子力も考慮したからです。)を投入すれば、地球の貯蓄が減るだけでなく、地球のエントロピーが増加し、地球は汚染される一方です。地球のポテンシャルエネルギーを投入しての植物栽培は持続不可能と言えましょう。
では、太陽光発電や風力発電で発電した電気エネルギーを植物工場に用いる場合はどうでしょう?・・・・太陽の光のエネルギーを一端他のエネルギーに変換して、更に電気エネルギーに変換して、光のエネルギーに変換して戻すまでにどれだけのロスがあるでしょう?先ほど議論したように指数関数的に減ってしまいます。そのまま太陽光を使うほうが何倍も有効に使えるのです。  もしもLEDを使った方が、色(波長)を選べて効率が良い・・・と言うなら、場合によっては太陽光を直接フィルター等を通して波長帯を限定すればいいだけの話でしょう。太陽光を一端他のエネルギーに変換して、電気に変換してまた光に戻すのは愚の骨頂というものです。科学の威力を示す為に、非効率を追及しているようなものです。
 以上、だからこそ植物の光合成は、太陽光でやらなければなりません。

そして、その方が採算性もずっといい筈です。・・いや、それでも現代の露地栽培、ハウス栽培よりも採算がいい・・・というのが本当なら、それは現代農業が土での植物栽培でもエネルギーを投入し過ぎであると言う事です。・・残念な事ですがそれは十分にあり得る事です。植物栽培にまで石油をどんどん使う暴挙が普通に為されているのが現代農業です。その作物が光合成で得た太陽エネルギー以上に地球のポテンシャルエネルギーを投入して作物を作っている現代農業は、直ちに改めなければ、石油の不足が食料不足・・と言った事態になります(・・今のままでは実際になるでしょう。)農業の近代化がそこまで農業をドーピングしてしまったのならば、農業の近代化は大失敗という事になりましょう。

地上に降り注ぐ太陽光は十二分に光合成に利用させるのが最優先でしょう。こうやって取り入れた太陽光のエネルギーで、人類の食料が作られている事は勿論、これが生態系の循環のエネルギーの大本です・・・勿論、光合成に利用されない分も、「暖める」という作用そのものが、生態を暖め、生物を活動できるようにもしています。地球外の太陽エネルギーで、地球の生態系の循環をさせていると言う素晴らしく完璧な仕組みの地球の循環を、お馬鹿な植物工場や近代農法で壊してはならないのです。
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【2013/02/05 00:01】 | 太陽エネルギー トラックバック(0) |

昔読んだ本
guyver1092
 1989年発行の「地球環境・読本」でこの野菜工場についての文章を読んだことがあります。
 おっしゃるように、エネルギー浪費であると言っています。
 野菜工場の利点の嘘についても書かれています。
1 急速成長させればさせるほど、栄養分が少なく、不味い。
2 無農薬にするためには、外界と完全に分離する必要があるが、収穫、種まきするときは、必ず外界とつながってしまう。いったん病原菌、害虫に侵入されると、病害虫にとっても良い環境なので爆発的に増える。
3 現代の規格に合う物しか売れない流通システムの中では、歩留まりが悪くて商売にならない。
※規格に合う物が、3分の1以下しか取れない。

 1989年から研究していてモノにならないのは、致命的な欠陥があるからだと判らないのでしょうか。

ハッキリ言えば…
ST
同じお金を照明用LEDの効率化研究や太陽光発電用セルの効率向上とかのほかの使途にしたほうがいいですよ、全く…
しかし大多数の人はマスコミの表面的な報道、情報で「洗脳」されまくってます。ちょっと理科系の知識があれば見破れるのに、理科離れと相まって誠に嘆かわしい事ですねぇ…
これからもこれらを「打破」しないと未来は無いですね。

Re:昔読んだ本
雑草Z
    guyver1092さんの読まれた

>1989年発行の「地球環境・読本」

は、私も全記事隅々まで読んだ筈でしたので、早速見直ししてみたら、確かに記事はありましたし、私が引いた線も残っていましたが、本書に記事があった事はすっかり忘れておりました。そして、guyver1092 さんが御指摘された野菜工場の嘘についても、記事の指摘は今でも大筋であっていると思います。著者は工学者のようですが、土にも拘っていて、いいなと思いました。御指摘有難う御座います。
 この記事で抜けている重要な点を今回の私の記事が描いていて、丁度補えて良かったと思います。それは、光合成は太陽光でやる事に大きな意味があると言う事です。地球外部から入ってくる太陽光を光合成のエネルギーにしなければ、光合成も地球のエネルギーを浪費する事になってしまうと言う事です。これこそ持続可能なエネルギー、生態系の循環の基本でしょう。

Re:ハッキリ言えば…
雑草Z
    STさん

 光が少なくて済む植物・・・種を挙げよと言われれば詳しくないので分かりませんが、コケ類とか藻類、シダ類等でしょうか?・・・が、家の中まで入ってくる光や、家の照明でも育っている…くらいなら許容できますが、光合成の為にわざわざ光を当てるのは愚の骨頂ですね。

>マスコミの表面的な報道、情報で「洗脳」されまくってます。

それも大いにありますが、やはり国がずっと推進して補助金まで出しているから駄目なのでしょうね。官僚のお馬鹿な政策にはしっかりとペナルティを課すべきです。責任を取らせるべきですね。

植物工場の休業
地下水
 また恐ろしい事に、雑草Z管理人さんの予測が一つ現実になりました。京都北部の植物工場が一つ休業しました。
 6人の地域の作業者は全員解雇になりました。工場主も良かれと思って投資して始めた植物工場が赤字になって、地域にも迷惑をかける結果になり、心苦しいとおっしゃっていました。
 僅かに利益のある、ベビーレタスの生産でしたが、人工光などの為、電力が900万円かかっていましたが、電気料金の二割程の値上げで、1095万円かかる様になり、採算がとれなくなり、休業となったのです。(^^; 
 自然光にすれば良いのに、何をやっているのでしょうね。
(^^;;


Re:植物工場の休業
雑草Z
    地下水さん

 また、貴重な情報有難う御座います。

>工場主も良かれと思って投資して始めた植物工場が赤字になって、地域にも迷惑をかける結果になり、心苦しいとおっしゃっていました。

大体そういう風になるとは分かっていても本当になんか心苦しい結果ですね。

>電気料金の二割程の値上げで、1095万円かかる様になり、採算がとれなくなり、

「これも原発を止めているからだ」と、電力会社や原子力ムラの人々は言いそうですね。地下水さんのおっしゃるように、作物栽培には自然の太陽光を使えばいいだけなのですがね。

植物工場が電力値上げで頓挫…
ST
規模が不明なので月に900万の電気量がどのくらいのウェイトを占めたのかはちと分かりませんが…
まず事業自体として「電力コストが掛り過ぎ」だったのではないですかね。
でもこんなビジネスモデルを信じて来て「想定外とも言えない事」で敢え無く頓挫してしまった。
これ自体が最初から問題ありの事業だったのではないでしょうか?
(電力使用の人工光を使う“愚”を犯し、それが原因なのですから半分「自業自得」になるのですかね?)
しかし「使っていた光源」がニュース映像を見た限りでは「LEDではない」ようで…
最先端の割にはチクハグさを感じました。
もしもLEDを使っていれば事業存続が出来ていたかも知れませんけどつくづく自業自得を感じます。

それと本当に従業員の方にはお気の毒ですよね、全く…
それから「廃業に伴い産業廃棄物も」出てくるんでしょう。

「月に900万…」
ST
「月に900万の電気量」ではなく“電気料”でした。
どうも申し訳ございません。
大口との事なので「電力量」も相当なものだったのでは?
と勝手に推測しておりますが多分その中には「空調分」も入っていたのでしょうね…

Re:植物工場が電力値上げで頓挫…
雑草Z
   STさん

>事業自体として「電力コストが掛り過ぎ」だったのではないですかね。

私もそう思います。電力の値上げ以前に、電力コストがかかり過ぎだったと思います、。そしてあたかも原発が止まっていて電気料金が高くなったかのようなプロパガンダに暗に使われているようです。(ライフサイクルで言えば、原発のほうが話にならないくらい高くなるのですがね。)

>電力使用の人工光を使う“愚”を犯し、それが原因なのですから半分「自業自得」

厳しい言い方ですが、その通りだと思います。一言で言えば無知でしょう。植物工場のプラントを作っている企業の口車にのって騙されたと言ったところでしょうか。


 工業的な作物栽培には危機感を持っております。ここのところずっと、有機無農薬農法や自然農法が見直されているのに、TPPで、工業的農法に(一時的に)押されて小規模有機農家が潰されていったら嫌ですね。遺伝子組み換え作物もどんどん入って来そうです。
原発と双璧の危機となるかも知れません。

昨日、LED使用の“工場”の報道が再び
ST
されて、確かに消費電力は蛍光灯の数分の1程度ですが…
何か違和感を感じました。新規参入のようでしたが何かズレている…
その上コメントしていた栄養士の反応が「シャキシャキ」してて???
そんなところでしか評価出来ない栄養士は失格だと思います。
栄養士なんだから健康面でのツッコミを入れられないようでは… と感じました。
私なら「これは駄作、やはり太陽光!!」と一刀両断で即切り捨てますけどね…

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2012-03-23 00:01
 太陽電池はいくらまで価格が低下すると意味があるか計算してみました。
太陽光発電の発電実績

実例を探したところ、上記のページを見つけました。この方は設置価格245万円、発電量3900kWシステムで電力料金は22円ぐらいの地域とのことです。
経年劣化と寿命
まずこのページから、寿命を一応20年と仮定し、余った電気は売り、不足分を買う、現在の主流の設置例とします。電気を買う価格と売る価格を同じ場合と仮定して、電気を買う代わりに太陽電池を導入した場合、システム全体がいくらなら元が取れるか計算してみました。
3900 kWh×20年 ×22円/kWh=1716000円
 システム全体の価格が1,700,000円ほどで20年間メンテナンス費用なしでやっと元が取れます。何がコストを押し上げているのか以下で計算してみます。
サンヨーのページを見ると、太陽電池システムは太陽電池モジュール、接続箱、パワーコンディショナーは最低限必要のようです。システムの構成はどこのメーカーでも同じと考えます。
まず太陽電池パネルのコストがどこまで下がれば意味があるか計算することにして、太陽電池モジュール以外の設備費を171万円から引いてみればこのコストが計算できます。接続箱は3万円から12万円、パワーコンディショナーは23万円から40万円ほどでした。平均の金額を引くと132万円となりこれを39で割ると、実際の発電量100W当たりの単価が計算できます。
(1716000-390000)÷39=34000円
注意すべきことは地域により日照時間が異なるでしょうからカタログ上の総出力がどれだけ必要かはそれぞれ異なるでしょう。一応、定格出力あたりも計算してみます。
(1716000-390000)÷35=37885円

経年劣化等考えると、現在の電気料金体系及び送電線システム上で意味がある金額としては100Wあたり3万円以下でないと意味がないように思います。ただし仮に太陽電池システムが全世帯、全事業所に普及した場合は、自然エネルギーの不安定さにより、送電システムが持たないでしょうから、バッテリーも考慮にいれる必要があるでしょう。
   太陽電池とリチウムイオン蓄電池を連携させるシステムバッテリーを導入する場合は上記のページによると、リチウムイオン蓄電池ユニットは121万8000円、パワーステーションは67万2000円。パワーステーションはパワーコンディショナーと共通にできると仮定して
(1716000-1608000)÷39=2769円
となり、定格出力でいうと出力1キロワットのパネル当たり約2万8千円と、更に10分の1のコストでないと意味がないことになります。

また、バッテリーを使って完全独立型にする場合は、蓄電池への充電及び放電ロスがありますから、システム全体の規模は鉛蓄電池を使用する場合、二倍は必要になります。
※鉛蓄電池の充電及び放電の効率は70%なので、充電したものを使う場合、49%に減ってしまう。
  発電方式別の発電コストの比較
更に火力発電の代替として利用できるためには、発電原価は火力発電ほどでなければ化石燃料の無駄遣いということになります。
発電原価を上記のページから8円と仮定すれば
3900 kWh×20年 ×8円/kWh=624000円

この場合の100W当たりの単価はバッテリーなしで
(624000-390000)÷39=6000円

と現在の10分の1の価格でないと意味がないことになります。
さらに独立システムにしようとすると
624000-1608000=-984000円

とマイナスとなり、太陽電池パネルのコスト改善だけでは火力発電の代用となる太陽光発電システムは不可能という結論になります。接続箱、パワーコンディショナーは金額が知れているので、残りは蓄電システムのコスト改善をするしか方法はないことになります。

 太陽電池パネルについて以下のページを参考に考えてみます。
  太陽電池
上記ページによると多結晶太陽電池は厚さが200μmほどで(技術革新でどんどん薄くなっているようですが)、薄膜系は0.5 μmほどのようです。必要なシリコン量は薄膜太陽電池は多結晶タイプの400分の1です。
  太陽電池モジュールラインナップ
    住宅用太陽光発電システム
上記ページによると薄膜太陽電池モジュールは100Wあたり6万円ほど、多結晶シリコンのモジュールは7万円ほどのようで、現在の技術では、薄膜にすること自体がかなりのコストのようですが、技術革新により安いコストで薄膜太陽電池が作れれば太陽電池パネルのコストダウンは技術的な可能性はあるとは考えます。ただし、薄膜の太陽電池は寿命が短い傾向のようですので、薄膜太陽電池の場合更に低い額でないと意味がないように思います。
蓄電池のコストダウンは可能か考えてみます。
   鉛蓄電池
上記のページから考えて、電気を溜めるには、一定の材料が必要であることが読み取れます。すなわち、一定の電気を溜めるには電池の蓄電物質について一定の質量が必要で、技術革新によって太陽電池パネルのように400分の1まで減らせる余地はないと考えられます。

結論
現時点では電気料金から考えて、太陽光発電は無駄であるのは言うまでもないことです。
現在主流の利用方法では、100Wあたり3万円以下の太陽電池パネルなら電気料金的にまあ意味があると言え、この場合も現在以上に太陽電池システム利用者が増えれば破綻をきたし、火力発電所の代わりのためには、パネルのコストは少なくとも10分の1のコストダウンが必要で、発電量の不規則変動に対応しようとすると、バッテリー製造のための必要な質量から考えて、大規模太陽光発電所は実現不可能と考えられます。

****************************

以上、ここのHPの常連、HN  guyver1092 さんから投稿して頂いた大作です。
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【2012/03/23 00:01】 | 太陽エネルギー トラックバック(0) |

蓄電装置が無ければ・・・
雑草Z
 非常に手間のかかる試算、有難う御座いました。 

費用対効果から考えれば、残念な結果になった訳ですが、これは、エネルギー産出比(EPR)から考えても、エネルギーの無駄になるだろうと考えていい訳ですね?

結論の
>現在以上に太陽電池システム利用者が増えれば破綻をきたし、

の部分が大問題ですね。
太陽光発電は、発電利用者が少ない場合は、発電量はノイズとして役に立たないけれど、多くの利用者があれば、使いものになるという謳い文句もありますが、利用者が増えても破綻をきたすという事ですね。結局、充電・蓄電装置が無ければ役立たずと言う事になりましょうか?


エネルギー産出比
guyver1092
 近藤邦明氏のホームページでも見ましたし、室田武氏の本でも読みましたが、工業製品はの値段はほぼ、消費した石油の量に比例して高くなるそうです。(近藤氏のホームページには、使った資源の希少性によるプレミアムも入るとありました)
 自分で、元データまで調べたわけではありませんが、エネルギー産出比から考えても無駄遣いであと言えるでしょう。

 リチウム電池との連携のリンクが切れてしまっていましたので、同内容のページを貼り付けます。

http://news.mynavi.jp/news/2012/02/24/018/index.html

 欧米では、蓄電池がないと太陽光発電の売電が出来なくなっているとの記事も見つけました。以下に貼り付けます。

http://jyusetsu-navi.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-b239.html

 太陽光発電について、有意義な使い方は、現在でもある、山小屋等を電化するとか、離島等しかないのでしょうか。
 とりあえず思いつくのは以前にも議論した、ため池ついで発電に使えそうな気はします。

http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-577.html#comment


雑草Z
お返事有難う御座います。リチウム電池との連携のリンクの部分はご紹介のページに変更させて頂きました。

>工業製品はの値段はほぼ、消費した石油の量に比例して高くなる

現代の石油中心の工業においては、ほぼそのような事が言えますね。近藤邦明氏も色々な試算により、技術革新が進んでも太陽光発電は、資源とエネルギー(石油)の無駄遣いになると論じています。室田武氏もほぼ同じような事を言ってます。

>太陽光発電について、有意義な使い方は、現在でもある、山小屋等を電化するとか、離島等しかないのでしょうか。

他にミニソーラーの電卓とか、懐中電灯とかでしょうか?
ホームセンターで安く売っているミニソーラーは、庭などに置いておくと夜、かなり遅くまで光っています。あの充電も凄いなと思います。ああいうのを見ると太陽光発電も小規模システムなら色々役に立つと思われます。あの充電システムはどうなっているのでしょうか?
(充電と言うよりも光を貯めて置くように感じます。)

guyver1092さんは

>大規模太陽光発電所は実現不可能と考えられます。

と結論されてますが、小規模太陽光発電の費用対効果についてはどうでしょうか?(難しい質問で済みません。)

小規模太陽光発電
guyver1092
本当に難しいですね。今現在の価格で言えば、離島、山小屋等の、送電線路から遠いところ以外は、石油の無駄遣いだと考えます。
 将来、現在の10分の1の価格になった場合では、昼間に使う電気プラス昼間にしておける作業で消費する電力分のパネルを各自で購入し、売電はしないなら、意味がありそうに思います。

Re:小規模太陽光発電
雑草Z
    guyver1092さん

 小規模なパラボラ(3次元的パラボラでなく、2次元的パラボラの焦点に熱電素子などを通す・・・この場合レアアースは必要ないですね。・・さらに、湯を沸かせる事によるコジェネも期待出来ます。)は可能性があると考えています。屋根受光面全部に太陽光パネルを使う事を考えれば捕捉手段に因らず限界が計算できますが、パラボラを用いれば、受光面全面に必要なのは反射板(鏡)だけですからね。

パラボラの利用の可能性について、guyver1092さんはどう思われますか?・・近藤邦明氏にもお伺いしたいところです。

Re:パラボラ
guyver1092
 私の能力を超えていますね。これはかなり高度な専門知識をもって、エネルギー産出比を計算し、有意義かどうかを判断しなければならないでしょう。
 山勘でよければ、パラボラで集めた太陽光で電気を作る事にこだわらず、直接出来ることをしたほうがよいと思います。例としては、ソーラークッカー、スターリングエンジンで動力を得る、非電化冷蔵庫に吸収式冷凍機を組み合わせる等です。当然、エネルギー産出比は計算すべきですが。

Re:Re:パラボラ
雑草Z
私も山勘で話して申し訳御座いません。しかし

>パラボラで集めた太陽光で電気を作る事にこだわらず、直接出来ることをしたほうがよいと思います。

はその通りでしょうね。

ソーラークッカーはよくある話ですが、スターリングエンジンで動力を得る、と言うのは中々いいアイディアですね。外燃機関ならではのフレキシブルな使い方です。
そういう意味の一つとして、断面がパラボラの樋型の焦点に管を通してソーラー温水器として、一緒に熱電素子で太陽熱発電をするのはコジェネで効率的か・・?と。私のアイディアではないのですけどね。
EPRや費用対効果を調べる時は、パラボラの受光面全体で考えなければなりませんが、面ではなく線で発電するのは有効かと考えます。

 太陽光発電だけではなく、風力や水力、光合成など広い意味で地球では太陽エネルギー、若しくは、地熱しか、半永久的なエネルギー源はないですからね。
 迂回して電力に変換するのではなく、直接使得る部分は出来るだけ直接使うべきですね。
迂回して電力に変換した挙げ句に、さらに迂回してバッテリーに貯め込むのはかなりエネルギー効率が悪いですね。
現代浪費社会を反映しています。
 余談ですが、私も結構夜型の人間ですが、夜型の生活は改めるべき時が来ているのかもしれません。

ソーラー外灯
地下水
 小型のソーラー外灯が、なんと348円であった。太陽電池とLEDと充電池とセンサーが付いて、この安価である。庭の畠に挿しておくと、夜になると勝手に夜中中照らしている。時代が代わる気がしている。

Re:ソーラー外灯
雑草Z
    地下水さん

 私もそのソーラー外灯は、素晴らしいなと感じました。
この上の 2012/03/28(Wed) のコメントに書いた

>ホームセンターで安く売っているミニソーラーは、庭などに置いておくと夜、かなり遅くまで光っています。あの充電も凄いなと思います。ああいうのを見ると太陽光発電も小規模システムなら色々役に立つと思われます。あの充電システムはどうなっているのでしょうか?

は、正に地下水さんが仰るところのソーラー外灯の事です。
この3月に友達の家の庭先で夜光っていたので、尋ねたところ、ホームセンターで数百円で購入したと答えたので、驚きました。この技術を用いれば、家の中の夜の照明くらいは簡単に賄えそうですね。

私は太陽光は基本的には植物の光合成に使うのがベストだと考えていますが、屋根の上などのスペースは、この手のソーラーを使うのもいいと考えています。
この技術革新は凄いかも知れませんね。

この技術に関して、何か情報をご存知なら教えて下さい。

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2009-06-09 00:03
 地球上で永続的に使えるエネルギーは太陽エネルギー(・・風力やバイオマスを含めた広義の太陽エネルギー・・)しかありません。(【代替エネルギーの条件】)だから、その太陽エネルギーの有効利用法を科学的に研究して行く事に反対ではありません。どんどんやるべきでしょう。・・・しかし、結論は見えているのではないでしょうか?

先ず、色んな大げさな技術を使う前に、太陽光を他のエネルギーに変換せずにそのまま使うと言う古来よりのパッシブソーラー的な利用方法が基本でしょう。太陽光発電のように、贅沢な2次エネルギー、電気エネルギーに変換する事には慎重であるべきでしょう。・・地下資源なども沢山消費する訳ですから・・・


太陽光エネルギーを変換して貯めようと考えるなら、光合成が抜群の方法であり、それ以外の方法は邪道でしょう・・・

光合成は完璧です。・・・・・・

先ず、材料が水と二酸化炭素である事。そして、生成物が太陽光エネルギーを取り込んだ炭水化物と副産物として酸素。材料も生成物も全て自然を循環する物質です。・・・完璧です。
そして、凄い事に、この太陽エネルギー捕捉システムを行うのが植物体で、それ自体有機物で出来ていています。役割を終えれば全て自然の循環に回るのです。人間が地下資源を使って作った大げさなシステムのように廃棄に際して環境汚染を心配する必要は全くありません。・・・完璧です。

まだまだ凄い事があります。
この蓄エネルギー物質=炭水化物 は食べる事が出来るのです。・・・素晴らしいではないですか!!  人間が作った蓄エネルギーシステムで溜めこんだエネルギー物質は勿論食べる事は出来ません。・・・毒物でしょう(笑)。・・・それに対し、光合成生成物は食べてそのまま活動のエネルギー源になる・・・完璧な理想の蓄エネルギー物質です。

そして、さらに人間が作った蓄エネルギーシステムにはない非常に素晴らしい事があります。それは、植物が炭水化物を使って、体の素材になるマテリアル・・・環境汚染せずに完全に分解する物質・・・アミノ酸からタンパク質を作る事です。・・・完璧です。

殆ど、炭素原子C , 水素原子H , 酸素原子O , 窒素原子N だけで
太陽エネルギーを蓄積し、食物を作り、生命体を作る光合成
・・・完璧過ぎます。こんなシステム誰が考えて作ったのでしょう!?・・・まさに神業です。 

これから人類が科学の力で太陽エネルギーの有効活用を考えていけば、・・・効率がよく、材料も生成物質も出来るだけ地下資源を使わず自然に沢山存在するもの。そして、そのシステム自体も廃棄の際に自然に分解して環境を汚染しないもの・・・・となるでしょう。
つまり、光合成に近づこうとする事が完璧な蓄エネルギーシステム構築に繋がる訳です。
だから、光合成のシステムをしっかり解析する事が、完璧な蓄エネルギーシステムを作る鍵になるでしょう・・・・しかし、そうしたところで光合成を超える事は不可能でしょう・・・と言うより、そんな努力をするよりも、植物の光合成をしっかり出来る環境を破壊しない事、整える事、が最良の方法でしょう。

現在の科学技術は、エコと称して光合成の足元にも及ばない、不完全で高価で環境負荷の大きな「おもちゃ」を作っていると言えましょう。

何から何まで完璧な太陽エネルギー捕捉システム・・・・神業;光合成 を謙虚に利用する・・・それこそ真の科学の結論であると言えましょう。
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【2009/06/09 00:03】 | 太陽エネルギー トラックバック(4) |


ブーゲンビリア
おはようございます。
別所温泉と無言館に行って来ました。
これから写真をたくさん載せますので、気が向いたときに見に来てください。

緑の四角いところだけ、ポチっとしていきます。(笑)

初めての訪問です。。。
A.S.
初めての訪問です。
確かに光合成は完璧かと思います。
しかし、アマゾンの森然り、緑が人口比少なすぎる(人類が増加しすぎた)ということを考えると、他の手も講じていく必要があるように感じます。
私の方からリンクを張りますので、相互リンクが可能であれば嬉しいですね。。。
By A.S. on Jun 9, 2009

ここは掲示板ではありません。
雑草Z
    ブーゲンビリアさん

 2度目のコメントですが、前回と変わって随分酷いコメントですね。
 何を勘違いされているのか分かりませんが、記事に関するコメント無しで御自分の近況や御自分のサイトの宣伝をされているだけではスパムに近い失礼なコメントかと思います。

最後に(笑)・・・と書いている馴れ馴れしい感覚にも付き合えません。


他の手段?
雑草Z
    A.S. さん

 初めまして・・。
>緑が人口比少なすぎる

と言う事は致命的です。それは持続可能ではありませんから、修正するべきです。

>他の手も講じていく必要

と書かれていますが、具体的にどのような方法を想定されていますか?

 光合成よりいい方法はないし、それ以外の方法にあまりに躍起になっている現代の方法論が間違っていると言う事を主張している積りです。

まさに神…
でなしNo.146
僕も、自然界に溢れている恒常性を維持し循環を可能にする奇妙な偶然達にたびたび驚愕します。

学生時代、光合成については相当勉強しましたが、まさに「神」が創ったような完璧すぎる機構と言えます。

人口比に対して緑が少ないのは明らかですから、人口を減らすか、緑を増やすか、もしくはそのどちらも。という方法が一番手っ取り早いですね。

宗教じみた話は好きではありませんが、自然界において、その隅々まで計算しつくされたような循環システムを目の当たりにすると「神」の存在を感じずにはいれません。


BEM
確かに地球には人間が溢れてしまいましたね。
身の周りで作られるものを獲ったり育てたりしているうちは、光合成によってできたもので生活ができたんでしょうに。

それを地道に育てることを良しとしなかった一部の西洋人が、地球をぼろぼろにしたような気がします。

光合成については中学生程度の知識しかありませんが、雑草Zさんの言われることは理解しているつもりです。
太陽エネルギーだけでも人間は生きられるのですよね。
いや、そうしている人の方が幸せかもしれないと最近感じます。

まさに神業・・
雑草Z
    でなしNo.146 さん

 人間の科学技術は、光合成の足元にも及びませんね。・・植物の光合成はあまりに完璧です。

>他の手も講じていく必要

と書いたA.S. さんのご返事がない所に、でなしNo.146さんが、

>人口を減らすか、緑を増やすか、もしくはそのどちらも。という方法が一番手っ取り早い

と言う事を書いて下さいましたが、
『てっとり早い』・・・と言うだけではなく、この方法が最良の解決方法で、それ以外の方法は、持続可能な社会を望めないと思いますが、如何でしょうか?
・・それ以外の方法を科学技術で模索する様はまさに科学技術妄信と言えましょう。



光合成起源のものだけで生きる。
雑草Z
    BEMさん

>身の周りで作られるものを獲ったり育てたりしているうちは、光合成によってできたもので生活ができた

それこそ、持続可能な生活様式の基本でしょうね。


>それを地道に育てることを良しとしなかった一部の西洋人が、地球をぼろぼろにした


その通りですね。彼らこそ地球の癌細胞でしょう。今は西洋人だけではなく世界中の民族に転移していますね。・・・非常に危険です。


>太陽エネルギーだけでも人間は生きられるのですよね。

と言うか、前回の記事
【太陽光発電は太陽エネルギー捕捉手段として適切か?】
にも書いたように、太陽起源のエネルギーしか持続可能なエネルギーはありません。


>そうしている人の方が幸せ

全く同感です。そうすれば、人間がこんなに地球の環境を悪化させる事もなく、世界同時崩壊の危機なんてもなかったでしょうね。






もちろん。
でなしNo.146
>それ以外の方法は、持続可能な社会を望めないと思います

僕もそう思います。

科学技術が発展したところで、循環を可能にするようなシステムを構築できるとは思えません。

科学の歴史において、循環させるという視点に立った時に基本的にゼロサムにすらできたことはありませんよね。(まぁ僕が知っている中でですが…)

いつだってマイナスですからね^^;

科学技術での解決を追求するかぎり、回り道でしょう。

なんだか、人類はさんざん回り道をして、結局、「ムリなんだ…」と気づくような気がしますね。

科学技術での解決を追求限り、逆効果
雑草Z
    でなしNo.146 さん

>科学の歴史において、循環させるという視点に立った時に基本的にゼロサムにすらできたことはありませんよね。

一般の科学技術・・即ち、石油や地下資源を使う工業的方法と言う意味においてですね。
広義の科学、真の科学と言う意味において・・・自然の摂理を理解する事を目標とし、その循環の手助けをするという、自然の補助的な科学であれば、ゼロサム以上を望めますね。

 つまり先住民の自然に対する知恵のようなものです。
・・これからの科学はこの方向・・・真の科学の方法に行くでしょう。

>人類はさんざん回り道をして、結局、「ムリなんだ…」と気づくような気がしますね。

そうですね。本当は気付いている人が沢山いるのに、自然を克服しよう・・・などと言う野心を持った愚か者が、自然をコントロールしようなどと、軽薄な工業的科学技術を用いて自然を破壊して行ってますね。

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2009-06-05 00:02
 地球は、外部との物質の交換は殆どしないけれど、エネルギーの交換はする閉じた系・・・と考えられますので、
物理の基本法則 ; エネルギー保存則と、エントロピーの法則
から必然的に導ける事は、
 地球で半永久的に利用できる持続可能なエネルギーは太陽エネルギーしかないと言う事になりましょう。だから、石油エネルギー時代のあとは、広義の(風力やバイオマスを含めた)太陽エネルギーの時代になるしか道はないでしょう。この事は以前【代替エネルギーの条件】で論じました。しかし、太陽光発電や風力発電、バイオマスエネルギーは、現在、様々な環境問題を引き起こしています。資源の大量消費=浪費 や廃棄物の処理の問題もシビアです。科学技術で改善して効率化を図っているとは言いますが、技術には限界があります。太陽エネルギーは、拡散して不安定なものですから、これを捕捉して使えるようにする為には、多くの仕事と資源の投入が必要です。
 現在、太陽光発電はブームになっています。しかし、屋根の上に置いた太陽光パネルでは、たとえ屋根の上全部にパネルを敷き詰めたとしても、現在の家庭のエネルギー需要は全然まかなえません。・・だとすると、太陽光発電を使うとしても、どのように使うかも考える必要があるでしょう。電気エネルギーは高品位で2次、3次の贅沢なエネルギーです。【電気エネルギーの正しい使い方】に書いたように、電子機器や照明など電気エネルギーならではの用途に限定して使わなければ、エネルギーの浪費につながります。暖房などは、パッシブソーラー・・・つまり、太陽熱を受けて、逃がさないように蓄熱する仕組みで十分でしょう。・・パッシブ・ソーラー・・受身のソーラーシステム・・・なんて表現をしなくても古代より為されていた事です。現在のほうが蓄熱素材がしっかりしていて、より効率的に蓄熱出来るでしょう・・・しかし反面、素材に人工物質や地下資源を用いて、資源の浪費や環境汚染に繋がっているでしょう。
太陽光で発電しても使うのは夜、・・・と言う事が多いでしょう。特に照明機器はそうなるでしょう。・・・つまり、蓄電システムも必要になります。蓄電システムは、更なる資源の無駄遣いで、環境汚染の原因にもなります。
 一般に太陽光発電のEPT(・・Energy Payback Time・・・そのエネルギー産出システムが、ライフサイクルで投入されるエネルギーを、そのシステムでどれくらいの期間で算出できるか・・・という時間・・・つまり、エネルギー的に元を取れるまでの時間)は、技術の進歩で1~3年にまでなったと言われていますが、それは机上の空論に近く、それより遥かに時間がかかるでしょう。何故なら、天気の不安定やパネルの汚れなどによる変換効率の低下だけではなく、太陽光発電にしても風力発電にしても、後出しじゃんけんのように、後から後から、出力平滑化用の蓄電装置が必要です、(大規模の場合)揚水発電所も必要です・・・とコスト 及び投入エネルギーは膨れ上がるばかりです。それに伴ってEPTも長くなるのは明らかです。途中でもっと効率のよい太陽光発電システムに「エコ替え」なんて言ったら、さらにエネルギーと資源の投入が増える一方です。EPTは出せない・・・つまりエネルギーをペイバックする前に太陽光発電は壊れてしまう可能性も大きいでしょう。「エコ替え」したばっかりに、交換前のシステムは、(コスト的には勿論、エネルギー的にも)元を取れなかった・・・つまりEPTは出なかった・・と言う例は枚挙に暇がないでしょう。

太陽光や風力の利用を否定はしません。否定どころか、先に述べたように、太陽光エネルギーが唯一の持続可能な石油代替エネルギーです。しかし、代替方法が太陽光発電・・・と言うところに疑問を感じます。
太陽エネルギーの捕捉方法として、発電して高品位の贅沢な電気エネルギーにする必要があるのでしょうか?・・・・発動であれば、風車や水車のほうが遥かに効率的でしょう。

 それに何より光合成と言う完璧なシステムを持った植物があるのに、太陽エネルギーの捕捉の為に科学技術を結集する必要があるのでしょうか・?・・光合成に関しては、このサイトのテーマでもあり、これまでにも何度も言及していますが、光合成の素晴らしさについては、何度でも言及する価値がありますので、次回もう一度しっかり描かせて戴きます。




  参考文献

温暖化は憂うべきことだろうか ; 近藤邦明
新石油文明論 ; 槌田敦
熱学外論 ; 槌田敦
エントロピーの法則 ; ジェレミー・リフキン


因みに近藤邦明氏は、太陽光発電に対してはきっぱり否定しています。・・・そのスタンスに大体共鳴しています。

近藤邦明氏のサイト <『環境問題』を考える> の 
     【太陽光発電電力高値買取に反対する】
をご覧下さい。定量的な事に関してもしっかり言及されています。
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(少しだけのときは片方、かなりのときは両方)

【2009/06/05 00:02】 | 太陽エネルギー トラックバック(0) |


Anthony
オール電化とIH推進が、嫌~~~~




>オール電化 はエネルギーの浪費
雑草Z
    Anthonyさん

 オール電化がクリーンだと言うのは、使うときの話で、発電所では決してクリーンではありませんね。
 オール電化なんて言ってると脱原発も出来ませんね。
以前記事に致しました。
【オール電化住宅】
http://zassou322006.blog74.fc2.com/blog-entry-52.html

IHに関しては、関心がなかったので良く分かりません。悪しからず・・まあ、注意しなければならないでしょうね。


結局電気が必要?
BEM
結局太陽光発電というのは太陽エネルギーを電気に換えるだけの話ですよね。
その太陽光発電のパネルというのも日本製はかなり効率が向上しているとはいえ、やっぱりロスはありますよね。
太陽からの熱をそのまま湯沸かしに使ったり、反射の熱でタービンを回して発電するというのもありますが、いかんせん曇っていてはNGという不安定なものではありますが、北海道や北国の大雪を融かすエネルギーと言うのは凄いものだと感じます。

こんな時間にパソコンに向かっていながらなんですが、やはり省エネルギーは真っ先にしなければいけないことですよね。
夜型から朝方にというのはいつも直さなきゃ。と反省する毎日なんですが、なかなか直りません(^^;

電気に換えると無駄が大きい
雑草Z
BEMさん

 いつもコメント有難う御座います。

>やっぱりロスはありますよね。

エネルギーは、変換するとき、蓄えるときに大きくロスします。太陽光発電も例外ではありませんね。・・・わざわざ高品位の電気エネルギーに変換、蓄電して、発熱装置として使うのは愚の骨頂かと思います。

>いかんせん曇っていてはNGという不安定なもの

そうですね。それから埃がたまっても効率は悪くなりますね。高緯度地方や雪国では難しいと思います。・・・日本では、九州南部や沖縄なら可能性もあるかも知れません・・・。

>やはり省エネルギーは真っ先

全くその通りだと思います。エコだなんだ言っても、日本でもまだまだエネルギーは湯水のごとく無駄遣いしていると思います。節約だけで半減も簡単に出来ると思います。


Anthony
IH は、高出力だけど、そのぶん電力を使う。

鍋全部を熱するという、効率の悪さ!


その上、電磁波がエグイ。

僕は、IH機器の近くに寄るだけで頭痛がする。健康被害でいえば、携帯電話どころでは、ないよ。



調理に電力を使う??
雑草Z
    Anthonyさん

 IHに関する情報及びご意見有難う御座います。
IHに関しては、先にも書いた通り、関心がなかったので良く分かりませんが、調理に電気エネルギーを使うと言う発想は基本的に間違っていると思います。

太陽電池革命か
地下水
次の研究で太陽電池も有望である事がわかります。
 岡山大学の池田直教授の希土類含有酸化鉄の太陽電池への応用は驚異です。
 「1平方メートル当たりの製造コストが数百円という世界に類を見ない安価な太陽電池を作りたい。光吸収率は既存のシリコン製太陽電池の百倍から千倍で、雨天や夜間でも赤外線からの発電が可能になる。2015年までの実用化を目指す。」(2011年10月山陽新聞発表、岡山大HP確認)
 これが実現したら原発を撤廃する力になるかもしれませんのでアシストしたいのです。基本が酸化鉄ですから形状が選べる可能性があり、ガラスの危険性も減るかも知れません。



あさぎまだら
わたしは山形なので、ソーラーは夏以外には無駄だと考えております。
我が家にはよく屋根にソーラーを取り付けないかといったセールスが参りますが、取り付けた時点ではいいのかもしれませんが、もちろんそれは手入れというもの(掃除)が大切で・・・。サービスとして業者が毎年やってくださるなら話は別ですが、以後は個人の手入れ次第という問題が発生します。
我が家は3階建てなので、掃除をするにも櫓を立てなければならないために一生取り付けたままになってしまうんですよ。
休耕田ももちろんあちこちにありますが、そこへ太陽パネルを設置した場合、草木も生えない土地に至ってしまうといった農家の懸念があるようです。


Re:太陽電池革命か
雑草Z
    地下水さん

 いつも当該の記事まで遡ってのコメント、感謝致します。

もしも、岡山大学の発表の通り

>1平方メートル当たりの製造コストが数百円という世界に類を見ない安価な太陽電池
>光吸収率は既存の シリコン製太陽電池の百倍から千倍で、雨天や夜間でも赤外線からの発電が可能になる。

であれば、素晴らしい技術ですね。問題になるのは、希土類含有酸化鉄の希土類を資源として確保出来るか、採掘時に環境負荷が大きくないかと言う事くらいになりましょうか?

特に

>雨天や夜間でも赤外線からの発電が可能

の部分が画期的に感じます。ただ、赤外線でどの位発電出来るかが鍵でしょうね。

非常に疑問に感じる部分は、

>光吸収率は既存の シリコン製太陽電池の百倍から千倍

と言う部分です。この表現からすれば、既存のシリコン製太陽電池は、光吸収率は1%未満だった事になりますね?光吸収率をどのように定義しているかにも因りますが、今までの技術はそんなに酷い技術だったのでしょうか?

 近藤邦明氏著 『誰も答えない!太陽光発電の大疑問』
には、
「今後、太陽光発電パネルにどのような技術的な改良、あるいは技術革新が為されたとしても、実行発電効率が飛躍的に改善される事はない」
とあります。また近藤邦明氏は別な著書で、
「エネルギー技術において、利用するエネルギーと捕捉手段が決まれば最大効率、つまり技術の上限は定まります。」
と、言及していますが、全くその通りだと思います。
つまり、現在ある太陽光発電システムが、物理的な最大効率の1%未満で無ければ、岡山大学の池田直教授の太陽電池革命はあり得ない事になりますね。

 そこの部分どうなんでしょうか?近藤邦明氏にも見解を頂きたいところです。

当方は、植物による光合成が、光のエネルギーの最高の有効利用法であると考えています。

Re:Re:太陽電池革命か
地下水
 済みません確かに岡山大のHPにしては変な話です。現行でも発電で20%で光吸収率はそれ以上なので、5倍も吸収率が上がれば100%を超えてしまいます。山陽新聞が書き間違えたのでしょうか。
 思うのは、光吸収率は書き間違いで、単位厚さ当たりの光吸収係数が百倍から千倍で、厚さを百分の1から千分の1にできると言う事の様ですね。(^^;

 私も福島周辺の農地や緑地の除染が最優先だと思いますし、植物を吟味して外国の乾燥地帯を緑化し、樹種を吟味して穀倉地帯に縞模様に植林し、また鉄理論で磯焼けから海藻を再生して、地球の緑の量を増やすのが、太陽エネルギーの最良の活用法だと思います。


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2008-10-21 00:02
前回【太陽エネルギーを貯める究極の方法】で光合成による炭水化物(デンプン、糖類)が最も優れた太陽エネルギーの蓄積方法であると述べました。今回はこの炭水化物を燃料として使う発動機(エンジン)の中でどれが最高のエンジンかを論じたいと思います。
現在様々な光合成生産物・・・バイオマス資源から、バイオマス燃料が開発されています。バイオエタノール、バイオメタノール、バイオディーゼル、バイオガス、ペレット燃料・・・それを用いる発動機にはガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、などがありますが、バイオマスに最適の発動機(エンジン)はどれでしょうか?
考える余地もなく、生物体に違いないでしょう
生物は、バイオマスを食糧として食べて、それによって自分自身の生命体を維持してかつそれを活動のエネルギーにします。・・・まさに一石二鳥です。
それなのにわざわざバイオマス燃料をガソリンエンジン、ディーゼルエンジンに入れる必要がありましょうか?
ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンは大げさです。鉄などの地下資源も使っています。このガソリンエンジンやディーゼルエンジンに資源作物、飼料作物、でんぷん系作物等バイオマス燃料を用いれば、食料が減ってしまう事が現在問題になっています。つまり植物をバイオマスとして利用すると、食物連鎖の始まりの部分の食糧作物が減ってしまいます。
・・じゃあ、廃棄物系バイオマスを利用したらどうでしょう?家畜糞尿、食品廃棄物、建設廃材、下水汚泥、生ゴミ等・・・確かにこれは、未利用の植物体を使うよりはいいかも知れません。しかし、それとて、生態系の循環を断ち切る事になるでしょう。
 すなわち、それらを食べて活動のエネルギー源としている菌類、細菌類の段階をカットすることによって、生態系の循環が絶たれるでしょう。具体的には家畜糞尿、食品廃棄物、建設廃材、下水汚泥、生ゴミ等がバイオ燃料として燃やされて直接水や二酸化炭素になると、植物の有機養分となる部分などがショートカットされてなくなるのです。
・・・・自然、生態系の循環は、不思議なくらいうまく繋がっていて、人間がむやみに切断したりショートカットして、しっぺ返しが来た例は枚挙に暇がありません。農薬、殺虫剤、などがその典型例でしょう。
だからこそ、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン・・・さらに新たなエンジンを開発・・・などと言う事よりも、開発の必要のない完璧なエンジン ;生命体 に炭水化物は使うべきです。必然的にそのエンジンを使って出力は人力、畜力・・・と言う事になりましょう。・・・・それで不便でしょうか・・・まあ、現在の石油文明を想像するから不便に感じるかも知れませんが、人類はそれに合わせたエネルギー体系を作り得るでしょう。その限られたエネルギーで効率よくやっていく・・・と言うのも人間の知恵の見せどころでしょう。
来るべき太陽エネルギーの時代には、勿論小規模の水車や風車なども使われるでしょうが、蓄エネルギーは光合成が主になり、炭水化物を燃料とした生物体エンジン中心の時代に戻らざるを得ないでしょう。

※ 初期の頃の記事【最高の組み合わせ】に同じような事を多少違った観点から書いています。
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【2008/10/21 00:02】 | 太陽エネルギー トラックバック(0) |


Anthony
ウチのブログに「天然カス自動車」を走っているのを発見した人から投稿がありました(笑)P



http://anthony3b.blog108.fc2.com/blog-entry-1558.html

「ガス」じゃなくて「カス」ですか??
雑草Z
    Anthonyさん


「天然カス」とは、喰いカスや耳カス、人の垢とかですかね?

 それを自動車の燃料にするのも悪くないかも知れませんが、やっぱりそれらの「天然カス」は、本文にも書いたとおり、菌類、細菌類の栄養分にすべきでしょうね(笑)


PS 復帰されて嬉しいですよ。  


Anthony
復帰しましたが、まだまだ本調子ではありません。

ここは、踏ん張りどころです


P


完璧ですね。
おかっぱ頭
 光合成のしくみを授業で学んだのは小学校の高学年の頃だったでしょうか。光のエネルギーというのは判るとしても、二酸化炭素と水から、と習った時に、「えっ!二酸化炭素から!!凄い!!」と驚いた記憶があります。私達生物が活動できるエネルギーはこの光合成によってまかなわれている訳ですね。
太陽、植物、生物、細菌、空気、水、・・・その大きな循環の中に人工物質は全く必要ありませんね。
光合成を初めて学んだ頃は家に車もありませんでしたし、燃料も薪、練炭、豆炭、炭でした。その数十年後に地球の存続が危ぶまれるとは夢にも想像できませんでした。その鍵を握るのがこの光合成と知って、また新たな驚きです。


気楽に踏ん張る
雑草Z
    Anthonyさん

 あんまり根を詰めずに、心掛けは「適当に!」
まあ、そう言う訳にも行かないから疲れるのでしょうけど。
スパムに近いコメントなんかはしっかり相手にせずに、適当にあしらうのもいいかも知れません。
 自分のHP、好きにやりましょう。お互いに。

完璧です。
雑草Z
    おかっぱ頭さん

>私達生物が活動できるエネルギーはこの光合成によってまかなわれている

そう、このもっとも大切な基本をしっかり認識すべきですね。生態系の循環のエネルギーは太陽であり、その大きな部分が光合成生産物である炭水化物などがまかなってるわけですね。。
 結局人類はこの光合成生産物のエネルギーを超えられないし、超える必要もなかったのですね。

 ところで、光合成は小学校では、
「太陽の光ででんぷんをつくる働き」程度にしか習わず、そのでんぷんとは何ぞや?と言う事も知らなかった小学生の私は、光合成の偉大さに気づいたのはずっと後の事です。

 光合成の材料が二酸化炭素と水と習うのも中学かと思いますが、もし、おかっぱ頭さんが小学生の頃聞いたのなら、素晴らしい先生ですね。
 学校の理科(生物)の授業では、光合成の晴らしさををしっかり教えて戴き、炭水化物と石油を比較したりして炭水化物の役割をしっかり理解させて欲しいと思います。

 兎も角、光合成は完璧ですね!!

 光合成は、このブログの大きな柱の一つです。



BEM
光合成と太陽エネルギーの蓄積と聞き、最初ピンときませんでしたが、じっくり読ませてもらい、炭水化物として閉じ込めるというのは改めて納得いたしました。
光合成=デンプンということくらいしか最近は光合成を意識したことはありませんでした。
化石燃料が発見される前はほとんどこの方法でエネルギーを得ていたようなものでしょうし、世界の人口も受けられる太陽エネルギー以上のものを使う事はできず、石油を使うまでは人口の急激な増加もなかったのでしょう。

石油枯渇で一番の問題が自動車、電車、飛行機などの移動手段と暖房なのだと思います。以前の雑草さんの記事で「オアシスの水を輸入して売る」というのがありましたが、現代はあまりに物の移動が多過ぎるように思います。
そこには大量に売って儲けようとする人の姿が見えます。
たまに思うのですが、人間ある程度の食べ物と水があれば心臓は毎日動き、何十年も生きられる。ってつくづく凄いことだなぁと思います。そのエネルギー源はおっしゃる通り炭水化物。人間は太陽エネルギーで生きていると言っても過言ではないでしょうね。
本来それだけで充分なんでしょうが、便利さを追求したり、物欲など色んな欲が出て、必要以上のエネルギーを欲するようになってしまいました。それも世界の一部の人間が握っているだけですが。

光合成は偉大なり
雑草Z
    BEM さん

 人類は太陽エネルギーの利用の範疇を超えるべきではないとつくずく思います。

 エネルギーの消費は当然の結果として、人口も経済も石油によるドーピングによって、異常に過剰に拡大され過ぎました。
そして、石油の枯渇によってその打ち上げ花火のような石油文明は終わりを告げるわけです。・・・地球はほぼ閉じた系ですから、持続可能な代替エネルギーは太陽エネルギーしかない事は今までの記事で述べた通りです。だから、太陽が養えるレベル以上は過剰と言う事になりましょう。

>石油枯渇で一番の問題が自動車、電車、飛行機などの移動手段と暖房なのだと思います。

 一番の問題かどうかは置いといても、かなりシビアな問題ですね。・・・結論から言えば、人力中心にするしか方法はないでしょうね。だからこそ、グローバル化は不可能だし愚の骨頂です。

>人間ある程度の食べ物と水があれば心臓は毎日動き、何十年も生きられる。ってつくづく凄いことだなぁと思います。

私もそう思います。人間は動物の一種なのですから・・
それらの炭水化物のエネルギーなどの何百倍もの再生不可能なエネルギーを消費している人間はつくずく馬鹿ですね。

>人間は太陽エネルギーで生きていると言っても過言ではない

 そこのところの基本を多くの人間は理解してないのでしょうか?

>必要以上のエネルギーを欲するようになってしまいました。

 エネルギーに物質的な事も含めて、そこが環境問題の本質なんでしょうね。



 以上、本質を突いた御理解のあるコメント有難う御座います。


Anthony
地産地消

これで、いいと思うんですけれどね。


P

何でも地産地消!!
雑草Z
    Anthonyさん

 そうですね。食物に限らず全ての生活物資を地産地消すべきでしょうし、石油の枯渇によってそうせざるを得なくなるでしょうね。
 必然的に巨大都市は消え、小コミュニティー中心の世の中になっていくでしょうね。
 何か淋しい感じもしますが、現代社会よりももっとゆったりとしたストレスのない社会になりそうな感じも致します。


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2008-10-17 00:01
 前々回、【代替エネルギーの条件】で述べたように、持続可能な石油の代替エネルギーは太陽光だけでしょう。そして【太陽エネルギーの有効な使い方】で、その太陽光エネルギーは拡散しているために、大規模生産システムには不向きで、小規模なシステムに有効と言う事を論じました。

 地上では拡散していてエネルギー密度の低い太陽エネルギーの最も有効な蓄積方法を考察します。現在蓄積方法はどんどん開発されています。それはそれで役に立つ可能性も否定はしません。しかし、新たに開発する必要がありましょうか?

・・光合成による炭水化物(デンプン、糖類)が最も優れた太陽エネルギーの蓄積方法ではないでしょうか?
 保存したエネルギーが、即食べられる、食べられて活動のエネルギーになる・・・と言うのは素晴らしい事だと思います。これだけでも十分に究極の蓄エネルギー方法ではないでしょうか?
当り前の話ですが、石油などから作られた人工食料を除き、食べ物はすべてこの光合成起源の炭水化物が元になっています。
そして、石油と同じようにエネルギー源としてだけではなく、様々な道具にもなり得る・・・って素晴らしいの一言に尽きるでしょう。
『石油のように』と書きましたが、石油から作られた物質が使われ始めてからまだ100年足らずです。・・・・それに比べ、光合成で作られた炭水化物とさらに窒素を用いて出来るタンパク質は人類の歴史の当初のほうからずっと使われ続けています。物質としても使えるエネルギー源の元祖は勿論炭水化物です。
 そして、木や草や骨は・・・石油から作られるプラスチックやビニールと違って、生態系をしっかりと循環するので、勿論環境破壊を引き起こしません。

 人間が考えた太陽光の蓄積システムはエネルギーとして溜め込むばかりで、食べ物にもならないし、道具にもなりません。さらに多くの地下資源を用いて作り、環境破壊を引き起こします。貯める時も使う時もエネルギーの大きなロスが起こります。大げさなシステムなのに、能率は全然よくありません。光合成には全く及ばないではないですか?!!!


 蓄積されたエネルギーが、食物にもなり、エネルギー源としても使え、物質としても使える・・・そしてかつ自然の循環を完璧に回る・・・・こんな素晴らしい光合成の生成物・・・炭水化物こそ究極の太陽光の蓄エネルギー物質でしょう。光合成が太陽光の蓄積のもっとも優れた方法です。

以前の記事【光合成】も見て下さい。・・・私の光合成崇拝(笑・・てる場合ですか!!)が書いてあります。
 次回はこの光合成生成物の有効な利用法を述べたいと思います。
 この辺はこのブログを始めた当初からの私の持論で目標です。
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【2008/10/17 00:01】 | 太陽エネルギー トラックバック(0) |
2008-10-13 00:02
地球は、事実上ほぼ閉じた系・・・外部とエネルギーの交換はするが、物質の交換はしない・・・ですから、持続可能な代替エネルギーは、太陽のエネルギーを使うしかあり得ない・・・と言う事を前回書きました。
・・と、云う事で今回この太陽エネルギーの有効な利用方法について考察致します。
 太陽起源のエネルギーは、直接のソーラーシステム以外に、風力やバイオマスなどが考えられます。
 前々回書いたように「エネルギー環境が文明の骨格を作り上げてきた」と言う事を考慮すると、石油文明から太陽エネルギーの文明にシフトするに際して、文明の方向も大きく変わるに違いありませんし、変わらざるを得ない筈です。経済活動も根本から変える必要があります。・・・それは太陽エネルギーと石油エネルギーにはエネルギー形態としてもかなり大きな違いがあるからです。

 
 石油は、環境負荷を無視してエネルギー効率だけ考えたら、非常に効率の高いエネルギーです。エネルギーが凝集されてストックされています。石油によるエネルギー供給システムはきわめて優れたエネルギー供給システムです。
 それに比べて、太陽エネルギーはクリーンなエネルギーですが、太陽放射は拡散しているので、エネルギーの密度が低く、そのままではパワーも弱すぎます。現代の産業形態のように大量生産するためには、高度に凝集しなければなりません。しかし、太陽光を凝集する為にはエネルギーと資源を大量に使わなければならず、エネルギー産出比[投入されるエネルギー(資源)量に対する出力として産出されるエネルギー(資源)量の比率]が1以下になって、他のエネルギー(石油など)や資源の浪費になってしまいます。
 例えば太陽光発電で現在の日本のエネルギー消費をまかなうには、日本の平地全部に太陽光パネルを置かなければならないと言う試算があります。そんなことしたら膨大な資源の浪費になるだけでなく、太陽光パネルの下では農業も出来ず、食料が不足してしまいます。別の様々な環境問題も引き起こす事は間違いありません。

 このような太陽エネルギーの性質から考えて、太陽エネルギーの有効利用は、小規模なシステムでしょう。例えば小規模な風車、水車(水が蒸発しなければ雨が降りませんから水力も元を辿れば太陽エネルギーですね。)でも、それより有効なのは、人力ではないかと考えます。

 太陽エネルギーで一戸の家を温めたりするのは、省エネ技術との連動で十分に可能でしょうが、大量生産や大きな経済活動、現在の大都市の機能維持には無理でしょう。・・・技術の進歩はある程度までは期待出来ても、エネルギー密度で物理的上限は決まっているのです。
 地上でなく宇宙空間でエネルギーを受け取れば密度が高いから、ソーラー・サチライト[太陽発電衛星]で太陽光を利用するなんて、マッド・サイエンティストと太陽光発電を食い物にしている企業や政治家の発想でしょう。資源とエネルギーの浪費であるだけでなく、大きな環境汚染や危険を引き起こすでしょう。

・・以上の考察により、石油の唯一の代替エネルギー、人間が太古の昔より利用している太陽エネルギーにシフトするにあたって、大規模生産システムは機能しなくなり、必然的に小規模のローカルなシステムになり、それに合わせて経済も人口も縮小しなければならなくなる訳です。
 人口も経済も縮小・・・と言うと受け入れ難い人が多いようですが、それが持続可能な正常な形態であるのです。石炭文明から続く20世紀途中からの石油文明は、石油にドーピングされて人口も工業も経済も膨れ上がり過ぎたバブルだったのです。それが異常な状態だったので、正常な持続可能な社会に戻るだけです。  戻らずに石油文明の大量生産大量消費、巨大経済を維持しようともがけばもがくほど、崩壊のカタストロフィーが強まるだけです。・・・・それに、太陽エネルギー時代は現在ほど忙しい人間性無視の社会ではなく、住みやすい社会であるのではないでしょうか?。

 望むと望まざるとに関わらず、間もなく・・・今世紀中くらいには石油は枯渇し、花火のようなはかない短い石油文明は終わりを告げます唯一有効な代替エネルギーである太陽エネルギーにシフトしなければならない訳です。そしてそれが早ければ早いほど、崩壊の衝撃は少なくて済みます。迂回して別な地下資源に刹那的にシフトしたりすれば崩壊のカタストロフィーが酷くなるだけです・・・原発はその最も危険な代替エネルギーでしょう・・・もっとも石油や石炭無しでは原発も運転出来ないでしょうが・・・。太陽エネルギーへのシフトが遅ければ、社会は大崩壊への道を辿るでしょう・・・。

 次回はこの太陽エネルギーの究極の蓄積方法について言及します。

 参考文献
エントロピーの法則 ; ジェレミー・リフキン
新石油文明論 ; 槌田敦
温暖化は憂うべきことだろうか ; 近藤邦明
 ・・・この本は、CO2温暖化懐疑論だけでなく、環境問題の本質や代替エネルギーに関してしっかり考察されています。
地球環境読本;著者複数・・・別冊宝島編集部編
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【2008/10/13 00:02】 | 太陽エネルギー トラックバック(0) |
2008-10-09 00:01
 石油の枯渇を目前にして、かなり以前より代替エネルギーについて論じられています。・・その中にはどうしようもないような代替エネルギー論がはびこっているので、代替エネルギーのごく当然な基本条件について整理させて戴きます。

 先ず、一般に「エネルギー開発」と言う事に関してですが、エネルギーだって無から有を取り出せる筈はありませんから、自然に存在する使える(エントロピーが小さい状態・・使うべきかどうかは別問題)エネルギーを見つけて、取り出す・・・エネルギーの形態を変換して、使うだけです。エネルギーは保存されますが、使った後は、利用ができない形・・・エントロピーが増えた状態・・・排熱になるだけです。
 だから、地球に存在する地下資源のエネルギーを開発する・・・と言う事は地球にストックとして存在する低エントロピーの有効なエネルギーを取り出して、消費出来るようにすると言う事です。

 石油には無機起源説があり、私も否定はしません。(石炭よりは無機起源かも知れない理由があります。)しかし、
石油は地球内に無尽蔵に存在し、なお生成され続けている
などと言う事がまことしやかに語られていますが、有限の地球内部で無尽蔵の筈が御座いません。例え無機起源で生成され続けているとしても、石油以外の低エントロピーの何か・・地熱などのエネルギーの変換によって生成されているわけで、この石油生成に地球外部のエネルギーを使っていない限り地球内部のエネルギー収支はゼロで、エントロピーが増える分、有効なエネルギーは減っている筈です。・・・。

 つまり、石油の代替エネルギーが、天然ガスだろうがオイルサンドだろうが、原子力であれ、地下資源など地球にもともと存在するエネルギーを使えば、地球のエネルギーストックは減り、エントロピーの廃棄物が増える・・・と言うのは、原則です。熱力学の法則です。
 だから、地球起源の代替エネルギーは、(人類の歴史の長さと比べて)再生不可能で、持続不可能で、何よりも地球を汚染すると言う問題が生じます。

 地球は、孤立した系ではありませんが、事実上ほぼ閉じた系・・・外部とエネルギーの交換はするが、物質の交換はしない・・・です。
 とすれば、持続可能な代替エネルギーは、外部から入ってくるエネルギー・・・太陽のエネルギーを使うしかあり得ないでしょう。(太陽も無限ではありませんが、人類の歴史と比べて無限と考えてもいいでしょう。・・太陽光以外に地球に入射する宇宙線も使えるかも知れませんが、量が少な過ぎますから、太陽光と比べて誤差の範囲でしょう。)
 しかしだから太陽光発電や風力発電、バイオマスが即有効か・・・というと困ったことに現在、有効とは言えない本当の科学的とは言えない方向にも進んでいます。・・・次回太陽エネルギーの有効な利用方法について考察致します。
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【2008/10/09 00:01】 | 太陽エネルギー トラックバック(0) |


Anthony
大量の電力と資源を使って、太陽光発電プラントを...

でも、それでも、長期間使えるのなら、現在の状況よりもいいか...




大規模太陽光発電プラントは無理でしょうね。
雑草Z
    Anthonyさん

 なかなか鋭いところを突いていますね。
太陽エネルギーは拡散していてエネルギー密度も低いから、大規模な太陽光発電プラントを造っても投入エネルギーすら回収できるかどうか怪しいものです。
 実は、その事を次回の記事に書いています。
 またまた先取りのコメントですね。

はじめまして。
さんぽ☆
e-454こんにちはブログでリンクを張っていただいたので、飛んできました。

これからのエネルギーを考える上で「持続可能」というのは、大きなキーワードですね。
ここに次代のエネルギー問題の解決糸口があると感じました
e-265



エネルギーを考える上でのキーワード
雑草Z
    さんぽ☆さん

 コメント有難う御座います。

>ブログでリンクを張って
・・って、一瞬何の事かと思いましたが、さんぽ☆ さんも<自然の摂理から環境を考える>のメンバーの方ですね!?これからも宜しくお願い致します。

>これからのエネルギーを考える上で「持続可能」というのは、大きなキーワードですね。

「持続可能」と言う言葉は、エネルギーに限らず環境問題の大きなキーワードですが、ここの記事で言おうとした事はそんなありきたりの事ではありません。もっと踏み込んで、「持続可能なエネルギーは、太陽起源のエネルギーしか考えられない」と言う事です。その理由も地球がほぼ閉じた系である事から説明致しました。勿論太陽のエネルギーを(人類の歴史と比べて)永遠と考えた場合の事です。

>次代のエネルギー問題の解決糸口

は、太陽エネルギーでまかなえるくらいに縮小すると言う事です。『糸口』と言うより結論です。



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2006-10-06 07:07
 子供の頃は、植物に水をやるのは、動物が水を飲むのと同様、体の水分を保ち、しおれずに、水分でみずみずしくする為、及び植物の体内での物質循環の為だと思っていた。勿論それもあるだろうが、まさか植物が、水に二酸化炭素という、有機物の気配さえないばりばりの無機物から、炭水化物やタンパク質を作っているとは思いもしなかった。

 そう、圧倒的な太陽エネルギーの中で、私が最も素晴らしいと思うものは、植物の光合成だ!そしてその結果出来る炭水化物(デンプン、糖)こそ、最高のエネルギー源、燃料だ!。炭水化物は燃焼しても化石燃料のようにNOx や SOx さえ作らない。
光のエネルギーさえあれば、完璧な可逆変化だ!!!
      
(エントロピーは増大するけれど・・)
 
 この、生命を司るエネルギーは素晴らしすぎる!!
 何せ、材料が、二酸化炭素と水だ!そう、現在地球温暖化の熱暴走の第一の原因として対策を急がれているCO2が原料だ!これほどCO2を減少させるものは他にない!! と、云うより光合成の他にどんな対策があるというのか?光合成以外のCO2対策は、効力が低いし、別な環境問題を引き起こす可能性を秘めている。 第一CO2を固定しても酸素を出さなければ酸素不足になる。そんな技術開発する前に、
植物を増やそう!!!!

 
 そして、光合成で出来るものも素晴らしすぎる!!!!最高にエネルギー効率の良い、炭水化物だ!!。そして、副産物として、な、なんと、酸素を作るのだ!!さらに、光合成で作った炭水化物と、根っこから吸い上げた窒素化合物を使えば体を作るタンパク質まで合成してしまう!!!!ホントに植物様々様様だ!!

 人間は大きな工場でも,炭水化物やタンパク質のような素晴らしいものは作れず、更に、製品と一緒に出来る副産物は大抵はゴミ・・役立つどころか、処理に困るものが多い。それに、作ると言っても実際は加工するだけだ。加工ではなく化学変化で新たな物質を作るときは、本当に有害物質も一緒に出る場合が圧倒的に多い!!!!植物の光合成には全く及ばない・・・ここんところを多くの人が忘れているんだな!!!!
現在の科学(化学)の力では何とかはならない!

二酸化炭素 + 水  ⇔ 炭水化物(デンプン,糖)+ 酸素 
  

     →が光合成[生産]        ←が呼吸[消費] 
   


   完璧だ!完璧すぎる!! 

  
 
 私は宗教には興味がないけれど、若し、何かを崇めるならば、 (IRON MAIDEN ではなくて)
                     光合成をする植物だ!

 この、毎年作り出される完璧な循環による完璧なエネルギー、   
 『炭水化物』を光合成で作り出す植物を崇め称えよ!!
           <<Hallowed Be Thy Name>>

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【2006/10/06 07:07】 | 太陽エネルギー トラックバック(0) |

知るべきこと
№22 たま
大学教授から驚くべき話を聞きました。南極のオゾンホールの大きさが至上2番目の大きさまで広がったそうです。このままでは記録更新も時間の問題ですよ!信じられない…テレビや新聞で大々的に報じられていたから知ったのではなく、地方の一大学の一教授から知ったのですよ。全世界の何%の人がこの事実を知っているのでしょうか…?
世界の…いや日本の環境に対する意識の低さに愕然としました。知っても人事のように流してしまう人は更に多いでしょう。知り、行動に移す力のある人、国が必要なのです。そして我々がその力を持ったリーダーになれるよう、努力していきたいものです。

そう、貴方たちこそそのリーダーになってください
雑草
 先ず、初めて(大変良く)知っている方からのコメント、とても嬉しく思います。わざわざNo.22なんてつけなくても『たま』ってことはすぐにわかりますよ。向こうで書いていた、バイト先などで感じた環境問題等を読むのを楽しみにしてましたが、最近は書いていなかったので、淋しく思っていたところです。//
オゾン層破壊に限らず、(日本の)マスコミは、世界中の人々の死活問題よりも大リーガーのホームランや、ワールドカップのほうが大切みたいです。しょうもねぇ・・。
 よくあるパニック映画のように、こうやって浮かれているうちに、取り返しのつかない事が起こってしまうんです。
いまだに経済成長とか云っている政治家達は本当に愚かです。
「知り、行動に移す力、勇気のある人」は貴方たちです。
お互いに頑張りましょう。私も最近は仕事よりもこっちを優先させています。  
 



坂番
オゾン層のことを今更騒いだってしょうがない。
私はそう思います。
だってもう取り返しがつくとは思わないから。
(大学では絶望を与えることまで教えないのだろうか?)

近い将来、外に出るときは軽量の宇宙服(今NASAが作っている)ようなモノを着て出歩くようになる。まぁ、これが大袈裟な一つの例にせよ、何らかの制限を設けられることを、まずその覚悟をすることが必要になると思います。

学級日誌で話した後に考えついたことですが、人類は経済成長を止める前にするべきことがあると思います。学級日誌では急速なProducelessを欲したかもしれませんが、それはいけないことに気付きました。
するべきことというのは、地球の成長過程で、どこまで人間が破壊した環境を地球が自己回復させられるかを予測することです。
言い換えるならば、地球の成長過程で回復できないことが見つかったならば、それだけは人間の手で責任持って地球が自己回復できる基準まで持っていかなければならない、と言うことです。実際そこまで持っていくこと自体今の人類には出来ませんが。
オゾン層を始め、人間の手ではもう回復できない事例はいくつもあります。「現状維持」では何も変わらないのです。むしろ現状維持では良くない。目に見える進歩が欲しいのです。それは、人間が全ての対策を出し尽くした後に、何千年・何万年・何億年というスパンを掛けて、地球の成長過程で直ることを祈るしかない、そう思います。(不自然な語彙選択は勘弁)





もう少し学ぼう!
雑草
「オゾン層のことを今更騒いだってしょうがない」というのはかなりの暴論です。現在進行形の問題なのですから・。第二次世界大戦の戦争責任問題でさえ今もって騒がれていますが、それよりずっと議論すべきことです。
 確かに日本をはじめフロンは全面撤廃されましたが、それは新たな製品についてです。回収義務は、欧米ではかなり厳しいものですが、日本ではさにあらず。中国や北朝鮮でしっかり回収されていると思いますか?
 フロンガスは、比重が空気より重いので、オゾン層に達するまでかなりの時間を要します。だから、大気中に漂っているフロンガスも多いのです。若し、科学技術を信じるなら、その回収にも努力すべきです。

 それに、君の議論で最も欠落している部分は、オゾン層による人間の被害しか想定していない点です。オゾン層がなければ、地上の生物は全て生きていけません。人間が「宇宙服のようなもの」を着て紫外線を防いでも(確かに今も紫外線対策は必要です・。)他の生物はどうするのですか?

 地球上の最初の生命は紫外線の届かぬ海の中や底でした。大型藻類の出現で大量の酸素放出が始まり、大気中に酸素が増えても、紫外線が強かったため地上には生物が出現出来ませんでした。酸素が十分に増え、酸素(O2)がオゾン(O3)に化学変化してオゾン層が十分出来てからやっと水中生物の上陸が始まったのです・・。
 今現在もオゾン層破壊のために絶滅の危機にある生物は沢山いるのですよ。例えば、トノサマガエルは水の浅い所に卵を産むので、オゾン層破壊により届くようになった紫外線BやC(より波長の短い=強い紫外線)でふ化出来なくなっているのです。アメリカからの報告は悲惨です。皮膚や卵の露出した両生類に先に影響しているのでしょうが、他の生物への影響もかなり出ています。(君達から戴いたブナの鉢植えにも・・それは別?)人間の食べ物の生産にもかなり影響するでしょう。他の生物が死滅して人間だけが生き残るのは不可能です。
 以上のように、オゾン層破壊対策はまだ終わってません。

 
 次に
『地球の成長過程で、どこまで人間が破壊した環境を地球が自己回復させられるかを予測』なんて事は、もうとっくに予測されていて、それが駄目だから『経済縮小』『Produce less』という結論に達しているわけです。『地球の成長過程』という言葉の解釈はいろいろ出来、『?』の部分がありますが、今現在の人類が生き残ることを前提とすれば(それ以外の前提は考えません。)何千年・何万年・何億年というスパンはありません。今世紀中、長くとも100年以内です。環境問題の切迫がわからずに多くのお気楽な人々がそう思っているから環境問題が酷くなってゆくのです。国連の作った色々な資料を見てください
 一度経済をストップして全てに優先してて環境問題を考えて初めて助かる可能性が出てくるのです。
 将来の町長、私の弟子(笑?)がこれではまだ困るので、また家にいらっしゃい。先ずはブナの対策から。
 そうそう、「2人目の(良く)知っている方」からのコメント有難うさん。と言うか君はこのブログの管理者のひとりですよ(笑)!

言い訳
坂番
私はオゾン層破壊による被害が人間だけだとは考えていません。このような誤解を与えてしまったのは。「宇宙服」の周りにイメージする環境にあると思われます。恐らく私だけではないでしょう。頭の中でイメージしたとき、宇宙服の周りには殺風景な環境が広がってないでしょうか?映画やアニメではなく現実的な目線に立ったとき、周りは宇宙空間や月面なんかじゃないでしょうか?現在のところ私の頭の中では森林と宇宙服は結びつきません。「宇宙服のようなモノを着て出歩く」にはそのような固執したイメージが私にはあることを言わせてください。言い換えるなら、宇宙服のようなモノを着て出歩く時には、自然環境は見た目に紫外線の影響を受けているだろうということです。

『地球の成長過程で、どこまで人間が破壊した環境を地球が自己回復させられるかを予測』について。
他の例を挙げるならば、「ゴルフをする人へ」にも書かれた土壌汚染だと思います。私は土壌汚染もすでに人の手に負えることじゃないと思っています。それは社会的問題でもあるが、技術的問題でもあります。この学科に入り、強くそれを感じます。今まで受けた授業で、2人の先生が「対策を模索している。」とはっきりと述べました。まあ、1つは土壌、1つは水質ですが。やはり、私は早急なProducelessはするべきじゃ無いと思います。(以前とは多少違う意見)具体的に、「さあ、Producelessしよう!」ということが決まってからのことです。オゾン層・土壌汚染・水質汚染などは、人間が出来る限り手を加えないうちはProducelessしてはいけないのです。現存の環境破壊はProducelessだけだはどれだけのスパンがあろうが完全なる解決は出来ないと思うからです。(希釈はできる。)

地球を救うにはProducelessしかない。
だが、それにも順序がある。
それが私の意見です。


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2006-10-05 22:15
 現在
最も有効なるエネルギーは太陽のエネルギー
                           である。広い意味で。

 そのものずばりのソーラーは勿論、風力も水力も(この中では、結構効率の悪いものもある)元を辿れば、太陽放射による空気と水の循環が生み出したエネルギーだ。。石油、石炭などの化石燃料も、長ーい年月で熟成させて貯えられた太陽エネルギーの永久定期貯金。光合成によって出来た炭水化物(デンプン、糖)も優れたエネルギー源、当座預金だ。

 太陽エネルギーではない主なエネルギーは、原子力と地熱ぐらいだろうか。

「太陽も核融合だから元を辿れば原子力」なんて、原発推進派のような詭弁はやめよう!全然違う!!!(確かに水素原子核融合なんだけど・・)
 何が違うかって、『距離、遠さが違う!』あれだけ遠けりゃ放射能も関係ない。折角あんな遠くに効率のいい核融合設備があるのに、わざわざ近くに原発を作るのは本当に愚かだ!!あのくらい遠けりゃ原発を作ったっていいが、福島県や新潟県あたりじゃ地元も怒るし(体育館など色んな施設を建ててもらって喜んでいる無知な輩も多いが・・)首都圏だって安全圏ではない。
原発の愚かさについては、さんざん書いたが、またそのうち改めて書く事として、
 今日は、持続可能な社会に於いて年間(単位時間)に使えるエネルギーの総量について考察する。

 太陽エネルギーの貯金である石炭、石油、天然ガスなどの化石燃料については、地上の全植物、微生物などが100万年もかけて貯えてきた分を現在、たった1年で消費している。消費と言うよりも浪費と呼ぶべきだ。そのまま埋めて置かずに使ってしまったから、現在のような環境問題が起こった。枯渇が近いといっても、このままのペースで浪費していたら、全部を使い切ってしまうまえに、Point Of No Return を越えてしまう。今すぐ使用をやめて、そのまま地下に眠らせて置くべきだ。つまり、定期預金は崩すなということ。

 エネルギーに関して持続可能な社会である為には、私はずばり、
 『毎年太陽から来るエネルギーのうち使える分
  +α』
が、年間使える総量と考える。
 +αってのは、地熱などの、環境負荷の小さいその他のエネルギーの事だが、そのパーセンテージはほんの少しだけ。太陽エネルギーがほとんどと考えた方がよいかも。つまり、その年に積み上げた当座預金のみ使えと言う事。


 兎も角、食料と同じで、化石燃料や原子力のように、遥か過去からの貯えや、禁断の実を食べる(消費する)のではなくて、
その年に得たエネルギーをその年に使いきる量のリミットにするのが、一番理に適っていると思う。(持ち越しはOK)


 ちなみに、太陽から放射されるエネルギーは、日本では、1平方センチメートルあたり、約70kcal ,ジャガイモ100グラム分のエネルギーだそうだ。(農学博士 松尾嘉郎氏の文献より)
これを多いと感じるか?少ないと感じるか?
(炭水化物が蓄えているエネルギーは結構すごい。)


光合成については、畏敬の念を持って信仰しているので、次回独立してかかせて戴く。

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【2006/10/05 22:15】 | 太陽エネルギー トラックバック(0) |

太陽エネルギー
坂番
『ダイヤモンド社「ONE SECOND」責任編集 山本良一 Think the Earth Project 編』を参照すると、
一秒間に、40万kWtの電力が世界で消費されている。
そして、
一秒間に、太陽から486億kWtのエネルギーを受けている。

この現実を突きつけられ・・・シャープさんがんばって!

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